JP2000258640A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
- Publication number
- JP2000258640A JP2000258640A JP11062915A JP6291599A JP2000258640A JP 2000258640 A JP2000258640 A JP 2000258640A JP 11062915 A JP11062915 A JP 11062915A JP 6291599 A JP6291599 A JP 6291599A JP 2000258640 A JP2000258640 A JP 2000258640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical fiber
- fiber plate
- end surface
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 title abstract description 16
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 101
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 9
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 9
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 4
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 4
- 229910052594 sapphire Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010980 sapphire Substances 0.000 description 3
- 239000004983 Polymer Dispersed Liquid Crystal Substances 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストが低く且つ小型化が可能であり、
また、被照明物を効率的に照明することができる照明装
置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ33のコアの口径が光ファイ
バプレート32の一端面32aよりも他端面32bで大
きいので、一端面32aで光ファイバ33中へ入射して
他端面32bで光ファイバ33中から出射することによ
って光の平行度が高められる。このため、発光ダイオー
ド43から取り出される光の量を多くするための光学部
品と光の平行度を高めるための光学部品とを光ファイバ
プレート32が兼ねていて、光学部品の数が少ない。
また、被照明物を効率的に照明することができる照明装
置を提供する。 【解決手段】 光ファイバ33のコアの口径が光ファイ
バプレート32の一端面32aよりも他端面32bで大
きいので、一端面32aで光ファイバ33中へ入射して
他端面32bで光ファイバ33中から出射することによ
って光の平行度が高められる。このため、発光ダイオー
ド43から取り出される光の量を多くするための光学部
品と光の平行度を高めるための光学部品とを光ファイバ
プレート32が兼ねていて、光学部品の数が少ない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、被照明物を照
明するための照明装置に関するものである。
明するための照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、本願の発明の一従来例が用いら
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置11では、発光ダイオード12の基板の表面にボー
ルレンズ13が密着しており、ボールレンズ13に結合
レンズ14が対向している。この投射型表示装置11で
は、赤色用、緑色用及び青色用の三個の発光ダイオード
12が用いられており、四角形のダイクロイックプリズ
ム15の三面に三組の発光ダイオード12、ボールレン
ズ13及び結合レンズ14の各組が対向している。
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置11では、発光ダイオード12の基板の表面にボー
ルレンズ13が密着しており、ボールレンズ13に結合
レンズ14が対向している。この投射型表示装置11で
は、赤色用、緑色用及び青色用の三個の発光ダイオード
12が用いられており、四角形のダイクロイックプリズ
ム15の三面に三組の発光ダイオード12、ボールレン
ズ13及び結合レンズ14の各組が対向している。
【0003】このため、三個の発光ダイオード12から
出射した赤色、緑色及び青色の光がダイクロイックプリ
ズム15で合成され、四角形のダイクロイックプリズム
15の残りの一面から白色の光が出射する。白色の光が
出射するダイクロイックプリズム15の一面にはマルチ
レンズアレイ16が対向しており、更にこのマルチレン
ズアレイ16にマルチレンズアレイ17、集光レンズ2
1、22及び偏光ビームスプリッタ23が順次に続いて
配置されている。
出射した赤色、緑色及び青色の光がダイクロイックプリ
ズム15で合成され、四角形のダイクロイックプリズム
15の残りの一面から白色の光が出射する。白色の光が
出射するダイクロイックプリズム15の一面にはマルチ
レンズアレイ16が対向しており、更にこのマルチレン
ズアレイ16にマルチレンズアレイ17、集光レンズ2
1、22及び偏光ビームスプリッタ23が順次に続いて
配置されている。
【0004】四角形の偏光ビームスプリッタ23のうち
で集光レンズ22との対向面に隣接する面には反射型の
液晶表示板等である光変調素子24とが取り付けられて
おり、偏光ビームスプリッタ23のうちで光変調素子2
4とは反対側の面には投射レンズ25が対向している。
また、投射レンズ25に続いてスクリーン(図示せず)
等が配置されている。従って、光変調素子24が被照明
物になっており、発光ダイオード12から偏光ビームス
プリッタ23までが光変調素子24に対する照明装置に
なっている。
で集光レンズ22との対向面に隣接する面には反射型の
液晶表示板等である光変調素子24とが取り付けられて
おり、偏光ビームスプリッタ23のうちで光変調素子2
4とは反対側の面には投射レンズ25が対向している。
また、投射レンズ25に続いてスクリーン(図示せず)
等が配置されている。従って、光変調素子24が被照明
物になっており、発光ダイオード12から偏光ビームス
プリッタ23までが光変調素子24に対する照明装置に
なっている。
【0005】ボールレンズ13は発光ダイオード12か
ら取り出される光の量を増加させ、結合レンズ14はボ
ールレンズ13から出射した光の平行度を高めてマルチ
レンズアレイ16に入射させる。マルチレンズアレイ1
6、17は発光ダイオード12の発光強度が発光領域に
よって不均一であっても光変調素子24を均一に照明
し、集光レンズ21、22はマルチレンズアレイ17の
各レンズにおける発光ダイオード12の像を投射レンズ
25の入射瞳位置に結像させる。
ら取り出される光の量を増加させ、結合レンズ14はボ
ールレンズ13から出射した光の平行度を高めてマルチ
レンズアレイ16に入射させる。マルチレンズアレイ1
6、17は発光ダイオード12の発光強度が発光領域に
よって不均一であっても光変調素子24を均一に照明
し、集光レンズ21、22はマルチレンズアレイ17の
各レンズにおける発光ダイオード12の像を投射レンズ
25の入射瞳位置に結像させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示し
た投射型表示装置11における照明装置では、発光ダイ
オード12から取り出される光の量を増加させるために
ボールレンズ13が用いられており、また、ボールレン
ズ13から出射した光の平行度を高めるために結合レン
ズ14が用いられている。このため、光学部品の数が多
くて、製造コストが高く且つ小型化が困難であった。
た投射型表示装置11における照明装置では、発光ダイ
オード12から取り出される光の量を増加させるために
ボールレンズ13が用いられており、また、ボールレン
ズ13から出射した光の平行度を高めるために結合レン
ズ14が用いられている。このため、光学部品の数が多
くて、製造コストが高く且つ小型化が困難であった。
【0007】一方、発光ダイオード12からの光の出射
角度は0〜90°の分布を有しており、ボールレンズ1
3からの光の出射角度も同様であるので、ボールレンズ
13から出射された光の総てを結合レンズ14に取り込
むためには、結合レンズ14の口径を無限大にする必要
がある。しかし、結合レンズ14の実際の開口数は0.
9程度が限界であり、結合レンズ14に取り込むことが
できる光の量は80%程度が限界である。つまり、ボー
ルレンズ13と結合レンズ14との間で光の損失が生じ
ている。
角度は0〜90°の分布を有しており、ボールレンズ1
3からの光の出射角度も同様であるので、ボールレンズ
13から出射された光の総てを結合レンズ14に取り込
むためには、結合レンズ14の口径を無限大にする必要
がある。しかし、結合レンズ14の実際の開口数は0.
9程度が限界であり、結合レンズ14に取り込むことが
できる光の量は80%程度が限界である。つまり、ボー
ルレンズ13と結合レンズ14との間で光の損失が生じ
ている。
【0008】また、図6に示した投射型表示装置11に
おける照明装置では、ダイクロイックプリズム15が用
いられていない構成であっても、光源である発光ダイオ
ード12から被照明物である光変調素子24までに光学
部品と空気との界面が10箇所も存在しており、光学部
品の表面に反射防止処理が施されていても、反射によっ
て15%程度の光の損失が生じる。このため、ダイクロ
イックプリズム15の効率や各光学部品による光の吸収
の影響を除外して考えても、発光ダイオード12から出
射された光の利用効率は65%程度が限界であり、光変
調素子24を効率的に照明することが困難であった。
おける照明装置では、ダイクロイックプリズム15が用
いられていない構成であっても、光源である発光ダイオ
ード12から被照明物である光変調素子24までに光学
部品と空気との界面が10箇所も存在しており、光学部
品の表面に反射防止処理が施されていても、反射によっ
て15%程度の光の損失が生じる。このため、ダイクロ
イックプリズム15の効率や各光学部品による光の吸収
の影響を除外して考えても、発光ダイオード12から出
射された光の利用効率は65%程度が限界であり、光変
調素子24を効率的に照明することが困難であった。
【0009】従って、本願の発明は、製造コストが低く
且つ小型化が可能であり、また、被照明物を効率的に照
明することができる照明装置を提供することを目的とし
ている。
且つ小型化が可能であり、また、被照明物を効率的に照
明することができる照明装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る照明装置
では、光ファイバプレートの一端面に光源が密着してい
るので、光ファイバプレートと光源との間に空気が介在
している構造に比べて、光源から取り出される光の量が
多い。しかも、光ファイバプレートを構成している光フ
ァイバのコアの口径が光ファイバプレートの一端面より
も他端面で大きいので、光ファイバプレートの一端面で
光ファイバ中へ入射して他端面で光ファイバ中から出射
することによって光の平行度が高められる。このため、
光源から取り出される光の量を多くするための光学部品
と光の平行度を高めるための光学部品とを光ファイバプ
レートが兼ねていて、光学部品の数が少ない。
では、光ファイバプレートの一端面に光源が密着してい
るので、光ファイバプレートと光源との間に空気が介在
している構造に比べて、光源から取り出される光の量が
多い。しかも、光ファイバプレートを構成している光フ
ァイバのコアの口径が光ファイバプレートの一端面より
も他端面で大きいので、光ファイバプレートの一端面で
光ファイバ中へ入射して他端面で光ファイバ中から出射
することによって光の平行度が高められる。このため、
光源から取り出される光の量を多くするための光学部品
と光の平行度を高めるための光学部品とを光ファイバプ
レートが兼ねていて、光学部品の数が少ない。
【0011】また、光源から取り出される光の量が多
く、しかも、光学部品の数が少なくて光学部品同士の間
及び光学部品と空気との界面における光の損失も少ない
ので、光源からの光の取り出し効率及び光源から取り出
された光の利用効率が高い。
く、しかも、光学部品の数が少なくて光学部品同士の間
及び光学部品と空気との界面における光の損失も少ない
ので、光源からの光の取り出し効率及び光源から取り出
された光の利用効率が高い。
【0012】また、光ファイバプレートの一端面から他
端面まで光ファイバ中で反射を繰り返しながら光が進行
するので、コヒーレント光源が用いられていて、この光
源から取り出された光が位相情報を有していても、光フ
ァイバプレートの他端面から出射する光には位相情報が
少なくなっている。このため、コヒーレント光源が用い
られていてもスペックルノイズが少ない。
端面まで光ファイバ中で反射を繰り返しながら光が進行
するので、コヒーレント光源が用いられていて、この光
源から取り出された光が位相情報を有していても、光フ
ァイバプレートの他端面から出射する光には位相情報が
少なくなっている。このため、コヒーレント光源が用い
られていてもスペックルノイズが少ない。
【0013】請求項2に係る照明装置では、光ファイバ
プレートの側面のうちで光ファイバプレートの一端面に
隣接している部分とこの一端面の法線との間の角度が光
ファイバのコアと空気との臨界角よりも大きい。このた
め、光ファイバプレートの一端面で光ファイバ中へ大き
な角度で入射した光でも光ファイバプレートの側面から
光ファイバプレート外へ漏れなくて、光源からの光の取
り出し効率が更に高い。
プレートの側面のうちで光ファイバプレートの一端面に
隣接している部分とこの一端面の法線との間の角度が光
ファイバのコアと空気との臨界角よりも大きい。このた
め、光ファイバプレートの一端面で光ファイバ中へ大き
な角度で入射した光でも光ファイバプレートの側面から
光ファイバプレート外へ漏れなくて、光源からの光の取
り出し効率が更に高い。
【0014】請求項3に係る照明装置では、コアと等し
い屈折率を有する接着剤によって光ファイバプレートの
一端面と光源とが接着されているので、光源から取り出
されて光ファイバプレートに入射する光が光ファイバプ
レートの表面で反射しなくて、光源からの光の取り出し
効率が更に高い。
い屈折率を有する接着剤によって光ファイバプレートの
一端面と光源とが接着されているので、光源から取り出
されて光ファイバプレートに入射する光が光ファイバプ
レートの表面で反射しなくて、光源からの光の取り出し
効率が更に高い。
【0015】請求項4に係る照明装置では、光ファイバ
プレートの他端面に光学部品が密着しているので、光フ
ァイバプレートから出射して光学部品に入射する光が光
学部品と空気との界面で反射する量が少なくて、光源か
ら取り出された光の利用効率が更に高い。
プレートの他端面に光学部品が密着しているので、光フ
ァイバプレートから出射して光学部品に入射する光が光
学部品と空気との界面で反射する量が少なくて、光源か
ら取り出された光の利用効率が更に高い。
【0016】請求項5に係る照明装置では、コアと等し
い屈折率を有する接着剤によって光ファイバプレートの
他端面と光学部品とが接着されているので、光ファイバ
プレートから出射されて光学部品に入射する光が光学部
品の表面で反射しなくて、光源から取り出された光の利
用効率が更に高い。
い屈折率を有する接着剤によって光ファイバプレートの
他端面と光学部品とが接着されているので、光ファイバ
プレートから出射されて光学部品に入射する光が光学部
品の表面で反射しなくて、光源から取り出された光の利
用効率が更に高い。
【0017】請求項6に係る照明装置では、光ファイバ
プレートの他端面の形状が被照明物の形状と相似形であ
るので、光ファイバプレートから出射する光によって被
照明物が有効に照明されて、光源から取り出された光の
利用効率が更に高い。
プレートの他端面の形状が被照明物の形状と相似形であ
るので、光ファイバプレートから出射する光によって被
照明物が有効に照明されて、光源から取り出された光の
利用効率が更に高い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、投射型表示装置における照
明装置に適用した本願の発明の第1〜第4実施形態を、
図1〜5を参照しながら説明する。図1(a)が、第1
実施形態の照明装置が用いられている投射型表示装置を
示している。この投射型表示装置31も、発光ダイオー
ド12とダイクロイックプリズム15とに光ファイバプ
レート32が密着しており、集光レンズ21、22も夫
々ダイクロイックプリズム15及び偏光ビームスプリッ
タ23に密着していることを除いて、図6に示した投射
型表示装置11と同様の構成を有している。
明装置に適用した本願の発明の第1〜第4実施形態を、
図1〜5を参照しながら説明する。図1(a)が、第1
実施形態の照明装置が用いられている投射型表示装置を
示している。この投射型表示装置31も、発光ダイオー
ド12とダイクロイックプリズム15とに光ファイバプ
レート32が密着しており、集光レンズ21、22も夫
々ダイクロイックプリズム15及び偏光ビームスプリッ
タ23に密着していることを除いて、図6に示した投射
型表示装置11と同様の構成を有している。
【0019】図1(b)に示されている様に、光ファイ
バプレート32は複数の光ファイバ33が束ねられて構
成されており、図1(a)から明らかな様に、光ファイ
バ33のコアの口径は光ファイバプレート32の一端面
32aよりも他端面32bで大きい。光ファイバプレー
ト32の一端面32a及び他端面32bは、光ファイバ
33のコアと等しい屈折率を有する接着剤によって、夫
々発光ダイオード12及びダイクロイックプリズム15
に接着されている。
バプレート32は複数の光ファイバ33が束ねられて構
成されており、図1(a)から明らかな様に、光ファイ
バ33のコアの口径は光ファイバプレート32の一端面
32aよりも他端面32bで大きい。光ファイバプレー
ト32の一端面32a及び他端面32bは、光ファイバ
33のコアと等しい屈折率を有する接着剤によって、夫
々発光ダイオード12及びダイクロイックプリズム15
に接着されている。
【0020】光ファイバプレート32の一端面32a及
び他端面32bの形状は、光変調素子24の形状と相似
形である。また、光ファイバプレート32の側面32c
のうちで一端面32aに隣接している部分とこの一端面
32aの法線との間の角度、つまり、図1(a)中に示
す角度θが、光ファイバ33のコアと空気との臨界角よ
りも大きい。具体的には、光ファイバ33のコアの屈折
率が1.5の場合は、コアと空気との臨界角が42°で
あるので、角度θは42°よりも大きい。
び他端面32bの形状は、光変調素子24の形状と相似
形である。また、光ファイバプレート32の側面32c
のうちで一端面32aに隣接している部分とこの一端面
32aの法線との間の角度、つまり、図1(a)中に示
す角度θが、光ファイバ33のコアと空気との臨界角よ
りも大きい。具体的には、光ファイバ33のコアの屈折
率が1.5の場合は、コアと空気との臨界角が42°で
あるので、角度θは42°よりも大きい。
【0021】ところで、発光ダイオード12と光ファイ
バプレート32との間に空気が介在していると、発光ダ
イオード12で生成された光に対する出射する光の比率
はこの光が出射する発光ダイオード12の基板と空気と
の臨界角によって決定されて、32%程度の光しか発光
ダイオード12から出射しない。しかし、以上の投射型
表示装置31では、光ファイバプレート32の一端面3
2aが光ファイバ33のコアと等しい屈折率を有する接
着剤によって発光ダイオード12に接着されているの
で、73%の光が光ファイバ33中へ取り込まれる。
バプレート32との間に空気が介在していると、発光ダ
イオード12で生成された光に対する出射する光の比率
はこの光が出射する発光ダイオード12の基板と空気と
の臨界角によって決定されて、32%程度の光しか発光
ダイオード12から出射しない。しかし、以上の投射型
表示装置31では、光ファイバプレート32の一端面3
2aが光ファイバ33のコアと等しい屈折率を有する接
着剤によって発光ダイオード12に接着されているの
で、73%の光が光ファイバ33中へ取り込まれる。
【0022】一方、屈折率が1.76程度である平面状
のサファイア基板にGaN系の発光ダイオード12が形
成されており、且つ、光ファイバ33のコアの屈折率が
1.5であるとすると、光ファイバ33のコアの屈折率
がサファイア基板の屈折率と同等以下である。このた
め、既述の様に発光ダイオード12からの光の出射角度
が0〜90°の分布を有しているとすると、一端面32
aで光ファイバ33中へ入射する光の入射角度も同様の
分布を有する。従って、コアからクラッドへの光の入射
角がこれらの臨界角よりも小さいと、コアからクラッド
へ光が漏れる。
のサファイア基板にGaN系の発光ダイオード12が形
成されており、且つ、光ファイバ33のコアの屈折率が
1.5であるとすると、光ファイバ33のコアの屈折率
がサファイア基板の屈折率と同等以下である。このた
め、既述の様に発光ダイオード12からの光の出射角度
が0〜90°の分布を有しているとすると、一端面32
aで光ファイバ33中へ入射する光の入射角度も同様の
分布を有する。従って、コアからクラッドへの光の入射
角がこれらの臨界角よりも小さいと、コアからクラッド
へ光が漏れる。
【0023】しかし、コアの口径が一端面32aよりも
他端面32bで大きい複数の光ファイバ33が束ねられ
て光ファイバプレート32が構成されているので、光フ
ァイバプレート32の中心軸から側面32cへ近づくに
連れてコアとクラッドとの界面の傾斜角も大きくなっ
て、コアからクラッドへの光の入射角が次第に臨界角以
下になる。しかも、上述の様に、角度θがコアと空気と
の臨界角よりも大きい。このため、一端面32aから光
ファイバ33中へ大きな角度で入射した光でも側面32
cから光ファイバプレート32外へ漏れなくて、光源か
らの光の取り出し効率が高い。
他端面32bで大きい複数の光ファイバ33が束ねられ
て光ファイバプレート32が構成されているので、光フ
ァイバプレート32の中心軸から側面32cへ近づくに
連れてコアとクラッドとの界面の傾斜角も大きくなっ
て、コアからクラッドへの光の入射角が次第に臨界角以
下になる。しかも、上述の様に、角度θがコアと空気と
の臨界角よりも大きい。このため、一端面32aから光
ファイバ33中へ大きな角度で入射した光でも側面32
cから光ファイバプレート32外へ漏れなくて、光源か
らの光の取り出し効率が高い。
【0024】光ファイバプレート32の一端面32aで
光ファイバ33中へ入射した光は、光ファイバプレート
32の他端面32bへ向かって光ファイバ33中を進行
する。一方、光学系にはヘルムホルツ・ラグランジェの
不変量、つまり、光学系を通じて屈折率と光の角度と中
心軸からの距離との積は一定であるという制約が存在し
ている。そして、光ファイバプレート32では光ファイ
バ33のコアの口径、つまり、中心軸からの距離が一端
面32aよりも他端面32bで大きいので、光ファイバ
プレート32の他端面32bで光ファイバ33から出射
する光の平行度が高くなっている。
光ファイバ33中へ入射した光は、光ファイバプレート
32の他端面32bへ向かって光ファイバ33中を進行
する。一方、光学系にはヘルムホルツ・ラグランジェの
不変量、つまり、光学系を通じて屈折率と光の角度と中
心軸からの距離との積は一定であるという制約が存在し
ている。そして、光ファイバプレート32では光ファイ
バ33のコアの口径、つまり、中心軸からの距離が一端
面32aよりも他端面32bで大きいので、光ファイバ
プレート32の他端面32bで光ファイバ33から出射
する光の平行度が高くなっている。
【0025】具体的には、光ファイバ33のコアの屈折
率が発光ダイオード12のサファイア基板の屈折率と同
等程度であり、且つ、光ファイバ33のコア径が他端面
32bにおいて一端面32aの10倍であるとすると、
上述の様に一端面32aで光ファイバ33中へ入射する
光の入射角度は0〜90°の分布を有しているが、他端
面32bにおける光ファイバ33から空気中への出射角
は10°以内になる。
率が発光ダイオード12のサファイア基板の屈折率と同
等程度であり、且つ、光ファイバ33のコア径が他端面
32bにおいて一端面32aの10倍であるとすると、
上述の様に一端面32aで光ファイバ33中へ入射する
光の入射角度は0〜90°の分布を有しているが、他端
面32bにおける光ファイバ33から空気中への出射角
は10°以内になる。
【0026】光ファイバプレート32の他端面32bで
光ファイバ33から出射する光の平行度がこの程度にま
で高くなっていると、光ファイバ33のクラッドの屈折
率を1.25程度以下にしておけば、光ファイバ33内
で光が全反射する。しかし、上述の様に光ファイバプレ
ート32の中心軸から側面32cへ近づくに連れてコア
とクラッドとの界面の傾斜角も大きくなり、しかも、画
像の伝送装置とは異なって照明装置では光ファイバ33
間で光が漏れても支障は生じないので、光ファイバ33
におけるコアとクラッドとの屈折率差の制約は少ない。
光ファイバ33から出射する光の平行度がこの程度にま
で高くなっていると、光ファイバ33のクラッドの屈折
率を1.25程度以下にしておけば、光ファイバ33内
で光が全反射する。しかし、上述の様に光ファイバプレ
ート32の中心軸から側面32cへ近づくに連れてコア
とクラッドとの界面の傾斜角も大きくなり、しかも、画
像の伝送装置とは異なって照明装置では光ファイバ33
間で光が漏れても支障は生じないので、光ファイバ33
におけるコアとクラッドとの屈折率差の制約は少ない。
【0027】なお、上述の様に光ファイバ33のコアの
口径が一端面32aよりも他端面32bで大きければ光
ファイバ33から出射する光の平行度を高めることがで
きるので、複数の光ファイバ33が束ねられた光ファイ
バプレート32ではなくて単一の光学ロッドでも光の平
行度を高めることはできる。しかし、光の平行度を高め
るためには口径に対して長さが十分に長い必要があり、
例えば、直径が0.1mmの複数の光ファイバ33が束
ねられた光ファイバプレート32に比べて、直径が2m
mの単一の光学ロッドでは、20倍の長さが必要であ
る。従って、光ファイバプレート32では照明装置を小
型化することができる。
口径が一端面32aよりも他端面32bで大きければ光
ファイバ33から出射する光の平行度を高めることがで
きるので、複数の光ファイバ33が束ねられた光ファイ
バプレート32ではなくて単一の光学ロッドでも光の平
行度を高めることはできる。しかし、光の平行度を高め
るためには口径に対して長さが十分に長い必要があり、
例えば、直径が0.1mmの複数の光ファイバ33が束
ねられた光ファイバプレート32に比べて、直径が2m
mの単一の光学ロッドでは、20倍の長さが必要であ
る。従って、光ファイバプレート32では照明装置を小
型化することができる。
【0028】ところで、図1と図6との比較からも明ら
かな様に、この投射型表示装置31には、発光ダイオー
ド12の発光強度が発光領域によって不均一であっても
光変調素子24を均一に照明するためのマルチレンズア
レイ16、17が用いられていない。これは、光ファイ
バ33の径が大きく且つ断面形状が光変調素子24の形
状と相似形であれば、この光ファイバ33内で光が反射
を繰り返すうちに光の強度が光ファイバ33内で均一に
なるので、マルチレンズアレイ16、17が必ずしも必
要ではないためである。
かな様に、この投射型表示装置31には、発光ダイオー
ド12の発光強度が発光領域によって不均一であっても
光変調素子24を均一に照明するためのマルチレンズア
レイ16、17が用いられていない。これは、光ファイ
バ33の径が大きく且つ断面形状が光変調素子24の形
状と相似形であれば、この光ファイバ33内で光が反射
を繰り返すうちに光の強度が光ファイバ33内で均一に
なるので、マルチレンズアレイ16、17が必ずしも必
要ではないためである。
【0029】この投射型表示装置31では、図1から明
らかな様に、光源である発光ダイオード12から被照明
物である光変調素子24までに光学部品と空気との界面
が2箇所しか存在していない。このため、ダイクロイッ
クプリズム15の効率や各光学部品による光の吸収の影
響を除外して考えると、発光ダイオード12から出射さ
れた光の損失は、光ファイバ33の断面積とコアの断面
積との比率によって略決定されて、10〜20%程度で
しかない。従って、ダイオード12から取り出された光
の利用効率は、90〜80%程度であり、65%程度が
限界である既述の従来例よりも相当に高い。
らかな様に、光源である発光ダイオード12から被照明
物である光変調素子24までに光学部品と空気との界面
が2箇所しか存在していない。このため、ダイクロイッ
クプリズム15の効率や各光学部品による光の吸収の影
響を除外して考えると、発光ダイオード12から出射さ
れた光の損失は、光ファイバ33の断面積とコアの断面
積との比率によって略決定されて、10〜20%程度で
しかない。従って、ダイオード12から取り出された光
の利用効率は、90〜80%程度であり、65%程度が
限界である既述の従来例よりも相当に高い。
【0030】図2(a)〜(c)は、夫々光ファイバプ
レートの各種の変形例を示している。これらの光ファイ
バプレート34〜36の何れの側面34c〜36cの形
状も図1に示した第1実施形態の照明装置における光フ
ァイバプレート32の側面32cの形状と異なっている
が、発光ダイオード12に接着される一端面34a〜3
6aに比べて他端面34b〜36bが所定の倍率で大き
いことと、一端面34a〜36a及び他端面34b〜3
6bの形状が光変調素子24の形状と相似形であること
とは、光ファイバプレート32と同様である。
レートの各種の変形例を示している。これらの光ファイ
バプレート34〜36の何れの側面34c〜36cの形
状も図1に示した第1実施形態の照明装置における光フ
ァイバプレート32の側面32cの形状と異なっている
が、発光ダイオード12に接着される一端面34a〜3
6aに比べて他端面34b〜36bが所定の倍率で大き
いことと、一端面34a〜36a及び他端面34b〜3
6bの形状が光変調素子24の形状と相似形であること
とは、光ファイバプレート32と同様である。
【0031】図3は、第2実施形態の照明装置が用いら
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置41も、光ファイバプレート32の代わりに光ファ
イバプレート34が用いられており、各々の色の発光ダ
イオード12に対応して偏光ビームスプリッタ23及び
光変調素子24が設けられており、変調された後の光が
ダイクロイックプリズム15で合成されることを除い
て、図1に示した投射型表示装置31と同様の構成を有
している。
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置41も、光ファイバプレート32の代わりに光ファ
イバプレート34が用いられており、各々の色の発光ダ
イオード12に対応して偏光ビームスプリッタ23及び
光変調素子24が設けられており、変調された後の光が
ダイクロイックプリズム15で合成されることを除い
て、図1に示した投射型表示装置31と同様の構成を有
している。
【0032】図4は、第3実施形態の照明装置が用いら
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置42も、赤色、緑色及び青色の三色の光を出射する
発光ダイオード43が発光ダイオード12の代わりに用
いられており、発光ダイオード43から光変調素子24
までが一組しか用いられておらず、ダイクロイックプリ
ズム15も用いられていないことを除いて、図3に示し
た投射型表示装置41と同様の構成を有している。
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置42も、赤色、緑色及び青色の三色の光を出射する
発光ダイオード43が発光ダイオード12の代わりに用
いられており、発光ダイオード43から光変調素子24
までが一組しか用いられておらず、ダイクロイックプリ
ズム15も用いられていないことを除いて、図3に示し
た投射型表示装置41と同様の構成を有している。
【0033】図5は、第4実施形態の照明装置が用いら
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置44も、透過型の光変調素子45が光変調素子24
の代わりに用いられており、偏光ビームスプリッタ23
が用いられていないことを除いて、図3に示した投射型
表示装置41と同様の構成を有している。
れている投射型表示装置を示している。この投射型表示
装置44も、透過型の光変調素子45が光変調素子24
の代わりに用いられており、偏光ビームスプリッタ23
が用いられていないことを除いて、図3に示した投射型
表示装置41と同様の構成を有している。
【0034】なお、第1〜第4実施形態の照明装置が用
いられている何れの投射型表示装置31、41、42、
44においても、偏光を利用することによって、投射レ
ンズ25に入射させるべき光を選択している。しかし、
デジタルミラー装置(DMD)やポリマー分散型液晶板
(PDLC)や回折格子等を利用することによって、投
射レンズ25に入射させるべき光を選択する投射型表示
装置にも本願の発明の照明装置を適用することができ
る。
いられている何れの投射型表示装置31、41、42、
44においても、偏光を利用することによって、投射レ
ンズ25に入射させるべき光を選択している。しかし、
デジタルミラー装置(DMD)やポリマー分散型液晶板
(PDLC)や回折格子等を利用することによって、投
射レンズ25に入射させるべき光を選択する投射型表示
装置にも本願の発明の照明装置を適用することができ
る。
【0035】また、発光ダイオード43の他に半導体レ
ーザ等も、平面状の基板に形成されていて光ファイバプ
レート32の一端面32a等を接着させ易いので、本願
の発明の照明装置における光源として好適である。しか
も、半導体レーザ等のコヒーレント光源が用いられてい
て、この光源から取り出された光が位相情報を有してい
ても、光ファイバプレート32の他端面32b等から出
射する光には位相情報が少なくなっている。このため、
コヒーレント光源が用いられていてもスペックルノイズ
が少ない。
ーザ等も、平面状の基板に形成されていて光ファイバプ
レート32の一端面32a等を接着させ易いので、本願
の発明の照明装置における光源として好適である。しか
も、半導体レーザ等のコヒーレント光源が用いられてい
て、この光源から取り出された光が位相情報を有してい
ても、光ファイバプレート32の他端面32b等から出
射する光には位相情報が少なくなっている。このため、
コヒーレント光源が用いられていてもスペックルノイズ
が少ない。
【0036】また、以上の第1〜第4実施形態の何れも
が投射型表示装置における照明装置に本願の発明を適用
したものであるが、本願の発明は投射型表示装置以外の
照明装置にも適用することができる。
が投射型表示装置における照明装置に本願の発明を適用
したものであるが、本願の発明は投射型表示装置以外の
照明装置にも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る照明装置では、光学部品
の数が少ないので、製造コストが低く且つ小型化が可能
である。また、光源からの光の取り出し効率及び光源か
ら取り出された光の利用効率が高いので、被照明物を効
率的に照明することができる。また、コヒーレント光源
が用いられていてもスペックルノイズが少ないので、照
明品質が高い。
の数が少ないので、製造コストが低く且つ小型化が可能
である。また、光源からの光の取り出し効率及び光源か
ら取り出された光の利用効率が高いので、被照明物を効
率的に照明することができる。また、コヒーレント光源
が用いられていてもスペックルノイズが少ないので、照
明品質が高い。
【0038】請求項2、3に係る照明装置では、光源か
らの光の取り出し効率が更に高いので、被照明物を更に
効率的に照明することができる。
らの光の取り出し効率が更に高いので、被照明物を更に
効率的に照明することができる。
【0039】請求項4〜6に係る照明装置では、光源か
ら取り出された光の利用効率が更に高いので、被照明物
を更に効率的に照明することができる。
ら取り出された光の利用効率が更に高いので、被照明物
を更に効率的に照明することができる。
【図1】(a)は本願の発明の第1実施形態が適用され
ている投射型表示装置の模式図であり、(b)は第1実
施形態における光ファイバプレートの正面図である。
ている投射型表示装置の模式図であり、(b)は第1実
施形態における光ファイバプレートの正面図である。
【図2】(a)〜(c)は夫々光ファイバプレートの各
種の変形例の斜視図である。
種の変形例の斜視図である。
【図3】本願の発明の第2実施形態が適用されている投
射型表示装置の模式図である。
射型表示装置の模式図である。
【図4】本願の発明の第3実施形態が適用されている投
射型表示装置の模式図である。
射型表示装置の模式図である。
【図5】本願の発明の第4実施形態が適用されている投
射型表示装置の模式図である。
射型表示装置の模式図である。
【図6】本願の発明の一従来例が適用されている投射型
表示装置の模式図である。
表示装置の模式図である。
12…発光ダイオード(光源)、15…ダイクロイック
プリズム(光学部品)、21…集光レンズ(光学部
品)、24…光変調素子(被照明物)、32…光ファイ
バプレート、32a…一端面、32b…他端面、32c
…側面、33…光ファイバ、34〜36…光ファイバプ
レート、34a〜36a…一端面、34b〜36b…他
端面、34c〜36c…側面、43…発光ダイオード
(光源)、45…光変調素子(被照明物)
プリズム(光学部品)、21…集光レンズ(光学部
品)、24…光変調素子(被照明物)、32…光ファイ
バプレート、32a…一端面、32b…他端面、32c
…側面、33…光ファイバ、34〜36…光ファイバプ
レート、34a〜36a…一端面、34b〜36b…他
端面、34c〜36c…側面、43…発光ダイオード
(光源)、45…光変調素子(被照明物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/42 G02B 6/42 G09F 9/00 360 G09F 9/00 360D Fターム(参考) 2H037 AA03 BA02 CA01 DA03 DA04 DA17 2H038 AA54 2H046 AA32 AA69 AD05 5G435 AA17 AA18 BB04 DD04 EE25 FF02 FF07 GG02 GG03 GG04 GG23 LL15
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の光ファイバが束ねられて光ファイ
バプレートが構成されており、前記光ファイバのコアの
口径が前記光ファイバプレートの一端面よりも他端面で
大きく、前記一端面に光源が密着している照明装置。 - 【請求項2】 前記光ファイバプレートの側面のうちで
前記一端面に隣接している部分と前記一端面の法線との
間の角度が前記コアと空気との臨界角よりも大きい請求
項1記載の照明装置。 - 【請求項3】 前記コアと等しい屈折率を有する接着剤
によって前記一端面と前記光源とが接着されている請求
項1記載の照明装置。 - 【請求項4】 前記他端面に光学部品が密着している請
求項1記載の照明装置。 - 【請求項5】 前記コアと等しい屈折率を有する接着剤
によって前記他端面と前記光学部品とが接着されている
請求項4記載の照明装置。 - 【請求項6】 前記他端面の形状が被照明物の形状と相
似形である請求項1記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062915A JP2000258640A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062915A JP2000258640A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000258640A true JP2000258640A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13214040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11062915A Pending JP2000258640A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000258640A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7390129B2 (en) | 2004-02-10 | 2008-06-24 | Seiko Epson Corporation | Light source, method for manufacturing light source, and projector |
JP2009092919A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Nikon Corp | プロジェクタ機能付きカメラ |
JP2009530671A (ja) * | 2006-03-17 | 2009-08-27 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 光学式投写装置 |
JP4825203B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2011-11-30 | リアルディー インコーポレイテッド | 偏光状態を制御可能な照明システム、方法 |
JP2011248370A (ja) * | 2011-07-06 | 2011-12-08 | Nikon Corp | 投影装置および電子機器 |
JP2013045649A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Yazaki Corp | バックライト |
US9219895B2 (en) | 2006-03-31 | 2015-12-22 | Nikon Corporation | Projection device |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11062915A patent/JP2000258640A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7390129B2 (en) | 2004-02-10 | 2008-06-24 | Seiko Epson Corporation | Light source, method for manufacturing light source, and projector |
CN100495100C (zh) * | 2004-02-10 | 2009-06-03 | 精工爱普生株式会社 | 光源装置、光源装置制造方法及投影机 |
JP4825203B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2011-11-30 | リアルディー インコーポレイテッド | 偏光状態を制御可能な照明システム、方法 |
JP2009530671A (ja) * | 2006-03-17 | 2009-08-27 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 光学式投写装置 |
US9219895B2 (en) | 2006-03-31 | 2015-12-22 | Nikon Corporation | Projection device |
US10855961B2 (en) | 2006-03-31 | 2020-12-01 | Nikon Corporation | Projection device |
US11438558B2 (en) | 2006-03-31 | 2022-09-06 | Nikon Corporation | Projection device |
JP2009092919A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Nikon Corp | プロジェクタ機能付きカメラ |
JP2011248370A (ja) * | 2011-07-06 | 2011-12-08 | Nikon Corp | 投影装置および電子機器 |
JP2013045649A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Yazaki Corp | バックライト |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10386563B2 (en) | Illuminator for a wearable display | |
JP3298437B2 (ja) | 光学素子、偏光照明装置および投写型表示装置 | |
CN102084177B (zh) | 光源模块 | |
JP3309845B2 (ja) | 偏光分離装置、偏光変換装置及び投写型表示装置 | |
US7210793B2 (en) | Light source unit and projector | |
JP4154780B2 (ja) | プロジェクション照明装置 | |
US8523362B2 (en) | Illumination system and projection apparatus | |
US20100045938A1 (en) | Optical system for projection device | |
JPH11271744A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
CN104251464B (zh) | 显示模块与光导引装置 | |
KR20020013078A (ko) | 디지털 미세 미러소자를 이용한 전반사 프리즘계 | |
US8113661B2 (en) | Projection-type display apparatus | |
US20060139575A1 (en) | Optical collection and distribution system and method | |
US20060103812A1 (en) | Projection display system | |
EP1052856A2 (en) | Reflection type color projector | |
US20110096299A1 (en) | Illumination system and projection apparatus having the same | |
US20090067072A1 (en) | Prism system with prism spacer | |
JP2000258640A (ja) | 照明装置 | |
US20200033622A1 (en) | Projection device | |
JP2001305477A (ja) | 虚像表示装置 | |
KR100254335B1 (ko) | 액정표시장치 | |
JP2005309125A (ja) | 反射型液晶照明光学系および画像表示光学系 | |
US7359122B2 (en) | Prism assembly | |
JP3298579B2 (ja) | 偏光照明装置 | |
US12117644B1 (en) | Light source module that can reduce the volume of an optical system and light loss |