JP2000310928A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
小さくして、転写時の画像の白抜けや用紙のしわの発生
を防止して、画像品質を良好にする。 【解決手段】 レジストローラ212の上流側において
湿度センサ301により湿度を検出する。湿度が高いと
き、レジストローラ212の周速Vrを搬送ベルト21
6による搬送速度Vbより遅くして、レジストローラ2
12とニップ部300との間で用紙Pを引っ張った状態
にして、用紙Pの表面の凸凹を小さくする。
Description
部を形成する転写部材によってトナー像を用紙へ転写す
る画像形成装置に関する。
は、用紙トレイから給紙された用紙をレジストローラま
で搬送し、レジストローラにより用紙の斜行を補正した
後、画像形成部における画像形成プロセスのタイミング
に合わせて用紙を感光体ドラム(像担持体)と転写ベル
ト、転写ローラ等の転写部材との間に形成されるニップ
部に向けて搬送している。この転写部材によって用紙が
搬送されながらニップ部を通過することによって、感光
体ドラム上に形成されたトナー像が用紙上に転写され
る。
は、レジストローラの回転むらやレジストローラより上
流側の搬送ローラの回転むら等の影響によって転写画像
のむらや色ずれが発生しないように、感光体ドラムの周
速より速くしており、レジストローラとニップ部との間
において用紙に適当な撓みを設けている。すなわち、定
着装置の搬送速度<感光体ドラムを含む画像形成部の搬
送速度<レジストローラの搬送速度となるように搬送速
度を設定し、用紙搬送の上流側の影響を受けないように
している。
環境、特に湿度の影響を受けやすく、湿気が多くて周囲
の湿度が所定以上に高い状態になると、用紙の含水率が
増加して、用紙表面の平滑性が悪化し、用紙表面に凸凹
が生じる。従来の搬送速度の関係のまま用紙が搬送され
ると、用紙表面の凸凹により転写画像の白抜けや用紙に
しわが発生してしまい、画像品質が低下する。
つきを抑えるために、特開平8−262822号公報に
は、画像形成装置の外壁に取り付けられた湿度センサの
出力に応じて、用紙トレイからレジストローラへ用紙を
送り出すタイミングを可変する、または用紙トレイから
レジストローラまでの用紙搬送速度を可変する、または
レジストローラから用紙を送り出すタイミングを可変す
るといった制御を行うことが開示されている。
の間で用紙が撓むと、用紙表面の凸凹は解消されず、そ
のため用紙がレジストローラから画像形成部を経る過程
で発生する用紙のしわ、転写画像の白抜けには対処でき
ない。
じてレジストローラの搬送速度を制御することにより、
レジストローラと画像形成部との間での用紙の撓みを調
整して、湿気に影響されない高品質な画像が得られる画
像形成装置を提供することを目的とする。
段は、像担持体との間にニップ部を形成して用紙を搬送
しながら画像を転写するベルトあるいはローラからなる
転写手段と、ニップ部に向けて所定のタイミングで用紙
を搬送するベルトあるいはローラからなるレジスト手段
とが設けられ、転写ずれ等を防ぐために転写手段による
搬送速度がレジスト手段による搬送速度より速く設定さ
れている場合に、周囲の湿度を検出する湿度センサを設
け、湿度に応じて転写手段による搬送速度とレジスト手
段による搬送速度との相対関係を可変するものである。
すなわち、湿度が所定値より高いとき、レジスト手段に
よる搬送速度は転写手段による搬送速度以下とされ、湿
度が所定値より低いとき、レジスト手段による搬送速度
は転写手段による搬送速度以上とされる。
多くなるので、用紙の表面には凸凹が生じやすくなり、
通常の搬送速度の関係のままではニップ部とレジスト手
段との間において用紙は撓んだ状態となり、用紙の表面
状態は何ら改善されておらず、用紙がニップ部を通過し
て画像が転写されると、画像不良が生じる。そこで、上
記のように湿気の目安として湿度を検出し、湿度が高い
とレジスト手段による搬送速度を転写手段による搬送速
度より遅くすることにより、用紙が引っ張られて表面の
凸凹が小さくなるので、画像の白抜け等を防止でき、し
かも用紙のしわもなくなるので、用紙の搬送がスムーズ
になり、画像品質を良好に保つことができる。
変わり、表面に凸凹が生じることから、用紙の吸湿具合
を直接検出して搬送速度の制御を行うと、用紙の表面状
態に応じた搬送を行うことができ、より画像品質を向上
できる。用紙の吸湿具合を検出するためには、レジスト
手段よりも用紙搬送方向上流側において用紙の表面状態
を直接検出する画像センサ、光センサ等を設ければよ
い。そして、用紙の表面状態に応じて湿気が多くて凸凹
が多ければ、レジスト手段による搬送速度を転写手段に
よる搬送速度より遅くする。湿度が高くても用紙があま
り吸湿していなければ、凸凹が少なくなるので、転写手
段による搬送速度を遅くしない。
の白抜け、用紙のしわ等の不具合が発生しなくなるの
で、用紙の吸湿に応じて用紙に張力を付加して用紙の表
面状態を平滑にすればよい。このような用紙の表面を平
滑に修正する手段の1つとして、上記の搬送速度を可変
する手段があり、用紙は引っ張られて張力が付加される
ことになる。あるいは、移動自在なガイドローラ、変形
可能なガイド板を設け、用紙の吸湿に応じてこれを移動
あるいは変形させることにより、用紙を引き伸ばして表
面の凸凹をなくすようにしてもよい。
形態を図1に基づいて説明する。本画像形成装置である
デジタルカラー複写機では、複写機本体の上面に原稿台
111および操作パネルが設けられ、複写機本体の内部
に画像読み取り部110および画像形成部210が設け
られて構成される。原稿台111の上方には、原稿台1
11に対して開閉可能な状態で支持され、原稿台111
上面に対して所定の位置関係をもって両面自動原稿送り
装置(RADF;Reversing Automat
ic Document Feeder)112が装着
されている。
まず原稿の一方の面が原稿台111の所定位置において
画像読み取り部110に対向するように原稿を搬送し、
この一方の面についての画像読み取りが終了した後に、
他方の面が原稿台111の所定位置において画像読み取
り部110に対向するよう原稿を反転して原稿台111
に向かって搬送するようになっている。そして、両面自
動原稿送り装置112は、1枚の原稿について両面の画
像読み取りが終了した後にこの原稿を排出し、次の原稿
についての両面搬送動作を実行する。この原稿搬送およ
び表裏反転の動作は、複写機全体の動作に関連して複写
機本体に内蔵された制御装置によって制御されるもので
ある。
り装置112により原稿台111上に搬送されてきた原
稿の画像を読み取るために、原稿台111の下方に配置
されている。画像読み取り部110は、原稿台111の
下面に沿って平行に往復移動する原稿走査体113,1
14と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCC
Dラインセンサ116とを有している。
走査ユニット113と第2の走査ユニット114とから
構成されている。第1の走査ユニット114は、原稿画
像表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を
所定の方向に向かって偏向する第1ミラーとを備え、原
稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定
の走査速度で平行に往復移動するものである。第2の走
査ユニット114は、第1の走査ユニット113の第1
ミラーにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所
定の方向に向かって偏向する第2および第3ミラーとを
備え、第1の走査ユニット113と一定の速度関係を保
って平行に往復移動するものである。
114の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光
像を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ11
6上の所定位置に結像させるものである。
光像を順次光電変換して電気信号として出力するもので
ある。CCDラインセンサ116としては、白黒画像あ
るいはカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力する
ことのできる3ラインのカラーCCDである。このCC
Dラインセンサ116により電気信号に変換された原稿
画像情報は、さらに制御装置内の画像処理部に転送され
て所定の画像データ処理が施される。
210が配され、画像形成部210の下方には、用紙ト
レイ内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚
ずつ分離して画像形成部210に向かって供給する複数
のローラを有する給紙機構211が設けられている。そ
して、1枚ずつ分離供給された用紙Pは、画像形成部2
10の手前に配置された一対のレジストローラ212に
より設定されたタイミングで画像形成部210に搬送さ
れる。さらに、片面に画像が形成された用紙Pも、画像
形成部210の画像形成にタイミングを合わせて画像形
成部210に再供給搬送される。
しながら転写を行う転写機構213が配置されている。
転写機構213は、駆動ローラ214と従動ローラ21
5との間に略平行に伸びるように張架された搬送ベルト
216を備え、図示しない吸着用帯電器により搬送ベル
ト216を帯電させて、用紙Pを静電吸着して搬送する
構成となっている。
用紙P上に転写されたトナー像を定着するための定着装
置217が配置されている。この定着装置217の一対
の定着ローラ間におけるニップ部を通過した用紙Pは、
搬送方向切り換えゲート218を経て、排出ローラ21
9により複写機本体1の外壁に取り付けられている排紙
トレイ220上に排出される。
へ定着後の用紙Pを排出する経路と、画像形成部210
に向かって用紙Pを再供給する経路との間で選択的に切
り換えるものである。切り換えゲート218により再び
画像形成部210に向かって搬送方向が切り換えられた
用紙Pは、スイッチバック搬送経路221を介して表裏
反転された後、画像形成部210へと再度供給される。
形成ステーションPa、第2の画像形成ステーションP
b、第3の画像形成ステーシヨンPc、および第4の画
像形成ステーシヨンPdが、搬送ベルト216の上方に
近接して、用紙搬送方向の上流側から順に並設されてい
る。
よって図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動され、
前述したように給紙機構211を通じて給送される用紙
Pを担持し、用紙Pを画像形成ステーションPa〜Pd
へと順次搬送する。
に同一の構成を有しており、図1に示す矢印F方向に回
転駆動される感光体ドラム222a〜222dをそれぞ
れ備えている。各感光体ドラム222a〜222dの周
辺には、感光体ドラム222a〜222dをそれぞれ一
様に帯電する帯電器223a〜223dと、感光体ドラ
ム222a〜222d上に形成された静電潜像をそれぞ
れ現像する現像装置224a〜224dと、感光体ドラ
ム222a〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する
転写用放電器225a〜225dと、感光体ドラム22
2a〜222d上に残留するトナーを除去するクリーニ
ング装置226a〜226dとが感光体ドラム222a
〜222dの回転方向に沿って順次配置されている。
の上方には、レーザービームスキャナユニット227a
〜227dがそれぞれ設けられている。レーザービーム
スキャナユニット227a〜227dは、画像データに
応じて変調されたドット光を発する半導体レーザ素子
(図示せず)、半導体レーザ素子からのレーザービーム
を主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(偏向
装置)240a〜240dと、ポリゴンミラ−240a
〜240dにより偏向されたレーザビームを感光体ドラ
ム222a〜222d表面に結像させるためのfθレン
ズ241a〜241dやミラー242a〜242d、2
43a〜243dなどから構成されている。
にはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号
が、レーザービームスキャナユニット227bにはカラ
ー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レ
ーザービームスキャナユニット227cにはカラー原稿
画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして
レーザービームスキャナユニット227dにはカラー原
稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞ
れ入力される。これにより色変換された原稿画像情報に
対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d
上に形成される。そして、現像装置227aには黒色の
トナーが、現像装置227bにはシアン色のトナーが、
現像装置227cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置
227dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されて
おり、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像
は、これら各色のトナーにより現像される。このよう
に、画像形成部210にて色変換された原稿画像情報が
各色のトナー像として再現される。
Pは、搬送ベルト216上に確実に静電吸着された状態
で第1の画像形成ステーシヨンPaから第4の画像形成
ステーションPdの間を搬送される。一方、第4の画像
ステーションPdと定着装置217との間で駆動ローラ
214のほぼ真上には除電器229が設けられている。
この除電器229には、搬送ベルト216に静電吸着さ
れている用紙Pを搬送べルト216から分離するための
交流電流が印加されている。
は、制御装置によって画像形成プロセスのタイミングに
合わせて用紙の搬送制御が行われている。用紙Pとして
カットシート状の紙が使用され,この用紙Pは給紙カセ
ットから送り出されて搬送路のガイド内に供給される
と、その用紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検
知され、このセンサから出力される検知信号に基づいて
一対のレジストローラ212により一旦停止される。
〜Pdの画像形成とタイミングをとって矢印Z方向に回
転している搬送ベルト216上に送られる。このとき搬
送ベルト216には前述したように図示しない吸着用帯
電器により所定の帯電が施されているので、用紙Pは各
画像ステーションPa〜Pdを通過する間、位置ずれす
ることなく安定して搬送される。
は、各色のトナー像がそれぞれ感光体ドラム222a〜
222d上に形成され、搬送ベルト216により静電吸
着されて搬送される用紙Pに転写されてその表面上で重
ね合わされる。第4の画像ステーションPdによる画像
の転写が完了すると、用紙Pはその先端部分から順次、
除電用放電器229により搬送べルト216上から剥離
され、定着装置217へと導かれる。最後に、トナー像
が定着された用紙Pは、排出ローラ219から排紙トレ
イ220上へと排出される。
キャナユニット227a〜227dによって、レーザー
ビームを走査して露光することにより、感光体ドラム2
22a〜222dへの光書き込みを行なっている。しか
し、レーザービームスキャナユニットの代わりに、発光
ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み
光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッド
は、レーザービームスキャナユニットに比べサイズも小
さく、また可動部分がなく無音である。よって、複数個
の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジ
タルカラー複写機などの画像形成装置では、好適に用い
ることができる。
ム222a〜222dと転写放電器225a〜225d
との間には搬送べルト216が存在し、この搬送ベルト
216と感光体ドラム222a〜222dとによりニッ
プ部300がそれぞれ形成されている。そして、用紙ト
レイから給紙機構211によって1枚ずつ分離供給され
た用紙Pは、レジストローラ212によりタイミングを
図られて最初の画像形成ステーションPaのニップ部3
00に向けて搬送され、各ニップ部300を通過すると
きに感光体ドラム222a〜222dからトナー像が用
紙に転写される。なお、レジストローラ212からニッ
プ部300までの距離は用紙Pの搬送方向の長さより小
とされている。
紙Pの搬送速度、すなわちレジストローラの周速Vr
は、レジストローラ212の回転むらやレジストローラ
212より上流側の搬送ローラの回転むら等の影響によ
って転写画像のむらや色ずれが発生しないように、搬送
ベルト216による搬送速度Vb(<Vr)より速く設
定されている。そのため、レジストローラ212とニッ
プ部300との間において、用紙Pは上側に向かって撓
むことになる。しかしながら、カラー複写機が使用され
る周囲の湿度が高い場合、用紙Pは吸湿して、搬送中に
しわや角折れが発生したり、ニップ部300を通過する
ときに転写画像の白抜けが発生する。そこで、湿度の悪
影響を排除するために、周囲の湿度を検出する湿度セン
サ301を設け、制御装置によって湿度に応じて搬送ベ
ルト216による搬送速度Vbとレジストローラ212
による搬送速度Vrとの相対関係を可変する搬送制御を
行う。
する一般的な湿度センサが用いられ、搬送路のレジスト
ローラ212の上流側直前に配置されている。このよう
に、湿度センサ301が、複写機本体の外部ではなく内
部の、しかも実際に画像形成が行われる位置に近いとこ
ろに配置されていると、用紙Pにおける吸湿具合を湿度
から確実に検出することが可能となり、搬送制御の信頼
性が高まる。
説明する。搬送ベルト216による搬送速度Vbは一定
にしておき、レジストローラ212の周速Vrが湿度セ
ンサ301の検出結果に応じて決定される。すなわち、
湿度が所定値未満のときは、湿度による影響を受けない
ので通常通りのVr>Vbとなるように、レジストロー
ラ212を回転させるモータの駆動が制御される。湿度
が所定値以上のときは、Vr≦Vbとなるようにレジス
トローラ212の周速Vrが遅くなるように制御され
る。このように、湿度が低いときは通常の搬送制御が行
われるので、用紙Pは図2に示すように撓むが、湿度が
高いときには両者の搬送速度が逆転して、搬送ベルト2
16とレジストローラ212との速度差により用紙Pが
引っ張られることになり、図3に示すように通常の搬送
を行う場合に比べて撓みが小さくなる。
1において、湿度が70%以上か否かを判定し、70%
以上の場合はSTEP2へ、70%未満の場合はSTE
P4に進む。STEP2において、湿度が80%以上か
否かを判定し、80%以上の場合はSTEP3へ、80
%未満の場合はSTEP5に進む。
周速Vrと搬送ベルト216の搬送速度Vbの速度比を
Vr/Vb=99.5%に設定する。STEP4では、
レジストローラ212の周速Vrと搬送ベルト216の
搬送速度Vbの速度比をVr/Vb=100.5%に設
定する。STEP5では、レジストローラ212の周速
Vrと搬送ベルト212の搬送速度Vbの速度比をVr
/Vb=100%に設定する。上記のようにして湿度に
応じてレジストローラ212の周速Vrの設定を行い、
レジストローラ212による搬送速度Vrと搬送ベルト
216による搬送速度Vbとの相対関係を可変する。
の先端がニップ部300を通過するときの速度は後端が
レジストローラ212によって送り出される速度と等し
いかあるいはより速くなるので、撓みが小さくなって、
用紙Pは両側を引っ張られた状態でレジストローラ21
2とニップ部300との間を搬送される。そのため、用
紙Pが吸湿して表面に凸凹が生じていても用紙Pは伸ば
されることから、凸凹が小さくなり、用紙Pのしわが生
じず、画像の白抜けも防止でき、良好な画像品質が得ら
れる。
5%に設定されるが、レジストローラ212とニップ部
300との間における用紙Pの撓みは適正であり、両者
で用紙Pを引っ張りあうことがなく、画像を転写する際
に転写ずれ等は生じない。ところが、速度比が100.
5%以上に設定すると、両者の間での撓みが必要以上に
大きくなって、ニップ部300での用紙ジャムや用紙P
のZ状の折れ等の不具合が発生するので、速度比は10
0.5%が上限である。
35℃、湿度85%とし、レジストローラ212の周速
Vrと画像形成部210での搬送速度Vbの速度比Vr
/Vbを98.5%〜100.5%まで振った場合の画
像の白抜け状況を確認した。その結果を表1に示す。表
1において、「×」は白抜けが発生、「Δ」は白抜けが
若干発生、「○」は白抜けが発生なしのレベルを表す。
を搬送すれば、画像の白抜けの発生を抑えれることがわ
かる。実験結果によると98.5%の速度比まで良好な
結果が得られたが、速度比を落とし過ぎると用紙Pをレ
ジストローラ212とニップ部300の間で引っ張り過
ぎて転写ずれ等の不具合が発生するため、速度比は9
8.5%が下限である。
に応じて用紙Pに張力を付加して用紙Pの表面状態を平
滑にすればよいので、図5に示すように、一対の移動自
在なガイドローラ302a,302bをレジストローラ
212とニップ部300との間に設け、用紙Pの吸湿具
合、例えば湿度に応じて互いのガイドローラ302a,
302bを近接する方向に移動させて、両ガイドローラ
302a,302bの間で用紙Pを引き伸ばして表面の
凸凹をなくすようにしてもよい。
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。本実施
形態においては、カラー複写機への適用例を示したが、
モノクロ複写機、あるいはプリンタ、ファクシミリにも
本発明を適用できる。また、搬送ベルトの代わりに転写
ローラを用いてもよく、感光体ドラムとの間にニップ部
を形成し、転写ローラによって用紙が搬送されながら転
写される。さらに、レジストローラの代わりにベルトを
用いてもよい。
搬送ベルトによる搬送速度との速度比を湿度に応じて可
変すればよいので、レジストローラの周速を一定にし
て、搬送ベルトによる搬送速度を湿度が高いときには速
く、湿度が低いときには遅くしてもよい。なお、この場
合は、搬送速度に応じて画像形成プロセスの速度も変化
させる必要がある。
よると、湿気が多くて用紙の表面状態が悪くなっても、
用紙の搬送速度を可変する等により、レジスト手段から
ニップ部までの間において用紙を引っ張った状態にし
て、用紙が吸湿したときに生じる表面の凸凹を小さくす
る。したがって、用紙の表面が平滑となるので、画像の
転写時の白抜けを防止でき、画像品質を良好なものにす
ることができる。しかも、用紙のしわの発生も防止で
き、用紙の搬送性が向上する。
の間の詳細図
の間の詳細図
チャート
間の詳細図
Claims (6)
- 【請求項1】 像担持体との間にニップ部を形成して用
紙を搬送しながら画像を転写する転写手段と、前記ニッ
プ部に向けて所定のタイミングで用紙を搬送するレジス
ト手段と、用紙の吸湿具合を検出する湿気検出器と、用
紙の吸湿に応じて前記転写手段による搬送速度とレジス
ト手段による搬送速度との相対関係を可変する制御手段
とが設けられたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 湿気検出器として、雰囲気の湿度を検出
する湿度センサが用いられ、レジスト手段よりも用紙搬
送方向上流側にある搬送路に配置されたことを特徴とす
る請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 湿度が所定値より高いとき、レジスト手
段による搬送速度は転写手段による搬送速度以下とされ
ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 湿度が所定値より低いとき、レジスト手
段による搬送速度は転写手段による搬送速度以上とされ
ることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 レジスト手段による搬送速度は転写手段
による搬送速度に対して98.5〜100.5%の範囲
内で可変されることを特徴とする請求項1または2記載
の画像形成装置。 - 【請求項6】 像担持体との間にニップ部を形成して用
紙を搬送しながら画像を転写する転写手段と、前記ニッ
プ部に向けて所定のタイミングで用紙を搬送するレジス
ト手段と、用紙の吸湿具合を検出する湿気検出器と、用
紙の吸湿に応じて用紙に張力を付加して用紙の表面状態
を平滑にする用紙修正手段とが設けられたことを特徴と
する画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP12145099A JP3607528B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 画像形成装置 |
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JP12145099A JP3607528B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 画像形成装置 |
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JP2000310928A true JP2000310928A (ja) | 2000-11-07 |
JP3607528B2 JP3607528B2 (ja) | 2005-01-05 |
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ID=14811445
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JP12145099A Expired - Fee Related JP3607528B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 画像形成装置 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005062820A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US8070250B2 (en) * | 2007-11-15 | 2011-12-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US9039004B2 (en) | 2013-08-30 | 2015-05-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transport system, image forming system, and control device |
US9382084B2 (en) | 2013-03-29 | 2016-07-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transporting system, image forming system, and controller |
CN107974815A (zh) * | 2016-10-25 | 2018-05-01 | 蓬莱市大成洗涤机械有限公司 | 一种熨平机 |
US20220128461A1 (en) * | 2019-07-17 | 2022-04-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing devices to control moisture |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12145099A patent/JP3607528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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