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JP2000263977A - 個人認証媒体、その製造方法、及びその製造装置 - Google Patents

個人認証媒体、その製造方法、及びその製造装置

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Publication number
JP2000263977A
JP2000263977A JP11071614A JP7161499A JP2000263977A JP 2000263977 A JP2000263977 A JP 2000263977A JP 11071614 A JP11071614 A JP 11071614A JP 7161499 A JP7161499 A JP 7161499A JP 2000263977 A JP2000263977 A JP 2000263977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ultraviolet
forming
pattern
image receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11071614A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kaga
英一 加賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11071614A priority Critical patent/JP2000263977A/ja
Publication of JP2000263977A publication Critical patent/JP2000263977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 視認が容易でなく、かつ偽造困難な真偽判定
手段を有する個人認証媒体を簡便に得る。 【解決手段】 受像層202上に、可視パターンの他に
紫外線硬化制御層または濡れ性制御層を設けた後、紫外
線硬化型樹脂塗布液を塗布して塗布膜を形成し、紫外線
硬化型樹脂の硬化速度あるいは濡れ性を制御しながら、
塗布膜に紫外線を照射して硬化することにより、紫外線
硬化型樹脂製保護層207を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転免許証、社員
証等、個人の資格や身分を証明するために用いられる個
人認証媒体、その製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車運転免許証や従業員証等、
資格所有者本人の確認が必要なIDカード類に染料熱拡
散記録装置を用いて顔写真を記録し、氏名・住所・生年
月日等の個人文字情報を熱溶融転写記録したIDカード
が実用されている。これらのカードは不正使用を防止す
る必要があり、偽造が困難で、かつ、真贋判定が容易な
IDカードの提供が求められている。
【0003】これらの求めに対応できる公知技術とし
て、キャッシュカード等に実用されているカード面内へ
のホログラム・シールの付加が挙げられるが、人物画像
や個人文字情報等を必要とするIDカードでは、デザイ
ン上の制約から、ホログラム・シール以外の真偽判定手
段が求められている。これは、ホログラム・シールはそ
の存在が一見して明瞭であり、ホログラムシールを入手
すれば偽造は極めて容易であるという不都合による。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、視認が容易でなく、かつ偽造困難な真偽判定手段を
有する個人認証媒体を提供することにある。また、本発
明の第2の目的は、視認が容易でなく、かつ偽造困難な
真偽判定手段を有する個人認証媒体を作成するための装
置を提供することにある。さらに、本発明の第3の目的
は、視認が容易でなく、かつ偽造困難な真偽判定手段を
有する個人認証媒体を簡便に作成するための方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は第1に、表面に
受像層を有する基材を用意し、該受像層上に第1のパタ
ーンを有する着色層を形成する工程、該着色層上に紫外
線遮蔽層を形成する工程、該受像層上に第2のパターン
を有する紫外線硬化制御層を形成する工程、少なくとも
該紫外線遮蔽層及び紫外線硬化制御層上に、紫外線硬化
型樹脂塗布液を塗布して塗布膜を形成する工程、該塗布
膜に紫外線を照射して硬化することにより、紫外線硬化
型樹脂製保護層を形成する工程を具備することを特徴と
する個人認証媒体の製造方法を提供する。
【0006】本発明は第2に、 表面に受像層を有する
基材を用意し、該受像層上に第1のパターンを有する着
色層を形成する工程、該着色層上に紫外線遮蔽層を形成
する工程、該受像層上に第2のパターンを有する濡れ性
制御層を形成する工程、少なくとも該紫外線遮蔽層及び
濡れ性制御層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布して
塗布膜を形成する工程、該塗布膜に紫外線を照射して硬
化することにより、紫外線硬化型樹脂製保護層を形成す
る工程を具備することを特徴とする個人認証媒体の製造
方法を提供する。
【0007】本発明は、第3に、表面に受像層を有する
基材と、該受像層上に形成された第1のパターンを有す
る着色層と、該受像層上に形成された第2のパターンを
有する紫外線硬化制御層と、該着色層上に形成された紫
外線遮蔽層と、少なくとも該情報パターン上を被覆する
紫外線硬化型樹脂製保護層とを具備することを特徴とす
る個人認証媒体を提供する。
【0008】本発明は、第4に、表面に受像層を有する
基材と、該受像層上に形成された第1のパターンを有す
る着色層と、該受像層上に形成された第2のパターンを
有する濡れ性制御層と、該着色層上に形成された紫外線
遮蔽層と、少なくとも該情報パターン上を被覆する紫外
線硬化型樹脂製保護膜とを具備することを特徴とする個
人認証媒体を提供する。
【0009】本発明は、第5に、基材表面に設けられた
受像層上に第1のパターンを有する着色層を形成する手
段と、該着色層上に紫外線遮蔽層を形成する手段と、該
受像層上に第2のパターンを有する紫外線硬化制御層を
形成する手段と、少なくとも該紫外線遮蔽層及び紫外線
硬化制御層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布し、塗
布膜を形成する手段と、該塗布膜に紫外線を照射し、該
塗布膜を硬化させる手段とを具備することを特徴とする
個人認証媒体の製造装置を提供する。
【0010】本発明は、第6に、基材表面に設けられた
受像層上に第1のパターンを有する着色層を形成する手
段と、該着色層上に紫外線遮蔽層を形成する手段と、該
受像層上に第2のパターンを有する濡れ性制御層を形成
する手段と、少なくとも該紫外線遮蔽層及び濡れ性制御
層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布し、塗布膜を形
成する手段と、該塗布膜に紫外線を照射し、該塗布膜を
硬化させる手段とを具備することを特徴とする個人認証
媒体の製造装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の6つの観点から
なる。
【0012】第1及び第2の観点にかかる発明は、各
々、個人認証媒体の製造方法に関する。
【0013】第3及び第4の観点にかかる発明は、各
々、上記方法にて得られる個人認証媒体に関する。
【0014】第5及び第6の観点にかかる発明は、各
々、上記方法を適用した個人認証媒体の製造装置に関す
る。
【0015】第1の観点にかかる個人認証媒体の製造方
法は、表面に受像層を有する基材の受像層上に第1のパ
ターンを有する着色層を形成する工程、着色層上に紫外
線遮蔽層を形成する工程、紫外線遮蔽層が設けられた受
像層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布して塗布膜を
形成する工程、及び該塗布膜に紫外線を照射して硬化す
ることにより、紫外線硬化型樹脂製保護層を形成する工
程を具備する個人認証媒体の製造方法であって、紫外線
硬化型樹脂塗布液を塗布する前に、受像層上に第2のパ
ターンを有する紫外線硬化制御層を形成する工程をさら
に設けることを特徴とする。
【0016】また、第3の観点にかかる発明は、第1の
観点にかかる方法により製造し得る個人認証媒体を提供
するものであって、表面に受像層を有する基材と、受像
層上に形成された第1のパターンを有する着色層と、着
色層上に形成された紫外線遮蔽層と、情報パターンが形
成された受像層上を被覆する紫外線硬化型樹脂製保護層
とを具備する個人認証媒体であって、受像層と紫外線硬
化型樹脂製保護層との間に第2のパターンを有する紫外
線硬化制御層をさらに含むことを特徴とする。
【0017】さらに、第5の観点にかかる発明は、第1
の観点にかかる方法を適用するための装置であって、表
面に受像層を有する基材を導入し、この受像層上に第1
のパターンを有する着色層を形成する手段と、着色層上
に紫外線遮蔽層を形成する手段と、紫外線遮蔽層が形成
された受像層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布し、
塗布膜を形成する手段と、塗布膜に紫外線を照射し、塗
布膜を硬化させる手段とを具備する個人認証媒体の製造
装置において、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布する前
に、受像層上に第2のパターンを有する紫外線硬化制御
層を形成する手段をさらに設けることを特徴とする。
【0018】第1、第3,及び第5の観点にかかる発明
によれば、紫外線硬化制御層を設けることにより、紫外
線硬化型樹脂塗布液を塗布し、硬化させる工程におい
て、紫外線硬化制御層上の領域内の紫外線硬化型樹脂塗
布膜の硬化速度を制御することができる。硬化速度が異
なると、均一な膜が構成できないので、その領域の樹脂
層は、他の領域の樹脂層と若干異なる屈折率を持つよう
になる。このため、硬化性を制御する物質のパターン形
状は、通常の正視状態では視認できないが、ある傾斜角
度から視認し得る。一見して明らかに真偽判定用のマー
クを有するものに比べ、真偽判定用パターンの存在が容
易には分らない点で本発明は、良好な偽造防止効果を、
得られる。また存在が分ったとしても、このような微妙
な視認性を有するパターンを同じような視認性レベルで
再現し偽造することは極めて難しい。個人別にパターン
/情報が異なる揚合はさらに偽造防止効果は高い。
【0019】第1、第3,及び第5の観点にかかる発明
において、好ましく用いられる紫外線硬化型樹脂として
は、酸硬化型脂環式エポキシ樹脂があげられる。
【0020】また、紫外線硬化制御層に用いられる材料
としては、硬化を促進する材料例えば無水マレイン酸、
マレイン酸、フタル酸、無水フタル酸、酢酸、蟻酸、及
びアクリル酸等の無機酸類、あるいは、硬化を抑制する
材料例えばアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等を使用し得るが、吸湿性、腐食性等の問題から、他の
塩基酸例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、
燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、燐酸水素ナトリウム、
及び燐酸水素カリウム等が使用し易い。
【0021】これらの材料を選択する場合には、装置内
に対する腐食等の配慮も必要である。
【0022】これらの紫外線硬化制御層は、例えばこれ
らの材料を含む塗布液をスポンジに含ませて所望のパタ
ーン形状に塗布するスポンジスタンプ法、インクジェッ
ト法、あるいは滴下法等により適用し得る。
【0023】また、着色層のパターンは、昇華性染料含
有リボンの熱転写、顔料分散型の熱溶融リボンの熱転
写、顔料分散型のインクジェット、あるいは電子写真記
録等により形成することができる。
【0024】紫外線遮蔽層として、紫外線吸収剤を含有
する熱転写型フィルムを使用することができる。
【0025】本発明の第2の観点にかかる個人認証媒体
の製造方法は、受像層上に第2のパターンを有する紫外
線硬化制御層を形成する代わりに、受像層上に第2のパ
ターンを有する濡れ性制御層を形成する以外は、第1の
観点にかかる方法と同様である。
【0026】また、本発明の第4の観点にかかる個人認
証媒体は、受像層上に形成された第2のパターンを有す
る紫外線硬化制御層の代わりに、受像層上に形成された
第2のパターンを有する濡れ性制御層を設ける以外は、
第3の観点にかかる個人認証媒体と同様の構成を有す
る。
【0027】さらに、本発明の第6の観点にかかる個人
認証媒体の製造方法は、受像層上に第2のパターンを有
する紫外線硬化制御層を形成する手段の代わりに、受像
層上に第2のパターンを有する濡れ性制御層を形成する
手段を設けること以外は、第5の観点にかかる装置と同
様の構成を有する。
【0028】第2,第4,及び第6の観点にかかる発明
によれば、受像層上に第2のパターンを有する濡れ性制
御層を形成することにより、紫外線硬化型樹脂塗布液を
塗布し、硬化させる工程において、濡れ性制御層によ
り、所望の部分の濡れ性を制御することにより、領域内
の紫外線硬化型樹脂層の膜厚を変化させることができ
る。膜厚が異なることにより、濡れ性制御層パターン形
状は、通常の正視状態では視認できないが、その凹凸あ
るいは膜厚の違いによる屈折率の変化により確認し得
る。、これらの発明によれば、一見して明らかに真偽判
定用のマークを有するものに比べ、真偽判定用パターン
の存在が容易には分らない点で偽造防止効果が得られ
る。また存在が分ったとしても、このような微妙な視認
性を有するパターンを同じような視認性レベルで再現し
偽造することは極めて難しい。個人別にパターン/情報
が異なる揚合はさらに偽造防止効果は高い。
【0029】上記第2、第4、及び第6の観点にかかる
発明に用いられる濡れ性制御層の材料としては、カルナ
バワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、ポリエチレンワックス、ステアリルアルコ
ール、シリコーンオイル、シリコーンワックス、シリコ
ン樹脂、フッ素系オイル、フッ素系ワックス、フッ素系
樹脂、ステアリン酸亜鉛等の高級脂肪酸塩等を用いるこ
とができる。
【0030】また、濡れ性制御層の形成手段として、ス
ポンジスタンプ、インクジェット装置、及び熱転写リボ
ンを用いた熱転写装置等があげられる。
【0031】本発明は、ICカードの他、預金通帳、年
金手帳等、所有者と携帯者の一致を確認する必要のある
冊子あるいは手帳類の真贋判定手段として用いることが
できる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。
【0033】図1は、本発明の個人認証媒体の製造装置
の一例として、カード印刷装置1を適用したカード作成
装置としての免許証作成装置Aの構成を概略的に示すも
のである。図において、2は装置本体としての筐体であ
り、この筐体2の前面部位(図中左側部位)に形成され
た操作入力部(図示しない)には、本装置を単独で運用
する情報及び証明カードとして必要な情報を入力する第
1の入力手段としての操作盤、所有者の顔画像情報を直
接入力する第2の入力手段としての3.5インチ光磁気
ディスク装置、及びこれらにより入力された情報内容や
異状等を表示するための表示装置が配設されている。
【0034】また、筐体2内には、カードであるところ
の証明カード4の原券であるカード媒体4Aをその一面
の被印刷面を上にした状態かつ一辺を先端として搬送し
放出する第1のカード搬送路としての上段カード搬送路
6が形成されていると共に、この上段カード搬送路6の
下方、かつ平行状態に形成された第2のカード搬送路と
しての下段搬送路8が形成され、これら第1のカード搬
送路6と第2のカード搬送路8は、シュータ10を介し
て連通された状態となっている。
【0035】また、筐体2内の前面側上方部位、すなわ
ち、上段カード搬送路6の始端側には、証明カード4の
原券であるカード媒体4Aを順次一枚ずつ取出して供給
するカード媒体供給部12が設けられている。
【0036】カード媒体供給部12は、カードホッパ1
4内に被印刷面を上にした水平状態で積層収納されてい
るカード媒体4Aを、時計方向に回転するゴムローラか
らなる取出ローラ18によって、最下端のカード媒体4
Aから1枚ずつ逐次上段カード搬送路6に送り込まれ、
該上段カード搬送路6を図中右方向に搬送される。
【0037】そして、まず、糊ローラ20により、カー
ド媒体4Aの上面(被印刷面)に付着したごみが除去さ
れ、ついで、3色カラー感熱昇華印刷部22に送られ
る。
【0038】3色カラー感熱昇華印刷部22は、カード
媒体4Aに対して所持者(更新者)の顔画像をフルカラ
ーの多色印刷するもので、カード媒体4Aの搬送方向に
対して順次配設されたイエロー印刷部24Y、マゼンダ
印刷部24M、シアン印刷部24Cからなり、Y(イエ
ロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の3色を逐次重
ね合わせて感熱昇華印刷するようになっている。
【0039】上記各印刷部24Y、24M、24Cは、
プラテンローラ26Y、26M、26Cと、感熱印刷ヘ
ッド28Y、28M、28Cと、これらプラテンローラ
26Y、26M、26Cと感熱印刷ヘッド28Y、28
M、28Cとの間に中途部を介在させたY(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の3色の感熱昇華
印刷インキリボン30Y、30M、30Cと、インキリ
ボン30Y、30M、30Cの両端部が巻回されたイン
キリボン送出軸32Y、32M、32C、および、イン
キリボン巻取軸34Y、34M、34Cとから構成され
ている。
【0040】また、このように構成された3色カラー感
熱昇華印刷部22の後段(図中右側)に、第2の印刷手
段としての黒文字溶融転写印刷部36が配置されてお
り、顔画像が印刷されたカード媒体4Aは、この黒文字
溶融転写印刷部36に送り込まれ、必要な記載情報が黒
文字印刷される。
【0041】黒文字溶融転写印刷部36は、上記したよ
うに記載情報を文字印刷するもので、プラテンローラ3
8と、感熱印刷ヘッド40と、黒の感熱溶融転写インキ
リボン42と、インキリボン送出軸44と、インキリボ
ン巻取軸46とから構成されている。
【0042】さらに、黒文字溶融転写印刷部36の後段
には、保護膜形成手段としての耐光性向上保護膜転写部
50が配設されており、印刷を完了したカード媒体4A
の表面に、紫外線(UV)保護膜の溶融転写を行なうよ
うになっている。
【0043】これは、次のステージで紫外線硬化形の表
面保護膜を塗布して、紫外線を照射するために、昇華印
刷をした顔画像が色あせてしまうことに対する防護であ
る。UV保護膜は、実際の使用状況の中では太陽光の下
にさらしたときの色あせの防止(耐光性)にも、なくて
はならない機能を発揮する。
【0044】このUV保護膜も、感熱印刷インキリボン
と同じように、転写紙のリボンの上に形成されていて透
明であり、これを内部に発熱体を埋め込んだヒートロー
ラ54を押し当てて感熱転写を行なう。
【0045】そこで、黒文字溶融転写印刷部36で記載
情報が文字印刷されたカード媒体4Aは、上段カード搬
送路6の終端側に配設された耐光性向上保護膜転写部5
0に送られる。耐光性向上保護膜転写部50は、上記し
たようにUV保護膜の溶融転写を行なうもので、プラテ
ンローラ52と、ヒートローラ54と、UV保護膜溶融
転写リボン56と、リボン送出軸58と、リボン巻取軸
60とから構成されている。
【0046】耐光性向上保護膜転写部50でUV保護膜
を溶融転写されたカード媒体4Aは、上段カード搬送路
6に配設された搬送手段であるクランプローラ62を介
してUV硬化制御パターン形成部200へ送られる。
【0047】UV硬化制御パターン形成部200は、U
V硬化制御材料の塗布を行なうもので、UV効果制御材
料を内蔵するインクダメ210とインクジェットヘッド
211とから構成されている。
【0048】このUV硬化制御パターン形成部200で
無色パターンが形成されたカード媒体4Aは、上段カー
ド搬送路6に配設された搬送手段であるクランプローラ
62を介してシュータ10部に送り込まれ、後述するよ
うに、下段搬送路8を形成するベルトコンベア66上に
移載されるようになっている。そして、ベルトコンベア
66により、図中左方向に搬送され、表面保護膜塗布手
段としての表面保護膜塗布部70に送り込まれる。
【0049】表面保護膜塗布部70は、カード媒体4A
の表面にUV硬化液を塗布するもので、押えローラ7
2、UV硬化液タンク74、定量供給器76、および、
塗布ペン78から構成されている。すなわち、ベルトコ
ンベア66で搬送されるカード媒体4Aは、まず、押え
ローラ72でベルトコンベア66上にしっかり押し付け
られてから、定量供給器76がUV硬化液タンク74か
ら定量のUV硬化液を吸い上げ、その後、塗布ペン78
に送り、毛細管現象を応用して塗布ペン78によってカ
ード媒体4Aの全面に薄くUV硬化液を塗布するもので
ある。
【0050】表面保護膜塗布部70でUV硬化液が塗布
されたカード媒体4Aは、下段搬送路8を介して表面保
護膜硬化手段としての表面保護膜硬化部80に送られ
る。表面保護膜硬化部80は、カード媒体4A上に塗布
されたUV硬化液を硬化させるもので、ベルトコンベア
82、および、その上方に10cm程度離して設置され
た水銀灯84から構成されている。すなわち、ベルトコ
ンベア66で搬送されるカード媒体4Aは、ベルトコン
ベア82に受け渡されて搬送される。このベルトコンベ
ア82上にのせられて搬送されるカード媒体4Aの表面
に対して、水銀灯84からの紫外線を照射することによ
り、カード媒体4Aの表面に塗布されたUV硬化液を急
速に硬化させるものである。
【0051】表面保護膜硬化部80を通過したカード媒
体4A、すなわち、作成した証明カード4は、表面保護
膜硬化部80の図において左方向の配設された集積手段
としての集積部90に送り込まれカード収容手段として
のスタッカ92に収容されるようになっている。
【0052】また、図1において、96は電装部、98
は本装置の全体を制御する作成機制御ラックである。
【0053】また、前記イエロー印刷部24Y、マゼン
ダ印刷部24M、及びシアン印刷部24Cは、それぞれ
ユニット化されていて、それぞれ本発明のカード印刷装
置1を構成している。
【0054】また、図2に、本発明にかかる個人認証媒
体の製造装置の他の一例を示す。
【0055】図2に示す装置は、UV硬化制御パターン
形成部200の代わりに、濡れ性制御パターン形成部1
00を設けること以外は図1に示す装置と同様の構成を
有する。この濡れ性制御パターン形成部100は、濡れ
性制御パターンの溶融転写を行なうもので、プラテンロ
ーラ105と、ヒートローラ104と、濡れ性パターン
溶融転写リボン106と、リボン送出軸108と、リボ
ン巻取軸110とから構成されている。
【0056】濡れ性制御パターンも、感熱印刷インキリ
ボンと同じように、転写紙のリボンの上に形成されてい
て透明であり、これを内部に発熱体を埋め込んだヒート
ローラ54を押し当てて感熱転写を行なう。
【0057】次に、上述の装置を用いて得られるIDカ
ードについて示す。
【0058】図3は本発明に係るIDカードの一例を示
す外観略図である。また、図4は、本発明に係るIDカ
ードの断面構成の一例を概略的に示す図である。
【0059】図3及び図4に示すように、このIDカー
ドは、基材と、基材上に設けられた受像層と、受像層上
に設けられた着色層205と、その上に被覆された紫外
線遮蔽層204と、UV硬化制御層206と、保護層2
07とを有する。
【0060】以下、図3、図4、及び図5を用いて本発
明の実施例を説明する。
【0061】(1)受像層の作成 基材201として、厚さが50μmの白色ポリエステル
フィルム(東レKK製、商品型番;E20)を用意し
た。その片面に次の組成の樹脂液を塗布し、120℃で
30分間、加熱・乾燥して、受像層202を形成した。
【0062】 メチルエチルケトン…30重量部 トルエン………………30重量部 ポリエステル・ウレタン樹脂(東洋紡KK製、商品型番;UR−1400)… 30重量部 アミノ変性シリコーンオイル(東芝シリコーンKK製、商品型番;TSF47 00)…0.2重量部 イソシアネート(日本ポリウレタンKK製商品名:コロネート2513)…1 重量部 (2)カード化 上記した方法で作成した受像層付きフィルムを、厚さが
350μmのポリエステルフィルム2枚と張り合わせて
一体化した後、外径寸法が85.6mm×54.0mm
の形状に打ち抜き、カードを作成した。 (3)着色層の形成 通常に視認できるパターンの記録 作成したカードの受像層形成面に昇華性染料を含有させ
たインクリボンを当接し、インクリボンの背面からTP
E(発熱抵抗体配列密度;400DPI)を用いて熱エ
ネルギーを加え、人物画像203と個人文字情報206
をカード面に記録した。インクリボンはイエロー色昇華
性染料、マゼンタ色昇華性染料、シアン色昇華性染料を
それぞれ含有するインク層が面順次に設けられており、
記録すべき人物画像の色分解データに基づいて記録動作
を繰り返し、カラーの人物画像203を形成した。さら
にカードの受像層形成面に溶融型インクリボンを当接
し、インクリボンの背面からTPH(発熱抵抗体配列密
度;400DPI)を用いて熱エネルギーを加え、個人
文字情報206をカード面に記録した。
【0063】(4)人物画像上の紫外線遮蔽層の付与 形成厚さが4.5μmのポリエステルフィルムにポリエ
チレンワックス製の離形層を設け、この離形層上に下記
組成の樹脂液を塗布乾燥して紫外線遮蔽層形成用リボン
を作成した。
【0064】 メチルエチルケトン…30重量部 トルエン………………30重量部 ポリエステル・ウレタン樹脂(東洋紡KK製、商品型番;UR−1400)… 30重量部 紫外線吸収剤(住友化学製、商品型番;スミソーブ200)…3重量部 紫外線吸収剤(住友化学製、商品型番;スミソーブ300)…6重量部 作成した紫外線遮蔽層形成用リボンを人物画像形成部分
に熱転写し、カード上に形成した人物画像203を紫外
線吸収層204で被覆した。
【0065】(5)液状紫外線硬化樹脂の硬化性を制御
する物質のパターンの付与;紫外線硬化樹脂の硬化を促
進する無水マレイン酸の5%水溶液を含有するインクダ
メ210よりインクジェットヘッド211を経て、カー
ド面上に無水マレイン酸のパターン205を形成した。 (6)紫外線硬化型保護層の形成;人物画像203、個
人文字情報206及び液状紫外線硬化樹脂の硬化性を制
御する物質のパターン205を記録し、昇華性染料から
形成された人物画像203上に紫外線遮蔽層204を形
成した後、次に示す組成の紫外線硬化樹脂液をカード表
面に25μm厚になるように塗布し、紫外線を照射して
保護層207を形成した。
【0066】 紫外線硬化樹脂液組成脂環式エポキシ樹脂(米国UCC製、商品型番;UVR 6110)…56重量部 カプロラクトントリオール(米国UCC製、商品型番;TONE0301)… 17重量部 6弗化アンチモンスルホニュウム塩(米国UCC製、商品型番;UVI697 0)…3重量部 エチレングリコールジグリシジルエーテル(共栄社化学製、型番;エポライト 40E)…24重量部 シリコーンポリエーテル(東芝シリコーン製、型番;TSF4440)…0. 5重量部 ステアリルアルコール…1重量部 なお、樹脂液の硬化は、東芝ライテック社製の紫外線照
射装置(型番;トスキュア401)を用いて行った。
【0067】以上の如くして作成したIDカードは、正
視状態で人物画像203及び個人文字情報206が視認
でき、かつ、傾斜角度を持たせることにより、液状紫外
線硬化樹脂の硬化性を制御する物質である無水マレイン
酸のパターン205を視認することが出来た。
【0068】実施例2 実施例1において無水マレイン酸水溶液をインクジェッ
トにより射出し、個人情報を符号化してカード面無水マ
レイン酸のパターンを形成した。実施例1よりさらに情
報量が増え、偽造防止効果の高いIDカードを作成でき
た。
【0069】実施例3 図5に、本発明にかかる他ICカードの概略的な断面図
を表す。
【0070】このICカードは、液状紫外線硬化樹脂の
硬化性を制御する物質の代わりに以下の液状紫外線硬化
樹脂の濡れ性を制御する物質のパターンの付与を行った
以外は、実施例1と同様にして作成することができ、そ
の構成も、紫外線硬化制御層205の代わりに濡れ性制
御層208を設ける以外は、図4に示す構造と同様であ
る。
【0071】又は液状紫外線硬化樹脂の濡れ性を制御す
る物質のパターンは真上からは視認できず一見して存在
が認められないが、ある傾斜角度で見た場合、そのパタ
ーンを視認できる。
【0072】液状紫外線硬化樹脂の濡れ性を制御する物
質のパターンの付与:厚さが4.54mのポリエステル
フィルムに厚さ14mのカルナバワックスの層を形成し
ワックス転写リボンを作成した。作成したワックス転写
リボンをカード面に接触させリボンの背面からTPH
(発熱抵抗体配列密度;400DPI)を用いて熱エネ
ルギーを加え、個人情報を符号化してカード面に記録し
た。その結果、液状紫外線硬化樹脂の濡れ性を制御する
物質のパターンで表面の紫外線硬化樹脂層が若干くぼむ
結果となった。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、視認が容易でなく、か
つ偽造困難な真偽判定手段を有する個人認証媒体を簡便
に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の個人認証媒体の製造装置の一例を表
す概略図
【図2】 本発明の個人認証媒体の製造装置の他の一例
を表す概略図
【図3】 本発明の個人認証媒体の一例を表す正面図
【図4】 本発明の個人認証媒体の一例を表す概略断面
【図5】 本発明の個人認証媒体の他の一例を表す概略
断面図
【符号の説明】
1…カード印刷装置 22…カラー感熱昇華印刷部 36…黒文字溶融転写印刷部 50…耐光性向上保護膜転写部 70…表面保護膜塗布部 100…UV硬化制御パターン形成部 200…濡れ性制御パターン形成部 201…カード基材 202…受像層 203…人物画像 204…紫外線遮蔽層 205…透明層 206…個人文字情報 207…保護層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に受像層を有する基材を用意し、該
    受像層上に第1のパターンを有する着色層を形成する工
    程、該着色層上に紫外線遮蔽層を形成する工程、該受像
    層上に第2のパターンを有する紫外線硬化制御層を形成
    する工程、少なくとも該紫外線遮蔽層及び紫外線硬化制
    御層上に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布して塗布膜を
    形成する工程、該塗布膜に紫外線を照射して硬化するこ
    とにより、紫外線硬化型樹脂製保護層を形成する工程を
    具備することを特徴とする個人認証媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化樹脂が酸硬化型であり、前記
    硬化性制御層が酸を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 表面に受像層を有する基材を用意し、該
    受像層上に第1のパターンを有する着色層を形成する工
    程、該着色層上に紫外線遮蔽層を形成する工程、該受像
    層上に第2のパターンを有する濡れ性制御層を形成する
    工程、少なくとも該紫外線遮蔽層及び濡れ性制御層上
    に、紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布して塗布膜を形成す
    る工程、該塗布膜に紫外線を照射して硬化することによ
    り、紫外線硬化型樹脂製保護層を形成する工程を具備す
    ることを特徴とする個人認証媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記濡れ性制御層がワックスから実質的
    になることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 表面に受像層を有する基材と、該受像層
    上に形成された第1のパターンを有する着色層と、該受
    像層上に形成された第2のパターンを有する紫外線硬化
    制御層と、該着色層上に形成された紫外線遮蔽層と、少
    なくとも該情報パターン上を被覆する紫外線硬化型樹脂
    製保護層とを具備することを特徴とする個人認証媒体。
  6. 【請求項6】 紫外線硬化樹脂が酸硬化型であり、前記
    硬化性制御層が酸を含むことを特徴とする請求項5に記
    載の個人認証媒体。
  7. 【請求項7】 表面に受像層を有する基材と、該受像層
    上に形成された第1のパターンを有する着色層と、該受
    像層上に形成された第2のパターンを有する濡れ性制御
    層と、該着色層上に形成された紫外線遮蔽層と、少なく
    とも該情報パターン上を被覆する紫外線硬化型樹脂製保
    護膜とを具備することを特徴とする個人認証媒体。
  8. 【請求項8】 前記濡れ性制御層がワックスから実質的
    になることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 基材表面に設けられた受像層上に第1の
    パターンを有する着色層を形成する手段と、該着色層上
    に紫外線遮蔽層を形成する手段と、該受像層上に第2の
    パターンを有する紫外線硬化制御層を形成する手段と、
    少なくとも該紫外線遮蔽層及び紫外線硬化制御層上に、
    紫外線硬化型樹脂塗布液を塗布し、塗布膜を形成する手
    段と、該塗布膜に紫外線を照射し、該塗布膜を硬化させ
    る手段とを具備することを特徴とする個人認証媒体の製
    造装置。
  10. 【請求項10】 前記紫外線硬化型樹脂が酸硬化型であ
    り、前記硬化性制御層が酸を含むことを特徴とする請求
    項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 基材表面に設けられた受像層上に第1
    のパターンを有する着色層を形成する手段と、該着色層
    上に紫外線遮蔽層を形成する手段と、該受像層上に第2
    のパターンを有する濡れ性制御層を形成する手段と、少
    なくとも該紫外線遮蔽層及び濡れ性制御層上に、紫外線
    硬化型樹脂塗布液を塗布し、塗布膜を形成する手段と、
    該塗布膜に紫外線を照射し、該塗布膜を硬化させる手段
    とを具備することを特徴とする個人認証媒体の製造装
    置。
  12. 【請求項12】 前記濡れ性制御層がワックスから実質
    的になることを特徴とする請求項11に記載の装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1328407B1 (en) * 2000-10-23 2008-08-06 Nicholas John Murray Method for producing durable images

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