JP2000270196A - 画像読取装置及びファクシミリ装置 - Google Patents
画像読取装置及びファクシミリ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の指定した範囲のみの画像データを容易
な操作で得ることができる画像読取装置を提供するこ
と。 【解決手段】 読取範囲が記入された範囲指定用原稿を
読み取る第1読取手段と、その第1読取手段により前記
範囲指定用原稿を読み取って得られた画像データ中の読
取範囲を認識する読取範囲認識手段と、読取対象原稿の
前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読み取って
画像データを得る第2読取手段とを備えたことを特徴と
する。
な操作で得ることができる画像読取装置を提供するこ
と。 【解決手段】 読取範囲が記入された範囲指定用原稿を
読み取る第1読取手段と、その第1読取手段により前記
範囲指定用原稿を読み取って得られた画像データ中の読
取範囲を認識する読取範囲認識手段と、読取対象原稿の
前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読み取って
画像データを得る第2読取手段とを備えたことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取って
画像データを得る画像読取装置、及び、原稿を読み取っ
て得た画像データを相手先に送信するファクシミリ装置
に関する。
画像データを得る画像読取装置、及び、原稿を読み取っ
て得た画像データを相手先に送信するファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機、スキャナ装置、ファク
シミリ装置等の、画像読取装置を構成として含む装置に
おいては、読取対象原稿の一部範囲の画像データのみを
読み取りたい場合があるが、そのような、読取範囲の指
定を伴う原稿の読取操作は容易ではない。
シミリ装置等の、画像読取装置を構成として含む装置に
おいては、読取対象原稿の一部範囲の画像データのみを
読み取りたい場合があるが、そのような、読取範囲の指
定を伴う原稿の読取操作は容易ではない。
【0003】具体的には、ファクシミリ装置に例にとる
と、ユーザーが原稿を相手先に送信する際に、送信対象
原稿内の特定範囲の画像データのみを送信したい場合、
ファクシミリ装置では、マンマシンインターフェース機
能が限定されてしまうため、読み取った送信原稿画像デ
ータをディスプレイに表示させて、送信範囲を指定させ
たりするような編集機能を持たせることは難しい。その
ため、送信範囲を指定するための編集作業は、ユーザが
行わなければならず、送信対象原稿を一旦コピーして送
信したい範囲を切り取って、別の用紙に貼り付けたり、
送信範囲外を修正液で消したりする等の、ユーザーにと
って面倒な作業が発生していた。
と、ユーザーが原稿を相手先に送信する際に、送信対象
原稿内の特定範囲の画像データのみを送信したい場合、
ファクシミリ装置では、マンマシンインターフェース機
能が限定されてしまうため、読み取った送信原稿画像デ
ータをディスプレイに表示させて、送信範囲を指定させ
たりするような編集機能を持たせることは難しい。その
ため、送信範囲を指定するための編集作業は、ユーザが
行わなければならず、送信対象原稿を一旦コピーして送
信したい範囲を切り取って、別の用紙に貼り付けたり、
送信範囲外を修正液で消したりする等の、ユーザーにと
って面倒な作業が発生していた。
【0004】一方、送信対象原稿の一部範囲のみを送信
したいのに、編集作業を省いて、送信対象原稿の全範囲
をそのまま送信すると、送信したい部分以外の画像も送
ることになるため、画像データ量も増大し、通信時間も
余分にかかってしまうことになる。また、範囲指定しな
いで送信すると、送信相手先には見られたくない内容ま
で送信されてしまい、文書の機密保持に支障がでるおそ
れもある。
したいのに、編集作業を省いて、送信対象原稿の全範囲
をそのまま送信すると、送信したい部分以外の画像も送
ることになるため、画像データ量も増大し、通信時間も
余分にかかってしまうことになる。また、範囲指定しな
いで送信すると、送信相手先には見られたくない内容ま
で送信されてしまい、文書の機密保持に支障がでるおそ
れもある。
【0005】また、範囲指定して送信したいカラー原稿
を読み取って得たカラー画像の全範囲をそのまま送信す
るとなると、さらにモノクロ画像に比べて画像データ量
も極端に増え、通信時間もさらに長くなる。一方、カラ
ー原稿を一旦カラーコピーして、必要部分を切り取って
別の用紙に貼り付けてカラー送信用の原稿をわざわざ作
成するのは手間がかかり過ぎる。
を読み取って得たカラー画像の全範囲をそのまま送信す
るとなると、さらにモノクロ画像に比べて画像データ量
も極端に増え、通信時間もさらに長くなる。一方、カラ
ー原稿を一旦カラーコピーして、必要部分を切り取って
別の用紙に貼り付けてカラー送信用の原稿をわざわざ作
成するのは手間がかかり過ぎる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、原
稿の一部範囲のみの画像データを得るための編集作業は
煩雑で容易ではなく、また、ディジタル複写機の上級機
種には、読取対象原稿の所望の読取範囲を指定できるよ
うにする編集機能を備えたものもあるが、オプション構
成としては高価で、いわゆるシートスルー方式の読取部
を備えたファクシミリ装置やスキャナ装置においては、
読取画像データの有効範囲を指定する編集機能を備える
ことはコスト的にも困難であるという問題点があった。
稿の一部範囲のみの画像データを得るための編集作業は
煩雑で容易ではなく、また、ディジタル複写機の上級機
種には、読取対象原稿の所望の読取範囲を指定できるよ
うにする編集機能を備えたものもあるが、オプション構
成としては高価で、いわゆるシートスルー方式の読取部
を備えたファクシミリ装置やスキャナ装置においては、
読取画像データの有効範囲を指定する編集機能を備える
ことはコスト的にも困難であるという問題点があった。
【0007】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、原稿の指定した範囲のみの画像データを容易な操
作で得ることができる画像読取装置、及び、原稿の指定
した範囲のみの画像データを容易な操作で得て相手先に
送信できるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
あり、原稿の指定した範囲のみの画像データを容易な操
作で得ることができる画像読取装置、及び、原稿の指定
した範囲のみの画像データを容易な操作で得て相手先に
送信できるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像読取装置は、原稿を読み取っ
て画像データを得る画像読取装置において、読取範囲が
記入された範囲指定用原稿を読み取る第1読取手段と、
その第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読み取っ
て得られた画像データ中の読取範囲を認識する読取範囲
認識手段と、読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が認
識した読取範囲を読み取って画像データを得る第2読取
手段とを備えたことを特徴とする。
め、請求項1に記載の画像読取装置は、原稿を読み取っ
て画像データを得る画像読取装置において、読取範囲が
記入された範囲指定用原稿を読み取る第1読取手段と、
その第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読み取っ
て得られた画像データ中の読取範囲を認識する読取範囲
認識手段と、読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が認
識した読取範囲を読み取って画像データを得る第2読取
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の画像読取装置は、請求項
1に記載の画像読取装置において、前記範囲指定用原稿
となる所定フォーマットの用紙を出力する範囲指定用原
稿出力手段を更に備えたことを特徴とする。
1に記載の画像読取装置において、前記範囲指定用原稿
となる所定フォーマットの用紙を出力する範囲指定用原
稿出力手段を更に備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の画像読取装置は、原稿を
読み取って画像データを得る画像読取装置において、読
取対象原稿を予備的に読み取り画像データを得る第3読
取手段と、その第3読取手段が読み取った読取対象原稿
の画像データを、所定フォーマットに合成した画像デー
タを用紙に記録し、範囲指定用原稿として出力する範囲
指定用原稿出力手段と、読取範囲が記入された前記範囲
指定用原稿を読み取る第1読取手段と、その第1読取手
段により前記範囲指定用原稿を読み取って得られた画像
データ中の読取範囲を認識する読取範囲認識手段と、前
記読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が認識した読取
