JP2000280293A - ゴム用射出成形装置 - Google Patents
ゴム用射出成形装置Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29C45/2806—Closure devices therefor consisting of needle valve systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2021/00—Use of unspecified rubbers as moulding material
- B29K2021/006—Thermosetting elastomers
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型およびキャビティの温度低下および温度
のバラツキを抑制するとともに、ゲートの配置位置の制
約を無くし、材料の利用効率を高めること。 【解決手段】 コールドランナーブロック6を備え、バ
ルブピン3を往復動させることにより金型7、8内のキ
ャビティ9へのゴムの充填を制御したゴム用射出成形装
置であって、前記コールドランナーブロック6と前記金
型7、8内の前記キャビティ9とを連絡する材料流路の
出口部分に前記バルブピン3の先端を位置させるととも
に、この材料流路の一部を、冷却媒体によって冷却され
る高熱伝導材製のコールドブッシュ部4によって構成
し、前記コールドブッシュ部4の外周部に熱伝導性の低
い材料によって構成されたブッシュカバー5が配置され
るとともに、前記ブッシュカバー5と前記金型を構成す
る固定型7との間にエアギャップGが形成されているゴ
ム用射出成形装置。
のバラツキを抑制するとともに、ゲートの配置位置の制
約を無くし、材料の利用効率を高めること。 【解決手段】 コールドランナーブロック6を備え、バ
ルブピン3を往復動させることにより金型7、8内のキ
ャビティ9へのゴムの充填を制御したゴム用射出成形装
置であって、前記コールドランナーブロック6と前記金
型7、8内の前記キャビティ9とを連絡する材料流路の
出口部分に前記バルブピン3の先端を位置させるととも
に、この材料流路の一部を、冷却媒体によって冷却され
る高熱伝導材製のコールドブッシュ部4によって構成
し、前記コールドブッシュ部4の外周部に熱伝導性の低
い材料によって構成されたブッシュカバー5が配置され
るとともに、前記ブッシュカバー5と前記金型を構成す
る固定型7との間にエアギャップGが形成されているゴ
ム用射出成形装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コールドランナー
ブロックを備え、バルブピンを往復動させることにより
金型内のキャビティへのゴムの充填を制御したゴム用射
出成形装置であって、前記コールドランナーブロックと
前記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の出口部
分に前記バルブピンの先端を位置させるとともに、該材
料流路の一部を冷却媒体によって冷却されるコールドブ
ッシュ部によって構成するとともに、ブツシユカバーを
介挿させて前記金型の温度低下を防止したゴム用射出成
形装置に関する。
ブロックを備え、バルブピンを往復動させることにより
金型内のキャビティへのゴムの充填を制御したゴム用射
出成形装置であって、前記コールドランナーブロックと
前記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の出口部
分に前記バルブピンの先端を位置させるとともに、該材
料流路の一部を冷却媒体によって冷却されるコールドブ
ッシュ部によって構成するとともに、ブツシユカバーを
介挿させて前記金型の温度低下を防止したゴム用射出成
形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴム射出成形装置においては、ゴ
ム成形品を加硫させて硬化させる必要上、金型を加熱さ
せ、ゴムを加硫させている。そのため、成形毎に加硫さ
れたゴムの廃棄物としてランナー・ゲート屑が発生す
る。なお、ゲート部分は、ゴム成形品と一体となって金
型から取り出されるため、成形後仕上げ加工が必要とさ
れる。
ム成形品を加硫させて硬化させる必要上、金型を加熱さ
せ、ゴムを加硫させている。そのため、成形毎に加硫さ
れたゴムの廃棄物としてランナー・ゲート屑が発生す
る。なお、ゲート部分は、ゴム成形品と一体となって金
型から取り出されるため、成形後仕上げ加工が必要とさ
れる。
【0003】上記ランナー・ゲート屑を極力減らして経
済的に成形を行う方法として実公昭59−207には、
図6に示されるように金型本体内のキヤビテイCとラン
ナブロックRB内のランナRとの間にコールドチップC
Cを介在させ、該コールドチップCCの内部に螺旋状の
冷却水溝Kを形成して、ランナーブロックRB内のゴム
の加硫を防ぎ、次回の成形時に、その未加硫ゴムを利用
しようとするものである。
済的に成形を行う方法として実公昭59−207には、
図6に示されるように金型本体内のキヤビテイCとラン
ナブロックRB内のランナRとの間にコールドチップC
Cを介在させ、該コールドチップCCの内部に螺旋状の
冷却水溝Kを形成して、ランナーブロックRB内のゴム
の加硫を防ぎ、次回の成形時に、その未加硫ゴムを利用
しようとするものである。
【0004】また、実公平4−2025は、図7に示さ
れるようにランナプレートRPと本体型との間に介挿さ
れた断熱板Dに金属ブッシュMを配設して、ランナーR
Nから前記金属ブッシュMを介してキャビティCに射出
されたゴムが供給されるものであり、断熱板Dによっ
て、ランナーRNの部分のゴムの加硫を防ごうとするも
のである。
れるようにランナプレートRPと本体型との間に介挿さ
れた断熱板Dに金属ブッシュMを配設して、ランナーR
Nから前記金属ブッシュMを介してキャビティCに射出
されたゴムが供給されるものであり、断熱板Dによっ
て、ランナーRNの部分のゴムの加硫を防ごうとするも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の実公昭59
−207においては、前記螺旋状の冷却水溝Kの冷却水
によって前記該コールドチップCCが冷却され、ランナ
R内のゴムは未加硫状態に保たれるものの、ゲート部分
のゴムは、金型によって加硫されるため、上記のゲート
屑の問題および成形後のゲート処理の問題が残る。さら
に、コールドチップCCが金型と接触しているので、金
型の熱を奪い、前記キャビティCの温度が下がったり、
バラついたりするという問題があった。
−207においては、前記螺旋状の冷却水溝Kの冷却水
によって前記該コールドチップCCが冷却され、ランナ
R内のゴムは未加硫状態に保たれるものの、ゲート部分
のゴムは、金型によって加硫されるため、上記のゲート
屑の問題および成形後のゲート処理の問題が残る。さら
に、コールドチップCCが金型と接触しているので、金
型の熱を奪い、前記キャビティCの温度が下がったり、
バラついたりするという問題があった。
【0006】また上記従来の実公平4−2025におい
ては、前記金属ブッシュMが前記断熱板Dの中に設置さ
れるため、型割り面(PL面)より離れた部位にしかゲ
ートを設定できないという欠点を有している。すなわ
ち、一般的な型成形では、型割り面(PL面)にゲート
を配置しているが、上記の構成のものでは、断熱板Dと
金型2との境界部分にゲートを配置しようとすると断熱
板Dがゴムを加硫する金型の一部にならなければならな
いが、実際にはありえないものである。
ては、前記金属ブッシュMが前記断熱板Dの中に設置さ
れるため、型割り面(PL面)より離れた部位にしかゲ
ートを設定できないという欠点を有している。すなわ
ち、一般的な型成形では、型割り面(PL面)にゲート
を配置しているが、上記の構成のものでは、断熱板Dと
金型2との境界部分にゲートを配置しようとすると断熱
板Dがゴムを加硫する金型の一部にならなければならな
いが、実際にはありえないものである。
【0007】そして上記従来のどちらの装置において
も、成形後ゲート部の材料を完全に次の成形において利
用できないとともに、ゲート仕上げ加工も必要になると
いう問題があった。
も、成形後ゲート部の材料を完全に次の成形において利
用できないとともに、ゲート仕上げ加工も必要になると
いう問題があった。
【0008】そこで本発明者は、コールドランナーブロ
ックと前記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の
一部を冷却媒体によって冷却されるコールドブッシュ部
によって構成し、このコールドブツシユ部への熱伝導を
高めるとともに、前記コールドブッシュ部から前記金型
への熱伝導を遮断するという本発明の技術的思想に着眼
し、更に研究開発を重ねた結果、前記金型およびキャビ
ティの温度低下および温度のバラツキを抑制するととも
に、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の利用効率
を高めるという目的を達成する本発明に到達した。
ックと前記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の
一部を冷却媒体によって冷却されるコールドブッシュ部
によって構成し、このコールドブツシユ部への熱伝導を
高めるとともに、前記コールドブッシュ部から前記金型
への熱伝導を遮断するという本発明の技術的思想に着眼
し、更に研究開発を重ねた結果、前記金型およびキャビ
ティの温度低下および温度のバラツキを抑制するととも
に、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の利用効率
を高めるという目的を達成する本発明に到達した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のゴム用射出成形装置は、コールドランナ
ーブロックと、バルブピンを往復動させることにより金
型内のキャビティへのゴムの充填を制御したゴム用射出
成形装置であって、前記コールドランナーブロックと前
記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の出口部分
に前記バルブピンの先端を位置させるとともに、該材料
流路の一部を冷却媒体によって冷却される高熱伝導材製
のコールドブッシュ部によって構成し、前記コールドブ
ッシュ部と前記金型との間に熱伝導性の低い材料によっ
て構成されたブッシュカバーを介挿したものである。
の第1発明)のゴム用射出成形装置は、コールドランナ
ーブロックと、バルブピンを往復動させることにより金
型内のキャビティへのゴムの充填を制御したゴム用射出
成形装置であって、前記コールドランナーブロックと前
記金型内のキャビティとを連絡する材料流路の出口部分
に前記バルブピンの先端を位置させるとともに、該材料
流路の一部を冷却媒体によって冷却される高熱伝導材製
のコールドブッシュ部によって構成し、前記コールドブ
ッシュ部と前記金型との間に熱伝導性の低い材料によっ
て構成されたブッシュカバーを介挿したものである。
【0010】本発明(請求項2に記載の第2発明)のゴ
ム用射出成形装置は、前記第1発明において、前記ブッ
シュカバーが、前記コールドブッシュ部の外周部に配置
されるとともに、前記ブッシュカバーと前記金型を構成
する固定型との間にエアギャップが形成されているもの
である。
ム用射出成形装置は、前記第1発明において、前記ブッ
シュカバーが、前記コールドブッシュ部の外周部に配置
されるとともに、前記ブッシュカバーと前記金型を構成
する固定型との間にエアギャップが形成されているもの
である。
【0011】本発明(請求項3に記載の第3発明)のゴ
ム用射出成形装置は、前記第2発明において、前記ブッ
シュカバーの外周部に耐熱性樹脂によって構成された断
熱カバーが配置されるものである。
ム用射出成形装置は、前記第2発明において、前記ブッ
シュカバーの外周部に耐熱性樹脂によって構成された断
熱カバーが配置されるものである。
【0012】本発明(請求項4に記載の第4発明)のゴ
ム用射出成形装置は、前記第2発明において、前記コー
ルドブッシュ部の先端と前記固定型との間に高強度で耐
熱性を有する樹脂によって構成された断熱ブッシュが配
置されるものである。
ム用射出成形装置は、前記第2発明において、前記コー
ルドブッシュ部の先端と前記固定型との間に高強度で耐
熱性を有する樹脂によって構成された断熱ブッシュが配
置されるものである。
【0013】本発明(請求項5に記載の第5発明)のゴ
ム用射出成形装置は、前記第4発明において、前記断熱
ブッシュの外周部の外側に熱伝導性の低い金属によって
構成された断熱カバーが配置されるものである。
ム用射出成形装置は、前記第4発明において、前記断熱
ブッシュの外周部の外側に熱伝導性の低い金属によって
構成された断熱カバーが配置されるものである。
【0014】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
ゴム用射出成形装置は、コールドランナーブロックと金
型内のキャビティとを連絡する材料流路の一部を高熱伝
導材製のコールドブッシュ部によって構成したので、材
料流路が冷却媒体によって冷却されるとともに、前記コ
ールドブッシュ部と前記金型との間に熱伝導性の低い材
料によって構成された前記ブッシュカバーが介挿されて
いるので、前記金型およびキャビティの温度低下および
温度のバラツキを抑制するという効果を奏する。
ゴム用射出成形装置は、コールドランナーブロックと金
型内のキャビティとを連絡する材料流路の一部を高熱伝
導材製のコールドブッシュ部によって構成したので、材
料流路が冷却媒体によって冷却されるとともに、前記コ
ールドブッシュ部と前記金型との間に熱伝導性の低い材
料によって構成された前記ブッシュカバーが介挿されて
いるので、前記金型およびキャビティの温度低下および
温度のバラツキを抑制するという効果を奏する。
【0015】上記構成より成る第2発明のゴム用射出成
形装置は、前記第1発明において、前記ブッシュカバー
が、前記コールドブッシュ部の外周部に配置されるとと
もに、前記ブッシュカバーと前記金型を構成する固定型
との間にエアギャップが形成されているので、前記金型
およびキャビティの温度低下および温度のバラツキを有
効に抑制するという効果を奏する。
形装置は、前記第1発明において、前記ブッシュカバー
が、前記コールドブッシュ部の外周部に配置されるとと
もに、前記ブッシュカバーと前記金型を構成する固定型
との間にエアギャップが形成されているので、前記金型
およびキャビティの温度低下および温度のバラツキを有
効に抑制するという効果を奏する。
【0016】上記構成より成る第3発明のゴム用射出成
形装置は、前記第2発明において、前記ブッシュカバー
の外周部に耐熱性樹脂によって構成された断熱カバーが
配置されるので、前記金型およびキャビティの温度低下
および温度のバラツキを一層有効に抑制するという効果
を奏する。
形装置は、前記第2発明において、前記ブッシュカバー
の外周部に耐熱性樹脂によって構成された断熱カバーが
配置されるので、前記金型およびキャビティの温度低下
および温度のバラツキを一層有効に抑制するという効果
を奏する。
【0017】上記構成より成る第4発明のゴム用射出成
形装置は、前記第2発明において、前記コールドブッシ
ュ部の先端と前記固定型との間に高強度で耐熱性を有す
る樹脂によって構成された前記断熱ブッシュが配置され
るので、前記金型およびキャビティの温度低下および温
度のバラツキを抑制するとともに、ゲートの配置位置の
制約を無くし、材料の利用効率を高めるという効果を奏
する。
形装置は、前記第2発明において、前記コールドブッシ
ュ部の先端と前記固定型との間に高強度で耐熱性を有す
る樹脂によって構成された前記断熱ブッシュが配置され
るので、前記金型およびキャビティの温度低下および温
度のバラツキを抑制するとともに、ゲートの配置位置の
制約を無くし、材料の利用効率を高めるという効果を奏
する。
【0018】上記構成より成る第5発明のゴム用射出成
形装置は、前記第4発明において、前記断熱ブッシュの
外周部の外側に熱伝導性の低い金属によって構成された
断熱カバーが配置されるので、前記金型およびキャビテ
ィの温度低下および温度のバラツキを有効に抑制すると
ともに、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の利用
効率を高めるという効果を奏する。
形装置は、前記第4発明において、前記断熱ブッシュの
外周部の外側に熱伝導性の低い金属によって構成された
断熱カバーが配置されるので、前記金型およびキャビテ
ィの温度低下および温度のバラツキを有効に抑制すると
ともに、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の利用
効率を高めるという効果を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【0020】(実施形態)本実施形態のゴム用射出成形
装置は、図1に示されるようにコールドランナーブロッ
ク6を備え、バルブピン3を往復動させることにより金
型7、8内のキャビティ9へのゴムの充填を制御したゴ
ム用射出成形装置であって、コールドランナーブロック
6と前記金型7、8内の前記キャビティ9とを連絡する
材料流路を形成し、該材料流路の一部を冷却媒体によっ
て冷却される高熱伝導材製のコールドブッシュ部4によ
って構成し、前記コールドブッシュ部4の外周部に熱伝
導性の低い材料によって構成されたブッシュカバー5が
配置されるとともに、前記ブッシュカバー5と前記金型
を構成する固定型7との間にエアギャップGが形成され
ているものである。なお、前記バルブピンの先端は、前
記コールドブツシユ部4の材料流路の出口部分に位置し
ている。
装置は、図1に示されるようにコールドランナーブロッ
ク6を備え、バルブピン3を往復動させることにより金
型7、8内のキャビティ9へのゴムの充填を制御したゴ
ム用射出成形装置であって、コールドランナーブロック
6と前記金型7、8内の前記キャビティ9とを連絡する
材料流路を形成し、該材料流路の一部を冷却媒体によっ
て冷却される高熱伝導材製のコールドブッシュ部4によ
って構成し、前記コールドブッシュ部4の外周部に熱伝
導性の低い材料によって構成されたブッシュカバー5が
配置されるとともに、前記ブッシュカバー5と前記金型
を構成する固定型7との間にエアギャップGが形成され
ているものである。なお、前記バルブピンの先端は、前
記コールドブツシユ部4の材料流路の出口部分に位置し
ている。
【0021】前記材料流路が形成された前記コールドブ
ッシュ部4は、水あるいは油の冷却媒体によって冷却さ
れる。また、コールドブッシュ部4は、アルミ合金等の
高熱伝導材を用いて形成され、前記材料流路を積極的に
冷却しつつ、その外周部には熱伝導性の低いSUS合金
等のブッシュカバー5と前記エアギャップGが設けられ
ている。
ッシュ部4は、水あるいは油の冷却媒体によって冷却さ
れる。また、コールドブッシュ部4は、アルミ合金等の
高熱伝導材を用いて形成され、前記材料流路を積極的に
冷却しつつ、その外周部には熱伝導性の低いSUS合金
等のブッシュカバー5と前記エアギャップGが設けられ
ている。
【0022】前記コールドブッシュ部4の長さが長くな
る場合には、更にSUSのブッシュカバー5と前記エア
ギャップGの間にテフロン等の耐熱性樹脂による断熱カ
バー51が設置される。
る場合には、更にSUSのブッシュカバー5と前記エア
ギャップGの間にテフロン等の耐熱性樹脂による断熱カ
バー51が設置される。
【0023】前記材料流路の出口にあたる材料の見切り
部分には、高強度で耐熱性を有するPEEK(ポリエー
テル・エーテル・ケトン)材等の熱可塑性樹脂性の断熱
ブッシュ1が配置され、この断熱ブツシユ1とその内径
部を前記バルブピン3の先端部分が摺動して金型のキャ
ビティ内へのゴムの充填の制御が行われる。断熱ブッシ
ュ1の外周部には、熱伝導性の低いチタン合金の断熱カ
バー2が設置される。なお、前記バルブピン3は金属製
で、油圧・空圧等の駆動装置によって往復動可能に構成
されている。
部分には、高強度で耐熱性を有するPEEK(ポリエー
テル・エーテル・ケトン)材等の熱可塑性樹脂性の断熱
ブッシュ1が配置され、この断熱ブツシユ1とその内径
部を前記バルブピン3の先端部分が摺動して金型のキャ
ビティ内へのゴムの充填の制御が行われる。断熱ブッシ
ュ1の外周部には、熱伝導性の低いチタン合金の断熱カ
バー2が設置される。なお、前記バルブピン3は金属製
で、油圧・空圧等の駆動装置によって往復動可能に構成
されている。
【0024】前記断熱ブッシュ1に採用した樹脂は、そ
の外周のチタン合金の断熱カバー2に比べて熱による体
積膨張がかなり大きい。通常ゴム成形用金型はゴムの加
硫のために160〜200℃に温度調節されるため、上
下および外周方向を規制された前記断熱ブッシュ1は、
材料流路が狭くなるよう熱膨張する。そしてその内径部
を摺動するバルブピンについても熱膨張で外径が大きく
なるため、前記断熱ブツシユ1とバルブピンの間のクリ
アランスがなくなり、断熱ブツシユ1の内径材料流動部
壁面にゴムが残ること無しに、ゲート部の材料をキャビ
ティ内に押し込むことができる。
の外周のチタン合金の断熱カバー2に比べて熱による体
積膨張がかなり大きい。通常ゴム成形用金型はゴムの加
硫のために160〜200℃に温度調節されるため、上
下および外周方向を規制された前記断熱ブッシュ1は、
材料流路が狭くなるよう熱膨張する。そしてその内径部
を摺動するバルブピンについても熱膨張で外径が大きく
なるため、前記断熱ブツシユ1とバルブピンの間のクリ
アランスがなくなり、断熱ブツシユ1の内径材料流動部
壁面にゴムが残ること無しに、ゲート部の材料をキャビ
ティ内に押し込むことができる。
【0025】この効果により、水あるいは油で材料流路
を冷却し、加硫反応を制御するコールドランナー部とヒ
ーター等により160〜200℃に温度調節し、成形品
を形成する金型の間に十分な材料見切り部分をつくるこ
とができ、成形品側には殆ど仕上げが不要となる程度の
ゲート跡を残すだけで、ランナーゲート部の材料をほぼ
完全に次の成形で使用できるという、非常に効率の良い
成形が可能となる。
を冷却し、加硫反応を制御するコールドランナー部とヒ
ーター等により160〜200℃に温度調節し、成形品
を形成する金型の間に十分な材料見切り部分をつくるこ
とができ、成形品側には殆ど仕上げが不要となる程度の
ゲート跡を残すだけで、ランナーゲート部の材料をほぼ
完全に次の成形で使用できるという、非常に効率の良い
成形が可能となる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
明する。
【0027】(第1実施例)本第1実施例のゴム用射出
成形装置は、図2ないし図5に示されるようにコールド
ランナーブロック6を備え、バルブピン3を往復動させ
ることにより金型7、8内のキャビティ9へのゴムの充
填を制御したゴム用射出成形装置であって、前記コール
ドランナーブロック6と前記金型7、8内の前記キャビ
ティ9とを連絡する材料流路の出口部分に前記バルブピ
ン3の先端を位置させるとともに、この材料流路の一部
を、冷却媒体によって冷却される高熱伝導材製のコール
ドブッシュ部4によって構成し、前記コールドブッシュ
部4の外周部に熱伝導性の低い材料によって構成された
ブッシュカバー5が配置されている。さらに、前記ブッ
シュカバー5と前記金型を構成する固定型7との間にエ
アギャップGが形成され、前記コールドブッシュ部4の
先端と前記固定型7との間に高強度で耐熱性を有する樹
脂によって構成された断熱ブッシュ1が配置され、該断
熱ブッシュ1の外周部の外側に熱伝導性の低い金属によ
って構成された断熱カバー2が配置されるものである。
成形装置は、図2ないし図5に示されるようにコールド
ランナーブロック6を備え、バルブピン3を往復動させ
ることにより金型7、8内のキャビティ9へのゴムの充
填を制御したゴム用射出成形装置であって、前記コール
ドランナーブロック6と前記金型7、8内の前記キャビ
ティ9とを連絡する材料流路の出口部分に前記バルブピ
ン3の先端を位置させるとともに、この材料流路の一部
を、冷却媒体によって冷却される高熱伝導材製のコール
ドブッシュ部4によって構成し、前記コールドブッシュ
部4の外周部に熱伝導性の低い材料によって構成された
ブッシュカバー5が配置されている。さらに、前記ブッ
シュカバー5と前記金型を構成する固定型7との間にエ
アギャップGが形成され、前記コールドブッシュ部4の
先端と前記固定型7との間に高強度で耐熱性を有する樹
脂によって構成された断熱ブッシュ1が配置され、該断
熱ブッシュ1の外周部の外側に熱伝導性の低い金属によ
って構成された断熱カバー2が配置されるものである。
【0028】前記コールドランナーブロック6は、前記
固定型7の上部に断熱板10を介して配置されるスペー
サ61内に介挿され、前記コールドブッシュ部4の上部
に配置される。
固定型7の上部に断熱板10を介して配置されるスペー
サ61内に介挿され、前記コールドブッシュ部4の上部
に配置される。
【0029】前記コールドブッシュ部4および前記スペ
ーサ61の上部に、供給された油圧ポンプによりバルブ
ピン3の上端部の上下動を可能にするシリンダ部62が
形成され、タッチ圧を決定する皿バネ63が介挿される
凹部64が形成されたダイプレートとしての取付板65
が配置される。
ーサ61の上部に、供給された油圧ポンプによりバルブ
ピン3の上端部の上下動を可能にするシリンダ部62が
形成され、タッチ圧を決定する皿バネ63が介挿される
凹部64が形成されたダイプレートとしての取付板65
が配置される。
【0030】前記固定型7の下部に前記固定型7に対し
て可動の可動型8が配置され、両者の間にキャビティ9
が形成されている。
て可動の可動型8が配置され、両者の間にキャビティ9
が形成されている。
【0031】上記構成より成る本第1実施例のゴム用射
出成形装置の作用について、図2ないし図5に基づいて
詳細に説明する。
出成形装置の作用について、図2ないし図5に基づいて
詳細に説明する。
【0032】図2は、本第1実施例の金型7、8に、図
