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JP2000308750A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

Info

Publication number
JP2000308750A
JP2000308750A JP11123114A JP12311499A JP2000308750A JP 2000308750 A JP2000308750 A JP 2000308750A JP 11123114 A JP11123114 A JP 11123114A JP 12311499 A JP12311499 A JP 12311499A JP 2000308750 A JP2000308750 A JP 2000308750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
value
player
card
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11123114A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP11123114A priority Critical patent/JP2000308750A/ja
Publication of JP2000308750A publication Critical patent/JP2000308750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「無制限」や「持たせ」の遊技サービスを、
遊技客が離席により遊技を中断することなく提供でき、
遊技客の煩雑さや係員の労力を軽減できるようにする。 【解決手段】 特定遊技状態が発生する遊技機2と、所
定の付与価値の大きさを特定可能な情報を少なくとも記
録可能な記録媒体37と、前記情報を記録媒体37より
読み出して該情報により特定される前記付与価値の大き
さに基づく所定の処理を実施する記録媒体処理手段3
と、を含む遊技用装置1であって、該遊技用装置1は、
遊技により獲得した遊技結果価値の遊技への使用が制限
されるべき状況において、遊技者により継続遊技要求が
なされた場合に、前記付与価値の大きさが予め設定され
た大きさ以上であることを条件に、前記遊技結果価値を
継続して遊技に使用する獲得価値継続使用遊技の許可を
するとともに、前記予め設定された大きさの付与価値の
引落を実施する獲得価値継続使用遊技許可手段50を具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場に設置さ
れる遊技用装置に係わり、特には遊技により獲得したパ
チンコ玉やコイン等の獲得遊技媒体や獲得得点等の獲得
価値を遊技に継続使用する獲得価値継続使用遊技の許諾
を実施可能とされた遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場においては、遊技機におい
て大当りが発生した際に、その大当り図柄が、該遊技場
により予め定められた特定の図柄、例えば「333」や
「777」等の大当り確率が変動する確率変動図柄であ
る場合には、該大当りに基づく特定遊技において獲得し
た遊技媒体を、該遊技機については当日の期間内で制限
なく再度遊技に使用して遊技の実施が許可されるいわゆ
る「無制限」としたり、前記特定の図柄以外の図柄の大
当りにおいては、該大当りに基づく特定遊技において獲
得した遊技媒体を一度計数機に持参して精算する「交
換」とする営業形態が実施されている。
【0003】また、近年においては、遊技場における顧
客サービスの向上の一環として、会員カード等の記録媒
体を用いた種々のサービス、例えば遊技台の大当り状況
等の提供や獲得した遊技媒体の貯蓄等が遊技客に提供さ
れるようになってきており、これら顧客サービスの向上
とともに会員カードの付加価値を高めることや集客力の
向上を目的として、遊技客の来店や遊技状況等に応じて
遊技客に所定数のポイント(付与価値)を付与して前記
会員カードに加算記録し、貯まったポイントに応じて前
記特定の図柄以外の図柄の大当りにおいても、前記「無
制限」としたり次の大当りまで継続して遊技を可能とす
る「持たせ」等を可能とするサービスが実施されるよう
になってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た「無制限」や「持たせ」を可能とするサービスにおい
ては、これら「無制限」や「持たせ」の判断を遊技場の
係員が実施することから、その遊技者の所有する会員カ
ードに所定数のポイントがあり、「無制限」や「持た
せ」を許可して良いかを該係員が判断できるようにする
ために、従来においては、予め遊技者が所有する会員カ
ードを景品カウンタ等に持参して、該会員カードに記録
されたポイント数に基づき「連続遊技券」等の発行を受
けておき、大当りの発生時等に該「連続遊技券」等を係
員に渡すことにより前記「無制限」や「持たせ」の遊技
サービスが受けられるようになっているために、遊技客
はその都度前記景品カウンタ等に出向いて「連続遊技
券」等の発行を受ける必要があり煩雑であるとともに、
その間遊技が中断されることにより遊技機の稼働が低下
してしまうばかりか、これら「無制限」や「持たせ」の
遊技サービスの判断を行うために係員が各遊技機に出向
いて前記「連続遊技券」を受け取る必要が生じることか
ら、これらに対応するための係員の労力が増大してしま
うという問題があった。
【0005】よって、本発明は上記した背景や問題点に
着目してなされたもので、前記「無制限」や「持たせ」
の遊技サービスを、遊技客が遊技用装置より離席して遊
技を中断することなく提供でき、遊技客の煩雑さや係員
の労力を軽減することのできる遊技用装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用装置は、予め定められた遊技状
態になったことを条件として遊技者に有利な特定遊技状
態が発生する遊技機と、所有する遊技者の来店履歴や遊
技履歴または遊技状況に応じて付与される所定の付与価
値の大きさを特定可能な情報を少なくとも記録する記録
媒体と、前記情報を記録媒体より読み出して該情報によ
り特定される前記付与価値の大きさに基づく所定の処理
を実施する記録媒体処理手段と、を含む遊技用装置であ
って、該遊技用装置は、遊技により獲得した遊技結果価
値の遊技への使用が制限されるべき状況において、遊技
者により継続遊技要求がなされた場合に、前記付与価値
の大きさが予め設定された大きさ以上であることを条件
に、前記遊技結果価値を継続して遊技に使用する獲得価
値継続使用遊技の許可をするとともに、前記予め設定さ
れた大きさの付与価値の引落を実施する獲得価値継続使
用遊技許可手段を具備することを特徴としている。この
特徴によれば、予め定められた大きさの前記付与価値が
記録媒体に存在する場合に、遊技客が希望すれば、遊技
用装置により獲得価値継続使用遊技が許可されるように
なるため、遊技客は離席により遊技を中断することなく
継続して遊技を実施できるようになることから、遊技機
の稼働が低下することを防止できるばかりか遊技客の煩
雑さや係員の労力を軽減することもできる。
【0007】本発明の遊技用装置は、可変表示装置にお
ける表示結果が所定の大当り図柄になったことを条件と
して遊技者に有利な特定遊技状態が発生するとともに該
大当り図柄または大当り図柄の種別を特定可能な図柄関
連情報を出力可能とされた遊技機と、所有する遊技者の
来店履歴や遊技履歴または遊技状況に応じて付与される
所定の付与価値の大きさを特定可能な情報を少なくとも
記録する記録媒体と、前記情報を記録媒体より読み出し
て該情報により特定される前記付与価値の大きさに基づ
く所定の処理を実施する記録媒体処理手段と、を含む遊
技用装置であって、該遊技用装置は、前記図柄関連情報
が遊技により獲得した遊技結果価値の遊技への使用が制
限されるように定められた情報である状況において遊技
者により継続遊技要求がなされた場合に、前記付与価値
の大きさが予め設定された大きさ以上であって、前記大
当り図柄または大当り図柄の種別が予め設定された前記
遊技結果価値の遊技への使用が制限される図柄または種
別であることを条件に、前記遊技結果価値を継続して遊
技に使用する獲得価値継続使用遊技の許可をするととも
に、前記予め設定された大きさの付与価値の引落を実施
する獲得価値継続使用遊技許可手段を具備することを特
徴としている。この特徴によれば、大当り図柄または大
当り図柄の種別が予め設定された「無制限」や「持た
せ」の対象以外の図柄または種別であって、予め定めら
れた大きさの前記付与価値が記録媒体に存在する場合
に、遊技客が希望すれば、遊技用装置により獲得価値継
続使用遊技が許可されるようになるため、遊技客は離席
により遊技を中断することなく継続して遊技を実施でき
るようになることから、遊技機の稼働が低下することを
防止できるばかりか、遊技客の煩雑さや係員の労力を軽
減することもできる。更に、前記大当り図柄または大当
り図柄の種別が特定され、これが予め設定された図柄ま
たは種別であることを条件とすることにより、係員がこ
れら図柄や種別を確認する必要がなく、これら図柄や種
別の判断をも自動的になされることから、係員の労力を
より軽減できるばかりか、獲得価値継続使用遊技が可能
な大当り図柄において、遊技者が誤って継続遊技要求を
行った場合に、不必要な付与価値の引落がなされてしま
うことも防止できる。
【0008】本発明の遊技用装置は、複数の前記遊技用
装置と通信可能に接続され、前記獲得価値継続使用遊技
の許可条件となる予め定められた付与価値の大きさを集
中的に設定、変更可能な集中設定装置を備えることが好
ましい。このようにすれば、前記獲得価値継続使用遊技
の許可条件となる付与価値の大きさを各遊技用装置毎に
設定する必要がなく、これら設定の更新が容易となるば
かりか、該設定が不正に変更されることも防止できるよ
うになる。
【0009】本発明の遊技用装置は、前記許可出力の出
力に基づき、前記獲得価値継続使用遊技が許可されたこ
との報知を行う報知手段を具備することが好ましい。こ
のようにすれば、前記獲得価値継続使用遊技が許可され
たことを係員のみならず遊技客も確認できるようになる
ばかりか、該獲得価値継続使用遊技に対応する標識等を
係員が掲示する必要もなく、係員の労力を軽減すること
もできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0011】なお、以下の説明において、遊技機の一例
として封入式パチンコ遊技機を示すが、本発明に係る遊
技機はこれら封入式パチンコ遊技機に限定されるもので
はなく、これら封入式ではない通常のパチンコ玉を排出
可能とされたパチンコ遊技機や、コイン遊技機やスロッ
トマシン、更にはこれらコインを用いずに遊技を実施可
能なスロットマシン等にも適用可能である。
【0012】(実施例)図1は、本実施例の遊技用装置
を用いた遊技島1を示す外観斜視図であり、図2は、前
記遊技島1に並設された本実施例の遊技用装置を示す正
面図であり、図3は、前記本実施例の遊技用装置を示す
裏面図であり、図4は、前記本実施例にて用いた封入式
パチンコ台に設けられた操作部を示す平面図であり、図
5は、本実施例の各遊技用装置の構成および管理コンピ
ュータとの接続状況を示すブロック図であり、図6は、
本実施例において用いた管理コンピュータの構成を示す
ブロック図であり、図7は、本実施例において会員カー
ドとして用いた記録媒体である非接触ICカードを示す
一部破断正面図であり、図8は、前記本実施例の遊技用
装置を構成するカードユニットに用いたICカードリー
ダライタの構成を示す断面図である。
【0013】本実施例において用いた遊技用装置は、図
1に示すように、遊技場内に設置された遊技島1に所定
の台数が並設されて使用され、該遊技用装置は、遊技媒
体であるパチンコ玉が封入された封入式パチンコ台2
と、該パチンコ台2の側部位置に各パチンコ台2毎に1
対1にて配置されたカードユニット3とから構成され、
各遊技用装置の上部位置の幕板には、文字表示可能な表
示部12を有する呼び出しランプ4が設けられている。
【0014】本実施例にて用いた前記封入式パチンコ台
2について図2および図3に基づいて説明すると、該パ
チンコ台2内部には、予め所定数量のパチンコ玉が指触
不能に封入されており、その前面には該パチンコ台2に
突設する態様にて操作部32が設けられている。
【0015】この操作部32の上面には、図4に示すよ
うに遊技者により前記カードユニット3に設けられた後
述するプリペイドカード挿入口9に挿入された記録媒体
である磁気カード製のプリペイドカードより読み出され
た有価価値情報である度数データに基づく度数を表示す
る度数表示部103と、その時点において遊技者が所持
する持ち点合計(合計得点)が表示される合計得点表示
部104と、遊技の開始または前記合計得点が「0」に
なった際に押圧操作されて、前記度数表示部103に残
度数が存在する場合に所定の大きさの得点の貸出を行う
貸出ボタン101と、遊技を終了する際等に押圧操作さ
れることにより、前記カードユニット3に挿入されてい
るプリペイドカードの返却がなされる返却ボタン102
とが設けられており、これら各部は操作部32内部に設
けられている基板100上に実装されている。
【0016】このパチンコ台2に内部に内封されたパチ
ンコ玉は、打球操作ハンドル15を操作することによ
り、ハンマー28により1発ずつ遊技領域17内に打込
まれる。打込まれたパチンコ玉は発射玉検出器26によ
り1つずつ検出され、検出のある毎に前記合計得点表示
部104の持点数が1つずつ減算更新表示される。
【0017】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域17に
まで到達しなかつたパチンコ玉はファール玉入口27よ
り回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出
器38(図3参照)で検出される。これらファール玉が
検出されるごとに前記合計得点表示部104の持点数が
1つずつ加算更新表示される。これにより、遊技者が打
玉が遊技領域17にまで到達する機会を得ることなく減
算更新された持点を有効に再度使用することができるよ
うになっている。
【0018】これら遊技領域17内部に打ち込まれた打
玉が始動口19や通常入賞口20、あるいは可変入賞球
装置16に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の得点
が遊技者に付与され、該遊技者に付与された得点は、前
記合計得点表示部104に加算更新表示される。また、
いずれの入賞口にも入賞しなかつたパチンコ玉はアウト
口25より回収される。
【0019】前記通常入賞口20や始動口19、あるい
は可変入賞球装置16内に進入した入賞玉は、遊技盤の
裏面に導かれて入賞玉集合樋30に案内される。一方、
前記アウト口25により回収されたアウト玉は、アウト
玉誘導樋36で誘導されて前記入賞玉検出器31で検出
された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞
玉は打込玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋3
4に案内される。また、前記ファール玉入口27より回
収されたファール玉は、ファール玉検出器38で検出さ
れた後、前記打込玉集合樋34に案内される。
【0020】この打込玉集合樋34に案内されたパチン
コ玉は、その傾斜に沿って発射玉供給口39へ案内され
る。遊技者が前記打球操作ハンドル15を操作すれば打
球モータ29が駆動し、ハンマー28が間欠揺動され
る。ハンマー28の間欠揺動に伴って発射玉供給口39
に案内されたパチンコ玉が1発ずつ前記遊技領域17へ
弾発発射される。以上のようにして、パチンコ台2内に
封入されているパチンコ玉が繰返し循環して使用されて
いる。
【0021】また、遊技場の係員などが所定の玉抜きス
イッチ(図示省略)を操作すればソレノイド41が励磁
され、打込玉集合樋34の一部を形成している回動板4
0が所定角度回動し、玉抜き樋42と打込玉集合樋34
とを連通させる。これにより、打込玉検出器33で検出
された後、打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射
玉供給口39へ誘導されることなく玉抜き樋42へ案内
され、該玉抜き樋42へ案内された封入玉はパチンコ台
2外部へ排出されるようになっている。
【0022】また、図3において35は遊技用制御基板
であり各種遊技内容の制御を行なう遊技用マイクロコン
ピュータ56(図5参照)が実装されている。また、4
3は持点用制御基板であり、持点の制御を行なうための
持点制御用マイクロコンピュータ55(図5参照)が実
装され、該持点用制御基板43はコネクタ部44を介し
て前記カードユニット3に設けられたカードユニット制
御基板(図示略)と接続されている。
【0023】なお、図2において105はアナログ表示
部であり、合計得点表示部104に表示されている持点
数(合計得点)がランプの点灯量によりアナログ表示さ
れる。また、14は透明板保持枠であり、遊技領域17
の前面を覆う透明板を保持している。
【0024】前記遊技領域17に打込まれた打玉が始動
口19に入賞すれば、可変表示装置18で図柄の可変表
示が開始される。そして、可変表示装置18の可変表示
結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば77
7)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発生
すれば、ソレノイド21が励磁されて可変入賞球装置1
6に設けられた開閉板24が解放状態となり遊技者にと
って有利な第1の状態となる。この第1の状態はパチン
コ玉の可変入賞球装置16への所定個数(たとえば10
個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)の
経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することによ
り終了して遊技者にとって不利な第2の状態、すなわ
ち、開閉板24が閉じた状態となる。
【0025】可変入賞球装置16が前記第1の状態とな
っている期問中に可変入賞球装置16内に進入したパチ
ンコ玉は、入賞個数検出器23あるいは特定入賞玉検出
器22により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出
器22により検出されれば、その回の可変入賞球装置1
6の前記第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置16を前記第2の状態から前記第1の状態に制御
する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御
の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0026】また、本実施例の遊技機は、可変表示装置
に表示される大当り図柄が奇数ならば確率変動図柄とさ
れ、次回大当りまで確率変動状態となる。可変表示装置
18の大当り図柄が「333」または「777」の場合
には、遊技場により予め定められた無制限遊技が可能な
無制限図柄とされ、その他の奇数図柄は、次の大当り終
了まで持ち点をそのまま使用して遊技が可能な連続遊技
が可能な「連続図柄」とされ、前記以外の大当り図柄で
は、大当り終了後に獲得した得点の精算を実施しなけれ
ばならない「交換図柄」とされている。
【0027】次いで、本実施例の遊技用装置を構成する
前記カードユニット3の前面には、図2に示すように、
点灯によりカードユニット3の動作を報知する動作ラン
プ10と、ICカード製とされた会員カード37に記憶
されている付与価値としてのポイント数が表示される表
示部5と、該表示部5へのポイント数の表示を実施させ
るポイント表示ボタン6と、遊技者が次回の大当り終了
までの連続遊技を実施したい場合に押圧操作する連続ボ
タン7と、遊技者が無制限遊技を実施したい場合に押圧
操作する無制限ボタン8と、前記会員カードの返却を行
う際に押圧操作される返却ボタン13と、前記プリペイ
ドカードが挿入されるプリペイドカード挿入口9と、前
記会員カードが挿入される会員カード挿入口11と、が
設けられている。
【0028】これら本実施例に用いた前記遊技用装置を
成す前記パチンコ台2およびカードユニット3の構成
は、図5に示すようになっており、図1に示す前記遊技
島1に並設された各遊技用装置および前記プリペイドカ
ードの発行がなされる遊技島1端部に設けられた発行装
置45は、通信ケーブル48により管理装置である管理
コンピュータ49に接続されている。
【0029】まず、前記パチンコ台2の構成について説
明すると、前記パチンコ台2の裏面に設けられた前記遊
技用制御基板35には、パチンコ台2各部の動作制御を
実施する遊技用マイクロコンピュータ56が設けられて
おり、該遊技用マイクロコンピュータ56は、前記持点
用制御基板43に設けられた持点制御用マイクロコンピ
ュータ55に接続され、前記遊技用マイクロコンピュー
タ56より遊技における各状況、例えば大当りの発生お
よび大当り図柄等の各情報が出力されるようになってい
る。
【0030】また、前記パチンコ台2の前面に突設され
た前記操作部32に設けられた前記各表示部および操作
ボタンは、それぞれ持点制御用マイクロコンピュータ5
5に接続され、該各操作ボタンからの信号が持点制御用
マイクロコンピュータ55に出力されるとともに、該各
表示部に表示される表示データの算出および表示更新が
該持点制御用マイクロコンピュータ55によってなされ
るようになっている。
【0031】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、前記の封入されたパチンコ玉の検出を行う各検
出器(打込玉検出器、入賞玉検出器、発射玉検出器、フ
ァール玉検出器)と接続されており、遊技において各検
出器より出力される信号に基づき、予め該持点制御用マ
イクロコンピュータ55の内部ROMに記憶されている
持点算出プログラムにより持ち点(合計得点)の入賞玉
による加算、および使用得点の減算を実施しているとと
もに、前記打込玉検出器による玉検出により、遊技者が
遊技中であることを検知できるようになっている。
【0032】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、カードユニット3内部に設けられた前記カード
ユニット制御基板(図示略)上に設けられた後述するマ
イクロプロセッシングユニット(MPU)50に接続さ
れており、該MPU50から前記挿入されたプリペイド
カードより読み出される有価価値情報である度数データ
が、また会員カード37のみが挿入された場合には、過
去の遊技により獲得された貯蓄得点が存在する場合に
は、該貯蓄得点データが会員カード37より読み出され
て出力され、遊技者はこれら貯蓄得点を再度遊技に使用
して遊技を行うことができるようになっている。
【0033】この本実施例のカードユニット3の構成を
説明すると、図5に示すように、前記動作ランプ10
や、ポイント表示ボタン6、連続ボタン7、無制限ボタ
ン8、返却ボタン13に加えて、前記表示部5の表示動
作の制御を行う表示ドライバ51と、前記プリペイドカ
ード挿入口9に連設され、該プリペイドカードに記憶さ
れている度数データの読み出し並びに使用による新たな
度数データの書き込みを行う磁気カードリーダライタ5
3と、前記会員カード挿入口11に連設され、挿入され
る会員カードであるICカード37からその識別情報
(ID)や付与価値情報であるポイントデータ並びに貯
蓄得点の読み出し、並びに新たなポイントデータ並びに
貯蓄得点の書き込みを行うICカードリーダライタ54
と、時間情報が出力可能とされ、該会員カードが挿入さ
れている間の時間経過時にカウントアップの信号を出力
可能なタイマ機能を有するリアルタイムクロック(RT
C)46と、前記挿入されたプリペイドカードや会員カ
ードより読み出された各種情報データや後述する連続遊
技情報等を記憶するとともに、カードユニット制御部で
あるマイクロプロセッシングユニット(MPU)50が
実行する制御内容等が記述された制御プログラム等を記
憶する記憶部52と、通信ケーブル48を介して管理コ
ンピュータ49とのデータ通信を行うための通信部47
と、前記呼び出しランプ3とのデータ入出力を行う外部
I/O57と、これら各部の制御等を行うとともに、前
記パチンコ台2の持点制御用マイクロコンピュータ55
より出力されてくる大当り図柄情報並びに前記会員カー
ドのポイント残数に基づき遊技者の要求により無制限遊
技や連続遊技の許諾を実施するMPU50と、を具備し
ており、これら各部は図5に示すように接続されてい
る。
【0034】また、前記呼び出しランプ4の前面には、
ドットマトリックスにて文字表示可能とされたLEDパ
ネルより構成された表示部12が設けられているととも
に、その内部には、図5に示すように該表示部12の表
示動作の制御を行う表示ドライバ59と、前記カードユ
ニット3の外部I/O57と接続される接続I/O58
とが設けられ、前記表示部12の表示は、前記MPU5
0により制御されるようになっている。
【0035】前記本実施例において会員カードとして用
いたICカード37の構成は、図7に示すように所定厚
みとされ、その内部が凹状とされた樹脂製の基体81の
該凹部外周所定位置に、テ−プオ−トボンディング(T
AB)実装によりその内部にメモリ(図示せず)を内蔵
した専用マイコン82が実装されるとともに、該専用マ
イコン82から該基体81の外周に沿うように設けられ
たパターンコイル83を有するフレキシブルプリント基
板84が内挿され、該凹部全面がトップフィルム85に
て覆われた構成とされており、これらICカード37
は、図8に示す前記ICカードリーダライタ54に挿入
されることで、該リーダライタから出力される電磁波が
前記パターンコイル83に誘導起電力を生じさせて前記
専用マイコン82が動作可能に付勢されるとともに、該
パターンコイル83を介して前記ICカードリーダライ
タ54との各種のデータ通信を電磁波により非接触にて
実施可能とされた非接触ICカードとされており、該I
Cカード37には、前記のように個々のICカード37
を識別可能とされた識別情報(ID)が該カードの発行
時において付与、記録されている。
【0036】これら本実施例において使用されるICカ
ード37は、前述のように特定の会員に予め発行された
会員カ−ドとされており、これら会員カ−ドには前記付
与価値としてのポイント並びに貯蓄得点が記憶されてお
り、会員遊技者は該貯蓄得点を再度遊技に使用可能とさ
れている。
【0037】これらICカード37が挿入可能とされた
前記ICカードリーダライタ54の構成を図8に基づい
て説明すると、該ICカードリーダライタ54の内部に
は、前記会員カード挿入口11からのICカード37の
挿入を検知する挿入センサ97や、前記会員カード挿入
口11から延設され、ICカード37がスライド可能と
されたガイドレール98と、該ガイドレール98を挟む
ように配設されて該ICカード37の移動を、駆動モー
タ86、93にて駆動回転されることにより実施する搬
送ローラ87、88と、前記搬送ローラ87、88の一
方側に張架された搬送ベルト91と、から成る搬送機構
や、該搬送されるICカード37を所定位置に停止させ
るストップピンの出没を行う電磁ソレノイド89や、所
定位置に停止されたICカード37への給電やデータ通
信を行う通信ヘッド90や、前記の各部に接続されてそ
の制御を実施する制御基板92が設けられた構成とされ
ている。
【0038】また、本実施例において使用した前記プリ
ペイドカードは、通常の磁気カードを用いたものであ
り、これらプリペイドカードは前記遊技島1の端部に設
置された発行装置45において遊技者により購入され
る。
【0039】また、前記カードユニット3や発行装置4
5は、図5に示すように通信ケーブル48を介して管理
装置である管理コンピュータ49にデータ通信可能に接
続されており、該管理コンピュータ49の構成は、図6
に示すように、コンピュ−タ49内部にてデ−タの送受
を行うデ−タバス112に、中央演算処理装置(CP
U)113、RAM108、出力手段としての表示装置
107、日時情報を出力可能な時計装置110、外部出
力としてのプリント装置111、磁気ディスクや光磁気
ディスクから成る記憶装置109、前記カードユニット
3や発行装置45とのデ−タ通信を行う通信インタ−フ
ェィス106、とが接続された通常のコンピュ−タであ
り、前記記憶装置109には、前記会員カード37の識
別情報(ID)に対応付けられて前記ポイントや貯蓄得
点が記憶された会員カードデータベース(DB)や、各
遊技用装置毎の状況や無制限遊技や連続遊技の許諾に必
要なポイント数の設定状況が、図12に示すように設定
テーブルとして記憶されており、該設定テーブルにおい
て各遊技用装置毎に無制限遊技や連続遊技の許諾に必要
なポイント数を設定できるようになっている。
【0040】このように、本実施例では各遊技用装置の
無制限遊技や連続遊技の許諾に必要なポイント数を前記
管理コンピュータ49にて一元的に設定できるようにし
ており、このようにすることで、これら設定の更新が容
易となるばかりか、該設定が不正に変更されることも防
止できることから好ましいが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これらの設定手段を各遊技用装置毎に
設けるようにしても良い。
【0041】本実施例では、付与得点として当日の来店
において1回だけポイント加算される来客ポイントと、
会員カードを挿入した状態で遊技を行うことで、所定単
位時間毎にポイント加算がされる遊技ポイントを例に挙
げるとともに、この両ポイントを合計した合計ポイント
を使用した例である。
【0042】また、前記会員カードDBは、図13に示
されるように、各会員カードに個別に付与された識別符
号(ID)に対応付けて、該会員カードの本日における
来店履歴(来店ポイントが付与された段階にて変更され
る)および付与得点である来客ポイントと遊技ポイント
を合計した合計ポイントと、貯蓄得点とが登録されてい
る。
【0043】以下、本実施例のカードユニット3におけ
る会員カードへの前記付与価値であるポイントの付与並
びに獲得価値継続使用遊技である連続遊技または無制限
遊技の許諾処理に関して、図9〜図11のフロー図に基
づいて説明する。
【0044】まず、付与価値であるポイントの付与に関
して説明すると、遊技者は前記プリペイドカードととも
に会員カードを前記会員カード挿入口11に挿入する。
【0045】該プリペイドカードの挿入および会員カー
ドの挿入は、前記磁気カードリーダライタ53およびI
Cカードリーダライタ54により検出され(Sa1)、
前記会員カードからは識別符号(ID)およびポイント
データ、並びに存在する場合は貯蓄得点が読み出され
(Sa2)、該読み出された各データは前記通信部47
および通信ケーブル48を介して管理コンピュータ49
に出力される(Sa3)。また、前記挿入されたプリペ
イドカードからは有価価値である度数データが読み出さ
れ、前記持点制御用マイクロコンピュータ55に出力さ
れて度数表示部103に表示される。
【0046】管理コンピュータでは前記データ出力に基
づき、出力されてきた識別符号(ID)に対応して前記
会員カードDBに記憶されているポイントデータ並びに
貯蓄得点データと出力されてきたデータとの照合が実施
され、該照合が一致した場合において該会員カードの使
用の許諾とともに、該カードの本日おける来店履歴デー
タ(0または1)を返信する。
【0047】これら許諾が返信されない場合、つまり照
合データが一致しない場合は(Sa4)、前記にて挿入
された会員カードは返却されて不正な使用が防止される
ようになっている(Sa15)。
【0048】また、前記来店履歴データは、管理コンピ
ュータ49において、前記照合に基づく返信がなされた
後に来店履歴無しを意味する「0」から、来店履歴有り
を意味する「1」に更新され、本日において初めて会員
カードが使用されて前記来店履歴データとして「0」が
返信された場合においてのみ(Sa5)、所定の来店ポ
イント(本実施例では遊技用装置に関係なく一律に10
ポイントとしている)が加算され、会員カードに加算さ
れた新たな合計ポイントが更新、記憶される(Sa
6)。このように本日における来店履歴が管理コンピュ
ータ49より返信されることで、その日の来店において
1回だけ来店ポイントが加算されるようになっている。
【0049】次いで、遊技者が前記度数表示部103に
表示されたプリペイドカードの度数に基づき、前記貸出
ボタン101を押圧操作することにより、所定数の度数
が得点に変換されて合計得点表示部104に得点が存在
するようになり、前記持点制御用マイクロコンピュータ
55は、該得点の存在に基づき前記パチンコ台2の打球
操作ハンドル15の操作を有効とし、遊技者は遊技を開
始することができるようになり、該打球操作ハンドル1
5の操作に基づく遊技開始は、前記発射玉検出器26の
玉検出により検出され(Sa7)、該遊技開始の検出出
力に基づき、前記MPU50は、前記RTC46のタイ
マをスタートさせる(Sa8)。
【0050】このタイマは所定の時間経過(本実施例で
は30分とした)においてカウントアップすると(Sa
9)、所定のポイント(本実施例では1ポイント)が付
与、加算されて、新たな合計ポイントが会員カードに更
新、記憶され(Sa10)、再度RTC46のタイマが
スタートされることにより、前記30分毎に繰り返し所
定のポイントが付与、加算されるようになっている。
【0051】また、これら遊技中に大当りが発生した場
合は、前記遊技用マイクロコンピュータ56より出力さ
れた大当り信号は、前記持点制御用マイクロコンピュー
タ55を介して前記MPU50に出力されて大当りの発
生が検出され(Sa11)、大当り発生処理ルーチンが
実行される。
【0052】この大当り発生処理ルーチンは、図10に
示す処理内容とされており、前記大当り信号とともに前
記持点制御用マイクロコンピュータ55を介して前記遊
技用マイクロコンピュータ56より前記MPU50に出
力されてくる大当り図柄データが、予め定めされた無制
限図柄(本実施例では前述のように「333」と「77
7」とが該当)である場合(Sb1)、前記MPU50
は前記呼び出しランプ4の表示部12に「無制限」を表
示するとともに(Sb2)、前記メモリ52内部の連続
遊技情報に「無制限」を登録して無制限遊技を許諾する
(Sb3)。
【0053】また、前記大当り図柄データが、予め定め
された連続遊技図柄(本実施例では前述のように「3」
と「7」以外の奇数図柄および絵柄が該当)である場合
(Sb4)、前記MPU50は前記呼び出しランプ4の
表示部12に「連続中」を表示するとともに(Sb
5)、前記メモリ52内部の連続遊技情報に「連続」を
登録して連続遊技を許諾する(Sb6)。
【0054】また、前記大当り図柄データが前記無制限
図柄および連続遊技図柄以外の交換図柄である場合に
は、前記MPU50はメモリ52に記憶されている連続
遊技情報を読み出し(Sb7)、該連続遊技情報に「無
制限」が登録されている場合は該登録をそのままとし
(Sb8)、該連続遊技情報に「無制限」以外の情報、
つまり「連続」が登録されている場合には、該登録の消
去を実施する(Sb9)。このように大当り図柄に基づ
き前記MPU50が処理することで、各図柄に対応する
「無制限」および「連続遊技」の許諾が、係員の労力を
必要とすることなく自動的に実施される。
【0055】また、これら大当りが終了は、前記前記持
点制御用マイクロコンピュータ55を介して前記遊技用
マイクロコンピュータ56より前記MPU50に出力さ
れてくる大当り終了信号により検出され(Sa12)、
大当り終了処理ルーチンが実行される。
【0056】この大当り終了処理ルーチンは、図11に
示す処理内容とされており、まず前記MPU50は、前
記メモリ52内の前記連続遊技情報を読み出し(Sc
1)、該連続遊技情報に「無制限」の登録情報が存在す
る場合は、図9のR1へ戻り、登録が存在しない場合は
Sc14へ進み(Sc2)、該連続遊技情報に「連続」
の登録情報が存在する場合はSc15へ進み(Sc1
4)、該大当り図柄が交換図柄か否かの判断が行われ、
交換図柄でないと判断されると、図9のR1へ戻る。一
方、「連続」の登録情報が存在しない場合(Sc1
4)、及び大当り図柄か交換図柄である場合(Sc1
5)はSc3へ進み、無制限ボタン8及び連続ボタン7
の入力待ちとなる。
【0057】所定時間内に前記カードユニット前面に設
けられた前記連続ボタン7または無制限ボタン8が押圧
操作されない場合には、大当りにより獲得されたその時
点における合計得点が、前記会員カードの貯蓄得点に加
算、更新記録されて精算処理がなされ(Sc4)、図9
に示すR2に戻ってこれら新たな貯蓄得点並びにその時
点での合計ポイントデータが前記管理コンピュータ49
に出力され、会員カードDBの内容が更新されて(Sa
14)、会員カードが返却される(Sa15)。
【0058】また、前記Sc3の入力待ち状態におい
て、前記無制限ボタン8が押圧操作された場合には(S
c5)、無制限の許諾に必要なポイントが会員カードの
合計ポイントに存在するかの判定が実施され(Sc
6)、該判定においてポイントが不足と判断された場合
には、前記Sc3の入力待ち状態に戻り、該判定におい
てポイントが十分である場合には、予め設定されている
その遊技台において無制限の許諾に必要なポイント数
が、前記合計ポイントより減算されて新たな合計ポイン
トが算出されて、会員カードに更新、記憶され(Sc
7)、MPU50は前記呼び出しランプ4の表示部12
に「無制限」を表示することで、無制限遊技が許諾され
たことを報知するとともに(Sc8)、前記メモリ52
内の連続遊技情報に「無制限」を登録し(Sc9)、前
記図9のR1へ戻る。
【0059】これら無制限遊技は、前記合計得点表示部
104の得点が無くなるか、または得点が少なくなって
貸出ボタンが操作された段階にて無効とされる。
【0060】また、前記Sc3の入力待ち状態におい
て、前記連続ボタン7が押圧操作された場合には(Sc
5)、連続遊技の許諾に必要なポイントが会員カードの
合計ポイントに存在するかの判定が実施され(Sc1
0)、該判定においてポイントが不足と判断された場合
には、前記Sc3の入力待ち状態に戻り、該判定におい
てポイントが十分である場合には、予め設定されている
その遊技台において連続遊技の許諾に必要なポイント数
が、前記合計ポイントより減算されて新たな合計ポイン
トが算出され、会員カードに更新、記憶され(Sc1
1)、MPU50は前記呼び出しランプ4の表示部12
に「連続中」を表示することで、連続遊技が許諾された
ことを報知するとともに(Sc12)、前記メモリ52
内の連続遊技情報に「連続」を登録し(Sc13)、前
記図9のR1へ戻る。
【0061】また、遊技中(無制限遊技中、及び連続遊
技中を含む)において前記返却ボタン13が操作された
場合は、その時点における貯蓄得点並びに合計ポイント
データが前記管理コンピュータ49に出力され、会員カ
ードDBの内容が更新されて(Sa14)、会員カード
が返却される(Sa15)。
【0062】以上、本実施例のようにすれば、大当り図
柄または大当り図柄の種別が予め設定された「無制限」
や「連続遊技」の対象以外の「交換」対象の図柄であっ
て、予め定められた大きさのポイントが記録媒体である
会員カードに存在する場合に、遊技客の操作に応じて、
遊技用装置を構成する前記カードユニット3のMPU5
0により、「無制限」や「連続遊技」等の獲得価値継続
使用遊技が許可されるようになるため、遊技客は「無制
限」や「連続遊技」等の許諾を受けるために店員に対応
してもらったり、一々遊技装置を離れて遊技を中断する
ことなく継続して遊技を実施しながら「無制限」や「連
続遊技」等の許諾を受けられるようになることから、遊
技機の稼働が低下することを防止できるばかりか、遊技
客の煩雑さや係員の労力を軽減することもできる。更
に、遊技機から出力される大当り図柄が、予め設定され
た「無制限」や「連続遊技」の図柄であるか否かが、前
記MPU50により自動的に判別されるようになるた
め、係員がこれら大当りの図柄や種別等を逐次確認する
必要がなく、係員の労力をより軽減できるばかりか、前
記「無制限」や「連続遊技」の獲得価値継続使用遊技が
可能な大当り図柄において、遊技者が誤って無制限ボタ
ン8や連続ボタン7を押圧操作しても、不必要に付与価
値であるポイントの引落がなされてしまうことも防止で
きる。
【0063】次に、カードユニット3における会員カー
ドへの前記付与価値であるポイントの付与並びに獲得価
値継続使用遊技である連続遊技または無制限遊技の許諾
処理における他の実施例を図14のフロー図に基づいて
説明する。
【0064】本実施例におけるSa1〜Sa10までの
処理行程は、図9のフローチャートと同様であるため、
ここでの詳細な説明は省略することとする。
【0065】無制限ボタン8が入力されたらSd12に
進み(Sd11)、無制限に該当するポイントが存在す
るか判断され、存在する場合はSd13へ進み(Sd1
2)、無制限に該当するポイント数が減算され、減算後
のポイント数が会員カードに更新記録されSd14へ進
み(Sd13)、呼び出しランプに「無制限」信号を出
力し、呼び出しランプはこの信号を受けて「無制限」表
示を行いSd19へ進む。
【0066】一方、無制限ボタン8が入力なしとされた
らSd15へ進み(Sd12)、連続ボタン7が入力さ
れたらSd16に進み、入力がなければSa9に戻る。
Sd16で連続に該当するポイントが存在するか判断さ
れ、存在する場合はSd17へ進み(Sd16)、連続
に該当するポイントが減算され、減算後のポイント数が
会員カードに記録更新されSd18へ進み(Sd1
7)、呼び出しランプに「連続」信号を出力し、呼び出
しランプはこの信号を受けて、「連続」表示を行いSd
19へ進む(Sd18)。
【0067】会員カードの返却操作有と判断されるとS
d20へと進み(Sd19)、会員カードが会員カード
挿入口11より返却される(Sd20)。一方、会員カ
ードの返却操作が無しと判断されるとSa9へ戻る(S
d19)。
【0068】以上説明したように、大当たり図柄、又は
大当たり図柄の種別情報が遊技機から出力されない場合
において、例えば遊技者の大当たり絵柄が例えば遊技場
が予め設定する交換図柄であったとしても、本実施例の
ように、遊技者により「連続遊技」、「無制限遊技」を
要求すべく無制限ボタン8または連続遊技ボタン7の入
力がなされ、かつ記録媒体である会員カードに予め定め
られた大きさのポイントが存在すれば、遊技用装置が
「連続遊技」、「無制限遊技」を許可するようにしても
よい。よって、遊技客は離席により遊技を中断すること
なく継続して遊技を実施出来、遊技機の稼働が低下する
ことを防止出来るばかりか遊技客の煩雑さや係員の労力
を軽減することもできる。
【0069】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0070】本発明の請求項1は、予め定められた遊技
状態になったことを条件として遊技者に有利な特定遊技
状態が発生する遊技機(パチンコ台2)と、所有する遊
技者の来店履歴や遊技履歴または遊技状況に応じて付与
される所定の付与価値(ポイント)の大きさを特定可能
な情報(ポイントまたは識別符号(ID))を少なくと
も記録する記録媒体(ICカード37)と、前記情報
(ポイントまたは識別符号(ID))を記録媒体(IC
カード37)より読み出して該情報により特定される前
記付与価値(ポイント)の大きさに基づく所定の処理を
実施する記録媒体処理手段(カードユニット3)と、を
含む遊技用装置1であって、該遊技用装置1は、遊技に
より獲得した遊技結果価値(合計得点)の遊技への使用
が制限されるべき状況において、遊技者により継続遊技
要求(無制限ボタン8または連続ボタン7の押圧操作)
がなされた場合に、前記付与価値の大きさ(合計ポイン
ト)が予め設定された大きさ(無制限または連続遊技の
許諾に該当する設定ポイント)以上であることを条件
に、前記遊技結果価値(合計得点)を継続して遊技に使
用する獲得価値継続使用遊技(無制限または連続遊技)
の許可をするとともに、前記予め設定された大きさの付
与価値(無制限または連続遊技の許諾に該当する設定ポ
イント)の引落を実施する獲得価値継続使用遊技許可手
段(MPU50)を具備している。
【0071】本発明の請求項2は、可変表示装置18に
おける表示結果が所定の大当り図柄になったことを条件
として遊技者に有利な特定遊技状態が発生するとともに
該大当り図柄または大当り図柄の種別を特定可能な図柄
関連情報を出力可能とされた遊技機(パチンコ台2)
と、所有する遊技者の来店履歴や遊技履歴または遊技状
況に応じて付与される所定の付与価値(ポイント)の大
きさを特定可能な情報(ポイントまたは識別符号(I
D))を少なくとも記録する記録媒体(ICカード3
7)と、前記情報(ポイントまたは識別符号(ID))
を記録媒体(ICカード37)より読み出して該情報
(ポイントまたは識別符号(ID))により特定される
前記付与価値(ポイント)の大きさに基づく所定の処理
を実施する記録媒体処理手段(カードユニット3)と、
を含む遊技用装置1であって、該遊技用装置1は、前記
図柄関連情報が遊技により獲得した遊技結果価値(合計
得点)の遊技への使用が制限されるように定められた情
報である状況において遊技者により継続遊技要求(無制
限ボタン8または連続ボタン7の押圧操作)がなされた
場合に、前記付与価値の大きさ(合計ポイント)が予め
設定された大きさ(無制限または連続遊技の許諾に該当
する設定ポイント)以上であって、前記大当り図柄また
は大当り図柄の種別が予め設定された前記遊技結果価値
(合計得点)の遊技への使用が制限される図柄または種
別であることを条件に、前記遊技結果価値(合計得点)
を継続して遊技に使用する獲得価値継続使用遊技(無制
限または連続遊技)の許可をするとともに、前記予め設
定された大きさの付与価値(無制限または連続遊技の許
諾に該当する設定ポイント)の引落を実施する獲得価値
継続使用遊技許可手段(MPU50)を具備している。
【0072】本発明の請求項3は、複数の前記遊技用装
置1と通信可能に接続され、前記獲得価値継続使用遊技
(無制限または連続遊技)の許可条件となる予め定めら
れた付与価値の大きさ(無制限または連続遊技の許諾に
該当する設定ポイント)を集中的に設定、変更可能な集
中設定装置(管理コンピュータ49)を備えている。
【0073】本発明の請求項4は、前記許可出力の出力
に基づき、前記獲得価値継続使用遊技(無制限または連
続遊技)が許可されたことの報知を行う報知手段(表示
部12)を具備している。
【0074】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもなく、例えば、前記実施例では、会員カード
であるICカードに識別符号(ID)とポイントデータ
の双方を記録しているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら記録情報を識別符号(ID)のみと
し、該識別符号(ID)により前記管理コンピュータ4
9の前記会員カードDBにおいてその識別符号(ID)
に関連付けられて登録されている合計ポイントを特定し
て使用するようにしても良い。
【0075】また、前記実施例では、封入式パチンコ台
2を用いていることから、無制限または連続遊技が許可
されない場合には、合計得点の精算が自動的に実施され
ることで、持ち点の継続使用ができないようにされてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、通常の
パチンコ玉やコイン等の遊技媒体が遊技機外部に排出さ
れる通常のパチンコ台やスロットマシン等においては、
大当り終了時いにおいて前記MPU50により無制限ま
たは連続遊技が許可されてパチンコ台やスロットマシン
等に許可出力がなされた場合においてのみ、操作ハンド
ルや始動レバー等の操作が有効となるようにし、前記許
可出力がなされない場合は操作ハンドルや始動レバー等
の操作が無効とされて、継続遊技ができないようにして
も良い。
【0076】また、前記実施例においては、大当り図柄
に無制限や連続遊技の各図柄を設けており、これら図柄
を特定可能な図柄情報をパチンコ台2より出力されるよ
うにしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら無制限や連続遊技の各図柄を設けずに、全て
の大当り図柄が継続遊技不可な図柄である場合において
は、これら図柄情報が出力されて前記のように図柄によ
る「無制限」や「連続遊技」の判断を実施することな
く、前記ポイントに基づく「無制限」や「連続遊技」の
処理のみを実施するようにしても良い。
【0077】また、前記実施例では、報知手段として呼
び出しランプ4の前面に設けられた表示部12を用いて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、その
他の方法、例えば「無制限」や「連続中」のプレート等
が迫り出すようにしたりしても良く、これら報知の方法
や形態は適宜に選択すれば良い。
【0078】また、前記実施例においては、来店ポイン
トや遊技時間に応じて付与されるポイントを、図13に
示すように、管理コンピュータ49にて容易に変更可能
とされており、これら来店ポイントや遊技時間に応じて
付与されるポイントの大きさを曜日や時間帯毎に変更し
たり、これら曜日や時間帯毎のポイントの大きさを予め
設定可能とすること等は任意とされる。
【0079】また、これら付与価値であるポイントの付
与条件として前記実施例では来店および遊技時間を用い
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら付与条件としては、例えば可変表示装置18におけ
る始動回数に応じて付与したり、確率変動中における可
変表示装置18における始動回数に応じて付与したり、
大当り回数に応じて付与したり、貯蓄得点に応じて付与
したり、更には、前記会員カードがプリペイドカードの
機能も有する場合においては、入金金額に応じて所定の
ポイントを付与するようにしても良く、これら付与条件
は任意に設定することができる。
【0080】また、前記実施例においては、管理コンピ
ュータ49の会員カードDBに図13に示すように、各
会員カードの識別符号(ID)に対応付けて合計ポイン
トや貯蓄得点を登録、管理しており、このようにするこ
とで、前記のように会員カードの使用時においてこれら
データの照合を実施することにより、不正なカードの使
用を防止可能となり、セキュリティを向上できることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、十分なセキュリティを確保できる場合においては、
会員カードにのみこれら各データを記録するようにして
も良い。
【0081】また前記実施例においては、会員カードを
例に説明したが、これら無制限や連続遊技を可能とする
ポイントの付与を、会員カードにおいてのみ実施するこ
とで、会員カードの付加価値を高めることができるよう
になることから好ましいが、本発明はこれに限定される
ものではなく、これら記録媒体を会員以外の遊技客に至
急されるビジタ−カ−ドやプリペイドカード等に適用す
るようにしても良いことは言うまでもない。
【0082】また、前記実施例では実施していないが、
会員カードの使用に際して、遊技者が正当な所有者本人
であるかの確認を、暗証番号等の照合等により実するよ
うにしても良い。
【0083】また、前記実施例では前記のように記録媒
体として非接触のICカード37を用いているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これを接触型のI
Cカードとしたり、その他磁気カードやバーコード等の
所定の情報記録シンボル等がプリント可能とされた媒体
等であっても良く、これら記録媒体としては、前記遊技
に使用可能な有価価値の大きさを特定可能な情報を読み
取り可能に記録できるものであれば特に限定されるもの
ではない。
【0084】また、前記実施例では、付与価値の形態と
してポイントを用いているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これら付与価値の形態は任意とされ
る。
【0085】また、前記実施例においては、パチンコ玉
が指触不能に封入された封入式パチンコ台2を用いてい
るが、本発明は、これら遊技媒体が封入された封入式遊
技機のみならず、該遊技媒体が遊技機外部に排出される
通常の遊技機や、その他これら遊技媒体を用いずにデー
タ等により遊技を行う遊技装置等にも提供可能であるこ
とはいうまでもなく、これら遊技機が限定されるもので
はない。
【0086】また、前記実施例においては、前記カード
ユニット3をパチンコ台2間に配置しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これらカードユニッ
ト3の配置位置は、パチンコ台2に1対1に対応する該
パチンコ台2の近傍位置であれば特に限定されない。
【0087】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0088】(a)請求項1の発明によれば予め定めら
れた大きさの前記付与価値が記録媒体に存在する場合
に、遊技用装置により獲得価値継続使用遊技が許可され
るようになるため、遊技客は離席により遊技を中断する
ことなく継続して遊技を実施できるようになることか
ら、遊技機の稼働が低下することを防止できるばかりか
遊技客の煩雑さや係員の労力を軽減することもできる。
【0089】(b)請求項2の発明によれば、大当り図
柄または大当り図柄の種別が予め設定された「無制限」
や「持たせ」の対象以外の図柄または種別であって、予
め定められた大きさの前記付与価値が記録媒体に存在す
る場合に、遊技用装置により獲得価値継続使用遊技が許
可されるようになるため、遊技客は離席により遊技を中
断することなく継続して遊技を実施できるようになるこ
とから、遊技機の稼働が低下することを防止できるばか
りか、遊技客の煩雑さや係員の労力を軽減することもで
きる。更に、前記大当り図柄または大当り図柄の種別が
特定され、これが予め設定された図柄または種別である
ことを条件とすることにより、係員がこれら図柄や種別
を確認する必要がなく、これら図柄や種別の判断をも自
動的になされることから、係員の労力をより軽減できる
ばかりか、獲得価値継続使用遊技が可能な大当り図柄に
おいて、遊技者が誤って継続遊技要求を行った場合に、
不必要な付与価値の引落がなされてしまうことも防止で
きる。
【0090】(c)請求項3の発明によれば、前記獲得
価値継続使用遊技の許可条件となる付与価値の大きさを
各遊技用装置毎に設定する必要がなく、これら設定の更
新が容易となるばかりか、該設定が不正に変更されるこ
とも防止できるようになる。
【0091】(d)請求項4の発明によれば、前記獲得
価値継続使用遊技が許可されたことを係員のみならず遊
技客も確認できるようになるばかりか、該獲得価値継続
使用遊技に対応する標識等を係員が掲示する必要もな
く、係員の労力を軽減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技用装置を備えた遊
技島を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における遊技用装置を示す正面
図である。
【図3】本発明の実施例における遊技用装置を示す裏面
図である。
【図4】本発明の実施例において用いた封入式パチンコ
台の操作部を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例における遊技用装置の構成およ
び管理コンピュータとの接続状況を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の実施例において用いた管理コンピュ−
タの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例において用いたICカードを示
す一部破断正面図である。
【図8】本発明の実施例のカードユニットに用いたIC
カードリーダライタの構成を示す断面図である。
【図9】本発明の実施例における遊技用装置の処理動作
を示すフロー図である。
【図10】本発明の実施例における大当り発生処理ルー
チンを示すフロー図である。
【図11】本発明の実施例における大当り終了処理ルー
チンを示すフロー図である。
【図12】本発明の実施例の管理コンピュータにおける
設定状況の表示画面を示す図である。
【図13】本発明の実施例の管理コンピュータにおける
会員カードデータベースの表示画面を示す図である。
【図14】本発明の他の実施例における遊技用装置の処
理動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
l 遊技島 2 (封入式)パチンコ台 3 カードユニット 4 呼び出しランプ 5 表示部 6 ポイント表示ボタン 7 連続ボタン 8 無制限ボタン 9 プリペイドカード挿入口 10 動作ランプ 11 会員カード挿入口 12 表示部 13 返却ボタン 14 透明板保持枠 15 打球操作ハンドル 16 可変入賞球装置 17 遊技領域 18 可変表示装置 19 始動口 20 通常入賞口 21 ソレノイド 22 特定入賞玉検出器 23 入賞個数検出器 24 開閉板 25 アウト口 26 発射玉検出器 27 ファール玉入口 28 ハンマー 29 打球モータ 30 入賞玉集合樋 31 入賞玉検出器 32 操作部 33 打込玉検出器 34 打込玉集合樋 35 遊技用制御基板 36 アウト玉誘導樋 37 ICカード(記録媒体) 38 ファール玉検出器 39 発射玉供給口 40 回動板 41 ソレノイド 42 玉抜き樋 43 持点用制御基板 44 コネクタ部 45 発行装置 46 リアルタイムクロック(RTC) 47 通信部 48 通信ケーブル 49 管理コンピュータ 50 マイクロプロセッシングユニット(MPU;
獲得価値継続使用遊技許可手段) 51 表示ドライバ 52 メモリ 53 磁気カードリーダライタ 54 ICカードリーダライタ 55 持点制御用マイクロコンピュータ 56 遊技用マイクロコンピュータ 57 外部I/O 58 接続I/O 59 表示ドライバ 81 基体 82 専用マイコン 83 パターンコイル 84 フレキシブルプリント基板 85 トップフィルム 86 駆動モータ 87 搬送ローラ 88 搬送ローラ 89 電磁ソレノイド 90 通信ヘッド 91 搬送ベルト 92 制御基板 93 駆動モータ 97 挿入センサ 98 ガイドレール 100 基板 101 貸出ボタン 102 返却ボタン 103 度数表示部 104 合計得点表示部 105 アナログ表示部 106 通信インターフェイス 107 表示装置 108 RAM 109 記憶装置 110 時計装置 111 プリント装置 112 データバス 113 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた遊技状態になったことを
    条件として遊技者に有利な特定遊技状態が発生する遊技
    機と、所有する遊技者の来店履歴や遊技履歴または遊技
    状況に応じて付与される所定の付与価値の大きさを特定
    可能な情報を少なくとも記録する記録媒体と、前記情報
    を記録媒体より読み出して該情報により特定される前記
    付与価値の大きさに基づく所定の処理を実施する記録媒
    体処理手段と、を含む遊技用装置であって、 該遊技用装置は、遊技により獲得した遊技結果価値の遊
    技への使用が制限されるべき状況において、遊技者によ
    り継続遊技要求がなされた場合に、前記付与価値の大き
    さが予め設定された大きさ以上であることを条件に、前
    記遊技結果価値を継続して遊技に使用する獲得価値継続
    使用遊技の許可をするとともに、前記予め設定された大
    きさの付与価値の引落を実施する獲得価値継続使用遊技
    許可手段を具備することを特徴とする遊技用装置。
  2. 【請求項2】 可変表示装置における表示結果が所定の
    大当り図柄になったことを条件として遊技者に有利な特
    定遊技状態が発生するとともに該大当り図柄または大当
    り図柄の種別を特定可能な図柄関連情報を出力可能とさ
    れた遊技機と、所有する遊技者の来店履歴や遊技履歴ま
    たは遊技状況に応じて付与される所定の付与価値の大き
    さを特定可能な情報を少なくとも記録する記録媒体と、
    前記情報を記録媒体より読み出して該情報により特定さ
    れる前記付与価値の大きさに基づく所定の処理を実施す
    る記録媒体処理手段と、を含む遊技用装置であって、 該遊技用装置は、前記図柄関連情報が遊技により獲得し
    た遊技結果価値の遊技への使用が制限されるように定め
    られた情報である状況において遊技者により継続遊技要
    求がなされた場合に、前記付与価値の大きさが予め設定
    された大きさ以上であって、前記大当り図柄または大当
    り図柄の種別が予め設定された前記遊技結果価値の遊技
    への使用が制限される図柄または種別であることを条件
    に、前記遊技結果価値を継続して遊技に使用する獲得価
    値継続使用遊技の許可をするとともに、前記予め設定さ
    れた大きさの付与価値の引落を実施する獲得価値継続使
    用遊技許可手段を具備することを特徴とする遊技用装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の前記遊技用装置と通信可能に接続
    され、前記獲得価値継続使用遊技の許可条件となる予め
    定められた付与価値の大きさを集中的に設定、変更可能
    な集中設定装置を備える請求項1または2に記載の遊技
    用装置。
  4. 【請求項4】 前記許可出力の出力に基づき、前記獲得
    価値継続使用遊技が許可されたことの報知を行う報知手
    段を具備する請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用装
    置。
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