JP2000339891A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents
記録及び/又は再生装置Info
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- JP2000339891A JP2000339891A JP11152930A JP15293099A JP2000339891A JP 2000339891 A JP2000339891 A JP 2000339891A JP 11152930 A JP11152930 A JP 11152930A JP 15293099 A JP15293099 A JP 15293099A JP 2000339891 A JP2000339891 A JP 2000339891A
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- disk
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大容量フロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブ装置では、上記磁気ヘッドの昇降駆動機構をDCモ
ータにより一定回転にて駆動していたため、機構的な要
因により上記磁気ヘッドがディスク表面に接触する際の
衝撃力が高く、傷の原因となっていた。 【解決手段】 CPU101は、大容量フロッピーディ
スク・カートリッジHFDCがディスクドライブ装置1
0のディスク挿入口に挿入されたときに、VCM108
でヘッドキャリッジ70をディスクの径方向に移動させ
ながら、DCモータ80の回転速度を変化し、ヘッド降
下機構331を動かして上側ヘッド22A,下側ヘッド
22Bをフロッピーディスク11A上に降下させる。
イブ装置では、上記磁気ヘッドの昇降駆動機構をDCモ
ータにより一定回転にて駆動していたため、機構的な要
因により上記磁気ヘッドがディスク表面に接触する際の
衝撃力が高く、傷の原因となっていた。 【解決手段】 CPU101は、大容量フロッピーディ
スク・カートリッジHFDCがディスクドライブ装置1
0のディスク挿入口に挿入されたときに、VCM108
でヘッドキャリッジ70をディスクの径方向に移動させ
ながら、DCモータ80の回転速度を変化し、ヘッド降
下機構331を動かして上側ヘッド22A,下側ヘッド
22Bをフロッピーディスク11A上に降下させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量フロッピー
ディスクに対して情報信号を記録及び/又は再生する記
録及び/又は再生装置に関する。
ディスクに対して情報信号を記録及び/又は再生する記
録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リムーバブルなディスク状記録媒体とし
て、従来のフロッピーディスクに対し、数十Mバイト〜
数百Mバイトの大容量のフロッピーディスクが提案され
ている。大容量フロッピーディスクは、記録媒体の材
料、ヘッドチップの構造、再生信号の処理、トラッキン
グサーボの有無等の種々の技術の集積によって達成され
た。この大容量フロッピーディスクのドライブ装置(以
下、大容量フロッピーディスクドライブ装置という)の
一つとして、ディスクの回転速度を高くし、磁気ヘッド
をディスクの記録面より僅かに浮かした状態で、データ
の記録及び/又は再生を行う浮上型のものが提案されて
いる。
て、従来のフロッピーディスクに対し、数十Mバイト〜
数百Mバイトの大容量のフロッピーディスクが提案され
ている。大容量フロッピーディスクは、記録媒体の材
料、ヘッドチップの構造、再生信号の処理、トラッキン
グサーボの有無等の種々の技術の集積によって達成され
た。この大容量フロッピーディスクのドライブ装置(以
下、大容量フロッピーディスクドライブ装置という)の
一つとして、ディスクの回転速度を高くし、磁気ヘッド
をディスクの記録面より僅かに浮かした状態で、データ
の記録及び/又は再生を行う浮上型のものが提案されて
いる。
【0003】浮上型の大容量フロッピーディスクドライ
ブ装置は、ディスクを高速で回転させ、その結果生じる
空気流による圧力、すなわちエアフィルムを利用して磁
気ヘッドを浮上させる。浮上方式はこれまでハードディ
スクドライブ装置において採用されている技術である。
実際には、上記ディスクはディスクカートリッジに収納
されている。また、浮上するのはヘッドチップが組み込
まれたスライド板である。
ブ装置は、ディスクを高速で回転させ、その結果生じる
空気流による圧力、すなわちエアフィルムを利用して磁
気ヘッドを浮上させる。浮上方式はこれまでハードディ
スクドライブ装置において採用されている技術である。
実際には、上記ディスクはディスクカートリッジに収納
されている。また、浮上するのはヘッドチップが組み込
まれたスライド板である。
【0004】この浮上型の大容量フロッピーディスクド
ライブ装置では、ディスクカートリッジのアンローディ
ング位置とローディング位置との間で上記磁気ヘッドを
昇降駆動機構を用いて昇降駆動している。
ライブ装置では、ディスクカートリッジのアンローディ
ング位置とローディング位置との間で上記磁気ヘッドを
昇降駆動機構を用いて昇降駆動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記大容量
フロッピーディスクドライブ装置では、上記磁気ヘッド
の昇降駆動機構をDCモータにより一定回転にて駆動し
ていたため、機構的な要因により上記磁気ヘッドがディ
スク表面に接触する際の衝撃力が高く、傷の原因となっ
ていた。
フロッピーディスクドライブ装置では、上記磁気ヘッド
の昇降駆動機構をDCモータにより一定回転にて駆動し
ていたため、機構的な要因により上記磁気ヘッドがディ
スク表面に接触する際の衝撃力が高く、傷の原因となっ
ていた。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、上記スライド板上のヘッドチップの上記記録媒
体に対する接触の衝撃を和らげ、上記記録媒体上の傷の
発生を防ぐ記録及び/又は再生装置の提供を目的とす
る。
であり、上記スライド板上のヘッドチップの上記記録媒
体に対する接触の衝撃を和らげ、上記記録媒体上の傷の
発生を防ぐ記録及び/又は再生装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録及び/
又は再生装置は、上記課題を解決するために、円盤状記
録媒体が回転して作りだす空気流により浮上して情報信
号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置
において、上記円盤状記録媒体に対する上記情報信号の
書き込み及び/又は読み出しを行うヘッドと、上記ヘッ
ドを支持するヘッド支持手段と、上記ヘッド支持手段を
介して上記ヘッドを上記円盤状記録媒体の径方向にリニ
アに移動するヘッド移動手段と、上記ヘッド支持手段を
介して上記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に降下させる
ヘッド降下手段と、上記円盤状記録媒体がローディング
されたときに、上記ヘッド移動手段により上記ヘッドを
上記円盤状記録媒体の径方向に移動させながら、上記ヘ
ッド降下手段により降下させる制御手段とを備える。
又は再生装置は、上記課題を解決するために、円盤状記
録媒体が回転して作りだす空気流により浮上して情報信
号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置
において、上記円盤状記録媒体に対する上記情報信号の
書き込み及び/又は読み出しを行うヘッドと、上記ヘッ
ドを支持するヘッド支持手段と、上記ヘッド支持手段を
介して上記ヘッドを上記円盤状記録媒体の径方向にリニ
アに移動するヘッド移動手段と、上記ヘッド支持手段を
介して上記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に降下させる
ヘッド降下手段と、上記円盤状記録媒体がローディング
されたときに、上記ヘッド移動手段により上記ヘッドを
上記円盤状記録媒体の径方向に移動させながら、上記ヘ
ッド降下手段により降下させる制御手段とを備える。
【0008】これにより、上記円盤状記録媒体がローデ
ィングされたとき、上記ヘッドの降下位置がいつも同じ
になることがない。つまり、ランディングゾーンを異な
らせることができる。また、よりソフトにランディング
できる。
ィングされたとき、上記ヘッドの降下位置がいつも同じ
になることがない。つまり、ランディングゾーンを異な
らせることができる。また、よりソフトにランディング
できる。
【0009】さらに、上記ヘッド降下手段が備えるヘッ
ド降下駆動手段を制御して、降下速度を変化させながら
上記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に緩慢に降下させる
ので、さらにソフトなランディングが可能となる。
ド降下駆動手段を制御して、降下速度を変化させながら
上記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に緩慢に降下させる
ので、さらにソフトなランディングが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録及び/又
は再生装置の実施の形態について図面を参照しながら説
明する。この実施の形態は、図1に示すフロッピーディ
スクドライブ装置10である。
は再生装置の実施の形態について図面を参照しながら説
明する。この実施の形態は、図1に示すフロッピーディ
スクドライブ装置10である。
【0011】このフロッピーディスクドライブ装置10
は、後述する標準容量フロッピーディスク及び大容量フ
ロッピーディスクに対するそれぞれのヘッドチップを備
えた上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bをフロッ
ピーディスク11を挟んで配したタイプの磁気ヘッド装
