JP2000284854A - 携帯型電子機器 - Google Patents
携帯型電子機器Info
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Abstract
において、使用場所、使用状況、周囲の環境等に左右さ
れることなく、常に安定した信頼性の高い送受信を維持
することが可能な電子機器を提供すること。 【解決手段】 本体ケース2と表示部ケース3とLCDパ
ネル4とキーボード5とを有するコンピューター1にお
いて、無線通信用アンテナが、本体ケース2の前側面に
設けられた本体部アンテナ11と、表示部ケース3の上
角部に設けられた表示部アンテナ13との二つが設けら
れている。表示部ケース3の開閉状態や、受信状態に応
じて、本体部アンテナ11と表示部アンテナ13とを切
替えて無線通信を行うことが可能な携帯型電子機器を提
供する。
Description
えたノート型パーソナルコンピュータやパームトップ型
パーソナルコンピュータ等の携帯型電子機器に関する。
て、無線データ通信を実現するために、周波数の異なる
帯域に適した複数のアンテナを1つのアンテナ装置に共
用するものが提案されている。具体的には、高速無線LA
Nのようにビームを絞ったアンテナを周方向に配列した
アンテナを必要とするシステムにおいて、PHSや携帯電
話の周波数でも通信を行えるようにする周波数共用アン
テナ装置である。このような技術の例として特開平10
−41744に開示されているようなものが知られてい
る。
報処理装置と、PHS、携帯電話、無線LANといった無線通
信装置を一体化した装置において、無線通信装置用のア
ンテナを、情報処理装置の使い方によって最も感度の良
いアンテナ位置に切りかえることを特徴としている。
ンピュータを使用している状況を考慮したものである。
また、良好な送受信環境を得るには、できるだけ高い位
置にアンテナが存在することが望ましい。主にパーソナ
ルコンピュータを使用している状況では、表示部を開い
た状態であるので、表示部の上方位置に設けることによ
り、良好な送受信環境が得られる。
示部側のみにアンテナを設置する構造のため、表示部の
開閉状態について、考慮されていなかった。例えば、無
線LANのように、常時外部の無線通信機器と無線リン
クを張り、無線電波を送受可能とする環境については考
慮されていなかったため、パーソナルコンピュータのい
かなる状態においても、常時安定した送受信を行うこと
は難しいものだった。
る使用状況が想定される。従って、無線通信装置を装備
する携帯型パーソナルコンピュータにおいて、アンテナ
性能を最大限に発揮でき、使用場所、使用状況、周囲の
環境等に左右されることなく、常に安定した信頼性の高
い送受信動作を維持することが可能な電子機器を提供す
ることを目的とする。
本発明では、本体と、本体に接合部材を介して回動可能
に接続される表示手段と、無線通信手段とをもつ電子機
器において、表示部に設けられる第1の無線アンテナ
と、本体に設けられる第2の無線アンテナと、第1のア
ンテナと、第2のアンテナとを用いてダイバーシティ受
信回路を構成することを特徴とする。
最大限に発揮し、使用場所、使用状況、周囲の環境に左
右されることなく、常に安定した信頼性の高い送受動作
を維持できる携帯型電子機器を提供することが可能であ
る。
を介して回動可能に接続される表示手段と、無線通信機
能とをもつ携帯型電子機器において、表示部に設けられ
る第1の無線アンテナと、本体に設けられる第2の無線
アンテナと、表示手段の開閉状態を検知する検知手段
と、検知手段によって表示部が開いていると検知した場
合は、第1のアンテナを選択し、表示部が閉じていると
検知した場合は、第2のアンテナを選択する検知切替手
段と、を有することを特徴とする。
送受信に使用するアンテナを切り替えることが可能な携
帯型電子機器を提供することが可能である。
を介して回動可能に接続される表示手段と、無線通信機
能とをもつ電子機器において、表示部に設けられる第1
の無線アンテナと、本体に設けられる第2の無線アンテ
ナと、表示部の開閉状態を検知する検知手段と、検知手
段によって表示部が開いていると検知した場合は、第1
のアンテナを選択し、表示部が閉じていると検知した場
合は、第2のアンテナを選択する検知切替手段と、第1
のアンテナと、第2のアンテナとの受信感度を比較し、
受信感度の良い一方のアンテナを無線通信用アンテナと
して選択する受信感度アンテナ切替手段と、ユーザによ
り、第1のアンテナ、若しくは第2のアンテナを選択す
ることが可能な選択切替手段と、を具備することを特徴
とする。
況、若しくは送受信状況に応じて、受信状態が良好なア
ンテナに切り替えて、無線通信を行うことが可能な携帯
型電子機器を提供することが可能である。
の実施の形態について説明する。
る。図1は第1の実施の形態に係る無線通信用アンテナ
を実装したコンピュータの外観図である。
ース3とLCDパネル4とキーボード5とを有するコンピ
ューター1である。本体ケース2の上面にはキーボード
5が配置されている。表示部ケース3は、ヒンジ部6に
より本体ケース部2と回動可能に接続されている。表示
部ケース3の内部にはLCDパネル4が配置されている。
21はパーソナルコンピュータ本体内のメインボード上
に実装された、高周波ノイズ源となるCPUである。3
1は無線通信部であり、コンピュータ本体内のメインボ
ード上に実装され、アンテナの制御等を行うものであ
る。なお、表示部ケース3はヒンジ部6を介して矢印C
−D方向に回動可能であり、キーボード5を覆う閉位置
とキーボード5を使用可能な状態にする開位置の間で回
動可能である。また、7は表示部ケースが開いているか
閉じているかを検知するための、開閉検知部材であり、
矢印A−B方向に移動可能である。
2の前側面に設けられた本体部アンテナ11と、表示部
ケース3の上角部に設けられた表示部アンテナ13との
二つが設けられている。本実施の形態では、これらのア
ンテナは、2.40〜2.50GHzの帯域で動作する
アンテナである。
示部ケース3の上部左角に表示部ケース3に対してアン
テナ指向方向が90度となるように配置される。すなわ
ち表示部ケース3のLCDパネル4面に対し直角をなす
ように配置される。このような表示部ケース3における
アンテナ配置構成とすることにより、パーソナルコンピ
ュータを操作する際に、人体(ユーザ)の手指等がアン
テナに触れたり、アンテナを遮ったりする可能性が少な
い。さらに机上に置いた際に、パーティションや周辺の
影響を考えると、できるだけ高い位置にアンテナが存在
することが望ましく、表示部ケース3を開いた状態にお
いてはこの位置が最も高いので良好な受信状態が得られ
る。また、角部に限らず、上方であるなら中央部等に配
置しても良い。
部材の動作の図である。(a)図は表示部ケースが開位
置の場合のコンピュータを横から見た断面図である。
(b)図は表示部ケースが閉位置の場合のコンピュータ
を横から見た断面図である。本体ケース2内の基板10
上には開閉検知スイッチ8が設置されている。開閉検知
スイッチ8は矢印F方向に押されると、ベースバンドI
C39に表示部ケース3が閉じられているという信号を
送出する。表示部ケース3が開位置の時には開閉検知部
材7はバネ9により矢印A方向に付勢されている。この
ため、開閉検知スイッチ8に接触していない状態であ
り、開閉検知スイッチ8はオフ状態であるので、この位
置を開閉検知部材のオフ位置とする。また、矢印B方向
に移動して開閉検知スイッチ8をオン状態にする位置を
開閉検知部材のオン位置とする。通常、開閉検知部材7
は、表示部ケース3が開位置にある時には、オフ位置に
ある。表示部ケース3が矢印D方向に回動されると、ヒ
ンジ部6が表示部ケース開閉検知部材7に接触し、矢印
B方向に移動する。このことにより、開閉検知部材7が
開閉検知スイッチ8を押すことにより開閉検知スイッチ
8がオンになる。従って、表示部ケース3の開閉状態を
検知可能である。
ースを閉じた状態の外観図である。図3に示すように、
表示部ケース3は閉位置状態にあり、コンピュータは操
作されていない状態である。このような、表示部ケース
3が閉じられている状態においても、パーソナルコンピ
ュータ1の電源がオフ状態から、通信機能により起動さ
せてデータ通信を行う際に、本体部アンテナ11は常に
受信しやすい環境を得ることが出来る。
ナ13との切替は、通常の設定では表示部ケース開閉検
知スイッチ8のオン/オフ状態に応じて行われる。表示
部ケース開閉検知スイッチ8がオフ状態の時は、表示部
ケース3が開いている状態であり、表示部アンテナ13
の方が良好な送受信環境が得られるため、表示部アンテ
ナ13を使用する。表示部ケース開閉検知スイッチ8が
オン状態の場合は、表示部ケース3が閉じられている状
態であり、本体部アンテナ11の方が良好な送受信環境
が得られるため、本体部アンテナ11を使用する。ま
た、これらアンテナのどちらを送受信に使用するかは、
ユーザによって切替えることも可能であり、切替え方法
に付いては後述する。なお、これらのアンテナは、本体
ケース2内に配置されるCPU21が動作する時に放射
されるクロックノイズの影響を受けにくい位置に配置さ
れる。
ハードウェア構成を示した図である。パーソナルコンピ
ュータ本体内は、全体の制御を行い、CPU等の処理回
路をまとめたパーソナルコンピュータ本体のCPU21
と、データを記憶保存するFDD23と、HDD25
と、CPU21が実行するプログラムおよびアンテナの
切替え設定を可能にするアプリケーションプログラムを
記憶しておくメモリ27と、表示部である液晶ディスプ
レイのLCDパネル4と、文字等の情報を入力するキー
ボード5,マウス6等とがCPU21に接続されてい
る。また、CPU21と無線通信部31とは、USB
(Universal Serial Bus)により
接続される。
本体のCPU21とベースバンドIC39との間でデー
タの送受信を行うインターフェース部であるUSBイン
ターフェースコントロール部45と、通信プロトコルに
準拠した送受信データの配列制御およびエラー訂正、C
PU21からのコマンドに応じたディジタル信号処理を
行うこと、および現在どちらのアンテナが選択されてい
るか、および、どのモードであるかを記録しているベー
スバンドIC39と、ベースバンドIC39で通信プロ
トコルに準拠した信号処理を実行するプログラム、およ
び本発明に係る処理を実行するプログラムを格納するメ
モリ43と、無線通信の送受信を実行する際に必要とす
る帯域の周波数のみを通過させ、不要な帯域の周波数を
カットするフィルタ部35と、フィルタ部35でフィル
タリングされた帯域の電波信号であるアナログ信号をデ
ィジタル処理可能とする信号に変換し、かつ、ベースバ
ンドIC39から入力されたディジタル信号を無線電波
として放射可能とするアナログ信号に変換するRF−I
C37と、RF−IC37とベースバンドIC39で使
用する基準波を供給するクロック発生器41と、無線電
波の送受信を行うための、2系統のアンテナ11、13
のうち、どちらか一方のアンテナを無線電波の送受信と
して使用して切り替えるアンテナ切替部33とから構成
されている。
を可能にする例として、アプリケーションソフトにより
行う場合について説明する。図5は本発明に係るコンピ
ュータに実装されるアプリケーションソフトのメインメ
ニュー画面の図である。アプリケーションソフトを立ち
上げると、メインメニュー画面50がLCDパネル4上
に表示される。
ーザ指定」領域51、「アンテナ自動切替」領域52、
「アンテナ表示」領域53、「終了」領域54の各項目
がLCDパネル4上に表示される。ここで、ユーザが、
ポインター55を目的の項目の楕円領域に移動させ、ク
リックすると、それぞれ選択された項目について、パー
ソナルコンピュータ1内のCPU21で処理が行われ
る。
いて説明する。まず、図5のメインメニュー表示で「ユ
ーザ指定」51が選ばれた場合について説明する。
サブメニュー画面の図である。図7は「ユーザ指定」が
選択された場合のCPUにおける処理のフローチャート
図である。
択されると(ステップS110)、がLCDパネル4上
の表示は、図6のようなサブメニュー画面60に切り替
わる(ステップS111)。
ンテナ選択」61、「本体部アンテナ選択」62、「メ
インメニューに戻る」63の各項目を表示する。これら
の項目はポインター64を各領域に移動させクリックす
ることにより選択可能である。
場合には(ステップS112)、ベースバンドIC39
に対して「表示部アンテナの選択を指示する実行コマン
ド」を送出する(ステップS113)。その後、サブメ
ニューの表示に戻る。
場合には(ステップS114)、ベースバンドIC39
に対して「本体部アンテナの選択を指示する実行コマン
ド」を送出する(ステップS115)。その後、サブメ
ニューの表示に戻る。
合には(ステップS116)、図5のメインメニュー画
面50にもどる。
テナ自動切替」が選ばれた場合について説明する。
れた場合のサブメニュー画面の図である。図9は「アン
テナ自動切替」52が選択された場合のCPUにおける
処理のフローチャート図である。
選択されると(ステップS120)、がLCDパネル4
上の表示は、図8のようなサブメニュー画面70に切り
替わる(ステップS121)。
動切替モード」71、「組み合わせダイバーシティ切替
モード」72、「メインメニューに戻る」73の各項目
がLCDパネル4上に表示される。これらの項目はポイ
ンター74を各領域に移動させクリックすることにより
選択可能である。
示部ケース開閉検知スイッチ8のオン/オフ状態に対応
して2系統のアンテナを切り替える方式である。標準で
は、この「スイッチ自動切替モード」に設定されてい
る。
とは、パーソナルコンピュータのあらゆる使用状態を想
定すると、表示部ケース3が開いている状態において
も、パーソナルコンピュータの使用環境によっては、必
ずしも表示部アンテナ13の方が、本体部アンテナ11
よりも無線性能が良いとは限らない状況も考えられる。
逆に、表示部ケース3が閉じている状態においても同様
のことが考えられる。そのため、表示部アンテナ13と
本体部アンテナ11との受信感度レベル(受信電力値)
を比較し、受信電力値の良い方のアンテナに切り替えて
無線通信を実行する方式である。
れた場合には(ステップS122)、ベースバンドIC
39に対して「スイッチ自動切替モードを指示するコマ
ンド」を送出する(ステップS123)。その後、サブ
メニューの表示に戻る。
72が選択された場合には(ステップS124)、ベー
スバンドIC39に対して「組み合わせダイバーシティ
切替モードを指示するコマンド」を送出する(ステップ
S125)。その後、サブメニューの表示に戻る。
た場合には、図4のメインメニュー画面50にもどる。
テナ表示」53が選ばれた場合について説明する。
た場合のサブメニュー画面の図である。図11は「アン
テナ表示」53が選択された場合のCPUにおける処理
のフローチャート図である。
されると(ステップS130)、がLCDパネル4上の
表示は、図10のようなサブメニュー画面80に切り替
わる(ステップS131)。
示」81、「アンテナ非表示」82、「メインメニュー
に戻る」83の各項目が表示される。これらの項目はポ
インター84を各領域に移動させクリックすることによ
り選択可能である。
は(ステップS132)、パーソナルコンピュータ1の
LCDパネル4に表示ウインドウを開き(ステップS1
33)、ベースバンドIC39のステータスレジスタを
アクセスして、現在選択されているアンテナがどちらの
アンテナであるかをチェックする(ステップS13
4)。チェックした結果を表示ウインドウに表示する
(ステップS135)。その後、サブメニューの表示に
戻る。
には(ステップS136)、表示ウインドウを閉じる
(ステップS137)。その後、サブメニューの表示に
戻る。
た場合には、図5のメインメニュ画面50にもどる。
了」54が選ばれた場合について説明する。図12は
「終了」54が選択された場合のCPUにおける処理の
フローチャート図である。
S150)、ベースバンドIC39に「終了コマンド」
を送出する(ステップS151)。その後、メインメニ
ューの表示を終了し(ステップS152)、アプリケー
ションプログラムを終了する(ステップS153)。
続いて、CPU21から各処理のコマンドが送出された
際のベースバンドIC39での処理について説明する。
図13はベースバンドICでの処理のフローチャート図
である。
ていないかを判別する(ステップS201)。コマンド
が入力されている場合はコマンド内容の識別を行う。
テナの選択を指示する実行コマンド」と判別された場合
(ステップS204)、アンテナ切替部33に対して表
示部アンテナを選択する切替え制御信号を出力する(ス
テップS205)。そして再びコマンド受付状態に移行
する。
テナの選択を指示する実行コマンド」と判別された場合
(ステップS206)、アンテナ切替部33に対して本
体部アンテナ11を選択する切替え制御信号を出力する
(ステップS207)。そして再びコマンド受付状態に
移行する。
コマンド」と判別された場合の処理について図14を用
いて説明する。
するコマンド」と判別された場合の処理のフローチャー
ト図である。
るコマンド」と判別された場合(ステップS208)、
表示部ケース開閉検知スイッチ8がオフ状態かチェック
する(ステップS301)。表示部ケース開閉検知スイ
ッチ8がオフ状態であれば、表示部ケース3は開いた状
態であると判断される。この場合、送受信の無線性能が
良いのは表示部アンテナ13であると判断できるので、
アンテナ切替部33に対して、表示部アンテナ13を選
択する切替え制御信号を出力する(ステップS30
3)。
態ではない(オン状態)ならば、表示部ケース3は閉じ
られている状態を示していると判断される。この場合、
送受信の無線性能が良いのは本体部アンテナ13である
と判断できるので、アンテナ切替部33に対して、本体
部アンテナ13を選択する切替え制御信号を出力する
(ステップS304)。
指示するコマンド」と判別された場合の処理について図
15を用いて説明する。図15は「組み合わせダイバー
シティモードを指示するコマンド」と判別された場合の
処理のフローチャート図である。
ックする(ステップS351)。つづいて、本体部アン
テナの受信電力値をチェックする(ステップS35
2)。次に、2系統アンテナの受信電力値を相対比較す
る(ステップS353)。
受信電力値が良い場合は、ベースバンドIC39からア
ンテナ切替部33に対して、本体部アンテナ11を選択
する切替え制御信号を出力する(ステップS354)。
受信電力値が良い場合には、ベースバンドIC39から
アンテナ切替部33に対して、表示部アンテナ13を選
択する切替え制御信号を出力する(ステップS35
5)。
たアンテナの受信電力値をチェックし、相対比較した時
のアンテナの受信電力値より劣化していた場合には、再
度、2系統アンテナの受信電力値チェックルーチンへ移
行する。受信電力値の劣化が見られない場合は、「組み
合わせダイバーシティモードコマンド」の処理を抜けて
コマンド待ち状態に移行する。
ラムは終了される(ステップS211)。
を切り替えることが可能となる。
の切替操作をアプリケーションソフトによって行う例を
示したが、コンピュータ本体に物理的な切替スイッチを
設けて、アンテナの切替を行うようにしても良い。
適用可能な平面アンテナを示すものである。図16はセ
ラミックアンテナに含まれるワイヤカップルドアンテナ
(チップマウントタイプ)の構成を示す図である。図1
7は同じくセラミックアンテナに含まれるパッチアンテ
ナの構成を示す図である。なお、上記した実施形態に適
用可能な平面アンテナは、上記図示したものに限らず、
他の形状、構造による小型平面アンテナであっても良
い。
ンピュータの使用状態、つまり表示部ケースの開閉状態
に左右されず、常時外部の無線通信機器と無線電波を送
受可能である。また、ユーザによって2系統のアンテナ
のうち送受信状況が良い方のアンテナに切替を行うこと
が可能である。
ンピュータの外観斜視図である。これは、第1の実施の
形態の本体部アンテナ11の配置場所を変更したもので
ある。
の表示部ケースを閉じた状態の外観斜視図である。
の後方側面に配置することにより、図19の状態の場
合、表示部アンテナ13と対角に配置されることにな
り、略全方向に対して良好な受信環境を得ることができ
る。例えば鞄に収納する際等、収納方向を考慮しなくて
も良い。アンテナの切替については第1の実施の形態と
同様である。
部アンテナとして棒状のアンテナを用いた図を示す。ま
た棒状アンテナの例として、図21にホイップアンテナ
の図を示す。図22にロッドアンテナの図を示す。上記
した実施の形態では表示部に設けるアンテナとして平面
アンテナを用いる例を示したが、図21、図22に示す
ようにホイップアンテナを用いたり、全方位に回動自在
なロッドアンテナを用いることにより、受信状況に応じ
て、表示部アンテナの角度をパーソナルコンピュータに
対して自由に設定可能である。
により、コンピュータの使用状態、つまり表示部ケース
の開閉状態に左右されず、常時外部の無線通信機器と無
線電波を送受可能となる。
ナルコンピュータの本体および表示部ケースに無線アン
テナを設けることにより、コンピュータの使用場所、使
用状態、周囲の環境に左右されることなく、常時外部の
無線通信機器と無線電波を送受可能とする携帯型電子機
器を提供できる。
実装したノート型パーソナルコンピュータの外観斜視
図。
動作の図。 (a) 表示部ケースが開位置の場合のコンピュータを
横から見た断面図。 (b)表示部ケースが矢印D方向に回動した際のコンピ
ュータを横から見た断面図。
の外観図。
成図。
のメインメニュー画面の図。
ー画面の図。
ける処理のフローチャート図。
メニュー画面の図。
Uにおける処理のフローチャート図。
ニュー画面の図。
おける処理のフローチャート図。
