JP2000276975A - マイクロスイッチ - Google Patents
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 20
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
-
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H13/14—Operating parts, e.g. push-button
- H01H13/18—Operating parts, e.g. push-button adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H21/00—Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
- H01H21/02—Details
- H01H21/18—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H21/22—Operating parts, e.g. handle
- H01H21/24—Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force
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- H01H1/00—Contacts
- H01H1/58—Electric connections to or between contacts; Terminals
- H01H1/5833—Electric connections to or between contacts; Terminals comprising an articulating, sliding or rolling contact between movable contact and terminal
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- H01H21/24—Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force
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- H01H23/02—Details
- H01H23/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H23/16—Driving mechanisms
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- H01H5/00—Snap-action arrangements, i.e. in which during a single opening operation or a single closing operation energy is first stored and then released to produce or assist the contact movement
- H01H5/04—Energy stored by deformation of elastic members
- H01H5/045—Energy stored by deformation of elastic members making use of cooperating spring loaded wedging or camming parts between operating member and contact structure
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】各種機器の操作用、検出用等として汎用できる
マイクロスイッチを提供する。 【解決手段】プッシュレバー1は、ケース3に支軸4で
回動自在に枢支し、その後端部1bとケース3間に備え
たばね5の弾力で先端部の突子1aをケース3外に突出
して備え、また、下端部1cに鋼球6を回転自在に備え
たものであり、シーソー接点片2はコーナー部2aを中
心として左片2bと右片2cを略逆へ字形に形成し、右
片2cに可動接点Aを備えたものであり、該シーソー接
点片2のコーナー部2aを固定接点片Cの上端を支点と
して左右揺動自在に接触支持して、シーソー接点片2と
固定接点片Cを導通(コモン回路)して備えると共に、
シーソー接点片2の右片2cの可動接点Aを固定接点B
と離隔相対して備え、また、上記プッシュレバー1の鋼
球6をシーソー接点片2の左片2bに接触して備えた、
マイクロスイッチ。
マイクロスイッチを提供する。 【解決手段】プッシュレバー1は、ケース3に支軸4で
回動自在に枢支し、その後端部1bとケース3間に備え
たばね5の弾力で先端部の突子1aをケース3外に突出
して備え、また、下端部1cに鋼球6を回転自在に備え
たものであり、シーソー接点片2はコーナー部2aを中
心として左片2bと右片2cを略逆へ字形に形成し、右
片2cに可動接点Aを備えたものであり、該シーソー接
点片2のコーナー部2aを固定接点片Cの上端を支点と
して左右揺動自在に接触支持して、シーソー接点片2と
固定接点片Cを導通(コモン回路)して備えると共に、
シーソー接点片2の右片2cの可動接点Aを固定接点B
と離隔相対して備え、また、上記プッシュレバー1の鋼
球6をシーソー接点片2の左片2bに接触して備えた、
マイクロスイッチ。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】ケース外に突出したプッシュ
レバーの突子に外力を負荷、解放することによってスイ
ッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器の
操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチを
提供する。
レバーの突子に外力を負荷、解放することによってスイ
ッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器の
操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチを
提供する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、広く一般的に使用されて
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
【0003】上記従来のマイクロスイッチは、スイッチ
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
【0004】更に、スイッチ作用上の重要点である可動
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、スイッチ作用毎に接触圧にば
らつきが生じてスイッチ性能が不安定であり、また、長
期間使用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッ
チ性能が劣化する等の課題があった。
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、スイッチ作用毎に接触圧にば
らつきが生じてスイッチ性能が不安定であり、また、長
期間使用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッ
チ性能が劣化する等の課題があった。
【0005】
【発明が解決した課題】そこで、本発明は主部材を小形
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触(ON)が支軸を中心としたプッシュレバー
の回動によって、該プッシュレバーの下端が直にシーソ
ー接点片の右片を下方に向けて押し付けるようにして、
可動接点が固定接点に強く確実に圧接したまま保持され
るように設けて、接点の接触不良の発生を無くし、その
時、更に右片が押圧力で撓んで接触した両接点がこじる
ように摩擦されることによるクリーニング効果を生じさ
せるようにして、スイッチの高精度化を実現することに
よって、上記従来の課題を解決したものである。
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触(ON)が支軸を中心としたプッシュレバー
の回動によって、該プッシュレバーの下端が直にシーソ
ー接点片の右片を下方に向けて押し付けるようにして、
可動接点が固定接点に強く確実に圧接したまま保持され
るように設けて、接点の接触不良の発生を無くし、その
時、更に右片が押圧力で撓んで接触した両接点がこじる
ように摩擦されることによるクリーニング効果を生じさ
せるようにして、スイッチの高精度化を実現することに
よって、上記従来の課題を解決したものである。
【0006】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、アクチュエー
ターとしてのプッシュレバーと右片に可動接点を備えた
シーソー接点片と該可動接点と接触してスイッチをO
N、OFFする固定接点および端子とシーソー接点片の
コーナー部を支持する固定接点片および端子等からな
り、それらの外周を絶縁性のケースで囲んで設けたマイ
クロスイッチであり、
ターとしてのプッシュレバーと右片に可動接点を備えた
シーソー接点片と該可動接点と接触してスイッチをO
N、OFFする固定接点および端子とシーソー接点片の
コーナー部を支持する固定接点片および端子等からな
り、それらの外周を絶縁性のケースで囲んで設けたマイ
クロスイッチであり、
【0007】上記のプッシュレバーは、ケースに支軸で
回動自在に枢支し、その後端部とケース間に備えたばね
の弾力で先端部の突子をケース外に突出して備え、ま
た、下端部に鋼球を回転自在に備えたものであり、シー
ソー接点片はコーナー部を中心として左片と右片を略逆
へ字形に形成し、右片に可動接点を備えたものであり、
該シーソー接点片のコーナー部を固定接点片の上端を支
点として左右揺動自在に接触支持して、シーソー接点片
と固定接点片を導通して備えると共に、シーソー接点片
の右片の可動接点を固定接点と離隔相対して備え、ま
た、上記プッシュレバーの鋼球をシーソー接点片の左片
に接触して備えて設けた、マイクロスイッチによって課
題を解決したものである。
回動自在に枢支し、その後端部とケース間に備えたばね
の弾力で先端部の突子をケース外に突出して備え、ま
た、下端部に鋼球を回転自在に備えたものであり、シー
ソー接点片はコーナー部を中心として左片と右片を略逆
へ字形に形成し、右片に可動接点を備えたものであり、
該シーソー接点片のコーナー部を固定接点片の上端を支
点として左右揺動自在に接触支持して、シーソー接点片
と固定接点片を導通して備えると共に、シーソー接点片
の右片の可動接点を固定接点と離隔相対して備え、ま
た、上記プッシュレバーの鋼球をシーソー接点片の左片
に接触して備えて設けた、マイクロスイッチによって課
題を解決したものである。
【0008】
【発明の作用】プッシュレバーの突子に外力を加えない
自由位置では、プッシュレバーが支軸を中心としてばね
の弾力で回動して、その突子をケース外に突出すると共
に鋼球がシーソー接点片の左片に圧接して該シーソー接
点片の右片をコーナー部を支点として上方回動しその可
動接点と固定接点が離隔(スイッチOFF)した位置に
あり、
自由位置では、プッシュレバーが支軸を中心としてばね
の弾力で回動して、その突子をケース外に突出すると共
に鋼球がシーソー接点片の左片に圧接して該シーソー接
点片の右片をコーナー部を支点として上方回動しその可
動接点と固定接点が離隔(スイッチOFF)した位置に
あり、
【0009】突子に外力を加えると該突子が下降し、プ
ッシュレバーが支軸を中心としばねを圧縮して回動し、
その鋼球が圧接したまま左片からコーナー部そして右片
へ転動し、よって、シーソー接点片の右片がコーナー部
を支点として下方回動してその可動接点と固定接点が接
触(スイッチON)し、
ッシュレバーが支軸を中心としばねを圧縮して回動し、
その鋼球が圧接したまま左片からコーナー部そして右片
へ転動し、よって、シーソー接点片の右片がコーナー部
を支点として下方回動してその可動接点と固定接点が接
触(スイッチON)し、
【0010】突子の外力を解くと、プッシュレバーがば
ねの復元弾力で復元回動し、同時に鋼球の復帰転動でシ
ーソー接点片が復元回動してその可動接点と固定接点が
離隔(スイッチOFF)して、もとの自由位置に戻るも
のである。
ねの復元弾力で復元回動し、同時に鋼球の復帰転動でシ
ーソー接点片が復元回動してその可動接点と固定接点が
離隔(スイッチOFF)して、もとの自由位置に戻るも
のである。
【0011】
【実施例】アクチュエーターとしてのプッシュレバー1
と右片2cに可動接点Aを備えたシーソー接点片2と該
可動接点Aと接離してスイッチをON、OFFする固定
接点Bおよび端子bとシーソー接点片2のコーナー部2
aを支持する固定接点片Cおよび端子c等からなり、そ
れらの外周を絶縁性のケース3で囲んで設けたマイクロ
スイッチであり、
と右片2cに可動接点Aを備えたシーソー接点片2と該
可動接点Aと接離してスイッチをON、OFFする固定
接点Bおよび端子bとシーソー接点片2のコーナー部2
aを支持する固定接点片Cおよび端子c等からなり、そ
れらの外周を絶縁性のケース3で囲んで設けたマイクロ
スイッチであり、
【0012】上記のプッシュレバー1は、ケース3に支
軸4で回動自在に枢支し、その後端部1bとケース3間
に備えたばね5の弾力で先端部の突子1aをケース3外
に突出して備え、また、下端部1cに鋼球6を回転自在
に備えたものであり、
軸4で回動自在に枢支し、その後端部1bとケース3間
に備えたばね5の弾力で先端部の突子1aをケース3外
に突出して備え、また、下端部1cに鋼球6を回転自在
に備えたものであり、
【0013】シーソー接点片2はコーナー部2aを中心
として左片2bと右片2cを略逆へ字形に形成し、右片
2cに可動接点Aを備えたものであり、
として左片2bと右片2cを略逆へ字形に形成し、右片
2cに可動接点Aを備えたものであり、
【0014】該シーソー接点片2のコーナー部2aを固
定接点片Cの上端を支点として左右揺動自在に接触支持
して、シーソー接点片2と固定接点片Cを導通(コモン
回路)して備えると共に、シーソー接点片2の右片2c
の可動接点Aを固定接点Bと離隔相対して備え、また、
上記プッシュレバー1の鋼球6をシーソー接点片2の左
片2bに接触して備えて、マイクロスイッチを設けたも
のである。
定接点片Cの上端を支点として左右揺動自在に接触支持
して、シーソー接点片2と固定接点片Cを導通(コモン
回路)して備えると共に、シーソー接点片2の右片2c
の可動接点Aを固定接点Bと離隔相対して備え、また、
上記プッシュレバー1の鋼球6をシーソー接点片2の左
片2bに接触して備えて、マイクロスイッチを設けたも
のである。
【0015】プッシュレバー1を枢支する支軸4の軸孔
7を長円孔等に緩く形成して、プッシュレバー1の回動
が円滑に行われるように遊びを持たせて備える。
7を長円孔等に緩く形成して、プッシュレバー1の回動
が円滑に行われるように遊びを持たせて備える。
【0016】プッシュレバー1の下端部1cの構成は該
部に回転自在に鋼球6を備える他、円頭のピンを埋設
し、若しくは下端部自体を半球形等に凸出形成したもの
とする等、要するにシーソー接点片2の上面を円滑に接
触移動して、耐摩性に優れている構成であれば任意であ
る。
部に回転自在に鋼球6を備える他、円頭のピンを埋設
し、若しくは下端部自体を半球形等に凸出形成したもの
とする等、要するにシーソー接点片2の上面を円滑に接
触移動して、耐摩性に優れている構成であれば任意であ
る。
【0017】固定接点片Cの上端部の両側辺に鉤型凸起
8を形成する一方、シーソー接点片2のコーナー部2a
の両側辺に凹部9を形成し、シーソー接点片2の両凹部
9と固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、該シーソー
接点片2を固定接点片Cの上端部を支点として右左揺動
自在で該部から脱落しないように、また、常時導通状態
(コモン回路)に係合支持する。
8を形成する一方、シーソー接点片2のコーナー部2a
の両側辺に凹部9を形成し、シーソー接点片2の両凹部
9と固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、該シーソー
接点片2を固定接点片Cの上端部を支点として右左揺動
自在で該部から脱落しないように、また、常時導通状態
(コモン回路)に係合支持する。
【0018】図5示の実施例は、シーソー接点片2の右
片2cの可動接点Aの上下両方に相対して固定接点B1
、B2 を備えたものである。
片2cの可動接点Aの上下両方に相対して固定接点B1
、B2 を備えたものである。
【0019】図6示の実施例は、シーソー接点片2の左
片2b、右片2cの両端に可動接点A1 、A2 を備え、
固定接点B1 、B3 と相対して備えたものである。
片2b、右片2cの両端に可動接点A1 、A2 を備え、
固定接点B1 、B3 と相対して備えたものである。
【0020】図7示の実施例は、シーソー接点片2のコ
ーナー部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケー
スの支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回路
は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A2
に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備えた
ものである。
ーナー部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケー
スの支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回路
は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A2
