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JP2000233701A - 掘削作業車の運転部保護構造 - Google Patents

掘削作業車の運転部保護構造

Info

Publication number
JP2000233701A
JP2000233701A JP11037303A JP3730399A JP2000233701A JP 2000233701 A JP2000233701 A JP 2000233701A JP 11037303 A JP11037303 A JP 11037303A JP 3730399 A JP3730399 A JP 3730399A JP 2000233701 A JP2000233701 A JP 2000233701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
cabin
view
cab guard
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037303A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
剛 田中
Masao Kuma
正男 隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP11037303A priority Critical patent/JP2000233701A/ja
Publication of JP2000233701A publication Critical patent/JP2000233701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回作業車の走行装置に水平方向に旋回可能
に旋回台フレームを載置し、該旋回台フレームにエンジ
ンや作動油タンク等を被装したボンネットと運転部を被
装するキャビンや作業機を昇降可能に支持し、前記キャ
ビンをシンプルな構成として転倒時や落下物に対して剛
性を高める。 【解決手段】 キャビン7の前方から上方の外周に沿っ
て保護フレームを着脱可能に外装し、保護フレーム9を
平面視U字状のフレームを側面視L字状に曲げて旋回台
フレームの前部に立設した前キャブガード30と運転部
の後部より立ち上げた後キャブガード37より構成し、
前キャブガードと後キャブガードを連結すると共に保護
フレームの上部をキャビン天井と連結し、或いは保護フ
レームの上部とキャビン天井上面に、それぞれ変形時に
互いに当接する当接部材を配置し、保護フレーム上部に
柵状の上キャブガード50を着脱可能に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホーによる
作業時に転倒や上方からの落下物に対して運転部を保護
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クローラー式走行装置等の走
行装置上方に旋回台フレームを配置し、該旋回台フレー
ムの左右一側上部に運転部が配置され、該運転部の側方
から後方にかけてエンジンや燃料及び作業油タンク等が
載置されボンネットによって被装されていた。また、旋
回台フレームの前部には枢支部を介して掘削作業機が装
着されていた。そして、運転部は風雨を避けて快適に作
業ができるようにキャビンで覆う技術が公知となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
おいてキャビンは、鋼板等で形成され、視界を良好に保
つために、キャビンの前後部や左右側部さらに天井部の
広範囲に渡って窓が形成され、また内部の居住空間をで
きるだけ広くするためにキャビンには骨組みとなるフレ
ームが設けられていなかったので、転倒時に運転部を保
護するには十分な強度が得られていなかった。そこで、
転倒時に保護できるようにキャビン自体の強度をアップ
するには、設計・試作・試験等を行った後に製造に取り
かかるので、コストアップとなり、また、従来のキャビ
ンと交換することも殆ど不可能であったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の不具合
を解消するために、走行装置上に旋回可能に旋回台フレ
ームを載置し、該旋回台フレーム上にエンジンや運転部
を覆うキャビンを配置し、該旋回台前部に掘削作業機を
装着した掘削作業車において、前記キャビンの前後方向
の外周に沿って保護フレームを配置し、保護フレームを
着脱可能に構成した。また、前記保護フレームを、平面
視U字状のフレームを側面視L字状に曲げて旋回台フレ
ームの前部に立設した前キャブガードと、運転部の後部
より立ち上げた後キャブガードより構成し、該前キャブ
ガードと後キャブガードを連結すると共に、保護フレー
ムの上部をキャビン天井と連結し、或いは、保護フレー
ムの上部とキャビン天井の上面に、それぞれ変形時に互
いに当接する当接部材を配置した。また、前記保護フレ
ーム上部に柵状の上キャブガードを着脱可能に取り付け
たものである。
【0005】
【発明に実施の形態】本発明の解決すべき課題及び構成
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
実施例を説明する。図1はバックホーの全体側面図、図
2は同じく全体正面図、図3は同じく全体平面図、図4
はバックホーのキャビン及びボンネットを示す後面図、
図5は本発明の保護フレームを示す側面図、図6は同じ
く正面図、図7は同じく平面図、図8は同じく後面図、
図9は保護フレームとキャビン上部との固定構成を示す
部分側面断面図、図10は同じく固定構成を示す部分平
面図、図11は同じく部分正面図、図12は後キャブガ
ードの側面図、図13は同じく平面断面図、図14は上
キャブガードの側面断面図、図15は上キャブガードの
平面図、図16はキャビンの保護フレームに上キャブガ
ードを装着した全体正面図、図17は同じく全体平面
図、図18は 保護フレームとキャビンとの連結構成の
第二実施例を示す平面図、図19は同じく第二実施例を
示す正面図一部破断図、図20は同じく第二実施例を示
す部分側面断面図、図21は第二実施例の保護フレーム
に上キャブガードを固設した平面図である。
【0006】図1〜図4において、掘削作業車の全体的
な構成を説明する。本実施例は掘削作業車、すなわち、
バックホーについて説明する。このバックホーは、クロ
ーラー式走行装置5により走行し、左右のクローラーの
間に、排土板6が昇降シリンダーにより上下に回動可能
に支持されている。
【0007】また、クローラー式走行装置5の中央部に
旋回台軸受13が配置されており、該旋回台軸受13の
上部に旋回台フレーム2が配置され、旋回台軸受13の
回動支点位置に配した図示せぬモータの駆動によって水
平方向に回動される。前記旋回台フレーム2の後部は、
旋回台軸受13の回動支点を中心として半円上に構成さ
れ、前部に作業機支点部11が配置されて、掘削作業機
12の下端が作業機支点部11により枢支されている。
【0008】掘削作業機12は、メインブーム3とバケ
ットアーム21とバケット4により、主要部が構成され
ており、メインブーム3はブームシリンダ18により上
下回動可能としており、また、バケットアーム21はア
ームシリンダ19により上下回動可能とされている。
【0009】また、バケット4はバケットアーム21の
先端に枢支されており、バケットシリンダー20により
掬い取り回動される。また、メインブーム3を側溝堀り
を可能とするために、図3に示すように、スイングシリ
ンダ16により左右にスイング可能とされている。該ス
イングシリンダ16は、旋回台フレーム2の左右中央部
の右寄りに配置されている。
【0010】また、前記旋回台フレーム2上の一側方
(左側)には、図示せぬ運転席や操作コラム等を収納し
たキャビン7が載置されている。該キャビン7の横及び
後側方にエンジンや作動油タンク、燃料タンク等が載置
され、ボンネット8によって一体的に収納されている。
【0011】前記キャビン7及びボンネット8の外周部
は、旋回台フレーム2の形状に合わせて円弧状に形成さ
れ、その直径をクローラー式走行装置5の左右幅内とし
て、旋回時にクローラー式走行装置5より外側へはみ出
ることがないようにしている。
【0012】また、前記キャビン7上部はボンネット8
より高く配置し、前後面及び左右側面の広範囲に渡って
窓7a・7a・・・が形成され、内部の運転席に着座す
るオペレーターからの視界を良好としている。また、キ
ャビン7の前上部から天井前部に渡ってルーフ窓7bが
形成され、バケットアーム21を上昇させたときのバケ
ット4の回動姿勢やその状態を視認できるようにしてい
る。
【0013】そして、本発明において、箱型のキャビン
7の略外周に合わせて保護フレーム(Roll Protective
Structures.ROPS:転倒時の保護構造)9を外装
可能としている。該保護フレーム9前部が旋回台フレー
ム2前上部に立設され、保護フレーム9後部はキャビン
7後部の図示しないボンネット8側に設けたマウント上
に立設されている。前記保護フレーム9はパイプ状の鋼
材を屈曲して成形し、軽量、かつ、剛性を高くしてい
る。
【0014】すなわち、前記保護フレーム9は前キャブ
ガード30と、該前キャブガード30の後部とマウント
の間で連結する後キャブガード37からなり、前キャブ
ガード30は図5〜図8に示すように、側面視L字状に
構成した左右のパイプフレームを連結して、正面視で略
逆U字状、平面視で略U字状に形成され、前下部の開放
側端部は旋回台フレーム2の前縁部の形状に合わせた載
置プレート31でボルト等により連結し、更に左右のパ
イプフレーム間は補強パイプ34と、補強フレーム32
a・32bで連結して剛性を高めている。載置プレート
31は旋回台フレーム2のキャビン7前部の前縁部にボ
ルト等を用いて載置固定している。
【0015】前キャブガード30の前垂直部30aはキ
ャビン7の前部に沿ってその前方に立設し(図1、図
3)、上水平部30b・30cに連続的に構成してい
る。左上水平部30bはキャビン7の上左辺の平面形状
に沿って緩やかに屈曲形成させて、左上水平部30bと
右上水平部30c後部は左右方向に曲げて突き合わせ
て、支持ブラケット35で溶接固定されている。該支持
ブラケット35は前記ボンネット8左後部上に立設した
後キャブガード37の上端に左右水平方向に固設した支
持プレート37aにボルト等を用いて連結固定し、旋回
台フレーム2に支持されている。
【0016】前記後キャブガード37は、図12、図1
3に示すように、断面形状が前方を開放した「コ」字状
に形成したメインフレームを、その前部補強板38で溶
接固定して閉じて、略角柱状に構成して、曲げ荷重に対
しての剛性を高めている。
【0017】前記後キャブガード37の配置はキャビン
7の略左右中央の後部位置に配置され、この位置はオペ
レーターの丁度真後ろとなり、オペレーターから後方を
見る時にできるだけ視界を遮ぎらないようにしている。
【0018】さらに、前記前キャブガード30の上水平
部30b・30c間には補強フレーム32a・32bが
前後平行に横架されている。該補強フレーム32a・3
2bをキャビン7天井に固設してキャビン7自身を補強
メンバーとして剛性を高めている。すなわち、図3、図
9に示すように、キャビン7上面には左右向きの取付フ
レーム40・40’が溶接固定され、該取付フレーム4
0・40’は側面断面視略門型に形成されている。前記
キャビン7上面には、上方に膨出して前後に延びるリブ
7c・7c・7cが左右に複数本が形成されているの
で、図9〜図11に示すように、取付フレーム40・4
0’の下部には左右途中部にリブ7cとの干渉を避ける
ために、位置を合わせて溝40aが形成されている。
【0019】そして、前記取付フレーム40の上面と補
強フレーム32aの後面、及び、取付フレーム40’の
上面と補強フレーム32b前面との間には、それぞれ側
面視L状に構成したブラケット42・42・42に螺合
固定され、前キャブガード30の上部がキャビン7上面
に一体的に固定され、剛性を高めるようにしている。
【0020】次に、保護フレーム9の第二実施例を説明
する。第二実施例は変形時のみ保護フレーム9とキャビ
ン7と連結させて剛性を高める構成としている。即ち、
図18〜図20に示すように、前述した如く前キャブガ
ード30の上部に前後平行に補強フレーム32a・32
bが横設されている。該補強フレーム32a・32b間
には前後方向に当接部材として連結フレーム55・55
が平行に横設されている。該連結フレーム55は正面視
L型に形成され、該連結フレーム55の垂直部を当接面
としている。
【0021】一方、キャビン7天井の上面において、前
記補強フレーム32a・32bの間に、連結フレーム5
5・55と直交する方向に当接部材として板状のリブ5
6・56・56が平行に複数立設している。該リブ56
はキャビン7の天井の形状に合わせて溶接等で固設さ
れ、このリブ56の上部には前記連結フレーム55・5
5の側部位置に正面視で略直角三角形状の突起56a・
56aを突出している。そして、該突起56a・56a
の垂直面に当接プレート57を固設している。つまり、
該当接プレート57と連結フレーム55の垂直面が対向
するように配置している。なお、前記垂直リブ56の下
部はキャビン7上面の前記リブ7c・7c・7cと干渉
しないように間隙を設けている。
【0022】このように構成することによって、転倒等
で左側方より荷重を受けて前キャブガード30が変形し
て、前キャブガード30の上部が右側へ変形すると、連
結フレーム55・55が当接プレート57・57に当接
し、保護フレーム9とキャビン7によって側方からの荷
重を受けるようになり、キャビン7自身も補強メンバー
となって剛性を高めることができるのである。但し、転
倒時等の保護フレーム9とキャビン7とが当接プレート
57を介して当接する構成としているが、連結フレーム
55・55が当接プレート57・57とをフック形状と
して、係合または嵌合または連結するように構成して、
剛性を更に高めることも可能である。
【0023】そして、前キャブガード30は外周部をキ
ャビン7形状に略一致させ、図3に示す平面視のように
キャビン7の側端部より側方に突出することがなく、旋
回台フレーム2を旋回させてもクローラー式走行装置5
幅より外側へはみ出ることがないようにしている。ま
た、転倒時にこの保護フレーム9にかかった荷重は、前
部の垂直部30aとなる二本のパイプと、後方の後キャ
ブガード37とキャビン7によって受ける構造としてい
る。
【0024】また、前キャブガード30を構成する右側
の前垂直部30aの上部、及び、上水平部30cの前部
は、左方に屈曲して回避部30dが形成され、メインブ
ーム3を右側へスイングさせた時に前キャブガード30
と干渉しないように、回避した構造としている。
【0025】このようにして既存のバックホーのキャビ
ン7の外縁辺を被装する如く保護フレーム9がボルトの
螺合構成で装着できるようにしている。
【0026】そして、前記保護フレーム9の前上部には
さらに柵状に構成した上キャブガード(Falling Object
Protective Structures.FOPS:落下物保護構造)
50が着脱可能に横架される。該上キャブガード50
は、図14、図15に示すように、前後方向に複数枚の
縦プレート50a・50a・・・と、該縦プレート50
a・50a・・・に直交するように左右横方向に配した
複数枚の横プレート50b・50bと、固定部50c・
50dよりなり柵状に構成したものである。前記縦プレ
ート50a・50a・・・の前後端部は、それぞれ板体
を側面視でL字状に屈曲させた固定部50c・50dの
間に固設され、図16、図17で示すように後方の固定
部50cは補強フレーム32の上面にボルト等で固設し
て水平状に配置し、前方の固定部50dは補強パイプ3
4の上方に位置させて、パイプ状の接合部51・51・
51を介して補強パイプ34に固設している。また、図
21に示すように、上キャブガード50は、保護フレー
ム9の変形時のみキャビン7上部に連結される構成とし
た第二実施例の前キャブガード30上に固設することも
できる。
【0027】前記上キャブガード50の縦プレート50
a・50a・・・は垂直方向に向けられて、キャビン7
内のオペレーターから前上方の視界をできるだけ遮らな
いようにして、視界を良好に保つようにするとともに、
落下物を棚形状によって受ける構造としている。さらに
前記横プレート50b・50bで上キャブガード50の
剛性が高められ、横プレート50b・50bは前上がり
の傾斜状に形成して、キャビン7内のオペレーターから
前上方の視界ができるだけ遮られないようにしている。
【0028】よって、保護フレーム9前上部にこの剛性
の高い上キャブガード50を固定することで、上方から
の落下物に対応することができる。また、上キャブガー
ド50が格子状に形成されているが、その隙間を広くし
て視界が確保され、上方に持ち上げたバケット4は容易
に視認でき積み込み等の作業が容易に行えるのである。
また、落下物を上キャブガード50を受けた際に、上キ
ャブガード50を構成する横プレート50b・50b及
び縦プレート50a・50a・・・が変形することで、
衝撃は弱められる。
【0029】以上のように構成して、キャビン7に前キ
ャブガード30と後キャブガード37と上キャブガード
50からなる保護フレーム9を装着することで、転倒や
落下物に対して信頼性が向上され、オペレーターは作業
に集中できるのである。また、保護フレーム9を後付け
可能で外装する構造としたのでキャビン7内に枠材を内
装することやキャビン7自身の剛性を高める構成に比べ
て取付けが簡単であり、既存の掘削作業車のキャビン7
に容易に装着することができ施工作業も素早く対応でき
る。さらにはキャビン7内が狭くならず居住性が良好に
保たれる。また、この保護フレーム9及び上キャブガー
ド50が装着されても、オペレーターの視界がほとんど
遮られることがなく、操作性が良好に保たれるのであ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。即ち、請求項1記載のよう
に、走行装置上に旋回可能に旋回台フレームを載置し、
該旋回台フレーム上にエンジンや運転部を覆うキャビン
を配置し、該旋回台前部に掘削作業機を装着した掘削作
業車において、前記キャビンの前後方向の外周に沿って
保護フレームを配置し、保護フレームを着脱可能に構成
したので、転倒等により外部より荷重がかかっても保護
フレームで受けて、キャビンを保護することができ信頼
性を向上でき、オペレーターは作業に集中できるのであ
る。また、後付けで外装することができるので、キャビ
ン内に枠材を内装する構成に比べて取付けが簡単であ
り、既存の掘削作業車のキャビンに容易に装着でき、さ
らにはキャビン内が狭くならず居住性が良好に保たれ
る。また、キャビン自身の剛性を高める構成とするには
キャビンの設計変更を行う必要があるが、この外装する
構成では既存のキャビンを有した掘削作業車に短時間で
容易に、かつ、安価に外装できるのである。
【0031】また、請求項2記載のように、前記保護フ
レームを、平面視U字状のフレームを側面視L字状に曲
げて旋回台フレームの前部に立設した前キャブガード
と、運転部の後部より立ち上げた後キャブガードより構
成し、該前キャブガードと後キャブガードを連結したの
で、保護フレームはフレームを曲げるだけで簡単に製造
することが可能となり、安価に製造することができ、ま
た、構成がシンプルであるので、外装施工作業も素早く
簡単に取り付けることができる。更に、ループ状のフレ
ームと連結用のフレームとでキャビンの外周縁辺を効率
良く被装でき、キャビン内のオペレーターからの視界は
あまり遮られることがなく、操作性を低下させないので
ある。また、保護フレームの上部をキャビン天井と連結
したので、剛性が高められて転倒時等でキャビンを確実
に保護することができ、保護構造部材を軽量化すること
もできる。
【0032】また、請求項3記載のように、保護フレー
ムの上部とキャビン天井上面に、それぞれ変形時に互い
に当接する当接部材を配置したので、転倒時等で保護フ
レームが変形すると、キャビン天井の当接部材に当接し
て、それ以上の変形を防止して、キャビンを保護するこ
とができ、剛性を高めることができるとともに、保護フ
レームの着脱が容易にでき、後付けも容易にできる。
【0033】また、請求項4記載のように、前記保護フ
レーム上部に柵状の上キャブガードを着脱可能に取り付
けたので、作業状態に合わせてこの柵部材を装着して落
下物が受けられるようになり、キャビンの剛性に対する
信頼性をさらに向上でき、オペレーターは作業に集中で
き、安全性を高めることができる。また、柵であるため
キャビン内のオペレーターからの視界がほとんど遮られ
ることがなく、操作性を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホーの全体側面図である。
【図2】同じく全体正面図である。
【図3】同じく全体平面図である。
【図4】バックホーのキャビン及びボンネットを示す後
面図である。
【図5】本発明の保護フレームを示す側面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】同じく後面図である。
【図9】保護フレームとキャビン上部との固定構成を示
す部分側面断面図である。
【図10】同じく固定構成を示す部分平面図である。
【図11】同じく部分正面図である。
【図12】後キャブガードの側面図である。
【図13】同じく平面断面図である。
【図14】上キャブガードの側面断面図である。
【図15】上キャブガードの平面図である。
【図16】キャビンの保護フレームに上キャブガードを
装着した全体正面図である。
【図17】同じく全体平面図である。
【図18】保護構造の第二実施例を示す平面図である。
【図19】同じく第二実施例を示す正面図一部破断図で
ある。
【図20】同じく第二実施例を示す部分側面断面図であ
る。
【図21】第二実施例の保護フレームに上キャブガード
を固設した平面図である。
【符号の説明】
2 旋回台フレーム 7 キャビン 8 ボンネット 9 保護フレーム 12 作業機 30 前キャブガード 37 後キャブガード 50 上キャブガード 50a 縦プレート 50b 横プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隈 正男 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA11 AA14 AA17 BB14 DA30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置上に旋回可能に旋回台フレーム
    を載置し、該旋回台フレーム上にエンジンや運転部を覆
    うキャビンを配置し、該旋回台前部に掘削作業機を装着
    した掘削作業車において、前記キャビンの前後方向の外
    周に沿って保護フレームを配置し、保護フレームを着脱
    可能に構成したことを特徴とする掘削作業車の運転部保
    護構造。
  2. 【請求項2】 前記保護フレームを、平面視U字状のフ
    レームを側面視L字状に曲げて旋回台フレームの前部に
    立設した前キャブガードと、運転部の後部より立ち上げ
    た後キャブガードより構成し、該前キャブガードと後キ
    ャブガードを連結すると共に、保護フレームの上部をキ
    ャビン天井と連結したことを特徴とする請求項1記載の
    掘削作業車の運転部保護構造。
  3. 【請求項3】 前記保護フレームを、平面視U字状のフ
    レームを側面視L字状に曲げて旋回台フレームの前部に
    立設した前キャブガードと、運転部の後部より立ち上げ
    た後キャブガードより構成し、該前キャブガードと後キ
    ャブガードを連結すると共に、保護フレームの上部とキ
    ャビン天井の上面に、それぞれ変形時に互いに当接する
    当接部材を配置したことを特徴とする請求項1記載の掘
    削作業車の運転部保護構造。
  4. 【請求項4】 前記保護フレーム上部に柵状の上キャブ
    ガードを着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項3記載の掘削作業車の運
    転部保護構造。
JP11037303A 1999-02-16 1999-02-16 掘削作業車の運転部保護構造 Pending JP2000233701A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1191154A1 (en) * 2000-03-28 2002-03-27 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Cabin of construction machinery
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