[go: up one dir, main page]

JP2000332749A - Isdn利用電話システム - Google Patents

Isdn利用電話システム

Info

Publication number
JP2000332749A
JP2000332749A JP13687999A JP13687999A JP2000332749A JP 2000332749 A JP2000332749 A JP 2000332749A JP 13687999 A JP13687999 A JP 13687999A JP 13687999 A JP13687999 A JP 13687999A JP 2000332749 A JP2000332749 A JP 2000332749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
voice
time slots
isdn
extension interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13687999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Ishimaru
薫 石丸
Yuji Maekawa
雄二 前川
Masaaki Kimura
雅明 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP13687999A priority Critical patent/JP2000332749A/ja
Publication of JP2000332749A publication Critical patent/JP2000332749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線に関する負担が少ない構成で、多数の電話
機が同時に通話を行うことを可能とする。 【解決手段】各機能拡張ISDN電話機間では、音声を
高圧縮して、内線回線上の各Bチャネルを分割したタイ
ムスロットを用いて通話を行う。ISDNを介して通話
を行う場合には、機能拡張ISDN電話機は、音声を低
圧縮して、内線回線上のBチャネルを用いて通話を行
い、網終端装置2がISDNのBチャネルで送受する低
圧縮の音声と、内線回線上のBチャネルで送受する低圧
縮の音声の中継を行う。または、機能拡張ISDN電話
機は、音声を高圧縮して、内線回線上のタイムスロット
を用いて通話を行い、網終端装置2がISDNのBチャ
ネルで送受する低圧縮の音声と、タイムスロットで送受
する高圧縮の音声間の変換および中継を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線を複
数の電話機で利用する電話システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN回線を複数の電話機で利
用する電話システムとしては、たとえば、図19に示す
電話システムが知られている。
【0003】この電話システムでは、ISDNの2B+
Dの基本インタフェースによるユーザ・網インタフェー
ス(UNI)が実現されるS/T点に接続した端末アダ
プタTAに、複数のアナログ電話回線を収容する。この
ような電話システムでは、端末アダプタTAを介して、
アナログ電話回線に接続した各アナログ電話機TE2
は、ISDNのT点上のBチャネルを用いた外線通話を
行うことができる。また、端末アダプタTAを介して、
各アナログ電話機TE2間で通話(内線通話)を行うこ
とができる。
【0004】また、ISDN回線を複数の電話機で利用
する電話システムとしては、図20に示す電話システム
も知られている。
【0005】この電話システムでは、T点に接続した網
終端装置NT2が提供する、T点のUNIに準拠した2
B+Dのインタフェースを実現するS点に、ポイントマ
ルチポイントモードで複数のISDN電話機TE1を接
続することができる。そして、各ISDN電話機TE1
は、網終端装置NT2を介して、ISDNのT点上のB
チャネルを用いた外線通話を行うことができる。また、
網終端装置NT2を介して、各ISDN電話機TE1間
でBチャネルを用いた通話(内線通話)を行うことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図19に示した電話シ
ステムによれば、各アナログ電話機毎に、端末アダプタ
TAとアナログ電話機との間の配線を行わなければなら
ないため、配線に関する負担が大きいという問題があ
る。また、端末アダプタTAに、アナログ電話機数と同
数のアナログ電話回線を収容するためのインタフェース
回路(ポート)を儲ける必要もある。
【0007】一方、図20に示した電話システムでは、
ポイントマルチポイントモードで複数のISDN電話機
TE1を網終端装置NT2に接続することができるた
め、配線に関する負担は軽減される。しかし、各ISD
N電話機TE1は、外線、内線を問わず通話に1Bチャ
ネルを使用するために、電話システムを用いて同時に通
話を行うことのできるISDN電話機TE1は最大2台
に制限されてしまうという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、配線に関する負担が少
なく、かつ多数の電話機が同時に通話を行うことができ
る電話システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、Bチャネルを有するISDNのユ
ーザ網インタフェースに接続した網終端システムと、B
チャネルを有する内線インタフェースを介して網終端シ
ステムに接続した複数の電話端末装置とを有し、前記各
電話端末装置は、内線インタフェース上の一つのBチャ
ネルを複数に分割した複数のタイムスロットの一部であ
るn個のタイムスロットの伝送レート以下の伝送レート
に音声を圧縮符号化する第1の符号化方式に従って音声
の符号化と復号化を行う圧縮・伸張手段と、前記圧縮・
伸張手段が符号化した前記第1の符号化方式に従って符
号化された音声および前記圧縮・伸張手段が復号化する
前記第1の符号化方式に従って符号化された音声を、内
線インタフェース上のBチャネル上の前記n個のタイム
スロットを用いて前記網終端システムと送受する手段と
を有し、前記網終端システムは、前記第1の符号化方式
に従って符号化された音声の、内線インタフェース上の
Bチャネル上のn個のタイムスロットの組間の交換を行
う内線交換手段と、前記ユーザ網インタフェース上のB
チャネルを用いて前記第2の符号化方式で符号化された
音声を送受する手段と、前記ユーザ網インタフェース上
のBチャネルを用いて送受する前記第2の符号化方式で
符号化された音声と、内線インタフェース上のBチャネ
ル上の前記n個のタイムスロットを用いて送受する前記
第1の符号化方式で符号化された音声との交換を行う外
線交換手段とを有し、前記外線交換手段は、前記ユーザ
網インタフェース上のBチャネルに交換する音声を送受
する前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記n
個のタイムスロットから受信した前記第1の符号化方式
で符号化された音声を、前記第2の符号化方式で符号化
された音声に変換して、前記ユーザ網インタフェース上
のBチャネルに中継し、前記内線インタフェース上のB
チャネル上の前記n個のタイムスロットに交換する音声
を送受する前記ユーザ網インタフェース上のBチャネル
から受信した前記第2の符号化方式で符号化された音声
を、前記第1の符号化方式で符号化された音声に変換
し、前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記n
個のタイムスロットに中継する手段を有することを特徴
とするISDN利用電話システムを提供する。
【0010】このようなISDN利用電話システムによ
れば、単一の内線インタフェースを介して複数の電話端
末装置を網終端装置に接続するので配線に関する負担が
少ない。また、各電話端末装置は、Bチャネル上の一部
のタイムスロットを用いて、通話を行うので、各端末
が、それぞれBチャネルを用いて通話を行う場合に比
べ、多数の電話機が同時に通話を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電話システム
の一実施形態について説明する。
【0012】図1に本実施形態に係る電話システムの構
成を示す。
【0013】図中、1はISDN、2は従来の網終端装
置NT2に本実施形態に係る機能拡張を施した網終端装
置NT2+、3は従来同様のISDN電話機TE1、4
は従来のISDN電話機TE1に本実施形態に係る機能
拡張を施した機能拡張ISDN電話機TE1+、5は従
来のアナログファックス装置7対応の端末アダプタTA
に本実施形態に係る機能拡張を施したファックス用端末
アダプタTA+、6は従来の電子計算機8対応の端末ア
ダプタTAに本実施形態に係る機能拡張を施した電子計
算機用端末アダプタTA+、9は回線延長装置である。
【0014】以下では、説明の便宜上、ISDN電話機
3、機能拡張ISDN電話機3、ファックス用端末アダ
プタ5、電子計算機用端末アダプタ6を総称して、「端
末装置」と呼ぶ。また、端末装置のうち、ISDN電話
機3を除く、機能拡張ISDN電話機3、ファックス用
端末アダプタ5、電子計算機用端末アダプタ6を総称し
て、「機能拡張端末装置」と呼ぶ。
【0015】さて、各網終端装置2は、回線104、1
05を介してISDNに接続しており、2つの網終端装
置2同士は所定の伝送路106によって接続されてい
る。また、網終端装置2に収容された回線101、10
3には端末装置と延長装置9とを合わせて計8台の装置
をポイントマルチポイントモードで接続することができ
る。
【0016】また、延長装置9は、回線101と回線1
02間の信号の中継を行う装置であり、回線102にも
端末装置を合わせて計8台の装置をポイントマルチポイ
ントモードで接続することができる。ここで、延長装置
9は、単に、多数の装置を回線101に接続した場合に
生じる伝送特性の劣化を防ぐために設けられた装置であ
り、回線101、102は論理的に同一の回線と見なし
てかまわない。すなわち、回線102に端末装置を接続
することは、この端末装置を回線101に接続したこと
と論理的に等価である。換言すれば、このような延長装
置9を用いることにより、回線101に端末装置を計1
6台までポイントマルチポイントモードで接続すること
ができるようになる。
【0017】ここで、各回線上のインタフェースについ
て説明する。
【0018】ISDN1より提供される回線104、1
05上に設定したT点上には、2B+Dの基本インタフ
ェースによるユーザ・網インタフェースが形成される。
【0019】また、回線101、103に設定したS+
点上には、基本的にT点上のユーザ・網インタフェース
と同一のインタフェースが形成され、S+点に対応する
回線を形成する物理的な伝送媒体としてはT点に対応す
る回線と同様、回線に接続した各端末装置が共用する送
信側の2線と受信側の2線を含むケーブルが用いられ
る。ただし、T点と異なり、S+点上では各Bチャネル
上に、それぞれ8つのタイムスロットを設ける。なお、
回線102上のS+点と、回線101上のS+点とは、
論理的に単一のS+点と見なしてかまわない。
【0020】具体的には、網終端装置2と各端末装置
は、T点と同様にS+点上で図2に示すようなフレーム
を送受する。図示するように各フレームでは、16ビッ
トのB1ビットと、16ビットのB2ビットが伝送され
る。また、各Bチャネルの16ビットは、フレーム中で
8ビットをひとかたまりとして伝送される。本実施形態
では、各Bチャネル毎に、この各8ビットの伝送期間
を、8つのタイムスロットに分割する。すなわち、図示
するように、B1チャネルの8ビットの第1番目のビッ
トの伝送期間をタイムスロット1、B1チャネルの8ビ
ットの第2番目のビットの伝送期間をタイムスロット
2、、、B1チャネルの8ビットの第8番目のビットの
伝送期間をタイムスロット8、B2チャネルの8ビット
の第1番目のビットの伝送期間をタイムスロット9、B
2チャネルの8ビットの第2番目のビットの伝送期間を
タイムスロット10、…、B2チャネルの8ビットの第
8番目のビットの伝送期間をタイムスロット16という
ように、2つのBチャネル上に16のタイムスロットを
設ける。
【0021】なお、後述するように、端末装置のうち、
機能拡張端末装置は、このようなBチャネル上に設けら
れたタイムスロットの一部を用いて通信を行うことがで
きる。一方、ISDN電話機3は一つのBチャネル全て
を用いた通信しか行うことができない。
【0022】次に、2つの網終端装置2同士間を結ぶ伝
送路106上のインタフェースについて説明する。
【0023】伝送路106上のインタフェースには、複
数望ましくは16個の8kbpsの情報用タイムスロッ
トと、制御用のタイムスロットを設ける。具体的には、
たとえば、伝送路106として2Bよりなる専用線を用
いる場合には、図2で示したのと同様に2Bチャネルを
16のタイムスロットに分け、そのうちの一つを制御用
タイムスロットとし、残りの15個を情報用タイムスロ
ットとする。
【0024】次に、各装置の内部構成について説明す
る。
【0025】まず、網終端装置2の内部構成について説
明する。
【0026】図3に、網終端装置2の内部構成を示す。
【0027】図示するように、網終端装置2は、主制御
部21、端末動作回線制御部22、網動作回線制御部2
3、標準音声コーデック24、高圧縮音声コーデック2
5、FAX信号処理部26、タイムスロット制御部2
7、拡張用インタフェース部28を有している。
【0028】端末動作回線制御部22は、T点に対応す
る回線に接続し、ISDN1に対する端末として、接続
した回線の回線制御、回線接続を行う。網動作回線制御
部23は、S+点に対応する回線に接続し、S+点に接
続した各端末装置に対する網として接続した回線の回線
制御、回線接続を行う。
【0029】標準音声コーデック24は、ISDN標準
の音声圧縮方式であるμ−law(ITU−T G.7
11)に従って音声の符号化/復号化を行う。高圧縮音
声コーデック25は、μ−lawよりも高圧縮な音声圧
縮方式、たとえば、ITU−T G723.1に従って
音声の符号化/復号化を行う。また、符号化した音声の
HDLCなどによるカプセル化、復号化するカプセル化
された音声のデカプセル化を行う。本実施形態では、高
圧縮音声コーデック25は、ITU−T G723.1
に従って音声を8kbpsに符号化する。FAX信号処
理部26は、ITU−T T.4 T.30に従ったア
ナログG3ファックス信号を音声としてμ−lawなど
により符号化したG3ファックス信号とG3ファックス
信号が表す画像データもしくは制御データであるデジタ
ルファックスデータA間の変換、EIA 578 59
2に従ったデジタルファックスデータBとG3ファック
ス信号もしくはデジタルファックスデータA間の変換を
行う。ただし、デジタルファックスデータAとデジタル
ファックスデータBは、G3ファックス信号とEIA
578 592に従ったデジタルファックスデータBを
復元可能な任意の同形式のデータとしてもよい。
【0030】拡張用インタフェース部28は、他網終端
装置2との間の伝送路を収容し、他網終端装置2との間
のデータの送受を行う。
【0031】タイムスロット制御部26は、前述したS
+点に対応する回線上及び他網終端装置2との間の伝送
路106上の各タイムスロットで送受するデータの選択
や分配を制御する。なお、G723.1による音声は8
kbps以下の、1タイムスロットを用いて伝送可能な
レートとなり、デジタルファックスデータA、デジタル
ファックスデータBのレートは16kbps以下の、2
タイムスロットを用いて伝送可能なレートとなる。
【0032】ここで主制御部21は、端末動作回線制御
部22、網動作回線制御部23を介した、後に電話シス
テムの動作として示す各シーケンスにおける呼接続の制
御を行う。
【0033】また、主制御部21が、以上各部の動作や
入出力の制御を行うことにより以下の動作が可能とな
る。
【0034】(1)T点に対応する回線のBチャネルか
ら受け取ったμ−lawによる音声を、そのままS+点
に対応する回線のBチャネルもしくは伝送路106の8
タイムスロットに送信する。
【0035】(2)S+点に対応する回線のBチャネル
から受け取ったμ−lawによる音声を、そのまま、伝
送路106の8タイムスロットもしくはT点に対応する
回線のBチャネルもしくはS+点に対応する回線のBチ
ャネルに送信する。
【0036】(3)伝送路106の8タイムスロットか
ら受け取ったμ−lawによる音声を、そのままS+点
に対応する回線のBチャネルもしくはT点に対応する回
線のBチャネルに送信する。
【0037】(4)T点に対応する回線のBチャネルか
ら受け取ったμ−lawによる音声を、G723.1に
よる音声に変換して、S+点に対応する回線のBチャネ
ルの1タイムスロットもしくは伝送路106の1タイム
スロットに送信する。
【0038】(5)S+点に対応する回線のBチャネル
から受け取ったμ−lawによる音声を、G723.1
による音声に変換して、伝送路106の1タイムスロッ
トもしくはS+点に対応する回線のBチャネルの1タイ
ムスロットに送信する。
【0039】(6)伝送路106の8タイムスロットか
ら受け取ったμ−lawによる音声を、G723.1に
よる音声に変換して、S+点に対応する回線のBチャネ
ルの1タイムスロットに送信する。
【0040】(7)S+点に対応する回線のBチャネル
の1タイムスロットから受け取ったG723.1による
音声を、そのまま、伝送路106の1タイムスロットも
しくはS+点に対応する回線のBチャネルの1タイムス
ロットに送信する。
【0041】(8)伝送路106の1タイムスロットか
ら受け取ったG723.1による音声を、そのまま、S
+点に対応する回線のBチャネルの1タイムスロットに
送信する。
【0042】(9)S+点に対応する回線のBチャネル
の1タイムスロットから受け取ったG723.1による
音声を、μ−lawによる音声に変換して、伝送路10
6の8タイムスロットもしくはT点に対応する回線のB
チャネルに送信する。
【0043】(10)伝送路106の1タイムスロット
から受け取ったG723.1による音声を、μ−law
による音声に変換して、T点に対応する回線のBチャネ
ルもしくはS+点に対応する回線のBチャネルに送信す
る。
【0044】また、以上の構成により、網終端装置2は
以下の動作が可能となる。
【0045】(11)T点に対応する回線のBチャネル
から受け取ったG3ファックス信号を、そのままS+点
に対応する回線のBチャネルもしくは伝送路106の8
タイムスロットに送信する。
【0046】(12)S+点に対応する回線のBチャネ
ルから受け取ったG3ファックス信号を、そのまま、伝
送路106の8タイムスロットもしくはT点に対応する
回線のBチャネルもしくはS+点に対応する回線のBチ
ャネルに送信する。
【0047】(13)伝送路106の8タイムスロット
から受け取ったG3ファックス信号を、そのままS+点
に対応する回線のBチャネルもしくはT点に対応する回
線のBチャネルに送信する。
【0048】(14)T点に対応する回線のBチャネル
から受け取ったG3ファックス信号を、デジタルファッ
クスデータAもしくはデジタルファックスデータBに変
換して、S+点に対応する回線のBチャネルの2タイム
スロットもしくは伝送路106の2タイムスロットに送
信する。
【0049】(15)S+点に対応する回線のBチャネ
ルから受け取ったG3ファックス信号を、デジタルファ
ックスデータAもしくはデジタルファックスデータBに
変換して、伝送路106の2タイムスロットもしくはS
+点に対応する回線のBチャネルの2タイムスロットに
送信する。
【0050】(16)伝送路106の8タイムスロット
から受け取ったG3ファックス信号を、デジタルファッ
クスデータAもしくはデジタルファックスデータBに変
換して、S+点に対応する回線のBチャネルの2タイム
スロットに送信する。
【0051】(17)S+点に対応する回線のBチャネ
ルの2タイムスロットから受け取ったデジタルファック
スデータAもしくはデジタルファックスデータBを、そ
のまま、伝送路106の2タイムスロットもしくはS+
点に対応する回線のBチャネルの2タイムスロットに送
信する。
【0052】(18)伝送路106の2タイムスロット
から受け取ったデジタルファックスデータAもしくはデ
ジタルファックスデータBを、そのまま、S+点に対応
する回線のBチャネルの2タイムスロットに送信する。
【0053】(19)S+点に対応する回線のBチャネ
ルの2タイムスロットから受け取ったデジタルファック
スデータAもしくはデジタルファックスデータBを、G
3ファックス信号に変換して、伝送路106の8タイム
スロットもしくはT点に対応する回線のBチャネルに送
信する。
【0054】(20)伝送路106の2タイムスロット
から受け取ったデジタルファックスデータAもしくはデ
ジタルファックスデータBを、G3ファックス信号に変
換して、T点に対応する回線のBチャネルもしくはS+
点に対応する回線のBチャネルに送信する。
【0055】(21)S+点に対応する回線のBチャネ
ルの2タイムスロットから受け取ったデジタルファック
スデータA/デジタルファックスデータBを、デジタル
ファックスデータB/デジタルファックスデータAに変
換して、伝送路106の2タイムスロットもしくはS+
点に対応する回線のBチャネルの2タイムスロットに送
信する。
【0056】(22)伝送路106の2タイムスロット
から受け取ったデジタルファックスデータA/デジタル
ファックスデータBを、デジタルファックスデータB/
デジタルファックスデータAに変換して、S+点に対応
する回線のBチャネルの2タイムスロットに送信する。
【0057】ただし、(21)、(22)は、デジタル
ファックスデータAとデジタルファックスデータBを同
形式のデータとした場合には、(17)、(18)と同
動作となる。
【0058】次に、機能拡張ISDN電話機3について
説明する。
【0059】図4に、機能拡張ISDN電話機3の構成
を示す。
【0060】図示するように、機能拡張ISDN電話機
3は、主制御部31、端末動作回線制御部32、標準音
声コーデック33、高圧縮音声コーデック34、タイム
スロット制御部35、電話機能部36を有している。
【0061】端末動作回線制御部32は、S+点に対応
する回線に接続し、網終端装置2に対する端末として、
接続した回線の回線制御、回線接続を行う。標準音声コ
ーデック33は、前述したμ−law(ITU−T
G.711)に従って音声の符号化/復号化を行う。高
圧縮音声コーデック34は、前述したITU−T G7
23.1に従って音声を符号化する。また、符号化した
音声のHDLCなどによるカプセル化、復号化するカプ
セル化された音声のデカプセル化を行う。タイムスロッ
ト制御部35は、機能拡張ISDN電話機3が接続した
回線上の各タイムスロットにより送受するデータの選択
や分配を制御する。電話機能部36は、マイク、スピー
カを備えたハンドセットやテンキー部を供え、電話機と
してユーザインタフェースをユーザに提供する。主制御
部31は、端末動作回線制御部32を介した、後に電話
システムの動作として示す各シーケンスにおける呼接続
の制御を行う。
【0062】また、主制御部31が、以上各部の動作や
入出力の制御を行うことにより、機能拡張ISDN電話
機3は、電話機能部36と入出力する音声の回線上の伝
送を、S+点に対応する回線のBチャネルの1タイムス
ロットとG723.1による音声の送受によって行うこ
とも、S+点に対応する回線のBチャネルとμ−law
による音声の送受によって行うことも可能となる。
【0063】次に、ファックス用端末アダプタ5につい
て説明する。
【0064】図5にファックス用端末アダプタ5の構成
を示す。
【0065】図示するように、ファックス用端末アダプ
タ5は、主制御部51、端末動作回線制御部52、ファ
ックス信号処理部53、タイムスロット制御部54を有
している。
【0066】端末動作回線制御部52は、S+点に対応
する回線に接続し、網終端装置2に対する端末として、
接続した回線の回線制御、回線接続を行う。ファックス
信号処理部53は、G3FAX装置に接続し、G3FA
X装置が入出力する前述したITU−T T.4、T.
30に従ったアナログG3ファックス信号とG3ファッ
クス信号もしくはデジタルファックスデータA間の変換
を行う。タイムスロット制御部54は、ファックス用端
末アダプタ5が接続した回線上の各タイムスロットで送
受するデータの選択や分配を制御する。主制御部51
は、端末動作回線制御部52を介した、後に電話システ
ムの動作として示す各シーケンスにおける呼接続の制御
を行う。
【0067】また、主制御部51が、以上各部の動作や
入出力の制御を行うことにより、ファックス用端末アダ
プタ5は、G3FAX装置と入出力するアナログG3フ
ァックス信号の回線上の伝送を、S+点に対応する回線
のBチャネルの2タイムスロットによるデジタルファッ
クスデータAの送受によって行うことも、S+点に対応
する回線のBチャネルによるG3ファックス信号の送受
によって行うことも可能となる。
【0068】次に、電子計算機用端末アダプタ6につい
て説明する。
【0069】図6に、電子計算機用端末アダプタ6の構
成を示す。
【0070】電子計算機用端末アダプタ6は、主制御部
61、端末動作回線制御部62、ファックス信号処理部
63、タイムスロット制御部64を有している。
【0071】端末動作回線制御部62は、S+点に対応
する回線に接続し、網終端装置2に対する端末として、
接続した回線の回線制御、回線接続を行う。ファックス
信号処理部63は、電子計算機に接続し、電子計算機が
入出力する前述したEIA578 592に従ったデジ
タルファックスデータBとITU−T T.4、T.3
0に従ったG3ファックス信号との間の変換を行う。タ
イムスロット制御部64は、ファックス用端末アダプタ
5が接続した回線上の各タイムスロットで送受するデー
タの選択や分配を制御する。主制御部61は、端末動作
回線制御部62を介した、後に電話システムの動作とし
て示す各シーケンスにおける呼接続の制御を行う。
【0072】また、主制御部61が、以上各部の動作や
入出力の制御を行うことにより、電子計算機用端末アダ
プタ6は、電子計算機と入出力するデジタルファックス
データBの回線上の伝送を、S+点に対応する回線のB
チャネルの2タイムスロットによるデジタルファックス
データBの送受によって行うことも、S+点に対応する
回線のBチャネルによるG3ファックス信号の送受によ
って行うことも可能となる。
【0073】次に、回線延長装置9について説明する。
【0074】図7に、回線延長装置9の構成について示
す。
【0075】図示するように、回線延長装置9は、主制
御部91と、端末動作レイヤ1制御部92と、網動作レ
イヤ1制御部92を有している。端末動作レイヤ1制御
部92は、網終端装置2が回線101に送信した図2
(a)に示したフレームを受信し、フレームに含まれる
Bチャネルビット、Dチャネルビット、Sビットを網動
作レイヤ1制御93に送り、網動作レイヤ1制御部93
は端末動作レイヤ1制御部92から受け取ったBチャネ
ルビット、Dチャネルビット、Sビットを含めた、端末
動作レイヤ1制御部92が受信したフレームと論理的に
同内容の図2(a)に示したフレームを回線102に送
信する。逆に、網動作レイヤ1制御部93は、端末装置
が回線102に送信した図2(b)に示したフレームを
受信し、フレームに含まれるBチャネルビット、Dチャ
ネルビット、Qビットを端末動作レイヤ1制御92に送
り、端末動作レイヤ1制御部92は網動作レイヤ1制御
部93から受け取ったBチャネルビット、Dチャネルビ
ット、Qビットを含めた、網動作レイヤ1制御部92が
受信したフレームと論理的に同内容の図2(b)に示し
たフレームを回線101に送信する。主制御部91は、
以上各部の動作を制御する。
【0076】以下、本電話システムの動作について説明
する。
【0077】まず、機能拡張ISDN電話機3間もしく
は機能拡張ISDN電話機3とISDN電話機4間の通
話、および、機能拡張ISDN電話機3もしくはISD
N電話機4とISDN1を介した他装置との通話につい
て説明する。なお、各端末装置には予めサブアドレスが
付与されているものとする。
【0078】では、初めに、内線通話の動作について説
明する。
【0079】最初に同じ網端末装置2配下の装置間、す
なわち論理的に同じS+点に接続した装置間の内線通話
の基本的なシーケンスを図8に示す。ここでは、回線1
03に接続した装置間で内線通話を行う場合を例にとり
説明する。
【0080】図示するように内線通話の場合、まず、発
信側の装置Aは、回線103に着信側装置のサブアドレ
スを含めた呼設定メッセージを送る。これを受けた網終
端装置2は発信側装置Aに呼設定受付メッセージを回線
103に返すと共に、サブアドレスを含めた呼設定メッ
セージを回線103に送信する。このサブアドレスに対
応する着信側装置Bは呼設定メッセージを受け取ると、
利用者の呼出を行うと共に呼出メッセージを回線103
に送信する。呼出メッセージを受けた網終端装置2は、
呼出メッセージを発信側装置Aに送信する。その後着信
側装置Bの利用者が呼出に応答すると、着信側装置Bは
応答メッセージを回線103に送信し、これを受けた網
終端装置2は、応答確認を着信側装置Bに返すと共に、
発信側装置Aに応答を送信する。
【0081】ここで後述するように以上のシーケンス中
において、発信側装置Aと網終端装置2間、網終端装置
2と着信側装置B間の情報の伝送に使用するBチャネル
もしくはスロットが決定される。
【0082】発信側装置Aが応答メッセージを受け取る
と、両装置は、決定されたBチャネルもしくはスロット
を用いて情報の送受信を行い、これにより両装置間の通
信が行われる。
【0083】その後、一方の装置の利用者が通話の終了
を指示すると、その装置より切断メッセージが回線10
3に送信される。これを受けた網終端装置2は、切断メ
ッセージを送信した装置と解放、解放完了メッセージを
交換するシーケンスにより、その装置との間の呼を解放
する。また、網終端装置2は、他方の装置に切断メッセ
ージを送信し、解放、解放完了メッセージを交換するシ
ーケンスにより、他方の装置との間の呼を解放する。
【0084】さて、前述したように、上記シーケンス中
において発信側装置Aと網終端装置2間、網終端装置2
と着信側装置B間の情報の伝送に使用するBチャネルも
しくはタイムスロットを決定する動作について説明す
る。
【0085】まず、発信側装置AがISDN電話機4で
ある場合、発信側の装置Aは、送信する呼設定メッセー
ジのチャネル識別子情報要素の情報チャネル選択に任意
のチャネルを設定し送信する。一方、発信側装置Aが機
能拡張ISDN電話機3である場合には、送信する呼設
定メッセージのチャネル識別子情報要素の情報チャネル
選択に任意のチャネルを設定すると共に、送信する呼設
定メッセージにユーザ特有コード群であるコード群7の
情報要素として使用スロット数が1であることを規定す
る通信レートを含める。コード群7の情報要素は、たと
えば、固定シフト手順で、各メッセージ中に含めること
ができる。
【0086】これを受けた網終端装置2は、呼設定メッ
セージにコード群7の通信レート情報要素が含まれてい
ない場合には、回線103上の空いている一つのBチャ
ネルを選定し、発信側装置Aに送る呼出メッセージのチ
ャネル識別子情報要素の情報チャネル選択に網終端装置
2と発信側装置A間の情報の伝送に使用するBチャネル
の指定として設定する。以上のシーケンスで、発信側装
置AがISDN電話機4である場合には、網終端装置2
と発信側装置A間の情報の伝送に使用するBチャネルが
決定される。
【0087】一方、呼設定メッセージにコード群7の通
信レート情報要素が含まれている場合には、回線103
上のコード群7の情報要素で規定される使用スロット数
分のタイムスロットが空いているBチャネルを選定し、
呼出メッセージのチャネル識別子情報要素の情報チャネ
ル選択に終端装置2と発信側装置A間の情報の伝送に使
用するタイムスロットを有するBチャネルとして設定す
ると共に、さらに、チャネル識別子情報要素の情報チャ
ネル選択に設定したBチャネル上の使用スロット数分、
すなわち1つの空きタイムスロットを選定し、発信側装
置Aに送る呼出メッセージに、コード群7の情報要素ス
ロットマップを含める。このスロットマップ情報要素に
は、選定したタイムスロットの指定を網終端装置2と発
信側装置A間の情報の伝送に使用するタイムスロットの
指定として設定する。
【0088】以上のシーケンスで、発信側装置Aが機能
拡張ISDN電話機3である場合には、網終端装置2と
発信側装置A間の情報の伝送に使用するタイムスロット
が網終端装置2と発信側装置A間で決定される。
【0089】一方、網終端装置2は、発信側装置AがI
SDN電話機4もしくは機能拡張ISDN電話機3であ
る場合、発信側装置AへのBチャネルもしくはタイムス
ロットの割当後に、空きBチャネルが回線103に存在
する場合には、着信側装置Bへ送る呼設定メッセージの
チャネル識別子情報要素の情報チャネル選択に、その空
きBチャネルを、チャネル変更不可表示に変更可を設定
し、コード群7のスロットマップ情報要素として、一つ
の空きタイムスロットとそのタイムスロットが存在する
Bチャネルを網終端装置2と着信側装置B間の情報の伝
送に使用するタイムスロットの指定として設定する。た
だし、一方のBチャネルの一部のタイムスロットが使用
されている場合には、一部のタイムスロットが使用され
ているBチャネルと、このBチャネル上のタイムスロッ
トを優先してスロットマップ情報要素に設定するように
する。
【0090】サブアドレスで指定される着信側装置B
が、ISDN電話機4である場合、この呼設定メッセー
ジ中のコード群7の情報要素は無視される。したがっ
て、着信側装置BであるISDN電話機4は、この呼設
定メッセージを受け取ると、網終端装置2に送る呼設定
メッセージのチャネル識別子情報要素の情報チャネル選
択に、受け取った呼設定メッセージのチャネル識別子情
報要素の情報チャネル選択で指定されたBチャネルを設
定した呼出メッセージを網終端装置2に返す。また、こ
のBチャネルを情報伝送するBチャネルとして設定す
る。
【0091】一方、サブアドレスで指定される着信側装
置Bが、機能拡張ISDN電話機4である場合、受け取
った呼設定メッセージのコード群7のスロットマップ情
報要素で設定されたBチャネルを、網終端装置2に送る
呼出メッセージのチャネル識別子情報要素の情報チャネ
ル選択に設定すると共に、コード群7のスロットマップ
情報要素に、受け取った呼設定メッセージのコード群7
のスロットマップ情報要素で設定されたタイムスロット
を設定する。また、このタイムスロットを情報伝送する
タイムスロットとして設定する。
【0092】網終端装置2は、受け取った呼出メッセー
ジにスロットマップ情報要素が含まれていない場合に
は、チャネル識別子情報要素の情報チャネル選択で指定
されたBチャネルを網終端装置2と着信側装置B間の情
報の伝送に使用するBチャネルとして設定し、受け取っ
た呼出メッセージにスロットマップ情報要素が含まれて
いる場合には、チャネル識別子情報要素の情報チャネル
選択で指定されたBチャネル上のスロットマップ情報要
素で指定されたタイムスロットを網終端装置2と着信側
装置B間の情報の伝送に使用すタイムスロットとして設
定する。
【0093】以上のシーケンスで、着信側装置Bが機能
拡張ISDN電話機3である場合には、網終端装置2と
着信側装置B間の情報の伝送に使用するタイムスロット
が網終端装置2と着信側装置B間で決定され、着信側装
置BがISDN電話機4である場合には、網終端装置2
と着信側装置B間の情報の伝送に使用するBチャネルが
網終端装置2と着信側装置B間で決定される。
【0094】一方、網終端装置2は、発信側装置AがI
SDN電話機4もしくは機能拡張ISDN電話機3であ
る場合、発信側装置AへのBチャネルもしくはタイムス
ロットの割当後に、空きBチャネルが回線103に存在
しない場合には、たとえば、発信側装置Aから受け取っ
た呼設定メッセージ中のサブアドレスより、着信側装置
Bが機能拡張ISDN電話機3であるかISDN電話機
4であるかを判断し、ISDN電話機4である場合に
は、空きチャネル無しとして発信側装置Aの発呼を処理
するようにする。この判断は、たとえば、図9に示すよ
うに、データリンク設定時に、機能拡張ISDN電話機
3が、付加情報メッセージなどにより、網終端装置2に
自身のサブアドレスを通知するようにし、網終端装置2
において呼設定メッセージ中のサブアドレスが通知され
た機能拡張ISDN電話機でない場合に、着信側装置B
がISDN電話機3であると認識するようにすればよ
い。もちろん、別途サブアドレスの割当を網終端装置2
に設定するようにしてもよい。
【0095】さて、以上のようにして、発信側装置Aと
網終端装置2間、網終端装置2と着信側装置B間の情報
の伝送に使用するBチャネルもしくはタイムスロットが
設定されると、発信側装置Aと着信側装置Bは、決定し
たBチャネルもしくはタイムスロットを用いて音声の送
受を行うが、網終端装置2は、一方がISDN電話機4
で他方が機能拡張ISDN電話機3である場合、すなわ
ち、一方にBチャネルを他方にタイムスロットを設定し
た場合、ISDN電話機4とBチャネルを用いて送受す
るμ−lawによる音声と、機能拡張ISDN電話機3
と1タイムスロットを用いて送受するG723.1によ
る音声間の変換を行う。他の場合は、そのままBチャネ
ル間またはタイムスロット間の中継を行う。
【0096】次に、異なる網端末装置2配下の装置間、
すなわち論理的に異なるS+点に接続した装置間の内線
通話の基本的なシーケンスを図10に示す。
【0097】図示するように、発信側装置Aと着信側装
置Bと、それぞれに対応する網終端装置2との間の動作
は、図8に示した同網終端装置2配下の装置間の内線通
話と同じである。
【0098】異なる点は、網終端装置2間で、配下の装
置より受け取ったメッセージを他方の網終端装置2に通
知し合う点と、メッセージを他方の網終端装置より通知
された場合に、図8の場合において配下の装置よりメッ
セージを受け取った場合と同様に処理する点である。ま
た、発信側装置Aと着信側装置B間で送受する情報を、
網終端装置間で中継するために、網終端装置間でこの情
報を中継するためのタイムスロットを伝送路106上に
設定する点と、このタイムスロット上でG723.1に
よる音声によって情報を中継する点が異なる。
【0099】伝送路106上へのタイムスロットの設定
は、呼設定メッセージの通知と、呼出メッセージ通知を
利用して、網終端装置2間で行う。すなわち、発信側装
置Aから呼設定メッセージを受け取った網終端装置は、
伝送路106上の制御用タイムスロットを用いて他方の
網終端装置2に呼設定メッセージを通知すると共に、タ
イムスロットの割当を要求する。一方、呼設定メッセー
ジの通知を受け取った網終端装置2は、これに従い、呼
設定メッセージを着信側装置Bに送信し、着信側装置B
より呼出メッセージを受け取ったならば、呼設定メッセ
ージを通知した網終端装置に、呼出メッセージの通知と
共に伝送路106上の空き情報用タイムスロットを、使
用タイムスロットの指定として送る。この使用タイムス
ロットで指定された空き情報用タイムスロットが、発信
側装置Aと着信側装置B間で送受する情報の中継用のタ
イムスロットして網終端装置2間で用いられる。
【0100】また、各網終端装置2は、配下の通信を行
う装置がISDN電話機4である場合には、Bチャネル
を設定した装置、すなわちISDN電話機4と送受する
μ−lawによる音声と、伝送路106の1情報用タイ
ムスロットを用いて送受するG723.1による音声間
の変換を行う。他の場合は、そのままタイムスロット間
の中継を行う。
【0101】さて、異なる網端末装置2配下の装置間、
すなわち論理的に異なるS+点に接続した装置間の内線
通話としては、一方の網端末装置2配下の装置から、他
方の網端末装置2配下の任意の装置に発呼する形態もあ
る。
【0102】この場合、着信側の網終端装置2が配下の
装置に送信した呼設定メッセージに対して、図中に破線
で示したように複数の呼出メッセージが、複数の装置か
ら送信され、その後、いずれかの装置が応答メッセージ
を送信することになる。
【0103】この場合、呼設定メッセージを送信した網
終端装置2は、最先に応答メッセージを送信した装置
を、着信側装置Bとし、この装置の呼出メッセージに対
して決定したBチャネルもしくはタイムスロットを着信
側装置Bとの間の情報の伝送に用いるBチャネルもしく
はタイムスロットとする。そして、他の呼出メッセージ
を送信した装置に対しては、図中に破線で示したように
解放メッセージと解放完了メッセージを交換する解放シ
ーケンスを実行し、呼を解放させる。
【0104】なお、このような形態の内線通話の場合、
着信側の網終端装置2は、配下の装置との間の回線上に
空きBチャネルがない場合は、呼設定メッセージを、機
能拡張ISDN電話機3にのみ送信するようにしてもよ
い。これは、機能拡張ISDN電話機3のTEIをアド
レスとするIフレームによって呼設定メッセージを、そ
れぞれ機能拡張ISDN電話機3に送信することなどに
より実現することができる。機能拡張ISDN電話機3
のTEIは、たとえば、図9に示すように、データリン
ク設定時に、機能拡張ISDN電話機3が、たとえば、
付加情報メッセージによるサービスプロファイル指定な
どにより、網終端装置2に自身が機能拡張ISDN電話
機3であることを示すことにより、網終端装置2に自身
のTEIを通知し、網終端装置2がこれを管理するよう
にすればよい。
【0105】次に、外線通話、すなわち、網終端装置2
配下の装置とISDN1を介した他装置との通話につい
て説明する。
【0106】まず、網終端装置2配下の装置から発呼す
る場合について説明する。
【0107】図11のこの場合の基本的なシーケンスを
示す。
【0108】図示するように、この場合の発信側装置A
と網終端装置2との間の動作は、図10に示した発信側
装置Aと、これを配下とする網終端装置2の内線通話の
場合の動作と同じである。
【0109】異なる点は、網終端装置2が、他の網終端
装置2ではなくISDNに対して、発信側装置Aから受
け取ったメッセージに対応するメッセージを送信し、I
SDN1より受け取ったメッセージに対応するメッセー
ジを発信側装置Aに送信する点である。また、μ−la
wによる音声によってISDN1と情報を送受する点が
異なる。ただし、ISDN1に対して送信するメッセー
ジにはコード群7の情報要素は含めないようにする。
【0110】この場合、網終端装置2は、発信側装置A
が機能拡張ISDN電話機3である場合には、ISDN
1と送受するμ−lawによる音声と、機能拡張ISD
N電話機3と1タイムスロットで送受するG723.1
による音声間の変換を行う。他の場合は、そのままBチ
ャネル間の中継を行う。
【0111】次に、網終端装置2配下の装置に着呼する
場合について説明する。
【0112】図12に、この場合の基本的なシーケンス
について示す。
【0113】図示するように、この場合の着信側装置B
と網終端装置2との間の動作は、図10に示した着信側
装置Bと、これを配下とする網終端装置2の内線通話の
場合の動作と同じである。
【0114】異なる点は、網終端装置2が、他の網終端
装置2ではなくISDNに対して、着信側装置Bから受
け取ったメッセージに対応するメッセージを送信し、I
SDN1より受け取ったメッセージに対応するメッセー
ジを着信側装置Bに送信する点である。また、μ−la
wによる音声によってISDN1と情報を送受する点が
異なる。ただし、ISDN1に対して送信するメッセー
ジにはコード群7の情報要素は含めないようにする。
【0115】この場合、網終端装置2は、着信側装置B
が機能拡張ISDN電話機3である場合には、ISDN
1と送受するμ−lawによる音声と、機能拡張ISD
N電話機3と1タイムスロットで送受するG723.1
による音声間の変換を行う。他の場合は、そのままBチ
ャネル間の中継を行う。
【0116】なお、ISDNから任意の装置に着呼した
場合も、図10を用いて説明した、一方の網端末装置2
配下の装置から、他方の網端末装置2配下の任意の装置
に発呼した場合の、着信側網終端装置2や、その配下の
装置の動作と同じである。
【0117】ところで、以上の外線通話における装置か
らの発呼による通話は、その装置を配下とする網終端装
置2が収容するT点に対応する回線上の空きBチャネル
に空きがない場合は行うことができない。
【0118】そこで、このように、発呼した装置を配下
とする網終端装置2が収容するT点に対応する回線上の
Bチャネルに空きがない場合には、他方の網終端装置が
収容するT点に対応する回線上の空きBチャネルを用い
て、この装置よりの発呼による通話を可能とするように
してもよい。
【0119】この場合のシーケンスを図13に示す。
【0120】図示するように、この場合の発信側装置A
と、これを配下とする網終端装置2との間の動作、及
び、網終端装置間の動作は基本的に図10の場合と同様
である。
【0121】異なる点は、発信側装置Aを配下とする網
終端装置2が他方の網終端装置2から、他方の網終端装
置2が収容するT点に対応する回線上の空きBチャネル
の割当を受ける点と、他方の網終端装置2が、配下の装
置にではなく、ISDNに対して発呼する点である。
【0122】すなわち、発信側装置Aを配下とする網終
端装置2は、発信側装置Aから呼設定メッセージを受信
すると、呼設定メッセージの他方の網終端装置2への通
知に先立ち、伝送路106の制御用タイムスロットを用
いて、外線要求を送信する。これを受けた他方の網終端
装置2は、自身が収容するT点に対応する回線上の空き
Bチャネルがあれば、これを確保し、外線要求受付を応
答する。
【0123】そして、発信側装置Aを配下とする網終端
装置2は、外線要求受付を受け取れた場合にのみ、以
降、図10と同様の動作を行う。
【0124】一方、他方の網終端装置は、発信側装置A
を配下とする網終端装置2から通知されたメッセージに
従ってISDN1に発呼し、ISDN1との間に、確保
したBチャネルを用いた回線接続を行い、μ−lawに
よる音声によってISDN1と情報を送受する。ただ
し、ISDN1に対して送信するメッセージにはコード
群7の情報要素は含めないようにする。
【0125】この場合、他方の網終端装置は、ISDN
1と送受するμ−lawによる音声と、伝送路106上
のタイムスロットを介して発信側装置Aを配下とする網
終端装置2と送受するG723.1による音声間の変換
を行う。また、発信側装置Aを配下とする網終端装置2
は、発信側装置AがISDN電話機3である場合には、
伝送路106上の情報用タイムスロットと送受するG7
23.1による音声と発信側装置Aと送受するμ−la
wによる音声の変換を行う。
【0126】さて、たとえば、二つの網終端装置2が収
容するT点に対応する2つの回線に対して、本システム
の利用者が一方の網終端装置2が収容するT点に対応す
る回線の電話番号を、代表番号として設定し利用してい
る場合には、電話番号が代表番号である回線を収容した
網愁嘆装置2に代表番号宛に着呼した呼を、他方の網終
端装置配下の装置に着呼させ、この装置との通話を可能
とするようにしてもよい。
【0127】この場合のシーケンスを図14に示す。
【0128】図示するように、この場合の着信側装置
と、これを配下とする網終端装置2との間の動作、及
び、網終端装置間の動作は、図10を用いて説明した、
一方の網端末装置2配下の装置から、他方の網端末装置
2配下の任意の装置に発呼した場合の着信側装置と、こ
れを配下とする網終端装置2との間の動作、及び、網終
端装置間の動作と同じである。
【0129】異なる点は、図10において発信側装置A
から発呼を受ける代わりに網終端装置2が、ISDN1
から着呼を受け、発信側装置Aに代えてISDN1と対
応するメッセージを送受する点である。
【0130】ISDN1から着呼を受けた網終端装置2
は、μ−lawによる音声によってISDN1と情報を
送受する。そして、ISDN1と送受した情報の、IS
DN1と他方の網終端装置との間に前述したように設定
した情報用タイムスロットとの間の中継を行う。ただ
し、この際、ISDN1と送受するμ−lawによる音
声と、伝送路106上のタイムスロットを介して発信側
装置Aを配下とする網終端装置2と送受するG723.
1による音声間の変換を行う。
【0131】この場合、他方の網終端装置2は、着呼に
応答した着信側装置BがISDN電話機3である場合に
は、伝送路106上の情報用タイムスロットにより送受
するG723.1による音声と発信側装置Aと送受する
μ−lawによる音声の変換を行う。
【0132】以上、本電話システムにおける、機能拡張
ISDN電話機3間もしくは機能拡張ISDN電話機3
とISDN電話機4間の内線通話、および、機能拡張I
SDN電話機3もしくはISDN電話機4とISDN1
を介した他装置との外線通話の動作について説明した。
【0133】ここで、以上の内線通話、外線通話の動作
は、発信側装置、着信側装置が、ファックス用端末アダ
プタ5、電子計算機用端末アダプタ6である場合も基本
的に同様である。ただ、S+点に対応する回線上、伝送
路106上では、これらの装置の情報は、デジタルファ
ックスデータAまたはデジタルファックスデータBをそ
のまま2タイムスロットを用いて転送し、T点に対応す
る回線上ではファックス信号に変換しBチャネルを用い
て転送する点が異なる。ただし、ファックス用端末アダ
プタ5と、電子計算機用端末アダプタ6間の通信の際に
は、網終端装置2において間の変換を行う。
【0134】なお、以上の実施形態では、機能拡張端末
装置(機能拡張ISDN電話機3、ファックス用端末ア
ダプタ5、電子計算機用端末アダプタ6)は、常にタイ
ムスロットを用いて情報の送受、すなわち、G723.
1による音声/デジタルファックスデータA/デジタル
ファックスデータBを送受するものとしたが、これは、
所定の条件によりμ−lawによる音声/ファックス信
号を送受するようにしてもよい。たとえば、外線通話の
場合は、μ−lawによる音声またはファックス信号を
送受するように変更してもよい。この場合の機能拡張端
末装置の動作は、機能拡張ISDN電話機3であればI
SDN電話機4の動作、ファックス用端末アダプタ5、
電子計算機用端末アダプタ6であればG3ファックス装
置または電子計算機に接続されたファックスモデムを接
続した従来のTAの動作と同じとなる。
【0135】ところで、以上の実施形態では、S+点に
対応する回線上に空きBチャネルが無い場合には、その
回線上のISDN電話機4は通話を行うことができな
い。
【0136】そこで、もし、図15に示すように、S+
点に対応する回線上の2つのBチャネル上の使用中のタ
イムスロットの全てを一つのBチャネル上にまとめるこ
とにより空きBチャネルを作れる場合には、網終端装置
2において、使用するタイムスロットを変更させ空きB
チャネルを作成し、ISDN電話機4が通話を行えるよ
うにしてもよい。
【0137】このような使用するタイムスロットを変更
させるシーケンスを図16に示す。
【0138】この例は、B2チャネルの第1番目のタイ
ムスロットB21を、B1チャネルの第8番目のタイム
スロットB18に変更させる場合のものである。
【0139】この場合、網終端装置2は、まず、使用中
のB21に送信する情報と同じ情報を、この時点で空き
タイムスロットのB18にも送信する。そして、付加情
報メッセージにより、B21を使用中の装置にB18へ
のタイムスロット変更を要求する。
【0140】この要求を受けた装置は、受信する対象を
B21からB18に切り替えると共に、B21に送信す
る情報と同じ情報をB18にも送信し、付加情報メッセ
ージにより切替完了を網終端装置2に送信する。
【0141】切替完了を受け取った網終端装置は、B2
1への情報の送信を停止し、B18にのみ情報を送信す
るようにすると共に、情報を受信する対象をB21から
B18に切り替える。そして、付加情報メッセージによ
り、装置に切替完了を送信する。
【0142】切替完了を受け取った装置は、B21への
情報の送信を停止し、B18にのみ情報を送信するよう
にする。
【0143】これにより、B21のB18の変更が完了
し、B21は空きタイムスロットとなる。
【0144】ところで、以上の実施形態によれば、同じ
Bチャネルの各タイムスロットに対して異なる機能拡張
端末装置または延長装置が送信を行う。その一方でBチ
ャネルのビットは、直流平衡のために、1をパルス無
し、0を0出現の度に極性が反転するパルスを用いるA
MI符号により伝送しなければならない。
【0145】そこで、各機能拡張端末装置、延長装置の
端末動作回線制御部の送信側回線ドライブ部は、図17
に示すように構成する。ただし、図示したものは、図2
に示すフレームのBチャネルビットと、8ビットのBチ
ャネルビット毎にその後に付加される直流平衡ビットL
を処理する部位であり、その他の、Fビット、Fビット
の次のLビット、FAビット、Dビットについては従来
のT点における処理と同様に処理する。
【0146】図中において、送信トランス1701は、
S+点に対応する回線の機能拡張端末装置から見て送信
側2線路TA、TBに接続している。いま、正極性のパ
ルスが線路に印加されるとTA側からTB側に向かって
送信トランス1701に電流が流れ、負極性のパルスが
線路に印加されるとTB側からTA側に向かって送信ト
ランス1701に電流が流れる。
【0147】差分器1702は、コンデンサを介してT
A、TBに接続し、正極性、負極性のパルスの有無を検
出する。
【0148】Bチャネル極性制御部1706は、差分器
1702の検出内容より、FビットとFビットの直前の
0が同じ極性のパルスとなる正極性コードバイオレーシ
ョンを検出し、これより、フレーム中の各8ビットのB
チャネルビットの最初のビットの位置を判断し、この最
初のビットの位置で、スイッチ1705を論理積回路1
704側に接続する。また、この後、8ビットのBチャ
ネルビットを送信する間、差分器1702がパルスを検
出する度に、スイッチを論理回路103側、1704側
というように交互に切替える。これにより、論理積回路
1703、1704の送信データ入力でない側の入力は
スイッチ1705が接続された時には論理値1の電圧
に、接続されない時には論理値0の電圧に、電源Vcc
またはドロップアウト抵抗Rにより固定されるので、8
ビットのBチャネルビットの期間、各機能拡張端末装置
が送信する送信データが0の際に線路に送信されるパル
スの極性が交互に反転する。また、送信データが1の場
合は、線路に送信される内容は常にパルス無しとなる。
ただし、各機能拡張端末装置において、割り当てられた
タイムスロットもしくはBチャネルのビットの期間の
み、送信データは送信する内容に応じて変化し、それ以
外の期間では、他装置の出力に影響を与えないように、
送信データは1に固定される。
【0149】次に、8ビットのBチャネルビットを送信
した後の直流平衡ビットの位置では、Bチャネル極性制
御部1706は、スイッチ1705を論理積回路170
3側に接続する。そして、スイッチ1705を論理積回
路1703側に接続する直前に、スイッチ1705が論
理積回路1703側に接続されていたのであれば、送信
した8ビットのBチャネルビットの0の数すなわちパル
ス数は偶数であるので、論理回路1703に値1を供給
し、8ビットのBチャネルビットを送信した後の直流平
衡ビットをパルス無しとする。逆に、スイッチ1705
を論理積回路1703側に接続する直前に、スイッチ1
705が論理積回路1704側に接続されていたのであ
れば、送信した8ビットのBチャネルビットの0の数す
なわちパルス数は奇数、したがって、正極性のパルスよ
り負極性のパルスが一つ多いので、論理回路1703に
値0を供給し、8ビットのBチャネルビットを送信した
後の直流平衡ビットを正極性のパルスとする。なお、こ
の直流平衡ビットは、全ての機能拡張端末装置が出力す
ることになる。
【0150】Bチャネル極性制御部1706は、以上の
動作を、各フレームの、各8ビットのBチャネルビット
とその後に付加される直流平衡ビットLの組について繰
り返し行う。
【0151】さて、以上のように、本電話システムは、
内線通話と外線通話を可能とするものであり、網終端装
置2配下の任意の端末装置に着呼した場合は、複数の端
末装置が、これに応答し、利用者を呼び出すものである
が、このような呼出を呼出音により行う場合には、各機
能拡張端末装置が同期して呼出音を出力することが好ま
しく、また、外線通話の着呼と内線通話の着呼では、呼
出音を異なるものとすることが望ましい。
【0152】そこで、網終端装置2が、図2に示したフ
レームをマルチフレームとして伝送するようにし、この
ようにした場合に、Sビットにより図18に示すように
4つのSCサブチャネルを用いて、呼出音の周期を表す
周期信号を各機能拡張端末装置に伝送するようにしても
よい。この場合、SCサブチャネル1では、外線通話の
着呼時に使用する呼出音の周期信号を送り、SCサブチ
ャネル2では内線通話の着呼時に使用する呼出音の周期
信号を送るようにする。また、網終端装置2から、各機
能拡張端末装置に、呼設定メッセージを送る際に、コー
ド群7の情報要素により、当該呼設定メッセージによる
着呼が外線通話に対応するものか内線通話に対応するも
のかを通知することにより、各機能拡張端末装置におい
て着呼が外線通話に対応するものか内線通話に対応する
ものかを判定できるようにする。もしくは、各機能拡張
端末装置において、受信した呼設定メッセージの発番号
より、着呼が外線通話に対応するものか内線通話に対応
するものかを判定する。
【0153】そして、各機能拡張端末装置において、外
線通話の着呼時には、SCサブチャネル1で受信する周
期信号に同期して呼出音を出力し、内線通話の着呼時に
は、SCサブチャネル2で受信する周期信号に同期して
呼出音を出力するようにする。
【0154】以上、本発明に係る電話システムの一実施
形態について説明した。
【0155】なお、以上の実施形態では、二つの網終端
装置間の情報の送受を伝送路を介して行ったが、これは
共有メモリなどを用いて行うようにしてもよい。また、
二つもしくはそれ以上の網終端装置を単一の装置として
構成するようにしてもよい。
【0156】また、以上の実施形態では、全ての機能拡
張ISDN電話機3は、同じ数のタイムスロットを用い
て同じ符号化方式で符号化した音声による通話を行うも
のとして説明したが、異なる数のタイムスロット、異な
る音声符号化方式による音声を用いて通話を行う機能拡
張ISDN電話機3を電話システム中に混在させるよう
にしてもよい。また、この場合における。相互に異なる
数のタイムスロット、異なる音声符号化方式を用いる機
能拡張ISDN電話機間の内線通話は、網終端装置に、
これら音声符号化方式間の変換を行う機能を設け、これ
により機能拡張ISDN電話機から受信した音声を、こ
の音声を交換すべき機能拡張ISDN電話機が使用する
タイムスロットに中継するようにすればよい。
【0157】具体的には、たとえば、第1の音声符号化
方式で符号化した音声を1つのタイムスロットで送受す
る第1種の機能拡張ISDN電話機と、第2の音声符号
化方式で符号化した音声を2つのタイムスロットで送受
する第2種の機能拡張ISDN電話機間の内線通話を行
う場合には、網終端装置において、第1種の機能拡張I
SDN電話機から1つのタイムスロットで受信した第1
の音声符号化方式で符号化した音声を、第2の符号化方
式で符号化された音声に変換して、2つのタイムスロッ
トで第2種の機能拡張ISDN電話機に送り、第2種の
機能拡張ISDN電話機から2つのタイムスロットで受
信した第2の音声符号化方式で符号化した音声を、第1
の符号化方式で符号化された音声に変換して、1つのタ
イムスロットで第1種の機能拡張ISDN電話機に送る
ようにすればよい。
【0158】以上のように、本実施形態によれば、ポイ
ントマルチポイントモードで端末装置を網終端装置2に
接続するので配線に関する負担が少ない。また、各機能
拡張端末は、Bチャネル上の一部のタイムスロットを用
いて、通話を行うので、各端末が、それぞれBチャネル
を用いて通話を行う場合に比べ、多数の電話機が同時に
通話を行うことができる。また、さらに、従来同様のI
SDN電話機も使用することができる。
【0159】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、配線に
関する負担が少なく、かつ多数の電話機が同時に通話を
行うことができる電話システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電話システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るS+点上のインタフェ
ースを示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る網終端装置の構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る機能拡張ISDN電話
機の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係るファックス用端末アダ
プタの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係る電子計算機用端末アダ
プタの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態に係る延長装置の構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の実施形態に係る内線通話のシーケンス
を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るデータリンク確立時の
シーケンスを示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る内線通話のシーケン
スを示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係る発呼時の外線通話の
シーケンスを示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る着呼時の外線通話の
シーケンスを示す図である。
【図13】本発明の実施形態に係る発呼時の外線通話の
シーケンスを示す図である。
【図14】本発明の実施形態に係る着呼時の外線通話の
シーケンスを示す図である。
【図15】本発明の実施形態に係るタイムスロット変更
のようすを示した図である。
【図16】本発明の実施形態に係るタイムスロットを変
更させるシーケンスを示した図である。
【図17】本発明の実施形態に係る送信側回線ドライブ
部の構成を示すブロック図である。
【図18】SCサブチャネルの構成を示す図である。
【図19】従来の電話システムの構成を示すブロック図
である。
【図20】従来の電話システムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ISDN、2 網終端装置 3 ISDN電話機、
4 機能拡張ISDN電話機、5 ファックス用端末ア
ダプタ、6 電子計算機用端末アダプタ、9 回線延長
装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 雅明 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内 Fターム(参考) 5K030 GA05 HC05 JA03 JA08 JT01 JT02 KA14 LA07 5K033 AA09 DA06 DA13 5K101 LL03 MM04 MM06 NN07 NN21 SS01 SS06 TT03 UU19 UU20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bチャネルを有するISDNのユーザ網イ
    ンタフェースに接続した網終端システムと、Bチャネル
    を有する内線インタフェースを介して網終端システムに
    接続した複数の電話端末装置とを有し、 前記各電話端末装置は、 内線インタフェース上の一つのBチャネルをm(但し、
    m>1)個に分割した複数のタイムスロットの一部であ
    るn(但し、n<m)個のタイムスロットの伝送レート
    以下の伝送レートに音声を圧縮符号化する第1の符号化
    方式に従って音声の符号化と復号化を行う圧縮・伸張手
    段と、 前記圧縮・伸張手段が符号化した前記第1の符号化方式
    に従って符号化された音声および前記圧縮・伸張手段が
    復号化する前記第1の符号化方式に従って符号化された
    音声を、内線インタフェース上のBチャネル上の前記n
    個のタイムスロットを用いて前記網終端システムと送受
    する手段とを有し、 前記網終端システムは、 前記第1の符号化方式に従って符号化された音声の、内
    線インタフェース上のBチャネル上のn個のタイムスロ
    ットの組間の交換を行う内線交換手段と、 前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルを用いて、
    当該Bチャネルの伝送レート以下の伝送レートに音声を
    圧縮符号化する第2の符号化方式で符号化された音声を
    送受する手段と、 前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルを用いて送
    受する前記第2の符号化方式で符号化された音声と、内
    線インタフェース上のBチャネル上の前記n個のタイム
    スロットを用いて送受する前記第1の符号化方式で符号
    化された音声との交換を行う外線交換手段とを有し、 前記外線交換手段は、前記ユーザ網インタフェース上の
    Bチャネルに交換する音声を送受する前記内線インタフ
    ェース上のBチャネル上の前記n個のタイムスロットか
    ら受信した前記第1の符号化方式で符号化された音声
    を、前記第2の符号化方式で符号化された音声に変換し
    て、前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルに中継
    し、前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記n
    個のタイムスロットに交換する音声を送受する前記ユー
    ザ網インタフェース上のBチャネルから受信した前記第
    2の符号化方式で符号化された音声を、前記第1の符号
    化方式で符号化された音声に変換し、前記内線インタフ
    ェース上のBチャネル上の前記n個のタイムスロットに
    中継する手段を有することを特徴とするISDN利用電
    話システム。
  2. 【請求項2】Bチャネルを有するISDNのユーザ網イ
    ンタフェースに接続した網終端システムと、Bチャネル
    を有する内線インタフェースを介して網終端システムに
    接続した複数の電話端末装置とを有し、 前記各電話端末装置は、 内線インタフェース上の一つのBチャネルをm(但し、
    m>1)個に分割した複数のタイムスロットの一部であ
    るn(但し、n<m)個のタイムスロットの伝送レート
    以下の伝送レートに音声を圧縮符号化する第1の符号化
    方式に従って音声の符号化と復号化を行う高圧縮・伸張
    手段と、 内線インタフェース上の一つのBチャネルの伝送レート
    以下の伝送レートに音声を圧縮符号化する第2の符号化
    方式に従って音声の符号化と復号化を行う低圧縮・伸張
    手段と、 前記高圧縮手段が前記第1の符号化方式に従って符号化
    した音声、および、前記高圧縮手段が前記第1の符号化
    方式に従って復号化する音声を、内線インタフェース上
    のBチャネル上の前記n個のタイムスロットを用いて送
    受する手段と、 前記低圧縮手段が前記第2の符号化方式に従って符号化
    した音声、および、前記低圧縮手段が前記第2の符号化
    方式に従って復号化する音声を、内線インタフェース上
    のBチャネルを用いて送受する手段とを有し、 前記網終端システムは、 前記第1の符号化方式に従って符号化された音声の、内
    線インタフェース上のBチャネル上のn個のタイムスロ
    ットの組間の交換を行う内線交換手段と、 前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルを用いて前
    記第2の符号化方式で符号化された音声を送受する手段
    と、 前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルを用いて送
    受する前記第2の符号化方式で符号化された音声と、内
    線インタフェース上のBチャネルを用いて送受する前記
    第2の符号化方式で符号化された音声との交換を行う外
    線交換手段とを有することを特徴とするISDN利用電
    話システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のISDN利用電話システム
    であって、 前記内線インタフェースを介して網終端システムに接続
    した、内線インタフェース上の一つのBチャネル以下の
    伝送レートに音声を圧縮符号化可能な前記第2の符号化
    方式に従って符号化された音声を、内線インタフェース
    上のBチャネルを用いて送受するタイムスロット非対応
    電話端末装置を有し、 前記網終端システムの外線交換手段は、 前記ユーザ網インタフェース上のBチャネルを用いて送
    受する前記第2の符号化方式で符号化された音声と、内
    線インタフェース上のBチャネルを用いて送受する前記
    第2の符号化方式で符号化された音声との交換を行う手
    段を有することを特徴とするISDN利用電話システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のISDN利用電話システム
    であって、 前記内線インタフェースを介して網終端システムに接続
    した、内線インタフェース上の一つのBチャネル以下の
    伝送レートに音声を圧縮符号化可能な前記第2の符号化
    方式に従って符号化された音声を、内線インタフェース
    上のBチャネルを用いて送受するタイムスロット非対応
    電話端末装置を有することを特徴とするISDN利用電
    話システム。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のISDN利用電話
    システムであって、 前記網終端システムの内線交換手段は、 前記内線インタフェース上のBチャネルを用いて送受す
    る前記第2の符号化方式で符号化された音声と、内線イ
    ンタフェース上のBチャネル上の前記n個のタイムスロ
    ットを用いて送受する前記第1の符号化方式で符号化さ
    れた音声の交換を行う異音声交換手段とを有し、 前記異音声交換手段は、前記内線インタフェース上のB
    チャネルに交換する音声を送受する前記内線インタフェ
    ース上のBチャネル上の前記n個のタイムスロットから
    受信した前記第1の符号化方式で符号化された音声を、
    前記第2の符号化方式で符号化された音声に変換して、
    前記内線インタフェース上のBチャネルに中継し、前記
    内線インタフェース上のBチャネル上の前記n個のタイ
    ムスロットに交換する音声を送受する前記内線インタフ
    ェース上のBチャネルから受信した前記第2の符号化方
    式で符号化された音声を、前記第1の符号化方式で符号
    化された音声に変換し、前記内線インタフェース上のB
    チャネル上の前記n個のタイムスロットに中継する手段
    を有することを特徴とするISDN利用電話システム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載のIS
    DN利用電話システムであって、 前記網終端システムは、複数のISDNのユーザ網イン
    タフェースと複数の内線インタフェースに接続し、 前記内線交換手段は、任意の内線インタフェース間で音
    声の前記交換を行い、 前記外線交換手段は、任意のユーザ網インタフェースと
    任意の内線インタフェースとの間で音声の前記交換を行
    うことを特徴とするISDN利用電話システム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のISDN利用電話システム
    であって、 前記網終端システムは、各々一つのユーザ網インタフェ
    ースと一つの内線インタフェースに接続する、相互に接
    続された複数の網終端装置より構成されることを特徴と
    するISDN利用電話システム。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載のISDN利用電話システムであって、 前記網終端システムは、各電話端末装置に、当該電話端
    末装置が網終端システムと音声を送受するタイムスロッ
    ト及びBチャネルを割り当てる手段と、前記n個のタイ
    ムスロットを用いて音声を送受している電話端末装置に
    当該電話端末装置が網終端システムと音声を送受するタ
    イムスロット及びBチャネルを、内線インタフェース上
    に空きBチャネルが生じるように変更させる手段を有す
    ることを特徴とするISDN利用電話システム。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載のISDN利用電話システムであって、 前記各電話端末装置は、網終端システムに送信される信
    号を、接続する内線インタフェース上にて監視する手段
    と、監視結果に応じて、網終端システムに送信される信
    号の直流平衡が保たれるように、自身が送信する信号の
    極性を制御する手段とを有することを特徴とするISD
    N利用電話システム。
  10. 【請求項10】請求項3または4記載のISDN利用電
    話システムであって、 前記網終端システムの前記外線交換手段は、呼接続され
    た電話端末装置もしくはタイムスロット非対応電話端末
    装置の音声の前記交換を行い、 前記網終端システムは、内線インタフェースを介して接
    続された各電話端末装置およびタイムスロット非対応電
    話端末装置に対して前記呼接続を要求する呼接続制御手
    段を有し、 前記呼接続制御手段は、内線インタフェース上に空きB
    チャネルが存在しない場合には、電話端末装置にのみ呼
    接続を要求し、タイムスロット非対応電話端末装置に対
    しては呼接続を要求しないことを特徴とするISDN利
    用電話システム。
  11. 【請求項11】請求項1または2記載のISDN利用電
    話システムであって、 前記内線インタフェースを介して網終端システムに接続
    した、異タイムスロット数使用電話端末装置を有し、 前記異タイムスロット数使用電話端末装置は、 内線インタフェース上の一つのBチャネルをm(但し、
    m>2)個に分割した複数のタイムスロットの一部であ
    るk(但し、K<mであってk≠n)個のタイムスロットの
    伝送レート以下の伝送レートに音声を圧縮符号化する第
    3の符号化方式に従って音声の符号化と復号化を行う圧
    縮・伸張手段と、 前記圧縮・伸張手段が符号化した前記第3の符号化方式
    に従って符号化された音声および前記圧縮・伸張手段が
    復号化する前記第3の符号化方式に従って符号化された
    音声を、内線インタフェース上のBチャネル上の前記k
    個のタイムスロットを用いて前記網終端システムと送受
    する手段とを有し、 前記網終端システムは、 前記第1の符号化方式に従って符号化された音声の、内
    線インタフェース上のBチャネル上のn個のタイムスロ
    ットの組間の交換を行う内線交換手段と、 前記網終端システムの内線交換手段は、 前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記k個の
    タイムスロットを用いて送受する前記第3の符号化方式
    で符号化された音声と、内線インタフェース上のBチャ
    ネル上の前記n個のタイムスロットを用いて送受する前
    記第1の符号化方式で符号化された音声の交換を行う異
    音声交換手段とを有し、 前記異音声交換手段は、前記内線インタフェース上のB
    チャネル上の前記k個のタイムスロットに交換する音声
    を送受する前記内線インタフェース上のBチャネル上の
    前記n個のタイムスロットから受信した前記第1の符号
    化方式で符号化された音声を、前記第3の符号化方式で
    符号化された音声に変換して、前記内線インタフェース
    上のBチャネル上の前記k個のタイムスロットに中継
    し、前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記n
    個のタイムスロットに交換する音声を送受する前記内線
    インタフェース上Bチャネル上の前記k個のタイムスロ
    ットから受信した前記第3の符号化方式で符号化された
    音声を、前記第1の符号化方式で符号化された音声に変
    換し、前記内線インタフェース上のBチャネル上の前記
    n個のタイムスロットに中継する手段を有することを特
    徴とするISDN利用電話システム。
JP13687999A 1999-05-18 1999-05-18 Isdn利用電話システム Pending JP2000332749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13687999A JP2000332749A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 Isdn利用電話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13687999A JP2000332749A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 Isdn利用電話システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332749A true JP2000332749A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15185684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13687999A Pending JP2000332749A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 Isdn利用電話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332749A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7630884B2 (en) 2001-11-13 2009-12-08 Nec Corporation Code conversion method, apparatus, program, and storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7630884B2 (en) 2001-11-13 2009-12-08 Nec Corporation Code conversion method, apparatus, program, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0150651B1 (ko) Isdn 비디오 전화기를 이용한 isdn 오디오 및 비디오 호출 방법 및 장치
JP3004491B2 (ja) 通信装置
EP0361760B1 (en) ISDN, basic rate interface arranged for quad voice
JPH04257199A (ja) 音声ディジタル1リンク接続方式
US6125277A (en) Cordless telephone containing a protocol converting circuit to connect to digital exchanges having different protocols
US5333182A (en) Arbitrary selecting of a terminal to be called in key telephone systems
US4656628A (en) Digital signal transmission system
US4839888A (en) Digital time-division multiplex switch-based telephone subscriber connection system
US6215796B1 (en) Process for subchannel bandwidth allocation and extraction by an ISDN communications controller
KR100203355B1 (ko) 발신 전용 휴대 전화 시스템
JP2000332749A (ja) Isdn利用電話システム
GB2067877A (en) Apparatus for Digital Facsimile Transmission
CN114244959B (zh) 一种基于pcm系统的业务处理方法及装置
KR960011706B1 (ko) Isdn 망에 접속가능한 디지탈 키폰 시스템
WO2018185803A1 (ja) 通信システム
CA2365165C (en) Key telephone system, key telephone, interface unit, and transmission scheme determination method
JPH01238238A (ja) 加入者線多重化チャネル方式
JPH07123172A (ja) 端末装置
JPH11261519A (ja) 無線ローカルループ・システムの通信方法及び通信装置
JP2819230B2 (ja) ボタン電話装置
JP2761879B2 (ja) 構内交換装置の伝送制御方式
JP3055574B2 (ja) Isdnターミナルアダプタ
Ohkoshi et al. A digital telephone set for ISDN
JPH02222242A (ja) Isdn宅内用ターミナル・アダプタ
JPH11285037A (ja) 端末アダプタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060425

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407