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JP2000237105A - 伸縮延長管及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

伸縮延長管及びこれを用いた電気掃除機

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Publication number
JP2000237105A
JP2000237105A JP11041034A JP4103499A JP2000237105A JP 2000237105 A JP2000237105 A JP 2000237105A JP 11041034 A JP11041034 A JP 11041034A JP 4103499 A JP4103499 A JP 4103499A JP 2000237105 A JP2000237105 A JP 2000237105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
extension tube
telescopic extension
outer pipe
inner pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11041034A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Toyoda
貴久 豊田
Shigehiko Suzuki
成彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11041034A priority Critical patent/JP2000237105A/ja
Publication of JP2000237105A publication Critical patent/JP2000237105A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の伸縮延長管は、外パイプと内パイプとを
固定するために、締付環に切欠き部を設ける必要があ
り、この切欠き部から気流が漏れてしまうといった欠点
があった。 【解決手段】締付環の外パイプ側端部及び、外パイプの
内パイプ側開口端部に互いに勘合するような傾斜面(気
密面)を夫々略同一勾配で設け、さらに締付環の切欠き
部の両端面に常に接触し合う切欠端部接触部を外パイプ
の傾斜面に常に触れる位置で締付環の傾斜部内に設け
た。また、成形性を良くする為、締付環の切欠き端部の
接触部は伸縮延長管の軸方向とほぼ垂直な平面で形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外パイプに内パイ
プを摺動自在に遊挿し、内パイプの外パイプへの挿入長
さを任意に変化させることで、伸縮延長管の全長が所要
の長さに調節可能である伸縮延長管、及びこれを用いた
電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機に用いられている延長
管は、外パイプに内パイプを摺動自在に遊挿し、内パイ
プの外パイプへの挿入長さを任意に変化させることで、
延長管全体の長さを所要の長さに調節するようにしてい
た。
【0003】この伸縮延長管における外パイプと内パイ
プの摺動を抑制するためのロック機構は、従来、図11
及び図12に示すような機構が幅広く用いられている。
【0004】この機構は、内パイプ1102の外側に締
付環1105を取り付け、さらに締付環1104を覆う
ように操作環1104を取付けている。外パイプ110
3の外側先端部と操作環の内側には、互いに締め付け合
うねじ山(外パイプには雄ねじ1106、操作環には雌
ねじ1107)を設けている。締付環1104の外側先
端部1109と操作環1104の内側先端1108とは
回動自在にはまり合っている。
【0005】また、締付環1105の外パイプ側端部及
び、外パイプ1103の側開端部には互いに勘合するよ
うな傾斜面1110及び1111を設けてある。そのた
め、使用者が操作環1107を回し、外パイプ1103
の雄ねじ1106と操作環1104の雌ねじ1107を
螺合させていくと、締付環1105は操作環1104と一緒
に外パイプ1103に対し1の方向へ進んで行き、締付
環1105の傾斜面1110は外パイプ1103の傾斜
面1111へもぐり込んでいくが、その際、締付環11
05には切欠き部1101を設けてあるので、クサビ効
果により締付環1105の内径は縮小し、内パイプ11
02の外径面を締付け、外パイプ1103と内パイプ110
2の摺動は抑制され伸縮延長管は所要の長さに保持され
る。
【0006】しかるに、現在の掃除機は強い吸込力が要
求されているため、吸込仕事率を高めていく傾向にあ
り、延長管の気密保持が不可欠となってきている。その
ため、従来、伸縮延長管の外パイプと内パイプの気密を
とる為の手段としては、図13に示すように、外パイプ
1301と内パイプ1302の間にゴムなどの軟質材で
作ったパッキン1304を別体にて設ける手段などがと
られている。しかし、この手段ではコストが上がった
り、製造組立の作業性が悪化したり、ゴムパッキン13
04の抵抗で伸縮操作が重たいものになるばかりでな
く、廃棄の際に分別を惰り環境に悪影響を与えてしまう
おそれなどもある。
【0007】また、内パイプ1302は成形上の制約
や、ごみ詰まり回避などの目的により外周面直径を均一
に作らず若干のテーパーを設ける必要があるため、内パ
イプの外径直径は場所によって異なり、図13のような
パッキン構造では、外パイプ1301と内パイプ130
2の挿入量(伸縮延長管調節長さ)の違いにより、パッ
キン1304の接触具合がばらつき、気密効果が不均一
となるおそれもある。一方、低価格で掃除機を提供しよ
うとするゾーンにおいては、低コストを実現するため、
上記のようなゴムなどの軟質材で作ったパッキンを設け
ず、図12及び図13に示すように、締付環1105の
外パイプ側端部及び、外パイプ1103の内パイプ側開口部
に互いに勘合するような傾斜面1110及び傾斜面11
11を設け、傾斜面1110と傾斜面1111を密着さ
せることで、気密をとろうと試みていた。
【0008】しかし、締付環1105には切欠き部11
01を設ける必要があり、この切欠き部1101がリー
クポイントとなり十分な気密がとれない。切欠き部11
01でのリークを防止しようと、内パイプ直径が細い部
分で操作環1104を最大限締め込んだ際、切欠き部1
105が完全に塞がるよう切欠き幅を設計しても、内パ
イプ1102の外周面直径は均一に作らず若干のテーパ
ーを設ける必要があり、内パイプの外径直径は場所によ
って異なっている為、内パイプ直径が太い部分で操作環
1104を最大限締め込んだ際、図13に示すように切
欠き部端部1112aと1112bとは完全に離別し隙
間1101が構成されてしまう。逆に内パイプ直径が太
い部分で操作環1104を最大限締め込んだ際、切欠き
部1105が完全に塞がるよう切欠き幅を設計した場合
には、内パイプの外径直径は場所によって異なっている
為、内パイプ直径が細い部分で、外パイプ1103と内
パイプ1102の摺動を抑制し、伸縮延長管を所要の長
さで保持するロック力が不十分なものとなり、使い勝手
の悪い伸縮延長管となってしまう。
【0009】また、締付環の切欠き部でのリークを防止
するために、図13のように、締付環1305の切欠き
部1307をラビリンス構造1307とする手段も知ら
れているが、この手段でも図13に示すような外気の進
入経路8,9が存在し気密効果は不十分である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかして、本発明の目
的とするところは、別体でゴムなどの軟質材で作ったパ
ッキン等を設けず低コストで、しかも組立性・分解性に
も優れ、なおかつ、伸縮動作が潤滑であり、伸縮延長管
を所要の長さで保持するロック力を損なうことのない手
段で、気密性の優れた伸縮延長管を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、締付環の外パイプ側端
部及び、外パイプの内パイプ側開口端部に互いに勘合す
るような傾斜面(気密面)を夫々略同一勾配で設け、さ
らに締付環の切欠き部の両端面に常に接触し合う切欠き
端部接触部を設け、締付環の切欠き端部は伸縮延長管の
軸方向とほぼ垂直な平面で形成することで、伸縮延長管
を所要の長さで保持する為に締付環の内径を変化させて
も、常に締付環の切欠部には通気流路を遮断する遮蔽部
が形成され、外パイプ端面と締付環との間からのリーク
をも完全に遮断できることにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を掃除機
の例にて添付の図面を参照し、説明する。
【0013】図1に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の外観の斜視図を示す。100は制御回路や電動送風機
等が内蔵された掃除機本体、200は掃除機本体100
の吸込口部102に本体側ホース継手201を介し接続
された可撓性ホース、300は延長管側ホース継手、4
00は延長管側ホース継手300に接続された伸縮延長
管、500は伸縮延長管400に接続された吸口体、3
03は伸縮延長管側ホース継手300に設けられたスイ
ッチ操作部、301は伸縮延長管側ホース継手300に
設けられた第一の赤外線発光部、302は延長管側ホー
ス継手300に設けられた第二の赤外線発光部、101
は掃除機本体100の上面に設けられた赤外線受光部で
あり、600は室内の天井を示している。
【0014】図2は本発明の一実施例に係る電気掃除機
の縦断面図を示す。
【0015】掃除機本体100は、下部を覆う下ケース
103とその前面に設けられた吸込口102,下ケース
103の上部を覆い、集塵袋104を収納する集塵室1
05を形成する集塵室蓋106を有している。集塵室1
05の下部を形成している下ケース103の壁面上部に
はパッキン107が配設され、集塵室蓋106を閉じた
時に、集塵室105の上部を形成している集塵室蓋10
6から突設されている気密保持リブ108が圧接される
ことにより、集塵室105の気密を保持するようになっ
ている。集塵室105内の集塵袋104はロ紙108が
クランプ109の爪に係止されることで、吸込口102
と下ケース103との間に挾持された吸込口パッキン1
10に圧接保持されている。
【0016】また、掃除機本体100は、その後部に下
ケース103と内ケース111とで形成された、電動送
風機室112を有している。電動送風機112は集塵室
104と連通し、かつ、電動送風機113の吸気側が集塵
室105にフィルター114を介して臨むように、電動
送風機113を収納保持している。また、電動送風機1
13の排気側は、排気フィルター115及び排気口11
6を介して外部と連通している。内ケース111の上部
には、上ケース117で覆われた基板収納部118が形
成され、制御基板119が収納されている。制御基板1
19上には、延長管側ホース継手300の第1の赤外線
発光部301及び第2の赤外線発光部302から放射さ
れた赤外線信号を受信する赤外線受光素子120が設け
られている。この赤外線受光素子120に赤外線信号が
届くように、上ケース117上に赤外線を透過させる別
の材料で成形した赤外線受光部101が設けられてい
る。上ケース117の上部には、回動可能なように軸支
持されたハンドル121が設けられている。
【0017】次に掃除機本体100の運転時における各
部の作用について説明する。電動送風機113が作動し
て吸気側に吸引力が発生すると、吸込口102に接続さ
れた可撓性ホース200,延長管側ホース継手300,
伸縮延長管400を介して、吸口500からごみを含ん
だ空気流が集塵室105に導かれる。ごみを含んだ空気
流は、紙等の濾材でできた集塵袋104を通って濾過さ
れ、集塵袋104内にごみが捕集される。一方、濾過さ
れた空気は電動送風機室112へ流れ込み、電動送風機
113を冷却しながら、排気フィルター115,排気口
116を通って本体外に排気される。
【0018】掃除機使用者が延長管側ホース継手300
に設けられたスイッチ操作部303の一つを押すと、押
されたスイッチに従った信号コードが赤外線信号として
第一の赤外線発光部301及び第二の赤外線発光部30
2より放射される。第一の赤外線発光部301は通常の
使用状態では略鉛直上方を向くように配設されており、
第一の赤外線発光部301から放射された赤外線信号
は、部屋の天井600や壁に当たって反射し、掃除機本
体100の赤外線受光部101に到達する。また、第二
の赤外線発光部302,延長管側ホース継手302のグ
リップエンド304に略水平より下方に向くように配設さ
れており、第二の赤外線発光部302から放射された赤
外線信号は、直接、掃除機本体100の赤外線受光部1
01に到達する。赤外線受光部101に到達した赤外線
信号は赤外線受光素子120によって受光され、制御基
板111を介して掃除機を制御するようにしている。
【0019】次に図3〜図10を用いて本発明の主旨と
するところの伸縮延長管について説明する。
【0020】図2及び図4は夫々、本発明に関する伸縮
延長管の組立て状態での外観斜視図と構成部品を展開状
態で示した外観斜視図であり、図10は伸縮延長管の軸
方向に垂直な平面での断面図である。図において、40
2は一端に延長管側ホース継手300と連結するための
雄連結部403を有し、他端(内パイプ側開口部)40
4には締付環700の外パイプ側端面の傾斜面701に
勘合する傾斜面405をもつ外パイプである。外パイプの
傾斜面405と締付環700の外パイプ側傾斜面701
は略同一角度に設けてあり、面接触により気密面を構成
するようにしてある。外パイプ402の外周面先端には
ねじ山406(雄ねじ)を、内壁面にはレール状の縦溝
部407が軸方向側に直線的に形成されている。
【0021】408は内パイプであり外パイプ402の
内側を摺動自在に遊挿され組み込まれている。内パイプ
408の一端には床用吸口や他の吸口と接続できるよう
雌連結部409を一体に設けており、他端には外パイプ
402のレール状の縦溝部407内を摺動する摺動リブ
410を一体に設けており、内パイプ408と外パイプ
402は互いに回動しないようになっている。
【0022】411は収納時に掃除機本体100に固定
するためのパイプホルダーで、外パイプ402に一体形
成された突起部412に合わせて固定しており左右の移
動を防止している。この突起部412は、外パイプ40
2のレール状の縦溝部407と表裏一体に形成したもの
である。パイプホルダー411には隙間用吸口401等
の応用付属部品を勘合収納する為の吸口ホルダー413
を一体に設けてある。なお、パイプホルダー411を付
属しない場合においても、本発明の効果は同様である。
【0023】700は締付環で内パイプ408の外側に
回動自在に取り付けてある。締付環700の外パイプ側
端部には外パイプ402の内パイプ側開口部404の傾
斜面701に勘合するような傾斜面405を設け、さら
に内パイプ408の外周面を締付け、外パイプ402と
内パイプ408の摺動を抑制する際に、締付環700の
内径を変化させる為の切欠き部702を、常に接触し合
う接触部703がもてるような形状にて形成し、切欠き
部702の接触部703は締付環の傾斜面701内に配設
してある。
【0024】414は操作環であり外パイプ402と共
に伸縮延長管外観面を構成し締付環700を覆うように
取付けている。操作環414の内径部には外パイプ40
2の外周面先端に設けた雄ねじ406と掛かり合うねじ
山901(雌ねじ)を一体に形成している。締付環700
の先端部704と操作環414の内径部の先端902と
は回動自在にはまり合う。
【0025】次に、伸縮動作について図5〜図7を参照
しながら説明をする。
【0026】延長管を使用する場合、図5もしくは図6
の状態にある伸縮延長管400において使用者は初め
に、外パイプ402の外周面先端と操作環414の内径
部に設けたねじ山406と901が互いに外れ合う方向
に操作環414を任意の角度だけ回転させる。すると操
作環414は外パイプ402に対し1の方向に進んでい
く。この際、操作環414の内径部先端902に回動自
在に取付けてある締付環700も1方向に進んでいき、
締付環700の傾斜面701と外パイプ402の傾斜面
405とで発揮されるクサビ効果による力(締付環70
0の内径を縮小させる力)が解除される。すると、締付
環700の切欠き部702の接触部703は製造時には
接触しておらず(図8の状態)、締付環700の内径部直
径の自然長は、内パイプ408の外周面直径よりも大き
く設計しているので、締付環700による内パイプ40
8の外径面の締付けは解除され、内パイプ408は外パ
イプ402に対し摺動自在になる(図7の状態にな
る)。そこで使用者は伸縮延長管400を好みの長さま
で伸縮させるのだが、この際、締付環700の内径部と
内パイプ408の外周面との間にはギャップ13が形成
されているので、伸縮操作力は軽快であり、なおかつ、
内パイプ402の外周面に砂ごみ等が付着している場合
でも内パイプ408の外観面を傷付けるおそれもない。
【0027】次に使用者は操作環414を逆側(外パイ
プ402の外径先端部と操作環414の内径部に設けたね
じ山406と901が互いに締付け合う方向)に任意の
角度回転させる。すると操作環414は外パイプ402
に対し2の方向に進んでいく。この時、操作環414の
内径先端部902に回動自在に取付けてある締付環70
0も2方向に進んでいくが、締付環700の外パイプ側
端部及び、外パイプ402の内パイプ側開口部には互い
に勘合するような略同一勾配の傾斜面701及び傾斜面
405が設けてあり、締付環700の傾斜面701は気
密面を構成しつつ外パイプ402の傾斜面405へもぐ
り込んでいき、締付環700には内径が縮小するような
力がクサビ効果により発揮される。
【0028】締付環700には切欠き部702が設けて
あるので、締付環700の内径は縮小し、締付環700
の内径部は内パイプ408の外周面を締付け、外パイプ
402と内パイプ408の摺動は抑制され伸縮延長管は所
要の長さに保持される(図5あるいは図6の状態にな
る)。
【0029】しかしながら、内パイプ408には成形上
の制約や、ごみ詰まり回避などの目的で外周面直径を均
一に作らず若干のテーパーを設けているので、伸縮延長
管400の所要の長さでの保持力を十分なものとする為
には、使用者が操作環414を最大限に締付けた際に、内
パイプのどの箇所においても締付環700の内径直径が
内パイプ408の外周面直径と略同一、あるいは、やや
小さくなる必要があり、締付環700の切欠き部702
は常に若干の隙間が空くように設計してある。
【0030】図11及び図12に示すような従来技術の
伸縮延長管1100にあっては、締付環の切欠き部の隙
間1101から、外気が伸縮延長管1100の内部に侵
入してしまい、掃除機の吸込み力を低下させる要因とな
っていたが、本発明の伸縮延長管400においては、締
付環700の切欠き部702には、常に接触し合う切欠
き端部接触部703を有しており、図5のように内パイ
プ408の外径直径が最も細い部分で締め付けた場合、
あるいは、図6のように内パイプ408の外径直径が最
も太い部分で締め付けた場合であっても、常に外気流路
遮断部が形成され、内パイプ408と外パイプ402の
勘合部での気密は完全に確保される。
【0031】なお、締付環700は成形性を良くする目
的と、締付環700を解除した状態では内パイプ408
の外径直径より広がるようにする目的で、単品状態では
図8の如く切欠き部702の幅が広く、外気流路遮断部
は形成されないが、伸縮延長管400を組込んだ状態で
は対向しあう切欠き部端部705aと切欠き部端部70
5bとはラップし、切欠き部接触部703が形成され、
伸縮延長管を如何なる長さで固定した場合でも外気流路
遮断部は形成される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品コストが安価な簡単構造で、しかも組立性・分解性
にも優れ、なおかつ、伸縮動作が潤滑であり、伸縮延長
管を所要の長さに保持するロック力を損なうことのない
手段で、気密性の優れた伸縮延長管を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例に係る電気掃除機本体の縦断
面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る伸縮延長管の外観斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例に係る伸縮延長管の構成部品
の外観斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係る伸縮延長管のロック機
構部の縦断面図で、内パイプ直径が細い部分で伸縮延長
管をロックさせた状態を説明するものである。
【図6】本発明の一実施例に係る伸縮延長管のロック機
構部の縦断面図で、内パイプ直径が太い部分で伸縮延長
管をロックさせた状態を説明するものである。
【図7】本発明の一実施例に係る伸縮延長管のロック機
構部の縦断面図で、ロック解除の状態を示すものであ
る。
【図8】本発明の実施例に係る締付環の外観斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施例に係る操作環の縦断面図であ
る。
【図10】本発明の実施例に係る伸縮延長管の軸方向に
垂直な平面での断面図である。
【図11】従来の技術による伸縮延長管のロック機構部
の縦断面図で、内パイプ直径が太い部分で伸縮延長管を
ロックさせた状態を説明するものである。
【図12】従来の技術による伸縮延長管のロック機構部
の縦断面図で、内パイプ直径が細い部分で伸縮延長管を
ロックさせた状態を説明するものである。
【図13】他の従来の技術による伸縮延長管のロック機
構部の縦断面図で、操作環を取除いた状態の図である。
【符号の説明】
8,9…外気侵入経路、100…掃除機本体、200…
可撓性ホース、300…延長管側ホース継手、400…
伸縮延長管、402…外パイプ、405…外パイプの開
口部側傾斜面、406…ねじ山(雄ねじ)、408…内
パイプ、414…操作環、500…吸口体、700…締
付環、701…締付環の外パイプ側傾斜面、702…切
欠き部、703…切欠き部端部接触部、704…締付環
の先端部、705a,705b…切欠き部端部、901
…ねじ山(雌ねじ)、902…操作環内径部の先端、1
101…切欠き部隙間。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外パイプと、その内側で摺動する内パイプ
    を具え、前記内パイプの前記外パイプに対する挿入長さ
    を変えることで全長を任意の長さに調節できる伸縮延長
    管において、前記内パイプの外側に、切欠き部を有する
    締付環を配設し前記外パイプと前記内パイプとの気密を
    取るように構成したことを特徴とする伸縮延長管。
  2. 【請求項2】請求項1の伸縮延長管において、 前記締付環を前記外パイプの前記内パイプ側の端部近傍
    に設け、前記締付環の内側が前記内パイプの外側に接触
    するように構成したことを特徴とする伸縮延長管。
  3. 【請求項3】請求項1の伸縮延長管において、 前記締付環を前記内パイプの前記外パイプ側の端部近傍
    に設け、前記締付環の外側が前記外パイプの内側に接触
    するように構成したことを特徴とする伸縮延長管。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記締付環が前記内パイプや前記外パイプに追従して、
    前記締付環の切欠き部の幅が多少変化しても前記締付環
    の切欠き端部が一方の切欠き端部に常に接触するように
    形成したことを特徴とする伸縮延長管。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記締付環の前記外パイプ側の端部に傾斜面を設け、前
    記外パイプの開口端部にも前記締付環の傾斜面と勘合す
    る傾斜面を設け、前記締付環を前記内パイプと前記外パ
    イプの間にくさびの如く挿入することで、前記内パイプ
    を任意の位置で固定できるように構成するとともに、前
    記締付環の切欠き部の接触部を、前記外パイプの傾斜面
    と勘合する前記締付環の傾斜面内に設けたことを特徴と
    する伸縮延長管。
  6. 【請求項6】請求項4又は5において、 前記締付環の切欠き端部の接触部の少なくとも一方を伸
    縮延長管の軸方向とほぼ垂直な平面で形成したことを特
    徴とする伸縮延長管。
  7. 【請求項7】請求項4又は5において、 前記締付環の切欠き端部の接触部を伸縮延長管の軸方向
    とほぼ垂直な平面で形成したことを特徴とする伸縮延長
    管。
  8. 【請求項8】請求項4又は5において、 前記締付環を前記内パイプと前記外パイプの間にくさび
    の如く挿入し前記内パイプを任意の位置で固定した状態
    において、前記締付環の切欠き部に前記締付環が更に内
    側に変形できるための余裕があることを特徴とする伸縮
    延長管。
  9. 【請求項9】請求項4又は5において、 前記締付環切欠き部の接触部は、製造時は接触しておら
    ず、強制的に変形させることで接触するように構成した
    ことを特徴とする伸縮延長管。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の伸縮延
    長管を用いた電気掃除機。
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