JP2000258978A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2000258978A JP2000258978A JP11062453A JP6245399A JP2000258978A JP 2000258978 A JP2000258978 A JP 2000258978A JP 11062453 A JP11062453 A JP 11062453A JP 6245399 A JP6245399 A JP 6245399A JP 2000258978 A JP2000258978 A JP 2000258978A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は感光体を一様に帯電させる帯電ローラ
を清浄にクリーニングして画像品質を向上させる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】帯電部132Yは、帯電ローラ160の回
転方向に対して所定幅を有したクリーニング部材170
が支持部材171に取り付けられ、その自由端部が帯電
ローラ160に所定圧力で押圧されて、回転する帯電ロ
ーラ160により当該帯電ローラ160の回転方向に所
定量変形しつつ帯電ローラ160上のトナーをクリーニ
ングする。クリーニング部材170は、帯電ローラ16
0の回転方向下流側の支持部材171への取付端部P1
と、クリーニング部材170の帯電ローラ160の回転
方向上流側端面と帯電ローラ160との接触位置P2
と、帯電ローラ160の回転中心P3と、の3点の帯電
ローラ160の回転方向下流側において帯電ローラ16
0の回転時になす角度が180度以上となる状態で支持
部材171に取り付けられている。
を清浄にクリーニングして画像品質を向上させる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】帯電部132Yは、帯電ローラ160の回
転方向に対して所定幅を有したクリーニング部材170
が支持部材171に取り付けられ、その自由端部が帯電
ローラ160に所定圧力で押圧されて、回転する帯電ロ
ーラ160により当該帯電ローラ160の回転方向に所
定量変形しつつ帯電ローラ160上のトナーをクリーニ
ングする。クリーニング部材170は、帯電ローラ16
0の回転方向下流側の支持部材171への取付端部P1
と、クリーニング部材170の帯電ローラ160の回転
方向上流側端面と帯電ローラ160との接触位置P2
と、帯電ローラ160の回転中心P3と、の3点の帯電
ローラ160の回転方向下流側において帯電ローラ16
0の回転時になす角度が180度以上となる状態で支持
部材171に取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、感光体を一様に帯電させる帯電ローラを
清浄にクリーニングして画像品質を向上させる画像形成
装置に関する。
し、詳細には、感光体を一様に帯電させる帯電ローラを
清浄にクリーニングして画像品質を向上させる画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置、レーザープリンタ等の画像形
成装置においては、感光体を帯電部により一様に帯電さ
せた後、光照射して静電潜像を形成し、静電潜像の形成
された感光体にトナーを付着させて現像して、当該トナ
ー画像を記録紙に転写して画像形成を行っている。
成装置においては、感光体を帯電部により一様に帯電さ
せた後、光照射して静電潜像を形成し、静電潜像の形成
された感光体にトナーを付着させて現像して、当該トナ
ー画像を記録紙に転写して画像形成を行っている。
【0003】このような画像形成装置においては、感光
体を一様に帯電させる帯電部は、通常、芯金の外周に導
電性のゴムを巻き付けた帯電ローラが使用されており、
帯電ローラを感光体と接触させて連れ回りさせつつ、所
定の高電圧を印加することにより、感光体を一様に帯電
させる。
体を一様に帯電させる帯電部は、通常、芯金の外周に導
電性のゴムを巻き付けた帯電ローラが使用されており、
帯電ローラを感光体と接触させて連れ回りさせつつ、所
定の高電圧を印加することにより、感光体を一様に帯電
させる。
【0004】そして、通常、感光体の回転方向であって
帯電ローラよりも上流側には、クリーニング部が配設さ
れていて、帯電ローラに当接する前に感光体表面をクリ
ーニングして、転写されずに感光体表面に残留した転写
残トナーを除去しているが、このクリーニング部で除去
しきれないクリーニング残トナーが帯電ローラの当接位
置に送られてくる。
帯電ローラよりも上流側には、クリーニング部が配設さ
れていて、帯電ローラに当接する前に感光体表面をクリ
ーニングして、転写されずに感光体表面に残留した転写
残トナーを除去しているが、このクリーニング部で除去
しきれないクリーニング残トナーが帯電ローラの当接位
置に送られてくる。
【0005】そのため、従来から帯電ローラをクリーニ
ングする帯電ローラクリーニング部材が配設されてお
り、この帯電ローラクリーニング部材は、帯電ローラに
所定の圧力で圧接されて帯電ローラに付着したトナーを
帯電ローラ表面から除去する。
ングする帯電ローラクリーニング部材が配設されてお
り、この帯電ローラクリーニング部材は、帯電ローラに
所定の圧力で圧接されて帯電ローラに付着したトナーを
帯電ローラ表面から除去する。
【0006】ところが、帯電ローラクリーニング部材
は、帯電ローラへの押圧力が過小であると、帯電ローラ
と帯電ローラクリーニング部材との当接が不十分となっ
て、意図するクリーニング性能を確保することができ
ず、また、帯電ローラへの押圧力が過大であると、帯電
ローラ表面のトナーが帯電ローラに押し付けられて、帯
電ローラ表面に貼り付く、いわゆるフィルミング現象が
発生したり、帯電ローラと帯電クリーニング部材との間
に挟まったトナーや添加剤等によって帯電ローラ表面に
傷が付くおそれがある。
は、帯電ローラへの押圧力が過小であると、帯電ローラ
と帯電ローラクリーニング部材との当接が不十分となっ
て、意図するクリーニング性能を確保することができ
ず、また、帯電ローラへの押圧力が過大であると、帯電
ローラ表面のトナーが帯電ローラに押し付けられて、帯
電ローラ表面に貼り付く、いわゆるフィルミング現象が
発生したり、帯電ローラと帯電クリーニング部材との間
に挟まったトナーや添加剤等によって帯電ローラ表面に
傷が付くおそれがある。
【0007】そこで、本出願人は、先に、感光体に圧接
して該感光体を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラに
圧接しつつ上記帯電ローラをクリーニングするクリーニ
ング部材とを備えてなる画像形成装置の帯電装置におい
て、上記クリーニング部材の上記帯電ローラへの圧接の
ための移動方向に沿う上記帯電ローラの径方向の中心線
を基準とし、上記クリーニング部材の上記帯電ローラの
回転方向下流側端部を、上記中心線よりも上記帯電ロー
ラの回転方向下流側で上記帯電ローラ表面に圧接可能に
配置した画像形成装置の帯電装置を提案している(特開
平10−3201号公報参照)。
して該感光体を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラに
圧接しつつ上記帯電ローラをクリーニングするクリーニ
ング部材とを備えてなる画像形成装置の帯電装置におい
て、上記クリーニング部材の上記帯電ローラへの圧接の
ための移動方向に沿う上記帯電ローラの径方向の中心線
を基準とし、上記クリーニング部材の上記帯電ローラの
回転方向下流側端部を、上記中心線よりも上記帯電ロー
ラの回転方向下流側で上記帯電ローラ表面に圧接可能に
配置した画像形成装置の帯電装置を提案している(特開
平10−3201号公報参照)。
【0008】この帯電装置は、具体的には、図6に示す
ように、回転駆動される感光体1に帯電ローラ2が連れ
回りする状態で配設され、支持部材3に取り付けられた
クリーニング部材4が帯電ローラ2に所定の圧接力で押
し付けられている。このクリーニング部材4は、スポン
ジで形成されており、帯電ローラ2への食い込み量(図
6にAで示す量)が所定の食い込み量となる状態で支持
部材3に取り付けられている。クリーニング部材4は、
その帯電ローラ2の回転方向(図6に矢印で示す方向)
下流側端部が、帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯
電ローラ2の回転方向下流側で帯電ローラ2の表面に圧
接される状態で取り付けられている。
ように、回転駆動される感光体1に帯電ローラ2が連れ
回りする状態で配設され、支持部材3に取り付けられた
クリーニング部材4が帯電ローラ2に所定の圧接力で押
し付けられている。このクリーニング部材4は、スポン
ジで形成されており、帯電ローラ2への食い込み量(図
6にAで示す量)が所定の食い込み量となる状態で支持
部材3に取り付けられている。クリーニング部材4は、
その帯電ローラ2の回転方向(図6に矢印で示す方向)
下流側端部が、帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯
電ローラ2の回転方向下流側で帯電ローラ2の表面に圧
接される状態で取り付けられている。
【0009】また、従来、被帯電体に当接して被帯電体
面を帯電する帯電用回転体の面に当接して摺擦しクリー
ニングするスポンジ材を、帯電用回転体の中心から該ス
ポンジ材の取り付け支持部材面へ垂線を引いたときの該
垂線とスポンジ材の端面とが一致、あるいは隙間を有す
るように配置せしめた帯電装置が提案されている(特許
公報第2658424号公報参照)。
面を帯電する帯電用回転体の面に当接して摺擦しクリー
ニングするスポンジ材を、帯電用回転体の中心から該ス
ポンジ材の取り付け支持部材面へ垂線を引いたときの該
垂線とスポンジ材の端面とが一致、あるいは隙間を有す
るように配置せしめた帯電装置が提案されている(特許
公報第2658424号公報参照)。
【0010】この帯電装置は、具体的には、図7に示す
ように、感光体5に帯電ローラ6が連れ回りする状態で
配設され、支持部材7に取り付けられたクリーニング部
材8が帯電ローラ6に所定の圧接力で押し付けられてい
る。このクリーニング部材8は、スポンジで形成されて
おり、帯電ローラ2への食い込み量(図7にAで示す
量)が所定の食い込み量となる状態で支持部材7に取り
付けられている。クリーニング部材8は、その帯電ロー
ラ6の回転方向(図7に矢印で示す方向)下流側端部
と、帯電ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線P
との間に隙間を有する状態で支持部材7に取り付けられ
ている。
ように、感光体5に帯電ローラ6が連れ回りする状態で
配設され、支持部材7に取り付けられたクリーニング部
材8が帯電ローラ6に所定の圧接力で押し付けられてい
る。このクリーニング部材8は、スポンジで形成されて
おり、帯電ローラ2への食い込み量(図7にAで示す
量)が所定の食い込み量となる状態で支持部材7に取り
付けられている。クリーニング部材8は、その帯電ロー
ラ6の回転方向(図7に矢印で示す方向)下流側端部
と、帯電ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線P
との間に隙間を有する状態で支持部材7に取り付けられ
ている。
【0011】また、この従来特許公報の具体例として
は、図8に示すように、略コの字型に形成された支持部
材9にスポンジで形成されたクリーニング部材10が取
り付けられている。このクリーニング部材10は、支持
部材9の底面部9aに接着固定されるとともに、側面部
9bに近接して取り付けられ、帯電ローラ6への食い込
み量(図8にAで示す量)が所定の食い込み量となる状
態で取り付けられている。
は、図8に示すように、略コの字型に形成された支持部
材9にスポンジで形成されたクリーニング部材10が取
り付けられている。このクリーニング部材10は、支持
部材9の底面部9aに接着固定されるとともに、側面部
9bに近接して取り付けられ、帯電ローラ6への食い込
み量(図8にAで示す量)が所定の食い込み量となる状
態で取り付けられている。
【0012】クリーニング部材10は、その帯電ローラ
6の回転方向(図8に矢印で示す方向)上流側端部と、
帯電ローラ6の中心から支持部材9の底面部9aに引い
た垂線Pとの間に隙間を有する状態で支持部材9に取り
付けられている。
6の回転方向(図8に矢印で示す方向)上流側端部と、
帯電ローラ6の中心から支持部材9の底面部9aに引い
た垂線Pとの間に隙間を有する状態で支持部材9に取り
付けられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の帯電装置にあっては、帯電ローラ上のトナー
を、トナーの種類、画像面積率及び画像形成の稼働状態
等の影響を受けることなく、より適切に除去する上で、
なお改良の必要があった。
うな従来の帯電装置にあっては、帯電ローラ上のトナー
を、トナーの種類、画像面積率及び画像形成の稼働状態
等の影響を受けることなく、より適切に除去する上で、
なお改良の必要があった。
【0014】すなわち、特開平10−3201号公報記
載の帯電装置にあっては、図6に示したように、クリー
ニング部材4の下流側端部が、帯電ローラ2の径方向の
中心線よりも帯電ローラ2の回転方向下流側で帯電ロー
ラ2の表面に圧接されているが、クリーニング部材4の
大半は、帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯電ロー
ラ2の回転方向上流側に位置しているため、帯電ローラ
2の回転時に帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯電
ローラ2の回転方向上流側に位置するクリーニング部材
4の逃げがなくなり、帯電ローラ2への食い込み量Aが
所定量以上に多くなると、クリーニング部材4の帯電ロ
ーラ2への押圧力が大きくなりすぎ、トナーが帯電ロー
ラ2の表面にフィルミングされたり、帯電ローラ2の表
面に傷をつけるおそれがあった。
載の帯電装置にあっては、図6に示したように、クリー
ニング部材4の下流側端部が、帯電ローラ2の径方向の
中心線よりも帯電ローラ2の回転方向下流側で帯電ロー
ラ2の表面に圧接されているが、クリーニング部材4の
大半は、帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯電ロー
ラ2の回転方向上流側に位置しているため、帯電ローラ
2の回転時に帯電ローラ2の径方向の中心線よりも帯電
ローラ2の回転方向上流側に位置するクリーニング部材
4の逃げがなくなり、帯電ローラ2への食い込み量Aが
所定量以上に多くなると、クリーニング部材4の帯電ロ
ーラ2への押圧力が大きくなりすぎ、トナーが帯電ロー
ラ2の表面にフィルミングされたり、帯電ローラ2の表
面に傷をつけるおそれがあった。
【0015】また、上記特許公報第26558424号
公報記載の帯電装置にあっては、図7に示したようなク
リーニング部材7の取り付け状態では、上記特開平10
−3201号公報記載の帯電装置と同様の問題が発生す
る。また、図8に示したようなクリーニング部材7の取
り付け状態では、以下の理由により、クリーニング部材
10の帯電ローラ6への押圧力が大きくなりすぎ、トナ
ーが帯電ローラ6の表面にフィルミングされたり、帯電
ローラ6の表面に傷をつけるおそれがあった。すなわ
ち、図8の場合、帯電ローラ6が回転すると、クリーニ
ング部材10が、図9に示すように、支持部材9の側面
部9bに押し付けられて逃げがなくなり、帯電ローラ6
への食い込み量Aが所定量以上に多い状態でクリーニン
グ部材9に取り付けられていると、クリーニング部材1
0の帯電ローラ6への押圧力が大きくなりすぎる。その
結果、トナーが帯電ローラ6の表面にフィルミングされ
たり、帯電ローラ6の表面に傷をつけるという問題があ
った。
公報記載の帯電装置にあっては、図7に示したようなク
リーニング部材7の取り付け状態では、上記特開平10
−3201号公報記載の帯電装置と同様の問題が発生す
る。また、図8に示したようなクリーニング部材7の取
り付け状態では、以下の理由により、クリーニング部材
10の帯電ローラ6への押圧力が大きくなりすぎ、トナ
ーが帯電ローラ6の表面にフィルミングされたり、帯電
ローラ6の表面に傷をつけるおそれがあった。すなわ
ち、図8の場合、帯電ローラ6が回転すると、クリーニ
ング部材10が、図9に示すように、支持部材9の側面
部9bに押し付けられて逃げがなくなり、帯電ローラ6
への食い込み量Aが所定量以上に多い状態でクリーニン
グ部材9に取り付けられていると、クリーニング部材1
0の帯電ローラ6への押圧力が大きくなりすぎる。その
結果、トナーが帯電ローラ6の表面にフィルミングされ
たり、帯電ローラ6の表面に傷をつけるという問題があ
った。
【0016】そして、上記従来の各帯電装置は、上記ク
リーニング部材の帯電ローラへの押圧力が大きくなりす
ぎる問題を解決するために、帯電ローラへの食い込み量
を所定量以下に少なくした状態でクリーニング部材に取
り付けると、帯電ローラとの当接が不十分になって、意
図するクリーニング性能を確保することができないとい
う問題があった。
リーニング部材の帯電ローラへの押圧力が大きくなりす
ぎる問題を解決するために、帯電ローラへの食い込み量
を所定量以下に少なくした状態でクリーニング部材に取
り付けると、帯電ローラとの当接が不十分になって、意
図するクリーニング性能を確保することができないとい
う問題があった。
【0017】上記問題は、白黒の画像形成装置であって
も画像面積率の高い画像を形成した後や、画像面積率の
高いグラフや図表及び写真等の画像を形成することの多
いカラー画像において、特に、クリーニング性能の向上
が要求される。
も画像面積率の高い画像を形成した後や、画像面積率の
高いグラフや図表及び写真等の画像を形成することの多
いカラー画像において、特に、クリーニング性能の向上
が要求される。
【0018】そこで、請求項1記載の発明は、帯電ロー
ラの回転方向に対して所定幅を有し所定の支持部材に取
り付けられその自由端部が帯電ローラに所定圧力で押圧
されて回転する帯電ローラにより当該帯電ローラの回転
方向に所定量変形しつつ帯電ローラ上のトナーをクリー
ニングするクリーニング部材を、帯電ローラの回転方向
下流側の支持部材への取付端部と、クリーニング部材の
帯電ローラとの接触部のうち帯電ローラの回転方向上流
側端面との接触位置と、帯電ローラの回転中心と、の3
点の帯電ローラの回転方向下流側において帯電ローラの
回転時になす角度が180度以上となる状態で支持部材
に取り付ることにより、クリーニング部材が帯電ローラ
をクリーニングする際に、帯電ローラの回転に伴って逃
げるように変形可能として、帯電ローラの回転時にクリ
ーニング部材が帯電ローラの表面に与える圧を帯電ロー
ラの静止時の圧力よりも適当量だけ減少させ、帯電ロー
ラの表面に適切な押圧力を付与して、トナーの種類、画
像形成面積及び画像形成の稼働状態等の影響を受けるこ
となく、帯電ローラの表面に傷をつけず、帯電ローラの
表面を清浄にクリーニングする画像形成装置を提供する
ことを目的としている。
ラの回転方向に対して所定幅を有し所定の支持部材に取
り付けられその自由端部が帯電ローラに所定圧力で押圧
されて回転する帯電ローラにより当該帯電ローラの回転
方向に所定量変形しつつ帯電ローラ上のトナーをクリー
ニングするクリーニング部材を、帯電ローラの回転方向
下流側の支持部材への取付端部と、クリーニング部材の
帯電ローラとの接触部のうち帯電ローラの回転方向上流
側端面との接触位置と、帯電ローラの回転中心と、の3
点の帯電ローラの回転方向下流側において帯電ローラの
回転時になす角度が180度以上となる状態で支持部材
に取り付ることにより、クリーニング部材が帯電ローラ
をクリーニングする際に、帯電ローラの回転に伴って逃
げるように変形可能として、帯電ローラの回転時にクリ
ーニング部材が帯電ローラの表面に与える圧を帯電ロー
ラの静止時の圧力よりも適当量だけ減少させ、帯電ロー
ラの表面に適切な押圧力を付与して、トナーの種類、画
像形成面積及び画像形成の稼働状態等の影響を受けるこ
となく、帯電ローラの表面に傷をつけず、帯電ローラの
表面を清浄にクリーニングする画像形成装置を提供する
ことを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、回転駆動され静電潜像が形成された後に
トナーが付着されてトナー画像の形成される感光体と、
前記感光体に接触して回転し当該感光体を一様に帯電さ
せる帯電ローラと、前記帯電ローラの回転方向に対して
所定幅を有し所定の支持部材に取り付けられてその自由
端部が前記帯電ローラに所定圧力で押圧されて前記帯電
ローラの回転に伴って当該帯電ローラの回転方向に所定
量変形しつつ前記感光体から付着した当該帯電ローラ上
のトナーをクリーニングするクリーニング部材と、を備
えた画像形成装置であって、前記クリーニング部材は、
前記帯電ローラの回転方向下流側の前記支持部材への取
付端部と、前記クリーニング部材の前記帯電ローラとの
接触部のうち前記帯電ローラの回転方向上流側端面との
接触位置と、前記帯電ローラの回転中心と、の3点の前
記帯電ローラ下流側において前記帯電ローラの回転時に
なす角度が180度以上となる状態で前記支持部材に取
り付けられていることにより、上記目的を達成してい
る。
像形成装置は、回転駆動され静電潜像が形成された後に
トナーが付着されてトナー画像の形成される感光体と、
前記感光体に接触して回転し当該感光体を一様に帯電さ
せる帯電ローラと、前記帯電ローラの回転方向に対して
所定幅を有し所定の支持部材に取り付けられてその自由
端部が前記帯電ローラに所定圧力で押圧されて前記帯電
ローラの回転に伴って当該帯電ローラの回転方向に所定
量変形しつつ前記感光体から付着した当該帯電ローラ上
のトナーをクリーニングするクリーニング部材と、を備
えた画像形成装置であって、前記クリーニング部材は、
前記帯電ローラの回転方向下流側の前記支持部材への取
付端部と、前記クリーニング部材の前記帯電ローラとの
接触部のうち前記帯電ローラの回転方向上流側端面との
接触位置と、前記帯電ローラの回転中心と、の3点の前
記帯電ローラ下流側において前記帯電ローラの回転時に
なす角度が180度以上となる状態で前記支持部材に取
り付けられていることにより、上記目的を達成してい
る。
【0020】上記構成によれば、帯電ローラの回転方向
に対して所定幅を有し所定の支持部材に取り付けられそ
の自由端部が帯電ローラに所定圧力で押圧されて回転す
る帯電ローラにより当該帯電ローラの回転方向に所定量
変形しつつ感光体から付着した当該帯電ローラ上のトナ
ーをクリーニングするクリーニング部材を、帯電ローラ
の回転方向下流側の支持部材への取付端部と、クリーニ
ング部材の帯電ローラとの接触部のうち帯電ローラの回
転方向上流側端面との接触位置と、帯電ローラの回転中
心と、の3点の帯電ローラの回転方向下流側において帯
電ローラの回転時になす角度が180度以上となる状態
で支持部材に取り付ているので、クリーニング部材が帯
電ローラをクリーニングする際に、帯電ローラの回転に
伴って逃げるように変形可能として、帯電ローラの回転
時にクリーニング部材が帯電ローラの表面に与える圧を
帯電ローラの静止時の圧力よりも適当量だけ減少させる
ことができ、帯電ローラの表面に適切な押圧力を付与し
て、トナーの種類、画像形成面積及び画像形成の稼働状
態等の影響を受けることなく、帯電ローラの表面に傷を
つけず、帯電ローラの表面を清浄にクリーニングするこ
とができる。
に対して所定幅を有し所定の支持部材に取り付けられそ
の自由端部が帯電ローラに所定圧力で押圧されて回転す
る帯電ローラにより当該帯電ローラの回転方向に所定量
変形しつつ感光体から付着した当該帯電ローラ上のトナ
ーをクリーニングするクリーニング部材を、帯電ローラ
の回転方向下流側の支持部材への取付端部と、クリーニ
ング部材の帯電ローラとの接触部のうち帯電ローラの回
転方向上流側端面との接触位置と、帯電ローラの回転中
心と、の3点の帯電ローラの回転方向下流側において帯
電ローラの回転時になす角度が180度以上となる状態
で支持部材に取り付ているので、クリーニング部材が帯
電ローラをクリーニングする際に、帯電ローラの回転に
伴って逃げるように変形可能として、帯電ローラの回転
時にクリーニング部材が帯電ローラの表面に与える圧を
帯電ローラの静止時の圧力よりも適当量だけ減少させる
ことができ、帯電ローラの表面に適切な押圧力を付与し
て、トナーの種類、画像形成面積及び画像形成の稼働状
態等の影響を受けることなく、帯電ローラの表面に傷を
つけず、帯電ローラの表面を清浄にクリーニングするこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0022】図1〜図5は、本発明の画像形成装置の一
実施の形態を示す図である。図1は、本発明の画像形成
装置の一実施の形態を適用したカラー画像形成装置10
0の概略構成図、図2は、図1のカラー画像形成装置1
00の帯電部の要部拡大正面部分断面図、図3は、図1
の帯電部のクリーニング部材部分の拡大側面部分断面図
である。
実施の形態を示す図である。図1は、本発明の画像形成
装置の一実施の形態を適用したカラー画像形成装置10
0の概略構成図、図2は、図1のカラー画像形成装置1
00の帯電部の要部拡大正面部分断面図、図3は、図1
の帯電部のクリーニング部材部分の拡大側面部分断面図
である。
【0023】図1において、カラー画像形成装置100
は、本体筐体101内に、給紙部110、転写ベルト機
構部120、転写ベルト機構部120に沿って配設され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び
ブラック(K)の各色の作像部130Y、130M、1
30C、130K、分離部140及び定着部150等を
備えており、これらの他に、図示しないが、カラー画像
形成装置100の各部を制御する制御部やモータ及びモ
ータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構
部等を備えている。
は、本体筐体101内に、給紙部110、転写ベルト機
構部120、転写ベルト機構部120に沿って配設され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び
ブラック(K)の各色の作像部130Y、130M、1
30C、130K、分離部140及び定着部150等を
備えており、これらの他に、図示しないが、カラー画像
形成装置100の各部を制御する制御部やモータ及びモ
ータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構
部等を備えている。
【0024】給紙部110は、転写材である用紙111
が複数枚装填される給紙カセット112、レジストロー
ラ対113及び図示しない給紙ローラ、分離ローラ、給
紙検知センサ等を備えている。給紙部110は、給紙カ
セット112内の用紙111を給紙ローラと分離ローラ
により1枚ずつ分離してレジストローラ対113に送り
出し、レジストローラ対113は、給紙クラッチ等を備
えて、給紙ローラと分離ローラにより給紙カセット11
2から送られてきた用紙111のタイミング調整を行っ
て、用紙111を所定のタイミングで転写ベルト機構部
120に送り出す。給紙検知センサは、レジストローラ
対113に搬送される用紙111、すなわち、給紙部1
10から転写ベルト機構部120に送られる用紙111
を検出して、検出結果を図示しない制御部に出力する。
が複数枚装填される給紙カセット112、レジストロー
ラ対113及び図示しない給紙ローラ、分離ローラ、給
紙検知センサ等を備えている。給紙部110は、給紙カ
セット112内の用紙111を給紙ローラと分離ローラ
により1枚ずつ分離してレジストローラ対113に送り
出し、レジストローラ対113は、給紙クラッチ等を備
えて、給紙ローラと分離ローラにより給紙カセット11
2から送られてきた用紙111のタイミング調整を行っ
て、用紙111を所定のタイミングで転写ベルト機構部
120に送り出す。給紙検知センサは、レジストローラ
対113に搬送される用紙111、すなわち、給紙部1
10から転写ベルト機構部120に送られる用紙111
を検出して、検出結果を図示しない制御部に出力する。
【0025】転写ベルト機構部120は、転写ベルト1
21、搬送ローラ122と搬送ローラ123及び吸着ブ
ラシ124等を備えており、転写ベルト121は、搬送
ローラ122と搬送ローラ123に張り渡されている。
転写ベルト機構部120は、搬送ローラ122、123
が制御部の制御下で図外のモータ等の駆動機構により回
転駆動されることにより、転写ベルト121を図1中時
計方向に回転駆動し、給紙部110から送り出されてき
た用紙111を吸着ブラシ124で転写ベルト121に
吸着させて、各色の作像部130Y、130M、130
C、130Kに順次搬送する。転写ベルト121に吸着
されて搬送される用紙111に、各色の作像部130
Y、130M、130C、130Kで、それぞれイエロ
ートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブ
ラックトナー像を順次形成する。
21、搬送ローラ122と搬送ローラ123及び吸着ブ
ラシ124等を備えており、転写ベルト121は、搬送
ローラ122と搬送ローラ123に張り渡されている。
転写ベルト機構部120は、搬送ローラ122、123
が制御部の制御下で図外のモータ等の駆動機構により回
転駆動されることにより、転写ベルト121を図1中時
計方向に回転駆動し、給紙部110から送り出されてき
た用紙111を吸着ブラシ124で転写ベルト121に
吸着させて、各色の作像部130Y、130M、130
C、130Kに順次搬送する。転写ベルト121に吸着
されて搬送される用紙111に、各色の作像部130
Y、130M、130C、130Kで、それぞれイエロ
ートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブ
ラックトナー像を順次形成する。
【0026】各色の作像部130Y、130M、130
C、130Kは、それぞれ感光体ドラム131Y〜13
1Mの周囲に、帯電部132Y〜132K、書込部13
3Y〜133K、現像部134Y〜134K、転写部1
35Y〜135K及びクリーニング部136Y〜136
K等が配設されている。
C、130Kは、それぞれ感光体ドラム131Y〜13
1Mの周囲に、帯電部132Y〜132K、書込部13
3Y〜133K、現像部134Y〜134K、転写部1
35Y〜135K及びクリーニング部136Y〜136
K等が配設されている。
【0027】感光体ドラム131Y〜131Kは、図外
の駆動機構により図1中反時計方向に回転駆動され、帯
電部132Y〜132Kは、感光体ドラム131Y〜1
31Kを一様に帯電させる。書込部133Y〜133K
は、画像データにより変調されたレーザーを感光体ドラ
ム131Y〜131Kに照射して感光体ドラム131Y
〜131Kに静電潜像を形成し、現像部134Y〜13
4Kは、静電潜像の形成された感光体ドラム131Y〜
131Kに、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナ
ーを付着させて、各色のトナー像を形成する。
の駆動機構により図1中反時計方向に回転駆動され、帯
電部132Y〜132Kは、感光体ドラム131Y〜1
31Kを一様に帯電させる。書込部133Y〜133K
は、画像データにより変調されたレーザーを感光体ドラ
ム131Y〜131Kに照射して感光体ドラム131Y
〜131Kに静電潜像を形成し、現像部134Y〜13
4Kは、静電潜像の形成された感光体ドラム131Y〜
131Kに、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナ
ーを付着させて、各色のトナー像を形成する。
【0028】転写ベルト121と感光体ドラム131Y
〜131Kとの間に上記用紙111が搬送されると、転
写ベルト121の背面に配設された転写部135Y〜1
35Kが、転写電位を付与して、感光体ドラム131Y
〜131K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを順次用紙
111に転写させる。
〜131Kとの間に上記用紙111が搬送されると、転
写ベルト121の背面に配設された転写部135Y〜1
35Kが、転写電位を付与して、感光体ドラム131Y
〜131K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを順次用紙
111に転写させる。
【0029】クリーニング部136Y〜136Kは、例
えば、ブレード等を備え、転写の完了した感光体ドラム
131Y〜131K上に残存する転写残トナーをクリー
ニングする。また、クリーニング部136Y〜136K
は、図示しないが除電部を備え、感光体ドラム131Y
〜131Kに除電光を照射することにより感光体ドラム
131Y〜131Kを除電して基準電位に平均化させ
る。
えば、ブレード等を備え、転写の完了した感光体ドラム
131Y〜131K上に残存する転写残トナーをクリー
ニングする。また、クリーニング部136Y〜136K
は、図示しないが除電部を備え、感光体ドラム131Y
〜131Kに除電光を照射することにより感光体ドラム
131Y〜131Kを除電して基準電位に平均化させ
る。
【0030】上述のようにしてイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のト
ナーが転写されて各色の画像の形成された用紙111
は、静電的に転写ベルト121に吸着された状態で、転
写ベルト121によりさらに搬送されて、分離部140
に搬送され、分離部140は、例えば、所定の分離電荷
を転写ベルト121に印加することにより、転写ベルト
121から用紙111を分離して、定着部150に搬送
する。
タ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のト
ナーが転写されて各色の画像の形成された用紙111
は、静電的に転写ベルト121に吸着された状態で、転
写ベルト121によりさらに搬送されて、分離部140
に搬送され、分離部140は、例えば、所定の分離電荷
を転写ベルト121に印加することにより、転写ベルト
121から用紙111を分離して、定着部150に搬送
する。
【0031】定着部150は、定着ローラ151、加圧
ローラ152及び排紙ローラ対153等を備えている。
ローラ152及び排紙ローラ対153等を備えている。
【0032】定着ローラ151と加圧ローラ152は、
所定の押圧力で押圧されて、一方が回転駆動されること
により、他方が連れ回りし、定着ローラ151は、内蔵
の加熱ヒーターにより所定の定着温度に加熱制御され
る。定着部150は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナ
ーが転写されて、分離部140で転写ベルト121から
分離された用紙111を定着ローラ151と加圧ローラ
152で加熱・加圧することにより、各色のトナーを用
紙111に定着させ、排紙ローラ対153により本体筐
体101上に形成された排紙トレイ102上に排出す
る。
所定の押圧力で押圧されて、一方が回転駆動されること
により、他方が連れ回りし、定着ローラ151は、内蔵
の加熱ヒーターにより所定の定着温度に加熱制御され
る。定着部150は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナ
ーが転写されて、分離部140で転写ベルト121から
分離された用紙111を定着ローラ151と加圧ローラ
152で加熱・加圧することにより、各色のトナーを用
紙111に定着させ、排紙ローラ対153により本体筐
体101上に形成された排紙トレイ102上に排出す
る。
【0033】上記帯電部132Y〜132Kは、帯電部
132Yについて図2に示すように、帯電ローラ160
が用いられており、帯電ローラ160は、金属製の芯金
161の外周に導電性ゴム162が巻き付けられてい
る。帯電ローラ160は、スプリング163により感光
体131Yに押圧されており、感光体131Yの回転に
より感光体131Yと連れ回りする。帯電部132Y
は、高圧電源164から帯電ローラ160の芯金161
に高圧電圧を印加することにより、感光体131Yの表
面を一様に帯電させる。
132Yについて図2に示すように、帯電ローラ160
が用いられており、帯電ローラ160は、金属製の芯金
161の外周に導電性ゴム162が巻き付けられてい
る。帯電ローラ160は、スプリング163により感光
体131Yに押圧されており、感光体131Yの回転に
より感光体131Yと連れ回りする。帯電部132Y
は、高圧電源164から帯電ローラ160の芯金161
に高圧電圧を印加することにより、感光体131Yの表
面を一様に帯電させる。
【0034】帯電ローラ160には、図3及び図4に示
すように、クリーニング部材170が所定押圧力で押し
付けられており、クリーニング部材170は、帯電ロー
ラ160に対して所定の食い込み量Hとなる状態で支持
部材171に取り付けられている。このクリーニング部
材170は、所定の弾性を有し、所定の厚みを有した略
長方形のスポンジで形成されている。そして、本実施の
形態では、クリーニング部材170は、帯電ローラ16
0への食い込み量Hが、2mmとなる状態で取り付けら
れている。
すように、クリーニング部材170が所定押圧力で押し
付けられており、クリーニング部材170は、帯電ロー
ラ160に対して所定の食い込み量Hとなる状態で支持
部材171に取り付けられている。このクリーニング部
材170は、所定の弾性を有し、所定の厚みを有した略
長方形のスポンジで形成されている。そして、本実施の
形態では、クリーニング部材170は、帯電ローラ16
0への食い込み量Hが、2mmとなる状態で取り付けら
れている。
【0035】そして、クリーニング部材170は、図4
及び図5に示すように、帯電ローラ160の回転時、す
なわち、帯電ローラ160のクリーニング時、クリーニ
ング部材170の帯電ローラ160の回転方向下流側の
支持部材170への取付端部P1と、クリーニング部材
170の帯電ローラ160の回転方向上流側端面と帯電
ローラ160との接触位置P2と、帯電ローラ160の
回転中心P3と、が帯電ローラ160の回転方向下流側
においてなす角度θが180度以上となる状態で支持部
材171に取り付けられている。
及び図5に示すように、帯電ローラ160の回転時、す
なわち、帯電ローラ160のクリーニング時、クリーニ
ング部材170の帯電ローラ160の回転方向下流側の
支持部材170への取付端部P1と、クリーニング部材
170の帯電ローラ160の回転方向上流側端面と帯電
ローラ160との接触位置P2と、帯電ローラ160の
回転中心P3と、が帯電ローラ160の回転方向下流側
においてなす角度θが180度以上となる状態で支持部
材171に取り付けられている。
【0036】なお、図3〜図5では、クリーニング部材
170は、帯電ローラ160を挟んで感光体131Yに
上下方向で対向する状態で配設されている支持部材17
1に取り付けられているが、クリーニング部材170
は、帯電ローラ160に対して上記位置関係にある支持
部材171に取り付けるものに限るものではなく、例え
ば、図4のクリーニング部材170に対して略直角方向
に位置する支持部材171に取り付けられていてもよ
い。
170は、帯電ローラ160を挟んで感光体131Yに
上下方向で対向する状態で配設されている支持部材17
1に取り付けられているが、クリーニング部材170
は、帯電ローラ160に対して上記位置関係にある支持
部材171に取り付けるものに限るものではなく、例え
ば、図4のクリーニング部材170に対して略直角方向
に位置する支持部材171に取り付けられていてもよ
い。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。カ
ラー画像形成装置100は、プリント動作の開始が指示
されると、各作像部130Y〜130Kの感光体ドラム
131Y〜131Kを回転駆動させ、クリーニング部1
36Y〜136Kでクリーニングされた感光体131Y
〜131Kを帯電部132Y〜132Kで一様に帯電さ
せ、一様に帯電された感光体131Y〜131Kに、各
作像部130Y〜130Kでの書き込みタイミングに合
わせて書込部133Y〜133Kにより画像データによ
り変調されたレーザーを照射して静電潜像を成形する。
ラー画像形成装置100は、プリント動作の開始が指示
されると、各作像部130Y〜130Kの感光体ドラム
131Y〜131Kを回転駆動させ、クリーニング部1
36Y〜136Kでクリーニングされた感光体131Y
〜131Kを帯電部132Y〜132Kで一様に帯電さ
せ、一様に帯電された感光体131Y〜131Kに、各
作像部130Y〜130Kでの書き込みタイミングに合
わせて書込部133Y〜133Kにより画像データによ
り変調されたレーザーを照射して静電潜像を成形する。
【0038】カラー画像形成装置100は、静電潜像の
形成された感光体131Y〜131Kに現像部134Y
〜134Kでイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色のトナーを付着させて
各色のトナー像を形成する。
形成された感光体131Y〜131Kに現像部134Y
〜134Kでイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色のトナーを付着させて
各色のトナー像を形成する。
【0039】一方、カラー画像形成装置100は、給紙
ローラを駆動させて、給紙カセット112からレジスト
ローラ対113へ用紙111を搬送させ、レジストロー
ラ対113で転写タイミングに合わせてタイミング調整
した後、転写ベルト機構部120へ用紙111を給紙さ
せる。
ローラを駆動させて、給紙カセット112からレジスト
ローラ対113へ用紙111を搬送させ、レジストロー
ラ対113で転写タイミングに合わせてタイミング調整
した後、転写ベルト機構部120へ用紙111を給紙さ
せる。
【0040】転写ベルト機構部120に供給された用紙
111は、吸着ブラシ124により転写ベルト121に
吸着され、転写ベルト121により各色の作像部130
Y、130M、130C、130Kを順次搬送される。
111は、吸着ブラシ124により転写ベルト121に
吸着され、転写ベルト121により各色の作像部130
Y、130M、130C、130Kを順次搬送される。
【0041】カラー画像形成装置100は、転写ベルト
121により搬送される用紙111に、転写ベルト12
1の背面に配設された各色の作像部130Y、130
M、130C、130Kの転写部135Y〜135K
で、感光体ドラム131Y〜131K上のイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)の各色のトナーを順次重ねて用紙111に転写さ
せ、各色のトナーの転写された用紙111を分離部14
0で分離して、定着部150に搬送する。定着部150
は、搬送されてきた用紙111を定着ローラ151と加
圧ローラ152で加熱・加圧して、各色のトナーを用紙
111に定着させ、排紙ローラ対153により本体筐体
101上に形成された排紙トレイ102上に排出する。
121により搬送される用紙111に、転写ベルト12
1の背面に配設された各色の作像部130Y、130
M、130C、130Kの転写部135Y〜135K
で、感光体ドラム131Y〜131K上のイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)の各色のトナーを順次重ねて用紙111に転写さ
せ、各色のトナーの転写された用紙111を分離部14
0で分離して、定着部150に搬送する。定着部150
は、搬送されてきた用紙111を定着ローラ151と加
圧ローラ152で加熱・加圧して、各色のトナーを用紙
111に定着させ、排紙ローラ対153により本体筐体
101上に形成された排紙トレイ102上に排出する。
【0042】カラー画像形成装置100は、上記画像形
成動作を順次行って、用紙111に必要な画像形成を行
う。
成動作を順次行って、用紙111に必要な画像形成を行
う。
【0043】この画像形成動作において、帯電部132
Y〜132Kは、図3〜図5に示すように、帯電ローラ
160が感光体131Y〜131Kに接触して感光体1
31Y〜131Kに連れ回りして回転するため、クリー
ニング部136Y〜136Kで除去しきれずに感光体1
31Y〜131K上に残存した転写残トナーが帯電ロー
ラ160に付着する。
Y〜132Kは、図3〜図5に示すように、帯電ローラ
160が感光体131Y〜131Kに接触して感光体1
31Y〜131Kに連れ回りして回転するため、クリー
ニング部136Y〜136Kで除去しきれずに感光体1
31Y〜131K上に残存した転写残トナーが帯電ロー
ラ160に付着する。
【0044】そこで、帯電部132Y〜132Kは、帯
電ローラ160にクリーニング部材170が所定圧力で
接触する状態で支持部材171に取り付けられており、
クリーニング部材170は、図4及び図5に示すよう
に、帯電ローラ160の回転時に、すなわち、帯電ロー
ラ160のクリーニング時に、クリーニング部材170
の帯電ローラ160の回転方向下流側の支持部材170
への取付端部P1と、クリーニング部材170の帯電ロ
ーラ160との接触部のうち帯電ローラ160の回転方
向上流側端面との接触位置P2と、帯電ローラ160の
回転中心P3と、が帯電ローラ160の回転方向下流側
においてなす角度θが180度以上となる状態で支持部
材171に取り付けられている。また、クリーニング部
材170は、帯電ローラ160への食い込み量Hが、2
mmとなる状態で取り付けられている。
電ローラ160にクリーニング部材170が所定圧力で
接触する状態で支持部材171に取り付けられており、
クリーニング部材170は、図4及び図5に示すよう
に、帯電ローラ160の回転時に、すなわち、帯電ロー
ラ160のクリーニング時に、クリーニング部材170
の帯電ローラ160の回転方向下流側の支持部材170
への取付端部P1と、クリーニング部材170の帯電ロ
ーラ160との接触部のうち帯電ローラ160の回転方
向上流側端面との接触位置P2と、帯電ローラ160の
回転中心P3と、が帯電ローラ160の回転方向下流側
においてなす角度θが180度以上となる状態で支持部
材171に取り付けられている。また、クリーニング部
材170は、帯電ローラ160への食い込み量Hが、2
mmとなる状態で取り付けられている。
【0045】この状態で、帯電ローラ160が回転する
と、クリーニング部材170は、図4及び図5に示すよ
うに、帯電ローラ160の回転に伴って、帯電ローラ1
60の回転方向に変形し、上記角度θが180度以上と
なる。
と、クリーニング部材170は、図4及び図5に示すよ
うに、帯電ローラ160の回転に伴って、帯電ローラ1
60の回転方向に変形し、上記角度θが180度以上と
なる。
【0046】したがって、クリーニング部材170は、
帯電ローラ160への押圧力が過大となることなく、ま
た、過小となることなく、適切な大きさとなって、トナ
ーの種類、画像面積率及び画像形成の稼働状態等の影響
を受けることなく、帯電ローラ160の表面にトナーが
フィルミングしたり、帯電ローラ160表面を傷つける
ことなく、意図するクリーニング性能を発揮させること
ができる。
帯電ローラ160への押圧力が過大となることなく、ま
た、過小となることなく、適切な大きさとなって、トナ
ーの種類、画像面積率及び画像形成の稼働状態等の影響
を受けることなく、帯電ローラ160の表面にトナーが
フィルミングしたり、帯電ローラ160表面を傷つける
ことなく、意図するクリーニング性能を発揮させること
ができる。
【0047】〈比較例〉上記実施の形態のカラー画像形
成装置100に、上記実施の形態の帯電部132Y〜1
32Kを取り付けた場合と、上記図6〜図8に示した従
来例の帯電装置をカラー画像形成装置100に取り付け
た場合と、を比較実験した。
成装置100に、上記実施の形態の帯電部132Y〜1
32Kを取り付けた場合と、上記図6〜図8に示した従
来例の帯電装置をカラー画像形成装置100に取り付け
た場合と、を比較実験した。
【0048】まず、図6に示した従来の帯電装置をカラ
ー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材4
を帯電ローラ2への食い込み量Aを1mmに設定して、
特開平10−3201号公報の提案している取付条件で
支持部材3に取り付けた。すなわち、クリーニング部材
4を、その帯電ローラ2の回転方向下流側端部が、帯電
ローラ2の径方向の中心線よりも帯電ローラ2の回転方
向下流側で帯電ローラ2の表面に圧接される状態で取り
付けている。
ー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材4
を帯電ローラ2への食い込み量Aを1mmに設定して、
特開平10−3201号公報の提案している取付条件で
支持部材3に取り付けた。すなわち、クリーニング部材
4を、その帯電ローラ2の回転方向下流側端部が、帯電
ローラ2の径方向の中心線よりも帯電ローラ2の回転方
向下流側で帯電ローラ2の表面に圧接される状態で取り
付けている。
【0049】この状態でカラー画像形成装置100によ
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、帯電ロー
ラ2の表面に擦られた状態の傷が付き、形成された画像
上に縦スジが発生した。すなわち、図6に示した従来の
帯電装置では、クリーニング部材4の帯電ローラ2への
食い込み量Aが1mm程度でもクリーニング部材4が帯
電ローラ2に大きな圧力で押圧される状態となり、画像
品質が劣化するとともに、帯電ローラ2の寿命を低下さ
せることとなることが判明した。
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、帯電ロー
ラ2の表面に擦られた状態の傷が付き、形成された画像
上に縦スジが発生した。すなわち、図6に示した従来の
帯電装置では、クリーニング部材4の帯電ローラ2への
食い込み量Aが1mm程度でもクリーニング部材4が帯
電ローラ2に大きな圧力で押圧される状態となり、画像
品質が劣化するとともに、帯電ローラ2の寿命を低下さ
せることとなることが判明した。
【0050】次に、図7に示した従来の帯電装置をカラ
ー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材8
を、帯電ローラ6への食い込み量Aが1mmとなるよう
に支持部材7に取り付けた。そして、クリーニング部材
8を、その帯電ローラ6の回転方向下流側端部と、帯電
ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線Pとの間に
隙間を有する状態で支持部材7に取り付けている。
ー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材8
を、帯電ローラ6への食い込み量Aが1mmとなるよう
に支持部材7に取り付けた。そして、クリーニング部材
8を、その帯電ローラ6の回転方向下流側端部と、帯電
ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線Pとの間に
隙間を有する状態で支持部材7に取り付けている。
【0051】この状態でカラー画像形成装置100によ
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、図6に示
した従来の帯電装置の場合と同様の結果となった。この
従来の帯電装置においても、クリーニング部材8の帯電
ローラ6への食い込み量Aが1mm程度でもクリーニン
グ部材8が帯電ローラ6に大きな圧力で押圧される状態
となり、画像品質が劣化するとともに、帯電ローラ6の
寿命を低下させることとなることが判明した。
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、図6に示
した従来の帯電装置の場合と同様の結果となった。この
従来の帯電装置においても、クリーニング部材8の帯電
ローラ6への食い込み量Aが1mm程度でもクリーニン
グ部材8が帯電ローラ6に大きな圧力で押圧される状態
となり、画像品質が劣化するとともに、帯電ローラ6の
寿命を低下させることとなることが判明した。
【0052】さらに、図8に示した従来の帯電装置をカ
ラー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材
10を、帯電ローラ6への食い込み量Aが1mmとなる
ように支持部材9に取り付けた。そして、クリーニング
部材10を、その帯電ローラ6の回転方向上流側端部
と、帯電ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線P
との間に隙間を有する状態で略コの字型の支持部材9の
底面部9aに取り付けていとともに、クリーニング部材
10の下流側端部が支持部材9の側面部9bに近接した
状態で取り付けている。
ラー画像形成装置100に取り付け、クリーニング部材
10を、帯電ローラ6への食い込み量Aが1mmとなる
ように支持部材9に取り付けた。そして、クリーニング
部材10を、その帯電ローラ6の回転方向上流側端部
と、帯電ローラ6の中心から支持部材7に引いた垂線P
との間に隙間を有する状態で略コの字型の支持部材9の
底面部9aに取り付けていとともに、クリーニング部材
10の下流側端部が支持部材9の側面部9bに近接した
状態で取り付けている。
【0053】この状態でカラー画像形成装置100によ
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、クリーニ
ング部材10は、帯電ローラ6の回転に伴って変形しよ
うとしたが、図9に示すように、その下流側端部が支持
部材9の側面部9bによりその変形が規制され、帯電ロ
ーラ6に大きな押圧力を付与する結果となった。
り連続50枚程度の画像形成を行ったところ、クリーニ
ング部材10は、帯電ローラ6の回転に伴って変形しよ
うとしたが、図9に示すように、その下流側端部が支持
部材9の側面部9bによりその変形が規制され、帯電ロ
ーラ6に大きな押圧力を付与する結果となった。
【0054】そのため、この従来の帯電装置において
も、クリーニング部材10の帯電ローラ6への食い込み
量Aが1mm程度でもクリーニング部材10が帯電ロー
ラ6に大きな圧力で押圧される状態となり、画像品質が
劣化するとともに、帯電ローラ6の寿命を低下させるこ
ととなることが判明した。
も、クリーニング部材10の帯電ローラ6への食い込み
量Aが1mm程度でもクリーニング部材10が帯電ロー
ラ6に大きな圧力で押圧される状態となり、画像品質が
劣化するとともに、帯電ローラ6の寿命を低下させるこ
ととなることが判明した。
【0055】そして、上記実施の形態のカラー画像形成
装置100を上記実施の形態の帯電部132Y〜132
Kを取り付け、クリーニング部材170を帯電ローラ1
60への食い込み量Hが2mmとなる状態で支持部材1
71に取り付けた。クリーニング部材170を、帯電ロ
ーラ160の回転時に、クリーニング部材170の帯電
ローラ160の回転方向下流側の支持部材170への取
付端部P1と、クリーニング部材170の帯電ローラ1
60の回転方向上流側端面と帯電ローラ160との接触
位置P2と、帯電ローラ160の回転中心P3と、が帯
電ローラ160の回転方向下流側においてなす角度θが
180度以上となる状態で支持部材171に取り付けて
いる。
装置100を上記実施の形態の帯電部132Y〜132
Kを取り付け、クリーニング部材170を帯電ローラ1
60への食い込み量Hが2mmとなる状態で支持部材1
71に取り付けた。クリーニング部材170を、帯電ロ
ーラ160の回転時に、クリーニング部材170の帯電
ローラ160の回転方向下流側の支持部材170への取
付端部P1と、クリーニング部材170の帯電ローラ1
60の回転方向上流側端面と帯電ローラ160との接触
位置P2と、帯電ローラ160の回転中心P3と、が帯
電ローラ160の回転方向下流側においてなす角度θが
180度以上となる状態で支持部材171に取り付けて
いる。
【0056】この実施の形態のカラー画像形成装置10
0により連続50枚程度の画像形成を行ったところ、帯
電ローラ160上のトナーは、適切な状態に正常に除去
され、形成された画像に縦スジ等が発生せず、良好な品
質の画像が形成された。また、帯電ローラ160の表面
を調べたところ、トナーのフィルミングや傷等は見つけ
ることができなかった。
0により連続50枚程度の画像形成を行ったところ、帯
電ローラ160上のトナーは、適切な状態に正常に除去
され、形成された画像に縦スジ等が発生せず、良好な品
質の画像が形成された。また、帯電ローラ160の表面
を調べたところ、トナーのフィルミングや傷等は見つけ
ることができなかった。
【0057】上記比較実験の結果、本実施の形態のカラ
ー画像形成装置100の帯電部132Y〜132Kによ
り、帯電ローラ160に傷をつけたり、トナーをフィル
ミングさせることなく、意図するクリーニング性能を確
保することができることが判明した。
ー画像形成装置100の帯電部132Y〜132Kによ
り、帯電ローラ160に傷をつけたり、トナーをフィル
ミングさせることなく、意図するクリーニング性能を確
保することができることが判明した。
【0058】このように、本実施の形態のカラー画像形
成装置100の帯電部132Y〜132Kは、帯電ロー
ラ160の回転方向に対して所定幅を有し所定の支持部
材171に取り付けられその自由端部が帯電ローラ16
0に所定圧力で押圧されて、回転する帯電ローラ160
により当該帯電ローラ160の回転方向に所定量変形し
つつ感光体131Y〜131Kから付着した当該帯電ロ
ーラ160上のトナーをクリーニングするクリーニング
部材170が、帯電ローラ160の回転方向下流側の支
持部材171への取付端部P1と、クリーニング部材1
70の帯電ローラ160の回転方向上流側端面と帯電ロ
ーラ160との接触位置P2と、帯電ローラ160の回
転中心P3と、の3点の帯電ローラ160の回転方向下
流側において帯電ローラ160の回転時になす角度が1
80度以上となる状態で支持部材171に取り付けられ
ている。
成装置100の帯電部132Y〜132Kは、帯電ロー
ラ160の回転方向に対して所定幅を有し所定の支持部
材171に取り付けられその自由端部が帯電ローラ16
0に所定圧力で押圧されて、回転する帯電ローラ160
により当該帯電ローラ160の回転方向に所定量変形し
つつ感光体131Y〜131Kから付着した当該帯電ロ
ーラ160上のトナーをクリーニングするクリーニング
部材170が、帯電ローラ160の回転方向下流側の支
持部材171への取付端部P1と、クリーニング部材1
70の帯電ローラ160の回転方向上流側端面と帯電ロ
ーラ160との接触位置P2と、帯電ローラ160の回
転中心P3と、の3点の帯電ローラ160の回転方向下
流側において帯電ローラ160の回転時になす角度が1
80度以上となる状態で支持部材171に取り付けられ
ている。
【0059】したがって、クリーニング部材170が帯
電ローラ160をクリーニングする際に、帯電ローラ1
60の回転に伴って逃げるように変形可能として、帯電
ローラ160の回転時にクリーニング部材170が帯電
ローラ160の表面に与える圧を帯電ローラ160の静
止時の圧力よりも適当量だけ減少させることができ、帯
電ローラ160の表面に適切な押圧力を付与して、トナ
ーの種類、画像形成面積及び画像形成の稼働状態等の影
響を受けることなく、帯電ローラ160の表面に傷をつ
けず、帯電ローラ160の表面を清浄にクリーニングす
ることができる。
電ローラ160をクリーニングする際に、帯電ローラ1
60の回転に伴って逃げるように変形可能として、帯電
ローラ160の回転時にクリーニング部材170が帯電
ローラ160の表面に与える圧を帯電ローラ160の静
止時の圧力よりも適当量だけ減少させることができ、帯
電ローラ160の表面に適切な押圧力を付与して、トナ
ーの種類、画像形成面積及び画像形成の稼働状態等の影
響を受けることなく、帯電ローラ160の表面に傷をつ
けず、帯電ローラ160の表面を清浄にクリーニングす
ることができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0061】例えば、上記実施の形態においては、カラ
ー画像形成装置100について説明したが、画像形成装
置としては、カラー画像形成装置に限るものでないこと
は、いうまでもない。
ー画像形成装置100について説明したが、画像形成装
置としては、カラー画像形成装置に限るものでないこと
は、いうまでもない。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、帯電ローラの回転方向に対して所定幅を有し所定
の支持部材に取り付けられその自由端部が帯電ローラに
所定圧力で押圧されて回転する帯電ローラにより当該帯
電ローラの回転方向に所定量変形しつつ感光体から付着
した当該帯電ローラ上のトナーをクリーニングするクリ
ーニング部材を、帯電ローラの回転方向下流側の支持部
材への取付端部と、クリーニング部材の帯電ローラとの
接触部のうち帯電ローラの回転方向上流側端面との接触
位置と、帯電ローラの回転中心と、の3点の帯電ローラ
の回転方向下流側において帯電ローラの回転時になす角
度が180度以上となる状態で支持部材に取り付ている
ので、クリーニング部材が帯電ローラをクリーニングす
る際に、帯電ローラの回転に伴って逃げるように変形可
能として、帯電ローラの回転時にクリーニング部材が帯
電ローラの表面に与える圧を帯電ローラの静止時の圧力
よりも適当量だけ減少させることができ、帯電ローラの
表面に適切な押圧力を付与して、トナーの種類、画像形
成面積及び画像形成の稼働状態等の影響を受けることな
く、帯電ローラの表面に傷をつけず、帯電ローラの表面
を清浄にクリーニングすることができる。
れば、帯電ローラの回転方向に対して所定幅を有し所定
の支持部材に取り付けられその自由端部が帯電ローラに
所定圧力で押圧されて回転する帯電ローラにより当該帯
電ローラの回転方向に所定量変形しつつ感光体から付着
した当該帯電ローラ上のトナーをクリーニングするクリ
ーニング部材を、帯電ローラの回転方向下流側の支持部
材への取付端部と、クリーニング部材の帯電ローラとの
接触部のうち帯電ローラの回転方向上流側端面との接触
位置と、帯電ローラの回転中心と、の3点の帯電ローラ
の回転方向下流側において帯電ローラの回転時になす角
度が180度以上となる状態で支持部材に取り付ている
ので、クリーニング部材が帯電ローラをクリーニングす
る際に、帯電ローラの回転に伴って逃げるように変形可
能として、帯電ローラの回転時にクリーニング部材が帯
電ローラの表面に与える圧を帯電ローラの静止時の圧力
よりも適当量だけ減少させることができ、帯電ローラの
表面に適切な押圧力を付与して、トナーの種類、画像形
成面積及び画像形成の稼働状態等の影響を受けることな
く、帯電ローラの表面に傷をつけず、帯電ローラの表面
を清浄にクリーニングすることができる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施の形態を適用し
たカラー画像形成装置の概略構成図。
たカラー画像形成装置の概略構成図。
【図2】図1のカラー画像形成装置の帯電部の要部拡大
正面部分断面図。
正面部分断面図。
【図3】図1のカラー画像形成装置のクリーニング部材
部分の拡大側面部分断面図。
部分の拡大側面部分断面図。
【図4】図3の帯電ローラが回転している状態のクリー
ニング部材部分の拡大側面部分断面図。
ニング部材部分の拡大側面部分断面図。
【図5】図4の帯電ローラが回転しているときのクリー
ニング部材の取付角度を示す図。
ニング部材の取付角度を示す図。
【図6】従来の帯電装置の一例を示す側面図。
【図7】従来の他の帯電装置の一例を示す側面図。
【図8】従来のさらに帯電装置の一例を示す側面図。
【図9】図8の従来の帯電装置の帯電ローラが回転して
いるときのクリーニング部材の変形状態を示す図。
いるときのクリーニング部材の変形状態を示す図。
100 カラー画像形成装置 101 本体筐体 110 給紙部 111 用紙 112 給紙カセット 113 レジストローラ対 120 転写ベルト機構部 121 転写ベルト 122、123 搬送ローラ 124 吸着ブラシ 130Y、130M、130C、130K 作像部 131Y、131M、131C、131K 感光体ドラ
ム 132Y、132M、132C、132K 帯電部 133Y、133M、133C、133K 書込部 134Y、134M、134C、134K 現像部 135Y、135M、135C、135K 転写部 136Y、136M、136C、136K クリーニン
グ部 140 分離部 150 定着部 151 定着ローラ 152 加圧ローラ 153 排紙ローラ対 160 帯電ローラ 161 芯金 162 導電性ゴム 163 スプリング 164 高圧電源 170 クリーニング部材 171 支持部材
ム 132Y、132M、132C、132K 帯電部 133Y、133M、133C、133K 書込部 134Y、134M、134C、134K 現像部 135Y、135M、135C、135K 転写部 136Y、136M、136C、136K クリーニン
グ部 140 分離部 150 定着部 151 定着ローラ 152 加圧ローラ 153 排紙ローラ対 160 帯電ローラ 161 芯金 162 導電性ゴム 163 スプリング 164 高圧電源 170 クリーニング部材 171 支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】回転駆動され静電潜像が形成された後にト
ナーが付着されてトナー画像の形成される感光体と、前
記感光体に接触して回転し当該感光体を一様に帯電させ
る帯電ローラと、前記帯電ローラの回転方向に対して所
定幅を有し所定の支持部材に取り付けられてその自由端
部が前記帯電ローラに所定圧力で押圧されて前記帯電ロ
ーラの回転に伴って当該帯電ローラの回転方向に所定量
変形しつつ前記感光体から付着した当該帯電ローラ上の
トナーをクリーニングするクリーニング部材と、を備え
た画像形成装置であって、前記クリーニング部材は、前
記帯電ローラの回転方向下流側の前記支持部材への取付
端部と、前記クリーニング部材の前記帯電ローラの回転
方向上流側端面と前記帯電ローラとの接触位置と、前記
帯電ローラの回転中心と、の3点の前記帯電ローラ下流
側において前記帯電ローラの回転時になす角度が180
度以上となる状態で前記支持部材に取り付けられている
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062453A JP2000258978A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062453A JP2000258978A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000258978A true JP2000258978A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13200652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11062453A Pending JP2000258978A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000258978A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100541343C (zh) * | 2006-08-09 | 2009-09-16 | 富士施乐株式会社 | 清洁装置和成像设备 |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11062453A patent/JP2000258978A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100541343C (zh) * | 2006-08-09 | 2009-09-16 | 富士施乐株式会社 | 清洁装置和成像设备 |
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