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JP2000304046A - 直動案内軸受装置 - Google Patents

直動案内軸受装置

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JP2000304046A
JP2000304046A JP11166900A JP16690099A JP2000304046A JP 2000304046 A JP2000304046 A JP 2000304046A JP 11166900 A JP11166900 A JP 11166900A JP 16690099 A JP16690099 A JP 16690099A JP 2000304046 A JP2000304046 A JP 2000304046A
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balls
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JP11166900A
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Soichiro Kato
総一郎 加藤
Shiroshi Yabe
四郎司 矢部
Yoshinori Mizumura
美典 水村
Hiroki Yamaguchi
宏樹 山口
Ryoichi Sato
亮一 佐藤
Nobumitsu Takahashi
伸充 高橋
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボールの間にセパレータを介装し、作動性向上
や低騒音化を図る。 【解決手段】セパレータ4の形状は略円柱状又は略円筒
状のものとし、その軸線Lを、ボール3の中心点Oを結
ぶ直線に一致させ、セパレータ4の軸線方向両端の凹面
部の外周部がボール3の球面に接触するような凹部形状
とする。セパレータ4の外径寸法は、曲線軌道に沿って
ボール3が移動しているときに、何れかのボール3を挟
んで隣合うセパレータ4の軸線方向両端の凹面部上の当
該ボール3の球面に接触している曲線軌道上において、
最も外側となる点A同士を直線Sで結び、この直線S
が、当該隣合うセパレータ4同士に挟まれたボール3の
中心点Oを通るときのセパレータ4の外形寸法を最小外
径寸法DMIN とし、ボールのはみ出しを防止する。ま
た、最大外径寸法DMAX は、セパレータ4の外周部が内
側案内部材2に接触する外形寸法としてボール3の安定
化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールの転がりを
利用した直動案内軸受装置に関し、特にボールの間にセ
パレータを介装する直動案内軸受装置に好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の直動案内軸受装置として
は、例えば図6に示すように、軸方向に延設された案内
レール101と、その上に移動可能に跨架されたスライ
ダ102とを備えたものがある。案内レール101の両
側面には、夫々、軸方向に転動体転動溝103が形成さ
れ、スライダ102のスライダ本体102Aには、その
両袖部104の内側面に、夫々、転動体転動溝103に
対向する転動体転動溝(図示せず)が形成されている。
【0003】そして、これらの向き合った両転動体転動
溝の間には転動体としての多数の鋼球(ボール)Kが転
動自在に装填され、そのボールKの転動を介してスライ
ダ102が案内レール101上を軸方向に沿って移動で
きるようになっている。この移動につれて、案内レール
101とスライダ102との間に介在するボールKは転
動してスライダ102のスライダ本体102Aの端部に
移動するが、スライダ102を軸方向継続して移動させ
ていくためには、これらのボールKを無限に循環させる
必要がある。
【0004】そこで、スライダ本体102Aの袖部10
4内に更に軸方向に貫通する転動体通路としての直線状
の貫通孔(図示せず)を形成すると共に、スライダ本体
102Aの前後両端にエンドキャップ105を設けて、
これに上記両転動体転動溝と転動体通路としての貫通孔
とを連通する半円弧状に湾曲した転動体循環路(図示せ
ず)を形成することにより、転動体無限循環軌道を構成
している。
【0005】また、転動体無限循環軌道の互いに隣合う
ボールK間には、図7に示すように、当該ボールKに対
向する両側面に夫々凹部Wを有するセパレータTが、当
該凹部WにボールKを接触させた状態で介装されてい
る。このセパレータTは、外周部Qが球面で且つボール
Kに接触する両端部に球面状の凹部Wが形成されてい
る。このセパレータTでは、ボールKに接触する凹部W
の曲率半径がボールKの半径より大きい。また、セパレ
ータTとボールKとの接触状態を規定することにより、
両者の間に働く力の釣り合いがとれるように工夫してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
6に示す直動案内軸受装置では、ボールKが接触するセ
パレータTの凹部Wの曲率半径が当該ボールKの半径よ
り大きいために、図7に示すような曲線軌道では、ボー
ルKは、当該凹部Wのうち、曲線軌道の内側で接触し、
セパレータTを曲線軌道の内側に押している。このた
め、セパレータTは、曲線軌道の内側軌道面を構成する
案内部材Jに、その外周部Qが押し付けられている。そ
のため、セパレータTと案内部材Jとの間で滑り摩擦が
発生し、作動性悪化・騒音の発生や、セパレータTの耐
久性の面で問題がある。
【0007】本発明は、これらの諸問題に鑑みて開発さ
れたものであり、ボール位置を正確に規制しながら、セ
パレータを曲線軌道の案内部材に接触させることなく、
作動性、騒音特性及び耐久性に優れた直動案内軸受装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1に係る直動案内軸受装置
は、案内用のボールが案内部材によって規制された曲線
軌道に沿って移動する部分を有し、隣合うボールの中心
点同士を結ぶ直線と略円柱状又は略円筒状のセパレータ
の軸線とが平行又は一致するようにして、隣合うボール
同士の間にセパレータを介装し、少なくともセパレータ
の軸線方向両端の凹面部が、夫々、隣合うボールの球面
に接触するようにした直動案内軸受装置において、前記
曲線軌道に沿ってボールが移動しているときに、前記セ
パレータの軸線を、当該セパレータを挟んで隣合うボー
ルの中心点同士を結ぶ直線に一致させ、且つ前記曲線軌
道に沿ってボールが移動しているときに、何れかのボー
ルを挟んで隣合うセパレータの軸線方向両端の凹面部上
の、当該ボールの球面に接触している前記曲線軌道の最
も外側となる点同士を直線で結び、この直線が、当該隣
合うセパレータ同士に挟まれたボールの中心点を通ると
きの、前記最も外側となる点から前記隣合うボールの中
心点同士を結ぶ直線までの距離を半径とするセパレータ
の外径寸法を当該セパレータの外形寸法の最小とし、当
該セパレータの外周が前記案内部材に接触するときのセ
パレータの外径寸法を当該セパレータの外径寸法の最大
としたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のうち請求項2に係る直動案
内軸受装置は、案内用のボールが案内部材によって規制
された曲線軌道に沿って移動する部分を有し、隣合うボ
ールの中心点同士を結ぶ直線と略円柱状又は略円筒状の
セパレータの軸線とが平行又は一致するようにして、隣
合うボール同士の間にセパレータを介装し、少なくとも
セパレータの軸線方向両端の凹面部が、夫々、隣合うボ
ールの球面に接触するようにした直動案内軸受装置にお
いて、前記セパレータの外径寸法を、ボールの直径の
0.6〜0.8倍としたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
等を参照して説明する。図1は、本発明の直動案内軸受
装置の第1実施形態を示すものである。この図は、エン
ドキャップと呼ばれる外側案内部材1と、リターンガイ
ドと呼ばれる内側案内部材2とで構成されるボール3の
曲線軌道部分の説明図であり、直線軌道を移動したボー
ル3は、ここで180°方向転換され、再び異なる直線
軌道を移動するように構成されている。このうち、曲線
軌道を構成する内側案内部材2のボール接触面は、外側
案内部材1のボール接触面と同心な、単純な半円弧にな
っている。
【0011】この実施形態では、円柱状のセパレータ4
の軸線Lが隣合うボール3の中心点Oを結ぶ直線に一致
するようにして、当該セパレータ4を各ボール3の間に
介装している。セパレータ4の軸線方向両端の凹面部
は、ボール3の球面の曲率半径と同等の曲率半径の球面
凹部になっているが、セパレータ4の凹面形状は、少な
くともその凹面部の外周部近傍がボール3の球面に接触
するようになっていればよい。このセパレータ4本体の
形状は、必ずしも円柱状に限定されるものではなく、中
空の円筒状であってもよく、また球面状であってもよ
い。必要なのは、後述するように、できるだけセパレー
タ4がボール3を保持しやすいこと及び保持代が大きく
できることであり、以上の観点からみて、セパレータ4
の形状は、外周面が球状であるよりも円柱状の方が有利
であり、また両端凹面部のより外周部で凹面とボール3
とが接触するような形状となる方が有利である。
【0012】そして本実施形態では、前記セパレータ4
の外周部の外径を以下のように規定する。即ち、本実施
形態では、セパレータ4の軸線方向両端部に形成される
球面凹部の曲率半径を、例えばボール3の球面の曲率半
径と同等とし、且つセパレータ4の軸線Lが隣合うボー
ル3の中心点Oを結ぶ直線に一致するようにしてある。
これは、ボール3とセパレータ4との相対的な位置関係
が変わらないようにして、セパレータ4若しくはボール
3が移動するのを抑制防止しているためである。この要
求を異なる側面から捉えると、前記曲線軌道に沿ってボ
ール3が移動しているときに、何れかのボール3を挟ん
で隣合うセパレータ4の軸線方向両端の球面凹部外周部
が当該ボール3の球面に接触している曲線軌道の最も外
側の点Aを直線Sで結び、この直線Sが、当該隣合うセ
パレータ4同士に挟まれたボール3の中心点を通るとき
の点Aから隣合うボール3の中心点同士を結ぶ直線まで
の距離を半径とするセパレータ4の外形寸法を最小外径
寸法DMIN とすると、実際のセパレータ4の外形寸法は
当該最小外形寸法DMIN より大きな外形寸法である必要
がある。つまり、ボール3を無負荷で循環させる本曲線
軌道部では、円滑なボールの循環のためと、許容寸法精
度といった面からボールに対して、或るクリアランスを
設けることが一般的であり、前記外側案内部材1のボー
ル接触面は図1に破線で示すように、理想とする曲線軌
道より外側になる場合がある。そのようなときに、前記
最小外径寸法DMIN よりセパレータ4の外形寸法が小さ
いと、ボール3が破線で示すように外側案内部材1のボ
ール接触面に接触すると、曲線軌道部でセパレータ4で
ボール3を保持することができなくなり、セパレータ4
から外れて両者の位置関係が変化すると共に、ボール3
とセパレータ4,外側案内部材1,内側案内部材2との
夫々の接触状態が変化し、ノイズや作動性、耐久性の低
下をもたらす。そこで、本実施形態では、セパレータ4
の外形寸法を、前述のように定義した最小外形寸法D
MIN より大きな値とする。
【0013】一方、セパレータ4の許容最大外形寸法D
MAX は、案内部材、特に内側案内部材2との干渉によっ
て規制される。即ち、本実施形態では、セパレータ4の
軸線Lが隣合うボール3の中心点Oを結ぶ直線に一致す
るようにしてあるため、セパレータ4の外形寸法を大き
くすると、その外周部は内側案内部材2に接近すること
になり、大きくし過ぎると両者が干渉する。セパレータ
4が内側案内部材2に接触すると、前記と同様、ノイズ
や作動性、耐久性の低下原因となる。従って、セパレー
タ4の外形寸法の最大許容値は、案内部材と接触する値
である。但し、セパレータ4の外形寸法を大きくするこ
とはボール3の球面に接触する面を大きくしたり、ボー
ル3を保持する保持代を大きくしたりすることであり、
ボール3の安定保持能力は高まることから、外径形状は
極力大きい方が有利となる。そこで、これを逆に捉え
て、例えば内側案内部材2のボール接触面の曲率半径を
大きくとることにより、セパレータ4の外形寸法を上記
にて定めた値よりも大きくしても、当該セパレータ4の
外周部は当該内側案内部材2に接触することがなくな
る。
【0014】次に、前述のようにセパレータ4の外径寸
法を可及的に大きく設定した第2実施形態について、図
2、図3を用いて説明する。前述のようにしてセパレー
タ4の外径寸法を大きくしていったとき、本実施形態で
はセパレータ4の軸線Lが隣合うボール3の中心点Oを
結ぶ直線に一致するようにしてあるため、図3に示すよ
うに、循環R部の出入口部において、セパレータ外周が
内側案内部材2に干渉するまで当該セパレータ4の外径
を大きくとれる。このように、内側案内部材2の形状を
単純な半円形状から、図2に示すような形状とすること
により、前記第1実施形態よりもセパレータ4の外径を
大きくとることが可能となる。これ以外にも、循環Rそ
のものをより大きくとるといった手法があるが、これに
は直動案内軸受装置自体が横幅方向に大きくなってしま
うというデメリットも存在する。
【0015】ここで、内側案内部材2のボール接触面の
形状の一例を設定する。即ち、前述のようにセパレータ
4の外形寸法を設定したときに内側案内部材2がセパレ
ータ4の外周部に接触しないボール接触面の形状を図示
する上下半分ずつ半径R2 で規定し、これに続くボール
3の直線軌道部と比較的小さな半径R3 で接続し、前記
半径R2 で形成される主要ボール接触面同士は比較的小
さな半径R1 で滑らかに接続する。これにより、内側案
内部材2のボール接触面は、図3に破線で示す図1のも
のより、曲線軌道内側に移動され、前記許容最大外径寸
法のセパレータ4の外周部は内側案内部材2に接触しな
い。その際、ボール3は、外側案内部材1のボール接触
面及びセパレータ4の球面凹部によって規制され、安定
して保持される。また、内側案内部材2のボール接触面
の形状は、例えば直線や楕円の組合せによって設定する
ことも可能である。
【0016】次に、前記第1実施形態や第2実施形態で
示すセパレータの実質的な外形寸法が、例えばボールの
外径に対してどのような範囲にあるか説明する。ここで
セパレータの外形寸法による作動性の評価として、セパ
レータの外形寸法を、ボール直径の0.55倍、0.6
5倍、0.75倍、0.85倍にしたときの摩擦力を図
4b〜eに示す。また、セパレータのないときの摩擦力
を図4aに示す。これらの図に示す摩擦力変動のうち、
図4bに示すように、先鋭的な変動をヒゲと呼び、各セ
パレータの外形寸法での最大ヒゲ成分の大きさを比較し
て図5に示した。セパレータがないときの最大ヒゲ成分
の大きさが0.5kgf程度であることから、セパレー
タを使用するときの条件をこれ以下としたとき、セパレ
ータの外形寸法はボールの直径の0.6〜0.8倍程度
とするのが好ましいことが分かった。
【0017】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の直動案内軸受装置によれば、曲線軌道に沿ってボール
が移動しているときに、セパレータの軸線を、当該セパ
レータを挟んで隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線に
一致させ、且つ曲線軌道に沿ってボールが移動している
ときに、何れかのボールを挟んで隣合うセパレータの軸
線方向両端の凹面部上の、当該ボールの球面に接触して
いる曲線軌道上において、最も外側となる点同士を直線
で結び、この直線が、当該隣合うセパレータ同士に挟ま
れたボールの中心点を通るときの、最も外側となる点か
ら隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線までの距離を半
径とするセパレータの外径寸法を当該セパレータの外形
寸法の最小とすることにより、前記曲線軌道を移動する
ボールの位置を正確に規制することができ、合わせてセ
パレータの外周が曲線軌道を構成する案内部材に接触す
るときのセパレータの外径寸法を当該セパレータの外径
寸法の最大とすることにより、セパレータが案内部材に
接触しない範囲まで、その外径寸法を大きくしてボール
の保持機能を高め、作動性向上及び低騒音化、耐久性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直動案内軸受装置の第1実施形態を示
す曲線軌道部分の断面図である。
【図2】本発明の直動案内軸受装置の第2実施形態を構
成する内側案内部材の説明図である。
【図3】図2の内側案内部材を用いて構成された曲線軌
道部分の断面図である。
【図4】セパレータの作動性をボール直径に対する外形
寸法毎に評価するための摩擦力変動の説明図である。
【図5】ボール直径に対するセパレータの外形寸法の評
価説明図である。
【図6】従来の直動案内軸受装置の一例を示す外観図で
ある。
【図7】図6の直動案内軸受装置内の曲線軌道部分の断
面図である。
【符号の説明】
1は外側案内部材 2は内側案内部材 3はボール 4はセパレータ Oは(ボールの)中心点 Lは(セパレータの)軸線 Aは(曲線軌道の最も外側の)点 Sは直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水村 美典 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 山口 宏樹 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 佐藤 亮一 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 高橋 伸充 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 Fターム(参考) 3J104 AA03 AA19 AA23 AA64 AA69 AA74 AA76 BA13 DA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内用のボールが案内部材によって規制
    された曲線軌道に沿って移動する部分を有し、隣合うボ
    ールの中心点同士を結ぶ直線と略円柱状又は略円筒状の
    セパレータの軸線とが平行又は一致するようにして、隣
    合うボール同士の間にセパレータを介装し、少なくとも
    セパレータの軸線方向両端の凹面部が、夫々、隣合うボ
    ールの球面に接触するようにした直動案内軸受装置にお
    いて、前記曲線軌道に沿ってボールが移動しているとき
    に、前記セパレータの軸線を、当該セパレータを挟んで
    隣合うボールの中心点同士を結ぶ直線に一致させ、且つ
    前記曲線軌道に沿ってボールが移動しているときに、何
    れかのボールを挟んで隣合うセパレータの軸線方向両端
    の凹面部上の、当該ボールの球面に接触している前記曲
    線軌道の最も外側となる点同士を直線で結び、この直線
    が、当該隣合うセパレータ同士に挟まれたボールの中心
    点を通るときの、前記最も外側となる点から前記隣合う
    ボールの中心点同士を結ぶ直線までの距離を半径とする
    セパレータの外径寸法を当該セパレータの外形寸法の最
    小とし、当該セパレータの外周が前記案内部材に接触す
    るときのセパレータの外径寸法を当該セパレータの外径
    寸法の最大としたことを特徴とする直動案内軸受装置。
  2. 【請求項2】 案内用のボールが案内部材によって規制
    された曲線軌道に沿って移動する部分を有し、隣合うボ
    ールの中心点同士を結ぶ直線と略円柱状又は略円筒状の
    セパレータの軸線とが平行又は一致するようにして、隣
    合うボール同士の間にセパレータを介装し、少なくとも
    セパレータの軸線方向両端の凹面部が、夫々、隣合うボ
    ールの球面に接触するようにした直動案内軸受装置にお
    いて、前記セパレータの外径寸法を、ボールの直径の
    0.6〜0.8倍としたことを特徴とする直動案内軸受
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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