範囲を読み取って画像データを得る第2読取手段とを備
えたことを特徴とする。
読み取って画像データを得る画像読取装置において、読
取対象原稿を予備的に読み取り画像データを得る第3読
取手段と、その第3読取手段が読み取った読取対象原稿
の画像データを、所定フォーマットに合成した画像デー
タを用紙に記録し、範囲指定用原稿として出力する範囲
指定用原稿出力手段と、読取範囲が記入された前記範囲
指定用原稿を読み取る第1読取手段と、その第1読取手
段により前記範囲指定用原稿を読み取って得られた画像
データ中の読取範囲を認識する読取範囲認識手段と、前
記読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が認識した読取
範囲を読み取って画像データを得る第2読取手段とを備
えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の画像読取装置は、原稿を
読み取って画像データを得る画像読取装置において、読
取対象原稿を予備的に読み取り画像データを得る第3読
取手段と、その第3読取手段が読み取った読取対象原稿
の画像データを、所定フォーマットに合成した画像デー
タを用紙に記録し、前記範囲指定用原稿として出力する
範囲指定用原稿出力手段と、カラーマーカで読取範囲が
記入された前記範囲指定用原稿を読み取る第1読取手段
と、その第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読み
取って得られた画像データ中のカラーマーカで記入され
た読取範囲を認識する読取範囲認識手段と、前記読取対
象原稿の前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読
み取って画像データを得る第2読取手段とを備えたこと
を特徴とする。
読み取って画像データを得る画像読取装置において、読
取対象原稿を予備的に読み取り画像データを得る第3読
取手段と、その第3読取手段が読み取った読取対象原稿
の画像データを、所定フォーマットに合成した画像デー
タを用紙に記録し、前記範囲指定用原稿として出力する
範囲指定用原稿出力手段と、カラーマーカで読取範囲が
記入された前記範囲指定用原稿を読み取る第1読取手段
と、その第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読み
取って得られた画像データ中のカラーマーカで記入され
た読取範囲を認識する読取範囲認識手段と、前記読取対
象原稿の前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読
み取って画像データを得る第2読取手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】請求項5に記載のファクシミリ装置は、原
稿を読み取って得た画像データを相手先に送信するファ
クシミリ装置において、読取対象原稿を予備的に読み取
り画像データを得る第3読取手段と、その第3読取手段
が読み取った読取対象原稿の画像データを、文書記入欄
を含む所定フォーマットに合成した画像データを用紙に
記録し、範囲指定用原稿として出力する用紙出力手段
と、読取範囲が記入され、または/及び、必要に応じて
前記文書記入欄に記入された前記範囲指定用原稿を読み
取る第1読取手段と、その第1読取手段により前記範囲
指定用原稿を読み取って得られた画像データ中の読取範
囲を認識する読取範囲認識手段と、前記読取対象原稿の
前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読み取って
画像データを得る第2読取手段と、前記第1読取手段に
より前記範囲指定用原稿を読み取って得られた画像デー
タ中の前記文書記入欄の画像データと、前記第2読取手
段により得られた前記読取対象原稿の読取範囲の画像デ
ータとを合成して送信画像データを作成する送信画像合
成手段と、その送信画像構成手段が作成した画像データ
を相手先に送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
稿を読み取って得た画像データを相手先に送信するファ
クシミリ装置において、読取対象原稿を予備的に読み取
り画像データを得る第3読取手段と、その第3読取手段
が読み取った読取対象原稿の画像データを、文書記入欄
を含む所定フォーマットに合成した画像データを用紙に
記録し、範囲指定用原稿として出力する用紙出力手段
と、読取範囲が記入され、または/及び、必要に応じて
前記文書記入欄に記入された前記範囲指定用原稿を読み
取る第1読取手段と、その第1読取手段により前記範囲
指定用原稿を読み取って得られた画像データ中の読取範
囲を認識する読取範囲認識手段と、前記読取対象原稿の
前記読取範囲認識手段が認識した読取範囲を読み取って
画像データを得る第2読取手段と、前記第1読取手段に
より前記範囲指定用原稿を読み取って得られた画像デー
タ中の前記文書記入欄の画像データと、前記第2読取手
段により得られた前記読取対象原稿の読取範囲の画像デ
ータとを合成して送信画像データを作成する送信画像合
成手段と、その送信画像構成手段が作成した画像データ
を相手先に送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】請求項6に記載の画像読取装置は、請求項
1、2、3または4のいずれかに記載の画像読取装置に
おいて、前記第2読取手段により得られた画像データを
出力する読取範囲画像出力手段を更に備えたことを特徴
とする。
1、2、3または4のいずれかに記載の画像読取装置に
おいて、前記第2読取手段により得られた画像データを
出力する読取範囲画像出力手段を更に備えたことを特徴
とする。
【0014】請求項7に記載のファクシミリ装置は、請
求項5に記載のファクシミリ装置において、前記送信画
像合成手段が作成した画像データを出力する合成画像出
力手段を更に備えたことを特徴とする。
求項5に記載のファクシミリ装置において、前記送信画
像合成手段が作成した画像データを出力する合成画像出
力手段を更に備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
画像読取装置及びファクシミリ装置としての、ファクシ
ミリ装置1のネットワーク及び公衆網への接続形態につ
いて示す図である。
画像読取装置及びファクシミリ装置としての、ファクシ
ミリ装置1のネットワーク及び公衆網への接続形態につ
いて示す図である。
【0017】同図において、ローカルエリアネットワー
クLAN側には、ワークステーション装置WS1(電子
メールアドレス:ws1@abc.co.jp)ないしWSn(電子
メールアドレス:wsn@abc.co.jp)、及び、メールサー
バ装置MSと共にファクシミリ装置1(電子メールアド
レス:fax@abc.co.jp)がLANに接続される一方、ま
た、LANは、ルータ装置Rを介してインターネットに
接続され、ファクシミリ装置1を含むLAN上のネット
ワーク端末は、TCP/IP上でSMTPやMIMEプ
ロトコルによる電子メールの送信を行える。また、LA
Nの端末における電子メールの受信は、POP(Post O
ffice Protocol)によるメールサーバ装置MSへのアク
セスにより行える。
クLAN側には、ワークステーション装置WS1(電子
メールアドレス:ws1@abc.co.jp)ないしWSn(電子
メールアドレス:wsn@abc.co.jp)、及び、メールサー
バ装置MSと共にファクシミリ装置1(電子メールアド
レス:fax@abc.co.jp)がLANに接続される一方、ま
た、LANは、ルータ装置Rを介してインターネットに
接続され、ファクシミリ装置1を含むLAN上のネット
ワーク端末は、TCP/IP上でSMTPやMIMEプ
ロトコルによる電子メールの送信を行える。また、LA
Nの端末における電子メールの受信は、POP(Post O
ffice Protocol)によるメールサーバ装置MSへのアク
セスにより行える。
【0018】また、ファクシミリ装置1は、公衆網にも
接続され、公衆網上の他のファクシミリ装置20a、2
0b等と、公衆網を介したファクシミリメッセージの送
受信も行える。
接続され、公衆網上の他のファクシミリ装置20a、2
0b等と、公衆網を介したファクシミリメッセージの送
受信も行える。
【0019】図2に、ファクシミリ装置1のブロック構
成を示す。
成を示す。
【0020】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、時計回路7、画像メモリ8、操作表示部9、
符号化復号化部10、LAN通信制御部11、モデム1
2、網制御部13、及び、システムバス14により構成
されている。
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、時計回路7、画像メモリ8、操作表示部9、
符号化復号化部10、LAN通信制御部11、モデム1
2、網制御部13、及び、システムバス14により構成
されている。
【0021】システム制御部2は、ROM3に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
【0022】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。RAM4
は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として
使用されるランダムアクセスメモリである。なお、RA
M4は、図示しないバックアップ用回路によりバックア
ップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持さ
れる。
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。RAM4
は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として
使用されるランダムアクセスメモリである。なお、RA
M4は、図示しないバックアップ用回路によりバックア
ップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持さ
れる。
【0023】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0024】時計回路7は、現在時刻の計時を行う一
方、システム制御部2から設定された時定数をカウント
ダウンしてタイムアウトするとシステム制御部2にタイ
ムアウトしたことを通知する、タイマ動作を行うもので
ある。画像メモリ8は、スキャナ5で読み取った画情報
を、メモリ送信するために一時的にファイルとして蓄積
したり、受信した画情報を、プロッタ6により記録する
までファイルとして一時的に蓄積したりするため等のの
一時的な記憶領域として使用されるものである。
方、システム制御部2から設定された時定数をカウント
ダウンしてタイムアウトするとシステム制御部2にタイ
ムアウトしたことを通知する、タイマ動作を行うもので
ある。画像メモリ8は、スキャナ5で読み取った画情報
を、メモリ送信するために一時的にファイルとして蓄積
したり、受信した画情報を、プロッタ6により記録する
までファイルとして一時的に蓄積したりするため等のの
一時的な記憶領域として使用されるものである。
【0025】操作表示部9は、宛先電話番号を指定する
ためのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキ
ー、及び、その他各種キーが配設される一方、液晶表示
装置等の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動
作状態や、各種メッセージを表示するものである。
ためのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキ
ー、及び、その他各種キーが配設される一方、液晶表示
装置等の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動
作状態や、各種メッセージを表示するものである。
【0026】図2に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりするために用いられるもの
である。[スタート]キー9bは、ファクシミリ送信動
作の開始や、コピー動作の開始を指示するためのもので
ある。[ストップ]キー9cは、各種動作の強制的な停
止を指示するためのものである。[Yes]キー9d及
び[No]キー9eは、ユーザに決定または取消の各種
選択をさせるためのキーである。
以外は図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。同図において、テンキー9aは、送信相手先ファッ
クス番号等を直接指定したりするために用いられるもの
である。[スタート]キー9bは、ファクシミリ送信動
作の開始や、コピー動作の開始を指示するためのもので
ある。[ストップ]キー9cは、各種動作の強制的な停
止を指示するためのものである。[Yes]キー9d及
び[No]キー9eは、ユーザに決定または取消の各種
選択をさせるためのキーである。
【0027】[範囲読取モード]キー9fは、押下され
る毎に読取対象原稿の全範囲を読み取る通常の読取モー
ド、または、指定された読取範囲のみを読み取る範囲読
取モードに読取モードを切り換えるためのもので、現在
の読取モードの設定状態は、所定のフラグの値として、
RAM4に記憶される。また、範囲読取モードに設定さ
れている間は、インジケータランプ9fiが点灯して、
現在範囲読取モードであることをユーザに示す。[事前
確認モード]キー9gは、押下される毎に、後述する事
前確認モードに設定または解除するためのもので、現在
事前確認モードであるか否かは、所定のフラグの値とし
て、RAM4に記憶される。また、事前確認モードに設
定されている間は、インジケータランプ9giが点灯し
て、現在事前確認モードであることをユーザに示す。表
示器9hは、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、
各種メッセージを表示するものである。
る毎に読取対象原稿の全範囲を読み取る通常の読取モー
ド、または、指定された読取範囲のみを読み取る範囲読
取モードに読取モードを切り換えるためのもので、現在
の読取モードの設定状態は、所定のフラグの値として、
RAM4に記憶される。また、範囲読取モードに設定さ
れている間は、インジケータランプ9fiが点灯して、
現在範囲読取モードであることをユーザに示す。[事前
確認モード]キー9gは、押下される毎に、後述する事
前確認モードに設定または解除するためのもので、現在
事前確認モードであるか否かは、所定のフラグの値とし
て、RAM4に記憶される。また、事前確認モードに設
定されている間は、インジケータランプ9giが点灯し
て、現在事前確認モードであることをユーザに示す。表
示器9hは、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、
各種メッセージを表示するものである。
【0028】符号化復号化部10は、送信画像データ
を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、M
R符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式
で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方
式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所
定の復号化方式で復号伸長するものである。
を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、M
R符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式
で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方
式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所
定の復号化方式で復号伸長するものである。
【0029】LAN通信制御部11は、LANにおける
TCP/IPプロトコルを制御して、TCP/IP上で
のSMTP、MIME、POPの各プロトコルによる電
子メールの送受信をシステム制御部2が行えるようにす
るためのものである。モデム12は、G3ファクシミリ
モデムで、網制御部13を介して公衆網に送信するデー
タを変調する一方、網制御部13を介して公衆網から受
信した信号を復調するものである。また、モデム12
は、相手先番号に対応するDTMF信号の送出も行う。
TCP/IPプロトコルを制御して、TCP/IP上で
のSMTP、MIME、POPの各プロトコルによる電
子メールの送受信をシステム制御部2が行えるようにす
るためのものである。モデム12は、G3ファクシミリ
モデムで、網制御部13を介して公衆網に送信するデー
タを変調する一方、網制御部13を介して公衆網から受
信した信号を復調するものである。また、モデム12
は、相手先番号に対応するDTMF信号の送出も行う。
【0030】網制御部13は、回線に接続されて、回線
の極性反転の検出、回線の直流ループの閉結・解放や、
回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン等のトー
ン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御
や、相手先番号に対応する選択信号の、20PPSまた
は10PPSのダイヤル回線に対応したダイヤルパルス
信号による送出を行うものである。システムバス14
は、上記各部がデータをやり取りするための信号ライン
である。
の極性反転の検出、回線の直流ループの閉結・解放や、
回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン等のトー
ン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御
や、相手先番号に対応する選択信号の、20PPSまた
は10PPSのダイヤル回線に対応したダイヤルパルス
信号による送出を行うものである。システムバス14
は、上記各部がデータをやり取りするための信号ライン
である。
【0031】以上のように構成されるファクシミリ装置
1は、範囲読取モードではない通常読取モードにおいて
は、スキャナ5にセットされた原稿の全範囲を読み取っ
て得た画像データを、公衆網上の送信相手先のファクシ
ミリ装置にファクシミリメッセージとして送信したり、
LANやインターネット上の送信相手先の端末に電子メ
ールとして送信したりするが、範囲読取モードにおいて
は、以下説明する第1、第2、第3または第4実施形態
に係る範囲読取モード送信処理手順を行う。
1は、範囲読取モードではない通常読取モードにおいて
は、スキャナ5にセットされた原稿の全範囲を読み取っ
て得た画像データを、公衆網上の送信相手先のファクシ
ミリ装置にファクシミリメッセージとして送信したり、
LANやインターネット上の送信相手先の端末に電子メ
ールとして送信したりするが、範囲読取モードにおいて
は、以下説明する第1、第2、第3または第4実施形態
に係る範囲読取モード送信処理手順を行う。
【0032】先ず、図4及び図5に示す、第1実施形態
に係る範囲読取モード送信処理手順について説明する。
に係る範囲読取モード送信処理手順について説明する。
【0033】図4において、システム制御部2は、先
ず、図6に示すような表示D01を表示器9hに表示し
範囲指定用原稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ペー
ジ目にしてスキャナ5にセットするように促すと共に、
[Yes]キー9dが押下されるか、または、テンキー
9aのうちの「*」キーが押下されるかを監視する(判
断102のNo、判断103のNoループ)。
ず、図6に示すような表示D01を表示器9hに表示し
範囲指定用原稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ペー
ジ目にしてスキャナ5にセットするように促すと共に、
[Yes]キー9dが押下されるか、または、テンキー
9aのうちの「*」キーが押下されるかを監視する(判
断102のNo、判断103のNoループ)。
【0034】「*」キーが押下された場合は(判断10
3の[Yes])、図7に示すフォーマットの範囲指定
用原稿のイメージをプロッタ6により用紙に記録して、
範囲指定用原稿として出力し(処理104)、処理10
1に戻る。これにより、ユーザが読取対象原稿に付随し
て必要となる範囲指定用原稿を予め容易する必要がなく
なり、利便性が高まる。
3の[Yes])、図7に示すフォーマットの範囲指定
用原稿のイメージをプロッタ6により用紙に記録して、
範囲指定用原稿として出力し(処理104)、処理10
1に戻る。これにより、ユーザが読取対象原稿に付随し
て必要となる範囲指定用原稿を予め容易する必要がなく
なり、利便性が高まる。
【0035】予めユーザが用意したか、または、処理1
04により出力された範囲指定用原稿を1ページ目に、
読取対象原稿を2ページ目にセットした上で、[Ye
s]キー9dが押下されると(判断102のYes)、
図6に示す表示D02を表示器9hに表示して、送信宛
先の指定を促す(処理105)。そして、[スタート]
キー9bが押下されるまで処理105を繰り返して、宛
先を入力させる(判断106のNoループ)。
04により出力された範囲指定用原稿を1ページ目に、
読取対象原稿を2ページ目にセットした上で、[Ye
s]キー9dが押下されると(判断102のYes)、
図6に示す表示D02を表示器9hに表示して、送信宛
先の指定を促す(処理105)。そして、[スタート]
キー9bが押下されるまで処理105を繰り返して、宛
先を入力させる(判断106のNoループ)。
【0036】宛先の入力が完了して[スタート]キー9
bが押下されると(判断106のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理1
07)。処理107で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図8に示すように、枠形状の読取範囲H1が記入さ
れていて、システム制御部2は、処理107で読み取っ
た範囲指定用原稿の画像データ中の枠形状を構成する黒
画素を検出することにより読取範囲を認識する(処理1
08)。
bが押下されると(判断106のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理1
07)。処理107で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図8に示すように、枠形状の読取範囲H1が記入さ
れていて、システム制御部2は、処理107で読み取っ
た範囲指定用原稿の画像データ中の枠形状を構成する黒
画素を検出することにより読取範囲を認識する(処理1
08)。
【0037】そして、第2ページの読取対象原稿の処理
108で認識した範囲を読み取る(処理109)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理108で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。
108で認識した範囲を読み取る(処理109)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理108で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。
【0038】これにより、簡単な操作で読取対象原稿の
読取範囲を指定することができる。
読取範囲を指定することができる。
【0039】処理109の後は、図5の判断201に移
行し、現在事前確認モードであるか否かを判断し、事前
確認モードでない場合には(判断201のNo)、処理
207に移行して処理105で入力された宛先に発呼し
(処理207)、処理109で読み取った、読取対象原
稿の読取範囲の画像データをファクシミリ送信する(処
理208)。なお、入力された宛先がLANやインター
ネット上のメールアドレスであれば、MIME形式の電
子メールとして送信される。
行し、現在事前確認モードであるか否かを判断し、事前
確認モードでない場合には(判断201のNo)、処理
207に移行して処理105で入力された宛先に発呼し
(処理207)、処理109で読み取った、読取対象原
稿の読取範囲の画像データをファクシミリ送信する(処
理208)。なお、入力された宛先がLANやインター
ネット上のメールアドレスであれば、MIME形式の電
子メールとして送信される。
【0040】判断201で、事前確認モードである場合
は(判断201のYes)、図6に示す表示D03を表
示器9hに表示して(処理202)、現在読取範囲出力
中であることを示すと共に、処理109で読み取った、
読取対象原稿の読取範囲の画像データをプロッタ6によ
り用紙に記録出力する(処理203)。これにより、ユ
ーザは、自分が指定した読取範囲が正しく読み取られた
か否かを確認することができる。
は(判断201のYes)、図6に示す表示D03を表
示器9hに表示して(処理202)、現在読取範囲出力
中であることを示すと共に、処理109で読み取った、
読取対象原稿の読取範囲の画像データをプロッタ6によ
り用紙に記録出力する(処理203)。これにより、ユ
ーザは、自分が指定した読取範囲が正しく読み取られた
か否かを確認することができる。
【0041】処理203の後は、図6に示す表示D04
を表示器9hに表示して(処理204)、読取範囲が所
望の範囲であるかの確認を促すと共に、[Yes]キー
9dまたは[No]キー9eが押下されるかを監視し
(判断205のNo、判断206のNoループ)、読取
範囲が所望の範囲で[Yes]キー9dが押下された場
合は(判断205のYes)、処理105で入力された
宛先に発呼し(処理207)、処理109で読み取っ
た、読取対象原稿の読取範囲の画像データをファクシミ
リ送信する(処理208)。
を表示器9hに表示して(処理204)、読取範囲が所
望の範囲であるかの確認を促すと共に、[Yes]キー
9dまたは[No]キー9eが押下されるかを監視し
(判断205のNo、判断206のNoループ)、読取
範囲が所望の範囲で[Yes]キー9dが押下された場
合は(判断205のYes)、処理105で入力された
宛先に発呼し(処理207)、処理109で読み取っ
た、読取対象原稿の読取範囲の画像データをファクシミ
リ送信する(処理208)。
【0042】読取範囲が所望の範囲はなく[No]キー
9eが押下された場合は(判断206のYes)、図4
の処理101に戻り、処理をやりなおす。これにより、
ユーザが範囲指定用原稿に読取範囲を記入することによ
り認識させた読取範囲が正しく認識できなかった場合に
やりなおすことができるため、ユーザの安心感を高める
ことができる。
9eが押下された場合は(判断206のYes)、図4
の処理101に戻り、処理をやりなおす。これにより、
ユーザが範囲指定用原稿に読取範囲を記入することによ
り認識させた読取範囲が正しく認識できなかった場合に
やりなおすことができるため、ユーザの安心感を高める
ことができる。
【0043】次に、図9、図10及び図5に示す、第2
実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順について説
明する。
実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順について説
明する。
【0044】図9において、システム制御部2は、先
ず、図11に示すような表示D05を表示器9hに表示
して、読取対象原稿をスキャナ5にセットするように促
し(処理301)、[Yes]キー9dが押下されるか
を監視し(判断302のNoループ)、[Yes]キー
9dが押下されると(判断302のYes)、セットさ
れた読取対象原稿をスキャナ5で読み取って得られた画
像データを画像メモリ8に一時記憶する(処理30
3)。
ず、図11に示すような表示D05を表示器9hに表示
して、読取対象原稿をスキャナ5にセットするように促
し(処理301)、[Yes]キー9dが押下されるか
を監視し(判断302のNoループ)、[Yes]キー
9dが押下されると(判断302のYes)、セットさ
れた読取対象原稿をスキャナ5で読み取って得られた画
像データを画像メモリ8に一時記憶する(処理30
3)。
【0045】そして、処理303で読み取った画像デー
タと、範囲指定用原稿のイメージデータとを合成し(処
理307)、プロッタ6により用紙に記録して、範囲指
定用原稿として出力する(処理305)。これにより、
ユーザが読取対象原稿に付随して必要となる範囲指定用
原稿を予め容易する必要がなくなり、利便性が高まる。
また、読取対象原稿を読み取って得た画像データに対し
て読取範囲の指定を行えるため、読取範囲の指定を正確
に行うことができる。図12に読取対象画像データIが
合成された範囲指定用原稿の一例を示す。同図におい
て、範囲指定用原稿に合成される読取対象画像データI
は、縮小して合成されているが、それにより、読取対象
画像データIの全範囲を範囲指定用原稿のイメージデー
タ(「範囲指定用原稿」という見出しの文字列)と重複
することなく記録することができ、ユーザにとって、読
取範囲の指定が行いやすくなる。
タと、範囲指定用原稿のイメージデータとを合成し(処
理307)、プロッタ6により用紙に記録して、範囲指
定用原稿として出力する(処理305)。これにより、
ユーザが読取対象原稿に付随して必要となる範囲指定用
原稿を予め容易する必要がなくなり、利便性が高まる。
また、読取対象原稿を読み取って得た画像データに対し
て読取範囲の指定を行えるため、読取範囲の指定を正確
に行うことができる。図12に読取対象画像データIが
合成された範囲指定用原稿の一例を示す。同図におい
て、範囲指定用原稿に合成される読取対象画像データI
は、縮小して合成されているが、それにより、読取対象
画像データIの全範囲を範囲指定用原稿のイメージデー
タ(「範囲指定用原稿」という見出しの文字列)と重複
することなく記録することができ、ユーザにとって、読
取範囲の指定が行いやすくなる。
【0046】処理305の後は、図10の処理401に
移行し、図11に示すような表示D06を表示器9hに
表示し範囲指定用原稿を1ページ目に、読取対象原稿を
2ページ目にしてスキャナ5にセットするように促すと
共に、[Yes]キー9dが押下されるかを監視する
(判断402のNoループ)。
移行し、図11に示すような表示D06を表示器9hに
表示し範囲指定用原稿を1ページ目に、読取対象原稿を
2ページ目にしてスキャナ5にセットするように促すと
共に、[Yes]キー9dが押下されるかを監視する
(判断402のNoループ)。
【0047】処理305により出力された範囲指定用原
稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ページ目にセット
した上で、[Yes]キー9dが押下されると(判断4
02のYes)、図6に示す表示D02を表示器9hに
表示して、送信宛先の指定を促す(処理403)。そし
て、[スタート]キー9bが押下されるまで処理403
を繰り返して、宛先を入力させる(判断404のNoル
ープ)。
稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ページ目にセット
した上で、[Yes]キー9dが押下されると(判断4
02のYes)、図6に示す表示D02を表示器9hに
表示して、送信宛先の指定を促す(処理403)。そし
て、[スタート]キー9bが押下されるまで処理403
を繰り返して、宛先を入力させる(判断404のNoル
ープ)。
【0048】宛先の入力が完了して[スタート]キー9
bが押下されると(判断404のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理4
05)。処理405で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図13に示すように、マークM1を起点として、マ
ークM2までの幅と、マークM3までの長さの読取範囲
H2を指定する各マークM1、M2及びM3が記入され
ていて、システム制御部2は、処理405で読み取った
範囲指定用原稿の画像データ中の各マークを構成する黒
画素を検出することにより各マークを検出して、それら
のマークにより規定される読取範囲H2を認識する(処
理406)。
bが押下されると(判断404のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理4
05)。処理405で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図13に示すように、マークM1を起点として、マ
ークM2までの幅と、マークM3までの長さの読取範囲
H2を指定する各マークM1、M2及びM3が記入され
ていて、システム制御部2は、処理405で読み取った
範囲指定用原稿の画像データ中の各マークを構成する黒
画素を検出することにより各マークを検出して、それら
のマークにより規定される読取範囲H2を認識する(処
理406)。
【0049】そして、第2ページの読取対象原稿の処理
406で認識した範囲を読み取る(処理407)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理406で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。なお、処
理407での読み取り処理を省き、処理303で読み取
った画像データを画像メモリ8に保持しておき、読取範
囲内の画像データのみを有効な画像データとするように
してもよく、その場合、同じ内容の原稿を2度読取手間
を省くことができる。
406で認識した範囲を読み取る(処理407)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理406で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。なお、処
理407での読み取り処理を省き、処理303で読み取
った画像データを画像メモリ8に保持しておき、読取範
囲内の画像データのみを有効な画像データとするように
してもよく、その場合、同じ内容の原稿を2度読取手間
を省くことができる。
【0050】これにより、簡単な操作で読取対象原稿の
読取範囲を指定することができる。
読取範囲を指定することができる。
【0051】処理407の後は、図5の判断201に移
行して、判断201以降の処理を行う。図5の処理手順
については、前述の第1実施形態において説明済みであ
るため、重複する説明は省略する。ただし、第2実施形
態における図5の処理手順においては、判断206がY
esの場合に、図9の処理301に戻る。
行して、判断201以降の処理を行う。図5の処理手順
については、前述の第1実施形態において説明済みであ
るため、重複する説明は省略する。ただし、第2実施形
態における図5の処理手順においては、判断206がY
esの場合に、図9の処理301に戻る。
【0052】次に第3実施形態について説明する。この
第3実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順として
は、既に説明した、図9、図10及び図5に示した第2
実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順がそのまま
適用される。
第3実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順として
は、既に説明した、図9、図10及び図5に示した第2
実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順がそのまま
適用される。
【0053】ただし、この第3実施形態では、スキャナ
5がカラー原稿の読み取りが可能で、図10の処理40
5により読み取られる範囲指定用原稿には、図14に示
すように、読取範囲がカラーマーカで記入されている。
また、範囲指定用原稿に合成される読取対象画像データ
Iは、モノクロ画像として記録している。それにより、
ユーザにとっては、読取範囲を識別しやすい態様で記入
できる。処理406における読取範囲の認識では、カラ
ーの読取範囲H3を構成する画素を検出することで、読
取範囲を認識する。
5がカラー原稿の読み取りが可能で、図10の処理40
5により読み取られる範囲指定用原稿には、図14に示
すように、読取範囲がカラーマーカで記入されている。
また、範囲指定用原稿に合成される読取対象画像データ
Iは、モノクロ画像として記録している。それにより、
ユーザにとっては、読取範囲を識別しやすい態様で記入
できる。処理406における読取範囲の認識では、カラ
ーの読取範囲H3を構成する画素を検出することで、読
取範囲を認識する。
【0054】次に、図9、図15及び図16に示す、第
4実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順について
説明する。
4実施形態に係る範囲読取モード送信処理手順について
説明する。
【0055】図9に示す処理301ないし処理305に
ついては、前述の第3実施形態において既に説明済みで
あるため、重複する説明は省略して、処理305に引き
続いて行われる図15の処理501から説明する。
ついては、前述の第3実施形態において既に説明済みで
あるため、重複する説明は省略して、処理305に引き
続いて行われる図15の処理501から説明する。
【0056】処理305により、図18に示すような、
読取対象原稿画像データIが合成されると共に、添付文
書範囲B1が設けられた範囲指定用原稿が出力される。
そして、図15の処理501では、図11に示すような
表示D06を表示器9hに表示し範囲指定用原稿を1ペ
ージ目に、読取対象原稿を2ページ目にしてスキャナ5
にセットするように促すと共に(処理501)、[Ye
s]キー9dが押下されるかを監視する(判断502の
Noループ)。
読取対象原稿画像データIが合成されると共に、添付文
書範囲B1が設けられた範囲指定用原稿が出力される。
そして、図15の処理501では、図11に示すような
表示D06を表示器9hに表示し範囲指定用原稿を1ペ
ージ目に、読取対象原稿を2ページ目にしてスキャナ5
にセットするように促すと共に(処理501)、[Ye
s]キー9dが押下されるかを監視する(判断502の
Noループ)。
【0057】処理305により出力された範囲指定用原
稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ページ目にセット
した上で、[Yes]キー9dが押下されると(判断5
02のYes)、図6に示す表示D02を表示器9hに
表示して、送信宛先の指定を促す(処理503)。そし
て、[スタート]キー9bが押下されるまで処理503
を繰り返して、宛先を入力させる(判断504のNoル
ープ)。
稿を1ページ目に、読取対象原稿を2ページ目にセット
した上で、[Yes]キー9dが押下されると(判断5
02のYes)、図6に示す表示D02を表示器9hに
表示して、送信宛先の指定を促す(処理503)。そし
て、[スタート]キー9bが押下されるまで処理503
を繰り返して、宛先を入力させる(判断504のNoル
ープ)。
【0058】宛先の入力が完了して[スタート]キー9
bが押下されると(判断504のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理5
05)。処理505で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図19に示すような枠形状の読取範囲H4が記入さ
れていて、システム制御部2は、処理505で読み取っ
た範囲指定用原稿の画像データ中の読取範囲H4の黒画
素を検出することにより読取範囲H4を認識する(処理
506)。また、処理505で読み取った範囲指定用原
稿の画像データ中の、予め位置がわかつている添付文書
範囲B1の画像データを抽出する(処理507)。
bが押下されると(判断504のYes)、スキャナ5
にセットされた1ページ目の範囲指定用原稿をスキャナ
5により読み取り画像メモリ8に一時記憶する(処理5
05)。処理505で読み取られる範囲指定用原稿に
は、図19に示すような枠形状の読取範囲H4が記入さ
れていて、システム制御部2は、処理505で読み取っ
た範囲指定用原稿の画像データ中の読取範囲H4の黒画
素を検出することにより読取範囲H4を認識する(処理
506)。また、処理505で読み取った範囲指定用原
稿の画像データ中の、予め位置がわかつている添付文書
範囲B1の画像データを抽出する(処理507)。
【0059】そして、第2ページの読取対象原稿の処理
506で認識した範囲を読み取る(処理508)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理506で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。
506で認識した範囲を読み取る(処理508)。具体
的には、スキャナ5で読み取った読取対象原稿の全範囲
の画像データのうちの処理506で認識した読取範囲内
の画像データのみを有効な画像データとする。
【0060】これにより、簡単な操作で読取対象原稿の
読取範囲を指定することができる。
読取範囲を指定することができる。
【0061】処理508の後は、処理507で抽出した
添付文書範囲B1の画像データと処理508で得られた
読取範囲の画像データとを合成して、図20に示すよう
に、上部に添付文書範囲B1の画像データが位置し、下
部に読取対象原稿の読取範囲の画像データが位置する画
像データを作成する(処理509)。
添付文書範囲B1の画像データと処理508で得られた
読取範囲の画像データとを合成して、図20に示すよう
に、上部に添付文書範囲B1の画像データが位置し、下
部に読取対象原稿の読取範囲の画像データが位置する画
像データを作成する(処理509)。
【0062】このように、範囲指定用原稿に読取範囲を
記入することにより、読取対象原稿の読取範囲を容易に
指定することができると共に、ファックス送付票等の添
付文書を読取範囲の画像データに容易に添付して1ペー
ジ分の画像データとして送信することができるようにな
る。
記入することにより、読取対象原稿の読取範囲を容易に
指定することができると共に、ファックス送付票等の添
付文書を読取範囲の画像データに容易に添付して1ペー
ジ分の画像データとして送信することができるようにな
る。
【0063】処理509の後は、図16の処理601に
移行し、現在事前確認モードであるか否かを判断し、事
前確認モードでない場合には(判断601のNo)、処
理607に移行して処理503で入力された宛先に発呼
し(処理607)、処理509で合成した画像データを
ファクシミリ送信する(処理608)。それにより添付
文書付きの読取範囲の画像データが宛先に送信される。
なお、入力された宛先がLANやインターネット上のメ
ールアドレスであれば、MIME形式の電子メールとし
て送信される。
移行し、現在事前確認モードであるか否かを判断し、事
前確認モードでない場合には(判断601のNo)、処
理607に移行して処理503で入力された宛先に発呼
し(処理607)、処理509で合成した画像データを
ファクシミリ送信する(処理608)。それにより添付
文書付きの読取範囲の画像データが宛先に送信される。
なお、入力された宛先がLANやインターネット上のメ
ールアドレスであれば、MIME形式の電子メールとし
て送信される。
【0064】判断601で、事前確認モードである場合
は(判断601のYes)、図17に示す表示D07を
表示器9hに表示して(処理202)、現在合成画像出
力中であることを示すと共に、処理509で合成した画
像データをプロッタ6により用紙に記録出力する(処理
603)。これにより、ユーザは、自分が指定した読取
範囲が正しく読み取られたか否か、及び、指定した読取
範囲と添付文書とが正しく合成されたか否かを確認する
ことができる。
は(判断601のYes)、図17に示す表示D07を
表示器9hに表示して(処理202)、現在合成画像出
力中であることを示すと共に、処理509で合成した画
像データをプロッタ6により用紙に記録出力する(処理
603)。これにより、ユーザは、自分が指定した読取
範囲が正しく読み取られたか否か、及び、指定した読取
範囲と添付文書とが正しく合成されたか否かを確認する
ことができる。
【0065】処理603の後は、図17に示す表示D0
8を表示器9hに表示して(処理604)、合成画像が
所望のものであるかの確認を促すと共に、[Yes]キ
ー9dまたは[No]キー9eが押下されるかを監視し
(判断605のNo、判断606のNoループ)、合成
画像が所望のもので[Yes]キー9dが押下された場
合は(判断605のYes)、処理503で入力された
宛先に発呼し(処理607)、処理509で合成した画
像データをファクシミリ送信する(処理608)。
8を表示器9hに表示して(処理604)、合成画像が
所望のものであるかの確認を促すと共に、[Yes]キ
ー9dまたは[No]キー9eが押下されるかを監視し
(判断605のNo、判断606のNoループ)、合成
画像が所望のもので[Yes]キー9dが押下された場
合は(判断605のYes)、処理503で入力された
宛先に発呼し(処理607)、処理509で合成した画
像データをファクシミリ送信する(処理608)。
【0066】合成画像が所望のものではなく[No]キ
ー9eが押下された場合は(判断606のYes)、図
9の処理301に戻り、処理をやりなおす。これによ
り、ユーザが範囲指定用原稿に読取範囲を記入すること
により認識させた読取範囲が正しく認識できなかった場
合や、読取範囲と添付文書とが正しく合成できなかった
場合に、やりなおすことができるため、ユーザの安心感
を高めることができる。
ー9eが押下された場合は(判断606のYes)、図
9の処理301に戻り、処理をやりなおす。これによ
り、ユーザが範囲指定用原稿に読取範囲を記入すること
により認識させた読取範囲が正しく認識できなかった場
合や、読取範囲と添付文書とが正しく合成できなかった
場合に、やりなおすことができるため、ユーザの安心感
を高めることができる。
【0067】なお、以上説明した実施の形態において
は、範囲指定用原稿により読取範囲を指定して読み取っ
て得られた、読取対象原稿の読取範囲の画像データをフ
ァクシミリ送信する場合を例にとって説明したが、本発
明は、得られた画像データの用途により限定されるもの
ではなく、ディジタル複写機、スキャナ装置等の構成と
して画像読取装置を含むその他の装置に対しても同様に
適用可能なものである。
は、範囲指定用原稿により読取範囲を指定して読み取っ
て得られた、読取対象原稿の読取範囲の画像データをフ
ァクシミリ送信する場合を例にとって説明したが、本発
明は、得られた画像データの用途により限定されるもの
ではなく、ディジタル複写機、スキャナ装置等の構成と
して画像読取装置を含むその他の装置に対しても同様に
適用可能なものである。
【0068】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記読取
対象原稿の読取範囲を、前記読取対象原稿そのものでは
なく、前記範囲指定用原稿に読取範囲を記入して認識さ
せることにより、前記読取対象画像の読取範囲を指定し
て、指定した読取範囲の画像データを得ることができる
ため、原稿の指定した範囲のみの画像データを容易な操
作で得ることができるという効果が得られる。また、前
記読取対象原稿そのものには、読取範囲が記入されない
ため再使用が可能である。
対象原稿の読取範囲を、前記読取対象原稿そのものでは
なく、前記範囲指定用原稿に読取範囲を記入して認識さ
せることにより、前記読取対象画像の読取範囲を指定し
て、指定した読取範囲の画像データを得ることができる
ため、原稿の指定した範囲のみの画像データを容易な操
作で得ることができるという効果が得られる。また、前
記読取対象原稿そのものには、読取範囲が記入されない
ため再使用が可能である。
【0069】請求項2に係る発明によれば、前記範囲指
定用原稿出力手段が前記範囲指定用原稿となる所定フォ
ーマットの用紙を出力するため、前記読取対象原稿とは
別途に、前記範囲指定用原稿をユーザが予め用紙する必
要がなく、利便性を高めることが可能となる効果が得ら
れる。
定用原稿出力手段が前記範囲指定用原稿となる所定フォ
ーマットの用紙を出力するため、前記読取対象原稿とは
別途に、前記範囲指定用原稿をユーザが予め用紙する必
要がなく、利便性を高めることが可能となる効果が得ら
れる。
【0070】請求項3に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果に加えて、前記範囲指定用原稿出
力手段が前記範囲指定用原稿となる所定フォーマットの
用紙を出力するため、前記読取対象原稿とは別途に、前
記範囲指定用原稿をユーザが予め用紙する必要がなく、
利便性を高めることが可能となる効果が得られる。ま
た、前記範囲指定用原稿出力手段が出力する前記範囲指
定用原稿には、前記読取対象原稿の画像データが合成さ
れているため、ユーザにとっては、記入した読取範囲の
前記読取対象原稿における位置を容易に把握でき、読取
範囲を正確に指定することが可能となる効果が得られ
る。
係る発明と同様の効果に加えて、前記範囲指定用原稿出
力手段が前記範囲指定用原稿となる所定フォーマットの
用紙を出力するため、前記読取対象原稿とは別途に、前
記範囲指定用原稿をユーザが予め用紙する必要がなく、
利便性を高めることが可能となる効果が得られる。ま
た、前記範囲指定用原稿出力手段が出力する前記範囲指
定用原稿には、前記読取対象原稿の画像データが合成さ
れているため、ユーザにとっては、記入した読取範囲の
前記読取対象原稿における位置を容易に把握でき、読取
範囲を正確に指定することが可能となる効果が得られ
る。
【0071】請求項4に係る発明によれば、請求項3に
係る発明と同様の効果に加えて、前記読取範囲をカラー
マーカにより記入することができるようになるため、ユ
ーザにとって読取範囲をわかりやすくすることが可能と
なる効果が得られる。
係る発明と同様の効果に加えて、前記読取範囲をカラー
マーカにより記入することができるようになるため、ユ
ーザにとって読取範囲をわかりやすくすることが可能と
なる効果が得られる。
【0072】請求項5に係る発明によれば、請求項3に
係る発明と同様の効果に加えて、前記読取対象原稿の指
定した読取範囲の画像データと合成して送信する文書
を、前記範囲指定用原稿に書き込むことにより容易に添
付することができ、添付文書を前記読取対象原稿の指定
した読取範囲の画像データと合成する作業を切り貼りに
より手作業で行ったりするような面倒な手間をかけるこ
となく、見栄えのようい画像を送信することが可能とな
る効果が得られる。
係る発明と同様の効果に加えて、前記読取対象原稿の指
定した読取範囲の画像データと合成して送信する文書
を、前記範囲指定用原稿に書き込むことにより容易に添
付することができ、添付文書を前記読取対象原稿の指定
した読取範囲の画像データと合成する作業を切り貼りに
より手作業で行ったりするような面倒な手間をかけるこ
となく、見栄えのようい画像を送信することが可能とな
る効果が得られる。
【0073】請求項6に係る発明によれば、前記第2読
取手段により得られた、前記読取対象原稿の指定された
読取範囲を読み取って得られた画像データの内容を確認
することができるため、読取範囲の認識が正しく行われ
たか否かについてのユーザの不安を解消でき、利便性を
いっそう高めることが可能となる効果が得られる。
取手段により得られた、前記読取対象原稿の指定された
読取範囲を読み取って得られた画像データの内容を確認
することができるため、読取範囲の認識が正しく行われ
たか否かについてのユーザの不安を解消でき、利便性を
いっそう高めることが可能となる効果が得られる。
【0074】請求項7に係る発明によれば、前記合成手
段により合成されて得られた、前記読取対象原稿の指定
された読取範囲を読み取って得られた画像データと、前
記範囲指定用原稿の文書記入欄に記入された内容とを合
成した画像データの内容を、確認することができるた
め、読取範囲の認識が正しく行われたか否か、及び、添
付文書の合成が正しく行われたか否かについてのユーザ
の不安を解消でき、利便性をいっそう高めることが可能
となる効果が得られる。
段により合成されて得られた、前記読取対象原稿の指定
された読取範囲を読み取って得られた画像データと、前
記範囲指定用原稿の文書記入欄に記入された内容とを合
成した画像データの内容を、確認することができるた
め、読取範囲の認識が正しく行われたか否か、及び、添
付文書の合成が正しく行われたか否かについてのユーザ
の不安を解消でき、利便性をいっそう高めることが可能
となる効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ネットワーク及び公衆網への接続形態について示す図で
ある。
ネットワーク及び公衆網への接続形態について示す図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
ブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の部分構成について示す図である。
操作表示部の部分構成について示す図である。
【図4】第1実施形態に係る範囲読取モード送信処理手
順について示すフローチャートである。
順について示すフローチャートである。
【図5】図4と共に、第1実施形態に係る範囲読取モー
ド送信処理手順について示すフローチャートである。
ド送信処理手順について示すフローチャートである。
【図6】表示器への表示例について示す図である。
【図7】範囲指定用原稿のフォーマット例について示す
図である。
図である。
【図8】読取範囲が指定された状態の範囲指定用原稿に
ついて示す図である。
ついて示す図である。
【図9】第2実施形態に係る範囲読取モード送信処理手
順について示すフローチャートである。
順について示すフローチャートである。
【図10】図9と共に、第2実施形態に係る範囲読取モ
ード送信処理手順について示すフローチャートである。
ード送信処理手順について示すフローチャートである。
【図11】図6と共に、表示器への表示例について示す
図である。
図である。
【図12】読取対象原稿画像データが合成された範囲指
定用原稿について示す図である。
定用原稿について示す図である。
【図13】読取範囲が指定された状態の、読取対象原稿
画像データが合成された範囲指定用原稿について示す図
