JP2000269361A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B41/00—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
- H10B41/30—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B41/00—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
- H10B41/30—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
- H10B41/35—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region with a cell select transistor, e.g. NAND
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造工程の追加を行わずに信頼性の向上及び
高速性能の向上を共に図ることができる不揮発性半導体
記憶装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 メモリトランジスタと選択トランジスタ
の2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮
発性半導体記憶装置において、メモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13の各ゲート酸化膜の膜厚を
異ならせた。
高速性能の向上を共に図ることができる不揮発性半導体
記憶装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 メモリトランジスタと選択トランジスタ
の2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮
発性半導体記憶装置において、メモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13の各ゲート酸化膜の膜厚を
異ならせた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置およびその製造方法に関し、特に、1チップマ
イクロコンピュータ混載フラッシュメモリとして用いら
れる不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法に関す
る。
記憶装置およびその製造方法に関し、特に、1チップマ
イクロコンピュータ混載フラッシュメモリとして用いら
れる不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、基板上に、メモリトランジスタ部
と、メモリトランジスタ部にアクセスするための選択ト
ランジスタ部が並んで形成された、2トランジスタ型の
不揮発性半導体記憶装置が知られている。この不揮発性
半導体記憶装置は、例えば、1チップマイクロコンピュ
ータ混載フラッシュメモリとして用いられる。
と、メモリトランジスタ部にアクセスするための選択ト
ランジスタ部が並んで形成された、2トランジスタ型の
不揮発性半導体記憶装置が知られている。この不揮発性
半導体記憶装置は、例えば、1チップマイクロコンピュ
ータ混載フラッシュメモリとして用いられる。
【0003】図10は、従来の2トランジスタ型のフラ
ッシュメモリの概略構造を示す断面図である。図10に
示すように、フラッシュメモリのメモリセル1は、半導
体基板2上に並んで形成されたメモリトランジスタ部3
と選択トランジスタ部4を有している。
ッシュメモリの概略構造を示す断面図である。図10に
示すように、フラッシュメモリのメモリセル1は、半導
体基板2上に並んで形成されたメモリトランジスタ部3
と選択トランジスタ部4を有している。
【0004】半導体基板2内には、N型のソース領域S
とN型のドレイン領域Dが設けられ、これらソース領域
Sとドレイン領域Dの間には、チャネル領域が形成され
ている。メモリトランジスタ部3と選択トランジスタ部
4は、それぞれ、半導体基板2の上に、ゲート酸化膜5
を介して設けられたフローティングゲート6と、フロー
ティングゲート6の上に、ONO(Oxide Nit
ride Oxide)膜7を介して設けられたコント
ロールゲート8を有している。
とN型のドレイン領域Dが設けられ、これらソース領域
Sとドレイン領域Dの間には、チャネル領域が形成され
ている。メモリトランジスタ部3と選択トランジスタ部
4は、それぞれ、半導体基板2の上に、ゲート酸化膜5
を介して設けられたフローティングゲート6と、フロー
ティングゲート6の上に、ONO(Oxide Nit
ride Oxide)膜7を介して設けられたコント
ロールゲート8を有している。
【0005】選択トランジスタ部4は、コントロールゲ
ート8一つで良いが、メモリトランジスタ部3を形成す
るプロセスで同時に形成してしまうため2つのゲートを
有することになる。フローティングゲート6は、周囲か
ら電気的に絶縁された浮いた状態にある。
ート8一つで良いが、メモリトランジスタ部3を形成す
るプロセスで同時に形成してしまうため2つのゲートを
有することになる。フローティングゲート6は、周囲か
ら電気的に絶縁された浮いた状態にある。
【0006】このメモリセル1においては、コントロー
ルゲートに印加する電圧と、ソース領域S及びドレイン
領域Dに印加する電圧との関係で、フローティングゲー
ト6を制御する。
ルゲートに印加する電圧と、ソース領域S及びドレイン
領域Dに印加する電圧との関係で、フローティングゲー
ト6を制御する。
【0007】ところで、メモリトランジスタ部3と選択
トランジスタ部4の閾値には一定の条件があり、選択ト
ランジスタ部4については、通常の電圧が印加されない
電圧0の状態では電流が流れずオフになるように、閾値
が高いエンハンスメント型である必要がある。一方、メ
モリトランジスタ部3については、フローティングゲー
トが電気的に中性、即ち余分な電子が無いときに、通常
の電圧が印加されない状態で既にオンになっているよう
に、閾値が低いデプレッション型が、信頼性の点から望
ましい。
