JP2000286383A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
きいキャパシタに好適に適用される半導体装置およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置は、シリコン基板10の上に
静電容量部100が形成されている。静電容量部100
は、複数の単位静電容量部21に分割され、該単位静電
容量部21の相互は分離絶縁層20によって区画されて
いる。各単位静電容量部21は、シリコン基板10内に
形成された不純物拡散層からなる第1の電極層と、導電
性ポリシリコン層からなる第2の電極層と、第1の電極
層および第2の電極層の間に配置された酸化シリコン層
からなる誘電体層とを有する。各単位静電容量部21
は、接続部41によって並列に接続されている。
Description
部を含む半導体装置およびその製造方法に関する。
話などの、小型で持ち運びを主体とする機器は、その軽
量化および小型化を達成するためにさまざまな要求があ
る。このような要求に応えるための手段として、部品点
数を減らすことが検討されている。
外部からの電源電圧を3〜9V程度の高電圧に昇圧する
ための昇圧回路に用いられる大容量のキャパシタは、そ
の占有スペースが大きいために、ドライバ回路が形成さ
れたICチップとは別部品で形成され、ボードや基板に
実装されることがある。この場合、部品点数が多くな
り、軽量化および小型化の要求を満足せず、しかも部品
の実装工程が必要で、組立コストの点で不利である。
で占有スペースの大きいキャパシタに好適に適用される
半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
は、半導体基板の上に静電容量部が形成され、前記静電
容量部は、複数の単位静電容量部に分割され、該単位静
電容量部の相互は分離層によって区画され、各前記単位
静電容量部は、第1の電極層と、第2の電極層と、該第
1の電極層および該第2の電極層の間に配置された誘電
体層とを含む。
は、分離層によって所定のパターンで複数の単位静電容
量部に分割されている。そして、分離層は、好ましくは
前記半導体基板上に積層された複数の酸化シリコン層か
ら構成されている。そして、分離層は、酸化シリコン層
からなる、いわば固い層であるため、この分離層によっ
て静電容量部の機械的強度を大きくでき、したがって単
位静電容量部に作用する外力を緩和することができる。
機械的強度を大きくすることができるので、本発明に係
る半導体装置は、たとえばCOB(Chip on Boar
d)、COG(Chip on Glass)、COF(Chip on
Film)、TCP(Tape CarrierPackage)などのベアチ
ップで実装する半導体装置に特に有用である。すなわ
ち、これらの実装方法では、半導体チップを圧着によっ
てボードや基板に接合するため、半導体チップに圧力が
作用し、半導体チップ内の素子がストレスを受ける。そ
して、このような問題は、素子の面積が大きい程顕著に
なる。しかし、本発明の半導体装置によれば、分離層に
よって単位静電容量部に加わるストレスが緩和されるの
で、静電容量部が仮に大面積であっても、ストレスによ
る単位静電容量部の破損を確実に防止することができ
る。
としては、以下の態様を挙げることができる。
不純物拡散層からなる第1の電極層と、前記第1の電極
層上に形成された、たとえば酸化シリコン層からなる誘
電体層と、前記誘電体層上に形成された、導電性シリコ
ン層からなる第2の電極層と、を含むことができる。
スタを含む半導体装置のプロセスと共通の工程で製造で
きるので、製造が容易である。
ジスタのゲート絶縁層と同じ工程で形成される酸化シリ
コン層から構成することができ、かつ、前記第2の電極
層は、MOSトランジスタのゲート電極と同じ工程で形
成される導電性シリコン層から構成することができる。
また、前記単位静電容量部を区画するための分離層は、
少なくとも素子分離領域と同じ工程で形成される酸化シ
リコン層を含むことが望ましい。そして、この半導体装
置では、前記誘電体層が、MOSトランジスタのゲート
絶縁層と同じ熱酸化層によって構成されるので、膜厚が
小さくかつ緻密となり、したがって、静電容量部は、容
量が大きく、かつ信頼性が高い。
第2の電極層より上に、少なくとも1層の遮光層が形成
されることが望ましい。そして、前記遮光層は、MOS
トランジスタを含む半導体装置の金属配線層と同じ工程
で形成される金属層から構成することができる。このよ
うな構造では、外部からの光は遮光層によって反射され
てほとんど半導体装置の内部に到達しないので、静電容
量部がPN接合における光の影響を受けにくく、安定し
た動作を長時間にわたって行うことができる。
れた、金属層からなる第1の電極層と、前記第1の電極
層上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成さ
れた、金属層からなる第2の電極層と、を含む。
置と同様に、公知のMOSトランジスタを含む半導体装
置のプロセスと共通の工程で製造できるので、製造が容
易である。
前記第1の電極層は、MOSトランジスタを含む半導体
