JP2000273421A - 光干渉色材接着性フィルム - Google Patents
光干渉色材接着性フィルムInfo
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- JP2000273421A JP2000273421A JP11085942A JP8594299A JP2000273421A JP 2000273421 A JP2000273421 A JP 2000273421A JP 11085942 A JP11085942 A JP 11085942A JP 8594299 A JP8594299 A JP 8594299A JP 2000273421 A JP2000273421 A JP 2000273421A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より簡便に、効率的に画像を表示したり、物
品を着色する材料であり、かつ、得られる光干渉色濃度
の大きな光干渉色材を提供すること。 【解決手段】 基質フィルムの一方の面に粘着層を有
し、他方の面にコレステリック液晶膜を有する干渉色材
接着性フィルムであって、コレステリック液晶膜が、左
旋光性の光を反射する左旋光反射層と、右旋光性の光を
反射する右旋光反射層との積層物からなる光干渉色材接
着性フィルム。
品を着色する材料であり、かつ、得られる光干渉色濃度
の大きな光干渉色材を提供すること。 【解決手段】 基質フィルムの一方の面に粘着層を有
し、他方の面にコレステリック液晶膜を有する干渉色材
接着性フィルムであって、コレステリック液晶膜が、左
旋光性の光を反射する左旋光反射層と、右旋光性の光を
反射する右旋光反射層との積層物からなる光干渉色材接
着性フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、絵画等の画
像表示材料、物品の着色材料に使用する色材として有用
な、光干渉色材接着性フィルムに関する。
像表示材料、物品の着色材料に使用する色材として有用
な、光干渉色材接着性フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】文字、絵画等の画像表示材料、物品の着
色材料に使用する色材として、いわゆるマーキングフィ
ルムが知られており、従来は塗装や印刷により行われて
きた作業が、より簡便に、効率的にできるようになっ
た。このマーキングフィルムは、基質となるフィルムの
上に、従来から用いられてきた染料、顔料等の色材を用
いた塗料、インキを使用して画像を表示したり、着色す
るするものである。
色材料に使用する色材として、いわゆるマーキングフィ
ルムが知られており、従来は塗装や印刷により行われて
きた作業が、より簡便に、効率的にできるようになっ
た。このマーキングフィルムは、基質となるフィルムの
上に、従来から用いられてきた染料、顔料等の色材を用
いた塗料、インキを使用して画像を表示したり、着色す
るするものである。
【0003】近年、偽造防止等の目的や、高度な意匠性
を要求する分野において、視角により色が変化する性質
を有する光干渉材料を用いた画像表示材料、物品の着色
材料が知られている。
を要求する分野において、視角により色が変化する性質
を有する光干渉材料を用いた画像表示材料、物品の着色
材料が知られている。
【0004】米国特許第5364557号明細書には、
光干渉材料としてコレステリック液晶ポリマーからなる
小片を使用したインキが開示されている。また、同明細
書には、該小片として左旋光性の光を反射する左旋光反
射層と、右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層
物についても開示されている。
光干渉材料としてコレステリック液晶ポリマーからなる
小片を使用したインキが開示されている。また、同明細
書には、該小片として左旋光性の光を反射する左旋光反
射層と、右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層
物についても開示されている。
【0005】また、米国特許第5599412号明細書
には、該コレステリック液晶ポリマーからなる小片の製
造方法として、該コレステリック液晶ポリマーからなる
フィルムを基板の上に形成した後、該コレステリック液
晶ポリマーを小片状に粉砕することが開示されている。
には、該コレステリック液晶ポリマーからなる小片の製
造方法として、該コレステリック液晶ポリマーからなる
フィルムを基板の上に形成した後、該コレステリック液
晶ポリマーを小片状に粉砕することが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
方法で得られた小片状の材料を用いて、文字、絵画等の
画像表示材料としたり、物品の着色材料に使用する色材
として使用する場合、該小片を一旦、溶媒やバインダー
樹脂等の分散媒中で分散し、塗料、インキとした上で、
基質に塗布または印刷しなければならず、工業上必ずし
も有利な方法とはいえなかった。
方法で得られた小片状の材料を用いて、文字、絵画等の
画像表示材料としたり、物品の着色材料に使用する色材
として使用する場合、該小片を一旦、溶媒やバインダー
樹脂等の分散媒中で分散し、塗料、インキとした上で、