トランジスタ部4の閾値には一定の条件があり、選択ト
ランジスタ部4については、通常の電圧が印加されない
電圧0の状態では電流が流れずオフになるように、閾値
が高いエンハンスメント型である必要がある。一方、メ
モリトランジスタ部3については、フローティングゲー
トが電気的に中性、即ち余分な電子が無いときに、通常
の電圧が印加されない状態で既にオンになっているよう
に、閾値が低いデプレッション型が、信頼性の点から望
ましい。
【0008】また、ゲート酸化膜の膜厚については、メ
モリトランジスタ部3の場合、薄くしたいがあまり薄く
すると、蓄えた電荷が自然に漏洩するおそれがあるの
で、信頼性確保のためにある程度の厚さが必要である。
これは、オン電流(駆動力)の点で不利になる。一方、
選択トランジスタ部4の場合、できるだけ薄くして流れ
る電流を多くしたい。
モリトランジスタ部3の場合、薄くしたいがあまり薄く
すると、蓄えた電荷が自然に漏洩するおそれがあるの
で、信頼性確保のためにある程度の厚さが必要である。
これは、オン電流(駆動力)の点で不利になる。一方、
選択トランジスタ部4の場合、できるだけ薄くして流れ
る電流を多くしたい。
【0009】更に、閾値が高いと、書き込まれていない
状態で読み出しを行う際に誤って書き込まれてしまうリ
ードディスターブが起こり易い。従って、メモリトラン
ジスタ部3は、閾値が低いディプレッション型にした
い。
状態で読み出しを行う際に誤って書き込まれてしまうリ
ードディスターブが起こり易い。従って、メモリトラン
ジスタ部3は、閾値が低いディプレッション型にした
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
トランジスタ部3と選択トランジスタ部4の2つのトラ
ンジスタは、同一のプロセスで形成されており、閾値を
決定するチャネルドープ量及びゲート酸化膜の膜厚が共
に等しくなってしまう。従って、メモリトランジスタ部
3と選択トランジスタ部4で、チャネルドープ量及びゲ
ート酸化膜の膜厚を異ならせるためには、メモリトラン
ジスタ部3と選択トランジスタ部4を別々のプロセスで
形成する必要があり、そのためのプロセスの追加によっ
て製造工程が増加することが避けられなかった。
トランジスタ部3と選択トランジスタ部4の2つのトラ
ンジスタは、同一のプロセスで形成されており、閾値を
決定するチャネルドープ量及びゲート酸化膜の膜厚が共
に等しくなってしまう。従って、メモリトランジスタ部
3と選択トランジスタ部4で、チャネルドープ量及びゲ
ート酸化膜の膜厚を異ならせるためには、メモリトラン
ジスタ部3と選択トランジスタ部4を別々のプロセスで
形成する必要があり、そのためのプロセスの追加によっ
て製造工程が増加することが避けられなかった。
【0011】この発明の目的は、製造工程の追加を行わ
ずに信頼性の向上及び高速性能の向上を共に図ることが
できる不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法を提
供することである。
ずに信頼性の向上及び高速性能の向上を共に図ることが
できる不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリ
トランジスタと選択トランジスタの2つのトランジスタ
からなるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記メモリトランジスタと前記選択トランジス
タの各ゲート酸化膜の膜厚を異ならせたことを特徴とし
ている。
め、この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリ
トランジスタと選択トランジスタの2つのトランジスタ
からなるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記メモリトランジスタと前記選択トランジス
タの各ゲート酸化膜の膜厚を異ならせたことを特徴とし
ている。
【0013】上記構成を有することにより、メモリトラ
ンジスタと選択トランジスタの2つのトランジスタから
なるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置におい
て、各ゲート酸化膜の膜厚がそれぞれ異なったメモリト
ランジスタと選択トランジスタを有することになる。こ
れにより、製造工程の追加を行わずに信頼性の向上及び
高速性能の向上を共に図ることができる。
ンジスタと選択トランジスタの2つのトランジスタから
なるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置におい
て、各ゲート酸化膜の膜厚がそれぞれ異なったメモリト
ランジスタと選択トランジスタを有することになる。こ
れにより、製造工程の追加を行わずに信頼性の向上及び
高速性能の向上を共に図ることができる。
【0014】また、この発明に係る不揮発性半導体記憶
装置の製造方法により、上記不揮発性半導体記憶装置を
実現することができる。
装置の製造方法により、上記不揮発性半導体記憶装置を
実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の形態に係るフラ
ッシュメモリのメモリセルアレイの等価回路である。図
1に示すように、フラッシュメモリ(不揮発性半導体記
憶装置)10は、ワード線WLn及び主ビット線MBL
nを有し、主ビット線MBLnは、更に、ブロック選択
トランジスタBSTを介して副ビット線SBLnに接続
されている。
ッシュメモリのメモリセルアレイの等価回路である。図
1に示すように、フラッシュメモリ(不揮発性半導体記
憶装置)10は、ワード線WLn及び主ビット線MBL
nを有し、主ビット線MBLnは、更に、ブロック選択
トランジスタBSTを介して副ビット線SBLnに接続
されている。
【0017】このフラッシュメモリ10の1ブロックに
は、例えば、32個のメモリセル11が備えられ、各メ
モリセル11は、メモリトランジスタ部12と、選択ト
ランジスタ部13を有している。メモリトランジスタ部
12と選択トランジスタ部13は、1つのチップに混載
されており、ワード線WLnは、メモリトランジスタ部
12と選択トランジスタ部13にそれぞれ配線されてい
る。
は、例えば、32個のメモリセル11が備えられ、各メ
モリセル11は、メモリトランジスタ部12と、選択ト
