JP2000265979A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
ロータリ圧縮機Info
- Publication number
- JP2000265979A JP2000265979A JP11066194A JP6619499A JP2000265979A JP 2000265979 A JP2000265979 A JP 2000265979A JP 11066194 A JP11066194 A JP 11066194A JP 6619499 A JP6619499 A JP 6619499A JP 2000265979 A JP2000265979 A JP 2000265979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- drive shaft
- refrigerant
- rotary compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
−ム10の端面、シリンダヘッド11の端面と間に大き
な摺動損失が発生する。 【解決手段】 ピストン6の内周面6gと前記駆動軸5
の偏心軸部5aの外周面との接触部により構成される軸
受部の有効長さの中央を前記シリンダ4高さの中央にほ
ぼ一致させた。
Description
いる、ロータリ圧縮機に関するものである。
ば特開平9−88852号公報に示された従来のブレー
ド一体ピストン型のロータリ圧縮機の縦断面図、圧縮機
構部の縦断面図、圧縮機構部の横断面図、ピストンの縦
断面図及びピストンを上から見た平面図である。図5に
おいて、従来のブレード一体ピストン型のロータリ圧縮
機は固定子1及び回転子2からなる電動機部a及びこの
電動機部aにより駆動される圧縮機構部bにより構成さ
れる。これら電動機部a、及び圧縮機構部bは密閉容器
3内に潤滑油14とともに収納されている。図5、図
6、図7、図8において、圧縮機構部bは吸入口4b及
び吐出口4cが開口するシリンダ室4aを有するシリン
ダ4、駆動軸5の偏心軸部5aに回転自在に嵌入され、
上記シリンダ室4a内に配置され、その上下両端面6
b、6cの内周面6g側に上側テーパ面6d、下側テー
パ面6eが面取り形成されたピストン6、該ピストン6
に一体的に設けられ、シリンダ室4aを吸入口4bに通
じる低圧室7と吐出口4cに通じる圧縮室8とに区画す
るブレード6a、シリンダ4に形成された円筒穴部4d
に回転自在に嵌入され、ブレード6aを往復且つ揺動自
在に支持するガイド9、駆動軸5を回転自在に支持しシ
リンダ室4aの両端面開口部を閉塞するフレーム10、
シリンダヘッド11、及び駆動軸5から構成されてい
る。さらに、上記シリンダ室4aは、ピストン6の上下
両端面6b、6cとフレーム10、シリンダヘッド11
の端面10a、11aとの間に上記ピストン6の公転を
可能とする上側クリアランス18および下側クリアラン
ス19を設けて密閉空間となるように構成されている。
この場合、上側クリアランス18および下側クリアラン
ス19は、例えば両クリアランス合わせてδ=20μm
程度に設定されているが、停止時には、ピストン6の自
重などの影響により、下側クリアランス19が2μm程
度であるのに対し、上側クリアランス18が18μm程
度となり片寄っている。
ード6aを介してガイド9の回転中心位置を支点に揺動
運動するようにシリンダ室4aの内壁に沿って公転し、
この公転により吸入口4bから吸入した冷媒ガス等の圧
縮性流体を圧縮し、吐出口4cから吐出するように構成
されている。この時、図8及び図9に示される如くピス
トン6の上下両端面6b、6cの内周面6g側に面取り
形成された上側テーパ面6dおよび下側テーパ面6e
は、下側テーパ面6eに上側テーパ面6dよりも潤滑油
14の動圧作用が大きく影響するように、互いに上下で
アンバランスなテーパ面形状に形成されている。つま
り、下側テーパ面6eは、潤滑油の動圧作用を受け易く
する為に上側テーパ面6dのテーパ角を同一のままでそ
の外端を該上側テーパ面6dよりもピストン6の外周面
6f側に近付けて面積を大きくしている。従って、ピス
トン6の公転運動時に潤滑油14の動圧作用により下側
テーパ面6eを介して下側クリアランス19に入り込ん
だ潤滑油14がピストン6を自重に抗して浮上させるよ
うなくさび効果の役目をなして、上記上側クリアランス
18および下側クリアランス19はほぼ均等になる。こ
れにより、圧縮室8から低圧室7への冷媒ガスの内部漏
れ量は理論上δの半分をそれぞれ3乗した和、つまり
(δ/2)ウ×2=(1/4)δウとなり、下側クリアラ
ンス19がほとんど無く上側クリアランス18がほぼδ
となる状態での漏れ量(=δウ)のほぼ4分の1となる
ので、冷媒ガスの漏れの少ない高効率な圧縮機が得られ
る。加えて、ピストン6の下側テーパ面6eに入り込ん
だ潤滑油14の大きな動圧作用によって自重に抗して浮
上するピストン6の浮上過多を、上側テーパ面6dに入
り込んだ潤滑油14の小さな動圧作用によって抑制し、
上側クリアランス18および下側クリアランス19の均
等化をより正確に行うことが可能となる。つまりピスト
ン6の挙動を安定化させることができる。尚、『機械工
学便覧』(昭和62年4月15日 日本機械学会発行)
のB5−159頁の図373及びその説明に、ピストン
とブレードが一体化されて、ピストンが揺動運動するこ
とにより、シリンダ内をピストンが偏心回転運動する前
記ブレード一体ピストン型のロータリ圧縮機と類似の構
造が記載されている。
8、図9に示す従来のブレード一体ピストン型のロータ
リ圧縮機においては、上記のようにピストン6の上下両
端面6b、6cの内周面6g側に面取り形成された上側
テーパ面6dおよび下側テーパ面6eは、下側テーパ面
6eに上側テーパ面6dよりも潤滑油14の動圧作用が
大きく影響するように、互いに上下でアンバランスなテ
ーパ面形状に形成されている。つまり、下側テーパ面6
eは、潤滑油14の動圧作用を受け易くする為に上側テ
ーパ面6dのテーパ角を同一のままでその外端を該上側
テーパ面6dよりもピストン6の外周面6f側に近付け
て面積を大きくしているので、ピストン6の公転運動時
に潤滑油14の動圧作用により下側テーパ面6eを介し
て下側クリアランス19に入り込んだ潤滑油14がピス
トン6を自重に抗して浮上させるようなくさび効果の役
目をなして、上記上側クリアランス18および下側クリ
アランス19はほぼ均等になる。これにより、圧縮室8
から低圧室7への冷媒ガスの内部漏れ量はδの半分をそ
れぞれ3乗した和、つまり(δ/2)ウ×2=(1/
4)δウとなり、下側クリアランス19がほとんど無く
上側クリアランス18がほぼδとなる状態での漏れ量
(=δウ)のほぼ4分の1となるので、冷媒ガスの漏れ
の少ない高効率な圧縮機が得られる。加えて、ピストン
6の下側テーパ面6eに入り込んだ潤滑油14の大きな
動圧作用によって自重に抗して浮上するピストン6の浮
上過多を、上側テーパ面6dに入り込んだ潤滑油14の
小さな動圧作用によって抑制し、上側クリアランス18
および下側クリアランス19の均等化をより正確に行う
ことが可能となる。つまりピストン6の挙動を安定化さ
せることができる。
上下両端面6b、6cに上側テーパ面6d、下側テーパ
面6eを面取り形成し、潤滑油14の動圧作用により上
側クリアランス18および下側クリアランス19の均等
化を行いピストン6の挙動を安定化させたとしても、図
6に示すように、実際には、駆動軸5の偏心軸部5aの
外周面とピストン6の内周面6gの接触部で構成される
軸受部の有効長さLbの中央が、シリンダ高さHの中央
に一致していないのでピストン6にはモーメントMが作
用し、ピストン6はシリンダ室4a内でこじながら公転
運動するので不安定な挙動となってしまう。以下詳しく
説明する。ピストン6は、自身の公転運動により冷媒ガ
スを圧縮するが、その際主に圧縮室8と低圧室7との圧
力差によるガス圧縮荷重Fgが図6に示されるようにピ
ストン6の外周面6fの高さの中央(=(1/2)H)
を作用点として作用する。このガス圧縮荷重Fgを、ピ
ストン6の内周面6gと駆動軸5の偏心軸部5aの外周
面との接触部により構成された軸受部により支持する
が、実際には駆動軸5の偏心軸部5aの上端面5bとフ
レーム10の端面10aと間には、偏心軸部5aの上端
面5bとフレーム10の端面10aとが直接摺動しない
ように長さLの逃がし部が設けられている。(尚、偏心
軸部5aの下端面5cには、駆動軸5や回転子2などの
自重を受けるスラスト面5dが形成されて、シリンダヘ
ッド11の端面11aと直接摺動するのが一般的構成と
なる。)従って、この長さLの逃がし部により、ピスト
ン6の内周面6gと駆動軸5の偏心軸部5aの外周面と
の接触部により構成された軸受部の有効長さLbの中
央、つまりピストン6の内周面6gに働く油膜反力の作
用点の位置は、ピストン6の外周面6fの高さの中央
(=(1/2)H)の圧縮荷重Fgの作用点と一致せ
ず、ずれ量L1を生じてしまう。従ってピストン6には
モーメントM=Fg×L1が作用することになり、ピス
トン6自身は転覆しようするので、その挙動は不安定と
なる。また、このモーメントMはフレーム10の端面1
0aやシリンダヘッド11の端面11aで支持すること
になるので、フレーム10の端面10aやシリンダヘッ
ド11の端面11aとピストン6の上下端面6b、6c
が強く摺動することになり、この摺動に伴う損失が発生
してしまう。従って圧縮機の性能が低下するとともに、
該摺動部での摩耗が発生したりする不具合が生じてい
た。
ためになされたもので、駆動軸5の回転時にピストン6
の挙動を安定化させ、ピストン6の上下端面6b、6c
とフレーム10の端面10a、シリンダヘッド11の端
面11aとが強く摺動することのない、高効率で信頼性
の高いロータリ圧縮機を得ることを目的とする。また、
地球環境に悪影響のない炭化水素系冷媒、及びHFC1
34a冷媒を使用した冷凍空調機器に搭載した場合にお
いても、高い信頼性とオゾン層の破壊回避を両立させる
冷凍空調機器を得ることを目的とする。
ために、この発明に係わる第1の発明のロータリ圧縮機
は、シリンダ室を有するシリンダと、前記シリンダ室内
で偏心して公転するピストンと、前記シリンダに形成さ
れた溝に嵌入されて往復運動しつつ前記シリンダ室内を
圧縮室と低圧室とに区画するブレードと、前記ピストン
の内周面にその偏心軸部が嵌入されて前記ピストンを公
転させる駆動軸と、前記シリンダ室の両端面開口部を閉
塞するように配置され、前記駆動軸を回転自在に支持す
るフレーム及びシリンダヘッドとを備えたロータリ圧縮
機において、前記ピストンの内周面と前記駆動軸の偏心
軸部の外周面との接触部により構成される軸受部の有効
長さの中央を前記シリンダ高さの中央にほぼ一致させた
ものである。
リンダ室を有するシリンダと、前記シリンダ室内で偏心
して公転するピストンと、前記ピストンに一体的に設け
られ、前記シリンダ室内を圧縮室と低圧室とに区画する
ブレードと、前記シリンダに形成された円筒穴部に回転
自在に嵌入され、前記ブレードを往復且つ揺動自在に支
持するガイドと、前記ピストンの内周面にその偏心軸部
が嵌入されて前記ピストンを公転させる駆動軸と、前記
シリンダ室の両端面開口部を閉塞するように配置され、
前記駆動軸を回転自在に支持するフレーム及びシリンダ
ヘッドとを備えたロータリ圧縮機において、前記ピスト
ンの内周面と前記駆動軸の偏心軸部の外周面との接触部
により構成される軸受部の有効長さの中央を前記シリン
ダ高さの中央にほぼ一致させたものである。
1の発明または第2の発明において、前記駆動軸の偏心
軸部の上下端面に軸方向にほぼ等しい長さの逃がし部を
設けたものである。
1の発明または第2の発明において、前記駆動軸の偏心
軸部の上端面に逃がし部を設け、また、前記ピストンの
下端面の内周側に逃がし部を設け、前記両逃がし部の軸
方向の長さをほぼ等しくしたものである。
1の発明から第4の発明のいずれかにおいて、使用冷媒
を炭化水素系冷媒,またはHFC134a冷媒とし、前
記密閉容器内に前記炭化水素系冷媒、またはHFC13
4a冷媒と非相溶の冷凍機油を封入したものである。
1の発明から第4の発明のいずれかにおいて、使用冷媒
を炭化水素系冷媒,またはHFC134a冷媒とし、前
記密閉容器内に前記炭化水素系冷媒、またはHFC13
4a冷媒と相溶性を有する冷凍機油を封入したものであ
る。
施の形態1を図を参照しながら説明する。図1は、本実
施の形態を示す縦断面図、図2は図1の要部縦断面図、
図3は図1のA−Aにおける横断面図である。図1にお
いて、ブレード一体ピストン型のロータリ圧縮機は固定
子1及び回転子2からなる電動機部a及びこの電動機部
aにより駆動される圧縮機構部bにより構成される。こ
れら電動機部a、及び圧縮機構部bは密閉容器3内に収
納されている。図1、図2、図3において、圧縮機構部
bはガイド9を回転自在に嵌入する円筒穴部4dと、該
円筒穴部4dの半径方向外側に形成されたブレード6a
の運動空間17と、吸入口4bに連通する低圧室7及び
吐出口4cに連通する圧縮室8とで構成されるシリンダ
室4aとを有するシリンダ4、駆動軸5の偏心軸部5a
に回転自在に嵌入され、上記シリンダ室4a内に配置さ
れたピストン6、該ピストン6に一体的に設けられ、シ
リンダ室4aを吸入口4bに通じる低圧室7と吐出口4
cに通じる圧縮室8とに区画して、その長さが駆動軸5
の回転角度180゜の位置(図3に示す位置)におい
て、ガイド9よりもその先端が半径方向外側に突出する
ように形成されたブレード6a、シリンダ4に形成され
た前記円筒穴部4dに回転自在に嵌入され、ブレード6
aを往復且つ揺動自在に支持するガイド9、駆動軸5を
回転自在に支持しシリンダ室4aの両端面開口部を閉塞
するフレーム10及びシリンダヘッド11、駆動軸5の
下端に設けられ該駆動軸5内を軸方向に延びる給油路5
eを介してシリンダ室4a、フレーム10、シリンダヘ
ッド11、偏心軸部5aに潤滑油14を供給するポンプ
13、及び駆動軸5から構成されている。また、図2に
おいては、駆動軸5の偏心軸部5aの上端面5bにはピ
ストン6の内周面6g側に軸方向の長さaの逃がし部5
fが形成されているとともに、偏心軸部5aの下端面5
cには、駆動軸5や回転子2の自重をシリンダヘッド1
1の端面11aで支持するために軸心側にスラスト面5
dが形成され、また、偏心軸5の偏心軸部5aの上端面
5bと同様にピストン6の内周面6g側に軸方向の長さ
aの逃がし部5fが形成されている。この時、ピストン
6の内周面6gと駆動軸5の偏心軸部5aの外周面との
接触部で構成される軸受部の有効長さLbはシリンダ高
さをHとするとLb=H−2aとなり、有効長さLbの
中央位置(油膜反力がピストン6の内周面6gに働く作
用点の位置)は(1/2)Hとなる。
おいては、駆動軸5の回転によりピストン6はブレード
6aを介してガイド9の回転中心位置9dを支点に揺動
運動するようにシリンダ室4aの内壁に沿って公転運動
し、この公転運動により吸入口4bから吸入した冷媒ガ
ス等の圧縮性流体を圧縮し、吐出口4cから吐出するよ
うになっている。この時、ピストン6は、自身の公転運
動により冷媒ガスを圧縮するが、その際主に圧縮室8と
低圧室7との圧力差によるガス圧縮荷重Fgがピストン
6の外周面6fの高さの中央、つまりシリンダ高さをH
とすると、ガス圧縮荷重Fgのピストン6の外周面6f
への作用点の位置は(1/2)Hとなる。このガス圧縮
荷重Fgを、ピストン6の内周面6gと駆動軸5の偏心
軸部5aの外周面との接触部により構成された軸受部に
より支持するが、上記のように構成されたロータリ圧縮
機においては、駆動軸5の偏心軸部5aの上下両端面5
b、5cにはそれぞれ、等しい長さaの逃がし部5fが
形成されているので、ピストン6の内周面6gと駆動軸
5の偏心軸部5aの外周面との接触部により構成された
軸受部の有効長さLbはシリンダ高さをHとするとLb
=H−2aとなるので、該軸受部の有効長さLbの中央
位置は(1/2)Hとなる。従って、駆動軸5の偏心軸
部5aの上下両端面5b、5cに長さaの逃がし部5f
を設けることにより、ピストン6の内周面6gと駆動軸
5の偏心軸部5aの外周面との接触部により構成された
軸受部の有効長さLbの中央、つまり油膜反力の作用点
の位置と、ピストン6の外周面6fの高さの中央に作用
するガス圧縮荷重Fgの作用点の位置は、ともにシリン
ダ高さHの中央に(1/2)Hとなり、ガス圧縮荷重F
gと、それを支持する軸受部の作用点とが一致するの
で、ピストン6にはモーメントMが作用することは無
い。従って、モーメントMが作用する場合にはフレーム
10の端面10aやシリンダヘッド11の端面11aと
ピストン6の上下端面6b、6cが強く摺動することに
よる損失が発生するが、上記のように構成されたロータ
リ圧縮機ではモーメントMが殆ど作用しない為ピストン
6の上下端面6b、6cが強く摺動することにより発生
する損失は殆ど無い。従って圧縮機の性能低下が無くな
るとともに、該摺動部での異常摩耗も発生しない。ま
た、駆動軸5の偏心軸部5aの下端面5cに設けられた
逃がし部5fにより、駆動軸5や回転子2の自重をシリ
ンダヘッド11の端面11aで支持するための軸心側の
スラスト面5dの摺動面積を小さくすることが可能とな
り、該摺動部での損失までも低減することが可能とな
る。また、ブレ−ド6aがピストン6に一体的に設けら
れていないロ−タリ−圧縮機でも前記と同様な効果が得
られる。加えて、本発明の実施の形態1の如くシリンダ
室内を圧縮室と低圧室とに区画するブレード6aがピス
トン6に一体的に設けられたロータリ圧縮機において、
ピストン6にモーメントMが作用した場合には、ブレー
ド6aがピストン6に一体的に設けられているので、モ
ーメントMがブレード6aまで伝達されて、ブレード6
aまでもが転覆しようとする。従ってブレード6aの側
面6iとガイド9の側面9aとの間に片当たりが生じて
しまい、該摺動部において異常摩耗による性能並びに信
頼性の低下が生じていた。しかしながら、ピストン6に
モーメントMが作用しないように構成されている本発明
の実施の形態1においては、上記のような不具合は殆ど
発生しないので、圧縮機の性能低下が無くなるととも
に、該摺動部での異常摩耗も起こりにくくなり信頼性の
高い圧縮機が得られる。尚、ブレード6aがピストン6
に一体的に設けられていないロータリ圧縮機において
は、ピストン6に作用するモーメントMがブレード6a
に伝達されることがないので、モーメントMに起因する
上記のような不具合は基本的に発生し得ない。従って上
記の如く、シリンダ室内を圧縮室と低圧室とに区画する
ブレード6aがピストン6に一体的に設けられたロータ
リ圧縮機において、より高い効果を得ることが可能とな
る。
について説明する。図4は、本実施の形態を示す要部縦
断面図である。尚、実施の形態1と同様の構成及びその
動作については記載を省略する。図4において、駆動軸
5の偏心軸部5aの上端面5bには、フレーム10の端
面10aとの摺動を回避する為の軸方向の長さcの逃が
し部5fが設けられていると共に、偏心軸部5aの下端
面5cには駆動軸5や回転子2の自重をシリンダヘッド
11の端面11aで支持するために軸心側にスラスト面
5dが形成されている。加えてピストン6の下端面6c
の内周面6g側には軸方向の長さbの逃がし部6hが形
成されている。この時の駆動軸5の偏心軸部5aの上端
面5bに設けられた逃がし部5fの長さc及びピストン
6の下端面6cの内周面6g側に形成された長さbの逃
がし部6hは、その長さが等しくなるように形成されて
いる。つまりb=cを満足するように形成される。従っ
て、ピストン6の内周面6gと駆動軸5の偏心軸部5a
の外周面との接触部により構成される軸受部の有効長さ
Lbはシリンダ高さをHとするとL=H−b−c(=H
−2b)となり、有効長さLbの中央位置(ピストン6
に作用する油膜反力の作用点の位置)は(1/2)Hと
なる。
おいては、駆動軸5の偏心軸部5aの上端面5bとフレ
ーム10の端面10aとの間には長さcの逃がし部5f
が、ピストン6の下端面6cの内周面6g側には長さb
の逃がし部6hがb=cを満足するように形成されてい
るので、ピストン6の内周面6gと駆動軸5の偏心軸部
5aの外周面との接触部により構成された軸受部の有効
長さLbは、シリンダ高さをHとするとLb=H−b−
c(=H−2b)となり、該軸受の有効長さLbの中央
位置(ピストン6に作用する油膜反力の作用点の位置)
は(1/2)Hとなる。従って、ピストン6の内周面6
gと駆動軸5の偏心軸部5aの外周面との接触部により
構成された軸受部の有効長さLbの中央、つまり油膜反
力位置と、ピストン6の外周面6fの高さの中央に作用
するガス圧縮荷重Fgの作用位置は、ともにシリンダ高
さHの中央(=(1/2)H)となり、ピストン6の外
周面6fに作用するガス圧縮荷重Fgの作用点と、それ
を支持する軸受部の作用点とが一致するので、ピストン
6にはモーメントが作用することは無い。従って、モー
メントMが作用する場合にはフレーム10の端面10a
やシリンダヘッド11の端面11aとピストン6の上下
端面6b、6cが強く摺動することによる損失が発生す
るが、上記のように構成したロータリ圧縮機ではモーメ
ントMが殆ど作用しない為ピストン6の上下端面6b、
6cが強く摺動することによる発生する損失は殆ど無
い。従って圧縮機の性能の低下が無くなるとともに、該
摺動部での異常摩耗も発生しない。また、前記ピストン
6の下端面6cの内周面6g側に形成された長さbの逃
がし部6hにより、前記ピストン6の下端面6cがシリ
ンダヘッド11の端面11aと摺動する面積が小さくな
るので、該摺動部での損失をも小さくすることが可能と
なる。前記モーメントMが作用する場合のフレーム10
の端面10aやシリンダヘッド11の端面11aとピス
トン6の上下端面6b、6cとの摺動損失の防止効果及
び前記ピストン6の下端面6cがシリンダヘッド11の
端面11aと摺動する面積が小さくなることによる該摺
動部での損失の低減効果は、ブレ−ド6aがピストン6
に一体的に設けられたもの、一体的に設けられていない
ものを問わず、両方のロ−タリ圧縮機に共通に得られる
ものであり、さらに、一体的に設けられたロ−タリ−圧
縮機では、実施の形態1に記載と同様のブレ−ド6aの
側面6iとガイド9の側面9aとの間の片当り防止の効
果もある。なお、偏心軸部5aの下端面5cはすべてス
ラスト面5dとしてもよいが、図4に示すように、外周
側にピストン6の逃がし部6hよりも軸方向の長さが短
い逃がし部を設け、実施の形態1に記載と同様に下端面
5cの摺動損失を低下できる。
について説明する。本例のロータリ圧縮機は、実施の形
態1または実施の形態2の様に構成された圧縮機におい
て、密閉容器3内に封入する潤滑油14にプロパン、イ
ソブタン等の炭化水素系冷媒またはHFC134a冷媒
に対して、非相溶又は相溶性の小さい潤滑油14が用い
られている。
は、潤滑油14に冷媒が溶け込むことが無いために潤滑
油14の実質の粘度が低下することなく各摺動部に供給
されるので、摺動部の異常摩耗、焼き付き等を防止する
ことが可能となる。
合は、潤滑油14に対するプロパン、イソブタン等の炭
化水素系である可燃性冷媒の溶け込み量を小さく抑えら
れるため、潤滑油14への冷媒の溶け込み量を見越して
余分な冷媒を封入する必要が無くなり、冷凍空調機器へ
の冷媒封入量を減らすことが可能となる。このため、封
入冷媒が室内に漏洩した場合でも爆発限界に達する可能
性は非常に低くなる。
について説明する。本例のロータリ圧縮機は、実施の形
態1または実施の形態2の様に構成された圧縮機におい
て、密閉容器3内に封入する潤滑油14にプロパン、イ
ソブタン等の炭化水素系冷媒またはHFC134a冷媒
に対して、相溶性を有する潤滑油14が用いられてい
る。
は、たとえ密閉容器内3内から冷凍サイクル中へ潤滑油
14が持ち出され、密閉容器3内の潤滑油14の量が減
少したとしても、プロパン、イソブタン等の炭化水素系
冷媒、またはHFC134a冷媒と潤滑油14とが相溶
性を有しているので、冷凍サイクル中を流れる冷媒によ
って再度密閉容器3内へ返油されて、密閉容器3内の潤
滑油14が枯渇することなく、各摺動部への潤滑油14
の供給が確保される。
圧縮機によれば、シリンダ室を有するシリンダと、前記
シリンダ室内で偏心して公転するピストンと、前記シリ
ンダに形成された溝に嵌入されて往復運動しつつ前記シ
リンダ室内を圧縮室と低圧室とに区画するブレードと、
前記ピストンの内周面にその偏心軸部が嵌入されて前記
ピストンを公転させる駆動軸と、前記シリンダ室の両端
面開口部を閉塞するように配置され、前記駆動軸を回転
自在に支持するフレーム及びシリンダヘッドとを備えた
ロータリ圧縮機において、前記ピストンの内周面と前記
駆動軸の偏心軸部の外周面との接触部により構成される
軸受部の有効長さの中央を前記シリンダ高さの中央にほ
ぼ一致させたので、ピストンにはモーメントが殆ど作用
せずピストンの上下端面がフレームの端面や、シリンダ
ヘッドの端面と強く摺動することにより発生する摺動損
失は殆ど無くなり、圧縮機の性能低下が無く該摺動部で
の異常摩耗も発生しない高効率で信頼性の高いロータリ
圧縮機を得ることができる。
によれば、シリンダ室を有するシリンダと、前記シリン
ダ室内で偏心して公転するピストンと、前記ピストンに
一体的に設けられ、前記シリンダ室内を圧縮室と低圧室
とに区画するブレードと、前記シリンダに形成された円
筒穴部に回転自在に嵌入され、前記ブレードを往復且つ
揺動自在に支持するガイドと、前記ピストンの内周面に
その偏心軸部が嵌入されて前記ピストンを公転させる駆
動軸と、前記シリンダ室の両端面開口部を閉塞するよう
に配置され、前記駆動軸を回転自在に支持するフレーム
及びシリンダヘッドとを備えたロータリ圧縮機におい
て、前記ピストンの内周面と前記駆動軸の偏心軸部の外
周面との接触部により構成される軸受部の有効長さの中
央を前記シリンダ高さの中央にほぼ一致させたので、ピ
ストンにはモーメントが殆ど作用せずピストンの上下端
面がフレームの端面や、シリンダヘッドの端面と強く摺
動することにより発生する摺動損失は殆ど無くなり、圧
縮機の性能低下が無く該摺動部での異常摩耗も発生しな
い。さらに、ピストンに一体的に設けられたブレード側
面での片当たりについても解消される。従って、より高
効率で信頼性の高いブレード一体ピストン型のロータリ
圧縮機を得ることができる。
によれば、第1の発明または第2の発明において、前記
駆動軸の偏心軸部の上下端面に軸方向にほぼ等しい長さ
の逃がし部を設けたので、第1の発明の効果または第2
の発明の効果に加えて、駆動軸のスラスト面での摺動損
失がより少ない高効率で信頼性の高いロータリ圧縮機を
得ることができる。
によれば、第1の発明または第2の発明において、前記
駆動軸の偏心軸部の上端面に逃がし部を設け、また、前
記ピストンの下端面の内周側に逃がし部を設け、前記両
逃がし部の軸方向の長さをほぼ等しくしたので、第1の
発明の効果または第2の発明の効果に加えて、ピストン
の下端面での摺動損失がより少ない高効率で信頼性の高
いロータリ圧縮機を得ることができる。
によれば、第1の発明から第4の発明のいずれかにおい
て、使用冷媒を炭化水素系冷媒,またはHFC134a
冷媒とし、前記密閉容器内に前記炭化水素系冷媒、また
はHFC134a冷媒と非相溶の冷凍機油を封入したの
で、第1の発明から第4の発明のいずれかの発明の効果
に加えて、潤滑油の実質の粘度が低下することなく各摺
動部に供給されるため、各摺動部において異常摩耗の防
止が可能となる。また、使用冷媒を可燃性を有する炭化
水素系冷媒とした場合には、潤滑油への冷媒の溶け込み
量を見越して余分な冷媒を封入する必要が無くなり、冷
凍空調機器への冷媒封入量を減らすことが可能となる。
このため、封入冷媒が室内に漏洩した場合でも爆発限界
に達する可能性が極めて低くなるので、安全性がより一
層増加する。そこで、信頼性が高く地球環境に悪影響の
ないロータリ圧縮機を得ることができる。
によれば、第1の発明から第4の発明のいずれかにおい
て、使用冷媒を炭化水素系冷媒,またはHFC134a
冷媒とし、前記密閉容器内に前記炭化水素系冷媒、また
はHFC134a冷媒と相溶性を有する冷凍機油を封入
したので、第1の発明から第4の発明のいずれかの発明
の効果に加えて、たとえ密閉容器内から冷凍サイクル中
へ潤滑油が持ち出され、密閉容器内の潤滑油の量が減少
したとしても、プロパン、イソブタン等の炭化水素系冷
媒、またはHFC134a冷媒と潤滑油とが相溶性を有
しているので、冷凍サイクル中を流れる冷媒によって再
度密閉容器内へ返油されて、密閉容器内の潤滑油が枯渇
することはない。故に各摺動部への潤滑油の供給が確保
され、信頼性が高く地球環境に悪影響のないロータリ圧
縮機を得ることができる。
断面図
部縦断面図
縮機の縦断面図
面図
偏心軸部、5b 偏心軸部の上端面、5c 偏心軸部の
下端面、5f 逃がし部、6 ピストン、6aブレー
ド、6c ピストンの下端面、6g ピストンの内周
面、6h 逃がし部、7 低圧室、8 圧縮室、10
フレーム、11 シリンダヘッド、14冷凍機油。
Claims (6)
- 【請求項1】 シリンダ室を有するシリンダと、前記シ
リンダ室内で偏心して公転するピストンと、前記シリン
ダに形成された溝に嵌入されて往復運動しつつ前記シリ
ンダ室内を圧縮室と低圧室とに区画するブレードと、前
記ピストンの内周面にその偏心軸部が嵌入されて前記ピ
ストンを公転させる駆動軸と、前記シリンダ室の両端面
開口部を閉塞するように配置され、前記駆動軸を回転自
在に支持するフレーム及びシリンダヘッドとを備えたロ
ータリ圧縮機において、 前記ピストンの内周面と前記駆動軸の偏心軸部の外周面
との接触部により構成される軸受部の有効長さの中央を
前記シリンダ高さの中央にほぼ一致させたことを特徴と
するロータリ圧縮機。 - 【請求項2】 シリンダ室を有するシリンダと、前記シ
リンダ室内で偏心して公転するピストンと、前記ピスト
ンに一体的に設けられ、前記シリンダ室内を圧縮室と低
圧室とに区画するブレードと、前記シリンダに形成され
た円筒穴部に回転自在に嵌入され、前記ブレードを往復
且つ揺動自在に支持するガイドと、前記ピストンの内周
面にその偏心軸部が嵌入されて前記ピストンを公転させ
る駆動軸と、前記シリンダ室の両端面開口部を閉塞する
ように配置され、前記駆動軸を回転自在に支持するフレ
ーム及びシリンダヘッドとを備えたロータリ圧縮機にお
いて、 前記ピストンの内周面と前記駆動軸の偏心軸部の外周面
との接触部により構成される軸受部の有効長さの中央を
前記シリンダ高さの中央にほぼ一致させたことを特徴と
するロータリ圧縮機。 - 【請求項3】 前記駆動軸の偏心軸部の上下端面に軸方
向にほぼ等しい長さの逃がし部を設けたことを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項4】 前記駆動軸の偏心軸部の上端面に逃がし
部を設け、また、前記ピストンの下端面の内周側に逃が
し部を設け、前記両逃がし部の軸方向の長さをほぼ等し
くしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
ロータリ圧縮機。 - 【請求項5】 使用冷媒を炭化水素系冷媒,またはHF
C134a冷媒とし、前記密閉容器内に前記炭化水素系
冷媒、またはHFC134a冷媒と非相溶の冷凍機油を
封入したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3または請求項4記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項6】 使用冷媒を炭化水素系冷媒,またはHF
C134a冷媒とし、前記密閉容器内に前記炭化水素系
冷媒、またはHFC134a冷媒と相溶性を有する冷凍
機油を封入したことを特徴とする請求項1、請求項2、
請求項3または請求項4記載のロータリ圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06619499A JP4288741B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06619499A JP4288741B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ロータリ圧縮機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265979A true JP2000265979A (ja) | 2000-09-26 |
JP2000265979A5 JP2000265979A5 (ja) | 2006-02-02 |
JP4288741B2 JP4288741B2 (ja) | 2009-07-01 |
Family
ID=13308810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06619499A Expired - Lifetime JP4288741B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4288741B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011016452A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
CN102345605A (zh) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | 松下电器产业株式会社 | 多缸压缩机 |
EP2636903A3 (en) * | 2012-01-16 | 2014-03-12 | Samsung Electronics Co., Ltd | Rotary compressor |
CN104196728A (zh) * | 2014-08-22 | 2014-12-10 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
CN105952649A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-21 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 压缩机 |
CN108194356A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 泵体及压缩机 |
CN113623218A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-11-09 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 泵体组件和压缩机 |
CN113847241A (zh) * | 2021-10-22 | 2021-12-28 | 西安庆安制冷设备股份有限公司 | 一种用于压缩机泵体的转子-曲轴结构及压缩机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104196726B (zh) * | 2014-08-22 | 2016-04-20 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06619499A patent/JP4288741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011016452A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
JP2011052685A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-03-17 | Daikin Industries Ltd | 圧縮機 |
CN102345605A (zh) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | 松下电器产业株式会社 | 多缸压缩机 |
EP2636903A3 (en) * | 2012-01-16 | 2014-03-12 | Samsung Electronics Co., Ltd | Rotary compressor |
CN104196728A (zh) * | 2014-08-22 | 2014-12-10 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
CN105952649A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-21 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 压缩机 |
CN108194356A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 泵体及压缩机 |
CN108194356B (zh) * | 2017-12-18 | 2023-10-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 泵体及压缩机 |
CN113623218A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-11-09 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 泵体组件和压缩机 |
CN113623218B (zh) * | 2021-09-07 | 2023-08-29 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 泵体组件和压缩机 |
CN113847241A (zh) * | 2021-10-22 | 2021-12-28 | 西安庆安制冷设备股份有限公司 | 一种用于压缩机泵体的转子-曲轴结构及压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4288741B2 (ja) | 2009-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2005103496A1 (ja) | 回転式流体機械 | |
JPS61210285A (ja) | 回転式圧縮機 | |
KR20170122020A (ko) | 스크롤 압축기 | |
EP3770378B1 (en) | Rotary compressor | |
JP2000265979A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP3800240B2 (ja) | 回転式流体機械 | |
WO2015049745A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2000179472A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP4887790B2 (ja) | 回転式流体機械 | |
JPH021997B2 (ja) | ||
JP4013992B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP3357832B2 (ja) | ヘリカルブレード式コンプレッサ | |
JP2001050179A (ja) | ロータリ圧縮機、この圧縮機を用いた冷凍サイクル及びこの圧縮機を用いた冷蔵庫 | |
JP3976070B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP2001041184A (ja) | スクロール流体機械 | |
JP2001263278A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
JP3874018B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP2006170213A5 (ja) | ||
KR880001666B1 (ko) | 스크롤(scroll) 유체기계 | |
JP2001329957A (ja) | 容積形流体機械 | |
JPH11351172A (ja) | 流体機械 | |
JP2000291578A (ja) | 密閉型電動圧縮機 | |
JP2007146705A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP4929951B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP3976081B2 (ja) | スクロール型流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051214 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090310 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090323 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |