[go: up one dir, main page]

JP2000236253A - A/d変換器のオフセット補正装置 - Google Patents

A/d変換器のオフセット補正装置

Info

Publication number
JP2000236253A
JP2000236253A JP11037027A JP3702799A JP2000236253A JP 2000236253 A JP2000236253 A JP 2000236253A JP 11037027 A JP11037027 A JP 11037027A JP 3702799 A JP3702799 A JP 3702799A JP 2000236253 A JP2000236253 A JP 2000236253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
offset
bit
cycle
input signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11037027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3317677B2 (ja
Inventor
Naoto Kawashima
直人 川島
Kazuhiro Shimozawa
一博 下澤
Kazunori Go
一憲 呉
Toshihiro Fujiwara
年弘 藤原
Etsuro Nakayama
悦郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Osaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaki Electric Co Ltd filed Critical Osaki Electric Co Ltd
Priority to JP03702799A priority Critical patent/JP3317677B2/ja
Publication of JP2000236253A publication Critical patent/JP2000236253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3317677B2 publication Critical patent/JP3317677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流入力信号をA/D変換するA/D変換器
のオフセットを補正する場合に、入力零の期間を不要に
して、オフセットの変動に常に追従するA/D変換器の
オフセット補正装置を提供する。 【解決手段】 アナログの交流入力信号をデジタル信号
に変換する多ビット量子化方式のA/D変換器1のオフ
セット補正装置であって、前記交流入力信号の1周期を
検出する周期検出手段2と、前記A/D変換器の出力を
前記周期検出手段によって検出される前記交流入力信号
の1周期に亘って累積する累積手段3と、該累積手段の
累積値を前記A/D変換部の出力から減算する減算手段
4とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ入力電圧
が零のときに発生するA/D変換器のオフセット誤差を
補正するオフセット補正装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アナログ入力信号をデジタル信号に変換
して出力するA/D変換器では、それに使用されるオペ
アンプのオフセットなどにより、アナログ入力電圧が零
のときにおいてもデジタル出力信号を生じるオフセット
誤差が存在する。すなわち、デジタル出力が零になり続
ける最大アナログ入力電圧と本来対応すべき零入力電圧
との差またはズレをオフセット誤差と呼んでおり、従来
から用いられている多ビット量子化方式のA/D変換器
におけるオフセットを補正する方法の一例を図9に示
す。
【0003】図9において、切換スイッチSWをb,
b’側に動作させてA/D変換器31の入力を短絡して
0V入力とし、この時得られるA/D変換器31のデジ
タル出力をオフセット保持回路32によりオフセット値
として検出・保持し、通常の動作においては、切換スイ
ッチSWをa,a’側に動作させておくことで、減算回
路33において該オフセット値を標本化(サンプリン
グ)ごとに入力信号をA/D変換した値から減算するこ
とにより、オフセット誤差相当分を除去したA/D変換
結果を得ることができる。
【0004】また、図10は、一般的なΔΣ変調方式の
A/D変換器の構成を示す図である。本方式はΔΣ変調
回路34およびデジタルフィルタ35から構成され、積
分回路36の出力を零とするように1ビットD/A変換
回路37により減算器38へフィードバックをかけ、積
分回路36の出力値に対して比較回路39による2値
(H,L)の値が1ビットA/D変換結果としての出力
となる。この出力には量子化雑音を多く含むため、後段
に設けるデジタルフィルタ35により雑音を減衰させる
構成とされる。
【0005】ΔΣ変調方式のA/D変換器の場合も、同
様のオフセット補正方法が従来から適用されており、図
11に示すように、装置の後段に多ビット処理のオフセ
ット補正回路40を付加することにより、同様の原理に
よるオフセット補正を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオフセット補正
方法による場合は、各標本化(サンプリング)ごとにオ
フセット補正分を加減算する必要があり、処理工程が増
加する分だけA/D変換器全体としての消費電力が増加