基質に塗布または印刷しなければならず、工業上必ずし
も有利な方法とはいえなかった。
【0007】また、従来から、コレステリック液晶ポリ
マーを用いた左旋光性の光を反射する左旋光反射層のみ
からなる光干渉色材や、コレステリック液晶ポリマーを
用いた右旋光性の光を反射する右旋光反射層のみからな
る光干渉色材が知られているが、物理的原理から明らか
なように、これらの材料では、最大でも入射した光の半
分しか反射されず、光干渉色濃度が小さなものであっ
た。
マーを用いた左旋光性の光を反射する左旋光反射層のみ
からなる光干渉色材や、コレステリック液晶ポリマーを
用いた右旋光性の光を反射する右旋光反射層のみからな
る光干渉色材が知られているが、物理的原理から明らか
なように、これらの材料では、最大でも入射した光の半
分しか反射されず、光干渉色濃度が小さなものであっ
た。
【0008】以上のように、従来公知の材料では、取扱
い上不便であるばかりでなく、得られる光干渉色濃度も
小さいものであった。本発明が解決しようとする課題
は、前記のような取扱い上の欠点をなくし、より簡便
に、効率的に画像を表示したり、物品を着色する材料で
あり、かつ、得られる光干渉色濃度の大きな光干渉色材
を提供すること、より詳しくは、光干渉色濃度が大きな
光干渉色材が得られ、かつ必要に応じて切り取った上で
塗膜として利用できる光干渉色材接着性フィルムを提供
することにある。
い上不便であるばかりでなく、得られる光干渉色濃度も
小さいものであった。本発明が解決しようとする課題
は、前記のような取扱い上の欠点をなくし、より簡便
に、効率的に画像を表示したり、物品を着色する材料で
あり、かつ、得られる光干渉色濃度の大きな光干渉色材
を提供すること、より詳しくは、光干渉色濃度が大きな
光干渉色材が得られ、かつ必要に応じて切り取った上で
塗膜として利用できる光干渉色材接着性フィルムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、基質フィルムの
一方の面に粘着層を有し、他方の面にコレステリック液
晶膜を有する干渉色材接着性フィルムであって、コレス
テリック液晶膜として、左旋光性の光を反射する左旋光
反射層と、右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積
層物からなるものを用いた干渉色材接着性フィルムとす
ることによって、前記のような欠点のない、より簡便
に、効率的に画像を表示したり、物品を着色し、かつ、
得られる光干渉色濃度の大きな光干渉色材が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、基質フィルムの
一方の面に粘着層を有し、他方の面にコレステリック液
晶膜を有する干渉色材接着性フィルムであって、コレス
テリック液晶膜として、左旋光性の光を反射する左旋光
反射層と、右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積
層物からなるものを用いた干渉色材接着性フィルムとす
ることによって、前記のような欠点のない、より簡便
に、効率的に画像を表示したり、物品を着色し、かつ、
得られる光干渉色濃度の大きな光干渉色材が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、基質フィルムの一方の面に粘着層を有し、他方の面
にコレステリック液晶膜を有する干渉色材接着性フィル
ムであって、コレステリック液晶膜が、左旋光性の光を
反射する左旋光反射層と、右旋光性の光を反射する右旋
光反射層との積層物からなることを特徴とする光干渉色
材接着性フィルムを提供する。
に、基質フィルムの一方の面に粘着層を有し、他方の面
にコレステリック液晶膜を有する干渉色材接着性フィル
ムであって、コレステリック液晶膜が、左旋光性の光を
反射する左旋光反射層と、右旋光性の光を反射する右旋
光反射層との積層物からなることを特徴とする光干渉色
材接着性フィルムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で使用する基質フィルムと
しては、従来からマーキングフィルムの基質として使用
されているポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂の他、
紙、金属フィルムなどを使用することができる。これら
の基質フィルムは、黒色に着色するなどの光吸収性の処
理がされていることが好ましい。
しては、従来からマーキングフィルムの基質として使用
されているポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂の他、
紙、金属フィルムなどを使用することができる。これら
の基質フィルムは、黒色に着色するなどの光吸収性の処
理がされていることが好ましい。
【0012】基質フィルムの一方の面には公知の方法で
粘着層を設けるが、粘着層は、必ずしも透明である必要
はなく、不透明なものでも良い。また、粘着層には剥離
紙などの粘着防止層を設けるのが一般的である。
粘着層を設けるが、粘着層は、必ずしも透明である必要
はなく、不透明なものでも良い。また、粘着層には剥離
紙などの粘着防止層を設けるのが一般的である。
【0013】本発明でいうコレステリック液晶膜とは、
らせん構造を有し、らせんピッチにより特定の波長の光
を選択的に反射する液晶膜であり、コレステロール誘導
体によりコレステリック液晶相を発現する狭義のコレス
テリック液晶膜の他に、ネマティック液晶化合物にカイ
ラル化合物を化学結合させること、あるいはネマティッ
ク液晶化合物にカイラル化合物を添加することによって
カイラルネマティック液晶相を発現するカイラルネマテ
ィック液晶膜、同様にしてカイラルスメクティックC相
を発現するカイラルスメクティックC液晶膜が含まれ
る。(以下、らせん構造を有し、らせんピッチにより特
定の波長の光を選択的に反射する構造を「コレステリッ
ク液晶相」という。)
らせん構造を有し、らせんピッチにより特定の波長の光
を選択的に反射する液晶膜であり、コレステロール誘導
体によりコレステリック液晶相を発現する狭義のコレス
テリック液晶膜の他に、ネマティック液晶化合物にカイ
ラル化合物を化学結合させること、あるいはネマティッ
ク液晶化合物にカイラル化合物を添加することによって
カイラルネマティック液晶相を発現するカイラルネマテ
ィック液晶膜、同様にしてカイラルスメクティックC相
を発現するカイラルスメクティックC液晶膜が含まれ
る。(以下、らせん構造を有し、らせんピッチにより特
定の波長の光を選択的に反射する構造を「コレステリッ
ク液晶相」という。)
【0014】コレステリック液晶膜に用いる液晶材料と
しては、コレステリック液晶モノマーを架橋させて、ら
せん構造を有し、らせんピッチにより特定の波長の光を
選択的に反射するコレステリック液晶相を固定させるこ
とが可能な材料、又は、温度制御により、らせん構造を
有し、らせんピッチにより特定の波長の光を選択的に反
射するコレステリック液晶相を固定させることが可能な
コレステリック液晶ポリマーが用いられる。具体的に
は、基質に塗布した後、(1)重合性基を有するコレス
テリック液晶相形成性モノマーを光硬化するなどしてコ
レステリック液晶相状態を保持するもの、(2)コレス
テリック液晶形成性化合物に液晶以外の重合性基を有す
るモノマーを添加した上で、該モノマーを光硬化するな
どしてコレステリック液晶相状態を保持するもの、
(3)コレステリック液晶ポリマーのコレステリック液
晶相状態を発現させた後、急激に温度を下げてコレステ
リック液晶相状態を保持するもの、など、目的、使用形
態に応じて最良のものを選ぶことができる。
しては、コレステリック液晶モノマーを架橋させて、ら
せん構造を有し、らせんピッチにより特定の波長の光を
選択的に反射するコレステリック液晶相を固定させるこ
とが可能な材料、又は、温度制御により、らせん構造を
有し、らせんピッチにより特定の波長の光を選択的に反
射するコレステリック液晶相を固定させることが可能な
コレステリック液晶ポリマーが用いられる。具体的に
は、基質に塗布した後、(1)重合性基を有するコレス
テリック液晶相形成性モノマーを光硬化するなどしてコ
レステリック液晶相状態を保持するもの、(2)コレス
テリック液晶形成性化合物に液晶以外の重合性基を有す
るモノマーを添加した上で、該モノマーを光硬化するな
どしてコレステリック液晶相状態を保持するもの、
(3)コレステリック液晶ポリマーのコレステリック液
晶相状態を発現させた後、急激に温度を下げてコレステ
リック液晶相状態を保持するもの、など、目的、使用形
態に応じて最良のものを選ぶことができる。
【0015】上記(1)としては、例えば、特開昭59
−109505号公報に記載されている、コレステロー
ル基を含有するアクリル酸エステルからなるコレステリ
ック液晶相形成性モノマー、特開平8−3111号公報
に記載されている、1個の(メタ)アクリロイル基と2
〜4個の6員環とを有する重合性液晶モノマーと光学活
性化合物とからなる重合性コレステリック液晶相形成性
組成物などがあげられる。
−109505号公報に記載されている、コレステロー
ル基を含有するアクリル酸エステルからなるコレステリ
ック液晶相形成性モノマー、特開平8−3111号公報
に記載されている、1個の(メタ)アクリロイル基と2
〜4個の6員環とを有する重合性液晶モノマーと光学活
性化合物とからなる重合性コレステリック液晶相形成性
組成物などがあげられる。
【0016】上記(2)としては、例えば、特開昭56
−139506号公報に記載されている、コレステリッ
ク液晶材料であるポリグルタミン酸およびそのエステル
と、光硬化性の非液晶性モノマーであるアクリルアミ
ド、アクリル酸エステル、ジビニルベンゼン、トリエチ
レングリコールメタクリレートなどとの組み合わせから
なる材料があげられる。さらには、特表平10−508
882号公報に記載されている、コレステリック液晶材
料である、両末端にアクリル基を有する化合物(A)お
よび1,4:3,6−ジアンヒドロソルビット−2,5
−ビス(4’−(6−アクリルオキシヘキソキシ)−安
息香酸)エステルと、光硬化性の非液晶性モノマーであ
るヘキサンジオールジアクリレートなどとの組み合わせ
からなる材料があげられる。
−139506号公報に記載されている、コレステリッ
ク液晶材料であるポリグルタミン酸およびそのエステル
と、光硬化性の非液晶性モノマーであるアクリルアミ
ド、アクリル酸エステル、ジビニルベンゼン、トリエチ
レングリコールメタクリレートなどとの組み合わせから
なる材料があげられる。さらには、特表平10−508
882号公報に記載されている、コレステリック液晶材
料である、両末端にアクリル基を有する化合物(A)お
よび1,4:3,6−ジアンヒドロソルビット−2,5
−ビス(4’−(6−アクリルオキシヘキソキシ)−安
息香酸)エステルと、光硬化性の非液晶性モノマーであ
るヘキサンジオールジアクリレートなどとの組み合わせ
からなる材料があげられる。
【0017】
【化1】
【0018】上記(3)としては、例えば、特開昭62
−116629号公報に記載されている、グルタミン酸
−γ−ベンジルエステルおよびグルタミン酸−γ−アル
キルエステルとの共重合体からなるコレステリック液晶
ポリマーがあげられる。
−116629号公報に記載されている、グルタミン酸
−γ−ベンジルエステルおよびグルタミン酸−γ−アル
キルエステルとの共重合体からなるコレステリック液晶
ポリマーがあげられる。
【0019】左旋光性の光を反射する左旋光反射層およ
び右旋光性の光を反射する右旋光反射層を形成する際に
使用する液晶材料としては、得られる旋光性が目的の旋
光性を発現するものであれば、同種のものでも異種のも
のでよく、各層が独立に(1)〜(3)のものであって
よい。
び右旋光性の光を反射する右旋光反射層を形成する際に
使用する液晶材料としては、得られる旋光性が目的の旋
光性を発現するものであれば、同種のものでも異種のも
のでよく、各層が独立に(1)〜(3)のものであって
よい。
【0020】左旋光性の光を反射する左旋光反射層の反
射波長スペクトルと、右旋光性の光を反射する右旋光反
射層の反射波長スペクトルは、干渉色濃度を大きくさせ
るという目的を達成するためには、左旋光反射層の反射
波長スペクトルの極大波長と右旋光反射層の反射波長ス
ペクトルの極大波長との差が0〜50nmの範囲にある
ことが望ましい。さらに好ましくは、差が0〜20nm
の範囲にあることが望ましい。
射波長スペクトルと、右旋光性の光を反射する右旋光反
射層の反射波長スペクトルは、干渉色濃度を大きくさせ
るという目的を達成するためには、左旋光反射層の反射
波長スペクトルの極大波長と右旋光反射層の反射波長ス
ペクトルの極大波長との差が0〜50nmの範囲にある
ことが望ましい。さらに好ましくは、差が0〜20nm
の範囲にあることが望ましい。
【0021】左旋光性の光を反射する左旋光反射層と、
右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物を得る
ためには、例えば、(イ)粘着層を設けた、または、設
けていない基質フィルムの上に、左旋光反射層または右
旋光反射層を生じる前記の液晶材料を塗布した後、
(ロ)光硬化または温度低下などの方法によって、左旋
光反射層または右旋光反射層を生じるコレステリック液
晶相状態を保持(以下、コレステリック液晶相状態を保
持することを「固定化」という。)し、(ハ)さらに、
この上に前記の反射層とは逆向きの旋光反射層を生じる
前記の液晶材料を塗布した後、(ニ)光硬化または温度
低下などの方法によって、右旋光反射層または左旋光反
射層を生じるコレステリック液晶相状態を固定化すれば
よい。基質に粘着層を設けていない基質フィルムを使用
した場合は、(ホ)この後、基質に粘着層を設ければよ
い。
右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物を得る
ためには、例えば、(イ)粘着層を設けた、または、設
けていない基質フィルムの上に、左旋光反射層または右
旋光反射層を生じる前記の液晶材料を塗布した後、
(ロ)光硬化または温度低下などの方法によって、左旋
光反射層または右旋光反射層を生じるコレステリック液
晶相状態を保持(以下、コレステリック液晶相状態を保
持することを「固定化」という。)し、(ハ)さらに、
この上に前記の反射層とは逆向きの旋光反射層を生じる
前記の液晶材料を塗布した後、(ニ)光硬化または温度
低下などの方法によって、右旋光反射層または左旋光反
射層を生じるコレステリック液晶相状態を固定化すれば
よい。基質に粘着層を設けていない基質フィルムを使用
した場合は、(ホ)この後、基質に粘着層を設ければよ
い。
【0022】本発明の光干渉色材接着性フィルムの使用
用途にもよるが、耐候性を要求される場合には、コレス
テリック液晶膜の上に、さらに保護コート層を設けるこ
とが好ましい。保護コート層を設ける方法としては、ポ
リマーフィルムをコレステリック液晶膜の上に貼り付け
る方法、保護膜を形成するような重合性化合物をコレス
テリック液晶膜の上に塗布した後、光硬化などの方法に
より保護膜を形成させる方法、などが挙げられる。
用途にもよるが、耐候性を要求される場合には、コレス
テリック液晶膜の上に、さらに保護コート層を設けるこ
とが好ましい。保護コート層を設ける方法としては、ポ
リマーフィルムをコレステリック液晶膜の上に貼り付け
る方法、保護膜を形成するような重合性化合物をコレス
テリック液晶膜の上に塗布した後、光硬化などの方法に
より保護膜を形成させる方法、などが挙げられる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例の範囲に限定されるも
のでない。
明するが、本発明は以下の実施例の範囲に限定されるも
のでない。
【0024】(製造例1)予め透明な粘着層と黒色の剥
離紙を設けたポリエステルフィルム上に、以下に示す配
合の重合性コレステリック液晶相形成性組成物(調製物
1)を、フィルム温度を15℃に保ちながら、バーコー
ターを用いて配向、塗布した。塗布されたフィルムが橙
色に呈色するのが観察された。フィルム温度を15℃に
保ちながら、紫外線ランプ(出力18W)を5分間照射
して、該塗膜を硬化させた(塗膜フィルム1)。この塗
膜(塗膜1)に偏光を照射して観察したところ、左旋光
性の光を反射する左旋光反射層であることを確認するこ
とができた。
離紙を設けたポリエステルフィルム上に、以下に示す配
合の重合性コレステリック液晶相形成性組成物(調製物
1)を、フィルム温度を15℃に保ちながら、バーコー
ターを用いて配向、塗布した。塗布されたフィルムが橙
色に呈色するのが観察された。フィルム温度を15℃に
保ちながら、紫外線ランプ(出力18W)を5分間照射
して、該塗膜を硬化させた(塗膜フィルム1)。この塗
膜(塗膜1)に偏光を照射して観察したところ、左旋光
性の光を反射する左旋光反射層であることを確認するこ
とができた。
【0025】 (調製物1の配合) 式(B1)
【0026】
【化2】
【0027】 で表わされる重合性液晶化合物 0.41g
【0028】 式(B2)
【0029】
【化3】
【0030】 で表わされる重合性液晶化合物 0.41g 式(B3)
【0031】
【化4】
【0032】 で表わされる光学活性化合物(左旋性) 0.18g 「イルガキュア−184」(チバガイギー社製の光開始剤) 0.01g
【0033】(製造例2)予め透明な粘着層と黒色の剥
離紙を設けたポリエステルフィルム上に、以下に示す配
合の重合性コレステリック液晶相形成性組成物(調製物
2)を、フィルム温度を15℃に保ちながら、バーコー
ターを用いて配向、塗布した。塗布されたフィルムが橙
色に呈色するのが観察された。フィルム温度を15℃に
保ちながら、紫外線ランプ(出力18W)を5分間照射
して、該塗膜を硬化させた(塗膜フィルム2)。この塗
膜(塗膜2)に偏光を照射して観察したところ、右旋光
性の光を反射する右旋光反射層であることを確認するこ
とができた。
離紙を設けたポリエステルフィルム上に、以下に示す配
合の重合性コレステリック液晶相形成性組成物(調製物
2)を、フィルム温度を15℃に保ちながら、バーコー
ターを用いて配向、塗布した。塗布されたフィルムが橙
色に呈色するのが観察された。フィルム温度を15℃に
保ちながら、紫外線ランプ(出力18W)を5分間照射
して、該塗膜を硬化させた(塗膜フィルム2)。この塗
膜(塗膜2)に偏光を照射して観察したところ、右旋光
性の光を反射する右旋光反射層であることを確認するこ
とができた。
【0034】 (調製物2の配合) 上記式(B1)で表わされる重合性液晶化合物 0.41g 上記式(B2)で表わされる重合性液晶化合物 0.41g 式(B4)
【0035】
【化5】
【0036】 で表わされる光学活性化合物(右旋性) 0.18g 「イルガキュア−184」(チバガイギー社製の光開始剤) 0.01g
【0037】(製造例3)製造例1において、液晶層形
成性組成物として、以下に示す配合の重合性コレステリ
ック液晶相生成組成物(調製物3)を用いた以外は、製
造例1と同様にして、塗膜フィルム3を作成した。この
塗膜(塗膜3)に偏光を照射して観察したところ、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層であることを確認する
ことができた。
成性組成物として、以下に示す配合の重合性コレステリ
ック液晶相生成組成物(調製物3)を用いた以外は、製
造例1と同様にして、塗膜フィルム3を作成した。この
塗膜(塗膜3)に偏光を照射して観察したところ、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層であることを確認する
ことができた。
【0038】 (調製物3の配合) 前記式(B1)で表わされる重合性液晶化合物 0.38g 前記式(B2)で表わされる重合性液晶化合物 0.38g 前記式(B4)で表わされる光学活性化合物(右旋性) 0.24g 「イルガキュア−184」(チバガイギー社製の光開始剤) 0.01g
【0039】このようにして得た塗膜フィルム3は、緑
色に呈色するのが観察された。
色に呈色するのが観察された。
【0040】(製造例4)製造例1において、液晶層形
成性組成物として、以下に示す配合の重合性コレステリ
ック液晶相生成組成物(調製物4)を用いた以外は、製
造例1と同様にして、塗膜フィルム4を作成した。この
塗膜(塗膜4)に偏光を照射して観察したところ、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層であることを確認する
ことができた。
成性組成物として、以下に示す配合の重合性コレステリ
ック液晶相生成組成物(調製物4)を用いた以外は、製
造例1と同様にして、塗膜フィルム4を作成した。この
塗膜(塗膜4)に偏光を照射して観察したところ、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層であることを確認する
ことができた。
【0041】 (調製物4の配合) 前記式(B1)で表わされる重合性液晶化合物 0.39g 前記式(B2)で表わされる重合性液晶化合物 0.39g 前記式(B4)で表わされる光学活性化合物(右旋性) 0.22g 「イルガキュア−184」(チバガイギー社製の光開始剤) 0.01g
【0042】このようにして得た塗膜フィルム4は、黄
緑色に呈色するのが観察された。
緑色に呈色するのが観察された。
【0043】(実施例1)塗膜フィルム2の剥離紙を剥
がした塗膜フィルム2の粘着面と、塗膜フィルム1の液
晶塗膜面とを貼り合わせて、本発明のコレステリック液
晶膜が、左旋光性の光を反射する左旋光反射層と、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からなるこ
とを特徴とする光干渉色材接着性フィルム(以下、「光
干渉色材接着性フィルム12」という。)を作成した。
がした塗膜フィルム2の粘着面と、塗膜フィルム1の液
晶塗膜面とを貼り合わせて、本発明のコレステリック液
晶膜が、左旋光性の光を反射する左旋光反射層と、右旋
光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からなるこ
とを特徴とする光干渉色材接着性フィルム(以下、「光
干渉色材接着性フィルム12」という。)を作成した。
【0044】(比較例1)塗膜フィルム1の剥離紙を剥
がした塗膜フィルム1の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム1の液晶塗膜面とを貼り合わせて、コレステリッ
ク液晶膜が、左旋光性の光を反射する左旋光反射層と、
左旋光性の光を反射する左旋光反射層との積層物からな
る光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着
性フィルム11」という。)を作成した。
がした塗膜フィルム1の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム1の液晶塗膜面とを貼り合わせて、コレステリッ
ク液晶膜が、左旋光性の光を反射する左旋光反射層と、
左旋光性の光を反射する左旋光反射層との積層物からな
る光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着
性フィルム11」という。)を作成した。
【0045】(比較例2)塗膜フィルム2の剥離紙を剥
がした塗膜フィルム2の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム2の液晶塗膜面とを貼り合わせ、コレステリック
液晶膜が、右旋光性の光を反射する右旋光反射層と、右
旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からなる
光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着性
フィルム22」という。)を作成した。
がした塗膜フィルム2の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム2の液晶塗膜面とを貼り合わせ、コレステリック
液晶膜が、右旋光性の光を反射する右旋光反射層と、右
旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からなる
光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着性
フィルム22」という。)を作成した。
【0046】<評価>実施例及び比較例で得た光干渉色
材接着性フィルムのそれぞれについて、以下の測色試験
を実施した。
材接着性フィルムのそれぞれについて、以下の測色試験
を実施した。
【0047】(測色試験) (目視)実施例1で得た光干渉色材接着性フィルム1
2、比較例1で得た光干渉色材接着性フィルム11及び
比較例2で得た光干渉色材接着性フィルム22を、白色
光下、目視観察したところ、いずれのフィルムにおいて
も、橙色に呈色することを観察することができた。色の
濃さについては、光干渉色材接着性フィルム11及び光
干渉色材接着性フィルム22の色の濃さと比較して、本
発明の実施例1で得た光干渉色材接着性フィルム12の
色の濃さが明らかに大きかった。
2、比較例1で得た光干渉色材接着性フィルム11及び
比較例2で得た光干渉色材接着性フィルム22を、白色
光下、目視観察したところ、いずれのフィルムにおいて
も、橙色に呈色することを観察することができた。色の
濃さについては、光干渉色材接着性フィルム11及び光
干渉色材接着性フィルム22の色の濃さと比較して、本
発明の実施例1で得た光干渉色材接着性フィルム12の
色の濃さが明らかに大きかった。
【0048】(反射スペクトル強度測定1)UV−可視
スペクトルメーター(日立製:U−3500形自記分光
光度計)を用いて、各接着フィルムの反射スペクトルを
測定し、反射ピーク波長と反射率を表1にまとめて示し
た。
スペクトルメーター(日立製:U−3500形自記分光
光度計)を用いて、各接着フィルムの反射スペクトルを
測定し、反射ピーク波長と反射率を表1にまとめて示し
た。
【0049】
【表1】
【0050】表1に示した結果から、本発明の実施例1
で得た光干渉色材接着性フィルム12の反射強度が最も
大きいことが理解できる。
で得た光干渉色材接着性フィルム12の反射強度が最も
大きいことが理解できる。
【0051】(比較例3)製造例1で作成した塗膜フィ
ルム1の液晶塗膜面に、製造例3で得た塗膜フィルム3
の粘着面を貼り合わせて、コレステリック液晶膜が、左
旋光性の光を反射する左旋光反射層と、この反射層とは
反射波長スペクトルの異なる右旋光性の光を反射する右
旋光反射層との積層物からなる光干渉色材接着性フィル
ム(以下、「光干渉色材接着性フィルム13」とい
う。)を作成した。
ルム1の液晶塗膜面に、製造例3で得た塗膜フィルム3
の粘着面を貼り合わせて、コレステリック液晶膜が、左
旋光性の光を反射する左旋光反射層と、この反射層とは
反射波長スペクトルの異なる右旋光性の光を反射する右
旋光反射層との積層物からなる光干渉色材接着性フィル
ム(以下、「光干渉色材接着性フィルム13」とい
う。)を作成した。
【0052】(比較例4)塗膜フィルム4の剥離紙を剥
がした塗膜フィルム4の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム4の液晶塗膜面とを貼り合わせて、コレステリッ
ク液晶膜が、右旋光性の光を反射する右旋光反射層と、
右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からな
る光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着
性フィルム44」という。)を作成した。
がした塗膜フィルム4の粘着面と、別に作成した塗膜フ
ィルム4の液晶塗膜面とを貼り合わせて、コレステリッ
ク液晶膜が、右旋光性の光を反射する右旋光反射層と、
右旋光性の光を反射する右旋光反射層との積層物からな
る光干渉色材接着性フィルム(以下、「光干渉色材接着
性フィルム44」という。)を作成した。
【0053】<評価>比較例3で得た光干渉色材接着性
フィルムについて、以下の測色試験を実施した。
フィルムについて、以下の測色試験を実施した。
【0054】(測色試験) (目視)比較例3で得た光干渉色材接着性フィルム13
を、白色光下、目視観察したとこる、赤みを帯びた黄緑
色に呈色することを観察することができた。塗膜フィル
ム1と塗膜フィルム3とを貼り合わせた光干渉色材接着
フィルム13は、比較例4で得た、光干渉色材接着フィ
ルム13とほぼ同じ色相を示す光干渉色材接着フィルム
44に比べて色の濃さが大きいものではなかった。
を、白色光下、目視観察したとこる、赤みを帯びた黄緑
色に呈色することを観察することができた。塗膜フィル
ム1と塗膜フィルム3とを貼り合わせた光干渉色材接着
フィルム13は、比較例4で得た、光干渉色材接着フィ
ルム13とほぼ同じ色相を示す光干渉色材接着フィルム
44に比べて色の濃さが大きいものではなかった。
【0055】(反射スペクトル測定2)UV−可視スペ
クトルメーター(日立製:U−3500形自記分光光度
計)を用いて、貼り合わせ前の塗膜フィルム1及び塗膜
フィルム3の反射スペクトルを測定し、その結果を以下
の表2に示した。
クトルメーター(日立製:U−3500形自記分光光度
計)を用いて、貼り合わせ前の塗膜フィルム1及び塗膜
フィルム3の反射スペクトルを測定し、その結果を以下
の表2に示した。
【0056】
【表2】
【0057】表2に示した結果から、塗膜フィルム1と
塗膜フィルム3とは反射波長スペクトルの極大波長が1
00nm以上の差があることが明らかであり、塗膜フィ
ルム1と塗膜フィルム3とを貼り合わせた光干渉色材接
着フィルム13は、光干渉色を生ずるものの、色の濃さ
は大きなものでないことが理解できる。
塗膜フィルム3とは反射波長スペクトルの極大波長が1
00nm以上の差があることが明らかであり、塗膜フィ
ルム1と塗膜フィルム3とを貼り合わせた光干渉色材接
着フィルム13は、光干渉色を生ずるものの、色の濃さ
は大きなものでないことが理解できる。
【0058】(使用例)実施例1で得た光干渉色材接着
性フィルム12、比較例1で得た光干渉色材接着性フィ
ルム11および比較例2で得た光干渉色材接着性フィル
ム22を任意の形状に切り取り、いずれも剥離紙を剥が
して、黒色に着色した自動車用鋼板の上に、貼り付け
た。白色光下、目視観察すると、いずれのフィルムも橙
色に呈色するのが観察された。色の濃さは、光干渉色材
接着性フィルム11および光干渉色材接着性フィルム2
2からのものに比べて、本発明の製造例1で得られた光
干渉色材接着性フィルム12からのものが明らかに大き
かった。
性フィルム12、比較例1で得た光干渉色材接着性フィ
ルム11および比較例2で得た光干渉色材接着性フィル
ム22を任意の形状に切り取り、いずれも剥離紙を剥が
して、黒色に着色した自動車用鋼板の上に、貼り付け
た。白色光下、目視観察すると、いずれのフィルムも橙
色に呈色するのが観察された。色の濃さは、光干渉色材
接着性フィルム11および光干渉色材接着性フィルム2
2からのものに比べて、本発明の製造例1で得られた光
干渉色材接着性フィルム12からのものが明らかに大き
かった。
【0059】
【発明の効果】本発明の光干渉色材接着性フィルムは、
光干渉色濃度が大きいので、効率的に画像を表示した
り、物品を着色する材料として有用である。また、本発
明の光干渉色材接着性フィルムは、必要に応じて切り取
った上で塗膜として利用することができる。
光干渉色濃度が大きいので、効率的に画像を表示した
り、物品を着色する材料として有用である。また、本発
明の光干渉色材接着性フィルムは、必要に応じて切り取
った上で塗膜として利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 FA04 FA07 FA09 FA15 FA23 4J004 AB01 CA02 CA03 CA04 CA06 CA08 CC03 CD05 CD06 DB02 FA01 FA10
Claims (2)
- 【請求項1】 基質フィルムの一方の面に粘着層を有
し、他方の面にコレステリック液晶膜を有する干渉色材
接着性フィルムであって、コレステリック液晶膜が、左
旋光性の光を反射する左旋光反射層と、右旋光性の光を
反射する右旋光反射層との積層物からなることを特徴と
する光干渉色材接着性フィルム。 - 【請求項2】 左旋光反射層の反射波長スペクトルの極
大波長と右旋光反射層の反射波長スペクトルの極大波長
との差が0〜50nmの範囲にある請求項1記載の光干
渉色材接着性フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085942A JP2000273421A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 光干渉色材接着性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085942A JP2000273421A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 光干渉色材接着性フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000273421A true JP2000273421A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13872829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11085942A Pending JP2000273421A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 光干渉色材接着性フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000273421A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102234A1 (ja) * | 2003-05-16 | 2004-11-25 | Nhk Spring Co., Ltd. | 対象物の識別媒体及び識別方法 |
JP2011018037A (ja) * | 2009-06-11 | 2011-01-27 | Fujifilm Corp | 光反射膜の製造方法 |
CN101363931B (zh) * | 2004-04-14 | 2012-01-11 | 大日本印刷株式会社 | 介质、基材、介质标签、介质转印片、片材和信息记录体 |
CN106886103A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-06-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 光学补偿薄膜及其制备方法 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085942A patent/JP2000273421A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102234A1 (ja) * | 2003-05-16 | 2004-11-25 | Nhk Spring Co., Ltd. | 対象物の識別媒体及び識別方法 |
US7391546B2 (en) | 2003-05-16 | 2008-06-24 | Nhk Spring Co., Ltd. | Discrimination medium and discrimination method using the same |
CN100416312C (zh) * | 2003-05-16 | 2008-09-03 | 日本发条株式会社 | 目标物体的识别介质及识别方法 |
CN101363931B (zh) * | 2004-04-14 | 2012-01-11 | 大日本印刷株式会社 | 介质、基材、介质标签、介质转印片、片材和信息记录体 |
JP2011018037A (ja) * | 2009-06-11 | 2011-01-27 | Fujifilm Corp | 光反射膜の製造方法 |
CN106886103A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-06-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 光学补偿薄膜及其制备方法 |
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