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JP2000234930A - 反射プリズム装置 - Google Patents

反射プリズム装置

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Publication number
JP2000234930A
JP2000234930A JP11037002A JP3700299A JP2000234930A JP 2000234930 A JP2000234930 A JP 2000234930A JP 11037002 A JP11037002 A JP 11037002A JP 3700299 A JP3700299 A JP 3700299A JP 2000234930 A JP2000234930 A JP 2000234930A
Authority
JP
Japan
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light
prism
unit
communication
data communication
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP11037002A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Ishinabe
郁夫 石鍋
Hiromitsu Takatani
浩光 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP11037002A priority Critical patent/JP2000234930A/ja
Priority to US09/501,198 priority patent/US6295174B1/en
Priority to DE60006598T priority patent/DE60006598T2/de
Priority to EP00301144A priority patent/EP1030163B1/en
Publication of JP2000234930A publication Critical patent/JP2000234930A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • G01C15/002Active optical surveying means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光の変調を行う等して情報を光により伝達する
機能を有する測量機に於いて、光束の広がりが生じない
近距離での測量であっても、測量機と反射プリズム装置
間のデータ通信が良好に行える様にする。 【解決手段】プリズム部3とデータ通信部4とを具備
し、前記プリズム部に向け測量機から通信光が照射され
る反射プリズム装置に於いて、前記プリズム部に入射す
る通信光の一部を前記データ通信部に導くライトガイド
26を設け、測量機と反射プリズム装置とが近距離にあ
り、測距光束の広がりが充分でなくデータ通信部で通信
光を受光できない場合でも、前記ライトガイドにより通
信光をデータ通信部に導き、光による情報の伝達を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量機等から発せ
られる光線を該測量機に向かって反射する反射プリズム
装置、特に測量機からの光線に通信データが合成され、
光通信を行う機能を有する場合の反射プリズム装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の測量機、特に経緯儀では測角の読
取り方式が光学読取り方式から電気読取り方式に替わ
り、更に目標対象物であるプリズム装置に対して測定の
為の光線、測距光を照射し、該プリズム装置から反射さ
れた測距光により測距を行う光波距離機能を内蔵した電
子式測量機が主流になっている。又、近年の光波距離測
量機では照射する測距光に通信用のデータを合成し、測
量機から反射プリズム装置に作業指示用のデータ、測定
結果等の各種情報を伝達する光通信装置を具備するもの
がある。
【0003】図10は前記電子式測量機及び反射プリズ
ムを具備した反射プリズム装置で、例えば設定点を決定
する測量を行っている状態を示している。
【0004】図中、1は既地点に設置された電子式測量
機であり、設定地点には該測量機1の反射プリズム装置
2が設けられている。前記電子式測量機1は測角を電気
的に読取る手段と測距光の光波で測量する光波測量手段
を内蔵している。又、前記反射プリズム装置2は測距光
5を前記測量機1に対して反射するプリズム部3とデー
タ通信部4とから成っている。
【0005】前記測量機1から前記反射プリズム装置2
を視準し、測角と測距を行う。前記測量機1から発せら
れた前記測距光5は、前記反射プリズム装置2の前記プ
リズム部3で反射され、前記測量機1が反射測距光を受
光し、距離測定が行われる。測距は例えば1秒間に数十
回行われ、その平均値が測定値として算出される。測定
値が所望の設定値と異なる場合は前記反射プリズム装置
2側にいる作業者に位置の変更指示が伝達される。
【0006】変更指示は前記測距光5を利用して行わ
れ、前記測量機1で得られた測距、測角等の測量デー
タ、或は測量データに基づく設定位置に関するデータ、
例えば右方向に移動等の変更指示の情報が、前記測距光
5を変調すること等で該測距光5に合成され、該測距光
5は通信光を兼ねる光として前記反射プリズム装置2に
送信される。
【0007】前記データ通信部4は前記測距光5を受光
し、該測距光5に合成された情報を分離して表示する。
或は必要に応じ更に前記データ通信部4から前記測量機
1側に通信を行う。
【0008】図11は、前記測量機1と反射プリズム装
置2との概略の光学配置図であり、図11に於いて、前
記測量機1と反射プリズム装置2との光学系について略
述する。
【0009】測距光を照射・受光する為の光学系は、測
距光5を射出する光源10と、該光源10からの測距光
5を前記反射プリズム装置2に照射する照射光学系と、
前記反射プリズム装置2からの反射光を導く受光光学系
と、受光光学系により導かれた反射光を受光する受光素
子13とから構成されている。
【0010】前記光源10からの測距光5は、反射鏡1
1によって反射され照射光学系である対物レンズ12に
向かう。該対物レンズ12によって略平行光束とされた
測距光5は前記反射プリズム装置2のプリズム部3に照
射され、該プリズム部3により反射される。反射された
反射測距光5′は再び前記対物レンズ12に向かう。前
記反射プリズム装置2のプリズム部3は、図に示した様
に、再帰反射プリズムであるコーナキューブの他、反射
シート等がある。
【0011】前記対物レンズ12を透過した反射測距光
5′は、該対物レンズ12によって合焦され、前記反射
鏡11の反射により前記光源10の光軸から分離され、
前記受光素子13に結像される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記反射プリズム装置
2は図10でも分かる様に、プリズム部3とデータ通信
部4が左右又は上下に並列に並べられている。特に後付
けでデータ通信部4を設ける場合には、反射プリズム部
と並列に設けられることになる。
【0013】前記測距光5は略平行光線として照射さ
れ、平行光を使用することにより遠距離の測定が可能に
なっている。上記した様に、前記プリズム部3とデータ
通信部4とは並列に設けられることから同一の光軸上に
配設することはできない。一般に測距光は平行光ではあ
るが、反射プリズム装置2が遠距離に設置されるので、
平行光線といえどもある程度の角度で広がっている。こ
の光束の広がりが並列に設けられた反射プリズム部と通
信部とをカバーし、測距光5が反射プリズム部と通信部
とを照射する様になっている。
【0014】然し、近距離での測定では殆ど光束に広が
りがなく、反射プリズム部を視準する場合には平行に並
ぶ通信部を測距光5がカバーしないという問題があり、
近距離測量では光通信による情報の伝達が行えないとい
う状況が生じていた。
【0015】本発明は斯かる実情に鑑み、測距光の光束
の広がりが生じない近距離での測量に於いても、測量機
1と反射プリズム装置2間のデータ通信が良好に行える
様にするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリズム部と
データ通信部とを具備し、前記プリズム部に向け測量機
から通信光が照射される反射プリズム装置に於いて、前
記プリズム部に入射する通信光の一部を前記データ通信
部に導くライトガイドを設けた反射プリズム装置に係
り、又データ通信部は少なくとも通信光を受光する受光
部と、該受光部の受光信号に基づいて前記通信光から通
信データを検出する信号検出回路、該信号検出回路の検
出した通信データを表示する表示部を有する操作部とか
ら構成される反射プリズム装置に係り、又前記データ通
信部は受光部と操作部とを有し、該受光部と操作部とが
分割されている反射プリズム装置に係り、又前記ライト
ガイドの受光位置を変え、前記プリズム部の異なる位置
から通信光を前記データ通信部に導く切替機構を有する
反射プリズム装置に係り、又前記ライトガイドは入射す
る通信光を反射する第1の反射面と、該第1の反射面か
らの測距光を導く柱状光学部材と、該柱状光学部材から
の通信光を受光部に向けて反射する第2の反射面を有す
る反射プリズム装置に係り、又前記切替機構は前記ライ
トガイドの受光位置を前記プリズム部の少なくとも上下
の位置に切替える反射プリズム装置に係り、更に又前記
ライトガイドはプリズム部の受光面及びデータ通信部の
受光窓を覆う板状の光学部材であり、該光学部材には前
記受光面を横断する反射面と該反射面に対向し前記受光
窓を横断する反射面とが形成され、ライトガイドを照射
する光の一部が前記反射面の反射により通信光としてデ
ータ通信部に導かれる反射プリズム装置に係るものであ
り、測量機と反射プリズム装置とが近距離にあり、測距
光束の広がりが充分でない場合でも、支障なく通信光に
よる情報の伝達を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1、図2中、図10中で示したものと同
様のものには同符号を付してある。
【0019】ポール15に対してプリズム部3が摺動可
能に設けられ、該プリズム部3に支持具16を介してデ
ータ通信部4が隣接して設けられる。該データ通信部4
は前記プリズム部3と一体に構成してもよく、或はプリ
ズム部3に対して着脱可能としてもよい。
【0020】切替え機構部25を前記データ通信部4に
取付け、該切替え機構部25を介してライトガイド26
を前記データ通信部4に取付ける。前記切替え機構部2
5は前記ライトガイド26を回転可能に支持し、2つの
回転位置で前記ライトガイド26を所要の保持力で保持
可能となっている。該ライトガイド26は前記プリズム
部3に入光する光線の一部を前記データ通信部4に導
く。
【0021】前記データ通信部4は前面に受光窓17が
設けられ、該受光窓17の光軸は前記プリズム部3の光
軸と同一水平面内となっている。又、前記データ通信部
4の前面にはデータが受信されたかどうかの判別確認の
為の受光確認発光素子18,19が設けられており、該
受光確認発光素子18,19は一方の受光確認発光素子
18が受光状態を示す赤色を点灯するLEDであり、他
方の受光確認発光素子19が非受光状態を示すオレンジ
色を点灯するLEDである。
【0022】図2は前記データ通信部4の概略構成ブロ
ック図であり、図3は操作部の一例を示している。
【0023】前記データ通信部4は、受光部20と操作
部21から主に構成され、前記受光部20は更に受光素
子7、信号検出部8及び前記受光素子7の前面に(前記
受光窓17に)設けられた回折光学部材6を具備する受
光光学手段から構成され、又前記操作部21は演算処理
部9、表示部22、テンキー、ON−OFFスイッチ等
から成る入力部23、スピーカ24から主に構成されて
いる。
【0024】図3に示す操作部21は受光部20とは分
離し、単体に構成された例を示しているが、前記受光部
20と操作部21とは一体であってもよい。本実施の形
態の様に、操作部21を分離することにより、操作時に
前記ポール15を揺らせることもなく、操作性が向上す
る。又、前記プリズム部3が極端に下方又は上方にある
場合にも操作性に影響がない。更に、前記操作部21が
得た測量情報をデータコレクタに記憶させておく場合、
反射プリズム装置2とデータコレクタが離れている状況
で、前記操作部21をデータコレクタに接続する場合に
受光部20と離し単体で接続できるので使い勝手が良
い。
【0025】前記測距光5は前記回折光学部材6を透過
して受光素子7に入射し、該受光素子7は受光した前記
測距光5を光電変換し、受光信号として前記信号検出部
8に出力する。該信号検出部8では受光信号の内、変調
信号等データ信号を分離検出し、前記演算処理部9に出
力する。該演算処理部9ではデータ信号に基づき前記表
示部22に所要の表示、例えば測量結果であるとか或は
作業指示についての表示を行わせる。前記入力部23は
表示部22の表示の切替え或は前記測量機1に送信をす
る場合のデータを入力する。
【0026】前記回折光学部材6は集光機能があると共
に入射する光束の内、平行成分をそのまま透過する。従
って、近距離に斜め方向から測距光5が前記回折光学部
材6に入射した場合、平行成分が透過し前記受光素子7
に到達する。近距離に於いては光束の広がりが小さいの
で光束密度が高く、平行成分が前記測距光5の一部であ
っても前記受光素子7が作動するに充分な光量となって
いる。
【0027】次に、前記測量機1と反射プリズム装置2
とが遠距離にあり、前記測距光5の光束が広がった状態
で前記回折光学部材6に入射した場合、該回折光学部材
6は前記受光素子7の受光面に測距光5を集光させる。
従って、遠距離に於いても受光素子7には充分な光量が
入射する。
【0028】前記プリズム部3、データ通信部4と前記
ライトガイド26との光学配置の概略を図4により説明
する。前記ライトガイド26は前記プリズム部3の受光
面と前記受光窓17とに掛渡る長さを有し、プリズム部
3側の端部には前記測量機1に対峙する反射面27を有
し、データ通信部4側の端部には前記受光窓17に対峙
する反射面28を有している。ここで、前記ライトガイ
ド26は前記プリズム部3への測距光5の入光を遮る
が、遮ったことによる光量の減少が測距に影響しない大
きさとなっている。
【0029】前記ライトガイド26が保持される回転位
置は、図8(A)(B)で見られる様に、前記プリズム
部3の下半部、上半部の2位置である。
【0030】以下、作用を説明する。
【0031】前記測量機1と前記反射プリズム装置2と
が近距離にある場合は、測距光5の広がりが小さく、前
記データ通信部4を照射しない。前記ライトガイド26
は前記プリズム部3を照射する測距光5の一部を前記デ
ータ通信部4に導く。該データ通信部4は測距光5の一
部を通信光として受光し、変調信号等データ信号を分離
検出する。
【0032】図5は上記実施の形態で前記反射面27に
入射する測距光5の光軸に傾きがあった場合を示してい
る。光軸に傾きがあった場合、反射面27で反射された
測距光5を前記反射面28で充分に前記受光素子7に導
くには前記反射面27、反射面28の反射面がかなり大
きくなり、ライトガイド26が大型化する。反射面27
が大型化すると、前記プリズム部3に入射する測距光5
の光量が少なくなり、測距に影響及すことが考えられ
る。
【0033】図6は前記反射面27、反射面28が小さ
くても確実に前記データ通信部4に通信光を導くことが
できる様に、前記反射面27と反射面28との間に柱状
光学部材29を設けたものである。該柱状光学部材29
の入射端面は前記反射面27に近接して設け、射出端面
は前記反射面28に近接して設けている。
【0034】前記反射面27に入射する測距光5の光軸
が傾斜していた場合でも、前記反射面27で反射された
測距光5の大半は前記柱状光学部材29に入射し、柱状
光学部材29内で反射を繰返して前記反射面28に向か
って射出される。而して、反射面27、反射面28を大
きくすることなく、充分な通信光を前記データ通信部4
に導くことができる。
【0035】図11で略述した様に、測距光5の射出
と、入射を1つの対物レンズ12で行っているので、実
質的に射出と入射は上下、或は左右に分れ、測距光5の
往路と復路では光軸のずれがある。この為、測量機1と
反射プリズム装置2とが近距離にあり、測距光5の光束
の広がりが少ない場合には、測距光5の上下或は左右の
偏りがそのまま現れる。測量ではプリズム部3の中心を
視準する為、測距光5が前記対物レンズ12の下方より
射出されたとすると、図7に見られる様に測距光5は前
記プリズム部3の下半部に入光する。
【0036】従って、前記ライトガイド26の前記反射
面27の位置を前記プリズム部3の受光面の中央とした
場合は、測距光5が前記ライトガイド26に入光しない
場合が生じる。この為、ライトガイド26の反射面27
はプリズム部3の中心より下方に偏った位置としてい
る。
【0037】測量作業では測角の誤差を相殺する為、水
平及び高度の反転動作を行う。反転すると測距光は図7
中上方に移動する。反転動作をした場合、元の位置では
前記ライトガイド26は測距光5を前記データ通信部4
に導くことができなくなるので、前記した様に前記切替
え機構部25が前記ライトガイド26を回転可能に支持
し、2つの回転位置で前記ライトガイド26を所要の保
持力で保持する様になっている。
【0038】図8(A)(B)は測量作業での反転動作
した場合の前記ライトガイド26の位置を示している。
前記ライトガイド26の回転位置を選択することで、反
転動作に拘らず一定の光量の測距光5、即ち通信光を前
記データ通信部4に導くことが可能となる。
【0039】図9(A)(B)は他の実施の形態を示す
ものである。
【0040】該他の実施の形態ではライトガイドを板状
の光学部材としたものである。
【0041】前記プリズム部3の受光面及び前記データ
通信部4の受光面を覆う大きさと所要の厚みを有する矩
形板状のライトガイド30を前記プリズム部3、データ
通信部4の前面に配設する。該ライトガイド30は前記
プリズム部3の中央を上下に横断する反射面31と前記
データ通信部4の受光窓17の中央を上下に横断する反
射面32を有している。
【0042】測距光5の光束が大きな広がりを持ってい
る場合は、前記プリズム部3、受光窓17を照射し、照
射する光束の内前記反射面31に入射するものは前記反
射面31で反射され、ライトガイド30内を通過して前
記反射面32で反射され、前記受光窓17に入射する。
又、前記反射面31以外の照射光は前記ライトガイド3
0を透過して前記プリズム部3、受光窓17に入射す
る。
【0043】測距光5の光束が小さい場合は、該測距光
5は図9(A)の様に前記プリズム部3の下半部のみを
照射するが、前記反射面31は上下に前記プリズム部3
を横断しているので測距光5の一部を確実に前記データ
通信部4に導く。更にライトガイド30自体が前記柱状
光学部材29の機能を持っているので、光の損失は極め
て少ない。
【0044】更に、反転動作をし、前記測距光5の照射
位置が上半部に移動したとしても、前記反射面31は上
下に横断しているので反射は影響を受けることがない。
従って、前記ライトガイド30を反転させる等の機構は
必要ない。
【0045】尚、前記実施の形態ではデータ通信用のレ
ーザ光線として測距光5を用いたが、データ通信用にト
ラックライト、投光レーザを用いてもよく、更にプリズ
ムと組合せた反射プリズム装置のみでなく、データ通信
部単体で、又データ通信部は測量機側に設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反射プ
リズム装置と測量機とが、近距離であっても或は遠距離
であっても、更にデータ通信部に対する入射光軸が傾い
ていても、光を媒体としたデータ通信が支障なく行える
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】該実施の形態のデータ通信部の概略構成ブロッ
ク図である。
【図3】該実施の形態で使用される操作部の一例を示す
正面図である。
【図4】反射プリズム装置に於けるプリズム部とデータ
通信部との光学配置を示す説明図である。
【図5】反射プリズム装置に於けるプリズム部とデータ
通信部との光学配置を示す説明図である。
【図6】反射プリズム装置に於けるプリズム部とデータ
通信部との光学配置を示す説明図である。
【図7】測量機と反射プリズム装置とが近距離にある場
合のプリズム部と測距光の光束との関係を示す説明図で
ある。
【図8】(A)(B)はそれぞれ本発明の実施の形態の
作用を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す説明図であり、
(A)は正面図、(B)は底面図である。
【図10】測量機と反射プリズム装置とを示す全体図で
ある。
【図11】測量機と反射プリズム装置との概略光学配置
図である。
【符号の説明】
1 測量機 3 プリズム部 4 データ通信部 5 測距光 7 受光素子 20 受光部 21 操作部 22 表示部 25 切替え機構部 26 ライトガイド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリズム部とデータ通信部とを具備し、
    前記プリズム部に向け測量機から通信光が照射される反
    射プリズム装置に於いて、前記プリズム部に入射する通
    信光の一部を前記データ通信部に導くライトガイドを設
    けたことを特徴とする反射プリズム装置。
  2. 【請求項2】 データ通信部は少なくとも通信光を受光
    する受光部と、該受光部の受光信号に基づいて前記通信
    光から通信データを検出する信号検出回路、該信号検出
    回路の検出した通信データを表示する表示部を有する操
    作部とから構成される請求項1の反射プリズム装置。
  3. 【請求項3】 前記データ通信部は受光部と操作部とを
    有し、該受光部と操作部とが分割されている請求項2の
    反射プリズム装置。
  4. 【請求項4】 前記ライトガイドの受光位置を変え、前
    記プリズム部の異なる位置から通信光を前記データ通信
    部に導く切替機構を有する請求項1の反射プリズム装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ライトガイドは入射する通信光を反
    射する第1の反射面と、該第1の反射面からの測距光を
    導く柱状光学部材と、該柱状光学部材からの通信光を受
    光部に向けて反射する第2の反射面を有する請求項1の
    反射プリズム装置。
  6. 【請求項6】 前記切替機構は前記ライトガイドの受光
    位置を前記プリズム部の少なくとも上下の位置に切替え
    る請求項4の反射プリズム装置。
  7. 【請求項7】 前記ライトガイドはプリズム部の受光面
    及びデータ通信部の受光窓を覆う板状の光学部材であ
    り、該光学部材には前記受光面を横断する反射面と該反
    射面に対向し前記受光窓を横断する反射面とが形成さ
    れ、ライトガイドを照射する光の一部が前記反射面の反
    射により通信光としてデータ通信部に導かれる請求項1
    の反射プリズム装置。
JP11037002A 1999-02-16 1999-02-16 反射プリズム装置 Abandoned JP2000234930A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037002A JP2000234930A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 反射プリズム装置
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