するほか、A/D変換器が高分解能となるに伴って処理
を必要とする補正演算桁数が必然的に多くなり、それだ
け補正演算手段が大規模なものとなる。
【0007】また、オフセット誤差を検出するためにA
/D変換器の入力を短絡する必要があることから、温度
や経年変化によるオフセットのドリフト(変動)に絶え
ず忠実に追従してオフセット補正を行うためには、時々
入力信号のA/D変換を止める定期的なオフセット値の
検出処理動作を必要とする。
【0008】このようなことは、図9の多ビット量子化
方式のA/D変換器の場合におけるのみならず、図10
のΔΣ変調方式(1ビット量子化方式)のA/D変換器
の場合においても同様であり、補正演算手段が大規模な
ものとなる。 (発明の目的)本発明の第1の目的は、交流入力信号を
A/D変換するA/D変換器のオフセットを補正する場
合に、入力零の期間を不要にして、オフセットの変動に
常に追従することができるA/D変換器のオフセット補
正装置を提供することである。
【0009】本発明の第2の目的は、ΔΣ変調方式の1
ビットA/D変換器のオフセットを補正する場合に、1
ビットずつオフセットを補正することによって、回路規
模を縮小し、低消費電力化を図ることができるA/D変
換器のオフセット補正装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、アナログの交流入
力信号をデジタル信号に変換する多ビット量子化方式の
A/D変換器のオフセット補正装置であって、前記交流
入力信号の1周期を検出する周期検出手段と、前記A/
D変換器の出力を前記周期検出手段によって検出される
前記交流入力信号の1周期に亘って累積する累積手段
と、該累積手段の累積値を前記A/D変換部の出力から
減算する減算手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記第1及び第2の目的を達成する
ために、請求項3記載の本発明は、アナログの交流入力
信号をデジタル信号に変換するΔΣ変調方式の1ビット
A/D変換器のオフセット補正装置であって、前記交流
入力信号の1周期を検出する周期検出手段と、前記1ビ
ットA/D変換器の出力を前記周期検出手段によって検
出される前記交流入力信号の1周期に亘って累積する累
積手段と、前記周期検出手段によって検出された交流入
力信号の1周期を前記累積手段の累積値にて除算するこ
とによって求められる補正間隔毎に、前記A/D変換器
の出力から1ビットを減算する1ビット減算手段とを有
することを特徴とするものである。
【0012】さらに、上記第2の目的を達成するため
に、請求項4記載の本発明は、アナログ入力信号をデジ
タル信号に変換するΔΣ変調方式の1ビットA/D変換
器のオフセット補正装置であって、前記1ビットA/D
変換器の入力を零にするスイッチ手段と、該スイッチ手
段により入力が零とされる間の前記1ビットA/D変換
器の出力を累積する累積手段と、前記スイッチ手段によ
り入力が零とされる時間を計時する累積時間算出手段
と、該累積時間算出手段によって算出された累積時間を
前記累積手段の累積値にて除算することによって求めら
れる補正間隔毎に前記A/D変換器の出力から1ビット
を減算する1ビット減算手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある、多ビット量子化方式のA/D変換器により交流信
号をA/D変換する場合の、A/D変換器のオフセット
補正装置の構成を示す図である。
【0014】図1において、多ビット量子化方式のA/
D変換器1による交流入力信号(1周期の積分値が零と
なる周期性の信号)のデジタル信号への変換結果を、周
期検出回路2によって交流入力信号から検出した1周期
の間累積回路3において累積することにより、A/D変
換器1において発生するオフセット値を得る。
【0015】周期検出回路2による1周期終了毎の周期
検出信号により減算回路4の入力に設けたスイッチSW
1をオンとして、減算回路4により交流入力信号のA/
D変換結果から1周期の間累積して得たA/D変換器1
のオフセット値を減算する。なお、同時に周期検出信号
により累積回路3をリセットする。以上の動作は交流入
力信号の1周期毎に繰り返される。
【0016】このように、交流入力信号のデジタル変換
値を1周期の間累積することにより、交流入力信号1周
期の時間に対するオフセット誤差を検出し、これにより
該期間のオフセットとしてA/D変換結果を補正するこ
とができ、この補正行程を常時継続することで、オフセ
ット変動に常時追従した補正が可能となる。
【0017】すなわち、交流入力信号のA/D変換時に
オフセット値を自動で検出し、かつ、そのためのA/D
変換器の入力の短絡が不要となる。また、オフセットを
1周期に1度減算して補正するだけで済み、標本化毎の
補正を不要としたことにより、装置全体の消費電力を大
幅に減少させることができる。本実施形態は、平均値を
測定する電圧計などのA/D変換結果を累積または加算
平均処理するなどの用途に好適である。
【0018】図2は、図1により説明した本発明の実施
の一形態をさらに発展させた他の実施形態を示す図であ
る。
【0019】図2のオフセット補正装置においては、オ
フセット誤差の検出方法は図1に示すオフセット補正装
置におけるものと同様であるが、累積回路3により検出
したオフセット値を除算回路5において1/N(N:整
数)倍とするとともに、周期検出回路2において検出し
た1周期間長を分周時限生成回路6において1/N倍
し、周期/Nの時限(タイミング)を生成する。
【0020】そして、このタイミングによりスイッチS
W2をオンし、該タイミング毎に、減算回路4において
累積回路3において検出したオフセット値を1/N倍し
たオフセット値/Nを交流入力信号のA/D変換結果か
ら減算する。
【0021】すなわち、本補正方法では、図1により説
明した各周期の終了時に一括して該周期のオフセット補
正を行う方法に対して、オフセット補正を1周期におい
てN回に分割して行うことにより、補正により生じるノ
イズ(急激なデジタル値の変化)の振幅を1/Nとする
とともに、該ノイズの周期も1/Nとなり、より高周波
帯域のノイズとなることから、一層歪みの少ない結果を
得ることができる。
【0022】図3は、帯域外周波数減衰器を付加したオ
フセット補正装置付A/D変換器を示す図である。
【0023】図2により説明したオフセット補正装置付
A/D変換器7により得られたデジタル出力信号を、帯
域外周波数減衰器(ローパスフィルタ)8を通過させる
ことにより、高周波ノイズを所望のレベルまで減衰さ
せ、オフセット補正装置付A/D変換器7のオフセット
補正機能の一層の高精度化を図ることができる。
【0024】図4は、本発明の実施の別の形態である、
ΔΣ変調方式のA/D変換器におけるオフセット補正装
置の構成を示す図である。
【0025】図4において、ΔΣ変調回路(1ビットA
/D変換器)9の入力(交流入力に限らない)を切換ス
イッチSW3をb,b’側にすることにより零とし、こ
のときのΔΣ変調回路9の出力を累積回路10において
切換スイッチSW3のb,b’側が閉じている任意の時
間A(任意の標本化回数)累積する。具体的には、ΔΣ
変調回路9のハイレベル出力を+1、ローレベル出力を
−1として累積回路10にてカウントする場合、カウン
ト値の1/2を累積オフセット値Bとする。また、ハイ
レベル出力のみを1としてカウントする場合、オフセッ
トが零の場合の時間Aでのハイレベル出力の基準カウン
ト値が予め分かっていれば、カウント値から基準カウン
ト値を差し引いた値の1/2を累積オフセット値Bとす
る。同時にこの時間A(標本化回数)を累積時間算出回
路11で計時する。このときの累積時間算出回路11の
算出時間Aに累積回路10で累積された累積オフセット
値Bの比A/Bを補正間隔算出回路12において求める
ことにより、補正間隔を算出する。すなわち、図5の標
本化回数A分の累積オフセット値Bを1標本化期間で補
正する説明図に示すように、たとえば、1ビットA/D
変換を行うΔΣ変調回路9の累積オフセット値Bが1ビ
ット出力のHと同じレベルに達する標本化回数Aが8で
あるとすれば、A/B=8となり、補正間隔が8標本化
回数であることが算出される。累積オフセット値Bが1
以上であってもA/Bを計算すれば、その値は累積オフ
セット値Bが1になる時の標本化回数、すなわち補正間
隔を意味する。
【0026】切換スイッチSW3をa,a’側に戻し、
この補正間隔毎に1ビット減算回路13においてΔΣ変
調回路9の出力に対して1ビットの補正(加減算または
反転による補正)を行うことにより、ΔΣ変調方式のA
/D変換器におけるオフセット補正が、小規模な回路構
成にて可能となる。
【0027】なお、図4に示すΔΣ変調方式のA/D変
換器におけるオフセット補正装置の構成によれば、直流
成分を含む任意の入力信号の処理が可能である。
【0028】図6は、オフセットを含むA/D変換結果
を補正することにより、オフセットを除去する様子を示
す図である。
【0029】図6(a)は、図4におけるΔΣ変調回路
(1ビットA/D変換回路)9の入力を短絡して零入力
とした場合の、オフセットを含む1ビットA/D変換出
力の一例を示す。オフセットがない理想的な場合におい
ては、図6(c)に示すように、0V入力の場合のA/
D変換出力はHとLを頻繁に繰り返す結果を得る筈であ
るが、図6(a)にはH,Hの連続する同データの出力
が9標本化周期毎に一定周期で発生しており(,
)、この連続同データ出力がオフセット誤差によって
生じたものである。
【0030】図6(b)は、これに対して補正間隔を算
出し、この補正間隔毎に補正を行った結果である
(’,’)。これにより9×2=18標本化回数に
おけるHとLの数が等しくなり(図6(b)ではH=
9,L=9)、オフセットを補正した結果が得られる。
【0031】図7に示すように、図4に示すオフセット
装置付A/D変調器14の後段には帯域外周波数減衰器
(ローパスフィルタ)15を設けており、該帯域外周波
数減衰器15に移動平均処理を用いた結果を図6(d)
に示す。この処理結果は、オフセットを含まない場合の
出力と等しく、本オフセット補正方法がΔΣ変調方式の
A/D変換器に有効であることを示している。また、帯
域外周波数減衰器15を具備することにより、オフセッ
ト補正により発生した高周波成分のノイズを減衰させる
ことができ、装置の一層の高精度化を図ることができ
る。
【0032】図8は、ΔΣ変調方式のA/D変換器によ
り交流入力信号をA/D変換する場合のオフセット補正
装置の構成を示す図である。
【0033】ΔΣ変調方式においても、交流入力信号の
1周期についてΔΣ変調回路16の出力信号を累積回路
17において累積することにより、交流入力信号1周期
Aに対する累積オフセット値Bを検出し、補正間隔算出
回路19によりA/Bの計算にて補正間隔を算出して、
この補正間隔毎に1ビット減算回路20において1ビッ
ト補正を行う。
【0034】これにより、入力信号変換中にオフセット
を自動検出でき、また、そのための入力の短絡が不要と
なるとともに、本補正を常時継続することにより、オフ
セット変動に常に追従した補正が可能となる。なお、図
8の出力後段にも帯域外周波数減衰器を設けることが有
効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、交流入力信号をA/D変換するA/D変
換器のオフセットを補正する場合に、入力零の期間を不
要にして、オフセットの変動に常に追従することができ
る。
【0036】また、請求項2記載の本発明によれば、補
正によって生じるノイズをN分割することでノイズの振
幅を1/Nに制限することができると共に、フィルタ処
理のし易い高周波帯域のノイズとすることができる。
【0037】また、請求項3記載の本発明によれば、交
流入力信号をA/D変換するΔΣ変調方式の1ビットA
/D変換器のオフセットを補正する場合に、入力零の期
間を不要にして、オフセットの変動に常に追従すること
ができる。同時に、交流入力信号のA/D変換に限ら
ず、1ビットずつオフセットを補正することによって、
回路規模を縮小し、低消費電力化を図ることができる。
【0038】また、請求項4記載の本発明によれば、Δ
Σ変調方式の1ビットA/D変換器のオフセットを補正
する場合に、1ビットずつオフセットを補正することに
よって、回路規模を縮小し、低消費電力化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である、多ビット量子化
方式のA/D変換器により交流信号をA/D変換する場
合の、A/D変換器のオフセット補正装置の構成を示す
図である。
【図2】本発明の実施の他の形態を示す図である。
【図3】帯域外周波数減衰器を付加したオフセット補正
装置付A/D変換器を示す図である。
【図4】本発明の実施の別の形態である、ΔΣ変調方式
のA/D変換器におけるオフセット補正装置の構成を示
す図である。
【図5】標本化回数分の累積オフセット値を1標本化回
数で補正する説明図である。
【図6】オフセットを含むA/D変換結果を補正するこ
とにより、オフセットを除去する様子を示す図である。
【図7】帯域外周波数減衰器を付加したΔΣ変調方式
(1ビット量子化方式)のオフセット補正装置付A/D
変換器を示す図である。
【図8】ΔΣ変調方式のA/D変換器により交流入力信
号をA/D変換する場合のオフセット補正装置の構成を
示す図である。
【図9】多ビット量子化方式のA/D変換器におけるオ
フセットを補正する方法の従来例を示す図である。
【図10】一般的なΔΣ変調方式のA/D変換器の構成
を示す図である。
【図11】オフセット補正装置を具備したΔΣ変調方式
のA/D変換器の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 周期検出回路 3 累積回路 4 減算回路 5 除算回路 6 分周時限生成回路 7 オフセット補正装置付A/D変換器 8 帯域外周波数減衰器 9 ΔΣ変調回路 10 累積回路 11 累積時間算出回路 12 補正間隔算出回路 13 1ビット減算回路 14 オフセット補正装置付A/D変換器 15 帯域外周波数減衰器 16 ΔΣ変調回路 17 累積回路 18 周期検出回路 19 補正間隔算出回路 20 1ビット減算回路 SW1,SW2 スイッチ SW3 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 悦郎 神奈川県横浜市緑区霧が丘6−1−1−4 −102 Fターム(参考) 5J022 AA00 BA03 BA06 BA10 CA07 CA08 CB06 CC03 5J064 AA01 AA04 AA05 BA03 BB04 BB07 BC06 BC08 BC09 BC12 BC19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログの交流入力信号をデジタル信号
    に変換する多ビット量子化方式のA/D変換器のオフセ
    ット補正装置であって、前記交流入力信号の1周期を検
    出する周期検出手段と、前記A/D変換器の出力を前記
    周期検出手段によって検出される前記交流入力信号の1
    周期に亘って累積する累積手段と、該累積手段の累積値
    を前記A/D変換部の出力から減算する減算手段とを有
    することを特徴とするA/D変換器のオフセット補正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記周期検出手段により検出された前記
    交流入力信号の1周期をN等分したタイミング毎に、前
    記累積手段の累積値をN等分した値を前記減算手段によ
    り前記A/D変換器の出力から減算するようにした請求
    項1記載のA/D変換器のオフセット補正装置。
  3. 【請求項3】 アナログの交流入力信号をデジタル信号
    に変換するΔΣ変調方式の1ビットA/D変換器のオフ
    セット補正装置であって、前記交流入力信号の1周期を
    検出する周期検出手段と、前記1ビットA/D変換器の
    出力を前記周期検出手段によって検出される前記交流入
    力信号の1周期に亘って累積する累積手段と、前記周期
    検出手段によって検出された交流入力信号の1周期を前
    記累積手段の累積値にて除算することによって求められ
    る補正間隔毎に、前記A/D変換器の出力から1ビット
    を減算する1ビット減算手段とを有することを特徴とす
    るA/D変換器のオフセット補正装置。
  4. 【請求項4】 アナログ入力信号をデジタル信号に変換
    するΔΣ変調方式の1ビットA/D変換器のオフセット
    補正装置であって、前記1ビットA/D変換器の入力を
    零にするスイッチ手段と、該スイッチ手段により入力が
    零とされる間の前記1ビットA/D変換器の出力を累積
    する累積手段と、前記スイッチ手段により入力が零とさ
    れる時間を計時する累積時間算出手段と、該累積時間算
    出手段によって算出された累積時間を前記累積手段の累
    積値にて除算することによって求められる補正間隔毎に
    前記A/D変換器の出力から1ビットを減算する1ビッ
    ト減算手段とを有することを特徴とするA/D変換器の
    オフセット補正装置。
JP03702799A 1999-02-16 1999-02-16 A/d変換器のオフセット補正装置 Expired - Fee Related JP3317677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03702799A JP3317677B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 A/d変換器のオフセット補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03702799A JP3317677B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 A/d変換器のオフセット補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000236253A true JP2000236253A (ja) 2000-08-29
JP3317677B2 JP3317677B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=12486173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03702799A Expired - Fee Related JP3317677B2 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 A/d変換器のオフセット補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3317677B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3317677B2 (ja) 2002-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6774942B1 (en) Black level offset calibration system for CCD image digitizer
CA2651951C (en) A/d converter and a/d converting method
US5714956A (en) Process and system for the analog-to-digital conversion of signals
US6900750B1 (en) Signal conditioning system with adjustable gain and offset mismatches
JP2787445B2 (ja) デルタ−シグマ変調を使用するアナログ−ディジタル変換器
US6922161B2 (en) Delta-Sigma modulator for reducing quantization noise and oversampling ratio (OSR)
US7876250B2 (en) Calibration circuit and method for A/D converter
JPH057154A (ja) A/d変換回路
US9071260B2 (en) Method and related device for generating a digital output signal corresponding to an analog input signal
KR20100077300A (ko) 알고리즈믹 아날로그/디지털 변환기의 커패시터간 부정합 오차 보정 방법 및 그 장치
JP2007208984A (ja) デルタ−シグマa/dコンバータ内における内部マルチビットアナログ/デジタルコンバータの非線形性の計測及び補正
US7535393B1 (en) Sampling error reduction in PWM-MASH converters
JP3918561B2 (ja) 黒レベル補正装置および黒レベル補正方法
EP1512226B1 (en) Sigma delta a/d converter with pseudo flash converter
US11223366B2 (en) Analog to digital converter, analog to digital conversion method, and displacement detection apparatus
JPH07162312A (ja) ノイズシェイパ
JP3317677B2 (ja) A/d変換器のオフセット補正装置
JP2001004752A (ja) デジタルパルスプロセッサ
JP5277492B2 (ja) Ad変換装置
JP2002305447A (ja) 直流オフセット補償回路
JP2002152043A (ja) シグマデルタ形ad変換装置
JPH04144423A (ja) Adコンバータ
US10476483B2 (en) Decimation filter
Domańska AD conversion with dither signal-possibilities and limitations
JPH07333346A (ja) 矩形フィルタ及びこの矩形フィルタを用いたフィルタアンプ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees