JP2000322057A - 信号混合装置 - Google Patents
信号混合装置Info
- Publication number
- JP2000322057A JP2000322057A JP11135384A JP13538499A JP2000322057A JP 2000322057 A JP2000322057 A JP 2000322057A JP 11135384 A JP11135384 A JP 11135384A JP 13538499 A JP13538499 A JP 13538499A JP 2000322057 A JP2000322057 A JP 2000322057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital
- mixer
- signal
- output
- analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/02—Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
- H04H60/04—Studio equipment; Interconnection of studios
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数台のディジタルミキサーをカスケード接
続してあたかも1台の多チャネル入力ミキサーとする
と、コストが大幅に高くなった。 【解決手段】 第1及び第2のディジタルミキサー11
a、11bの相互接続を、第1のミキサー11aがステ
レオ信号とエフェクト信号とを分担し、第2のミキサー
11bがグループ信号を分担するように行う。第2のミ
キサー11bのステレオ信号とエフェクト信号とを第1
のミキサー11aに送り、第1のミキサー11aのこれ
等の信号に混合する。第1のミキサー11aのグループ
信号を第2のミキサー11bに送り、第2のミキサー1
1bのこれ等の信号に混合する。各出力信号のレベル調
整を第1のミキサー11aの操作部23aの操作によっ
て行う。
続してあたかも1台の多チャネル入力ミキサーとする
と、コストが大幅に高くなった。 【解決手段】 第1及び第2のディジタルミキサー11
a、11bの相互接続を、第1のミキサー11aがステ
レオ信号とエフェクト信号とを分担し、第2のミキサー
11bがグループ信号を分担するように行う。第2のミ
キサー11bのステレオ信号とエフェクト信号とを第1
のミキサー11aに送り、第1のミキサー11aのこれ
等の信号に混合する。第1のミキサー11aのグループ
信号を第2のミキサー11bに送り、第2のミキサー1
1bのこれ等の信号に混合する。各出力信号のレベル調
整を第1のミキサー11aの操作部23aの操作によっ
て行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2台のディジタル
ミキサー(混合器)を連結して、あたかも1台の大規模
なミキサーの如く使用するための信号混合装置に関す
る。
ミキサー(混合器)を連結して、あたかも1台の大規模
なミキサーの如く使用するための信号混合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用ミキサーは例えば16チャ
ネルの入力端子を有するが、更に入力チャネル数を増や
したいことがある。この場合、図1に原理的に示すよう
に2台のアナログミキサー1a、1bをカスケード接続
する。図1の第1及び第2のアナログミキサー1a、1
bは、16チャネルのアナログ入力端子2a、2bと、
16チャネルの入力回路3a、3bと、相互連結用入力
端子4a、4bと、相互連結用出力端子5a、5bと、
相互連結用バス6a、6bと、バスフェーダとして機能
を有する信号レベル調整器7a、7bとを有する。入力
回路3a、3bは、イコライザー、ミューティングスイ
ッチ、パン(PAN)、分配即ちルーティング(ROU
TING)回路等を含む。
ネルの入力端子を有するが、更に入力チャネル数を増や
したいことがある。この場合、図1に原理的に示すよう
に2台のアナログミキサー1a、1bをカスケード接続
する。図1の第1及び第2のアナログミキサー1a、1
bは、16チャネルのアナログ入力端子2a、2bと、
16チャネルの入力回路3a、3bと、相互連結用入力
端子4a、4bと、相互連結用出力端子5a、5bと、
相互連結用バス6a、6bと、バスフェーダとして機能
を有する信号レベル調整器7a、7bとを有する。入力
回路3a、3bは、イコライザー、ミューティングスイ
ッチ、パン(PAN)、分配即ちルーティング(ROU
TING)回路等を含む。
【0003】図1の第1及び第2のミキサー1a、1b
は、マイクロフォン等から供給された16チャネルの入
力信号をそれぞれの入力回路3a、3bで任意に調整及
び分配し、例えば、ステレオ信号の左チャネル信号L
と、右チャネル信号Rと、モニタ等として使用するため
の4チャネルのグループ(GROUP)信号Gと、エコ
ー等を得るためにエフェクターに与えるための2チャネ
ルのエフェクト(EFFECT)用信号Eとを作成す
る。
は、マイクロフォン等から供給された16チャネルの入
力信号をそれぞれの入力回路3a、3bで任意に調整及
び分配し、例えば、ステレオ信号の左チャネル信号L
と、右チャネル信号Rと、モニタ等として使用するため
の4チャネルのグループ(GROUP)信号Gと、エコ
ー等を得るためにエフェクターに与えるための2チャネ
ルのエフェクト(EFFECT)用信号Eとを作成す
る。
【0004】入力チャネル数が16チャネル以下の場合
には、第1及び第2のミキサー1a、1bのいずれか一
方のみで対応することができる。しかし、入力チャネル
数が16チャネルよりも多くなると、1台のミキサーで
対応できない。そこで、図1に示すように第1及び第2
のミキサー1a、1bをケーブル8で連結し、第1のミ
キサー1aで作成されたLR信号、グループ信号及びエ
フェクト信号を調整器7aで調整して第2のミキサー1
bに入力させ、第2のミキサー1bの出力に混合し、第
2のミキサー1bの出力端子5bからLR信号、グルー
プ信号、エフェクト信号を出力させる。
には、第1及び第2のミキサー1a、1bのいずれか一
方のみで対応することができる。しかし、入力チャネル
数が16チャネルよりも多くなると、1台のミキサーで
対応できない。そこで、図1に示すように第1及び第2
のミキサー1a、1bをケーブル8で連結し、第1のミ
キサー1aで作成されたLR信号、グループ信号及びエ
フェクト信号を調整器7aで調整して第2のミキサー1
bに入力させ、第2のミキサー1bの出力に混合し、第
2のミキサー1bの出力端子5bからLR信号、グルー
プ信号、エフェクト信号を出力させる。
【0005】近年、ディジタル信号の音源増加に伴いデ
ィジタルミキサーが普及している。ディジタルミキサー
はアナログミキサーと等価的に同一機能を有する。
ィジタルミキサーが普及している。ディジタルミキサー
はアナログミキサーと等価的に同一機能を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2台のディ
ジタルミキサーを図1のアナログミキサー1a、1bの
ようにカスケード接続するためには、多数のディジタル
出力回路と、多数のディジタル入力回路とを設けなけれ
ばならず、必然的にコスト高になる。また、複数台に操
作部が分散されて操作性が悪くなる。
ジタルミキサーを図1のアナログミキサー1a、1bの
ようにカスケード接続するためには、多数のディジタル
出力回路と、多数のディジタル入力回路とを設けなけれ
ばならず、必然的にコスト高になる。また、複数台に操
作部が分散されて操作性が悪くなる。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、コストの
低減が可能なディジタル型の信号混合装置を提供するこ
とにある。また、本発明の第2の目的は操作性の良い混
合装置を提供することにある。
低減が可能なディジタル型の信号混合装置を提供するこ
とにある。また、本発明の第2の目的は操作性の良い混
合装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
第1の目的を達成するための本発明は、第1及び第2の
デイジタルミキサーとこれ等の相互間を接続するための
接続手段とから成り、前記第1及び第2のデイジタルミ
キサーは、複数チャネルのアナログ信号を入力させるた
めの複数のアナログ信号入力端子と、デイジタル信号入
力端子と、前記複数のアナログ信号入力端子に接続され
た複数のアナログ・デイジタル変換器と、前記複数のア
ナログ・デイジタル変換器の出力と前記デイジタル信号
入力端子に入力したデイジタル信号とを混合して複数の
デイジタル出力信号を形成する信号処理手段と、前記信
号処理手段から出力された複数のデイジタル出力信号を
アナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナログ変
換器と、前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続
された複数のアナログ信号出力端子と、前記複数デイジ
タル出力信号の内の一部を出力するためのデイジタル信
号出力端子と、前記信号処理手段における信号処理を指
令するための操作部と、前記操作部における操作に対応
するように前記信号処理手段を制御するための制御部
と、前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端
子と、をそれぞれ備え、前記第1のデイジタルミキサー
の前記デイジタル信号出力端子には前記複数のデイジタ
ル出力信号の内の一部の第1のデイジタル出力信号が供
給され、前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタ
ル信号出力端子には前記複数のデイジタル出力信号の内
の一部の第2のデジタル出力信号が供給され、前記相互
間の接続手段は、前記第1のデイジタルミキサーの前記
デイジタル信号出力端子と前記第2のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する第1の接
続体と、前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタ
ル信号出力端子と前記第1のデイジタルミキサーの前記
デイジタル信号入力端子とを接続する第2の接続体と、
前記第1及び第2のデイジタルミキサーの前記外部接続
端子を相互に接続する第3の接続体とから成り、前記第
1のデイジタルミキサーの複数のアナログ信号出力端子
の内の一部から前記第1のデイジタル出力信号に対応す
るアナログ信号を出力し、前記第2のデイジタルミキサ
ーの複数のアナログ信号出力端子の内の一部から前記第
2のデジタル出力信号に対応するアナログ信号を出力す
るように構成された信号混合装置に係わるもである。
第1の目的を達成するための本発明は、第1及び第2の
デイジタルミキサーとこれ等の相互間を接続するための
接続手段とから成り、前記第1及び第2のデイジタルミ
キサーは、複数チャネルのアナログ信号を入力させるた
めの複数のアナログ信号入力端子と、デイジタル信号入
力端子と、前記複数のアナログ信号入力端子に接続され
た複数のアナログ・デイジタル変換器と、前記複数のア
ナログ・デイジタル変換器の出力と前記デイジタル信号
入力端子に入力したデイジタル信号とを混合して複数の
デイジタル出力信号を形成する信号処理手段と、前記信
号処理手段から出力された複数のデイジタル出力信号を
アナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナログ変
換器と、前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続
された複数のアナログ信号出力端子と、前記複数デイジ
タル出力信号の内の一部を出力するためのデイジタル信
号出力端子と、前記信号処理手段における信号処理を指
令するための操作部と、前記操作部における操作に対応
するように前記信号処理手段を制御するための制御部
と、前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端
子と、をそれぞれ備え、前記第1のデイジタルミキサー
の前記デイジタル信号出力端子には前記複数のデイジタ
ル出力信号の内の一部の第1のデイジタル出力信号が供
給され、前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタ
ル信号出力端子には前記複数のデイジタル出力信号の内
の一部の第2のデジタル出力信号が供給され、前記相互
間の接続手段は、前記第1のデイジタルミキサーの前記
デイジタル信号出力端子と前記第2のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する第1の接
続体と、前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタ
ル信号出力端子と前記第1のデイジタルミキサーの前記
デイジタル信号入力端子とを接続する第2の接続体と、
前記第1及び第2のデイジタルミキサーの前記外部接続
端子を相互に接続する第3の接続体とから成り、前記第
1のデイジタルミキサーの複数のアナログ信号出力端子
の内の一部から前記第1のデイジタル出力信号に対応す
るアナログ信号を出力し、前記第2のデイジタルミキサ
ーの複数のアナログ信号出力端子の内の一部から前記第
2のデジタル出力信号に対応するアナログ信号を出力す
るように構成された信号混合装置に係わるもである。
【0009】なお、第2の目的を達成するために請求項
2に示すように、第1のディジタルミキサーの操作部に
よって第2のディジタルミキサーを操作することができ
るように構成することが望ましい。また、請求項3に示
すように、操作情報をMIDI(ミィディ)インタフェ
ースを介して送ることが望ましい。また、第2の目的を
達成するために、請求項4に示すように、第2のディジ
タルミキサーのディジタル出力を第1のディジタルミキ
サーに送り、第1のディジタルミキサーの出力に混合す
る場合において、第1のディジタルミキサーの操作部で
第2のディジタルミキサーを操作することができる。
2に示すように、第1のディジタルミキサーの操作部に
よって第2のディジタルミキサーを操作することができ
るように構成することが望ましい。また、請求項3に示
すように、操作情報をMIDI(ミィディ)インタフェ
ースを介して送ることが望ましい。また、第2の目的を
達成するために、請求項4に示すように、第2のディジ
タルミキサーのディジタル出力を第1のディジタルミキ
サーに送り、第1のディジタルミキサーの出力に混合す
る場合において、第1のディジタルミキサーの操作部で
第2のディジタルミキサーを操作することができる。
【00010】
【発明の効果】請求項1〜3の発明によれば、第2のデ
ィジタルミキサーのディジタル出力の全部を第1のディ
ジタルミキサーに送らないで一部のみを送り、同様に第
1のディジタルミキサーのディジタル出力の全部を第2
のディジタルミキサーに送らないで一部のみを送る構成
であるので、第1及び第2のディジタルミキサーのディ
ジタル出力回路及びディジタル入力回路の数を少なくす
ることができ、第1及び第2のディジタルミキサーのコ
ストの低減を図ることができる。また、請求項2及び4
に示すように第1のディジタルミキサーの操作部の操作
で第2のディジタルミキサーを制御することにより、操
作性が良くなる。また、請求項3に示すように第3の接
続体をMIDIインタフェースに適合するものとするこ
とにより、操作情報を容易に伝送することができる。
ィジタルミキサーのディジタル出力の全部を第1のディ
ジタルミキサーに送らないで一部のみを送り、同様に第
1のディジタルミキサーのディジタル出力の全部を第2
のディジタルミキサーに送らないで一部のみを送る構成
であるので、第1及び第2のディジタルミキサーのディ
ジタル出力回路及びディジタル入力回路の数を少なくす
ることができ、第1及び第2のディジタルミキサーのコ
ストの低減を図ることができる。また、請求項2及び4
に示すように第1のディジタルミキサーの操作部の操作
で第2のディジタルミキサーを制御することにより、操
作性が良くなる。また、請求項3に示すように第3の接
続体をMIDIインタフェースに適合するものとするこ
とにより、操作情報を容易に伝送することができる。
【0011】
【実施形態及び実施例】次に、図2〜図6を参照して本
発明の実施形態及び実施例を説明する。
発明の実施形態及び実施例を説明する。
【0012】
【第1の実施例】図2に示す第1の実施例のディジタル
信号混合装置は、第1及び第2のディジタルミキサー1
1a、11bと、第1及び第2の接続体又はデイジタル
信号伝送用接続体としての伝送路26、27、28、2
9と、第3の接続体又は制御信号伝送用接続体としての
相互接続用ケーブル12とから成る。第1及び第2のミ
キサー11a、11bは、それぞれが16チャネルのア
ナログ信号入力端子13a、13bと、ディジタル信号
入力端子14a1 、14a2、14b1 、14b2 と、
16個のアナログ・ディジタル変換器即ちADC15
a、15bと、ディジタル信号入力回路16a1 、16
a2 、16b1 、16b2 と、ディジタルミキサーとし
て機能するDSP17a、17bと、8個のディジタル
・アナログ変換器即ちDAC18a、18bと、ディジ
タル信号出力回路19a1 、19a2 、19b1 、19
b2 と、それぞれが8個のアナログ信号出力端子20
a、20bと、ディジタル信号出力端子21a1 、21
a2 、21b1 、21b2 と、制御部22a、22b
と、操作部23a、23bと、表示器24a、24b
と、外部接続端子としてのMIDI信号入出力端子25
a、25bとを夫々有している。
信号混合装置は、第1及び第2のディジタルミキサー1
1a、11bと、第1及び第2の接続体又はデイジタル
信号伝送用接続体としての伝送路26、27、28、2
9と、第3の接続体又は制御信号伝送用接続体としての
相互接続用ケーブル12とから成る。第1及び第2のミ
キサー11a、11bは、それぞれが16チャネルのア
ナログ信号入力端子13a、13bと、ディジタル信号
入力端子14a1 、14a2、14b1 、14b2 と、
16個のアナログ・ディジタル変換器即ちADC15
a、15bと、ディジタル信号入力回路16a1 、16
a2 、16b1 、16b2 と、ディジタルミキサーとし
て機能するDSP17a、17bと、8個のディジタル
・アナログ変換器即ちDAC18a、18bと、ディジ
タル信号出力回路19a1 、19a2 、19b1 、19
b2 と、それぞれが8個のアナログ信号出力端子20
a、20bと、ディジタル信号出力端子21a1 、21
a2 、21b1 、21b2 と、制御部22a、22b
と、操作部23a、23bと、表示器24a、24b
と、外部接続端子としてのMIDI信号入出力端子25
a、25bとを夫々有している。
【0013】マイクロフォン出力等が入力するそれぞれ
の16チャネルのアナログ信号入力端子13a、13b
は、それぞれのADC15a、15bを介してDSP1
7a、17bに接続されている。それぞれのミキサー1
1a、11bに2個設けられたディジタル信号入力端子
14a1 、14a2 、14b1 、14b2 は入力回路1
6a、16a2 、16b1 、16b2 を介してDSP1
7a、17bに接続されている。DSP17a、7bの
8個の出力端子はそれぞれ8個のDAC18a、18b
を介して8個のアナログ信号出力端子20a、20bに
接続され、また、ディジタル信号出力回路19a1 、1
9a2 、19b1 、19b2 を介してディジタル信号出
力端子21a、21b、21a1 、21a2 、21b1
、21b2 に接続されている。8個のアナログ信号出
力端子20a、20bの内の2個はLR信号即ちステレ
オ信号出力端子、別の4個はグループ信号出力端子、残
りの2個はエフェクト信号出力端子である。制御部22
a、22bは、それぞれのDSP17a、17bと、操
作部23a、23bと、表示器24a、24bと、MI
DI入出力端子25a、25bとに接続されている。こ
の制御部22a、22bは操作部23a、23bの操作
で指令されたようにDSP17a、17bを制御する機
能、表示器24a、24bの表示を制御する機能、第1
及び第2のミキサー11a、11b間における信号の送
信及び受信を制御する機能を有する。第1及び第2のミ
キサー11a、11bのMIDI入出力端子25a、2
5bはMIDIインタフェースに適合する第3の接続体
としてのケーブル12で相互に接続されているので、周
知のパケット(packet)によって相互間で信号
(データ)をやり取りすることができる。
の16チャネルのアナログ信号入力端子13a、13b
は、それぞれのADC15a、15bを介してDSP1
7a、17bに接続されている。それぞれのミキサー1
1a、11bに2個設けられたディジタル信号入力端子
14a1 、14a2 、14b1 、14b2 は入力回路1
6a、16a2 、16b1 、16b2 を介してDSP1
7a、17bに接続されている。DSP17a、7bの
8個の出力端子はそれぞれ8個のDAC18a、18b
を介して8個のアナログ信号出力端子20a、20bに
接続され、また、ディジタル信号出力回路19a1 、1
9a2 、19b1 、19b2 を介してディジタル信号出
力端子21a、21b、21a1 、21a2 、21b1
、21b2 に接続されている。8個のアナログ信号出
力端子20a、20bの内の2個はLR信号即ちステレ
オ信号出力端子、別の4個はグループ信号出力端子、残
りの2個はエフェクト信号出力端子である。制御部22
a、22bは、それぞれのDSP17a、17bと、操
作部23a、23bと、表示器24a、24bと、MI
DI入出力端子25a、25bとに接続されている。こ
の制御部22a、22bは操作部23a、23bの操作
で指令されたようにDSP17a、17bを制御する機
能、表示器24a、24bの表示を制御する機能、第1
及び第2のミキサー11a、11b間における信号の送
信及び受信を制御する機能を有する。第1及び第2のミ
キサー11a、11bのMIDI入出力端子25a、2
5bはMIDIインタフェースに適合する第3の接続体
としてのケーブル12で相互に接続されているので、周
知のパケット(packet)によって相互間で信号
(データ)をやり取りすることができる。
【0014】図3及び図4は、第1及び第2のミキサー
11a、11bのオーデイオ信号の流れを示すものであ
る。なお、DSP17a、17bは等価的に示されてい
る。第1及び第2のミキサー11a、11bは、1台の
みで使用する時には、16チャネルのアナログ信号入力
端子13a、13bの信号がADC15a、15bでデ
ィジタル信号にそれぞれ変換され、DSP17a、17
bで混合信号に変換され、この混合信号がDAC18
a、18bでアナログ信号に変換された後に出力端子2
0a、20bから出力される。なお、1台のみで使用す
る時には、出力端子20a、20bからLR信号とグル
ープ信号G1 〜G4 とエフェクト信号E1、E2 の全て
が出力される。
11a、11bのオーデイオ信号の流れを示すものであ
る。なお、DSP17a、17bは等価的に示されてい
る。第1及び第2のミキサー11a、11bは、1台の
みで使用する時には、16チャネルのアナログ信号入力
端子13a、13bの信号がADC15a、15bでデ
ィジタル信号にそれぞれ変換され、DSP17a、17
bで混合信号に変換され、この混合信号がDAC18
a、18bでアナログ信号に変換された後に出力端子2
0a、20bから出力される。なお、1台のみで使用す
る時には、出力端子20a、20bからLR信号とグル
ープ信号G1 〜G4 とエフェクト信号E1、E2 の全て
が出力される。
【0015】DSP17a、17bは、等価的即ち仮想
的に各チャネルの信号処理機能を有する入力回路30
a、30bと、データバス32a、32bと、レベル調
整器31a、31bとを有する。各チャネルの入力回路
30a、30bはチャネルユニットとも呼ぶことができ
るものであり、ゲインコントローラ、3バンドイコライ
ザ、パンポット、チャネルフェーダ等の機能を有し、各
チャネルの信号を所望レベルに調整して仮想バス32
a、32bに供給する。バス32a、32bは混合回路
として機能し、各チャネルの入力回路30a、30bか
ら分配された信号を加算する。バス32a、32bはス
テレオバスとグループバスとエフェクトセンドバスとか
ら成る。バス32a、32bに得られたデータはレベル
調整器31a、31bでレベル調整された後にDAC1
8a、18bでアナログ信号に変換される。
的に各チャネルの信号処理機能を有する入力回路30
a、30bと、データバス32a、32bと、レベル調
整器31a、31bとを有する。各チャネルの入力回路
30a、30bはチャネルユニットとも呼ぶことができ
るものであり、ゲインコントローラ、3バンドイコライ
ザ、パンポット、チャネルフェーダ等の機能を有し、各
チャネルの信号を所望レベルに調整して仮想バス32
a、32bに供給する。バス32a、32bは混合回路
として機能し、各チャネルの入力回路30a、30bか
ら分配された信号を加算する。バス32a、32bはス
テレオバスとグループバスとエフェクトセンドバスとか
ら成る。バス32a、32bに得られたデータはレベル
調整器31a、31bでレベル調整された後にDAC1
8a、18bでアナログ信号に変換される。
【0016】本実施例では第1及び第2のミキサー11
a、11bでディジタルオーディオ信号のやり取りを行
うので、第1のディジタル信号出力回路19a1 、19
b1と、第2のディジタル信号出力回路19a2 、19
b2 と、第1のディジタル信号入力回路16a1 、16
b1 と、第2のディジタル信号入力回路16a2 、16
b2 とを有する。図3の第1のミキサー11aにおい
て、第1のディジタル信号出力回路19a1 はバス32
aの第1及び第2のグループ信号G1 、G2 を多重化し
て第1のディジタル出力端子21a1 に送出する。第2
のディジタル信号出力回路19a2 はバス32aの第3
及び第4のグループ信号G3 、G4 を多重化して第2の
ディジタル信号出力端子21a2 に送出する。第1及び
第2のディジタル信号出力端子21a1 、21a2 は、
図4の第2のミキサー11bの第1及び第2のディジタ
ル信号入力端子14b1 、14b2 に第1の接続体とし
ての伝送路26、27を介して接続される。図4の第2
のミキサー11bの第1のディジタル信号出力回路19
b1 はバス32bのLR信号を多重化して第1のディジ
タル出力端子21b1 に送出する。第2のディジタル信
号出力端子21b2 はバス32bのエフェクト信号E1
、E2 を多重化して第2のディジタル信号出力端子2
1b2 に送出する。図4の第2のミキサー11bの第1
及び第2のディジタル信号出力端子21b1 、21b2
は図3の第1のミキサー11aの第1及び第2のディジ
タル信号入力端子14a、14a2 に第2の接続体とし
ての伝送路28、29を介して接続される。
a、11bでディジタルオーディオ信号のやり取りを行
うので、第1のディジタル信号出力回路19a1 、19
b1と、第2のディジタル信号出力回路19a2 、19
b2 と、第1のディジタル信号入力回路16a1 、16
b1 と、第2のディジタル信号入力回路16a2 、16
b2 とを有する。図3の第1のミキサー11aにおい
て、第1のディジタル信号出力回路19a1 はバス32
aの第1及び第2のグループ信号G1 、G2 を多重化し
て第1のディジタル出力端子21a1 に送出する。第2
のディジタル信号出力回路19a2 はバス32aの第3
及び第4のグループ信号G3 、G4 を多重化して第2の
ディジタル信号出力端子21a2 に送出する。第1及び
第2のディジタル信号出力端子21a1 、21a2 は、
図4の第2のミキサー11bの第1及び第2のディジタ
ル信号入力端子14b1 、14b2 に第1の接続体とし
ての伝送路26、27を介して接続される。図4の第2
のミキサー11bの第1のディジタル信号出力回路19
b1 はバス32bのLR信号を多重化して第1のディジ
タル出力端子21b1 に送出する。第2のディジタル信
号出力端子21b2 はバス32bのエフェクト信号E1
、E2 を多重化して第2のディジタル信号出力端子2
1b2 に送出する。図4の第2のミキサー11bの第1
及び第2のディジタル信号出力端子21b1 、21b2
は図3の第1のミキサー11aの第1及び第2のディジ
タル信号入力端子14a、14a2 に第2の接続体とし
ての伝送路28、29を介して接続される。
【0017】図3の第1のミキサー11aの第1のディ
ジタル信号入力回路16a1は図4の第2のミキサー1
1bから供給されたLR信号をL信号とR信号に分離す
る。分離されたL、R信号は仮想的に示すバス32aに
て第1のミキサー11aのL、R信号に加算即ち混合さ
れる。また、第1のミキサー11aの第2のディジタル
信号入力回路16a2 は図4の第2のミキサー11bか
ら供給されたエフェクト信号を第1及び第2のエフェク
ト信号E1 、E2 に分離する。分離された第1及び第2
のエフェクト信号E1、E2は仮想的に示すバス32a
にて第1のミキサー11aのエフェクト信号E1 、E2
に加算される。従って、第1のミキサー11aのアナロ
グ出力端子20aからは、第1のミキサー11aの16
チャネルの入力と第2のミキサー11bの16チャネル
の入力との両方に基づいて作成されたLR信号とエフェ
クト信号E1 、E2 とが送出される。
ジタル信号入力回路16a1は図4の第2のミキサー1
1bから供給されたLR信号をL信号とR信号に分離す
る。分離されたL、R信号は仮想的に示すバス32aに
て第1のミキサー11aのL、R信号に加算即ち混合さ
れる。また、第1のミキサー11aの第2のディジタル
信号入力回路16a2 は図4の第2のミキサー11bか
ら供給されたエフェクト信号を第1及び第2のエフェク
ト信号E1 、E2 に分離する。分離された第1及び第2
のエフェクト信号E1、E2は仮想的に示すバス32a
にて第1のミキサー11aのエフェクト信号E1 、E2
に加算される。従って、第1のミキサー11aのアナロ
グ出力端子20aからは、第1のミキサー11aの16
チャネルの入力と第2のミキサー11bの16チャネル
の入力との両方に基づいて作成されたLR信号とエフェ
クト信号E1 、E2 とが送出される。
【0018】図4の第2のミキサー11bの第1のディ
ジタル信号入力回路14b1 は図3の第1のミキサー1
1aから供給された第1及び第2のグループ信号G1 、
G2を分離して出力する。分離されたグル−プ信号G1、
G2はバス32bにて第2のミキサー11bの第1及び
第2のグループ信号G1 、G2 に加算即ち混合される。
また、第2のミキサー11bの第2のディジタル信号入
力回路16b2 は図3の第1のミキサー11aから供給
された第3及び第4のグループ信号G3 、G4 を分離し
て出力する。分離されたグル−プ信号G3、G4はバス3
2bにて第2のミキサー11bのグループ信号G3 、G
4 に加算即ち混合される。従って、第2のミキサー11
bのアナログ信号出力端子20bからは第1のミキサー
11aの16チャネルの入力と第2のミキサー11bの
16チャネルの入力との両方に基づいて作成されたグル
ープ信号G1 〜G4 が送出される。なお、第1のミキサ
ー11bから出力されるLR信号及びエフェクト信号と
第2のミキサー11bから出力されるグループ信号G1
〜G4 とは互いに同期するように信号処理される。
ジタル信号入力回路14b1 は図3の第1のミキサー1
1aから供給された第1及び第2のグループ信号G1 、
G2を分離して出力する。分離されたグル−プ信号G1、
G2はバス32bにて第2のミキサー11bの第1及び
第2のグループ信号G1 、G2 に加算即ち混合される。
また、第2のミキサー11bの第2のディジタル信号入
力回路16b2 は図3の第1のミキサー11aから供給
された第3及び第4のグループ信号G3 、G4 を分離し
て出力する。分離されたグル−プ信号G3、G4はバス3
2bにて第2のミキサー11bのグループ信号G3 、G
4 に加算即ち混合される。従って、第2のミキサー11
bのアナログ信号出力端子20bからは第1のミキサー
11aの16チャネルの入力と第2のミキサー11bの
16チャネルの入力との両方に基づいて作成されたグル
ープ信号G1 〜G4 が送出される。なお、第1のミキサ
ー11bから出力されるLR信号及びエフェクト信号と
第2のミキサー11bから出力されるグループ信号G1
〜G4 とは互いに同期するように信号処理される。
【0019】ところで、図3の第1のミキサー11aの
DSP17aと図4の第2のミキサー11bのDSP1
7bとを全く独立に制御すると仮定すると、LR信号と
エフェクト信号E1 、E2 との最終的出力レベルの調整
は第1のミキサー11aのレベル調整器31aで行い、
グループ信号G1 〜G4 の最終的出力レベルの調整は第
2のミキサー11bのレベル調整器31bで行わなけれ
ばならない。このため、LR信号、エフェクト信号及び
グループ信号の最終的出力レベルの調整操作を第1及び
第2のミキサー11a、11bの両方に手を伸ばして行
わなくてはならず、操作性は悪くなる。そこで、本実施
例では、第1のミキサー11aにおいて第2のミキサー
11bの出力の最終レベルを調整することができるよう
に図2の制御部22a、22bを構成した。
DSP17aと図4の第2のミキサー11bのDSP1
7bとを全く独立に制御すると仮定すると、LR信号と
エフェクト信号E1 、E2 との最終的出力レベルの調整
は第1のミキサー11aのレベル調整器31aで行い、
グループ信号G1 〜G4 の最終的出力レベルの調整は第
2のミキサー11bのレベル調整器31bで行わなけれ
ばならない。このため、LR信号、エフェクト信号及び
グループ信号の最終的出力レベルの調整操作を第1及び
第2のミキサー11a、11bの両方に手を伸ばして行
わなくてはならず、操作性は悪くなる。そこで、本実施
例では、第1のミキサー11aにおいて第2のミキサー
11bの出力の最終レベルを調整することができるよう
に図2の制御部22a、22bを構成した。
【0020】上述のように全ての信号の出力レベルの調
整を第1のミキサー11aで実行するために、第1のミ
キサー11aの制御部22aと第2のミキサー11bの
制御部22bとがMIDIインタフェースに適合するケ
ーブル12を介して相互に連結されている。従って、第
1のミキサー11aの制御部22aから第2のミキサー
11bの制御部22bに対して操作情報を送り、図4に
等価的に示すレベル調整器31bの制御を行うことがで
きる。第1のミキサー11aに基づく第2のミキサー1
1bの出力レベル調整は、相互間で制御信号をやり取り
して進める。この詳細は後述する。
整を第1のミキサー11aで実行するために、第1のミ
キサー11aの制御部22aと第2のミキサー11bの
制御部22bとがMIDIインタフェースに適合するケ
ーブル12を介して相互に連結されている。従って、第
1のミキサー11aの制御部22aから第2のミキサー
11bの制御部22bに対して操作情報を送り、図4に
等価的に示すレベル調整器31bの制御を行うことがで
きる。第1のミキサー11aに基づく第2のミキサー1
1bの出力レベル調整は、相互間で制御信号をやり取り
して進める。この詳細は後述する。
【0021】図5は図2のディジタル信号混合装置の主
として制御系を示すものである。制御部22a、22b
は、マイコン即ちCPUから成り、操作部23a、23
bからの操作情報を受けて、DSP17a、17bを制
御するための演算命令プログラムを生成するDSP制御
機能と、表示装置24a、24bを駆動制御する表示制
御機能と、MIDIインタフェースを介しての第1及び
第2のミキサー11a、11bの相互間通信機能とを有
する。
として制御系を示すものである。制御部22a、22b
は、マイコン即ちCPUから成り、操作部23a、23
bからの操作情報を受けて、DSP17a、17bを制
御するための演算命令プログラムを生成するDSP制御
機能と、表示装置24a、24bを駆動制御する表示制
御機能と、MIDIインタフェースを介しての第1及び
第2のミキサー11a、11bの相互間通信機能とを有
する。
【0022】DSP17a、17bは制御部22a、2
2bからの演算命令プログラムに従って図3及び図4に
仮想的に示すようにディジタルオーディオ信号の演算処
理を行う。
2bからの演算命令プログラムに従って図3及び図4に
仮想的に示すようにディジタルオーディオ信号の演算処
理を行う。
【0023】操作部23a、23bはイコライザ、フェ
ーダ(FADER)、ミュート(MUTE)、パン(P
AN)、ソロ・スイッチ等の操作体41a、41bと操
作用マイコン42a、42bとから成る。操作体41
a、41bは複数の可変抵抗器即ちレベル調整器、フェ
ーダーマトリックス、複数のスイッチ等の操作部と等価
な操作手段を含み、各チャネルのディジタルオーディオ
信号の操作を示す信号を作成する。操作用マイコン42
a、42bは操作体41a、41bにおける操作結果を
読み取って、操作情報を制御部22a、22bに送る。
ーダ(FADER)、ミュート(MUTE)、パン(P
AN)、ソロ・スイッチ等の操作体41a、41bと操
作用マイコン42a、42bとから成る。操作体41
a、41bは複数の可変抵抗器即ちレベル調整器、フェ
ーダーマトリックス、複数のスイッチ等の操作部と等価
な操作手段を含み、各チャネルのディジタルオーディオ
信号の操作を示す信号を作成する。操作用マイコン42
a、42bは操作体41a、41bにおける操作結果を
読み取って、操作情報を制御部22a、22bに送る。
【0024】表示器24a、24bは、液晶キャラクタ
ディスプレイとLEDレベルインジケータとから成り、
装置の状態や操作部23a、23bの操作情報を液晶キ
ャラクタディスプレイに表示し、またDSP17a、1
7bから得られたディジタルオーディオ信号のレベル情
報をLEDレベルインジケータに表示する。
ディスプレイとLEDレベルインジケータとから成り、
装置の状態や操作部23a、23bの操作情報を液晶キ
ャラクタディスプレイに表示し、またDSP17a、1
7bから得られたディジタルオーディオ信号のレベル情
報をLEDレベルインジケータに表示する。
【0025】第1及び第2のミキサー11a、11bの
制御部22a、22b及び操作用マイコン42a、42
bは、第1及び第2のミキサー11a、11bを単独に
使用する単独モードと、両者を連結して使用する連結モ
ード(カスケードモード)とを択一的に設定するように
構成されている。単独モードと連結モードとの選択は、
操作体41a、41bのモード選択スイッチによって行
う。単独モードが選択された時には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bは16チャネル入力の1個のミキ
サーとして従来と同様に動作する。連結モードが選択さ
れた時には、本発明に従って第1及び第2のミキサー1
1a、11bがあたかも32チャネルミキサーのように
動作する。
制御部22a、22b及び操作用マイコン42a、42
bは、第1及び第2のミキサー11a、11bを単独に
使用する単独モードと、両者を連結して使用する連結モ
ード(カスケードモード)とを択一的に設定するように
構成されている。単独モードと連結モードとの選択は、
操作体41a、41bのモード選択スイッチによって行
う。単独モードが選択された時には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bは16チャネル入力の1個のミキ
サーとして従来と同様に動作する。連結モードが選択さ
れた時には、本発明に従って第1及び第2のミキサー1
1a、11bがあたかも32チャネルミキサーのように
動作する。
【0026】次に、連結モード動作を説明する。本実施
例のディジタル混合装置は、連結モード時に次の6種類
の情報伝達を行うことができる。 (1) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとDSP17aとから成る経路によるミキサー処
理のための情報伝達。 (2) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aと表示器24aとから成る経路による表示処理の
ための情報伝達。 (3) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとから成る経路による不要情報を捨てるための情
報伝達。 (4) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとケーブル12と第2のミキサー11bの制御部
22bとDSP17bとの経路による第2のミキサー1
1bにおけるミキサー処理のための情報伝達。 (5) 第2のミキサー11bの制御部22bとケーブ
ル12と第1のミキサー11aの制御部22aと表示器
24aとから成る経路による、第2のミキサー11bの
状態を第1のミキサー11aの表示器24aに表示する
ための情報伝達。 (6) 第2のミキサー11bの制御部22bとケーブ
ル12と第1のミキサー11aの制御部22aとDSP
17aとから成る経路による第2のミキサー11bの命
令によって第1のミキサー11aのDSP17aを制御
するための情報伝達。
例のディジタル混合装置は、連結モード時に次の6種類
の情報伝達を行うことができる。 (1) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとDSP17aとから成る経路によるミキサー処
理のための情報伝達。 (2) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aと表示器24aとから成る経路による表示処理の
ための情報伝達。 (3) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとから成る経路による不要情報を捨てるための情
報伝達。 (4) 第1のミキサー11aの操作部23aと制御部
22aとケーブル12と第2のミキサー11bの制御部
22bとDSP17bとの経路による第2のミキサー1
1bにおけるミキサー処理のための情報伝達。 (5) 第2のミキサー11bの制御部22bとケーブ
ル12と第1のミキサー11aの制御部22aと表示器
24aとから成る経路による、第2のミキサー11bの
状態を第1のミキサー11aの表示器24aに表示する
ための情報伝達。 (6) 第2のミキサー11bの制御部22bとケーブ
ル12と第1のミキサー11aの制御部22aとDSP
17aとから成る経路による第2のミキサー11bの命
令によって第1のミキサー11aのDSP17aを制御
するための情報伝達。
【0027】また、本実施例の装置は上記(1)〜
(6)の情報伝達から選択されたものを使用して例えば
次の処理を行うことができる。 (a) 第1のミキサー11a側の操作で第2のミキサ
ー11b側のグループ信号G1 〜G4 の出力レベルを調
整する処理。この処理のためには上記(1)、(4)の
情報伝達が使用される。 (b) 第1のミキサー11aのソロ・スイッチの操作
によって第1のミキサー11aの特定チャネルの信号を
チェックする処理、又は第2のミキサー11bのソロ・
スイッチの操作によって第2のミキサー11bの特定チ
ャネルの信号をチェックする処理。なお、各ミキサー1
1a、11bには各チャネルの音を単独でチェックした
い時に使用する「インプレー・ソロ」という機能があ
り、「ソロ・スイッチ」を有している。使用者がソロ・
スイッチを操作すると、ソロ情報が制御部22a、22
bに伝達され、特定チャネル以外のチャネルがミュート
状態になる。この処理のために上記(1)、(4)の情
報伝達が使用される。 (c) 補助機能を使用するための処理。本実施例で
は、コストダウン及び省スペースのために、イコライザ
ー、エフェクト・センド、バス・アサイン等の主要機能
以外の補助機能(例えば補助イコライザ)を得るための
操作部をチャネル毎に設けないで、共通に設け、この共
通操作部をセレクトスイッチによって各チャネルに選択
的に接続するように構成されている。このため、第2の
ミキサー11bのセレクトスイッチの状態を第1のミキ
サー11aの制御部22aへ通知し、これに対応するよ
うにDSP17aを制御する時には上記(6)の情報伝
達が使用される。また、この時、第1のミキサー11a
の操作状態を第2のミキサー11bに通知することが必
要になる。このために上記(4)の情報伝達が使用され
る。 (d) 第2のミキサー11bのグループバスの信号レ
ベルの表示処理。この第2のミキサー11bのグループ
バスのレベルを第1のミキサー11aの表示器24aに
表示するために、上記(5)の情報伝送が使用される。
(6)の情報伝達から選択されたものを使用して例えば
次の処理を行うことができる。 (a) 第1のミキサー11a側の操作で第2のミキサ
ー11b側のグループ信号G1 〜G4 の出力レベルを調
整する処理。この処理のためには上記(1)、(4)の
情報伝達が使用される。 (b) 第1のミキサー11aのソロ・スイッチの操作
によって第1のミキサー11aの特定チャネルの信号を
チェックする処理、又は第2のミキサー11bのソロ・
スイッチの操作によって第2のミキサー11bの特定チ
ャネルの信号をチェックする処理。なお、各ミキサー1
1a、11bには各チャネルの音を単独でチェックした
い時に使用する「インプレー・ソロ」という機能があ
り、「ソロ・スイッチ」を有している。使用者がソロ・
スイッチを操作すると、ソロ情報が制御部22a、22
bに伝達され、特定チャネル以外のチャネルがミュート
状態になる。この処理のために上記(1)、(4)の情
報伝達が使用される。 (c) 補助機能を使用するための処理。本実施例で
は、コストダウン及び省スペースのために、イコライザ
ー、エフェクト・センド、バス・アサイン等の主要機能
以外の補助機能(例えば補助イコライザ)を得るための
操作部をチャネル毎に設けないで、共通に設け、この共
通操作部をセレクトスイッチによって各チャネルに選択
的に接続するように構成されている。このため、第2の
ミキサー11bのセレクトスイッチの状態を第1のミキ
サー11aの制御部22aへ通知し、これに対応するよ
うにDSP17aを制御する時には上記(6)の情報伝
達が使用される。また、この時、第1のミキサー11a
の操作状態を第2のミキサー11bに通知することが必
要になる。このために上記(4)の情報伝達が使用され
る。 (d) 第2のミキサー11bのグループバスの信号レ
ベルの表示処理。この第2のミキサー11bのグループ
バスのレベルを第1のミキサー11aの表示器24aに
表示するために、上記(5)の情報伝送が使用される。
【0028】次に、図6のフローチャートを参照して上
記(a)の処理の動作を詳しく説明する。なお、図6は
2つの制御部22a、22bのプログラムに従う動作を
説明的に示している。第1のミキサー11a側の操作部
の操作で第2のミキサー11bのグループ信号G1 〜G
4 の出力レベルを調整する場合には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図2に示すように連結し、操作
部23bの連結モードスイッチを操作する。また、親機
としての第1のミキサー11aの図3に等価的に示すグ
ループバスG1 〜G4 に等価的に接続されたレベル調整
器31aの操作に相当するように操作部23aを操作す
る。これにより、図6の処理動作の流れがステップS1
で示すように開始する。次に、ステップS2 で連結モー
ドか否かの判定が行われ、連結モードを示すYESの出
力が得られると、次のステップS3 で、第1のミキサー
11aが親機モードで動作することを設定し、且つ自己
のID即ち識別信号を第2のミキサー11bに送る。次
に、ステップS4 で第2のミキサー11bは相手の第1
のミキサー11aのIDを受信する。次に、ステップS
5 で第2のミキサー11bが自分と同じ構成の第1のミ
キサー11aが連結されないことを認識し、自分が子機
モードで動作することを設定し、且つ第1のミキサー1
1aに対して第1のミキサー11aと同じ製品であるこ
とを示す情報(例えばID)と、第2のミキサー11b
の認識ができたか否かの問い合せコマンドとを第1のミ
キサー11aに送信する。次に、ステップS6 で第1の
ミキサー11aは第2のミキサー11bからの通知を受
信し、この通知を正常に受信したことを第2のミキサー
11bに通知する。これにより、第1及び第2のミキサ
ー11a、11b間の相互接続が完了する。なお、図6
ではステップS3 で親機モードを設定し、ステップS5
で子機モードを設定したが、この他に、ステップS6 の
後で親機モードの設定及び子機モードの設定をしてもよ
い。次に、ステップS7 でバス割り当てを行う。即ち、
親機となる第1のミキサー11aの入力バスのチャネル
番号1〜16は、そのままで差し支えないが、親機とな
る第1のミキサー11aの入力バスのチャネル番号1〜
16を17〜32に置き換える。次に、ステップS8 に
おいて、第1のミキサー11aの操作部23aにおける
図3に等価的に示すレベル調整器31aの操作に従っ
て、第1のミキサー11aにおいては上記(1)の情報
伝達の経路でLR信号とエフェクト信号E1 、E2 の調
整を指示する信号をDSP17aに送る。これにより、
操作部23aの操作に対応したLR信号の出力とエフェ
クト信号E1 、E2 の出力が得られる。また、ステップ
S9 において、第1のミキサー11aから第2のミキサ
ー11bに上記(4)の情報伝達の経路で操作情報を送
る。即ち、グループ信号G1 〜G4 の出力は第2のミキ
サー11bが分担しているにも拘らず、この出力レベル
の調整を第2のミキサー11bの操作部23bによって
行わずに、親機としての第1のミキサー11aの操作部
23aで行っているので、第1のミキサー11aの操作
部23aにおけるグループ信号G1 〜G4 の出力レベル
調整操作情報を第2のミキサー11bに送る。第2のミ
キサー11bのDSP17bはステップS10において、
第1のミキサー11aから送られた操作情報に応じてグ
ループ信号G1 〜G4 のレベルを調整し、この調整処理
を完了させる。しかる後、ステップS11で次の操作を待
つ。なお、ステップS2 の出力がNOの時にはステップ
S12に示す単独モード動作になる。
記(a)の処理の動作を詳しく説明する。なお、図6は
2つの制御部22a、22bのプログラムに従う動作を
説明的に示している。第1のミキサー11a側の操作部
の操作で第2のミキサー11bのグループ信号G1 〜G
4 の出力レベルを調整する場合には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図2に示すように連結し、操作
部23bの連結モードスイッチを操作する。また、親機
としての第1のミキサー11aの図3に等価的に示すグ
ループバスG1 〜G4 に等価的に接続されたレベル調整
器31aの操作に相当するように操作部23aを操作す
る。これにより、図6の処理動作の流れがステップS1
で示すように開始する。次に、ステップS2 で連結モー
ドか否かの判定が行われ、連結モードを示すYESの出
力が得られると、次のステップS3 で、第1のミキサー
11aが親機モードで動作することを設定し、且つ自己
のID即ち識別信号を第2のミキサー11bに送る。次
に、ステップS4 で第2のミキサー11bは相手の第1
のミキサー11aのIDを受信する。次に、ステップS
5 で第2のミキサー11bが自分と同じ構成の第1のミ
キサー11aが連結されないことを認識し、自分が子機
モードで動作することを設定し、且つ第1のミキサー1
1aに対して第1のミキサー11aと同じ製品であるこ
とを示す情報(例えばID)と、第2のミキサー11b
の認識ができたか否かの問い合せコマンドとを第1のミ
キサー11aに送信する。次に、ステップS6 で第1の
ミキサー11aは第2のミキサー11bからの通知を受
信し、この通知を正常に受信したことを第2のミキサー
11bに通知する。これにより、第1及び第2のミキサ
ー11a、11b間の相互接続が完了する。なお、図6
ではステップS3 で親機モードを設定し、ステップS5
で子機モードを設定したが、この他に、ステップS6 の
後で親機モードの設定及び子機モードの設定をしてもよ
い。次に、ステップS7 でバス割り当てを行う。即ち、
親機となる第1のミキサー11aの入力バスのチャネル
番号1〜16は、そのままで差し支えないが、親機とな
る第1のミキサー11aの入力バスのチャネル番号1〜
16を17〜32に置き換える。次に、ステップS8 に
おいて、第1のミキサー11aの操作部23aにおける
図3に等価的に示すレベル調整器31aの操作に従っ
て、第1のミキサー11aにおいては上記(1)の情報
伝達の経路でLR信号とエフェクト信号E1 、E2 の調
整を指示する信号をDSP17aに送る。これにより、
操作部23aの操作に対応したLR信号の出力とエフェ
クト信号E1 、E2 の出力が得られる。また、ステップ
S9 において、第1のミキサー11aから第2のミキサ
ー11bに上記(4)の情報伝達の経路で操作情報を送
る。即ち、グループ信号G1 〜G4 の出力は第2のミキ
サー11bが分担しているにも拘らず、この出力レベル
の調整を第2のミキサー11bの操作部23bによって
行わずに、親機としての第1のミキサー11aの操作部
23aで行っているので、第1のミキサー11aの操作
部23aにおけるグループ信号G1 〜G4 の出力レベル
調整操作情報を第2のミキサー11bに送る。第2のミ
キサー11bのDSP17bはステップS10において、
第1のミキサー11aから送られた操作情報に応じてグ
ループ信号G1 〜G4 のレベルを調整し、この調整処理
を完了させる。しかる後、ステップS11で次の操作を待
つ。なお、ステップS2 の出力がNOの時にはステップ
S12に示す単独モード動作になる。
【0029】上述から明らかなように本実施例は次の効
果を有する。 (1) 第1及び第2のディジタルミキサー11a、1
1bを等価的にカスケード接続することによって1台の
ディジタルミキサーの2倍の入力信号を処理することが
できる。 (2) 第1及び第2のディジタルミキサー11a、1
1bを等価的にカスケード接続する際に、8個の出力バ
ス27aの全部を相互に接続するのではなく、2本のL
R信号ラインと2本のエフェクト信号ラインとの4本
と、グループ信号G1 〜G4 の4本とに分けて4本の伝
送路26、27、28、29で相互にたすきがけ接続し
たので、第1のミキサー11aには2つのディジタル信
号入力回路16a1 、16a2 と2つのディジタル信号
出力回路19a1 、19a2 とを設け、第2のミキサー
11bには2つのディジタル信号入力回路16b1 、1
6b2 と2つのディジタル信号出力回路19b1 、19
b2 とを設けるのみで、必要なデータの伝送を行うこと
ができる。各ミキサー11a、11bは従来から1つの
ディジタル信号入力回路と1つのディジタル信号出力回
路とを有しているので、これを相互間のデータ転送に使
用すれば、1つのディジタル信号入力回路と1つのディ
ジタル信号出力回路とを追加するのみで、8種類のデー
タの転送を行うことができる。従って、第1及び第2の
ミキサー11a、11bの相互間データ転送が簡単且つ
低コストに達成できる。なお、本実施例では各ディジタ
ル信号入力回路16a1 、16a2 、16b1、16b2
及び各ディジタル信号出力回路19a1 、19a2 、
19b1 、19b2 は2つの信号の多重化及び分離機能
を有する。 (3) 第1のミキサー11aを親機として設定し、第
1のミキサー11aの操作部23aの操作で第2のミキ
サー11bを操作したと同等な処理を実行することがで
きるので、操作性の良い装置を提供することができる。 (4) 第1のミキサー11aの操作で第2のミキサー
11bの動作を制御するために第1及び第2のミキサー
11a、11bの相互間で制御信号のやり取りを行うこ
とが必要になるが、ミキサーに一般的に設けられるMI
DIインタフェースを使用して行うので、制御信号のや
り取りを容易に達成することができる。
果を有する。 (1) 第1及び第2のディジタルミキサー11a、1
1bを等価的にカスケード接続することによって1台の
ディジタルミキサーの2倍の入力信号を処理することが
できる。 (2) 第1及び第2のディジタルミキサー11a、1
1bを等価的にカスケード接続する際に、8個の出力バ
ス27aの全部を相互に接続するのではなく、2本のL
R信号ラインと2本のエフェクト信号ラインとの4本
と、グループ信号G1 〜G4 の4本とに分けて4本の伝
送路26、27、28、29で相互にたすきがけ接続し
たので、第1のミキサー11aには2つのディジタル信
号入力回路16a1 、16a2 と2つのディジタル信号
出力回路19a1 、19a2 とを設け、第2のミキサー
11bには2つのディジタル信号入力回路16b1 、1
6b2 と2つのディジタル信号出力回路19b1 、19
b2 とを設けるのみで、必要なデータの伝送を行うこと
ができる。各ミキサー11a、11bは従来から1つの
ディジタル信号入力回路と1つのディジタル信号出力回
路とを有しているので、これを相互間のデータ転送に使
用すれば、1つのディジタル信号入力回路と1つのディ
ジタル信号出力回路とを追加するのみで、8種類のデー
タの転送を行うことができる。従って、第1及び第2の
ミキサー11a、11bの相互間データ転送が簡単且つ
低コストに達成できる。なお、本実施例では各ディジタ
ル信号入力回路16a1 、16a2 、16b1、16b2
及び各ディジタル信号出力回路19a1 、19a2 、
19b1 、19b2 は2つの信号の多重化及び分離機能
を有する。 (3) 第1のミキサー11aを親機として設定し、第
1のミキサー11aの操作部23aの操作で第2のミキ
サー11bを操作したと同等な処理を実行することがで
きるので、操作性の良い装置を提供することができる。 (4) 第1のミキサー11aの操作で第2のミキサー
11bの動作を制御するために第1及び第2のミキサー
11a、11bの相互間で制御信号のやり取りを行うこ
とが必要になるが、ミキサーに一般的に設けられるMI
DIインタフェースを使用して行うので、制御信号のや
り取りを容易に達成することができる。
【0030】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1のミキサー11aの操作部23aの操作に
よって第2のミキサー11bを制御する方法を、第1及
び第2のミキサー11a、11bのカスケード接続形式
を変えた場合にも適用できる。即ち、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図1のアナログミキサーのカス
ケード接続と同様に接続し、第1のミキサー11aの操
作で第2のミキサー11bを制御することができる。 (2) 図5において操作用マイコン42a、42bを
独立に設けたが、制御部22a、22bのマイコンを共
用する構成にすることができる。 (3) 各ミキサー11a、11bの入力チャネル数、
出力信号数の増減、オーディオ信号の処理内容の変更を
行うことができる。 (4) MIDIインタフェースを使用しないで、2つ
の制御部22a、22b間を専用の制御信号線で接続す
ることができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1のミキサー11aの操作部23aの操作に
よって第2のミキサー11bを制御する方法を、第1及
び第2のミキサー11a、11bのカスケード接続形式
を変えた場合にも適用できる。即ち、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図1のアナログミキサーのカス
ケード接続と同様に接続し、第1のミキサー11aの操
作で第2のミキサー11bを制御することができる。 (2) 図5において操作用マイコン42a、42bを
独立に設けたが、制御部22a、22bのマイコンを共
用する構成にすることができる。 (3) 各ミキサー11a、11bの入力チャネル数、
出力信号数の増減、オーディオ信号の処理内容の変更を
行うことができる。 (4) MIDIインタフェースを使用しないで、2つ
の制御部22a、22b間を専用の制御信号線で接続す
ることができる。
【図1】従来のカスケード接続したアナログミキサーを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に従う2つのディジタルミキサ
ーを相互接続した装置を概略的に示すブロック図であ
る。
ーを相互接続した装置を概略的に示すブロック図であ
る。
【図3】図2のDSPの等価回路を伴なって第1のミキ
サーのオーディオ信号に関係する部分を示すブロック図
である。
サーのオーディオ信号に関係する部分を示すブロック図
である。
【図4】図2のDSPの等価回路を伴なって第2のミキ
サーのオーディオ信号に関係する部分を示すブロック図
である。
サーのオーディオ信号に関係する部分を示すブロック図
である。
【図5】第1及び第2のミキサーの操作情報及び制御信
号に関係する部分を概略的に示すブロック図である。
号に関係する部分を概略的に示すブロック図である。
【図6】第1及び第2のミキサーの相互間通信の確立動
作及びミキサーの操作に基づく動作の流れを概略的に示
す図である。
作及びミキサーの操作に基づく動作の流れを概略的に示
す図である。
11a、11b 第1及び第2のディジタルミキサー 12 相互接続ケーブル 13a、13b アナログ信号入力端子 14a1 、14a2 、14b1 、14b2 ディジタル
信号入力端子 15a、15b ADC 16a1 、16a2 、16b1 、16b2 ディジタル
信号入力回路 17a、17b DSP 18a、18b DAC 19a1 、19a2 、19b1 、19b2 ディジタル
信号出力回路 20a、20b アナログ信号出力端子 21a1 、21a2 、21b1 、21b2 ディジタル
信号出力端子
信号入力端子 15a、15b ADC 16a1 、16a2 、16b1 、16b2 ディジタル
信号入力回路 17a、17b DSP 18a、18b DAC 19a1 、19a2 、19b1 、19b2 ディジタル
信号出力回路 20a、20b アナログ信号出力端子 21a1 、21a2 、21b1 、21b2 ディジタル
信号出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月23日(2000.2.2
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項4】 第1及び第2のデイジタルミキサーとこ
れ等の相互間を接続するための接続手段とから成り、 前記第1及び第2のデイジタルミキサーは、 複数チャネルのアナログ信号を入力させるための複数の
アナログ信号入力端子と、 デイジタル信号入力端子と、 前記複数のアナログ信号入力端子に接続された複数のア
ナログ・デイジタル変換器と、 前記複数のアナログ・デイジタル変換器の出力と前記デ
イジタル信号入力端子に入力したデイジタル信号とを混
合して複数のデイジタル出力信号を形成する信号処理手
段と、 前記信号処理手段から出力された複数のデイジタル出力
信号をアナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナ
ログ変換器と、 前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続された複
数のアナログ信号出力端子と、 前記複数デイジタル出力信号の内の一部又は全部を出力
するためのデイジタル信号出力端子と、 前記信号処理手段における信号処理を指令するための操
作部と、 前記操作部における操作に対応するように前記信号処理
手段を制御するための制御部と、 前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端子
と、 をそれぞれ備え、 前記第1のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記相互間の接続手段は、前記第2のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号出力端子と前記第1のデイジタ
ルミキサーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する
デイジタル信号伝送用接続体と、前記第1及び第2のデ
イジタルミキサーの前記外部接続端子を相互に接続する
制御信号伝送用接続体とから成り、 前記第1のデイジタルミキサーの前記操作部の少なくと
も一部の操作に基づく操作情報を前記制御信号伝送用接
続体を介して前記第2のデイジタルミキサーに送り,前
記第2のデイジタルミキサ−の前記制御部は、前記第1
のデイジタルミキサ−から伝送された前記操作情報に基
づいて前記第2のデイジタルミキサーの前記操作部の少
なくとも一部の操作に基づく前記第2のデイジタルミキ
サーの前記信号処理手段における信号処理と同じ信号処
理を行うように前記第2のデイジタルミキサーの前記信
号処理手段を制御するように構成されている信号混合装
置。 ─────────────────────────────────────────────────────
れ等の相互間を接続するための接続手段とから成り、 前記第1及び第2のデイジタルミキサーは、 複数チャネルのアナログ信号を入力させるための複数の
アナログ信号入力端子と、 デイジタル信号入力端子と、 前記複数のアナログ信号入力端子に接続された複数のア
ナログ・デイジタル変換器と、 前記複数のアナログ・デイジタル変換器の出力と前記デ
イジタル信号入力端子に入力したデイジタル信号とを混
合して複数のデイジタル出力信号を形成する信号処理手
段と、 前記信号処理手段から出力された複数のデイジタル出力
信号をアナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナ
ログ変換器と、 前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続された複
数のアナログ信号出力端子と、 前記複数デイジタル出力信号の内の一部又は全部を出力
するためのデイジタル信号出力端子と、 前記信号処理手段における信号処理を指令するための操
作部と、 前記操作部における操作に対応するように前記信号処理
手段を制御するための制御部と、 前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端子
と、 をそれぞれ備え、 前記第1のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記相互間の接続手段は、前記第2のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号出力端子と前記第1のデイジタ
ルミキサーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する
デイジタル信号伝送用接続体と、前記第1及び第2のデ
イジタルミキサーの前記外部接続端子を相互に接続する
制御信号伝送用接続体とから成り、 前記第1のデイジタルミキサーの前記操作部の少なくと
も一部の操作に基づく操作情報を前記制御信号伝送用接
続体を介して前記第2のデイジタルミキサーに送り,前
記第2のデイジタルミキサ−の前記制御部は、前記第1
のデイジタルミキサ−から伝送された前記操作情報に基
づいて前記第2のデイジタルミキサーの前記操作部の少
なくとも一部の操作に基づく前記第2のデイジタルミキ
サーの前記信号処理手段における信号処理と同じ信号処
理を行うように前記第2のデイジタルミキサーの前記信
号処理手段を制御するように構成されている信号混合装
置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月14日(2000.4.1
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に、図6のフローチャートを参照して上
記(a)の処理の動作を詳しく説明する。なお、図6は
2つの制御部22a、22bのプログラムに従う動作を
説明的に示している。第1のミキサー11a側の操作部
の操作で第2のミキサー11bのグループ信号G1 〜G
4 の出力レベルを調整する場合には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図2に示すように連結し、操作
部23bの連結モードスイッチを操作する。また、親機
としての第1のミキサー11aの図3に等価的に示すグ
ループバスG1 〜G4 に等価的に接続されたレベル調整
器31aの操作に相当するように操作部23aを操作す
る。これにより、図6の処理動作の流れがステップS1
で示すように開始する。次に、ステップS2 で連結モー
ドか否かの判定が行われ、連結モードを示すYESの出
力が得られると、次のステップS3 で、第1のミキサー
11aが親機モードで動作することを設定し、且つ自己
のID即ち識別信号を第2のミキサー11bに送る。次
に、ステップS4 で第2のミキサー11bは相手の第1
のミキサー11aのIDを受信する。次に、ステップS
5 で第2のミキサー11bが自分と同じ構成の第1のミ
キサー11aが連結されないことを認識し、自分が子機
モードで動作することを設定し、且つ第1のミキサー1
1aに対して第1のミキサー11aと同じ製品であるこ
とを示す情報(例えばID)と、第2のミキサー11b
の認識ができたか否かの問い合せコマンドとを第1のミ
キサー11aに送信する。次に、ステップS6 で第1の
ミキサー11aは第2のミキサー11bからの通知を受
信し、この通知を正常に受信したことを第2のミキサー
11bに通知する。これにより、第1及び第2のミキサ
ー11a、11b間の相互接続が完了する。なお、図6
ではステップS3 で親機モードを設定し、ステップS5
で子機モードを設定したが、この他に、ステップS6 の
後で親機モードの設定及び子機モードの設定をしてもよ
い。次に、ステップS7 でバス割り当てを行う。即ち、
親機となる第1のミキサー11aの入力バスのチャネル
番号1〜16は、そのままで差し支えないが、子機とな
る第2のミキサー11bの入力バスのチャネル番号1〜
16を17〜32に置き換える。次に、ステップS8 に
おいて、第1のミキサー11aの操作部23aにおける
図3に等価的に示すレベル調整器31aの操作に従っ
て、第1のミキサー11aにおいては上記(1)の情報
伝達の経路でLR信号とエフェクト信号E1 、E2 の調
整を指示する信号をDSP17aに送る。これにより、
操作部23aの操作に対応したLR信号の出力とエフェ
クト信号E1 、E2 の出力が得られる。また、ステップ
S9 において、第1のミキサー11aから第2のミキサ
ー11bに上記(4)の情報伝達の経路で操作情報を送
る。即ち、グループ信号G1 〜G4 の出力は第2のミキ
サー11bが分担しているにも拘らず、この出力レベル
の調整を第2のミキサー11bの操作部23bによって
行わずに、親機としての第1のミキサー11aの操作部
23aで行っているので、第1のミキサー11aの操作
部23aにおけるグループ信号G1 〜G4 の出力レベル
調整操作情報を第2のミキサー11bに送る。第2のミ
キサー11bのDSP17bはステップS10において、
