JP2000312008A - 炭化珪素静電誘導トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
炭化珪素静電誘導トランジスタおよびその製造方法Info
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Abstract
な構造の炭化珪素静電誘導トランジスタ、ならびにその
製造方法を提供する。 【解決手段】 トレンチ構造を利用し、チャネル層11
を第1のゲート領域10と第2のゲート領域12がサン
ドイッチ状に包むチャネル領域14の構造を有し、第1
のゲート領域10と第2のゲート領域12に同一の電圧
を印加する手段を設けた炭化珪素静電誘導トランジス
タ、また、当該素子構造を、ドリフト層2のエピ層上に
第一のゲート層10となるエピ層を形成してから、チャ
ネル領域をトレンチ状にエッチングし、その上に、チャ
ネル層11となる第2のエピ層、さらに第2のゲート領
域12をエピ層またはイオン注入によって形成する工程
を用いる製造方法とする。
Description
SiCと略す)を半導体材料として用いた静電誘導トラ
ンジスタ(以下、SITと略す)、並びにその製造方法
に関する。具体的には、電力用トランジスタに適する、
新規な素子構造を有する炭化珪素静電誘導トランジスタ
とその製造方法に関する。
ギャップが広く、また最大絶縁電界が一桁も大きいこと
から、次世代の電力用半導体素子への応用が期待されて
いる材料である。これまでに、SiCは様々な電子デバ
イスヘ応用されつつあり、特に、高温、電力用素子への
適応が重要と考えられている。最近では、SiCを用い
て、電子素子の代表としてのCMOS−IC、あるい
は、電力用素子としてショットキーダイオード、縦形M
OSFET、サイリスタなどの試作が実現している。こ
れらSiCを用いた素子は、その特性から従来のシリコ
ンと比較して非常に特性が良好なことが確認されてい
る。
一つであるSIT、およびその製造方法に関して、従来
の典型的なSITの構造を例にとり以下に説明する。図
7は従来の典型的なSITの断面構造を示しており、カ
ソード7(ソース7)、アノード9(ドレイン9)の間
の電流をゲート8のバイアスによって制御するものであ
る。ゲート8をカソード7(ソース7)に対して負のバ
イアスをすると、図7に示したように空乏層5が広が
り、カソード・アノード(ソース−ドレイン)間の電流
経路(チャネル幅)が狭くなり電流が制限されるしくみ
となっている。
きるように、空乏層5を広げて電流経路6の領域を制御
するためにはゲート領域3の深さをかなり深く設定しな
ければならない。このためにゲート構造に特別な構造を
工夫したものも提案されている(例えば、T.Iwas
aki et a1., Materials Sci
ence Forum Vols,264−268(1
998)pp.1085−1088)。また、SiCに
おいては、シリコン等と比較して、不純物拡散は格段に
遅く、ほとんど観測されず、また、イオン注入後の活性
化に際しても、非常に高温での処理が必要であることか
ら、イオン注入・不純物拡散により深いゲート領域を製
造することは工程的に大きな困難を伴うものでである。
また、SITの一般的な性質であるが、チャネル領域6
の幅をできるだけ狭く作る必要があり、それに伴い、カ
ソード領域(ソース領域4)を微細加工しなければなら
ないことも製造上の課題となっていた。
り、チャネル幅の微細な制御が可能となる、新規な構造
の炭化珪素静電誘導トランジスタ(以下、SiC−SI
Tと略す)、ならびに、その製造方法を提供することを
目的とする。
め、本発明は、以下に述べる素子構造の炭化珪素静電誘
導トランジスタ、並びに、それを製造する方法を提供す
る。
スタは、第一導電型ドリフト層2上にトレンチ構造によ
り分離された第二導電型第一のゲート領域10と、該第
一のゲート領域10上部に第一導電型チャネル層11と
第二導電型第二のゲート領域12が設けられ、前記第一
導電型ドリフト層2と第一導電型チャネル層11は前記
トレンチ構造底部で接触し、トレンチ構造側壁部におい
て、第一導電型チャネル層11は第二導電型第一のゲー
ト領域10と第二導電型第二のゲート領域12によりサ
ンドイッチ状に挟まれた構造を有し、前記チャネル層1
1を流れる電流を制限すべく該第一のゲート領域10お
よび第二のゲート領域12に電圧を印加する手段を設け
た構造をとる。
となる第一導電型エピ層上に、第二導電型エピ層を積層
し、該第二導電型エピ層のチャネル領域とすべき部分を
トレンチ状にエッチング除去して、第一のゲート領域1
0となし、次いで、チャネル領域を含む表面にチャネル
層11となる第2の第一導電型エピ層を積層し、前記第
2の第一導電型エピ層上に、更に第二導電型エピ層を積
層する、あるいは、前記第2の第一導電型エピ層上面に
イオン注入によって第二導電型層を形成して、該第二導
電型層を第二のゲート領域12とする工程を含むもので
ある。
方法により、チャネル幅の微細な制御が可能であり、か
つピンチオフが容易なSITが得られ、容易に高歩留ま
りにて製造することが可能となる。
は、図1にその一例を示すように、トレンチ構造を利用
し、チャネル領域を2つのゲート領域によってサンドイ
ッチ状包む構造を採り、図7に例示した従来のSITと
異なり、カソード(ソース)をチャネル領域の直上に設
ける必要がなく、それに伴い、カソード領域(ソース領
域13)を広くすることができる。そのため、カソード
領域(ソース領域13)とカソード電極(ソース電極2
4)における電極抵抗を小さくできる利点も生まれる。
示しながら詳細に説明する。なお、良く知られているよ
うに、SiCの結晶形には多くの多形が存在するが、こ
こで説明する炭化珪素静電誘導トランジスタでは、主
に、6H−SiCおよび4H−SiCと呼ばれる結晶形
を対象としている。また、本発明のSITにおいては、
n+基板を用い、チャネル層を低濃度のn型とする形態
が好ましい。即ち、第一導電型をn型、第二導電型をp
型に選択するのが好ましい。
例を示す。以下に、本発明SITにおける構造上の特徴
とその動作について説明する。この素子構造の特徴は、
SITのゲート領域において、チャネル領域が2種類の
ゲートによってサンドイッチ構造となっており、この構
造を容易に形成するため、トレンチ構造を採用し、その
トレンチ側壁端面を利用して、チャネル領域としている
点である。本例では、第1のゲート10および第2のゲ
ート12は共に高濃度のp型領域となっており、低濃度
のn型領域であるチャネル層11をサンドイッチ状に挟
み込んでいる。第1のゲートおよび第2のゲートは、本
断面図に記載されていない場所において短絡されてい
る。その短絡する構造については、後で具体例を挙げて
述べる。
るカソード領域13(ソース領域13)で終端してカソ
ード電極(ソース電極)と接触している。一方、チャネ
ル層11は、トレンチ底部にてドリフト層2となるn型
エピ層と接している。素子裏面の高濃度のn型領域上
に、アノード電極(ドレイン電極)が設けられている。
本例では、裏面の高濃度n型領域には、n+基板を利用
している。
1のゲート10および第2のゲート12)を負にバイア
スすると、チャネル領域内部の空乏層が広がりチャネル
領域の電流経路が狭まり、その結果カソード・アノード
電流(ソース・ドレイン電流)を制御することができ
る。この動作は、従来のSITと同様の動作原理であ
る。この構造では、図1に示されるとおり、チャネル幅
は、チャネル層11のトレンチ側壁端面におけるエピ膜
の厚さによって制御される。このため、エピ膜の厚さは
サブミクロンレベルでの高精度な制御が可能であるため
チャネル幅を任意に作成できるという点、加えて、チャ
ネル長(ゲート長)の制御も容易になるという利点があ
る。なお、チャネル長(ゲート長)の制御に関する製造
工程上の工夫は、後で述べる本発明による第2の製造方
法において詳しく説明する。
抵抗を低くすることが可能となり、SIT特有の困難さ
であったピンチオフ電圧が高くなってしまう点も大幅に
改善できる。加えて、製造歩留まりも高くすることが可
能となる。また、従来の素子構造のごとく、ゲート形成
のため深い拡散層を形成する必要が無いので、SiCで
も製造が容易である。
のSITを製造する方法について、本発明の提供する3
種類の方法を説明する。
である。
のデバイスと同様に、高濃度基板1にドリフト層のエピ
層2を形成する。ドリフト層2は設計耐圧によってドー
ピング濃度、厚さを決めるが、好ましくは、濃度範囲は
5x1014〜1x1016cm-3、厚さ範囲は8〜50μ
m程度から選択する。例えば、耐圧1000Vの条件で
は、ドリフト層2は濃度1x1016cm-3,厚さ10μ
mとなる。次に、ドリフト層2の上に、第1のゲートと
なるp型領域10をエピ成長により形成する。このと
き、p型不純物としてはアルミニウムやボロンが使用さ
れる。p型領域10のドーピング濃度は5x1017−5
x1019cm-3程度であるが、デバイス特性としてはな
るべく高濃度を選択することが望ましい。p型領域10
の厚さは0.5〜5μm程度から選択するが、この厚さ
は素子構造上、チャネル長を規定する場合があるので、
チャネル長の設計に合わせて厚さを制御する。
るため、マスク20を用い選択エッチングによりトレン
チを掘ったところを表す。エッチングは、CF4などを
用いたRIE(反応性化学エッチング)やプラズマエッ
チングなどで行われる。このとき、トレンチの深さは、
p+エピ層10を突き抜け、下層のドリフト層に達する
べく選択する。
後、エピ成長によりチャネルとなるn層11、さらに第
2のゲートとなるp+層12を成膜した状態を示す。こ
のエピ成長前に、前工程図2(2)のドライエッチング
で導入されたプラズマダメージ等を除去するために、熱
酸化などを行い、更に表面の浄化を行うことが望まし
い。チャネル層11の濃度と厚さは、それぞれ1x10
15〜5x1017cm-3,0.2〜3μm程度である。第
2のゲート領域に用いるp+層12は、第1のゲート1
0と同じく高濃度であることが望ましく、濃度および厚
さは5x1017〜5x1019cm-3,0.2〜2μm程
度が好適である。
ス)領域を形成するためにフォトマスク21でマスク
し、開口部のp型領域をエッチングにより取り除いた
後、イオン注入により窒素やリンなどのn型不純物を高
濃度に注入する。これを1300℃以上、好ましくは1
700℃前後の範囲で熱処理を行い、注入したn型不純
物の活性化を行うなう。
ト構造となる。この後、工程図2(5)に示すとおり、
第1のゲート領域10、第2のゲート領域12、カソー
ド領域(ソース領域13)、アノード(ドレイン1)ヘ
それぞれ電極を形成してSITが完成する。この際、カ
ソード電極(ソース電極24)、アノード電極(ドレイ
ン電極26)、ゲート電極25は、何れもその接触する
領域とオーミック形成することが必要であり、それぞれ
の領域で充分に高濃度であることが望ましい。同時に、
各導電型においてオーミック形成に適した金属を用い
る。例えば、n型に対してはニッケル、p型に対しては
チタンやアルミニウムなどがオーミック形成に適した金
属である。勿論、それぞれn型およびp型導電領域がと
もに充分高濃度であれば、同一の金属でオーミックを形
成することも可能である。これら電極のボンディングパ
ッド部の最終金属は、さらにその上にアルミニウムを用
いると、アルミニウム−ワイアボンディングが容易にな
る。あるいは、最終金属に金や白金を用いると金属の酸
化を防止することができる。
を示す。
において説明した、工程図2(1)〜(3)と同じであ
る。工程図3(4’)は、その後、ポリシリコンまたは
フォトレジスト膜などを基板表面に製膜した状態を示
す。トレンチ部は、ポリシリコン等により埋め込みがな
され、表面の平坦化がなされている。次いで、上層のポ
リシリコン等をエッチバックし、引き続き、表面の第2
のゲート層12までをエッチングする。工程図3
(5’)に示すとおり、トレンチ部は、ポリシリコン等
により埋め込みがなされ、前述のエッチング後も、第2
のゲート層12とポリシリコン等により埋め込みが残留
する。
出したn型エピ膜11に全面、高濃度n型形成のための
イオン注入を行う。このイオン注入の際、トレンチ部に
は、ポリシリコン等により埋め込みがなされており、そ
れがマスクとなり、第2のゲート層12には、イオン注
入がなされない。工程図3(7’)に示すとおり、トレ
ンチ部に埋め込まれたポリシリコンまたはフォトレジス
トを除去した後、熱処理を行いn型層を活性化する。活
性化熱処理などの条件は前述の通りである。カソード電
極(ソース電極24)、アノード電極(ドレイン電極2
6)、ゲート電極25を、先に工程図2(6)で述べた
方法に準じて形成し、工程図3(8’)に示す構造のS
ITが得られる。この第2の製造方法においては、工程
図3(7’)に示すとおり、表面平坦化エッチングとそ
の後のイオン注入によって、チャネル領域末端が決定さ
れ、具体的には、チャネル長(ゲート長)は第一のゲー
ト領域10のエピ膜厚さによって制御される。この第2
の製造方法を用いることで得られる、図3(8’)に断
面構造のSITは、本発明SiC−SITの第二の実施
例に当たり、チャネル長(ゲート長)が制御されている
ため、その特性が優れている。第2の製造方法を用いる
ことで、特性が優れたSIT、特には、特性の均一性に
優れたSITを高い歩留まりで製造することが可能とな
る。
を示す。
じて、トレンチ部にn型エピ膜11’をエピ成長し製膜
する。このn型エピ膜11’の厚さを、目標とするチャ
ネル層11の厚さよりも、厚く選択する。具体的には、
本発明SiC−SIT断面構造の一例を示す図1におい
て、チャネル層11と第2のゲート領域12の層厚を合
計した厚さまで、n型エピ膜11’を成長し、工程図4
(3’’)に示す構造とする。次いで、工程図4
(4’’)に示すように、n型エピ膜11’表面より、
アルミニウムやボロンのp型不純物をイオン注入する。
イオン注入されたアルミニウムやボロンのp型不純物
を、熱処理施し活性化する。p型不純物に対する活性化
は、n型不純物の活性化温度よりはいくぶん高く、14
00〜1800℃の範囲で熱処理を行う。
は、高濃度のp型領域層が形成され、トレンチ部に工程
図4(5’’)に示す構造が得られる。これ以降、上で
述べた第1の製造方法において、工程図2(4)以降に
説明する工程従い、本発明のSiC−SITを製造する
ことができる。あるいは、第2の製造方法において、工
程図3(4’)以降に説明する工程従い、本発明のSi
C−SITを製造することができる。
ネル層11のチャネル幅を制御するために、チャネル層
11を挟むように設けられている、第一のゲート10と
第二のゲート12に同一の電圧を印加する手段を備え
る。係る電圧を印加する手段の具体例、例えば、第1の
ゲートおよび第2のゲートを短絡する手段の一例を図5
および図6を用いて説明する。図5に示す第1の例で
は、短絡する部分の第2のゲート層12をエッチングに
より取り除き、露出するn型チャネル層の部分について
その伝導型を変換し、高濃度のp型領域:ゲート短絡領
域32を形成する。このゲート短絡領域32形成は、図
4に示す工程図4(3’’)〜(5’’)に説明した手
段と同様にイオン注入法を用いて行うのが最も簡単であ
る。第2のゲートおよびそのゲート短絡領域32上にゲ
ート電極25を一体で形成することで、第1のゲートお
よび第2のゲートを短絡することができる。図6に示す
第2の例では、短絡する箇所において、第2のゲートお
よびチャネル層をともにエッチングにより取り除く。そ
の上に、第1のゲートおよび第2のゲート双方に跨って
ゲート電極25を形成することで、第1のゲートおよび
第2のゲートを短絡することが可能である。図6に示す
第2の例においては、ゲート電極25は、n型チャネル
層11ともその端面において接触するものの、p型層と
良好なオーミック形成をするゲート電極25は、低濃度
のn型領域とはオーミック形成しない。従って、ゲート
電極25は低濃度のn型領域に対して、ショットキー型
接合を形成するので、カソード電極(ソース電極24)
からゲート電極25へn型チャネル層11を介したリー
ク電流量は、僅かな値に押さえられる。
よれば、低いゲート電圧でピンチオフ可能となり、かつ
低いオン抵抗を達成できる。また、その製造に際して、
高い歩留まりを実現することが可能となる。
素子構造の断面図である。
の製造方法を説明するための工程順の断面図である。
SITの第2の製造方法を説明するための工程順の断面
図である。
Tの第3の製造方法を説明するための工程順の断面図で
ある。
第2のゲートを短絡する構造の第1の例を示す断面図で
ある。
第2のゲートを短絡する構造の第2の例を示す断面図で
ある。
を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 第一導電型ドリフト層上にトレンチ構造
により分離された第二導電型第一のゲート領域と、該第
一のゲート領域上部に第一導電型チャネル層と第二導電
型第二のゲート領域が設けられ、前記第一導電型ドリフ
ト層と第一導電型チャネル層は前記トレンチ構造底部で
接触し、該トレンチ構造側壁部において、前記第一導電
型チャネル層は前記第二導電型第一のゲート領域と前記
第二導電型第二のゲート領域によりサンドイッチ状に挟
まれた構造を有し、前記チャネル層を流れる電流を制限
すべく前記第一のゲート領域および前記第二のゲート領
域に電圧を印加する手段を設けたことを特徴とする炭化
珪素静電誘導トランジスタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の炭化珪素静電誘導トラ
ンジスタにおいて、 前記第一のゲート領域および前記第二のゲート領域が、
外部電極または同一導電型領域によって電気的に短絡さ
れていることを特徴とする炭化珪素静電誘導トランジス
タ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の炭化珪素静電誘導トラ
ンジスタの製造方法において、 前記第一のゲート領域、前記第二のゲート領域および前
記チャネル層をエピタキシャル成長により形成すること
を特徴とする炭化珪素静電誘導トランジスタの製造方
法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の炭化珪素静電誘導トラ
ンジスタの製造方法において、 前記第一導電型チャネル層をエピタキシャル成長した
後、該チャネル層にイオン注入により第二導電型層へ変
換することによって前記第二のゲート領域を形成するこ
とを特徴とする炭化珪素静電誘導トランジスタの製造方
法。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載の炭化珪素静電誘
導トランジスタの製造方法において、 前記第一のゲート領域、前記チャネル層、前記第二のゲ
ート領域を形成した後、トレンチ部分を炭化珪素と異な
る材料により埋め込む工程と、 次いで、エッチングによって表面を平坦化し、その平坦
化工程に際して、炭化珪素と異なる材料の除去により露
出した第二のゲート領域部分を除去して、下層のチャネ
ル層を露出させる工程と、 該露出したチャネル層領域に第一導電型イオン注入を行
い表面に前記第一導電型高濃度ドーピング層を形成する
工程とを具えることを特徴とする炭化珪素静電誘導トラ
ンジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11120595A JP2000312008A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 炭化珪素静電誘導トランジスタおよびその製造方法 |
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JP11120595A JP2000312008A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 炭化珪素静電誘導トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
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JP2000312008A true JP2000312008A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14790159
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JP (1) | JP2000312008A (ja) |
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