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JP2000229301A - 木材またはその類似物を切削加工するかんな盤 - Google Patents

木材またはその類似物を切削加工するかんな盤

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Publication number
JP2000229301A
JP2000229301A JP11142540A JP14254099A JP2000229301A JP 2000229301 A JP2000229301 A JP 2000229301A JP 11142540 A JP11142540 A JP 11142540A JP 14254099 A JP14254099 A JP 14254099A JP 2000229301 A JP2000229301 A JP 2000229301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing
planer
pneumatic
cylinder
chip breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11142540A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Takashi Mochizuki
敬師 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Publication date
Application filed by Shinx Ltd filed Critical Shinx Ltd
Priority to JP11142540A priority Critical patent/JP2000229301A/ja
Publication of JP2000229301A publication Critical patent/JP2000229301A/ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送材時の押圧力を常に一定とし、かつ加工材の
性状に応じて適切に押圧力を調整することができる木材
またはその類似物を切削加工するかんな盤を提供する。 【構成】積極駆動の無端ベルト5によって構成した移送
平面aの上部に、切削間隔を隔てて回転かんな胴11を
配設する。回転かんな胴11に接近して、その前後にチ
ップブレーカ13とプレッシャバー17からなる加工材
Wの押え部材を配設する。またこれらの前後には、押え
ローラ21、23によって構成した押え部材を配設す
る。上記の押え部材をそれぞれ空圧シリンダ15、1
9、23、26によって作動し、押圧力を付与する。こ
れら空圧シリンダには、圧力調整弁30aから30dを
各別に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転かんな胴を
用いて木材またはその類似物などを切削加工するかんな
盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テーブルと、このテーブルの上方に配設
した回転かんな胴を備え、テーブル上を移送する加工材
を所定厚さに切削加工する機械が一般に良く知られてい
る。この機械は、自動一面かんな盤と呼称され、例えば
特開昭53−140700号公報によって、その構成の
詳細が開示される。
【0003】この従来のかんな盤においては、加工材の
移送を回転かんな胴の前後に配設した積極駆動の送りロ
ーラが担っており、この送りローラにより加工材をテー
ブル面に押し付けて移送したものである。
【0004】またこの自動一面かんな盤は、本出願人の
提案した実公平6−9766号公報によっても公知であ
る。この考案に係るかんな盤は、積極駆動の無端ベルト
によって移送平面(テーブル)を構成したものであり、
これに加えて移送平面の上部に前後一対の押えローラを
配設し、加工材をテーブル面に押し付けて送材力を得る
ようにしたものである。
【0005】また上記した従前のかんな盤においては、
何れも回転かんな胴に接近して前後にチップブレーカと
プレッシャバーを備え、これらの両押え部材によって切
削位置付近を押さえて切削加工を行ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のかん
な盤においては、上記の送りローラ(押えローラ)の押
圧力を圧縮ばねの弾力によって付与したものであり、ま
たチップブレーカとプレッシャバーの押圧力を同様に圧
縮ばねによって付与したものである。ここにおいて、特
に回転かんな胴の前側の押え部材は、削り代の関係、加
工材の反りなどから大きく上昇することがあり、そのと
き、圧縮ばねを大きく変形して加工材に対する押圧力の
過大を生じていた。そしてこの結果、移送上の不具合さ
らには構成の損傷を引き起こすという弊害があり、なお
改善を求められていた。
【0007】また、加工材の性状、例えばその幅、長さ
あるいは反り、曲りなどに応じて押え部材の押圧力を調
整するとき、従来のものでは、その操作が非常に面倒で
あり、迅速かつ適切に調整設定を行うことができないと
いう問題点があった。
【0008】本発明は上記した従来技術の問題点に着目
してなされたものであり、押え部材の変位量に関係なく
常に一定の押圧力を得ることができ、また加工材の性状
に応じた押圧力の調整設定を迅速かつ適切に行うことが
できる木材またはその類似物を切削加工するかんな盤を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る木材またはその類似物を切削加工す
るかんな盤は、次のように構成したものである。
【0010】すなわち、その要旨とするところはテーブ
ルの上部に、送材間隔を隔てて回転かんな胴を配設し、
テーブル上の加工材を回転かんな胴の前側および後側に
配設した押え部材によって押圧して移送するかんな盤に
おいて、上記の押え部材のうち少なくとも前側のもの
に、空気圧によって押圧力を付与する押圧作動手段を連
係したことにある。
【0011】また請求項2の発明は、請求項1に記載す
るかんな盤において、押圧作動手段を、空圧シリンダ
と、この空圧シリンダへ圧力空気を供給する圧力調整弁
によって構成したことを要旨とする。
【0012】また請求項3の発明は、請求項1に記載す
るかんな盤において、押圧作動手段を、空圧袋と、この
空圧袋へ圧力空気を供給する圧力調整弁によって構成し
たことを要旨とする。
【0013】本発明に係るかんな盤においては、加工材
の押圧力を空気圧によって付与するので、変位量に拘わ
らず常に一定の押圧力を保持することができる。また、
請求項2および請求項3のようにしたときは、圧力調整
弁により給気圧力を簡単に調整することができ、押圧力
を迅速かつ容易にして適切に設定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るかんな盤を
一実施例について説明する。図1および図2において、
1はベースフレーム 2はベースフレーム1の上部に定
置して設けた送材フレーム 3は送材フレーム2の後端
に設けた水平の駆動ローラ 4は同じく前端に設けた従
動ローラ 5は駆動ローラ3と従動ローラ4に張設した
無端ベルトであり、この無端ベルト5の上面部に加工材
Wを移送するための移送平面aを形成する。
【0015】6は移送平面aの下側に敷設した水平ガイ
ド板 7は駆動ローラ3に減速機を介して連係した駆動
モータ この駆動モータ7は、切換スイッチまたは後述
する検出スイッチなどの出力信号によって正逆に回転
し、無端ベルト5を後方および前方に走行駆動する。上
記の無端ベルト5は、圧縮性が小さく表面摩擦係数の大
きい樹脂ベルト、金属ベルトなどを用いる。
【0016】8はベースフレーム1の側面部に設けた縦
ガイド 9は縦ガイド8に移動自在に配設した昇降フレ
ーム この昇降フレーム9は、正面視したとき門型状を
なしており、上部に左右一対の軸受筒10、10を設け
る。11は軸受筒10、10によって回転自在に設けた
回転かんな胴 この回転かんな胴11は、周面部に多数
の刃物を備えた周知のものであり、駆動モータ12によ
って定方向(図2の反時計方向)に高速回転する。
【0017】13は回転かんな胴11に接近して、その
前半部を囲うように配設した押え部材(以下、チップブ
レーカという) このチップブレーカ13は、水平支軸
14に支持してアーム状に構成されており、自由端部に
下向きに突出する接材部13aを設ける。15は昇降フ
レーム9側に後向きに配設した空圧シリンダ この空圧
シリンダ15は押圧作動手段を構成しており、そのピス
トンロッド15aをチップブレーカ13に連結し、先端
の接材部13aを昇降作動する。16は接材部13aの
下降限を設定する第1のストッパ部材である。
【0018】また上記のチップブレーカ13は、図1に
示すように左右方向において多数に分割して構成してあ
り、個々に空圧シリンダ15からなる押圧作動手段を連
係して、単独に昇降作動ができるようになっている。
【0019】17は回転かんな胴11に接近して、その
後半部を囲うように設けた後側の押え部材(以下、プレ
ッシャバーという) このプレッシャバー17は、図示
省略の垂直ガイドに支持されており、下端に接材部17
aを設ける。19は昇降フレーム9側に下向きに配設し
た空圧シリンダ この空圧シリンダ19は押圧作動手段
を構成しており、そのピストンロッド19aをプレッシ
ャバー17に連結し、先端の接材部17aを昇降作動す
る。20は接材部17aの下降限を設定する第1のスト
ッパ部材である。
【0020】21はチップブレーカ13における接材部
13aの前部に配設した前側の押えローラ この前側の
押えローラ21は、遊転ローラからなっており、支軸2
2を垂直ガイド(図示省略)にスライド自在に係合す
る。23は昇降フレーム9に下向きに配設した空圧シリ
ンダ この空圧シリンダ23は押圧作動手段を構成して
おり、ピストンロッド23aを支軸22に連結して押え
ローラ21を昇降作動する。この押えローラ21は、図
示省略のストッパ部材によって下降限位置を設定され
る。
【0021】24はプレッシャバー17における接材部
17aの後部に配設した後側の押えローラ この後側の
押えローラ24は、遊転ローラからなっており、支軸2
5を垂直ガイド(図示省略)にスライド自在に係合す
る。26は昇降フレーム9に下向きに配設した空圧シリ
ンダ この空圧シリンダ26は押圧作動手段を構成して
おり、ピストンロッド26aを支軸25に連結して押え
ローラ24を昇降作動する。この押えローラ24は、図
示省略のストッパ部材によって下降限位置を設定され
る。
【0022】前述した下降限位置にあって、チップブレ
ーカ13の接材部13a、プレッシャバー17の接材部
17aおよび前後の押えローラ21、24の下面位置
は、回転かんな胴11の切削位置より幾分下がった位置
にあり、移送される加工材Wに接して押圧力を作用す
る。また、これらの押え部材の上昇限位置は、空圧シリ
ンダ15、19、23、26のストローク範囲におい
て、回転かんな胴11の切削位置の上方に退避位置とし
て設定される。
【0023】図4は上述した各空圧シリンダ15、1
9、23、26を操作する空圧回路であり、27はコン
プレッサー 28はフィルター 29aから29dは電
磁ソレノイドにより給気ポートを切り換える電磁切換弁
30aから30dは圧力調整弁31aから31dは速
度調整弁である。上記の電磁ソレノイドは、後で説明す
る検出スイッチの検出信号によって動作し、給気方向を
変更する。
【0024】33は昇降フレーム9を上下方向に調整
し、移送平面aと回転かんな胴11との間隔、すなわち
切削間隔を設定する昇降手段 この昇降手段33は、ベ
ースフレーム1側に設けた上下方向の送りねじ軸34、
送りねじ軸34に螺合する昇降フレーム9側の受動ナッ
ト35、ギヤなどの伝動部材を介して送りねじ軸34に
連係した駆動モータ36および駆動モータ36を回転制
御する制御器(図示省略)によって構成する。
【0025】37は移送平面aの延長前部に配設した加
工材Wの受けコンベヤ 38は同じく延長後部に配設し
た受けコンベヤ 39は移送平面aの前部適所に配設し
た加工材Wの検出スイッチ この検出スイッチ39から
の検出信号を受けた制御器(図示省略)は、検出スイッ
チの「無材−有材−無材」の一連の検出信号によって加
工材Wの終端通過を確認し、無端ベルト5の駆動モータ
7を回転制御する。
【0026】また上記の終端通過信号は、昇降手段33
の駆動モータ36を回転制御する。さらに他方におい
て、検出スイッチ39からの検出信号を受けた制御器
は、加工材Wの先端通過、すなわち「無材−有材」の検
出動作と終端通過の検出動作によって電磁切換弁29a
から29dを操作し、順次に空圧シリンダ15、19、
23、26への給気切り換えを行う。
【0027】一実施例に係る木材またはその類似物を切
削加工するかんな盤の構成は、上記の通りであり、次の
ようにして加工材の切削加工を行うものである。はじめ
に、削り代が大きい、すなわち素材と製品との寸法差が
大きいもを切削加工する場合を説明する。
【0028】それにはまず、図示省略の制御器によって
昇降手段33の駆動モータ36を制御し、製品の仕上り
寸法に応じて切削間隔を設定する。この寸法設定後は、
駆動モータ7により無端ベルト5を後方へ向けて走行移
送すると共に、回転かんな胴11を回転駆動し、そして
