JP2000305709A - 電子機器 - Google Patents
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 4
- 210000005224 forefinger Anatomy 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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- 210000004935 right thumb Anatomy 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/038—Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03548—Sliders, in which the moving part moves in a plane
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0484—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
- G06F3/0485—Scrolling or panning
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、操作者に与える操作感あるいはリ
アクションに優れ、操作性に優れた電子機器を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明の電子機器は、蓋体3の内側面3
aと外面側3bとからそれぞれ露出する一対の操作部材
7、8を有する入力装置5が取り付けられ、前記一対の
操作部材7、8は蓋体3の面方向に所定範囲内でそれぞ
れ独立して移動可能となし、一対の操作部材7、8のそ
れぞれの移動方向及び移動量を検出部(図示せず)で検
出し、これら移動方向および移動量に応じて、画像表示
部4に表示された操作対象である少なくともカーソルの
移動方向および移動量を制御するようにした。
アクションに優れ、操作性に優れた電子機器を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明の電子機器は、蓋体3の内側面3
aと外面側3bとからそれぞれ露出する一対の操作部材
7、8を有する入力装置5が取り付けられ、前記一対の
操作部材7、8は蓋体3の面方向に所定範囲内でそれぞ
れ独立して移動可能となし、一対の操作部材7、8のそ
れぞれの移動方向及び移動量を検出部(図示せず)で検
出し、これら移動方向および移動量に応じて、画像表示
部4に表示された操作対象である少なくともカーソルの
移動方向および移動量を制御するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に係わり、
特にカーソルを移動させるときの位置制御や、画面上の
ドキュメントをスクロールさせるときのスクロール機能
の操作等が可能な入力装置を備えた電子機器に関する。
特にカーソルを移動させるときの位置制御や、画面上の
ドキュメントをスクロールさせるときのスクロール機能
の操作等が可能な入力装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスプレー等の画像表示部上
に表示されたカーソル等を移動させるための入力装置を
本体側に一体化した、例えばノート型パソコン等の比較
的小型の電子機器が広く販売されている。前記ノート型
パソコン等では、平面型パッド等から成る入力装置が、
キーボード入力装置近傍に取り付けられて、操作者がパ
ッド表面を指でなぞり、画像表示部上のポインターを動
かしてカーソル等の移動方向および移動量を制御してい
た。
に表示されたカーソル等を移動させるための入力装置を
本体側に一体化した、例えばノート型パソコン等の比較
的小型の電子機器が広く販売されている。前記ノート型
パソコン等では、平面型パッド等から成る入力装置が、
キーボード入力装置近傍に取り付けられて、操作者がパ
ッド表面を指でなぞり、画像表示部上のポインターを動
かしてカーソル等の移動方向および移動量を制御してい
た。
【0003】また、その他の入力装置としてスティック
等があり、このスティックは複数のキースイッチに挟ま
れた隙間部分に直立して設けられ、スティックに加わる
荷重によって発生する歪みを検出して、カーソル等の移
動方向および移動量を制御していた。また、平面型パッ
ド、あるいはスティック等を操作して、画像表示部上の
ポインタを、画像表示部の隅部にあるスクロール機能で
あるスクロールバーに位置合わせし、その後クリック動
作によって、画像表示部上に表示されるドキュメント類
を上下、あるいは左右に自在にスクロールさせることが
できるようになっている。
等があり、このスティックは複数のキースイッチに挟ま
れた隙間部分に直立して設けられ、スティックに加わる
荷重によって発生する歪みを検出して、カーソル等の移
動方向および移動量を制御していた。また、平面型パッ
ド、あるいはスティック等を操作して、画像表示部上の
ポインタを、画像表示部の隅部にあるスクロール機能で
あるスクロールバーに位置合わせし、その後クリック動
作によって、画像表示部上に表示されるドキュメント類
を上下、あるいは左右に自在にスクロールさせることが
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力装置が平
面型パッドの場合は、パッド自体が動くことなく、操作
者がパッド表面を指でなぞるだけなので、操作者が操作
荷重を感じることができず、操作感やリアクションに関
してはあまり優れていなかった。また、入力装置がステ
ィックの場合は、複数のキースイッチに挟まれた隙間部
分に直立して設けられているため、周囲のキーボードス
イッチが邪魔になって、大きく傾斜させることができ
ず、スティックの小さな傾斜によるわずかな歪みを検出
してカーソル等の移動を制御していた。このために、従
来の電子機器に用いられている入力装置では、操作者が
感じる操作感やリアクションに乏しく、また、操作性に
難点があった。
面型パッドの場合は、パッド自体が動くことなく、操作
者がパッド表面を指でなぞるだけなので、操作者が操作
荷重を感じることができず、操作感やリアクションに関
してはあまり優れていなかった。また、入力装置がステ
ィックの場合は、複数のキースイッチに挟まれた隙間部
分に直立して設けられているため、周囲のキーボードス
イッチが邪魔になって、大きく傾斜させることができ
ず、スティックの小さな傾斜によるわずかな歪みを検出
してカーソル等の移動を制御していた。このために、従
来の電子機器に用いられている入力装置では、操作者が
感じる操作感やリアクションに乏しく、また、操作性に
難点があった。
【0005】また、画像表示部に表示されたドキュメン
トを上下、あるいは左右にスクロールさせようとする
と、ポインタをわざわざ画像表示部上の隅部のスクロー
ル機能であるスクロールバーまで移動させななければな
らず、スクロール機能を動作させる時の操作性に難点が
あった。本発明は、上記の点に鑑み、操作者に与える操
作感あるいはリアクションに優れ、操作性に優れた電子
機器を提供することを目的とする。
トを上下、あるいは左右にスクロールさせようとする
と、ポインタをわざわざ画像表示部上の隅部のスクロー
ル機能であるスクロールバーまで移動させななければな
らず、スクロール機能を動作させる時の操作性に難点が
あった。本発明は、上記の点に鑑み、操作者に与える操
作感あるいはリアクションに優れ、操作性に優れた電子
機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の電子機器は、複数のキ
ースイッチから成るキーボード入力装置を取り付けた筺
体と、この筺体に取り付けられて前記筺体の上方を開閉
可能な蓋体と、この蓋体が前記筺体の上方を蓋閉したと
きに前記キーボード入力装置と対向する前記蓋体の内側
面に設けられた画像表示部と、この画像表示部近傍の前
記蓋体に配設した入力装置とを備え、この入力装置は、
前記蓋体の前記内側面と外面側とからそれぞれ露出する
一対の操作部材を有し、この一対の操作部材は前記蓋体
の面方向に所定範囲内でそれぞれ独立して移動可能とな
し、前記操作部材のそれぞれの移動方向及び移動量を検
出し、これら移動方向および移動量に応じて、前記画像
表示部に表示される操作対象の移動方向および移動量を
制御するような構成とした。
の第1の解決手段として本発明の電子機器は、複数のキ
ースイッチから成るキーボード入力装置を取り付けた筺
体と、この筺体に取り付けられて前記筺体の上方を開閉
可能な蓋体と、この蓋体が前記筺体の上方を蓋閉したと
きに前記キーボード入力装置と対向する前記蓋体の内側
面に設けられた画像表示部と、この画像表示部近傍の前
記蓋体に配設した入力装置とを備え、この入力装置は、
前記蓋体の前記内側面と外面側とからそれぞれ露出する
一対の操作部材を有し、この一対の操作部材は前記蓋体
の面方向に所定範囲内でそれぞれ独立して移動可能とな
し、前記操作部材のそれぞれの移動方向及び移動量を検
出し、これら移動方向および移動量に応じて、前記画像
表示部に表示される操作対象の移動方向および移動量を
制御するような構成とした。
【0007】上記課題を解決するための第2の解決手段
として、前記入力装置は、前記一対の操作部材にそれぞ
れ設けた可動電極と、この可動電極と対向する位置に設
けた固定電極とを有し、前記可動または固定電極のいず
れか一方の電極を複数に分割して個別電極を形成し、こ
の個別電極と前記可動電極との間で複数のコンデンサが
形成され、前記一対の操作部材のそれぞれの移動により
生じる前記複数のコンデンサの静電容量変化に基づい
て、前記一対の操作部材のそれぞれの移動方向および移
動量を検出する検出部を有する構成とした。
として、前記入力装置は、前記一対の操作部材にそれぞ
れ設けた可動電極と、この可動電極と対向する位置に設
けた固定電極とを有し、前記可動または固定電極のいず
れか一方の電極を複数に分割して個別電極を形成し、こ
の個別電極と前記可動電極との間で複数のコンデンサが
形成され、前記一対の操作部材のそれぞれの移動により
生じる前記複数のコンデンサの静電容量変化に基づい
て、前記一対の操作部材のそれぞれの移動方向および移
動量を検出する検出部を有する構成とした。
【0008】上記課題を解決するための第3の解決手段
として、前記固定電極は、前記一対の操作部材に挟まれ
た固定部材の両面に形成され、前記固定電極を複数に分
割して前記個別電極を形成するような構成とした。
として、前記固定電極は、前記一対の操作部材に挟まれ
た固定部材の両面に形成され、前記固定電極を複数に分
割して前記個別電極を形成するような構成とした。
【0009】上記課題を解決するための第4の解決手段
として、前記一対の操作部材は、一方側の前記操作部材
の操作で前記画像表示部に表示された前記操作対象であ
る少なくともカーソルの移動を制御し、他方側の前記操
作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記操作対
象である少なくともドキュメントをスクロールさせるス
クロール機能を制御するような構成とした。
として、前記一対の操作部材は、一方側の前記操作部材
の操作で前記画像表示部に表示された前記操作対象であ
る少なくともカーソルの移動を制御し、他方側の前記操
作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記操作対
象である少なくともドキュメントをスクロールさせるス
クロール機能を制御するような構成とした。
【0010】上記課題を解決するための第5の解決手段
として、前記一対の操作部材は、非操作時には復帰バネ
により初期位置に支持され、操作終了後には前記初期位
置にそれぞれ自動復帰するような構成とした。
として、前記一対の操作部材は、非操作時には復帰バネ
により初期位置に支持され、操作終了後には前記初期位
置にそれぞれ自動復帰するような構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電子機器の実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の電子機
器を示す斜視図であり、図2は本発明に係わる入力装置
の操作を説明する概略図であり、図3は本発明に係わる
入力装置の要部断面図を示す図であり、図4は本発明に
係わるそれぞれの電極の一例を示す模式図である、図5
は図4の電極を等価回路で示しす図であり、図6は操作
部材が初期位置にあるときの各電極の位置関係を示す図
であり、図7は可動電極を移動させたときの固定電極と
の位置関係の模式図である。
形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の電子機
器を示す斜視図であり、図2は本発明に係わる入力装置
の操作を説明する概略図であり、図3は本発明に係わる
入力装置の要部断面図を示す図であり、図4は本発明に
係わるそれぞれの電極の一例を示す模式図である、図5
は図4の電極を等価回路で示しす図であり、図6は操作
部材が初期位置にあるときの各電極の位置関係を示す図
であり、図7は可動電極を移動させたときの固定電極と
の位置関係の模式図である。
【0012】まず、本発明の電子機器を、例えば携帯型
のパソコンで説明すると、図1に示すように、携帯型の
パソコンPは複数のキースイッチ1aから成るキーボー
ド入力装置1を取り付けた筺体2が配設され、この筺体
2内部にはCPU(中央集中演算装置)等が内蔵されて
いる。前記筺体2の端部取り付けられて筺体2の上方を
開閉可能な蓋体3が配設されている。この蓋体3は、筺
体2の上方を蓋閉したときにキーボード入力装置1と対
向してキーボード入力装置1の上方を覆う内側面3a
と、この内側面3aと対向する外側に外側面3bとを有
して板状に形成されている。前記内側面3aには、液晶
表示装置等から成る画像表示部4が形成され、この画像
表示部4近傍の蓋体3に入力装置5が配設されている。
のパソコンで説明すると、図1に示すように、携帯型の
パソコンPは複数のキースイッチ1aから成るキーボー
ド入力装置1を取り付けた筺体2が配設され、この筺体
2内部にはCPU(中央集中演算装置)等が内蔵されて
いる。前記筺体2の端部取り付けられて筺体2の上方を
開閉可能な蓋体3が配設されている。この蓋体3は、筺
体2の上方を蓋閉したときにキーボード入力装置1と対
向してキーボード入力装置1の上方を覆う内側面3a
と、この内側面3aと対向する外側に外側面3bとを有
して板状に形成されている。前記内側面3aには、液晶
表示装置等から成る画像表示部4が形成され、この画像
表示部4近傍の蓋体3に入力装置5が配設されている。
【0013】この入力装置5は、図3に示すような箱状
のケース6に、一対の第1と第2の操作部材7、8が蓋
体3の面方向に所定範囲内でそれぞれ独立して移動可能
に取り付けられている。本発明の電子機器であるパソコ
ンPは、入力装置5の一対の第1と第2の操作部材7、
8が、蓋体3の内側面3aと外側面3bとからそれぞれ
露出するように、箱状のケース6が画像表示部4近傍の
蓋体3に取り付けられている。前記ケース6は、平面視
矩形に形成され、図3に示すように、ケース6の空洞部
6aが図示上下に2分割するプリント基板から成る板状
の固定部材9が取り付けられ、この固定部材9は、面方
向の中央部付近の上下両面に、第1と第2の操作部材
7、8が位置して、固定部材9が第1と第2の操作部材
7、8でサンドイッチ状に狭持された状態になってい
る。
のケース6に、一対の第1と第2の操作部材7、8が蓋
体3の面方向に所定範囲内でそれぞれ独立して移動可能
に取り付けられている。本発明の電子機器であるパソコ
ンPは、入力装置5の一対の第1と第2の操作部材7、
8が、蓋体3の内側面3aと外側面3bとからそれぞれ
露出するように、箱状のケース6が画像表示部4近傍の
蓋体3に取り付けられている。前記ケース6は、平面視
矩形に形成され、図3に示すように、ケース6の空洞部
6aが図示上下に2分割するプリント基板から成る板状
の固定部材9が取り付けられ、この固定部材9は、面方
向の中央部付近の上下両面に、第1と第2の操作部材
7、8が位置して、固定部材9が第1と第2の操作部材
7、8でサンドイッチ状に狭持された状態になってい
る。
【0014】また、ケース6には、内部の空洞部6a遮
蔽するように上下に、第1と第2の側壁6b、6cが形
成され、この第1と第2の側壁6b、6cの面方向のそ
れぞれの中央部には、寸法Aの略円形の開口部6d、6
dが設けられている。この開口部6d、6dに、一対の
第1と第2の操作部材7、8がそれぞれ挿入されて、第
1と第2の操作部材7、8は、蓋体3の面方向に寸法A
の開口部6d、6d内の所定範囲内を、少なくとも矢印
B方向に移動可能になっている。
蔽するように上下に、第1と第2の側壁6b、6cが形
成され、この第1と第2の側壁6b、6cの面方向のそ
れぞれの中央部には、寸法Aの略円形の開口部6d、6
dが設けられている。この開口部6d、6dに、一対の
第1と第2の操作部材7、8がそれぞれ挿入されて、第
1と第2の操作部材7、8は、蓋体3の面方向に寸法A
の開口部6d、6d内の所定範囲内を、少なくとも矢印
B方向に移動可能になっている。
【0015】前記第1と第2の操作部材7、8は、2つ
の円盤の中央部を棒状の連結部7d、8dで連結した形
状に形成され、図2に示すように、蓋体3の内側面3a
と外側面3bとから、第1と第2の円盤7a、8aが露
出し、この第1と第2の円盤7a、8aを、少なくとも
操作者の親指と人差し指とによる操作で、蓋体3の面方
向に移動可能になっている。前記第1と第2の操作部材
7、8は、ケース6の空洞部6a内に位置する電極形成
部7b、8bが固定部材9の上下両面と対向した状態で
形成され、この固定部材9とそれぞれ対向する電極形成
部7b、8bには、それぞれ可動電極7c、8cが形成
されている。
の円盤の中央部を棒状の連結部7d、8dで連結した形
状に形成され、図2に示すように、蓋体3の内側面3a
と外側面3bとから、第1と第2の円盤7a、8aが露
出し、この第1と第2の円盤7a、8aを、少なくとも
操作者の親指と人差し指とによる操作で、蓋体3の面方
向に移動可能になっている。前記第1と第2の操作部材
7、8は、ケース6の空洞部6a内に位置する電極形成
部7b、8bが固定部材9の上下両面と対向した状態で
形成され、この固定部材9とそれぞれ対向する電極形成
部7b、8bには、それぞれ可動電極7c、8cが形成
されている。
【0016】また、それぞれの可動電極7c、8cに挟
まれた固定部材9の上下両面には、固定電極10がそれ
ぞれ形成されている。前記第1と第2の操作部材7、8
の電極形成部7b、8bの外周部には、線バネから成る
複数の復帰用バネ11が弾性付勢されており、この複数
の復帰用バネ11の作用で、第1と第2の操作部材7、
8が開口部6dの中央部の初期位置に位置すると共に、
それぞれの可動電極7c、8cが固定電極10の中央部
に位置するようになっている。即ち、第1と第2の操作
部材7、8は、非操作時には復帰用バネ11により初期
位置に支持され、操作終了後には初期位置にそれぞれ自
動復帰するようになっている。
まれた固定部材9の上下両面には、固定電極10がそれ
ぞれ形成されている。前記第1と第2の操作部材7、8
の電極形成部7b、8bの外周部には、線バネから成る
複数の復帰用バネ11が弾性付勢されており、この複数
の復帰用バネ11の作用で、第1と第2の操作部材7、
8が開口部6dの中央部の初期位置に位置すると共に、
それぞれの可動電極7c、8cが固定電極10の中央部
に位置するようになっている。即ち、第1と第2の操作
部材7、8は、非操作時には復帰用バネ11により初期
位置に支持され、操作終了後には初期位置にそれぞれ自
動復帰するようになっている。
【0017】前記入力装置5は、一対の第1と第2の操
作部材7、8が、それぞれ独立して移動可能となってお
り、第1と第2の操作部材7、8は、それぞれ構成およ
び原理は同じなので、今後の説明は第1操作部材7側だ
けを説明して、第2操作部材8側の説明は省略する。ま
ず、第1操作部材7側の可動電極7cと、固定部材9側
の固定電極10とを、図4A、Bに示す模式図で説明す
ると、可動電極7cは1枚の略正方形に形成されてい
る。また、固定電極10は、4つの略正方形で等面積に
分割された個別電極10a、10b、10c、10d
と、これらの個別電極を等間隔で四つに分離するように
設けた十字状の共通電極10eとから構成されている。
作部材7、8が、それぞれ独立して移動可能となってお
り、第1と第2の操作部材7、8は、それぞれ構成およ
び原理は同じなので、今後の説明は第1操作部材7側だ
けを説明して、第2操作部材8側の説明は省略する。ま
ず、第1操作部材7側の可動電極7cと、固定部材9側
の固定電極10とを、図4A、Bに示す模式図で説明す
ると、可動電極7cは1枚の略正方形に形成されてい
る。また、固定電極10は、4つの略正方形で等面積に
分割された個別電極10a、10b、10c、10d
と、これらの個別電極を等間隔で四つに分離するように
設けた十字状の共通電極10eとから構成されている。
【0018】前記それぞれの個別電極10a、10b、
10c、10dと共通電極10eとの間には、それぞれ
絶縁部10fが形成されて、4つの個別電極10a、1
0b、10c、10d、および共通電極10eは、それ
ぞれ電気的に絶縁されている。また、4つの個別電極1
0a、10b、10c、10d、および共通電極10e
の5つの電極は、可動電極7cと所定寸法のエアーギャ
ップを介して対向配設されて、5つのコンデンサが形成
されている。図5は、前記5つのコンデンサの構成を等
価回路で示したものであり、2点鎖線で囲まれた部分が
可動電極7cを示し、この可動電極7cと固定電極10
の5つの電極により、5つのコンデンサC1 、C2 、C
3 、C4 、Ccがそれぞれ形成されている。
10c、10dと共通電極10eとの間には、それぞれ
絶縁部10fが形成されて、4つの個別電極10a、1
0b、10c、10d、および共通電極10eは、それ
ぞれ電気的に絶縁されている。また、4つの個別電極1
0a、10b、10c、10d、および共通電極10e
の5つの電極は、可動電極7cと所定寸法のエアーギャ
ップを介して対向配設されて、5つのコンデンサが形成
されている。図5は、前記5つのコンデンサの構成を等
価回路で示したものであり、2点鎖線で囲まれた部分が
可動電極7cを示し、この可動電極7cと固定電極10
の5つの電極により、5つのコンデンサC1 、C2 、C
3 、C4 、Ccがそれぞれ形成されている。
【0019】前記それぞれのコンデンサC1 、C2 、C
3 、C4 、Ccは、第1操作部材7の移動により、可動
電極7cがどのような抵抗面積比で、それぞれの個別電
極10a、10b、10c、10dと対向するかにより
静電容量が変化するようにな可変コンデンサとなってい
る。また、共通電極10eと可動電極7cとで形成され
るコンデンサCcは、可動電極7cが移動しても、共通
電極10eと可動電極7cとの対向面積が変化しないの
で、静電容量も理論的には変化しない。しかし、実際に
は可動電極7cと、それぞれの個別電極との間での浮遊
容量の関係で実際にはコンデンサCcの静電容量の若干
の変化はある。
3 、C4 、Ccは、第1操作部材7の移動により、可動
電極7cがどのような抵抗面積比で、それぞれの個別電
極10a、10b、10c、10dと対向するかにより
静電容量が変化するようにな可変コンデンサとなってい
る。また、共通電極10eと可動電極7cとで形成され
るコンデンサCcは、可動電極7cが移動しても、共通
電極10eと可動電極7cとの対向面積が変化しないの
で、静電容量も理論的には変化しない。しかし、実際に
は可動電極7cと、それぞれの個別電極との間での浮遊
容量の関係で実際にはコンデンサCcの静電容量の若干
の変化はある。
【0020】本発明の電子機器であるパソコンPは、第
1操作部材7の移動方向および移動量を検出し、これら
移動方向および移動量に応じて、パソコンP側の画像表
示部4上に表示される操作対象である少なくともカーソ
ルの移動方向および移動量を制御するようになってい
る。
1操作部材7の移動方向および移動量を検出し、これら
移動方向および移動量に応じて、パソコンP側の画像表
示部4上に表示される操作対象である少なくともカーソ
ルの移動方向および移動量を制御するようになってい
る。
【0021】また、本発明の電子機器は、第1操作部材
7の移動により生じる、可動電極7cと固定電極10の
それぞれの個別電極10a、10b、10c、10dと
で形成された各コンデンサC1 、C2 、C3 、C4の静
電容量変化に基づいて、第1操作部材7の移動方向およ
び移動量を検出する検出部(図示せず)を有している。
7の移動により生じる、可動電極7cと固定電極10の
それぞれの個別電極10a、10b、10c、10dと
で形成された各コンデンサC1 、C2 、C3 、C4の静
電容量変化に基づいて、第1操作部材7の移動方向およ
び移動量を検出する検出部(図示せず)を有している。
【0022】図6は、第1操作部材7を動かす前の非操
作時の第1操作部材7が初期位置にあるときの、可動電
極7cおよび固定電極10の関係を示す模式図である。
この第1操作部材7が非操作時には、図3に示すような
複数の復帰バネ11の作用により第1操作部材7は初期
位置にあり、それぞれの個別電極10a、10b、10
c、10dと可動電極7cとの対向面積が等しくなり、
4つのコンデンサC1 、C2 、C3 、C4 の静電容量が
全て等しくなり、第1操作部材7が移動していないこと
検出部が検出するようになっている。このときの検出部
は、第1操作部材7の図示上下方向の移動を検出可能な
上下検出手段が、C1 +C2とC3 +C4の静電容量を比
較し、また、第1操作部材7の図示左右方向の移動を検
出可能な左右検出手段が、C1 +C4とC2+C3の静電
容量を比較し、それぞれの静電容量が同じ値になるの
で、第1操作部材7が初期位置に位置していることを検
出することができる。
作時の第1操作部材7が初期位置にあるときの、可動電
極7cおよび固定電極10の関係を示す模式図である。
この第1操作部材7が非操作時には、図3に示すような
複数の復帰バネ11の作用により第1操作部材7は初期
位置にあり、それぞれの個別電極10a、10b、10
c、10dと可動電極7cとの対向面積が等しくなり、
4つのコンデンサC1 、C2 、C3 、C4 の静電容量が
全て等しくなり、第1操作部材7が移動していないこと
検出部が検出するようになっている。このときの検出部
は、第1操作部材7の図示上下方向の移動を検出可能な
上下検出手段が、C1 +C2とC3 +C4の静電容量を比
較し、また、第1操作部材7の図示左右方向の移動を検
出可能な左右検出手段が、C1 +C4とC2+C3の静電
容量を比較し、それぞれの静電容量が同じ値になるの
で、第1操作部材7が初期位置に位置していることを検
出することができる。
【0023】また、第1操作部材7の図示左右方向への
移動の検出は、左右検出手段により、コンデンサC1 +
C4 とC2 +C3 の静電容量を比較して求めることがで
き、例えば図7Aに示すように、第1操作部材7を右側
最大に移動させたときはC1+C4の静電容量は最大とな
りCmax状態となり、逆にC2 +C3の静電容量は最
小となるCmin状態となり、第1操作部材7が右側最
大に移動していると検出部(図示せず)が検出すること
ができる。
移動の検出は、左右検出手段により、コンデンサC1 +
C4 とC2 +C3 の静電容量を比較して求めることがで
き、例えば図7Aに示すように、第1操作部材7を右側
最大に移動させたときはC1+C4の静電容量は最大とな
りCmax状態となり、逆にC2 +C3の静電容量は最
小となるCmin状態となり、第1操作部材7が右側最
大に移動していると検出部(図示せず)が検出すること
ができる。
【0024】また、第1操作部材7の図示上下方向への
移動の検出は上下検出手段により、コンデンサC1 +C
2 とC3 +C4 の静電容量を比較して求めることがで
き、例えば図7Aに示すように、第1操作部材7が右側
最大に移動していても、上下方向に移動していない場合
はC1 +C2とC3+C4の静電容量は等しくなり、第1
操作部材7が上下方向に移動していないことを検出する
ことができる。
移動の検出は上下検出手段により、コンデンサC1 +C
2 とC3 +C4 の静電容量を比較して求めることがで
き、例えば図7Aに示すように、第1操作部材7が右側
最大に移動していても、上下方向に移動していない場合
はC1 +C2とC3+C4の静電容量は等しくなり、第1
操作部材7が上下方向に移動していないことを検出する
ことができる。
【0025】また、例えば図7Bに示すように、第1操
作部材7を右上方向に最大移動させたときは、C1 +C
4 の静電容量は最大となりCmaxとなり、逆にC2 +
C3の静電容量は最小となってCminとなり、左右検
出手段は、第1操作部材7が右側最大に移動しているこ
とを検出する。また、C1 +C2 の静電容量は最大とな
りCmaxとなり、逆にC3 +C4 の静電容量は最小と
なってCminとなり、上下検出手段は、第1操作部材
7が上側最大に移動していることを検出する。このよう
な、検出部の左右検出手段と上下検出手段とにより検出
した第1操作部材7の位置が、図7Bにしますような、
右上最大に移動していることを検出部が検出できるよう
になっている。
作部材7を右上方向に最大移動させたときは、C1 +C
4 の静電容量は最大となりCmaxとなり、逆にC2 +
C3の静電容量は最小となってCminとなり、左右検
出手段は、第1操作部材7が右側最大に移動しているこ
とを検出する。また、C1 +C2 の静電容量は最大とな
りCmaxとなり、逆にC3 +C4 の静電容量は最小と
なってCminとなり、上下検出手段は、第1操作部材
7が上側最大に移動していることを検出する。このよう
な、検出部の左右検出手段と上下検出手段とにより検出
した第1操作部材7の位置が、図7Bにしますような、
右上最大に移動していることを検出部が検出できるよう
になっている。
【0026】このように検出部で検出された第1操作部
材7の移動方向および移動量に応じて、制御信号が信号
生成手段で生成され、この制御信号により、本発明の電
子機器であるパソコンPの画像表示部4に表示される、
操作対象である少なくともカーソルの移動方向および移
動量を制御できるようになっている。また、図3に示す
第2操作部材8においても、第1操作部材7と同じ構成
で、且つ、同じ原理で移動方向および移動量を検出でき
るようになっているので、一対の第1と第2の操作部材
7、8は、それぞれ独立して蓋体3の面方向に移動可能
となっている。
材7の移動方向および移動量に応じて、制御信号が信号
生成手段で生成され、この制御信号により、本発明の電
子機器であるパソコンPの画像表示部4に表示される、
操作対象である少なくともカーソルの移動方向および移
動量を制御できるようになっている。また、図3に示す
第2操作部材8においても、第1操作部材7と同じ構成
で、且つ、同じ原理で移動方向および移動量を検出でき
るようになっているので、一対の第1と第2の操作部材
7、8は、それぞれ独立して蓋体3の面方向に移動可能
となっている。
【0027】そのために、例えば第1操作部材7の操作
では、画像表示部4に表示された操作対象であるカーソ
ルの移動方向および移動量を制御し、第2操作部材8の
操作では、画像表示部4に表示された操作対象であるド
キュメントを上下、あるいは左右に移動させるスクロー
ル機能を制御するようになっている。
では、画像表示部4に表示された操作対象であるカーソ
ルの移動方向および移動量を制御し、第2操作部材8の
操作では、画像表示部4に表示された操作対象であるド
キュメントを上下、あるいは左右に移動させるスクロー
ル機能を制御するようになっている。
【0028】前述したような本発明の電子機器は、図2
に示すように、画像表示部4近傍にに入力装置5が取り
付けられ、この入力装置5は、蓋体3の内側面3aと外
側面3bとにそれぞれ露出する一対の第1と第2の操作
部材7、8が設けられている。このような電子機器の操
作は、第1操作部材7を操作者の親指で、第2操作部材
8を少なくとも人差し指で、それぞれ独立した操作を行
うことができるようになっている。
に示すように、画像表示部4近傍にに入力装置5が取り
付けられ、この入力装置5は、蓋体3の内側面3aと外
側面3bとにそれぞれ露出する一対の第1と第2の操作
部材7、8が設けられている。このような電子機器の操
作は、第1操作部材7を操作者の親指で、第2操作部材
8を少なくとも人差し指で、それぞれ独立した操作を行
うことができるようになっている。
【0029】そして、一対の第1と第2の操作部材7、
8は、例えば一方の操作部材である第1操作部材7の操
作で、操作対象である少なくともカーソルの移動を制御
し、他方の操作部材である第2操作部材8の操作で、操
作対象である少なくともドキュメントをスクロールさせ
るスクロール機能を制御することができるようになって
いる。そのために、本発明の電子機器である、例えばパ
ソコン1は、画面表示部4上に表示される操作対象を効
率よく操作することができ、操作性に優れている。
8は、例えば一方の操作部材である第1操作部材7の操
作で、操作対象である少なくともカーソルの移動を制御
し、他方の操作部材である第2操作部材8の操作で、操
作対象である少なくともドキュメントをスクロールさせ
るスクロール機能を制御することができるようになって
いる。そのために、本発明の電子機器である、例えばパ
ソコン1は、画面表示部4上に表示される操作対象を効
率よく操作することができ、操作性に優れている。
【0030】また、本発明の電子機器に用いた入力装置
5は静電容量式のために、可動動電極7cと固定電極1
0との間隔(エアギャップ)を小さくすることによっ
て、静電容量を大きくすることができ、操作部材の移動
量が小さくとも、操作対象である少なくともカーソルを
大きく、且つ高精度に移動させることができる。また、
可動動電極7cと固定電極10との間隔を小さくするこ
とによって、入力装置5を薄型にすることができ、本発
明の電子機器も薄型化が可能になる。また、4つの個別
電極10a〜10dを等分割する共通電極10eは、第
1操作部材7の移動によっても、Ccの静電容量が変化
しないので、第1と第2の操作部材7、8の可動電極7
c、8cは配線を行う必要がなく、入力装置5の構造を
シンプルにできる。そのために、この入力装置5を用い
た電子機器は、複雑な配線等を少なくすることができ、
組立性の良い電子機器を提供できる。
5は静電容量式のために、可動動電極7cと固定電極1
0との間隔(エアギャップ)を小さくすることによっ
て、静電容量を大きくすることができ、操作部材の移動
量が小さくとも、操作対象である少なくともカーソルを
大きく、且つ高精度に移動させることができる。また、
可動動電極7cと固定電極10との間隔を小さくするこ
とによって、入力装置5を薄型にすることができ、本発
明の電子機器も薄型化が可能になる。また、4つの個別
電極10a〜10dを等分割する共通電極10eは、第
1操作部材7の移動によっても、Ccの静電容量が変化
しないので、第1と第2の操作部材7、8の可動電極7
c、8cは配線を行う必要がなく、入力装置5の構造を
シンプルにできる。そのために、この入力装置5を用い
た電子機器は、複雑な配線等を少なくすることができ、
組立性の良い電子機器を提供できる。
【0031】本発明の電子機器の実施の形態の説明で
は、第1と第2の電極7、8を形状が矩形の物で説明し
たが、第1と第2の電極7、8の外形が円形にしたもの
でも良い。また、個別部材9に形成した固定電極10を
複数に分割して個別電極10a〜10dとしたもので説
明したが、第1と第2の操作部材7、8の可動電極7
c、8cを複数に分割したものでも良い。即ち、可動ま
たは固定電極のいずれか一方の電極を複数に分割して個
別電極を形成したものでもよい。
は、第1と第2の電極7、8を形状が矩形の物で説明し
たが、第1と第2の電極7、8の外形が円形にしたもの
でも良い。また、個別部材9に形成した固定電極10を
複数に分割して個別電極10a〜10dとしたもので説
明したが、第1と第2の操作部材7、8の可動電極7
c、8cを複数に分割したものでも良い。即ち、可動ま
たは固定電極のいずれか一方の電極を複数に分割して個
別電極を形成したものでもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の電子機器は、蓋体の画像表示部
近傍に取り付けた入力装置が、蓋体の内側面と外面側と
からそれぞれ露出する一対の操作部材を有し、この一対
の操作部材は前記蓋体の面方向に所定範囲内でそれぞれ
独立して移動可能となし、前記一対の操作部材のそれぞ
れの移動方向及び移動量を検出し、これら移動方向およ
び移動量に応じて、前記画像表示部に表示される操作対
象の移動方向および移動量を制御するようにしたので、
操作者が、例えば右手の親指と人差し指との操作で、入
力装置の一対の操作部材を、それぞれ独立して移動させ
ることができ、操作性に優れた電子機器を提供できる。
近傍に取り付けた入力装置が、蓋体の内側面と外面側と
からそれぞれ露出する一対の操作部材を有し、この一対
の操作部材は前記蓋体の面方向に所定範囲内でそれぞれ
独立して移動可能となし、前記一対の操作部材のそれぞ
れの移動方向及び移動量を検出し、これら移動方向およ
び移動量に応じて、前記画像表示部に表示される操作対
象の移動方向および移動量を制御するようにしたので、
操作者が、例えば右手の親指と人差し指との操作で、入
力装置の一対の操作部材を、それぞれ独立して移動させ
ることができ、操作性に優れた電子機器を提供できる。
【0033】また、個別電極と可動電極との間で複数の
コンデンサが形成され、一対の操作部材のそれぞれの移
動により生じる前記複数のコンデンサの静電容量変化に
基づいて、前記一対の操作部材のそれぞれの移動方向お
よび移動量を検出する検出部を有することができるの
で、操作部材を蓋体の面方向に移動させることで操作対
象の移動方向および移動量を制御することができ、入力
装置を薄型にすることができ、電子機器を薄型にするこ
とができる。
コンデンサが形成され、一対の操作部材のそれぞれの移
動により生じる前記複数のコンデンサの静電容量変化に
基づいて、前記一対の操作部材のそれぞれの移動方向お
よび移動量を検出する検出部を有することができるの
で、操作部材を蓋体の面方向に移動させることで操作対
象の移動方向および移動量を制御することができ、入力
装置を薄型にすることができ、電子機器を薄型にするこ
とができる。
【0034】また、前記固定電極は、前記一対の操作部
材に挟まれた固定部材の両面に形成され、前記固定電極
を複数に分割して前記個別電極を形成するようにしたの
で、移動可能な操作部材側の可動電極からは配線を引き
出すことがなく、固定電極のそれぞれの個別電極から配
線を引き出すだけで、各コンデンサの静電容量変化を検
出することができ、配線の少ないシンプルな電子機器を
提供できる。そのために組み立ても容易である。
材に挟まれた固定部材の両面に形成され、前記固定電極
を複数に分割して前記個別電極を形成するようにしたの
で、移動可能な操作部材側の可動電極からは配線を引き
出すことがなく、固定電極のそれぞれの個別電極から配
線を引き出すだけで、各コンデンサの静電容量変化を検
出することができ、配線の少ないシンプルな電子機器を
提供できる。そのために組み立ても容易である。
【0035】また、前記一対の操作部材は、一方側の前
記操作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記操
作対象である少なくともカーソルの移動を制御し、他方
側の前記操作部材の操作で前記画像表示部に表示された
前記操作対象である少なくともドキュメントをスクロー
ルさせるスクロール機能を制御するようにしたので、1
つの入力装置で、少なくともカーソルの移動と、ドキュ
メントのスクロールとを行うことができ、操作性に優れ
た電子機器を提供できる。
記操作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記操
作対象である少なくともカーソルの移動を制御し、他方
側の前記操作部材の操作で前記画像表示部に表示された
前記操作対象である少なくともドキュメントをスクロー
ルさせるスクロール機能を制御するようにしたので、1
つの入力装置で、少なくともカーソルの移動と、ドキュ
メントのスクロールとを行うことができ、操作性に優れ
た電子機器を提供できる。
【0036】また、前記一対の操作部材は、非操作時に
は復帰バネにより初期位置に支持され、操作終了後には
前記初期位置にそれぞれ自動復帰するようにしたので、
操作終了後は入力装置から指を離せば、操作部材を初期
位置に自動復帰させることができ、操作性がよい。ま
た、操作部材の移動量が大きくなると、復帰バネの弾性
力によって、操作部材に加える力を大きくしなければな
らないので、操作者が操作荷重を感じることができ、操
作感やリアクションに優れた電子機器を提供できる。
は復帰バネにより初期位置に支持され、操作終了後には
前記初期位置にそれぞれ自動復帰するようにしたので、
操作終了後は入力装置から指を離せば、操作部材を初期
位置に自動復帰させることができ、操作性がよい。ま
た、操作部材の移動量が大きくなると、復帰バネの弾性
力によって、操作部材に加える力を大きくしなければな
らないので、操作者が操作荷重を感じることができ、操
作感やリアクションに優れた電子機器を提供できる。
【図1】本発明の電子機器を示す斜視図である。
【図2】本発明に係わる入力装置の操作を説明する概略
図である。
図である。
【図3】本発明に係わる入力装置の要部断面図である。
【図4】本発明に係わる可動電極および固定電極の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図5】図4のそれぞれの電極で形成されるコンデンサ
の等価回路で示す図である。
の等価回路で示す図である。
【図6】本発明に係わる各電極の位置関係を示す図であ
る。
る。
【図7】本発明に係わる可動電極を移動させたときの位
置関係を示す模式図である。
置関係を示す模式図である。
P パソコン 1 キーボード入力装置 1a キースイッチ 2 筺体 3 蓋体 4 画像表示部 5 入力装置 6 ケース 6a 空洞部 6b 第1の側壁 6c 第2の側壁 6d 開口部 7 第1操作部材 7a 円盤 7b 電極形成部 7c 可動電極 7d 連結部 8 第2操作部材 8a 円盤 8b 電極形成部 8c 可動電極 8d 連結部 9 固定部材 10 固定電極 10a〜10d 個別電極 10e 共通電極 11 復帰バネ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のキースイッチから成るキーボード
入力装置を取り付けた筺体と、この筺体に取り付けられ
て前記筺体の上方を開閉可能な蓋体と、この蓋体が前記
筺体の上方を蓋閉したときに前記キーボード入力装置と
対向する前記蓋体の内側面に設けられた画像表示部と、
この画像表示部近傍の前記蓋体に配設した入力装置とを
備え、この入力装置は、前記蓋体の前記内側面と外面側
とからそれぞれ露出する一対の操作部材を有し、この一
対の操作部材は前記蓋体の面方向に所定範囲内でそれぞ
れ独立して移動可能となし、前記操作部材のそれぞれの
移動方向及び移動量を検出し、これら移動方向および移
動量に応じて、前記画像表示部に表示される操作対象の
移動方向および移動量を制御するようにしたことを特徴
とする電子機器。 - 【請求項2】 前記入力装置は、前記一対の操作部材に
それぞれ設けた可動電極と、この可動電極と対向する位
置に設けた固定電極とを有し、前記可動または固定電極
のいずれか一方の電極を複数に分割して個別電極を形成
し、この個別電極と前記可動電極との間で複数のコンデ
ンサが形成され、前記一対の操作部材のそれぞれの移動
により生じる前記複数のコンデンサの静電容量変化に基
づいて、前記一対の操作部材のそれぞれの移動方向およ
び移動量を検出する検出部を有することを特徴とする請
求項1記載の電子機器。 - 【請求項3】 前記固定電極は、前記一対の操作部材に
挟まれた固定部材の両面に形成され、前記固定電極を複
数に分割して前記個別電極を形成するようにしたことを
特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 【請求項4】 前記一対の操作部材は、一方側の前記操
作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記操作対
象である少なくともカーソルの移動を制御し、他方側の
前記操作部材の操作で前記画像表示部に表示された前記
操作対象である少なくともドキュメントをスクロールさ
せるスクロール機能を制御するようにしたことを特徴と
する請求項1、または2記載の電子機器。 - 【請求項5】 前記一対の操作部材は、非操作時には復
帰バネにより初期位置に支持され、操作終了後には前記
初期位置にそれぞれ自動復帰するようにしたことを特徴
とする請求項1、2、3、または4記載の電子機器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822499A JP2000305709A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電子機器 |
TW089105748A TW526442B (en) | 1999-04-26 | 2000-03-29 | Electronic machine |
CNB001059491A CN1143200C (zh) | 1999-04-26 | 2000-04-21 | 电子装置 |
US09/558,085 US6417838B1 (en) | 1999-04-26 | 2000-04-25 | Electronic equipment having input device that permits operations, including positional control in moving cursor and scrolling of document on screen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822499A JP2000305709A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000305709A true JP2000305709A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14731304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11822499A Withdrawn JP2000305709A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 電子機器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6417838B1 (ja) |
JP (1) | JP2000305709A (ja) |
CN (1) | CN1143200C (ja) |
TW (1) | TW526442B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014526741A (ja) * | 2011-09-09 | 2014-10-06 | インテル コーポレイション | 球形の3次元コントローラ |
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US20100040400A1 (en) * | 2003-08-29 | 2010-02-18 | Hirsch Steven B | Keyboard and keys |
US8734036B2 (en) * | 2003-08-29 | 2014-05-27 | Steven B. Hirsch | Keyboard and keys |
US7508377B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-03-24 | Nokia Corporation | Control and a control arrangement |
EP1723499B1 (en) * | 2004-03-05 | 2017-05-24 | Nokia Technologies Oy | Control and a control arrangement |
JP4588496B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2010-12-01 | パイオニア株式会社 | 情報入力装置及び情報入力方法 |
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