に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備えた
ものである。
【0021】
【発明の効果】以上のような構成、作用により、本発明
は従来のマイクロスイッチに比して、構成が簡潔強固で
長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が高精度でスイッ
チ毎に性能のばらつきがなく、また、超小形化も実現で
きる等、極めて優れた特性を有するマイクロスイッチを
低コストで提供し得るものである。
は従来のマイクロスイッチに比して、構成が簡潔強固で
長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が高精度でスイッ
チ毎に性能のばらつきがなく、また、超小形化も実現で
きる等、極めて優れた特性を有するマイクロスイッチを
低コストで提供し得るものである。
【図1】本発明マイクロスイッチの実施例の正面図(ケ
ースの蓋を外した)。
ースの蓋を外した)。
【図2】図2の作用説明図。
【図3】シーソー接点片の正面図及び平面図。
【図4】固定接点片の正面図及び左側面図。
【図5】可動接点の上下に固定接点を備えた実施例の正
面図。
面図。
【図6】シーソー接点片の左右片の両方に可動接点を備
えた実施例の正面図。
えた実施例の正面図。
【図7】固定接点片をばね片で備え、シーソー接点片の
コーナー部をケースに形成した凸部で支持した実施例の
正面図。
コーナー部をケースに形成した凸部で支持した実施例の
正面図。
A 可動接点 B 固定接点 b 端子 C 固定接点片 c 端子 1 プッシュレバー 1a 突子 1b 後端部 1c 下端部 2 シーソー接点片 2a コーナー部 2b 左片 2c 右片 3 ケース 4 支軸 5 ばね 6 鋼球 7 軸孔 8 鉤形凸起 9 凹部 10 支柱、凸部等 11 接点ばね片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月13日(2000.6.1
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 マイクロスイッチ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ケース外に突出したプッシュ
レバーの操作部に外力を負荷、解放することによってス
イッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器
の操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチ
を提供する。
レバーの操作部に外力を負荷、解放することによってス
イッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器
の操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチ
を提供する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、広く一般的に使用されて
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
【0003】上記従来のマイクロスイッチは、スイッチ
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
【0004】更に、スイッチ作用上の重要点である可動
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、両接点の接触圧が弱くて目的
接触圧が得られない上に、スイッチ毎にばらつきを生じ
てスイッチ性能が不安定で、振動、衝撃等で誤動作(誤
接触、誤離隔)を生じ易い課題があり、また、長期間使
用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッチ性能
が劣化する等の課題があった。
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、両接点の接触圧が弱くて目的
接触圧が得られない上に、スイッチ毎にばらつきを生じ
てスイッチ性能が不安定で、振動、衝撃等で誤動作(誤
接触、誤離隔)を生じ易い課題があり、また、長期間使
用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッチ性能
が劣化する等の課題があった。
【0005】
【発明が解決した課題】そこで、本発明は主部材を小形
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触が支軸(軸孔)を中心としてプッシュレバー
が回動し、その回動によってプッシュレバーの下端の接
触部がばねの弾力で直にシーソー接点片の上面を下方に
向けて押し付けることによって、シーソー接点片の可動
接点が固定接点に強く確実に圧接(設定接触圧)したま
ま保持され、若しくは両接点が確実に離隔保持されるよ
うに設けて、接点の接触不良及び誤接触、誤離隔の発生
を無くし、同時に、シーソー接点片がばねの押圧力で撓
んで接触した両接点がこじるように摩擦されることによ
るクリーニング効果を生じさせるようにして、スイッチ
の高性能化、高精度化を実現することによって、上記従
来の課題を解決したものである。
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触が支軸(軸孔)を中心としてプッシュレバー
が回動し、その回動によってプッシュレバーの下端の接
触部がばねの弾力で直にシーソー接点片の上面を下方に
向けて押し付けることによって、シーソー接点片の可動
接点が固定接点に強く確実に圧接(設定接触圧)したま
ま保持され、若しくは両接点が確実に離隔保持されるよ
うに設けて、接点の接触不良及び誤接触、誤離隔の発生
を無くし、同時に、シーソー接点片がばねの押圧力で撓
んで接触した両接点がこじるように摩擦されることによ
るクリーニング効果を生じさせるようにして、スイッチ
の高性能化、高精度化を実現することによって、上記従
来の課題を解決したものである。
【0006】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、プッシュレバ
ーとシーソー接点片とそれらの外周を囲む絶縁性のケー
スと該ケースに備えた固定接点及びその端子等からなる
マイクロスイッチであり、
ーとシーソー接点片とそれらの外周を囲む絶縁性のケー
スと該ケースに備えた固定接点及びその端子等からなる
マイクロスイッチであり、
【0007】上記のプッシュレバーは、その長円形等の
軸孔をケースの支軸に回動自在に枢支し、該軸孔を中心
として、その左方部の先端に操作部を突設すると共に、
右方部とケース間にばねを備え、該ばねの弾力でプッシ
ュレバーを支軸(軸孔)を中心として回動して操作部をケ
ース外に突出して備え、また、下方部の下端に接触部を
備えたものであり、
軸孔をケースの支軸に回動自在に枢支し、該軸孔を中心
として、その左方部の先端に操作部を突設すると共に、
右方部とケース間にばねを備え、該ばねの弾力でプッシ
ュレバーを支軸(軸孔)を中心として回動して操作部をケ
ース外に突出して備え、また、下方部の下端に接触部を
備えたものであり、
【0008】シーソー接点片は枢支部を中心とした左片
及び右片からなり、左片及び右片の一方若しくは両方に
可動接点を備えたものであり、
及び右片からなり、左片及び右片の一方若しくは両方に
可動接点を備えたものであり、
【0009】該シーソー接点片の枢支部を、ケース側の
固定接点の端部を支点としてシーソー動自在に枢支する
と共に両者を導通して備えるか、若しくはケースの一部
を支点としてシーソー動自在に備えると共に、シーソー
接点片の左片及び右片の一方若しくは両方の可動接点を
ケース側の固定接点と相対して離隔若しくは接触して備
え、また、上記プッシュレバーの接触部をシーソー接点
片の上面に接触して備えたものであって、
固定接点の端部を支点としてシーソー動自在に枢支する
と共に両者を導通して備えるか、若しくはケースの一部
を支点としてシーソー動自在に備えると共に、シーソー
接点片の左片及び右片の一方若しくは両方の可動接点を
ケース側の固定接点と相対して離隔若しくは接触して備
え、また、上記プッシュレバーの接触部をシーソー接点
片の上面に接触して備えたものであって、
【0010】プッシュレバーの操作部に外力を加えない
自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸(軸
孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出する
と共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左片
に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接触
(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソー
接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある場
合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位置
にあり、
自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸(軸
孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出する
と共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左片
に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接触
(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソー
接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある場
合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位置
にあり、
【0011】外力で操作部を押下すると、プッシュレバ
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)し、
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)し、
【0012】また、操作部の外力を解くと、プッシュレ
バーがばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復
帰移動でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位
置に戻るように備えたものである、マイクロスイッチに
よって課題を解決したものである。
バーがばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復
帰移動でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位
置に戻るように備えたものである、マイクロスイッチに
よって課題を解決したものである。
【0013】
【発明の作用】プッシュレバーの操作部に外力を加えな
い自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸
(軸孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出す
ると共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左
片に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接
触(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソ
ー接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある
場合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位
置にある。
い自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸
(軸孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出す
ると共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左
片に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接
触(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソ
ー接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある
場合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位
置にある。
【0014】外力で操作部を押下すると、プッシュレバ
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)する。
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)する。
【0015】操作部の外力を解くと、プッシュレバーが
ばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復帰移動
でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位置に戻
るものである。
ばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復帰移動
でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位置に戻
るものである。
【0016】
【実施例】(図1〜図7)プッシュレバー1とシーソー
接点片2とそれらの外周を囲む絶縁性のケース3と該ケ
ース3に備えた固定接点B、C及びその端子b、c等か
らなるマイクロスイッチであり、
接点片2とそれらの外周を囲む絶縁性のケース3と該ケ
ース3に備えた固定接点B、C及びその端子b、c等か
らなるマイクロスイッチであり、
【0017】プッシュレバー1は、その長円形等の軸孔
7をケース3の支軸4に回動自在に枢支し、該軸孔7を
中心として、その左方部の先端に操作部1aを突設する
と共に、右方部とケース3間にばね5を備え、該ばね5
の弾力でプッシュレバー1を支軸4(軸孔7)を中心とし
てケース3のストッパー部に衝突するまで回動して操作
部1aをケース3外に突出して備え、また、下方部の下
端に接触部6を備えたものであり、
7をケース3の支軸4に回動自在に枢支し、該軸孔7を
中心として、その左方部の先端に操作部1aを突設する
と共に、右方部とケース3間にばね5を備え、該ばね5
の弾力でプッシュレバー1を支軸4(軸孔7)を中心とし
てケース3のストッパー部に衝突するまで回動して操作
部1aをケース3外に突出して備え、また、下方部の下
端に接触部6を備えたものであり、
【0018】シーソー接点片2は枢支部2aを中心とし
た左片2b及び右片2cからなり、左片2b及び右片2
cの一方若しくは両方に可動接点Aを備えたものであ
り、
た左片2b及び右片2cからなり、左片2b及び右片2
cの一方若しくは両方に可動接点Aを備えたものであ
り、
【0019】該シーソー接点片2の枢支部2aを、ケー
ス3側の固定接点Cの端部を支点としてシーソー動自在
に枢支すると共に両者を導通(コモン回路)して備える
か、若しくはケース3内の底面の一部を支点としてシー
ソー動自在に備えると共に、シーソー接点片2の左片2
b及び右片2cの一方若しくは両方の可動接点Aをケー
ス3側の固定接点B若しくはCと相対して離隔若しくは
接触して備え、また、上記プッシュレバー1の接触部6
をシーソー接点片2の上面に接触して備えて、マイクロ
スイッチを設けたものである。
ス3側の固定接点Cの端部を支点としてシーソー動自在
に枢支すると共に両者を導通(コモン回路)して備える
か、若しくはケース3内の底面の一部を支点としてシー
ソー動自在に備えると共に、シーソー接点片2の左片2
b及び右片2cの一方若しくは両方の可動接点Aをケー
ス3側の固定接点B若しくはCと相対して離隔若しくは
接触して備え、また、上記プッシュレバー1の接触部6
をシーソー接点片2の上面に接触して備えて、マイクロ
スイッチを設けたものである。
【0020】プッシュレバー1の軸孔7を、例えば、長
円形、楕円形等で支軸4の周囲に設定寸法の空間を設定
した状態に形成して、定位置の支軸4に対して軸孔7が
設定寸法移動自在に備える。それによって、プッシュレ
バー1の回転作動時に生じる、接触部6とシーソー接点
片2上面との接触点と支軸4(定位置)間の距離の長短
変化に対応することが可能になると共に、ばね5の弾力
をプッシュレバー1の接触部6に伝達し、該接触部6を
シーソー接点片2の上面に押圧接することができ、よっ
て、可動接点Aと固定接点B若しくはCとの強い接触圧
を保持し、若しくは両接点の確実な離隔状態を保持する
ことができる。
円形、楕円形等で支軸4の周囲に設定寸法の空間を設定
した状態に形成して、定位置の支軸4に対して軸孔7が
設定寸法移動自在に備える。それによって、プッシュレ
バー1の回転作動時に生じる、接触部6とシーソー接点
片2上面との接触点と支軸4(定位置)間の距離の長短
変化に対応することが可能になると共に、ばね5の弾力
をプッシュレバー1の接触部6に伝達し、該接触部6を
シーソー接点片2の上面に押圧接することができ、よっ
て、可動接点Aと固定接点B若しくはCとの強い接触圧
を保持し、若しくは両接点の確実な離隔状態を保持する
ことができる。
【0021】プッシュレバー1の下方部の接触部6の構
成は、例えば図示例のように、該部に鋼球を回転自在に
備える他、金属製円頭ピンを埋設し、ローラーを回転自
在に備え、若しくは下方部の下端部を球面状にする等、
該接触部6がシーソー接点片2の上面を円滑に接触移動
できる構成であれば図示例に限らず全く任意である。
成は、例えば図示例のように、該部に鋼球を回転自在に
備える他、金属製円頭ピンを埋設し、ローラーを回転自
在に備え、若しくは下方部の下端部を球面状にする等、
該接触部6がシーソー接点片2の上面を円滑に接触移動
できる構成であれば図示例に限らず全く任意である。
【0022】例えば、図示例のように、ケース3内底面
に突出した固定接点片Cの上端部の両側辺に鉤型凸起8
を形成する一方、シーソー接点片2の枢支部2aの両側
辺に凹部9を形成し、該シーソー接点片2の両凹部9と
固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、シーソー接点片
2を固定接点片Cの上端部を支点としてシーソー動自在
で該部から脱落しないように、また、常時導通状態(コ
モン回路)に係合支持する。なお、シーソー接点片2の
枢支部2aをシーソー動自在に枢支する手段は図示例に
限らず任意である。
に突出した固定接点片Cの上端部の両側辺に鉤型凸起8
を形成する一方、シーソー接点片2の枢支部2aの両側
辺に凹部9を形成し、該シーソー接点片2の両凹部9と
固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、シーソー接点片
2を固定接点片Cの上端部を支点としてシーソー動自在
で該部から脱落しないように、また、常時導通状態(コ
モン回路)に係合支持する。なお、シーソー接点片2の
枢支部2aをシーソー動自在に枢支する手段は図示例に
限らず任意である。
【0023】図5示の実施例は、シーソー接点片2の右
片2cの上下両面に備えた可動接点Aに相対してそれぞ
れ固定接点B1 、B2 を備えたものである。
片2cの上下両面に備えた可動接点Aに相対してそれぞ
れ固定接点B1 、B2 を備えたものである。
【0024】図6示の実施例は、シーソー接点片2の左
片2b、右片2cの両方に可動接点A1 、A2 を備え、
それぞれ固定接点B1 、B3 と相対して備えたものであ
る。
片2b、右片2cの両方に可動接点A1 、A2 を備え、
それぞれ固定接点B1 、B3 と相対して備えたものであ
る。
【0025】図7示の実施例は、シーソー接点片2の枢
支部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケース3
内底面の支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回
路は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A
2 に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備え
たものである。
支部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケース3
内底面の支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回
路は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A
2 に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備え
たものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、支軸に対して設定空間を有す
るプッシュレバーの軸孔の作用及びばねの弾力作用によ
り、両接点の強く安定した接触圧が得られると共に両接
点の確実な離隔保持状態がえられ、よって振動、衝撃等
によって誤動作を生じる恐れがなく、同時にばねの押圧
力でシーソー接点片が撓んで接触した両接点がこじるよ
うに摩擦されることによるクリーニング効果を生じて接
触不良を生じる恐れがない画期的な効果がある。上記の
ように本発明は、従来のマイクロスイッチに比して、構
成が簡潔強固で長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が
高性能、高精度でスイッチ毎にばらつきがなく、また、
超小形化も実現できる等、極めて優れた特性を有するマ
イクロスイッチを低コストで提供し得るものである。
るプッシュレバーの軸孔の作用及びばねの弾力作用によ
り、両接点の強く安定した接触圧が得られると共に両接
点の確実な離隔保持状態がえられ、よって振動、衝撃等
によって誤動作を生じる恐れがなく、同時にばねの押圧
力でシーソー接点片が撓んで接触した両接点がこじるよ
うに摩擦されることによるクリーニング効果を生じて接
触不良を生じる恐れがない画期的な効果がある。上記の
ように本発明は、従来のマイクロスイッチに比して、構
成が簡潔強固で長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が
高性能、高精度でスイッチ毎にばらつきがなく、また、
超小形化も実現できる等、極めて優れた特性を有するマ
イクロスイッチを低コストで提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マイクロスイッチの実施例の正面図(ケ
ースの蓋を外した)。
ースの蓋を外した)。
【図2】図2の作用説明図。
【図3】シーソー接点片の正面図及び平面図。
【図4】固定接点片の正面図及び左側面図。
【図5】可動接点の上下に固定接点を備えた実施例の正
面図。
面図。
【図6】シーソー接点片の左右片の両方に可動接点を備
えた実施例の正面図。
えた実施例の正面図。
【図7】固定接点片をばね片で備え、シーソー接点片の
枢支部をケースに形成した凸部で支持した実施例の正面
図。
枢支部をケースに形成した凸部で支持した実施例の正面
図。
【符号の説明】 A 可動接点 B 固定接点 b 端子 C 固定接点片 c 端子 1 プッシュレバー 1a 操作部 1b 後方部 1c 下方部 2 シーソー接点片 2a 枢支部 2b 左片 2c 右片 3 ケース 4 支軸 5 ばね 6 接触部 7 軸孔 8 鉤形凸起 9 凹部 10 支柱、凸部等 11 接点ばね片 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月20日(2000.6.2
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 マイクロスイッチ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ケース外に突出したプッシュ
レバーの操作部に外力を負荷、解放することによってス
イッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器
の操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチ
を提供する。
レバーの操作部に外力を負荷、解放することによってス
イッチの開閉を行うように備えたものであり、各種機器
の操作用、検出用等として汎用できるマイクロスイッチ
を提供する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、広く一般的に使用されて
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
いるマイクロスイッチは、小形函状のケース内に引張部
材と圧縮部材からなる接点ばね片の一端をケースに固定
(コモン端子)し、他端に可動接点を備えて、該可動接
点をケース側の固定接点(端子)と相対(離隔または接
触)して備え、アクチュエーター、例えば押ボタンの押
圧下降で上記接点ばね片を押圧反曲し、設定押圧点で接
点ばね片が反転反曲(スナップアクション)して瞬時に
可動接点と固定接点の接触(ON)または離隔(OF
F)が行われるように構成したものであるが、
【0003】上記従来のマイクロスイッチは、スイッチ
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
の小形化に伴って、引張部材と圧縮部材からなる接点ば
ね片を各スイッチ毎のばらつきなく精密に製造すること
が、製造加工技術上、素材上等から困難になってきたば
かりでなく、それをケースに取付ける取付技術精度も限
界に達してきており、特に最近の超小形化傾向(例、
縦、横、高さ寸法が各10mm内外)に対応しきれなく
なってきており、また、小形化、精度向上のために必然
的にコスト高になる課題があった。
【0004】更に、スイッチ作用上の重要点である可動
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、両接点の接触圧が弱くて目的
接触圧が得られない上に、スイッチ毎にばらつきを生じ
てスイッチ性能が不安定で、振動、衝撃等で誤動作(誤
接触、誤離隔)を生じ易い課題があり、また、長期間使
用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッチ性能
が劣化する等の課題があった。
接点と固定接点の接触(ON)圧力が小さな接点ばね片
のばね圧だけであるため、両接点の接触圧が弱くて目的
接触圧が得られない上に、スイッチ毎にばらつきを生じ
てスイッチ性能が不安定で、振動、衝撃等で誤動作(誤
接触、誤離隔)を生じ易い課題があり、また、長期間使
用、多数回使用等による接点部分の汚れでスイッチ性能
が劣化する等の課題があった。
【0005】
【発明が解決した課題】そこで、本発明は主部材を小形
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触が支軸及び軸孔(両者間に設定空間を形成)
を中心としてプッシュレバーが回動し、その回動及びそ
れに伴う軸孔の空間移動によってプッシュレバーの下端
の接触部がばねの弾力で直にシーソー接点片の上面を下
方に向けて押し付けることによって、シーソー接点片の
可動接点が固定接点に強く確実に圧接(設定接触圧)し
たまま保持され、若しくは両接点が確実に離隔保持され
るように設けて、接点の接触不良及び誤接触、誤離隔の
発生を無くし、同時に、シーソー接点片がばねの押圧力
で撓んで接触した両接点がこじるように摩擦されること
によるクリーニング効果を生じさせるようにして、スイ
ッチの高性能化、高精度化を実現することによって、上
記従来の課題を解決したものである。
化、高精度化が容易なプッシュレバーとシーソー接点片
として、スイッチの小形化、低コスト化を実現すると共
に、スイッチ作用、即ち可動接点と固定接点の作動がプ
ッシュレバーにシーソー式に連動するシーソー接点片に
よって単純であるが正確に行われるようにし、また、両
接点の接触が支軸及び軸孔(両者間に設定空間を形成)
を中心としてプッシュレバーが回動し、その回動及びそ
れに伴う軸孔の空間移動によってプッシュレバーの下端
の接触部がばねの弾力で直にシーソー接点片の上面を下
方に向けて押し付けることによって、シーソー接点片の
可動接点が固定接点に強く確実に圧接(設定接触圧)し
たまま保持され、若しくは両接点が確実に離隔保持され
るように設けて、接点の接触不良及び誤接触、誤離隔の
発生を無くし、同時に、シーソー接点片がばねの押圧力
で撓んで接触した両接点がこじるように摩擦されること
によるクリーニング効果を生じさせるようにして、スイ
ッチの高性能化、高精度化を実現することによって、上
記従来の課題を解決したものである。
【0006】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、プッシュレバ
ーとシーソー接点片とそれらの外周を囲む絶縁性のケー
スと該ケースに備えた固定接点及びその端子等からなる
マイクロスイッチであり、
ーとシーソー接点片とそれらの外周を囲む絶縁性のケー
スと該ケースに備えた固定接点及びその端子等からなる
マイクロスイッチであり、
【0007】上記のプッシュレバーは、その長円形等の
軸孔をケースの支軸に、該軸孔と支軸の間に設定寸法の
空間を形成した状態で、回動自在に枢支し、該軸孔を中
心として、その左方部の先端に操作部を突設すると共
に、右方部とケース間にばねを備え、該ばねの弾力でプ
ッシュレバーを支軸(軸孔)を中心として回動して操作部
をケース外に突出して備え、また、下方部の下端に接触
部を備えたものであり、
軸孔をケースの支軸に、該軸孔と支軸の間に設定寸法の
空間を形成した状態で、回動自在に枢支し、該軸孔を中
心として、その左方部の先端に操作部を突設すると共
に、右方部とケース間にばねを備え、該ばねの弾力でプ
ッシュレバーを支軸(軸孔)を中心として回動して操作部
をケース外に突出して備え、また、下方部の下端に接触
部を備えたものであり、
【0008】シーソー接点片は枢支部を中心とした左片
及び右片からなり、左片及び右片の一方若しくは両方に
可動接点を備えたものであり、
及び右片からなり、左片及び右片の一方若しくは両方に
可動接点を備えたものであり、
【0009】該シーソー接点片の枢支部を、ケース側の
固定接点の端部を支点としてシーソー動自在に枢支する
と共に両者を導通して備えるか、若しくはケースの一部
を支点としてシーソー動自在に備えると共に、シーソー
接点片の左片及び右片の一方若しくは両方の可動接点を
ケース側の固定接点と相対して離隔若しくは接触して備
え、また、上記プッシュレバーの接触部をシーソー接点
片の上面に接触して備えたものであって、
固定接点の端部を支点としてシーソー動自在に枢支する
と共に両者を導通して備えるか、若しくはケースの一部
を支点としてシーソー動自在に備えると共に、シーソー
接点片の左片及び右片の一方若しくは両方の可動接点を
ケース側の固定接点と相対して離隔若しくは接触して備
え、また、上記プッシュレバーの接触部をシーソー接点
片の上面に接触して備えたものであって、
【0010】プッシュレバーの操作部に外力を加えない
自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸(軸
孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出する
と共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左片
に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接触
(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソー
接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある場
合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位置
にあり、
自由位置では、プッシュレバーがばねの弾力で支軸(軸
孔)を中心として回動して操作部をケース外に突出する
と共に、接触部がシーソー接点片の左片に圧接し、左片
に可動接点がある場合はその可動接点と固定接点が接触
(ON)すると同時に、枢支部を支点として該シーソー
接点片の右片を上方へ回動し、右片に可動接点がある場
合はその可動接点と固定接点が離隔(OFF)した位置
にあり、
【0011】外力で操作部を押下すると、プッシュレバ
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)し、
ーが支軸(軸孔)を中心としばねを圧縮して回動し、その
接触部がシーソー接点片に圧接したまま左片から枢支部
そして右片へ移動し、定位置の支軸に対して軸孔が設定
寸法移動して、よって、シーソー接点片の右片を枢支部
を支点として下方へ回動し、右片に可動接点がある場合
はその可動接点と固定接点を接触(ON)すると同時
に、シーソー接点片の左片を上方へ回動し、左片に可動
接点がある場合はその可動接点と固定接点を離隔(OF
F)し、
【0012】また、操作部の外力を解くと、プッシュレ
バーがばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復
帰移動でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位
置に戻るように備えたものである、マイクロスイッチに
よって課題を解決したものである。
バーがばねの復元弾力で復帰回動し、同時に接触部の復
帰移動でシーソー接点片が復帰回動して、上記の自由位
置に戻るように備えたものである、マイクロスイッチに
よって課題を解決したものである。
【0013】
【発明の作用】(図8〜図10を参照)プッシュレバー
1の操作部1aに外力Pを加えない自由位置(常態)で
は、プッシュレバー1がばね5の弾力で支軸4(軸孔7)
を中心として回動して操作部1aをケース3外に突出す
ると共に、接触部6がシーソー接点片2の左片2bに圧
接し、左片2bに可動接点Aがある場合はその可動接点
Aと相対した固定接点Bが接触(ON)すると同時に、
枢支部2aを支点として該シーソー接点片2の右片2c
を上方へ回動し、右片2cに可動接点Aがある場合はそ
の可動接点Aと相対した固定接点Bが離隔(OFF)し
た位置にある。
1の操作部1aに外力Pを加えない自由位置(常態)で
は、プッシュレバー1がばね5の弾力で支軸4(軸孔7)
を中心として回動して操作部1aをケース3外に突出す
ると共に、接触部6がシーソー接点片2の左片2bに圧
接し、左片2bに可動接点Aがある場合はその可動接点
Aと相対した固定接点Bが接触(ON)すると同時に、
枢支部2aを支点として該シーソー接点片2の右片2c
を上方へ回動し、右片2cに可動接点Aがある場合はそ
の可動接点Aと相対した固定接点Bが離隔(OFF)し
た位置にある。
【0014】上項の作用を図8により説明すると、 (1)プッシュレバー1の操作部1aに外力Pを加えな
い自由位置(常態)では、ばね5の弾力が方向へ作用
し、プッシュレバー1が支軸4(軸孔7)を中心として
方向へ回動しケース3のストッパー部3aに衝突停止
する。 (2)そのため、ばね5の弾力が方向へ作用し、支軸
4と軸孔7間に空間Gがあってプッシュレバー1が空間
寸法移動可能なため、その接触部6を方向へ移動する
ように作用して、シーソー接点片2の左片2b上面を押
圧する。 (3)該押圧力によって、シーソー接点片2の右片2c
が枢支部2a(Cの上端部若しくは支柱10)を支点と
して方向へ上方回動しストッパー部3bに衝突停止
し、該停止状態(即ち両接点A、Bが離隔OFF)を振
動、衝撃等で誤動作しないように確実に保持する。
い自由位置(常態)では、ばね5の弾力が方向へ作用
し、プッシュレバー1が支軸4(軸孔7)を中心として
方向へ回動しケース3のストッパー部3aに衝突停止
する。 (2)そのため、ばね5の弾力が方向へ作用し、支軸
4と軸孔7間に空間Gがあってプッシュレバー1が空間
寸法移動可能なため、その接触部6を方向へ移動する
ように作用して、シーソー接点片2の左片2b上面を押
圧する。 (3)該押圧力によって、シーソー接点片2の右片2c
が枢支部2a(Cの上端部若しくは支柱10)を支点と
して方向へ上方回動しストッパー部3bに衝突停止
し、該停止状態(即ち両接点A、Bが離隔OFF)を振
動、衝撃等で誤動作しないように確実に保持する。
【0015】対象物の接近衝突等による外力Pで操作部
1aを押下すると、プッシュレバー1が支軸4(軸孔7)
を中心としばね5を圧縮して回動し、その接触部6がシ
ーソー接点片2に圧接したまま左片2bから枢支部2a
そして右片2cへ移動し、定位置の支軸4に対して軸孔
7が設定寸法移動して、よって、シーソー接点片2の右
片2cを枢支部2aを支点として下方へ回動し、右片2
cに可動接点Aがある場合はその可動接点Aと固定接点
Bを接触(ON)すると同時に、シーソー接点片2の左
片2bを上方へ回動し、左片2bに可動接点Aがある場
合はその可動接点Aと固定接点Bを離隔(OFF)す
る。
1aを押下すると、プッシュレバー1が支軸4(軸孔7)
を中心としばね5を圧縮して回動し、その接触部6がシ
ーソー接点片2に圧接したまま左片2bから枢支部2a
そして右片2cへ移動し、定位置の支軸4に対して軸孔
7が設定寸法移動して、よって、シーソー接点片2の右
片2cを枢支部2aを支点として下方へ回動し、右片2
cに可動接点Aがある場合はその可動接点Aと固定接点
Bを接触(ON)すると同時に、シーソー接点片2の左
片2bを上方へ回動し、左片2bに可動接点Aがある場
合はその可動接点Aと固定接点Bを離隔(OFF)す
る。
【0016】上項の作用を図9により説明すると、 (1)プッシュレバー1の操作部1aに外力P(押圧
力)が負荷(該負荷は操作部1aが外力Pから解放され
るまで継続)されると、該プッシュレバー1がばね5の
弾力に勝ってそれを方向へ圧縮しつつ、支軸4(軸孔
7)を中心として方向へ回動する。 (2)同時に、ばね5の反発力が方向へ作用し、支軸
4と軸孔7間に空間Gがあるため、プッシュレバー1の
接触部6を方向へ移動する力として作用する。 (3)そのため、当初、シーソー接点片2の右片2cが
枢支部2a(Cの上端部若しくは支柱10)を支点とし
て下方回動してその可動接点Aが固定接点Bに接触(O
N)し、引き続きばね5の反発力が空間Gの作用で接触
部6を右片2c上面へ押圧接する力として作用するた
め、両接点A、Bを方向の押圧力で協力に圧接し、よ
って両接点A、Bの強い接触圧が継続保持される。 (4)また、上記のように、空間Gの存在によりプッシ
ュレバー1の接触部6が右片2cの上面に移動しながら
強く接触押圧するため、該右片2cが弾力的に撓んで可
動接点Aと固定接点Bの接触面をこじるように摩擦する
作用を生じ、該作用で両接点の接触面がクリーニングさ
れ、よって常に高精度の導電状態を維持する。
力)が負荷(該負荷は操作部1aが外力Pから解放され
るまで継続)されると、該プッシュレバー1がばね5の
弾力に勝ってそれを方向へ圧縮しつつ、支軸4(軸孔
7)を中心として方向へ回動する。 (2)同時に、ばね5の反発力が方向へ作用し、支軸
4と軸孔7間に空間Gがあるため、プッシュレバー1の
接触部6を方向へ移動する力として作用する。 (3)そのため、当初、シーソー接点片2の右片2cが
枢支部2a(Cの上端部若しくは支柱10)を支点とし
て下方回動してその可動接点Aが固定接点Bに接触(O
N)し、引き続きばね5の反発力が空間Gの作用で接触
部6を右片2c上面へ押圧接する力として作用するた
め、両接点A、Bを方向の押圧力で協力に圧接し、よ
って両接点A、Bの強い接触圧が継続保持される。 (4)また、上記のように、空間Gの存在によりプッシ
ュレバー1の接触部6が右片2cの上面に移動しながら
強く接触押圧するため、該右片2cが弾力的に撓んで可
動接点Aと固定接点Bの接触面をこじるように摩擦する
作用を生じ、該作用で両接点の接触面がクリーニングさ
れ、よって常に高精度の導電状態を維持する。
【0017】操作部1aの外力Pを解くと、プッシュレ
バー1がばね5の復元弾力で復帰回動し、同時に接触部
6の復帰移動でシーソー接点片2が復帰回動して、上記
の自由位置(常態)に戻るものである。
バー1がばね5の復元弾力で復帰回動し、同時に接触部
6の復帰移動でシーソー接点片2が復帰回動して、上記
の自由位置(常態)に戻るものである。
【0018】然して、図10は上記の作用を総合して表
したものである。
したものである。
【0019】
【実施例】(図1〜図10)プッシュレバー1とシーソ
ー接点片2とそれらの外周を囲む絶縁性のケース3と該
ケース3に備えた固定接点B、C及びその端子b、c等
からなるマイクロスイッチであり、
ー接点片2とそれらの外周を囲む絶縁性のケース3と該
ケース3に備えた固定接点B、C及びその端子b、c等
からなるマイクロスイッチであり、
【0020】プッシュレバー1は、その長円形等の軸孔
7をケース3の支軸4に、該軸孔7と支軸4の間に設定
寸法の空間Gを形成した状態で、回動自在に枢支し、該
軸孔7を中心として、その左方部の先端に操作部1aを
突設すると共に、右方部とケース3間にばね5を備え、
該ばね5の弾力でプッシュレバー1を支軸4(軸孔7)を
中心としてケース3のストッパー部に衝突するまで回動
して操作部1aをケース3外に突出して備え、また、下
方部の下端に接触部6を備えたものであり、
7をケース3の支軸4に、該軸孔7と支軸4の間に設定
寸法の空間Gを形成した状態で、回動自在に枢支し、該
軸孔7を中心として、その左方部の先端に操作部1aを
突設すると共に、右方部とケース3間にばね5を備え、
該ばね5の弾力でプッシュレバー1を支軸4(軸孔7)を
中心としてケース3のストッパー部に衝突するまで回動
して操作部1aをケース3外に突出して備え、また、下
方部の下端に接触部6を備えたものであり、
【0021】シーソー接点片2は枢支部2aを中心とし
た左片2b及び右片2cからなり、左片2b及び右片2
cの一方若しくは両方に可動接点Aを備えたものであ
り、
た左片2b及び右片2cからなり、左片2b及び右片2
cの一方若しくは両方に可動接点Aを備えたものであ
り、
【0022】該シーソー接点片2の枢支部2aを、ケー
ス3側の固定接点Cの端部を支点としてシーソー動自在
に枢支すると共に両者を導通(コモン回路)して備える
か、若しくはケース3内の底面の一部を支点としてシー
ソー動自在に備えると共に、シーソー接点片2の左片2
b及び右片2cの一方若しくは両方の可動接点Aをケー
ス3側の固定接点B若しくはCと相対して離隔若しくは
接触して備え、また、上記プッシュレバー1の接触部6
をシーソー接点片2の上面に接触して備えて、マイクロ
スイッチを設けたものである。
ス3側の固定接点Cの端部を支点としてシーソー動自在
に枢支すると共に両者を導通(コモン回路)して備える
か、若しくはケース3内の底面の一部を支点としてシー
ソー動自在に備えると共に、シーソー接点片2の左片2
b及び右片2cの一方若しくは両方の可動接点Aをケー
ス3側の固定接点B若しくはCと相対して離隔若しくは
接触して備え、また、上記プッシュレバー1の接触部6
をシーソー接点片2の上面に接触して備えて、マイクロ
スイッチを設けたものである。
【0023】プッシュレバー1の軸孔7を、例えば、長
円形、楕円形等で支軸4の周囲に設定寸法の空間を設定
した状態に形成して、定位置の支軸4に対して軸孔7が
設定寸法移動自在に備える。それによって、プッシュレ
バー1の回転作動時に生じる、接触部6とシーソー接点
片2上面との接触点と支軸4(定位置)間の距離の長短
変化に対応することが可能になると共に、ばね5の弾力
をプッシュレバー1の接触部6に伝達し、該接触部6を
シーソー接点片2の上面に押圧接することができ、よっ
て、可動接点Aと固定接点B若しくはCとの強い接触圧
を保持し、若しくは両接点の確実な離隔状態を保持する
ことができる。
円形、楕円形等で支軸4の周囲に設定寸法の空間を設定
した状態に形成して、定位置の支軸4に対して軸孔7が
設定寸法移動自在に備える。それによって、プッシュレ
バー1の回転作動時に生じる、接触部6とシーソー接点
片2上面との接触点と支軸4(定位置)間の距離の長短
変化に対応することが可能になると共に、ばね5の弾力
をプッシュレバー1の接触部6に伝達し、該接触部6を
シーソー接点片2の上面に押圧接することができ、よっ
て、可動接点Aと固定接点B若しくはCとの強い接触圧
を保持し、若しくは両接点の確実な離隔状態を保持する
ことができる。
【0024】プッシュレバー1の下方部の接触部6の構
成は、例えば図示例のように、該部に鋼球を回転自在に
備える他、金属製円頭ピンを埋設し、ローラーを回転自
在に備え、若しくは下方部の下端部を球面状にする等、
該接触部6がシーソー接点片2の上面を円滑に接触移動
できる構成であれば図示例に限らず全く任意である。
成は、例えば図示例のように、該部に鋼球を回転自在に
備える他、金属製円頭ピンを埋設し、ローラーを回転自
在に備え、若しくは下方部の下端部を球面状にする等、
該接触部6がシーソー接点片2の上面を円滑に接触移動
できる構成であれば図示例に限らず全く任意である。
【0025】例えば、図示例のように、ケース3内底面
に突出した固定接点片Cの上端部の両側辺に鉤型凸起8
を形成する一方、シーソー接点片2の枢支部2aの両側
辺に凹部9を形成し、該シーソー接点片2の両凹部9と
固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、シーソー接点片
2を固定接点片Cの上端部を支点としてシーソー動自在
で該部から脱落しないように、また、常時導通状態(コ
モン回路)に係合支持する。なお、シーソー接点片2の
枢支部2aをシーソー動自在に枢支する手段は図示例に
限らず任意である。
に突出した固定接点片Cの上端部の両側辺に鉤型凸起8
を形成する一方、シーソー接点片2の枢支部2aの両側
辺に凹部9を形成し、該シーソー接点片2の両凹部9と
固定接点Cの両鉤型凸起8を係合して、シーソー接点片
2を固定接点片Cの上端部を支点としてシーソー動自在
で該部から脱落しないように、また、常時導通状態(コ
モン回路)に係合支持する。なお、シーソー接点片2の
枢支部2aをシーソー動自在に枢支する手段は図示例に
限らず任意である。
【0026】図5示の実施例は、シーソー接点片2の右
片2cの上下両面に備えた可動接点Aに相対してそれぞ
れ固定接点B1 、B2 を備えたものである。
片2cの上下両面に備えた可動接点Aに相対してそれぞ
れ固定接点B1 、B2 を備えたものである。
【0027】図6示の実施例は、シーソー接点片2の左
片2b、右片2cの両方に可動接点A1 、A2 を備え、
それぞれ固定接点B1 、B3 と相対して備えたものであ
る。
片2b、右片2cの両方に可動接点A1 、A2 を備え、
それぞれ固定接点B1 、B3 と相対して備えたものであ
る。
【0028】図7示の実施例は、シーソー接点片2の枢
支部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケース3
内底面の支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回
路は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A
2 に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備え
たものである。
支部2aを、固定接点片Cの上端部に代えて、ケース3
内底面の支柱、凸部等10に支持し、コモン(共通)回
路は、シーソー接点片2の左片2bに備えた可動接点A
2 に接点ばね片11の接点B4 を常時接触導通して備え
たものである。
【0029】
【発明の効果】本発明は、支軸に対して設定空間を有す
るプッシュレバーの軸孔の作用及びばねの弾力作用によ
り、両接点の強く安定した接触圧が得られると共に両接
点の確実な離隔保持状態が得られ、よって振動、衝撃等
によって誤動作を生じる恐れがなく、同時にばねの押圧
力でシーソー接点片が撓んで接触した両接点がこじるよ
うに摩擦されることによるクリーニング効果を生じて接
触不良を生じる恐れがない画期的な効果がある。上記の
ように本発明は、従来のマイクロスイッチに比して、構
成が簡潔強固で長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が
高性能、高精度でスイッチ毎にばらつきがなく、また、
超小形化も実現できる等、極めて優れた特性を有するマ
イクロスイッチを低コストで提供し得るものである。
るプッシュレバーの軸孔の作用及びばねの弾力作用によ
り、両接点の強く安定した接触圧が得られると共に両接
点の確実な離隔保持状態が得られ、よって振動、衝撃等
によって誤動作を生じる恐れがなく、同時にばねの押圧
力でシーソー接点片が撓んで接触した両接点がこじるよ
うに摩擦されることによるクリーニング効果を生じて接
触不良を生じる恐れがない画期的な効果がある。上記の
ように本発明は、従来のマイクロスイッチに比して、構
成が簡潔強固で長期間の耐久性に勝り、スイッチ性能が
高性能、高精度でスイッチ毎にばらつきがなく、また、
超小形化も実現できる等、極めて優れた特性を有するマ
イクロスイッチを低コストで提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マイクロスイッチの実施例の正面図(ケ
ースの蓋を外した)。
ースの蓋を外した)。
【図2】図2の作用説明図。
【図3】シーソー接点片の正面図及び平面図。
【図4】固定接点片の正面図及び左側面図。
【図5】可動接点の上下に固定接点を備えた実施例の正
面図。
面図。
【図6】シーソー接点片の左右片の両方に可動接点を備
えた実施例の正面図。
えた実施例の正面図。
【図7】固定接点片をばね片で備え、シーソー接点片の
枢支部をケースに形成した凸部で支持した実施例の正面
図。
枢支部をケースに形成した凸部で支持した実施例の正面
図。
【図8】実施例の自由位置(常態)における作用説明
図。
図。
【図9】実施例の作動時における作用説明図。
【図10】図8、図9の作用を総合して表した説明図。
【符号の説明】 A 可動接点 B 固定接点 b 端子 C 固定接点片 c 端子 G 空間 P 外力(押圧力) 1 プッシュレバー 1a 操作部 1b 後方部 1c 下方部 2 シーソー接点片 2a 枢支部 2b 左片 2c 右片 3 ケース 3a ストッパー部 3b ストッパー部 4 支軸 5 ばね 6 接触部 7 軸孔 8 鉤形凸起 9 凹部 10 支柱、凸部等 11 接点ばね片
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
Claims (7)
- 【請求項1】アクチュエーターとしてのプッシュレバー
と右片に可動接点を備えたシーソー接点片と該可動接点
と接離してスイッチをON、OFFする固定接点および
端子とシーソー接点片のコーナー部を支持する固定接点
片および端子等からなり、それらの外周を絶縁性のケー
スで囲んで設けたマイクロスイッチであり、 上記のプッシュレバーは、ケースに支軸で回動自在に枢
支し、その後端部とケース間に備えたばねの弾力で先端
部の突子をケース外に突出して備え、また、下端部に鋼
球を回転自在に備えたものであり、 シーソー接点片はコーナー部を中心として左片と右片を
略逆へ字形に形成し、右片に可動接点を備えたものであ
り、 該シーソー接点片のコーナー部を固定接点片の上端を支
点として左右揺動自在に接触支持して、シーソー接点片
と固定接点片を導通して備えると共に、シーソー接点片
の右片の可動接点を固定接点と離隔相対して備え、 また、上記プッシュレバーの鋼球をシーソー接点片の左
片に接触して備えたものであって、 プッシュレバーの突子に外力を加えない自由位置では、
プッシュレバーが支軸を中心としてばねの弾力で回動し
て、その突子をケース外に突出すると共に鋼球がシーソ
ー接点片の左片に圧接して該シーソー接点片の右片をコ
ーナー部を支点として上方回動しその可動接点と固定接
点が離隔(スイッチOFF)した位置にあり、 突子に外力を加えると該突子が下降し、プッシュレバー
が支軸を中心としばねを圧縮して回動し、その鋼球が圧
接したまま左片からコーナー部そして右片へ転動し、よ
って、シーソー接点片の右片がコーナー部を支点として
下方回動してその可動接点と固定接点が接触(スイッチ
ON)し、 突子の外力を解くと、プッシュレバーがばねの復元弾力
で復元回動し、同時に鋼球の復帰転動でシーソー接点片
が復元回動してその可動接点と固定接点が離隔(スイッ
チOFF)して、元の自由位置に戻るように備えたもの
である、マイクロスイッチ。 - 【請求項2】プッシュレバーの軸孔を長円孔等に形成し
て、支軸を緩く挿通した、 請求項1のマイクロスイッチ。 - 【請求項3】プッシュレバーの下端部の構成は該部に鋼
球を備える他、円頭ピンを埋設し、若しくは下端部自体
を半球形にする等、シーソー接点片上面を円滑に接触移
動する手段を備えた構成であれば任意である、 請求項1のマイクロスイッチ。 - 【請求項4】シーソー接点片の右片の可動接点の上下両
方に相対して固定接点を備えた、 請求項1のマイクロスイッチ。 - 【請求項5】シーソー接点片の左片、右片の両端に可動
接点を備え、夫々を固定接点と相対して備えた、 請求項1のマイクロスイッチ。 - 【請求項6】シーソー接点片のコーナー部をケースの支
柱、凸起等に支持し、シーソー接点片の左片の可動接点
と接点ばね片の接点を常時接触導通(コモン回路)して
備えた、 請求項1のマイクロスイッチ。 - 【請求項7】固定接点片の上端部の両側辺に鉤形凸起を
形成する一方、シーソー接点片のコナー部の両側辺に凹
部を形成し、シーソー接点片の両凹部と固定接点の両鉤
形凸起を係合して、該シーソー接点片を固定接点片の上
端部を支点として右左揺動自在で該部から脱落しないよ
うに、また、常時導通状態(コモン回路)に係合支持し
た、 請求項1のマイクロスイッチ。
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