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JP2000284149A - オフセットランチカップリングおよび光ファイバコネクタフェルール - Google Patents

オフセットランチカップリングおよび光ファイバコネクタフェルール

Info

Publication number
JP2000284149A
JP2000284149A JP2000080077A JP2000080077A JP2000284149A JP 2000284149 A JP2000284149 A JP 2000284149A JP 2000080077 A JP2000080077 A JP 2000080077A JP 2000080077 A JP2000080077 A JP 2000080077A JP 2000284149 A JP2000284149 A JP 2000284149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
optical fiber
offset
hole
multimode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000080077A
Other languages
English (en)
Inventor
Muhammed A Shahid
エー シャヒッド ムハメッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JP2000284149A publication Critical patent/JP2000284149A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/262Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/14Mode converters
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3834Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
    • G02B6/3843Means for centering or aligning the light guide within the ferrule with auxiliary facilities for movably aligning or adjusting the fibre within its ferrule, e.g. measuring position or eccentricity

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 増大する帯域幅をサポートするために、通常
のフェルール内の通常の光ファイバとの結合を改良する
フェルールを提供すること。 【解決手段】 本発明は、少なくとも1つの光ファイバ
フェルールがフェルールボディの縦軸または対称軸(6
9)から放射方向にオフセットされた場所にそれを通し
て形成された軸方向に延びる孔を備えたボディを有する
光ファイバフェルールおよびその製造方法および光ファ
イバ通信システムである。オフセット孔(66,67,
68)は、後にその中に配置される光ファイバのコア
が、それと整合される通常のフェルール内に配置された
光ファイバのコアに対して僅かにオフセットさせるため
に提供される。2つの光ファイバ間のオフセット整合
は、オフセットランチ状態を確立するために有用であ
り、これは、例えば、レシービングマルチモードファイ
バに結合されたランチングシングルモードファイバを有
する光システムの帯域幅性能を改善する。本発明は、横
方向、垂直方向またはその両方の組合せの放射方向オフ
セットを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバに係
り、特に、光ファイバ接続において使用される光ファイ
バフェルールに関する。
【0002】
【従来の技術】通信およびデータ伝送システムにおける
光ファイバの使用はよく確立されている。そのようなシ
ステムにおいて、光信号を1つの光ファイバから別の光
ファイバに効率よく結合させる能力は、永久的接続また
は半永久的接続または取り外し可能なファイバコネクタ
のどの形式の場合にも重要である。
【0003】したがって、光ファイバコネクタが、光フ
ァイバが他の光ファイバまたは光デバイス(即ち、光信
号の源/送信機または受信機)に結合されかつ分離され
ることを許容するように開発されてきた。そのようなコ
ネクタは、送信される光の有効な結合のために、接続さ
れたファイバ端における正確なアラインメントおよび最
小のスペーシングを提供しなければならない。また、コ
ネクタは、容易にかつ信頼性よく接続され、分離されか
つ再接続されなければならない。
【0004】ファイバ接続のインタフェースにおける光
損失は主要な考慮すべき事柄であるので、光ファイバコ
ネクタの重要な構成要素は、光ファイバプラグ、ハウジ
ングおよびフェルールを含む。フェルールは、光ファイ
バの脆い端部を、接続または終端の点において位置あわ
せし、保持しかつ保護するために使用され、したがって
正確な寸法公差を有する。
【0005】光ファイバの端部がフェルール内に挿入さ
れかつ固定される(典型的には接着されるまたは接合さ
れる)場合、光ファイバに損傷を与える可能性は、ファ
イバ端面上のなめらかな表面を作るために必要とされる
研磨および/または磨きのプロセスの間に特に、大幅に
低減される。フェルールは、典型的には、低い熱膨張係
数、高い弾性係数および高い硬度を有する材料から作ら
れる。セラミクスは、そのような特性を示しかつ高い程
度の滑らかさおよび平坦さまで磨かれることができるの
で、しばしば選ばれる材料である。円筒状のスリーブ
は、一対の完成したフェルールと位置合わせするために
使用される。
【0006】典型的には、フェルールは、剥かれた光フ
ァイバがその中に位置するフェルールの中心軸または縦
軸に沿って走る軸方向に延びる孔または毛細管を有す
る。従来、コネクタデバイスは、対向するフェルールを
フェイスツーフェイス接触でフェルールの端面と軸方向
整合に位置合わせし、好ましくは、対向する光ファイバ
を軸方向に位置あわせしかつフェイスツーフェイス接触
となるように位置合わせする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、連続して増大
する帯域幅をサポートする改良したフェルールコネクタ
カップリング構成の必要性がある。したがって、必要と
されているものは、増大する帯域幅をサポートするため
に、通常のフェルール内の通常の光ファイバとの結合を
改良するフェルールである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は特許請求の範囲
により定義される。本発明は、所定のマルチモード光フ
ァイバの増大する帯域幅性能に対して、光ファイバを別
の光ファイバに対して支持しかつ位置させる光ファイバ
フェルールおよび光ファイバフェルールの製造方法に具
現化される。本発明の実施形態は、フェルールボディの
縦軸または対称軸から放射状にオフセットされたロケー
ションにおいてそれを通して形成された軸方向に延びる
孔を備えたボディを有する光ファイバフェルールを提供
する。
【0009】この方法において、そこにその後に位置さ
れる光ファイバのコアは、通常のスリーブまたは他の光
コネクタハードウェアを使用してそれらの間を結合させ
るための通常のフェルールコネクタ内に位置される光フ
ァイバのコアに対して僅かにオフセットされる。したが
って、2つのフェルールが通常の光ファイバフェルール
コネクタ内で一緒に結合される場合、1つの光ファイバ
コアは、別の光ファイバコアに対して僅かにオフセット
される。
【0010】本発明の実施形態よれば、新規な光ファイ
バフェルールは、光ファイバ間のオフセットの関係が横
方向の位置ずれ、垂直方向の位置ずれまたはこの2つの
組合せとなるように構成される。オフセットの関係は、
例えば、シングルモードファイバからマルチモードファ
イバへ光信号のランチオフセット状態を確立するときに
有利であり、ランチオフセット状態は、その間の改良し
た帯域幅をサポートする。
【0011】本発明のこの実施形態によれば、軸方向に
延びる孔が、約6−27ミクロン(μm)の範囲にある
距離だけ前記フェルールボディの縦軸から放射状にオフ
セットされる。代替的に、軸方向に延びる孔の軸は、そ
のフェルールボディの縦軸と実質的に平行である。
【0012】本発明の別の実施形態によれば、改良され
た帯域幅をサポートする光ファイバコネクタフェルール
を製造する方法は、コネクタフェルールのボディ内に軸
方向に延びる孔を形成するステップを含む。軸方向に延
びる孔は、フェルールボディの縦軸から放射状にオフセ
ットされる。軸方向に延びる孔は、コネクタフェルール
が通常のコネクタフェルールと、例えば光ファイバフェ
ルールコネクタ内で位置あわせされている場合、オフセ
ットランチ状態が光ファイバ間で確立される程度に、オ
フセットされる。オフセットランチ状態は、例えば、ラ
ンチングシングルモードファイバと受信するマルチモー
ドファイバを有する構成間で、改良された帯域幅をサポ
ートする。
【0013】本発明のこの実施形態よれば、軸方向に延
びる孔は、約6−27ミクロン(μm)だけそのフェル
ールボディの縦軸からオフセットされる。光ファイバ
が、約50ミクロン(μm)の直径を有するマルチモー
ド光ファイバを有するオフセットランチファイバ結合に
おいて使用される場合、その軸方向に延びる孔は、その
フェルールボディの縦軸から約6−20ミクロン(μ
m)の放射方向オフセットを有する。
【0014】同様に、光ファイバが約62.5ミクロン
(μm)の直径のマルチモード光ファイバを有するオフ
セットランチファイバカップリングにおいて使用される
場合、その軸方向に延びる孔は、そのフェルールボディ
の縦軸から約13−27ミクロン(μm)の放射方向オ
フセットを有する。また、本発明の様々な実施形態によ
れば、放射方向にオフセットされた軸方向に延びる孔
は、そのフェルールボディの縦軸と実質的に平行であ
る。
【0015】本発明の別の実施形態によれば、オフセッ
トランチカップリングを含む光ファイバ通信システムが
開示される。このシステムは、それを通して形成された
軸方向に延びる孔に挿入されたシングルモード光ファイ
バを備えた少なくとも第1の光ファイバフェルールと、
それを通して形成された軸方向に延びる孔に挿入された
マルチモード光ファイバを備えた第2の光ファイバフェ
ルールとを含む。
【0016】フェルールは、例えば通常のスリーブを使
用して光ファイバフェルールコネクタ内において位置合
わせされている。フェルールの少なくとも1つは、オフ
セットランチ状態がファイバカップリングにより確立さ
れる程度まで、フェルールの縦軸すなわち対称軸から放
射方向にオフセットされた軸方向に延びる孔を有する。
一実施形態において、シングルモード光ファイバフェル
ールの孔は、僅かにオフセットされており、マルチモー
ド光ファイバフェルールの孔はオフセットされていな
い。
【0017】別の実施形態において、マルチモード光フ
ァイバの孔は、僅かにオフセットされており、シングル
モード光ファイバフェルールの孔はオフセットされてい
ない。さらに別の実施形態において、シングルモード光
ファイバフェルールおよびマルチモード光ファイバフェ
ルールの両方が、僅かにオフセットされた孔を有してお
り、集合的な位置ずれがオフセットランチ状態を確立す
る。オフセットランチ状態カップリングの確立は、光フ
ァイバシステムにおける帯域幅性能を改善する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の説明において同様の構成要
素は、図面を簡単にするためにかつ図面による本発明の
理解を容易にするために同じ参照符号が付されている。
【0019】特定の特徴、構成および配置が以下に説明
されるが、これは例示的目的のみのために成されている
と理解されるべきである。当業者は、本発明の精神およ
び範囲から離れることなしに、他の構成、配置およびス
テップも有用であることを理解するであろう。
【0020】シングルモードファイバからの光信号が、
マルチモードファイバの光モードを部分的に満たすよう
にマルチモードファイバにランチ(launch)される場
合、帯域幅、スキュー/ジッタおよび損失におけるスプ
ライス性能が改善されることが認識された。この選択的
なオフセットランチ状態は、マルチモードファイバを十
分に満たさず、利用可能なモードの一部のみを励起し、
そして、マルチモードファイバ内のかなりの劣化なしに
比較的短距離について伝播する。しかし、ここで説明し
たオフセットランチ状態は、これに必要な好都合および
矛盾しない正確さを提供する能力がないために、確立す
ることが困難であった。
【0021】本発明の実施形態は、新規なフェルールが
通常の光ファイバフェルールコネクタ中で通常のフェル
ールと結合されるとき、オフセットランチ状態が信頼性
よく確立されるように、光ファイバコネクタフェルール
が製造することができることを有利に実現することに基
づく。本発明の実施形態によれば、光ファイバコネクタ
フェルールは、それらの軸方向に延びる孔が、フェルー
ルボディの中心軸または縦軸から僅かにオフセットして
位置されるように製造される。
【0022】この方法において、その後に配置される光
ファイバのコアは、通常のフェルールコネクタ内に配置
される光ファイバコアに対して僅かにオフセットされ
る。したがって、オフセットランチ状態は、コネクタフ
ェルールの一方が本発明の実施形態により構成されかつ
他方のコネクタフェルールが通常の構成を有する光ファ
イバフェルールコネクタ中でマルチモードファイバに対
してランチしたシングルモード光ファイバ間に信頼性よ
く確立される。
【0023】図1には、通常の光ファイバフェルールコ
ネクタ10が示されている。コネクタ10は、一対のフ
ェルール14を整合させるためのコネクタシェル11お
よび整合スリーブ12を含む。整合させるべき光ファイ
バ16は、それらのケーブルシース17を部分的に剥か
れ、フェルール14中に形成された軸方向に延びる孔内
で固定的に取り付けられている(例えば、接着されてい
る)。典型的には、フェルール14は、例えばスプリン
グのような保持メカニズム18を使用してコネクタ10
内の所定位置に保持される。
【0024】通常のフェルールは、スムーズでかつ正方
形の面を有し、したがって突き当て結合を許容する。こ
の方法において、ファイバ端がフェルールへのその挿入
に先立ってクリーブ(cleave)されるか、またはファイ
バ端が、フェルール端面に近いファイバ端をクリーブし
かつフェルールの端面と接触するまでファイバ端面を磨
くことに先立って、ファイバ端がフェルールに挿入され
かつ接着されるかのいずれかである。
【0025】図2において、通常の光ファイバコネクタ
フェルール14の1タイプが示されている。典型的に
は、コネクタフェルール14は、対称形であり、かつ例
えば、セラミック、ステンレススチール、リン青銅また
は他の適切な材料、即ち一般に、低い熱膨張係数、高い
弾性係数および高い硬度を有する材料からできたボディ
20を含む。セラミクスは、それらがそのような特性を
示しかつ高い滑らかさおよび平坦さまで磨くことができ
るので、しばしば選択される材料である。
【0026】フェルールボディ20の一部は、例えば、
フェルールコネクタ内に適切に位置されたフェルールボ
ディ20を維持する上で保持メカニズムを助けるための
フランジ21を含みうる。典型的には、フェルールボデ
ィ20は、固体であるが、フェルールボディ20の縦軸
または真の中心軸22を通って同心円状に形成された円
筒状の孔24を含む。そのような構成において、円筒状
孔24は、フェルールボディ20の長さを通して、光フ
ァイバを保持しかつ軸方向に延びる。