第1のミキサー11aから送られた操作情報に応じてグ
ループ信号G1 〜G4 のレベルを調整し、この調整処理
を完了させる。しかる後、ステップS11で次の操作を待
つ。なお、ステップS2 の出力がNOの時にはステップ
S12に示す単独モード動作になる。
記(a)の処理の動作を詳しく説明する。なお、図6は
2つの制御部22a、22bのプログラムに従う動作を
説明的に示している。第1のミキサー11a側の操作部
の操作で第2のミキサー11bのグループ信号G1 〜G
4 の出力レベルを調整する場合には、第1及び第2のミ
キサー11a、11bを図2に示すように連結し、操作
部23bの連結モードスイッチを操作する。また、親機
としての第1のミキサー11aの図3に等価的に示すグ
ループバスG1 〜G4 に等価的に接続されたレベル調整
器31aの操作に相当するように操作部23aを操作す
る。これにより、図6の処理動作の流れがステップS1
で示すように開始する。次に、ステップS2 で連結モー
ドか否かの判定が行われ、連結モードを示すYESの出
力が得られると、次のステップS3 で、第1のミキサー
11aが親機モードで動作することを設定し、且つ自己
のID即ち識別信号を第2のミキサー11bに送る。次
に、ステップS4 で第2のミキサー11bは相手の第1
のミキサー11aのIDを受信する。次に、ステップS
5 で第2のミキサー11bが自分と同じ構成の第1のミ
キサー11aが連結されないことを認識し、自分が子機
モードで動作することを設定し、且つ第1のミキサー1
1aに対して第1のミキサー11aと同じ製品であるこ
とを示す情報(例えばID)と、第2のミキサー11b
の認識ができたか否かの問い合せコマンドとを第1のミ
キサー11aに送信する。次に、ステップS6 で第1の
ミキサー11aは第2のミキサー11bからの通知を受
信し、この通知を正常に受信したことを第2のミキサー
11bに通知する。これにより、第1及び第2のミキサ
ー11a、11b間の相互接続が完了する。なお、図6
ではステップS3 で親機モードを設定し、ステップS5
で子機モードを設定したが、この他に、ステップS6 の
後で親機モードの設定及び子機モードの設定をしてもよ
い。次に、ステップS7 でバス割り当てを行う。即ち、
親機となる第1のミキサー11aの入力バスのチャネル
番号1〜16は、そのままで差し支えないが、子機とな
る第2のミキサー11bの入力バスのチャネル番号1〜
16を17〜32に置き換える。次に、ステップS8 に
おいて、第1のミキサー11aの操作部23aにおける
図3に等価的に示すレベル調整器31aの操作に従っ
て、第1のミキサー11aにおいては上記(1)の情報
伝達の経路でLR信号とエフェクト信号E1 、E2 の調
整を指示する信号をDSP17aに送る。これにより、
操作部23aの操作に対応したLR信号の出力とエフェ
クト信号E1 、E2 の出力が得られる。また、ステップ
S9 において、第1のミキサー11aから第2のミキサ
ー11bに上記(4)の情報伝達の経路で操作情報を送
る。即ち、グループ信号G1 〜G4 の出力は第2のミキ
サー11bが分担しているにも拘らず、この出力レベル
の調整を第2のミキサー11bの操作部23bによって
行わずに、親機としての第1のミキサー11aの操作部
23aで行っているので、第1のミキサー11aの操作
部23aにおけるグループ信号G1 〜G4 の出力レベル
調整操作情報を第2のミキサー11bに送る。第2のミ
キサー11bのDSP17bはステップS10において、
第1のミキサー11aから送られた操作情報に応じてグ
ループ信号G1 〜G4 のレベルを調整し、この調整処理
を完了させる。しかる後、ステップS11で次の操作を待
つ。なお、ステップS2 の出力がNOの時にはステップ
S12に示す単独モード動作になる。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1及び第2のデイジタルミキサーとこ
れ等の相互間を接続するための接続手段とから成り、 前記第1及び第2のデイジタルミキサーは、 複数チャネルのアナログ信号を入力させるための複数の
アナログ信号入力端子と、 デイジタル信号入力端子と、 前記複数のアナログ信号入力端子に接続された複数のア
ナログ・デイジタル変換器と、 前記複数のアナログ・デイジタル変換器の出力と前記デ
イジタル信号入力端子に入力したデイジタル信号とを混
合して複数のデイジタル出力信号を形成する信号処理手
段と、 前記信号処理手段から出力された複数のデイジタル出力
信号をアナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナ
ログ変換器と、 前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続された複
数のアナログ信号出力端子と、 前記複数デイジタル出力信号の内の一部を出力するため
のデイジタル信号出力端子と、 前記信号処理手段における信号処理を指令するための操
作部と、 前記操作部における操作に対応するように前記信号処理
手段を制御するための制御部と、 前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端子
と、 をそれぞれ備え、 前記第1のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の内の一部の
第1のデイジタル出力信号が供給され、 前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の内の一部の
第2のデジタル出力信号が供給され、 前記相互間の接続手段は、前記第1のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号出力端子と前記第2のデイジタ
ルミキサーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する
第1の接続体と、前記第2のデイジタルミキサーの前記
デイジタル信号出力端子と前記第1のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する第2の接
続体と、前記第1及び第2のデイジタルミキサーの前記
外部接続端子を相互に接続する第3の接続体とから成
り、 前記第1のデイジタルミキサーの複数のアナログ信号出
力端子の内の一部から前記第1のデイジタル出力信号に
対応するアナログ信号を出力し、前記第2のデイジタル
ミキサーの複数のアナログ信号出力端子の内の一部から
前記第2のデジタル出力信号に対応するアナログ信号を
出力するように構成された信号混合装置。 - 【請求項2】 前記第2のデイジタルミキサーの前記操
作部の少なくとも一部の操作に基づく前記第2のデイジ
タルミキサーの前記信号処理手段における信号処理と同
じ信号処理を、前記第1のデイジタルミキサーの前記操
作部の操作で行うように構成したことを特徴とする請求
項1記載の信号混合装置。 - 【請求項3】 前記第3の接続体はMIDIインターフ
ェースに適合するものであり、前記第1のデイジタルミ
キサーの前記操作部の操作情報を前記第3の接続体を介
して前記第2のデイジタルミキサーに送ることを特徴と
する請求項2記載の信号混合装置. - 【請求項4】 第1及び第2のデイジタルミキサーとこ
れ等の相互間を接続するための接続手段とから成り、 前記第1及び第2のデイジタルミキサーは、 複数チャネルのアナログ信号を入力させるための複数の
アナログ信号入力端子と、 デイジタル信号入力端子と、 前記複数のアナログ信号入力端子に接続された複数のア
ナログ・デイジタル変換器と、 前記複数のアナログ・デイジタル変換器の出力と前記デ
イジタル信号入力端子に入力したデイジタル信号とを混
合して複数のデイジタル出力信号を形成する信号処理手
段と、 前記信号処理手段から出力された複数のデイジタル出力
信号をアナログ信号に変換する複数のデイジタル・アナ
ログ変換器と、 前記複数のデイジタル・アナログ変換器に接続された複
数のアナログ信号出力端子と、 前記複数デイジタル出力信号の内の一部又は全部を出力
するためのデイジタル信号出力端子と、 前記信号処理手段における信号処理を指令するための操
作部と、 前記操作部における操作に対応するように前記信号処理
手段を制御するための制御部と、 前記制御部を外部装置に接続するための外部接続端子
と、 をそれぞれ備え、 前記第1のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記第2のデイジタルミキサーの前記デイジタル信号出
力端子には前記複数のデイジタル出力信号の一部又は全
部が供給され、 前記相互間の接続手段は、前記第2のデイジタルミキサ
ーの前記デイジタル信号出力端子と前記第1のデイジタ
ルミキサーの前記デイジタル信号入力端子とを接続する
デイジタル信号伝送用接続体と、前記第1及び第2のデ
イジタルミキサーの前記外部接続端子を相互に接続する
制御信号伝送用接続体とから成り、 前記第1のデイジタルミキサーの前記操作部の少なくと
も一部の操作に基づく操作情報を前記制御信号伝送用接
続体を介して前記第2のデイジタルミキサーに送り,前
記第2のデイジタルミキサ−の前記制御部は、前期第1
のデイジタルミキサ−から伝送された前記操作情報に基
づいて前記第2のデイジタルミキサーの前記操作部の少
なくとも一部の操作に基づく前記第2のデイジタルミキ
サーの前記信号処理手段における信号処理と同じ信号処
理を行うように前記第2のデイジタルミキサーの前記信
号処理手段を制御するように構成されている信号混合装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11135384A JP2000322057A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 信号混合装置 |
EP00109453A EP1058414A3 (en) | 1999-05-17 | 2000-05-03 | Multichannel digital mixer designed for cascade connection, and a cascade connection of two such mixers |
US09/571,344 US6218971B1 (en) | 1999-05-17 | 2000-05-16 | Multichannel digital mixer designed for cascade connection, and a cascade connection of two such mixers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11135384A JP2000322057A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 信号混合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000322057A true JP2000322057A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15150456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11135384A Pending JP2000322057A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 信号混合装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6218971B1 (ja) |
EP (1) | EP1058414A3 (ja) |
JP (1) | JP2000322057A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278540A (ja) * | 2008-08-02 | 2008-11-13 | Yamaha Corp | ミキサ |
