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JP2000326837A - 車両用自動制動制御装置 - Google Patents

車両用自動制動制御装置

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JP2000326837A
JP2000326837A JP11139123A JP13912399A JP2000326837A JP 2000326837 A JP2000326837 A JP 2000326837A JP 11139123 A JP11139123 A JP 11139123A JP 13912399 A JP13912399 A JP 13912399A JP 2000326837 A JP2000326837 A JP 2000326837A
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vehicle
braking force
deceleration
braking
speed
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JP11139123A
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Takuto Yano
拓人 矢野
Minoru Nishida
稔 西田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動制動により車両を停車させるときに、減
速開始から停車までの間に違和感がなく減速が行われる
車両用の自動制動制御装置を得る。 【解決手段】 前方物体との距離を計測する車間距離セ
ンサ14と、自車速を計測する車速センサ12と、自車
の加減速を演算し、前方物体との相対速度を演算すると
共に、これらの検出と演算の結果により制動制御手段に
制動指令を与える制御装置17と、自車の制動力を制御
する制動制御手段とを備え、制御装置17は少なくと
も、走行中の自車両を減速または停車させるための第一
の制動力を演算する機能と、停車を維持するための第二
の制動力を演算する機能と、停車を判定して第一の制動
力から第二の制動力に切り替える機能とを有し、停車状
態と判定されて第一の制動力から第二の制動力に切り替
わるとき、第一の制動力の最終値が第二の制動力の初期
値として設定されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の走行中に
先行車両と接近して車間距離が所定値以下になったとき
に自動減速させ、車間距離を適正値に保持すると共に、
先行車両が停止したときには適正車間距離を保って自動
停車し、停車後も所定の制動力を保持し続ける車両用自
動制動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の走行中における乗員の保護
や運転者の負担の低減のために、車両にレーダなどの車
間距離検出手段を搭載し、先行車両との相対速度と車間
距離とを常時監視し、これらが危険領域に入ったときに
は警報を発し、また、自動的にアクセル操作や制動操作
を行って車速を制御し、車間距離を常に適正値に保持す
る装置が種々提案されている。例えば特開昭59ー23
1157号公報に開示された技術は、車速センサと車間
距離検出手段との出力により危険度を判定し、危険度に
応じて警告を発し、またスッロトル操作により減速を加
え、先行車両と急接近の状態にあるときはブレーキアク
チュエータを操作して制動を加えるものである。
【0003】また、特開昭61ー77534号公報に開
示された技術は、車間距離検出手段により測定した車間
距離の変化率から先行車両との相対速度を求め、相対速
度と基準減速度とから安全車間距離を演算し、安全車間
距離と実車間距離との差に応じて減速操作に入り、また
その減速度と基準減速度との比に応じて制御装置が判断
し、スロットル操作と、シフトダウン操作と、ブレーキ
操作とこれらの操作量を選択して円滑にかつ安全に減速
させるように構成されている。
【0004】さらに、特開平10ー147222号公報
に開示された技術は、前方監視装置により前方障害物ま
での距離と相対速度とを知り、これらの値に応じて制御
装置がブレーキアクチュエータを操作して減速操作に入
り、障害物までの距離と相対速度とを監視しながら緩制
動から急制動までを制御し、急制動で停車するときには
自車速が所定値以下になったときに停車したものと判断
して制動力を所定値まで弱めると共に、停車時の制動力
を道路の傾斜などにより変更するようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、特開昭
59ー231157号公報と特開昭61ー77534号
公報とには走行中の制動操作に関する技術のみが開示さ
れている。また、特開平10ー147222号公報には
走行中の制動操作から制動により停車に至ったときの停
車中の制動力の保持までの技術が開示されているが、停
車の判定を自車速が所定値以下になった状態にて行い、
制動力を変更するものであるため、微速走行状態におい
て制動力が変化して車体に衝撃が加わったり、制動距離
に微少ではあるが変化が生じるという問題が内在し、乗
車フィーリングは必ずしも良いものではない。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、先行車両との車間距離を安全な距
離に保つために自動制動を行い、これに伴って自車両が
停止に至ったときには停車状態を確実に維持すると共
に、減速開始から停車までの間に違和感がなく減速が行
われる車両用の自動制動制御装置を得ることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車両用
自動制動制御装置は、前方の物体との距離を計測する車
間距離検出手段と、自車の速度を計測する自車速度検出
手段と、自車の加減速度を計測または演算する自車加減
速度検出手段と、前方物体との相対速度を計測または演
算する相対速度検出手段と、自車の制動力を制御する制
動制御手段と、これらの各検出手段の信号により制動制
御手段に制動指令を与える制御装置とを備え、制御装置
は少なくとも、走行中の自車両を減速または停車させる
ための第一の制動力を演算する機能と、停車を維持する
ための第二の制動力を演算する機能と、停車を判定して
第一の制動力から第二の制動力に切り替える機能とを有
し、停車状態と判定されて第一の制動力から第二の制動
力に切り替わるとき、第一の制動力の最終値が第二の制
動力の初期値として設定されるようにしたものである。
【0008】また、車両の停車判定後、第二の制動力の
初期値を所定の時間率で特定値以上に変化させるように
したものである。さらに、自車速度検出手段が停車を検
出後、所定時間経過後に車両の停車と判定して第一の制
動力から第二の制動力に切り替えるようにしたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の車両用自動制動制御装置の構成図であ
り、図2ないし図10は動作の流れを説明するフローチ
ャートである。図1において、1は車両のブレーキペダ
ル、2はブレーキペダル1が所定の深さまで踏み込まれ
たことを検出するブレーキスイッチ、3はブレーキペダ
ル1の踏み込み力を増幅する倍力装置、4はブレーキペ
ダル1の操作によりリザーバ5のブレーキ液をブレーキ
配管7aに送出するマスタシリンダで、ブレーキ配管7
aはマスタシリンダ4の吐出口に接続されると共に分岐
配管7bと7cとに分岐され、分岐配管7bは遮断弁8
を介して車輪に制動力を与えるホイールシリンダ6に接
続され、分岐配管7cは加圧弁9と加圧ポンプ10とを
介してホイールシリンダ6に接続されている。
【0010】11は図示しないアクセルペダルが所定の
深さまで踏み込まれたことを検出するアクセルスイッ
チ、12は自車両の車速を検出する車速センサ、13は
ホイールシリンダ6に加わる油圧を検出するホイールシ
リンダ圧センサ、14は前方を走行する先行車両との車
間距離を測定する車間距離センサ、15は変速機のシフ
トレンジを検知するシフトレンジ検出スイッチ、16は
この車両用自動制動制御装置を使用して制動を行うかマ
ニュアルで制動するかを選択する自動制動制御装置の作
動スイッチである。
【0011】17は制御装置であり、自動制動制御装置
の制御プログラムと必要なデータとを記憶するROM1
8と、ROM18から制御プログラムを読み出してその
手順に従って演算処理し、インターフェイスを介して入
力される各種センサ類とスイッチ類からの情報に基づき
制御内容を演算し出力すると共に、制御装置を統括制御
するCPU19と、CPU19の途中の演算結果を一時
的に記憶するRAM20と、各種センサ類とスイッチ類
に対応する入力インターフェイス21と、弁やポンプな
どのアクチュエータ類に対応する出力インターフェイス
22と、これらを接続するアドレスパス・データパス2
3とにより構成されている。
【0012】ブレーキスイッチ2とアクセルスイッチ1
1と車速センサ12とホイールシリンダ圧センサ13と
車間距離センサ14とシフトレンジ検出スイッチ15と
作動スイッチ16とは入力情報として制御装置17の入
力インターフェイス21に接続され、遮断弁8と加圧弁
9と加圧ポンプ10とはアクチュエータ類として制御装
置17の出力インターフェイス22に接続される。ま
た、遮断弁8は制御装置17の指令がない状態では開状
態を維持する常開弁であり、加圧弁9は制御装置17の
指令がない状態では閉状態を維持する常閉弁である。
【0013】このように構成されたこの発明の実施の形
態1の車両用自動制動制御装置において、作動スイッチ
16がオフの状態で、運転者の操作により制動操作が行
われるきは、まず、ブレーキペダル1が踏み込まれ、こ
の踏力が倍力装置3により増幅されてマスタシリンダ4
に伝達されるとマスタシリンダ4内の圧力が上昇し、こ
のマスタシリンダ4の圧力がブレーキ配管7aを介して
分岐配管7bと7cとに加えられる。遮断弁8は常開弁
であり、加圧弁9は常閉弁であるため、ホイールシリン
ダ6には分岐配管7bを介して圧力が伝達され、ホイー
ルシリンダ6の圧力に比例した制動力が発生する。
【0014】作動スイッチ16がオンの状態で自動制動
を行う場合、まず、制御装置17は遮断弁8を閉にし、
加圧弁9を開の状態にする。車速センサ12や車間距離
センサ14の入力により制動または減速の必要が生じた
とき、入力の条件に応じて制御装置17がホールシリン
ダ6の圧力(以下ブレーキ圧と称す)、制動力、減速
度、目標速度などの目標値、またはこの目標値のいずれ
かを設定し、この目標値に対応して加圧ポンプ10を駆
動する。加圧ポンプ10の駆動により、リザーバ5内の
ブレーキ液は分岐配管7cを通り、目標値に加圧されて
ホイールシリンダ6に供給され、この圧力に比例した制
動力を発生させる。制御装置17が制動力を保持する場
合、加圧ポンプ10を停止し、加圧弁9を閉じることに
よりブレーキ圧は目標値に保持され、制動力を弱めるか
または解消する場合には、ブレーキ圧が新たな目標値に
なるまで遮断弁8を開くことにより、ブレーキ液がリザ
ーバ5に戻り、ブレーキ圧を低下させる。
【0015】このときの制御装置17の動作は図2ない
し図10のフローチャートに示す通りである。以下の説
明において、自車の車速(自車速)ZVs、先行車との
車間距離ZLdis、先行車との相対速度ZVr、ブレ
ーキ制御フラグYcntrlなど、符号ZおよびYの付
与された記号はRAM20に記憶される書き換え/読み
出しが可能な変数またはフラグを示し、減速度フィード
バック比例ゲインXp1、減速度フィードバック積分ゲ
インXi1など、符号Xの付与された記号はROM18
に予め書き込んである書き換えが不可能で、読み出しの
みが可能なデータを示すものである。
【0016】図2は制御装置17のプログラムのメイン
ルーチンを示すもので、CPU19により所定時間毎
に、例えば20ms毎に繰り返し実行されるものであ
り、まずステップ201においてはCPU19とRAM
20とが初期化される。ステップ202では制御装置1
7の入力インターフェイス21に接続される各センサや
スイッチ類の状態が読み込まれて入力処理がなされ、ス
テップ203では出力インターフェイス22に接続され
る各アクチュエータ類を作動させるかどうかを判定する
ブレーキ解除条件判定処理が行われ、ステップ204で
アクチュエータ類を作動させるための目標値を演算する
目標値演算処理は行われる。ステップ205では演算結
果に基づき、アクチュエータ類を作動させるための出力
処理が実行され、以上のメインルーチンの各ステップに
おいて実行される処理内容は以下に図3ないし図10の
フローチャートに基づき説明する通りである。
【0017】図3は上記のステップ202の入力処理の
ルーチンを示すフローチャートであり、ステップ202
から呼び出されて実行されるものである。ステップ30
1ではブレーキスイッチ2のON/0FF状態をチェッ
クしてブレーキペダル1の踏み込みの有無を判定し、ス
テップ302ではアクセルスイッチ11のON/OFF
状態をチェックしてアクセル操作の有無を判定する。ス
テップ303では車速センサ12が出力する信号を入力
して自車速ZVsをRAM20に格納し、ステップ30
4では自車速ZVsの時間的変化率から自車の加減速度
ZAsを演算してRAM20に格納する。ステップ30
5ではホイールシリンダ圧センサ13によりブレーキ圧
ZPrealを検出して格納し、ステップ306では車
間距離センサ14により先行車両との車間距離ZLdi
sを検出して格納する。ステップ307では車間距離Z
Ldisの時間的変化率から先行車両との相対速度ZV
rを演算して格納し、ステップ308では自車速ZVs
と相対速度ZVrとの和の値の時間的変化率から先行車
両の加減速度ZApreを演算し格納する。ステップ3
09では作動スイッチ16のON/0FF状態から自動
制動装置が動作要求状態かどうかを検出し、ステップ3
10にてシフトレンジ検出スイッチ15の状態からシフ
トレンジ位置を検出する。
【0018】ステップ203のブレーキ解除条件判定処
理の処理内容は図4のフローチャートの通りであり、ス
テップ203から呼び出されて実行されるものである。
ステップ401ではステップ302のアクセルスイッチ
11の判定を受け、アクセルスイッチ11がON状態で
あれば自動制動装置を動作させずにステップ406に飛
んでブレーキ制御フラグYcntrlをクリアし、OF
Fであればステップ402に進む。ステップ402では
ステップ301の判定によりブレーキスイッチ2がON
状態であればステップ406に飛んでブレーキ制御フラ
グYcntrlをクリアし、OFF状態であればステッ
プ403に進む。ステップ403ではステップ309の
判定により作動スイッチ16がOFF状態であればステ
ップ406に飛んでブレーキ制御フラグYcntrlを
クリアし、ON状態であればステップ404に進む。ス
テップ404ではステップ310の判定によりシフトレ
バー位置がパーキングかニュートラルかリバース位置に
あればステップ406に飛んでブレーキ制御フラグYc
ntrlをクリアし、それ以外の位置であればステップ
405に進む。ステップ405では自動制動装置を作動
させるべくブレーキ制御フラグYcntrlをセットす
る。
【0019】図5は上記のステップ204の目標値演算
処理の処理ルーチンを示すフローチャートであり、ステ
ップ204から呼び出されて次の通り処理を実行する。
ステップ501において上記の車間距離ZLdisと相
対速度ZVrと先行車両の加減速度ZApreとを引数
とする関数f1により目標減速度ZAtargetを演
算してRAM20に格納する。関数f1による目標減速
度ZAtargetの演算は次ぎの通りである。
【0020】自車が先行車両に車間距離ZLdis
(m)離れて追従しているものとし、ある時点での自車
位置を基準としてのt秒後の先行車両の絶対位置Spは
次の(1)式にて演算される。 Sp=ZVp・t+ZApre・t2 /2+ZLdis (1) ここに、 ZVp :先行車両の速度(m/s) ZApre:先行車両の加減速度(m/s2 ) また、t秒後の自車の絶対位置Ssは次の(2)式にて
演算される。 Ss=ZVs・t+ZAs・t2 /2 (2) ここに、 ZVs :自車速度(m/s) ZAs :自車加減速度(m/s2 ) 自車両が先行車両に目標車間距離ZLtargetだけ
離れて走行するには次式 Sp−Ss=ZLtarget (3) を満足する必要があるため、(3)式に(1)(2)式
を代入して整理すると式 (ZApre−ZAs)/2・t2 +(ZVp−ZVs)・t +(ZLdis−ZLtarget)=0 (ZApre−ZAs)/2・t2 +ZVr・t+ZdL=0 (4) ここに、 ZVr :相対速度(m/s)即ちZVp−
ZVs ZdL :車間距離偏差(ZLdis−ZLtarge
t) が得られ、これをZAsについて変形すると式 ZAs=2/t2 ・ZdL+2/t・ZVr+ZApre =Xk1 ・ZdL+Xk2 ・ZVr+ZApre =ZAtarget (5) となって目標減速度ZAtargetが得られる。ここ
で、Xk1 =2/t2 であり、Xk2 =2/tであって
tを与えることにより一義的に決められるデータであ
る。目標減速度ZAtargetは自車量が先行車両に
対し、目標車間距離ZLtargetだけ離れて走行す
るための目標減速度である。
【0021】ステップ502では自車速ZVsが≠0で
あるかどうかを判定し、ZVs≠0であればステップ5
03に進み、ステップ503では目標減速度ZAtar
getと自車加減速度ZAsとの減速度偏差ZdAを演
算して格納する。ステップ504では前回までの減速度
偏差の積分値ZdAsum(n−1)に今回の減速度偏
差ZdAを加算し、ZdAsum(n)として格納す
る。ステップ505では次の(6)式に従い今回の目標
ブレーキ圧ZPtarget(n)を演算する。 ZPtarget(n)=Xp1(ZdA+Xi1 ・ZdAsum(n)) (6) ここに、ZdA :減速度偏差 ZdAsum(n):今回までの減速度偏差積分値 Xp1 :減速度フィードバック比例ゲイン Xi1 :減速度フィードバック積分ゲイン なお、フィードバックゲインのXp1とXi1とはRO
M18に予め記憶してあるデータで、加減速度ZAsの
目標減速度ZAtargetに対する追従性を調整する
ためのパラメータである。ステップ506では今回、減
速度フィードバック処理であったことを示すためのフラ
グYcntrl_Aをセットし、ステップ507では速
度フィードバック処理で使用する速度偏差の積分値Zd
Vsum(n)を0にクリアする。
【0022】ステップ502で自車速ZVsが≠0でな
ければステップ508に進み、前回が減速度フィードバ
ック処理であったかどうか、すなわちYcntrl_A
フラグがセット状態にあるかどうかを判定し、フラグY
cntrl_Aがセット状態でなければステップ510
に飛び、セット状態であればステップ509に進む。ス
テップ509では前回の目標ブレーキ圧ZPtarge
t(n−1)、すなわち、減速度フィードバック処理に
おける目標ブレーキ圧の最終値を速度フィードバック処
理の目標ブレーキ圧の初期値ZPinitとして設定す
る。ステップ510では目標速度を0として自車速度Z
Vsとの速度偏差を演算し、ZdVとして格納する。ス
テップ511では前回までの速度偏差の積分値ZdVs
um(nー1)に速度偏差ZdVを加算し、ZdVsu
m(n)として格納する。
【0023】ステップ512では次の式により今回の目
標ブレーキ圧ZPtarget(n)を演算する。 ZPtarget(n)=Xp2(ZdV +Xi2・ZdVsum(n))+ZPinit (7) ここに、 ZdV :速度偏差 ZdVsum(n):今回の速度偏差の積分値 Xp2 :速度フィードバック比例ゲイン Xi2 :速度フィードバック積分ゲイン ZPinit :目標ブレーキ圧の初期値 なお、速度フィードバックゲインXp2とXi2とはR
OM18に予め記憶してあるデータで、速度ZVsの目
標速度への追従性を調整するためのパラメータである。
【0024】ステップ513では今回が減速度フィード
バック処理でなかったことを示すためにフラグYcnt
rl_Aをクリアする。従って、ステップ509は、フ
ラグYcntrl_Aの操作により減速度フィードバッ
ク処理から速度フィードバック処理に切り替わったとき
にのみ通過することになる。ステップ514では減速度
フィードバック処理で使用する減速度偏差の積分値Zd
Asum(n)を0にクリアする。
【0025】図6ないし図10は図2のステップ205
の出力処理の処理ルーチンを示すもので、図6はステッ
プ205から呼び出されて実行されるものである。図6
において、まず、ステップ601では図4のブレーキ解
除条件判定処理で操作したブレーキ制御フラグYcnt
rlがセット状態にあるかどうかを判定し、セット状態
にあればステップ602に進んで目標ブレーキ圧ZPt
arget(n)と現時点のブレーキ圧ZPrealか
ら圧力偏差ZdPを式 ZdP=ZPtarget(n)−ZPreal (8) にて演算する。ステップ603では圧力偏差ZdPの絶
対値|ZdP|を予め設定してある不感帯XdPと比較
して|ZdP|<XdPの条件を満足するかどうかを判
定する。もし、|ZdP|<XdPを満足しておればス
テップ605に飛んで保持動作を実施する。この保持動
作は、図7のフローチャトに示す通りであり、ステップ
701で遮断弁8を閉状態に保つように指令し、ステッ
プ702で加圧弁9を閉状態に保つように指令する。ま
た、ステップ703において加圧ポンプ10をOFF状
態に保つように指令する。
【0026】ステップ603にて|ZdP|<XdPが
満足されない場合はステップ604に進み、圧力偏差Z
dPの正負を判定し、もしZdP≧0であればステップ
606に進み増圧動作を実施する。増圧動作は図8のフ
ローチャートに示すように、ステップ801にて遮断弁
8を閉状態に保つように指令し、ステップ802にて加
圧弁9を開状態に保つように指令し、ステップ803に
て加圧ポンプ10をON状態に保つように指令する。ま
た、ステップ604にてZdP≧0でない場合にはステ
ップ607に進み減圧動作を実施する。この減圧動作は
図9に示すように、ステップ901にて遮断弁8を開状
態に保つように指令し、ステップ902にて加圧弁9を
閉状態に保つように指令し、ステップ903にて加圧ポ
ンプ10をOFF状態に保つように指令する。
【0027】ステップ601においてブレーキ制御フラ
グYcntrlがセット状態になければステップ608
に飛んでホイールシリンダ6内の圧力を開放すべく解除
動作を実施する。この解除動作は図10のフローチャー
トに示すように、ステップ1001にて遮断弁8を開状
態に保つように指令し、ステップ1002にて加圧弁9
を閉状態に保つように指令し、ステップ1003にて加
圧ポンプ10をOFF状態に保つように指令する。
【0028】以上に構成と動作とを説明したように、こ
の発明の実施の形態1の車両用自動制動制御装置によれ
ば、車両が走行時においてブレーキペダル1が操作され
ずに開放状態にあるときには、所定時間毎に先行車両と
の車間距離ZLdisと相対速度ZVrと先行車両の加
減速度ZApreとに基づき目標減速度ZAtarge
tが演算され、減速度ZAsをこの目標減速度ZAta
rgetにすべく減速度フィードバック処理により演算
される目標ブレーキ圧ZPtarget(n)が制動系
統の各アクチュエータに指令されるようにしたので車両
は安全に減速することになる。減速して車両が停車に至
ったときには車速ZVsを0にすべく速度フィードバッ
ク処理により演算される目標ブレーキ圧ZPtarge
t(n)が制動系統に指令されるようにしたので車両の
停車状態が維持される。ここで、速度フィードバック処
理による目標ブレーキ圧ZPtarget(n)の初期
値が、減速度フィードバック処理による目標ブレーキ圧
ZPtarget(n)の最終値となるようにしたの
で、車両が走行状態から停車状態に移行するときに目標
ブレーキ圧ZPtargetは変化せず、車体に衝撃が
加わることなく円滑に停車させることができ、良好な乗
車フィーリングを得ることができる。
【0029】以上の説明は、制動用の圧力制御をホイー
ルシリンダ6の圧力制御で説明したが、ブレーキペダル
の操作や制御装置の指令により作動する制御弁によって
内部圧力が変化する変圧室と、定圧室との二つの部屋を
有するマスタバッグを用い、制御弁により変圧室の圧力
を変化させて定圧室との間に圧力差を生じさせることに
より制動力を制御する装置であっても適用が可能であ
る。また、ブレーキペダルの操作により内部圧力が変化
する変圧室と、制御装置の指令により作動する制御弁に
よって内部圧力が変化する補助変圧室と、定圧室との三
つの部屋を有するマスタバッグを用い、制御弁により補
助変圧室の圧力を変化させて定圧室との間に圧力差を生
じさせることにより制動力を制御する装置であっても適
用することが可能である。
【0030】また、上記の説明ではステップ402にお
いて、ステップ301のブレーキスイッチ2の状態によ
りブレーキペダル1の操作を判定したが、図1に点線に
て示したようにマスタシリンダ4の圧力を検出するマス
タシリンダ圧センサ24を設け、このマスタシリンダ圧
センサの24出力によりブレーキペダルの操作を判定す
ることもできる。さらに、ブレーキ制御フラグYcnt
rlがセット状態のとき、ホイールシリンダ6の圧力と
マスタシリンダ4の圧力とを比較してマスタシリンダ4
の圧力が高いときにブレーキペダルが操作されたと判定
することもできる。このように構成することにより、ブ
レーキペダル1が踏み込まれて遮断弁8が開いたとき、
ホイールシリンダ圧の方が高いことにより生じるブレー
キペダル1への反動を防止することが可能になる。
【0031】ステップ502において、上記の説明では
自車速ZVsが≠0であるかどうかで停車状態を判定し
たが、自車速が所定値より小さいときに停車状態と判定
することも可能であり、また、ステップ501では目標
減速度ZAtargetを車間距離ZLdisと相対速
度ZVrと先行車の加減速度ZApreとを基にして演
算するようにしているが、(1)式によらず車間距離Z
Ldisと相対速度ZVrとを基にして演算することも
可能である。さらに、この実施の形態では制動のための
制御について説明したが、上記の演算結果を電子制御式
のスロットルバルブと組み合わせることにより、加速と
減速の両制御を行うこともでき、また、内燃機関に限ら
ず電気自動車などの他の動力源にも適用することができ
る。
【0032】実施の形態2.図11および図12は、こ
の発明の実施の形態2の車両用自動制動制御装置の動作
の流れを説明するフローチャートと動作説明図であり、
この実施の形態は実施の形態1の図5に示した目標値演
算処理を図11の処理内容に変更するものであり、変更
点は図5に対して図11のステップ1115の処理を追
加したものである。従って、ここでは追加された処理内
容を主体に説明し、ステップ1115までの流れを補足
的に説明する。
【0033】この実施の形態では実施の形態1の図5と
同様に、ステップ1109で減速度フィードバック処理
における目標ブレーキ圧の最終値を速度フィードバック
処理の目標ブレーキ圧の初期値として設定し、ステップ
1110では目標速度を0として自車速度ZVsとの速
度偏差を演算し、ステップ1111では前回までの速度
偏差の積分値ZdVsum(nー1)に速度偏差ZdV
を加算し、ステップ1112では今回の目標ブレーキ圧
ZPtarget(n)を演算し、ステップ1113で
はフラグYcntrl_Aをクリアし、ステップ111
4では減速度偏差の積分値ZdAsum(n)をクリア
する。その後、この実施の形態の特徴であるステップ1
115に進み、目標ブレーキ圧ZPtargrt(n)
を所定のXPlimitの値以上に制限する。この処理
は図12に示すように、車速が0となり停車と判定され
た時点での目標ブレーキ圧ZPtarget(n)がX
Plimitの値未満の場合、目標ブレーキ圧ZPta
rget(n)がXPlimitの値に至るまでの間、
所定の時間XTlimit毎にブレーキ圧をXdPli
mitずつ漸増させていくものである。
【0034】このXPlimitの値を停車状態を維持
するのに必要なブレーキ圧と設定しておくことにより、
減速度が低くブレーキ圧が低い状態で停車しても安定し
た停車状態を維持することができるものである。また、
XPlimitは予めROM18に記憶させておくデー
タであるが、傾斜センサやナビゲーションの道路データ
ベースとの照合などにより道路勾配を知り、勾配に応じ
てXPlimitの値を変更選択することも可能であ
る。
【0035】実施の形態3.図13この発明の実施の形
態3の車両用自動制動制御装置の動作の流れを説明する
フローチャートであり、この実施の形態は実施の形態1
の図5に示した目標値演算処理を図13の処理内容に変
更するものであり、図5の場合と同様に図2のステップ
204から呼び出されて処理を実行するものである。ス
テップ1301では車間距離ZLdisと相対速度ZV
rと先行車両の加減速度ZApreを引数とする関数f
1により目標減速度ZAtargetを演算してRAM
20に格納する。この関数f1は実施の形態1にて説明
したものと同一である。ステップ1302では自車速Z
Vsが≠0であるかどうかを判定し、ZVs≠0であれ
ばステップ1303に進み、ステップ1303では停車
状態継続タイマZtimer1にXtimer1を代入
する。また、ステップ1302にてZVs≠0でなけれ
ばステップ1304に進み、ステップ1304にて停車
状態継続タイマがZtimer1≠0であるかどうかを
判定し、Ztimer1≠0であればステップ1305
に進む。
【0036】ステップ1305では停車状態継続タイマ
Ztimer1をΔTずつカウントダウンする。ステッ
プ1306では目標減速度ZAtargetと減速度Z
Asとの減速度偏差ZdAを演算しRAM20に格納す
る。ステップ1307では前回までの減速度偏差の積分
値ZdAsum(n−1)に減速度偏差ZdAを加算し
て今回の減速度偏差の積分値ZdAsum(n)として
格納する。ステップ1308では実施の形態1にて説明
した(6)式に従って目標ブレーキ圧を演算する。ステ
ップ1309では今回、減速度フィードバック処理であ
ったことを示すためにフラグYcntrl_Aをセット
する。ステップ1310では速度フィードバック処理で
使用する速度偏差の積分値ZdVsum(n)を0にク
リアしておく。
【0037】ステップ1304で停車状態継続タイマが
Ztimer1≠0であるかどうかを判定し、Ztim
er1≠0でなければすてっぷ1311に進み、前回が
減速度フィードバック処理でフラグYcntrl_Aが
セット状態であるかどうかを判定し、フラグがセット状
態でなければステップ1313に飛び、セット状態であ
ればステップ1312に進む。ステップ1312では前
回の目標ブレーキ圧ZPtarget(n−1)、すな
わち、減速度フィードバック処理における目標ブレーキ
圧の最終値を、速度フィードバック処理の目標ブレーキ
圧の初期値ZPinitとして設定する。
【0038】ステップ1313では目標速度0と自車速
ZVsとの速度偏差ZdVを演算してRAM20に格納
する。ステップ1314では前回までの速度偏差の積分
値ZdVsum(nー1)に速度偏差ZdVを加算し、
ZdVsum(n)として格納する。ステップ1315
では実施の形態1で説明の(7)式に従い目標ブレーキ
圧を演算する。ステップ1316では今回が減速度フィ
ードバック処理ではなかったことを示すためにYcnt
rl_Aフラグをクリアする。従って、ステップ131
2はYcntrl_Aフラグの操作によって減速度フィ
ードバック処理から速度フィードバック処理に切り替わ
ったときにのみ通過することになる。ステップ1317
では減速度フィードバック処理で使用する減速度偏差の
積分値ZdAsum(n)をクリアする。
【0039】以上のようにこの実施の形態の車両用自動
制動制御装置によれば、車速センサ12の出力に基づく
車速が0になっても所定の時間Xtimer1だけ経過
してから停車状態にあると判定し、速度フィードバック
処理を開始するので、微速走行中に車速センサによって
停車状態にあると誤判定しても所定の時間Xtimer
1後には車両を停車させ、停車後に制動力の切替が行え
るので円滑に制御の切替ができ、実施の形態1の場合と
同様に、車体に衝撃が加わることなく円滑に停車させる
ことができ、良好な乗車フィーリングを得ることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明の車両用自
動制動制御装置によれば、車両が走行時においてブレー
キペダルが開放状態にあるとき、所定時間毎に先行車両
との車間距離と相対速度と先行車両の加速度とに基づく
目標減速度が演算され、減速度をこの目標減速度にすべ
く減速度フィードバック処理により演算された目標ブレ
ーキ圧が制動制御装置に指令され、車両が停車に至った
ときには車速を0にすべく速度フィードバック処理によ
り演算された目標ブレーキ圧が制動制御装置に指令され
るようにし、速度フィードバック処理による目標ブレー
キ圧の初期値が、減速度フィードバック処理による目標
ブレーキ圧の最終値となるように設定したので、また、
微速走行時においては停車状態と判定するのに所定時間
の余裕を持たせたので、前方に障害物が存在するとき、
確実な減速ないしは停車ができ、車両が走行状態から停
車状態に移行するとき、車体に衝撃が加わることなく円
滑に停車させることができ、良好な乗車フィーリングを
得ることができる。
【0041】また、停車の判定後、所定の時間率で停車
の維持に必要な制動力まで高めるようにしたので、弱い
制動力で停車した場合や勾配のある道路においても確実
に停車の維持ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の車両用自動制動制
御装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の車両用自動制動制
御装置の制御のメインルーチンを示す説明図である。
【図3】 図2におけるステップ202の内容を示すフ
ローチャートである。
【図4】 図2におけるステップ203の内容を示すフ
ローチャートである。
【図5】 図2におけるステップ204の内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】 図2におけるステップ205の内容を示すフ
ローチャートである。
【図7】 図6におけるステップ605の内容を示すフ
ローチャートである。
【図8】 図6におけるステップ606の内容を示すフ
ローチャートである。
【図9】 図6におけるステップ607の内容を示すフ
ローチャートである。
【図10】図6におけるステップ608の内容を示すフ
ローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態2の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態2の動作を説明する説
明図である。
【図13】この発明の実施の形態3の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル、2 ブレーキスイッチ、3 倍力
装置、4 マスタシリンダ、5 リザーバ、6 ホイー
ルシリンダ、7a ブレーキ配管、7b、7c 分岐配
管、8 遮断弁、9 加圧弁、10 加圧ポンプ、11
アクセルスイッチ、12 車速センサ、13 ホイー
ルシリンダ圧センサ、14 車間距離センサ、15 シ
フトレンジ検出スイッチ、16 作動スイッチ、17
制御装置、18 ROM、19 CPU、20 RA
M、21 入力インターフェイス、 22 出力インタ
ーフェイス、23 アドレスパス・データパス、 24
マスタシリンダ圧センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D046 BB02 BB18 EE01 HH02 HH05 HH07 HH16 HH20 HH22 HH26 HH37 JJ19 JJ21 LL05 LL23 LL37 LL43 5H180 AA01 CC14 LL01 LL04 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方の物体との距離を計測する車間距離
    検出手段、自車の速度を計測する自車速度検出手段、自
    車の加減速度を計測または演算する自車加減速度検出手
    段、前方物体との相対速度を計測または演算する相対速
    度検出手段、自車の制動力を制御する制動制御手段、前
    記各検出手段の信号により前記制動制御手段に制動指令
    を与える制御装置を備え、前記制御装置は少なくとも、
    走行中の自車両を減速または停車させるための第一の制
    動力を演算する機能と、停車を維持するための第二の制
    動力を演算する機能と、停車を判定して第一の制動力か
    ら第二の制動力に切り替える機能とを有し、停車状態と
    判定されて第一の制動力から第二の制動力に切り替わる
    とき、第一の制動力の最終値が第二の制動力の初期値と
    して設定されることを特徴とする車両用自動制動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 車両の停車判定後、第二の制動力の初期
    値を所定の時間率で特定値以上に変化させることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用自動制動制御装置。
  3. 【請求項3】 自車速度検出手段が停車を検出後、所定
    時間経過後に車両の停車と判定して第一の制動力から第
    二の制動力に切り替えることを特徴とする請求項1ある
    いは請求項2に記載の車両用自動制動制御装置。
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