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JP2000330122A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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Publication number
JP2000330122A
JP2000330122A JP11137554A JP13755499A JP2000330122A JP 2000330122 A JP2000330122 A JP 2000330122A JP 11137554 A JP11137554 A JP 11137554A JP 13755499 A JP13755499 A JP 13755499A JP 2000330122 A JP2000330122 A JP 2000330122A
Authority
JP
Japan
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liquid crystal
sealing resin
pair
inspection
transparent substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11137554A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Takasaki
一郎 高崎
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Advanced Display Inc
Original Assignee
Advanced Display Inc
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Publication date
Application filed by Advanced Display Inc filed Critical Advanced Display Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルにおいて、一対の透明基板を接着
すると共に液晶を封入するシール樹脂の紫外線による硬
化状態を製造工程において容易に確認でき、シール樹脂
の未硬化部による不良の発生や歩留りの低下を防止でき
る液晶表示装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 製品(液晶パネル)を構成する透明基板
と同じ形状を有する上側透明基板1と下側透明基板2の
一方に、剥離用膜3と視覚的に識別できる下地膜5およ
び剥離膜3を形成し、液晶パネルの製造と同工程により
紫外線硬化型シール樹脂4の塗布、重ね合わせて紫外線
8の照射を行った後、上側透明基板1と下側透明基板2
を剥離して観察する。上記検査を同工程への製品投入前
および定期的に実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を構成する液晶パネルは、
少なくともいずれか一方には表示用電極が形成されてい
る一対の透明基板の一方にはスペーサを配置し、他方に
は紫外線硬化型のシール樹脂を基板の周辺部に塗布し、
この一対の透明基板を重ね合わせ、加圧下でシール樹脂
に紫外線を照射して硬化させることにより、一対の透明
基板を接着し、この接着された一対の透明基板の間に液
晶を注入することにより製造される。従来、シール樹脂
に所定量の紫外線が照射され硬化しているかを確認する
ための検査方法としては、照射される紫外線量を紫外線
照度測定器を用いて測定したり、紫外線照射装置の紫外
線光路および重ね合わせる透明定盤を目視により検査す
ることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置におい
て、一対の透明基板を対向させて接着すると共に液晶を
封入するシール樹脂に未硬化部が生じた場合、シールが
不完全となってこの部分から後工程で注入される液晶の
漏れが生じたり、また、未硬化のシール樹脂成分が液晶
に溶け出して液晶を汚染することがあり、液晶表示装置
の信頼性や歩留りを低下させる原因となる。従来のシー
ル樹脂の硬化状態の確認は前述した方法により行われて
おり、紫外線照度測定器を用いて測定する方法では、広
範囲の平均的な紫外線照射量は確認できるが、局部的に
存在する異物等により紫外線が遮光されることによるシ
ール樹脂の未硬化部の発生を検出することができないと
いう問題があった。また、目視による検査では、異常や
遮光性異物を見逃す検出ミスや、目視では検出できない
透明定盤の傷等による紫外線光路の歪みに起因するシー
ル樹脂の未硬化部を漏らすことなく検出することができ
ないという問題があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、一対の透明基板を接着すると
共に液晶を封入するシール樹脂の紫外線による硬化状態
を製造工程において容易に確認でき、シール樹脂の未硬
化部による不良の発生や歩留りの低下を防止できる液晶
表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる液晶表
示装置の製造方法は、少なくともいずれか一方には表示
用電極が形成されている一対の透明基板を対向させて接
着すると共に、一対の透明基板の間に挟持される液晶を
封止する紫外線硬化型シール樹脂を有する液晶表示装置
の製造方法において、一対の透明基板と各々同じ形状を
有する一対の検査用透明基板の一方に剥離用膜を形成す
る工程と、一対の検査用透明基板のいずれか一方に紫外
線硬化型シール樹脂を塗布する工程と、一対の検査用透
明基板を紫外線硬化型シール樹脂を介して重ね合わせ、
紫外線を照射して紫外線硬化型シール樹脂を硬化させる
工程と、一対の検査用透明基板を剥離して観察する工程
からなる検査工程を含むものである。また、剥離用膜
は、紫外線硬化型シール樹脂の硬化部分とは接着して剥
離され、紫外線硬化型シール樹脂の未硬化部分とは接着
しない膜により構成されるものである。また、剥離用膜
の下層には、剥離用膜と視覚的に識別可能な膜質の異な
る下地膜が形成されているものである。また、剥離用膜
は、検査用透明基板上で視覚的に識別可能な状態に着色
されているものである。また、一対の検査用透明基板を
剥離した後に、紫外線硬化型シール樹脂の形成領域に擦
る等の物理的処理を施す工程を含むものである。また、
一対の検査用透明基板を剥離した後に、紫外線硬化型シ
ール樹脂の硬化部は溶解せずかつ未硬化部は溶解する薬
液により洗浄する工程を含むものである。また、検査工
程は、実製品を同工程に投入する前および定期的に実施
されるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施の形態である液晶表示装置の製造方法を図につい
て説明する。図1、図2、図3は本発明の実施の形態1
による液晶表示装置の製造におけるシール樹脂の硬化状
態の確認方法を説明するための図で、図1はシール樹脂
の硬化状態を検査するために用いる液晶パネルと同じ形
状を有する一対の検査用透明基板を示す断面図、図2は
紫外線照射工程を示す模式図、図3はシール樹脂の硬化
状態の検査方法を説明するための図である。
【0007】図において、1は液晶パネルと同じ形状を
有する一対の検査用透明基板の内の上側透明基板、2は
液晶パネルと同じ形状を有する一対の検査用透明基板の
内の下側透明基板、3は上側透明基板1に形成された剥
離用膜で、例えばポリイミド樹脂膜等を用いる。4は紫
外線硬化型シール樹脂(以下、シール樹脂と称す)、5
は上側透明基板1上、剥離用膜3の下層に形成された下
地膜で、剥離用膜3と視覚的に識別できる膜により構成
され、例えば透明導電膜であるITO(IndiumTin Oxid
e)等を用いる。6は硬化したシール樹脂4と接着し剥
離された剥離用膜3の剥離部である。7は紫外線ラン
プ、8は紫外線ランプ7から出射される紫外線、9、1
0は重ね合わされた上側透明基板1と下側透明基板2に
紫外線8を照射する際に用いられる上側定盤と下側透明
定盤で、紫外線8は下側透明定盤10側から照射され
る。11はシール樹脂4へ照射される紫外線8を遮光す
る原因となるもので、本実施の形態では下側透明定盤1
0に付着した異物である。12は紫外線8の照射工程後
に未硬化の状態にあるシール樹脂をそれぞれ示してい
る。
【0008】次に、本実施の形態による液晶表示装置の
製造方法について説明する。まず、液晶表示装置の液晶
パネルの製造工程における、少なくともいずれか一方に
は表示用電極が形成されている一対の透明基板を紫外線
硬化型のシール樹脂を介して重ね合わせ、紫外線を照射
してシール樹脂を硬化させる工程において、液晶パネル
を構成する透明基板と同じ形状を有する一対の検査用透
明基板(上側透明基板1と下側透明基板2)を準備し、
一方の透明基板、例えば上側透明基板1に下地膜5およ
び剥離用膜3を形成した後、シール樹脂4を介して下側
透明基板2と重ね合わせ、下側透明基板2側から紫外線
8を照射してシール樹脂4を硬化させる(図1
(a))。
【0009】次に、シール樹脂4に所定量の紫外線8を
照射した後、図1(b)に示すように上側透明基板1と
下側透明基板2を剥離する。このとき、上側透明基板1
には剥離用膜3を形成しているため、硬化したシール樹
脂4とシール樹脂4と接着した部分の剥離用膜3の剥離
部6は下側透明基板2側に固着し、上側透明基板1にお
いては、剥離用膜3が残存する部分と、剥離用膜3が硬
化したシール樹脂4と接着して剥離し、下地膜5が露出
した部分が生じる。なお、下地膜5は剥離用膜3と視覚
的に識別できる膜、本実施の形態ではITO膜を用いて
いるため、シール樹脂4が硬化し剥離用膜3が剥離され
て下地膜5が露出した部分と、剥離用膜3が残存してい
る部分とは反射光の色合いの違いで視覚的に容易に識別
できる。
【0010】また、図2に示すように、シール樹脂4に
紫外線8を照射する際、下側透明定盤10に紫外線8を
遮光する異物11が付着していた場合、その部分のシー
ル樹脂4には所定量の紫外線8が照射されず未硬化とな
る。紫外線8を照射した後に上側透明基板1と下側透明
基板2を剥離すると、図3(a)に示すように、上側透
明基板1では、シール樹脂4の塗布領域において、剥離
用膜3が硬化したシール樹脂4と接着して剥離されて下
地膜5が露出している部分と、剥離用膜3上に未硬化の
シール樹脂12が付着している部分が視覚的に識別でき
る。また、下側透明基板2では、図3(b)に示すよう
に、シール樹脂4の塗布領域において、硬化したシール
樹脂4と接着して剥離された剥離用膜3の剥離部6が存
在する部分と、未硬化のシール樹脂12が付着している
部分が視覚的に識別できる。
【0011】本実施の形態によれば、製品(液晶パネ
ル)を構成する透明基板と同じ形状を有し、一方の基板
には剥離用膜3と視覚的に識別できる下地膜5および剥
離用膜3が形成された一対の検査用透明基板(上側透明
基板1と下側透明基板2)を準備し、液晶パネルの製造
と同工程によりシール樹脂4の塗布、重ね合わせて紫外
線8の照射を行った後、上側透明基板1と下側透明基板
2を剥離して観察することにより、シール樹脂4の未硬
化部の存在を視覚的に容易に識別でき、シール樹脂4の
未硬化部による不良の発生や歩留りの低下を防止でき
る。また、上記検査を同工程への製品投入前および定期
的にも実施することにより、工程中に持ち込まれる異物
によるシール樹脂4における未硬化部の発生も検出で
き、シール樹脂4の未硬化による不良品の大量発生を防
止できる。
【0012】実施の形態2.実施の形態1では、上側透
明基板1に下地膜5と剥離用膜3を形成したが、図4に
示すように顔料等で着色した剥離用膜13のみを形成し
た上側透明基板1を用いることによっても実施の形態1
と同様の効果が得られる。図4は実施の形態2によるシ
ール樹脂の硬化状態を検査するために用いる液晶パネル
と同じ形状を有する一対の検査用透明基板を示す断面
図、図5は紫外線照射工程を示す模式図、図6はシール
樹脂の硬化状態の検査方法を説明するための図である。
図において、13は顔料等により着色した剥離用膜で、
例えば顔料で着色したポリビニルアルコールからなる膜
を用いる。14は硬化したシール樹脂4と接着し剥離し
た剥離用膜13の剥離部である。なお、その他の構成は
実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0013】次に、本実施の形態による液晶表示装置の
製造方法について説明する。液晶パネルを構成する透明
基板と同じ形状を有し、一方(上側透明基板1)には剥
離用膜13を形成した一対の検査用透明基板(上側透明
基板1と下側透明基板2)を準備し、実施の形態1と同
様にシール樹脂4に所定量の紫外線8を照射した後、図
4(b)に示すように、上側透明基板1と下側透明基板
2を剥離する。剥離した上側透明基板1には剥離用膜1
3を形成しているため、硬化したシール樹脂4とシール
樹脂4と接着し剥離した剥離用膜13の剥離部14は下
側透明基板2側に固着し、上側透明基板1においては、
剥離用膜13が残存する部分と、剥離用膜13が剥離さ
れた部分が生じる。なお、剥離用膜13は顔料等により
着色された膜を用いているため、シール樹脂4が硬化し
剥離用膜13が剥離された部分と、剥離用膜13が残存
している部分とは視覚的に容易に識別できる。
【0014】また、図5に示すように、シール樹脂4に
紫外線8を照射する際、下側透明定盤10に紫外線8を
遮光する異物11が付着していた場合、その部分のシー
ル樹脂4には所定量の紫外線8が照射されず未硬化とな
る。紫外線8を照射した後に上側透明基板1と下側透明
基板2を剥離すると、図6(a)に示すように、上側透
明基板1では、シール樹脂4の塗布領域において、剥離
用膜13が硬化したシール樹脂4と接着して剥離されて
いる部分と、剥離用膜13上に未硬化のシール樹脂12
が付着している部分が視覚的に識別できる。また、下側
透明基板2では、図6(b)に示すように、シール樹脂
4の塗布領域において、硬化したシール樹脂4と接着し
て剥離された剥離用膜13の剥離部14が存在する部分
と、未硬化のシール樹脂12が付着している部分が視覚
的に識別できる。
【0015】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるシール樹脂の硬化状態の検査方法を説明する
ための図である。図において、15はブラシ処理等の物
理的処理により拡散したシール樹脂の未硬化部である。
なお、その他の構成は実施の形態1あるいは実施の形態
2と同様であるので説明を省略する。本実施の形態で
は、実施の形態1あるいは実施の形態2と同様の方法に
より形成し剥離した図3(b)あるいは図6(b)に示
すような下側透明基板2を用い、シール樹脂4の形成領
域をブラシ等により擦る。紫外線が照射されシール樹脂
4が硬化している部分ではブラシで擦ることによっても
除去されないが、シール樹脂の未硬化部15はブラシで
擦ることにより拡散する。
【0016】本実施の形態によれば、実施の形態1ある
いは実施の形態2と同様の方法により形成し剥離した下
側透明基板2に、ブラシで擦る等の物理的な力を加える
ことによりシール樹脂の未硬化部の識別をより容易にす
ることができる。
【0017】実施の形態4.実施の形態3では、剥離し
た下側透明基板2にブラシで擦る等の物理的処理を施し
たが、図8に示すように、剥離した下側透明基板2を有
機溶媒等の薬液を用いて洗浄し未硬化のシール樹脂のみ
を溶解させることによっても実施の形態3と同様の効果
が得られる。図8はこの発明の実施の形態4によるシー
ル樹脂の硬化状態の検査方法を説明するための図であ
る。図において、16は有機溶媒等の薬液を用いた洗浄
により溶解除去されたシール樹脂の未硬化部である。な
お、その他の構成は実施の形態1あるいは実施の形態2
と同様であるので説明を省略する。
【0018】本実施の形態では、実施の形態1あるいは
実施の形態2と同様の方法により形成し剥離した図3
(b)あるいは図6(b)に示すような下側透明基板2
を用い、シール樹脂4の形成領域を有機溶媒(例えばア
セトン)等の薬液を用いて洗浄する。紫外線が照射され
シール樹脂4が硬化している部分は有機溶媒等の洗浄に
よっても溶解しないが、シール樹脂の未硬化部16は有
機溶媒等による洗浄により溶解除去される。なお、実施
の形態1あるいは実施の形態2における剥離用膜3、1
3を溶解させない溶媒を用いることにより、剥離用膜
3、13を残存させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、製品
(液晶パネル)を構成する透明基板と同じ形状の検査用
透明基板に所定の膜を形成し、液晶パネルの製造と同工
程により紫外線硬化型シール樹脂の塗布、重ね合わせて
紫外線の照射を行った後、一対の検査用透明基板を剥離
して観察することにより、シール樹脂の未硬化部の存在
を視覚的に容易に識別できるため、シール樹脂の未硬化
部による不良を効率よく検出でき、液晶表示装置の歩留
りを向上させることができる。また、上記検査を同工程
への製品投入前および定期的にも実施することにより、
工程中に持ち込まれる異物によるシール樹脂の未硬化部
の発生も検出でき、シール樹脂の未硬化による不良品の
大量発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
の製造においてシール樹脂の硬化状態を検査するために
用いる一対の検査用透明基板を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
の製造におけるシール樹脂への紫外線照射工程を示す模
式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるシール樹脂の
硬化状態の検査方法を説明するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による液晶表示装置
の製造においてシール樹脂の硬化状態を検査するために
用いる一対の検査用透明基板を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による液晶表示装置
の製造におけるシール樹脂への紫外線照射工程を示す模
式図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるシール樹脂の
硬化状態の検査方法を説明するための図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるシール樹脂の
硬化状態の検査方法を説明するための図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるシール樹脂の
硬化状態の検査方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 上側透明基板、2 下側透明基板、3 剥離用膜、
4 紫外線硬化型シール樹脂、5 下地膜、6 剥離
部、7 紫外線ランプ、8 紫外線、9 上側定盤、1
0 下側透明定盤、11 異物、12 未硬化の状態に
あるシール樹脂、13 剥離用膜、14 剥離部、1
5、16 シール樹脂の未硬化部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともいずれか一方には表示用電極
    が形成されている一対の透明基板を対向させて接着する
    と共に、上記一対の透明基板の間に挟持される液晶を封
    止する紫外線硬化型シール樹脂を有する液晶表示装置の
    製造方法において、 上記一対の透明基板と各々同じ形状を有する一対の検査
    用透明基板の一方に剥離用膜を形成する工程と、上記一
    対の検査用透明基板のいずれか一方に上記紫外線硬化型
    シール樹脂を塗布する工程と、上記一対の検査用透明基
    板を上記紫外線硬化型シール樹脂を介して重ね合わせ、
    紫外線を照射して上記紫外線硬化型シール樹脂を硬化さ
    せる工程と、上記一対の検査用透明基板を剥離して観察
    する工程からなる検査工程を含むことを特徴とする液晶
    表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 剥離用膜は、紫外線硬化型シール樹脂の
    硬化部分とは接着して剥離され、紫外線硬化型シール樹
    脂の未硬化部分とは接着しない膜により構成されること
    を特徴とする請求項1記載の液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 剥離用膜の下層には、上記剥離用膜と視
    覚的に識別可能な膜質の異なる下地膜が形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 剥離用膜は、検査用透明基板上で視覚的
    に識別可能な状態に着色されていることを特徴とする請
    求項2記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 一対の検査用透明基板を剥離した後に、
    紫外線硬化型シール樹脂の形成領域に擦る等の物理的処
    理を施す工程を含むことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項記載の液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 一対の検査用透明基板を剥離した後に、
    紫外線硬化型シール樹脂の硬化部は溶解せずかつ未硬化
    部は溶解する薬液により洗浄する工程を含むことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一項記載の液晶表示装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 検査工程は、実製品を同工程に投入する
    前および定期的に実施されることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか一項記載の液晶表示装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105026136B (zh) * 2013-03-21 2016-11-30 夏普株式会社 面板层叠体的制造方法和固化状态判别方法
US9905863B2 (en) 2013-11-15 2018-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Separator for fuel cell and manufacturing method of fuel cell stack

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