JP2009182982A (ja) * | 2009-05-08 | 2009-08-13 | Yamaha Corp | ミキサ |
US7751577B2 (en) | 2004-02-26 | 2010-07-06 | Yamaha Corporation | Mixer apparatus and sound signal processing method |
JP2021040240A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | ヤマハ株式会社 | 音響処理装置、音響処理装置の動作方法、音響処理システムおよび音響処理システムの動作方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7020213B2 (en) * | 2000-12-28 | 2006-03-28 | Teac Corporation | Method and apparatus for selectively providing different electric signal paths between circuits |
US7119267B2 (en) * | 2001-06-15 | 2006-10-10 | Yamaha Corporation | Portable mixing recorder and method and program for controlling the same |
KR100359926B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2002-11-11 | 주식회사 인터엠 | 지능형 방송 제어 시스템 |
US20030035551A1 (en) * | 2001-08-20 | 2003-02-20 | Light John J. | Ambient-aware headset |
US6642876B2 (en) * | 2001-08-31 | 2003-11-04 | Cirrus Logic, Inc. | Method and system of operating a codec in an operational mode |
JP3804824B2 (ja) * | 2001-09-19 | 2006-08-02 | ヤマハ株式会社 | ディジタルミキサ |
JP4089375B2 (ja) | 2002-09-30 | 2008-05-28 | ヤマハ株式会社 | ミキシング方法、ミキシング装置およびプログラム |
US6967609B1 (en) * | 2004-11-12 | 2005-11-22 | Lsi Logic Corporation | Method and apparatus for dynamically biasing switching elements in current-steering DAC |
JP4277885B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2009-06-10 | ヤマハ株式会社 | ミキサ |
US7822899B2 (en) | 2007-03-08 | 2010-10-26 | Renesas Electronics Corporation | Data processor and control system |
JP4994254B2 (ja) * | 2007-03-08 | 2012-08-08 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | データプロセッサ及び制御システム |
MX2011010870A (es) * | 2009-04-14 | 2012-04-20 | En Technology Corp | Comunicacion y control de audio digital en un area de interpretaciones en vivo. |
ITUA20164060A1 (it) * | 2016-06-06 | 2017-12-06 | Diego Labate | Metodo e dispositivo per la riproduzione di segnali audio multi-canale che utilizza formati digitali audio stereo |
US9818448B1 (en) * | 2017-04-10 | 2017-11-14 | Avid Technology, Inc. | Media editing with linked time-based metadata |
WO2019082233A1 (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-02 | ヤマハ株式会社 | 音響信号処理装置及び音響信号処理方法 |
US20200135155A1 (en) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | Mingsheng Xu | Multi-channel power supply with guitar effector di cassette |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB233750A (en) * | 1924-01-16 | 1925-05-18 | Peter William Willans | Improvements in tuning devices for radio receiving sets |
DE4227826C2 (de) * | 1991-08-23 | 1999-07-22 | Hitachi Ltd | Digitales Verarbeitungsgerät für akustische Signale |
GB2276796B (en) * | 1993-04-01 | 1997-12-10 | Sony Corp | Audio data communications |
US6037993A (en) * | 1997-03-17 | 2000-03-14 | Antec Corporation | Digital BTSC compander system |
US6016114A (en) * | 1997-04-21 | 2000-01-18 | Lsi Logic Corporation | Apparatus and method of fabricating mixed signal interface in GSM wireless application |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP11135384A patent/JP2000322057A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-03 EP EP00109453A patent/EP1058414A3/en not_active Withdrawn
- 2000-05-16 US US09/571,344 patent/US6218971B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7751577B2 (en) | 2004-02-26 | 2010-07-06 | Yamaha Corporation | Mixer apparatus and sound signal processing method |
US8254599B2 (en) | 2004-02-26 | 2012-08-28 | Yamaha Corporation | Mixer apparatus and sound signal processing method |
JP2008278540A (ja) * | 2008-08-02 | 2008-11-13 | Yamaha Corp | ミキサ |
JP2009182982A (ja) * | 2009-05-08 | 2009-08-13 | Yamaha Corp | ミキサ |
JP2021040240A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | ヤマハ株式会社 | 音響処理装置、音響処理装置の動作方法、音響処理システムおよび音響処理システムの動作方法 |
JP7404718B2 (ja) | 2019-09-03 | 2023-12-26 | ヤマハ株式会社 | 音響処理装置、音響処理装置の動作方法、音響処理システムおよび音響処理システムの動作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1058414A2 (en) | 2000-12-06 |
US6218971B1 (en) | 2001-04-17 |
EP1058414A3 (en) | 2004-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000322057A (ja) | 信号混合装置 | |
US20070047712A1 (en) | Scalable, distributed architecture for fully connected network intercom system | |
USRE46205E1 (en) | Audio system | |
JPH01292976A (ja) | 映像スイッチャ装置 | |
GB2469345A (en) | Digital audio signal format hub circuit | |
US6535938B1 (en) | Servo-amplifier for a multiaxis driving control system | |
US11601771B2 (en) | Audio signal processing apparatus and audio signal processing method for controlling amount of feed to buses | |
JPS62105594A (ja) | 複数機器グル−プ制御システム | |
JPS60130A (ja) | 信号変換装置 | |
JP2000188743A (ja) | 多地点テレビ会議装置における一斉放送方式 | |
JP2000261391A (ja) | 双方向カスケード接続ミキサ | |
JP3811219B2 (ja) | オーディオミキサ | |
JP2586293B2 (ja) | 電話端末インタフェース装置 | |
JP2505153Y2 (ja) | 信号切り替え回路 | |
EP2634937A1 (en) | Audio mixing console and mobile control unit | |
JPS63128832A (ja) | 多重伝送システムの主局入出力ポ−ト可変設定方法 | |
JP2533129B2 (ja) | アナログ入力装置における機能拡張方式 | |
CN119342398A (zh) | 基于驱动通道复用的车辆音频系统、音频播放方法及设备 | |
JPH0923488A (ja) | リモートコントロールシステム | |
JPH11355644A (ja) | カメラ制御装置 | |
JPH10257029A (ja) | 光データ交換装置 | |
JP2000261871A (ja) | 通信装置 | |
KR20030038570A (ko) | 디지털 패치 | |
JPH0130339B2 (ja) | ||
JPH1155428A (ja) | ディーリング情報制御システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041006 |