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JP2000314539A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JP2000314539A
JP2000314539A JP11123467A JP12346799A JP2000314539A JP 2000314539 A JP2000314539 A JP 2000314539A JP 11123467 A JP11123467 A JP 11123467A JP 12346799 A JP12346799 A JP 12346799A JP 2000314539 A JP2000314539 A JP 2000314539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor
air
ceiling
outlet
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11123467A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Yabu
知宏 藪
Tatsuo Fujiwara
辰男 藤原
Yasushi Yamashita
泰 山下
Yoshikazu Sato
義和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP11123467A priority Critical patent/JP2000314539A/ja
Publication of JP2000314539A publication Critical patent/JP2000314539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆サイクルデフロスト運転の際に、室内の快
適性を損なわないようにする。 【解決手段】 天井埋め込み型の室内機(1)のケーシン
グ(13)に、天井裏空間(12)の空気を取り入れるための天
井裏吸入口(18)と、天井裏空間(12)に空気を吹き出すた
めの天井裏吹出口(19)とを形成する。天井裏吸入口(18)
と室内吸入口(16)との隅部に、第1ダンパ(20)を設け
る。天井裏吹出口(19)と室内吹出口(17)との隅部に、第
2ダンパ(21)を設ける。逆サイクルデフロスト運転時に
は、第1ダンパ(20)及び第2ダンパ(21)によって、天井
裏吸入口(18)及び天井裏吹出口(19)を開口させると共
に、室内吸入口(16)及び室内吹出口(17)を閉鎖する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に係
り、特に、室外熱交換器の除霜のために逆サイクルデフ
ロスト運転を実行する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内熱交換器及び室外熱交換
器を備え、室内熱交換器で冷媒を凝縮させると共に室外
熱交換器で冷媒を蒸発させる冷凍サイクルを利用して、
室内の暖房を行う空気調和装置が知られている。この
際、室外熱交換器における冷媒の蒸発温度が0℃以下の
場合には、室外熱交換器に着霜が生じる。
【0003】室外熱交換器に霜が発生すると、伝熱面積
の減少や空気供給量の減少により、熱交換能力が低下す
る。そのため、空気調和装置の能力や運転効率を維持す
るために、通常、室外熱交換器の着霜量が多くなると、
デフロスト運転(除霜運転)が行われる。
【0004】デフロスト運転として、電気ヒータ等の外
部加熱源を用いる方法の他、冷媒回路の冷媒によって霜
を融解する正サイクルデフロスト運転や逆サイクルデフ
ロスト運転が知られている。正サイクルデフロスト運転
は、冷媒の循環方向はそのままにしておいて室内熱交換
器に高温冷媒を供給する運転である。一方、逆サイクル
デフロスト運転は、冷媒の循環方向を暖房運転時とは逆
にして、室外熱交換器で冷媒を凝縮させると共に室内熱
交換器で冷媒を蒸発させる運転である。
【0005】電気ヒータ等の外部加熱源を用いる方法
は、その加熱源のための余分な電気入力が必要となり、
装置の効率の低下を招く。正サイクルデフロスト運転
は、加熱源のための余分な電気入力は不要ではあるが、
霜の融解のための熱源となるのは圧縮機から冷媒に与え
られた熱のみであり、室外熱交換器の全体の霜を融解す
るまでには相当の時間が必要となる。そのため、デフロ
スト運転が完了するまでの比較的長い間、室内の暖房が
停止された状態になるので、暖房の能力が十分とは言い
難かった。
【0006】これに対し、逆サイクルデフロスト運転
は、加熱源のための余分な電気入力が不要であると共
に、室内空気をも熱源の一部として利用することから、
比較的短時間の間に除霜を完了することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように従
来の逆サイクルデフロスト運転は、室内空気をデフロス
トのための熱源として用いるものであったため、結果的
に、室内の暖気が奪われることとなった。また、暖かい
室内空気が室内熱交換器において冷却され、この冷却さ
れた空気が室内に直接戻されていた。そのため、室内の
居住者にとって快適性が損なわれるものであった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、室内の快適性を損な
わないように逆サイクルデフロスト運転を行うことにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、逆サイクルデフロスト運転時に、室内熱
交換器で冷却された空気を室内に直接戻すのではなく、
いったん天井裏空間に放出することとした。また、天井
裏空気をデフロストの熱源として利用することとした。
【0010】具体的には、本発明に係る空気調和装置
は、少なくとも室内熱交換器(15)及び室外熱交換器(35)
を備えた空気調和装置であって、上記室外熱交換器(35)
の除霜のための逆サイクルデフロスト運転の際に、上記
室内熱交換器(15)で冷却された空気を天井裏空間(12)に
放出することとしたものである。
【0011】上記事項により、室内熱交換器で冷却さ
れ、デフロストの熱源として利用された空気は、室内に
向かって直接吹き出されることなく、天井裏空間に放出
される。天井裏空間に放出された空気は、天井裏空間内
の暖気と混合し、温度が上昇してから室内に戻る。その
ため、室内熱交換器で冷却された低温の空気が室内に直
接流入することがないので、室内の快適性は維持され
る。
【0012】本発明に係る他の空気調和装置は、少なく
とも室内熱交換器(15)及び室外熱交換器(35)を備えた空
気調和装置であって、上記室外熱交換器(35)の除霜のた
めの逆サイクルデフロスト運転の際に、天井裏空間(12)
内の暖気の一部または全部を熱源として利用することと
したものである。
【0013】上記事項により、天井裏空間内の暖気の一
部または全部が除霜のための熱源として利用されるの
で、熱源として利用される室内空気の量が減少し、また
は、室内空気を熱源として利用する必要がなくなる。そ
のため、室内温度の低下が抑制され、室内の快適性は維
持される。
【0014】本発明に係る他の空気調和装置は、少なく
とも室内熱交換器(15)及び室外熱交換器(35)を備えた空
気調和装置であって、暖房運転の際には、上記室内熱交
換器(15)によって加熱された空気を室内(11)に供給する
一方、上記室外熱交換器(35)の除霜のための逆サイクル
デフロスト運転の際には、該室内熱交換器(15)によって
冷却された空気を天井裏空間(12)に放出するように風路
を切り換える風路切換手段(M)を備えていることとした
ものである。
【0015】上記事項により、暖房運転の際には、室内
熱交換器によって加熱された空気が室内に供給され、室
内の暖房が行われる。逆サイクルデフロスト運転の際に
は、室内熱交換器によって空気が冷却されるが、冷却空
気は天井裏空間に放出されるので、冷却空気が室内に直
接供給されることはない。そのため、室内の快適性は維
持される。
【0016】上記空気調和装置は、室内(11)に臨む室内
吸入口(16)及び室内吹出口(17)と天井裏空間(12)に臨む
天井裏吸入口(18)及び天井裏吹出口(19)とが形成された
室内ケーシング(13)と、上記室内ケーシング(13)内に設
けられた室内送風機(14)とを備え、室内熱交換器(15)
は、上記室内ケーシング(13)内に設けられ、風路切換手
段(M)は、暖房運転の際には、上記室内吸入口(16)及び
上記室内吹出口(17)を開口させると共に上記天井裏吸入
口(18)及び上記天井裏吹出口(19)を閉鎖し、逆サイクル
デフロスト運転の際には、該天井裏吸入口(18)及び該天
井裏吹出口(19)を開口させると共に該室内吸入口(16)及
び該室内吹出口(17)を閉鎖するダンパ(20,21)によって
構成されていてもよい。
【0017】上記事項により、暖房運転の際には、室内
送風機によって室内吸入口から室内ケーシングに室内空
気が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する際
に加熱され、室内吹出口から室内に吹き出される。一
方、逆サイクルデフロスト運転の際には、室内送風機に
より、天井裏空間内の暖気が天井裏吸入口から室内ケー
シングに吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過す
る際に冷却され、天井裏吹出口から天井裏空間に吹き出
される。従って、逆サイクルデフロスト運転時に、冷却
された空気が室内に直接供給されることがないので、室
内の快適性は維持される。
【0018】また、上記空気調和装置は、室内(11)に臨
む室内吸入口(16)及び室内吹出口(17,17A,17B)と天井裏
空間(12)に臨む天井裏吹出口(19,19A,19B)とが形成され
た室内ケーシング(13b,13c,13d)と、上記室内ケーシン
グ(13b,13c,13d)内に設けられた室内送風機(14)とを備
え、室内熱交換器(15,15A,15B)は、上記室内ケーシング
(13b,13c,13d)内に設けられ、風路切換手段(M)は、暖
房運転の際には、上記室内吹出口(17,17A,17B)を開口さ
せると共に上記天井裏吹出口(19,19A,19B)を閉鎖し、逆
サイクルデフロスト運転の際には、該天井裏吹出口(19,
19A,19B)を開口させると共に該室内吹出口(17,17A,17B)
を閉鎖するダンパ(21,23A,23B,24A,24B)によって構成さ
れていてもよい。
【0019】上記事項により、暖房運転の際には、室内
送風機によって室内吸入口から室内ケーシングに室内空
気が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する際
に加熱され、室内吹出口から室内に吹き出される。一
方、逆サイクルデフロスト運転の際には、室内送風機に
よって、室内吸入口から室内ケーシングに室内空気が吸
い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する際に冷却
され、天井裏吹出口から天井裏空間に吹き出される。従
って、逆サイクルデフロスト運転時に、冷却された空気
が室内に直接供給されることがないので、室内の快適性
は維持される。
【0020】また、上記空気調和装置は、室内(11)に臨
む室内吸入口(16)及び室内吹出口(17,17A,17B)と天井裏
空間(12)に臨む天井裏吸入口(18,30)及び天井裏吹出口
(19,19A,19B)とが形成された室内ケーシング(13,13f)
と、上記室内ケーシング(13,13f)内に設けられた室内送
風機(14)とを備え、室内熱交換器(15,15A,15B)は、上記
室内ケーシング(13,13f)内に設けられ、風路切換手段
(M)は、暖房運転の際には、上記室内吹出口(17,17A,17
B)を開口させると共に上記天井裏吸入口(18,30)及び上
記天井裏吹出口(19,19A,19B)を閉鎖し、逆サイクルデフ
ロスト運転の際には、該天井裏吸入口(18,30)及び該天
井裏吹出口(19,19A,19B)を開口させると共に該室内吹出
口(17,17A,17B)を閉鎖するダンパ(20,23A,23B,28)によ
って構成されていてもよい。
【0021】上記事項により、暖房運転の際には、室内
送風機によって、室内吸入口から室内ケーシングに室内
空気が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する
際に加熱され、室内吹出口から室内に吹き出される。一
方、逆サイクルデフロスト運転の際には、室内送風機に
よって、室内吸入口及び天井裏吸入口の双方から室内ケ
ーシングに空気が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器
を通過する際に冷却され、天井裏吹出口から天井裏空間
に吹き出される。従って、逆サイクルデフロスト運転時
に、冷却された空気が室内に直接供給されることがない
ので、室内の快適性は維持される。
【0022】また、上記空気調和装置は、室内(11)に臨
む室内吸入口(16)及び室内吹出口(17)と天井裏空間(12)
に臨む天井裏吸入口(18)及び天井裏吹出口(19)とが形成
された室内ケーシング(13)と、上記室内ケーシング(13)
内に設けられた室内送風機(14)と、室内空気温度と天井
裏空気温度との大小関係を検出する温度検出手段(36,3
7)とを備え、室内熱交換器(15)は、上記室内ケーシング
(13)内に設けられ、風路切換手段(M)は、暖房運転の際
に、上記室内吸入口(16)及び上記室内吹出口(17)を開口
させると共に上記天井裏吸入口(18)及び上記天井裏吹出
口(19)を閉鎖し、逆サイクルデフロスト運転の際に、室
内空気温度が天井裏空気温度以上のときには該室内吸入
口(16)及び該天井裏吹出口(19)を開口させると共に該天
井裏吸入口(18)及び該室内吹出口(17)を閉鎖し、室内空
気温度が天井裏空気温度よりも低いときには該天井裏吸
入口(18)及び該天井裏吹出口(19)を開口させると共に該
室内吸入口(16)及び該室内吹出口(19)を閉鎖するダンパ
(20,21)によって構成されていてもよい。
【0023】上記事項により、暖房運転の際には、室内
送風機によって、室内吸入口から室内ケーシングに室内
空気が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する
際に加熱され、室内吹出口から室内に吹き出される。一
方、逆サイクルデフロスト運転の際には、室内空気また
は天井裏空気のうち温度が高い方のいずれか一方の空気
が吸い込まれ、当該空気は室内熱交換器を通過する際に
冷却され、天井裏吹出口から天井裏空間に吹き出され
る。従って、室内の快適性が維持されることに加え、室
内空気または天井裏空気のうち温度が高い方の空気が熱
源として利用されるので、デフロスト運転の運転時間が
短縮される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】<実施形態1>本実施形態に係る空気調和
装置は、室内機(1)と室外機(2)とが冷媒配管を介して接
続されて成るルームエアコンである。図1に示すよう
に、室内機(1)は天井埋め込み型のユニットで構成さ
れ、天井(9)に形成された開口にはめ込まれて設置され
ている。天井(9)の上側には、当該天井(9)によって室内
空間(11)から仕切られた天井裏空間(12)が形成されてい
る。天井(9)は、照明器具の取付部(図示せず)に隙間
が生じていたり、また、壁等に比べると通気性の高い材
料で形成されている。そのため、暖房運転の際には、室
内の暖かい空気(暖気)が天井裏空間(12)に流入し、天
井裏空間(12)に暖気が滞留することになる。
【0026】室内機(1)のケーシング(13)の内部には、
室内熱交換器(15)及び室内送風機(14)が設けられてい
る。
【0027】ケーシング(13)の一方の側面には、天井裏
空間(12)の空気(天井裏空気)を吸い込むための天井裏
吸入口(18)が形成されている。天井裏吸入口(18)が形成
された側面と反対側の側面には、ケーシング(13)内の空
気を天井裏空間(12)に放出するための天井裏吹出口(19)
が形成されている。ケーシング(13)の下面には、室内空
気を吸入するための室内吸入口(16)と、ケーシング(13)
内の空気を室内空間(11)に供給するための室内吹出口(1
7)とが形成されている。室内吸入口(16)は、天井裏吸入
口(18)の近傍に設けられている。一方、室内吹出口(17)
は、天井裏吹出口(19)の近傍に設けられている。
【0028】ケーシング(13)における天井裏吸入口(18)
と室内吸入口(16)との間の角部には、当該角部を支点と
して回動可能な第1ダンパ(20)が設けられている。第1
ダンパ(20)は、天井裏吸入口(18)及び室内吸入口(16)の
いずれをも選択的に閉鎖できるように、その表面積がこ
れら吸入口(16),(18)よりも大きく形成されている。同
様に、ケーシング(13)における天井裏吹出口(19)と室内
吹出口(17)との間の角部には、当該角部を支点として回
動可能な第2ダンパ(21)が設けられている。第2ダンパ
(21)も、天井裏吹出口(19)及び室内吹出口(17)のいずれ
をも選択的に閉鎖できるように、その表面積がこれら吐
出口(17),(19)よりも大きく形成されている。そして、
これら第1ダンパ(20)及び第2ダンパ(21)により、運転
モードに応じて風路を切り換える風路切換手段(M)が形
成されている。
【0029】図2に示すように、室外機(2)には、圧縮
機(31)、四路切換弁(32)、室外熱交換器(35)、室外送風
機(34)、及び膨張弁(33)が設けられている。圧縮機(3
1)、四路切換弁(32)、室外熱交換器(35)、膨張弁(33)、
及び室内熱交換器(15)により、冷媒循環方向の切換が自
在なヒートポンプ式の冷媒回路(40)が形成されている。
【0030】図3に示すように、冷房運転時には、第1
ダンパ(20)は天井裏吸入口(18)を閉鎖するように鉛直方
向に位置し、第2ダンパ(21)は天井裏吹出口(19)を閉鎖
するように鉛直方向に位置する。その結果、室内吸入口
(16)及び室内吹出口(17)は開口した状態に設定され、室
内吸入口(16)から吸い込まれた室内空気は室内熱交換器
(15)を通過し、室内吹出口(17)から室内空間(11)に吹き
出される。冷媒回路(40)にあっては、四路切換弁(32)が
実線側に設定され、圧縮機(31)から吐出された冷媒は、
室外熱交換器(35)で凝縮し、膨張弁(33)で減圧され、室
内熱交換器(15)において室内空気と熱交換を行って蒸発
し、圧縮機(31)に戻る循環動作を行う。
【0031】暖房運転時においても、図3に示すよう
に、第1ダンパ(20)は天井裏吸入口(18)を閉鎖し、第2
ダンパ(21)は天井裏吹出口(19)を閉鎖する。その結果、
室内吸入口(16)及び室内吹出口(17)は開口状態となり、
室内吸入口(16)から吸い込まれた室内空気は室内熱交換
器(15)を通過し、室内吹出口(17)から室内空間(11)に吹
き出される。冷媒回路(40)にあっては、四路切換弁(32)
は破線側に設定され、圧縮機(31)から吐出された冷媒
は、室内熱交換器(15)において室内空気と熱交換を行っ
て凝縮し、膨張弁(33)で減圧され、室外熱交換器(35)で
蒸発し、圧縮機(31)に戻る循環動作を行う。
【0032】これに対し、室外熱交換器(35)に生じ
た霜を融解するデフロスト運転の際には、冷媒回路(40)
において、四路切換弁(32)は実線側に設定され、圧縮機
(31)から吐出された冷媒は、室外熱交換器(35)で凝縮
し、室外熱交換器(35)の霜を融解する。室外熱交換器(3
5)を流出した冷媒は、膨張弁(33)で減圧され、室内熱交
換器(15)で蒸発する。室内熱交換器(15)を流出した冷媒
は、圧縮機(31)に戻り、再びこのような循環動作を繰り
返す。つまり、逆サイクルデフロスト運転が行われる。
【0033】図4に示すように、室内機(1)では、第1
ダンパ(20)は、天井裏吸入口(18)を開口させると共に室
内吸入口(16)を閉鎖するように、水平位置にまで回動す
る。第2ダンパ(21)は、天井裏吹出口(19)を開口させる
と共に室内吹出口(17)を閉鎖するように、水平位置にま
で回動する。これにより、ケーシング(13)には天井裏吸
入口(18)を通じて天井裏空気が吸い込まれ、当該天井裏
空気は室内熱交換器(15)によって冷却され、デフロスト
のための熱源として利用される。冷却された空気は、天
井裏吹出口(19)を通じて天井裏空間(12)に放出される。
この際、室内空気はケーシング(13)に吸入されることが
なく、また、ケーシング(13)内の空気が室内空間(11)に
吹き出されることもない。
【0034】天井裏空間(12)に放出された空気は、天井
裏空間(12)に滞留している暖気と混合し、その温度が上
昇する。天井裏空間(12)は室内空間(11)よりも圧力が高
くなるため、天井裏空間(12)の空気は天井(9)を通じて
室内空間(11)にゆっくりと供給される。そのため、ケー
シング(13)から天井裏空間(12)に放出された冷却空気
は、天井裏空間(12)の暖気と混合して昇温した後、天井
(9)を通じて室内空間(11)に戻ることになる。
【0035】このように、本実施形態によれば、逆サイ
クルデフロスト運転の際に、室内吹出口(17)が閉鎖され
るので、室内熱交換器(15)によって冷却された空気は、
室内空間(11)に直接吹き出されることがない。また、室
内熱交換器(15)に供給されデフロストのための熱源とし
て利用される空気は、室内空気ではなく天井裏空気であ
るので、室内の暖気が奪われることがない。そのため、
逆サイクルデフロスト運転を行っているにもかかわら
ず、室内の快適性を維持することができる。
【0036】<実施形態2>図5に示すように、実施形
態2に係る空気調和装置は、逆サイクルデフロスト運転
の際に、ケーシング(13b)内に室内空気を吸い込み、当
該空気を室内熱交換器(15)によって冷却した後、天井裏
空間(12)に放出するものである。以下の説明では、実施
形態1と同様の部分には同様の符号を付し、その説明は
省略する。
【0037】本実施形態では、室内機(1)のケーシング
(13b)には、室内吸入口(16)、室内吹出口(17)及び天井
裏吹出口(19)が形成されている。室内吹出口(17)と天井
裏吹出口(19)との間の隅部には、室内吹出口(17)または
天井裏吹出口(19)を選択的に閉鎖するダンパ(21)が設け
られている。
【0038】冷房運転または暖房運転の際には、ダンパ
(21)によって天井裏吹出口(19)が閉鎖されると共に室内
吹出口(17)が開口される。そして、室内吸入口(16)から
室内空気がケーシング(13b)に吸い込まれ、当該空気は
室内熱交換器(15)によって冷却または加熱される。この
空気は、室内吹出口(17)を通じて室内空間(11)に吹き出
される。これにより、室内の冷房または暖房が行われ
る。
【0039】一方、逆サイクルデフロスト運転の際に
は、ダンパ(21)によって天井裏吹出口(19)が開口される
と共に室内吹出口(17)が閉鎖される。そして、室内吸入
口(16)から室内空気がケーシング(13b)に吸い込まれ、
当該空気は室内熱交換器(15)によって冷却され、デフロ
ストのための熱源として利用される。冷却された空気
は、天井裏吹出口(19)を通じて天井裏空間(12)に放出さ
れる。
【0040】このように、実施形態2においても、逆サ
イクルデフロスト運転の際に、室内吹出口(17)が閉鎖さ
れるので、室内熱交換器(15)によって冷却された空気は
室内空間(11)に直接吹き出されることがない。そのた
め、室内の快適性を維持することができる。
【0041】<実施形態3>図6に示すように、実施形
態3に係る空気調和装置は、実施形態2を2方向吹きの
天井埋め込み型ユニットに応用したものである。
【0042】ケーシング(13c)の下面の中央部には室内
吸入口(16)が形成され、室内吸入口(16)の両側には第1
及び第2室内吹出口(17A),(17B)が形成されている。ケ
ーシング(13c)における第1室内吹出口(17A)の近傍の側
面には、第1天井裏吹出口(19A)が形成されている。ケ
ーシング(13c)における第2室内吹出口(17B)の近傍の側
面には、第2天井裏吹出口(19B)が形成されている。つ
まり、本実施形態では、ケーシング(13c)の両側面に、
2つの天井裏吹出口(19A),(19B)が設けられている。
【0043】第1室内吹出口(17A)と第1天井裏吹出口
(19A)との隅部には、第1ダンパ(23A)が設けられてい
る。この第1ダンパ(23A)は、第1室内吹出口(17A)また
は第1天井裏吹出口(19A)のいずれか一方を選択的に閉
鎖するダンパである。第2室内吹出口(17B)と第2天井
裏吹出口(19B)との隅部には、第2ダンパ(23B)が設けら
れている。この第2ダンパ(23B)は、第2室内吹出口(17
B)または第2天井裏吹出口(19B)のいずれか一方を選択
的に閉鎖するダンパである。
【0044】ケーシング(13c)内の中央部には室内送風
機(14)が設けられ、この室内送風機(14)の両側に第1及
び第2室内熱交換器(15A),(15B)がそれぞれ設けられて
いる。
【0045】冷房運転または暖房運転の際には、第1ダ
ンパ(23A)によって第1室内吹出口(17A)が開口されると
共に第1天井裏吹出口(19A)が閉鎖され、第2ダンパ(23
B)によって第2室内吹出口(17B)が開口されると共に第
2天井裏吹出口(19B)が閉鎖される。そして、室内空気
は室内吸入口(16)からケーシング(13c)内に吸い込ま
れ、第1及び第2室内熱交換器(15A),(15B)によって冷
却または加熱され、第1及び第2室内吹出口(17A),(17
B)から室内空間(11)に吹き出される。これにより、室内
の冷房または暖房が行われる。
【0046】一方、逆サイクルデフロスト運転の際に
は、第1ダンパ(23A)によって第1天井裏吹出口(19A)が
開口されると共に第1室内吹出口(17A)が閉鎖され、第
2ダンパ(23B)によって第2天井裏吹出口(19B)が開口さ
れると共に第2室内吹出口(17B)が閉鎖される。つま
り、第1及び第2天井裏吹出口(19A),(19B)の双方が開
口されると共に、第1及び第2室内吹出口(17A),(17B)
の双方が閉鎖される。そして、室内吸入口(16)から室内
空気がケーシング(13c)内に吸い込まれ、当該空気は第
1及び第2室内熱交換器(15A),(15B)によって冷却さ
れ、デフロストのための熱源として利用される。冷却さ
れた空気は、第1及び第2天井裏吹出口(19A),(19B)を
通じて天井裏空間(12)に放出される。
【0047】このように、実施形態3においても、逆サ
イクルデフロスト運転の際に室内吹出口(17A),(17B)が
閉鎖されるので、室内熱交換器(15A),(15B)によって冷
却された空気は室内空間(11)に直接吹き出されることが
ない。そのため、室内の快適性を維持することができ
る。
【0048】なお、図7に示すように、実施形態2を4
方向吹きの天井埋め込み型ユニットに応用することも勿
論可能である。天井裏吸入口及び天井裏吹出口は、室内
吹出口(17A),(17B),…に対応するようにそれぞれ4つづ
つ設けてもよく、また、それぞれ2つまたは3つづつ設
けてもよい。
【0049】<実施形態4>図8に示すように、実施形
態4に係る空気調和装置は、逆サイクルデフロスト運転
の際に、ケーシング(13)内に室内空気及び天井裏空気の
双方を吸い込み、当該空気を室内熱交換器(15)によって
冷却した後、天井裏空間(12)に放出するものである。本
実施形態の室内機(1)の構成は、実施形態1と同様であ
る。
【0050】冷房運転または暖房運転の際には、実施形
態1と同様、第1ダンパ(20)によって天井裏吸入口(18)
が閉鎖され、第2ダンパ(21)によって天井裏吹出口(19)
が閉鎖される。そして、実施形態1と同様にして、室内
の冷房または暖房が実行される。
【0051】逆サイクルデフロスト運転の際には、図8
に示すように、第1ダンパ(20)は傾斜した位置に回動
し、室内吸入口(16)及び天井裏吸入口(18)の双方が開口
される。第2ダンパ(21)は水平位置に回動し、天井裏吹
出口(19)が開口されると共に室内吹出口(17)は閉鎖され
る。そして、ケーシング(13)には室内空気及び天井裏空
気の双方が吸い込まれる。これら室内空気及び天井裏空
気は、室内熱交換器(15)によって冷却され、デフロスト
のための熱源として利用された後、天井裏吹出口(19)を
通じて天井裏空間(12)に放出される。
【0052】このように、実施形態4においても、逆サ
イクルデフロスト運転の際に、室内吹出口(17)が閉鎖さ
れるので、室内熱交換器(15)によって冷却された空気は
室内空間(11)に直接吹き出されることがない。また、天
井裏空間(12)の暖気をデフロストの熱源として利用する
ので、その分、デフロストの熱源として必要な室内空気
の量が減少する。そのため、室内の快適性を向上させる
ことができる。
【0053】<実施形態5>図9に示すように、実施形
態5に係る空気調和装置は、2方向吹きの天井埋め込み
型ユニットにおいて、逆サイクルデフロスト運転の際に
室内空気及び天井裏空気の双方を吸い込むこととしたも
のである。
【0054】本実施形態に係る室内機(1)の構成は、実
施形態3の室内機とほぼ同様であるが、本実施形態では
実施形態3と異なり、ケーシング(13f)の上面に天井裏
吸入口(30)が形成されている。また、本実施形態の室内
機(1)には、第1及び第2ダンパ(23A),(23B)に加え、天
井裏吸入口(30)を開閉する第3ダンパ(28)が設けられて
いる。
【0055】冷房運転または暖房運転の際には、第1〜
第3ダンパ(23A),(23B),(28)によって、第1〜第3天井
裏吹出口(19A),(19B),(30)が閉鎖される。そして、ケー
シング(13f)内には室内空気が吸い込まれ、当該室内空
気は第1及び第2室内熱交換器(15A),(15B)によって冷
却または加熱され、第1及び第2室内吹出口(17A),(17
B)から室内に吹き出される。
【0056】一方、逆サイクルデフロスト運転の際に
は、第1及び第2ダンパ(23A),(23B)によって第1及び
第2室内吹出口(17A),(17B)が閉鎖されると共に、第1
及び第2天井裏吹出口(19A),(19B)が開口される。ま
た、第3ダンパ(28)が開いて、天井裏吸入口(30)が開口
される。そして、ケーシング(13f)内には、室内吸入口
(16)から室内空気が吸い込まれ、天井裏吸入口(30)から
天井裏空気が吸い込まれる。これら室内空気及び天井裏
空気は、第1及び第2室内熱交換器(15A),(15B)によっ
て冷却された後、第1及び第2天井裏吹出口(19A),(19
B)を通じて天井裏空間(12)に放出される。
【0057】このように、実施形態5においても、逆サ
イクルデフロスト運転の際に、室内吹出口(17A),(17B)
が閉鎖されるので、室内熱交換器(15A),(15B)によって
冷却された空気は室内空間(11)に直接吹き出されること
がない。また、天井裏空間(12)の暖気をデフロストの熱
源として利用するので、その分、デフロストの熱源とし
て必要な室内空気の量が減少する。そのため、室内の快
適性を向上させることができる。
【0058】<実施形態6>実施形態6に係る空気調和
装置は、逆サイクルデフロスト運転の際に、室内空気ま
たは天井裏空気のうちの温度の高い方を、ケーシング(1
3)に吸い込むこととしたものである。図10に示すよう
に、本実施形態の室内機は、実施形態1の室内機に対
し、室内空気温度を検出する室内温度センサ(37)と、天
井裏空気温度を検出する天井裏温度センサ(36)とを設け
たものである。
【0059】逆サイクルデフロスト運転の際には、第2
ダンパ(21)によって天井裏吹出口(19)が開口されると共
に室内吹出口(17)が閉鎖される。一方、第1ダンパ(20)
の位置は、室内空気と天井裏空気との温度に応じて、以
下のように適宜設定される。つまり、室内空気温度が天
井裏空気温度以上である場合には、第1ダンパ(20)は垂
直位置に設定され、室内吸入口(16)が開口されると共に
天井裏吸入口(18)が閉鎖される。これにより、ケーシン
グ(13)内には室内空気が吸い込まれる。一方、室内空気
温度が天井裏空気温度よりも低い場合には、第1ダンパ
(20)は水平位置に設定され、天井裏吸入口(18)が開口さ
れると共に室内吸入口(16)が閉鎖される。これにより、
ケーシング(13)内には天井裏空気が吸い込まれる。
【0060】従って、本実施形態によれば、デフロスト
のための熱源として、室内空気または天井裏空気のうち
の温度の高い方の空気を利用するので、デフロスト時間
を短縮することができる。そのため、暖房運転を早期に
再開することができるので、室内の快適性が向上する。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、逆サイ
クルデフロスト運転の際に、デフロストの熱源として利
用されて冷却された空気は、室内に向かって直接供給さ
れることがない。そのため、室内の快適性を損なわない
ように逆サイクルデフロスト運転を実行することが可能
となる。
【0062】天井裏空間に滞留する暖気をデフロストの
熱源として利用することにより、熱源として必要な室内
空気の量を減少または零にすることができる。そのた
め、室内温度の低下を抑制することができ、室内の快適
性を維持することができる。
【0063】暖房運転の際には、室内熱交換器によって
加熱された空気を室内に供給する一方、逆サイクルデフ
ロスト運転の際には、室内熱交換器によって冷却された
空気を天井裏空間に放出するように風路を切り換える風
路切換手段を備えることにより、室内の快適性の向上を
簡易な構成に基づいて実現することができる。
【0064】逆サイクルデフロスト運転の際に、デフロ
ストの熱源として、室内空気または天井裏空気のうち温
度が高い方の空気を利用することにより、デフロスト運
転の運転時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る室内機の構成図である。
【図2】空気調和装置の冷媒回路図である。
【図3】冷房運転または暖房運転時の空気の流れを示す
図1相当図である。
【図4】逆サイクルデフロスト運転時の空気の流れを示
す図1相当図である。
【図5】実施形態2に係る室内機の構成図である。
【図6】実施形態3に係る室内機の構成図である。
【図7】実施形態3の変形例の構成図である。
【図8】実施形態4に係る室内機の構成図である。
【図9】実施形態5に係る室内機の構成図である。
【図10】実施形態6に係る室内機の構成図である。
【符号の説明】
(1) 室内機 (9) 天井 (11) 室内空間 (12) 天井裏空間 (13) ケーシング (14) 室内送風機 (15) 室内熱交換器 (16) 室内吸入口 (17) 室内吹出口 (18) 天井裏吸入口 (19) 天井裏吹出口 (20),(21) ダンパ
フロントページの続き (72)発明者 山下 泰 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 佐藤 義和 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L049 BB01 BB10 BB11 BC01 3L051 BG06 BH01 BJ10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも室内熱交換器(15)及び室外熱
    交換器(35)を備えた空気調和装置であって、 上記室外熱交換器(35)の除霜のための逆サイクルデフロ
    スト運転の際に、上記室内熱交換器(15)で冷却された空
    気を天井裏空間(12)に放出する空気調和装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも室内熱交換器(15)及び室外熱
    交換器(35)を備えた空気調和装置であって、 上記室外熱交換器(35)の除霜のための逆サイクルデフロ
    スト運転の際に、天井裏空間(12)内の暖気の一部または
    全部を熱源として利用する空気調和装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも室内熱交換器(15)及び室外熱
    交換器(35)を備えた空気調和装置であって、 暖房運転の際には、上記室内熱交換器(15)によって加熱
    された空気を室内(11)に供給する一方、上記室外熱交換
    器(35)の除霜のための逆サイクルデフロスト運転の際に
    は、該室内熱交換器(15)によって冷却された空気を天井
    裏空間(12)に放出するように風路を切り換える風路切換
    手段(M)を備えている空気調和装置。
  4. 【請求項4】 室内(11)に臨む室内吸入口(16)及び室内
    吹出口(17)と、天井裏空間(12)に臨む天井裏吸入口(18)
    及び天井裏吹出口(19)とが形成された室内ケーシング(1
    3)と、 上記室内ケーシング(13)内に設けられた室内送風機(14)
    とを備え、 室内熱交換器(15)は、上記室内ケーシング(13)内に設け
    られ、 風路切換手段(M)は、暖房運転の際には、上記室内吸入
    口(16)及び上記室内吹出口(17)を開口させると共に上記
    天井裏吸入口(18)及び上記天井裏吹出口(19)を閉鎖し、
    逆サイクルデフロスト運転の際には、該天井裏吸入口(1
    8)及び該天井裏吹出口(19)を開口させると共に該室内吸
    入口(16)及び該室内吹出口(17)を閉鎖するダンパ(20,2
    1)によって構成されている請求項3に記載の空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 室内(11)に臨む室内吸入口(16)及び室内
    吹出口(17,17A,17B)と、天井裏空間(12)に臨む天井裏吹
    出口(19,19A,19B)とが形成された室内ケーシング(13b,1
    3c,13d)と、 上記室内ケーシング(13b,13c,13d)内に設けられた室内
    送風機(14)とを備え、 室内熱交換器(15,15A,15B)は、上記室内ケーシング(13
    b,13c,13d)内に設けられ、 風路切換手段(M)は、暖房運転の際には、上記室内吹出
    口(17,17A,17B)を開口させると共に上記天井裏吹出口(1
    9,19A,19B)を閉鎖し、逆サイクルデフロスト運転の際に
    は、該天井裏吹出口(19,19A,19B)を開口させると共に該
    室内吹出口(17,17A,17B)を閉鎖するダンパ(21,23A,23B,
    24A,24B)によって構成されている請求項3に記載の空気
    調和装置。
  6. 【請求項6】 室内(11)に臨む室内吸入口(16)及び室内
    吹出口(17,17A,17B)と、天井裏空間(12)に臨む天井裏吸
    入口(18,30)及び天井裏吹出口(19,19A,19B)とが形成さ
    れた室内ケーシング(13,13f)と、 上記室内ケーシング(13,13f)内に設けられた室内送風機
    (14)とを備え、 室内熱交換器(15,15A,15B)は、上記室内ケーシング(13,
    13f)内に設けられ、 風路切換手段(M)は、暖房運転の際には、上記室内吹出
    口(17,17A,17B)を開口させると共に上記天井裏吸入口(1
    8,30)及び上記天井裏吹出口(19,19A,19B)を閉鎖し、逆
    サイクルデフロスト運転の際には、該天井裏吸入口(18,
    30)及び該天井裏吹出口(19,19A,19B)を開口させると共
    に該室内吹出口(17,17A,17B)を閉鎖するダンパ(20,23A,
    23B,28)によって構成されている請求項3に記載の空気
    調和装置。
  7. 【請求項7】 室内(11)に臨む室内吸入口(16)及び室内
    吹出口(17)と、天井裏空間(12)に臨む天井裏吸入口(18)
    及び天井裏吹出口(19)とが形成された室内ケーシング(1
    3)と、 上記室内ケーシング(13)内に設けられた室内送風機(14)
    と、 室内空気温度と天井裏空気温度との大小関係を検出する
    温度検出手段(36,37)とを備え、 室内熱交換器(15)は、上記室内ケーシング(13)内に設け
    られ、 風路切換手段(M)は、暖房運転の際に、上記室内吸入口
    (16)及び上記室内吹出口(17)を開口させると共に上記天
    井裏吸入口(18)及び上記天井裏吹出口(19)を閉鎖し、逆
    サイクルデフロスト運転の際に、室内空気温度が天井裏
    空気温度以上のときには該室内吸入口(16)及び該天井裏
    吹出口(19)を開口させると共に該天井裏吸入口(18)及び
    該室内吹出口(17)を閉鎖し、室内空気温度が天井裏空気
    温度よりも低いときには該天井裏吸入口(18)及び該天井
    裏吹出口(19)を開口させると共に該室内吸入口(16)及び
    該室内吹出口(17)を閉鎖するダンパ(20,21)によって構
    成されている請求項3に記載の空気調和装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327703A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内ユニット
JP2013204837A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fujitsu General Ltd 空気調和機
WO2014068833A1 (ja) 2012-10-31 2014-05-08 ダイキン工業株式会社 空気調和装置

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JP2013204837A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fujitsu General Ltd 空気調和機
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