JP2000311450A - ディスク及びディスク装置 - Google Patents
ディスク及びディスク装置Info
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Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、セクタの読出専用又は書換可能の
属性をユーザが変更できないように設定することができ
る書換え可能なディスクを提供することを例示的目的と
する。 【解決手段】 データ部とID部をそれぞれ有する複数
のセクタを有するディスクのセクタの一部に対応するセ
クタが読出専用か書換え可能かを決定する属性識別子を
含めた。属性識別子が読出専用と識別している場合には
データ部のデータを読み出すことができるが書換えはで
きず、属性識別子が書換え可能と識別している場合には
データ部のデータを書換え可能になる。
属性をユーザが変更できないように設定することができ
る書換え可能なディスクを提供することを例示的目的と
する。 【解決手段】 データ部とID部をそれぞれ有する複数
のセクタを有するディスクのセクタの一部に対応するセ
クタが読出専用か書換え可能かを決定する属性識別子を
含めた。属性識別子が読出専用と識別している場合には
データ部のデータを読み出すことができるが書換えはで
きず、属性識別子が書換え可能と識別している場合には
データ部のデータを書換え可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、情報記録
担体に係り、特に、書換可能なディスクのセクタフォー
マットに関する。本発明は、特に、次世代の光サーボ方
式のフロッピーディスクのセクタフォーマットとして好
適である。
担体に係り、特に、書換可能なディスクのセクタフォー
マットに関する。本発明は、特に、次世代の光サーボ方
式のフロッピーディスクのセクタフォーマットとして好
適である。
【0002】
【従来の技術】一般に、書換可能なディスクは、周回方
向が複数のトラックに分割され、各トラックは複数のセ
クタに分割されている。各セクタはID部とデータ部と
を有する。ID部はメディア製造業者のみだけに書込可
能な領域であり物理フォーマット時にのみ形成される。
ID部は、同期部(Sync)、トラック番号、セクタ
番号、不良セクタフラグなどのIDデータを格納してい
る。データ部はデータ部であることを識別すると共に所
定のデータを格納している。また、データ部は誤り検出
符号(EDC)と誤り訂正符号(ECC)を有してい
る。EDCはデータ部のデータが正しいかどうかを検出
するが、誤りの訂正はしない。なお、EDC(又はこれ
に代替する機能的に類似のサイクリック冗長チェック符
号(CRCC))はID部にも含まれており、IDデー
タが正しいかどうかを検出するがエラーの訂正はしな
い。ECCは、データ部のデータのエラー訂正を行って
原データを復元することができる。
向が複数のトラックに分割され、各トラックは複数のセ
クタに分割されている。各セクタはID部とデータ部と
を有する。ID部はメディア製造業者のみだけに書込可
能な領域であり物理フォーマット時にのみ形成される。
ID部は、同期部(Sync)、トラック番号、セクタ
番号、不良セクタフラグなどのIDデータを格納してい
る。データ部はデータ部であることを識別すると共に所
定のデータを格納している。また、データ部は誤り検出
符号(EDC)と誤り訂正符号(ECC)を有してい
る。EDCはデータ部のデータが正しいかどうかを検出
するが、誤りの訂正はしない。なお、EDC(又はこれ
に代替する機能的に類似のサイクリック冗長チェック符
号(CRCC))はID部にも含まれており、IDデー
タが正しいかどうかを検出するがエラーの訂正はしな
い。ECCは、データ部のデータのエラー訂正を行って
原データを復元することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、高記憶容量を有
する光サーボ方式のフロッピーディスクなどの書換え可
能なディスクにソフトウェアを格納して販売する需要が
ある。この場合に、コピー品において従来のメディアに
存在しない機能を実現することができれば受注拡大の一
助となり得る。その一方、ディスクに付加されたそのよ
うな新たな情報をユーザが自由に書きかえることができ
れば違法コピーなどの問題を招くため好ましくない。ま
た、ユーザが誤ってソフトウェアを消去することを防止
することができれば好ましい。更に、かかるソフトウェ
アがコンピュータウィルスに感染しないような構成を採
用することが好ましい。例えば、従来からオペレーショ
ンシステム(OS)もファイル単位で属性情報を持たせ
ているが、これはOS上で改変可能でありコンピュータ
ウィルスに対して有効な対抗手段とはならなかった。
する光サーボ方式のフロッピーディスクなどの書換え可
能なディスクにソフトウェアを格納して販売する需要が
ある。この場合に、コピー品において従来のメディアに
存在しない機能を実現することができれば受注拡大の一
助となり得る。その一方、ディスクに付加されたそのよ
うな新たな情報をユーザが自由に書きかえることができ
れば違法コピーなどの問題を招くため好ましくない。ま
た、ユーザが誤ってソフトウェアを消去することを防止
することができれば好ましい。更に、かかるソフトウェ
アがコンピュータウィルスに感染しないような構成を採
用することが好ましい。例えば、従来からオペレーショ
ンシステム(OS)もファイル単位で属性情報を持たせ
ているが、これはOS上で改変可能でありコンピュータ
ウィルスに対して有効な対抗手段とはならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の課題を解決する新規かつ有用なディスク及びディス
ク装置を提供することを概括的な目的とする。
来の課題を解決する新規かつ有用なディスク及びディス
ク装置を提供することを概括的な目的とする。
【0005】より特定的には、本発明は、セクタの読出
専用又は書換え可能の属性を設定することができる書換
え可能なディスク及びディスク装置を提供することを例
示的目的とする。
専用又は書換え可能の属性を設定することができる書換
え可能なディスク及びディスク装置を提供することを例
示的目的とする。
【0006】上記目的を達成するために、本発明のディ
スクは、ID部とデータ部をそれぞれ有する複数のセク
タを有するディスクであって、前記ID部は、対応する
前記セクタが読出専用か書換え可能かを決定する属性識
別子と、対応する前記セクタのIDを表すIDデータと
を有し、前記属性識別子が読出専用と識別している場合
には前記データ部が格納しているデータを読み出すこと
ができるが書換えはできず、前記属性識別子が書換え可
能と識別している場合には前記データ部のデータを書換
えることができる。本発明のディスクによれば、一枚の
ディスクの中に読出し専用な(即ち、ROMとして機能
する)領域と書換え可能な(即ち、RAMとして機能す
る)領域とを有する。
スクは、ID部とデータ部をそれぞれ有する複数のセク
タを有するディスクであって、前記ID部は、対応する
前記セクタが読出専用か書換え可能かを決定する属性識
別子と、対応する前記セクタのIDを表すIDデータと
を有し、前記属性識別子が読出専用と識別している場合
には前記データ部が格納しているデータを読み出すこと
ができるが書換えはできず、前記属性識別子が書換え可
能と識別している場合には前記データ部のデータを書換
えることができる。本発明のディスクによれば、一枚の
ディスクの中に読出し専用な(即ち、ROMとして機能
する)領域と書換え可能な(即ち、RAMとして機能す
る)領域とを有する。
【0007】また、本発明によるユーザによる使用に供
される所定のユーザデータを格納したディスクを製造す
る方法は、前記ユーザデータをディスクに書き込む工程
と、前記ユーザデータが書き込まれた前記ディスクの領
域の属性を読出し専用又は書換え可能に設定する工程
と、前記属性をユーザが書換え不能に設定する工程とを
有する。本発明の製造方法によれば、ユーザデータ毎で
はなく(即ち、ファイル単位ではなく)ユーザデータが
書き込まれた領域毎に読出し専用か書換え可能かの別が
設定される。従って、本発明の製造方法は、読出し専用
な(即ち、ROMとして機能する)領域と書換え可能な
(即ち、RAMとして機能する)領域とを同時に有する
ディスクを提供することができる。また、属性はユーザ
には書換え不能に設定される。「書換え不能」とはユー
ザが通常のディスク装置を使用した場合には書換え不能
であることを意味し、例えば、ユーザがディスク装置を
改造したり、製造業者と同様の設備を用いた場合にも常
に書換えが不能であるという意味ではないことに留意す
る必要がある。書換え不能にする方法は、ディスクの書
換え不能な領域に属性を書き込む方法(ハード的方法)
やディスク装置に書換えできないことを命令する方法
(ソフト的方法)の両者を含む概念である。本発明の製
造方法は、例えば、ディスクを媒体として完成した後に
所定のユーザデータを格納し、その後、ユーザに提供す
る場合に使用される。ここで、ユーザデータは、ユーザ
が直接使用するOSなどのプログラムデータやアプリケ
ーションソフトウェア、画像情報、テキスト情報、音楽
情報などとそれに付随するユーザが直接使用しないセキ
ュリティデータ、管理データなども含むものである。例
えば、OSなどを読出し専用に設定すれば、OSがコン
ピュータウィルスによる感染を防止することができる。
される所定のユーザデータを格納したディスクを製造す
る方法は、前記ユーザデータをディスクに書き込む工程
と、前記ユーザデータが書き込まれた前記ディスクの領
域の属性を読出し専用又は書換え可能に設定する工程
と、前記属性をユーザが書換え不能に設定する工程とを
有する。本発明の製造方法によれば、ユーザデータ毎で
はなく(即ち、ファイル単位ではなく)ユーザデータが
書き込まれた領域毎に読出し専用か書換え可能かの別が
設定される。従って、本発明の製造方法は、読出し専用
な(即ち、ROMとして機能する)領域と書換え可能な
(即ち、RAMとして機能する)領域とを同時に有する
ディスクを提供することができる。また、属性はユーザ
には書換え不能に設定される。「書換え不能」とはユー
ザが通常のディスク装置を使用した場合には書換え不能
であることを意味し、例えば、ユーザがディスク装置を
改造したり、製造業者と同様の設備を用いた場合にも常
に書換えが不能であるという意味ではないことに留意す
る必要がある。書換え不能にする方法は、ディスクの書
換え不能な領域に属性を書き込む方法(ハード的方法)
やディスク装置に書換えできないことを命令する方法
(ソフト的方法)の両者を含む概念である。本発明の製
造方法は、例えば、ディスクを媒体として完成した後に
所定のユーザデータを格納し、その後、ユーザに提供す
る場合に使用される。ここで、ユーザデータは、ユーザ
が直接使用するOSなどのプログラムデータやアプリケ
ーションソフトウェア、画像情報、テキスト情報、音楽
情報などとそれに付随するユーザが直接使用しないセキ
ュリティデータ、管理データなども含むものである。例
えば、OSなどを読出し専用に設定すれば、OSがコン
ピュータウィルスによる感染を防止することができる。
【0008】本発明のディスク装置は、データ部をそれ
ぞれ有する複数のセクタを有するディスクにアクセス可
能なヘッドと、前記ヘッドが前記ディスクから読み出す
信号を処理する信号処理回路と、前記ディスク、前記ヘ
ッド及び前記信号処理装置とを駆動する駆動部と、前記
光ヘッド、前記信号処理装置及び前記駆動部の動作を制
御する制御部とを有し、前記ディスクは対応する前記セ
クタが読出し専用か書換え可能かを決定する属性識別子
を有し、前記制御部は、前記ヘッドによって読み取ら
れ、前記信号処理回路によって再生された前記属性識別
子が読出し専用であるか書換え可能であるかを識別し、
前記属性識別子が読出し専用と識別している場合には前
記ヘッドが前記データ部に格納されているデータを読み
出すことを許可するが書換えることは禁止するように各
部を制御する。
ぞれ有する複数のセクタを有するディスクにアクセス可
能なヘッドと、前記ヘッドが前記ディスクから読み出す
信号を処理する信号処理回路と、前記ディスク、前記ヘ
ッド及び前記信号処理装置とを駆動する駆動部と、前記
光ヘッド、前記信号処理装置及び前記駆動部の動作を制
御する制御部とを有し、前記ディスクは対応する前記セ
クタが読出し専用か書換え可能かを決定する属性識別子
を有し、前記制御部は、前記ヘッドによって読み取ら
れ、前記信号処理回路によって再生された前記属性識別
子が読出し専用であるか書換え可能であるかを識別し、
前記属性識別子が読出し専用と識別している場合には前
記ヘッドが前記データ部に格納されているデータを読み
出すことを許可するが書換えることは禁止するように各
部を制御する。
【0009】また、本発明のディスクは複数のセクタを
有するディスクであって、各セクタは、データ部と当該
セクタが読出し専用か書換え可能かを決定する属性識別
子を有し、前記属性識別子が読出し専用と識別している
場合には前記データ部が格納しているデータを読み出す
ことができるが書換えはできず、前記属性識別子が書換
え可能と識別している場合には前記データ部のデータを
書換えることを許可するディスク。属性設定部はデータ
部に設けられてもよい。かからディスクにおいても上述
したディスクと同様に、一枚のディスクの中に読出し専
用な(即ち、ROMとして機能する)領域と書換え可能
な(即ち、RAMとして機能する)領域とを有する。
有するディスクであって、各セクタは、データ部と当該
セクタが読出し専用か書換え可能かを決定する属性識別
子を有し、前記属性識別子が読出し専用と識別している
場合には前記データ部が格納しているデータを読み出す
ことができるが書換えはできず、前記属性識別子が書換
え可能と識別している場合には前記データ部のデータを
書換えることを許可するディスク。属性設定部はデータ
部に設けられてもよい。かからディスクにおいても上述
したディスクと同様に、一枚のディスクの中に読出し専
用な(即ち、ROMとして機能する)領域と書換え可能
な(即ち、RAMとして機能する)領域とを有する。
【0010】本発明の他の目的及び更なる特徴は、以
下、添付図面を参照して説明される実施例により明らか
にされる。
下、添付図面を参照して説明される実施例により明らか
にされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明の第1の例示的態様である光サーボ方式のフロッ
ピーディスク1について説明する。図1は、光サーボ方
式のフロッピーディスク1のセクタフォーマットの概略
ブロック図である。なお、ディスク1が再生されると、
ヘッドは図1及びその他の図におけるセクタを左から右
に読んでいくものとする。図2は、光サーボ方式のフロ
ッピーディスク1とその一部を拡大した平面図である。
図2に示すように、ディスク1は、周回方向に整列した
トラック2とグルーブ4とを有している。ディスク1は
特徴的にレーザーサーボを採用し、グルーブ4にレーザ
ー光を照射して、グルーブ4の有無によって変化する反
射光の強弱を検出してトラッキングサーボを行い、例え
ば、2,490tpiの光トラック密度を実現してい
る。グルーブの数は、例えば、1666/周、930本
/面、デューティー比50%である。
本発明の第1の例示的態様である光サーボ方式のフロッ
ピーディスク1について説明する。図1は、光サーボ方
式のフロッピーディスク1のセクタフォーマットの概略
ブロック図である。なお、ディスク1が再生されると、
ヘッドは図1及びその他の図におけるセクタを左から右
に読んでいくものとする。図2は、光サーボ方式のフロ
ッピーディスク1とその一部を拡大した平面図である。
図2に示すように、ディスク1は、周回方向に整列した
トラック2とグルーブ4とを有している。ディスク1は
特徴的にレーザーサーボを採用し、グルーブ4にレーザ
ー光を照射して、グルーブ4の有無によって変化する反
射光の強弱を検出してトラッキングサーボを行い、例え
ば、2,490tpiの光トラック密度を実現してい
る。グルーブの数は、例えば、1666/周、930本
/面、デューティー比50%である。
【0012】図1に示すように、ディスク1は、ID部
10とギャップ20とデータ部30とを有している。I
D部10は物理フォーマット時にのみ形成され、ID同
期部(ID Sync)12、IDマーク14、IDデ
ータ16及びIDエラー検出コード(EDC)18を有
している。ID同期部12は、IDマーク14を見つけ
るためのハードウェアのための読み出し用トリガであ
り、IDマーク14はID部10であることを識別する
機能を有する。
10とギャップ20とデータ部30とを有している。I
D部10は物理フォーマット時にのみ形成され、ID同
期部(ID Sync)12、IDマーク14、IDデ
ータ16及びIDエラー検出コード(EDC)18を有
している。ID同期部12は、IDマーク14を見つけ
るためのハードウェアのための読み出し用トリガであ
り、IDマーク14はID部10であることを識別する
機能を有する。
【0013】IDデータ16は対応するセクタのID
(識別情報)を表しており、不良セクターフラグとして
の情報を有すると共に、属性設定部17を有している。
IDデータ16は、例えば、7バイトの大きさを有して
いるが、従来においても20ビット程度は使用されてい
なかった。属性設定部17は、かかる未使用部を利用し
て設けられている。属性設定部17は、対応するセクタ
の属性が読出し専用(リードオンリ)か書換え可能かを
識別する。属性設定部17が読出し専用と識別している
場合には、データバイトフィールド36のユーザデータ
が読出し専用になり、書換えができなくなる。ここで、
「書換えができない」とは、ユーザが通常のディスク装
置を使用した場合には書換え不能であることを意味し、
例えば、ユーザがディスク装置を改造したり、製造業者
と同様の設備を用いた場合にも常に書換えが不能である
という意味ではないことに留意する必要がある。また、
属性設定部17が読出し専用と識別している場合であっ
ても、読出し自体を確保するために後述するECC39
による誤り訂正は可能なように構成されることが好まし
い。属性設定部17が書換え可能と識別している場合に
は、データバイトフィールド36のユーザデータは書換
え可能にユーザに提供される。
(識別情報)を表しており、不良セクターフラグとして
の情報を有すると共に、属性設定部17を有している。
IDデータ16は、例えば、7バイトの大きさを有して
いるが、従来においても20ビット程度は使用されてい
なかった。属性設定部17は、かかる未使用部を利用し
て設けられている。属性設定部17は、対応するセクタ
の属性が読出し専用(リードオンリ)か書換え可能かを
識別する。属性設定部17が読出し専用と識別している
場合には、データバイトフィールド36のユーザデータ
が読出し専用になり、書換えができなくなる。ここで、
「書換えができない」とは、ユーザが通常のディスク装
置を使用した場合には書換え不能であることを意味し、
例えば、ユーザがディスク装置を改造したり、製造業者
と同様の設備を用いた場合にも常に書換えが不能である
という意味ではないことに留意する必要がある。また、
属性設定部17が読出し専用と識別している場合であっ
ても、読出し自体を確保するために後述するECC39
による誤り訂正は可能なように構成されることが好まし
い。属性設定部17が書換え可能と識別している場合に
は、データバイトフィールド36のユーザデータは書換
え可能にユーザに提供される。
【0014】EDC18(又はこれに代替する機能的に
類似のサイクリック冗長チェック(CRC))は、ID
データ16が正しいかどうかを検出するがエラーの訂正
はしない。選択的に、ディスク1は、ID同期部12の
前に、セクタ同期部とセクタマークを更に有してもよ
い。
類似のサイクリック冗長チェック(CRC))は、ID
データ16が正しいかどうかを検出するがエラーの訂正
はしない。選択的に、ディスク1は、ID同期部12の
前に、セクタ同期部とセクタマークを更に有してもよ
い。
【0015】ギャップ(Gap)20はセクタ間の緩衝
を吸収する一種のバッファとして長さ調整のために挿入
され、ID部10とデータ部30との間とデータ部30
とその次のID部10との間に配置されている。
を吸収する一種のバッファとして長さ調整のために挿入
され、ID部10とデータ部30との間とデータ部30
とその次のID部10との間に配置されている。
【0016】データ部30は、データ同期部(Data
Sync)32と、データマーク34と、所定のデー
タ(ユーザデータ)36と、データエラー検出コード
(EDC)38と、データエラー訂正コード(ECC)
39とを有している。データ同期部32は、データマー
ク34を見つけるためのハードウェアのための読み出し
用トリガであり、データマーク34はデータ部30であ
ることを識別する機能を有する。ユーザデータはデータ
バイトフィールド36に格納され、例えば、エンドユー
ザ以外のメーカーが作成したOS、ソフトウェアプログ
ラム、画像情報、テキスト情報、音楽情報などのユーザ
が記録再生可能なデータとそれに付随するユーザが直接
使用しないセキュリティデータ、管理データなどの情報
を含んでいる。データEDC38は、EDC18と同様
に、データバイトフィールド36のユーザデータが正し
いかどうかを検出するがエラーの訂正はしない。ECC
39は、データバイトフィールド36のユーザデータの
エラー訂正を行って原データを復元することができる。
Sync)32と、データマーク34と、所定のデー
タ(ユーザデータ)36と、データエラー検出コード
(EDC)38と、データエラー訂正コード(ECC)
39とを有している。データ同期部32は、データマー
ク34を見つけるためのハードウェアのための読み出し
用トリガであり、データマーク34はデータ部30であ
ることを識別する機能を有する。ユーザデータはデータ
バイトフィールド36に格納され、例えば、エンドユー
ザ以外のメーカーが作成したOS、ソフトウェアプログ
ラム、画像情報、テキスト情報、音楽情報などのユーザ
が記録再生可能なデータとそれに付随するユーザが直接
使用しないセキュリティデータ、管理データなどの情報
を含んでいる。データEDC38は、EDC18と同様
に、データバイトフィールド36のユーザデータが正し
いかどうかを検出するがエラーの訂正はしない。ECC
39は、データバイトフィールド36のユーザデータの
エラー訂正を行って原データを復元することができる。
【0017】本発明の光サーボ方式のフロッピーディス
ク1によれば、一枚のディスクの中に読出し専用な(即
ち、ROMとして機能する)セクタと書換え可能な(即
ち、RAMとして機能する)セクタとが混在することに
なる。また、属性設定部17が格納されているID部1
0はユーザには書換え不能な領域として構成されてい
る。従って、ユーザはセクタの属性を自由に変更するこ
とができず、その結果、読出し専用に設定されたデータ
を変更することができない。ここで、「書換え不能」と
は、ID部10が、ユーザが通常のディスク装置を使用
した場合には書換え不能であることを意味し、例えば、
ユーザがディスク装置を改造したり、製造業者と同様の
設備を用いた場合にも常に書換えが不能であるという意
味ではないことに留意する必要がある。
ク1によれば、一枚のディスクの中に読出し専用な(即
ち、ROMとして機能する)セクタと書換え可能な(即
ち、RAMとして機能する)セクタとが混在することに
なる。また、属性設定部17が格納されているID部1
0はユーザには書換え不能な領域として構成されてい
る。従って、ユーザはセクタの属性を自由に変更するこ
とができず、その結果、読出し専用に設定されたデータ
を変更することができない。ここで、「書換え不能」と
は、ID部10が、ユーザが通常のディスク装置を使用
した場合には書換え不能であることを意味し、例えば、
ユーザがディスク装置を改造したり、製造業者と同様の
設備を用いた場合にも常に書換えが不能であるという意
味ではないことに留意する必要がある。
【0018】以下、図3及び図4を参照して、本発明の
第1の例示的態様である光磁気ディスク100について
説明する。ここで、図3は光磁気ディスク100の平面
図である。光磁気ディスク100は、連続サーボ(トラ
ッキング)方式を採用し、ポリカーボネート基板102
上にレーザ光が正確に移動(トラッキング)することを
容易にする複数の案内溝(グルーブ)104を有してい
る。また、ディスク100は、連続サーボ方式の中で、
ランド記録とグルーブ記録のいずれにも適用することが
できる。
第1の例示的態様である光磁気ディスク100について
説明する。ここで、図3は光磁気ディスク100の平面
図である。光磁気ディスク100は、連続サーボ(トラ
ッキング)方式を採用し、ポリカーボネート基板102
上にレーザ光が正確に移動(トラッキング)することを
容易にする複数の案内溝(グルーブ)104を有してい
る。また、ディスク100は、連続サーボ方式の中で、
ランド記録とグルーブ記録のいずれにも適用することが
できる。
【0019】光磁気ディスク100は、周回方向に螺旋
的に複数のトラック(図示せず)を有し、各トラックに
は複数のセクタ110と呼ばれるブロックが配置されて
いる。セクタの並べ方(物理フォーマット)には、CL
V(Constant Linear Velocit
y)方式、CAV(Constant Angular
Velocity)方式、ZCAV(Zone Con
stant Angular Velocity)方式、
M−CAV(Modified CAV)方式などがあ
る。ディスク100はいずれのフォーマットを採用して
もよい。これは後述するディスク200にも該当する。
的に複数のトラック(図示せず)を有し、各トラックに
は複数のセクタ110と呼ばれるブロックが配置されて
いる。セクタの並べ方(物理フォーマット)には、CL
V(Constant Linear Velocit
y)方式、CAV(Constant Angular
Velocity)方式、ZCAV(Zone Con
stant Angular Velocity)方式、
M−CAV(Modified CAV)方式などがあ
る。ディスク100はいずれのフォーマットを採用して
もよい。これは後述するディスク200にも該当する。
【0020】また、光磁気ディスク100は、記録膜と
レーザ光の照射方向から分類されるフォーマットである
片面1層、片面2層、両面1層、両面2層のいずれの構
造をも採用することができる。これも後述するディスク
200に該当する。
レーザ光の照射方向から分類されるフォーマットである
片面1層、片面2層、両面1層、両面2層のいずれの構
造をも採用することができる。これも後述するディスク
200に該当する。
【0021】以下、図4を参照して、ディスク100の
セクタフォーマットについて説明する。ここで、図4
は、本発明のディスク100のセクタフォーマットを説
明するための概略ブロック図である。各セクタ110
は、プリフォーマット部120とデータ部150とを含
んでいる。
セクタフォーマットについて説明する。ここで、図4
は、本発明のディスク100のセクタフォーマットを説
明するための概略ブロック図である。各セクタ110
は、プリフォーマット部120とデータ部150とを含
んでいる。
【0022】プリフォーマット部120は、ディスク製
造業者によって出荷前にデータが書き込まれるフィール
ドである。プリフォーマット部120は、セクタマーク
(SM)122と、VFO(Variable Fre
quency Ocillation)124と、アド
レスマーク(AM)126と、DA128と、ID部1
30とを有する。セクタマーク122は、PLLクロッ
クを使用しなくても各セクタの先頭を識別している。な
お、セクタマーク122はこれからセクタを読み出すこ
とをハードウェアに知らせるトリガとしてのセクタ同期
部を含んでいてもよい。VFO124は、回転変動があ
っても確実にデータ再生を可能にする。VFO124は
周波数を調整して同期をとる機能を有する。アドレスマ
ーク(AM)126は、アドレスコードの先頭を示す。
造業者によって出荷前にデータが書き込まれるフィール
ドである。プリフォーマット部120は、セクタマーク
(SM)122と、VFO(Variable Fre
quency Ocillation)124と、アド
レスマーク(AM)126と、DA128と、ID部1
30とを有する。セクタマーク122は、PLLクロッ
クを使用しなくても各セクタの先頭を識別している。な
お、セクタマーク122はこれからセクタを読み出すこ
とをハードウェアに知らせるトリガとしてのセクタ同期
部を含んでいてもよい。VFO124は、回転変動があ
っても確実にデータ再生を可能にする。VFO124は
周波数を調整して同期をとる機能を有する。アドレスマ
ーク(AM)126は、アドレスコードの先頭を示す。
【0023】ID部130は、トラック番号132と、
セクタ番号134と、サイクリック冗長チェック符号
(CRC)136とを有する。トラック番号132とセ
クタ番号134は、対応するセクタの属するトラックを
識別すると共に当該トラック内での位置を識別する。C
RC136はID部の誤りチェックを行う。
セクタ番号134と、サイクリック冗長チェック符号
(CRC)136とを有する。トラック番号132とセ
クタ番号134は、対応するセクタの属するトラックを
識別すると共に当該トラック内での位置を識別する。C
RC136はID部の誤りチェックを行う。
【0024】フラグ部140は、ODF(Offset
Detection Flag)、ギャップ(GA
P)、フラグを含んでいる。ギャップは、各フィールド
間の緩衝を吸収する一種のバッファとして長さ調整のた
めに挿入されるものである。フラグは、例えば、欠陥セ
クタである旨を表示する。
Detection Flag)、ギャップ(GA
P)、フラグを含んでいる。ギャップは、各フィールド
間の緩衝を吸収する一種のバッファとして長さ調整のた
めに挿入されるものである。フラグは、例えば、欠陥セ
クタである旨を表示する。
【0025】データ部150は、VFO124と同様の
VFO152と、同期部(Sync)154と、主デー
タ部156とを有する。同期部154は、これから主デ
ータ部を読み出すことをハードウェアに知らせるトリガ
である。主データ部156は、制御データを含むデータ
と、誤り訂正符号(ECC)と、CRC138と同様の
CRCと、属性設定部158とを含んでいる。属性設定
部158は、対応するセクタの属性が読出し専用(リー
ドオンリ)か書換え可能かを識別する。このように、本
発明のセクタ110は特徴的に属性設定部158を有し
ている。CRCは上述したようにデータ部150に誤り
があるかどうかを検出し、ECCがこの誤りを訂正して
原データを復元する。なお、CRCは誤り検出符号(E
DC)に置換されてもよい。
VFO152と、同期部(Sync)154と、主デー
タ部156とを有する。同期部154は、これから主デ
ータ部を読み出すことをハードウェアに知らせるトリガ
である。主データ部156は、制御データを含むデータ
と、誤り訂正符号(ECC)と、CRC138と同様の
CRCと、属性設定部158とを含んでいる。属性設定
部158は、対応するセクタの属性が読出し専用(リー
ドオンリ)か書換え可能かを識別する。このように、本
発明のセクタ110は特徴的に属性設定部158を有し
ている。CRCは上述したようにデータ部150に誤り
があるかどうかを検出し、ECCがこの誤りを訂正して
原データを復元する。なお、CRCは誤り検出符号(E
DC)に置換されてもよい。
【0026】属性設定部158が読出し専用と識別して
いる場合には、データ部150の主データ部156のデ
ータが読出し専用になり、書換えができなくなる。ここ
で、「書換えができない」とは、ユーザが通常のディス
ク装置を使用した場合には書換え不能であることを意味
し、例えば、ユーザがディスク装置を改造したり、製造
業者と同様の設備を用いた場合にも常に書換えが不能で
あるという意味ではないことに留意する必要がある。ま
た、属性設定部158が読出し専用と識別している場合
であっても、読出し自体を確保するためにECCによる
誤り訂正は可能なように構成されることが好ましい。属
性設定部158が書換え可能と識別している場合には、
データ部150のデータは書換え可能にユーザに提供さ
れる。
いる場合には、データ部150の主データ部156のデ
ータが読出し専用になり、書換えができなくなる。ここ
で、「書換えができない」とは、ユーザが通常のディス
ク装置を使用した場合には書換え不能であることを意味
し、例えば、ユーザがディスク装置を改造したり、製造
業者と同様の設備を用いた場合にも常に書換えが不能で
あるという意味ではないことに留意する必要がある。ま
た、属性設定部158が読出し専用と識別している場合
であっても、読出し自体を確保するためにECCによる
誤り訂正は可能なように構成されることが好ましい。属
性設定部158が書換え可能と識別している場合には、
データ部150のデータは書換え可能にユーザに提供さ
れる。
【0027】バッファ160はギャップと同様の機能を
有し、隣接セクタ間の緩衝を吸収するために長さ調整の
ために挿入される。
有し、隣接セクタ間の緩衝を吸収するために長さ調整の
ために挿入される。
【0028】以下、図5及び図6を参照して、本発明の
第3の例示的態様である光磁気ディスク200について
説明する。ここで、図5は光磁気ディスク200の平面
図である。光磁気ディスク200は、サンプル(トラッ
キング)方式を採用し、ポリカーボネート基板202上
にレーザ光が正確に移動(トラッキング)することを容
易にする複数の案内ピット104を有している。
第3の例示的態様である光磁気ディスク200について
説明する。ここで、図5は光磁気ディスク200の平面
図である。光磁気ディスク200は、サンプル(トラッ
キング)方式を採用し、ポリカーボネート基板202上
にレーザ光が正確に移動(トラッキング)することを容
易にする複数の案内ピット104を有している。
【0029】以下、図6を参照して、ディスク200の
セクタフォーマットについて説明する。ここで、図6
は、本発明のディスク200のセクタフォーマットを説
明するための概略ブロック図である。各セクタ210
は、アドレスフィールド220とデータフィールド26
0とを含んでいる。アドレスフィールドはアドレス0に
形成され、データフィールド260はアドレス1乃至n
(例えば、42)に形成されている。
セクタフォーマットについて説明する。ここで、図6
は、本発明のディスク200のセクタフォーマットを説
明するための概略ブロック図である。各セクタ210
は、アドレスフィールド220とデータフィールド26
0とを含んでいる。アドレスフィールドはアドレス0に
形成され、データフィールド260はアドレス1乃至n
(例えば、42)に形成されている。
【0030】アドレスフィールド220は、最初の2バ
イトをサーボバイト222として確保しており、これに
続いて、プリフォーマットされたアドレスエリア(ID
部)230と、予約エリア240と、レーザ制御エリア
250とを有する。
イトをサーボバイト222として確保しており、これに
続いて、プリフォーマットされたアドレスエリア(ID
部)230と、予約エリア240と、レーザ制御エリア
250とを有する。
【0031】アドレスエリア230は、セクタマーク2
32と、セクタ番号234と、トラック番号236とを
有する。セクタマーク232はセクタマーク110に、
セクタ番号はセクタ番号134に、トラック番号236
はトラック番号132にそれぞれ対応するので説明は省
略する。レーザ制御エリア250はレーザ光を制御する
ためのデータを格納している。
32と、セクタ番号234と、トラック番号236とを
有する。セクタマーク232はセクタマーク110に、
セクタ番号はセクタ番号134に、トラック番号236
はトラック番号132にそれぞれ対応するので説明は省
略する。レーザ制御エリア250はレーザ光を制御する
ためのデータを格納している。
【0032】データフィールド260は、最初の2バイ
トをサーボバイト262として確保しており、これに続
いて、主データ部264を有する。また、主データ部2
64は属性設定部265を有している。属性設定部26
5は対応するセクタの属性が読出し専用(リードオン
リ)か書換え可能かを識別する。このように、本発明の
セクタ210は特徴的に属性設定部265を有してい
る。属性設定部265が読出し専用と識別している場合
には、主データ部264のデータが読出し専用になり、
書換えができなくなる。属性設定部265が書換え可能
と識別している場合には、主データ部264のデータは
書換え可能にユーザに提供される。主データ部264
は、同期部154に対応するデータ同期部(Data
Sync)とデータマーク(Data Mark)とを
有することができる。データ同期部はデータマークを見
つけるためのハードウェアのための読み出し用トリガで
ある。データマークは、データフィールド260である
ことを識別している。
トをサーボバイト262として確保しており、これに続
いて、主データ部264を有する。また、主データ部2
64は属性設定部265を有している。属性設定部26
5は対応するセクタの属性が読出し専用(リードオン
リ)か書換え可能かを識別する。このように、本発明の
セクタ210は特徴的に属性設定部265を有してい
る。属性設定部265が読出し専用と識別している場合
には、主データ部264のデータが読出し専用になり、
書換えができなくなる。属性設定部265が書換え可能
と識別している場合には、主データ部264のデータは
書換え可能にユーザに提供される。主データ部264
は、同期部154に対応するデータ同期部(Data
Sync)とデータマーク(Data Mark)とを
有することができる。データ同期部はデータマークを見
つけるためのハードウェアのための読み出し用トリガで
ある。データマークは、データフィールド260である
ことを識別している。
【0033】本発明の光磁気ディスク100及び200
によれば、一枚のディスクの中に読出し専用な(即ち、
ROMとして機能する)セクタと書換え可能な(即ち、
RAMとして機能する)セクタとが混在することにな
る。また、属性設定部158及び265は、スタンパに
よって大量生産される光磁気ディスクにおいても問題な
く主データ部156及び264において形成することが
可能である。属性設定部158及び265は、ユーザが
書換え不能にソフト的に設定されることが好ましい。こ
れによりユーザは自由にセクタの属性を変更できなくな
る。
によれば、一枚のディスクの中に読出し専用な(即ち、
ROMとして機能する)セクタと書換え可能な(即ち、
RAMとして機能する)セクタとが混在することにな
る。また、属性設定部158及び265は、スタンパに
よって大量生産される光磁気ディスクにおいても問題な
く主データ部156及び264において形成することが
可能である。属性設定部158及び265は、ユーザが
書換え不能にソフト的に設定されることが好ましい。こ
れによりユーザは自由にセクタの属性を変更できなくな
る。
【0034】本実施例においては、属性設定部158や
265は各セクタ110及び210の主データ部156
及び264に設けられているが、ディスク100及び2
00の(いわゆるリードイン領域やリードアウト領域な
どと呼ばれる)図示しない管理領域に複数又は全セクタ
の属性情報をまとめて格納してもよい。
265は各セクタ110及び210の主データ部156
及び264に設けられているが、ディスク100及び2
00の(いわゆるリードイン領域やリードアウト領域な
どと呼ばれる)図示しない管理領域に複数又は全セクタ
の属性情報をまとめて格納してもよい。
【0035】以下、本発明のディスク1、100及び2
00の使用について説明する。ディスク1、100及び
200のデータバイト36や主データ部156及び26
4には、例えば、エンドユーザ以外のメーカーが作成し
たOS、ソフトウェアプログラム、画像情報、テキスト
情報、音楽情報などのユーザが直接使用するデータとそ
れに付随するユーザが直接使用しないセキュリティデー
タ、管理データ(ユーザデータ)が格納される。ユーザ
データが格納された場合に属性設定部17、136及び
238が読出し専用に設定されると、それらはユーザに
よってその内容が自由に変更できないと共にコンピュー
タウィルスによって感染することも防止される。ユーザ
がその内容が自由に変更できないことはデータが誤消去
されることを防止することにもつながる。古いバージョ
ンのOSを読取専用に格納しているディスクを有する者
だけがバージョンアップを受けられるなどのサービスを
することも可能である。また、属性設定部17が読出し
専用に一旦設定されたディスク1でも工場で再度物理フ
ォーマットを行えば再使用が可能である。この場合、格
納されているデータも失われるため、大切なデータが無
防備に外部に流出することはない。いうまでもなく、全
てのユーザデータが読出し可能に設定されなければなら
ないわけではない。
00の使用について説明する。ディスク1、100及び
200のデータバイト36や主データ部156及び26
4には、例えば、エンドユーザ以外のメーカーが作成し
たOS、ソフトウェアプログラム、画像情報、テキスト
情報、音楽情報などのユーザが直接使用するデータとそ
れに付随するユーザが直接使用しないセキュリティデー
タ、管理データ(ユーザデータ)が格納される。ユーザ
データが格納された場合に属性設定部17、136及び
238が読出し専用に設定されると、それらはユーザに
よってその内容が自由に変更できないと共にコンピュー
タウィルスによって感染することも防止される。ユーザ
がその内容が自由に変更できないことはデータが誤消去
されることを防止することにもつながる。古いバージョ
ンのOSを読取専用に格納しているディスクを有する者
だけがバージョンアップを受けられるなどのサービスを
することも可能である。また、属性設定部17が読出し
専用に一旦設定されたディスク1でも工場で再度物理フ
ォーマットを行えば再使用が可能である。この場合、格
納されているデータも失われるため、大切なデータが無
防備に外部に流出することはない。いうまでもなく、全
てのユーザデータが読出し可能に設定されなければなら
ないわけではない。
【0036】以下、ユーザデータを読出し専用データと
して格納する本発明のディスクの製造方法について説明
する。本発明のディスクがDVD−RAMやMOディス
クであれば、まず、ディスク媒体そのものの製造工程
は、スタンパ作成工程、射出成形を含むレプリカ作成工
程、反射膜形成工程、保護膜形成工程及び貼り合わせ工
程を含むことになる。一方、本発明のディスクが磁気デ
ィスク(光サーボ方式のフロッピーディスクなど)は、
磁性塗料配合・分散・塗布工程、ランダマイズ・乾燥工
程、鏡面仕上げ工程、硬化・エージング工程、打抜き工
程、表面研磨工程などを含むことになる。
して格納する本発明のディスクの製造方法について説明
する。本発明のディスクがDVD−RAMやMOディス
クであれば、まず、ディスク媒体そのものの製造工程
は、スタンパ作成工程、射出成形を含むレプリカ作成工
程、反射膜形成工程、保護膜形成工程及び貼り合わせ工
程を含むことになる。一方、本発明のディスクが磁気デ
ィスク(光サーボ方式のフロッピーディスクなど)は、
磁性塗料配合・分散・塗布工程、ランダマイズ・乾燥工
程、鏡面仕上げ工程、硬化・エージング工程、打抜き工
程、表面研磨工程などを含むことになる。
【0037】上述の製造工程の差異から、本発明のディ
スク1は磁気ディスクに適用される場合が多いであろ
う。なぜなら、MOディスクや光ディスクは1つのスタ
ンパによって大量生産されることが前提であり、ID部
の情報を変更することは現実的な手法でないと思われる
からである。一方、磁気ディスクでは射出成形などの工
程がないためこのような制約はない。その結果、製造装
置とディスク装置のファームウェアが対応さえしていれ
ば、媒体自身としては何ら問題なくID部の情報を変更
して設定、利用することが可能である。但し、上述した
ように、主データ部156及び264に属性設定部15
8及び265が形成されるディスク100や200はM
Oディスクとして構成されても何ら問題はない。
スク1は磁気ディスクに適用される場合が多いであろ
う。なぜなら、MOディスクや光ディスクは1つのスタ
ンパによって大量生産されることが前提であり、ID部
の情報を変更することは現実的な手法でないと思われる
からである。一方、磁気ディスクでは射出成形などの工
程がないためこのような制約はない。その結果、製造装
置とディスク装置のファームウェアが対応さえしていれ
ば、媒体自身としては何ら問題なくID部の情報を変更
して設定、利用することが可能である。但し、上述した
ように、主データ部156及び264に属性設定部15
8及び265が形成されるディスク100や200はM
Oディスクとして構成されても何ら問題はない。
【0038】完成したディスクのデータ部には上述した
ユーザデータが格納される。通常、書き込みと後に、属
性設定部が対応するセクタを読出し専用に設定する。
「書き込み後」としたのは書込み前に設定すればユーザ
データを書き込めないからである。なお、ユーザデータ
の全データを読出し専用にするのではなくあくまでセク
タ毎にその属性が読出し専用又は書換え可能に設定され
る点に留意する必要がある。例えば、ゲームプログラム
においては過去の履歴を書換え可能に(例えば、順次入
れ替わる高得点の結果だけを)保持したい場合があるか
らである。その後、必要があれば(即ち、ディスク10
0や200などのように属性設定部がディスクの書換え
可能な領域に設けられている場合には)、属性設定部を
ユーザが書換え不能にソフト的に設定される。もちろ
ん、上述した実施例においては、属性設定部17はユー
ザが書換えできないID部に設けられるのでこの工程は
不要となる。
ユーザデータが格納される。通常、書き込みと後に、属
性設定部が対応するセクタを読出し専用に設定する。
「書き込み後」としたのは書込み前に設定すればユーザ
データを書き込めないからである。なお、ユーザデータ
の全データを読出し専用にするのではなくあくまでセク
タ毎にその属性が読出し専用又は書換え可能に設定され
る点に留意する必要がある。例えば、ゲームプログラム
においては過去の履歴を書換え可能に(例えば、順次入
れ替わる高得点の結果だけを)保持したい場合があるか
らである。その後、必要があれば(即ち、ディスク10
0や200などのように属性設定部がディスクの書換え
可能な領域に設けられている場合には)、属性設定部を
ユーザが書換え不能にソフト的に設定される。もちろ
ん、上述した実施例においては、属性設定部17はユー
ザが書換えできないID部に設けられるのでこの工程は
不要となる。
【0039】以下、本発明のディスク装置300につい
て図5を参照して説明する。ここで、図5はディスク装
置300の概念ブロック図である。ディスク装置300
は、CPU310と、第1のメモリ320と、第2のメ
モリ330と、信号処理回路340と、駆動部350
と、ヘッド360と、駆動制御部370と、インターフ
ェース部380とを有して、ディスク1を着脱可能に収
納することができる。なお、ディスク100及び200
についての説明は省略するが、全く同様にして本発明の
ディスク装置300に適用できることはいうまでもな
い。
て図5を参照して説明する。ここで、図5はディスク装
置300の概念ブロック図である。ディスク装置300
は、CPU310と、第1のメモリ320と、第2のメ
モリ330と、信号処理回路340と、駆動部350
と、ヘッド360と、駆動制御部370と、インターフ
ェース部380とを有して、ディスク1を着脱可能に収
納することができる。なお、ディスク100及び200
についての説明は省略するが、全く同様にして本発明の
ディスク装置300に適用できることはいうまでもな
い。
【0040】CPU310は各部の動作を制御する。第
1のメモリ320は、例えば、ROMなどの不揮発性メ
モリとして構成され、本発明の制御方法と共にシステム
の動作プログラムやデータなどを格納している。第2の
メモリ330は、例えば、RAMなどの揮発性メモリと
して構成され、ヘッド360がディスク1から読み出し
た情報及び必要な制御プログラムを一時的に格納する。
なお、第1及び第2のメモリ320及び330は一のメ
モリ装置として構成されてもよい。
1のメモリ320は、例えば、ROMなどの不揮発性メ
モリとして構成され、本発明の制御方法と共にシステム
の動作プログラムやデータなどを格納している。第2の
メモリ330は、例えば、RAMなどの揮発性メモリと
して構成され、ヘッド360がディスク1から読み出し
た情報及び必要な制御プログラムを一時的に格納する。
なお、第1及び第2のメモリ320及び330は一のメ
モリ装置として構成されてもよい。
【0041】信号処理回路340は、ヘッド360がデ
ィスク1に記録する信号とディスク1から再生する信号
を処理する。駆動部350はディスク1を回転するモー
タとヘッド360を駆動する駆動機構その他の駆動系を
含んでおり、駆動制御部370によって制御(例えば、
モータの回転制御)される。インターフェース部380
は、ディスク装置300を上位装置であるパーソナルコ
ンピュータなどの外部装置に接続する。なお、各コンポ
ーネントには当業界で既知のいかなる構成をも適用する
ことができるので、各部の詳細な構造はここでは省略す
る。
ィスク1に記録する信号とディスク1から再生する信号
を処理する。駆動部350はディスク1を回転するモー
タとヘッド360を駆動する駆動機構その他の駆動系を
含んでおり、駆動制御部370によって制御(例えば、
モータの回転制御)される。インターフェース部380
は、ディスク装置300を上位装置であるパーソナルコ
ンピュータなどの外部装置に接続する。なお、各コンポ
ーネントには当業界で既知のいかなる構成をも適用する
ことができるので、各部の詳細な構造はここでは省略す
る。
【0042】ディスク1の属性設定部17の内容にかか
わらずヘッド360はディスク1の全てのユーザデータ
を制約なしに読み出すことはできるのであるから、ここ
では書き込み動作についてのみ説明する。
わらずヘッド360はディスク1の全てのユーザデータ
を制約なしに読み出すことはできるのであるから、ここ
では書き込み動作についてのみ説明する。
【0043】書き込み時には、ヘッド360はまず、書
込み対象であるセクタ110にアクセスしてID部10
を読み取る。読み取った情報は第2のメモリ330に格
納される。CPU310は、第2のメモリ330に格納
された情報のうち属性設定部17の内容を読み込んでそ
の内容を識別する。CPU310は、属性設定部17が
読出し専用に設定されていると判断すれば、第1のメモ
リ320に格納されている制御プログラムに従ってデー
タの書込みを中止する。その後、書込みが禁止されてい
る旨を、インターフェース部380と図示しないパーソ
ナルコンピュータのディスプレイを介して、書き込み動
作の終了をユーザに促すか、自動的に書き込み動作を終
了する。
込み対象であるセクタ110にアクセスしてID部10
を読み取る。読み取った情報は第2のメモリ330に格
納される。CPU310は、第2のメモリ330に格納
された情報のうち属性設定部17の内容を読み込んでそ
の内容を識別する。CPU310は、属性設定部17が
読出し専用に設定されていると判断すれば、第1のメモ
リ320に格納されている制御プログラムに従ってデー
タの書込みを中止する。その後、書込みが禁止されてい
る旨を、インターフェース部380と図示しないパーソ
ナルコンピュータのディスプレイを介して、書き込み動
作の終了をユーザに促すか、自動的に書き込み動作を終
了する。
【0044】一方、CPU310は、属性設定部17が
書込み可能に設定されていることを確認すれば、第1の
メモリ320に格納されている制御プログラムに従っ
て、各コンポーネントに対してそのセクタに対応した所
定のデータを書込むように命令する。CPU310は、
書き込まれるデータがそのセクタに対応しているかどう
かを、ID部10のIDマーク14から判断することが
できる。その後、CPU310は、書込みが完了した旨
を、インターフェース部380と図示しないパーソナル
コンピュータのディスプレイを介して、書き込み動作の
終了をユーザに通知して自動的に書き込み動作を終了す
る。
書込み可能に設定されていることを確認すれば、第1の
メモリ320に格納されている制御プログラムに従っ
て、各コンポーネントに対してそのセクタに対応した所
定のデータを書込むように命令する。CPU310は、
書き込まれるデータがそのセクタに対応しているかどう
かを、ID部10のIDマーク14から判断することが
できる。その後、CPU310は、書込みが完了した旨
を、インターフェース部380と図示しないパーソナル
コンピュータのディスプレイを介して、書き込み動作の
終了をユーザに通知して自動的に書き込み動作を終了す
る。
【0045】なお、管理領域にセクタの属性が書きこま
れている場合には、ディスク装置300はディスク1が
挿入された際に管理領域を読み取ることによって全セク
タの属性を一括して認識して第2のメモリ330に格納
することができ、セクタ毎に判断する必要はなくなる。
れている場合には、ディスク装置300はディスク1が
挿入された際に管理領域を読み取ることによって全セク
タの属性を一括して認識して第2のメモリ330に格納
することができ、セクタ毎に判断する必要はなくなる。
【0046】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない限り、様々な変形及び変更を行うこと
ができる。
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない限り、様々な変形及び変更を行うこと
ができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、一枚のディスクの中に
読出し専用な(即ち、ROMとして機能する)セクタと
書換え可能な(即ち、RAMとして機能する)セクタと
を有する新規なディスクを提供することができる。従っ
て、本発明のディスクは、ユーザがデータを書き込める
領域を有するという特長を維持したまま、読出し専用に
設定されたデータは、誤消去が防止され、コンピュータ
ウィルスの感染が防止されるという効果を有する。本発
明のディスクはセクタの属性情報がID部に格納されれ
ばユーザはこれに書換えることができない。
読出し専用な(即ち、ROMとして機能する)セクタと
書換え可能な(即ち、RAMとして機能する)セクタと
を有する新規なディスクを提供することができる。従っ
て、本発明のディスクは、ユーザがデータを書き込める
領域を有するという特長を維持したまま、読出し専用に
設定されたデータは、誤消去が防止され、コンピュータ
ウィルスの感染が防止されるという効果を有する。本発
明のディスクはセクタの属性情報がID部に格納されれ
ばユーザはこれに書換えることができない。
【0048】また、本発明の製造方法は、より広義に、
所定のユーザデータを格納し、任意の領域の属性が読出
し専用か書換え可能かに設定された新規なディスクを提
供している。属性はユーザには書換え不能に設定される
が、書換え不能にする方法は、ディスクの書換え不能な
領域に属性を書き込む方法(ハード的方法)やディスク
装置に書換えできないことを命令する方法(ソフト的方
法)の両者を含む概念である。本発明の製造方法は、例
えば、ディスクを媒体として完成した後に所定のユーザ
データを格納し、その後、ユーザに提供する場合に使用
される。
所定のユーザデータを格納し、任意の領域の属性が読出
し専用か書換え可能かに設定された新規なディスクを提
供している。属性はユーザには書換え不能に設定される
が、書換え不能にする方法は、ディスクの書換え不能な
領域に属性を書き込む方法(ハード的方法)やディスク
装置に書換えできないことを命令する方法(ソフト的方
法)の両者を含む概念である。本発明の製造方法は、例
えば、ディスクを媒体として完成した後に所定のユーザ
データを格納し、その後、ユーザに提供する場合に使用
される。
【0049】本発明のディスク装置は、上述したディス
クと互換性を有する。書き込み動作においては、制御部
は、ID部の属性識別子が読出し専用であるか書換え可
能であるかを識別し、前記属性識別子が読出し専用と識
別している場合には前記ヘッドが前記データ部に格納さ
れているデータを読み出すことを許可するが書換えるこ
とは禁止するように各部を制御する。これにより、本発
明のディスク装置は、属性識別子が設定した読出し専用
という実効性を担保している。例えば、本発明のディス
ク装置は、読出し専用の属性識別子が付されたOSを誤
って消去することの実効性を図っている。
クと互換性を有する。書き込み動作においては、制御部
は、ID部の属性識別子が読出し専用であるか書換え可
能であるかを識別し、前記属性識別子が読出し専用と識
別している場合には前記ヘッドが前記データ部に格納さ
れているデータを読み出すことを許可するが書換えるこ
とは禁止するように各部を制御する。これにより、本発
明のディスク装置は、属性識別子が設定した読出し専用
という実効性を担保している。例えば、本発明のディス
ク装置は、読出し専用の属性識別子が付されたOSを誤
って消去することの実効性を図っている。
【図1】 本発明の第1の例示的態様としての光サーボ
方式のフロッピーディスクのセクタフォーマットの概略
ブロック図である。
方式のフロッピーディスクのセクタフォーマットの概略
ブロック図である。
【図2】 図1に示す光サーボ方式のフロッピーディス
クとその一部を拡大した平面図である。
クとその一部を拡大した平面図である。
【図3】 本発明の第2の例示的態様としての光磁気デ
ィスクの平面図である。
ィスクの平面図である。
【図4】 図3に示す光磁気ディスクの例示的なセクタ
フォーマットの概略ブロック図である。
フォーマットの概略ブロック図である。
【図5】 本発明の第3の例示的態様としての光磁気デ
ィスクの平面図である。
ィスクの平面図である。
【図6】 図5に示す光磁気ディスクの例示的なセクタ
フォーマットの概略ブロック図である。
フォーマットの概略ブロック図である。
【図7】 本発明のディスク装置の概略ブロック図であ
る。
る。
1 ディスク 10 ID部 17 属性設定部 20 ギャップ 30 データ部 36 データバイト 100 ディスク 130 ID部 132 トラック番号 134 セクタ番号 150 データ部 156 主データ部 158 属性設定部 200 ディスク 220 アドレスフィールド 230 アドレスエリア(ID部) 232 セクタマーク 234 セクタ番号 236 トラック番号 260 データフィールド 264 主データ部 265 属性設定部 300 ディスク装置 310 CPU 320 第1のメモリ 330 第2のメモリ 340 信号処理回路 350 駆動部 360 ヘッド 370 駆動制御部 380 インターフェース部
Claims (7)
- 【請求項1】 ID部とデータ部をそれぞれ有する複数
のセクタを有するディスクであって、 前記ID部は、対応する前記セクタが読出し専用か書換
え可能かを決定する属性識別子と、対応する前記セクタ
のIDを表すIDデータとを有し、 前記属性識別子が読出し専用と識別している場合には前
記データ部が格納しているデータを読み出すことができ
るが書換えはできず、前記属性識別子が書換え可能と識
別している場合には前記データ部のデータを書換えるこ
とができるディスク。 - 【請求項2】 前記ディスクは磁気ディスクであり、前
記ID部はユーザには書換え不能に構成されている請求
項1記載のディスク。 - 【請求項3】 ユーザの使用に供されるユーザデータを
格納したディスクを製造する方法であって、 前記ユーザデータをディスクに書き込む工程と、 前記ユーザデータが書き込まれた前記ディスクの領域の
属性を読出し専用又は書換え可能に設定する工程と、 前記属性をユーザが書換え不能に設定する工程とを有す
る方法。 - 【請求項4】 前記ディスクは、ID部とデータ部をそ
れぞれ有する複数のセクタを有し、 前記ID部は、対応する前記セクタが読出専用か書換可
能かを決定する属性識別子と、対応する前記セクタのI
Dを表すIDデータとを有し、 前記属性識別子が読出専用と識別している場合には前記
ユーザデータを読み出すことができるだけであり、前記
属性識別子が書換可能と識別している場合には前記ユー
ザデータを書き換えることができる請求項3記載の方
法。 - 【請求項5】 データ部をそれぞれ有する複数のセクタ
を有するディスクにアクセス可能なヘッドと、 前記ヘッドが前記ディスクから読み出す信号を処理する
信号処理回路と、 前記ディスク、前記ヘッド及び前記信号処理装置とを駆
動する駆動部と、 前記光ヘッド、前記信号処理装置及び前記駆動部の動作
を制御する制御部とを有するディスク装置であって、 前記ディスクは対応する前記セクタが読出し専用か書換
え可能かを決定する属性識別子を有し、 前記制御部は、 前記ヘッドによって読み取られ、前記信号処理回路によ
って再生された前記属性識別子が読出し専用であるか書
換え可能であるかを識別し、 前記属性識別子が読出し専用と識別している場合には前
記ヘッドが前記データ部に格納されているデータを読み
出すことを許可するが書換えることは禁止するように各
部を制御するディスク装置。 - 【請求項6】 前記セクタの各々はID部を更に有し、
前記属性識別子は前記ID部に設けられている請求項5
記載のディスク装置。 - 【請求項7】 複数のセクタを有するディスクであっ
て、 各セクタは、データ部と、当該セクタが読出し専用か書
換え可能かを決定する属性識別子を有し、 前記属性識別子が読出し専用と識別している場合には前
記データ部が格納しているデータを読み出すことができ
るが書換えはできず、前記属性識別子が書換え可能と識
別している場合には前記データ部のデータを書換えるこ
とができるディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122296A JP2000311450A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ディスク及びディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11122296A JP2000311450A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ディスク及びディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000311450A true JP2000311450A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14832455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11122296A Pending JP2000311450A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ディスク及びディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000311450A (ja) |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11122296A patent/JP2000311450A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060912 |