受けコンベヤ20上にある加工材Wを後方へ向けて送り
込むようにする。上記の加工材Wは、切削間隔寸法より
も厚さがあり、大きな削り代を有している。
【0029】加工材Wが無端ベルト5の移送平面a上に
至ると、その積極的な移送力によって後方への自動送り
が始まる。そして、先端が検出スイッチ39の位置に達
すると検出信号により電磁切換弁29cが切り換えら
れ、空圧シリンダ23により前側の押えローラ21が下
降動作する。この下降動作は、加工材Wの先端がそこを
通過した直後に行われるようにタイミングを取ってあ
り、このため加工材Wの先端による押えローラ21の突
き上げ動作が生じない。
【0030】続く空圧シリンダ15によるチップブレー
カ13の下降動作も、上記と同様に加工材Wの先端がそ
こを通過した直後に行われるようにタイミングをとって
あり、先端による接材部13aの突き上げが生じない。
よって、加工材Wをソフトに押圧することができ、移送
平面a上を円滑に送材することができる。
【0031】このようにして移送される加工材Wの先端
が回転かんな胴11の位置に至ると、切削加工が開始さ
れる。そして、切削加工した仕上面にプレッシャバー1
7の接材部17aが作用して下方への押圧を行う。上記
のプレッシャバー17は、前記の押えローラ21および
チップブレーカ13と同様に制御され、加工材Wの先端
が通過した直後に下降作動するようにタイミングをとっ
てある。
【0032】空圧シリンダ26による後側の押えローラ
24の下降動作も、上記と同様に加工材Wの先端がそこ
を通過した直後に行われる。このように加工材Wは、空
圧シリンダによって動作する前後の押えローラ21、2
4およびチップブレーカ13、プレッシャバー17に押
圧された状態で回転かんな胴11により切削加工を施さ
れる。
【0033】なお、上記の前側の押えローラ21とチッ
プブレーカ13は、加工材Wの終端通過の直前に空圧シ
リンダ15、23によって退避位置に引き上げるように
動作する。このため、これら押え部材の落ち込みによる
衝撃動作がなく、切削加工面へナイフマークが付くなど
の弊害を解消することができる。
【0034】以上のようにして、加工材Wがその終端ま
で切削加工されると、制御器によって切削間隔が開放
し、次いで無端ベルト5が逆転して前方に走行駆動す
る。これによって、加工済の加工材Wが最初の送り込み
位置に戻される。上記の切削間隔の開放動作によって、
仕上面から回転かんな胴11と各押え部材が退避するの
で、損傷の心配が無い。このため、無端ベルト5を高速
回転して早戻しすることができる。
【0035】上記した各押え部材、すなわち前後の押え
ローラ21、24およびチップブレーカ13、プレッシ
ャバー17による押圧力の設定は、それぞれ空圧シリン
ダ15、19、23、26に接続した圧力調整弁30a
から30dによって外部適所にて行う。押圧力は、加工
材Wの幅寸法に比例して大きく、また反り、曲りが大き
い程強く設定することを基準とするが、板厚の非常に小
さいものでは振動が生じ易いので、強くする方向で補正
する。
【0036】なお、上記の一実施例では、前後両側の押
え部材について、全て空圧式の押圧作動手段で操作した
が、回転かんな胴11を通過して切削加工を終えた加工
材Wの高さはかんな胴と常に同じであるので、上記のう
ち後側の押え部材(プレッシャバー17および後側の押
えローラ24)の作動範囲は狭く限定される。したがっ
て、下降作動して押圧状態を保持したままでも良く、ま
た従来と同じばね方式による構成をとることもできる。
【0037】また上記の一実施例では、加工材Wの先端
による押え部材の突き上げ現象および落ち込み現象を防
止するために、各押え部材をタイミング良く下降作動お
よび退避作動したが、通常の削り代の範囲での切削加工
であれば、必ずしもそうすることを要しない。このとき
は、上記の各押え部材を単に下降作動して押圧状態に保
持しておくようにすれば良い。
【0038】また一実施例では、空圧シリンダ15、1
9、23、26によって前後の押えローラ21、24お
よびチップブレーカ13、プレッシャバー17を押圧作
動したが、内部に圧力気体を封入した空圧袋、すなわち
ゴムチューブと、これを外周表皮によって覆った空圧袋
による構成に変更することができる。この空圧袋には、
管路を介して圧力調整弁で調圧した空気を供給する。
【0039】上記の空圧袋による押圧作動手段は、空圧
シリンダと比較して構造が簡単であり、省スペース化を
図ることができる。また、チップブレーカ13において
採用したときは、一つの空圧袋で配列方向の全てのもの
を賄うことができ、コストダウンを図ることができる。
なお、この空圧袋方式においては、各押え部材の退避作
動はできず、押圧状態だけの一方向作動となる。
【0040】また一実施例では、四つの押え部材を備え
たものであるが、削り代を常に適切に設定することがで
き、かつ長さと幅が十分にあって移送平面aに広く接合
する加工材Wの場合では、図5のように前後の押えロー
ラ21、24を取り除いた構成、すなわち押え部材をチ
ップブレーカ13とプレッシャバー17だけで構成する
こともできる。この場合においても、前記の空圧袋方式
が採用できることは勿論である。
【0041】図5において、50は空圧袋 51は圧力
調整弁(図示省略)で調圧した圧力空気を空気袋50に
供給する管路である。なお、図示の例ではプレッシャバ
ー17には、従来例のばね式押圧作動手段を備えたもの
であり、これによっても本発明は成立するものである。
【0042】また実施例の構成において、移送平面aに
負圧を作用すれば、加工材Wを吸着保持して、送材をよ
り確実かつ安定して行うことができる。また上記の一実
施例では前後の押えローラ21、24は遊転式としてい
るが、無端ベルト5と同調して積極回転駆動するように
しても良い。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明に係るかんな盤によ
れば、空気圧を使用することにより変位量が大きくても
常に一定の押圧力で加工材を移送し、安定した切削加工
を行うことができるという優れた効果を発揮する。
【0044】また、請求項2または請求項3に係るかん
な盤によれば、加工材の性状に応じて迅速かつ適切に押
圧力を調整することができ、送材動作を円滑軽快に行う
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る木材又はその類似物を切削加工
するかんな盤の一実施例を示す正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、要部の構成を示す説明図である。
【図4】押圧作動手段を作動する空圧回路の構成を示す
説明図である。
【図5】他の実施例を示す要部の説明図である。
【符号の説明】
5 無端ベルト a 移送平面 11 回転かんな胴 13 前側の押え部材(チップブレーカ) 15 空圧シリンダ(押圧作動手段) 17 後側の押え部材(プレッシャバー) 19 空圧シリンダ(押圧作動手段) 21 前側の押えローラ 23 空圧シリンダ(押圧作動手段) 24 後側の押えローラ 26 空圧シリンダ(押圧作動手段) 29aから29d 電磁切換弁 30aから30d 圧力調整弁 39 検出スイッチ W 加工材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルの上部に、送材間隔を隔てて回
    転かんな胴を配設し、テーブル上の加工材を、回転かん
    な胴の前側および後側に配設した押え部材によって押圧
    して移送するかんな盤において、上記の押え部材のうち
    少なくとも前側のものに、空気圧によって押圧力を付与
    する押圧作動手段を連係したことを特徴とする木材また
    はその類似物を切削加工するかんな盤。
  2. 【請求項2】 押圧作動手段を、空圧シリンダと、この
    空圧シリンダへ圧力空気を供給する圧力調整弁によって
    構成した請求項1に記載する木材またはその類似物を切
    削加工するかんな盤。
  3. 【請求項3】 押圧作動手段を、空圧袋と、この空圧袋
    へ圧力空気を供給する圧力調整弁によって構成した請求
    項1に記載する木材またはその類似物を切削加工するか
    んな盤。
JP11142540A 1998-07-16 1999-05-24 木材またはその類似物を切削加工するかんな盤 Pending JP2000229301A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086403A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Taihei Mach Works Ltd 板材の切削方法
CN115366204A (zh) * 2022-08-23 2022-11-22 广东先达数控机械有限公司 一种多自由度钻铣机及其用于木工板材的钻铣方法

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