ランジスタ部13を有している。メモリトランジスタ部
12と選択トランジスタ部13は、1つのチップに混載
されており、ワード線WLnは、メモリトランジスタ部
12と選択トランジスタ部13にそれぞれ配線されてい
る。
【0018】図2は、図1のメモリセルアレイの構成を
説明する平面図である。図2に示すように、メモリセル
アレイのメモリトランジスタ部12は、フィールド絶縁
膜14と交差してコンタクトホール15の両側に位置
し、このメモリトランジスタ部12の両外側に、選択ト
ランジスタ部13が位置している。
説明する平面図である。図2に示すように、メモリセル
アレイのメモリトランジスタ部12は、フィールド絶縁
膜14と交差してコンタクトホール15の両側に位置
し、このメモリトランジスタ部12の両外側に、選択ト
ランジスタ部13が位置している。
【0019】図3は、図2のメモリセルのメモリトラン
ジスタ部と選択トランジスタ部の断面図である。図3に
示すように、メモリセル11のメモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13は、シリコン基板16上に
並んで形成されている。
ジスタ部と選択トランジスタ部の断面図である。図3に
示すように、メモリセル11のメモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13は、シリコン基板16上に
並んで形成されている。
【0020】シリコン基板16内には、ソース領域Sと
ドレイン領域Dが設けられ、これらソース領域Sとドレ
イン領域Dの間には、チャネル領域が形成されている。
メモリトランジスタ部12と選択トランジスタ部13
は、それぞれ、シリコン基板16の上に、ゲート酸化膜
(トンネル酸化膜)17を介して設けられたフローティ
ングゲート18と、フローティングゲート18の上に、
ONO(Oxide Nitride Oxide)膜
19を介して設けられたコントロールゲート20を有し
ている。
ドレイン領域Dが設けられ、これらソース領域Sとドレ
イン領域Dの間には、チャネル領域が形成されている。
メモリトランジスタ部12と選択トランジスタ部13
は、それぞれ、シリコン基板16の上に、ゲート酸化膜
(トンネル酸化膜)17を介して設けられたフローティ
ングゲート18と、フローティングゲート18の上に、
ONO(Oxide Nitride Oxide)膜
19を介して設けられたコントロールゲート20を有し
ている。
【0021】選択トランジスタ部13は、メモリトラン
ジスタ部12を形成するプロセスで同時に形成してしま
うため、2つのゲートを有することになるが、両ゲート
は接続されコントロールゲート20として一体化され
る。フローティングゲート18は、周囲から電気的に絶
縁された浮いた状態にある。
ジスタ部12を形成するプロセスで同時に形成してしま
うため、2つのゲートを有することになるが、両ゲート
は接続されコントロールゲート20として一体化され
る。フローティングゲート18は、周囲から電気的に絶
縁された浮いた状態にある。
【0022】このメモリセル11においては、選択トラ
ンジスタ部13のチャネル領域のホウ素(ボロン:B)
濃度がメモリトランジスタ部12のものより高く、ま
た、選択トランジスタ部13のゲート酸化膜17の膜厚
が、メモリトランジスタ部12のものより薄く形成され
ている。
ンジスタ部13のチャネル領域のホウ素(ボロン:B)
濃度がメモリトランジスタ部12のものより高く、ま
た、選択トランジスタ部13のゲート酸化膜17の膜厚
が、メモリトランジスタ部12のものより薄く形成され
ている。
【0023】即ち、マイコン混載フラッシュメモリに代
表される2トランジスタ型の高速アクセスメモリである
フラッシュメモリ10は、1つのチップに混載したメモ
リトランジスタ部12と選択トランジスタ部13の各ゲ
ート酸化膜17の膜厚及び閾値電圧が、それぞれ異なっ
て形成されている。
表される2トランジスタ型の高速アクセスメモリである
フラッシュメモリ10は、1つのチップに混載したメモ
リトランジスタ部12と選択トランジスタ部13の各ゲ
ート酸化膜17の膜厚及び閾値電圧が、それぞれ異なっ
て形成されている。
【0024】なお、ドレイン電流Idは、 Id=(W/L)・μeff・COX[(VGS−Vth)
VDS−(1/2)・VDS 2 ] となり、酸化膜の容量COXに比例する。酸化膜の容量C
OXは、 COX=εS/dOX であり、ここで、εは絶縁膜の誘電率、Sはトランジス
タの面積、dOXは酸化膜の膜厚である。
VDS−(1/2)・VDS 2 ] となり、酸化膜の容量COXに比例する。酸化膜の容量C
OXは、 COX=εS/dOX であり、ここで、εは絶縁膜の誘電率、Sはトランジス
タの面積、dOXは酸化膜の膜厚である。
【0025】このフラッシュメモリ10は、メモリトラ
ンジスタ部12と選択トランジスタ部13の周辺に、書
き込みと消去を制御する際にかかる高い電圧に対応した
ゲート酸化膜が厚い高耐圧トランジスタと、ゲート酸化
膜が薄いロジックトランジスタ(complement
ary metal−oxide−semicondu
ctor:CMOSの部分)の2種類のトランジスタか
らなる、周辺トランジスタ部を設けている。従って、フ
ラッシュメモリ10の作成時は、1チップ上に、全部で
4種類のトランジスタを作り込む必要がある。
ンジスタ部12と選択トランジスタ部13の周辺に、書
き込みと消去を制御する際にかかる高い電圧に対応した
ゲート酸化膜が厚い高耐圧トランジスタと、ゲート酸化
膜が薄いロジックトランジスタ(complement
ary metal−oxide−semicondu
ctor:CMOSの部分)の2種類のトランジスタか
らなる、周辺トランジスタ部を設けている。従って、フ
ラッシュメモリ10の作成時は、1チップ上に、全部で
4種類のトランジスタを作り込む必要がある。
【0026】図4及び図5は、図3のメモリセルの製造
工程(その1)及び(その2)を示し、(I)は閾値の
みを異ならせる場合の工程図、(II)はトンネル膜のみ
を異ならせる場合の工程図、(III )は閾値及びトンネ
ル膜を異ならせる場合の工程図である。
工程(その1)及び(その2)を示し、(I)は閾値の
みを異ならせる場合の工程図、(II)はトンネル膜のみ
を異ならせる場合の工程図、(III )は閾値及びトンネ
ル膜を異ならせる場合の工程図である。
【0027】図4は、Pウエル及び熱酸化によるフィー
ルド酸化膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後の
イオン注入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20n
m迄(〜20nm)の膜厚に形成されている((a)参
照)。
ルド酸化膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後の
イオン注入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20n
m迄(〜20nm)の膜厚に形成されている((a)参
照)。
【0028】このシリコン基板16に、イオン注入を行
う((b)参照)。選択トランジスタ部13の形成領域
に合わせてフォトレジスト23を塗布し、パターニング
を行った後、このパターンを保護マスクとして、スルー
膜22を通しイオンを注入する。
う((b)参照)。選択トランジスタ部13の形成領域
に合わせてフォトレジスト23を塗布し、パターニング
を行った後、このパターンを保護マスクとして、スルー
膜22を通しイオンを注入する。
【0029】イオン注入に際し、閾値のみを異ならせる
場合は、ホウ素(B)を30KeVの加速エネルギで2
×1012/cm2 注入し((I)参照)、トンネル酸化
膜のみを異ならせる場合は、窒素(N)を40KeVの
加速エネルギで5×1014/cm2 注入し((II)参
照)、閾値及びトンネル膜を共に異ならせる場合は、上
述したホウ素(B)と窒素(N)を注入する((III )
参照)。
場合は、ホウ素(B)を30KeVの加速エネルギで2
×1012/cm2 注入し((I)参照)、トンネル酸化
膜のみを異ならせる場合は、窒素(N)を40KeVの
加速エネルギで5×1014/cm2 注入し((II)参
照)、閾値及びトンネル膜を共に異ならせる場合は、上
述したホウ素(B)と窒素(N)を注入する((III )
参照)。
【0030】ホウ素(B)のイオン注入により、選択ト
ランジスタ部13の閾値を上げることができ、窒素
(N)のイオン注入により、酸化のスピードを遅くする
(酸化膜成長レートを落とす)ことができる。その後、
フォトレジスト23を除去し、更に、スルー膜22を除
去する。
ランジスタ部13の閾値を上げることができ、窒素
(N)のイオン注入により、酸化のスピードを遅くする
(酸化膜成長レートを落とす)ことができる。その後、
フォトレジスト23を除去し、更に、スルー膜22を除
去する。
【0031】次に、850℃WETでトンネル膜17の
酸化を行う((c)参照)。スルー膜除去後にゲート酸
化を行うと、窒素(N)の効果で、選択トランジスタ部
13とメモリトランジスタ部12のゲート酸化膜(トン
ネル酸化膜17)の膜厚が異なる。
酸化を行う((c)参照)。スルー膜除去後にゲート酸
化を行うと、窒素(N)の効果で、選択トランジスタ部
13とメモリトランジスタ部12のゲート酸化膜(トン
ネル酸化膜17)の膜厚が異なる。
【0032】例えば、窒素(N)のイオン注入されない
部分が8nmとなるように熱酸化し、窒素(N)を40
KeVの加速エネルギで5×1014/cm2 注入した場
合、トンネル酸化膜17の膜厚は、イオン注入されない
部分17aが約8nmであるのに対し、イオン注入され
た部分17bは約6nmになる(図3(II)及び(III
)の(c)参照)。
部分が8nmとなるように熱酸化し、窒素(N)を40
KeVの加速エネルギで5×1014/cm2 注入した場
合、トンネル酸化膜17の膜厚は、イオン注入されない
部分17aが約8nmであるのに対し、イオン注入され
た部分17bは約6nmになる(図3(II)及び(III
)の(c)参照)。
【0033】次に、ゲート酸化膜の上に、例えば、CV
D(chemical vapordepositio
n)により、フローティングゲート(FG)ポリシリコ
ン24を約150nm堆積した後、リン(P)イオンを
40KeVの加速エネルギで5×1014/cm2 注入す
る。
D(chemical vapordepositio
n)により、フローティングゲート(FG)ポリシリコ
ン24を約150nm堆積した後、リン(P)イオンを
40KeVの加速エネルギで5×1014/cm2 注入す
る。
【0034】次に、フローティングゲート(FG)のエ
ッチングを行い、フォトレジストを除去する。フォトレ
ジスト除去後、FGポリシリコン24の上に、ONO膜
19を、酸化膜換算で約17nm堆積する(図5(d)
参照)。その後、周辺トランジスタ部のONO膜19除
去、高耐圧トランジスタ部のゲート酸化膜形成、及びロ
ジックトランジスタ部のゲート酸化膜形成を、順次行う
(図示しない)。
ッチングを行い、フォトレジストを除去する。フォトレ
ジスト除去後、FGポリシリコン24の上に、ONO膜
19を、酸化膜換算で約17nm堆積する(図5(d)
参照)。その後、周辺トランジスタ部のONO膜19除
去、高耐圧トランジスタ部のゲート酸化膜形成、及びロ
ジックトランジスタ部のゲート酸化膜形成を、順次行う
(図示しない)。
【0035】次に、コントロールゲート(CG)を堆積
する((e)参照)。CGポリシリコン25を約150
nm堆積した後、リン(P)を拡散させて40Ω/□程
度の抵抗になるようにし、珪化タングステン(WSi)
26をスパッタにより約150nm堆積する。
する((e)参照)。CGポリシリコン25を約150
nm堆積した後、リン(P)を拡散させて40Ω/□程
度の抵抗になるようにし、珪化タングステン(WSi)
26をスパッタにより約150nm堆積する。
【0036】そして、コントロールゲート(CG)を形
成する((f)参照)。堆積したWSi26の上にフォ
トレジスト27によるパターンを形成し、このパターン
を保護マスクとしてゲートエッチングを行う。
成する((f)参照)。堆積したWSi26の上にフォ
トレジスト27によるパターンを形成し、このパターン
を保護マスクとしてゲートエッチングを行う。
【0037】エッチングにより、シリコン基板16の上
には、トンネル酸化膜17、FGポリシリコン24、O
NO膜19、CGポリシリコン25、WSi26、及び
フォトレジスト27が記載順に積層された、メモリトラ
ンジスタ部12と選択トランジスタ部13が2つ並んで
形成される。その後、ソースとドレインを形成する。
には、トンネル酸化膜17、FGポリシリコン24、O
NO膜19、CGポリシリコン25、WSi26、及び
フォトレジスト27が記載順に積層された、メモリトラ
ンジスタ部12と選択トランジスタ部13が2つ並んで
形成される。その後、ソースとドレインを形成する。
【0038】従って、イオン注入工程で、ホウ素(B)
を注入することにより、異なった閾値を有するメモリト
ランジスタ部12と選択トランジスタ部13を形成する
ことができる(図5(I)(f)参照)。また、イオン
注入工程で、窒素(N)を注入することにより、異なっ
た膜厚のトンネル酸化膜17a,17bを有するメモリ
トランジスタ部12と選択トランジスタ部13を形成す
ることができる(図5(II)(f)参照)。
を注入することにより、異なった閾値を有するメモリト
ランジスタ部12と選択トランジスタ部13を形成する
ことができる(図5(I)(f)参照)。また、イオン
注入工程で、窒素(N)を注入することにより、異なっ
た膜厚のトンネル酸化膜17a,17bを有するメモリ
トランジスタ部12と選択トランジスタ部13を形成す
ることができる(図5(II)(f)参照)。
【0039】更に、イオン注入工程で、ホウ素(B)と
窒素(N)を共に注入することにより、閾値及びトンネ
ル酸化膜の膜厚何れも異なったメモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13を形成することができる
(図5(III )(f)参照)。
窒素(N)を共に注入することにより、閾値及びトンネ
ル酸化膜の膜厚何れも異なったメモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13を形成することができる
(図5(III )(f)参照)。
【0040】上述したように、メモリトランジスタ部1
2と選択トランジスタ部13を1つのチップに混載した
フラッシュメモリ10の製造方法において、イオン注入
工程(図5(f)参照)を設けたことにより、メモリト
ランジスタ部12と選択トランジスタ部13のチャネル
ドープ量とゲート酸化膜厚を、それぞれ別々に又は共に
異ならせることができる。
2と選択トランジスタ部13を1つのチップに混載した
フラッシュメモリ10の製造方法において、イオン注入
工程(図5(f)参照)を設けたことにより、メモリト
ランジスタ部12と選択トランジスタ部13のチャネル
ドープ量とゲート酸化膜厚を、それぞれ別々に又は共に
異ならせることができる。
【0041】なお、上述したメモリセルの製造工程は、
Nチャネルトランジスタの場合であるが、Pチャネルト
ランジスタの場合は、Pウエルが形成されたシリコン基
板に代えて、Nウエルが形成されたシリコン基板を用い
ると共に、イオン注入に際し、閾値用のホウ素(B)を
30KeVの加速エネルギで2×1012/cm2 注入す
るのに代えて、閾値用のリン(P)を40KeVの加速
エネルギで2×1012/cm2 注入する。
Nチャネルトランジスタの場合であるが、Pチャネルト
ランジスタの場合は、Pウエルが形成されたシリコン基
板に代えて、Nウエルが形成されたシリコン基板を用い
ると共に、イオン注入に際し、閾値用のホウ素(B)を
30KeVの加速エネルギで2×1012/cm2 注入す
るのに代えて、閾値用のリン(P)を40KeVの加速
エネルギで2×1012/cm2 注入する。
【0042】ここで、従来のフラッシュメモリのメモリ
セルの製造方法と対比してみる。図6〜図8は、従来の
メモリセルの製造工程(その1)、(その2)及び(そ
の3)を示し、(I)はメモリトランジスタ部の工程
図、(II)は高耐圧トランジスタ(Nチャネル)部の工
程図、(III )はロジックトランジスタ(Nチャネル)
部の工程図である。
セルの製造方法と対比してみる。図6〜図8は、従来の
メモリセルの製造工程(その1)、(その2)及び(そ
の3)を示し、(I)はメモリトランジスタ部の工程
図、(II)は高耐圧トランジスタ(Nチャネル)部の工
程図、(III )はロジックトランジスタ(Nチャネル)
部の工程図である。
【0043】図6は、Pウエル及び熱酸化によるフィー
ルド酸化膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後の
イオン注入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20n
m迄(〜20nm)の膜厚に形成されている((a)参
照)。
ルド酸化膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後の
イオン注入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20n
m迄(〜20nm)の膜厚に形成されている((a)参
照)。
【0044】このウエル形成後、メモリトランジスタ部
には、スルー膜22を通して、閾値用のホウ素(B)の
イオン注入が行われる。ホウ素(B)は、30KeVの
加速エネルギで2×1012/cm2 注入される。周辺ト
ランジスタ部である高耐圧トランジスタ部とロジックト
ランジスタ部には、ウエル形成用のフォトレジストが残
されている。その後、フォトレジストを除去し、更に、
スルー膜22を除去する。
には、スルー膜22を通して、閾値用のホウ素(B)の
イオン注入が行われる。ホウ素(B)は、30KeVの
加速エネルギで2×1012/cm2 注入される。周辺ト
ランジスタ部である高耐圧トランジスタ部とロジックト
ランジスタ部には、ウエル形成用のフォトレジストが残
されている。その後、フォトレジストを除去し、更に、
スルー膜22を除去する。
【0045】次に、850℃WETでトンネル膜17の
酸化を行う((b)参照)。スルー膜除去後のゲート酸
化により、シリコン基板16の上には、メモリトランジ
スタ部、高耐圧トランジスタ部及びロジックトランジス
タ部の何れにも、膜厚8nmのゲート酸化膜(トンネル
酸化膜17)が形成される。
酸化を行う((b)参照)。スルー膜除去後のゲート酸
化により、シリコン基板16の上には、メモリトランジ
スタ部、高耐圧トランジスタ部及びロジックトランジス
タ部の何れにも、膜厚8nmのゲート酸化膜(トンネル
酸化膜17)が形成される。
【0046】次に、メモリトランジスタ部のフローティ
ングゲート(FG)のエッチングを行う((c)参
照)。ゲート酸化膜の上に、例えば、CVDにより、F
Gポリシリコン24を約150nm堆積した後、リン
(P)イオンを40KeVの加速エネルギで5×1014
/cm2 注入する。その後、高耐圧トランジスタ部及び
ロジックトランジスタ部のFGポリシリコン24を、エ
ッチングする。
ングゲート(FG)のエッチングを行う((c)参
照)。ゲート酸化膜の上に、例えば、CVDにより、F
Gポリシリコン24を約150nm堆積した後、リン
(P)イオンを40KeVの加速エネルギで5×1014
/cm2 注入する。その後、高耐圧トランジスタ部及び
ロジックトランジスタ部のFGポリシリコン24を、エ
ッチングする。
【0047】次に、メモリトランジスタ部にONO膜1
9を酸化膜換算で約17nmを堆積した後、周辺トラン
ジスタ部のONO膜19及びトンネル酸化膜17を除去
する((d)参照)。
9を酸化膜換算で約17nmを堆積した後、周辺トラン
ジスタ部のONO膜19及びトンネル酸化膜17を除去
する((d)参照)。
【0048】フォトレジスト除去後、850℃WETで
高耐圧トランジスタ部のゲート酸化膜を、約16nm迄
(〜16nm)の膜厚で形成する。次に、ロジックトラ
ンジスタ部のゲート酸化膜をウェットエッチングにより
除去する(図7(e)参照)。
高耐圧トランジスタ部のゲート酸化膜を、約16nm迄
(〜16nm)の膜厚で形成する。次に、ロジックトラ
ンジスタ部のゲート酸化膜をウェットエッチングにより
除去する(図7(e)参照)。
【0049】次に、ロジックトランジスタ部のゲート酸
化膜を形成する((f)参照)。フォトレジスト除去
後、850℃WETでロジックトランジスタ部のゲート
酸化膜を、約6nm迄(〜6nm)の膜厚で形成する。
このゲート酸化膜の形成により、高耐圧トランジスタ部
のゲート酸化膜は、約20nm迄の膜厚となる。
化膜を形成する((f)参照)。フォトレジスト除去
後、850℃WETでロジックトランジスタ部のゲート
酸化膜を、約6nm迄(〜6nm)の膜厚で形成する。
このゲート酸化膜の形成により、高耐圧トランジスタ部
のゲート酸化膜は、約20nm迄の膜厚となる。
【0050】次に、コントロールゲート(CG)を堆積
する((g)参照)。ポリシリコン25を約150nm
堆積した後、リン(P)を拡散させて40Ω/□程度の
抵抗となるようにし、珪化タングステン(WSi)26
をスパッタにより約150nm堆積する。このとき、高
耐圧トランジスタ部及びロジックトランジスタ部には、
トンネル酸化膜17、ポリシリコン25、WSi26が
記載順にそれぞれ積層される。
する((g)参照)。ポリシリコン25を約150nm
堆積した後、リン(P)を拡散させて40Ω/□程度の
抵抗となるようにし、珪化タングステン(WSi)26
をスパッタにより約150nm堆積する。このとき、高
耐圧トランジスタ部及びロジックトランジスタ部には、
トンネル酸化膜17、ポリシリコン25、WSi26が
記載順にそれぞれ積層される。
【0051】そして、コントロールゲート(CG)を形
成する(図8(h)参照)。堆積したWSi26の上に
フォトレジスト27によるパターンを形成し、このパタ
ーンを保護マスクとしてゲートエッチングを行う。
成する(図8(h)参照)。堆積したWSi26の上に
フォトレジスト27によるパターンを形成し、このパタ
ーンを保護マスクとしてゲートエッチングを行う。
【0052】エッチングにより、シリコン基板16の上
には、トンネル酸化膜17、FGポリシリコン24、O
NO膜19、ポリシリコン25、WSi26、及びフォ
トレジスト27が記載順に積層された、メモリトランジ
スタ部が形成される。同時に、WSi26の上にフォト
レジスト27が積層された、高耐圧トランジスタ部及び
ロジックトランジスタ部が形成される((h)参照)。
には、トンネル酸化膜17、FGポリシリコン24、O
NO膜19、ポリシリコン25、WSi26、及びフォ
トレジスト27が記載順に積層された、メモリトランジ
スタ部が形成される。同時に、WSi26の上にフォト
レジスト27が積層された、高耐圧トランジスタ部及び
ロジックトランジスタ部が形成される((h)参照)。
【0053】その後、高耐圧トランジスタ部及びロジッ
クトランジスタ部からなる周辺トランジスタが形成され
る((i)参照)。
クトランジスタ部からなる周辺トランジスタが形成され
る((i)参照)。
【0054】なお、上述した従来のメモリセルの製造工
程は、Nチャネルトランジスタの場合であるが、Pチャ
ネルトランジスタの場合は、Pウエルが形成されたシリ
コン基板に代えて、Nウエルが形成されたシリコン基板
を用いると共に、イオン注入に際し、閾値用のホウ素
(B)を30KeVの加速エネルギで2×1012/cm
2 注入するのに代えて、閾値用のリン(P)を40Ke
Vの加速エネルギで2×1012/cm2 注入する。
程は、Nチャネルトランジスタの場合であるが、Pチャ
ネルトランジスタの場合は、Pウエルが形成されたシリ
コン基板に代えて、Nウエルが形成されたシリコン基板
を用いると共に、イオン注入に際し、閾値用のホウ素
(B)を30KeVの加速エネルギで2×1012/cm
2 注入するのに代えて、閾値用のリン(P)を40Ke
Vの加速エネルギで2×1012/cm2 注入する。
【0055】図9は、この発明の他の実施の形態に係る
メモリトランジスタ部の製造工程を示す工程図である。
図9においては、メモリトランジスタ部12のゲート酸
化膜を厚くして、閾値を低くする場合を示す。これは、
Nチャネルトランジスタの場合のみ適用される。
メモリトランジスタ部の製造工程を示す工程図である。
図9においては、メモリトランジスタ部12のゲート酸
化膜を厚くして、閾値を低くする場合を示す。これは、
Nチャネルトランジスタの場合のみ適用される。
【0056】Pウエル及び熱酸化によるフィールド酸化
膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後のイオン注
入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20nm迄(〜
20nm)の膜厚に形成されている((a)参照)。
膜(図示せず)形成後を示している。すぐ後のイオン注
入におけるスルー膜22が熱酸化で、約20nm迄(〜
20nm)の膜厚に形成されている((a)参照)。
【0057】このシリコン基板16に、閾値用のホウ素
(B)を30KeVの加速エネルギで2×1012/cm
2 注入する((b)参照)。
(B)を30KeVの加速エネルギで2×1012/cm
2 注入する((b)参照)。
【0058】次に、選択トランジスタ部13の形成領域
に合わせてフォトレジスト23を塗布し、パターニング
を行った後、このパターンを保護マスクとして、スルー
膜22を通しヒ素(As)をイオン注入する((c)参
照)。
に合わせてフォトレジスト23を塗布し、パターニング
を行った後、このパターンを保護マスクとして、スルー
膜22を通しヒ素(As)をイオン注入する((c)参
照)。
【0059】ヒ素(As)は、酸化の速度を速める役割
とNチャネルトランジスタの閾値を下げる役割を担って
おり、例えば、40KeVの加速エネルギで3×1012
/cm2 注入される。イオン注入後、フォトレジスト2
3を除去し、更に、スルー膜22を除去する。
とNチャネルトランジスタの閾値を下げる役割を担って
おり、例えば、40KeVの加速エネルギで3×1012
/cm2 注入される。イオン注入後、フォトレジスト2
3を除去し、更に、スルー膜22を除去する。
【0060】次に、850℃WETでトンネル膜の酸化
を行う((d)参照)。スルー膜22除去後にゲート酸
化を行うと、ヒ素(As)の効果で、膜厚が異なったゲ
ート酸化膜(トンネル酸化膜)が形成される。トンネル
酸化膜の膜厚は、イオン注入されない部分17bが約6
nmであるのに対し、イオン注入された部分17aは約
8nmになる。
を行う((d)参照)。スルー膜22除去後にゲート酸
化を行うと、ヒ素(As)の効果で、膜厚が異なったゲ
ート酸化膜(トンネル酸化膜)が形成される。トンネル
酸化膜の膜厚は、イオン注入されない部分17bが約6
nmであるのに対し、イオン注入された部分17aは約
8nmになる。
【0061】以後の工程は、上述したホウ素(B)と窒
素(N)をイオン注入する場合と同様である。なお、ト
ンネル酸化膜の膜厚調整のため、厚くするためのヒ素
(As)と薄くするための窒素(N)を同時に注入して
もよい。
素(N)をイオン注入する場合と同様である。なお、ト
ンネル酸化膜の膜厚調整のため、厚くするためのヒ素
(As)と薄くするための窒素(N)を同時に注入して
もよい。
【0062】このように、この発明によれば、選択トラ
ンジスタとメモリトランジスタの2つのトランジスタか
らなるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置にお
いて、1回のプロセスでゲート酸化膜厚とチャネル不純
物濃度を変えることができる。チャネル不純物濃度を変
えれば、閾値電圧Vtが変わるので、これを、それぞれ
最適化するように別な値に調整する。
ンジスタとメモリトランジスタの2つのトランジスタか
らなるメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置にお
いて、1回のプロセスでゲート酸化膜厚とチャネル不純
物濃度を変えることができる。チャネル不純物濃度を変
えれば、閾値電圧Vtが変わるので、これを、それぞれ
最適化するように別な値に調整する。
【0063】従って、相対的にメモリセルの閾値が下げ
られることにより、メモリセルのリードディスターブ耐
性が強くなり、信頼性が向上する。また、選択トランジ
スタのゲート膜厚が薄くできることから、アクセス速度
が向上する。更に、上述した信頼性及び高速性能の向上
が、1プロセスの追加のみで得ることができ、更なるプ
ロセスの追加を要しない。
られることにより、メモリセルのリードディスターブ耐
性が強くなり、信頼性が向上する。また、選択トランジ
スタのゲート膜厚が薄くできることから、アクセス速度
が向上する。更に、上述した信頼性及び高速性能の向上
が、1プロセスの追加のみで得ることができ、更なるプ
ロセスの追加を要しない。
【0064】これは、2トランジスタ型のメモリセルの
場合、リードディスターブは、メモリトランジスタで決
まり、アクセス速度は、選択トランジスタで決まってい
るためである。
場合、リードディスターブは、メモリトランジスタで決
まり、アクセス速度は、選択トランジスタで決まってい
るためである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メモリトランジスタと選択トランジスタの2つのト
ランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置において、
各ゲート酸化膜の膜厚がそれぞれ異なったメモリトラン
ジスタと選択トランジスタを有することになるので、製
造工程の追加を行わずに信頼性の向上及び高速性能の向
上を共に図ることができる。
ば、メモリトランジスタと選択トランジスタの2つのト
ランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置において、
各ゲート酸化膜の膜厚がそれぞれ異なったメモリトラン
ジスタと選択トランジスタを有することになるので、製
造工程の追加を行わずに信頼性の向上及び高速性能の向
上を共に図ることができる。
【0066】また、この発明に係る不揮発性半導体記憶
装置の製造方法により、上記不揮発性半導体記憶装置を
実現することができる。
装置の製造方法により、上記不揮発性半導体記憶装置を
実現することができる。
【図1】この発明の実施の形態に係るフラッシュメモリ
のメモリセルアレイの等価回路である。
のメモリセルアレイの等価回路である。
【図2】図1のメモリセルアレイの構成を説明する平面
図である。
図である。
【図3】図2のメモリセルのメモリトランジスタ部と選
択トランジスタ部の断面図である。
択トランジスタ部の断面図である。
【図4】図3のメモリセルの製造工程(その1)を示
し、(I)は閾値のみを異ならせる場合の工程図、(I
I)はトンネル膜のみを異ならせる場合の工程図、(III
)は閾値及びトンネル膜を異ならせる場合の工程図で
ある。
し、(I)は閾値のみを異ならせる場合の工程図、(I
I)はトンネル膜のみを異ならせる場合の工程図、(III
)は閾値及びトンネル膜を異ならせる場合の工程図で
ある。
【図5】図3のメモリセルの製造工程(その2)を示す
図4と同様の工程図である。
図4と同様の工程図である。
【図6】従来のメモリセルの製造工程(その1)を示
し、(I)はメモリトランジスタ部の工程図、(II)は
高耐圧トランジスタ(Nチャネル)部の工程図、(III
)はロジックトランジスタ(Nチャネル)部の工程図
である。
し、(I)はメモリトランジスタ部の工程図、(II)は
高耐圧トランジスタ(Nチャネル)部の工程図、(III
)はロジックトランジスタ(Nチャネル)部の工程図
である。
【図7】従来のメモリセルの製造工程(その2)を示す
図6と同様の工程図である。
図6と同様の工程図である。
【図8】従来のメモリセルの製造工程(その3)を示す
図6と同様の工程図である。
図6と同様の工程図である。
【図9】この発明の他の実施の形態に係るメモリトラン
ジスタ部の製造工程を示す工程図である。
ジスタ部の製造工程を示す工程図である。
【図10】従来の2トランジスタ型のフラッシュメモリ
の概略構造を示す断面図である。
の概略構造を示す断面図である。
10 フラッシュメモリ 11 メモリセル 12 メモリトランジスタ部 13 選択トランジスタ部 14 フィールド絶縁膜 15 コンタクトホール 16 シリコン基板 17,17a,17b トンネル酸化膜 18 フローティングゲート 19 ONO膜 20 コントロールゲート 22 スルー膜 23,27 フォトレジスト 24 フローティングゲートポリシリコン 25 コントロールゲートポリシリコン 26 珪化タングステン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA08 AA62 AB08 AD12 AD22 AD41 AD44 AE50 AF06 AG02 AG12 AG21 AG22 AG40 5F083 EP42 EP55 ER22 GA01 GA11 GA28 JA04 JA35 JA39 LA12 LA16 PR12 PR21 PR36 PR43 PR45 PR46 PR53 PR55 PR56 ZA07 ZA13
Claims (12)
- 【請求項1】メモリトランジスタと選択トランジスタの
2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮発
性半導体記憶装置において、 前記メモリトランジスタと前記選択トランジスタの各ゲ
ート酸化膜の膜厚を異ならせたことを特徴とする不揮発
性半導体記憶装置。 - 【請求項2】メモリトランジスタと選択トランジスタの
2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮発
性半導体記憶装置において、 前記メモリトランジスタと前記選択トランジスタの閾値
電圧を異ならせたことを特徴とする不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項3】メモリトランジスタと選択トランジスタの
2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮発
性半導体記憶装置において、 前記メモリトランジスタと前記選択トランジスタの、各
ゲート酸化膜の膜厚及び閾値電圧を異ならせたことを特
徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】前記ゲート酸化膜の膜厚は、前記選択トラ
ンジスタの方が前記メモリトランジスタより薄いことを
特徴とする請求項1または3に記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項5】前記閾値電圧は、前記選択トランジスタの
方が前記メモリトランジスタより高いことを特徴とする
請求項2または3に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項6】メモリトランジスタと選択トランジスタの
2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、 前記メモリトランジスタと前記選択トランジスタのチャ
ネルドープ量またはゲート酸化膜厚を異ならせる、イオ
ン注入工程を有することを特徴とする不揮発性半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項7】メモリトランジスタと選択トランジスタの
2つのトランジスタからなるメモリセルを用いた不揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、 前記メモリトランジスタと前記選択トランジスタのチャ
ネルドープ量及びゲート酸化膜厚を同時に異ならせる、
イオン注入工程を有することを特徴とする不揮発性半導
体記憶装置の製造方法。 - 【請求項8】前記イオン注入工程において、 窒素をイオン注入することにより、前記選択トランジス
タのゲート酸化膜の膜厚を、前記メモリトランジスタの
ゲート酸化膜の膜厚より薄くし、 ホウ素をイオン注入することにより、前記選択トランジ
スタの閾値電圧を、前記メモリトランジスタの閾値電圧
より高くすることを特徴とする請求項6または7に記載
の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項9】窒素をイオン注入するためのマスクと、ホ
ウ素をイオン注入するためのマスクとを兼用することを
特徴とする請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項10】前記イオン注入工程は、 半導体基板にウェルを形成する工程の後、ゲート酸化膜
を形成する工程の前に設けられることを特徴とする請求
項6〜9のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項11】請求項1〜5のいずれかに記載された不
揮発性半導体記憶装置とマイクロコンピュータとを混載
したことを特徴とするマイクロコンピュータ混載フラッ
シュメモリ。 - 【請求項12】請求項6〜10のいずれかに記載された
不揮発性半導体記憶装置の製造方法を用いて、不揮発性
半導体記憶装置とマイクロコンピュータとを混載して形
成することを特徴とするマイクロコンピュータ混載フラ
ッシュメモリの製造方法。
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