JP2000225151A - 車椅子用ハンドリム - Google Patents
車椅子用ハンドリムInfo
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Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車椅子の使用者が効率良く駆動輪に力を伝達
させることのできるハンドリムを提供する。 【解決手段】 ハンドリムの断面をほぼ楕円形状あるい
は多角形状に構成することにより、車椅子の使用者が握
りやすく、かつ駆動輪に力を効率良く伝達できるように
した。
させることのできるハンドリムを提供する。 【解決手段】 ハンドリムの断面をほぼ楕円形状あるい
は多角形状に構成することにより、車椅子の使用者が握
りやすく、かつ駆動輪に力を効率良く伝達できるように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車椅子の駆動輪を回
転させるハンドリムに関し、特にハンドリムの断面をほ
ぼ楕円形状あるいは多角形状に構成することにより、車
椅子の使用者が握りやすく、かつ駆動輪に力を効率良く
伝達できるようにしたハンドリムに関する。
転させるハンドリムに関し、特にハンドリムの断面をほ
ぼ楕円形状あるいは多角形状に構成することにより、車
椅子の使用者が握りやすく、かつ駆動輪に力を効率良く
伝達できるようにしたハンドリムに関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子のハンドリムは、これを回して駆
動輪を回転させるものであり、車椅子の使用者にとって
非常に重要な役割を果たす部分である。特に、力が弱い
老人や握力が極度に小さい障害者にとっては、ハンドリ
ムを回して駆動輪を回転させて自身を移動させるのは大
変な重労働である。従来のハンドリムは、その断面が正
円形状に構成されており、ハンドリムの表面に凹凸をつ
けて滑らないようにする、あるいはノブを取り付けて握
りやすくする等して使用者の便宜を図るようにしてい
る。
動輪を回転させるものであり、車椅子の使用者にとって
非常に重要な役割を果たす部分である。特に、力が弱い
老人や握力が極度に小さい障害者にとっては、ハンドリ
ムを回して駆動輪を回転させて自身を移動させるのは大
変な重労働である。従来のハンドリムは、その断面が正
円形状に構成されており、ハンドリムの表面に凹凸をつ
けて滑らないようにする、あるいはノブを取り付けて握
りやすくする等して使用者の便宜を図るようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ハンドリムは、軽量化を図る
ために通常はアルミ、チタン等の軽金属をパイプ状にし
たもので作られている。しかし、表面に凹凸をつけたハ
ンドリムの製造には、樹脂を成形して作る方法が用いら
れており、成形用の金型が必要となるため、製造工程が
複雑になると共に製造コストが高くなるという問題があ
る。また、樹脂を成形して製造するため、ハンドリムの
内部を空洞化できず、軽量化が図れないという問題もあ
る。
ために通常はアルミ、チタン等の軽金属をパイプ状にし
たもので作られている。しかし、表面に凹凸をつけたハ
ンドリムの製造には、樹脂を成形して作る方法が用いら
れており、成形用の金型が必要となるため、製造工程が
複雑になると共に製造コストが高くなるという問題があ
る。また、樹脂を成形して製造するため、ハンドリムの
内部を空洞化できず、軽量化が図れないという問題もあ
る。
【0004】また、上肢又は手指の把持機能に障害を持
つ障害者のために、ノブを取り付けたハンドリムが提供
されているが、このようなハンドリムは製造工程が多く
なり、やはり製造コストが高くなってしまう。
つ障害者のために、ノブを取り付けたハンドリムが提供
されているが、このようなハンドリムは製造工程が多く
なり、やはり製造コストが高くなってしまう。
【0005】この他、通常のものよりもハンドリム断面
の径を大きくすることによって、ハンドリムを握りやす
くする方法も提案されている。しかし、このように単純
に径を太くするだけでは、車椅子の横幅が大きくなって
しまい、例えば狭い路地等での車椅子の走行に支障をき
たす等の不都合を生じる。また、ハンドリム自体の重量
もかさんでしまい、ひいては車椅子全体の重量が重くな
ってしまうなどの欠点がある。
の径を大きくすることによって、ハンドリムを握りやす
くする方法も提案されている。しかし、このように単純
に径を太くするだけでは、車椅子の横幅が大きくなって
しまい、例えば狭い路地等での車椅子の走行に支障をき
たす等の不都合を生じる。また、ハンドリム自体の重量
もかさんでしまい、ひいては車椅子全体の重量が重くな
ってしまうなどの欠点がある。
【0006】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、軽量で、把持機能が弱い使用者でも駆動輪を
楽に回転させることのできる車椅子用ハンドリムを提供
することを目的とする。
のであり、軽量で、把持機能が弱い使用者でも駆動輪を
楽に回転させることのできる車椅子用ハンドリムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のハンドリムは、
その断面の形状が正円形以外の形状であることを特徴と
する。このように構成することによって、車椅子使用者
の障害の部位・症状に応じて、また使用者の好みに合わ
せてハンドリム断面の形状を選択して、個々の使用者に
使いやすいハンドリムを提供できる。
その断面の形状が正円形以外の形状であることを特徴と
する。このように構成することによって、車椅子使用者
の障害の部位・症状に応じて、また使用者の好みに合わ
せてハンドリム断面の形状を選択して、個々の使用者に
使いやすいハンドリムを提供できる。
【0008】本発明のハンドリムは、ハンドリムの断面
をほぼ楕円形状に構成したことを特徴とする。ハンドリ
ムの断面をほぼ楕円形状に構成することによって、ハン
ドリムの特定部分の表面積を大きくすることが可能とな
る。またこのようなハンドリムは正円形状のものに比べ
てより手指にフィットする。このため、力が弱い老人
や、握力が極度に小さい障害者等が容易にハンドリムを
掴んで、効率良く力を駆動輪に伝えることができる。
をほぼ楕円形状に構成したことを特徴とする。ハンドリ
ムの断面をほぼ楕円形状に構成することによって、ハン
ドリムの特定部分の表面積を大きくすることが可能とな
る。またこのようなハンドリムは正円形状のものに比べ
てより手指にフィットする。このため、力が弱い老人
や、握力が極度に小さい障害者等が容易にハンドリムを
掴んで、効率良く力を駆動輪に伝えることができる。
【0009】また、本発明のハンドリムは、ハンドリム
断面の楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平
面に対して直交する方向に延在させるのが好ましい。
断面の楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平
面に対して直交する方向に延在させるのが好ましい。
【0010】このように構成することによって、例えば
上肢あるいは手指の把持機能に障害を持つ使用者に有効
である。上肢あるいは手指の把持機能に障害を持つ使用
者は、肩あるいは肘の筋肉を使って手の平や腕をハンド
リムに押しつけてハンドリムを回すことが多い。このハ
ンドリムを車椅子に装着した場合、ハンドリムの断面は
地面に対して水平方向に横長の楕円形状となるため、上
から手や腕を押しつける場合、手や腕が接する面積がよ
り大きくなる。従って、上肢等に障害を持つ使用者であ
っても効率良くハンドリムに力を伝達することができ
る。
上肢あるいは手指の把持機能に障害を持つ使用者に有効
である。上肢あるいは手指の把持機能に障害を持つ使用
者は、肩あるいは肘の筋肉を使って手の平や腕をハンド
リムに押しつけてハンドリムを回すことが多い。このハ
ンドリムを車椅子に装着した場合、ハンドリムの断面は
地面に対して水平方向に横長の楕円形状となるため、上
から手や腕を押しつける場合、手や腕が接する面積がよ
り大きくなる。従って、上肢等に障害を持つ使用者であ
っても効率良くハンドリムに力を伝達することができ
る。
【0011】なお、上記の構成の他、ハンドリム断面の
楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平面に対
して平行する方向に延在させたり、あるいはハンドリム
断面の楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平
面に対して斜め方向に延在させるようにしてもよい。ど
の形状とするかは、使用者の障害の部位、度合、あるい
は好みによって選択する。
楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平面に対
して平行する方向に延在させたり、あるいはハンドリム
断面の楕円形における長軸を、ハンドリムの径方向の平
面に対して斜め方向に延在させるようにしてもよい。ど
の形状とするかは、使用者の障害の部位、度合、あるい
は好みによって選択する。
【0012】このようなハンドリムを障害の状態に応じ
て車椅子に取り付けて使用するようにすれば、より快適
に車椅子を駆動させることができる。例えば、ある一定
の方向にしか上肢あるいは手指が曲がらないといった症
状を持つ使用者は、その方向に合ったハンドリムを選択
して使用するようにすればよい。
て車椅子に取り付けて使用するようにすれば、より快適
に車椅子を駆動させることができる。例えば、ある一定
の方向にしか上肢あるいは手指が曲がらないといった症
状を持つ使用者は、その方向に合ったハンドリムを選択
して使用するようにすればよい。
【0013】又、片麻痺の障害を持つ使用者の場合、ハ
ンドリムを片手で駆動しなければならないが、使用者が
使いやすい角度に調節したハンドリムを選択することに
よって、ハンドリムを確実にかつ強固に握ることがで
き、効率良く車椅子を駆動させることができる。
ンドリムを片手で駆動しなければならないが、使用者が
使いやすい角度に調節したハンドリムを選択することに
よって、ハンドリムを確実にかつ強固に握ることがで
き、効率良く車椅子を駆動させることができる。
【0014】また本発明のハンドリムは、断面がほぼ楕
円形であって、ハンドリム断面の長軸方向に延在する相
対向する辺に互いに平行な直線部分が存在することを特
徴とする。このように構成することによって、ハンドリ
ム表面に平らな部分ができることになり、従来の断面が
正円形状のものに比べてハンドリムに力を加える部分の
面積が広くなり、力を効率良く駆動輪に伝えることがで
きるようになる。
円形であって、ハンドリム断面の長軸方向に延在する相
対向する辺に互いに平行な直線部分が存在することを特
徴とする。このように構成することによって、ハンドリ
ム表面に平らな部分ができることになり、従来の断面が
正円形状のものに比べてハンドリムに力を加える部分の
面積が広くなり、力を効率良く駆動輪に伝えることがで
きるようになる。
【0015】断面が楕円形状のハンドリムのうち、長軸
がハンドリムの径方向の平面に対して平行する方向に延
在させたハンドリムを製造するには、断面正円形のハン
ドリムを左右両側から潰すことにより容易に製造するこ
とができる。一方、長軸をハンドリムの径方向の平面に
対して直交する方向に延在させたハンドリムを製造する
場合は、断面正円形の真っ直ぐなアルミパイプを上下両
側から潰して断面楕円形状のパイプとしながらハンドリ
ムの形状に丸めていく方法や、予め断面楕円形状の真っ
直ぐなアルミパイプを用意して、このパイプをハンドリ
ムの形状に丸めていく方法等が考えられる。
がハンドリムの径方向の平面に対して平行する方向に延
在させたハンドリムを製造するには、断面正円形のハン
ドリムを左右両側から潰すことにより容易に製造するこ
とができる。一方、長軸をハンドリムの径方向の平面に
対して直交する方向に延在させたハンドリムを製造する
場合は、断面正円形の真っ直ぐなアルミパイプを上下両
側から潰して断面楕円形状のパイプとしながらハンドリ
ムの形状に丸めていく方法や、予め断面楕円形状の真っ
直ぐなアルミパイプを用意して、このパイプをハンドリ
ムの形状に丸めていく方法等が考えられる。
【0016】また、本発明のハンドリムは、その断面が
多角形であってもよい。この場合、角部にRをつけるこ
とによって使い勝手がより向上する。
多角形であってもよい。この場合、角部にRをつけるこ
とによって使い勝手がより向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら以下に説明する。図1は本発明のハンドリム
の第1の実施例を示す図であり、図1(a)はハンドリ
ムの側面図であり、図1(b)はX−Xにおける断面
図、図1(c)はこの断面の拡大図である。図1(b)
に示すように、本実施形態のハンドリム1は、その断面
がほぼ楕円形であり、その断面の楕円形における長軸
が、ハンドリムの径方向の平面に対して直交する方向に
延在する楕円形となる。又、このハンドリムは、ほぼ楕
円形の断面の相対向する辺が直線であり、これらの相対
向する辺が平行になるように構成されている。
照しながら以下に説明する。図1は本発明のハンドリム
の第1の実施例を示す図であり、図1(a)はハンドリ
ムの側面図であり、図1(b)はX−Xにおける断面
図、図1(c)はこの断面の拡大図である。図1(b)
に示すように、本実施形態のハンドリム1は、その断面
がほぼ楕円形であり、その断面の楕円形における長軸
が、ハンドリムの径方向の平面に対して直交する方向に
延在する楕円形となる。又、このハンドリムは、ほぼ楕
円形の断面の相対向する辺が直線であり、これらの相対
向する辺が平行になるように構成されている。
【0018】図1(c)に示すように、ハンドリムの断
面の楕円形は、長軸2の長さが24〜25mm、又短軸
3の長さは19mmくらいであることが好ましい。又、
楕円形の相対向する辺の長さは8〜10mmくらいであ
ることが好ましい。しかし、この数値はあくまで平均的
な長さであり、車椅子使用者の障害の程度や体格等に応
じて適当な長さにすることができる。
面の楕円形は、長軸2の長さが24〜25mm、又短軸
3の長さは19mmくらいであることが好ましい。又、
楕円形の相対向する辺の長さは8〜10mmくらいであ
ることが好ましい。しかし、この数値はあくまで平均的
な長さであり、車椅子使用者の障害の程度や体格等に応
じて適当な長さにすることができる。
【0019】図2は本発明のハンドリムの第2の実施例
を示す図であり、図2(a)はハンドリムの側面図であ
り、図2(b)はX−Xにおける断面図である。本実施
形態のハンドリム4は、その断面がほぼ楕円形であり、
その断面の楕円形における長軸が、ハンドリムの径方向
の平面に対して平行する方向に延在する楕円形となる。
又、このハンドリムは、ほぼ楕円形の断面の相対向する
辺が直線であり、これらの相対向する辺が平行になるよ
うに構成されている。また、ハンドリムの断面の楕円形
の構造は、第1の実施例で説明したものと同一であるた
め、ここでは省略する。
を示す図であり、図2(a)はハンドリムの側面図であ
り、図2(b)はX−Xにおける断面図である。本実施
形態のハンドリム4は、その断面がほぼ楕円形であり、
その断面の楕円形における長軸が、ハンドリムの径方向
の平面に対して平行する方向に延在する楕円形となる。
又、このハンドリムは、ほぼ楕円形の断面の相対向する
辺が直線であり、これらの相対向する辺が平行になるよ
うに構成されている。また、ハンドリムの断面の楕円形
の構造は、第1の実施例で説明したものと同一であるた
め、ここでは省略する。
【0020】図3は本発明のハンドリムの第3の実施例
を示す図であり、図3(a)はハンドリムの側面図であ
り、図3(b)はX−Xにおける断面図、図3(c)は
この断面の拡大図である。図3(b)に示すように、ハ
ンドリム断面の楕円形における長軸が、ハンドリムの径
方向の平面に対して斜め方向に延在するように構成され
ている。
を示す図であり、図3(a)はハンドリムの側面図であ
り、図3(b)はX−Xにおける断面図、図3(c)は
この断面の拡大図である。図3(b)に示すように、ハ
ンドリム断面の楕円形における長軸が、ハンドリムの径
方向の平面に対して斜め方向に延在するように構成され
ている。
【0021】本実施例におけるハンドリム断面の楕円形
の構造は、第1の実施例の構造と同様であるので、ここ
での説明は省略する。また、楕円形の幅Aは24〜25
mmくらい、Bは30mmくらいであることが好まし
い。この数値もあくまで平均的なものであり、車椅子使
用者の障害の程度や体格等に応じて適当な長さにするこ
とができる。
の構造は、第1の実施例の構造と同様であるので、ここ
での説明は省略する。また、楕円形の幅Aは24〜25
mmくらい、Bは30mmくらいであることが好まし
い。この数値もあくまで平均的なものであり、車椅子使
用者の障害の程度や体格等に応じて適当な長さにするこ
とができる。
【0022】図4は、本発明の第4の実施例を示す図で
あり、図4(a)はハンドリムの側面図であり、図4
(b)はX−Xにおける断面図、図4(c)はこの断面
の拡大図である。図4(c)に示すように、本実施例の
ハンドリムはその断面が六角形の楕円形状であり、その
六角形の角に丸みを与えたものである。
あり、図4(a)はハンドリムの側面図であり、図4
(b)はX−Xにおける断面図、図4(c)はこの断面
の拡大図である。図4(c)に示すように、本実施例の
ハンドリムはその断面が六角形の楕円形状であり、その
六角形の角に丸みを与えたものである。
【0023】図5は、本発明の第5の実施例を示す図で
あり、図5(a)はハンドリムの側面図であり、図5
(b)はX−Xにおける断面図、図5(c)はこの断面
の拡大図である。図5(c)に示すように、本実施例の
ハンドリムはその断面が、一部にへこみを有し、全体が
空豆のような形状になっており、そのへこみは手指に沿
うよう構成されている。また、そのへこみの大きさは、
車椅子使用者の手指に応じて適当な大きさにするのが好
ましい。
あり、図5(a)はハンドリムの側面図であり、図5
(b)はX−Xにおける断面図、図5(c)はこの断面
の拡大図である。図5(c)に示すように、本実施例の
ハンドリムはその断面が、一部にへこみを有し、全体が
空豆のような形状になっており、そのへこみは手指に沿
うよう構成されている。また、そのへこみの大きさは、
車椅子使用者の手指に応じて適当な大きさにするのが好
ましい。
【0024】本発明のハンドリムは、上述の実施例に限
定されるものではなく、あらゆる変形例が考えられる。
例えば、ハンドリム断面の形を三角形、四角形あるいは
星形等、車椅子使用者の体格や障害の程度に合わせるこ
ともでき、又使用者の好みに合わせて作ることもでき
る。また、ひょうたん型や外側に突出する複数の凸部を
有するように形成してもよい(例えば花形)。
定されるものではなく、あらゆる変形例が考えられる。
例えば、ハンドリム断面の形を三角形、四角形あるいは
星形等、車椅子使用者の体格や障害の程度に合わせるこ
ともでき、又使用者の好みに合わせて作ることもでき
る。また、ひょうたん型や外側に突出する複数の凸部を
有するように形成してもよい(例えば花形)。
【0025】
【発明の効果】上記の通り、本発明のハンドリムによれ
ば、その断面を非正円形、具体的にはほぼ楕円形状ある
いは多角形状に構成することによって、老人や握力の極
度に小さい障害者等が容易にハンドリムを掴んだり回し
たりすることができ、車椅子の駆動に際して、ハンドリ
ムに好適に力を伝えることができる。又、本発明のハン
ドリムは、アルミ、チタン等の軽金属を用いて容易に製
造することが可能であり、ノブを取り付けたものあるい
は樹脂を成形したものに比べて軽量にすることができ
る。
ば、その断面を非正円形、具体的にはほぼ楕円形状ある
いは多角形状に構成することによって、老人や握力の極
度に小さい障害者等が容易にハンドリムを掴んだり回し
たりすることができ、車椅子の駆動に際して、ハンドリ
ムに好適に力を伝えることができる。又、本発明のハン
ドリムは、アルミ、チタン等の軽金属を用いて容易に製
造することが可能であり、ノブを取り付けたものあるい
は樹脂を成形したものに比べて軽量にすることができ
る。
【0026】また、ほぼ楕円形状あるいは多角形状に構
成することによって、従来のハンドリムと比べて、ハン
ドリムを握る手とハンドリムの摩擦抵抗を容易に増やす
ことができる。更に、本発明のハンドリムを駆動輪に装
着した場合に、従来のものよりも横幅を小さくすること
も可能であるので、必要に応じて車椅子自体の幅を小さ
く構成することができる。また、加工も容易であり、安
価に製造することができる。
成することによって、従来のハンドリムと比べて、ハン
ドリムを握る手とハンドリムの摩擦抵抗を容易に増やす
ことができる。更に、本発明のハンドリムを駆動輪に装
着した場合に、従来のものよりも横幅を小さくすること
も可能であるので、必要に応じて車椅子自体の幅を小さ
く構成することができる。また、加工も容易であり、安
価に製造することができる。
【図1】図1(a)は、本発明のハンドリムの第1の実
施例の構成を示す側面図であり、図1(b)はその断面
図、図1(c)はその拡大断面図である。
施例の構成を示す側面図であり、図1(b)はその断面
図、図1(c)はその拡大断面図である。
【図2】図2(a)は、本発明のハンドリムの第2の実
施例の構成を示す側面図であり、図2(b)はその断面
図である。
施例の構成を示す側面図であり、図2(b)はその断面
図である。
【図3】図3(a)は、本発明のハンドリムの第3の実
施例の構成を示す側面図であり、図3(b)はその断面
図である。
施例の構成を示す側面図であり、図3(b)はその断面
図である。
【図4】図4(a)は、本発明のハンドリムの第4の実
施例の構成を示す側面図であり、図4(b)はその断面
図、図4(c)はその拡大断面図である。
施例の構成を示す側面図であり、図4(b)はその断面
図、図4(c)はその拡大断面図である。
【図5】図5(a)は、本発明のハンドリムの第5の実
施例の構成を示す側面図であり、図5(b)はその断面
図、図5(c)はその拡大断面図である。
施例の構成を示す側面図であり、図5(b)はその断面
図、図5(c)はその拡大断面図である。
1、4 ハンドリム 2 長軸 3 短軸
Claims (7)
- 【請求項1】 車椅子の駆動輪に取り付けられ、当該駆
動輪を回転させるハンドリムであって、その断面の形状
が正円形以外の形状であることを特徴とする車椅子用ハ
ンドリム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のハンドリムにおいて、
その断面をほぼ楕円形状に構成するとともに、当該断面
の楕円形における長軸を、前記ハンドリムの径方向の平
面に対して直交あるいは平行する方向に延在させたこと
を特徴とする車椅子用ハンドリム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のハンドリムにおいて、
その断面をほぼ楕円形状に構成するとともに、当該断面
の楕円形における長軸を、前記ハンドリムの径方向の平
面に対して斜め方向に延在させたことを特徴とする車椅
子用ハンドリム。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載のハンドリムにお
いて、前記ハンドリム断面の長軸方向に延在する相対向
する辺に互いに平行な直線部分が存在することを特徴と
する車椅子用ハンドリム。 - 【請求項5】 請求項1に記載のハンドリムにおいて、
その断面を多角形状に構成したことを特徴とする車椅子
用ハンドリム。 - 【請求項6】 請求項5に記載のハンドリムにおいて、
前記断面の多角形の角にRをつけたことを特徴とする車
椅子用ハンドリム。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の車椅
子用ハンドリムを具えた車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11027846A JP2000225151A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 車椅子用ハンドリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11027846A JP2000225151A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 車椅子用ハンドリム |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2000225151A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202013101679U1 (de) | 2013-04-19 | 2013-04-30 | Carbolife Gmbh | Greifreifen für einen Rollstuhl |
JP2017060586A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社松永製作所 | ハンドリム、主車輪構造及び車椅子 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP11027846A patent/JP2000225151A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202013101679U1 (de) | 2013-04-19 | 2013-04-30 | Carbolife Gmbh | Greifreifen für einen Rollstuhl |
EP2792339A1 (de) | 2013-04-19 | 2014-10-22 | L & C Verwaltungsgesellschaft mbH | Greifreifen für einen Rollstuhl |
JP2017060586A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社松永製作所 | ハンドリム、主車輪構造及び車椅子 |
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