JP2000292296A - ダイヤフラム真空計 - Google Patents
ダイヤフラム真空計Info
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- JP2000292296A JP2000292296A JP11096933A JP9693399A JP2000292296A JP 2000292296 A JP2000292296 A JP 2000292296A JP 11096933 A JP11096933 A JP 11096933A JP 9693399 A JP9693399 A JP 9693399A JP 2000292296 A JP2000292296 A JP 2000292296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】測定する真空度の範囲を広げ、真空度測定作業
性を向上させることができ、且つ廉価で実用的なダイヤ
フラム真空計を提供する。 【解決手段】第1の真空度に維持された第1の真空基準
圧力室11と、第1の真空度よりも高い真空度の第2の
真空度に維持された第2の真空基準圧力室21とを設
け、第2の真空基準圧力室21を密封する第2のダイヤ
フラム22に第1のダイヤフラム12を接続することに
より第1の真空基準圧力室11を密封し、第1のダイヤ
フラム12と第1の真空基準圧力室11の内部に設けら
れた固定電極3との間に発生する静電容量から真空圧力
測定室2の真空度を測定する。
性を向上させることができ、且つ廉価で実用的なダイヤ
フラム真空計を提供する。 【解決手段】第1の真空度に維持された第1の真空基準
圧力室11と、第1の真空度よりも高い真空度の第2の
真空度に維持された第2の真空基準圧力室21とを設
け、第2の真空基準圧力室21を密封する第2のダイヤ
フラム22に第1のダイヤフラム12を接続することに
より第1の真空基準圧力室11を密封し、第1のダイヤ
フラム12と第1の真空基準圧力室11の内部に設けら
れた固定電極3との間に発生する静電容量から真空圧力
測定室2の真空度を測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空度に応じて変
形するダイヤフラムと固定電極との間に発生する静電容
量から真空度(気体圧力)を測定するダイヤフラム真空
計に係わり、特に測定する真空度の範囲が広い、すなわ
ちワイドレンジのダイヤフラム真空計に関する。
形するダイヤフラムと固定電極との間に発生する静電容
量から真空度(気体圧力)を測定するダイヤフラム真空
計に係わり、特に測定する真空度の範囲が広い、すなわ
ちワイドレンジのダイヤフラム真空計に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造するプラズマエッチン
グ装置やスパッタ装置等の製造装置において、真空チャ
ンバーの真空度を測定するためにダイヤフラム真空計が
用いられる。
グ装置やスパッタ装置等の製造装置において、真空チャ
ンバーの真空度を測定するためにダイヤフラム真空計が
用いられる。
【0003】図6を参照して従来のダイヤフラム真空計
を説明する。
を説明する。
【0004】ステンレススチール等の金属から成る外囲
器40の内部が金属薄膜から成るダイヤフラム(隔膜)
42により仕切られ、一方が真空度を測定する真空圧力
測定室43となり、他方が所定の真空度に維持された真
空基準圧力室41となっている。
器40の内部が金属薄膜から成るダイヤフラム(隔膜)
42により仕切られ、一方が真空度を測定する真空圧力
測定室43となり、他方が所定の真空度に維持された真
空基準圧力室41となっている。
【0005】真空圧力測定室43のポート44は真空バ
ルブ45を通して真空度を測定する真空チャンバー46
に接続されており、測定時に真空バルブ45を開にする
ことにより真空圧力測定室43は真空チャンバー46と
同じ真空度になる。
ルブ45を通して真空度を測定する真空チャンバー46
に接続されており、測定時に真空バルブ45を開にする
ことにより真空圧力測定室43は真空チャンバー46と
同じ真空度になる。
【0006】真空基準圧力室43の内部にはダイヤフラ
ム42と対面して固定電極47が設けられ、固定電極に
接続したリード48が絶縁ブッシュ49を通して外囲器
40の外部に引き出されている。
ム42と対面して固定電極47が設けられ、固定電極に
接続したリード48が絶縁ブッシュ49を通して外囲器
40の外部に引き出されている。
【0007】真空基準圧力室41は所定の真空度に維持
されている。ここでは125Torrに維持された場合
を例示して説明する。このような真空基準圧力室41の
真空度は、真空ポンプにより真空引きを行い、バリウム
ゲッタを電流通電により飛ばして、125Torrに安
定した時点で封止することにより得られる。
されている。ここでは125Torrに維持された場合
を例示して説明する。このような真空基準圧力室41の
真空度は、真空ポンプにより真空引きを行い、バリウム
ゲッタを電流通電により飛ばして、125Torrに安
定した時点で封止することにより得られる。
【0008】図6(A)は真空圧力測定室43の真空
度、すなわち真空チャンバー46の真空度が250To
rrの時のダイヤフラム42の状態を示している。真空
基準圧力室41よりも真空圧力測定室43の方が低真空
度、すなわち高い気体圧力となっているから、ダイヤフ
ラム42は固定電極47に近づくような湾曲形状となっ
ている。
度、すなわち真空チャンバー46の真空度が250To
rrの時のダイヤフラム42の状態を示している。真空
基準圧力室41よりも真空圧力測定室43の方が低真空
度、すなわち高い気体圧力となっているから、ダイヤフ
ラム42は固定電極47に近づくような湾曲形状となっ
ている。
【0009】図6(B)は真空圧力測定室43の真空
度、すなわち真空チャンバー45の真空度が1Torr
の時のダイヤフラム42の状態を示している。真空基準
圧力室41よりも真空圧力測定室43の方が高真空度、
すなわち低い気体圧力となっているから、ダイヤフラム
42は固定電極47から離間するような湾曲形状となっ
ている。
度、すなわち真空チャンバー45の真空度が1Torr
の時のダイヤフラム42の状態を示している。真空基準
圧力室41よりも真空圧力測定室43の方が高真空度、
すなわち低い気体圧力となっているから、ダイヤフラム
42は固定電極47から離間するような湾曲形状となっ
ている。
【0010】したがって、ダイヤフラムと固定電極との
間に発生する静電容量は真空圧力測定室43の真空度が
250Torrの図6(A)の場合が大きくなり、真空
圧力測定室43の真空度が1Torrの図6(B)の場
合が小さくなる。そして250Torrと1Torr間
の真空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、
ダイヤフラム42が固定電極47から離間していくから
静電容量が小さくなっていく。
間に発生する静電容量は真空圧力測定室43の真空度が
250Torrの図6(A)の場合が大きくなり、真空
圧力測定室43の真空度が1Torrの図6(B)の場
合が小さくなる。そして250Torrと1Torr間
の真空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、
ダイヤフラム42が固定電極47から離間していくから
静電容量が小さくなっていく。
【0011】通常は接地されている金属外囲器40に金
属薄膜のダイヤフラムが接続されているから、リード4
9と接地間の静電容量を測定し、予め求めておいた当該
ダイヤフラム真空計における真空圧力測定室43の真空
度と静電容量との関係から、真空圧力測定室43の真空
度、すなわち真空チャンバー45の真空度を得ることが
できる。
属薄膜のダイヤフラムが接続されているから、リード4
9と接地間の静電容量を測定し、予め求めておいた当該
ダイヤフラム真空計における真空圧力測定室43の真空
度と静電容量との関係から、真空圧力測定室43の真空
度、すなわち真空チャンバー45の真空度を得ることが
できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来技術では、一枚のダイヤフラムの形状変形には限
界があるから狭い範囲の真空度しか測定することがでな
い。
な従来技術では、一枚のダイヤフラムの形状変形には限
界があるから狭い範囲の真空度しか測定することがでな
い。
【0013】例えば図6(B)の状態が固定電極47か
ら離間する湾曲形状の限界である場合は、1Torrよ
りも高真空度の場合は測定することができない。
ら離間する湾曲形状の限界である場合は、1Torrよ
りも高真空度の場合は測定することができない。
【0014】このために従来は他の真空度範囲測定用の
ダイヤフラム真空計を別に用意して対処していたが、こ
のような方法は測定する真空度の状態に応じてダイヤフ
ラム真空計を取り替えなければならないから測定作業の
効率が悪いものとなる。
ダイヤフラム真空計を別に用意して対処していたが、こ
のような方法は測定する真空度の状態に応じてダイヤフ
ラム真空計を取り替えなければならないから測定作業の
効率が悪いものとなる。
【0015】また高真空度用(低気体圧力用)ダイヤフ
ラム真空計と低真空度用(高気体圧力用)ダイヤフラム
真空計とを切り換え機構部(バルブ等)により切り換え
て使用する方法は、切り換え作業がともなうために人為
的ミスを回避することができず、やはり測定作業の効率
が悪いものとなる。
ラム真空計と低真空度用(高気体圧力用)ダイヤフラム
真空計とを切り換え機構部(バルブ等)により切り換え
て使用する方法は、切り換え作業がともなうために人為
的ミスを回避することができず、やはり測定作業の効率
が悪いものとなる。
【0016】また、特開平7−12668号公報では、
一つの真空基準圧力室内に複数の固定電極を設け、それ
ぞれの固定電極に真空度に応じて互いに異なる変化を行
うダイヤフラムを対面させ、外部入力端子から信号を制
御部に入力することにより複数の固定電極−ダイヤフラ
ム対のうちのどの対で得られた静電容量が適しているの
かを判定して出力するダイヤフラム真空計が開示されて
いる。
一つの真空基準圧力室内に複数の固定電極を設け、それ
ぞれの固定電極に真空度に応じて互いに異なる変化を行
うダイヤフラムを対面させ、外部入力端子から信号を制
御部に入力することにより複数の固定電極−ダイヤフラ
ム対のうちのどの対で得られた静電容量が適しているの
かを判定して出力するダイヤフラム真空計が開示されて
いる。
【0017】しかしながらこのダイヤフラム真空計は、
複数の静電容量値から最適のものを判定し選択する必要
があるから全体として高価で複雑のものになってしま
う。
複数の静電容量値から最適のものを判定し選択する必要
があるから全体として高価で複雑のものになってしま
う。
【0018】したがって本発明の目的は、測定する真空
度の範囲を広げ、真空度測定作業性を向上させることが
でき、且つ廉価で実用的なダイヤフラム真空計を提供す
ることにある。
度の範囲を広げ、真空度測定作業性を向上させることが
でき、且つ廉価で実用的なダイヤフラム真空計を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、真空度
が測定される真空圧力測定室と所定の真空度に維持され
た真空基準圧力室との間に、真空圧力測定室の真空度に
応じて変形するダイヤフラムを設け、ダイヤフラムと真
空基準圧力室の内部に設けられた固定電極との間に発生
する静電容量から真空圧力測定室の真空度を測定するダ
イヤフラム真空計において、第1の真空度に維持された
第1の真空基準圧力室と、前記第1の真空度よりも高い
真空度の第2の真空度に維持された第2の真空基準圧力
室、すなわち、第1の真空基準圧力室の気体圧力より低
い気体圧力に維持された第2の真空基準圧力室と、前記
第2の真空基準圧力室を密封する第2のダイヤフラム
と、前記第2の真空基準圧力室上において前記第2のダ
イヤフラムに接続することによって前記第1の真空基準
圧力室を密封する第1のダイヤフラムとを有し、前記第
1のダイヤフラムと前記第1の真空基準圧力室の内部に
設けられた固定電極との間に発生する静電容量から前記
真空圧力測定室の真空度を測定するダイヤフラム真空計
にある。
が測定される真空圧力測定室と所定の真空度に維持され
た真空基準圧力室との間に、真空圧力測定室の真空度に
応じて変形するダイヤフラムを設け、ダイヤフラムと真
空基準圧力室の内部に設けられた固定電極との間に発生
する静電容量から真空圧力測定室の真空度を測定するダ
イヤフラム真空計において、第1の真空度に維持された
第1の真空基準圧力室と、前記第1の真空度よりも高い
真空度の第2の真空度に維持された第2の真空基準圧力
室、すなわち、第1の真空基準圧力室の気体圧力より低
い気体圧力に維持された第2の真空基準圧力室と、前記
第2の真空基準圧力室を密封する第2のダイヤフラム
と、前記第2の真空基準圧力室上において前記第2のダ
イヤフラムに接続することによって前記第1の真空基準
圧力室を密封する第1のダイヤフラムとを有し、前記第
1のダイヤフラムと前記第1の真空基準圧力室の内部に
設けられた固定電極との間に発生する静電容量から前記
真空圧力測定室の真空度を測定するダイヤフラム真空計
にある。
【0020】このような本発明のよれば、測定される真
空度が第2の真空度よりも高真空度になると第2のダイ
ヤフラムが膨らんでこれにより第1のダイヤフラムを持
ち上げて固定電極からさらに離間させていくから、測定
される真空度が第2の真空度となって第1のダイヤフラ
ムが変形の限界となっても、さらに高真空度の領域まで
測定することができる。
空度が第2の真空度よりも高真空度になると第2のダイ
ヤフラムが膨らんでこれにより第1のダイヤフラムを持
ち上げて固定電極からさらに離間させていくから、測定
される真空度が第2の真空度となって第1のダイヤフラ
ムが変形の限界となっても、さらに高真空度の領域まで
測定することができる。
【0021】ここで、前記真空圧力測定室が前記第2の
真空基準圧力室よりも低真空度の際に、すなわち、前記
真空圧力測定室が前記第2の真空基準圧力室よりも高い
気体圧力の際に、前記第2のダイヤフラムが前記第2の
真空基準圧力室の内部に入り込まないストッパー部材が
設けられていることができる。この場合、前記第1のダ
イヤフラムが前記第2のダイヤフラムに接続する箇所は
前記ストッパー部材上に位置していると、第2の真空度
よりも低真空度の測定の際に、すなわち、第2の真空基
準圧力室の気体圧力よりも高い真空圧力測定室の気圧力
を測定する際に、第1のダイヤフラムの周端接続部の高
さが一定となるから好ましい。
真空基準圧力室よりも低真空度の際に、すなわち、前記
真空圧力測定室が前記第2の真空基準圧力室よりも高い
気体圧力の際に、前記第2のダイヤフラムが前記第2の
真空基準圧力室の内部に入り込まないストッパー部材が
設けられていることができる。この場合、前記第1のダ
イヤフラムが前記第2のダイヤフラムに接続する箇所は
前記ストッパー部材上に位置していると、第2の真空度
よりも低真空度の測定の際に、すなわち、第2の真空基
準圧力室の気体圧力よりも高い真空圧力測定室の気圧力
を測定する際に、第1のダイヤフラムの周端接続部の高
さが一定となるから好ましい。
【0022】さらに、前記第2のダイヤフラムを支持す
る両端間の中央箇所は他の箇所より大きく変化するか
ら、ここに前記第1のダイヤフラムが接続すると、第2
のダイヤフラムの変化を効率よく第1のダイヤフラムの
固定電極からの距離の変化に反映させることができる。
る両端間の中央箇所は他の箇所より大きく変化するか
ら、ここに前記第1のダイヤフラムが接続すると、第2
のダイヤフラムの変化を効率よく第1のダイヤフラムの
固定電極からの距離の変化に反映させることができる。
【0023】また、第1のダイヤフラムはその中心に対
して対称の形状であることが求められているから、前記
第2の真空基準圧力室は前記第1の真空基準圧力室の周
りに設けられていることが好ましい。
して対称の形状であることが求められているから、前記
第2の真空基準圧力室は前記第1の真空基準圧力室の周
りに設けられていることが好ましい。
【0024】また、真空度の測定範囲をさらに広げる場
合は、前記第2の真空度よりも高い真空度の第3の真空
度に維持された第3の真空基準圧力室、すなわち、第2
の真空基準圧力室の気体圧力より低い気体圧力に維持さ
れた第3の真空基準圧力室と、前記第3の真空基準圧力
室を密封する第3のダイヤフラムとを有し、前記第3の
真空基準圧力室上において前記第2のダイヤフラムが前
記第3のダイヤフラムに接続していることができる。
合は、前記第2の真空度よりも高い真空度の第3の真空
度に維持された第3の真空基準圧力室、すなわち、第2
の真空基準圧力室の気体圧力より低い気体圧力に維持さ
れた第3の真空基準圧力室と、前記第3の真空基準圧力
室を密封する第3のダイヤフラムとを有し、前記第3の
真空基準圧力室上において前記第2のダイヤフラムが前
記第3のダイヤフラムに接続していることができる。
【0025】この場合も対称性の観点から前記第3の真
空基準圧力室は前記第2の真空基準圧力室の周りに設け
られていることが望ましい。
空基準圧力室は前記第2の真空基準圧力室の周りに設け
られていることが望ましい。
【0026】また、半導体装置を製造するプラズマエッ
チング装置やスパッタ装置等の真空チャンバーは反応ガ
スを用いているから、前記ダイヤフラムはニッケル系の
耐腐食性合金の金属薄膜、例えばインコネル薄膜である
ことが好ましい。
チング装置やスパッタ装置等の真空チャンバーは反応ガ
スを用いているから、前記ダイヤフラムはニッケル系の
耐腐食性合金の金属薄膜、例えばインコネル薄膜である
ことが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
する。
【0028】図1は本発明の第1の実施の形態のダイヤ
フラム真空計の断面図であり、特に各真空度の於けるダ
イヤフラムの形状の変化を示している。また、図2は図
1のA−A部において矢印の方向を視た平面図であり、
各ダイヤフラムの図示は省略している。
フラム真空計の断面図であり、特に各真空度の於けるダ
イヤフラムの形状の変化を示している。また、図2は図
1のA−A部において矢印の方向を視た平面図であり、
各ダイヤフラムの図示は省略している。
【0029】ステンレススチール等の金属から成る外囲
器10は、直径76mm、高さ100mmの円筒形の側
部分を有し、底部分から平坦上面を有する固定電極3に
接続したリード5が絶縁ブッシュ4を通して外囲器10
の外部に引き出されており、上部分に真空バルブ6を通
して真空度を測定する真空チャンバー7に接続するポー
ト15が設けられている。
器10は、直径76mm、高さ100mmの円筒形の側
部分を有し、底部分から平坦上面を有する固定電極3に
接続したリード5が絶縁ブッシュ4を通して外囲器10
の外部に引き出されており、上部分に真空バルブ6を通
して真空度を測定する真空チャンバー7に接続するポー
ト15が設けられている。
【0030】この真空チャンバー7は、半導体装置を製
造するプラズマエッチング装置やスパッタ装置等の製造
装置において減圧状態(真空状態)で反応ガスにより半
導体ウエハーの処理を行うチャンバーである。
造するプラズマエッチング装置やスパッタ装置等の製造
装置において減圧状態(真空状態)で反応ガスにより半
導体ウエハーの処理を行うチャンバーである。
【0031】外囲器10の内部に、断面がL字型のステ
ンレススチール等の金属から成る内囲器20が設けられ
ている。内囲器20の底部分の端面は外囲器10の側部
分の内面に連続溶接されている。
ンレススチール等の金属から成る内囲器20が設けられ
ている。内囲器20の底部分の端面は外囲器10の側部
分の内面に連続溶接されている。
【0032】リング平面形状の第2のダイヤフラム(隔
膜)22の内周端部が内囲器20の側部分の端面(図で
上面)と連続溶接され、外周端部が外囲器10の側部分
の内面に連続溶接されることにより、気密封止された第
2の真空基準圧力室21を構成している。さらに、第2
の真空基準圧力室21の入り口の中央部(外囲器と内囲
器との間の中央部)にはリング状のステンレススチール
等の金属から成るストッパー部材24が第2のダイヤフ
ラム22の下に設けられている。
膜)22の内周端部が内囲器20の側部分の端面(図で
上面)と連続溶接され、外周端部が外囲器10の側部分
の内面に連続溶接されることにより、気密封止された第
2の真空基準圧力室21を構成している。さらに、第2
の真空基準圧力室21の入り口の中央部(外囲器と内囲
器との間の中央部)にはリング状のステンレススチール
等の金属から成るストッパー部材24が第2のダイヤフ
ラム22の下に設けられている。
【0033】また、円盤平面形状の上の第1のダイヤフ
ラム(隔膜)12の外周端部が第2のダイヤフラム22
の中央部の上面に連続溶接されて気密封止された第1の
真空基準圧力室11を構成している。すなわち第1のダ
イヤフラム12の周端部と第2のダイヤフラム22とが
溶接により連続的に接続される接続部13はストッパー
部材24の上方に位置している。
ラム(隔膜)12の外周端部が第2のダイヤフラム22
の中央部の上面に連続溶接されて気密封止された第1の
真空基準圧力室11を構成している。すなわち第1のダ
イヤフラム12の周端部と第2のダイヤフラム22とが
溶接により連続的に接続される接続部13はストッパー
部材24の上方に位置している。
【0034】第1及び第2のダイヤフラム12,22は
ニッケル系の耐腐食性合金の金属薄膜である例えばイン
コネル薄膜から成っており、たがいに同じ膜厚となって
いる。
ニッケル系の耐腐食性合金の金属薄膜である例えばイン
コネル薄膜から成っており、たがいに同じ膜厚となって
いる。
【0035】図2に示すように、固定電極3を中心に、
内囲器20の側部分、ストッパー部材24、第1のダイ
ヤフラム12と第2のダイヤフラム22との接続部(溶
接部)13及び外囲器10の側部分は同心円状の配列の
平面形状となっている。尚、ストッパー部材24は複数
のブリッジにより外囲器及び内囲器の側部分に接続支持
されているが、図面が煩雑となるから図示を省略してい
る。
内囲器20の側部分、ストッパー部材24、第1のダイ
ヤフラム12と第2のダイヤフラム22との接続部(溶
接部)13及び外囲器10の側部分は同心円状の配列の
平面形状となっている。尚、ストッパー部材24は複数
のブリッジにより外囲器及び内囲器の側部分に接続支持
されているが、図面が煩雑となるから図示を省略してい
る。
【0036】そして、第1のダイヤフラム12及び第2
のダイヤフラム22の溶接部13より外側の部分によっ
て真空度が測定される真空圧力測定室2との境界を構成
している。
のダイヤフラム22の溶接部13より外側の部分によっ
て真空度が測定される真空圧力測定室2との境界を構成
している。
【0037】真空圧力測定室2がどの範囲の真空度であ
っても第1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発
生する静電容量から真空圧力測定室の真空度を測定す
る。
っても第1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発
生する静電容量から真空圧力測定室の真空度を測定す
る。
【0038】すなわち、通常は接地されている金属外囲
器10に金属薄膜の第1のダイヤフラム12が第2ダイ
ヤフラム22を介して接続されているから、リード5と
接地間の静電容量を測定し、予め求めておいた当該ダイ
ヤフラム真空計における真空圧力測定室2の真空度と静
電容量との関係から、真空圧力測定室2の真空度、すな
わち真空チャンバー7の真空度が測定される。
器10に金属薄膜の第1のダイヤフラム12が第2ダイ
ヤフラム22を介して接続されているから、リード5と
接地間の静電容量を測定し、予め求めておいた当該ダイ
ヤフラム真空計における真空圧力測定室2の真空度と静
電容量との関係から、真空圧力測定室2の真空度、すな
わち真空チャンバー7の真空度が測定される。
【0039】第1の真空基準圧力室11の真空度は12
5Torrに維持されている。また、第2の真空基準圧
力室21の真空度は1Torrに維持されている。
5Torrに維持されている。また、第2の真空基準圧
力室21の真空度は1Torrに維持されている。
【0040】このように第1及び第2の真空基準圧力室
11,12を所定の真空度125Torr,1Torr
にするのには、真空ポンプにより真空引きを行い、バリ
ウムゲッタを電流通電により飛ばして、それぞれを12
5Torr及び1Torrに安定した時点で封止するこ
とにより得られる。尚、このための排気管、通電端子等
は、通常の電子管製造技術と同様であるから図示を省略
する。
11,12を所定の真空度125Torr,1Torr
にするのには、真空ポンプにより真空引きを行い、バリ
ウムゲッタを電流通電により飛ばして、それぞれを12
5Torr及び1Torrに安定した時点で封止するこ
とにより得られる。尚、このための排気管、通電端子等
は、通常の電子管製造技術と同様であるから図示を省略
する。
【0041】次に第1の実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0042】測定時に真空バルブ6を開にすることによ
り真空圧力測定室2は測定しようとする真空チャンバー
7と同じ真空度になる。
り真空圧力測定室2は測定しようとする真空チャンバー
7と同じ真空度になる。
【0043】図1(A)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー7の真空度が250Torrの
時の第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示
している。第1の真空基準圧力室11よりも真空圧力測
定室2の方が低真空度、すなわち高い気体圧力となって
いるから、第1のダイヤフラム12は固定電極3に近づ
くような湾曲形状となり、静電容量は高い値となる。
すなわち真空チャンバー7の真空度が250Torrの
時の第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示
している。第1の真空基準圧力室11よりも真空圧力測
定室2の方が低真空度、すなわち高い気体圧力となって
いるから、第1のダイヤフラム12は固定電極3に近づ
くような湾曲形状となり、静電容量は高い値となる。
【0044】この際に、第2の真空基準圧力室21より
も真空圧力測定室2の方がはるかに低真空度であるか
ら、第2のダイヤフラム22はストッパー部材24に押
しつけられている。尚、接続部13よりも内側では両ダ
イヤフラムは密着しているが、2枚のダイヤフラムが存
在していることを明記するために両者を少し離して図示
している。
も真空圧力測定室2の方がはるかに低真空度であるか
ら、第2のダイヤフラム22はストッパー部材24に押
しつけられている。尚、接続部13よりも内側では両ダ
イヤフラムは密着しているが、2枚のダイヤフラムが存
在していることを明記するために両者を少し離して図示
している。
【0045】図1(B)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー6の真空度が1Torrの時の
第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示して
いる。第1の真空基準圧力室11よりも真空圧力測定室
2の方が高真空度、すなわち低い気体圧力となっている
から、第1のダイヤフラム12は固定電極3から離間す
るような湾曲形状となっている。
すなわち真空チャンバー6の真空度が1Torrの時の
第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示して
いる。第1の真空基準圧力室11よりも真空圧力測定室
2の方が高真空度、すなわち低い気体圧力となっている
から、第1のダイヤフラム12は固定電極3から離間す
るような湾曲形状となっている。
【0046】したがって、第1のダイヤフラム12と固
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、250Torrの図1(A)の場合より
も真空度が1Torrの図1(B)の場合が小さくな
る。
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、250Torrの図1(A)の場合より
も真空度が1Torrの図1(B)の場合が小さくな
る。
【0047】そして250Torrと1Torrとの間
の真空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、
第1のダイヤフラム12が固定電極3から離間していく
から静電容量が小さくなっていく。
の真空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、
第1のダイヤフラム12が固定電極3から離間していく
から静電容量が小さくなっていく。
【0048】この際に、第2の真空基準圧力室21と真
空圧力測定室2との真空度は同じであるから、図では第
2のダイヤフラム22がストッパー部材24に押しつけ
られている状態を図示しているが、ストッパー部材24
から離れる状態との境界の状態である。
空圧力測定室2との真空度は同じであるから、図では第
2のダイヤフラム22がストッパー部材24に押しつけ
られている状態を図示しているが、ストッパー部材24
から離れる状態との境界の状態である。
【0049】ダイヤフラムの性質として第1のダイヤフ
ラム12の湾曲形状が図1(B)でほぼ限界の場合は、
真空圧力測定室2がこれ以上の高真空度の場合は、すな
わちこれ以上低い気圧力の場合は従来技術では測定でき
ない。
ラム12の湾曲形状が図1(B)でほぼ限界の場合は、
真空圧力測定室2がこれ以上の高真空度の場合は、すな
わちこれ以上低い気圧力の場合は従来技術では測定でき
ない。
【0050】しかしながら本発明では、これ以上の高真
空度の場合は第2のダイヤフラム22が上方に湾曲形状
となり、これにより第2のダイヤフラム22に接続して
いるが第1のダイヤフラム12も上方に移動するから、
第1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発生する
静電容量の変化により、より高真空度を測定することが
できる。
空度の場合は第2のダイヤフラム22が上方に湾曲形状
となり、これにより第2のダイヤフラム22に接続して
いるが第1のダイヤフラム12も上方に移動するから、
第1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発生する
静電容量の変化により、より高真空度を測定することが
できる。
【0051】図1(C)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-3Torrの
時の第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示
している。第2の真空基準圧力室21よりも真空圧力測
定室2の方が高真空度、すなわち低い気圧力となってい
るから、第2のダイヤフラム22も第1のダイヤフラム
12と同様に上方に湾曲形状となっている。ここではこ
の状態が第2のダイヤフラム22の上方への湾曲形状の
限界とする。
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-3Torrの
時の第1及び第2のダイヤフラム12,22の状態を示
している。第2の真空基準圧力室21よりも真空圧力測
定室2の方が高真空度、すなわち低い気圧力となってい
るから、第2のダイヤフラム22も第1のダイヤフラム
12と同様に上方に湾曲形状となっている。ここではこ
の状態が第2のダイヤフラム22の上方への湾曲形状の
限界とする。
【0052】したがって、第1のダイヤフラム12と固
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、1Torrの図1(B)の場合よりも真
空度が10-3Torrの図1(C)の場合が小さくな
る。
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、1Torrの図1(B)の場合よりも真
空度が10-3Torrの図1(C)の場合が小さくな
る。
【0053】そして1Torrと10-3Torrの1T
orr間の真空度では、真空度が高真空度になるにした
がって、静電容量が小さくなっていく。
orr間の真空度では、真空度が高真空度になるにした
がって、静電容量が小さくなっていく。
【0054】そして図1(B)の状態が第1のダイヤフ
ラム12が上方湾曲の限界の場合は、その形状で図1
(C)まで第2のダイヤフラム22によって上昇してい
くが、図1(B)の状態が第1のダイヤフラム12が上
方湾曲の限界に少し余裕がある場合は、さらに少し湾曲
形状を促進しながら全体が第2のダイヤフラム22によ
って上昇していく。
ラム12が上方湾曲の限界の場合は、その形状で図1
(C)まで第2のダイヤフラム22によって上昇してい
くが、図1(B)の状態が第1のダイヤフラム12が上
方湾曲の限界に少し余裕がある場合は、さらに少し湾曲
形状を促進しながら全体が第2のダイヤフラム22によ
って上昇していく。
【0055】いずれの場合も、予め真空圧力測定室2の
真空度と静電容量との関係を求めておくことにより、測
定された静電容量からその時点に於ける真空圧力測定室
2の250Torr〜10-3Torrの広範囲の真空度
を把握することができる。
真空度と静電容量との関係を求めておくことにより、測
定された静電容量からその時点に於ける真空圧力測定室
2の250Torr〜10-3Torrの広範囲の真空度
を把握することができる。
【0056】図3及び図4は本発明の第2の実施の形態
のダイヤフラム真空計の断面図であり、特に各真空度に
於けるダイヤフラムの形状の変化を示している。また、
図5は図3のB−B部において矢印の方向を視た平面図
であり、ダイヤフラムの図示は省略している。尚、図3
乃至図5において図1,図2と同一もしくは類似の箇所
は同じ符号で示してあるから、重複する説明はなるべく
省略する。
のダイヤフラム真空計の断面図であり、特に各真空度に
於けるダイヤフラムの形状の変化を示している。また、
図5は図3のB−B部において矢印の方向を視た平面図
であり、ダイヤフラムの図示は省略している。尚、図3
乃至図5において図1,図2と同一もしくは類似の箇所
は同じ符号で示してあるから、重複する説明はなるべく
省略する。
【0057】ステンレススチール等の金属から成る外囲
器10の内部にステンレススチール等の金属から成り円
筒状の第1の内囲器20及び第2の内囲器30が同心的
に外囲器10の底部分に連続溶接されている。
器10の内部にステンレススチール等の金属から成り円
筒状の第1の内囲器20及び第2の内囲器30が同心的
に外囲器10の底部分に連続溶接されている。
【0058】リング平面形状の第3のダイヤフラム(隔
膜)32の内周端部が第2の内囲器30の端面(図で上
面)と連続溶接され、外周端部が外囲器10の側部分の
内面に連続溶接されることにより、気密封止された第3
の真空基準圧力室31を構成している。
膜)32の内周端部が第2の内囲器30の端面(図で上
面)と連続溶接され、外周端部が外囲器10の側部分の
内面に連続溶接されることにより、気密封止された第3
の真空基準圧力室31を構成している。
【0059】また、リング平面形状の第2のダイヤフラ
ム(隔膜)22の内周端部が第1の内囲器20の端面
(図で上面)と連続溶接され、外周端部が第3のダイヤ
フラム32の中央部の上面の第2の接続部(第2の溶接
部)23において連続溶接されて気密封止された第2の
真空基準圧力室21を構成している。
ム(隔膜)22の内周端部が第1の内囲器20の端面
(図で上面)と連続溶接され、外周端部が第3のダイヤ
フラム32の中央部の上面の第2の接続部(第2の溶接
部)23において連続溶接されて気密封止された第2の
真空基準圧力室21を構成している。
【0060】また、円盤平面形状の上の第1のダイヤフ
ラム(隔膜)12の外周端部が第2のダイヤフラム22
の中央部の上面の第1の接続部(第1の溶接部)におい
て連続溶接されて気密封止された第1の真空基準圧力室
11を構成している。
ラム(隔膜)12の外周端部が第2のダイヤフラム22
の中央部の上面の第1の接続部(第1の溶接部)におい
て連続溶接されて気密封止された第1の真空基準圧力室
11を構成している。
【0061】また第1の実施の形態と同様に、第1,第
2及び第3のダイヤフラム12,22,32はニッケル
系の耐腐食性合金の金属薄膜、例えばインコネル薄膜か
ら成っており、たがいに同じ膜厚となっている。
2及び第3のダイヤフラム12,22,32はニッケル
系の耐腐食性合金の金属薄膜、例えばインコネル薄膜か
ら成っており、たがいに同じ膜厚となっている。
【0062】さらに、第3の真空基準圧力室31の入り
口の中央部(外囲器と第2の内囲器との間の中央部)に
はリング状のステンレススチール等の金属から成る第2
のストッパー部材34が第3のダイヤフラム22の下に
設けられている。
口の中央部(外囲器と第2の内囲器との間の中央部)に
はリング状のステンレススチール等の金属から成る第2
のストッパー部材34が第3のダイヤフラム22の下に
設けられている。
【0063】また、第2の真空基準圧力室21の入り口
の中央部(第1の内囲器と第2の内囲器との間の中央
部)にはリング状のステンレススチール等の金属から成
る第1のストッパー部材24が第2のダイヤフラム22
の下に設けられている。
の中央部(第1の内囲器と第2の内囲器との間の中央
部)にはリング状のステンレススチール等の金属から成
る第1のストッパー部材24が第2のダイヤフラム22
の下に設けられている。
【0064】第1、第2及び第3のダイヤフラム12,
22、32はニッケル系の耐腐食性合金の金属薄膜であ
るインコネル薄膜から成っており、たがいに同じ膜厚と
なっている。
22、32はニッケル系の耐腐食性合金の金属薄膜であ
るインコネル薄膜から成っており、たがいに同じ膜厚と
なっている。
【0065】図5に示すように、平坦上面を有する固定
電極3を中心に、第1の内囲器20、第1のストッパー
部材24、第1の溶接部13、第2の内囲器30、第2
のストッパー部材34及び第2の溶接部23は同心円状
の配列の平面形状となっている。尚、第1及び第2のス
トッパー部材24,34は複数のブリッジにより第1及
び第2の内囲器20,30並びに第2の内囲器及び外囲
器30,10にそれぞれ接続支持されているが、図面が
煩雑となるから図示を省略している。
電極3を中心に、第1の内囲器20、第1のストッパー
部材24、第1の溶接部13、第2の内囲器30、第2
のストッパー部材34及び第2の溶接部23は同心円状
の配列の平面形状となっている。尚、第1及び第2のス
トッパー部材24,34は複数のブリッジにより第1及
び第2の内囲器20,30並びに第2の内囲器及び外囲
器30,10にそれぞれ接続支持されているが、図面が
煩雑となるから図示を省略している。
【0066】そして、第1のダイヤフラム12、第2の
ダイヤフラム22の第1の溶接部13より外側の部分及
び第3のダイヤフラム32の第2の溶接部23より外側
の部分によって真空度が測定される真空圧力測定室2の
境界を構成している。
ダイヤフラム22の第1の溶接部13より外側の部分及
び第3のダイヤフラム32の第2の溶接部23より外側
の部分によって真空度が測定される真空圧力測定室2の
境界を構成している。
【0067】そして第1の実施の形態と同様に、常に第
1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発生する静
電容量から真空圧力測定室2の真空度を測定する。
1のダイヤフラム12と固定電極3との間に発生する静
電容量から真空圧力測定室2の真空度を測定する。
【0068】第1の真空基準圧力室11の真空度は12
5Torrに維持されている。第2の真空基準圧力室2
1の真空度は1Torrに維持されている。また、第3
の真空基準圧力室31の真空度は10-3Torrに維持
されている。
5Torrに維持されている。第2の真空基準圧力室2
1の真空度は1Torrに維持されている。また、第3
の真空基準圧力室31の真空度は10-3Torrに維持
されている。
【0069】次に動作について説明する。
【0070】測定時に真空バルブ6を開にすることによ
り真空圧力測定室2は測定しようとする真空チャンバー
7と同じ真空度になる。
り真空圧力測定室2は測定しようとする真空チャンバー
7と同じ真空度になる。
【0071】図3(A)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー7の真空度が250Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第1の真空基準圧力室11より
も真空圧力測定室2の方が低真空度、すなわち高い気体
圧力となっているから、第1のダイヤフラム12は固定
電極3に近づくような湾曲形状となり、静電容量は高い
値となる。
すなわち真空チャンバー7の真空度が250Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第1の真空基準圧力室11より
も真空圧力測定室2の方が低真空度、すなわち高い気体
圧力となっているから、第1のダイヤフラム12は固定
電極3に近づくような湾曲形状となり、静電容量は高い
値となる。
【0072】この際に、第2及び第3の真空基準圧力室
21,31よりも真空圧力測定室2の方がはるかに低真
空度であるから、すなわち、第2及び第3の真空基準圧
力室21,31の気体圧力よりも真空圧力測定室2の気
体圧力の方がはるかに高いから、第2のダイヤフラム2
2は第1のストッパー部材24に押しつけられ、第3の
ダイヤフラム32は第2のストッパー部材34に押しつ
けられている。尚、第1の接続部13よりも内側では第
1及び第2のダイヤフラム12,22は密着しており、
第2の接続部23よりも内側では第2及び第3のダイヤ
フラム22,32は密着しているが、それぞれの箇所に
おいて2枚のダイヤフラムが存在していることを明記す
るために両者を少し離して図示している。
21,31よりも真空圧力測定室2の方がはるかに低真
空度であるから、すなわち、第2及び第3の真空基準圧
力室21,31の気体圧力よりも真空圧力測定室2の気
体圧力の方がはるかに高いから、第2のダイヤフラム2
2は第1のストッパー部材24に押しつけられ、第3の
ダイヤフラム32は第2のストッパー部材34に押しつ
けられている。尚、第1の接続部13よりも内側では第
1及び第2のダイヤフラム12,22は密着しており、
第2の接続部23よりも内側では第2及び第3のダイヤ
フラム22,32は密着しているが、それぞれの箇所に
おいて2枚のダイヤフラムが存在していることを明記す
るために両者を少し離して図示している。
【0073】図3(B)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー6の真空度が1Torrの時の
第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,32の
状態を示している。第1の真空基準圧力室11よりも真
空圧力測定室2の方が高真空度、すなわち低い気圧力と
なっているから、第1のダイヤフラム12は固定電極3
から離間するような湾曲形状となっている。
すなわち真空チャンバー6の真空度が1Torrの時の
第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,32の
状態を示している。第1の真空基準圧力室11よりも真
空圧力測定室2の方が高真空度、すなわち低い気圧力と
なっているから、第1のダイヤフラム12は固定電極3
から離間するような湾曲形状となっている。
【0074】したがって、第1のダイヤフラム12と固
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、250Torrの図3(A)の場合より
も真空度が1Torrの図3(B)の場合が小さくな
る。
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、250Torrの図3(A)の場合より
も真空度が1Torrの図3(B)の場合が小さくな
る。
【0075】そして250Torrと1Torr間の真
空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、静電
容量が小さくなっていく。
空度では、真空度が高真空度になるにしたがって、静電
容量が小さくなっていく。
【0076】この際に、第3のダイヤフラム32は第2
のストッパー部材34に押しつけられている、第2のダ
イヤフラム22は第1のストッパー部材24に押しつけ
られているがそこから離れる状態との境界の状態であ
る。尚、第2の接続部23よりも内側では第2及び第3
のダイヤフラム22,32は密着しているがその箇所に
おいて2枚のダイヤフラムが存在していることを明記す
るために両者を少し離して図示している。
のストッパー部材34に押しつけられている、第2のダ
イヤフラム22は第1のストッパー部材24に押しつけ
られているがそこから離れる状態との境界の状態であ
る。尚、第2の接続部23よりも内側では第2及び第3
のダイヤフラム22,32は密着しているがその箇所に
おいて2枚のダイヤフラムが存在していることを明記す
るために両者を少し離して図示している。
【0077】図4(A)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-3Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第2の真空基準圧力室21より
も真空圧力測定室2の方が高真空度、すなわち低い気体
圧力となっているから、第2のダイヤフラム22も第1
のダイヤフラム12と同様に上方に湾曲形状となってい
る。しかし、第3のダイヤフラム32は第2のストッパ
ー部材34に押しつけられていがそこから離れる状態と
の境界の状態である。
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-3Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第2の真空基準圧力室21より
も真空圧力測定室2の方が高真空度、すなわち低い気体
圧力となっているから、第2のダイヤフラム22も第1
のダイヤフラム12と同様に上方に湾曲形状となってい
る。しかし、第3のダイヤフラム32は第2のストッパ
ー部材34に押しつけられていがそこから離れる状態と
の境界の状態である。
【0078】したがって、第1のダイヤフラム12と固
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、1Torrの図3(B)の場合よりも真
空度が10-3Torrの図4(A)の場合が小さくな
る。
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、1Torrの図3(B)の場合よりも真
空度が10-3Torrの図4(A)の場合が小さくな
る。
【0079】図4(B)は真空圧力測定室2の真空度、
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-4Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第2及び第3の真空基準圧力室
21、31よりも真空圧力測定室2の方が高真空度、す
なわち低い気体圧力となっているから、第2及び第3の
ダイヤフラム22,32は第1のダイヤフラム12と同
様に上方に湾曲形状となっている。
すなわち真空チャンバー6の真空度が10-4Torrの
時の第1,第2及び第3のダイヤフラム12,22,3
2の状態を示している。第2及び第3の真空基準圧力室
21、31よりも真空圧力測定室2の方が高真空度、す
なわち低い気体圧力となっているから、第2及び第3の
ダイヤフラム22,32は第1のダイヤフラム12と同
様に上方に湾曲形状となっている。
【0080】したがって、第1のダイヤフラム12と固
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、10-3Torrの図4(A)の場合より
も真空度が10-4Torrの図4(B)の場合が小さく
なる。
定電極8との間に発生する静電容量は、真空圧力測定室
2の真空度が、10-3Torrの図4(A)の場合より
も真空度が10-4Torrの図4(B)の場合が小さく
なる。
【0081】この第2の実施の形態では、第3の真空基
準圧力室31及び第3のダイヤフラム32を用いている
だけ第1の実施の形態よりも少し構造が複雑になるが、
真空圧力測定室2の250Torr〜10-4Torrの
より広範囲の真空度測定を可能にする。
準圧力室31及び第3のダイヤフラム32を用いている
だけ第1の実施の形態よりも少し構造が複雑になるが、
真空圧力測定室2の250Torr〜10-4Torrの
より広範囲の真空度測定を可能にする。
【0082】尚、第1及び第2の実施の形態では第1の
ダイヤフラム自体を固定電極に対する可変電極として説
明した。しかしながら、第1のダイヤフラムの下側に第
1のダイヤフラムの変形とともに上下する可変電極を形
成することも可能である。例えば、第1のダイヤフラム
の中央から固定電極の平坦上面に平行に対面する円盤状
の可変電極を懸垂させて第1のダイヤフラムの変形とと
もに上下するようにした場合の両電極間の静電容量も、
第1のダイヤフラムと固定電極との間に発生する静電容
量であることに変わりはない。
ダイヤフラム自体を固定電極に対する可変電極として説
明した。しかしながら、第1のダイヤフラムの下側に第
1のダイヤフラムの変形とともに上下する可変電極を形
成することも可能である。例えば、第1のダイヤフラム
の中央から固定電極の平坦上面に平行に対面する円盤状
の可変電極を懸垂させて第1のダイヤフラムの変形とと
もに上下するようにした場合の両電極間の静電容量も、
第1のダイヤフラムと固定電極との間に発生する静電容
量であることに変わりはない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、たがいに
異なる真空度に維持された複数の真空基準圧力室を設
け、それぞれの真空基準圧力室に対応したダイヤフラム
を設け、このダイヤフラムを真空度に応じて自動的に連
動する構造になっているから、測定する真空度の範囲を
広げ、真空度測定作業性を向上させることができ、且つ
廉価で実用的なダイヤフラム真空計が得られる。
異なる真空度に維持された複数の真空基準圧力室を設
け、それぞれの真空基準圧力室に対応したダイヤフラム
を設け、このダイヤフラムを真空度に応じて自動的に連
動する構造になっているから、測定する真空度の範囲を
広げ、真空度測定作業性を向上させることができ、且つ
廉価で実用的なダイヤフラム真空計が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のダイヤフラム真空
計を示す断面図である。
計を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のダイヤフラム真空
計を示す平面図である。
計を示す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のダイヤフラム真空
計を示す断面図である。
計を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のダイヤフラム真空
計を示す断面図である。
計を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のダイヤフラム真空
計を示す平面図である。
計を示す平面図である。
【図6】従来技術のダイヤフラム真空計を示す断面図で
ある。
ある。
2 真空圧力測定室 3 固定電極 4 絶縁ブッシュ 5 リード 6 真空バルブ 7 真空チャンバー 10 外囲器 11 第1の真空基準圧力室 12 第1のダイヤフラム 13 接続部(溶接部)、第1の接続部(第1の溶接
部) 15 ポート 20 内囲器、第1の内囲器 21 第2の真空基準圧力室 22 第2のダイヤフラム 23 第2の接続部(第2の溶接部) 24 ストッパー部材、第1のストッパー部材 30 第2の内囲器 31 第3の真空基準圧力室 32 第3のダイヤフラム 34 第2のストッパー部材 40 外囲器 41 真空基準圧力室 42 ダイヤフラム 43 真空圧力測定室 44 ポート 45 真空バルブ 46 真空チャンバー 47 固定電極 48 リード 49 絶縁ブッシュ
部) 15 ポート 20 内囲器、第1の内囲器 21 第2の真空基準圧力室 22 第2のダイヤフラム 23 第2の接続部(第2の溶接部) 24 ストッパー部材、第1のストッパー部材 30 第2の内囲器 31 第3の真空基準圧力室 32 第3のダイヤフラム 34 第2のストッパー部材 40 外囲器 41 真空基準圧力室 42 ダイヤフラム 43 真空圧力測定室 44 ポート 45 真空バルブ 46 真空チャンバー 47 固定電極 48 リード 49 絶縁ブッシュ
Claims (9)
- 【請求項1】 真空度が測定される真空圧力測定室と所
定の真空度に維持された真空基準圧力室との間に、真空
圧力測定室の真空度に応じて変形するダイヤフラムを設
け、ダイヤフラムと真空基準圧力室の内部に設けられた
固定電極との間に発生する静電容量から真空圧力測定室
の真空度を測定するダイヤフラム真空計において、 第1の真空度に維持された第1の真空基準圧力室と、前
記第1の真空度よりも高真空度の第2の真空度に維持さ
れた第2の真空基準圧力室と、前記第2の真空基準圧力
室を密封する第2のダイヤフラムと、前記第2の真空基
準圧力室上において前記第2のダイヤフラムに接続する
ことによって前記第1の真空基準圧力室を密封する第1
のダイヤフラムとを有し、前記第1のダイヤフラムと前
記第1の真空基準圧力室の内部に設けられた固定電極と
の間に発生する静電容量から前記真空圧力測定室の真空
度を測定することを特徴とするダイヤフラム真空計。 - 【請求項2】 前記真空圧力測定室が前記第2の真空基
準圧力室よりも低真空度の際に前記第2のダイヤフラム
が前記第2の真空基準圧力室の内部に入り込まないスト
ッパー部材が設けられていることを特徴とする請求項1
記載のダイヤフラム真空計。 - 【請求項3】 前記第1のダイヤフラムが前記第2のダ
イヤフラムに接続する箇所は前記ストッパー部材上に位
置していることを特徴とする請求項2記載のダイヤフラ
ム真空計。 - 【請求項4】 前記第2のダイヤフラムを支持する両端
間の中央箇所に前記第1のダイヤフラムが接続している
ことを特徴とする請求項1記載のダイヤフラム真空計。 - 【請求項5】 前記第2の真空基準圧力室は前記第1の
真空基準圧力室の周りに設けられていることを特徴とす
る請求項1記載のダイヤフラム真空計。 - 【請求項6】 前記第2の真空度よりも高真空度の第3
の真空度に維持された第3の真空基準圧力室と、前記第
3の真空基準圧力室を密封する第3のダイヤフラムとを
有し、前記第3の真空基準圧力室上において前記第2の
ダイヤフラムが前記第3のダイヤフラムに接続している
ことを特徴とする請求項1記載のダイヤフラム真空計。 - 【請求項7】 前記第3の真空基準圧力室は前記第2の
真空基準圧力室の周りに設けられていることを特徴とす
る請求項6記載のダイヤフラム真空計。 - 【請求項8】 前記ダイヤフラムは金属薄膜から構成し
ていることを特徴とする請求項1記載のダイヤフラム真
空計。 - 【請求項9】 前記金属薄膜はニッケル系の耐腐食性合
金の薄膜であることを特徴とする請求項8記載のダイヤ
フラム真空計。
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---|---|---|---|
JP09693399A JP3260721B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ダイヤフラム真空計 |
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---|---|---|---|
JP09693399A JP3260721B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ダイヤフラム真空計 |
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---|---|
JP2000292296A true JP2000292296A (ja) | 2000-10-20 |
JP3260721B2 JP3260721B2 (ja) | 2002-02-25 |
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ID=14178152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09693399A Expired - Fee Related JP3260721B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | ダイヤフラム真空計 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101727820B1 (ko) | 2015-09-04 | 2017-04-18 | 단국대학교 산학협력단 | 격막형 진공 게이지 및 이를 구비한 격막형 진공 계측 장치 |
CN113899494A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-01-07 | 北京晨晶电子有限公司 | 电容式薄膜真空计检测电路、真空计及真空度检测方法 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP09693399A patent/JP3260721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113899494A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-01-07 | 北京晨晶电子有限公司 | 电容式薄膜真空计检测电路、真空计及真空度检测方法 |
CN113899494B (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-18 | 北京晨晶电子有限公司 | 电容式薄膜真空计检测电路、真空计及真空度检测方法 |
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---|---|
JP3260721B2 (ja) | 2002-02-25 |
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