置21を備えている。
は、後述する標準容量フロッピーディスク及び大容量フ
ロッピーディスクに対するそれぞれのヘッドチップを備
えた上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bをフロッ
ピーディスク11を挟んで配したタイプの磁気ヘッド装
置21を備えている。
【0012】そして、このフロッピーディスクドライブ
装置10は大容量フロッピーディスク・カートリッジH
FDCがローディングされ、磁気ヘッド装置21をフロ
ッピーディスク11Aに対して降下する際に、後述する
ヘッド移動手段とヘッド降下手段を制御手段となるCP
U101により制御する。この制御により上側ヘッド部
22A,下側ヘッド部22Bは、ディスク表面に衝撃を
伴って接触せず、傷の発生を防ぐことができる。
装置10は大容量フロッピーディスク・カートリッジH
FDCがローディングされ、磁気ヘッド装置21をフロ
ッピーディスク11Aに対して降下する際に、後述する
ヘッド移動手段とヘッド降下手段を制御手段となるCP
U101により制御する。この制御により上側ヘッド部
22A,下側ヘッド部22Bは、ディスク表面に衝撃を
伴って接触せず、傷の発生を防ぐことができる。
【0013】なお、下側ヘッド部22Bはフロッピーデ
ィスク11に対して厳密に言えば昇ることになるが説明
の都合上、降下とする。降下の具体的な動作については
後述する。
ィスク11に対して厳密に言えば昇ることになるが説明
の都合上、降下とする。降下の具体的な動作については
後述する。
【0014】このフロッピーディスクドライブ装置10
で使用可能なフロッピーディスク11としては、図2A
に示す大容量フロッピーディスク・カートリッジHFD
Cに収納された大容量フロッピーディスク11Aと、図
2Bに示す標準容量フロッピーディスク・カートリッジ
FDCに収納された標準容量フロッピーディスク11B
を想定している。すなわち、図2Aは既存のフロッピー
ディスクと互換性を有する数十Mバイト〜数百Mバイト
程度、あるいはそれ以上の大記録容量を有する高記録密
度(上位モード)のディスク媒体11Aが収容された大
容量フロッピーディスク・カートリッジHFDCを示し
ている。また、図2Bは既存の例えば2Mバイト程度の
記録容量を有する標準記録密度(下位モード)のディス
ク媒体11Bが収容された標準容量フロッピーディスク
・カートリッジFDCを示している。
で使用可能なフロッピーディスク11としては、図2A
に示す大容量フロッピーディスク・カートリッジHFD
Cに収納された大容量フロッピーディスク11Aと、図
2Bに示す標準容量フロッピーディスク・カートリッジ
FDCに収納された標準容量フロッピーディスク11B
を想定している。すなわち、図2Aは既存のフロッピー
ディスクと互換性を有する数十Mバイト〜数百Mバイト
程度、あるいはそれ以上の大記録容量を有する高記録密
度(上位モード)のディスク媒体11Aが収容された大
容量フロッピーディスク・カートリッジHFDCを示し
ている。また、図2Bは既存の例えば2Mバイト程度の
記録容量を有する標準記録密度(下位モード)のディス
ク媒体11Bが収容された標準容量フロッピーディスク
・カートリッジFDCを示している。
【0015】なお、図2A,図2Bにおいて、ライトプ
ロテクタ15は、孔が閉じているとき書込可能状態を、
孔が開いているとき書込禁止状態をそれぞれ示し、HD
ホール16は、孔が開いているとき記録容量が約2Mバ
イト(アンフォーマット時)のいわゆる2HDディスク
を、孔が閉じているときそれ以外のディスクをそれぞれ
示すものである。また、図2Aにおいて、上述したライ
トプロテクタ15やHDホール16以外の所定位置に設
けられた孔17は、上述した記録容量が数十Mバイト〜
数百Mバイト程度の大容量フロッピーディスク11Aを
収納していることを示すものである。
ロテクタ15は、孔が閉じているとき書込可能状態を、
孔が開いているとき書込禁止状態をそれぞれ示し、HD
ホール16は、孔が開いているとき記録容量が約2Mバ
イト(アンフォーマット時)のいわゆる2HDディスク
を、孔が閉じているときそれ以外のディスクをそれぞれ
示すものである。また、図2Aにおいて、上述したライ
トプロテクタ15やHDホール16以外の所定位置に設
けられた孔17は、上述した記録容量が数十Mバイト〜
数百Mバイト程度の大容量フロッピーディスク11Aを
収納していることを示すものである。
【0016】ここで、図1に戻ってフロッピーディスク
ドライブ装置10の全体の構成、動作を説明する。
ドライブ装置10の全体の構成、動作を説明する。
【0017】フロッピーディスクドライブ装置10は、
大容量フロッピーディスク11A又は標準容量フロッピ
ーディスク11Bのいずれかのフロッピーディスク11
を回転させるためのスピンドルモータ105と、このス
ピンドルモータ105を駆動するためのスピンドルモー
タドライバ106とを有している。スピンドルモータ1
05より得られる、その回転速度に対応した周波数信号
SFGはスピンドルモータドライバ106を介してCP
U101に供給される。CPU101は、周波数信号S
FGを参照し、フロッピーディスク11の回転速度が所
定値となるように、スピンドルモータドライバ106を
制御する。
大容量フロッピーディスク11A又は標準容量フロッピ
ーディスク11Bのいずれかのフロッピーディスク11
を回転させるためのスピンドルモータ105と、このス
ピンドルモータ105を駆動するためのスピンドルモー
タドライバ106とを有している。スピンドルモータ1
05より得られる、その回転速度に対応した周波数信号
SFGはスピンドルモータドライバ106を介してCP
U101に供給される。CPU101は、周波数信号S
FGを参照し、フロッピーディスク11の回転速度が所
定値となるように、スピンドルモータドライバ106を
制御する。
【0018】また、フロッピーディスクドライブ装置1
0は、磁気ヘッド装置21を構成する上側ヘッド部22
A,下側ヘッド部22Bを支持する支持アーム40A,
40Bが接続されるヘッドキャリッジ70をディスク半
径方向にリニアに移動させるヘッド移動手段となるボイ
スコイルモータ(VCM)108を有している。
0は、磁気ヘッド装置21を構成する上側ヘッド部22
A,下側ヘッド部22Bを支持する支持アーム40A,
40Bが接続されるヘッドキャリッジ70をディスク半
径方向にリニアに移動させるヘッド移動手段となるボイ
スコイルモータ(VCM)108を有している。
【0019】CPU101は、大容量フロッピーディス
ク11Aが装着されたとき、後述するR/WチャネルI
C113より出力される磁気ヘッド装置21のトラッキ
ング情報や、グレイコード読み取り情報等に基づき、磁
気ヘッド装置21が目標トラックに正しく位置するよう
にVCM108の駆動を制御する。
ク11Aが装着されたとき、後述するR/WチャネルI
C113より出力される磁気ヘッド装置21のトラッキ
ング情報や、グレイコード読み取り情報等に基づき、磁
気ヘッド装置21が目標トラックに正しく位置するよう
にVCM108の駆動を制御する。
【0020】また、フロッピーディスクドライブ装置1
0は、磁気ヘッド装置21を構成する上側ヘッド部22
A,下側ヘッド部22Bを、支持アーム40A,40
B、ヘッドキャリッジ70を介して上記ディスク11上
に降下するヘッド降下手段を備える。このヘッド降下手
段は、各ヘッド部22A,22Bを機械的に降下するヘ
ッド降下機構331とこのヘッド降下機構331を駆動
するDCモータ80を有している。DCモータ80は、
CPU101からPWM(Pulse Width Modulation)駆
動制御され、回転の速度を変化し、ヘッド降下機構33
1を動かす。
0は、磁気ヘッド装置21を構成する上側ヘッド部22
A,下側ヘッド部22Bを、支持アーム40A,40
B、ヘッドキャリッジ70を介して上記ディスク11上
に降下するヘッド降下手段を備える。このヘッド降下手
段は、各ヘッド部22A,22Bを機械的に降下するヘ
ッド降下機構331とこのヘッド降下機構331を駆動
するDCモータ80を有している。DCモータ80は、
CPU101からPWM(Pulse Width Modulation)駆
動制御され、回転の速度を変化し、ヘッド降下機構33
1を動かす。
【0021】そして、CPU101は、大容量フロッピ
ーディスク・カートリッジHFDCがディスクドライブ
装置10のディスク挿入口に挿入されたときに、上記ヘ
ッド降下手段の動作にVCM108の動作を連動させ、
ヘッドキャリッジ70を介して支持アーム40A,40
Bの昇降を制御する。具体的には、VCM108でヘッ
ドキャリッジ70をディスクの径方向に移動させなが
ら、DCモータ80の回転速度を変化し、ヘッド降下機
構331を動かして上側ヘッド22A,下側ヘッド22
Bを上記フロッピーディスク11A上に降下させる。
ーディスク・カートリッジHFDCがディスクドライブ
装置10のディスク挿入口に挿入されたときに、上記ヘ
ッド降下手段の動作にVCM108の動作を連動させ、
ヘッドキャリッジ70を介して支持アーム40A,40
Bの昇降を制御する。具体的には、VCM108でヘッ
ドキャリッジ70をディスクの径方向に移動させなが
ら、DCモータ80の回転速度を変化し、ヘッド降下機
構331を動かして上側ヘッド22A,下側ヘッド22
Bを上記フロッピーディスク11A上に降下させる。
【0022】これにより、この磁気ヘッド装置21を備
えたフロッピーディスクドライブ装置10では、磁気ヘ
ッド装置21を大容量フロッピーディスク11Aに対し
て昇降駆動する際に、各ヘッド部22A,22Bをディ
スク11Aの径方向に移動させながら、エアフィルムを
破らないように降下速度を変化させながら緩慢に降下さ
せる。このため、大容量ディスク11A表面への衝撃を
伴った接触を抑え、傷の発生を防ぐことができる。
えたフロッピーディスクドライブ装置10では、磁気ヘ
ッド装置21を大容量フロッピーディスク11Aに対し
て昇降駆動する際に、各ヘッド部22A,22Bをディ
スク11Aの径方向に移動させながら、エアフィルムを
破らないように降下速度を変化させながら緩慢に降下さ
せる。このため、大容量ディスク11A表面への衝撃を
伴った接触を抑え、傷の発生を防ぐことができる。
【0023】一方、標準容量フロッピーディスク・カー
トリッジFDCがディスク挿入口に挿入されたとき、C
PU101は上記ヘッド降下手段のDCモータ80をP
WM駆動制御して、キャリッジ70,ヘッド支持アーム
40A,40Bを介して、上記各ヘッド部22A,22
Bを、例えばディスクの最外周に緩慢に降下させる。
トリッジFDCがディスク挿入口に挿入されたとき、C
PU101は上記ヘッド降下手段のDCモータ80をP
WM駆動制御して、キャリッジ70,ヘッド支持アーム
40A,40Bを介して、上記各ヘッド部22A,22
Bを、例えばディスクの最外周に緩慢に降下させる。
【0024】また、フロッピーディスクドライブ装置1
0は、高記録密度(上位モード)用の記録及び/又は再
生系と、標準記録密度(下位モード)用の記録及び/又
は再生系とを有する。高記録密度(上位モード)用の記
録及び/又は再生系は、ホストコンピュータ側とEID
Eインターフェースを介してデータ、ステータス、コマ
ンドのやり取りを行うためのディスクコントローラ11
1と、データバッファとしてのDRAM112と、記録
信号処理及び再生信号処理を行うR/WチャネルIC1
13と、R/WチャネルIC113より出力される記録
信号を増幅して上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22
Bの高記録密度(上位モード)用のヘッドチップ24に
供給する記録アンプ及びヘッドチップ24で再生された
再生信号を増幅してR/WチャネルIC113に供給す
る再生アンプを備えるアンプ部114とを有している。
0は、高記録密度(上位モード)用の記録及び/又は再
生系と、標準記録密度(下位モード)用の記録及び/又
は再生系とを有する。高記録密度(上位モード)用の記
録及び/又は再生系は、ホストコンピュータ側とEID
Eインターフェースを介してデータ、ステータス、コマ
ンドのやり取りを行うためのディスクコントローラ11
1と、データバッファとしてのDRAM112と、記録
信号処理及び再生信号処理を行うR/WチャネルIC1
13と、R/WチャネルIC113より出力される記録
信号を増幅して上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22
Bの高記録密度(上位モード)用のヘッドチップ24に
供給する記録アンプ及びヘッドチップ24で再生された
再生信号を増幅してR/WチャネルIC113に供給す
る再生アンプを備えるアンプ部114とを有している。
【0025】ディスクコントローラ111は内部バス1
02に接続されている。ディスクコントローラ111及
びR/WチャネルIC113の動作は、それぞれCPU
101によって制御される。また、フロッピーディスク
ドライブ装置10は、標準記録密度(下位モード)用の
記録及び/又は再生系として、FDDコントローラ11
5を有している。このFDDコントローラ115はホス
トコンピュータとFDDインタフェースを介して接続さ
れている。このFDDコントローラ115は、書き込み
時にホストコンピュータより送られてくるMFM変調デ
ータより記録信号を生成して上側ヘッド部22A,下側
ヘッド部22Bの標準記録密度(下位モード)用のヘッ
ドチップ23に供給すると共に、読み出し時にヘッドチ
ップ23からの再生信号よりMFM変調データを得てホ
ストコンピュータに供給する機能等を備えている。
02に接続されている。ディスクコントローラ111及
びR/WチャネルIC113の動作は、それぞれCPU
101によって制御される。また、フロッピーディスク
ドライブ装置10は、標準記録密度(下位モード)用の
記録及び/又は再生系として、FDDコントローラ11
5を有している。このFDDコントローラ115はホス
トコンピュータとFDDインタフェースを介して接続さ
れている。このFDDコントローラ115は、書き込み
時にホストコンピュータより送られてくるMFM変調デ
ータより記録信号を生成して上側ヘッド部22A,下側
ヘッド部22Bの標準記録密度(下位モード)用のヘッ
ドチップ23に供給すると共に、読み出し時にヘッドチ
ップ23からの再生信号よりMFM変調データを得てホ
ストコンピュータに供給する機能等を備えている。
【0026】また、上記CPU101の制御により上側
ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bが上記フロッピー
ディスク11上に降下された後の詳細な動作は以下の通
りである。大容量フロッピーディスク11Aにはサーボ
情報が予め書かれており、このサーボ情報を読むことに
よってCPU101はVCM108を駆動し、磁気ヘッ
ド装置21を動かす。
ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bが上記フロッピー
ディスク11上に降下された後の詳細な動作は以下の通
りである。大容量フロッピーディスク11Aにはサーボ
情報が予め書かれており、このサーボ情報を読むことに
よってCPU101はVCM108を駆動し、磁気ヘッ
ド装置21を動かす。
【0027】標準容量フロッピーディスク11Bには、
例えばスリットを利用した光学的な位置検出手段を適用
し、検出量をフィードバックしながらVCM108を駆
動し、磁気ヘッド装置21を動かす。
例えばスリットを利用した光学的な位置検出手段を適用
し、検出量をフィードバックしながらVCM108を駆
動し、磁気ヘッド装置21を動かす。
【0028】磁気ヘッド装置21は、フロッピーディス
ク11を挟むように対向して配置される上記上側ヘッド
部22A,下側ヘッド部22Bを備えている。上側ヘッ
ド部22Aはフロッピーディスク11の上側の記録面に
対して記録及び/又は再生を行うものであり、下側ヘッ
ド部22Bはフロッピーディスク11の下側の記録面に
対して記録及び/又は再生を行うものである。上側ヘッ
ド部22A,下側ヘッド部22Bには、上述したように
それぞれ既存の標準容量フロッピーディスク11Bに対
する標準記録密度(下位モード)用のヘッドチップ23
と、大容量フロッピーディスク11Aに対する高記録密
度(上位モード)用のヘッドチップ24とが組み込まれ
ている。
ク11を挟むように対向して配置される上記上側ヘッド
部22A,下側ヘッド部22Bを備えている。上側ヘッ
ド部22Aはフロッピーディスク11の上側の記録面に
対して記録及び/又は再生を行うものであり、下側ヘッ
ド部22Bはフロッピーディスク11の下側の記録面に
対して記録及び/又は再生を行うものである。上側ヘッ
ド部22A,下側ヘッド部22Bには、上述したように
それぞれ既存の標準容量フロッピーディスク11Bに対
する標準記録密度(下位モード)用のヘッドチップ23
と、大容量フロッピーディスク11Aに対する高記録密
度(上位モード)用のヘッドチップ24とが組み込まれ
ている。
【0029】図3A〜Cは、上側ヘッド部22A,下側
ヘッド部22Bを構成する磁気ヘッド素子20の構成を
示している。図3Aは、フロッピーディスク11側から
見た磁気ヘッド素子20の底面図である。図3Bは、図
3Aのa−a’線上の断面外形を示す図である。図3C
は、図3Aの磁気ヘッド素子20の側面図である。
ヘッド部22Bを構成する磁気ヘッド素子20の構成を
示している。図3Aは、フロッピーディスク11側から
見た磁気ヘッド素子20の底面図である。図3Bは、図
3Aのa−a’線上の断面外形を示す図である。図3C
は、図3Aの磁気ヘッド素子20の側面図である。
【0030】磁気ヘッド素子20を構成するスライダ2
5の底面には、トラックの接線方向(ディスク回転方
向)Rと同一方向に延長し、互いに平行に、2本のレー
ル26a,26bが突出して形成されている。また、ト
ラックの接線方向Rを基準としてフロント側及びリア側
が規定され、レール26a,26bのフロント側にフロ
ントテーパ27a,27bが形成され、そのリア側にリ
アテーパ28a,28bが形成されている。例えば、フ
ロントテーパ27a、27bがディスク記録面となす角
度が1°、リアテーパ28a,28bがディスク記録面
となす角度が10°とされている。
5の底面には、トラックの接線方向(ディスク回転方
向)Rと同一方向に延長し、互いに平行に、2本のレー
ル26a,26bが突出して形成されている。また、ト
ラックの接線方向Rを基準としてフロント側及びリア側
が規定され、レール26a,26bのフロント側にフロ
ントテーパ27a,27bが形成され、そのリア側にリ
アテーパ28a,28bが形成されている。例えば、フ
ロントテーパ27a、27bがディスク記録面となす角
度が1°、リアテーパ28a,28bがディスク記録面
となす角度が10°とされている。
【0031】この場合、レール26bの幅Dbはレール
26aの幅Daより狭く形成される。そして、レール2
6a,26bのそれぞれの内側のエッジ部29a,29
bは、ブレンド加工され、またレール26a,26bの
それぞれの外側のエッジ部30a,30bは、テーパ状
に加工されている。例えば、エッジ部30a,30bが
ディスク記録面となす角度が10°とされている。な
お、レール26a,26bの内側のエッジ部29a,2
9b以外に存在するエッジに関してもブレンド加工さ
れ、そのエッジによってディスク記録面が傷つくことを
防止するようになっている。
26aの幅Daより狭く形成される。そして、レール2
6a,26bのそれぞれの内側のエッジ部29a,29
bは、ブレンド加工され、またレール26a,26bの
それぞれの外側のエッジ部30a,30bは、テーパ状
に加工されている。例えば、エッジ部30a,30bが
ディスク記録面となす角度が10°とされている。な
お、レール26a,26bの内側のエッジ部29a,2
9b以外に存在するエッジに関してもブレンド加工さ
れ、そのエッジによってディスク記録面が傷つくことを
防止するようになっている。
【0032】レール26aには標準記録密度(下位モー
ド)用の上述したヘッドチップ23が組み込まれる。下
位モードでは、上述せずも、標準容量フロッピーディス
ク11Bが標準速度、例えば300rpmで回転する。
この回転速度では、スライダ25は浮上せず、ヘッドチ
ップ23とディスク記録面とが接触してデータの記録及
び/又は再生が行われる。そのため、接触が最も安定と
なるトラックの接線方向Rの略中央位置に、ヘッドチッ
プ23の記録及び/又は再生ヘッド23a及び消去ヘッ
ド23bが配されている。
ド)用の上述したヘッドチップ23が組み込まれる。下
位モードでは、上述せずも、標準容量フロッピーディス
ク11Bが標準速度、例えば300rpmで回転する。
この回転速度では、スライダ25は浮上せず、ヘッドチ
ップ23とディスク記録面とが接触してデータの記録及
び/又は再生が行われる。そのため、接触が最も安定と
なるトラックの接線方向Rの略中央位置に、ヘッドチッ
プ23の記録及び/又は再生ヘッド23a及び消去ヘッ
ド23bが配されている。
【0033】また、レール26bのトラックの接線方向
Rのリア側に高記録密度(上位モード)用の上述したヘ
ッドチップ24が組み込まれる。ヘットチップ24は、
線記録密度を高くすることができる構造、例えばMIG
(Metal In Gap)ヘッドの構造とされる。上位モードで
は、上述せずも、大容量フロッピーディスク11Aが高
速度、例えば3600rpmで回転する。この回転速度
では、空気流による浮上圧が発生し、スライダ25が浮
上する。
Rのリア側に高記録密度(上位モード)用の上述したヘ
ッドチップ24が組み込まれる。ヘットチップ24は、
線記録密度を高くすることができる構造、例えばMIG
(Metal In Gap)ヘッドの構造とされる。上位モードで
は、上述せずも、大容量フロッピーディスク11Aが高
速度、例えば3600rpmで回転する。この回転速度
では、空気流による浮上圧が発生し、スライダ25が浮
上する。
【0034】図4には、上側ヘッド部22Aを構成する
磁気ヘッド素子20のレール26a,26bが、下側ヘ
ッド部22Bを構成する磁気ヘッド素子20のレール2
6b,26aと相対して配置される状態を示す。なお、
この図4では、フロントテーパ27a,27b、リアテ
ーパ28a,28bを省略している。
磁気ヘッド素子20のレール26a,26bが、下側ヘ
ッド部22Bを構成する磁気ヘッド素子20のレール2
6b,26aと相対して配置される状態を示す。なお、
この図4では、フロントテーパ27a,27b、リアテ
ーパ28a,28bを省略している。
【0035】ここで、大容量フロッピーディスク11A
が高速度で回転し、スライダ25が浮上している状態
で、大容量フロッピーディスク11Aにデータの記録及
び/又は再生が行われるものであることから、ディスク
記録面とヘッドチップ24のギャップとの間隔が所定値
(例えば50nm)となるように浮上量が調整される。
この浮上量は、大容量フロッピーディスク11Aの相対
的周速度を一定とすると、レール26a,26bの幅な
どによって規定される。レール26bの浮上量を抑え
て、ディスク記録面とヘッドチップ24のギャップとの
間隔が所定値となるようにするために、上述したように
レール26bの幅Dbはレール26aの幅Daより狭く形
成される。これにより、磁気ヘッド素子20は、浮上し
た状態で図5に示すように、レール26aよりもレール
26bがディスク記録面に近づくように傾斜した状態と
なる。
が高速度で回転し、スライダ25が浮上している状態
で、大容量フロッピーディスク11Aにデータの記録及
び/又は再生が行われるものであることから、ディスク
記録面とヘッドチップ24のギャップとの間隔が所定値
(例えば50nm)となるように浮上量が調整される。
この浮上量は、大容量フロッピーディスク11Aの相対
的周速度を一定とすると、レール26a,26bの幅な
どによって規定される。レール26bの浮上量を抑え
て、ディスク記録面とヘッドチップ24のギャップとの
間隔が所定値となるようにするために、上述したように
レール26bの幅Dbはレール26aの幅Daより狭く形
成される。これにより、磁気ヘッド素子20は、浮上し
た状態で図5に示すように、レール26aよりもレール
26bがディスク記録面に近づくように傾斜した状態と
なる。
【0036】次に、上側ヘッド部22A,下側ヘッド部
22Bを備える磁気ヘッド装置21の詳細な構成につい
て図6を用いて説明する。この磁気ヘッド装置21にお
いて、ヘッド部22A,22Bは、上述したように、支
持アーム40A,40Bによって支持されている。支持
アーム40A,40Bは、フロッピーディスク11の径
方向に移動操作されるヘッドキャリッジ70に接続され
ている。
22Bを備える磁気ヘッド装置21の詳細な構成につい
て図6を用いて説明する。この磁気ヘッド装置21にお
いて、ヘッド部22A,22Bは、上述したように、支
持アーム40A,40Bによって支持されている。支持
アーム40A,40Bは、フロッピーディスク11の径
方向に移動操作されるヘッドキャリッジ70に接続され
ている。
【0037】ヘッドキャリッジ70は、合成樹脂やアル
ミニウム、マグネシウム合金などの合成材料を用いて形
成されている。ヘッドキャリッジ70は、フロッピーデ
ィスク11の径方向と平行に配設される主ガイド軸61
及び副ガイド軸に支持されている。ヘッドキャリッジ7
0の基端部側の両側には一対のコイル支持片62,63
が突設され、これらコイル支持片62,63を介して、
図1に示すVCM108のヨークに挿通される駆動用コ
イル64,65が取り付けられている。ヘッドキャリッ
ジ70は、駆動用コイル64,65にVCM108から
駆動電流が供給されることにより、フロッピーディスク
11の径方向に移動操作される。
ミニウム、マグネシウム合金などの合成材料を用いて形
成されている。ヘッドキャリッジ70は、フロッピーデ
ィスク11の径方向と平行に配設される主ガイド軸61
及び副ガイド軸に支持されている。ヘッドキャリッジ7
0の基端部側の両側には一対のコイル支持片62,63
が突設され、これらコイル支持片62,63を介して、
図1に示すVCM108のヨークに挿通される駆動用コ
イル64,65が取り付けられている。ヘッドキャリッ
ジ70は、駆動用コイル64,65にVCM108から
駆動電流が供給されることにより、フロッピーディスク
11の径方向に移動操作される。
【0038】ヘッドキャリッジ70に連結される支持ア
ーム40A,40Bは、ヘッドキャリッジ70への連結
部となる連結板66と連結板66の先端側に取り付けら
れるヘッド支持バネ67とからなる。ヘッド支持バネ6
7は、板バネを用いて形成され、先端側に向かって先細
り状となす略三角形状に形成され、その先端側にヘッド
部22A,22Bを取り付けている。支持バネ67は、
基端部側を連結板66の先端側に固定ネジ68で固定さ
れている。支持アーム40A,40Bは、上記ヘッド降
下機構331により降下される。
ーム40A,40Bは、ヘッドキャリッジ70への連結
部となる連結板66と連結板66の先端側に取り付けら
れるヘッド支持バネ67とからなる。ヘッド支持バネ6
7は、板バネを用いて形成され、先端側に向かって先細
り状となす略三角形状に形成され、その先端側にヘッド
部22A,22Bを取り付けている。支持バネ67は、
基端部側を連結板66の先端側に固定ネジ68で固定さ
れている。支持アーム40A,40Bは、上記ヘッド降
下機構331により降下される。
【0039】図7にはヘッド降下機構部109の構成を
示す。このヘッド降下機構331は、シャーシ41上の
ローディング位置に選択的で、水平状にローディングさ
れる大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
及び小容量フロッピーディスク・カートリッジFDCの
カートリッジ5の外周である前端面5aより後方位置
(矢印a方向の位置)でシャーシ41上に配置されてい
る。
示す。このヘッド降下機構331は、シャーシ41上の
ローディング位置に選択的で、水平状にローディングさ
れる大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
及び小容量フロッピーディスク・カートリッジFDCの
カートリッジ5の外周である前端面5aより後方位置
(矢印a方向の位置)でシャーシ41上に配置されてい
る。
【0040】このヘッド降下機構331は、各カートリ
ッジHFDC,FDCをローディングするためのカート
リッジローディング機構のスライド板57を第1のスラ
イド板(以下、第1のスライド板と記載する)に構成
し、上下一対のヘッド昇降アーム332、333を第2
のスライド板334上に搭載している。そして、上下一
対のヘッド昇降アーム332,333は上下の支持アー
ム40A,40Bの長さ方向であるスキャニングセンタ
ーに対して直交する状態で、これら支持アーム40A,
40Bの内側(上下間)に垂直状に挿入されている。そ
して、上下の支持アーム40A,40B間には図8に示
すように、スキャンニングセンタ位置と平行な固定のガ
イド軸335が水平状に架設されている。また、そのガ
イド軸335の一側部位置には、図9に示すように第2
のスライド板334上でそのガイド軸335と平行で水
平に支点軸336が架設されている。
ッジHFDC,FDCをローディングするためのカート
リッジローディング機構のスライド板57を第1のスラ
イド板(以下、第1のスライド板と記載する)に構成
し、上下一対のヘッド昇降アーム332、333を第2
のスライド板334上に搭載している。そして、上下一
対のヘッド昇降アーム332,333は上下の支持アー
ム40A,40Bの長さ方向であるスキャニングセンタ
ーに対して直交する状態で、これら支持アーム40A,
40Bの内側(上下間)に垂直状に挿入されている。そ
して、上下の支持アーム40A,40B間には図8に示
すように、スキャンニングセンタ位置と平行な固定のガ
イド軸335が水平状に架設されている。また、そのガ
イド軸335の一側部位置には、図9に示すように第2
のスライド板334上でそのガイド軸335と平行で水
平に支点軸336が架設されている。
【0041】なお、ガイド主軸335は、図8に示すよ
うにヘッドキャリッジ70のガイド主軸114の先端に
同心状に一体に形成されていて、支点軸336は図9に
示すように第2のスライド板334から切り起こしされ
た支持部334aに架設されている。そして、上下一対
のヘッド昇降アーム332,333の一端332a、3
33aに形成された軸挿入穴337、338が支点軸3
36に挿入されて、これら上下一対のヘッド昇降アーム
332、333が支点軸336を中心に上下方向である
図8の矢印A、B方向に対称状に回転されるように構成
されている。そして、これら上下一対のヘッド昇降アー
ム332、333の他端332b、333b側には、こ
れらの長さ方向に沿ったカム溝339、340が水平状
に形成されていて、これら上下一対のカム溝339、3
40がガイド軸335にその軸方向から直交する状態に
スライド自在に挿入されている。そして、上下一対のヘ
ッド昇降アーム332,333を矢印A方向に回転駆動
するための上下一対のカム作用部339a、340aが
これら上下一対のカム溝339、340の支点軸336
側の端部に上下に対称状に屈曲された形状に形成されて
いる。
うにヘッドキャリッジ70のガイド主軸114の先端に
同心状に一体に形成されていて、支点軸336は図9に
示すように第2のスライド板334から切り起こしされ
た支持部334aに架設されている。そして、上下一対
のヘッド昇降アーム332,333の一端332a、3
33aに形成された軸挿入穴337、338が支点軸3
36に挿入されて、これら上下一対のヘッド昇降アーム
332、333が支点軸336を中心に上下方向である
図8の矢印A、B方向に対称状に回転されるように構成
されている。そして、これら上下一対のヘッド昇降アー
ム332、333の他端332b、333b側には、こ
れらの長さ方向に沿ったカム溝339、340が水平状
に形成されていて、これら上下一対のカム溝339、3
40がガイド軸335にその軸方向から直交する状態に
スライド自在に挿入されている。そして、上下一対のヘ
ッド昇降アーム332,333を矢印A方向に回転駆動
するための上下一対のカム作用部339a、340aが
これら上下一対のカム溝339、340の支点軸336
側の端部に上下に対称状に屈曲された形状に形成されて
いる。
【0042】そして、これら上下一対のヘッド昇降アー
ム332,333の長さ方向の中間部では、これらの上
下縁から上下一対のヘッド部22A,22B側に直角状
で、水平に屈曲された支持アーム受板332c、333
cが一体形成されている。そして、上側ヘッド部22A
を昇降駆動する一方のヘッド昇降アーム332はガイド
軸335及び支点軸336に沿って前後方向である矢印
C,D方向にスライド自在に構成されていて、下側ヘッ
ド部22Bを昇降駆動する他方のヘッド昇降アーム33
3が一方のヘッド昇降アーム332より前側(矢印a方
向側)に配置されていて、この他方のヘッド昇降アーム
333の矢印C,D方向のスライドは禁止されている。
すなわち、この他方のヘッド昇降アーム333の下端縁
に形成されたスリット341が第2のスライド板334
の支持部334aの一部に形成された垂直状のガイド片
342に矢印a,b方向にスライド自在に係合されて、
この他方のヘッド昇降アーム333の矢印C,D方向の
スライドを禁止している。そして、一方のヘッド昇降ア
ーム332の下端縁に曲げ加工された水平状のバネ係止
部343と第2のスライド板334上に切り起こされた
バネ係止部346との間にスライド付勢手段である引っ
張りコイルバネ345が架け渡されていて、この引っ張
りコイルバネ345によって一方のヘッド昇降アーム3
32はガイド軸335及び支点軸336に沿って矢印C
方向にスライド付勢されている。
ム332,333の長さ方向の中間部では、これらの上
下縁から上下一対のヘッド部22A,22B側に直角状
で、水平に屈曲された支持アーム受板332c、333
cが一体形成されている。そして、上側ヘッド部22A
を昇降駆動する一方のヘッド昇降アーム332はガイド
軸335及び支点軸336に沿って前後方向である矢印
C,D方向にスライド自在に構成されていて、下側ヘッ
ド部22Bを昇降駆動する他方のヘッド昇降アーム33
3が一方のヘッド昇降アーム332より前側(矢印a方
向側)に配置されていて、この他方のヘッド昇降アーム
333の矢印C,D方向のスライドは禁止されている。
すなわち、この他方のヘッド昇降アーム333の下端縁
に形成されたスリット341が第2のスライド板334
の支持部334aの一部に形成された垂直状のガイド片
342に矢印a,b方向にスライド自在に係合されて、
この他方のヘッド昇降アーム333の矢印C,D方向の
スライドを禁止している。そして、一方のヘッド昇降ア
ーム332の下端縁に曲げ加工された水平状のバネ係止
部343と第2のスライド板334上に切り起こされた
バネ係止部346との間にスライド付勢手段である引っ
張りコイルバネ345が架け渡されていて、この引っ張
りコイルバネ345によって一方のヘッド昇降アーム3
32はガイド軸335及び支点軸336に沿って矢印C
方向にスライド付勢されている。
【0043】そして、第2のスライド板334上に取り
付けた回転付勢手段である捩りコイルバネ345によっ
て一方のヘッド昇降アーム332を上方に積極的に回転
付勢することが好ましいが、この捩りコイルバネ345
は必ずしも必要ではない。そして、第2のスライド板3
34はシャーシ41上で一対のガイドピン347及びガ
イド溝348によって案内されてスキャニングセンター
に対して傾斜された斜め方向であるスライドセンターに
沿って図10,図11に示す矢印E,F方向に移動し、
この第2のスライド板334のスライドによって上下一
対のヘッド昇降アーム332,333が上下の支持アー
ム40A,40Bの内側(上下間)に挿入、排出される
ように構成されている。
付けた回転付勢手段である捩りコイルバネ345によっ
て一方のヘッド昇降アーム332を上方に積極的に回転
付勢することが好ましいが、この捩りコイルバネ345
は必ずしも必要ではない。そして、第2のスライド板3
34はシャーシ41上で一対のガイドピン347及びガ
イド溝348によって案内されてスキャニングセンター
に対して傾斜された斜め方向であるスライドセンターに
沿って図10,図11に示す矢印E,F方向に移動し、
この第2のスライド板334のスライドによって上下一
対のヘッド昇降アーム332,333が上下の支持アー
ム40A,40Bの内側(上下間)に挿入、排出される
ように構成されている。
【0044】そして、図10,図11に示すように、第
1のスライド板57と同方向である矢印a,b方向にス
ライド自在に構成された第3のスライド板351が第1
のスライド板57と第2のスライド板334との間に配
置されている。そして、この第3のスライド板351と
第2のスライド板334は2組のギアであるラック35
2とピニオン353,ピニオン354とラック355に
よって構成された方向変換手段356によって連動され
ていて、第3のスライド板351の矢印a,b方向のス
ライドに同期して、第2のスライド板334が矢印E,
F方向にスライド駆動されるように構成されている。
1のスライド板57と同方向である矢印a,b方向にス
ライド自在に構成された第3のスライド板351が第1
のスライド板57と第2のスライド板334との間に配
置されている。そして、この第3のスライド板351と
第2のスライド板334は2組のギアであるラック35
2とピニオン353,ピニオン354とラック355に
よって構成された方向変換手段356によって連動され
ていて、第3のスライド板351の矢印a,b方向のス
ライドに同期して、第2のスライド板334が矢印E,
F方向にスライド駆動されるように構成されている。
【0045】そして、ギアードモータで構成されている
DCモータ80によって、第1及び第3のスライド板5
7及び351を選択的に駆動することができるようにし
た駆動機構361が図12,図13に示すイジェクト用
カム82のイジェクト駆動ピン81と、第1のスライド
板57のイジェクト用アーム部83と、第3のスライド
板351に取り付けられたモールド部品である伝達アー
ム362とによって構成されている。そして、この伝達
アーム362は第3のスライド板351の後端(矢印a
方向側の端部)上に形成された図13に示すアーム支持
部351aに矢印a,b方向に対して直角状で水平に組
み込まれて矢印G,H方向に回転自在に構成されてい
る。そして、この伝達アーム362の外側端から後方側
(矢印a方向側)に突出されたアーム部363にイジェ
クト駆動ピン81が矢印b方向から選択的に当接される
ように構成されている。そして、このアーム部363の
外側に直角状に一体成形されたピン364が第1のスラ
イド板57のイジェクト用アーム部83に当接可能に構
成されている。そして、このアーム部363の内側に直
角状に一体成形されたバネ係止部365と、それより後
方(矢印a方向側)に十分距離を隔てた位置で、シャー
シ41上に形成されたバネ係止部との間にストロークの
長い引っ張りコイルバネ367が架け渡されていて、こ
の引っ張りコイルバネ367は伝達アーム362を介し
て第3のスライド板351を矢印a方向にスライド付勢
すると共に、伝達アーム362を上方である矢印G方向
に回転付勢している。そして、この引っ張りコイルバネ
367によってヘッド降下機構331全体を矢印E方向
にスライド付勢する付勢手段が構成されている。なお、
第1のスライド板57のイジェクト用アーム部83の内
側で、矢印b方向にその先端83aから矢印b方向に間
隔を隔てた位置に連動手段である突起368が形成され
ていて、この突起368が伝達アーム362の当接部3
69に矢印a方向から当接可能に構成されている。
DCモータ80によって、第1及び第3のスライド板5
7及び351を選択的に駆動することができるようにし
た駆動機構361が図12,図13に示すイジェクト用
カム82のイジェクト駆動ピン81と、第1のスライド
板57のイジェクト用アーム部83と、第3のスライド
板351に取り付けられたモールド部品である伝達アー
ム362とによって構成されている。そして、この伝達
アーム362は第3のスライド板351の後端(矢印a
方向側の端部)上に形成された図13に示すアーム支持
部351aに矢印a,b方向に対して直角状で水平に組
み込まれて矢印G,H方向に回転自在に構成されてい
る。そして、この伝達アーム362の外側端から後方側
(矢印a方向側)に突出されたアーム部363にイジェ
クト駆動ピン81が矢印b方向から選択的に当接される
ように構成されている。そして、このアーム部363の
外側に直角状に一体成形されたピン364が第1のスラ
イド板57のイジェクト用アーム部83に当接可能に構
成されている。そして、このアーム部363の内側に直
角状に一体成形されたバネ係止部365と、それより後
方(矢印a方向側)に十分距離を隔てた位置で、シャー
シ41上に形成されたバネ係止部との間にストロークの
長い引っ張りコイルバネ367が架け渡されていて、こ
の引っ張りコイルバネ367は伝達アーム362を介し
て第3のスライド板351を矢印a方向にスライド付勢
すると共に、伝達アーム362を上方である矢印G方向
に回転付勢している。そして、この引っ張りコイルバネ
367によってヘッド降下機構331全体を矢印E方向
にスライド付勢する付勢手段が構成されている。なお、
第1のスライド板57のイジェクト用アーム部83の内
側で、矢印b方向にその先端83aから矢印b方向に間
隔を隔てた位置に連動手段である突起368が形成され
ていて、この突起368が伝達アーム362の当接部3
69に矢印a方向から当接可能に構成されている。
【0046】以上のように構成されたヘッド降下機構3
31の動作を大容量フロッピーディスク・カートリッジ
HFDCが挿入された場合について説明する。まず、図
14に示すカートリッジアンローディング状態では、ア
ンローディング位置へ上昇復帰されているカートリッジ
ホルダー56によって図8に示すヘッドキャリッジ70
の上側ヘッドアーム112が図15に示す上昇退避位置
まで矢印e方向に上昇されていて、上側ヘッド部22A
及び支持アーム40Aがその弾性復帰力に抗して図8に
示す上昇退避位置まで矢印A方向に押し上げられてい
る。そして、このカートリッジアンローディング状態で
は、図10に示すように、引っ張りコイルバネ367に
よって第3のスライド板351が矢印a方向にスライド
され、方向変換手段356を介して第2のスライド板3
34が矢印E方向にスライドされ、図16の(D)に示
すように、ヘッド降下機構331の上下一対のヘッド昇
降アーム332,333が上下の支持アーム40A,4
0B間の最深部まで矢印E方向に挿入されている。そし
て、これら一対のヘッド昇降アーム332,333の一
対のカム溝339,340がガイド軸335に矢印E方
向に挿入されている。そして、これらのカム溝339、
340の最深部に形成されている一対のカム作用部33
9a、340aがガイド軸335の上下に係合されるこ
とによって、これら上下一対のヘッド昇降アーム33
2,333が支点軸336を中心に外側である矢印A方
向に上下対称状に回転されている。なお、この時、下側
ヘッド昇降アーム333の支持アーム受板333cで下
側の支持アーム40Bが下方である矢印B方向に少し押
し下げられている。
31の動作を大容量フロッピーディスク・カートリッジ
HFDCが挿入された場合について説明する。まず、図
14に示すカートリッジアンローディング状態では、ア
ンローディング位置へ上昇復帰されているカートリッジ
ホルダー56によって図8に示すヘッドキャリッジ70
の上側ヘッドアーム112が図15に示す上昇退避位置
まで矢印e方向に上昇されていて、上側ヘッド部22A
及び支持アーム40Aがその弾性復帰力に抗して図8に
示す上昇退避位置まで矢印A方向に押し上げられてい
る。そして、このカートリッジアンローディング状態で
は、図10に示すように、引っ張りコイルバネ367に
よって第3のスライド板351が矢印a方向にスライド
され、方向変換手段356を介して第2のスライド板3
34が矢印E方向にスライドされ、図16の(D)に示
すように、ヘッド降下機構331の上下一対のヘッド昇
降アーム332,333が上下の支持アーム40A,4
0B間の最深部まで矢印E方向に挿入されている。そし
て、これら一対のヘッド昇降アーム332,333の一
対のカム溝339,340がガイド軸335に矢印E方
向に挿入されている。そして、これらのカム溝339、
340の最深部に形成されている一対のカム作用部33
9a、340aがガイド軸335の上下に係合されるこ
とによって、これら上下一対のヘッド昇降アーム33
2,333が支点軸336を中心に外側である矢印A方
向に上下対称状に回転されている。なお、この時、下側
ヘッド昇降アーム333の支持アーム受板333cで下
側の支持アーム40Bが下方である矢印B方向に少し押
し下げられている。
【0047】そして、前述したように、大容量フロッピ
ーディスク・カートリッジHFDCが図14に示すカー
トリッジホルダ56内に矢印a方向から挿入されて、第
1のスライド板57がアンローディング位置P11から図
17に示すローディング位置P12まで矢印b方向にスラ
イドされて、カートリッジホルダ56によって大容量フ
ロッピーディスク・カートリッジHFDCがアンローデ
ィング位置P13から図17に示すローディング位置P14
まで矢印g方向に下降されたカートリッジローディング
状態になると、図18に示すように、支持アーム40
A,40Bが上側ヘッド昇降アーム332の支持アーム
受板332c上に接触され、この状態で上下のヘッド部
22A,22Bはフロッピーディスク11の上下両面か
ら上下に離間されるヘッドアンロード位置に保持され
る。したがって、カートリッジローディング動作によっ
て、上下のヘッド部22A,22Bがフロッピーディス
ク11の上下両面に衝撃的に接触するような危険はな
い。
ーディスク・カートリッジHFDCが図14に示すカー
トリッジホルダ56内に矢印a方向から挿入されて、第
1のスライド板57がアンローディング位置P11から図
17に示すローディング位置P12まで矢印b方向にスラ
イドされて、カートリッジホルダ56によって大容量フ
ロッピーディスク・カートリッジHFDCがアンローデ
ィング位置P13から図17に示すローディング位置P14
まで矢印g方向に下降されたカートリッジローディング
状態になると、図18に示すように、支持アーム40
A,40Bが上側ヘッド昇降アーム332の支持アーム
受板332c上に接触され、この状態で上下のヘッド部
22A,22Bはフロッピーディスク11の上下両面か
ら上下に離間されるヘッドアンロード位置に保持され
る。したがって、カートリッジローディング動作によっ
て、上下のヘッド部22A,22Bがフロッピーディス
ク11の上下両面に衝撃的に接触するような危険はな
い。
【0048】そして、この後、ホストコンピュータから
のデータ記録、再生の指令信号が入ると、DCモータ8
0によって第3のスライド板351が図11に示すよう
に矢印b方向にスライド駆動されて、方向変換手段35
6を介して第2のスライド板334が矢印F方向に安全
速度でスライドされて、図16の(C)(B)(A)に
示すように、上下一対のヘッド昇降アーム332,33
3が支持アーム40A,40Bの内側から矢印F方向に
安全速度で排出される。そして、このとき、これら上下
一対のヘッド昇降アーム332,333の一対のカム溝
339、340がガイド軸335から矢印F方向に引き
抜かれることになって、これらのカム作用部339a、
340aによるガイド軸335に対するカム作用によっ
て、上下一対のヘッド昇降アーム332、333が支点
軸336を中心に矢印Bで示す内側方向に上下対称状に
閉じるように回転される。
のデータ記録、再生の指令信号が入ると、DCモータ8
0によって第3のスライド板351が図11に示すよう
に矢印b方向にスライド駆動されて、方向変換手段35
6を介して第2のスライド板334が矢印F方向に安全
速度でスライドされて、図16の(C)(B)(A)に
示すように、上下一対のヘッド昇降アーム332,33
3が支持アーム40A,40Bの内側から矢印F方向に
安全速度で排出される。そして、このとき、これら上下
一対のヘッド昇降アーム332,333の一対のカム溝
339、340がガイド軸335から矢印F方向に引き
抜かれることになって、これらのカム作用部339a、
340aによるガイド軸335に対するカム作用によっ
て、上下一対のヘッド昇降アーム332、333が支点
軸336を中心に矢印Bで示す内側方向に上下対称状に
閉じるように回転される。
【0049】すると、これら上下一対のヘッド昇降アー
ム332,333に同期して、支持アーム40A,40
Bがこれらの弾性復帰力によって内側方向に安全速度で
閉じて、各ヘッド部22A,22Bがフロッピーディス
ク11の上下両面に矢印B方向から上下対称状に安全速
度で近づくことになる。そして、図16の(A)に示す
ように、上下一対のヘッド昇降アーム332,333の
上下一対の支持アーム受板332c、333cが上下一
対の支持アーム40A,40Bから矢印F方向に完全に
排出されたときに、図16の(A)に示すように、上下
のヘッド部22A,22Bがフロッピーディスク11の
上下両面に接触されたヘッドロード位置へ安全速度で矢
印B方向から閉じるヘッドロード動作が行われる。
ム332,333に同期して、支持アーム40A,40
Bがこれらの弾性復帰力によって内側方向に安全速度で
閉じて、各ヘッド部22A,22Bがフロッピーディス
ク11の上下両面に矢印B方向から上下対称状に安全速
度で近づくことになる。そして、図16の(A)に示す
ように、上下一対のヘッド昇降アーム332,333の
上下一対の支持アーム受板332c、333cが上下一
対の支持アーム40A,40Bから矢印F方向に完全に
排出されたときに、図16の(A)に示すように、上下
のヘッド部22A,22Bがフロッピーディスク11の
上下両面に接触されたヘッドロード位置へ安全速度で矢
印B方向から閉じるヘッドロード動作が行われる。
【0050】ここで、本発明のディスクドライブ装置1
0では、大容量フロッピーディスク・カートリッジHF
DCがディスクドライブ装置10のディスク挿入口に挿
入されたとき、図1に示したCPU101がDCモータ
80の回転数をPWM制御し、磁気ヘッド装置21をフ
ロッピーディスク11に対して、エアフィルムを破らな
いように緩慢に速度を変化させながら降下させる。ま
た、CPU101は、VCM108を制御し、ヘッド部
をディスクの径方向に移動させる。
0では、大容量フロッピーディスク・カートリッジHF
DCがディスクドライブ装置10のディスク挿入口に挿
入されたとき、図1に示したCPU101がDCモータ
80の回転数をPWM制御し、磁気ヘッド装置21をフ
ロッピーディスク11に対して、エアフィルムを破らな
いように緩慢に速度を変化させながら降下させる。ま
た、CPU101は、VCM108を制御し、ヘッド部
をディスクの径方向に移動させる。
【0051】したがって、この磁気ヘッド装置21を備
えたフロッピーディスクドライブ装置10では、支持ア
ーム40A及び支持アーム40Bを介して上側ヘッド部
22A及び下側ヘッド部22Bを大容量フロッピーディ
スク11Bに対して降下する際に、図19の(A)〜
(B)に示すように、エアフィルムを破らないようにP
WM制御により緩慢に速度を変化させて矢印D方向に降
下させながら、かつ各ヘッド部22A,22Bをディス
ク11Aの径方向Lに移動させるので、ディスク11A
表面への衝撃を伴った接触を抑え、傷の発生を防ぐこと
ができる。すなわち、ヘッドロード動作はいわゆるソフ
トランディング(軟着陸)動作となる。
えたフロッピーディスクドライブ装置10では、支持ア
ーム40A及び支持アーム40Bを介して上側ヘッド部
22A及び下側ヘッド部22Bを大容量フロッピーディ
スク11Bに対して降下する際に、図19の(A)〜
(B)に示すように、エアフィルムを破らないようにP
WM制御により緩慢に速度を変化させて矢印D方向に降
下させながら、かつ各ヘッド部22A,22Bをディス
ク11Aの径方向Lに移動させるので、ディスク11A
表面への衝撃を伴った接触を抑え、傷の発生を防ぐこと
ができる。すなわち、ヘッドロード動作はいわゆるソフ
トランディング(軟着陸)動作となる。
【0052】また、ヘッド部22A,22Bの昇降する
位置も毎回ことなるので、同一箇所に対する接触の頻度
を低くすることができる。
位置も毎回ことなるので、同一箇所に対する接触の頻度
を低くすることができる。
【0053】CPU101によるDCモータ80のPW
M制御の具体例を図20に示す。図20(A)に示すよ
うに、始めの100msでリニアにDCモータ80を回
転させてヘッド降下機構331の上下一対のヘッド昇降
アーム332,333を閉じた後、次の200msで
1.4ms単位毎にパルスをオンオフしながらモータ8
0を低速回転して、上記上下一対のヘッド昇降アーム3
32,333を閉じる。おおよそ220msから260
msで上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bはディ
スク11A上にランディングする。そして、300ms
経過後にリニアにモータ80を回転してヘッド降下機構
331を支持アーム40A,40Bの内側から抜き出す
ようにする。
M制御の具体例を図20に示す。図20(A)に示すよ
うに、始めの100msでリニアにDCモータ80を回
転させてヘッド降下機構331の上下一対のヘッド昇降
アーム332,333を閉じた後、次の200msで
1.4ms単位毎にパルスをオンオフしながらモータ8
0を低速回転して、上記上下一対のヘッド昇降アーム3
32,333を閉じる。おおよそ220msから260
msで上側ヘッド部22A,下側ヘッド部22Bはディ
スク11A上にランディングする。そして、300ms
経過後にリニアにモータ80を回転してヘッド降下機構
331を支持アーム40A,40Bの内側から抜き出す
ようにする。
【0054】このようなソフトランディング制御の終了
後に、ホストコンピュータからの指令信号によって、後
述するように、フロッピーディスク11へのデータの記
録及び/又は再生が行われる。そして、そのデータの記
録及び/又は再生後のカートリッジイジェクト時に、前
述したように、第1のスライド板57が図17に示すロ
ーディング位置から図14に示すアンローディング位置
まで矢印a方向にスライド復帰される際に、その第1の
スライド板57のイジェクト用アーム部83の内側に形
成されている突起368が図12の(A)(B)に示す
ように伝達アーム362の当接部369に矢印a方向か
ら当接して、これを同方向に押す。すると、図10に示
すように、この伝達アーム362と一体に第3のスライ
ド板351が矢印a方向にスライドされて、方向変換手
段356を介して第2のスライド板334が矢印E方向
にスライド駆動される。この結果、図16の(A)
(B)(C)(D)及び図18に示すように、ヘッド降
下機構331の上下一対のヘッド昇降アーム332、3
33が支持アーム40A,40Bの内側に再び矢印E方
向から挿入されて、上下一対の支持アーム40A,40
Bがこれらの弾性復帰力に抗して矢印A方向に再び押し
広げられて、上下一対のヘッド部22A,22Bが再び
ヘッドアンロード位置までヘッドアンロードされること
になる。
後に、ホストコンピュータからの指令信号によって、後
述するように、フロッピーディスク11へのデータの記
録及び/又は再生が行われる。そして、そのデータの記
録及び/又は再生後のカートリッジイジェクト時に、前
述したように、第1のスライド板57が図17に示すロ
ーディング位置から図14に示すアンローディング位置
まで矢印a方向にスライド復帰される際に、その第1の
スライド板57のイジェクト用アーム部83の内側に形
成されている突起368が図12の(A)(B)に示す
ように伝達アーム362の当接部369に矢印a方向か
ら当接して、これを同方向に押す。すると、図10に示
すように、この伝達アーム362と一体に第3のスライ
ド板351が矢印a方向にスライドされて、方向変換手
段356を介して第2のスライド板334が矢印E方向
にスライド駆動される。この結果、図16の(A)
(B)(C)(D)及び図18に示すように、ヘッド降
下機構331の上下一対のヘッド昇降アーム332、3
33が支持アーム40A,40Bの内側に再び矢印E方
向から挿入されて、上下一対の支持アーム40A,40
Bがこれらの弾性復帰力に抗して矢印A方向に再び押し
広げられて、上下一対のヘッド部22A,22Bが再び
ヘッドアンロード位置までヘッドアンロードされること
になる。
【0055】なお、上記実施の形態では、上記ヘッド移
動手段となるVCM108によりヘッドをディスクの径
方向に移動しながら、上記ヘッド降下手段によりヘッド
をPWM制御して降下させたが、単にVCM108によ
りヘッドをディスクの径方向にのみ移動しながらゆっく
り降下させてもよい。
動手段となるVCM108によりヘッドをディスクの径
方向に移動しながら、上記ヘッド降下手段によりヘッド
をPWM制御して降下させたが、単にVCM108によ
りヘッドをディスクの径方向にのみ移動しながらゆっく
り降下させてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る記録及び/又は再生装置に
よれば、制御手段を用いて円盤状記録媒体がローディン
グされたときに、ヘッド移動手段によりヘッドを上記円
盤状記録媒体の径方向に移動させながら、ヘッド降下手
段によりヘッドを降下させるので、上記ヘッドの降下位
置がいつも同じになることがない。つまり、ランディン
グゾーンを異ならせることができる。
よれば、制御手段を用いて円盤状記録媒体がローディン
グされたときに、ヘッド移動手段によりヘッドを上記円
盤状記録媒体の径方向に移動させながら、ヘッド降下手
段によりヘッドを降下させるので、上記ヘッドの降下位
置がいつも同じになることがない。つまり、ランディン
グゾーンを異ならせることができる。
【0057】また、上記ヘッド降下手段が備えるヘッド
降下駆動手段を制御して、降下速度を変化させながら上
記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に緩慢に降下させるの
で、ソフトなランディングが可能となる。
降下駆動手段を制御して、降下速度を変化させながら上
記ヘッドを上記円盤状記録媒体上に緩慢に降下させるの
で、ソフトなランディングが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態となるフロッピーディスク
ドライブ装置のブロック図である。
ドライブ装置のブロック図である。
【図2】上記フロッピーディスクドライブ装置で使用可
能な二種類のフロッピーディスクを示す図である。
能な二種類のフロッピーディスクを示す図である。
【図3】上記フロッピーディスクドライブ装置が備える
磁気ヘッド装置の磁気ヘッド素子の外観を示す図であ
る。
磁気ヘッド装置の磁気ヘッド素子の外観を示す図であ
る。
【図4】上側ヘッド部を構成する磁気ヘッド素子と、下
側ヘッド部を構成する磁気ヘッド素子の相対配置状態を
示す図である。
側ヘッド部を構成する磁気ヘッド素子の相対配置状態を
示す図である。
【図5】上記磁気ヘッド素子がディスクに対して浮上し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図6】上記磁気ヘッド装置の外観斜視図である。
【図7】上記フロッピーディスクドライブ装置のヘッド
降下機構の動作を説明するディスクイン状態の概略図で
ある。
降下機構の動作を説明するディスクイン状態の概略図で
ある。
【図8】上記ヘッド降下機構の動作を説明するヘッド退
避状態の一部切り欠き側面図である。
避状態の一部切り欠き側面図である。
【図9】上記ヘッド降下機構の要部の分解斜視図であ
る。
る。
【図10】上記ヘッド降下機構のヘッドアンロード状態
の平面図及び側面図である。
の平面図及び側面図である。
【図11】上記ヘッド降下機構のデータ記録、再生の平
面図及び側面図である。
面図及び側面図である。
【図12】上記ヘッド降下機構を駆動するDCモータの
動作を説明するための側面図である。
動作を説明するための側面図である。
【図13】上記ヘッド降下機構を駆動するDCモータの
動作を説明するための側面図である。
動作を説明するための側面図である。
【図14】上記フロッピーディスクドライブ装置のカー
トリッジローディング機構におけるアンローディング状
態を示した側面図である。
トリッジローディング機構におけるアンローディング状
態を示した側面図である。
【図15】上記磁気ヘッド装置間へのカートリッジの出
し入れを説明するための側面図である。
し入れを説明するための側面図である。
【図16】上記ヘッド降下機構の動作を説明するための
図である。
図である。
【図17】上記フロッピーディスクドライブ装置のカー
トリッジローディング機構におけるローディング状態を
示す側面図である。
トリッジローディング機構におけるローディング状態を
示す側面図である。
【図18】上記ヘッド降下機構の動作を説明するヘッド
アンロード状態の一部切り欠き側面図である。
アンロード状態の一部切り欠き側面図である。
【図19】本発明の実施の形態のフロッピーディスクド
ライブ装置でのヘッドの降下動作を説明するための図で
ある。
ライブ装置でのヘッドの降下動作を説明するための図で
ある。
【図20】上記ドライブ装置のCPUによるDCモータ
の制御を説明するための図である。
の制御を説明するための図である。
10 フロッピーディスクドライブ装置、11 フロッ
ピーディスク、21磁気ヘッド装置、22A 上側ヘッ
ド部、22B 下側ヘッド部、40A 支持アーム、4
0B 支持アーム、80 DCモータ、101 CP
U、108 VCM、331 ヘッド降下機構
ピーディスク、21磁気ヘッド装置、22A 上側ヘッ
ド部、22B 下側ヘッド部、40A 支持アーム、4
0B 支持アーム、80 DCモータ、101 CP
U、108 VCM、331 ヘッド降下機構
Claims (4)
- 【請求項1】 円盤状記録媒体が回転して作りだす空気
流により浮上して情報信号の記録及び/又は再生を行う
記録及び/又は再生装置において、 上記円盤状記録媒体に対する上記情報信号の書き込み及
び/又は読み出しを行うヘッドと、 上記ヘッドを支持するヘッド支持手段と、 上記ヘッド支持手段を介して上記ヘッドを上記円盤状記
録媒体の径方向にリニアに移動するヘッド移動手段と、 上記ヘッド支持手段を介して上記ヘッドを上記円盤状記
録媒体上に降下させるヘッド降下手段と、 上記円盤状記録媒体がローディングされたときに、上記
ヘッド移動手段により上記ヘッドを上記円盤状記録媒体
の径方向に移動させながら、上記ヘッド降下手段により
降下させる制御手段とを備えることを特徴とする記録及
び/又は再生装置。 - 【請求項2】 上記ヘッド降下手段はヘッド降下機構と
ヘッド降下駆動手段を備え、上記制御手段により制御さ
れて降下速度を変化させながら上記ヘッドを上記円盤状
記録媒体上に緩慢に降下させることを特徴とする請求項
1記載の記録及び/又は再生装置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、上記ヘッドが上記円盤
状記録媒体に接触する直前に降下速度をより低速に切り
換えすることを特徴とする請求項2記載の記録及び/又
は再生装置。 - 【請求項4】 上記ヘッド降下駆動手段は、上記制御手
段によりPWM駆動制御されることを特徴とする請求項
2記載の記録及び/又は再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152930A JP2000339891A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 記録及び/又は再生装置 |
US09/566,413 US6650497B1 (en) | 1999-05-31 | 2000-05-08 | Recording and/or reproducing apparatus and method for loading a head on a disc-shaped recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152930A JP2000339891A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 記録及び/又は再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339891A true JP2000339891A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15551261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11152930A Withdrawn JP2000339891A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 記録及び/又は再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6650497B1 (ja) |
JP (1) | JP2000339891A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4211214B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2009-01-21 | 富士電機デバイステクノロジー株式会社 | 垂直磁気媒体を用いた磁気転写装置およびその方法 |
RU2231013C1 (ru) * | 2002-12-30 | 2004-06-20 | Ковальчук Валерий Адамович | Способ приведения пистолета в боевую готовность и кобура (варианты) |
JP5749434B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2015-07-15 | エイチジーエスティーネザーランドビーブイ | ディスク・ドライブ |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4816942A (en) * | 1986-03-31 | 1989-03-28 | Teac Corporation | Spring powered transducer retractor mechanism for data transfer apparatus |
US4786995A (en) * | 1986-11-06 | 1988-11-22 | Peripheral Technology, Inc | Automatic head retract system for disk drive |
US5446606A (en) * | 1992-10-08 | 1995-08-29 | Seagate Technology, Inc. | Disc drive with separate landing and takeoff zones |
US5341260A (en) * | 1992-12-04 | 1994-08-23 | Seagate Technology, Inc. | Reduced torque unloading ramp system for a hard disk drive |
US5384675A (en) * | 1993-09-08 | 1995-01-24 | International Business Machines Corporation | Disk drive with controlled actuator oscillation for release of head carriers |
US5729399A (en) * | 1995-12-13 | 1998-03-17 | International Business Machines Corporation | Contact start/stop disk drive with minimized head-disk wear in textured landing zone |
US6239935B1 (en) * | 1996-02-05 | 2001-05-29 | Seagate Technolgy Llc | Method and apparatus for starting a hard disk drive having separate landing and data zones |
US5820446A (en) * | 1996-06-07 | 1998-10-13 | Komag, Incorporated | Apparatus and method for texturing rigid-disk substrates |
US5991114A (en) * | 1997-01-28 | 1999-11-23 | Seagate Technology, Inc. | Disc drive having gram load reducer and method of operating gram load reducer |
JP3030273B2 (ja) * | 1997-11-28 | 2000-04-10 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | ディスク・ドライブ装置及びこれの制御方法 |
US6140784A (en) * | 1999-06-09 | 2000-10-31 | Quantum Corporation | Power off velocity control for disk drives |
JP3757098B2 (ja) * | 2000-06-01 | 2006-03-22 | 富士通株式会社 | ディスク装置及びディスク媒体 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11152930A patent/JP2000339891A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-05-08 US US09/566,413 patent/US6650497B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
US6650497B1 (en) | 2003-11-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |