JP2000312473A - 電源装置 - Google Patents
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】容易な制御で効率を改善したバックコンバータ
を提供する。 【解決手段】直流電源Vinとスイッチング素子Q0、
インダクタL0及びダイオードD0よりなるバックコン
バータにおいて、スイッチング素子Q0の両端電圧を検
出し、スイッチング素子Q0がオフの期間中、両端電圧
が極小となるタイミングでスイッチング素子Q0をター
ンオンするように制御する。また、補助電圧源を設け
て、スイッチング素子Q0がオンしたときに流れるイン
ダクタ電流と逆極性のインダクタ電流が、スイッチング
素子Q0がオフしたときに、補助電圧源と、スイッチン
グ素子Q0と、インダクタL0とを含む閉ループに流れ
るように構成する。補助電圧源の電圧は直流電源からの
入力電圧の略半分の電圧に設定する。
を提供する。 【解決手段】直流電源Vinとスイッチング素子Q0、
インダクタL0及びダイオードD0よりなるバックコン
バータにおいて、スイッチング素子Q0の両端電圧を検
出し、スイッチング素子Q0がオフの期間中、両端電圧
が極小となるタイミングでスイッチング素子Q0をター
ンオンするように制御する。また、補助電圧源を設け
て、スイッチング素子Q0がオンしたときに流れるイン
ダクタ電流と逆極性のインダクタ電流が、スイッチング
素子Q0がオフしたときに、補助電圧源と、スイッチン
グ素子Q0と、インダクタL0とを含む閉ループに流れ
るように構成する。補助電圧源の電圧は直流電源からの
入力電圧の略半分の電圧に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力電源電圧を降圧
して出力するバックコンバータの構成を有する電源装置
に関するものであり、特に商用交流電源に接続して使用
する用途に適するものである。
して出力するバックコンバータの構成を有する電源装置
に関するものであり、特に商用交流電源に接続して使用
する用途に適するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置の回路図を図12に示
す。以下、その回路構成を説明する。入力直流電源Vi
nの正極にスイッチング素子Q0の一端を接続し、スイ
ッチング素子Q0の他端をインダクタL0の一端に接続
し、インダクタL0の他端を平滑コンデンサ等の出力電
源Voutの正極に接続し、入力直流電源Vinの負極
と出力電源Voutの負極にダイオードD0のアノード
を接続し、ダイオードD0のカソードをスイッチング素
子Q0とインダクタL0の接続点に接続したものであ
る。この回路は、入力電源電圧を降圧して出力するバッ
クコンバータであり、降圧チョッパ回路とも呼ばれる。
す。以下、その回路構成を説明する。入力直流電源Vi
nの正極にスイッチング素子Q0の一端を接続し、スイ
ッチング素子Q0の他端をインダクタL0の一端に接続
し、インダクタL0の他端を平滑コンデンサ等の出力電
源Voutの正極に接続し、入力直流電源Vinの負極
と出力電源Voutの負極にダイオードD0のアノード
を接続し、ダイオードD0のカソードをスイッチング素
子Q0とインダクタL0の接続点に接続したものであ
る。この回路は、入力電源電圧を降圧して出力するバッ
クコンバータであり、降圧チョッパ回路とも呼ばれる。
【0003】スイッチング素子Q0は図示しない制御回
路によりオン・オフ制御される。この制御回路は、イン
ダクタL0の電流検出手段を有しているものとする。イ
ンダクタL0の電流検出手段はゼロ電流検出手段として
機能し、インダクタ電流が0になると、ゼロ電流検出信
号を発生する。この信号により、スイッチング素子Q0
の駆動信号発生回路の出力信号が立ち上がり、スイッチ
ング素子Q0をオンする。駆動信号発生回路は、所望の
出力に応じた幅の駆動信号を出力する。駆動信号が終了
し、スイッチング素子Q0がオフするとインダクタ電流
の減少が始まる。インダクタ電流がゼロに戻ると、上記
と同様に再度スイッチング素子Q0がオンする。このこ
とによって、インダクタL0の利用率が最適化され、効
率が向上する。
路によりオン・オフ制御される。この制御回路は、イン
ダクタL0の電流検出手段を有しているものとする。イ
ンダクタL0の電流検出手段はゼロ電流検出手段として
機能し、インダクタ電流が0になると、ゼロ電流検出信
号を発生する。この信号により、スイッチング素子Q0
の駆動信号発生回路の出力信号が立ち上がり、スイッチ
ング素子Q0をオンする。駆動信号発生回路は、所望の
出力に応じた幅の駆動信号を出力する。駆動信号が終了
し、スイッチング素子Q0がオフするとインダクタ電流
の減少が始まる。インダクタ電流がゼロに戻ると、上記
と同様に再度スイッチング素子Q0がオンする。このこ
とによって、インダクタL0の利用率が最適化され、効
率が向上する。
【0004】上述のゼロ電流検出手段は、スイッチング
素子Q0がオフの期間におけるインダクタ電流と同等若
しくはこれに比例する信号を検出する手段と、電圧比較
器とから構成され、インダクタ電流が一定電流以下にな
った場合にゼロ電流検出信号を出力する。簡易な一例と
しては、図12の×印の箇所に小抵抗を挿入し、その両
端電圧がゼロボルトになったときにゼロ電流検出信号を
出力するように構成する手法がある。
素子Q0がオフの期間におけるインダクタ電流と同等若
しくはこれに比例する信号を検出する手段と、電圧比較
器とから構成され、インダクタ電流が一定電流以下にな
った場合にゼロ電流検出信号を出力する。簡易な一例と
しては、図12の×印の箇所に小抵抗を挿入し、その両
端電圧がゼロボルトになったときにゼロ電流検出信号を
出力するように構成する手法がある。
【0005】ところで、入力電源Vinが商用交流電源
を全波整流した脈動電圧である場合、上述の制御回路の
動作は、入力電源Vinからの流入電流に応じて、イン
ダクタ電流の放出区間が変化する動作となる。全波整流
出力の谷部ではインダクタ電流の放出区間が短くなり、
同じく全波整流出力の山部ではインダクタ電流の放出区
間が長くなる。このため、電源位相に応じてスイッチン
グの一周期は変化する。一方、スイッチング素子Q0の
オン期間は、電源位相に関係なく一定である。したがっ
て、スイッチングサイクル中のインダクタ電流のピーク
値は、図8に示すように、電源電圧の瞬時値に比例して
変化する。すなわち、インダクタ電流のピーク値のエン
べロープは正弦波状になる。インダクタ電流の休止区間
は無いので、1スイッチングサイクル中の平均電流は、
ピーク値の1/2となる。従って、入力電流は正弦波状
となって、力率改善回路として作用する。
を全波整流した脈動電圧である場合、上述の制御回路の
動作は、入力電源Vinからの流入電流に応じて、イン
ダクタ電流の放出区間が変化する動作となる。全波整流
出力の谷部ではインダクタ電流の放出区間が短くなり、
同じく全波整流出力の山部ではインダクタ電流の放出区
間が長くなる。このため、電源位相に応じてスイッチン
グの一周期は変化する。一方、スイッチング素子Q0の
オン期間は、電源位相に関係なく一定である。したがっ
て、スイッチングサイクル中のインダクタ電流のピーク
値は、図8に示すように、電源電圧の瞬時値に比例して
変化する。すなわち、インダクタ電流のピーク値のエン
べロープは正弦波状になる。インダクタ電流の休止区間
は無いので、1スイッチングサイクル中の平均電流は、
ピーク値の1/2となる。従って、入力電流は正弦波状
となって、力率改善回路として作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例においては、イ
ンダクタ電流がゼロになった瞬間にスイッチング素子Q
0をターンオンさせる臨界モード制御の機能を有してい
るので、インダクタ電流のピーク値を抑えると共に、タ
ーンオフ時の損失を低減する効果がある。しかしなが
ら、ターンオン時については、スイッチング素子Q0の
両端の容量成分に入力電圧Vinが充電された状態でス
イッチング素子Q0がターンオンすることになるので、
スイッチング素子Q0の両端の電荷の短絡消費による損
失が生じる。特に小電力用の高周波スイッチングを行う
コンバータにおいては、このターンオン時の損失の比重
が大きくなるという課題があった。
ンダクタ電流がゼロになった瞬間にスイッチング素子Q
0をターンオンさせる臨界モード制御の機能を有してい
るので、インダクタ電流のピーク値を抑えると共に、タ
ーンオフ時の損失を低減する効果がある。しかしなが
ら、ターンオン時については、スイッチング素子Q0の
両端の容量成分に入力電圧Vinが充電された状態でス
イッチング素子Q0がターンオンすることになるので、
スイッチング素子Q0の両端の電荷の短絡消費による損
失が生じる。特に小電力用の高周波スイッチングを行う
コンバータにおいては、このターンオン時の損失の比重
が大きくなるという課題があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、臨界モード制御の
バックコンバータにおいて、容易な制御で、高効率の電
源装置を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、臨界モード制御の
バックコンバータにおいて、容易な制御で、高効率の電
源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、図1に示すように、直流電源V
inと、この直流電源Vinに直列接続されたスイッチ
ング素子Q0と、前記直流電源Vinとスイッチング素
子Q0の直列回路に逆並列に接続される整流素子D0
と、一端を前記整流素子D0の一端に接続されたインダ
クタL0と、該インダクタL0の他端と前記整流素子D
0の他端の間に接続される負荷回路とからなり、前記ス
イッチング素子Q0のオン・オフ動作により、前記直流
電源Vinの電圧を降圧した電圧を負荷回路に供給する
ようにしたバックコンバータにおいて、前記スイッチン
グ素子Q0の両端電圧を検出する手段と、前記スイッチ
ング素子Q0がオフの期間中、両端電圧が極小となるタ
イミングで前記スイッチング素子Q0をターンオンする
ように制御する手段とを有することを特徴とするもので
ある。これにより、スイッチング素子Q0のターンオン
時の短絡損失を抑制することができる。
課題を解決するために、図1に示すように、直流電源V
inと、この直流電源Vinに直列接続されたスイッチ
ング素子Q0と、前記直流電源Vinとスイッチング素
子Q0の直列回路に逆並列に接続される整流素子D0
と、一端を前記整流素子D0の一端に接続されたインダ
クタL0と、該インダクタL0の他端と前記整流素子D
0の他端の間に接続される負荷回路とからなり、前記ス
イッチング素子Q0のオン・オフ動作により、前記直流
電源Vinの電圧を降圧した電圧を負荷回路に供給する
ようにしたバックコンバータにおいて、前記スイッチン
グ素子Q0の両端電圧を検出する手段と、前記スイッチ
ング素子Q0がオフの期間中、両端電圧が極小となるタ
イミングで前記スイッチング素子Q0をターンオンする
ように制御する手段とを有することを特徴とするもので
ある。これにより、スイッチング素子Q0のターンオン
時の短絡損失を抑制することができる。
【0009】また、図3,図4に示すように、キャパシ
タC1,C2などで構成された補助電圧源Vauxを設
けて、前記スイッチング素子Q0がオンしたときに流れ
るインダクタ電流と逆極性のインダクタ電流が、前記ス
イッチング素子Q0がオフしたときに、少なくとも前記
補助電圧源Vauxと、前記スイッチング素子Q0と、
前記インダクタL0とを含む閉ループに流れるように構
成することが好ましい。補助電圧源Vauxとしてのキ
ャパシタC1,C2と負荷回路Loadの間には、図示
されたように、ダイオードD1,D2を直列に接続し、
その接続点にバックコンバータの出力を接続すれば、イ
ンダクタL0を負方向に流れる共振電流は、負荷回路L
oadを通らずに、補助電圧源としてのキャパシタC
1,C2を通って流れる。したがって、補助電圧源とし
てのキャパシタC1,C2の電圧を、バックコンバータ
の入力電圧の1/2倍の近傍に設定しておけば、最適の
共振条件が常に維持されることになる。このキャパシタ
C1,C2には、コンバータを構成するインダクタL0
の二次巻線Lsから整流素子D3,D4を介して電荷が
供給されるようにすれば良い。
タC1,C2などで構成された補助電圧源Vauxを設
けて、前記スイッチング素子Q0がオンしたときに流れ
るインダクタ電流と逆極性のインダクタ電流が、前記ス
イッチング素子Q0がオフしたときに、少なくとも前記
補助電圧源Vauxと、前記スイッチング素子Q0と、
前記インダクタL0とを含む閉ループに流れるように構
成することが好ましい。補助電圧源Vauxとしてのキ
ャパシタC1,C2と負荷回路Loadの間には、図示
されたように、ダイオードD1,D2を直列に接続し、
その接続点にバックコンバータの出力を接続すれば、イ
ンダクタL0を負方向に流れる共振電流は、負荷回路L
oadを通らずに、補助電圧源としてのキャパシタC
1,C2を通って流れる。したがって、補助電圧源とし
てのキャパシタC1,C2の電圧を、バックコンバータ
の入力電圧の1/2倍の近傍に設定しておけば、最適の
共振条件が常に維持されることになる。このキャパシタ
C1,C2には、コンバータを構成するインダクタL0
の二次巻線Lsから整流素子D3,D4を介して電荷が
供給されるようにすれば良い。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の実施例1を
図1に示す。この実施例は、図12に示すバックコンバ
ータを改良したものであり、スイッチング素子Q0の両
端には、小容量のキャパシタC0が並列に接続されてい
る。また、制御回路CNTは、スイッチング素子Q0の
両端電圧を直接若しくは間接的に検出する手段を有し、
スイッチング素子Q0がオフの期間中、両端電圧が極小
となるタイミングでスイッチング素子Q0をターンオン
するように構成されている。
図1に示す。この実施例は、図12に示すバックコンバ
ータを改良したものであり、スイッチング素子Q0の両
端には、小容量のキャパシタC0が並列に接続されてい
る。また、制御回路CNTは、スイッチング素子Q0の
両端電圧を直接若しくは間接的に検出する手段を有し、
スイッチング素子Q0がオフの期間中、両端電圧が極小
となるタイミングでスイッチング素子Q0をターンオン
するように構成されている。
【0011】この実施例では、インダクタL0の電流
は、通常のバックコンバータと同様に作用する電流が正
方向に流れる期間と、本回路の特徴である主スイッチン
グ素子Q0のターンオン時にゼロボルトスイッチングを
行うための共振的な電流が負方向に流れる期間とがあ
る。この共振的な負方向の電流によって、スイッチング
素子Q0の出力容量、及び、並列に接続されたキャパシ
タC0に蓄積された電荷を放出することにより、スイッ
チング素子Q0のターンオン時の短絡損失を抑制するこ
とができ、従来の臨界モード制御(スイッチング素子が
オフの期間のインダクタ電流がゼロに戻ると同時にスイ
ッチング素子をオンすることにより、インダクタ電流の
休止区間を無くし、ピーク電流を抑制する手法で、境界
電流モードとも呼ばれる)のコンバータに比して、回路
効率を向上させることが出来る。
は、通常のバックコンバータと同様に作用する電流が正
方向に流れる期間と、本回路の特徴である主スイッチン
グ素子Q0のターンオン時にゼロボルトスイッチングを
行うための共振的な電流が負方向に流れる期間とがあ
る。この共振的な負方向の電流によって、スイッチング
素子Q0の出力容量、及び、並列に接続されたキャパシ
タC0に蓄積された電荷を放出することにより、スイッ
チング素子Q0のターンオン時の短絡損失を抑制するこ
とができ、従来の臨界モード制御(スイッチング素子が
オフの期間のインダクタ電流がゼロに戻ると同時にスイ
ッチング素子をオンすることにより、インダクタ電流の
休止区間を無くし、ピーク電流を抑制する手法で、境界
電流モードとも呼ばれる)のコンバータに比して、回路
効率を向上させることが出来る。
【0012】図1の回路動作を図2に示す。図中の
(a)〜(e)はスイッチング素子Q0の一周期の動作
を示しており、回路図中の太い線は電流の流れる経路を
示している。以下、図2の(a)〜(e)の各期間の動
作について詳述する。まず、期間(a)では、スイッチ
ング素子Q0がオンであり、インダクタL0の電流は略
直線的に増加する。この期間は通常のバックコンバータ
の充電期間に相当する。この状態では、入力電源Vin
から供給されたエネルギーがインダクタL0に蓄積され
ると共に、負荷回路にも電流が流れる。このとき、スイ
ッチング素子Q0がオンしているので、スイッチング素
子Q0の両端電圧は当然ゼロである。
(a)〜(e)はスイッチング素子Q0の一周期の動作
を示しており、回路図中の太い線は電流の流れる経路を
示している。以下、図2の(a)〜(e)の各期間の動
作について詳述する。まず、期間(a)では、スイッチ
ング素子Q0がオンであり、インダクタL0の電流は略
直線的に増加する。この期間は通常のバックコンバータ
の充電期間に相当する。この状態では、入力電源Vin
から供給されたエネルギーがインダクタL0に蓄積され
ると共に、負荷回路にも電流が流れる。このとき、スイ
ッチング素子Q0がオンしているので、スイッチング素
子Q0の両端電圧は当然ゼロである。
【0013】次に、期間(b)では、スイッチング素子
Q0はオフ、ダイオードD0もオフであり、スイッチン
グ素子Q0の両端に並列接続されたキャパシタC0が充
電される。この期間では、スイッチング素子Q0の寄生
容量、及び、並列に接続されたキャパシタC0の電荷を
蓄積しながら、スイッチング素子Q0の両端電圧は上昇
して行く。
Q0はオフ、ダイオードD0もオフであり、スイッチン
グ素子Q0の両端に並列接続されたキャパシタC0が充
電される。この期間では、スイッチング素子Q0の寄生
容量、及び、並列に接続されたキャパシタC0の電荷を
蓄積しながら、スイッチング素子Q0の両端電圧は上昇
して行く。
【0014】次に、期間(c)では、スイッチング素子
Q0はオフ、ダイオードD0はオンであり、負荷回路に
電流が流れる。この期間は通常のバックコンバータの放
電期間に相当する。この状態では、インダクタL0に蓄
積されたエネルギーが負荷に対して放出される。この期
間のスイッチング素子Q0の両端電圧は、入力電圧に一
致する。
Q0はオフ、ダイオードD0はオンであり、負荷回路に
電流が流れる。この期間は通常のバックコンバータの放
電期間に相当する。この状態では、インダクタL0に蓄
積されたエネルギーが負荷に対して放出される。この期
間のスイッチング素子Q0の両端電圧は、入力電圧に一
致する。
【0015】次に、期間(d)では、スイッチング素子
Q0はオフ、ダイオードD0もオフであり、スイッチン
グ素子Q0の両端のキャパシタC0を電源として、イン
ダクタL0と共振的に入力電源Vinに対して帰還が生
じる。すなわち、インダクタL0の正方向の電流の負荷
Loadへの放出が終了し、インダクタL0のエネルギ
が一旦無くなると、スイッチング素子Q0の寄生容量、
及び、並列に接続されたキャパシタC0に入力電圧まで
蓄積された電荷をエネルギー源として、インダクタL0
との共振が生じ、入力電源Vinに帰還する電流が発生
する。この時、スイッチング素子Q0の両端電圧は、共
振的に低下して行く。
Q0はオフ、ダイオードD0もオフであり、スイッチン
グ素子Q0の両端のキャパシタC0を電源として、イン
ダクタL0と共振的に入力電源Vinに対して帰還が生
じる。すなわち、インダクタL0の正方向の電流の負荷
Loadへの放出が終了し、インダクタL0のエネルギ
が一旦無くなると、スイッチング素子Q0の寄生容量、
及び、並列に接続されたキャパシタC0に入力電圧まで
蓄積された電荷をエネルギー源として、インダクタL0
との共振が生じ、入力電源Vinに帰還する電流が発生
する。この時、スイッチング素子Q0の両端電圧は、共
振的に低下して行く。
【0016】さらに、期間(e)では、スイッチング素
子Q0はオフであり、キャパシタC0の電位がゼロ以下
になって、スイッチング素子Q0の寄生ダイオードを介
して、インダクタL0の電流が入力電源Vinに流入す
る。すなわち、スイッチング素子Q0の寄生容量、及
び、並列に接続されたキャパシタC0の両端電圧がゼロ
になった後も、インダクタL0にエネルギーが残留して
いる場合には、スイッチング素子Q0の寄生ダイオード
を介して、インダクタL0のエネルギーが入力電源Vi
nに放出される。
子Q0はオフであり、キャパシタC0の電位がゼロ以下
になって、スイッチング素子Q0の寄生ダイオードを介
して、インダクタL0の電流が入力電源Vinに流入す
る。すなわち、スイッチング素子Q0の寄生容量、及
び、並列に接続されたキャパシタC0の両端電圧がゼロ
になった後も、インダクタL0にエネルギーが残留して
いる場合には、スイッチング素子Q0の寄生ダイオード
を介して、インダクタL0のエネルギーが入力電源Vi
nに放出される。
【0017】インダクタL0の電流に着目すると、第1
の期間(a)では直線的に上昇し、第2の期間(b)で
は上昇が鈍化し後半には漸減傾向となり、第3の期間
(c)では直線的に下降し、第4の期間(d)では共振
的な負方向電流となり、第5の期間(e)では負方向電
流の直線的な下降となる。
の期間(a)では直線的に上昇し、第2の期間(b)で
は上昇が鈍化し後半には漸減傾向となり、第3の期間
(c)では直線的に下降し、第4の期間(d)では共振
的な負方向電流となり、第5の期間(e)では負方向電
流の直線的な下降となる。
【0018】この実施例1においては、インダクタL0
を負方向に流れる電流は、スイッチング素子Q0の寄生
容量及びこれと並列に接続されたキャパシタC0の容量
の合成容量と、インダクタL0との共振周期の半周期
で、スイッチング素子Q0の両端電圧がゼロボルトにな
るとき最も小電流、短期間に抑制することが出来る。こ
の共振の振幅は、入力電圧Vinの1/2倍となる。し
たがって、出力電圧が常に入力電圧の1/2倍であれ
ば、インダクタL0を負方向に流れる電流は最小、最短
となる。
を負方向に流れる電流は、スイッチング素子Q0の寄生
容量及びこれと並列に接続されたキャパシタC0の容量
の合成容量と、インダクタL0との共振周期の半周期
で、スイッチング素子Q0の両端電圧がゼロボルトにな
るとき最も小電流、短期間に抑制することが出来る。こ
の共振の振幅は、入力電圧Vinの1/2倍となる。し
たがって、出力電圧が常に入力電圧の1/2倍であれ
ば、インダクタL0を負方向に流れる電流は最小、最短
となる。
【0019】ところが、実施例1のバックコンバータを
商用電源の全波整流出力に接続して力率改善回路として
使用する場合、入力電圧Vinは正弦波状であって、そ
の瞬時値は電源周期で常に変化する。従って、上述の最
適条件は、電源周期中のいずれか一点において満たすこ
とが出来ても、その点から外れると効果が減少する。
商用電源の全波整流出力に接続して力率改善回路として
使用する場合、入力電圧Vinは正弦波状であって、そ
の瞬時値は電源周期で常に変化する。従って、上述の最
適条件は、電源周期中のいずれか一点において満たすこ
とが出来ても、その点から外れると効果が減少する。
【0020】具体的には、入力電圧Vinの瞬時値が最
適電圧よりも低くなると、共振の初期エネルギーが過大
となり、負方向の共振電流が増大し、負方向の電流がゼ
ロに収束するまでの時間が長くなる。単に負方向の共振
電流の増大のみならず、本来、スイッチング素子Q0の
ターンオンによって、インダクタL0に正方向の電流が
流れるべき期間にも、共振によって大きく負方向に振ら
れたインダクタL0の電流が負方向の回生電流を持続し
ているため、見かけ上、オン期間が短くなったことにな
る。これらのことから、近傍の入力電流を平均すると、
理想入力電流の値よりも低下する。
適電圧よりも低くなると、共振の初期エネルギーが過大
となり、負方向の共振電流が増大し、負方向の電流がゼ
ロに収束するまでの時間が長くなる。単に負方向の共振
電流の増大のみならず、本来、スイッチング素子Q0の
ターンオンによって、インダクタL0に正方向の電流が
流れるべき期間にも、共振によって大きく負方向に振ら
れたインダクタL0の電流が負方向の回生電流を持続し
ているため、見かけ上、オン期間が短くなったことにな
る。これらのことから、近傍の入力電流を平均すると、
理想入力電流の値よりも低下する。
【0021】この問題を図6〜図9により説明する。図
6は入力電圧Vinが全波整流出力の山部のとき、図7
は入力電圧Vinが全波整流出力の谷部のときについ
て、それぞれインダクタL0に流れる電流と、スイッチ
ング素子Q0の両端電圧と、スイッチング素子Q0のオ
ン駆動信号を示している。入力電圧Vinが全波整流出
力の谷部のときは、図7に示すように、スイッチング素
子Q0のオン駆動信号が発生した後でも、インダクタL
0の電流が負方向の回生電流を持続しているため、見か
け上、オン期間が短くなっているのが分かる。このた
め、本来、図8に示すように、正弦波状のエンベロープ
(包絡線)となるべき入力電流波形が、図9に示すよう
に、全波整流出力の谷部では、正弦波状ではなくなり、
入力電流歪みが生じることになる。
6は入力電圧Vinが全波整流出力の山部のとき、図7
は入力電圧Vinが全波整流出力の谷部のときについ
て、それぞれインダクタL0に流れる電流と、スイッチ
ング素子Q0の両端電圧と、スイッチング素子Q0のオ
ン駆動信号を示している。入力電圧Vinが全波整流出
力の谷部のときは、図7に示すように、スイッチング素
子Q0のオン駆動信号が発生した後でも、インダクタL
0の電流が負方向の回生電流を持続しているため、見か
け上、オン期間が短くなっているのが分かる。このた
め、本来、図8に示すように、正弦波状のエンベロープ
(包絡線)となるべき入力電流波形が、図9に示すよう
に、全波整流出力の谷部では、正弦波状ではなくなり、
入力電流歪みが生じることになる。
【0022】この入力電流歪みの問題は、全波整流出力
の谷部において、スイッチング素子Q0の駆動信号のオ
ン期間を長くすることによって解決できるが、その場
合、制御回路が複雑化すると共に、増大した負方向の電
流を相殺するために正方向の電流を増大させる必要があ
るため、損失の増大につながるという課題がある。この
課題を解決するための実施例を以下に示す。
の谷部において、スイッチング素子Q0の駆動信号のオ
ン期間を長くすることによって解決できるが、その場
合、制御回路が複雑化すると共に、増大した負方向の電
流を相殺するために正方向の電流を増大させる必要があ
るため、損失の増大につながるという課題がある。この
課題を解決するための実施例を以下に示す。
【0023】(実施例2)本発明の実施例2を図3に示
す。以下、本実施例の回路構成について説明する。入力
直流電源Vinの正極と負極の間には、スイッチング素
子Q0、インダクタL0、ダイオードD1、負荷Loa
dが順に直列接続されている。スイッチング素子Q0の
両端には、キャパシタC0が並列接続されている。スイ
ッチング素子Q0とインダクタL0の接続点にはダイオ
ードD0のカソードが接続されており、ダイオードD0
のアノードは入力直流電源Vinの負極に接続されてい
る。負荷Loadと直列に接続されたダイオードD1は
カソード側を負荷Loadの一端に接続されており、こ
のダイオードD1のアノードには、別のダイオードD2
のカソードが接続されている。このダイオードD2のア
ノードと、負荷Load及び入力直流電源Vinの負極
との間には、キャパシタC1,C2の直列回路が接続さ
れると共に、ダイオードD3,D4の直列回路が逆並列
接続されている。すなわち、ダイオードD3,D4はダ
イオードD2と同じ方向に接続されている。ダイオード
D3,D4の接続点とキャパシタC1,C2の接続点と
の間には、インダクタL0の2次巻線Lsが接続されて
いる。インダクタL0の2次巻線Lsは、図示された黒
丸で示されるようにインダクタL0に入力直流電源Vi
nから負荷Loadに正方向の電流が流れたときに、キ
ャパシタC1,C2の接続点が正となるような極性で接
続されている。
す。以下、本実施例の回路構成について説明する。入力
直流電源Vinの正極と負極の間には、スイッチング素
子Q0、インダクタL0、ダイオードD1、負荷Loa
dが順に直列接続されている。スイッチング素子Q0の
両端には、キャパシタC0が並列接続されている。スイ
ッチング素子Q0とインダクタL0の接続点にはダイオ
ードD0のカソードが接続されており、ダイオードD0
のアノードは入力直流電源Vinの負極に接続されてい
る。負荷Loadと直列に接続されたダイオードD1は
カソード側を負荷Loadの一端に接続されており、こ
のダイオードD1のアノードには、別のダイオードD2
のカソードが接続されている。このダイオードD2のア
ノードと、負荷Load及び入力直流電源Vinの負極
との間には、キャパシタC1,C2の直列回路が接続さ
れると共に、ダイオードD3,D4の直列回路が逆並列
接続されている。すなわち、ダイオードD3,D4はダ
イオードD2と同じ方向に接続されている。ダイオード
D3,D4の接続点とキャパシタC1,C2の接続点と
の間には、インダクタL0の2次巻線Lsが接続されて
いる。インダクタL0の2次巻線Lsは、図示された黒
丸で示されるようにインダクタL0に入力直流電源Vi
nから負荷Loadに正方向の電流が流れたときに、キ
ャパシタC1,C2の接続点が正となるような極性で接
続されている。
【0024】以下、本実施例の動作について説明する。
図4は本実施例の等価回路であり、図中のVauxは補
助電圧源を意味している。すなわち、キャパシタC1,
C2とダイオードD3,D4及びインダクタL0の2次
巻線Lsで構成される回路が補助電圧源Vauxとして
動作する。図5(a)〜(e)はスイッチング素子Q0
の一周期の動作を示しており、図中の太線は電流が流れ
る経路を示している。図5の(a)〜(e)の期間の動
作について詳細に説明する。
図4は本実施例の等価回路であり、図中のVauxは補
助電圧源を意味している。すなわち、キャパシタC1,
C2とダイオードD3,D4及びインダクタL0の2次
巻線Lsで構成される回路が補助電圧源Vauxとして
動作する。図5(a)〜(e)はスイッチング素子Q0
の一周期の動作を示しており、図中の太線は電流が流れ
る経路を示している。図5の(a)〜(e)の期間の動
作について詳細に説明する。
【0025】まず、第1の期間(a)では、スイッチン
グ素子Q0はオンであり、インダクタL0の電流は増加
する。この期間は、通常のバックコンバータの充電期間
に相当する。次に、第2の期間(b)では、スイッチン
グ素子Q0はオフ、ダイオードD0はオフ、ダイオード
D1はオンであり、スイッチング素子Q0の両端に並列
接続されたキャパシタC0が充電される。この期間で
は、キャパシタC0の両端電圧が上昇する。次に、第3
の期間(c)では、スイッチング素子Q0はオフ、ダイ
オードD0はオン、ダイオードD1もオンであり、イン
ダクタL0に蓄積されたエネルギーを負荷Loadへ放
出する期間である。この期間は、通常のバックコンバー
タの放電期間に相当する。次に、第4の期間(d)で
は、スイッチング素子Q0はオフであり、スイッチング
素子Q0の両端のキャパシタC0を電源として、インダ
クタL0と共振的に入力電源Vinに対して帰還が生じ
る。さらに、第5の期間(e)では、スイッチング素子
Q0はオフであり、キャパシタC0の電位がゼロ以下に
なると、スイッチング素子Q0の寄生ダイオードを介し
て、インダクタL0の電流が入力電源Vinに放出され
る。
グ素子Q0はオンであり、インダクタL0の電流は増加
する。この期間は、通常のバックコンバータの充電期間
に相当する。次に、第2の期間(b)では、スイッチン
グ素子Q0はオフ、ダイオードD0はオフ、ダイオード
D1はオンであり、スイッチング素子Q0の両端に並列
接続されたキャパシタC0が充電される。この期間で
は、キャパシタC0の両端電圧が上昇する。次に、第3
の期間(c)では、スイッチング素子Q0はオフ、ダイ
オードD0はオン、ダイオードD1もオンであり、イン
ダクタL0に蓄積されたエネルギーを負荷Loadへ放
出する期間である。この期間は、通常のバックコンバー
タの放電期間に相当する。次に、第4の期間(d)で
は、スイッチング素子Q0はオフであり、スイッチング
素子Q0の両端のキャパシタC0を電源として、インダ
クタL0と共振的に入力電源Vinに対して帰還が生じ
る。さらに、第5の期間(e)では、スイッチング素子
Q0はオフであり、キャパシタC0の電位がゼロ以下に
なると、スイッチング素子Q0の寄生ダイオードを介し
て、インダクタL0の電流が入力電源Vinに放出され
る。
【0026】本実施例において、補助電圧源の基準電位
は、主回路のインダクタL0の2次巻線Lsの出力をダ
イオードD3,D4を介して、キャパシタC1,C2に
充電することによって得られる。このとき、2次巻線L
sのターン数を1次側の1/2にし、図示した回路構成
を採用することによって、インダクタL0の充電期間
(a)ではキャパシタC2に(入力電圧−出力電圧)÷
2の電圧が得られ、また、放電期間(c)ではキャパシ
タC1に出力電圧÷2の電圧が得られるので、キャパシ
タC1,C2の直列回路の両端には、入力電圧÷2の電
圧が得られる。
は、主回路のインダクタL0の2次巻線Lsの出力をダ
イオードD3,D4を介して、キャパシタC1,C2に
充電することによって得られる。このとき、2次巻線L
sのターン数を1次側の1/2にし、図示した回路構成
を採用することによって、インダクタL0の充電期間
(a)ではキャパシタC2に(入力電圧−出力電圧)÷
2の電圧が得られ、また、放電期間(c)ではキャパシ
タC1に出力電圧÷2の電圧が得られるので、キャパシ
タC1,C2の直列回路の両端には、入力電圧÷2の電
圧が得られる。
【0027】したがって、ゼロボルトスイッチング動作
の共振条件は常に最適条件に保たれるので、実施例1に
おいて課題となった電源位相谷部における負方向電流の
過大を回避することができ、入力電流の歪みや損失の増
大といった課題を回避できる。また、補助電圧源用のキ
ャパシタC1,C2の電位が増加しても、キャパシタC
1,C2の電荷は入力電源Vinに戻されるため、異常
に上昇することはない。
の共振条件は常に最適条件に保たれるので、実施例1に
おいて課題となった電源位相谷部における負方向電流の
過大を回避することができ、入力電流の歪みや損失の増
大といった課題を回避できる。また、補助電圧源用のキ
ャパシタC1,C2の電位が増加しても、キャパシタC
1,C2の電荷は入力電源Vinに戻されるため、異常
に上昇することはない。
【0028】(実施例3)本発明の実施例3を図10に
示す。以下、本実施例の回路構成について説明する。入
力直流電源Vinの正極と負極の間には、スイッチング
素子Q0、インダクタL0、ダイオードD1、負荷Lo
adが順に直列接続されている。スイッチング素子Q0
の両端には、キャパシタC0が並列接続されている。ス
イッチング素子Q0とインダクタL0の接続点にはダイ
オードD0のカソードが接続されており、ダイオードD
0のアノードは入力直流電源Vinの負極に接続されて
いる。負荷Loadと直列に接続されたダイオードD1
はカソード側を負荷Loadの一端に接続されており、
このダイオードD1のアノードには、別のダイオードD
2のカソードが接続されている。このダイオードD2の
アノードには、PチャンネルMOSFETよりなる補助
スイッチング素子Q1のドレインが接続されている。補
助スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間には、寄
生の逆方向ダイオードが並列接続されている。補助スイ
ッチング素子Q1のソースと、負荷Load及び入力直
流電源Vinの負極との間には、キャパシタC1,C2
の直列回路が接続されると共に、ダイオードD3,D4
の直列回路が逆並列接続されている。すなわち、ダイオ
ードD3,D4はダイオードD2及び補助スイッチング
素子Q1の順方向と同じ方向に接続されている。ダイオ
ードD3,D4の接続点とキャパシタC1,C2の接続
点との間には、インダクタL0の2次巻線Lsが接続さ
れている。インダクタL0の2次巻線Lsは、図示され
た黒丸で示されるようにインダクタL0に入力直流電源
Vinから負荷Loadに正方向の電流が流れたとき
に、キャパシタC1,C2の接続点が正となるような極
性で接続されている。補助スイッチング素子Q1のゲー
ト・ソース間には、過電圧防止用のツェナーダイオード
ZD1が並列接続されると共に、PチャンネルMOSF
ETよりなる補助スイッチング素子Q2のドレイン・ソ
ース間が並列に接続されている。補助スイッチング素子
Q2のドレイン・ソース間には、寄生の逆方向ダイオー
ドが並列接続されており、また、ゲート・ソース間に
は、過電圧防止用のツェナーダイオードZD2が並列接
続されている。補助スイッチング素子Q2のゲートは、
抵抗R2を介して負荷LoadとダイオードD1のカソ
ードの接続点に接続されている。補助スイッチング素子
Q1のゲートは、抵抗R1を介して負荷Load及び入
力直流電源Vinの負極の接続点に接続されている。
示す。以下、本実施例の回路構成について説明する。入
力直流電源Vinの正極と負極の間には、スイッチング
素子Q0、インダクタL0、ダイオードD1、負荷Lo
adが順に直列接続されている。スイッチング素子Q0
の両端には、キャパシタC0が並列接続されている。ス
イッチング素子Q0とインダクタL0の接続点にはダイ
オードD0のカソードが接続されており、ダイオードD
0のアノードは入力直流電源Vinの負極に接続されて
いる。負荷Loadと直列に接続されたダイオードD1
はカソード側を負荷Loadの一端に接続されており、
このダイオードD1のアノードには、別のダイオードD
2のカソードが接続されている。このダイオードD2の
アノードには、PチャンネルMOSFETよりなる補助
スイッチング素子Q1のドレインが接続されている。補
助スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間には、寄
生の逆方向ダイオードが並列接続されている。補助スイ
ッチング素子Q1のソースと、負荷Load及び入力直
流電源Vinの負極との間には、キャパシタC1,C2
の直列回路が接続されると共に、ダイオードD3,D4
の直列回路が逆並列接続されている。すなわち、ダイオ
ードD3,D4はダイオードD2及び補助スイッチング
素子Q1の順方向と同じ方向に接続されている。ダイオ
ードD3,D4の接続点とキャパシタC1,C2の接続
点との間には、インダクタL0の2次巻線Lsが接続さ
れている。インダクタL0の2次巻線Lsは、図示され
た黒丸で示されるようにインダクタL0に入力直流電源
Vinから負荷Loadに正方向の電流が流れたとき
に、キャパシタC1,C2の接続点が正となるような極
性で接続されている。補助スイッチング素子Q1のゲー
ト・ソース間には、過電圧防止用のツェナーダイオード
ZD1が並列接続されると共に、PチャンネルMOSF
ETよりなる補助スイッチング素子Q2のドレイン・ソ
ース間が並列に接続されている。補助スイッチング素子
Q2のドレイン・ソース間には、寄生の逆方向ダイオー
ドが並列接続されており、また、ゲート・ソース間に
は、過電圧防止用のツェナーダイオードZD2が並列接
続されている。補助スイッチング素子Q2のゲートは、
抵抗R2を介して負荷LoadとダイオードD1のカソ
ードの接続点に接続されている。補助スイッチング素子
Q1のゲートは、抵抗R1を介して負荷Load及び入
力直流電源Vinの負極の接続点に接続されている。
【0029】本実施例は、出力電圧が補助電圧源の電圧
よりも低くなった場合に補助電圧源からダイオードD
2,D1を介して、負荷Loadに突入電流が流入する
ことへの対策を施したものである。補助スイッチング素
子Q1は抵抗R1及びツェナーダイオードZD1によっ
て、通常、ソース電位に対してゲート電位が低く、オン
している。入力直流電源Vinが商用交流電源の全波整
流出力であるとき、補助電圧源の電圧は入力電圧に応じ
て変動するから、負荷への出力電圧よりも高くなる場合
がある。このとき、抵抗R2及びツェナーダイオードZ
D2により、補助スイッチング素子Q2のゲート電位が
ソース電位に対して低くなり、通常はオフしている補助
スイッチング素子Q2がオンすることによって、補助ス
イッチング素子Q1はオフし、補助電圧源から負荷Lo
adへの電流の経路は絶たれる。
よりも低くなった場合に補助電圧源からダイオードD
2,D1を介して、負荷Loadに突入電流が流入する
ことへの対策を施したものである。補助スイッチング素
子Q1は抵抗R1及びツェナーダイオードZD1によっ
て、通常、ソース電位に対してゲート電位が低く、オン
している。入力直流電源Vinが商用交流電源の全波整
流出力であるとき、補助電圧源の電圧は入力電圧に応じ
て変動するから、負荷への出力電圧よりも高くなる場合
がある。このとき、抵抗R2及びツェナーダイオードZ
D2により、補助スイッチング素子Q2のゲート電位が
ソース電位に対して低くなり、通常はオフしている補助
スイッチング素子Q2がオンすることによって、補助ス
イッチング素子Q1はオフし、補助電圧源から負荷Lo
adへの電流の経路は絶たれる。
【0030】(実施例4)本発明の実施例4を図11に
示す。本実施例は、図10に示した実施例3を放電灯点
灯装置に適用したものであり、放電灯Lampとインダ
クタLfの直列回路にコンデンサCfを並列接続した回
路を負荷Loadとして接続している。また、補助スイ
ッチング素子Q2のゲート・ソース間に放電灯Lamp
の始動特性改善のためのキャパシタC3を並列接続して
いる。
示す。本実施例は、図10に示した実施例3を放電灯点
灯装置に適用したものであり、放電灯Lampとインダ
クタLfの直列回路にコンデンサCfを並列接続した回
路を負荷Loadとして接続している。また、補助スイ
ッチング素子Q2のゲート・ソース間に放電灯Lamp
の始動特性改善のためのキャパシタC3を並列接続して
いる。
【0031】本実施例では、放電灯Lampがブレーク
ダウンするまでの期間は、負荷回路Loadの両端電圧
はほぼ電源電圧に一致するため、ゼロボルトスイッチン
グ作用のための負方向の共振電流が過大となる傾向にあ
るが、補助電圧源と主スイッチング素子Q0、インダク
タL0の間で最適な共振条件を保つことにより、損失の
増大を回避できる。また、ランプ寿命の末期にも出力電
圧が上昇する傾向があるが、同様の効果が得られる。
ダウンするまでの期間は、負荷回路Loadの両端電圧
はほぼ電源電圧に一致するため、ゼロボルトスイッチン
グ作用のための負方向の共振電流が過大となる傾向にあ
るが、補助電圧源と主スイッチング素子Q0、インダク
タL0の間で最適な共振条件を保つことにより、損失の
増大を回避できる。また、ランプ寿命の末期にも出力電
圧が上昇する傾向があるが、同様の効果が得られる。
【0032】さらに、放電灯Lampがブレークダウン
すると、出力電圧は急激に減少する。このとき、放電灯
Lampへ定格点灯時よりも電流を多く流し、始動の安
定性を確保することが望まれる。そこで、本実施例で
は、補助スイッチング素子Q2のゲート・ソース間にキ
ャパシタC3を付加することにより、補助スイッチング
素子Q2を遅延させるようにしている。すなわち、放電
灯Lampがブレークダウンして出力電圧が補助電圧よ
りも低くなった際に、補助スイッチング素子Q2はター
ンオンし、補助スイッチング素子Q1はターンオフし
て、補助電圧源から負荷回路への電流経路を絶とうとす
るが、本実施例では、キャパシタC3により補助スイッ
チング素子Q2がターンオフするまでに遅延が生じるの
で、放電灯Lampがブレークダウンした直後の一定期
間、補助電圧源からも負荷回路に電流が流れる。このた
め、放電灯の始動性能が向上するものである。
すると、出力電圧は急激に減少する。このとき、放電灯
Lampへ定格点灯時よりも電流を多く流し、始動の安
定性を確保することが望まれる。そこで、本実施例で
は、補助スイッチング素子Q2のゲート・ソース間にキ
ャパシタC3を付加することにより、補助スイッチング
素子Q2を遅延させるようにしている。すなわち、放電
灯Lampがブレークダウンして出力電圧が補助電圧よ
りも低くなった際に、補助スイッチング素子Q2はター
ンオンし、補助スイッチング素子Q1はターンオフし
て、補助電圧源から負荷回路への電流経路を絶とうとす
るが、本実施例では、キャパシタC3により補助スイッ
チング素子Q2がターンオフするまでに遅延が生じるの
で、放電灯Lampがブレークダウンした直後の一定期
間、補助電圧源からも負荷回路に電流が流れる。このた
め、放電灯の始動性能が向上するものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、直流電源と、この直流
電源に直列接続されたスイッチング素子と、前記直流電
源とスイッチング素子の直列回路に逆並列に接続される
整流素子と、一端を前記整流素子の一端に接続されたイ
ンダクタと、該インダクタの他端と前記整流素子の他端
の間に接続される負荷回路とからなり、前記スイッチン
グ素子のオン・オフ動作により、前記直流電源の電圧を
降圧した電圧を負荷回路に供給するようにしたバックコ
ンバータにおいて、前記スイッチング素子の両端電圧を
検出する手段と、前記スイッチング素子がオフの期間
中、両端電圧が極小となるタイミングで前記スイッチン
グ素子をターンオンするように制御する手段とを有する
ものであるから、スイッチング素子のターンオン時の短
絡損失を抑制することができるという効果がある。
電源に直列接続されたスイッチング素子と、前記直流電
源とスイッチング素子の直列回路に逆並列に接続される
整流素子と、一端を前記整流素子の一端に接続されたイ
ンダクタと、該インダクタの他端と前記整流素子の他端
の間に接続される負荷回路とからなり、前記スイッチン
グ素子のオン・オフ動作により、前記直流電源の電圧を
降圧した電圧を負荷回路に供給するようにしたバックコ
ンバータにおいて、前記スイッチング素子の両端電圧を
検出する手段と、前記スイッチング素子がオフの期間
中、両端電圧が極小となるタイミングで前記スイッチン
グ素子をターンオンするように制御する手段とを有する
ものであるから、スイッチング素子のターンオン時の短
絡損失を抑制することができるという効果がある。
【0034】また、補助電圧源を設けて、スイッチング
素子のオン時に流れるインダクタ電流と逆極性のインダ
クタ電流が、スイッチング素子のオフ時に、少なくとも
補助電圧源と、スイッチング素子と、インダクタとを含
む閉ループに流れるように構成すれば、直流電源からの
入力電圧がバックコンバータの出力電圧の2倍という理
想条件から外れても、補助電圧源の電圧をバックコンバ
ータの入力電圧の1/2倍の近傍に維持すれば、スイッ
チング素子がオフしたときの共振電流を最小、最短に抑
えることができ、効率を高めることができるという効果
がある。
素子のオン時に流れるインダクタ電流と逆極性のインダ
クタ電流が、スイッチング素子のオフ時に、少なくとも
補助電圧源と、スイッチング素子と、インダクタとを含
む閉ループに流れるように構成すれば、直流電源からの
入力電圧がバックコンバータの出力電圧の2倍という理
想条件から外れても、補助電圧源の電圧をバックコンバ
ータの入力電圧の1/2倍の近傍に維持すれば、スイッ
チング素子がオフしたときの共振電流を最小、最短に抑
えることができ、効率を高めることができるという効果
がある。
【図1】本発明の実施例1の回路図である。
【図2】本発明の実施例1の電流経路を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図3】本発明の実施例2の回路図である。
【図4】本発明の実施例2の等価回路図である。
【図5】本発明の実施例2の電流経路を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図6】本発明の実施例1の電源山部の動作説明のため
の波形図である。
の波形図である。
【図7】本発明の実施例1の電源谷部の動作説明のため
の波形図である。
の波形図である。
【図8】本発明の実施例1の入力電流歪みが無い場合の
交流半周期分の動作を示す波形図である。
交流半周期分の動作を示す波形図である。
【図9】本発明の実施例1の入力電流歪みが有る場合の
交流半周期分の動作を示す波形図である。
交流半周期分の動作を示す波形図である。
【図10】本発明の実施例3の回路図である。
【図11】本発明の実施例4の回路図である。
【図12】従来例の回路図である。
Vin 入力電源 CNT 制御回路 Q0 スイッチング素子 L0 インダクタ D0 ダイオード C0 キャパシタ
Claims (11)
- 【請求項1】 直流電源と、この直流電源に直列接続
されたスイッチング素子と、前記直流電源とスイッチン
グ素子の直列回路に逆並列に接続される整流素子と、一
端を前記整流素子の一端に接続されたインダクタと、該
インダクタの他端と前記整流素子の他端の間に接続され
る負荷回路とからなり、前記スイッチング素子のオン・
オフ動作により、前記直流電源の電圧を降圧した電圧を
負荷回路に供給するようにしたバックコンバータにおい
て、前記スイッチング素子の両端電圧を検出する手段
と、前記スイッチング素子がオフの期間中、両端電圧が
極小となるタイミングで前記スイッチング素子をターン
オンするように制御する手段とを有することを特徴とす
る電源装置。 - 【請求項2】 請求項1において、少なくとも補助電
圧源を有し、前記スイッチング素子がオンしたときに流
れるインダクタ電流と逆極性のインダクタ電流が、前記
スイッチング素子がオフしたときに、少なくとも前記補
助電圧源と、前記スイッチング素子と、前記インダクタ
とを含む閉ループに流れるように構成したことを特徴と
する電源装置。 - 【請求項3】 前記負荷回路と補助電圧源の各一端を
接続し、各他端間に直列に接続された2つの整流素子を
補助電圧源から負荷回路に電流が流れる方向に接続し、
前記コンバータの出力を、前記負荷回路と補助電圧源の
各一端と2つの整流素子の接続点の間に接続したことを
特徴とする請求項2記載の電源装置。 - 【請求項4】 前記補助電圧源の電圧は、前記直流電
源からの入力電圧の略半分の電圧に設定されていること
を特徴とする請求項2又は3に記載の電源装置。 - 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかにおいて、
補助電圧源が少なくともキャパシタを有して構成される
ことを特徴とする電源装置。 - 【請求項6】 前記補助電圧源を構成するキャパシタ
には、前記コンバータを構成するインダクタの二次巻線
から整流素子を介して電荷が供給されることを特徴とす
る請求項5記載の電源装置。 - 【請求項7】 前記補助電圧源から過剰の電荷を放出
する手段を有することを特徴とする請求項5又は6に記
載の電源装置。 - 【請求項8】 前記補助電圧源から負荷回路又は電源
装置内の別回路へ電荷を放出する手段を有することを特
徴とする請求項7記載の電源装置。 - 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかにおいて、
負荷回路電圧と補助電圧源の電圧を比較する手段を有
し、負荷回路電圧が補助電圧源の電圧に比して低いとき
に、補助電圧源から負荷回路への電流流入を阻止する手
段を有することを特徴とする電源装置。 - 【請求項10】 前記負荷回路はフィルタ回路を介し
て接続された放電灯であることを特徴とする請求項9記
載の電源装置。 - 【請求項11】 前記負荷回路電圧が補助電圧源の電
圧に比して低いときに、補助電圧源から負荷回路への電
流流入を阻止する手段に遅延要素を付加したことを特徴
とする請求項9又は10に記載の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11706699A JP2000312473A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11706699A JP2000312473A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000312473A true JP2000312473A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14702590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11706699A Pending JP2000312473A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000312473A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019083669A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-05-30 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11706699A patent/JP2000312473A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019083669A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-05-30 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
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