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JP2000337104A - 蒸気タ−ビン保温用の保温壁体 - Google Patents

蒸気タ−ビン保温用の保温壁体

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JP2000337104A
JP2000337104A JP11146155A JP14615599A JP2000337104A JP 2000337104 A JP2000337104 A JP 2000337104A JP 11146155 A JP11146155 A JP 11146155A JP 14615599 A JP14615599 A JP 14615599A JP 2000337104 A JP2000337104 A JP 2000337104A
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steam turbine
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horizontal
wall
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健二 伊東
Seiichi Suga
誠一 菅
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HANWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気タ−ビンの冷却期間を短縮する。 【解決手段】 蒸気タ−ビンのケ−シング(1)の外側
に突出するフランジ部(2)を覆う保温壁体(7)があ
る。この保温壁体(7)は、フランジ部(2)を囲むよ
うに保温部を形成した複数の水平ブロックを連結するこ
とにより構成される。上記水平ブロックは、隣接する水
平ブロックに連結される固定ブロック部(29)と、移動可
能な開閉ブロック部(31)を具備する。開閉ブロック部(3
1)は冷却時に取り除かれ、保温壁体(7)には側面に開
口する通気口(30)が形成される。冷却空気は、この通気
口(30)を通って流通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電所等で使用する
蒸気タ−ビンを点検、修理等する際、出力運転停止後に
該タ−ビンを冷却する冷却方法に関し、またその冷却方
法に用いる蒸気タ−ビン保温用の保温壁体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】発電所等の大型の蒸気タ−ビンは、外側
に突出するフランジ部で半円筒状のケ−シング部材を接
合した円筒状のケ−シングにより車室を形成してあり、
その外周には防熱のための保温材が設けられている。こ
の保温材はケ−シングの筒状部を覆う固定保温材とフラ
ンジ部を囲む保温壁体を有する。該保温壁体は所定形状
に成形した水平ブロックを複数個横方向に連結して構成
され、これを上記フランジ部の外側に懸架し、両端面を
蓋部材で閉塞し、上記固定保温材との隙間に適宜の防熱
布団を挿入し、フランジ部の周囲を密閉して外部への放
熱を防いでいる。
【0003】一方、上記蒸気タ−ビンを点検、修理等す
る際、出力運転停止後、作業可能な温度になるまでタ−
ニング運転しながら冷却するが、通常この冷却期間は4
〜5日を要している。この間、最初の段階では上記保温
壁体はフランジ部の周囲に取り付けたままであり、ある
程度温度が低下したときに上記水平ブロックの連結を外
して保温壁体を解体している。
【0004】上述のように、従来の冷却方法では長期
間、蒸気タ−ビンを停止させておかなければならないの
で、設備稼動率を低下させる原因となっていた。そこ
で、冷却期間を短縮するように蒸気タ−ビンを内部側か
ら強制冷却したり、ケ−シングの外側に突出するフラン
ジ部の周囲に保温材で密閉した密閉空間を形成し該密閉
空間に冷却空気を強制的に流通させる冷却方法が提案さ
れている。
【0005】しかし、上記のように強制冷却する方法
は、いずれも冷却空気を強制的に流通させるための配管
等を設備しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
上記のようにケ−シングの外側に突出するフランジ部を
有する蒸気タ−ビンを冷却する際、特別の装置等を設け
ずとも簡単に冷却でき、冷却期間を短縮させることがで
きるようにした蒸気タ−ビンの冷却方法を提供すること
である。
【0007】また、本発明の解決課題は、上記冷却方法
に使用するための蒸気タ−ビン保温用の保温壁体を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケ−シ
ングの外側に突出するフランジ部を囲むように保温部を
形成した水平ブロックを有し、該水平ブロックを複数個
横方向に連結して保温壁体を構成し該保温壁体を上記フ
ランジ部に覆って該フランジ部を保温するようにした蒸
気タ−ビンにおいて、蒸気タ−ビンの出力運転停止後上
記保温壁体を構成する水平ブロックの一部の保温部を取
り除き、上記保温壁体に側面に開口する通気口を設け、
上記フランジ部を冷却するようにしたことを特徴とする
蒸気タ−ビンの冷却方法が提供され、上記課題が解決さ
れる。
【0009】また、上記保温壁体の側面に開口する通気
口から空気が流出するようフランジ部の下方から上方に
向けて送風するようにした蒸気タ−ビンの冷却方法が提
案され、上記課題が解決される。
【0010】さらに本発明によれば、蒸気タ−ビンのケ
−シングのフランジ部を覆うよう該フランジ部の上面、
側面、下面に対向する断面略コ字状の保温部を有する水
平ブロックを形成し、該水平ブロックは隣接する水平ブ
ロックに連結される固定ブロック部と、側面に開口する
通気口を形成するよう上記固定ブロック部に開口可能に
組み合わされた開閉ブロック部を具備し、該水平ブロッ
クを横方向に連結して構成したことを特徴とする蒸気タ
−ビン保温用の保温壁体が提供される。また、上記開閉
ブロック部を固定ブロック部にヒンジで連結したり、固
定ブロック部に形成した取付窓に着脱可能に嵌着するよ
うにした水平ブロックで構成した保温壁体が提供され、
上記課題が解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、発電所用の蒸気タ−ビン
の一実施例を示し、車室を構成するケ−シング(1)
は、外側に突出するフランジ部(2),(2)でボルト
(3)・・・により接合される半円筒状のケ−シング部
材(4),(5)を有し、上記ボルトを外すことにより分
解可能に構成されている。図2に示すようにケ−シング
の筒状部は、外周に固定保温材(6)を設けて保温して
ある。また、上記フランジ部(2)は、外側に保温壁体
(7)を懸架し、上記固定保温材(6)と保温壁体
(7)の間に適宜の保温材で構成した防熱布団(8)を
挿入し、保温壁体(7)の両端面を保温部を有する蓋部
材(9)で塞いで外周を密閉することにより保温してい
る。
【0012】上記蒸気タ−ビンは、通常、建物の3階等
の階上階に設けられており、階下にはタ−ビンの配管等
が設けられ、該タ−ビン下面の周囲には空間が形成さ
れ、床面はグレ−チング(10)等で構成され、グレ−チン
グの下方の階下にはタ−ビン下床面が形成されている。
【0013】上記保温壁体(7)は、保温部を有する水
平ブロック(11)を横方向に連結して形成されるが、該水
平ブロック(11)の形状はフランジ部等の外形に応じて種
々に形成される。図3は一般的な水平ブロック(11)の一
例を示し、上記フランジ部(2)の上面、側面、下面に
対向する断面略コ字状に保温材の収納部を形成したフレ
−ム(12)を有し、該収納部にセラミックウ−ルやロック
ウ−ル等を重ね合せた保温材(13)を充填し、内側面や両
側面側をステンレス製等のエキスパンドメタル(14)で補
強し、上面側を薄鋼板(15)で補強し、表面をガラスクロ
ス等の外装材(16)で覆って、上面部(17)、側面上部(1
8)、側面中間部(19)、側面下部(20)及び下面部(21)にそ
れぞれ保温部を形成してあり、他の水平ブロックに接す
る側面にはパッキング用フエルト等のパッキング材(22)
を設けてある。また、適宜の位置に吊り部や、把手(2
3)、連結部(24)等が設けられている。
【0014】上記連結部(24)は、上記フレ−ム(12)の上
面や側面の適宜位置に固着され、図4に示すようにステ
ンレス製等のボルト(25)の挿通孔(26)を有し、該ボルト
(25)を一方の水平ブロック(11)の連結部(24)の挿通孔(2
6)に通して隣接する他方の水平ブロック(11)の連結部(2
4)の挿通孔(26)に連通させ、ワッシャ(27)、ナット(28)
等でねじ着することにより横方向に水平ブロック(11)・
・・を順次連結し、上記保温壁体(7)を構成する。
【0015】上記保温壁体(7)を構成する水平ブロッ
ク(11)・・・のうち、全部若しくは一部の水平ブロック
は上記保温部を部分的に取り除くことができるように構
成されている。すなわち、開口可能な水平ブロック(11
a),(11b)は、隣接する他の水平ブロックに連結される
固定ブロック部(29)と、上記保温壁体の側面に開口する
通気口(30)を形成するよう上記固定ブロック部(29)に開
口可能に組み合わされた開閉ブロック部(31)を有してい
る。
【0016】上記固定ブロック部(29)と開閉ブロック部
(31)は、種々の態様に組み合せることができる。図5に
示す実施例の水平ブロック(11a)は、開閉ブロック部(3
1)を固定ブロック部(29)の外側に開閉可能にヒンジ(32)
で連結してある。この際、図においては、保温部の上面
部(17)及び側面上部(18)を一体として開閉ブロック部(3
1)とし、これを固定ブロック部(29)の側面中間部(19)の
上方に蝶着してあるが、保温部の側面下部(20)及び下面
部(21)を上記側面中間部(19)と別体に形成して開閉ブロ
ック部とし、上記側面中間部の下方にヒンジで開閉可能
に連結することもできる(図示略)。なお、図5(B)
において、連結部(24)は固定ブロック部(29)の側面中間
部(19)に設けられているが、図1に示すように開閉ブロ
ック部(31)の上面部(17)にも設けてある。この開閉ブロ
ック部に設けた連結部は、該開閉ブロック部(31)を外側
に回動し通気口を形成する際に外される。
【0017】図6には、開閉ブロック部を固定ブロック
部に着脱可能に嵌着した実施例の水平ブロック(11b)が
示されている。図において、固定ブロック部(29)は、側
面上部(18)及び側面中間部(19)に、内側から外側へ貫通
する取付窓(33)を形成してあり、該取付窓(33)に開閉ブ
ロック部(31)が嵌着され、図7に示すようにビス(34)で
固着されている。上記取付窓(33)を形成するため、上記
固定ブロック部(29)には窓フレ−ム(35)が設けられ、開
閉ブロック部(31)にはこの窓フレ−ム(35)に嵌着するよ
う小フレ−ム(36)が形成され、この小フレ−ム(36)内に
は、上記固定ブロック部(29)とほぼ同様の保温部が設け
られている。上記ビス(34)を外して該開閉ブロック部(3
1)を抜き取ると、該取付窓(34)が開口され、通気口(30)
となる。
【0018】上記取付窓(33)は、固定ブロック部の他の
位置、すなわち上面部(17)、側面下部(20)、下面部(21)
等の適所に適宜数設けることができる。また、上記ビス
に代えて掛金その他適宜の着脱可能な止着具を用いても
よいし、開閉ブロック部にさらに小さな取付窓を形成し
て該取付窓に小さな開閉ブロック部を着脱可能に嵌着す
るようにしてもよい(図示略)。なお、1つの水平ブロ
ックに、図5及び図6に示す各開閉ブロック部を併設さ
せてもよい。
【0019】保温壁体(7)は、好ましくは図1に示す
ように、図5に示す水平ブロック(11a)と図6に示す水
平ブロック(11b)を交互に並べて連結部で連結して構成
してあるが、図5若しくは図6に示す水平ブロックのみ
で構成したり、図3に示すような開閉ブロック部を有し
ない水平ブロック(11)を間に介在させてもよい。なお、
図5に示す如き開閉ブロック部をヒンジで連結した水平
ブロックのみで構成する場合は、開閉ブロック部を固定
ブロック部の側面中間部の上方に蝶着したものと、側面
中間部の下方に蝶着したもの(図示略)を交互に連結す
ればよい。
【0020】上述のようにして水平ブロックを複数個横
方向に連結した保温壁体(7)でフランジ部(2)を覆
うと、上記蒸気タ−ビンの運転中は、該蒸気タ−ビン
は、図8に示すようにケ−シング(1)やフランジ部
(2)の外周が固定保温材(6)及び保温壁体(7)等
によって密閉状に覆われて保温される。そして、出力運
転停止後、冷却する際は、図9に示すように開閉ブロッ
ク部(31)を固定ブロック部(29)から回動させ(図5)、
若しくは取り外し(図6)、保温壁体(7)に側面に開
口する通気口(30)を形成して自然放冷しながら、タ−ニ
ング運転を行う。
【0021】この際、上記固定保温材(6)と保温壁体
(7)の間に挿入した下部の防熱布団(8)を取り外
し、タ−ビン下面の周囲の空間やグレ−チング(10)等を
通った空気がフランジ部(2)に沿って流れて上記通気
口(30)から流出するようにすると、自然冷却は一層促進
される。所望により図9に示すように、タ−ビン下床面
(37)の適宜位置に送風機(38)を設けて上方に向けて送風
すれば、上記フランジ部(2)の下方から上方に沿って
流れ保温壁体(7)の上記通気口(30)から流出する空気
流が積極的に得られるので、図10に示すように、蒸気
タ−ビンの全長にわたって均一に冷却することができ、
一層効果的に冷却することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、蒸気タ
−ビンのケ−シングのフランジ部を囲むように保温部を
形成した複数の水平ブロックを連結して保温壁体を構成
し、該保温壁体を上記フランジ部に覆って該フランジ部
を保温するようにした蒸気タ−ビンにおいて、蒸気タ−
ビンの出力運転停止後、上記保温壁体を構成する水平ブ
ロックの一部の保温部を取り除き、上記保温壁体に側面
に開口する通気口を設け、上記フランジ部を冷却するよ
うにしたから、従来のように冷却のための配管や特別の
装置を必要とせず、簡単に冷却効果を向上させることが
でき、また蒸気タ−ビンの下方にグレ−チング床面を通
して送風すれば一層効果的に冷却することができ、保温
壁体でフランジ部の周囲を密閉した状態で初期の冷却を
行う従来方法に比べて冷却期間を短縮することができ
る。
【0023】また、上記保温壁体を構成する水平ブロッ
クを、隣接する水平ブロックに連結される固定ブロック
部と、側面に開口する通気口を形成するよう上記固定ブ
ロック部に開口可能に組み合わされた開閉ブロック部で
構成したから、冷却する際の保温壁体の側面の通気口
を、上記開閉ブロック部を移動させるだけで簡単に形成
することができ、しかも固定ブロック部で水平ブロック
が互いに横方向に連結されているので、上記開閉ブロッ
ク部を移動させても上記保温壁体が崩れることはなく安
全であり、ヒンジによる開閉可能な連結や取付窓による
着脱可能な嵌着により開閉ブロック部を固定ブロック部
に組み合わせると、冷却時に保温壁体の側面に通気口を
容易に設けることができ、取り扱いが簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、一方の保温壁体等を
外した状態の蒸気タ−ビンの斜視図。
【図2】保温壁体とフランジ部を示す説明図。
【図3】開閉ブロック部を有しない水平ブロックを示
し、(A)は内方からみた斜視図、(B)は外方からみ
た斜視図。
【図4】主として連結部を示す一部の分解斜視図。
【図5】開閉ブロック部を開閉可能に固定ブロック部に
連結した水平ブロックの一実施例を示し、(A)はフレ
−ムの斜視図、(B)は一部を省略した外方からみた斜
視図。
【図6】開閉ブロック部を着脱可能に固定ブロック部に
嵌着した水平ブロックの一実施例を示し、(A)はフレ
−ムの斜視図、(B)は一部を省略した外方からみた斜
視図。
【図7】図6に示す水平ブロックの主として開閉ブロッ
ク部の拡大断面図。
【図8】運転中の保温壁体の状態を示す説明図。
【図9】運転停止後、冷却中の保温壁体等の状態を示す
説明図。
【図10】図9に示す状態の側面からみた説明図。
【符号の説明】
1 ケ−シング 2 フランジ部 6 固定保温材 7 保温壁体 8 防熱布団 11,11a,11b 水平ブロック 29 固定ブロック部 30 通気口 31 開閉ブロック部 32 ヒンジ 33 取付窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月14日(2000.3.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 蒸気タ−ビン保温用の保温壁体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電所等で使用する
蒸気タ−ビンを点検、修理等する際、出力運転停止後に
該タ−ビンを冷却できるようにした蒸気タ−ビン保温用
の保温壁体に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
上記のようにケ−シングの外側に突出するフランジ部を
有する蒸気タ−ビンを冷却する際、特別の装置等を設け
ずとも簡単に冷却でき、冷却期間を短縮させることがで
きるようにした蒸気タ−ビン保温用の保温壁体を提供す
ることである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、本発明の解決課題は、上記冷却の際
安全に取り扱うことができる蒸気タ−ビン保温用の保温
壁体を提供することである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケ−シ
ングの外側に突出するフランジ部を囲むように保温部を
形成した水平ブロックを有し、該水平ブロックを複数個
横方向に連結して保温壁体を構成し該保温壁体を上記フ
ランジ部に覆って該フランジ部を保温するようにした蒸
気タ−ビンにおいて、蒸気タ−ビンの出力運転停止後上
記保温壁体を構成する水平ブロックの一部の保温部を取
り除き、上記保温壁体に側面に開口する通気口を設け、
上記フランジ部を冷却するようにしたことを特徴とする
蒸気タ−ビン保温用の保温壁体が提供され、上記課題が
解決される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、上記保温壁体の側面に開口する通気
口から空気が流出するようフランジ部の下方から上方に
向けて送風するようにすることにより上記課題が解決さ
れる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図6には、開閉ブロック部を固定ブロック
部に着脱可能に嵌着した実施例の水平ブロック(11b)が
示されている。図において、固定ブロック部(29)は、側
面上部(18)及び側面中間部(19)に、内側から外側へ貫通
する取付窓(33)を形成してあり、該取付窓(33)に開閉ブ
ロック部(31)が嵌着され、図7に示すようにビス(34)で
固着されている。上記取付窓(33)を形成するため、上記
固定ブロック部(29)には窓フレ−ム(35)が設けられ、開
閉ブロック部(31)にはこの窓フレ−ム(35)に嵌着するよ
う小フレ−ム(36)が形成され、この小フレ−ム(36)内に
は、上記固定ブロック部(29)とほぼ同様の保温部が設け
られている。上記ビス(34)を外して該開閉ブロック部(3
1)を抜き取ると、該取付窓(33)が開口され、通気口(30)
となる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】保温壁体(7)は、図1に示すように、図
5に示す水平ブロック(11a)と図6に示す水平ブロック
(11b)を交互に並べて連結部で連結して構成してある
が、図3に示すような開閉ブロック部を有しない水平ブ
ロック(11)を間に介在させてもよい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−シングの外側に突出するフランジ部
    を囲むように保温部を形成した水平ブロックを有し、該
    水平ブロックを複数個横方向に連結して保温壁体を構成
    し該保温壁体を上記フランジ部に覆って該フランジ部を
    保温するようにした蒸気タ−ビンにおいて、蒸気タ−ビ
    ンの出力運転停止後上記保温壁体を構成する水平ブロッ
    クの一部の保温部を取り除き、上記保温壁体に側面に開
    口する通気口を設け、上記フランジ部を冷却するように
    したことを特徴とする蒸気タ−ビンの冷却方法。
  2. 【請求項2】 上記フランジ部の下方から上方に向けて
    送風し、上記保温壁体の通気口から空気を流出させるよ
    うにした請求項1に記載の蒸気タ−ビンの冷却方法。
  3. 【請求項3】 蒸気タ−ビンのケ−シングのフランジ部
    を覆うよう該フランジ部の上面、側面、下面に対向する
    断面略コ字状の保温部を有する水平ブロックを形成し、
    該水平ブロックは隣接する水平ブロックに連結される固
    定ブロック部と、側面に開口する通気口を形成するよう
    上記固定ブロック部に開口可能に組み合わされた開閉ブ
    ロック部を具備し、該水平ブロックを横方向に連結して
    構成したことを特徴とする蒸気タ−ビン保温用の保温壁
    体。
  4. 【請求項4】 上記開閉ブロック部を上記固定ブロック
    部にヒンジで連結した水平ブロックを具備する請求項3
    に記載の蒸気タ−ビン保温用の保温壁体。
  5. 【請求項5】 上記固定ブロック部に内側から外側に貫
    通する取付窓を形成し、開閉ブロック部を上記取付窓に
    着脱可能に嵌着した水平ブロックを具備する請求項3に
    記載の蒸気タ−ビン保温用の保温壁体。
  6. 【請求項6】 上記請求項4と請求項5に記載の水平ブ
    ロックを交互に連結したことを特徴とする請求項3に記
    載の蒸気タ−ビン保温用の保温壁体。
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