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JP2000304087A - 免震装置およびこの免震装置を備える免震構造物 - Google Patents

免震装置およびこの免震装置を備える免震構造物

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Publication number
JP2000304087A
JP2000304087A JP11111414A JP11141499A JP2000304087A JP 2000304087 A JP2000304087 A JP 2000304087A JP 11111414 A JP11111414 A JP 11111414A JP 11141499 A JP11141499 A JP 11141499A JP 2000304087 A JP2000304087 A JP 2000304087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail member
block body
seismic isolation
isolation device
support mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11111414A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Ichikawa
直人 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MENSEIHIN SOGO KIKAKU KK
Original Assignee
MENSEIHIN SOGO KIKAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MENSEIHIN SOGO KIKAKU KK filed Critical MENSEIHIN SOGO KIKAKU KK
Priority to JP11111414A priority Critical patent/JP2000304087A/ja
Publication of JP2000304087A publication Critical patent/JP2000304087A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免震装置を支持する構造物の梁の断面を小さ
くでき、構成を簡単にできるとともに配管作業等を容易
に行うことができる免震装置およびこの免震装置を備え
る免震構造物を提供する。 【解決手段】 環状レール部材12に複数の下部ブロッ
ク体13、13を円周移動可能に載置し、環状レール部
材12の中心に下部回転支持機構15を配設し、下部ブ
ロック体13、13と下部回転支持機構15の上部に直
線状のレール部材20を架設して下部旋回機構22を構
成し、直線状のレール部材20に直線移動可能に上部ブ
ロック体25を配設して上部直線移動機構30を構成
し、上部ブロック体25の上部に上部回転支持機構35
を載置する。環状レール部材12を基礎40に固定し、
上部回転支持機構35の上部に構造物41を載置固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物、土木構造
物等の構造物を免震構造とする免震装置およびこの免震
装置を備える免震構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レール部材にブロック部材を直線
移動可能に取り付けた直動機構に、もう1つの直動機構
を上下反転させてブロック部材同士を連結し、レール部
材が互いに直交するように構成した交差直動装置を用い
た免震装置がある。この種の免震装置は、例えば地盤に
設置した基礎上に一方のレール部材を固着し、他方のレ
ール部材を上部の構造物の土台部分に固着し、基礎と構
造物との間に減衰装置を設置して免震構造物としてお
り、地震等の振動により基礎部分が変位したときに、そ
の変位を絶縁すると共に減衰させて上部の構造物に伝達
しないように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た免震装置およびこの免震装置を備える免震構造物にお
いて、交差直動装置は大地震を想定してそのストローク
を片側数10cmに設定しており、交差するレール部材
の全長はそれぞれが60cm程度の長さとなっている。
そして、従来例を示す図21に示されるように、平常時
には図21(a)のように上部の構造物1の荷重P1は
柱2から梁(土台)3に伝達され、荷重P1と基礎4の
反力P2とが免震装置5のレール部材6の中心線上で対
向しているが、大地震時には図21(b)のように上部
の構造物1の荷重P1の方向と基礎4の反力P2の方向
とが大きく偏心する。このため、梁3の部分に剪断力と
曲げモーメントが作用し、この値が大きい場合には梁3
の断面積を大きくする必要があり、構造物の荷重が大き
くなるとともにコストアップしてしまうという問題があ
る。
【0004】また、交差直動装置を用いた免震装置を取
り付ける場合、復元装置、減衰装置、変位制限装置等が
必要となり、それぞれの装置に取付器具および基礎を設
けて取り付けるため、構成が複雑となりコストアップの
要因となる。さらに、構成が複雑なため、配管類等をフ
レキシブルに接続する際のスペースが取りにくく、配管
作業が煩雑となるいう問題がある。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、大地震時に大きな変位をする免震装
置を用いた場合でも構造物の梁部分に剪断力、曲げモー
メントが作用せず、断面の小さい梁を使用できてコスト
ダウンを達成することができ、免震装置に減衰装置や移
動制限装置を結合し、復元機能を持たせることにより構
成を簡単にでき、配管作業等を容易に行うことができる
免震装置およびこの免震装置を備える免震構造物を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る免震装置は、環状レール部
材に複数の下部ブロック体を円周移動可能に載置し、前
記下部ブロック体の上部に直線状のレール部材を架設し
て下部旋回機構を構成し、前記直線状のレール部材に直
線移動可能に上部ブロック体を配設して上部直線移動機
構を構成し、前記上部ブロック体の上部に上部回転支持
機構を載置することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る免震装置は、環状
レール部材に複数の下部ブロック体を円周移動可能に載
置し、前記環状レール部材の中心に下部回転支持機構を
配設し、前記下部ブロック体と下部回転支持機構の上部
に直線状のレール部材を架設して下部旋回機構を構成
し、前記直線状のレール部材に直線移動可能に上部ブロ
ック体を配設して上部直線移動機構を構成し、前記上部
ブロック体の上部に上部回転支持機構を載置することを
特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る免震装置は、環状
レール部材に複数の下部ブロック体を円周移動可能に載
置し、前記環状レール部材の中心に下部回転支持機構を
配設し、前記下部ブロック体と下部回転支持機構の上部
に中央部が低く両側部が高い湾曲状のレール部材を架設
して下部旋回機構を構成し、前記湾曲状のレール部材に
沿って移動可能に上部ブロック体を配設して上部移動機
構を構成し、前記上部ブロック体の上部に上部回転支持
機構を載置することを特徴とする。
【0009】前記した免震装置において、上部ブロック
体の移動を減衰させる減衰装置を設けるように構成して
もよく、減衰装置はオイルダンパーを用いると好適であ
る。減衰装置は外周にベアリングボールが係合する螺旋
溝を形成したボールねじ軸と、このボールねじ軸に移動
可能に装着された本体とから構成され、前記本体は外筒
と、この外筒内に前記ボールねじ軸と螺合するボールナ
ットを介して回転可能に支持された内筒と、前記外筒と
内筒との間に充填された粘性流体とから構成され、前記
ボールねじ軸をレール部材の中心軸と平行に位置させ、
前記本体を上部ブロック体に連結する。
【0010】また、減衰装置は直線状のレール部材の下
方に設置され、上部ブロック体に連動する揺動アームに
より中心軸を上下動させ、前記中心軸により粘性流体中
を高速回転するディスクにより上部ブロック体の移動を
減衰させるように構成してもよい。
【0011】さらに、前記した免震装置に上部ブロック
体の移動を制限する移動制限装置を設けるようにすると
好適である。
【0012】本発明に係る免震構造物は、前記の免震装
置を基礎と構造物との間に設置し、環状レール部材を基
礎に固定し、上部回転支持機構の上部に構造物を載置固
定することを特徴とする。
【0013】前記のように構成された免震装置およびこ
の免震装置を備える免震構造物によれば、大地震時に免
震装置のレール部材が大きな変位をする場合でも、構造
物の荷重は梁を介して免震装置の上部回転支持機構によ
り支持されるため、免震装置のレール部材を固定する構
造物の梁部分に剪断力、曲げモーメントが作用しない。
このため、断面の小さい梁を使用できてコストダウンを
達成することができ、免震装置に減衰機構や変位制限装
置を設けることにより構成を簡単にできて施工が容易と
なり、スペース効率を高めることができるため、配管作
業等の施工を容易に行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る免震装置の第1の実施
形態の平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図
3は図2のB−B線に沿う断面図である。図1〜3にお
いて、免震装置10は円形のベース板11の外周に固着
した環状レール部材12に複数(2つ)の下部ブロック
体13、13を円周移動可能に載置し、環状レール部材
12の中心に下部回転支持機構15を配設し、下部ブロ
ック体13、13と下部回転支持機構15の上部に直線
状のレール部材20を架設して下部旋回機構22を構成
し、直線状のレール部材20に直線移動可能に上部ブロ
ック体25を配設して上部直線移動機構30を構成し、
上部ブロック体25の上部に上部回転支持機構35を載
置して構成される。
【0015】環状レール部材12は上面に同心円状に2
本のガイド溝12a、12aが形成されるとともに、そ
の外周側面および内周側面にガイド溝12b、12bが
形成されている。2つの下部ブロック体13、13は前
記した4本のガイド溝に、多数のベアリングボール14
が循環するように転動可能に係合し、極めて抵抗が少な
い状態で環状レール部材12に対して旋回移動可能に載
置されている。また、下部ブロック体13、13は4本
のガイド溝に多数のベアリングボール14が係合するこ
とにより、環状レール部材12からの離脱が防止されて
いる。なお、ベアリングボール14の代わりに円筒形の
ベアリングを使用する場合はガイド溝12a、12bは
不要となる。
【0016】下部回転支持機構15は、下方円板16の
中央から上方に向けて中心軸17が突出し、この中心軸
17に上方円板18が回転自在に支持され、上方円板1
8と下方円板16との間にベアリングボール19が環状
に2重に装着され、中心軸17の上方に上方円板18と
下方円板16との離脱を防止する止めリング17aが固
着されている。ベアリングボール19は上方円板18と
下方円板16の対向する面に2重に形成された環状のガ
イド溝に案内されて転動可能であり、ベース板11に固
着された下方円板16に対して上方円板18を回転可能
に支持している。
【0017】直線状のレール部材20は下部ブロック体
13、13の上面と下部回転支持機構15の上面に対接
して水平方向に架設され、2つの下部ブロック体13、
13と下部回転支持機構15により環状レール部材12
上を水平状態で、極めて抵抗が少ない状態で旋回するこ
とができる。直線状のレール部材20の上面には長手方
向に沿って2本のガイド溝20a、20aが形成される
とともに両側面にはそれぞれ係合溝20b、20bが形
成され、係合溝に上部ブロック体25の係合部25aが
係合してレール部材20からの上部ブロック体25の離
脱を防止している。なお、ベアリングボールの代わりに
円筒形のベアリングを使用する場合はガイド溝20aは
不要となる。
【0018】上部ブロック体25と直線状のレール部材
20との間には多数のベアリングボール26が循環する
ように装着され、直線状のレール部材20に対して上部
ブロック体25を極めて抵抗が少ない状態で直線移動可
能とし、上部直線移動機構30を構成している。直線状
のレール部材20の両端部には、移動制限装置を構成す
るストッパ21、21が固着され、上部ブロック体25
の変位を制限して脱落を防止している。
【0019】上部ブロック体25の上部に載置された上
部回転支持機構35は、下部回転支持機構15と同様な
構成をしており、下方円板36の中央から上方に向けて
中心軸37が突出し、この中心軸37に上方円板38が
回転自在に支持され、上方円板38と下方円板36との
間に多数のベアリングボール39が環状に装着され、中
心軸37の上方に上方円板38と下方円板36との離脱
を防止する止めリング37aが固着されている。
【0020】ベアリングボール39は上方円板38と下
方円板36の対向する面に形成された環状のガイド溝に
案内されて転動可能であり、上部ブロック体25に固着
された下方円板36に対して上方円板38を回転可能に
支持し、上部回転支持機構35を構成している。この実
施形態では直線状のレール部材20を支持する下部回転
支持機構15の外径は上部回転支持機構35の外径より
大きく設定され、直線状のレール部材20を広い範囲で
支持し、負荷が加わったときに湾曲変形することがない
ように構成されている。なお、下部回転支持機構15の
外径と上部回転支持機構35の外径とを等しく構成して
もよい。
【0021】前記のように構成された免震装置10は、
複数個が例えば建築構造物の基礎上40に環状レール部
材12を支持するベース板11が設置され、複数個の免
震装置10の上部回転支持機構35の上部に構造物41
が設置され、建築構造物を免震構造とすることができる
ものである。建築構造物が例えば木造2階建ての小規模
住宅の場合は、四隅のコーナー部に近接する位置に4つ
あるいはそれ以上設置され、小規模住宅を免震構造とす
ることができる。
【0022】本発明に係る免震装置およびこの免震装置
を用いる免震構造物は前記した構成であり、以下に動作
について図1〜3および図4〜6を参照して説明する。
図4は図1の動作状態を示す平面図、図5は図4のC−
C線断面図、図6は本発明に係る免震装置の概略構成図
であり、(a)は平常時を示し、(b)は地震時を示
す。地震等の振動が免震構造物に作用して、例えば基礎
が図1の矢印X方向に変位するような振動が作用する
と、まず直線状のレール部材20の方向とX方向とが一
致するように環状レール部材12に沿って下部ブロック
体13、13が移動し、下部回転支持機構15が回転す
ることによって下部旋回機構22が図4のように旋回す
る。
【0023】この後、直線状のレール部材20に沿って
上部ブロック体25が図4、5のように直線移動する。
このように地震等の振動の方向に合わせて下部旋回機構
22が追従して振動の方向と直線状のレール部材20と
の方向を一致させ、次いで直線状のレール部材20に沿
って上部ブロック体25が直線移動する。このようにし
て地震の振動により地盤が変位し、それに伴い基礎が変
位するが、構造物41は免震装置10により変位が絶縁
されるため地震の振動は伝達されず、構造物41は基礎
40とともに免震構造化される。地震の規模により上部
ブロック体25の移動の距離は変化するが、大地震の際
は数10cm程度変位し、図示していない減衰装置によ
り変位が減衰され、同様に図示していない復元装置によ
り中央の位置に復帰される。
【0024】図5のように、上部ブロック体25がレー
ル部材20の中心から偏心したときの構造物41の荷重
と基礎40の反力について、図6を参照して説明する。
図6(b)に示されるように、直線状のレール部材20
に対して上部ブロック体25が中心から偏心した状態に
なっても、直線状のレール部材20は両端を環状レール
部材12に反力P5、P7により支持され、中心部を下
部回転支持機構15に反力P6により支持されるため、
上部回転支持機構35に支持された構造物41の梁42
には剪断力と曲げモーメントが作用することはない。図
6の例の場合、反力はP5<P6<P7となる。
【0025】すなわち、構造物41の荷重P1は柱43
により梁42に作用し、柱43の位置と上部回転支持機
構35との位置が変化しないため、梁42に剪断力と曲
げモーメントが作用しないのである。このため梁42の
断面を小さくすることができ、構造部41の軽量化とコ
ストダウンを達成することができる。なお、図6(a)
は平常時を示し、構造部41の荷重P1は下部回転支持
機構15と環状レール部材12とにより反力P3、P4
により支持されることを示している。
【0026】本発明の第2の実施形態を図7、8を参照
して説明する。図7は第2の実施形態の断面図、図8は
図7のD−D線断面図である。この実施形態は請求項1
に記載の発明を示しており、前記した第1の実施形態の
下部旋回機構の下部回転支持機構を取り除いたことを特
徴とするものであり、前記の実施形態と実質的に同等の
構成については同一の参照符号を付して詳細な説明は省
略する。すなわち、下部旋回機構22は環状レール部材
12に2個の下部ブロック体13、13を円周移動可能
に載置し、下部ブロック体の上部に直線状のレール部材
20を架設して下部旋回機構22を構成したものであ
り、中央部分は空間となっている。上部直線移動機構3
0および上部回転支持機構35は、前記の実施形態と同
等の構成をしている。
【0027】この実施形態では直線状のレール部材20
はその両端を2個の下部ブロック体13、13に支持さ
れるだけなので、例えば上部ブロック体25が中央部に
位置する場合、上部回転支持機構35を介して構造物の
荷重がレール部材の中央部にかかりレール部材20の中
央部が下方に湾曲する恐れがある。本実施形態ではレー
ル部材の湾曲を防止するためにレール部材20の両側に
補強板44、44を固定している。移動制限装置を構成
するストッパ21aは、補強板44を固定するため厚板
で構成してある。このように構成することによりレール
部材20は中央部が支持されなくてもレール部材が湾曲
することがなく、下部旋回機構22の構成を簡単にする
ことができる。
【0028】つぎに本発明の第3の実施形態を図9〜1
1を参照して説明する。図9は第3の実施形態の平面
図、図10は図9の動作説明図、図11は図9のE−E
線断面図である。この実施形態は基本的に前記した第1
の実施形態に上部ブロック体の移動を減衰させる減衰機
構を設けたものであり、第1の実施形態と実質的に同等
の構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0029】環状レール部材12には第3の下部ブロッ
ク体45が円周移動可能に載置され、下部回転支持機構
15の上方円板18から下部ブロック体45にかけて、
直線状のレール部材20と直交する方向に支持板46が
架設されている。支持板46の上部には減衰機構として
オイルダンパー47が軸部48を中心として揺動可能に
支持されている。そして、オイルダンパー47の作動軸
47aが上部ブロック体25と上部回転支持機構35と
の間に固定された受け板49の支持部49aに連結され
ている。
【0030】オイルダンパー47はシリンダ・ピストン
構造をしており、ピストンにより区画された2つのシリ
ンダ室内に粘性流体としてオイルが充填され、2つのシ
リンダ室は図示していない連通管により連通されてい
る。シリンダ内をピストンが移動すると、充填されたオ
イルが連通管を通って2つのシリンダ室内を移動し、そ
のときの粘性抵抗によって振動を減衰させるものであ
る。
【0031】地震等により地盤が図9のX方向に振動す
ると下部旋回機構22により直線状のレール部材20が
X方向と一致するように旋回し、直線状のレール部材2
0に沿って上部ブロック体25が移動する。上部ブロッ
ク体25の移動はオイルダンパー47のピストンがシリ
ンダ内を移動するときの粘性抵抗により減衰される。こ
の実施形態においても上部ブロック体25が移動して基
礎の中心線と構造物の柱の位置が偏心しても、図6
(b)と同様に、直線状のレール部材20は両端部と中
心部が支持されているため、構造物の梁に剪断力と曲げ
モーメントが作用することはなく、前記の実施形態と同
様の効果を奏する。また、この実施形態では、免震装置
10に減衰機構47が設けてあるため、免震装置と別体
の減衰装置を設ける必要がなく構成を簡単にすることが
でき、施工を容易にすることができ、スペースを小さく
することができる。
【0032】本発明の第4の実施形態を図12、13を
参照して説明する。図12は第4の実施形態の断面図、
図13は図12に用いる減衰機構の断面図である。この
実施形態は基本的に前記した第1の実施形態に上部ブロ
ック体の移動を減衰させる減衰機構として減衰棒50を
設けたものであり、第1の実施形態と実質的に同等の構
成については同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0033】減衰棒50は外周にベアリングボールが係
合する螺旋溝を形成したボールねじ軸51と、このボー
ルねじ軸に移動可能に装着された本体52とから構成さ
れ、本体52をボールねじ軸51が貫通する構成であ
る。本体52は外筒53と、この外筒内にボールナット
54を介して回転可能に支持された内筒55と、外筒5
3と内筒55との間に充填された粘性流体56とから構
成され、内筒55の一端にはボールナット54が固着さ
れ、他端には受け部材57が固着され、ボールナット5
4と外筒53との間にベアリングボール58が、受け部
材57と外筒53との間にベアリングボール58が介在
され、外筒53に対して内筒55が回転可能となってい
る。外筒53と内筒55との間に粘性流体56の漏出を
防止するOリング59が嵌合されている。
【0034】減衰棒50は直線状のレール部材20の上
方に、中心線に沿って平行に装着されるものであり、レ
ール部材20の両端に固定されたストッパー60、60
にボールねじ軸51の両端が固定され、本体52は上部
ブロック体25と上部回転支持機構35との間に固定し
たサポート61に固定されている。ストッパー60、6
0の内側面には上部ブロック体25の変位を制限する防
舷材62、62が固着されている。防舷材62、62は
ゴム等の弾性体で形成され、上部ブロック体25が当接
したときに変形して衝撃を緩衝するものである。
【0035】この実施形態においては、地震等の振動が
免震装置10に作用すると下部旋回機構22および上部
直線移動機構30を介して上部ブロック体25が移動
し、この移動が減衰棒50により減衰される。すなわ
ち、ボールねじ軸51に対し本体52が移動すると、ボ
ールナット54を介して内筒55が高速回転し、外筒5
3と内筒55との間の粘性流体56の粘性抵抗により内
筒55の回転が減衰され、直線状のレール部材20に対
する上部ブロック体25の移動が減衰される。
【0036】この実施形態においても前記した2つの実
施形態と同様に、上部ブロック体25が移動して基礎の
中心線と構造物の柱の位置が偏心しても、図6(b)の
ように直線状のレール部材20は両端部と中心部が支持
されているため、梁に剪断力と曲げモーメントが作用す
ることはなく、前記した第1の実施形態と同様の効果を
奏する。また、減衰棒50は直線状のレール部材20に
沿って装着されるため構成が簡単となり、スペース的に
有利となる。また、免震装置と同時に設置できるので施
工が極めて容易となる。
【0037】本発明の第5の実施形態を図14を参照し
て説明する。図14は第5の実施形態の断面図である。
この実施形態は、前記した第4の実施形態の下部回転支
持機構を省略し、減衰棒50のボールねじ51の外周に
復元用のコイルスプリング63を巻回したものである。
このように構成することにより、直線状のレール部材2
0上を上部ブロック体25が直線移動すると、減衰棒5
0も上部ブロック体25と一緒に移動して変位を減衰さ
せるとともに、一方のコイルスプリング63を圧縮す
る。そして、圧縮されたコイルスプリング63の復元力
により上部ブロック体25はレール部材20上を中央部
に向けて付勢する。このように第5の実施形態では、コ
イルスプリング63により上部ブロック体25を直線状
のレール部材20上で初期位置へ復元させることができ
る。前記の実施形態と実質的に同等の構成については同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0038】本発明の第6の実施形態を図15、16を
参照して説明する。図15は第6の実施形態の断面図、
図16は図15のF−F線断面図である。この実施形態
は前記した第4の実施形態の直線状のレール部材が湾曲
状のレール部材65に変更されたものであり、免震装置
の上部ブロック体がレール部材の中央部に復元する復元
装置の機能を有するものであり、上部ブロック体の移動
を減衰させる減衰機構として減衰棒50を設けたもので
ある。第1の実施形態と実質的に同等の構成については
同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0039】湾曲状のレール部材65はその曲率半径が
数メートルに設定され、湾曲状のレール部材65に沿っ
て移動可能に配設されている上部ブロック体66は、レ
ール部材65の中心の低部に復元するように構成されて
いる。この実施形態では、レール部材65と上部ブロッ
ク体66との間には鉛直方向の荷重を支持するベアリン
グボールが装着されており、側面方向はレール部材の基
部65aと上部との間に形成された係合溝65bに上部
ブロック体66の係合部66aが係合することにより、
側面方向の移動の規制と上方への離脱防止が行われてい
る。
【0040】上部ブロック体66の上部には減衰棒50
を水平状態に保つ水平位置保持装置67を介して連結さ
れた支持枠68内に減衰棒50が固定されている。支持
枠68の上部に上部回転支持機構35が載置固定されて
いる。水平位置保持装置67は上部ブロック体66より
上方に向けて突出した受け部66bと、支持枠68から
下方に向けて突出した受け部68aとをピン69で連結
し、支持枠68に対して上部ブロック体66が傾斜でき
るように構成したものである。
【0041】支持枠68内に位置する減衰棒50は上部
の中心に支持板50aが突出しており、支持板は支持枠
68の上辺の内側より垂下した2枚の受け板68bによ
りピン68cを介して上下動可能に支持されている。す
なわち、上部ブロック体66が湾曲したレール部材65
の両端部に移動すると、上部ブロック体66は上方へ移
動すると共に傾斜するため平行位置保持装置67により
減衰棒50の平行状態を保持するとともに、減衰棒50
は上方に移動できるように構成している。
【0042】本実施形態では、減衰棒50のボールねじ
軸51を支持するストッパー70、70は上部ブロック
体66の移動を制限するものであり、側板71、71に
より連結されて上部ブロック体66が防舷材72に当接
したときの大きな荷重に耐えるように補強されている。
側板71、71の下端はレール部材の基部65aに固定
されており、レール部材65を底面としストッパー7
0、70および側板71、71で4辺を構成した箱状体
内を上部ブロック体66および減衰棒50を支持する支
持枠68が移動するように構成されているため、前記し
た各実施形態と同様な効果を奏するとともに、強度的に
優れており装置がコンパクトとなる利点がある。
【0043】本発明の第7の実施形態を図17〜20を
参照して説明する。図17は第7の実施形態の平面図、
図18は図17のG−G線断面図、図19は図18のH
−H線断面図、図20は減衰機構の要部断面図である。
この実施形態では、直線状のレール部材20の中心部下
方に減衰機構75が設置されることを特徴としている。
すなわち、減衰機構75はベース板11と直線状のレー
ル部材20との間に設置されており、上部ブロック体2
5の移動を減衰させるものである。
【0044】減衰機構75はケース76内に上下動可能
に中心軸77が位置しており、中心軸77は上部に螺旋
溝78が形成され、下部にはボールねじ溝79が形成さ
れている。螺旋溝78には揺動アーム80が係合してお
り、揺動アームの回転運動を中心軸77の上下動に変換
している。揺動アーム80はケース76の上面とレール
部材20の下面との間に位置している。ボールねじ溝7
9には多数の循環するベアリングボール81を介してボ
ールナット82が回転可能に係合し、ボールナット82
の下方には回転軸83が連結されている。このようにし
て中心軸77の上下動を回転軸83の高速回転運動に変
換する。螺旋溝78はピッチが大きく溝の傾斜角度が大
きく設定されており、ボールねじ溝79はピッチが小さ
く溝の傾斜角度が小さく設定されている。
【0045】ボールナット82の下方に連結された回転
軸83の上部中心には、中心軸77が緩く挿入可能の受
け穴が形成されている。ボールナット82および回転軸
83は、上部および下部のベアリングボールにより支持
され、下方にはディスク84が溶接等により固着されて
いる。ディスク84はケース76の下方に連結された容
器85内に位置し、容器85内には粘性流体86が充填
されている。容器85と回転軸83との間にはシール用
のOリングが装着されている。螺旋溝78に係合してい
る揺動アーム80の先端には連動アーム87が連結さ
れ、連動アーム87の先端は上部ブロック体25に連結
され、上部ブロック体25の直線移動を揺動アームの回
転運動に変換している。
【0046】なお、中心軸の上端部は上下方向に移動す
るため、直線状のレール部材20には逃げ穴20cを形
成してある。また、前記した各実施形態と同様の構成に
ついては、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0047】前記のように構成された第7の実施形態で
は、地震等により上部ブロック体25が直線移動すると
連動アーム87を介して揺動アーム80が回転し、この
回転により螺旋溝78により中心軸77が上下動する。
中心軸77の上下動によりボールねじ溝79に係合する
ベアリングボール81はボールナット82を高速回転さ
せる。すなわち、螺旋溝78はピッチが大きくボールね
じ溝79はピッチが小さいため、揺動アーム80の回転
速度より極めて高い回転速度でボールナット82は回転
し、同様に回転軸83およびディスク84も高速回転す
る。ディスク84の高速回転は粘性流体86中で行われ
るため、粘性抵抗が発生してディスク84の回転を減衰
させ、上部ブロック体25の移動を減衰させる。
【0048】このように地震等の振動の方向に下部旋回
機構22が対応して旋回し、上部直線移動機構30によ
り地震の振動を絶縁して上部の構造物に振動を伝達しな
いようにするとともに、振動の変位を減衰させることが
できる。また、減衰機構75は直線状のレール部材20
の下部に設置されているため、設置スペースを特に必要
とせず設置も容易に行うことができる。この実施形態で
は減衰機構75の他に減衰機構50も設置されている
が、減衰機構75のみを設置するように構成してもよい
のは勿論である。
【0049】なお、上部回転支持機構、下部回転支持機
構は転がり軸受を用いた例を示したが、滑り軸受等の他
の軸受を用いるように構成してもよいことは勿論であ
る。また、ベアリングボールは球形のものに限らず、円
筒形のもの等適宜のものを用いるように構成してもよ
い。第3の実施形態において、ストッパー60、60を
補強する側板を設けるように構成することも可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大地震時に免震装置が大きな変位をする場合でも構造物
の梁部分に剪断力、曲げモーメントが作用しないため、
断面の小さい梁を使用できてコストダウンを達成するこ
とができる。また、免震装置の構成を簡単にでき、設置
が容易となり、地盤と構造物との配管作業等を容易に行
うことができる。免震装置と減衰装置および移動制限装
置を一体的に結合し、復元機能を持たせることができる
ので、構成をさらに簡単にでき、設置を容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る免震装置の第1の実施形態の平面
図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図1の動作状態を示す平面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】本発明に係る免震装置の概略構成図であり、
(a)は平常時を示し、(b)は地震時を示す。
【図7】本発明に係る免震装置の第2の実施形態の断面
図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】本発明に係る免震装置の第3の実施形態の平面
図である。
【図10】図9の動作説明図である。
【図11】図9のE−E線断面図である。
【図12】本発明に係る免震装置の第4の実施形態の断
面図である。
【図13】図12に用いる減衰機構の断面図である。
【図14】本発明の第5の実施形態の断面図である。
【図15】本発明の第6の実施形態の断面図である。
【図16】図15のF−F線断面図である。
【図17】本発明の第7の実施形態の平面図である。
【図18】図17のG−G線断面図である。
【図19】図18のH−H線断面図である。
【図20】減衰機構の要部断面図である。
【図21】従来の直動型免震装置の概略構成図であり、
(a)は平常時を示し、(b)は地震時を示す。
【符号の説明】
10 免震装置 11 ベース板 12 環状レール部材 12a、12b ガイド溝 13 下部ブロック体 14 ベアリングボール 15 下部回転支持機構 16、36 下方円板 17、37 中心軸 17a、37a 止めリング 18、38 上方円板 19、39 ベアリングボール 20 直線状のレール部材 20a ガイド溝 20b 係合溝 21 ストッパー 22 下部旋回機構 25 上部ブロック体 25a 係合部 26 ベアリングボール 30 上部直線移動機構 35 上部回転支持機構 40 基礎 41 構造物 42 梁 43 柱 45 下部ブロック体 46 支持板 47 オイルダンパー 47a 作動軸 48 軸部 49 受け板 49a 支持部 50 減衰棒 50a 支持板 51 ボールねじ軸 52 本体 53 外筒 54 ボールナット 55 内筒 56 粘性流体 57 受け部材 58 ベアリングボール 59 Oリング 60、70 ストッパー 61 サポート 62、72 防舷材 65 湾曲状のレール部材 65a 基部 65b 係合溝 66 上部ブロック体 66a 係合部 66b 受け部 67 水平位置保持装置 68 支持枠 68a 受け部 68b 受け板 69 ピン 71 側板 75 減衰機構 76 ケース 77 中心軸 78 螺旋溝 79 ボールねじ溝 80 揺動アーム 81 ベアリングボール 82 ボールナット 83 回転軸 84 ディスク 85 容器 86 粘性流体 87 連動アーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状レール部材に複数の下部ブロック体
    を円周移動可能に載置し、前記下部ブロック体の上部に
    直線状のレール部材を架設して下部旋回機構を構成し、
    前記直線状のレール部材に直線移動可能に上部ブロック
    体を配設して上部直線移動機構を構成し、前記上部ブロ
    ック体の上部に上部回転支持機構を載置することを特徴
    とする免震装置。
  2. 【請求項2】 環状レール部材に複数の下部ブロック体
    を円周移動可能に載置し、前記環状レール部材の中心に
    下部回転支持機構を配設し、前記下部ブロック体と下部
    回転支持機構の上部に直線状のレール部材を架設して下
    部旋回機構を構成し、前記直線状のレール部材に直線移
    動可能に上部ブロック体を配設して上部直線移動機構を
    構成し、前記上部ブロック体の上部に上部回転支持機構
    を載置することを特徴とする免震装置。
  3. 【請求項3】 環状レール部材に複数の下部ブロック体
    を円周移動可能に載置し、前記環状レール部材の中心に
    下部回転支持機構を配設し、前記下部ブロック体と下部
    回転支持機構の上部に中央部が低く両側部が高い湾曲状
    のレール部材を架設して下部旋回機構を構成し、前記湾
    曲状のレール部材に沿って移動可能に上部ブロック体を
    配設して上部移動機構を構成し、前記上部ブロック体の
    上部に上部回転支持機構を載置することを特徴とする免
    震装置。
  4. 【請求項4】 上部ブロック体の移動を減衰させる減衰
    装置を設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の免震装置。
  5. 【請求項5】 減衰装置はオイルダンパーであることを
    特徴とする請求項4に記載の免震装置。
  6. 【請求項6】 減衰装置は外周にベアリングボールが係
    合する螺旋溝を形成したボールねじ軸と、このボールね
    じ軸に移動可能に装着された本体とから構成され、前記
    本体は外筒と、この外筒内に前記ボールねじ軸と螺合す
    るボールナットを介して回転可能に支持された内筒と、
    前記外筒と内筒との間に充填された粘性流体とから構成
    され、前記ボールねじ軸をレール部材の中心軸と平行に
    位置させ、前記本体を上部ブロック体に連結することを
    特徴とする請求項4に記載の免震装置。
  7. 【請求項7】 減衰装置は直線状のレール部材の下方に
    設置され、上部ブロック体に連動する揺動アームにより
    中心軸を上下動させ、前記中心軸により粘性流体中を高
    速回転するディスクにより上部ブロック体の移動を減衰
    させることを特徴とする請求項5に記載の免震装置。
  8. 【請求項8】 上部ブロック体の移動を制限する移動制
    限装置を設けることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載の免震装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の免震
    装置を基礎と構造物との間に設置し、環状レール部材を
    基礎に固定し、上部回転支持機構の上部に構造物を載置
    固定することを特徴とする免震装置を備える免震構造
    物。
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