【0027】代替的に、図2に示されているように、フ
ェルールボディ20は比較的中空であるが、フェルール
ボディ20の遠方端26に位置された毛細管チップ25
を有する。例えばセラミクスまたは他の適切な材料から
作られた毛細管チップ25は、光ファイバの遠方端を保
護しかつ位置決めする。光ファイバの遠方端は、別の光
ファイバと位置あわせされるべき光ファイバの端部であ
る。フェルール14の遠方端および毛細管チップ25
は、他のフェルールとの突き合わせ結合に対して比較的
滑らかまたはその他導電性である表面を有する端面28
を含む。
【0028】光ファイバコネクタフェルール14は、シ
ングルモード光ファイバおよびマルチモード光ファイバ
の両方を含む全てのタイプの光ファイバを保持しかつ位
置決めするために有用である。典型的には、コネクタフ
ェルール14の外径は、例えば、約1.25ミリメート
ル(mm)または約2.50mmである。しかし、いか
なる適切なサイズの小型のコネクタフェルールを製造す
ることができる。軸方向に延びる孔は、そのケーブルシ
ースおよびバッファ層を剥かれた光ファイバにうまくフ
ィットするサイズの直径、例えば約125ミクロン(μ
m)の直径を有する。
【0029】従来から、光ファイバは、クラッド領域に
より取り囲まれたコア領域を含む。シングルモード光フ
ァイバのコアの直径は約2−10μmであり、マルチモ
ード光ファイバのコアの直径は約50−65μmである
が、シングルモードまたはマルチモード光ファイバに対
するコア領域を取り巻くクラッド領域の全直径は、約1
25μmである。光ファイバクラッド領域は、典型的に
は、典型的には約250μmの外径を有する1つまたは
2つ以上のバッファ保護層でカバーされる。最終的にい
くつかの形の保護ケーブリングシースは、1つまたは2
つ以上の光ファイバの周りに形成される。
【0030】コネクタフェルール中に形成された軸方向
に延びる孔内に位置されるべき光ファイバは、そのケー
ブルシースおよびバッファ層を剥かれる。したがって、
コネクタフェルール中に形成される軸方向に延びる孔
は、剥かれたファイバ部分よりも僅かに大きい直径を典
型的には有する。しかし、必要により上述の寸法を変更
することができる。従来から、光ファイバに対して、コ
ア領域がクラッド領域と同軸的であることが望ましい。
【0031】同様に、コネクタフェルールに対して、軸
方向に延びる孔がフェルールの対称軸と同軸的に形成す
ることが従来から望ましい。即ち、軸方向に延びる孔
は、2つのフェルールが整合されるとき、それらのそれ
ぞれの対称軸は、同軸状に整合され、光ファイバコアは
軸方向に整合されるように、孔と望ましくは同軸状であ
る。
【0032】しかし、光ファイバ製造プロセスに本来的
なばらつきは、完全に同軸状のコアおよびクラッド領域
を有する光ファイバの製造を妨げる。また、コネクタお
よびフェルール製造プロセスに本来的なばらつきは、2
つがほぼ同軸状になるように完全に対称的な軸方向に延
びる孔を完全に対称なフェルールボディの真の中心軸に
しっかりとした位置決めは、固定的には不可能である。
【0033】例えば、通常のシングルモードセラミック
フェルールに対して、軸方向に延びる孔の縦軸は典型的
には、フェルールの真の対称軸の約1.0ミクロンの範
囲にある。同様に、通常のマルチモードセラミックフェ
ルールに対して、孔の縦軸は、典型的には、フェルール
の真の対称軸の数ミクロンの範囲内にある。そのような
偏差は従来から商業的見地から許容可能である。
【0034】前述したように、従来、光ファイバコア
は、許容される公差で、光ファイバコアはそれらのそれ
ぞれのクラッド領域と同軸的であり、かつ光ファイバフ
ェルール孔は、それらの各々のフェルールの対称軸と同
軸的であるように、これらの偏差を最小化することが望
ましい。しかし、前述したように、改良された帯域幅性
能は、所定のオフセットランチ状態が、シングルモード
光ファイバとマルチモード光ファイバとの間に確立され
たときに可能である。したがって、本発明の実施形態
は、受信マルチモードファイバに対するランチングシン
グルモードファイバの意図的な不整合が、スプライス性
能を帯域幅、スキュー/ジッタにおいて改善しかつ損失
を低減することの認識に基づいている。
【0035】本発明の実施形態によれば、オフセットラ
ンチ状態は、ランチング(launching)シングルモード光
ファイバとレシービング(receiving)マルチモード光フ
ァイバとの間の望ましい不整合を生じるように、オフセ
ットを有する光ファイバコネクタフェルールまたは不整
合の軸方向に延びる孔を製造することにより達成され
る。フェルール孔の不整合の程度は、不整合のフェルー
ルが例えば通常の光ファイバフェルールコネクタ中で通
常のフェルールと結合されるとき、信頼性よくかつ再現
性よく確立されるようなものである。
【0036】したがってオフセットランチ状態は、コネ
クタフェルールのうちの一方が本発明の実施形態により
構成され、かつ他方のコネクタフェルールが通常の構成
を有する場合に、光ファイバフェルールコネクタにおけ
るマルチモードファイバに対してランチするシングルモ
ード光ファイバ間に信頼性よくかつ再現性よく確立され
る。代替的に、結合されるべき両方のフェルールは、結
合されたときに、組み合わせられた不整合が所望のオフ
セットランチ状態を信頼性よく確立するように、不整合
の孔を有し得る。
【0037】図3において、本発明の一実施形態により
確立されるオフセットランチ状態の概略が示されてい
る。この図において、所望のオフセットランチ状態を引
き起こすそれらの各々のフェルール内のシングルモード
光ファイバおよびマルチモード光ファイバの相対的な位
置の例が示されている。
【0038】即ち、シングルモードコア領域32、シン
グルモードクラッド領域34、マルチモードコア領域3
6およびマルチモードクラッド領域38の位置が、例示
的なフェルール位置(44で示されている)の縦軸また
は理論的な対称軸42に対して重ねられて示されてい
る。図示のために、図3は、シングルモード光ファイ
バ、マルチモード光ファイバおよびフェルールが全て完
全に対称形である、即ち製造プロセスによる寸法の不完
全さが無視されると仮定している。
【0039】図示されているように、マルチモードコア
領域36およびマルチモードクラッド領域38の双方
は、フェルール位置44の縦軸42と双方とも同軸的で
ある。また、シングルモードコア領域32は、シングル
モードクラッド領域34と同軸的である。しかし、シン
グルモード光ファイバ(即ち、シングルモードコア領域
32およびシングルモードクラッド領域34)は、シン
グルモード光ファイバの縦軸46がフェルール位置44
と同軸的でなく、マルチモード光ファイバとも同軸的で
ない(即ち、縦軸42と同軸的でない)ようにオフセッ
トされる。むしろ、図示されているように、シングルモ
ード縦軸46は、マルチモードコア領域36内のどこか
に位置される。
【0040】製造プロセスによるばらつきは示されてい
ないが、シングルモード光ファイバの望ましいオフセッ
トは、通常の製造プロセスばらつきよりも大きいことに
注意すべきである。したがって、本発明の実施形態によ
れば、シングルモード光ファイバ縦軸46は、例えば約
10μmよりも大きくオフセットしており、このオフセ
ットは、典型的な製造ばらつき公差よりも大きい。例え
ば、上述したように、シングルモード光ファイバコア
は、典型的には、フェルールの真の中心から約1.5μ
mよりも大きく離れておらず、マルチモード光ファイバ
コアは、典型的には、フェルールの真の中心から約6μ
mよりも小さく離れている。
【0041】また、以下により詳細に説明するように、
本発明の代替的な実施形態によれば、シングルモード光
ファイバは、フェルールの縦軸と同軸的であり、マルチ
モード光ファイバは、シングルモード光ファイバおよび
フェルールの両方に対してオフセットされている。本発
明のそのような代替的な実施形態において、マルチモー
ド光ファイバを受け入れるフェルールハウジングは、そ
の軸がフェルールの理論的対称軸から放射方向にオフセ
ットされている孔を有することになる。したがって、通
常マルチモードオフセット孔フェルールと整合された通
常のフェルール内に含まれるランチングシングルモード
光ファイバの相対的な位置は、所望のオフセットランチ
状態が存在する程度まで、それに対する僅かなオフセッ
トとなる。
【0042】図4において、本発明の一実施形態により
確立されるオフセットランチ状態の概略が示されてい
る。第1の領域52は、マルチモード光ファイバのクラ
ッド領域により占められる領域を表す。知られているよ
うに、その直径は、通常、約125μmである。第2の
領域54は、通常約50または62.5μmの直径を有
するマルチモード光ファイバのコア領域により占められ
る領域を表す。
【0043】影を付けられた環状領域56は、改良され
た帯域幅性能のためにオフセットランチ状態を確立する
のに適したマルチモード光ファイバコア領域54の部分
および位置を表す。シングルモード光ファイバコアのコ
ア領域にサイズおよび場所において対応する領域58
は、受け入れ可能なオフセットランチ領域(即ち、影を
付けられた環状領域56)内に位置して示されている。
【0044】シングルモードコア領域58は、適切なオ
フセットランチ状態を確立するために、影を付けられた
環状領域56内のどこかに配置することが可能である。
また、マルチモードコア領域の外側領域62(即ち、影
を付けられた環状領域56の外側)およびマルチモード
コア領域の内側領域64(即ち、影を付けられた環状領
域56の内側)は、オフセットランチ状態を確立するた
めに位置されるべきシングルモード光ファイバコアの望
ましくない場所である。
【0045】図4および図5において、オフセットラン
チ状態(即ち、影付き環状領域56)を確立するために
適したマルチモード光ファイバコア領域54内のシング
ルモードコア領域の様々な場所66,67,68が示さ
れている。より具体的には、図5は、マルチモード光フ
ァイバコア領域54に対して、シングルモードコア領域
のオフセットが、横方向(66で示されている)、垂直
方向(67で示されている)または横方向および垂直方
向の組合せ(68で示されている)になりうることを示
している。
【0046】約50μmの直径を有するコア領域を有す
るマルチモード光ファイバに対して、オフセットランチ
状態を確立するための許容できる領域は、マルチモード
コア領域54の真の中心軸または縦軸69から放射方向
に外側に測定して約8ないし18μmの間の理論的範囲
を有する。
【0047】図4に示された配置は、シングルモードコ
ア領域58とマルチモードコア領域54との間の相対的
な配置であることに留意すべきである。したがって、シ
ングルモードコア領域をその通常の場所においてマルチ
モードコア領域に対してオフセットさせることができ、
またはマルチモードコア領域をその通常の場所において
シングルモードコア領域に対してオフセットさせること
もできる。また、シングルモードコア領域およびマルチ
モードコア領域の両方を、組み合わされた配置が適切な
オフセットランチ状態を作るように、それらの各々の通
常の場所から僅かにオフセットさせることができる。
【0048】図6において、本発明の一実施形態による
オフセットランチ状態の概略の上面図が示されている。
この例において、マルチモードフェルール72およびシ
ングルモードフェルール74が、互いに同軸状に整合さ
れて示されている。マルチモードフェルール72は、マ
ルチモードコア領域76およびマルチモードクラッド領
域78を含むマルチモード光ファイバを含む。
【0049】マルチモード光ファイバは、マルチモード
フェルール72を通して延びる符号82で示された軸方
向に延びる孔内に配置される。孔82は、通常通りに、
マルチモードフェルール72の中心を通って配置されて
いる。即ち、マルチモード光ファイバが孔82内に配置
されるとき、マルチモード光ファイバがそれと実質的に
同軸状であり、マルチモードフェルール72共実質的に
同軸状であるように、2つのものが実質的に同軸状であ
る。
【0050】参考のために、中心軸83が、マルチモー
ドフェルール72およびシングルモードフェルール74
の両方に対する縦軸即ち対称軸として示されている。し
かし、上述したように、真の同軸状の整合は、マルチモ
ードフェルール72およびマルチモード光ファイバの製
造およびマルチモードフェルール72内での軸方向に延
びる孔82の形成に関連するばらつきのために得ること
ができない。
【0051】シングルモードフェルール74は、シング
ルモードコア領域84およびシングルモードクラッド領
域86を含むシングルモード光ファイバを含む。シング
ルモード光ファイバは、シングルモードフェルール74
を通して延びる符号88で示された軸方向に延びる孔内
に配置される。
【0052】しかし、本発明の実施形態によれば、マル
チモードフェルール72内の孔の通常の配置と異なり、
孔88は、シングルモードフェルール74の真の中心
(中心軸83)に対して僅かにオフセットされた位置
に、シングルモードフェルール74内に形成される。こ
の方法において、僅かにオフセットされた孔88内に配
置されるシングルモード光ファイバは、中心軸83とし
て表されているシングルモードフェルール74の真の中
心または対称軸に対して僅かにオフセットされることに
なる。
【0053】したがって、シングルモードフェルール7
4が通常の方法でマルチモードフェルール72と整合さ
れるとき、シングルモードフェルール74の孔88内に
配置されるシングルモード光ファイバは、マルチモード
フェルール72の孔82内に配置されたマルチモード光
ファイバに対して僅かにオフセットされる。このように
して、オフセットランチ状態が確立される。
【0054】図6に示された本発明の実施形態におい
て、オフセットランチ状態は、その通常の場所から僅か
にオフセットされたシングルモードフェルール74の孔
88を形成することにより確立されることに留意すべき
である。したがって、そこに配置されたシングモード光
ファイバは、通常に配置されたマルチモード光ファイバ
に対してオフセットされ、即ちシングルモードフェルー
ル74およびマルチモードフェルール72が通常のよう
に整合されるとき、マルチモードフェルール72内の通
常に配置された孔82内にマルチモード光ファイバが配
置される。
【0055】図7に示された本発明の代替的な実施形態
によれば、マルチモード光ファイバは、通常に配置され
たシングルモード光ファイバに対してオフセットされ
る。図7において、本発明の代替的な実施形態によるオ
フセットランチ状態の概略の上面図が示されている。こ
の実施形態おいて、マルチモードフェルール72および
シングルモードフェルール74は、互いに同軸状に整合
されて示されている。
【0056】シングルモードフェルール74は、シング
ルモードコア領域84およびシングルモードクラッド領
域86を含むシングルモード光ファイバを含む。シング
ルモード光ファイバは、シングルモードフェルール74
を通って延びる軸方向に延びる孔88内に配置されてい
る。孔88は、フェルール74の中心を通って通常のよ
うに配置されている。即ち、孔88およびフェルール7
4は、シングルモード光ファイバが孔88内に配置され
るとき、シングルモード光ファイバも、孔88およびフ
ェルール74と実質的に同軸状になるように、実質的に
同軸状である。
【0057】参考のために、図6と同じように、中心軸
83は、シングルモードフェルール74および以下の説
明から明らかになるようにマルチモードフェルール72
の両方に対する対称の縦軸として示されている。しか
し、上述したように、真の同軸状の整合は、シングルモ
ードフェルール74およびシングルモード光ファイバの
製造および軸方向に延びる孔88の形成に関連するばら
つきのために得ることはできない。
【0058】マルチモードフェルール72は、マルチモ
ードコア領域76およびマルチモードクラッド領域78
を含むマルチモード光ファイバを含む。マルチモード光
ファイバは、マルチモードフェルール72を通って延び
