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JP2000338801A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2000338801A
JP2000338801A JP11147561A JP14756199A JP2000338801A JP 2000338801 A JP2000338801 A JP 2000338801A JP 11147561 A JP11147561 A JP 11147561A JP 14756199 A JP14756199 A JP 14756199A JP 2000338801 A JP2000338801 A JP 2000338801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
heating
rotating body
heating device
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11147561A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Sano
哲也 佐野
Hideo Nanataki
秀夫 七瀧
Takashi Nomura
崇 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11147561A priority Critical patent/JP2000338801A/ja
Publication of JP2000338801A publication Critical patent/JP2000338801A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期通紙後や、低温環境下に於いても、駆動
開始時のスリップを防止し、ウォームアップ時間の長期
化や、フィルム等の回転体或は移動体の破損という不具
合の発生を防止可能な加熱装置及び画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 摺動支持部材10,2に摺接して移動す
る移動部材1を有し、該移動部材側からの熱により被加
熱材Pを加熱する加熱装置100において、前記移動部
材1の移動駆動前に、該移動部材1を加熱することを特
徴とする加熱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置、静
電記録装置等の画像形成装置と、これに使用する加熱装
置(定着装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱定着装置に代表される加熱装
置としては、熱ローラ方式の装置が広く用いられてい
る。
【0003】該熱ローラ方式は、定着ローラ(加熱ロー
ラ)と加圧ローラとの圧接ローラ対を基本構成とし、該
ローラ対を回転させ、該ローラ対の相互圧接部である定
着(加熱)ニップ部に、未定着画像が形成された被記録
材を導入して挟持搬送させ、定着ローラの熱と定着ニッ
プ部の加圧力にて未定着画像を被記録材に熱圧定着させ
るものである。
【0004】定着ローラは、一般に、アルミニウムの中
空金属ローラを基体(芯金)とし、その内空に熱源とし
てのハロゲンランプを挿入配設してあり、ハロゲンラン
プの発熱で加熱され、外周面が所定の定着温度に維持さ
れるようにハロゲンランプヘの通電が制御されて温調さ
れる。
【0005】一方、特開昭63−313182号公報、
特開平2−157878号公報、特開平4−44075
号公報、特開平4−204980号公報等には、フィル
ム加熱方式の定着装置が提案されている。これは、セラ
ミックヒータ等の加熱体と、加圧部材としての加圧ロー
ラとの間に耐熱性フィルム(定着フィルム)を挟ませて
ニップ部を形成させ、該ニップ部のフィルムと加圧ロー
ラとの間に画像定着すべき未定着トナー画像を形成させ
た被記録材を導入してフィルムと一緒に挟持搬送させる
ことで該ニップ部に於いてセラミックヒータの熱をフィ
ルムを介して被記録材に与え、またニップ部の加圧力に
て未定着トナー画像を被記録材面に熱圧定着させるもの
である。このフィルム加熱方式の定着装置は、セラミッ
クヒータおよびフィルムとして低熱容量の部材を用いて
構成することができ、熱ローラ方式に比べ、画像形成装
置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間
が短く、スタンバイ時の消費電力を小さくすることが可
能となる。
【0006】また、特開平7−114276号公報に
