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JP2000225902A - 自動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造 - Google Patents

自動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造

Info

Publication number
JP2000225902A
JP2000225902A JP11030644A JP3064499A JP2000225902A JP 2000225902 A JP2000225902 A JP 2000225902A JP 11030644 A JP11030644 A JP 11030644A JP 3064499 A JP3064499 A JP 3064499A JP 2000225902 A JP2000225902 A JP 2000225902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
connector
wire
different
same
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11030644A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Yokoi
基宏 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP11030644A priority Critical patent/JP2000225902A/ja
Publication of JP2000225902A publication Critical patent/JP2000225902A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種やグレードが相違しても、共用して仕様
できるハーネスを増やし、別個に製作ハーネスの点数を
減少する。 【解決手段】 配索される車種やグレードが相違する自
動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造で
あって、上記電線群の一端が同一の第1コネクタに接続
されると共に、これら電線群の他端は、接続回路が相違
する電線も含めて同一の第2コネクタに接続して同一品
番の共用ハーネス11としておき、第2コネクタに接続
され別品番の専用ハーネス12、21の電線群におい
て、上記接続回路の相違する電線を異なる回路に接続し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスの電線群とコネクタの接続構造に関し、特に、自
動車が2WDと4WD等とが相違しても、電線群とコネ
クタとの接続構造を共用化して同一部品とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスは、2輪駆動車
(以下、2WDと略す)と4輪駆動車(以下、4WDと
略す)とに応じて異なる仕様に設定されている場合が多
い。例えば、エンジンを制御しているECU(エンジン
コントロールユニット)とEFI(電子燃料噴射装置)
に接続するワイヤハーネスは2WD用と4WD用とが異
なる仕様に設定されているため、図4(A)に示す2W
D用の専用のA品番と、図4(B)に示す4WD用の専
用のB品番とに分けられて製造されている。上記2WD
用のA品番のハーネスはさらに2WD専用のC品番のハ
ーネスにコネクタを介して接続され、4WD用のB品番
のハーネスはさらに4WD専用のD品番のハーネスにコ
ネクタを介して接続されている。このD品番とC品番の
ハーネスは接続するセンサー類が相違するなど大幅に回
路構成が相違するために、それぞれ専用ハーネスとして
作成されている。このように、A品番とC品番のハーネ
スからなる2WD用のハーネスと、B品番とD品番のハ
ーネスからなる4WD用のハーネスは、図5(A)
(B)に示すように、他の電線群と接続されてエンジン
ルームハーネス(フロントハーネス)W/H−1とW/
H−2とが製造されている。
【0003】上記別品番とされるA品番とB品番の電線
群(4本の電線W)は、それぞれECUおよびEFIを
含むユニット1に接続される第1コネクタ2に同一形態
で接続されている。しかしながら、制御方法の相違によ
り、A品番の電線群の全て(4本)の他端は第2コネク
タ5に接続されているのに対して、B品番の4本の電線
群のうち、3本の電線群は第2コネクタ5に接続されて
いるが、1本の電線wはアース接続されるために、第2
コネクタ5に接続されずにアース端子6が接続されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、2WD
と4WDとでは、1つの回路電線をアース接続するか否
かだけの1回路の要因のみでA品番とB品番の2種類の
部品(ハーネス)を製造する必要が生じる。しかも、例
えば、A/C(エアコンディショナー)の仕様が4仕様
あると、2WDおよび4WDとも4仕様のワイヤハーネ
スが必要で、合計8品番(4×2=8)のワイヤハーネ
スを製造しなければならなる。このように、2WDと4
WDでアース回路の有無だけで部品点数が2倍となり、
製造手数および管理手数がかかり、その分、コスト高に
なる問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、大半の回路が同一で1本あるいは2本等の少数の回
路のみが相違する場合でも同一部品として製造できるよ
うにすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、配索される車種やグレードが相違する自
動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造で
あって、上記電線群の一端が同一の第1コネクタに接続
されると共に、これら電線群の他端は、接続回路が相違
する電線も含めて同一の第2コネクタに接続して同一品
番の共用ハーネスとしておき、第2コネクタに接続され
る別品番の専用ハーネスの電線群において、上記接続回
路の相違する電線を異なる回路に接続していることを特
徴とする自動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの
接続構造を提供している。
【0007】具体的には、例えば、2WDと4WDの自
動車にそれぞれ配索されるワイヤハーネスであって、上
記2WD用と4WD用の電線群が接続される上記第1コ
ネクタはECU(エンジンコントロールユニット)とE
FI(電子燃料噴射装置)を含むユニットのコネクタに
接続されるものであり、これら電線群の他端が接続され
る上記第2コネクタには、2WDでは2WD専用ハーネ
スが接続され、4WDでは4WD専用ハーネスが接続さ
れ、上記接続回路が相違する電線は、上記2WD専用ハ
ーネスで他の回路電線と接続される一方、4WD専用ハ
ーネスでアース接続電線に接続されている。
【0008】上記のように、相違する少数の回路の電線
端末も他の電線群と共に同一の第2コネクタに接続して
おくことにより、少数の回路が相違しても、同一品番の
共用ハーネスとして製造しておくことができる。この同
一品番の共用ハーネスに接続するハーネスは付属するセ
ンサー類が大幅に相違するために同一品番の共用ハーネ
スとすることはできず、異なる構成の専用ハーネスとせ
ざるを得ないため、接続回路の相違は、この相違する品
番の専用ハーネス側で処理している。よって、前記した
従来例のA品番とB品番とを同一品番の共用ハーネスと
でき、この同一品番のハーネスにそれぞれ接続する異な
るC品番の専用ハーネスとD品番の専用ハーネスにおい
て、従来A品番とB品番とで相違させていた回路を異な
る回路として、処理している。
【0009】このように、アース回路の有無のみ等の1
回路あるいは2回路等の少数回路の相違により別部品と
する必要がなくなり、部品の共用化により、共用ハーネ
スとでき、品番数を減少することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は2WD用のワイヤハーネス1
0、図2は4WD用のワイヤハーネス20を示す。上記
2WD用のワイヤハーネス10は共用ハーネス11と2
WD専用ハーネス12とからなり、4WD用のワイヤハ
ーネス20は共用ハーネス11と4WD専用ハーネス2
1とからなる。即ち、2WD用のワイヤハーネス10と
4WD用のワイヤハーネス20とは同一品番のハーネス
11を共用化して用いている。
【0011】上記同一の共用ハーネス11に接続される
2WD専用ハーネス12と4WD専用ハーネス21は、
2WD用と4WD用とでは接続するセンサー類等が大幅
に相違するため別品番として製造せざるを得ないもので
ある。即ち、2WD専用ハーネス12には1つの2WD
専用センサー13を付設しているが、4WD専用ハーネ
ス21には、2個の4WD専用センサー23、24を付
設する必要がある。
【0012】2WD用と4WD用に共用して用いる共用
ハーネス11は、2WD用の図3(A)、4WD用の図
3(B)に示すように、同一の構成であり、共用ハーネ
ス11の4本の電線群Wの一端は、ECU(エンジンコ
ントロールユニット)とEFI(エンジン燃料噴射ユニ
ット)を含むユニット30に設けたコネクタ30aに接
続される第1コネクタ15に接続されている。また、電
線群Wの他端は第2コネクタ16に接続されており、全
く同一の構成とした共用ハーネス11を用いている。
【0013】2WDで用いる共用ハーネス11と4WD
で用いる共用ハーネス11の4本の電線群Wのうち、3
本の電線は、2WDのハーネス10において、第2コネ
クタ16を介して接続する2WD専用ハーネス12と、
4WDのハーネス20において、第2コネクタ16に介
して接続する4WD専用ハーネス21とで、同一回路を
構成する電線に接続される。
【0014】共用ハーネス11の電線群Wのうち、残り
の1本の電線(2WDではw1、4WDではw2)は、
第2コネクタ16に接続する2WD専用ハーネス12と
4WD専用ハーネス12と21とにおいて別の回路に接
続される。即ち、2WD専用ハーネス12では他の回路
の電線w3と接続されるのに対して、4WD専用ハーネ
ス21では、アース接続電線w4に接続される。このア
ース接続電線w4の端末にはアース端子6が接続されて
いる。
【0015】上記構成とすると、アース回路の有無のみ
で別品番としていたハーネスを同一の共用ハーネス11
として構成できる。上記アース回路の有無は、付設部品
等により別品番とせざるを得ない専用ハーネス12と2
1とで区別するため、従来、2WDと4WDとを合わせ
て4種類の品番のハーネスを必要としていたのを、3種
類のハーネスに減少できる。
【0016】なお、上記アース回路の1回路の有無だけ
でなく、アース回路の有無と他の1回路が相違など、少
数回路が相違する場合には、上記実施形態と同様な手法
で、これら回路に接続すると共に別品番とせざるを得な
い専用ハーネス側で回路の相違に対応させれば、少数回
路が相違するハーネスを同一回路構成の共用ハーネスに
統合して、ハーネスの品番数を減少できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、アース回路の有無による1回路のみが相違す
る場合や、1回路あるいは2回路の電線接続回路が相違
する場合に、同一回路構成に統合して共用ハーネスとし
て1つの品番(部品)としておき、この同一とした品番
に接続する別品番の専用ハーネスで上記相違する回路を
別回路の電線に接続させているため、アース回路の有無
など少数回路のみが相違するハーネスを同一ハーネスと
して統合できる。よって、部品点数を削減でき、その結
果、ハーネスの製作手数、管理手数を減少して、その
分、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2WDのワイヤハーネスを示す概略図であ
る。
【図2】 4WDのワイヤハーネスを示す概略図であ
る。
【図3】 (A)と(B)は2WDと4WDで同一回路
としたハーネスを示す概略図である。
【図4】 (A)は従来の2WDのワイヤハーネスを示
す概略図、(B)は従来の4WDのワイヤハーネスを示
す概略図である。
【図5】 (A)(B)は従来の2WDと4WDのワイ
ヤハーネスを他のワイヤハーネスと結束した状態を示す
概略図である。
【符号の説明】
6 アース端子 10 2WD用のワイヤハーネス 11 2WDと4WDに共用して用いるハーネス 12 2WD専用ハーネス 15 第1コネクタ 16 第2コネクタ 20 4WD用のワイヤハーネス 21 4WD専用ハーネス 22、23、24 センサー w1、w2 異なる回路電線 w4 アース接続電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配索される車種やグレードが相違する自
    動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造で
    あって、 上記電線群の一端が同一の第1コネクタに接続されると
    共に、これら電線群の他端は、接続回路が相違する電線
    も含めて同一の第2コネクタに接続して同一品番の共用
    ハーネスとしておき、第2コネクタに接続され別品番の
    専用ハーネスの電線群において、上記接続回路の相違す
    る電線を異なる回路に接続していることを特徴とする自
    動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造。
  2. 【請求項2】 2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆
    動)の自動車にそれぞれ配索されるワイヤハーネスであ
    って、上記2WD用と4WD用の上記共用ハーネスの電
    線群が接続される上記第1コネクタはECU(エンジン
    コントロールユニット)とEFI(電子燃料噴射装置)
    を含むユニットのコネクタに接続されるものであり、こ
    れら電線群の他端が接続される上記第2コネクタには、
    2WDでは2WD専用ハーネスが接続され、4WDでは
    4WD専用ハーネスが接続され、上記接続回路が相違す
    る電線は、上記2WD専用ハーネスで他の回路電線と接
    続される一方、4WD専用ハーネスでアース接続電線に
    接続されている請求項1に記載の自動車用ワイヤハーネ
    スの電線群とコネクタの接続構造。
JP11030644A 1999-02-08 1999-02-08 自動車用ワイヤハーネスの電線群とコネクタの接続構造 Withdrawn JP2000225902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906261B2 (en) 2001-01-22 2005-06-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906261B2 (en) 2001-01-22 2005-06-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness
US7189925B2 (en) 2001-01-22 2007-03-13 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring system for interconnecting vehicle-mounted electronic devices through a wiring harness

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509