である。
画像データが合成された範囲指定用原稿について示す図
である。
【図14】カラーマーカにより読取範囲が指定された状
態の、読取対象原稿画像データが合成された、第3実施
形態に係る範囲指定用原稿について示す図である。
態の、読取対象原稿画像データが合成された、第3実施
形態に係る範囲指定用原稿について示す図である。
【図15】第4実施形態に係る範囲読取モード送信処理
手順について示すフローチャートである。
手順について示すフローチャートである。
【図16】図15と共に、第4実施形態に係る範囲読取
モード送信処理手順について示すフローチャートであ
る。
モード送信処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図17】図6及び図11と共に、表示器への表示例に
ついて示す図である。
ついて示す図である。
【図18】読取対象原稿画像データが合成された範囲指
定用原稿について示す、図12とは別の図である。
定用原稿について示す、図12とは別の図である。
【図19】読取範囲が指定された状態の、読取対象原稿
画像データが合成された範囲指定用原稿について示す、
図13とは別の図である。
画像データが合成された範囲指定用原稿について示す、
図13とは別の図である。
【図20】添付文書範囲画像データと読取範囲画像デー
タとを合成した送信画像データについて示す図である。
タとを合成した送信画像データについて示す図である。
MS メールサーバ装置 WS1、…、WSn ワークステーション装置 R ルータ装置 LAN ローカルエリアネットワーク 1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 時計回路 8 画像メモリ 9 操作表示部 9a テンキー 9b [スタート]キー 9c [ストップ]キー 9d [Yes]キー 9e [No]キー 9f [範囲読取モード]キー 9fi、9gi インジケータランプ 9g [事前確認モード]キー 9h 表示器 10 符号化復号化部 11 LAN通信制御部 12 モデム 13 網制御部 14 システムバス 20a、20b 他のファクシミリ装置
Claims (7)
- 【請求項1】 原稿を読み取って画像データを得る画像
読取装置において、 読取範囲が記入された範囲指定用原稿を読み取る第1読
取手段と、その第1読取手段により前記範囲指定用原稿
を読み取って得られた画像データ中の読取範囲を認識す
る読取範囲認識手段と、読取対象原稿の前記読取範囲認
識手段が認識した読取範囲を読み取って画像データを得
る第2読取手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
置。 - 【請求項2】 前記範囲指定用原稿となる所定フォーマ
ットの用紙を出力する範囲指定用原稿出力手段を更に備
えたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 原稿を読み取って画像データを得る画像
読取装置において、読取対象原稿を予備的に読み取り画
像データを得る第3読取手段と、その第3読取手段が読
み取った読取対象原稿の画像データを、所定フォーマッ
トに合成した画像データを用紙に記録し、範囲指定用原
稿として出力する範囲指定用原稿出力手段と、読取範囲
が記入された前記範囲指定用原稿を読み取る第1読取手
段と、その第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読
み取って得られた画像データ中の読取範囲を認識する読
取範囲認識手段と、前記読取対象原稿の前記読取範囲認
識手段が認識した読取範囲を読み取って画像データを得
る第2読取手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
置。 - 【請求項4】 原稿を読み取って画像データを得る画像
読取装置において、読取対象原稿を予備的に読み取り画
像データを得る第3読取手段と、その第3読取手段が読
み取った読取対象原稿の画像データを、所定フォーマッ
トに合成した画像データを用紙に記録し、前記範囲指定
用原稿として出力する範囲指定用原稿出力手段と、カラ
ーマーカで読取範囲が記入された前記範囲指定用原稿を
読み取る第1読取手段と、その第1読取手段により前記
範囲指定用原稿を読み取って得られた画像データ中のカ
ラーマーカで記入された読取範囲を認識する読取範囲認
識手段と、前記読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が
認識した読取範囲を読み取って画像データを得る第2読
取手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項5】 原稿を読み取って得た画像データを相手
先に送信するファクシミリ装置において、 読取対象原稿を予備的に読み取り画像データを得る第3
読取手段と、その第3読取手段が読み取った読取対象原
稿の画像データを、文書記入欄を含む所定フォーマット
に合成した画像データを用紙に記録し、範囲指定用原稿
として出力する用紙出力手段と、読取範囲が記入され、
または/及び、必要に応じて前記文書記入欄に記入され
た前記範囲指定用原稿を読み取る第1読取手段と、その
第1読取手段により前記範囲指定用原稿を読み取って得
られた画像データ中の読取範囲を認識する読取範囲認識
手段と、前記読取対象原稿の前記読取範囲認識手段が認
識した読取範囲を読み取って画像データを得る第2読取
手段と、前記第1読取手段により前記範囲指定用原稿を
読み取って得られた画像データ中の前記文書記入欄の画
像データと、前記第2読取手段により得られた前記読取
対象原稿の読取範囲の画像データとを合成して送信画像
データを作成する送信画像合成手段と、その送信画像構
成手段が作成した画像データを相手先に送信する送信手
段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項6】 前記第2読取手段により得られた画像デ
ータを出力する読取範囲画像出力手段を更に備えたこと
を特徴とする請求項1、2、3または4のいずれかに記
載の画像読取装置。 - 【請求項7】 前記送信画像合成手段が作成した画像デ
ータを出力する合成画像出力手段を更に備えたことを特
徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11071245A JP2000270196A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 画像読取装置及びファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11071245A JP2000270196A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 画像読取装置及びファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270196A true JP2000270196A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13455132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11071245A Pending JP2000270196A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 画像読取装置及びファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000270196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7729003B2 (en) | 2005-04-18 | 2010-06-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi function device and program therefor |
US8416448B2 (en) | 2007-07-19 | 2013-04-09 | Riso Kagaku Corporation | Printing apparatus |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11071245A patent/JP2000270196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7729003B2 (en) | 2005-04-18 | 2010-06-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi function device and program therefor |
US8416448B2 (en) | 2007-07-19 | 2013-04-09 | Riso Kagaku Corporation | Printing apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |