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JP2000326773A - 車両用回転座席の駆動装置 - Google Patents

車両用回転座席の駆動装置

Info

Publication number
JP2000326773A
JP2000326773A JP11137649A JP13764999A JP2000326773A JP 2000326773 A JP2000326773 A JP 2000326773A JP 11137649 A JP11137649 A JP 11137649A JP 13764999 A JP13764999 A JP 13764999A JP 2000326773 A JP2000326773 A JP 2000326773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
seat
rotation
vehicle
getting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11137649A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kondo
諭 近藤
Yoshiro Suehiro
吉郎 末廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP11137649A priority Critical patent/JP2000326773A/ja
Publication of JP2000326773A publication Critical patent/JP2000326773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の体重や各構成部品の取付精度のバラツ
キ等に関係なく過負荷状態を正確に判別することができ
る車両用回転座席の駆動装置を提供する。 【解決手段】 制御手段50は、乗車スイッチあるいは
降車スイッチが操作されると、駆動手段51を制御して
回転座席駆動用のモータ42を回転させる。そして、座
席が乗降位置あるいは乗車位置に達して乗降位置検出器
あるいは乗車位置検出器が動作すると、モータ42を停
止させる。また、制御手段50は、検出手段52から発
生されるパルス信号の周期等を過去に発生したパルス信
号の周期と比較し、パルス信号が変化した場合には過負
荷状態であると判別してモータ42を停止させあるいは
逆転させる。制御手段50は、モータ42の回転速度を
設定速度に制御する場合には、パルス信号の幅あるいは
周期を設定値と比較して過負荷状態を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用回転座席
の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高齢者や身体障害者等の乗員が車
両に楽に乗り降りできるようにするために、水平方向の
回転移動が可能に構成した車両用回転座席が開発されて
いる。このような水平方向の回転移動が可能な車両用回
転座席において、座席の回転移動を手動で行う場合、乗
員あるいは補助者の負担が大きい。そこで、モータによ
り座席を回転移動させる車両用回転座席の駆動装置が開
発されている。この車両用回転座席の駆動装置では、降
車スイッチあるいは乗車スイッチが操作されると、モー
タを駆動し、座席を、車両進行方向正面を向いた乗車回
転位置とドア側に所定の角度だけ向いた乗降用回転位置
との間で回転移動させる。これにより、乗員は容易に車
両に乗降することができる。なお、座席を車両進行方向
の前後にスライド移動させた状態で座席を回転移動させ
ると、座席の端部や乗員が車両設備に接触したり、また
乗員の乗降が困難となる場合がある。このため、座席を
回転移動させる時には、座席を所定位置にスライド移動
させる操作が必要となる場合がある。座席のスライド移
動操作に関しては、手動で行う方法と、モータの駆動に
より行う方法がある。ところで、このような車両用回転
座席の駆動装置では、座席の回転移動時に座席の端部や
乗員が車両設備に接触した場合に座席の回転を停止ある
いは逆転させるために、図11に示すように、モータの
電流値が設定値Irefを超えたことを検出することに
よって過負荷状態を判別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用回転座席
の駆動装置では、モータの電流値と設定値Irefとの
比較によって過負荷状態を判別しているため、乗員の体
重や各部品の組付け精度等によって通常時のモータの電
流値が変動すると、正確に過負荷状態を判別することが
できない場合がある。例えば、体重が重い乗員の場合に
は、通常時のモータの電流値と設定値との差が小さくな
るため、過負荷状態でないにも拘わらず過負荷状態であ
ると誤判定する可能性がある。一方、体重の軽い乗員の
場合には、通常時のモータの電流値と設定値との差が大
きくなるため、過負荷状態になっても、モータの電流値
が設定値を超えていないと過負荷状態であると判定しな
い可能性がある。また、座席を支持する回転盤等の組付
け精度によっても通常時のモータの電流値が変動するた
め、同様に過負荷状態を正確に判別することができな
い。この問題点を解決する手段としては、各乗員毎に設
定値を設定する方法が考えられる。しかしながら、この
方法は、各乗員毎に設定値を設定しなければならいない
ため、煩雑である。また、設定値の設定操作も容易では
ない。本発明は、このような問題点を解決するために創
案されたものであり、乗員の体重や各構成部品の組付け
精度のバラツキ等に関係なく過負荷状態を正確に判別す
ることができる車両用回転座席の駆動装置を提供するこ
とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
車両用回転座席の駆動装置である。請求項1に記載の車
両用回転座席の駆動装置では、回転盤を介して座席を乗
車回転位置と乗降回転位置との間で回転させるモータの
回転に応じて発生されるパルスの変化に基づいて過負荷
状態を判定する。このため、乗員の体重や各構成部品の
組み付け精度のバラツキ等に関係なく過負荷状態を確実
に判別することができる。また、本発明の第2発明は、
請求項2に記載されたとおりの車両用回転座席の駆動装
置である。請求項2に記載の車両用回転座席の駆動装置
では、パルスのパルス周期と、そのパルスより前に発生
された複数個のパルスのパルス周期の平均値との比較結
果に基づいて過負荷状態を判別する。このため、一層確
実に過負荷状態を判別することができる。また、本発明
の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの車両用回
転座席の駆動装置である。請求項3に記載の車両用回転
座席の駆動装置では、回転盤を介して座席を乗車回転位
置と乗降回転位置との間で回転させるモータの回転速度
と設定速度との偏差に応じてモータを制御するととも
に、モータの回転に応じて発生されるパルスの幅に基づ
いて過負荷状態を判別する。このため、乗員の体重や各
構成部品の組み付け精度のバラツキ等に関係なく過負荷
状態を確実に判別することができる。また、乗員の有無
や車両の傾斜に関係なく座席の回転時間をほぼ一定にす
ることができるとともに、車両の下り傾斜状態での急減
な回転を防止することができる。また、モータの速度を
一定に制御しているため、パルスの幅に基づいて過負荷
状態を判別する処理が簡単である。さらに、座席の回転
速度の変更が容易である。また、本発明の第4発明は、
請求項4に記載されたとおりの車両用回転座席の駆動装
置である。請求項4に記載の車両用回転座席の駆動装置
では、モータの回転に応じて発生されるパルスの周期に
基づいてモータの回転速度を求める。このため、過負荷
状態判別用のパルス発生手段及び回転速度検出用のパル
ス発生手段を兼用することができ、回路構成が簡単にな
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。先ず、車両用回転座席(以下、単に
「回転座席」という)の構成の1例を図1〜図5に基づ
いて説明する。この回転座席は、モータにより座席を水
平方向に回転移動させるとともに、車両進行方向の前後
にスライド移動させる構成のものである。また、運転席
左側の助手席に適用した回転座席を示している。したが
って、図1に示すように、回転座席1の左側にドア開口
部Dが設けられている。そして、回転座席1は、車両進
行方向(図1の下から上の方向)の前側を向いた回転位
置(乗車回転位置)から、車両前方へスライド移動しな
がら左側(反時計回り)に略90度回転移動してドア開
口部D側を向いた回転位置(乗降回転位置)へ回転移動
される。
【0006】回転座席1は、座席本体2、この座席本体
2を回転移動可能に支持する回転支持台10、座席本体
2及び回転支持台10を車両前後方向にスライド移動可
能に支持する前後方向支持台30を備えている。座席本
体2の詳細が図2に示され、回転支持台10及び前後方
向支持台30の詳細が図3に示されている。なお、各図
では車両前方を矢印「前」で示し、ドア開口部D側を矢
印「外」で示している。図2に示すように、座席本体2
は、シートクッション2aとシートバック2bを有して
いる。シートクッション2aの前部には、乗員が足を載
せて置くためのフットレスト2cが取り付けられてい
る。
【0007】回転支持台10は、例えば車両の前後方向
に長い略長方形状のベース12を有している。ベース1
2の左右には、2本の移動側保持部材11が取り付けら
れている。また、ベース12には、回転盤13が設けら
れている。回転盤13は、外輪13aと内輪13bとか
ら構成されている。外輪13aと内輪13bは、両者の
間に設けられた多数の鋼球(図示していない)によって
相対回転可能に構成されている。図3に示す回転座席で
は、内輪13bがベース12に固定され、外輪13a上
に座席台(図示していない)が固定されている。そし
て、座席台上に座席本体2が載置されている。これによ
り、座席本体2は、座席台と共に回転支持台10に対し
て水平方向に回転移動可能である。なお、図示は省略す
るが、座席本体2は、座席台に対してスイング振り出し
式の昇降装置を介して取り付けられている。これによ
り、座席本体2が乗降回転位置に移動した位置で、昇降
装置によって室内と室外の間を車両前方から見て略円弧
状に昇降可能に構成されている。
【0008】前後方向支持台30は、例えば前後方向に
長い略長方形状のプレートからなるベース31を有して
いる。このベース31は、車両のフロアに水平に固定さ
れている。ベース31の車幅方向の両端上面には、回転
支持台10の移動側保持部材11を車両進行方向に対し
て前後にスライド移動可能に案内するための、前後方向
に長い左右2本の固定側保持部材32が平行に設けられ
ている。固定側保持部材32と移動側保持部材11は、
1側面が互いに対向するように配置されている。固定側
保持部材32及び移動側保持部材11の対向面のそれぞ
れには、図4に示すように、長手方向(前後方向)に延
びるV字溝32a及び11aが形成されている。そし
て、両V字溝32a及び11aに嵌まり込む形態で多数
個の鋼球33が設けられている。これにより、直線案内
機構34が構成され、回転支持台10、したがって座席
本体2が車両前後方向にスライド移動可能となってい
る。
【0009】次に、座席本体2の回転移動とスライド移
動とを機械的に連動させるための回転スライド連動機構
20を図3、図5により説明する。回転スライド連動機
構20は、ラック21、中間ギヤ22、ピニオンギヤ2
4により構成されている。ラック21は、固定側保持部
材32の側面に取り付けられている。中間ギヤ22は、
ベース12の上面に回転可能に取り付けられ、ラック2
1と噛み合っている。なお、中間ギヤ22とラック21
との噛合いが座席本体2の前後方向の全移動範囲で維持
されるように、ラック21の位置及び長さが設定されて
いる。
【0010】一方、ピニオンギヤ24は、座席本体2を
支持する座席台の下面に取り付けられている。このピニ
オンギヤ24は、座席台の回転中心を中心とする略90
度の範囲の円弧状に形成され、その噛み合い当初側(反
時計回り方向の端部側)の一定角度範囲(図5では約2
6度)には噛み合い歯が形成されていない。このため、
座席本体2を、車両前方を向いた乗車回転位置(図5に
実線で示す位置)からドア開口部D側を向いた乗降回転
位置方向(反時計回り方向)へ回転させ始めた当初の約
26度の範囲ではピニオンギヤ24と中間ギヤ22が噛
み合わない。したがって、当初の約26度の範囲では、
座席本体2は回転移動するのみで車両前方へはスライド
移動しない(非連動範囲)。座席本体2が乗降回転位置
方向にさらに回転移動すると、ピニオンギヤ24と中間
ギヤ22が噛み合うため、座席本体2の回転動作に連動
して中間ギヤ22が回転する。中間ギヤ22はラック2
1に噛み合っているため、中間ギヤ22が回転すると、
ベース12、したがって移動側保持部材11が固定側移
動部材32に沿って移動する。これにより、座席本体2
は、乗降回転位置方向に回転移動しながら車両進行方向
前方へスライド移動する(連動範囲)。
【0011】次に、座席本体2を回転移動及びスライド
移動させるための座席駆動機構40を説明する。ベース
12の後部には、延長プレート41が設けられている。
この延長プレート41には、駆動源としての正逆転可能
なモータ42が設けられている。モータ42としては、
例えば直流モータ、直流ブラシレスモータ等が用いられ
る。モータ42の出力軸には、駆動ギヤ43が設けられ
ている。また、座席台の下面には、扇形状の従動ギヤ4
4が設けられている。駆動ギヤ43と従動ギヤ44は、
噛み合うように配置されている。この駆動ギヤ43と従
動ギヤ44により、モータ42の駆動力を回転盤13の
外輪13aに伝達する動力伝達機構が構成されている。
座席駆動機構40は、シートクッション2aの範囲内に
納まるように配置されている。すなわち、前後方向支持
台30と回転支持台10との上下間スペース又は回転支
持台10とシートクッション2aとの上下間スペースを
利用して配置され、座席本体2の下面からはみ出ないよ
うに設けられている。これにより、座席駆動機構40は
シートクッション2aによって被われ、安全性が確保さ
れている。
【0012】なお、具体的な図示は省略するが、モータ
42の出力軸には電磁クラッチが設けられている。モー
タ42が故障した時には、メインスイッチを操作して電
磁クラッチをオフにする。これにより、座席本体2が動
力伝達系から切り離されるため、座席本体2を手動で操
作することができる。また、図示はしないが、車両本体
2の回転移動及びスライド移動をロックするための回転
ロック機構及びスライドロック機構が設けられている。
これらのロック機構によって、座席本体2は、乗車回転
位置と乗降回転位置に設定された状態においてそれぞれ
回転移動及びスライド移動がロックされる。また、動力
伝達機構としては、図6に示すように、駆動ギヤ43と
従動ギヤ44との間に減速ギヤ45を介在させる構成に
変更することも可能である。また、外輪13aの外周に
直接従動ギヤ44の機能を設けることも可能である。
【0013】次に、モータ42を制御する制御装置の一
実施の形態を図7に示す。制御装置は、制御手段50、
駆動手段51、検出手段52、各種スイッチ等の入力手
段53等により構成されている。駆動手段51は、例え
ば電解効果トランジスタ等のスイッチング素子を有して
いる。駆動手段51のスイッチング素子は、制御手段5
0によりオン、オフ制御される。モータ42は、駆動手
段51を介して駆動電力が供給される。検出手段52
は、モータ42の回転状態を検出して検出信号を出力す
る。検出手段52としては、例えば、モータ42の回転
子に設けられている磁石の磁界を検出するホール素子
と、ホール素子の出力信号をパルス信号に変換する波形
整形回路等により構成されているホールICが用いられ
る。ホール素子や検出手段52の設置数は適宜設定する
ことができる。制御手段50は、入力手段53からの信
号及び検出手段52からの検出信号に基づいて駆動手段
51のスイッチ素子を制御する。なお、ホール素子等か
らの出力信号の波形整形処理は、制御手段50で行うこ
ともできる。この場合には、検出手段52は波形整形回
路を省略することができる。
【0014】以上のように構成された車両用回転座席1
の動作を図8により説明する。図8では、座席本体2の
回転中心(回転盤13の回転中心)を基準にして、車両
前後方向移動範囲の後方位置を符号L0で示し、前方位
置を符号L1で示している。図8(A)は、座席本体2
が、スライド方向では後方位置L0に位置し、回転方向
では乗車回転位置(車両前方を向いた姿勢)に位置す
る、すなわち乗車位置に位置する状態を示している。図
8(B)は、座席本体2が、スライド方向では後方位置L
0に位置し、回転方向では乗車回転位置から乗降回転位
置方向へ約26度回転した位置に位置する状態を示して
いる。図8(C)は、座席本体2が、スライド方向では前
方位置L1に位置し、回転方向では乗降回転位置(ドア
開口部D側に向いた横向き姿勢)に位置する、すなわち
乗降位置に位置する状態を示している。
【0015】座席本体2が図8(A)に示す乗車回転位
置に位置する時、乗員が車両に乗車する場合には、例え
ば操作者が、ロック機構のロックを解除した後、降車ス
イッチを操作する。降車スイッチが操作されると、制御
手段50に降車信号が入力される。制御手段50は、降
車信号が入力されると、駆動手段51のスイッチング素
子を制御して、モータ42を所定回転方向、例えば正転
方向に回転させる。モータ42が正転駆動されると、モ
ータ42の駆動力が動力伝達機構を介して外輪13aに
伝達される。これにより、座席本体2は、乗車回転位置
から乗降回転位置方向に回転移動する。同時に、ピニオ
ンギヤ24も回転移動する(図5では反時計方向)。座
席本体2が乗降回転位置方向へ約26度回転移動するま
での間は、ピニオンギヤ24と中間ギヤ22が噛み合わ
ないため、座席本体2の回転移動のみが行われる。この
段階では、図8(B)に示すように、座席本体2は、シ
ートクッション2aがドア開口部Dの後部、すなわちリ
ヤピラーPに干渉する手前の位置にまで至っている。こ
のままさらに座席本体2を回転移動させると、座席本体
2がリヤピラーPと干渉するため、座席本体2をドア開
口部D側に向いた横向き姿勢(乗降回転位置)まで回転
移動させることができない。
【0016】座席本体2が乗降回転位置方向に約26度
回転した時点で、ピニオンギヤ24が中間ギヤ22に噛
み合い始める。このため、さらに座席本体2を回転移動
させると、ピニオンギヤ24と中間ギヤ22との噛合い
作用及び中間ギヤ22とラック21の噛合い作用によ
り、座席本体2は前方へスライド移動する。このよう
に、座席本体2は、残りの約64度の間は回転移動しな
がら前方へスライド移動する。これにより、座席本体2
の回転移動途中において乗員の足やフットレスト等がド
ア開口部Dの前端に干渉することが回避される。すなわ
ち、座席本体2を一旦前方位置までスライド移動させた
後に回転移動させる回転座席では、乗員の足等がドア開
口部(ボディ)の前端に干渉する問題があるが、この回
転座席では、このような問題を回避することができる。
【0017】座席本体2が、図8(C)に示すように、ド
ア開口部D側に向いた横向き姿勢(乗降回転位置)にな
るとともに、前方位置L1に至ると(乗降位置)、例え
ば前後方向支持台30上に設けられたリミットスイッチ
等の乗降位置検出器が動作する。乗降位置検出器が動作
すると、乗降位置検出信号が制御手段50に入力され
る。制御手段50は、乗降位置検出信号が入力される
と、駆動手段51を制御してモータ42を停止させる。
座席本体2は、乗降回転位置で、ロック機構によって回
転移動とスライド移動がロックされる。そして、乗降回
転位置において、スイング振り出し式昇降機構を作動さ
せることにより、座席本体2は室内と室外との間で円弧
状に昇降する。
【0018】座席本体2を図8(C)に示す乗降回転位置
から図8(A)に示す乗車回転位置に戻す場合には、乗車
スイッチを操作する。制御手段50は、乗車スイッチか
ら乗車信号が入力されると、駆動手段51を制御してモ
ータ42を逆転させる。モータ42が逆転すると、外輪
13aが逆回転(図5では時計方向)する。このとき、
ピニオンギヤ24と中間ギヤ22及び中間ギヤ22とラ
ック21がそれぞれ噛合い状態に保持されているので、
座席本体2は、前記とは逆に乗車回転位置方向に回転移
動しながら、前方位置L1から後方位置L0方向へスラ
イド移動する。座席本体2が乗降回転位置から約64度
乗車回転位置側に回転移動した段階で、ピニオンギヤ2
4と中間ギヤ22の噛合いが外れる。このため、残りの
26度の範囲では、座席本体2の回転移動のみが行わ
れ、前後方向へのスライド移動は行われない。そして、
座席本体2が乗車回転位置に達すると、リミットスイッ
チ等の乗車位置検出器が動作して乗車位置検出信号を出
力する。制御手段50は、乗車位置検出器から乗車位置
検出信号が入力されると、駆動手段51を制御してモー
タ42を停止させる。その後は、前記と同様に、ロック
機構によって座席本体2の回転移動とスライド移動がロ
ックされる。
【0019】ところで、座席本体2を回転移動させてい
る途中で、座席の端部や乗員が車両設備に接触した場合
には、モータ42の駆動を停止させ、あるいはモータ4
2を逆転させる必要がある。このためには、座席の端部
や乗員が車両設備に接触していること、すなわちモータ
42が過負荷状態となっていることを判別する必要があ
る。以下に、本発明の過負荷状態判別処理を説明する。
検出手段52としてホールICを用いた場合には、ホー
ルICに設けられているホール素子は、モータ42の回
転子の回転に応じた信号を出力する。例えば、モータ4
2の回転子に設けられている磁石のN極が通過する時に
は正極性の信号を出力し、S極が通過する時には負極性
の信号を出力する。そして、ホールICに設けられてい
る波形整形回路は、ホール素子の出力信号を波形整形し
て出力する。例えば、ホール素子から正極性の信号が出
力されている時にはレベル「1」、負極性の信号が出力
されている時にはレベル「0」のパルス信号を発生す
る。検出手段52から発生されるパルス信号の波形図を
図9に示す。
【0020】座席本体2が回転移動を開始した後、座席
の端部や乗員が車両設備に接触してモータ42の回転速
度が低下すると、検出手段52から発生されるパルス信
号が変化する。そこで、制御手段50は、検出手段52
から発生されるパルス信号が変化したことを検出するこ
とによって過負荷状態、すなわち座席の端部や乗員が車
両設備に接触してモータ42の回転速度が低下したこと
を判別する。本実施の形態では、最新の連続する複数
個、例えば4個のパルス信号の周期の平均値を求め、求
めたパルス信号の周期の平均値と新しく発生されたパル
ス信号の周期とを比較することによって過負荷状態を判
別している。
【0021】本実施例の過負荷判別処理を、図9により
説明する。まず、最新の連続する4個のパルス信号P1
〜P4の周期T1〜T4を測定する。パルス信号P1〜
P4の周期T1〜T4を測定する方法としては種々の方
法がある。例えば、パルス信号の立ち上がり時点(また
は立ち下がり時点)から次のパルス信号の立ち上がり時
点(または立ち下がり時点)までの時間を測定し、測定
値をパルス信号の周期とする方法がある。あるいは、パ
ルス信号の立ち上がり時点(または立ち下がり時点)か
ら立ち下がり時点(または立ち上がり時点)までのレベ
ル「1」の時間t1〜t4(またはレベル「0」の時
間)を測定し、測定値t1〜t4の2倍をパルス信号の
周期とする方法がある。そして、4個のパルス信号P1
〜P4の周期T1〜T4の平均値T’を求める。平均値
T’を求める方法としては種々の方法がある。例えば、
各パルス信号P1〜P4の周期T1〜T4の平均値T’
(T’=[T1+T2+T3+T4]/4)を求める方法
がある。あるいは、各パルス信号P1〜P4の立ち上が
り時点(または立ち下がり時点)から立ち下がり時点
(または立ち上がり時点)までのレベル「1」の時間t
1〜t4(またはレベル「0」の時間)の平均値t’
(t’=[t1+t2+t3+t4]/4)を求め、平均
値t’の2倍を平均値T’とする方法がある。この方法
を用いる場合には、各パルス信号P1〜P4の周期T1
〜T4を求める必要はない。次に、4個のパルス信号P
1〜P4の周期の平均値T’と新しく発生したパルス信
号Pnの周期Tnとを比較して、過負荷状態にあるか否
かを判別する。平均値T’と周期Tnとの比較結果に基
づいて過負荷状態を判別する方法としては種々の方法が
ある。例えば、Tn≧1.8T’という条件が満足され
た場合に過負荷状態であると判別する方法がある。ある
いは、連続して発生した2つのパルス信号の各周期Tn
について、Tn≧1.5T’という条件が満足された場
合に過負荷状態であると判別する方法がある。
【0022】なお、パルス信号の変化に基づいて過負荷
状態にあるか否かを判別する方法としては、上記第1の
実施の形態の方法に限定されず種々変更可能である。例
えば、パルス信号の周期の平均値を求めるためのパルス
信号の数は4個に限定されない。また、直前のパルス信
号の周期と新しく発生したパルス信号の周期を比較して
もよい。また、最新のパルス信号を基準パルス信号とし
て用いる必要はない。また、周期を比較する代わりに、
パルス信号の立ち上がり時点(または立ち下がり時点)
から立ち下がり時点(または立ち下がり時点)までの時
間を比較することによって過負荷状態であるか否かを判
別してもよい。また、過負荷状態であると判別するため
の基準値としては、種々の基準値を設定することができ
る。
【0023】以上の実施の形態では、制御手段50がモ
ータ42の回転速度を設定速度に制御する速度制御機能
を備えていないため、電力源である車両搭載バッテリの
電圧変化、乗員の体重、各構成要素の組付け精度等によ
ってモータの電流値が変動する。すなわち、検出手段5
2から発生するパルス信号の周期等が一定にはならない
ない。このため、パルス信号の変化を検出するには、過
去に発生したパルス信号の周期等を求める処理が必要に
なる。そこで、過去に発生したパルス信号の周期等を求
める処理を行うことなく、パルス信号の変化を検出する
ことができる第2の実施の形態を以下に説明する。本実
施の形態では、制御手段50は、モータ42の回転速度
を検出し、モータ42の回転速度が設定速度に一致する
ように駆動手段51を制御する。モータ42の回転速度
を検出する方法としては種々の方法がある。本実施の形
態では、検出手段52から発生されるパルス信号の周期
に基づいてモータ42の回転速度を検出している。ま
た、モータの回転速度と設定速度を比較する方法として
は種々の方法がある。本実施の形態では、検出手段52
から発生されるパルス信号の周期と設定速度におけるパ
ルス信号の周期(設定周期)とを比較している。また、
モータの回転速度が設定速度に一致するように駆動手段
51を制御する方法としては、種々の方法がある。本実
施の形態では、制御手段50は、モータ42の回転速度
と設定速度との比較結果に応じて駆動手段51のスイッ
チング素子をパルス幅変調(PWM)制御している。
【0024】本実施の形態において、検出手段52から
発生されるパルス信号の波形図を図10に示す。本実施
の形態では、制御手段50によってモータ42の回転速
度が設定速度に一致するように制御されている。このた
め、通常状態では、検出手段52から発生されるパルス
信号の立ち上がり時点から立ち下がり時点までの時間t
(パルスの幅)は一定である。そこで、本実施の形態で
は、制御手段50は、検出手段52から発生される各パ
ルス信号の幅tが設定幅tsとの比較結果に基づいて過
負荷状態にあるか否かを判別している。すなわち、t<
tsである場合には、正常状態であると判断する。一
方、t≧tsである場合には、過負荷状態にあると判断
する。本実施の形態では、検出手段52から発生される
パルス信号毎に過負荷状態にあるか否かを判別すること
ができる。このため、即座に過負荷状態にあることを判
別することができる。また、過去に発生したパルス信号
の周期等を求める処理が不要であるため、制御手段50
の処理負担が軽減される。
【0025】モータの回転速度を設定速度に制御する速
度制御機能を設けることにより、乗員の有無に拘わらず
座席の回転時間をほぼ一定とすることができる。また、
下り傾斜での急激な回転や、上り傾斜での回転時間の遅
延がなくなる。また、速度制御機能を有していない場合
には、座席の回転速度を変更するためには、モータの変
更やギヤの歯数の変更等が必要である。しかしながら、
速度制御機能を有している場合には、プログラムの変更
のみで容易に対処することができる。
【0026】なお、第2の実施の形態ではパルス信号の
立ち上がり時点から立ち下がり時点までの時間と設定値
との比較結果に基づいて過負荷状態を判別したが、過負
荷状態を判別する方法はこれに限定されない。例えば、
パルス信号の立下り時点から立ち上がり時点までの時間
を設定値と比較してもよい。あるいは、パルス信号の周
期を設定値と比較してもよい。また、第1の実施の形態
のように、複数の設定値、例えば第1及び第2の設定値
(第1の設定値<第2の設定値)を設け、パルス信号の
幅が第2の設定値以上となった場合に過負荷状態である
と判別し、あるいは連続して発生した2つのパルス信号
の各幅が第1の設定値以上である場合に過負荷状態であ
ると判別するようにしてもよい。
【0027】以上の実施の形態では、モータの駆動によ
り回転移動及びスライド移動可能な回転座席について説
明したが、本発明は種々の構成の回転座席に適用するこ
とができる。また、検出手段としては、モータの回転に
応じてパルスを発生することができれば種々の検出手段
を用いることができる。パルス信号の周期を求める方法
は、検出手段から出力されるパルス信号の出力形態に応
じて適宜変更される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
車両用回転座席の駆動装置を用いれば、乗員の体重や各
構成部品の組み付け精度のバラツキ等に関係なく過負荷
状態を確実に判別することができる。また、請求項2に
記載の車両用回転座席の駆動装置を用いれば、簡単な構
成で、確実に過負荷状態を判別することができる。ま
た、請求項3に記載の車両用回転座席の駆動装置を用い
れば、簡単な構成で、乗員の体重や各構成部品の組み付
け精度のバラツキ等に関係なく過負荷状態を確実に判別
することができる。また、請求項4に記載の車両用回転
座席の駆動装置を用いれば、回路構成が一層簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用回転座席の室内における配置を示す平面
図である。
【図2】座席本体の斜視図である。
【図3】座席本体の回転移動とスライド移動を連動させ
る連動機構の1例の斜視図である。
【図4】回転支持台のスライド移動を案内する直線案内
機構の断面図である。
【図5】座席本体の回転移動とスライド移動とを連動さ
せる連動機構の1例の平面図である。
【図6】連動機構の他の例の斜視図である。
【図7】本発明の制御装置の一実施の形態を示す図であ
る。
【図8】車両用回転座席の動作を示す平面図である。
【図9】検出手段から出力されるパルス信号の幅に基づ
いて過負荷状態を判別する処理の1例を説明する図であ
る。
【図10】検出手段から出力されるパルス信号の幅に基
づいて過負荷状態を判別する処理の他の例を説明する図
である。
【図11】従来の車両用回転座席の駆動装置の過負荷状
態を判別する処理を説明する図である。
【符号の説明】
1 車両用回転座席 2 座席本体 10 回転支持台 13 回転盤 13a 外輪 13b 内輪 20 回転スライド機構 21 ラック 22 中間歯車 24 ピニオンギヤ 30 前後方向支持台 40 座席駆動機構 42 モータ 43 駆動ギヤ 44 従動ギヤ 50 制御手段 51 駆動手段 52 検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 AA02 BA08 BA09 BB11 BC18 DE08 5H550 AA16 DD06 EE01 FF03 GG04 HA08 HB16 LL10 MM04 PP01 PP02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより回転盤を介して座席を乗車
    回転位置と乗降回転位置との間で回転させる車両用回転
    座席の駆動装置であって、モータを制御する制御装置を
    備え、前記制御装置は、モータの回転に応じて発生され
    るパルスの変化に基づいて過負荷状態を判別する車両用
    回転座席の駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用回転座席の駆動
    装置であって、前記制御装置は、パルスのパルス周期
    と、そのパルスより前に発生された複数個のパルスのパ
    ルス周期の平均値との比較結果に基づいて過負荷状態を
    判別する車両用回転座席の駆動装置。
  3. 【請求項3】 モータにより回転盤を介して座席を乗車
    回転位置と乗降回転位置との間で回転させる車両用回転
    座席の駆動装置であって、モータを制御する制御装置を
    備え、前記制御装置は、モータの回転速度と設定速度と
    の偏差に基づいて前記モータを制御するとともに、モー
    タの回転に応じて発生されるパルスの幅に基づいて過負
    荷状態を判別する車両用回転座席の駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用回転座席の駆動
    装置であって、前記制御装置は、モータの回転に応じて
    発生されるパルスの周期に基づいてモータの回転速度を
    求める車両用回転座席の駆動装置。
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