JP2000299652A - 送信装置 - Google Patents
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信信号がフィルタから受ける線形歪の
影響を防止し、送信信号に対するプリディストーション
歪補償処理の精度を向上させること。 【解決手段】 イコライザ103が、ポストフィルタ1
04に入力される前の送信信号に対し、ポストフィルタ
104を通過することによって生じる歪を相殺するよう
な歪を予め与えることによってポストフィルタ104の
群遅延特性による影響を除去し、歪補償部101による
プリディストーションの効果が損なわれないようにす
る。
影響を防止し、送信信号に対するプリディストーション
歪補償処理の精度を向上させること。 【解決手段】 イコライザ103が、ポストフィルタ1
04に入力される前の送信信号に対し、ポストフィルタ
104を通過することによって生じる歪を相殺するよう
な歪を予め与えることによってポストフィルタ104の
群遅延特性による影響を除去し、歪補償部101による
プリディストーションの効果が損なわれないようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置に関し、
特に移動体通信に用いられる送信装置及びその歪補償方
法に関する。
特に移動体通信に用いられる送信装置及びその歪補償方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の送信装置においては、低消費電力
化を図るために、送信系の増幅器に高効率のものを用い
る場合が多い。しかしながら、送信装置に高効率の増幅
器を用いると、入力電力と出力電力の線形性を保つこと
が困難となり、非線形歪が発生しやすくなる。
化を図るために、送信系の増幅器に高効率のものを用い
る場合が多い。しかしながら、送信装置に高効率の増幅
器を用いると、入力電力と出力電力の線形性を保つこと
が困難となり、非線形歪が発生しやすくなる。
【0003】このように、増幅器において非線形歪が発
生すると、送信信号の周波数スペクトラムが広がり、隣
接チャネルに干渉する等の悪影響が生じる。
生すると、送信信号の周波数スペクトラムが広がり、隣
接チャネルに干渉する等の悪影響が生じる。
【0004】そこで、従来の送信装置は、増幅器の高効
率化を図るとともに低歪化をも実現させる技術としてプ
リディストーション等の歪補償技術を採用している。
率化を図るとともに低歪化をも実現させる技術としてプ
リディストーション等の歪補償技術を採用している。
【0005】以下、図5及び図6を用いて、従来の送信
装置について説明する。図5は、従来の送信装置の概略
構成を示す要部ブロック図であり、図6は、従来の送信
装置におけるプリディストーション歪補償処理の機能を
示す模式図である。
装置について説明する。図5は、従来の送信装置の概略
構成を示す要部ブロック図であり、図6は、従来の送信
装置におけるプリディストーション歪補償処理の機能を
示す模式図である。
【0006】図5において、歪補償部501は、送信信
号の同相成分(以下、「I成分」という)及び直交成分
(以下、「Q成分」という)それぞれに対して、後述す
る増幅器505における入出力特性を打ち消し相殺する
特性(以下、逆特性という)を予め与える。詳しくは後
述する。
号の同相成分(以下、「I成分」という)及び直交成分
(以下、「Q成分」という)それぞれに対して、後述す
る増幅器505における入出力特性を打ち消し相殺する
特性(以下、逆特性という)を予め与える。詳しくは後
述する。
【0007】D/A変換器502は、歪補償後の送信デ
ータのI成分及びQ成分それぞれをアナログ信号に変換
する。
ータのI成分及びQ成分それぞれをアナログ信号に変換
する。
【0008】ポストフィルタ503は、アナログ信号変
換後の送信データのI成分及びQ成分それぞれから不要
な周波数成分を除去し、直交変調器504は、入力され
たI成分及びQ成分を直交変調し、増幅器505は、直
交変調された送信信号を増幅する。
換後の送信データのI成分及びQ成分それぞれから不要
な周波数成分を除去し、直交変調器504は、入力され
たI成分及びQ成分を直交変調し、増幅器505は、直
交変調された送信信号を増幅する。
【0009】次いで、図6を用いて、プリディストーシ
ョン歪補償処理の機能について説明する。
ョン歪補償処理の機能について説明する。
【0010】増幅器505における入出力特性は、図6
のに示すように、入力電力が大きくなるにつれて、入
力電力と利得すなわち出力電力との間の線形性が保たれ
なくなる。なお、入出力特性は振幅特性と位相特性があ
るが、ここでは振幅特性についてのみ述べる。
のに示すように、入力電力が大きくなるにつれて、入
力電力と利得すなわち出力電力との間の線形性が保たれ
なくなる。なお、入出力特性は振幅特性と位相特性があ
るが、ここでは振幅特性についてのみ述べる。
【0011】そこで、増幅器の入出力特性の逆特性を、
増幅器に入力される前の送信信号に予め乗じるようにす
る。すなわち、歪補償部501において、図6のに示
すような特性を、送信信号に対して乗じる。
増幅器に入力される前の送信信号に予め乗じるようにす
る。すなわち、歪補償部501において、図6のに示
すような特性を、送信信号に対して乗じる。
【0012】このような処理により、増幅器505にお
いては、図6のに示すように、入力信号の大きさに拘
わらず、入力信号と利得の線形性を維持することができ
る。このように歪を相殺する処理をプリディストーショ
ン歪補償処理という。
いては、図6のに示すように、入力信号の大きさに拘
わらず、入力信号と利得の線形性を維持することができ
る。このように歪を相殺する処理をプリディストーショ
ン歪補償処理という。
【0013】このように従来の送信装置は、プリディス
トーション歪補償処理を行うことによって、増幅器の非
線形特性によって送信信号の周波数スペクトラムの広が
りを抑え、隣接チャネルに干渉することを防止してい
る。
トーション歪補償処理を行うことによって、増幅器の非
線形特性によって送信信号の周波数スペクトラムの広が
りを抑え、隣接チャネルに干渉することを防止してい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送信装置においては、ポストフィルタは群遅延偏差を有
するため、送信信号がポストフィルタを通過すると線形
歪を生じ、この影響によってプリディストーション歪補
償処理による歪補償効果が劣化するという問題がある。
送信装置においては、ポストフィルタは群遅延偏差を有
するため、送信信号がポストフィルタを通過すると線形
歪を生じ、この影響によってプリディストーション歪補
償処理による歪補償効果が劣化するという問題がある。
【0015】すなわち、不要周波数成分を除去する目的
で挿入されているポストフィルタは、通常、通過帯域内
において、図7(a)に示すような群遅延偏差を有して
いる。このため、このような特性を有するポストフィル
タに送信信号を通すと、図7(b)に示すように、通過
帯域内において入力信号の波形と出力信号の波形に偏差
が生じる。これを線形歪と呼ぶ。
で挿入されているポストフィルタは、通常、通過帯域内
において、図7(a)に示すような群遅延偏差を有して
いる。このため、このような特性を有するポストフィル
タに送信信号を通すと、図7(b)に示すように、通過
帯域内において入力信号の波形と出力信号の波形に偏差
が生じる。これを線形歪と呼ぶ。
【0016】よって、歪補償部501において増幅器5
05の入出力特性の逆特性が乗じられても、ポストフィ
ルタ503において偏差すなわち位相回転が生じること
によって、プリディストーション歪補償処理を正確に行
うことができなくなる。
05の入出力特性の逆特性が乗じられても、ポストフィ
ルタ503において偏差すなわち位相回転が生じること
によって、プリディストーション歪補償処理を正確に行
うことができなくなる。
【0017】又、この問題をサンプリング周波数を高く
することで解決しようとすると、歪補償部やD/A変換
器等における消費電力の増大という別の問題を生じる。
することで解決しようとすると、歪補償部やD/A変換
器等における消費電力の増大という別の問題を生じる。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送信信号がフィルタから受ける線形歪の影響を防
止し、送信信号に対するプリディストーション歪補償処
理の精度を向上させる送信装置を提供することを目的と
する。
あり、送信信号がフィルタから受ける線形歪の影響を防
止し、送信信号に対するプリディストーション歪補償処
理の精度を向上させる送信装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、イコラ
イザによって、フィルタ入力前の送信信号に対し、フィ
ルタによって与えられる線形歪を相殺するような歪を予
め与えておくことによって、フィルタが群遅延偏差を有
することによる影響を除去し、プリディストーション歪
補償処理の効果が損なわれないようにすることである。
イザによって、フィルタ入力前の送信信号に対し、フィ
ルタによって与えられる線形歪を相殺するような歪を予
め与えておくことによって、フィルタが群遅延偏差を有
することによる影響を除去し、プリディストーション歪
補償処理の効果が損なわれないようにすることである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る送信装
置は、送信信号を増幅する際に生じる非線形歪を相殺す
るための歪を予め送信信号に与える非線形歪補償手段
と、送信信号から不要周波数成分を除去する周波数抽出
手段と、この周波数抽出手段が送信信号に与える線形歪
を相殺するための歪を予め送信信号に与える線形歪補償
手段と、を具備する構成を採る。
置は、送信信号を増幅する際に生じる非線形歪を相殺す
るための歪を予め送信信号に与える非線形歪補償手段
と、送信信号から不要周波数成分を除去する周波数抽出
手段と、この周波数抽出手段が送信信号に与える線形歪
を相殺するための歪を予め送信信号に与える線形歪補償
手段と、を具備する構成を採る。
【0021】この構成によれば、送信信号に対して、フ
ィルタ通過によって生じる線形歪を相殺するような歪を
フィルタ入力前の送信信号に対して予め与えるため、フ
ィルタが群遅延偏差を有することによる線形歪の影響を
除去することができ、プリディストーション歪補償処理
の精度を向上させることができる。
ィルタ通過によって生じる線形歪を相殺するような歪を
フィルタ入力前の送信信号に対して予め与えるため、フ
ィルタが群遅延偏差を有することによる線形歪の影響を
除去することができ、プリディストーション歪補償処理
の精度を向上させることができる。
【0022】本発明の第2の態様に係る送信装置は、第
1の態様において、前記線形歪補償手段は、ディジタル
信号処理によって成る構成を採る。
1の態様において、前記線形歪補償手段は、ディジタル
信号処理によって成る構成を採る。
【0023】この構成によれば、線形歪補償をディジタ
ル信号処理で行うため、同じ機能・目的のアナログ信号
処理の場合よりもハードウェア規模を小型化することが
でき、又、補償動作の安定化を図ることができる。
ル信号処理で行うため、同じ機能・目的のアナログ信号
処理の場合よりもハードウェア規模を小型化することが
でき、又、補償動作の安定化を図ることができる。
【0024】本発明の第3の態様に係る送信装置は、第
2の態様において、前記線形歪補償手段は、前記周波数
抽出手段の有する群遅延偏差の個体差に応じて前記線形
歪補償手段の群遅延特性を変えることによって、送信信
号に対して予め与える線形歪を変える構成を採る。
2の態様において、前記線形歪補償手段は、前記周波数
抽出手段の有する群遅延偏差の個体差に応じて前記線形
歪補償手段の群遅延特性を変えることによって、送信信
号に対して予め与える線形歪を変える構成を採る。
【0025】この構成によれば、フィルタの群遅延特性
の個体差に応じて、フィルタ入力前の信号に与える線形
歪を変えることができるため、フィルタ通過によって生
じる線形歪を適切に除去し、増幅器による非線形歪を適
切に補償することができる。
の個体差に応じて、フィルタ入力前の信号に与える線形
歪を変えることができるため、フィルタ通過によって生
じる線形歪を適切に除去し、増幅器による非線形歪を適
切に補償することができる。
【0026】本発明の第4の態様に係る送信装置は、第
2の態様又は第3の態様において、前記線形歪補償手段
は、装置動作環境に応じて群遅延特性を変えることによ
って、送信信号に対して予め与える線形歪を適応的に変
える構成を採る。
2の態様又は第3の態様において、前記線形歪補償手段
は、装置動作環境に応じて群遅延特性を変えることによ
って、送信信号に対して予め与える線形歪を適応的に変
える構成を採る。
【0027】この構成によれば、動作環境に応じてフィ
ルタ入力前の信号に与える線形歪を適応的に変えること
ができるため、フィルタ通過によって生じる線形歪を適
切に除去し、増幅器による非線形歪を適切に補償するこ
とができる。
ルタ入力前の信号に与える線形歪を適応的に変えること
ができるため、フィルタ通過によって生じる線形歪を適
切に除去し、増幅器による非線形歪を適切に補償するこ
とができる。
【0028】本発明の第5の態様に係る通信端末装置
は、第1の態様から第4の態様のいずれかにおける送信
装置を具備する構成を採る。
は、第1の態様から第4の態様のいずれかにおける送信
装置を具備する構成を採る。
【0029】本発明の第6の態様に係る基地局装置は、
第5の態様における通信端末装置と通信を行う構成を採
る。
第5の態様における通信端末装置と通信を行う構成を採
る。
【0030】本発明の第7の態様に係る基地局装置は、
第1の態様から第4の態様のいずれかにおける送信装置
を具備する構成を採る。
第1の態様から第4の態様のいずれかにおける送信装置
を具備する構成を採る。
【0031】本発明の第8の態様に係る通信端末装置
は、第7の態様における基地局装置と通信を行う構成を
採る。
は、第7の態様における基地局装置と通信を行う構成を
採る。
【0032】これらの構成によれば、送信信号に対して
適切な歪補償が行われるため、送信信号の周波数スペク
トラムの広がりを抑え、隣接チャネルに干渉することを
防止できる。
適切な歪補償が行われるため、送信信号の周波数スペク
トラムの広がりを抑え、隣接チャネルに干渉することを
防止できる。
【0033】本発明の第9の態様に係るプリディストー
ション歪補償方法は、送信信号を増幅する際に生じる非
線形歪を相殺するための歪を送信信号に予め与え、送信
信号から不要周波数成分を除去する際に生じる線形歪を
相殺するための歪を送信信号に予め与え、送信信号から
不要周波数成分を除去し、送信信号を増幅するようにし
た。
ション歪補償方法は、送信信号を増幅する際に生じる非
線形歪を相殺するための歪を送信信号に予め与え、送信
信号から不要周波数成分を除去する際に生じる線形歪を
相殺するための歪を送信信号に予め与え、送信信号から
不要周波数成分を除去し、送信信号を増幅するようにし
た。
【0034】この方法によれば、送信信号に対して、フ
ィルタ通過によって生じる線形歪を相殺するような歪を
フィルタ入力前の送信信号に対して予め与えるため、フ
ィルタが群遅延偏差を有することによる線形歪の影響を
除去することができ、プリディストーション歪補償処理
の精度を向上させることができる。
ィルタ通過によって生じる線形歪を相殺するような歪を
フィルタ入力前の送信信号に対して予め与えるため、フ
ィルタが群遅延偏差を有することによる線形歪の影響を
除去することができ、プリディストーション歪補償処理
の精度を向上させることができる。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0036】(実施の形態1)本実施の形態に係る送信
装置は、フィルタが群遅延偏差を有することによってフ
ィルタを通過する信号に与えられる線形歪を相殺するよ
うな歪をフィルタ入力前の送信信号に対して予め与える
イコライザを有するものである。
装置は、フィルタが群遅延偏差を有することによってフ
ィルタを通過する信号に与えられる線形歪を相殺するよ
うな歪をフィルタ入力前の送信信号に対して予め与える
イコライザを有するものである。
【0037】以下、図1及び図2を用いて、本実施の形
態に係る送信装置について説明する。図1は、本発明の
実施の形態1に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る送
信装置のイコライザの機能を示す模式図である。
態に係る送信装置について説明する。図1は、本発明の
実施の形態1に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る送
信装置のイコライザの機能を示す模式図である。
【0038】図1において、歪補償部101は、送信信
号のI成分及びQ成分それぞれに対して、後述する増幅
器106における入出力特性の逆特性を与える。D/A
変換器102は、歪補償後の送信データのI成分及びQ
成分それぞれをアナログ信号に変換する。
号のI成分及びQ成分それぞれに対して、後述する増幅
器106における入出力特性の逆特性を与える。D/A
変換器102は、歪補償後の送信データのI成分及びQ
成分それぞれをアナログ信号に変換する。
【0039】イコライザ(EQ)103は、後述するポ
ストフィルタ104によって与えられる歪の逆特性を有
する歪を通過する送信信号に与える。ポストフィルタ1
04は、アナログ信号変換後の送信データのI成分及び
Q成分それぞれから不要な周波数成分を除去する。ポス
トフィルタ104は、図2のに示すような群遅延特性
を有するため、イコライザ103は、図2のに示すよ
うな群遅延特性、すなわちポストフィルタ104によっ
て与えられる歪を打ち消すような歪を与える群遅延特
性、を有する。
ストフィルタ104によって与えられる歪の逆特性を有
する歪を通過する送信信号に与える。ポストフィルタ1
04は、アナログ信号変換後の送信データのI成分及び
Q成分それぞれから不要な周波数成分を除去する。ポス
トフィルタ104は、図2のに示すような群遅延特性
を有するため、イコライザ103は、図2のに示すよ
うな群遅延特性、すなわちポストフィルタ104によっ
て与えられる歪を打ち消すような歪を与える群遅延特
性、を有する。
【0040】直交変調器105は、入力されたI成分及
びQ成分を直交変調し、増幅器106は、直交変調され
た送信信号を増幅する。
びQ成分を直交変調し、増幅器106は、直交変調され
た送信信号を増幅する。
【0041】次いで、上記構成を有する送信装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0042】送信信号のI成分及びQ成分は、まず、歪
補償部101によって歪が与えられ、後に増幅器106
によって非線形歪が与えられることによって相殺される
に相当する歪を有する信号に変換される。
補償部101によって歪が与えられ、後に増幅器106
によって非線形歪が与えられることによって相殺される
に相当する歪を有する信号に変換される。
【0043】次いで、D/A変換器102によってアナ
ログ信号に変換された送信信号は、イコライザ103を
通される。送信信号のI成分及びQ成分は、イコライザ
103の有する群遅延偏差の影響によってそれぞれ線形
歪が与えられ、後にポストフィルタ104によって与え
られる線形歪によって相殺されるに相当する歪を有する
信号となる。
ログ信号に変換された送信信号は、イコライザ103を
通される。送信信号のI成分及びQ成分は、イコライザ
103の有する群遅延偏差の影響によってそれぞれ線形
歪が与えられ、後にポストフィルタ104によって与え
られる線形歪によって相殺されるに相当する歪を有する
信号となる。
【0044】次いで、送信信号のI成分及びQ成分は、
ポストフィルタ104を通される。ポストフィルタ10
4によって不要周波数成分が除去され、又、線形歪が与
えられる。ここで、送信信号には、ポストフィルタ10
4によって与えられる線形歪と相殺されるような歪が予
めイコライザ103によって与えられているため、ポス
トフィルタ104の出力は、図2のに示すように、理
想的な不要周波数成分除去が行われた状態となり、線形
歪を含まない信号とすることができる。
ポストフィルタ104を通される。ポストフィルタ10
4によって不要周波数成分が除去され、又、線形歪が与
えられる。ここで、送信信号には、ポストフィルタ10
4によって与えられる線形歪と相殺されるような歪が予
めイコライザ103によって与えられているため、ポス
トフィルタ104の出力は、図2のに示すように、理
想的な不要周波数成分除去が行われた状態となり、線形
歪を含まない信号とすることができる。
【0045】次いで、送信信号は、直交変調器105に
よって直交変調され、増幅器106によって増幅され
る。この増幅によって送信信号に与えられる非線形歪
は、歪補償部101で予め与えられた歪と相殺される。
よって直交変調され、増幅器106によって増幅され
る。この増幅によって送信信号に与えられる非線形歪
は、歪補償部101で予め与えられた歪と相殺される。
【0046】このように、本実施の形態によれば、イコ
ライザによって、フィルタ通過によって生じる線形歪を
相殺するような歪をフィルタ入力前の送信信号に対して
予め与えるため、ポストフィルタが群遅延偏差を有する
ことによる線形歪の影響を除去することができ、プリデ
ィストーション歪補償処理の精度を向上させることがで
きる。
ライザによって、フィルタ通過によって生じる線形歪を
相殺するような歪をフィルタ入力前の送信信号に対して
予め与えるため、ポストフィルタが群遅延偏差を有する
ことによる線形歪の影響を除去することができ、プリデ
ィストーション歪補償処理の精度を向上させることがで
きる。
【0047】又、本実施の形態によれば、ポストフィル
タによって与えられる線形歪を除去するためにサンプリ
ング周波数を高くすることもなく、歪補償部・D/A変
換器等の消費電力が増加することもない。
タによって与えられる線形歪を除去するためにサンプリ
ング周波数を高くすることもなく、歪補償部・D/A変
換器等の消費電力が増加することもない。
【0048】(実施の形態2)本実施の形態に係る送信
装置は、イコライザにディジタル・イコライザを用いる
こと以外は実施の形態1と同様の構成を有する。
装置は、イコライザにディジタル・イコライザを用いる
こと以外は実施の形態1と同様の構成を有する。
【0049】以下、図3を用いて、本実施の形態に係る
送信装置について説明する。図3は、本発明の実施の形
態2に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。なお、図3においては図1と同様の構成には同一
の符号を付し、詳しい説明は省略する。
送信装置について説明する。図3は、本発明の実施の形
態2に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。なお、図3においては図1と同様の構成には同一
の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0050】イコライザ(EQ)301は、ディジタル
・イコライザであり、実施の形態1とは異なり、D/A
変換器102の前段に設けられている。しかし、イコラ
イザ301の機能は、実施の形態1のイコライザ103
の機能と同様であり、ポストフィルタ104によって与
えられる線形歪を相殺するような歪を通過する信号に与
え得る群遅延特性を有する。
・イコライザであり、実施の形態1とは異なり、D/A
変換器102の前段に設けられている。しかし、イコラ
イザ301の機能は、実施の形態1のイコライザ103
の機能と同様であり、ポストフィルタ104によって与
えられる線形歪を相殺するような歪を通過する信号に与
え得る群遅延特性を有する。
【0051】このように、本実施の形態によれば、イコ
ライザにディジタル・イコライザを用い、イコライザの
処理をディジタル信号処理で行うため、同じ機能・目的
のアナログ信号処理の場合よりもハードウェア規模を小
型化することができ、又、イコライザの群遅延特性の安
定化を図ることができる。
ライザにディジタル・イコライザを用い、イコライザの
処理をディジタル信号処理で行うため、同じ機能・目的
のアナログ信号処理の場合よりもハードウェア規模を小
型化することができ、又、イコライザの群遅延特性の安
定化を図ることができる。
【0052】(実施の形態3)本実施の形態に係る送信
装置は、フィルタの群遅延特性の個体差に応じてイコラ
イザがフィルタ入力前の送信信号に与える線形歪を可変
とすることを除いて実施の形態2と同様の構成を有す
る。
装置は、フィルタの群遅延特性の個体差に応じてイコラ
イザがフィルタ入力前の送信信号に与える線形歪を可変
とすることを除いて実施の形態2と同様の構成を有す
る。
【0053】以下、図4を用いて、本実施の形態に係る
送信装置について説明する。図4は、本発明の実施の形
態3に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。なお、図4においては図3と同様の構成には同一
の符号を付し、詳しい説明は省略する。
送信装置について説明する。図4は、本発明の実施の形
態3に係る送信装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。なお、図4においては図3と同様の構成には同一
の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0054】イコライザ(EQ)401は、実施の形態
2のイコライザ301と同様のディジタル・イコライザ
であり、但しその群遅延特性が外部から設定できる構成
を採る。
2のイコライザ301と同様のディジタル・イコライザ
であり、但しその群遅延特性が外部から設定できる構成
を採る。
【0055】イコライザ(EQ)特性設定部402は、
複数の群遅延特性を保持し、イコライザ401の群遅延
特性をイコライザ外部から設定する。制御部403は、
アナログ信号処理を行うデバイスであるポストフィルタ
の群遅延特性の個体差に応じて、いずれの群遅延特性を
イコライザ401に設定するかをイコライザ特性設定部
402に指示する。
複数の群遅延特性を保持し、イコライザ401の群遅延
特性をイコライザ外部から設定する。制御部403は、
アナログ信号処理を行うデバイスであるポストフィルタ
の群遅延特性の個体差に応じて、いずれの群遅延特性を
イコライザ401に設定するかをイコライザ特性設定部
402に指示する。
【0056】制御部403は、例えば装置出荷時の試験
等によって判明したポストフィルタの群遅延特性の個体
差に応じて適切な群遅延特性を選択し、イコライザ特性
設定部402に指示する。
等によって判明したポストフィルタの群遅延特性の個体
差に応じて適切な群遅延特性を選択し、イコライザ特性
設定部402に指示する。
【0057】このように、本実施の形態によれば、ポス
トフィルタの群遅延特性の個体差に応じて、イコライザ
がフィルタ入力前の信号に与える線形歪を変えることが
できるため、フィルタ通過によって生じる線形歪を適切
に除去し、増幅器による非線形歪を適切に補償すること
ができる。
トフィルタの群遅延特性の個体差に応じて、イコライザ
がフィルタ入力前の信号に与える線形歪を変えることが
できるため、フィルタ通過によって生じる線形歪を適切
に除去し、増幅器による非線形歪を適切に補償すること
ができる。
【0058】(実施の形態4)本実施の形態に係る送信
装置は、イコライザによってフィルタ入力前の送信信号
に与える線形歪を装置動作中に適応的に変えることがで
きることを除いて実施の形態3と同様の構成を有する。
装置は、イコライザによってフィルタ入力前の送信信号
に与える線形歪を装置動作中に適応的に変えることがで
きることを除いて実施の形態3と同様の構成を有する。
【0059】本実施の形態に係る送信装置は、図4にお
いて、制御部403が、装置動作中に、種々のパラメー
タ、例えば、装置温度、装置電源電圧等を監視し、いず
れの群遅延特性を用いるのが適切であるかを判定し、イ
コライザ特性設定部402に指示する。
いて、制御部403が、装置動作中に、種々のパラメー
タ、例えば、装置温度、装置電源電圧等を監視し、いず
れの群遅延特性を用いるのが適切であるかを判定し、イ
コライザ特性設定部402に指示する。
【0060】このように、本実施の形態によれば、動作
環境に応じてイコライザがフィルタ入力前の信号に与え
る線形歪を適応的に変えることができるため、フィルタ
通過によって生じる線形歪を適切に除去し、増幅器によ
る非線形歪を適切に補償することができる。
環境に応じてイコライザがフィルタ入力前の信号に与え
る線形歪を適応的に変えることができるため、フィルタ
通過によって生じる線形歪を適切に除去し、増幅器によ
る非線形歪を適切に補償することができる。
【0061】なお、上記実施の形態1から実施の形態4
においては、イコライザを用いる場合について述べた
が、フィルタ通過によって送信信号に生じる線形歪を相
殺する効果を有する構成ならばイコライザ以外の構成を
採ってもよい。又、本発明の適用は、直交変調を行う送
信装置に限られない。
においては、イコライザを用いる場合について述べた
が、フィルタ通過によって送信信号に生じる線形歪を相
殺する効果を有する構成ならばイコライザ以外の構成を
採ってもよい。又、本発明の適用は、直交変調を行う送
信装置に限られない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イコライザによって、フィルタ入力前の送信信号に対
し、フィルタによって与えられる線形歪を相殺するよう
な歪を予め与えておくことによって、送信信号がフィル
タから受ける線形歪の影響を防止ことができるため、送
信信号に対するプリディストーション歪補償処理の精度
を向上させることができる。
イコライザによって、フィルタ入力前の送信信号に対
し、フィルタによって与えられる線形歪を相殺するよう
な歪を予め与えておくことによって、送信信号がフィル
タから受ける線形歪の影響を防止ことができるため、送
信信号に対するプリディストーション歪補償処理の精度
を向上させることができる。
【0063】又、ポストフィルタによって与えられる線
形歪を除去するためにサンプリング周波数を高くするこ
ともなく、歪補償部・D/A変換器等における消費電力
が増加することもない。
形歪を除去するためにサンプリング周波数を高くするこ
ともなく、歪補償部・D/A変換器等における消費電力
が増加することもない。
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る送信装置のイコラ
イザの機能を示す模式図
イザの機能を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態2に係る送信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
成を示す要部ブロック図
【図4】本発明の実施の形態3及び4に係る送信装置の
概略構成を示す要部ブロック図
概略構成を示す要部ブロック図
【図5】従来の送信装置の概略構成を示す要部ブロック
図
図
【図6】従来の送信装置におけるプリディストーション
の機能を示す模式図
の機能を示す模式図
【図7】(a)ポストフィルタの群遅延特性を示す模式
図 (b)ポストフィルタの入出力波形の偏差を示す模式図
図 (b)ポストフィルタの入出力波形の偏差を示す模式図
101 歪補償部 102 D/A変換器 103 イコライザ 104 ポストフィルタ 105 直交変調器 106 増幅器 301 イコライザ 401 イコライザ 402 イコライザ特性設定部 403 制御部
Claims (9)
- 【請求項1】 送信信号を増幅する際に生じる非線形歪
を相殺するための歪を予め送信信号に与える非線形歪補
償手段と、送信信号から不要周波数成分を除去する周波
数抽出手段と、この周波数抽出手段が送信信号に与える
線形歪を相殺するための歪を予め送信信号に与える線形
歪補償手段と、を具備することを特徴とする送信装置。 - 【請求項2】 前記線形歪補償手段は、ディジタル信号
処理によって成ることを特徴とする請求項1記載の送信
装置。 - 【請求項3】 前記線形歪補償手段は、前記周波数抽出
手段の有する群遅延偏差の個体差に応じて前記線形歪補
償手段の群遅延特性を変えることによって、送信信号に
対して予め与える線形歪を変えることを特徴とする請求
項2記載の送信装置。 - 【請求項4】 前記線形歪補償手段は、装置動作環境に
応じて群遅延特性を変えることによって、送信信号に対
して予め与える線形歪を適応的に変えることを特徴とす
る請求項2又は請求項3記載の送信装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の送信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の通信端末装置と通信を行
うことを特徴とする基地局装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の送信装置を具備することを特徴とする基地局装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の基地局装置と通信を行う
ことを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項9】 送信信号を増幅する際に生じる非線形歪
を相殺するための歪を送信信号に予め与え、送信信号か
ら不要周波数成分を除去する際に生じる線形歪を相殺す
るための歪を送信信号に予め与え、送信信号から不要周
波数成分を除去し、送信信号を増幅することを特徴とす
るプリディストーション歪補償方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11107352A JP2000299652A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11107352A JP2000299652A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000299652A true JP2000299652A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14456892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11107352A Pending JP2000299652A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000299652A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002091612A1 (fr) * | 2001-05-01 | 2002-11-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Procede et appareil d'elimination de distortion |
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JP3518456B2 (ja) | 1999-12-16 | 2004-04-12 | 日本電気株式会社 | If群遅延補償装置およびそれを備えたテレビ送信装置 |
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JP2015023475A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 富士通株式会社 | 位相補償回路および位相補償方法 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP11107352A patent/JP2000299652A/ja active Pending
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