は、磁束により定着フィルムに電流を誘導させ、ジュー
ル熱によって発熱させる誘導加熱定着装置が開示されて
いる。これは、誘導電流の発生を利用することで、直接
定着フィルムを発熱させることができ、より高効率の定
着プロセスの達成が可能となるものである。
【0007】一方、上記フィルム方式の定着装置の駆動
方法としては、加圧ローラを駆動させ、ニップ部での摩
擦力でフィルムを回転させる方式(以下、加圧ローラ駆
動方式と呼ぶ)や、フィルム内に設けた駆動ローラによ
り、フィルムを直接駆動させる方式のものなどが考案さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したフィルム方式
の定着装置に関しては、フィルムを回転駆動させる際の
フィルムホルダとの摺動性向上が課題であった。特に長
期通紙後の装置を低温環境下において立ち上げる場合、
加圧ローラとフィルム間にスリップ(停止)が発生する
ことがあった。これは、低温時でのフィルムとフィルム
ホルダの摺動性が悪いためと、定着器を長期間使用して
通紙した枚数が多くなり、摺動面が劣化して摺動性が悪
化し、フィルムの回転トルクが増加したためと考えられ
る。すなわち、フィルムとフィルムホルダ間に用いられ
る摺動部材(低摩擦係数の部材やグリース等の潤滑剤
等)は、温度によって摺動性が異なり、一般に低温環境
下では高温時に比べ摺動性が悪い。また、回転駆動トル
クは、長期通紙での摺動部材の劣化による摺動性の悪化
のため、耐久によって増加していく傾向にある。従っ
て、特に、長期通紙後の低温からの立ち上げ時のスリッ
プはより厳しく、場合によってはスリップが発生するこ
とがあった。
【0009】そして、このスリップの発生により、フィ
ルムが正常に回転されず、加圧ローラを含む定着器全体
を定着温度まで昇温させるまでのウォームアップ時間が
長くなるという不具合が発生することや、特に加熱域が
ニップ外に及ぶ場合には、ニップ外の昇温が大きく、フ
ィルムの破損を招く場合があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、長期通紙後や、
低温環境下に於いても、駆動開始時のスリップを防止
し、ウォームアップ時間の長期化や、フィルム等の回転
体或は移動体の破損という不具合の発生を防止可能な加
熱装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱装置及び画
像形成装置は、上記課題を解消するため、下記の構成と
したものである。
【0012】〔1〕:摺動支持部材に摺接して移動する
移動部材を有し、該移動部材側からの熱により被加熱材
を加熱する加熱装置において、前記移動部材の移動駆動
前に、該移動部材を加熱することを特徴とする加熱装
置。
【0013】〔2〕:摺動支持部材に摺接して移動する
移動部材と、該移動部材と相互圧接して圧接ニップ部を
形成する加圧部材とを有し、該圧接ニップ部で被加熱部
材を挟持搬送して移動部材側からの熱により被加熱材を
加熱する加熱装置において、前記移動部材の移動駆動前
に、該移動部材を加熱することを特徴とする加熱装置。
【0014】〔3〕:前記移動部材が回転体であり、通
電により加熱せしめられるものであることを特徴とする
〔1〕又は〔2〕に記載の加熱装置。
【0015】〔4〕:フィルムよりなる回転体と、その
回転体を摺動面で支持する摺動支持部材と、その回転体
に対し加圧される加圧部材とを有し、前記回転体が通電
により加熱せしめられるものであって、回転体と加圧部
材とで被加熱材を挟持搬送して該被加熱材を加圧及び加
熱する加熱装置に於いて、前記回転体の回転駆動前に、
前記回転体を加熱することを特徴とする加熱装置。
【0016】〔5〕:磁場発生手段と、磁場発生手段の
磁場の作用で発熱する電磁誘導発熱性の回転体と、その
回転体に対し加圧される加圧部材とを有し、前記回転体
が通電により加熱せしめられるものであって、回転体と
加圧部材とで被加熱材を挟持搬送して該被加熱材を加圧
及び加熱する加熱装置に於いて、前記回転体の回転駆動
前に、前記回転体を加熱することを特徴とする加熱装
置。
【0017】〔6〕:温度検知手段を有し、検知温度が
所定温度以上となってから回転体の回転駆動を開始する
ことを特徴とする〔4〕又は〔5〕に記載の加熱装置。
【0018】〔7〕:前記回転体を加熱する加熱手段を
複数有していることを特徴とする〔4〕,〔5〕又は
〔6〕に記載の加熱装置。
【0019】〔8〕:使用状況に応じて、回転体の駆動
前に加熱する回転体の加熱温度を変更することを特徴と
する、〔4〕乃至〔7〕のいずれか1項に記載の加熱装
置。
【0020】
〔9〕:前記回転体が、加圧部材によって
駆動されることを特徴とする〔4〕乃至〔8〕のいずれ
か1項に記載の加熱装置。
【0021】〔10〕:被記録材上に画像を形成する像
形成手段と、該記録材上の画像を加熱する〔1〕乃至
〔9〕のいずれか1項に記載の加熱装置とを備えること
を特徴とする画像形成装置。
【0022】〔11〕:被帯電体としての像担持体と、
該像担持体を帯電する帯電手段と、前記像担持体を露光
して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にト
ナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、前記
像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写手段と、
被記録材に転写されたトナー像を永久固着像とする定着
手段とを有する画像形成装置において、前記定着手段と
して〔1〕乃至
〔9〕のいずれか1項に記載の加熱装置
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0023】〈作 用〉上記のように構成することで、
回転体(移動部材)を駆動する前に加熱し、支持部材と
の摺動性を良くしてから該駆動を開始するので、長期通
紙後や低温環境下からの立ち上げ時に於いても、駆動開
始時のトルクが軽減され、スリップを防止することが可
能となり、ウォームアップ時間の長期化やフィルム破損
という不具合の発生を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】〈第一の実施形態〉図9は本発明
の実施形態の像加熱装置を4色カラー画像形成装置の定
着装置として用いた場合の画像形成装置の断面図であ
る。
【0025】§1.画像形成装置の全体構成 まずこの装置の動作を以下に説明する。101は有機感
光体やアモルファスシリコン感光体でできた電子写真感
光ドラム(像担持体)であり、矢示の反時計方向に所定
のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
【0026】感光体ドラム101はその回転過程におい
て帯電ローラ等の帯電装置102で所定の極性・電位の
一様な帯電処理を受ける。
【0027】ついでその帯電処理面にレーザ光学箱(レ
ーザスキャナー)110から出力されるレーザ光103
による、目的の画像情報の走査露光処理を受ける。レー
ザ光学箱110は不図示の画像読取装置等の画像信号発
生装置からの目的画像情報の時系列電気デジタル画素信
号に対応して変調(オン/オフ)したレーザ光103を
出力して回転感光体ドラム面を走査露光するもので、こ
の走査露光により回転感光体ドラム101面に走査露光
した目的画像情報に対応した静電潜像が形成される。1
09はレーザ光学箱110からの出力レーザ光を感光体
ドラム101の露光位置に偏向させるミラーである。
【0028】フルカラー画像形成の場合は、目的のフル
カラー画像の第1の色分解成分画像、たとえばイエロー
成分画像についての走査露光・潜像形成がなされ、その
潜像が4色カラー現像装置104のうちのイエロー現像
器104Yの作動でイエロートナー画像として現像され
る。そのイエロートナー画像は感光体ドラム101と中
間転写体ドラム105との接触部(あるいは近接部)で
ある一次転写部T1において中間転写体ドラム105の
面に転写される。中間転写体ドラム105面に対するト
ナー画像転写後の回転感光体ドラム101面はクリーナ
107により転写残りトナー等の付着残留物の除去を受
けて清掃される。
【0029】上記のような帯電・走査露光・現像・一次
転写・清掃のプロセスサイクルが、目的のフルカラー画
像の第2の色分解成分画像(たとえばマゼンタ成分画
像、マゼンタ現像器104Mが作動)、第3の色成分画
像(たとえばシアン成分画像、シアン現像器104Cが
作動)、第4の色成分画像(たとえば黒成分画像、黒現
像器104BKが作動)の各色分解成分画像について順
次に実行され、中間転写体ドラム105面にイエロート
ナー画像・マゼンタトナー画像・シアントナー画像・黒
トナー画像の都合4色のトナー画像が順次重ねて転写さ
れて、目的のフルカラー画像に対応したカラートナー画
像が合成される。
【0030】この中間転写体ドラム105は、金属ドラ
ム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を有するもので、
感光体ドラム101に接触してあるいは近接して感光体
ドラム101と略同じ周速度で矢示の時計方向に回転駆
動され、中間転写体ドラム105の金属ドラムにバイア
ス電位を与えて感光体ドラム101との電位差で感光体
ドラム101側のトナー画像を該中間転写体ドラム10
5面側に転写させる。
【0031】上記の中間転写体105面に合成形成され
たカラートナー画像は、該回転中間転写体ドラム105
と転写ローラ106との接触ニップ部である二次転写部
T2において、該二次転写部T2に不図示の給紙部から
所定のタイミングで送り込まれた被記録材Pの面に転写
されていく。転写ローラ106は被記録材Pの背面から
トナーと逆極性の電荷を供給することで中間転写体ドラ
ム105面側から被記録材P側へ合成カラートナー画像
を順次に一括転写する。
【0032】二次転写部T2を通過した被記録材Pは中
間転写体ドラム105の面から分離されて像加熱装置
(定着装置)100へ導入され、未定着トナー画像の加
熱定着処理を受けてカラー画像形成物として機外の不図
示の排紙トレーに排出される。定着装置については後
程、詳述する。
【0033】被記録材Pに対するカラートナー画像転写
後の回転中間転写体ドラム105はクリーナ108によ
り転写残りトナー・紙粉等の付着残留物の除去を受けて
清掃される。このクリーナ108は、通常の工程におい
ては中間転写体ドラム105に非接触状態に保持されて
おり、中間転写体ドラム105から被記録材Pに対する
カラートナー画像の二次転写実行過程において中間転写
体ドラム105に接触状態に保持される。
【0034】また、転写ローラ106も常時は中間転写
体ドラム105に非接触状態に保持されており、中間転
写体ドラム105から被記録材Pに対するカラートナー
画像の二次転写実行過程において中間転写体ドラム10
5に被記録材Pを介して接触状態に保持される。
【0035】§2.加熱装置(定着装置)の概略構成 次に定着装置について説明する。
【0036】図1は、本例の定着装置100の要部の横
断面模型図、図2は要部の正面模型図、図3は要部の縦
断面模型図である。
【0037】本例装置100は、円筒状の電磁誘導発熱
性フィルムを用いた、加圧ローラ駆動方式、電磁誘導加
熱方式の装置である。
【0038】回転体としてのエンドレス状の定着フィル
ム1は、図4に示すように電磁誘導発熱性の定着フィル
ムの基層となる金属フィルム等でできた発熱層1aと、
その外面に積層した弾性層1bと、その外面に積層した
離型層1cの3層複合構造のものである。発熱層1a
は、ニッケル、鉄、強磁性SUS、ニッケル−コバルト
合金等といった強磁性体の金属を用いるのが好ましく、
電磁エネルギーの吸収効率とフィルムの剛性との関係
上、1〜100μmの厚さが好ましい。弾性層1bは、
カラー画像などを定着する際に、被記録材Pの凹凸ある
いはトナー層の凹凸に加熱面(離型層1c)を追従させ
て画像の光沢ムラを防止するために必要な層であり、シ
リコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコンゴム等の
耐熱性がよく熱伝導率の良いものが用いられ、厚さ10
〜500μm、硬度60°(JIS−K A型試験機)
以下とするのが好ましい。離型層1cは、厚さ1〜10
0μmの、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、フルオロシリ
コンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、PFA、PT
FE、FEP等の離型性かつ耐熱性の良いものが用いら
れる。また、本例では図示していないが、発熱層1aの
内側に、フツ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹
脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂、PFA樹
脂、PTFE樹脂、FEP樹脂等の耐熱樹脂からなる断
熱層を設け、被記録材Pへの熱供給効率をさらに上げる
構成としてもよい。
【0039】フィルムガイド部材2は、励磁コイル3と
フィルム1との絶縁性確保のため、フェノール樹脂、ポ
リイミド(PI)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイ
ミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂、P
FA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹脂、LCP樹脂等の
絶縁性及び耐熱性の良い材料が用いられ、圧接部(ニッ
プ部N)への加圧、磁場発生手段としての励磁コイル3
と磁性コア4の支持、定着フィルム1の支持、該フィル
ム1の回転時の搬送安定性を図る役目をする。
【0040】ニップ部Nのフィルム1とフィルムガイド
2間に配設された摺動部材10は、フィルム1とフィル
ムガイド2との摺動性を向上させるためものもので、P
Iや、アルミナにガラスをコートしたものなど、耐熱性
に優れフィルムとの摺動性のよいものが用いられる。ま
た、摺動性をより向上させるため、摺動部材10に加え
てフィルム1内面にグリースなどの潤滑剤が塗布されて
いる。(なお、フィルム径や、フィルムガイド形状にも
よるが、一般にフィルムとフィルムガイドの摺動部と
は、ニップ部(図中N)、およびニップ上流部(図中
S)での摺擦が大きい。) 励磁コイル3は、一本ずつがそれぞれ絶縁被覆された銅
製の細線を複数本束ね、この束線を複数回巻くことによ
ってコイル(線輪)を形成しており、不図示の励磁回路
に接続されている。本例においては、耐熱性の絶縁被膜
としてポリイミドを用い、巻き数を8回(8ターン)と
したものを用い、コイルをフィルムガイド2に沿わせて
形成・配設し、大面積での加熱を可能にしてある。ま
た、細線の直径や、束線の断面積等は励磁コイル3に流
す電流量によって決まるが、本例では直径0.2mmの
細線を98本束ねたもの(束線断面積約3.1mm2
を用いている。
【0041】磁性コア4は、断面形状がT字状の高透磁
率のコアであり、フェライトやパーマロイ等といったト
ランスのコアに用いられる材料(より好ましくは100
kHz以上でも損失の少ないフェライト)が用いられ
る。
【0042】温度検知部材11は、定着フィルムの温度
を検知するもので、サーミスタ等の温度センサを、図に
示すように定着フィルムの内面側で定着ニップ後である
回転方向下流側に配設している。
【0043】加圧部材としての加圧ローラ5は、芯金5
aと、芯金周りに成形被覆させた、シリコーンゴム・フ
ッ素ゴム・フッ素樹脂などの耐熱性・弾性材層5bとで
構成されており、芯金5aの両端部を装置の不図示のシ
ャーシ側板金間に回転自由に軸受け保持させて配設して
ある。また、図2、及び図3に示すように、この加圧ロ
ーラ5の上側にフィルム1、フィルムガイド2、励磁コ
イル3、励磁コア4、加圧用剛性ステイ6、フランジ部
材7a・7bからなる加熱手段ユニットが配設され、加
圧用剛性ステイ6の両端部と装置シャーシ側のバネ受け
部材8a・8bとの間にそれぞれ加圧バネ9a・9bを
縮設することで加圧用剛性ステイ6に押し下げ力を作用
させている。これにより、フィルムガイド2の下面と加
圧ローラ5の上面とが定着フィルム1、摺動部材10を
挟んで圧接して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
このニップ部での接触によって、加圧ローラの駆動とと
もに、フィルムが回転駆動される。
【0044】なお、加熱原理は以下に示すとおりであ
る。
【0045】励磁コイル3に、励磁回路(不図示)から
20kHz〜500kHzの交番電流を流すことにより
交番磁束を発生させる。その交番磁束は、定着フィルム
1の発熱層1aに渦電流を発生させ、この渦電流は発熱
層1aの固有抵抗によりジュール熱を発生させる。発生
した熱は弾性層1b、離型層1cを介してニップ部Nに
挟持搬送される被記録材Pと該被記録材P上のトナーt
を加熱する。
【0046】§3.定着器の駆動制御 次に、この定着器の駆動制御に関して説明する。
【0047】図5は、本実施例の定着装置の制御方法を
示すフローチャートである。
【0048】図5に示すように、定着器の動作開始信号
を受けると、まず(フィルムおよび加圧ローラは停止状
態のまま、)定着器のコイルに定格電流の半分の交番電
流が流され、フィルムが予備加熱される。次に、フィル
ム温度検知手段11によりフィルム温度を検知し、フィ
ルム温度が所定温度に達するまで、予備加熱を行う。フ
ィルム温度が所定温度(本例では80℃)に達すると、
回転駆動開始命令により、駆動手段Mによって加圧ロー
ラを矢示の反時計方向に回転駆動させる。この加圧ロー
ラ5の回転駆動による該加圧ローラ5と定着フィルム1
の外面との摩擦力で定着フィルム1に回転カが作用し
て、該定着フィルム1の内面が摺動部材10及びフィル
ムガイド2の下面に密着しながら矢示の時計方向に加圧
ローラ5の回転速度に略対応した周速度をもってフィル
ムガイド2の外回りを回転する。そして、所定の定着温
度となるように、コイルへの交番電流が制御されて温調
される。
【0049】このような構成とすることで、長期通紙後
の低温環境下からの立ち上げ時に於いても、駆動開始時
のトルクを軽減して摺動性を確保することができ、スリ
ップを防止することが可能となる。すなわち、定着器の
回転駆動(加圧ローラ駆動、フィルムの回転)の前に、
予備加熱としてフィルムを加熱することにより、フィル
ムの温度を上昇させ、摺動部材10およびグリースの温
度を上昇させて、摺動性を向上させる。本例では、フィ
ルムとして良熱伝導性の部材(例えば、発熱層にニッケ
ルを用いた場合:熱伝導率k=83W・m-1・K-1)を
用いているため、加熱動作による発熱あるいは伝熱によ
って、ニップ上流部摺動部S、およびニップ部摺動部N
の温度が上昇して、フィルムの摺動性が向上する。その
結果、加圧ローラによるフィルムの回転トルクを軽減す
ることが可能となり、スリップを防止できる。したがっ
て、特に、長期通紙による低温環境下からの立ち上げ時
の場合であっても、スリップの防止が可能となり、ウォ
ームアップ時間の長期化やフィルム破損という不具合の
発生を防止できる。
【0050】表1に、本例の定着器100で、200K
イメージ耐久後(20万枚通紙後)、低温環境下からの
立ち上げ時における、駆動開始時のトルクを測定した結
果を示す。比較例として、上記定着器100で、予備加
熱を行わなかった場合の例を示す。
【0051】
【表1】
【0052】この表からわかるように、予備加熱を行わ
なかった場合の駆動開始トルクは、15〜25kgf・
cmで、場合によってはスリップが発生したのに対し、
本例の定着器の駆動開始トルクは、8kgfで、スリッ
プは発生しなかった。
【0053】従って、本例のように、予備加熱を行うこ
とにより、長期通紙後に於いても、朝一時のスリップの
発生を防止でき、ウォームアップ時間の長期化やフィル
ム破損という不具合の発生を防止できる。
【0054】本例では、定着器動作開始命令によって予
備加熱を行う構成であるが、温度や、定着器(フィル
ム、摺動部材、加圧ローラ等)の構成、使用状況に応じ
て、予備加熱を用いる構成としてもよい。すなわち、定
着器によって、耐久初期は予備加熱を用いずに、所定時
間使用後から予備加熱を行うという構成にしたり、ある
いは、予備加熱のターゲットとなるフィルム温度を、外
部の環境温度や使用時間に応じて上げるなど変化させる
構成としてもよい。
【0055】また、フィルム温度を検知する代わりに、
定着器の立ち上げ信号を受けてから、あらかじめ決めら
れた時間(一定時間)を予備加熱した後、回転駆動を開
始するという構成としてもよい。
【0056】〈第二の実施形態〉図6は、本発明の第二
の実施形態である定着装置の要部の横断面模型図であ
る。
【0057】本例は、ニップ部Nに発熱ピーク部がくる
ように、コイル、コア部を変形し、構成したもので、コ
イル13、コア14により、おもにニップ部N部分にお
いてフィルム1の発熱層1aに渦電流を発生させ、集中
的に加熱する構成としたものである。
【0058】本例に於いても、第一の実施形態と同様に
予備加熱を行っている。
【0059】このような構成とすることにより、長期通
紙後に低温時から立ち上げる場合に於いても、スリップ
の発生を防止できる。すなわち、予備加熱により、回転
開始前にフィルム及び摺動部材の温度を上昇させ、回転
トルクを低減させることが可能となるため、長期通紙後
に低温時から立ち上げる場合に於いても、スリップの発
生を防止できる。
【0060】さらに、本例の定着器は、ニップ部が発熱
ピーク部であるため、より短時間で、ニップ部温度を上
昇させることができ、摺動性を向上させることが可能と
なる。
【0061】〈第三の実施形態〉図7は、第三の実施形
態であるフィルム加熱装置の要部の横断面模型図であ
る。
【0062】本実施形態は、第一の実施形態の加圧ロー
ラ5の代わりに、内面にハロゲンヒータ15cを配設し
た加圧ローラ15を用いたものである。
【0063】図8は、本実施形態の定着装置の制御方法
を示すフローチャートである。
【0064】本例では、定着動作開始命令により、ま
ず、加圧ローラ15内のハロゲンヒータ15cに通電さ
れ、加圧ローラが所定温度に達するまで、加熱される。
加圧ローラ温度が所定温度T(本例では60℃)に達す
ると、ハロゲンヒータ15cへの通電は停止され、駆動
手段Mにより回転駆動が開始されるとともに、コイル3
に交番電流が流され、所定の定着温度に温調される。
【0065】上記構成とすることで、長期通紙後の低温
時からの立ち上げ時に於いても、スリップの発生を防止
できる。
【0066】すなわち、加圧ローラ15の加熱によっ
て、加圧ローラ15の温度が上昇するとともに、加圧ロ
ーラ15によって、フィルム1が加熱され、摺動部の湿
度が上昇する。したがって、フィルム1の摺動性が向上
し、回転トルクを減少させることができ、その結果、長
期通紙後の低温時からの立ち上げ時に於いても、スリッ
プを防止できる。
【0067】また、本例の場合、ヒータ15cによって
加圧ローラ自身を加熱することが可能なため、立ち上げ
時間をより短くすることが可能となる。
【0068】本例では、加圧ローラ15の加熱により、
フィルム1を加熱する構成としたが、フィルム1の外部
あるいは内部に、フィルム摺動部を加熱する部材を、新
たに設ける構成としてもよい。また、定着器動作開始命
令後、コイル3に通電して電磁誘導による加熱とハロゲ
ンランプ15cによる加圧ローラ15の加熱とを同時に
行うように構成しても良い。
【0069】〈その他〉 (1)上記の実施形態では、回転体(移動部材)に磁力
を作用させて発熱させる構成としたが、本発明はこれに
限らず、図10(a)に示したように、導電性の部材3
1aに磁束発生手段31bによる磁力を作用させて発熱
させる構成であっても良い。本例装置では、該導電性の
部材31a及び磁束発生手段31bをフィルムガイド2
8に保持させ、このフィルムガイド28に円筒形状の耐
熱性フィルム20を外嵌し、該フィルム20とフィルム
ガイド28の間にグリース29を有している。なお、該
フィルムガイド28及び導電性の部材31aが本例の摺
動支持部材である。
【0070】而してフィルム20と加圧ローラ5との間
に未定着画像が担持された記録紙Pが通紙されると、導
電性の部材31aからの熱がフィルム20を介して記録
紙P付与され、定着が行われる。本例装置においてもフ
ィルム20の回転駆動前に導電性の部材31aを発熱さ
せ、フィルム20を加熱することにより、駆動開始時の
トルクを減少させ、前述の実施形態と同様の効果が得ら
れる。
【0071】(2)上記の実施形態では、電磁誘導加熱
を用いた例を示したが、これに限らず、基板に抵抗発熱
体を設けた所謂セラミックヒータを用いた構成であって
も良い。例えば上記図10(a)の導電性の部材31a
及び磁束発生手段31bに代え、図10(b)に示すよ
うに窒化アルミ等の基板21aの裏面(被加熱材と反対
側の面)に抵抗発熱体21bを設けたヒータ21を用い
る構成であっても良い。
【0072】(3)上記の実施形態では、加圧ローラ駆
動式の例を示したが、これに限らず回転体(移動部材)
が支持部材上を摺動する構成であれば良い。例えば図1
0(c)に示すようにフィルム1を、摺動部材10と、
駆動ローラ32と、テンションローラ33とに捲回張設
して該摺動部材10とフィルム1との間にグリース29
を塗布し、駆動ローラ32をステッピングモータで駆動
してフィルムを搬送し、加圧ローラ22がそれに従動す
る構成であっても、上記実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0073】(4)移動部材としては、上記回転体に限
らず、図10(d)に示すように繰り出し軸42から摺
動部材10上を摺動して巻き取り軸43に巻き取られる
ように移動する有端のフィルムであっても良い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長期通紙後や、低温環境下に於いても、駆動開始時のス
リップを防止し、ウォームアップ時間の長期化や、フィ
ルム等の回転体或は移動体の破損という不具合の発生を
防止可能な加熱装置及び画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の加熱装置の断面図
【図2】 第1の実施形態の加熱装置の正面模型図
【図3】 第1の実施形態の加熱装置の長手方向断面図
【図4】 定着フィルムの層構成模型図
【図5】 第1の実施形態の加熱装置の制御方法を示す
フローチャート図
【図6】 第2の実施形態の加熱装置の断面図
【図7】 第3の実施形態の加熱装置の断面図
【図8】 第3の実施形態の加熱装置の制御方法を示す
フローチャート図
【図9】 画像形成装置の概略構成図
【図10】 その他の形態例を示した概略構成図
【符号の説明】
1 フィルム 1a 発熱層 1b 弾性層 1c 離型層 2 フィルムガイド 3 コイル 4 磁性コア 5 加圧ローラ 5a 芯金 5b 耐熱性・弾性材層 6 加圧用剛性ステイ 7a,7b フランジ部材 8a 部材 9a,9b 加圧バネ 10 摺動部材 11 温度検知部材 13 コイル 14 コア 15 加圧ローラ 15cヒータ 100定着器 101感光体ドラム 102帯電装置 103レーザ光 104Y イエロー現像器 104C シアン現像器 104M マゼンタ現像器 104BK 黒現像器 104色カラー現像装置 105中間転写体ドラム 106転写ローラ 107,108 クリーナ 110レーザ光学箱 N 定着ニップ部 P 記録紙(被記録材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 崇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA30 BA30 BB37 BE03 BE06 CA07 CA20 CA22 CA28 CA30 CA40 3K058 AA02 AA22 BA18 CA12 CA23 CA46 CA61 CE13 CE17 CE19 CE21 DA02 DA05 GA06 3K059 AB00 AB19 AB20 AB28 AC10 AC33 AC54 AC73 AD03 AD07 AD34 BD02 CD13 CD14 CD44 CD66 CD77

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動支持部材に摺接して移動する移動部
    材を有し、該移動部材側からの熱により被加熱材を加熱
    する加熱装置において、 前記移動部材の移動駆動前に、該移動部材を加熱するこ
    とを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 摺動支持部材に摺接して移動する移動部
    材と、該移動部材と相互圧接して圧接ニップ部を形成す
    る加圧部材とを有し、該圧接ニップ部で被加熱部材を挟
    持搬送して移動部材側からの熱により被加熱材を加熱す
    る加熱装置において、 前記移動部材の移動駆動前に、該移動部材を加熱するこ
    とを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部材が回転体であり、通電によ
    り加熱せしめられるものであることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 フィルムよりなる回転体と、その回転体
    を摺動面で支持する摺動支持部材と、その回転体に対し
    加圧される加圧部材とを有し、前記回転体が通電により
    加熱せしめられるものであって、回転体と加圧部材とで
    被加熱材を挟持搬送して該被加熱材を加圧及び加熱する
    加熱装置に於いて、 前記回転体の回転駆動前に、前記回転体を加熱すること
    を特徴とする加熱装置。
  5. 【請求項5】 磁場発生手段と、磁場発生手段の磁場の
    作用で発熱する電磁誘導発熱性の回転体と、その回転体
    に対し加圧される加圧部材とを有し、前記回転体が通電
    により加熱せしめられるものであって、回転体と加圧部
    材とで被加熱材を挟持搬送して該被加熱材を加圧及び加
    熱する加熱装置に於いて、 前記回転体の回転駆動前に、前記回転体を加熱すること
    を特徴とする加熱装置。
  6. 【請求項6】 温度検知手段を有し、検知温度が所定温
    度以上となってから回転体の回転駆動を開始することを
    特徴とする請求項4又は5に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記回転体を加熱する加熱手段を複数有
    していることを特徴とする請求項4,5又は6に記載の
    加熱装置。
  8. 【請求項8】 使用状況に応じて、回転体の駆動前に加
    熱する回転体の加熱温度を変更することを特徴とする、
    請求項4乃至7のいずれか1項に記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】 前記回転体が、加圧部材によって駆動さ
    れることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に
    記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】 被記録材上に画像を形成する像形成手
    段と、該記録材上の画像を加熱する請求項1乃至9のい
    ずれか1項に記載の加熱装置とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  11. 【請求項11】 被帯電体としての像担持体と、該像担
    持体を帯電する帯電手段と、前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナーを
    付着させてトナー像を形成する現像手段と、前記像担持
    体上のトナー像を記録材に転写する転写手段と、被記録
    材に転写されたトナー像を永久固着像とする定着手段と
    を有する画像形成装置において、 前記定着手段として請求項1乃至9のいずれか1項に記
    載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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