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JP2000253914A - イヤリング - Google Patents

イヤリング

Info

Publication number
JP2000253914A
JP2000253914A JP11060215A JP6021599A JP2000253914A JP 2000253914 A JP2000253914 A JP 2000253914A JP 11060215 A JP11060215 A JP 11060215A JP 6021599 A JP6021599 A JP 6021599A JP 2000253914 A JP2000253914 A JP 2000253914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earring
shaft pin
holding
holding member
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11060215A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhito Miyazaki
勝仁 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKUSHIMA KK
Original Assignee
KIKUSHIMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIKUSHIMA KK filed Critical KIKUSHIMA KK
Priority to JP11060215A priority Critical patent/JP2000253914A/ja
Publication of JP2000253914A publication Critical patent/JP2000253914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挟着部材の摺接面の摩擦力を高め、枢着個所
の挟着力を長く維持できるようにする。 【解決手段】 耳たぶ1に挟み着ける一対の挟着部材
2、3を備える。一方の挟着部材2の二股状に形成した
下端部2aに、他方の挟着部材3の雄形に形成した下端
部3aを嵌合し、この両下端部2a、3aを軸ピン4で
枢着して加締める。一方の挟着部材2の下端部2aの内
側面と、この内側面に摺接する他方の挟着部材3の下端
部3aの外側面とを、白金の薄板5で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イヤリングに関
し、更に詳しくは開放端が接離動作する一対の挟着部材
を備え、耳たぶにクリップ状に挟み付けて装着するタイ
プのイヤリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のイヤリングとしては、一方
の挟着部材の雄形部と他方の挟着部材の雌形部との摺接
面に、この雄形部及び雌形部よりも硬質のワッシャを介
在させ、ワッシャに軸ピンを通して両挟着部材を枢着し
てなるものがある(例えば特開平10ー276810号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のイヤ
リングは、使用回数が増えるにつれ、枢着個所の挟着力
が摩耗によって低下するのを避けられない。従ってこの
種のイヤリングは、できるだけ長く、新品時と同様の挟
着力を維持できるよう形成されているのが望ましい。
【0004】しかるに従来品は、上記の通り、一対の挟
着部材の間に、この挟着部材より硬質のワッシャを介在
させたものであり、ワッシャと挟着部材の摺接面との摩
擦状態、換言すると両者の表面状態については全く触れ
られていなかった。従ってこの従来品によると、ワッシ
ャが挟着部材によって摩耗しにくいだけであり、挟着部
材の枢着個所における挟着力を、長く維持する上では大
きな効果を期待することができなかった。
【0005】本発明は、このような従来品の問題点に鑑
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、一対の挟着部材の摺接面の摩擦力を高め、枢着個所
の挟着力を長く維持できるよう形成したイヤリングを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0007】即ち本発明は、図1に示されるように、耳
たぶ1に挟み着ける一対の挟着部材2、3を備え、一方
の挟着部材2の二股状に形成された下端部2aに、他方
の挟着部材3の雄形に形成された下端部3aが嵌合さ
れ、この両下端部2a、3aが軸ピン4で枢着されて加
締められたイヤリングであって、上記一方の挟着部材2
の下端部2aの内側面と、この内側面に摺接する他方の
挟着部材3の下端部3aの外側面とが、白金の薄板5で
覆われてなることを特徴とする(請求項1)。
【0008】ここで、白金の薄板5で覆われてなる、と
は、具体的には各挟着部材2、3の摺接面としての内側
面及び外側面に、白金の薄板5をロー付けや接着剤で貼
り付けることにより達成される。この場合、白金の薄板
5は、圧延板が好ましく、又厚さは任意であるが、通
常、0.1(mm)程度が好ましい。
【0009】又本発明は、軸ピン4を挿通するため一方
の挟着部材2に形成された貫通孔6の、下端部2aの外
側面に開口する両端位置6aが、径を拡大され、この位
置6aが、軸ピン4の両端部4aで塞がれてなるのが好
ましい(請求項2)。
【0010】この場合は、軸ピン4の両端部4aが一方
の挟着部材2の下端部2aと接触する面積が増大するた
め、その分、挟着力を長期間にわたって維持できる。
【0011】又本発明は、貫通孔6の両端位置6aが皿
孔状に形成されるのが好ましい(請求項3)。
【0012】この場合は、貫通孔6を加工し易く、軸ピ
ン4の両端部4aをレーザー光で溶解したとき納まり易
くなる。
【0013】又本発明は、一方の挟着部材2と他方の挟
着部材3の対向する内面に溝7が形成され、この溝7が
各挟着部材2、3の耳当て面8に肉薄した位置まで延長
状に形成されるのが好ましい(請求項4)。
【0014】この場合は、耳たぶ1に装着したとき、耳
たぶ1の肉が各挟着部材2、3の耳当て面8の下端8b
を回り込んで溝7の先端部に入り、耳当て面8の下端8
bが耳たぶ1に引っかかり易くなる。従ってこれによれ
ば、その分、耳たぶ1から落ちにくくなる、という利点
がある。
【0015】又本発明は、一方の挟着部材2と他方の挟
着部材3の各耳当て面8に、横溝8aが形成されるのが
好ましい(請求項5)。
【0016】この場合は、装着時に耳たぶ1の肉が横溝
8aに入るため、一層落ちにくくなる。なおこの本発明
の場合、横溝8aの数やその断面形状は任意である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0018】本発明は、図1等に示されるように、耳た
ぶ1に挟み着ける一対の挟着部材2、3を備えてなる。
そして本発明は、一方の挟着部材2の二股状に形成され
た下端部2aに、他方の挟着部材3の雄形に形成された
下端部3aが嵌合され、この両下端部2a、3aが軸ピ
ン4で枢着されて加締められている。軸ピン4と各挟着
部材2、3の材質は、この実施形態の場合共に18金で
形成されている。
【0019】上記一方の挟着部材2の下端部2aの内側
面と、この内側面に摺接する他方の挟着部材3の下端部
3aの外側面とが、白金の薄板5で覆われている。この
実施形態の場合、白金の薄板5は厚さが0,1(mm)
の圧延板が用いられ、各下端部2a、3aの内側面、外
側面にロー付けされている。
【0020】6(図1B、図2参照)は、軸ピン4を挿
通するため、一方の挟着部材2に形成された貫通孔であ
る。この貫通孔6は、下端部2aの外側面に開口する両
端位置6aの径が拡大され、この実施形態では皿孔状に
形成されている。そしてこの位置6aが、膨出状に形成
された軸ピン4の両端部4aで塞がれている。
【0021】具体的には、図5〜図7に示されるよう
に、軸ピン4を貫通孔3bと、下端部2aの貫通孔6に
通し、一方の挟着部材2の外側面から露出した軸ピン4
の両端部4aにレーザー光を照射し、この両端部4aを
溶解させる。貫通孔6の皿孔状の両端位置6aは、この
溶解した軸ピン4の両端部4aにより埋まり塞がれる。
作業者は、両端位置6aからはみ出た軸ピン4の両端部
4aの部分を研磨し、下端部2aの外側面と面一に仕上
げる。
【0022】7は、一方の挟着部材2と他方の挟着部材
3の長手方向の内側に形成された溝である。この溝7
は、各挟着部材2、3の耳当て面8に肉薄した位置まで
延長状に形成されている。
【0023】又この実施形態では、一方の挟着部材2と
他方の挟着部材3の各耳当て面8に、横溝8a(図1
A、図3参照)が形成されている。この横溝8aは、こ
の実施形態では断面V字状に形成されると共に、二本ず
つ形成されている。
【0024】次に本発明の作用を説明する。本発明は、
各挟着部材2、3の摺接面が白金の薄板5で形成されて
いる。本発明の場合は、白金の展性、粘性、延性によ
り、摺接面の摩擦抵抗が大きくなり、繰り返し使用して
も、長期間にわたって挟着力を維持できる。
【0025】又この実施形態では、溝7が耳当て面8に
肉薄して形成されているから、耳たぶ1に装着したと
き、耳たぶ1の肉が各挟着部材2、3の耳当て面8の下
端8b(図1A参照)を回り込んで溝7の中に納まり易
い。従って耳当て面8の下端8bが、耳たぶ1に引っか
かり、装着状態が安定し、落ちにくくなる。
【0026】又この実施形態の場合は、軸ピン4の両端
部4aが膨出状に形成されているから、一方の挟着部材
2の下端部2aと接触する面積が増大し、各挟着部材
2、3の下端部2a、3aを加締めたとき接触面が増大
する。従ってその分、挟着力を長期間にわたって維持で
きる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一方の挟
着部材の下端部の内側面と、この内側面に摺接する他方
の挟着部材の下端部の外側面を、白金の薄板で覆ったも
のである。
【0028】従って本発明を使用すれば、摺擦面の摩擦
抵抗が白金の展性、粘性、延性作用により大きくなり、
その結果長期間にわたって挟着力を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明イヤリングの好適な一実施形態を示し、
Aは使用状態時の一部を切欠した正面図、BはAのBー
B線要部拡大断面図である。
【図2】一方の挟着部材の要部断面図である。
【図3】耳当て面を示し、Aは要部正面図、Bは要部縦
断面図である。
【図4】図1AのIVーIV線における要部拡大断面図
である。
【図5】本発明イヤリングの製造工程を説明するための
要部断面図である。
【図6】本発明イヤリングの製造工程を説明するための
要部断面図である。
【図7】本発明イヤリングの製造工程を説明するための
要部断面図である。
【符号の説明】
1 耳たぶ 2 一方の挟着部材 2a 下端部 3 他方の挟着部材 3a 下端部 4 軸ピン 5 白金の薄板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳たぶに挟み着ける一対の挟着部材を備
    え、一方の挟着部材の二股状に形成された下端部に、他
    方の挟着部材の雄形に形成された下端部が嵌合され、こ
    の両下端部が軸ピンで枢着されて加締められたイヤリン
    グであって、上記一方の挟着部材の下端部の内側面と、
    この内側面に摺接する他方の挟着部材の下端部の外側面
    とが、白金の薄板で覆われてなることを特徴とするイヤ
    リング。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイヤリングであって、軸
    ピンを挿通するため一方の挟着部材に形成された貫通孔
    の、下端部の外側面に開口する両端位置が、径を拡大さ
    れ、この位置が、軸ピンの両端部で塞がれてなることを
    特徴とするイヤリング。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のイヤリングであって、貫
    通孔の両端位置が皿孔状に形成されたことを特徴とする
    イヤリング。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載のイヤリ
    ングであって、一方の挟着部材と他方の挟着部材の対向
    する内面に溝が形成され、この溝が各挟着部材の耳当て
    面に肉薄した位置まで延長状に形成されたことを特徴と
    するイヤリング。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のイヤリ
    ングであって、一方の挟着部材と他方の挟着部材の各耳
    当て面に、横溝が形成されたことを特徴とするイヤリン
    グ。
JP11060215A 1999-03-08 1999-03-08 イヤリング Pending JP2000253914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000267A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Kitsugi Kikinzoku Seisakusho:Kk リング状耳飾り
JP2020178819A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社美創 装身具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000267A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Kitsugi Kikinzoku Seisakusho:Kk リング状耳飾り
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