装置の第1の金属配線層と同じ工程で形成される金属層
から構成することができる。かつ、前記単位静電容量部
を構成する前記第2の電極層は、MOSトランジスタを
含む半導体装置の第2の金属配線層と同じ工程で形成さ
れる金属層から構成することができる。
めの分離層は、少なくとも前記第1の電極層と前記第2
の電極層との間に形成された層間絶縁層を含む。
間絶縁層に形成された開口部の表面に沿って配置され、
前記開口部は、その側面が前記第2の電極層に向かうに
つれて径の大きくなるテーパ状に形成されることが望ま
しい。この構造によれば、第1の電極層と第2の電極層
との間にある層間絶縁層の開口部にテーパーを設けてい
るため、この開口部内に誘電体層を形成する際、ステッ
プカバレージが悪くなるのを抑制することができる。し
たがって、層間絶縁層の開口部内における第2の電極層
と第1の電極層の短絡を確実に防止することができる。
部と、少なくともMOSトランジスタを含む他の回路素
子が、同一の半導体基板上に搭載された構造を有するこ
とができる。この半導体装置は、静電容量部が公知のM
OSトランジスタと共通する工程で作成できるので、ロ
ジック回路などの他の半導体回路領域と同じ半導体基板
に形成することができる。このように静電容量部と他の
半導体回路領域とを同一基板に搭載することで、本発明
の半導体装置は、実装コストおよび占有スペースの縮小
などの点で有利である。
基板の上に静電容量部が形成される工程を含み、前記静
電容量部は、第1および第2の導電層が所定パターンの
分離層で分割されて複数の単位静電容量部に区画され、
各前記単位静電容量部は、第1の電極層と、第2の電極
層と、該第1の電極層および該第2の電極層の間に配置
された誘電体層とを含む。
電容量部を含む半導体装置の製造方法は、前記半導体基
板に不純物拡散層を所定パターンで形成することによ
り、第1の電極層が形成される工程、前記第1の電極層
上に例えば酸化シリコン層を形成することにより、誘電
体層が形成される工程、および前記誘電体層上に所定パ
ターンで導電性シリコン層を形成することにより、第2
の電極層が形成される工程、を含む。
容量部を含む半導体装置の製造方法は、前記半導体基板
より上に所定パターンで金属層を形成することにより、
第1の電極層が形成される工程、前記第1の電極層上に
誘電体層が形成される工程、および前記誘電体層上に所
定パターンで金属層を形成することにより、第2の電極
層が形成される工程、を含む。
の実施の形態について詳細に説明する。
の形態に係る半導体装置の要部を模式的に示す平面図で
あり、図2は、図1において符号1Aで示す領域を拡大
して示す平面図であり、図3は、図2におけるB−B線
に沿った部分の断面図である。
静電容量部100は、図1に示すように、複数の単位静
電容量部21に分割されている。そして、各単位静電容
量部21は、絶縁層からなる分離層(以下、これを「分
離絶縁層」という)20によって区画されている。この
例では、分離絶縁層20は格子状に形成され、分離絶縁
層20の各格子内には、単位静電容量部21がそれぞれ
形成されている。単位静電容量部21は、その平面形状
がほぼ正方形をなすように形成されている。各単位静電
容量部21は、図2に拡大して示すように、接続部41
により互いに並列に接続されている。
示すように、第1の電極層14と、第2の電極層19
と、第1の電極層14と第2の電極層19との間に配置
された誘電体層18とから構成されるキャパシタを含
む。図2においては、図3に示す層間絶縁層220より
上の層は図示されていない。
リコン基板10内のN型ウェル12内に形成されたN型
の高濃度不純物拡散層から構成されている。誘電体層1
8は、不純物拡散層からなる第1の電極層14上に形成
された酸化シリコン層から構成されている。そして、第
2の電極層19は、誘電体層18上に形成された導電性
ポリシリコン層によって構成されている。
00の断面構造について説明する。
層19上に、第1の層間絶縁層220、第1の遮光層2
30、第2の層間絶縁層260および第2の遮光層31
0をこの順序で積層して構成される。そして、最上層に
は保護層(パッシベーション層)34が形成されてい
る。第1および第2の遮光層230および310は、そ
の平面形状が第2の電極層19とほぼ同じように形成さ
れている。
には、LOCOS層16、第1の層間絶縁層220、第
2の層間絶縁層260および保護層34を構成する絶縁
層によって、シリコン基板10の膜厚方向に延びる一体
的な分離絶縁層20が形成されることになる。すなわ
ち、隣接する単位静電容量部21は、酸化シリコン層か
らなる分離絶縁層20によって区画されている。より具
体的には、隣接する単位静電容量部21および21は、
誘電体層18と連続するLOCOS層16の一部16a
と、第2の電極層19を覆うように形成された第1の層
間絶縁層220の一部220aと、第1の遮光層230
を覆うように形成された第2の層間絶縁層260の一部
260aと、第2の遮光層310を覆うように形成され
た保護層34の一部34aと、によって構成される積層
部20aによって分離されている。
示すように、接続部41によって互いに並列に接続され
ている。すなわち、不純物拡散層からなる第1の電極層
14は、相互に第1の接続部41aによって接続され、
導電性シリコン層からなる第2の電極層19は、第2の
接続部41bによって相互に接続されている。第1の接
続部41aは、第1の電極層(不純物拡散層)14と連
続する不純物拡散層から構成され、第2の接続部41b
は、第2の電極層(ポリシリコン層)と連続するポリシ
リコン層から構成される。
うに、第2の電極層19より上に、少なくとも1層(本
実施の形態では2層)の遮光層を有することが望まし
い。遮光層230および310は、いずれもシリコン基
板10内のPN接合(例えば図3における、P型シリコ
ン基板10とN型ウェル12との接合部)において静電
容量を変動させるような光を反射する機能を有する。す
なわち、PN接合に光が照射されるとキャリアが発生し
て、リーク電流を生ずることがあるが、本実施の形態で
は、遮光層230,310を有することにより、このよ
うなリーク電流の発生を防止できる。遮光層230,3
10としては、アルミニウム合金(例えばAl−Si−
Cu、Al−Cu)などの金属配線層を構成する金属層
を用いることができる。
MOSトランジスタを含む半導体装置の製造プロセスを
用いて、MOSトランジスタなどの電子素子と同一基板
に作成することができる。
純物拡散層は、イオン注入を用いた公知の方法によって
不純物をウェル12中に導入することによって形成する
ことができる。誘電体層18を構成する酸化シリコン層
は、MOSトランジスタのゲート絶縁層と同じ工程で形
成することができる。したがって、この誘電体層18
は、緻密で、膜厚が10〜100nmの薄い層を構成す
ることができ、単位静電容量部21の静電容量を大きく
することができる。また、第2の電極層19は、MOS
トランジスタのゲート電極と同じ工程で形成することが
できる。遮光層230および310は、MOSトランジ
スタを含む半導体装置のための第1および第2の金属配
線層と同じ工程で形成することができる。同様に、LO
COS層16、層間絶縁層220,260および保護層
(パッシベーション層)34も同様にMOSトランジス
タなどの素子を含む公知の半導体製造プロセスを用いて
形成することができる。
Sトランジスタなどの他の電子素子のプロセスに応じ
て、その材質を変更できる。たとえば、LOCOS層1
6の代わりに、トレンチ内に絶縁層が埋め込まれたST
I(Shallow Trench Isolation)構造を用い、アルミ
ニウム合金層の代わりに銅などの他の金属層を用いるこ
とができる。また、第1の電極層14を構成する不純物
拡散層の導電型はP型であってもよい。
限定されず、窒化シリコン層、酸化タンタル層などの誘
電体層であってもよい。
は、以下のような作用,効果を有する。
絶縁層20によって所定のパターンで複数の単位静電容
量部21に分割されている。そして、分離絶縁層20
は、シリコン基板10の膜厚方向に積層された複数の酸
化シリコン層、具体的にはLOCOS層16,第1の層
間絶縁層22,第2の層間絶縁層26および保護層34
によって構成されている。したがって、図1に示すよう
に、各単位静電容量部21は、連続する酸化シリコン層
からなる分離絶縁層20によって周囲を囲まれた構造を
有する。そして、分離絶縁層20は、酸化シリコン層か
らなる、いわば固い層であるため、この分離絶縁層20
によって静電容量部100の機械的強度を大きくでき、
したがって単位静電容量部21に作用する外力を緩和す
ることができる。
容量部100の機械的強度を大きくすることができるの
で、本実施の形態に係る半導体装置は、たとえばCO
B、COG、COF、TABなどのベアチップで実装す
る場合に特に有用である。すなわち、これらの実装方法
では、半導体チップを圧着によってボードや基板に接合
するため、半導体チップに圧力が作用し、半導体チップ
内の素子がストレスを受ける。このようなストレスは、
特にアルミニウム合金などの金属層においてひずみなど
の問題を生じやすい。そして、このような問題は、素子
の面積が大きい程顕著になる。
ば、分離絶縁層20によって単位静電容量部21に加わ
るストレスが緩和されるので、静電容量部100が大面
積であっても、ストレスによる単位静電容量部21の破
損を確実に防止することができる。
の遮光層230および310は、光を反射するので、静
電容量部100がPN接合を有していても光の影響を受
けにくく、安定した動作を長時間にわたって行うことが
できる。
ると、このPN接合部に光が入射するとキャリアが発生
することにより、静電容量部の容量が不安定になりやす
くなる。しかし、本実施の形態では、静電容量部100
の第2の電極層19より上に、金属層からなる遮光層2
30および310を有し、外部からの光はこれらの遮光
層230,310で反射されてほとんどシリコン基板1
0の内部に到達しないので、上述のような問題を生じな
い。
静電容量部21を構成する誘電体層18が、MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁層と同じ熱酸化層によって形成さ
れるので、膜厚が小さくかつ緻密である。したがって、
この静電容量部100は、キャパシタが大きく、かつ信
頼性が高い。
容量部100が公知のMOSトランジスタと共通する工
程で作成できるので、ロジック回路などの他の半導体装
置と同じシリコン基板に形成することができる。このよ
うに静電容量部100と他の半導体装置とを同一基板に
搭載することで、本実施の形態の半導体装置は、実装コ
ストおよび占有スペースの縮小などの点で有利である。
ック回路などの他の半導体装置と共通の工程で製造でき
るので、製造も容易である。
続部41により互いに並列に接続されているので、容量
を大きくすることができる。
半導体装置の特性試験の代表的な結果について述べる。
試験に用いたサンプルとしては、第1の電極層14は、
リンイオンを1.3×1013/cm2の注入量および100
keVの注入エネルギーで、イオン注入して形成された
N型の不純物拡散層、誘電体層18は、熱酸化によって
形成された酸化シリコン層、および第2の電極層19
は、膜厚が約400nmの導電性のポリシリコン層から
構成されたものを用いた。
本的な特性としては、静電容量、耐圧および信頼性など
がある。
3種の静電容量部のサンプルを作成し、これらの静電容
量部の電極に高周波を印加し、インピーダンスを測定
し、この結果から静電容量を求めた。その結果を図21
に示す。図21は、誘電体層の面積と静電容量との関係
を示す。図21において、符号aで示すラインは誘電体
層の膜厚が18nmのサンプルの場合、符号bで示すラ
インは誘電体層の膜厚が30nmの場合の結果を示す。
は、誘電体層の面積に比例して静電容量が大きくなるこ
とが確認された。
℃,80℃)で求めた。その結果、空乏状態(第1の電
極層の電圧が0V、第2の電極層の電圧が負の状態)と
蓄積状態(第1の電極層の電圧が0V、第2の電極層の
電圧が正の状態)とで静電容量の変化の程度が異なるこ
とがわかった。すなわち、空乏状態では、温度25℃と
80℃とでは、誘電体層の膜厚が18nmのときは最大
で約20%、誘電体層の膜厚が30nmのときは最大で
約10%の静電容量の差がみられた。これに対し、蓄積
状態では、温度25℃と80℃とでは、誘電体層の膜厚
が18nmおよび30nmのいずれの場合も、静電容量
の差は約0.1%であり、実質的に温度依存性がないこと
が確認された。
試験で用いられたサンプルの誘電体層は、膜厚が18n
mである。その結果、蓄積状態では、実質的に周波数依
存性がないことが確認された。そのことを図22に示
す。図22は、横軸に周波数を、縦軸に静電容量を示
す。図22から、本実施の形態のサンプルでは、蓄積状
態で、静電容量は20Hz〜約100kHzの範囲にわ
たってほとんど変化がなく、周波数によらず一定である
ことが確認された。
ctric Breakdown) TDDBは、誘電体層の初期的な不良ではなく、電圧を
加えた状態である時間経過後に発生する絶縁破壊を意味
する。この試験により誘電体層のある使用状態での寿命
が予想できる。この試験では、蓄積状態で複数の電圧を
印加して、誘電体層に0.1%の不良が発生するときの時
間(TTF:Time To Failure)求めた。図23にそ
の結果を示す。この実験例では、誘電体層の膜厚を約1
8nm、測定温度を70℃に設定した。図23は、横軸
にストレス電界を、縦軸に0.1%の不良が発生する時間
(TTF)を示す。図23から、本実施の形態の半導体
装置では、たとえば使用電界強度が3.3MV/cmと
すると、少なくとも10年間にわたって誘電体層の不良
率が0.1%未満であることが確認された。
の形態の半導体装置によれば、十分な静電容量が得ら
れ、しかも温度依存性、周波数依存性、およびTDDB
などの各種特性で良好な結果が得られることが確認され
た。
の形態に係る半導体装置の要部を拡大して模式的に示す
平面図であり、図5は、図4におけるC−C線に沿った
部分の断面図である。図4は、第1の実施の形態の図2
に対応する。
静電容量部200は、第1の実施の形態と同様に、図1
に示すように、複数の単位静電容量部21に分割されて
いる。そして、各単位静電容量部21は、絶縁層からな
る分離層(以下、これを「分離絶縁層」という)20に
よって区画されている。この例では、分離絶縁層20は
格子状に形成され、分離絶縁層20の各格子内には、単
位静電容量部21がそれぞれ形成されている。単位静電
容量部21は、その平面形状がほぼ正方形をなすように
形成されている。各単位静電容量部21は、図4に示す
ように、接続部41により互いに並列に接続されてい
る。
示すように、第1の電極層25と、第2の電極層31
と、第1の電極層14と第2の電極層19との間に配置
された誘電体層27とから構成されるキャパシタを有す
る。図4においては、図5に示す保護層(パッシベーシ
ョン層)34は図示されていない。
なる第1の層間絶縁層22上に形成された導電層から構
成されている。誘電体層18は、第1の電極層25上に
形成された酸化シリコン層から構成されている。そし
て、第2の電極層31は、誘電体層27上に形成された
金属層によって構成されている。第1の電極層25は、
チタン層(図示せず)、窒化チタン層(図示せず)、ア
ルミニウム合金などからなる金属層23、および窒化チ
タン層24から構成されている。チタン層および窒化チ
タン層は、アルミニウム合金からなる金属層23に対す
る層間絶縁層22からの物質の移動を防止するバリアの
役割を果たし、スパイク現象を防止することができる。
さらに金属層23上の窒化チタン層24は、フォトリソ
グラフィー工程での反射防止膜として機能する。このよ
うな積層構造は、第1の実施の形態の遮光層230,3
10でもとりうる。
00の断面構造について説明する。
2上に、第1の電極層19、第2の層間絶縁層26、誘
電体層27,第2の電極層31および保護層34が積層
して構成されている。
には、少なくとも第2の層間絶縁層26および保護層3
4を構成する絶縁層によって、シリコン基板(図示せ
ず)の膜厚方向に延びる一体的な分離絶縁層20が形成
されることになる。すなわち、隣接する単位静電容量部
21は、酸化シリコン層からなる分離絶縁層20によっ
て区画されている。より具体的には、隣接する単位静電
容量部21および21は、誘電体層27の下にある第2
の層間絶縁層26の一部26aと、誘電体層27の一部
27aと、第2の電極層31を覆うように形成された保
護層34の一部34aと、によって構成される積層部2
0aによって分離されている。
示すように、接続部41によって互いに並列に接続され
ている。すなわち、第1の電極層25は、相互に第1の
接続部41aによって接続され、第2の電極層31は、
第2の接続部41bによって相互に接続されている。第
1の接続部41aは、第1の電極層25と連続する導電
層から構成され、第2の接続部41bは、第2の電極層
31と連続する導電層から構成される。
25の上に位置する開口部が形成されている。この開口
部は層間絶縁層26をエッチングすることにより形成さ
れたものであり、この開口部の形成方法は後述する。こ
の開口部の内側壁は、第1の電極層25の上面に対して
垂直ではなく上方にいくにつれて径が大きくなるように
テーパーが設けられている。この開口部内および層間絶
縁層26の上には、厚さ10〜100nm程度の誘電体
層27が形成されている。この誘電体層27は、具体的
には酸化シリコン層またはONO層(酸化層と窒化層と
酸化層の積層からなる層)などである。
第1の実施の形態と同様に、MOSトランジスタを含む
半導体装置の製造プロセスを用いて、MOSトランジス
タなどの電子素子と同一基板に作成することができる。
すなわち、第1の電極層25および第2の電極層31を
構成する導電層は、MOSトランジスタを含む半導体装
置の金属配線層と同じ工程で形成することができる。そ
して、第1および第2の電極層は、上下に隣り合う2層
の金属配線層であればよく、好ましくは最上層の金属配
線層とその下の金属配線層とによって構成される。同様
に、層間絶縁層22,26および保護層(パッシベーシ
ョン層)34も同様にMOSトランジスタなどの素子を
含む半導体製造プロセスを用いて形成することができ
る。
は、MOSトランジスタなどの他の電子素子のプロセス
に応じて、その材質を変更できる。たとえば、アルミニ
ウム合金層の代わりに銅などの他の金属層を用いること
ができる。
の形態による半導体装置の製造方法を模式的に示す断面
図である。
上に厚さ5〜50nm程度のチタン層(図示せず)を形
成し、このチタン層上に厚さ10〜200nm程度の窒
化チタン層(図示せず)を形成する。この後、この窒化
チタン層上に厚さ100〜1000nm程度のアルミニ
ウムを主体とする導電層、たとえばAl−Cu合金層ま
たはAl−Si−Cu合金層23をスパッタにより形成
する。次に、この導電層23上に厚さ10〜100nm
程度の窒化チタン層24を形成した後、窒化チタン層2
4,導電層23、窒化チタン層およびチタン層をパター
ニングすることにより、層間絶縁層22上に第1の電極
層25を形成する。次に、第1の電極層25および層間
絶縁層22の上にCVD法により厚さ100〜1000
nm程度のTEOS層などの酸化シリコン層からなる層
間絶縁層26を形成する。
6上にi線レジスト層35を形成し、このi線レジスト
層35を露光、現像することにより、第1の電極層25
の上方に位置する開口部35aを形成する。
35をマスクとして層間絶縁層26をウェットエッチン
グすることにより、該層間絶縁層26に第1の電極層2
5上に位置する開口部26aを形成する。このエッチン
グの際には以下の組成比のエッチング液を用いることが
望ましい。
4F):CH3COH=2:20:10 上記のようにi線レジスト層35をマスクとして上記の
エッチング液により層間絶縁層26をエッチングする
と、そのエッチング面(開口部26aの内側壁)にはテ
ーパーが形成される。i線レジスト層35は層間絶縁層
(SiO2層)26との密着性が良いので、開口部26
aに形成されるテーパーの角度も適度なものとなる。具
体的には、第1の電極層25の上面と開口部26aの内
側面との角度が30゜〜60゜程度となる。
内および層間絶縁層26の上に、CVD法により厚さ8
0〜120nm程度のSiO2からなる誘電体層27を
形成する。
27の上に、レジスト層37を塗布し、露光、現像する
ことにより、レジスト層37には第1の電極層25の上
方に位置する開口部37aが形成される。
ト層37をマスクとして誘電体層27および層間絶縁層
26をエッチングすることにより、第1の電極層25上
に位置する開口部27aを形成する。次に、レジスト層
37をエッチング除去する。
7a内および誘電体層27上に、厚さ100〜1000
nm程度のAl−Si−Cu合金層またはAl−Cu合
金層からなる導電層30をスパッタにより堆積する。
30の上にレジスト層39を形成し、このレジスト層3
9を露光、現像する。
9をマスクとして導電層30をエッチングすることによ
り、第1の電極層25上には誘電体層27を介して第2
の電極層31が形成され、さらに第1の電極層25と電
気的に接続された取出し電極32が形成される。
層31および取出し電極32を含むウェハの上面にCV
D法により酸化シリコン層45を堆積する。次に、図1
6に示すように、この酸化シリコン層45の上にレジス
ト層47を塗布し、このレジスト層47を露光、現像す
る。
ト層47をマスクとして酸化シリコン層45をエッチン
グすることにより、該酸化シリコン層45には、第2の
電極層31上に位置する開口部45aおよび取出し電極
32上に位置する開口部45bが形成される。次に、上
記レジスト層47はエッチング除去される。
a,45b内および酸化シリコン層45上に窒化シリコ
ン層49をCVD法により堆積する。次に、図19に示
すように、窒化シリコン層49上にレジスト層51を塗
布し、このレジスト層51を露光、現像する。
ト層51をマスクとして窒化シリコン層49をエッチン
グすることにより、該窒化シリコン層49には、第2の
電極層31上に形成された開口部45aを含む位置に第
2の電極層31のための取出し用開口部49aが形成さ
れ、かつ取出し電極32上に形成された開口部45bを
含む位置に第1の電極層25のための取出し用開口部4
9bが形成される。次に、上記レジスト層51はエッチ
ング除去される。
マスクとして層間絶縁層26をウェットエッチングする
ことにより開口部26aを形成しているが、この代わり
に、i線レジスト層35をマスクとして層間絶縁層26
をウェットエッチングした後、選択比の大きいドライエ
ッチングをすることにより開口部26aを形成すること
も可能であり、さらにレジスト層をマスクとして層間絶
縁層26を選択比の大きいドライエッチングをすること
により開口部26aを形成することも可能である。
は、以下のような作用,効果を有する。
量部200は、連続する分離絶縁層20によって所定の
パターンで複数の単位静電容量部21に分割されてい
る。そして、分離絶縁層20は、シリコン基板の膜厚方
向に積層された複数の酸化シリコン層、具体的には第2
の層間絶縁層26、誘電体層27および保護層34によ
って構成されている。したがって、図1に示すように、
各単位静電容量部21は、連続する酸化シリコン層から
なる分離絶縁層20によって周囲を囲まれた構造を有す
る。分離絶縁層20は、酸化シリコン層からなる、いわ
ば固い層であるため、この分離絶縁層20によって静電
容量部200の機械的強度を大きくでき、単位静電容量
部21に作用する外力を緩和することができる。
容量部200の機械的強度を大きくすることができるの
で、本実施の形態に係る半導体装置は、たとえばCO
B、COG、COF、TABなどのベアチップで実装す
る場合に特に有用である。すなわち、これらの実装方法
では、半導体チップを圧着によってボードや基板に接合
するため、半導体チップに圧力が作用し、半導体チップ
内の素子がストレスを受ける。このようなストレスは、
特にアルミニウム合金などの金属層(第1および第2の
電極層25,31)においてひずみなどの問題を生じや
すい。そして、このような問題は、素子の面積が大きい
程顕著になる。
ば、分離絶縁層20によって単位静電容量部21に加わ
るストレスが緩和されるので、静電容量部200が大面
積であっても、ストレスによる単位静電容量部21の破
損を確実に防止することができる。
れば、第1の電極層25と第2の電極層31との間にあ
る層間絶縁層26の開口部にテーパーを設けているた
め、この開口部内に誘電体層27を形成する際、ステッ
プカバレージが悪くなるのを抑制することができる。し
たがって、層間絶縁層26の開口部内における第2の電
極層31と第1の電極層25の短絡を確実に防止するこ
とができる。
層26をエッチングすることにより該層間絶縁層26に
開口部を形成する際、窒化チタン層24をエッチングせ
ずに残している。このため、第1の電極層25の表面を
凹凸の少ない平坦なものとすることができ、それによ
り、第1の電極層の表面においてピンホール等の欠陥を
減らすことができ、誘電体層27の膜質を向上させるこ
とができる。その結果、信頼性の高い静電容量部を形成
することができる。
タン層24をもエッチング除去すると、スパッタにより
形成したアルミニウム合金層23の表面にもともと存在
する凹凸が更に顕著になる。この凹凸が誘電体層の膜質
に影響を与え、誘電体層の欠陥数を増大させ、誘電体層
の膜厚のバラツキなどが生じ、その結果、半導体装置の
製造において歩留まりが低下し、信頼性が低下するとい
う問題が生じやすい。しかし、本実施の形態では、上記
構造を有することにより、これらの問題を解決すること
ができる。また、この構造により、短期的に発見される
不良を低減できるだけではなく、長期的時間内で発生す
る不良(信頼性の試験で発見される不良)をも低減する
ことができる。
の実施の形態と同様に、静電容量部200が公知のMO
Sトランジスタと共通する工程で作成できるので、ロジ
ック回路などの他の半導体装置と同じシリコン基板に形
成することができる。このように静電容量部200と他
の半導体装置とを同一基板に搭載することで、本実施の
形態の半導体装置は、実装コストおよび占有スペースの
縮小などの点で有利である。
ックなどの他の半導体装置と共通の工程で製造できるの
で、製造も容易である。
述べたが、本発明はこれらに限定されず、発明の要旨の
範囲内で各種の態様を取りうる。
層は、連続した格子状の平面パターンを有したが、これ
に限定されず、他の平面パターン、たとえば、単位静電
容量部の平面パターンが正方形以外の矩形や正六角形と
なるような平面パターンを有していてもよい。
連続して形成されたが、単位静電容量部の機械的強度を
確保できればよく、分離絶縁層は連続していなくともよ
い。
電容量部を含む半導体装置を模式的に示す平面図であ
る。
単位静電容量部を互いに接続している状態を示す平面図
である。
電容量部を含む半導体装置を模式的に示す平面図であ
る。
製造方法示す模式的に示す断面図である。
製造方法示すものであり、図6の次の工程を示す断面図
である。
製造方法示すものであり、図7の次の工程を示す断面図
である。
製造方法示すものであり、図8の次の工程を示す断面図
である。
の製造方法示すものであり、図9の次の工程を示す断面
図である。
の製造方法示すものであり、図10の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図11の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図12の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図13の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図14の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図15の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図16の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図17の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図18の次の工程を示す断
面図である。
の製造方法示すものであり、図19の次の工程を示す断
面図である。
について行った、静電容量の試験結果を示す図である。
について行った、静電容量と周波数の関係に関する試験
結果を示す図である。
について行った、電界強度と0.1%の不良率が発生する
時間の関係に関する試験結果を示す図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 半導体基板の上に静電容量部が形成さ
れ、 前記静電容量部は、複数の単位静電容量部に分割され、
該単位静電容量部の相互は分離層によって区画され、 各前記単位静電容量部は、第1の電極層と、第2の電極
層と、該第1の電極層および該第2の電極層の間に配置
された誘電体層とを含む、半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記単位静電容量部は、 前記半導体基板に形成された、不純物拡散層からなる第
1の電極層と、 前記第1の電極層上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層上に形成された、導電性シリコン層からな
る第2の電極層と、を含む、半導体装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記誘電体層は、MOSトランジスタのゲート絶縁層と
同じ工程で形成される酸化シリコン層からなり、かつ、 前記第2の電極層は、MOSトランジスタのゲート電極
と同じ工程で形成される導電性シリコン層からなる、半
導体装置。 - 【請求項4】 請求項2または3において、 前記単位静電容量部を区画するための分離層は、少なく
とも素子分離領域と同じ工程で形成される酸化シリコン
層を含む、半導体装置。 - 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 さらに、前記第2の電極層より上に、少なくとも1層の
遮光層が形成された、半導体装置。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記遮光層は、金属配線層と同じ工程で形成される金属
層からなる、半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1において、 前記単位静電容量部は、 前記半導体基板より上に形成された、金属層からなる第
1の電極層と、 前記第1の電極層上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層上に形成された、金属層からなる第2の電
極層と、を含む、半導体装置。 - 【請求項8】 請求項7において、 前記第1の電極層は、第1の金属配線層と同じ工程で形
成される金属層からなり、かつ、 前記第2の電極層は、第2の金属配線層と同じ工程で形
成される金属層からなる、半導体装置。 - 【請求項9】 請求項7または8において、 前記単位静電容量部を区画するための分離層は、少なく
とも前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に形成
された層間絶縁層を含む、半導体装置。 - 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかにおいて、 前記誘電体層は、前記第1の電極層上の層間絶縁層に形
成された開口部の表面に沿って配置され、前記開口部
は、その側面が前記第2の電極層に向かうにつれて径の
大きくなるテーパ状に形成された、半導体装置。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記単位静電容量部は、それぞれ並列に接続された、半
導体装置。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の静
電容量部と、少なくともMOSトランジスタを含む他の
回路素子とが、前記半導体基板上に搭載された、半導体
装置。 - 【請求項13】 半導体基板の上に静電容量部が形成さ
れる工程を含み、 前記静電容量部は、第1および第2の導電層が所定パタ
ーンの分離層で分割されて複数の単位静電容量部に区画
され、各前記単位静電容量部は、第1の電極層と、第2
の電極層と、該第1の電極層および該第2の電極層の間
に配置された誘電体層とを含む、半導体装置の製造方
法。 - 【請求項14】 請求項13において、 前記単位静電容量部は、第1の電極層、誘電体層および
第2の電極層を含み、 前記半導体基板に不純物拡散層を所定パターンで形成す
ることにより、第1の電極層が形成され、 前記第1の電極層上に誘電体層が形成され、 前記誘電体層上に所定パターンで導電性シリコン層を形
成することにより、第2の電極層が形成される、半導体
装置の製造方法。 - 【請求項15】 請求項14において、 前記誘電体層は、MOSトランジスタのゲート絶縁層と
同じ工程で形成される酸化シリコン層からなり、かつ、 前記第2の電極層は、MOSトランジスタのゲート電極
と同じ工程で形成される導電性シリコン層からなる、半
導体装置の製造方法。 - 【請求項16】 請求項14または15において、 前記単位静電容量部を区画するための分離層は、少なく
とも素子分離領域と同じ工程で形成される酸化シリコン
層を含む、半導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 請求項14〜16のいずれかにおい
て、 さらに、前記第2の電極層より上に、少なくとも1層の
遮光層が形成される、半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】 請求項17において、 前記遮光層は、金属配線層と同じ工程で形成される金属
層からなる、半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】 請求項13において、 前記単位静電容量部は、第1の電極層、誘電体層および
第2の電極層を含み、 前記半導体基板より上に所定パターンで金属層を形成す
ることにより、第1の電極層が形成され、 前記第1の電極層上に誘電体層が形成され、 前記誘電体層上に所定パターンで金属層を形成すること
により、第2の電極層が形成される、半導体装置の製造
方法。 - 【請求項20】 請求項19において、 前記第1の電極層は、第1の金属配線層と同じ工程で形
成される金属層からなり、かつ、 前記第2の電極層は、第2の金属配線層と同じ工程で形
成される金属層からなる、半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】 請求項19または20において、 前記単位静電容量部を区画するための分離層は、少なく
とも前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に形成
された層間絶縁層を含む、半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】 請求項19〜21のいずれかにおい
て、 前記誘電体層は、前記第1の電極層上の層間絶縁層に形
成された開口部の表面に沿って形成され、前記開口部
は、その側面が前記第2の電極層に向かうにつれて径の
大きくなるテーパ状に形成された、半導体装置の製造方
法。 - 【請求項23】 半導体基板上に、請求項1〜11のい
ずれかに記載の静電容量部と、少なくともMOSトラン
ジスタを含む他の回路素子とが共通の工程を含んで形成
される、半導体装置の製造方法。
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