処理のフローチャート図。
ャート図。
のベースバンドICでの処理のフローチャート図。
受けた時のベースバンドICでの処理のフローチャート
図。
ルドアンテナ(チップマウントタイプ)の構成を示す
図。
ナの構成を示す図。
ータの外観斜視図。
部を閉じた状態の外観斜視図。
ータの外観斜視図。
プアンテナ。
アンテナ。
Claims (8)
- 【請求項1】本体と、前記本体に接合部材を介して回動
可能に接続される表示手段と、無線通信手段とをもつ電
子機器において、前記表示部に設けられる第1の無線ア
ンテナと、前記本体に設けられる第2の無線アンテナ
と、前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナとを用
いてダイバーシティ受信回路を構成することを特徴とす
る携帯型電子機器。 - 【請求項2】本体と、前記本体に接合部材を介して回動
可能に接続される表示手段と、無線通信手段とをもつ携
帯型電子機器において、前記表示部に設けられる第1の
無線アンテナと、前記本体に設けられる第2の無線アン
テナと、前記第1のアンテナ、若しくは前記第2のアン
テナいずれかを送受信に使用するため切り替えることが
可能な切り替え部材を有することを特徴とする携帯型電
子機器。 - 【請求項3】前記切り替え部材は、前記表示手段の開閉
状態を検知する検知部材と、前記検知部材によって前記
表示部が開いていると検知した場合は、前記第1のアン
テナを選択し、前記表示部が閉じていると検知した場合
は、前記第2のアンテナを選択する検知切替手段と、を
有することを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子機
器。 - 【請求項4】前記切り替え部材は、ユーザーにより、前
記第1のアンテナ、若しくは前記第2のアンテナを選択
することが可能なスイッチング部材を有することを特徴
とする請求項2に記載の携帯型電子機器。 - 【請求項5】本体と、前記本体に接合部材を介して回動
可能に接続される表示手段と、無線通信機能とをもつ携
帯型電子機器において、前記表示部に設けられる第1の
無線アンテナと、前記本体に設けられる第2の無線アン
テナと、前記表示手段の開閉状態を検知する検知部材
と、前記検知部材によって前記表示部が開いていると検
知した場合は、前記第1のアンテナを選択し、前記表示
部が閉じていると検知した場合は、前記第2のアンテナ
を選択する検知切替手段と、を有することを特徴とする
携帯型電子機器。 - 【請求項6】本体と、前記本体に接合部材を介して回動
可能に接続される表示手段と、無線通信手段とをもつ携
帯型電子機器において、前記表示部に設けられる第1の
無線アンテナと、前記本体に設けられる第2の無線アン
テナと、前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナと
の受信利得を比較し、受信利得の良い一方のアンテナを
無線通信用アンテナとして選択する受信利得アンテナ切
替手段を具備することを特徴とする携帯型電子機 器。 - 【請求項7】本体と、前記本体に接合部材を介して回動
可能に接続される表示部と、無線通信機能とをもつ電子
機器において、前記表示部に設けられる第1の無線アン
テナと、前記本体に設けられる第2の無線アンテナと、
前記表示部の開閉状態を検知する検知手段と、前記検知
手段によって前記表示部が開いていると検知した場合
は、前記第1のアンテナを選択し、前記表示部が閉じて
いると検知した場合は、前記第2のアンテナを選択する
検知切替手段と、前記第1のアンテナと、前記第2のア
ンテナとの受信利得を比較し、受信利得の良い一方のア
ンテナを無線通信用アンテナとして選択する受信利得ア
ンテナ切替手段と、ユーザーにより、前記第1のアンテ
ナ、若しくは前記第2のアンテナを選択することが可能
な選択切替手段と、を具備することを特徴とする携帯型
電子機器。 - 【請求項8】無線通信に使用するアンテナ切替方法は、
前記検知切替手段、若しくは前記受信感度アンテナ切替
手段、若しくは選択切替手段からユーザーが選択可能で
あることを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機
器。
Priority Applications (1)
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