る軸方向に延びる孔82内に配置されている。しかし、
本発明の代替的な実施形態によれば、孔82はシングル
モードフェルール74内の孔88の通常の配置と異な
り、マルチモードフェルール72の真の中心83に対し
て僅かにオフセットされた場所に、マルチモードフェル
ール72内に形成される。このように、僅かにオフセッ
トされた孔82内に配置されたマルチモード光ファイバ
は、マルチモードフェルール72の真の中心または対称
軸83に対して僅かにオフセットされることになる。
【0059】シングルモードフェルール74がマルチモ
ードフェルール72と通常のように整合されるとき、マ
ルチモードフェルール72の孔82内に配置されるマル
チモード光ファイバは、シングルモードフェルール74
の孔88内に配置されたシングルモード光ファイバに対
してオフセットされる。このようにして、オフセットラ
ンチ状態が確立される。
【0060】しかし、図6に示された本発明の実施形態
とは異なり、図7に示されたオフセットランチ状態は、
マルチモードフェルール72の軸方向に延びる孔82を
その通常の場所からオフセットすることにより確立され
る。したがって、そこに位置されるマルチモード光ファ
イバは、通常のように配置されるシングルモード光ファ
イバに対してオフセットされる。即ち、シングルモード
フェルール74およびマルチモードフェルール72が通
常に整合されるとき、シングルモード光ファイバは、シ
ングルモードフェルール74内の通常に配置される孔8
8中に位置する。
【0061】また上述したように、本発明の実施形態に
よれば、シングルモードフェルールおよびマルチモード
フェルールの両方を軸方向に延びる孔を有するシングル
モードフェルールおよびマルチモードフェルールの両方
が、組み合わされた不整合がそこに配置されたシングル
モード光ファイバおよびマルチモード光ファイバに対す
るオフセットランチ状態を確立するようにそれらの各々
の対称軸に対してオフセットされる。
【0062】ある程度まで、光ファイバおよびフェルー
ルの製造およびフェルール内の軸方向に延びる孔を形成
することに関連するばらつきが考慮に入れられる場合、
そのような構成は最も現実的に考えられ得る。そのよう
なばらつきは、少なくともある程度まで、理論的な真の
同軸状配置からのいくらかのオフセットを本来的に生じ
る。
【0063】本発明の実施形態よる光ファイバコネクタ
フェルールを製造する方法90が、図8において示され
ている。第1のステップ91は、光ファイバフェルール
を準備するステップを含む。前述したように、フェルー
ルは、接続または終端の点において光ファイバの脆い端
部を整合させ、保持しかつ保護するために使用され、典
型的には、セラミックまたは低い熱膨張係数、高い弾性
係数および高い硬度を有する他の材料からなる。
【0064】方法90の次のステップ93は、フェルー
ルの真の縦軸または対称軸から僅かにオフセットされた
フェルールを通る軸方向に延びる孔を形成することであ
る。通常、孔はフェルールの縦軸または真の軸と同軸状
であることが望ましい。しかし、前述したように、本発
明の実施形態によれば、フェルール中に形成された孔
は、フェルールの真の中心軸と不整合である。
【0065】次のステップ95は、オフセット孔中に光
ファイバを挿入することである。この挿入ステップ95
は、例えば、通常の方法で実行される。即ち、光ファイ
バの端部は、そのクラッドが剥かれて、光ファイバの端
部がフェルールの遠方端を通って延びるまで、軸方向に
延びる孔に挿入される。
【0066】次のステップ97は、フェルール端面近く
のファイバ端を裂くことである。そのようなクリービン
グステップ97は、例えば通常クリービングデバイスに
より実行される。光ファイバの端部は、後の磨く手間を
最小にするために、フェルールの遠い端面に比較的近く
で裂かれることが望ましい。代替的に、クリービングス
テップ97は、挿入ステップ95に先立って行われる。
【0067】次のステップ99は、フェルール端面と実
質的に平坦になるように、ファイバ端を磨くことであ
る。磨くステップ99は、例えば通常の方法で実行され
る。光ファイバの端部が磨かれると、そこに配置された
フェルールおよび光ファイバは、例えば光ファイバフェ
ルールコネクタ内の他のフェルールと整合する準備がで
きている。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、増
大する帯域幅をサポートするために、通常のフェルール
内の通常の光ファイバとの結合を改良するフェルールを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ファイバフェルールコネクタの断面図
【図2】従来の光ファイバコネクタフェルールの透視図
法的部分断面図
【図3】シングルモード光ファイバからマルチモード光
ファイバへのオフセットランチ状態を示す概略的断面図
【図4】シングルモード光ファイバからマルチモード光
ファイバへのオフセットランチ状態を示す概略図
【図5】本発明の様々な実施形態によるシングルモード
光ファイバからマルチモード光ファイバへのオフセット
ランチ状態を示す概略図
【図6】本発明の一実施形態による光ファイバフェルー
ルコネクタの断面図
【図7】本発明の別の実施形態による光ファイバフェル
ールコネクタの断面図
【図8】本発明の実施形態による光ファイバコネクタフ
ェルールを製造するための方法を示すフローチャート
【符号の説明】
10 光ファイバフェルールコネクタ 12 整合スリーブ 14 フェルール 16 光ファイバ 17 ケーブルシース 18 保持メカニズム 20 フェルールボディ 21 フランジ 22 真の中心軸 24 円筒状孔 25 毛細管チップ 26 遠方端 28 端面 32 シングルモードコア領域 34 シングルモードクラッド領域 36 マルチモードコア領域 38 マルチモードクラッド領域 42 理論的対称軸 44 フェルール位置 46 シングルモード縦軸 52 第1の領域 54 第2の領域 56 影付き環状領域 62 外側領域 64 内側領域 66 シングルモードコア領域の場所 69 真の中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ムハメッド エー シャヒッド アメリカ合衆国、30078 ジョージア、ス ネルビル、マナー ブルック コート 2880

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その中に配置されるシングルモード光フ
    ァイバを有する軸方向に延びる孔(88)がその中に形
    成され、第1の縦軸を有する第1のフェルールボディ
    (74)と、 その中に配置されたマルチモード光ファイバを有する軸
    方向に延びる孔(82)がその中に形成され、第2の縦
    軸を有する第2のフェルールボディ(72)と、 前記第1および第2のフェルールを同軸状に整合させる
    ためのフェルールコネクタ(10)を有し、 前記第1および第2の軸方向に延びる孔(82,88)
    のうちの少なくとも1つの軸が、前記第1および第2の
    縦軸の各1つから放射方向にオフセットされていること
    を特徴とする光ファイバ通信システムにおいて使用され
    るためのオフセットランチカップリング。
  2. 【請求項2】 前記マルチモード光ファイバが、約50
    ミクロン(μm)の直径を有し、少なくとも1つの軸方
    向に延びる孔の軸が、その各々のフェルールボディの縦
    軸から、約6−20ミクロン(μm)の範囲内の距離だ
    け放射方向にオフセットされていることを特徴とする請
    求項1記載のオフセットランチカップリング。
  3. 【請求項3】 前記マルチモード光ファイバが、約6
    2.5ミクロン(μm)の直径を有し、少なくとも1つ
    の軸方向に延びる孔の軸が、その各々のフェルールボデ
    ィの縦軸から、約13−27ミクロン(μm)の範囲内
    の距離だけ放射方向にオフセットされていることを特徴
    とする請求項1記載のオフセットランチカップリング。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの放射方向にオフセット
    された軸方向に延びる孔の軸が、各々のフェルールボデ
    ィの縦軸と実質的に平行であることを特徴とする請求項
    1記載のオフセットランチカップリング。
  5. 【請求項5】 前記第1のフェルールボディの軸方向に
    延びる孔の軸が、オフセットランチ状態が作られるよう
    に、シングルモード光ファイバがマルチモード光ファイ
    バからオフセットされるように、前記第1のフェルール
    ボディの縦軸から放射方向にオフセットされていること
    を特徴とする請求項1記載のオフセットランチカップリ
    ング。
  6. 【請求項6】 前記第2のフェルールの軸方向に延びる
    孔の軸は、オフセットランチ状態が作られるように、マ
    ルチモード光ファイバがシングルモード光ファイバから
    オフセットされるように、前記第2のフェルールボディ
    の縦軸から放射方向にオフセットされていることを特徴
    とする請求項1記載のオフセットランチカップリング。
  7. 【請求項7】 縦軸および前記フェルールボディ中に形
    成された軸方向に延びる孔(82)を有するフェルール
    ボディ(72)を含み、前記軸方向に延びる孔は、孔の
    軸を有し、前記軸方向に延びる孔は、孔の軸がフェルー
    ルボディの縦軸から放射方向にオフセットされるよう
    に、前記フェルールボディ中に形成されることを特徴と
    する光ファイバコネクタフェルール。
  8. 【請求項8】 前記軸方向に延びる孔の孔軸は、前記フ
    ェルールボディの縦軸から、約6−27ミクロン(μ
    m)の範囲内にある距離だけ放射方向にオフセットされ
    ていることを特徴とする請求項7記載の光ファイバコネ
    クタフェルール。
  9. 【請求項9】 前記孔軸が、フェルールボディの縦軸と
    実質的に平行であることを特徴とする請求項7記載の光
    ファイバコネクタフェルール。
  10. 【請求項10】 前記軸方向に延びる孔に挿入された剥
    かれた光ファイバをさらに含み、前記剥かれた光ファイ
    バは、前記軸方向に延びる孔に垂直な前記フェルールボ
    ディの表面と実質的に平坦な遠方端を有することを特徴
    とする請求項7記載の光ファイバコネクタフェルール。
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