JP2000327265A - クライミングクレーンのクライミング工法及びクライミングクレーン - Google Patents
クライミングクレーンのクライミング工法及びクライミングクレーンInfo
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Abstract
でせり上げることにより、マストの自立高さを有効利用
でき、駄目開口を早期に塞ぐことを可能とする、クライ
ミングクレーンのクライミング工法及び同工法に使用さ
れるクライミングクレーンを提供する。 【解決手段】 鉄骨建方の最上階の床にクライミングの
反力を受ける昇降装置を仮固定する工程と、前記昇降装
置を駆動して前記マスト及びその上部のクレーン本体を
せり上げ同マストの下端の基礎架台を前記最上階の床ま
でせり上げて固定する工程とを繰り返して、クライミン
グクレーンを建物の最上階までクライミングさせる。
Description
としてクライミングクレーン全体を上層階へ盛り替えて
いく所謂フロアクライミング方式を実施可能に構成され
た、クライミングクレーンのクライミング工法及び同工
法に使用されるクライミングクレーンの技術分野に属す
る。
式は、建物の床を反力としてクライミングクレーン全体
を上層階に盛り替えていく所謂フロアクライミング方式
(図5A〜D参照)と、マストを順次継ぎ足しながらク
レーン本体部分をせり上げていく所謂マストクライミン
グ方式(図6参照)とに大別される。
用されるクライミングクレーンの一般的な構造を示して
いる。従来のクライミングクレーンの構造に略共通して
いることは、クレーン本体aと昇降装置bの上部フレ
ームcとがアウトマストdを介して一体的に固着されて
いた。マストeはクレーン本体aと干渉を起こさずせ
り上げ可能であった。
よる施工は、下記するように実施される。
仮設支持梁kを取り付け、同仮設支持梁kの上に、昇降
装置bを下降させてその上部フレームcと仮設支持梁k
を仮固定する(図5A)。前記上部フレームc及び仮設
支持梁kで反力をとり、マストeとその下端に設けられ
た基礎架台hを上方の階へ引き上げる(図5B)。前記
基礎架台hを、基礎受階Yの本設梁gに取り付けられた
仮設支持梁mへ固定する(図5C)。前記上部フレーム
cと前記仮設支持梁kとの固定を解除し、同上部フレー
ム部cと共にクレーン本体aを上昇させ、同仮設支持梁
kを撤去する(図5D)。以上の工程を繰り返し行って
クライミングクレーンを建物の最上部の基礎受階までク
ライミングさせる。なお、図5中の符号iは油圧シリン
ダ、符号jは下部フレームである。図7中の符号wはカ
ンヌキピンである。
ミング方式によるクライミングクレーンのクライミング
工法は、上述した構造のゆえに、下記する問題点があっ
た。
骨造(以下、S造と云う。)の建物の施工に多く使用さ
れるが、反力として最上階に昇降装置bの上部フレーム
部cを預けることから、昇降装置bや基礎架台hの寸法
が引き上げ代として必要になり、図5Dに示したよう
に、通常約2フロア(Y→Xまで)が駄目開口として残
る。そのため、マストの自立高さを有効利用できなかっ
た。特に最終のクライミング時には、クライミングクレ
ーンを解体するまで屋上開口部が塞げないため、雨仕舞
ができず仕上げ工事の遅れの原因となっていた。
と云う。)や鉄骨鉄筋コンクリート造(以下、SRC造
と云う。)の構築においては、最上階の躯体強度が発現
するまで待つか、SRC造では過度の鉄骨補強を施さな
いかぎりフロアクライミング方式を採用できないため、
上記マストクライミング方式(図6)が採用されること
が多かった。しかし、高層建築物においてはマストeの
本数が多数必要となり経済的でない。また、クレーンを
建物内部に設置した場合には駄目開口が全フロアに残
る。クレーンを建物外部に設置した場合には外部控えが
多段になるため外装の駄目が多く残るほか、作業半径が
大きくなるため1ランク上の能力を有するクレーンが必
要となる、等々の問題点があった。
イミングの反力を受ける床までせり上げることにより、
マストの自立高さを有効利用でき、駄目開口を早期に塞
ぐことを可能とする、クライミングクレーンのクライミ
ング工法及び同工法に使用されるクライミングクレーン
を提供することである。
物で最上階の躯体強度が発現していない場合でも、昇降
装置がクレーン本体と分離独立して昇降可能とすること
により、強度が発現した階に反力をとることによりフロ
アクライミング方式を採用することができる、クライミ
ングクレーンのクライミング工法及び同工法に使用され
るクライミングクレーンを提供することである。
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
るクライミングクレーンのクライミング工法は、下端に
基礎架台を設けた一定高さのマストと、前記マストをせ
り上げる昇降装置と、マスト上端のクレーン本体とから
成るクライミングクレーンを、鉄骨建方の進捗にしたが
って盛り替えるフロアクライミング工法において、鉄骨
建方の最上階の床にクライミングの反力を受ける昇降装
置を仮固定する工程と、前記昇降装置を駆動して前記マ
スト及びその上部のクレーン本体をせり上げ同マストの
下端の基礎架台を前記最上階の床までせり上げて固定す
る工程とを繰り返して、クライミングクレーンを建物の
最上階までクライミングさせることを特徴とする。
グクレーンのクライミング工法は、下端に基礎架台を設
けた一定高さのマストと、前記マストをせり上げる昇降
装置と、マスト上端のクレーン本体とから成るクライミ
ングクレーンを、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コン
クリート造施工の進捗にしたがって盛り替えるフロアク
ライミング工法において、鉄筋コンクリート造又は鉄骨
鉄筋コンクリート造施工におけるクライミング反力を支
持し得る強度が発現した最上階の床に、クライミングの
反力を受ける昇降装置を仮固定する工程と、前記昇降装
置を駆動して前記マスト及びその上部のクレーン本体を
せり上げ同マストの下端の基礎架台を前記最上階の床ま
でせり上げて固定する工程とを繰り返して、クライミン
グクレーンを建物の最上階までクライミングさせること
を特徴とする。
グクレーンのクライミング工法は、請求項1又は2に記
載したクライミングクレーンは、最上階の床に昇降装置
を仮固定する場合に使用される、マストと干渉を起こさ
ず基礎架台の高さを確保する門形形状の盛り替え架台を
具備することを特徴とする。
グクレーンは、下端に基礎架台を設けた一定高さのマス
トと、前記マストをせり上げる昇降装置と、クレーン本
体とから成るクライミングクレーンにおいて、前記マス
トの上端にクレーン本体が直接設けられていること、前
記昇降装置は、前記マストを包囲する形状で同マストを
せり上げるのに必要な高さを有するアウトマストと、下
端部を同アウトマストの下部に支持された油圧シリンダ
等の伸縮機構と、同伸縮機構の上端部と連結された内枠
と、前記アウトマストの下部及び前記内枠にそれぞれ設
けられたカンヌキピン等の軸力盛り替え手段とから成る
こと、をそれぞれ特徴とする。
グクレーンは、請求項4に記載した昇降装置の下部に
は、マストと干渉を起こさず基礎架台の高さを確保した
門形形状の盛り替え架台が一体的に設けられていること
を特徴とする。
グクレーンは、請求項4に記載したクレーン本体は、マ
ストの上端に着脱自在に設けられていることを特徴とす
る。
記載したクライミングクレーン1の主要部の実施形態を
示している。下端に基礎架台2を設けた一定高さのマス
ト3と、前記マスト3をせり上げる昇降装置4と、クレ
ーン本体5(旋回台)とから成るクライミングクレーン
1は、前記マスト3の上端にクレーン本体5が直接設け
られている。前記昇降装置4は、前記マスト3を包囲す
る形状で同マスト3をせり上げるのに必要な高さと強度
を有するアウトマスト6と、下端部を同アウトマスト6
の下部に支持された油圧シリンダ等の伸縮機構7と、同
伸縮機構7の上端部と連結された内枠9と、前記アウト
マスト6の下部及び前記内枠9にそれぞれ設けられたカ
ンヌキピン8,18等の軸力盛り替え手段とから成る
(請求項4)。なお、前記クレーン本体5は、マスト3
の上端に着脱自在に設けられている(請求項6)。
方体形状で剛性の大きい枠組に形成されている。前記内
枠9は、前記マスト3の外形に沿って包囲する剛性の大
きい環状枠組に形成されている。前記油圧シリンダ7は
前記マスト3における対向側面に2体設けられ、各油圧
シリンダ7の下端部はそれぞれ前記アウトマスト6の対
応する下部フレーム6aの上端へ接合されている。各油
圧シリンダ7の出力軸の上端部はそれぞれ前記内枠9の
下端へ接合されている。
設けられたカンヌキピン8は、所謂油圧等による駆動ピ
ンであり、相対峙する下部フレーム6aに1個ずつ計2
個設けられている。アウトマスト6をマスト3へ掛け止
める場合には、カンヌキピン8を前記マスト3の水平部
材3aの上へ十分に届く長さ突出させ、前記掛け止め状
態を解除する場合には下部フレーム6aと面一程度に収
まるよう駆動制御される。同様に、前記内枠9に設けら
れたカンヌキピン18も、相対峙する配置で1個ずつ計
2個設けられている。内枠9をマスト3へ掛け止める場
合には、カンヌキピン8を前記マスト3の水平部材3a
の上へ十分に届く長さ突出させ、前記掛け止め状態を解
除する場合には内枠9と面一程度に収まるよう駆動制御
される。なお、所謂駆動ピンの代わりに手動によりマス
ト3へ貫入、離脱するカンヌキピン等を使用しても実施
できる。
ミングクレーン1のクライミング工法の実施形態を示し
ている。該工法は、S造の鉄骨建方において好適に実施
される。前記図1に基づいて説明した構成のクライミン
グクレーン1を使用し、前節の鉄骨建方最上階Zに基礎
架台2で固定したマスト3を利用して当節の鉄骨建方を
5階分進めた後、鉄骨建方の最上階の床Fにクライミン
グの反力を受ける昇降装置4を仮固定する工程(図2
B)と、前記昇降装置4を駆動して前記マスト3及びそ
の上部のクレーン本体5をせり上げ(図2C)、同マス
ト3の下端の基礎架台2を前記最上階の床Fまでせり上
げて固定する工程(図2D)とを繰り返して、クライミ
ングクレーン1を建物の最上階までクライミングさせる
(請求項1)。
レーン1は、前記最上階の床Fに昇降装置4を仮固定す
る場合に使用される、マスト3と干渉を起こさず基礎架
台2の高さを確保する門形形状の盛り替え架台11を具
備している(請求項3)。図2Aのようにクレーン本体
5により一定のマスト高さに応じて許容される階高(Z
階から数えて5階)までの鉄骨建方作業を終えた後、鉄
骨建方の最上階の床Fへ仮設支持梁10を取り付ける
(図2A)。前記仮設支持梁10の上へ門形架台11を
仮設した後、前記昇降装置4を前記油圧シリンダ7を利
用して下降させ、前記門形架台11の上に仮固定する
(図2B)。次に前記昇降装置4を前記位置で駆動して
前記マスト3及びその上部のクレーン本体5をせり上げ
てゆき(図2C)、同マスト3の下端の基礎架台2を前
記最上階の床Fまでせり上げて固定する(図2D)。そ
の後、駄目工事の際に邪魔になる前記昇降装置4をマス
ト3の上端まで上昇させ、前記門形架台11は撤去する
(図2E)。
びその上部のクレーン本体5をせり上げる方法は、図3
に示したように、
ピン18に支持された状態から油圧シリンダ7を上方へ
伸張させて内枠9を上昇させるのに伴い、マスト3(水
平部材3a)をせり上げる。
ークまで伸張させた後、前記アウトマスト6の下部フレ
ーム6aのカンヌキピン8を突出させてマスト3の支持
を盛り替える。
8を後退させてマスト3から外し、前記油圧シリンダ7
を収縮動作させる。
てマスト3を支持可能とする。
前記ピン18によるマスト3の支持に盛り替え、前記下
部フレーム6aのピン8を後退させてマスト3から外
し、油圧シリンダ7を伸張させて前記内枠9と共にマス
ト3をせり上げる工程を繰り返し、前記マスト3及びそ
の上部のクレーン本体5をせり上げる。即ち、アウトマ
スト6及び下部フレーム6aを門形架台11に支持させ
たまま、前記内枠9を尺とり虫の如く伸縮させる工程を
繰り返し行うことにより、マスト3及びその上部のクレ
ーン本体5をせり上げるのである。
ト最下端の基礎架台2を鉄骨建方の最上階Fまでせり上
げることができるので、クライミング以降もマスト3の
自立高さを全部有効利用できる。また、マスト3が上昇
した跡の駄目開口を早期に塞ぐことができ、最上階の雨
仕舞いが可能となるので、仕上げ工事の工期短縮が可能
となる。その他、外部設置のマストクライミング方式と
比して、作業半径が小さく1ランク下のクレーン能力で
実施可能となる。また、20〜30本という多数のマス
トや建物との仮設控え材も不要となり、経済的に優れて
いる。内部設置のマストクライミング方式と比しても2
0〜30本という多数のマストや建物との仮設控え材も
不要となり、経済的に優れている。
た、RC造又はSRC造建物の施工に好適に実施される
クライミングクレーン1のクライミング工法の実施形態
を示している。やはり前記図1に基づいて説明した構成
のクライミングクレーン1を使用する。該工法の場合
は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造施
工におけるクライミング反力を支持し得る強度が発現し
た最上階の床Pに、クライミングの反力を受ける昇降装
置4を門形架台11を利用して仮固定する工程と、前記
昇降装置4を駆動して前記マスト3及びその上部のクレ
ーン本体5をせり上げ(図4B)、同マスト3の下端の
基礎架台2を前記最上階の床Pまでせり上げて固定する
工程とを繰り返して、クライミングクレーンを建物の最
上階までクライミングさせる(請求項2)。
スト3を利用して、クレーン本体5により許容される階
高(9階)までの構築を終えた後、既にクライミング反
力を支持し得る強度が発現した最上階の床Pに仮設支持
梁10を取り付け、同支持梁10へ前記門形架台11を
仮設する。その後、前記昇降装置4を前記油圧シリンダ
7を利用して下降させ、前記門形架台11の上に仮固定
する。そして、前記昇降装置4の伸縮機構を駆動して前
記マスト3及びその上部のクレーン本体5をせり上げ
(図4B)、同マスト3の下端の基礎架台2を前記最上
階の床Pまでせり上げて固定する。その後、前記昇降装
置4をマスト3の上端まで上昇させて前記門形架台11
を撤去し(図4C)、次節の施工を上層へと進める。
びその上部のクレーン本体5をせり上げる方法は、請求
項1で説明した方法と同様に、上記(a)〜(e)の工
程を繰り返すことにより行う。
ングクレーン1のクライミング工法によれば、昇降装置
4がクレーン本体5と分離独立して昇降移動できるの
で、当節最上階Sの躯体強度が発現していない場合で
も、クライミング反力を支持し得る強度が発現した最上
階Pまではマスト3の基礎架台をクライミングできる。
よって、P階以下の駄目工事を進めることができる。そ
の他、外部設置のマストクライミング方式と比して、作
業半径が小さく1ランク下のクレーン能力で実施可能と
なる。また、20〜30本という多数のマストや建物と
の仮設控え材も不要となり、経済的に優れている。内部
設置のマストクライミング方式と比しても20〜30本
という多数のマストや建物との仮設控え材も不要とな
り、経済的に優れている。
昇降装置4の下部に予め前記門形架台11を一体的に設
けて同様に実施することもできる(請求項5)。
ーンのクライミング工法及びクライミングクレーンによ
れば、下記の効果を奏する。
ングクレーンの最下端の基礎架台を鉄骨建方した最上階
までせり上げることができるので、クライミング以降も
マストの自立高さを有効利用できるほか、駄目開口を早
期に塞ぐことができ、雨仕舞いが可能となるので、仕上
げ工事の工期短縮が可能となる。また、完全に雨に当た
ることなく仕上げ工事を行えるので高品質な施工が可能
となる。更に、仮設支持梁の本数も従来工法に比し略半
分で済む。
れる手摺、水平ネット等の開口部の墜落落下養生設備が
不要となり、経済的に優れていると共に安全性も向上す
る。
も、昇降装置がクレーン本体と分離独立して昇降移動す
るので、施工した最上階の躯体強度が発現していない場
合でも、クライミング反力を支持し得る強度が発現した
最上階までは昇降装置を上昇させてクライミングできる
ので、マストの有効高さを活用した施工を進められる。
と比して、作業半径が小さく1ランク下のクレーン能力
で実施可能となる。また、20〜30本という多数のマ
ストや建物との仮設控え材も不要となり、経済的に優れ
ている。内部設置のマストクライミング方式と比しても
20〜30本という多数のマストや建物との仮設控え材
も不要となり、経済的に優れている。
示した正面図である。
法を段階的に示した正面図である。
図である。
ング工法を段階的に示した正面図である。
た正面図である。
た正面図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】下端に基礎架台を設けた一定高さのマスト
と、前記マストをせり上げる昇降装置と、クレーン本体
とから成るクライミングクレーンを、鉄骨建方の進捗に
したがって盛り替えるフロアクライミング工法におい
て、 鉄骨建方の最上階の床にクライミングの反力を受ける昇
降装置を仮固定する工程と、前記昇降装置を駆動して前
記マスト及びその上部のクレーン本体をせり上げ同マス
トの下端の基礎架台を前記最上階の床までせり上げて固
定する工程とを繰り返して、クライミングクレーンを建
物の最上階までクライミングさせることを特徴とする、
クライミングクレーンのクライミング工法。 - 【請求項2】下端に基礎架台を設けた一定高さのマスト
と、前記マストをせり上げる昇降装置と、クレーン本体
とから成るクライミングクレーンを、鉄筋コンクリート
造又は鉄骨鉄筋コンクリート造施工の進捗にしたがって
盛り替えるフロアクライミング工法において、 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造施工に
おけるクライミング反力を支持し得る強度が発現した最
上階の床に、クライミングの反力を受ける昇降装置を仮
固定する工程と、前記昇降装置を駆動して前記マスト及
びその上部のクレーン本体をせり上げ同マストの下端の
基礎架台を前記最上階の床までせり上げて固定する工程
とを繰り返して、クライミングクレーンを建物の最上階
までクライミングさせることを特徴とする、クライミン
グクレーンのクライミング工法。 - 【請求項3】クライミングクレーンは、最上階の床に昇
降装置を仮固定する場合に使用される、マストと干渉を
起こさず基礎架台の高さを確保する門形形状の盛り替え
架台を具備することを特徴とする、請求項1又は2に記
載したクライミングクレーンのクライミング工法。 - 【請求項4】下端に基礎架台を設けた一定高さのマスト
と、前記マストをせり上げる昇降装置と、クレーン本体
とから成るクライミングクレーンにおいて、 前記マストの上端にクレーン本体が直接設けられている
こと、 前記昇降装置は、前記マストを包囲する形状で同マスト
をせり上げるのに必要な高さを有するアウトマストと、
下端部を同アウトマストの下部に支持された油圧シリン
ダ等の伸縮機構と、同伸縮機構の上端部と連結された内
枠と、前記アウトマストの下部及び前記内枠にそれぞれ
設けられたカンヌキピン等の軸力盛り替え手段とから成
ること、をそれぞれ特徴とするクライミングクレーン。 - 【請求項5】昇降装置の下部には、マストと干渉を起こ
さず基礎架台の高さを確保した門形形状の盛り替え架台
が一体的に設けられていることを特徴とする、請求項4
に記載したクライミングクレーン。 - 【請求項6】クレーン本体は、マストの上端に着脱自在
に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載し
たクライミングクレーン。
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