示しない成形機からゴム材料を射出し始めた状態であ
る。この時前記バルブピン3は、油圧或いは空圧にて上
方にシフトされており、前記断熱ブッシュ1の内径部で
あるゲートは開放されている。
示しない成形機からゴム材料を射出し始めた状態であ
る。この時前記バルブピン3は、油圧或いは空圧にて上
方にシフトされており、前記断熱ブッシュ1の内径部で
あるゲートは開放されている。
【0033】成形機から射出された材料は、材料を加硫
させず、且つ流動性を向上させるために、温水や温油に
よって50〜100℃に温度制御された前記コールドラ
ンナーブロック6、前記コールドブッシュ4と、前記断
熱ブッシュ1の内径部を通って、前記キャビティ9内に
充填される。
させず、且つ流動性を向上させるために、温水や温油に
よって50〜100℃に温度制御された前記コールドラ
ンナーブロック6、前記コールドブッシュ4と、前記断
熱ブッシュ1の内径部を通って、前記キャビティ9内に
充填される。
【0034】前記キャビティ9内に材料の充填が完了す
ると、図3に示されるように、前記バルブピン3を油圧
或いは空圧により、下方へシフトする。この時、図示し
ないヒーターにより160〜200℃に温度調節されて
いる前記固定型7から伝わった熱で、上下外周部を規制
された前記断熱ブツシユ1が内径側に熱膨張し、前記バ
ルブピン3も熱膨張により、外径寸法が大きくなってい
ることから、前記断熱ブツシユ1の内径材料流動壁面部
に材料が残る事無しに、前記バルブピン3によりゲート
を封鎖する事ができる。
ると、図3に示されるように、前記バルブピン3を油圧
或いは空圧により、下方へシフトする。この時、図示し
ないヒーターにより160〜200℃に温度調節されて
いる前記固定型7から伝わった熱で、上下外周部を規制
された前記断熱ブツシユ1が内径側に熱膨張し、前記バ
ルブピン3も熱膨張により、外径寸法が大きくなってい
ることから、前記断熱ブツシユ1の内径材料流動壁面部
に材料が残る事無しに、前記バルブピン3によりゲート
を封鎖する事ができる。
【0035】そしてこの状態で、前記キャビティ9内の
材料が加硫する間保持し、その後図4に示されるように
金型を型割り面(PL面)で開く、そして図5に示され
るように、前記キャビティ9から成形品を離型する。な
お、この時、前記バルブピン3を上方にシフトさせてお
き、次の成形に備える。
材料が加硫する間保持し、その後図4に示されるように
金型を型割り面(PL面)で開く、そして図5に示され
るように、前記キャビティ9から成形品を離型する。な
お、この時、前記バルブピン3を上方にシフトさせてお
き、次の成形に備える。
【0036】その後金型を閉じて、図2に示される状態
に戻る。このサイクルを繰り返す事により、ゴム製品を
射出成形するものである。
に戻る。このサイクルを繰り返す事により、ゴム製品を
射出成形するものである。
【0037】上記作用を奏する本第1実施例のゴム用射
出成形装置は、前記ブッシュカバー5が、前記コールド
ブッシュ部4の外周部に配置されるとともに、前記ブッ
シュカバー5と前記金型を構成する固定型7との間にエ
アギャップGが形成されているので、前記金型7、8お
よび前記キャビティ9の温度低下および温度のバラツキ
を有効に抑制するという効果を奏する。
出成形装置は、前記ブッシュカバー5が、前記コールド
ブッシュ部4の外周部に配置されるとともに、前記ブッ
シュカバー5と前記金型を構成する固定型7との間にエ
アギャップGが形成されているので、前記金型7、8お
よび前記キャビティ9の温度低下および温度のバラツキ
を有効に抑制するという効果を奏する。
【0038】また第1実施例のゴム用射出成形装置は、
前記コールドブッシュ部4の先端と前記固定型7との間
に高強度で耐熱性を有する樹脂によって構成された前記
断熱ブッシュ1が配置されるので、前記固定型7および
キャビティ9の温度低下および温度のバラツキを抑制す
るとともに、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の
利用効率を高めるという効果を奏する。
前記コールドブッシュ部4の先端と前記固定型7との間
に高強度で耐熱性を有する樹脂によって構成された前記
断熱ブッシュ1が配置されるので、前記固定型7および
キャビティ9の温度低下および温度のバラツキを抑制す
るとともに、ゲートの配置位置の制約を無くし、材料の
利用効率を高めるという効果を奏する。
【0039】さらに第1実施例のゴム用射出成形装置
は、前記断熱ブッシュ1の外周部の外側に熱伝導性の低
い金属によって構成された前記断熱カバー2が配置され
るので、前記固定型7およびキャビティ9の温度低下お
よび温度のバラツキを有効に抑制するという効果を奏す
る。
は、前記断熱ブッシュ1の外周部の外側に熱伝導性の低
い金属によって構成された前記断熱カバー2が配置され
るので、前記固定型7およびキャビティ9の温度低下お
よび温度のバラツキを有効に抑制するという効果を奏す
る。
【0040】すなわち第1実施例のゴム用射出成形装置
は、上述したサイクルを繰り返す事により、前記コール
ドランナーブロック6、前記コールドブツシユ4、前記
断熱ブツシユ1内の残存材料を、次の成形で使用でき、
且つ成形品側には、非常に小さなゲート跡しか残らな
い、大変効率の良い成形が可能となり、産業廃棄物の削
減、コスト低減等で大きな効果を得る事ができる。
は、上述したサイクルを繰り返す事により、前記コール
ドランナーブロック6、前記コールドブツシユ4、前記
断熱ブツシユ1内の残存材料を、次の成形で使用でき、
且つ成形品側には、非常に小さなゲート跡しか残らな
い、大変効率の良い成形が可能となり、産業廃棄物の削
減、コスト低減等で大きな効果を得る事ができる。
【0041】(第2実施例)本第2実施例のゴム用射出
成形装置は、前記第1実施例の前記コールドブッシュ部
4の外周部に配置された前記ブッシュカバー5の外周部
に、図1に示されるように耐熱性樹脂によって構成され
た断熱カバー51が配置される点が相違点である。
成形装置は、前記第1実施例の前記コールドブッシュ部
4の外周部に配置された前記ブッシュカバー5の外周部
に、図1に示されるように耐熱性樹脂によって構成され
た断熱カバー51が配置される点が相違点である。
【0042】上記構成より成る第2実施例のゴム用射出
成形装置は、前記ブッシュカバー5の外周部に耐熱性樹
脂によって構成された前記断熱カバー51が配置される
ので、前記固定型7およびキャビティ9の温度低下およ
び温度のバラツキを一層有効に抑制するという効果を奏
する。
成形装置は、前記ブッシュカバー5の外周部に耐熱性樹
脂によって構成された前記断熱カバー51が配置される
ので、前記固定型7およびキャビティ9の温度低下およ
び温度のバラツキを一層有効に抑制するという効果を奏
する。
【0043】上述の実施形態および実施例は、説明のた
めに例示したもので、本発明としてはそれらに限定され
るものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明お
よび図面の記載から当業者が認識することができる本発
明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能
である。
めに例示したもので、本発明としてはそれらに限定され
るものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明お
よび図面の記載から当業者が認識することができる本発
明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能
である。
【図1】本発明の実施形態および第2実施例のゴム用射
出成形装置を示す断面図である。
出成形装置を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のゴム用射出成形装置の材
料射出状態を示す断面図である。
料射出状態を示す断面図である。
【図3】本第1実施例のゴム用射出成形装置のバルブピ
ン閉動作を示す断面図である。
ン閉動作を示す断面図である。
【図4】本第1実施例のゴム用射出成形装置の加硫後型
開き動作を示す断面図である。
開き動作を示す断面図である。
【図5】本第1実施例のゴム用射出成形装置の成形品離
型動作を示す断面図である。
型動作を示す断面図である。
【図6】従来の第1のゴム用射出成形装置を示す断面図
である。
である。
【図7】従来の第2のゴム用射出成形装置を示す断面図
である。
である。
1 断熱ブツシユ 3 バルブピン 4 コールドブッシュ部 5 ブッシュカバー 7 金型(固定型) 8 金型(可動型) 9 キャビティ G エアギャップ
Claims (5)
- 【請求項1】 コールドランナーブロックと、バルブピ
ンを往復動させることにより金型内のキャビティへのゴ
ムの充填を制御したゴム用射出成形装置であって、 前記コールドランナーブロックと前記金型内のキャビテ
ィとを連絡する材料流路の出口部分に前記バルブピンの
先端を位置させるとともに、該材料流路の一部を冷却媒
体によって冷却される高熱伝導材製のコールドブッシュ
部によって構成し、 前記コールドブッシュ部と前記金型との間に熱伝導性の
低い材料によって構成されたブッシュカバーを介挿した
ことを特徴とするゴム用射出成形装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記ブッシュカバーが、前記コールドブッシュ部の外周
部に配置されるとともに、前記ブッシュカバーと前記金
型を構成する固定型との間にエアギャップが形成されて
いることを特徴とするゴム用射出成形装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記ブッシュカバーの外周部に耐熱性樹脂によって構成
された断熱カバーが配置されることを特徴とするゴム用
射出成形装置。 - 【請求項4】 請求項2において、 前記コールドブッシュ部の先端と前記固定型との間に高
強度で耐熱性を有する樹脂によって構成された断熱ブッ
シュが配置されることを特徴とするゴム用射出成形装
置。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記断熱ブッシュの外周部の外側に熱伝導性の低い金属
によって構成された断熱カバーが配置されることを特徴
とするゴム用射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9386299A JP2000280293A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ゴム用射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9386299A JP2000280293A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ゴム用射出成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280293A true JP2000280293A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14094262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9386299A Pending JP2000280293A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ゴム用射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000280293A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213154A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Ozeki Hotrunner Plan:Kk | 射出成形装置 |
DE10297634B4 (de) * | 2002-06-04 | 2010-01-21 | Seiki Corp., Yonezawa | Angusslose Einspritzdüse für vernetzbare Harze und Gummis und Verfahren zum Betreiben |
KR20140007287A (ko) | 2012-07-09 | 2014-01-17 | 아피쿠 야마다 가부시키가이샤 | 수지 몰드 장치 및 수지 몰드 방법 |
CN107139384A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-09-08 | 温州富成机械有限公司 | 一种橡胶注塑装置 |
CN109080086A (zh) * | 2018-10-30 | 2018-12-25 | 柳道万和(苏州)热流道系统有限公司 | 热嘴组件及热流道系统 |
CN110900965A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-03-24 | 茂泰(福建)鞋材有限公司 | 一种eva射出无废料头模具 |
CN113386305A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 华为技术有限公司 | 模具及加工方法 |
CN114131850A (zh) * | 2021-10-09 | 2022-03-04 | 深圳市科华热流道有限公司 | 一种具备智能温度控制的热流道系统 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9386299A patent/JP2000280293A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10297634B4 (de) * | 2002-06-04 | 2010-01-21 | Seiki Corp., Yonezawa | Angusslose Einspritzdüse für vernetzbare Harze und Gummis und Verfahren zum Betreiben |
JP2008213154A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Ozeki Hotrunner Plan:Kk | 射出成形装置 |
KR20140007287A (ko) | 2012-07-09 | 2014-01-17 | 아피쿠 야마다 가부시키가이샤 | 수지 몰드 장치 및 수지 몰드 방법 |
CN107139384A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-09-08 | 温州富成机械有限公司 | 一种橡胶注塑装置 |
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CN110900965A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-03-24 | 茂泰(福建)鞋材有限公司 | 一种eva射出无废料头模具 |
CN113386305A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 华为技术有限公司 | 模具及加工方法 |
CN114131850A (zh) * | 2021-10-09 | 2022-03-04 | 深圳市科华热流道有限公司 | 一种具备智能温度控制的热流道系统 |
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