JP2000306054A - 非接触識別データ通信用スキャナ - Google Patents
非接触識別データ通信用スキャナInfo
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- JP2000306054A JP2000306054A JP11117358A JP11735899A JP2000306054A JP 2000306054 A JP2000306054 A JP 2000306054A JP 11117358 A JP11117358 A JP 11117358A JP 11735899 A JP11735899 A JP 11735899A JP 2000306054 A JP2000306054 A JP 2000306054A
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Landscapes
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データキャリアへの識別データの読み書きエ
リアを広くすることができ、識別データの読み書きを支
障無く行うことができる非接触識別データ通信用スキャ
ナを提供する。 【解決手段】 識別データを保持するデータキャリアに
対して電磁波による通信を行って識別データの読み書き
を行う非接触識別データ通信用スキャナに関する。複数
のアンテナ2と各アンテナ2を通信可能状態へと切り替
えるアンテナ切り替え部3とを具備する。複数のアンテ
ナ2を使用することによって、データキャリアへの識別
データの読み書きエリアを広くすることができる。
リアを広くすることができ、識別データの読み書きを支
障無く行うことができる非接触識別データ通信用スキャ
ナを提供する。 【解決手段】 識別データを保持するデータキャリアに
対して電磁波による通信を行って識別データの読み書き
を行う非接触識別データ通信用スキャナに関する。複数
のアンテナ2と各アンテナ2を通信可能状態へと切り替
えるアンテナ切り替え部3とを具備する。複数のアンテ
ナ2を使用することによって、データキャリアへの識別
データの読み書きエリアを広くすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流管理、物品管
理、クリーニング店での預かり引き渡し、レンタル店で
の品物の貸し借り、FA工程管理、メンテナンス管理な
どに利用される非接触識別データ通信用のスキャナに関
するものである。
理、クリーニング店での預かり引き渡し、レンタル店で
の品物の貸し借り、FA工程管理、メンテナンス管理な
どに利用される非接触識別データ通信用のスキャナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、識別データを非接触によりデ
ータキャリアとスキャナとの間で通信して物流管理や物
品管理(アプリケーション)が行われている。データキ
ャリアにはそれが取り付けられる物品(物体)の固有の
情報が識別データとして保持されるものである。また、
スキャナはデータキャリアと通信して識別データを書き
込んだり読み取ったりするものである。そして、データ
キャリアとスキャナの通信は識別データを含む電磁波を
用いて行われている。
ータキャリアとスキャナとの間で通信して物流管理や物
品管理(アプリケーション)が行われている。データキ
ャリアにはそれが取り付けられる物品(物体)の固有の
情報が識別データとして保持されるものである。また、
スキャナはデータキャリアと通信して識別データを書き
込んだり読み取ったりするものである。そして、データ
キャリアとスキャナの通信は識別データを含む電磁波を
用いて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、スキャナに
はアンテナが一つしか設けられていないので、読み書き
エリアを広く確保しようとすると、複数台のスキャナを
同時に使用しなければならないが、データキャリアとス
キャナの通信は数センチから数十センチの距離で行われ
るので、複数台のスキャナを同時に使用するスキャナ同
士が近づくことになり、電磁界の干渉が発生して干渉エ
リアで識別データの読み書きが不可能になるという問題
があった。さらに、スキャナのアンテナとデータキャリ
アの位置関係によっては、アンテナから発射される電磁
界の磁力線とデータキャリアのアンテナが平行で磁力線
がデータキャリアのアンテナを通らない状態になること
があり、このために、識別データの読み書きができない
という問題があった。
はアンテナが一つしか設けられていないので、読み書き
エリアを広く確保しようとすると、複数台のスキャナを
同時に使用しなければならないが、データキャリアとス
キャナの通信は数センチから数十センチの距離で行われ
るので、複数台のスキャナを同時に使用するスキャナ同
士が近づくことになり、電磁界の干渉が発生して干渉エ
リアで識別データの読み書きが不可能になるという問題
があった。さらに、スキャナのアンテナとデータキャリ
アの位置関係によっては、アンテナから発射される電磁
界の磁力線とデータキャリアのアンテナが平行で磁力線
がデータキャリアのアンテナを通らない状態になること
があり、このために、識別データの読み書きができない
という問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、データキャリアへの識別データの読み書きエリア
を広くすることができ、しかも、識別データの読み書き
を支障無く行うことができる非接触識別データ通信用ス
キャナを提供することを目的とするものである。
あり、データキャリアへの識別データの読み書きエリア
を広くすることができ、しかも、識別データの読み書き
を支障無く行うことができる非接触識別データ通信用ス
キャナを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
非接触識別データ通信用スキャナは、識別データを保持
するデータキャリア1に対して電磁波による通信を行っ
て識別データの読み書きを行う非接触識別データ通信用
スキャナにおいて、複数のアンテナ2を増設自在に形成
して成ることを特徴とするものである。
非接触識別データ通信用スキャナは、識別データを保持
するデータキャリア1に対して電磁波による通信を行っ
て識別データの読み書きを行う非接触識別データ通信用
スキャナにおいて、複数のアンテナ2を増設自在に形成
して成ることを特徴とするものである。
【0006】また本発明の請求項2に係る非接触識別デ
ータ通信用スキャナは、請求項1の構成に加えて、デー
タキャリア1に対して角度調整自在にアンテナ2を形成
して成ることを特徴とするものである。
ータ通信用スキャナは、請求項1の構成に加えて、デー
タキャリア1に対して角度調整自在にアンテナ2を形成
して成ることを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項3に係る非接触識別デ
ータ通信用スキャナは、請求項1の構成に加えて、アン
テナ本体4と端子部5を設けてアンテナブロック6を形
成し、複数のアンテナブロック6の端子部5同士を接続
してアンテナ2を形成して成ることを特徴とするもので
ある。
ータ通信用スキャナは、請求項1の構成に加えて、アン
テナ本体4と端子部5を設けてアンテナブロック6を形
成し、複数のアンテナブロック6の端子部5同士を接続
してアンテナ2を形成して成ることを特徴とするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0009】図1に本発明のスキャナの一例を示す。ス
キャナは、コントローラ10と、コントローラ10とは
別体に形成される複数のアンテナ2とで構成されてい
る。図1には、アンテナ2として第一アンテナ2aと第
二アンテナ2bと第三アンテナ2cを用いた場合を図示
するが、アンテナ2の個数は後述のように増減させるこ
とができる。コントローラ10のケース17の内部には
CPU等で構成され、スキャナの動作を制御する制御部
11と、キーボードI/F、カードリーダのI/F、R
S232C通信I/F、RS485通信I/F、ethene
t I/F、USBI/Fなどで構成され、パーソナルコ
ンピュータなどの上位機器と接続されるI/F部(イン
ターフェース部)12と、データキャリア1に対して読
み書きする識別データを格納するメモリ13と、送信の
際の変調及び増幅を行う変調・増幅部14と、受信の際
の増幅及び復調を行う増幅・復調部15と、アンテナ2
の個数を増減させる際に切り替えるアンテナ切り替え部
3が設けられている。アンテナ切り替え部3は、変調・
増幅部14と接続される送信アンテナ切り替え部25
と、増幅・復調部15と接続される受信アンテナ切り替
え部26で構成されている。また、ケース17の外面に
はアンテナ2が接続される複数の接続部16が設けられ
ており、一つの接続部16に対して第一アンテナ2aと
第二アンテナ2bと第三アンテナ2cのいずれか一つが
着脱自在に接続されるようになっている。
キャナは、コントローラ10と、コントローラ10とは
別体に形成される複数のアンテナ2とで構成されてい
る。図1には、アンテナ2として第一アンテナ2aと第
二アンテナ2bと第三アンテナ2cを用いた場合を図示
するが、アンテナ2の個数は後述のように増減させるこ
とができる。コントローラ10のケース17の内部には
CPU等で構成され、スキャナの動作を制御する制御部
11と、キーボードI/F、カードリーダのI/F、R
S232C通信I/F、RS485通信I/F、ethene
t I/F、USBI/Fなどで構成され、パーソナルコ
ンピュータなどの上位機器と接続されるI/F部(イン
ターフェース部)12と、データキャリア1に対して読
み書きする識別データを格納するメモリ13と、送信の
際の変調及び増幅を行う変調・増幅部14と、受信の際
の増幅及び復調を行う増幅・復調部15と、アンテナ2
の個数を増減させる際に切り替えるアンテナ切り替え部
3が設けられている。アンテナ切り替え部3は、変調・
増幅部14と接続される送信アンテナ切り替え部25
と、増幅・復調部15と接続される受信アンテナ切り替
え部26で構成されている。また、ケース17の外面に
はアンテナ2が接続される複数の接続部16が設けられ
ており、一つの接続部16に対して第一アンテナ2aと
第二アンテナ2bと第三アンテナ2cのいずれか一つが
着脱自在に接続されるようになっている。
【0010】アンテナ2はコイル状の送信アンテナ19
と受信アンテナ20を一つずつ具備して形成されてお
り、第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと第三アンテ
ナ2cには送信アンテナ19として第一送信アンテナ1
9aと第二送信アンテナ19bと第三送信アンテナ19
cがそれぞれ設けられている。また、第一アンテナ2a
と第二アンテナ2bと第三アンテナ2cには受信アンテ
ナ20として第一受信アンテナ20aと第二受信アンテ
ナ20bと第三受信アンテナ20cがそれぞれ設けられ
ている。
と受信アンテナ20を一つずつ具備して形成されてお
り、第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと第三アンテ
ナ2cには送信アンテナ19として第一送信アンテナ1
9aと第二送信アンテナ19bと第三送信アンテナ19
cがそれぞれ設けられている。また、第一アンテナ2a
と第二アンテナ2bと第三アンテナ2cには受信アンテ
ナ20として第一受信アンテナ20aと第二受信アンテ
ナ20bと第三受信アンテナ20cがそれぞれ設けられ
ている。
【0011】そして、第一送信アンテナ19aと第二送
信アンテナ19bと第三送信アンテナ19cは接続部1
6を介してアンテナ切り替え部3の送信アンテナ切り替
え部25に接続され、また、第一受信アンテナ20aと
第二受信アンテナ20bと第三受信アンテナ20cは接
続部16を介してアンテナ切り替え部3の受信アンテナ
切り替え部26に接続されている。
信アンテナ19bと第三送信アンテナ19cは接続部1
6を介してアンテナ切り替え部3の送信アンテナ切り替
え部25に接続され、また、第一受信アンテナ20aと
第二受信アンテナ20bと第三受信アンテナ20cは接
続部16を介してアンテナ切り替え部3の受信アンテナ
切り替え部26に接続されている。
【0012】図2に送信アンテナ切り替え部25の回路
図を示す。第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ
19bと第三送信アンテナ19cは直列に接続されてい
る。第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19b
の接続部分は第一端子30aに接続されており、また、
第二送信アンテナ19bと第三送信アンテナ19bの接
続部分は第二端子30bに接続されており、さらに、第
三送信アンテナ19cの端部は第三端子30cに接続さ
れている。また、第一送信アンテナ19aの端部はコン
デンサ切り替えスイッチ31と接続されている。コンデ
ンサ切り替えスイッチ31は第一コンデンサ32aと第
二コンデンサ32bと第三コンデンサ32cのいずれか
一つに接続するように形成されている。また、第一コン
デンサ32aと第二コンデンサ32bと第三コンデンサ
32cは送信アンテナ切り替えスイッチ33に接続され
ている。この送信アンテナ切り替えスイッチ33は上記
の第一端子30aと第二端子30bと第三端子30cの
いずれか一つに接続するように形成されている。従っ
て、送信アンテナ切り替え部25と第一〜第三送信アン
テナ19a、19b、19cとからなる共振回路が形成
されることになる。
図を示す。第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ
19bと第三送信アンテナ19cは直列に接続されてい
る。第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19b
の接続部分は第一端子30aに接続されており、また、
第二送信アンテナ19bと第三送信アンテナ19bの接
続部分は第二端子30bに接続されており、さらに、第
三送信アンテナ19cの端部は第三端子30cに接続さ
れている。また、第一送信アンテナ19aの端部はコン
デンサ切り替えスイッチ31と接続されている。コンデ
ンサ切り替えスイッチ31は第一コンデンサ32aと第
二コンデンサ32bと第三コンデンサ32cのいずれか
一つに接続するように形成されている。また、第一コン
デンサ32aと第二コンデンサ32bと第三コンデンサ
32cは送信アンテナ切り替えスイッチ33に接続され
ている。この送信アンテナ切り替えスイッチ33は上記
の第一端子30aと第二端子30bと第三端子30cの
いずれか一つに接続するように形成されている。従っ
て、送信アンテナ切り替え部25と第一〜第三送信アン
テナ19a、19b、19cとからなる共振回路が形成
されることになる。
【0013】上記送信アンテナ切り替え部25の送信ア
ンテナ切り替えスイッチ33とコンデンサ切り替えスイ
ッチ31は連動するように形成されている。すなわち、
一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部16に
接続されている場合は、送信アンテナ切り替えスイッチ
33が第一端子30aと接続すると共にコンデンサ切り
替えスイッチ31が第一コンデンサ32aと接続するよ
うに連動するものであり、第一送信アンテナ19aが送
信可能状態(通信可能状態)となる。また、二個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続
部16に接続されている場合は、送信アンテナ切り替え
スイッチ33が第二端子30bと接続すると共にコンデ
ンサ切り替えスイッチ31が第二コンデンサ32bと接
続するように連動するものであり、第一送信アンテナ1
9aと第二送信アンテナ19bが送信可能状態(通信可
能状態)となる。さらに、三個のアンテナ2(第一アン
テナ2aと第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接
続部16に接続されている場合は、送信アンテナ切り替
えスイッチ33が第三端子30cと接続すると共にコン
デンサ切り替えスイッチ31が第三コンデンサ32cと
接続するように連動するものであり、第一送信アンテナ
20aと第二送信アンテナ20bと第三送信アンテナ2
0cが送信可能状態(通信可能状態)となる。
ンテナ切り替えスイッチ33とコンデンサ切り替えスイ
ッチ31は連動するように形成されている。すなわち、
一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部16に
接続されている場合は、送信アンテナ切り替えスイッチ
33が第一端子30aと接続すると共にコンデンサ切り
替えスイッチ31が第一コンデンサ32aと接続するよ
うに連動するものであり、第一送信アンテナ19aが送
信可能状態(通信可能状態)となる。また、二個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続
部16に接続されている場合は、送信アンテナ切り替え
スイッチ33が第二端子30bと接続すると共にコンデ
ンサ切り替えスイッチ31が第二コンデンサ32bと接
続するように連動するものであり、第一送信アンテナ1
9aと第二送信アンテナ19bが送信可能状態(通信可
能状態)となる。さらに、三個のアンテナ2(第一アン
テナ2aと第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接
続部16に接続されている場合は、送信アンテナ切り替
えスイッチ33が第三端子30cと接続すると共にコン
デンサ切り替えスイッチ31が第三コンデンサ32cと
接続するように連動するものであり、第一送信アンテナ
20aと第二送信アンテナ20bと第三送信アンテナ2
0cが送信可能状態(通信可能状態)となる。
【0014】また、第一送信アンテナ19aと第一コン
デンサ32aからなる共振回路の共振周波数と、第一送
信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第二コン
デンサ32bからなる共振回路の共振周波数と、第一送
信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第三送信
アンテナ19cと第三コンデンサ32cからなる共振回
路の共振周波数は同一になるように、各送信アンテナ1
9a〜19cのインダクタンス及び各コンデンサ32a
〜32cのキャパシタンスが設定されている。すなわ
ち、第一送信アンテナ19aのインダクタンスをL1、
第一コンデンサ32aのキャパシタンスをC1、第二送
信アンテナ19bのインダクタンスをL2、第二コンデ
ンサ32bのキャパシタンスをC2、第三送信アンテナ
19cのインダクタンスをL3、第三コンデンサ32c
のキャパシタンスをC3とすると、共振周波数fは次の
ような関係を満たすものである。
デンサ32aからなる共振回路の共振周波数と、第一送
信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第二コン
デンサ32bからなる共振回路の共振周波数と、第一送
信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第三送信
アンテナ19cと第三コンデンサ32cからなる共振回
路の共振周波数は同一になるように、各送信アンテナ1
9a〜19cのインダクタンス及び各コンデンサ32a
〜32cのキャパシタンスが設定されている。すなわ
ち、第一送信アンテナ19aのインダクタンスをL1、
第一コンデンサ32aのキャパシタンスをC1、第二送
信アンテナ19bのインダクタンスをL2、第二コンデ
ンサ32bのキャパシタンスをC2、第三送信アンテナ
19cのインダクタンスをL3、第三コンデンサ32c
のキャパシタンスをC3とすると、共振周波数fは次の
ような関係を満たすものである。
【0015】
【数1】
【0016】このように第一送信アンテナ19aと第一
コンデンサ32aからなる共振回路の共振周波数と、第
一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第二
コンデンサ32bからなる共振回路の共振周波数と、第
一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第三
送信アンテナ19cと第三コンデンサ32cからなる共
振回路の共振周波数が同一になるように形成することに
よって、通信に使用するアンテナ2の個数が増減して
も、送信アンテナ切り替えスイッチ33とコンデンサ切
り替えスイッチ31が切り替わって、送信周波数を同一
にすることができる。
コンデンサ32aからなる共振回路の共振周波数と、第
一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第二
コンデンサ32bからなる共振回路の共振周波数と、第
一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ19bと第三
送信アンテナ19cと第三コンデンサ32cからなる共
振回路の共振周波数が同一になるように形成することに
よって、通信に使用するアンテナ2の個数が増減して
も、送信アンテナ切り替えスイッチ33とコンデンサ切
り替えスイッチ31が切り替わって、送信周波数を同一
にすることができる。
【0017】図3に受信アンテナ切り替え部26の回路
図を示す。第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ
20bと第三受信アンテナ20cは直列に接続されてい
る。第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20b
の接続部分は第一端子40aに接続されており、また、
第二受信アンテナ20bと第三受信アンテナ20bの接
続部分は第二端子40bに接続されており、さらに、第
三受信アンテナ20cの端部は第三端子40cに接続さ
れている。また、第一受信アンテナ20aの端部はコン
デンサ切り替えスイッチ41と接続されている。コンデ
ンサ切り替えスイッチ41は第一コンデンサ42aと第
二コンデンサ42bと第三コンデンサ42cのいずれか
一つに接続するように形成されている。また、第一コン
デンサ42aと第二コンデンサ42bと第三コンデンサ
42cは受信アンテナ切り替えスイッチ43に接続され
ている。この受信アンテナ切り替えスイッチ43は上記
の第一端子40aと第二端子40bと第三端子40cの
いずれか一つに接続するように形成されている。従っ
て、受信アンテナ切り替え部26と第一〜第三受信アン
テナ20a、20b、20cとからなる共振回路が形成
されることになる。
図を示す。第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ
20bと第三受信アンテナ20cは直列に接続されてい
る。第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20b
の接続部分は第一端子40aに接続されており、また、
第二受信アンテナ20bと第三受信アンテナ20bの接
続部分は第二端子40bに接続されており、さらに、第
三受信アンテナ20cの端部は第三端子40cに接続さ
れている。また、第一受信アンテナ20aの端部はコン
デンサ切り替えスイッチ41と接続されている。コンデ
ンサ切り替えスイッチ41は第一コンデンサ42aと第
二コンデンサ42bと第三コンデンサ42cのいずれか
一つに接続するように形成されている。また、第一コン
デンサ42aと第二コンデンサ42bと第三コンデンサ
42cは受信アンテナ切り替えスイッチ43に接続され
ている。この受信アンテナ切り替えスイッチ43は上記
の第一端子40aと第二端子40bと第三端子40cの
いずれか一つに接続するように形成されている。従っ
て、受信アンテナ切り替え部26と第一〜第三受信アン
テナ20a、20b、20cとからなる共振回路が形成
されることになる。
【0018】上記受信アンテナ切り替え部26の受信ア
ンテナ切り替えスイッチ43とコンデンサ切り替えスイ
ッチ41は連動するように形成されている。すなわち、
一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部16に
接続されている場合は、受信アンテナ切り替えスイッチ
43が第一端子40aと接続すると共にコンデンサ切り
替えスイッチ41が第一コンデンサ42aと接続するよ
うに連動するものであり、第一受信アンテナ20aが受
信可能状態(通信可能状態)となる。二個のアンテナ2
(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続部16
に接続されている場合は、受信アンテナ切り替えスイッ
チ43が第二端子40bと接続すると共にコンデンサ切
り替えスイッチ41が第二コンデンサ42bと接続する
ように連動するものであり、第一受信アンテナ20aと
第二受信アンテナ20bが受信可能状態(通信可能状
態)となる。さらに、三個のアンテナ2(第一アンテナ
2aと第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接続部
16に接続されている場合は、受信アンテナ切り替えス
イッチ43が第三端子40cと接続すると共にコンデン
サ切り替えスイッチ41が第三コンデンサ42cと接続
するように連動し、第一受信アンテナ20aと第二受信
アンテナ20bと第三受信アンテナ20cが受信可能状
態(通信可能状態)となる。
ンテナ切り替えスイッチ43とコンデンサ切り替えスイ
ッチ41は連動するように形成されている。すなわち、
一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部16に
接続されている場合は、受信アンテナ切り替えスイッチ
43が第一端子40aと接続すると共にコンデンサ切り
替えスイッチ41が第一コンデンサ42aと接続するよ
うに連動するものであり、第一受信アンテナ20aが受
信可能状態(通信可能状態)となる。二個のアンテナ2
(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続部16
に接続されている場合は、受信アンテナ切り替えスイッ
チ43が第二端子40bと接続すると共にコンデンサ切
り替えスイッチ41が第二コンデンサ42bと接続する
ように連動するものであり、第一受信アンテナ20aと
第二受信アンテナ20bが受信可能状態(通信可能状
態)となる。さらに、三個のアンテナ2(第一アンテナ
2aと第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接続部
16に接続されている場合は、受信アンテナ切り替えス
イッチ43が第三端子40cと接続すると共にコンデン
サ切り替えスイッチ41が第三コンデンサ42cと接続
するように連動し、第一受信アンテナ20aと第二受信
アンテナ20bと第三受信アンテナ20cが受信可能状
態(通信可能状態)となる。
【0019】また、第一受信アンテナ20aと第一コン
デンサ42aからなる共振回路の共振周波数と、第一受
信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第二コン
デンサ42bからなる共振回路の共振周波数と、第一受
信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第三受信
アンテナ20cと第三コンデンサ42cからなる共振回
路の共振周波数は同一になるように、各受信アンテナ2
0a〜20cのインダクタンス及び各コンデンサ42a
〜42cのキャパシタンスが設定されている。すなわ
ち、第一受信アンテナ20aのインダクタンスをL1、
第一コンデンサ42aのキャパシタンスをC1、第二受
信アンテナ20bのインダクタンスをL2、第二コンデ
ンサ42bのキャパシタンスをC2、第三受信アンテナ
20cのインダクタンスをL3、第三コンデンサ42c
のキャパシタンスをC3とすると、共振周波数fは上記
の数式1のような関係を満たすものである。
デンサ42aからなる共振回路の共振周波数と、第一受
信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第二コン
デンサ42bからなる共振回路の共振周波数と、第一受
信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第三受信
アンテナ20cと第三コンデンサ42cからなる共振回
路の共振周波数は同一になるように、各受信アンテナ2
0a〜20cのインダクタンス及び各コンデンサ42a
〜42cのキャパシタンスが設定されている。すなわ
ち、第一受信アンテナ20aのインダクタンスをL1、
第一コンデンサ42aのキャパシタンスをC1、第二受
信アンテナ20bのインダクタンスをL2、第二コンデ
ンサ42bのキャパシタンスをC2、第三受信アンテナ
20cのインダクタンスをL3、第三コンデンサ42c
のキャパシタンスをC3とすると、共振周波数fは上記
の数式1のような関係を満たすものである。
【0020】このように第一受信アンテナ20aと第一
コンデンサ42aからなる共振回路の共振周波数と、第
一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第二
コンデンサ42bからなる共振回路の共振周波数と、第
一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第三
受信アンテナ20cと第三コンデンサ42cからなる共
振回路の共振周波数を同一にすることによって、通信に
使用するアンテナ2の個数が増減しても、受信アンテナ
切り替えスイッチ43とコンデンサ切り替えスイッチ4
1が切り替わって、受信周波数を同一にすることができ
る。
コンデンサ42aからなる共振回路の共振周波数と、第
一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第二
コンデンサ42bからなる共振回路の共振周波数と、第
一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20bと第三
受信アンテナ20cと第三コンデンサ42cからなる共
振回路の共振周波数を同一にすることによって、通信に
使用するアンテナ2の個数が増減しても、受信アンテナ
切り替えスイッチ43とコンデンサ切り替えスイッチ4
1が切り替わって、受信周波数を同一にすることができ
る。
【0021】データキャリア1は図4に示すように、I
Cチップ52にコイル状のデータキャリアアンテナ53
を接続して形成されるものである。
Cチップ52にコイル状のデータキャリアアンテナ53
を接続して形成されるものである。
【0022】そして、通信によりデータキャリア1のI
Cチップ52に識別データを書き込むにあたっては、ま
ず、制御部11がメモリ13に格納されている識別デー
タを取り出し、この識別データを変調・増幅部14に送
る。次に、変調・増幅部14で識別データにより変調さ
れた送信信号がアンテナ切り替え部3の送信アンテナ切
り替え部25を介してアンテナ2の送信アンテナ19に
送られる。この時、一個のアンテナ2(第一アンテナ2
a)が接続部16に接続されている場合は、送信信号が
第一送信アンテナ19aに送られ、二個のアンテナ2
(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続部16
に接続されている場合は、送信信号が第一送信アンテナ
19aと第二送信アンテナ19bに送られ、三個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと第三ア
ンテナ2c)が接続部16に接続されている場合は、送
信信号が第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ1
9bと第三送信アンテナ19cに送られる。この後、送
信信号が送られた送信アンテナ19から電磁波が出力さ
れる。次に、この電磁波をデータキャリア1のデータキ
ャリアアンテナ53で受信し、受信した受信信号に含ま
れる識別データをICチップ52に格納するようにす
る。
Cチップ52に識別データを書き込むにあたっては、ま
ず、制御部11がメモリ13に格納されている識別デー
タを取り出し、この識別データを変調・増幅部14に送
る。次に、変調・増幅部14で識別データにより変調さ
れた送信信号がアンテナ切り替え部3の送信アンテナ切
り替え部25を介してアンテナ2の送信アンテナ19に
送られる。この時、一個のアンテナ2(第一アンテナ2
a)が接続部16に接続されている場合は、送信信号が
第一送信アンテナ19aに送られ、二個のアンテナ2
(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続部16
に接続されている場合は、送信信号が第一送信アンテナ
19aと第二送信アンテナ19bに送られ、三個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと第三ア
ンテナ2c)が接続部16に接続されている場合は、送
信信号が第一送信アンテナ19aと第二送信アンテナ1
9bと第三送信アンテナ19cに送られる。この後、送
信信号が送られた送信アンテナ19から電磁波が出力さ
れる。次に、この電磁波をデータキャリア1のデータキ
ャリアアンテナ53で受信し、受信した受信信号に含ま
れる識別データをICチップ52に格納するようにす
る。
【0023】また、通信によりデータキャリア1のIC
チップ52に保持された識別データを読み取るにあたっ
ては、まず、制御部11がメモリ13に格納されている
質問データを取り出し、この質問データを変調・増幅部
14に送る。次に、変調・増幅部14で質問データによ
り変調された送信信号がアンテナ切り替え部3の送信ア
ンテナ切り替え部25を介してアンテナ2の送信アンテ
ナ19に送られる。この時、一個のアンテナ2(第一ア
ンテナ2a)が接続部16に接続されている場合は、送
信信号が第一送信アンテナ19aに送られ、二個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続
部16に接続されている場合は、送信信号が第一送信ア
ンテナ19aと第二送信アンテナ19bに送られ、三個
のアンテナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと
第三アンテナ2c)が接続部16に接続されている場合
は、送信信号が第一送信アンテナ19aと第二送信アン
テナ19bと第三送信アンテナ19cに送られる。この
後、送信信号が送られた送信アンテナ19から電磁波が
出力される。次に、この電磁波をデータキャリア1のデ
ータキャリアアンテナ53で受信することによって、受
信した受信信号に含まれる質問データに応じて識別デー
タがICチップ52から取り出される。この後、取り出
された識別データを含む応答信号がデータキャリアアン
テナ53に送られて電磁波として出力される。次に、こ
の電磁波をスキャナの受信アンテナ20で受信する。こ
の時、一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部
16に接続されている場合は、第一受信アンテナ20a
から受信され、二個のアンテナ2(第一アンテナ2aと
第二アンテナ2b)が接続部16に接続されている場合
は、第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20b
から受信され、三個のアンテナ2(第一アンテナ2aと
第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接続部16に
接続されている場合は、第一受信アンテナ20aと第二
受信アンテナ20bと第三送信アンテナ20cから受信
される。この後、受信した受信信号は増幅・復調部15
に送られ、ここで増幅と識別データへの復調が行われ
る。復調された識別データは制御部11に送られ、メモ
リ13に格納されたりI/F部12を介して上位機器等
に送られる。
チップ52に保持された識別データを読み取るにあたっ
ては、まず、制御部11がメモリ13に格納されている
質問データを取り出し、この質問データを変調・増幅部
14に送る。次に、変調・増幅部14で質問データによ
り変調された送信信号がアンテナ切り替え部3の送信ア
ンテナ切り替え部25を介してアンテナ2の送信アンテ
ナ19に送られる。この時、一個のアンテナ2(第一ア
ンテナ2a)が接続部16に接続されている場合は、送
信信号が第一送信アンテナ19aに送られ、二個のアン
テナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2b)が接続
部16に接続されている場合は、送信信号が第一送信ア
ンテナ19aと第二送信アンテナ19bに送られ、三個
のアンテナ2(第一アンテナ2aと第二アンテナ2bと
第三アンテナ2c)が接続部16に接続されている場合
は、送信信号が第一送信アンテナ19aと第二送信アン
テナ19bと第三送信アンテナ19cに送られる。この
後、送信信号が送られた送信アンテナ19から電磁波が
出力される。次に、この電磁波をデータキャリア1のデ
ータキャリアアンテナ53で受信することによって、受
信した受信信号に含まれる質問データに応じて識別デー
タがICチップ52から取り出される。この後、取り出
された識別データを含む応答信号がデータキャリアアン
テナ53に送られて電磁波として出力される。次に、こ
の電磁波をスキャナの受信アンテナ20で受信する。こ
の時、一個のアンテナ2(第一アンテナ2a)が接続部
16に接続されている場合は、第一受信アンテナ20a
から受信され、二個のアンテナ2(第一アンテナ2aと
第二アンテナ2b)が接続部16に接続されている場合
は、第一受信アンテナ20aと第二受信アンテナ20b
から受信され、三個のアンテナ2(第一アンテナ2aと
第二アンテナ2bと第三アンテナ2c)が接続部16に
接続されている場合は、第一受信アンテナ20aと第二
受信アンテナ20bと第三送信アンテナ20cから受信
される。この後、受信した受信信号は増幅・復調部15
に送られ、ここで増幅と識別データへの復調が行われ
る。復調された識別データは制御部11に送られ、メモ
リ13に格納されたりI/F部12を介して上位機器等
に送られる。
【0024】そして、本発明ではアンテナ2を接続する
ための接続部16を複数個設けると共に、接続されるア
ンテナ2の個数に応じて各アンテナ2を通信可能状態へ
と切り替えるアンテナ切り替え部3を設けてアンテナ2
を増設自在に形成したので、アンテナ2を増設して複数
のアンテナ2を使用することによって、データキャリア
1への識別データの読み書きエリアを広くすることがで
き、しかも、複数のアンテナ2をアンテナ切り替え部3
で直列に接続して通信することができ、アンテナ2同士
が近接していても電磁界の干渉が無くなって、識別デー
タの読み書きを支障無く行うことができるものである。
さらに、アンテナ切り替え部3や制御部11を内蔵する
コントローラ10は複数のアンテナ2に対して一台で用
意するだけでよく、大掛かりになることがなく小型化を
図ることができるものである。
ための接続部16を複数個設けると共に、接続されるア
ンテナ2の個数に応じて各アンテナ2を通信可能状態へ
と切り替えるアンテナ切り替え部3を設けてアンテナ2
を増設自在に形成したので、アンテナ2を増設して複数
のアンテナ2を使用することによって、データキャリア
1への識別データの読み書きエリアを広くすることがで
き、しかも、複数のアンテナ2をアンテナ切り替え部3
で直列に接続して通信することができ、アンテナ2同士
が近接していても電磁界の干渉が無くなって、識別デー
タの読み書きを支障無く行うことができるものである。
さらに、アンテナ切り替え部3や制御部11を内蔵する
コントローラ10は複数のアンテナ2に対して一台で用
意するだけでよく、大掛かりになることがなく小型化を
図ることができるものである。
【0025】図5にアンテナの一例を示す。このアンテ
ナ2は一対のアンテナ板55で形成されている。アンテ
ナ板55の外面は合成樹脂製等の保護カバー18で覆わ
れており、各アンテナ板55の保護カバー18の一端面
には一対の連結片56が突設されており、一方のアンテ
ナ板55の連結片56と他方のアンテナ板55の連結片
56を枢着してヒンジ部57を形成することによって、
アンテナ板55を互いに近接離間する方向にヒンジ部5
7で回動させることできるように形成されている。従っ
て、アンテナ2はアンテナ板55の間の角度が調整自在
に形成されている。
ナ2は一対のアンテナ板55で形成されている。アンテ
ナ板55の外面は合成樹脂製等の保護カバー18で覆わ
れており、各アンテナ板55の保護カバー18の一端面
には一対の連結片56が突設されており、一方のアンテ
ナ板55の連結片56と他方のアンテナ板55の連結片
56を枢着してヒンジ部57を形成することによって、
アンテナ板55を互いに近接離間する方向にヒンジ部5
7で回動させることできるように形成されている。従っ
て、アンテナ2はアンテナ板55の間の角度が調整自在
に形成されている。
【0026】アンテナ2の保護カバー18の内部には両
方のアンテナ板55に亘って配置される一対のアンテナ
コイル58が設けられており、各アンテナコイル58で
送信アンテナ19と受信アンテナ20がそれぞれ形成さ
れている。図6に示すように、アンテナコイル58の一
部はヒンジ部57を通過して配設されているが、ヒンジ
部57を通過する部分は可撓性を有するフレキシブル配
線60により形成されており、このことで、アンテナ2
の角度を変えても断線が起こりにくくなっている。
方のアンテナ板55に亘って配置される一対のアンテナ
コイル58が設けられており、各アンテナコイル58で
送信アンテナ19と受信アンテナ20がそれぞれ形成さ
れている。図6に示すように、アンテナコイル58の一
部はヒンジ部57を通過して配設されているが、ヒンジ
部57を通過する部分は可撓性を有するフレキシブル配
線60により形成されており、このことで、アンテナ2
の角度を変えても断線が起こりにくくなっている。
【0027】上記のアンテナ2は通常、図7に示すよう
に、アンテナ板55の間が略180°となるようにフラ
ットな状態にして使用される。この時、アンテナ2とデ
ータキャリア1の通信により生じる電磁界の方向は、図
7の矢印の方向でアンテナ2(アンテナ板55)の表面
と垂直となる。従って、コイル状のデータキャリアアン
テナ53の輪(開口)が電磁界の磁力線と直交する向き
になっていると、データキャリアアンテナ53に大きな
起電力が生じて通信が良好に行われるが、データキャリ
アアンテナ53の輪(開口)が電磁界の磁力線と平行に
なっていると、データキャリアアンテナ53に大きな起
電力が生じず、通信(識別データの読み書き)が不良と
なる恐れがある。つまり、図7(a)において両端のデ
ータキャリアアンテナ53aに対しては識別データの読
み書きが確実に行われるが、真中のデータキャリアアン
テナ53bに対しては識別データの読み書きが行われに
くい。
に、アンテナ板55の間が略180°となるようにフラ
ットな状態にして使用される。この時、アンテナ2とデ
ータキャリア1の通信により生じる電磁界の方向は、図
7の矢印の方向でアンテナ2(アンテナ板55)の表面
と垂直となる。従って、コイル状のデータキャリアアン
テナ53の輪(開口)が電磁界の磁力線と直交する向き
になっていると、データキャリアアンテナ53に大きな
起電力が生じて通信が良好に行われるが、データキャリ
アアンテナ53の輪(開口)が電磁界の磁力線と平行に
なっていると、データキャリアアンテナ53に大きな起
電力が生じず、通信(識別データの読み書き)が不良と
なる恐れがある。つまり、図7(a)において両端のデ
ータキャリアアンテナ53aに対しては識別データの読
み書きが確実に行われるが、真中のデータキャリアアン
テナ53bに対しては識別データの読み書きが行われに
くい。
【0028】そこでこのようにデータキャリアアンテナ
53の輪(開口)が電磁界の磁力線と平行になっている
データキャリアアンテナ53b(データキャリア1)が
ある場合は、図7(b)に示すように、このデータキャ
リアアンテナ53bに対してアンテナ2の角度調整を行
って、アンテナ板55の表面をデータキャリアアンテナ
53b側に向けるようにする。このことで、データキャ
リアアンテナ53bの輪(開口)に電磁界の磁力線が平
行でなくなり、図7(a)の場合に比べて、識別データ
の読み書きの性能を高くして通信を良好に行うことがで
きるものである。
53の輪(開口)が電磁界の磁力線と平行になっている
データキャリアアンテナ53b(データキャリア1)が
ある場合は、図7(b)に示すように、このデータキャ
リアアンテナ53bに対してアンテナ2の角度調整を行
って、アンテナ板55の表面をデータキャリアアンテナ
53b側に向けるようにする。このことで、データキャ
リアアンテナ53bの輪(開口)に電磁界の磁力線が平
行でなくなり、図7(a)の場合に比べて、識別データ
の読み書きの性能を高くして通信を良好に行うことがで
きるものである。
【0029】図8(a)(b)にアンテナ2の他例を示
す。図8(a)のアンテナ2は二つのアンテナブロック
6を用いて形成されており、また、図8(b)のアンテ
ナ2は四つのアンテナブロック6を用いて形成されてい
る。図9に示すようにアンテナブロック6は保護カバー
18の内部に、コイル状のアンテナ本体4として送信用
アンテナ本体4aと受信用アンテナ本体4bが内蔵され
ている。また、アンテナブロック6の隣り合う二辺に
は、送信用アンテナ本体4aの端子部5として送信端子
部80aが一つずつ設けられており、アンテナブロック
6の隣り合う二辺には、受信アンテナ本体4bの端子部
5として受信端子部80bが一つずつ設けられている。
つまり、アンテナブロック6の一辺において送信端子部
80aと受信端子部80bは同位置に形成されている。
す。図8(a)のアンテナ2は二つのアンテナブロック
6を用いて形成されており、また、図8(b)のアンテ
ナ2は四つのアンテナブロック6を用いて形成されてい
る。図9に示すようにアンテナブロック6は保護カバー
18の内部に、コイル状のアンテナ本体4として送信用
アンテナ本体4aと受信用アンテナ本体4bが内蔵され
ている。また、アンテナブロック6の隣り合う二辺に
は、送信用アンテナ本体4aの端子部5として送信端子
部80aが一つずつ設けられており、アンテナブロック
6の隣り合う二辺には、受信アンテナ本体4bの端子部
5として受信端子部80bが一つずつ設けられている。
つまり、アンテナブロック6の一辺において送信端子部
80aと受信端子部80bは同位置に形成されている。
【0030】そして図8(a)のアンテナ2は二つのア
ンテナブロック6を並べて配置し、一方のアンテナブロ
ック6の送信端子部80aと他方のアンテナブロック6
の送信端子部80aを電気的に接続すると共に、一方の
アンテナブロック6の受信端子部80bと他方のアンテ
ナブロック6の受信端子部80bを電気的に接続するこ
とによって形成されている。つまり、二つの送信用アン
テナ本体4aが直列に接続された送信アンテナ19と、
二つの受信用アンテナ本体4bが直列に接続された受信
アンテナ20とを有するアンテナ2が形成されるのであ
る。上記のアンテナブロック6同士の接続に用いられな
かった残りの二つの送信端子部80aと受信端子部80
bは、コントローラ10の接続部16と接続される。
ンテナブロック6を並べて配置し、一方のアンテナブロ
ック6の送信端子部80aと他方のアンテナブロック6
の送信端子部80aを電気的に接続すると共に、一方の
アンテナブロック6の受信端子部80bと他方のアンテ
ナブロック6の受信端子部80bを電気的に接続するこ
とによって形成されている。つまり、二つの送信用アン
テナ本体4aが直列に接続された送信アンテナ19と、
二つの受信用アンテナ本体4bが直列に接続された受信
アンテナ20とを有するアンテナ2が形成されるのであ
る。上記のアンテナブロック6同士の接続に用いられな
かった残りの二つの送信端子部80aと受信端子部80
bは、コントローラ10の接続部16と接続される。
【0031】また、図8(b)のアンテナ2は四つのア
ンテナブロック6を並べて配置し、四つの送信用アンテ
ナ本体4aが直列に接続されて送信アンテナ19が形成
されるように送信端子部80a同士を順次電気的に接続
すると共に、四つの受信用アンテナ本体4bが直列に接
続されて受信アンテナ20が形成されるように受信端子
部80b同士を順次電気的に接続するようにしている。
上記のアンテナブロック6同士の接続に用いられなかっ
た残りの二つの送信端子部80aと受信端子部80b
は、コントローラ10の接続部16と接続される。
ンテナブロック6を並べて配置し、四つの送信用アンテ
ナ本体4aが直列に接続されて送信アンテナ19が形成
されるように送信端子部80a同士を順次電気的に接続
すると共に、四つの受信用アンテナ本体4bが直列に接
続されて受信アンテナ20が形成されるように受信端子
部80b同士を順次電気的に接続するようにしている。
上記のアンテナブロック6同士の接続に用いられなかっ
た残りの二つの送信端子部80aと受信端子部80b
は、コントローラ10の接続部16と接続される。
【0032】図9に示すように、アンテナブロック6で
は保護カバー18の内側にアンテナ本体4と同心円状に
強電界エリア85(斜線模様で示す)が形成され、この
強電界エリア85にデータキャリア1が存在すると通信
が良好に行われて識別データの読み書きが確実に行え
る。しかしながら、強電界エリア85の外側に形成され
る弱電界エリア86(点々模様で示す)にデータキャリ
ア1存在しても、通信が良好に行われず識別データの読
み書きが確実に行えない場合がある。そこで、図8
(a)(b)のアンテナ2では複数のアンテナブロック
6を用いてアンテナ本体4を直列に接続して形成したの
で、強電界エリア85が一個のアンテナブロック6でア
ンテナ2を形成する場合に比べて広くなり、データキャ
リアへの識別データの読み書きエリアを広くすることが
できるものである。
は保護カバー18の内側にアンテナ本体4と同心円状に
強電界エリア85(斜線模様で示す)が形成され、この
強電界エリア85にデータキャリア1が存在すると通信
が良好に行われて識別データの読み書きが確実に行え
る。しかしながら、強電界エリア85の外側に形成され
る弱電界エリア86(点々模様で示す)にデータキャリ
ア1存在しても、通信が良好に行われず識別データの読
み書きが確実に行えない場合がある。そこで、図8
(a)(b)のアンテナ2では複数のアンテナブロック
6を用いてアンテナ本体4を直列に接続して形成したの
で、強電界エリア85が一個のアンテナブロック6でア
ンテナ2を形成する場合に比べて広くなり、データキャ
リアへの識別データの読み書きエリアを広くすることが
できるものである。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1の発明
は、識別データを保持するデータキャリアに対して電磁
波による通信を行って識別データの読み書きを行う非接
触識別データ通信用スキャナにおいて、複数のアンテナ
を増設自在に形成したので、複数のアンテナを増設して
使用することによって、データキャリアへの識別データ
の読み書きエリアを広くすることができ、しかも、複数
のアンテナを直列に接続することによって、アンテナ同
士が近接していても電磁界の干渉が無くなって、識別デ
ータの読み書きを支障無く行うことができるものであ
る。
は、識別データを保持するデータキャリアに対して電磁
波による通信を行って識別データの読み書きを行う非接
触識別データ通信用スキャナにおいて、複数のアンテナ
を増設自在に形成したので、複数のアンテナを増設して
使用することによって、データキャリアへの識別データ
の読み書きエリアを広くすることができ、しかも、複数
のアンテナを直列に接続することによって、アンテナ同
士が近接していても電磁界の干渉が無くなって、識別デ
ータの読み書きを支障無く行うことができるものであ
る。
【0034】また本発明の請求項2の発明は、データキ
ャリアに対して角度調整自在にアンテナを形成したの
で、識別データの読み書きが行いにくい状態となったデ
ータキャリアに対してアンテナの角度を調整して向きを
変えることができ、識別データの読み書きを支障無く確
実に行うことができるものである。
ャリアに対して角度調整自在にアンテナを形成したの
で、識別データの読み書きが行いにくい状態となったデ
ータキャリアに対してアンテナの角度を調整して向きを
変えることができ、識別データの読み書きを支障無く確
実に行うことができるものである。
【0035】また本発明の請求項3の発明は、アンテナ
本体と端子部を設けてアンテナブロックを形成し、複数
のアンテナブロックの端子部同士を接続してアンテナを
形成したので、アンテナの強電界エリアを広く形成する
ことができ、データキャリアへの識別データの読み書き
エリアを広くすることができるものである。
本体と端子部を設けてアンテナブロックを形成し、複数
のアンテナブロックの端子部同士を接続してアンテナを
形成したので、アンテナの強電界エリアを広く形成する
ことができ、データキャリアへの識別データの読み書き
エリアを広くすることができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】同上の送信アンテナ切り替え部を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】同上の受信アンテナ切り替え部を示す回路図で
ある。
ある。
【図4】同上のデータキャリアを示す概略図である。
【図5】同上のアンテナの一例を示す斜視図である。
【図6】同上のアンテナの一部を示す斜視図である。
【図7】(a)(b)は同上のアンテナの使用状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】(a)(b)は同上のアンテナの他例を示す概
略図である。
略図である。
【図9】同上のアンテナブロックを示す概略図である。
1 データキャリア 2 アンテナ 3 アンテナ切り替え部 4 アンテナ本体 5 端子部 6 アンテナブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 豊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B058 CA15 KA40 YA01 5K012 AA01 AA05 AB05 AC06 AC07 AC08 AC10 AE08 BA03
Claims (3)
- 【請求項1】 識別データを保持するデータキャリアに
対して電磁波による通信を行って識別データの読み書き
を行う非接触識別データ通信用スキャナにおいて、複数
のアンテナを増設自在に形成して成ることを特徴とする
非接触識別データ通信用スキャナ。 - 【請求項2】 データキャリアに対して角度調整自在に
アンテナを形成して成ることを特徴とする請求項1に記
載の非接触識別データ通信用スキャナ。 - 【請求項3】 アンテナ本体と端子部を設けてアンテナ
ブロックを形成し、複数のアンテナブロックの端子部同
士を接続してアンテナを形成して成ることを特徴とする
請求項1に記載の非接触識別データ通信用スキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117358A JP2000306054A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 非接触識別データ通信用スキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117358A JP2000306054A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 非接触識別データ通信用スキャナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000306054A true JP2000306054A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14709717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11117358A Withdrawn JP2000306054A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 非接触識別データ通信用スキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000306054A (ja) |
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1999
- 1999-04-23 JP JP11117358A patent/JP2000306054A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |