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JP2000267904A - データ記録装置及び方法 - Google Patents

データ記録装置及び方法

Info

Publication number
JP2000267904A
JP2000267904A JP11072318A JP7231899A JP2000267904A JP 2000267904 A JP2000267904 A JP 2000267904A JP 11072318 A JP11072318 A JP 11072318A JP 7231899 A JP7231899 A JP 7231899A JP 2000267904 A JP2000267904 A JP 2000267904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
real
area
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11072318A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Inoue
泰彰 井上
Masahiko Tomikawa
昌彦 富川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP11072318A priority Critical patent/JP2000267904A/ja
Publication of JP2000267904A publication Critical patent/JP2000267904A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画データなどの大容量データを記録媒体に
確実にリアルタイム記録する。 【解決手段】 デジタルカメラなどで得られたデータは
A/D1でデジタル変換され、エンコーダ2にて符号圧
縮された後、画像メモリ3に格納される。CPU7は、
リアルタイムスイッチ6からの信号により記録メディア
4に記録すべきデータがリアルタイム性の要求されるデ
ータであると判定した場合には、記録メディア4の空き
領域情報に基づき転送レートの高い領域を選択して優先
的に記録する。転送レートの高い領域は、記録メディア
4の未使用クラスタ連続数が大きい領域であり、またブ
ロック内の全てのクラスタが未使用のブロックである。
リアルタイム性の要求されないデータが入力された場
合、CPU7は記録メディア4の転送レートの低い領域
に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録装置及
び方法、特に大容量データのリアルタイム記録に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、動画データや静止画データあ
るいは音声データを記録媒体(ハードディスクやフラッ
シュメモリ)に記録する技術が周知である。記録媒体フ
ォーマットとしてはFAT(File Allocation Table)が
一般的であるが、この方式では記録媒体のデータ空間に
おける使用領域と未使用領域をテーブル形式で管理し、
新たにデータを書き込む必要が生じた場合に、この管理
データに基づいて未使用領域にデータを書き込むもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容量の
大きく異なるデータの記録及び削除を繰り返し行った場
合、未使用領域と使用領域が混在するため、未使用領域
が間欠的に存在するいわゆるフラグメンテーションが発
生して動画データなどの大容量データをリアルタイムに
記録することが困難となる問題があった。すなわち、フ
ラグメンテーションが発生すると、例えばハードディス
クにおいては間欠的に存在する未使用領域にヘッドを移
動させるためのシーク時間及び回転待ち時間が必要とな
るため転送レートが低下する。また、フラッシュメモリ
においてはあるブロック内に使用クラスタが存在する
と、そのブロックの既存内容と書き込むべきデータを合
わせたデータを別の空いているブロックに移動して記録
することが必要となり、転送レートが低下してデータを
リアルタイムに記録することができなくなる。
【0004】もちろん、容量の小さいデータ、例えば静
止画データや音声データなどの場合には、一時的にバッ
ファメモリに記憶させることで転送レートの低下に対応
することが可能であるが、動画データなどの大容量デー
タを全てバッファメモリに格納することは困難であり、
データの一部が欠落してしまう問題も生ずる。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、動画データなどの
大容量データを記録媒体に確実にリアルタイムで記録す
ることができる装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、記録媒体にデータを記録する装置で
あって、前記記録媒体の空き領域情報を記憶する記憶手
段と、前記データをリアルタイム性の要求されるデータ
とリアルタイム性の要求されないデータに区別し、前記
空き領域情報に基づいて、前記リアルタイム性の要求さ
れるデータを前記記録媒体の相対的に高転送レートの領
域に記録し、前記リアルタイム性の要求されないデータ
を前記記録媒体の相対的に低転送レートの領域に記録す
る制御手段とを有することを特徴とする。リアルタイム
性の要求されるデータを高転送レート領域に記録するこ
とで、リアルタイム記録を確実に実行できる。なお、記
録媒体における高転送レートは、空き領域情報に基づい
て選択することが可能である。
【0007】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記リアルタイム性の要求されるデータは動画デー
タであり、前記リアルタイム性の要求されないデータは
静止画データあるいは音声データであることを特徴とす
る。これにより、動画データを確実にリアルタイム記録
して、コマ落ちなどを防ぐことができる。
【0008】また、第3の発明は、第1、第2の発明に
おいて、前記高転送レートの領域は、未使用クラスタの
連続数が相対的に大きい領域であり、前記低転送レート
領域は、未使用クラスタの連続数が相対的に小さい領域
であることを特徴とする。ハードディスクなどのディス
ク型媒体の場合には、未使用クラスタ連続数が多いほど
シーク時間や回転待ち時間がないため、高転送レートと
なる。そこで、未使用クラスタ連続数が相対的に大きい
領域にリアルタイム性の要求されるデータを記録するこ
とで、リアルタイム記録が可能となる。
【0009】また、第4の発明は、第1、第2の発明に
おいて、前記高転送レートの領域は、未使用ブロック領
域であり、前記低転送レートの領域は、使用ブロック領
域であることを特徴とする。フラッシュメモリなどの書
き換え回数に制限のある記録媒体では、ブロック内の全
てのクラスタが未使用でない限り、あるブロックで集中
的に書き換えが生じないように別の空きブロックに移動
する操作が行われるため転送レートが低下する。一方、
未使用ブロック、すなわちそのブロック内の全てのクラ
スタが未使用であるブロックにデータを記録する場合に
はこのような移動は必要でなく、高速記録が可能とな
る。そこで、未使用ブロックにリアルタイム性の要求さ
れるデータを記録することで、リアルタイム記録が可能
となる。
【0010】また、第5の発明は、第1、第2の発明に
おいて、前記制御手段は、前記リアルタイム性の要求さ
れるデータを前記記録媒体の未使用クラスタ連続数が大
きい領域から順次記録し、前記リアルタイム性の要求さ
れないデータを前記記録媒体の未使用クラスタ連続数が
小さい領域から順次記録することを特徴とする。リアル
タイム性の要求されるデータを、転送レートの高い領域
から順次割り当てて記録することでリアルタイム記録が
可能となる。
【0011】また、第6の発明は、第1、第2の発明に
おいて、前記制御手段は、前記リアルタイム性の要求さ
れるデータを未使用ブロック領域から順次記録し、前記
リアルタイム性の要求されないデータを前記記録媒体の
使用ブロックから順次記録することを特徴とする。この
発明によっても、リアルタイム性の要求されるデータ
を、転送レートの高い領域から順次割り当てて記録する
ことでリアルタイム記録が可能となる。
【0012】また、第7の発明は、記録媒体にデータを
記録する方法であって、リアルタイム記録が要求される
データについては前記記録媒体の未使用クラスタ連続数
が大きい領域から順次記録し、リアルタイム記録が要求
されないデータについては前記記録媒体の未使用クラス
タ連続数が小さい領域から順次記録することを特徴とす
る。
【0013】また、第8の発明は、記録媒体にデータを
記録する方法であって、リアルタイム記録が要求される
データについては前記記録媒体の未使用ブロックに優先
的に記録し、リアルタイム記録が要求されないデータに
ついては前記記録媒体の使用ブロックに優先的に記録す
ることを特徴とする。
【0014】また、第9の発明は、第7、第8の発明に
おいて、前記リアルタイム記録が要求されるデータは動
画データであり、前記リアルタイム記録が要求されない
データは静止画データあるいは音声データであることを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0016】図1には、本実施形態の構成ブロック図が
示されている。データ記録装置は、A/D1、エンコー
ダ2、画像メモリ3、空き領域記憶部5、リアルタイム
スイッチ6及びCPU7を含んで構成される。なお、デ
ータ記録装置を例えばデジタルカメラやデジタルムービ
ーなどに適用する場合には、図示しないがCCDセンサ
などの光学系も含まれる。
【0017】CCDセンサなどで取得したデータはA/
D1でデジタル変換され、エンコーダ2に供給される。
エンコーダ2では、入力データを圧縮符号化し画像メモ
リ3に記憶する。CPU7は、記録メディア4に記録さ
れている空き領域情報を示す管理データを読み出して空
き領域記憶部5に記憶するとともに、画像メモリ3に記
憶されたデータを記録メディア4に記録する際には、記
録データがリアルタイム性を要求されるか否かを判定す
る。リアルタイム性が要求されるか否かは、リアルタイ
ムスイッチ6からの信号に基づき判定する。リアルタイ
ムスイッチ6は、例えばデジタルカメラの場合には動画
モード/静止画モードのモード切替スイッチで構成する
ことができ、動画モードに設定された場合にはリアルタ
イム性の要求されるデータ、静止画モードに設定された
場合にはリアルタイム性の要求されないデータと判定す
ることができる。そして、記録メディア4に記録すべき
データがリアルタイム性の要求されるデータかそうでな
いかを区別した後、空き領域記憶部5に記憶されている
空き領域情報に基づいて記録メディア4の所定領域にデ
ータをそれぞれ記録する。具体的には、リアルタイム性
が要求されるデータについては記録メディア4の高転送
レート領域に記録してリアルタイム記録を実現し、リア
ルタイム性の要求されないデータについては低転送レー
ト領域に記録する。高転送レート領域及び低転送レート
領域の具体的な内容については後述する。
【0018】図2には、CPU7が記録メディア4に記
録されている管理データを読み出して空き領域記憶部5
に格納する使用状況の一例が示されている。図におい
て、各クラスタには上段左から下段右に向かい、先頭ク
ラスタから終端クラスタまで順次0、1、2、・・・5
9と番号が付されている。斜線が付されているクラスタ
は未使用クラスタであり、そうでないクラスタは使用済
みクラスタ(データ記録済みクラスタ)であることを示
している。例えば、第0クラスタ〜第2クラスタまでは
使用済みクラスタであり、第3クラスタは未使用クラス
タ、第4クラスタは使用済みクラスタである。上段では
フラグメンテーションが発生している。CPU7は、こ
のような使用状況データに基づいて、記録メディア4の
どの領域が高転送レートが得られるかを判定し、リアル
タイム性の要求される動画データを記録していく。
【0019】図3には、記録メディア4がハードディス
クの場合に、CPU7が空き領域記憶部5に記憶された
空き領域情報に基づいて作成する転送レート順テーブル
が示されている。図において、左列は先頭クラスタ番号
を表し、右列はその先頭クラスタ番号から連続する未使
用クラスタ数(未使用クラスタ連続数)を表している。
例えば、第1行は(3、1)であるが、これは第3クラ
スタから1個だけ未使用クラスタが存在することを示し
ている。また、第2行は(10、1)であるが、これは
第10クラスタから1個だけ未使用クラスタが存在する
ことを示している。さらに、第3行は(5、2)である
が、これは第5クラスタから未使用クラスタが2個連続
することを示している。第6行は(33、27)であ
り、これは第33クラスタから未使用クラスタが27個
連続して存在することを示している。
【0020】図3から分かるように、このテーブルでは
未使用クラスタ連続数が相対的に小さいほど上位に位置
し、未使用クラスタ連続数が相対的に大きいほど下位に
位置する。未使用クラスタ連続数が大きい程、ヘッドの
シーク時間や回転待ち時間がなくなるので、転送レート
は増大する。したがって、図3のテーブルにおいて上位
にいくほど転送レートは低下し、下位にいくほど転送レ
ートは向上することになる。
【0021】そこで、CPU7は、リアルタイムスイッ
チ6からの信号に基づき、記録すべきデータがリアルタ
イム性の要求されるデータ、例えば動画データである場
合には、図3に示されたテーブルのリスト下位から優先
的に記録領域を割り当てていく。一方、記録すべきデー
タがリアルタイム性の要求されないデータ、例えば静止
画データである場合には、図3に示されたテーブルのリ
スト上位から優先的に記録領域を割り当てていく。これ
により、リアルタイム性の要求されるデータほど高転送
レートの領域に記録されてリアルタイム記録でき、リア
ルタイム性の要求されないデータについては低転送レー
トの領域に記録される。リアルタイム性の要求されない
データに関しては、一旦バッファメモリに格納して記録
メディア4に記録することが考えられる。
【0022】図4には、記録メディア4がハードディス
クの場合におけるCPU7の処理フローチャートが示さ
れている。まず、CPU7は記録メディア4上のファイ
ルシステムから管理情報を読み込む(S101)。この
管理情報は、既述したビットマップ形式でもテーブル形
式でもよい。そして、読み込んだ管理情報は空き領域記
憶部5に格納され、さらに図3に示されたテーブル(以
下、これを空きセクタリストと称する)を作成する(S
102)。空きセクタリストを作成した後、撮影開始ま
で待機し(S103)、撮影が開始された後は1フレー
ム以上のデータが画像メモリ3に転送されるまで待機す
る(S104)。
【0023】1フレーム以上のデータが画像メモリ3に
格納された後、CPU7はリアルタイムスイッチ6がオ
ンされているか否かを判定する(S105)。上述した
ように、このスイッチは動画モード/静止画モード切換
スイッチとして構成することができ、ユーザが動画モー
ドに設定した場合には、リアルタイムスイッチがオンさ
れたと判定される。そして、リアルタイムスイッチがオ
ンされた場合には、CPU7は、S102で作成した空
きセクタリストの下方(下位)から画像メモリ3に保持
されているフレーム分のクラスタを確保し(S10
6)、確保したクラスタに画像データを転送して記録す
る(S107)。なお、S106で画像メモリに保持さ
れているフレーム分のクラスタを確保できなかった場合
には、次の制御サイクルで記録することになる。画像メ
モリ3に格納されたデータを記録メディア4に記録した
後、使用したクラスタを削除するように空きセクタリス
ト(空きクラスタリスト)を変更する(S108)。
【0024】一方、1フレーム以上のデータが画像メモ
リ3に転送された後、リアルタイムスイッチ6がオンさ
れていない、例えばユーザがデジタルカメラの静止画モ
ードに設定した場合には、CPU7は、S102で作成
した空きセクタリストの上方(上位)から画像メモリ3
に保持されているフレーム分のクラスタを確保し(S1
09)、確保したクラスタに画像データを転送すること
によりデータを記録する(S110)。そして、S10
8と同様に使用したクラスタを削除するように空きセク
タリストを変更する(S111)。
【0025】以上の処理を撮影終了して未記録のデータ
が存在しなくなるまで繰り返し行い(S112)、全て
のデータを記録メディア4に記録する。これにより、リ
アルタイム性の要求されるデータ、例えば動画データは
高転送レート領域に優先的に割り当てられてリアルタイ
ム記録され、リアルタイム性の要求されない静止画デー
タなどは低転送レート領域に優先的に割り当てられて記
録される。全てのデータを記録した後、CPU7は、管
理情報を変更して記録メディア4に記録する(S11
3)。
【0026】一方、図5には記録メディア4がフラッシ
ュメモリの場合にCPU7が作成するテーブルが示され
ている。フラッシュメモリは書き換え回数に制限がある
ため、上述したように既にデータが記録されているブロ
ックに対して書き込みを行う場合、書き込み回数をブロ
ック間で平準化するために、そのブロックの内容と書き
込むべきデータを合わせたものを別の空きブロックに移
動することにより記録する。したがって、既にデータが
記録されているブロックに対して書き込みを行う場合に
は、データが全く記録されていないブロックに書き込み
を行う場合に比べて転送レートが低下する。CPU7
は、このような事情に鑑み、図5に示されるような転送
レート順のテーブルを作成する。
【0027】図5において、第1行〜第3行までは図3
に示されたハードディスクの場合と同様であるが、第4
行は(33、3)となっている。これは、図2におい
て、1ブロックが4個のクラスタから構成されるとした
場合、第33クラスタは、第32クラスタと第33クラ
スタと第34クラスタと第35クラスタの4個のクラス
タで構成されるブロックの一部であり、このブロック内
の全てのクラスタが未使用ではなく第32クラスタが使
用済みであるため、このブロックにデータを書き込む場
合には未使用ブロックに書き込む場合に比べて転送レー
トが低下するため、テーブルの上位にある。また、図5
のテーブル第6行は(16、4)となっており、第4行
の(33、3)よりも下位に位置しているが、これは第
16クラスタは第16クラスタと第17クラスタと第1
8クラスタと第19クラスタの4個のクラスタで構成さ
れるブロックの一部であり、このブロック内の全てのク
ラスタが未使用であるため、このブロックにデータを書
き込む場合には(33、3)で示されるブロックにデー
タを書き込む場合に比べて高転送レートで書き込むこと
ができることを意味している。
【0028】このように、CPU7は、構成する全ての
クラスタが未使用であるブロック(未使用ブロック)を
下位に位置するようにテーブルを作成する。もちろん、
未使用ブロック間では、未使用ブロックの連続数が多い
ほどテーブルでは下位に位置することになる。これによ
り、図5のテーブルにおいて上位にいくほど転送レート
が低下し、下位に行くほど転送レートが向上することに
なる。
【0029】図6には、記録メディア4がフラッシュメ
モリの場合におけるCPU7の処理フローチャートが示
されている。まず、CPU7は記録メディア4上のファ
イルシステムから管理情報を読み込む(S201)。そ
して、読み込んだ管理情報を空き領域記憶部5に格納
し、格納した管理情報から図5に示されるテーブル(以
下、これも空きセクタリストと称する)を作成する(S
202)。そして、撮影開始まで待機し(S203)、
リアルタイムスイッチ6がオンされているか否かを判定
する(S204)。
【0030】リアルタイムスイッチ6がオンされている
場合、例えばユーザがデジタルカメラのモードを動画モ
ードに設定した場合には、1ブロック以上のデータが画
像メモリ3に格納されるまで待機し(S205)、1ブ
ロック以上のデータが格納された後にS202で作成し
たリストの下方(下位)から優先的に1ブロック分のク
ラスタを確保する(S206)。そして、確保したクラ
スタに画像データを転送し記録する(S207)。未使
用クラスタにデータを記録した後、使用したクラスタを
削除するようにS202で作成した空きセクタリストを
変更する(S208)。
【0031】一方、リアルタイムスイッチ6がオンされ
ていない、例えばユーザがデジタルカメラのモードを静
止画モードに設定した場合には、CPU7は、1フレー
ム以上のデータが画像メモリ3に格納されるまで待機し
(S209)、1フレーム以上のデータが画像メモリ3
に格納された後にS202で作成したリストの上方(上
位)から優先的に画像メモリ3に保持されたフレーム分
のクラスタを確保する(S210)。そして、確保した
クラスタに画像データを転送することにより記録メディ
ア4にデータを記録する(S211)。データを記録し
た後、S202で作成した空きセクタリストを変更する
(S212)。
【0032】以上の処理を全てのデータに対して行い、
撮影して得られた全てのデータを記録メディア4に記録
した後に管理情報を作り直し、記録メディア4に記録す
る(S213、S214)。これによっても、リアルタ
イム性が要求されるデータを相対的に高転送レート領域
に割り当ててリアルタイム記録を可能とし、そうでない
データを相対的に低転送レート領域に割り当てて記録す
ることができる。
【0033】以上述べたように、本実施形態において
は、記録メディア4の空き領域情報に基づき、高転送レ
ートが得られる領域を抽出してリアルタイム性が要求さ
れるデータを優先的に割り当てることでリアルタイム記
録を実現することができる。
【0034】なお、本実施形態においては記録メディア
としてハードディスク(カードを含む)やフラッシュメ
モリを例にとり説明したが、本発明はこれに限定される
ことなく任意の記録メディアに適用することができる。
【0035】また、本実施形態においては、リアルタイ
ム性の要求されるデータとして動画データ、リアルタイ
ム性の要求されないデータとして静止画データを例にと
り説明したが、本発明はこれらに限定されるものでもな
い。例えば、音声のみのデータを取得した場合(音声デ
ータ付きの動画データは「動画データ」に含まれる)、
音声データはリアルタイム性の要求されないデータとし
て処理することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、動画データなどの大容
量データを優先的に高転送レート領域に割り当てるの
で、確実にリアルタイム記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成ブロック図である。
【図2】 記録メディアの使用状況を示す説明図であ
る。
【図3】 記録メディアがハードディスクカードの場合
の転送レート順テーブルの説明図である。
【図4】 記録メディアがハードディスクの場合のCP
Uの処理フローチャートである。
【図5】 記録メディアがフラッシュメモリの場合の転
送レート順テーブル説明図である。
【図6】 記録メディアがフラッシュメモリの場合のC
PUの処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 A/D、2 エンコーダ、3 画像メモリ、4 記
録メディア、5 空き領域記憶部、6 リアルタイムス
イッチ、7 CPU。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 AA13 CA01 CA03 CA08 5C052 AA03 AA17 AB02 CC11 DD04 EE02 5C053 FA07 FA23 GA11 GA16 GA20 GB11 GB17 GB21 KA03 KA24 KA25 KA30 LA02 5D044 AB07 AB08 DE02 DE03 DE14 DE48 EF06 GK10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にデータを記録する装置であっ
    て、 前記記録媒体の空き領域情報を記憶する記憶手段と、 前記データをリアルタイム性の要求されるデータとリア
    ルタイム性の要求されないデータに区別し、前記空き領
    域情報に基づいて、前記リアルタイム性の要求されるデ
    ータを前記記録媒体の相対的に高転送レートの領域に記
    録し、前記リアルタイム性の要求されないデータを前記
    記録媒体の相対的に低転送レートの領域に記録する制御
    手段と、 を有することを特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記リアルタイム性の要求されるデータは動画データで
    あり、 前記リアルタイム性の要求されないデータは静止画デー
    タあるいは音声データであることを特徴とするデータ記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記高転送レートの領域は、未使用クラスタの連続数が
    相対的に大きい領域であり、前記低転送レート領域は、
    未使用クラスタの連続数が相対的に小さい領域であるこ
    とを特徴とするデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記高転送レートの領域は、未使用ブロック領域であ
    り、前記低転送レートの領域は、使用ブロック領域であ
    ることを特徴とするデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記リアルタイム性の要求されるデー
    タを前記記録媒体の未使用クラスタ連続数が大きい領域
    から順次記録し、前記リアルタイム性の要求されないデ
    ータを前記記録媒体の未使用クラスタ連続数が小さい領
    域から順次記録することを特徴とするデータ記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記リアルタイム性の要求されるデー
    タを未使用ブロック領域から順次記録し、前記リアルタ
    イム性の要求されないデータを前記記録媒体の使用ブロ
    ックから順次記録することを特徴とするデータ記録装
    置。
  7. 【請求項7】 記録媒体にデータを記録する方法であっ
    て、 リアルタイム記録が要求されるデータについては前記記
    録媒体の未使用クラスタ連続数が大きい領域から順次記
    録し、 リアルタイム記録が要求されないデータについては前記
    記録媒体の未使用クラスタ連続数が小さい領域から順次
    記録することを特徴とするデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 記録媒体にデータを記録する方法であっ
    て、 リアルタイム記録が要求されるデータについては前記記
    録媒体の未使用ブロックに優先的に記録し、 リアルタイム記録が要求されないデータについては前記
    記録媒体の使用ブロックに優先的に記録することを特徴
    とするデータ記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項7、8のいずれかに記載の方法で
    あって、 前記リアルタイム記録が要求されるデータは動画データ
    であり、 前記リアルタイム記録が要求されないデータは静止画デ
    ータあるいは音声データであることを特徴とするデータ
    記録方法。
JP11072318A 1999-03-17 1999-03-17 データ記録装置及び方法 Pending JP2000267904A (ja)

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