JP2000223423A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体製造装置に於いて、被温度検出体に固着
される熱ブロックと熱電対との間に間隙の発生を抑制
し、又熱電対と熱ブロック間に介在する気体の影響を除
去し、半導体製造装置の処理室内に於ける安定した温度
測定を可能とし、処理品質の向上を図る。 【解決手段】被温度検出体16に固着される熱ブロック
19に熱電対25の先端部を埋設し、該熱電対を保護パ
イプ26内に収納し、該保護パイプの先端を前記熱ブロ
ックに気密に固着し、熱電対を保護パイプにより補強し
ているので、温度検出装置に強度剛性は必要なく、細径
にし得、熱ブロックと熱電対間で熱膨張率の違いがあっ
ても間隙の発生が抑止され、安定した温度検出が可能と
なる。
される熱ブロックと熱電対との間に間隙の発生を抑制
し、又熱電対と熱ブロック間に介在する気体の影響を除
去し、半導体製造装置の処理室内に於ける安定した温度
測定を可能とし、処理品質の向上を図る。 【解決手段】被温度検出体16に固着される熱ブロック
19に熱電対25の先端部を埋設し、該熱電対を保護パ
イプ26内に収納し、該保護パイプの先端を前記熱ブロ
ックに気密に固着し、熱電対を保護パイプにより補強し
ているので、温度検出装置に強度剛性は必要なく、細径
にし得、熱ブロックと熱電対間で熱膨張率の違いがあっ
ても間隙の発生が抑止され、安定した温度検出が可能と
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマCVD装置
等、真空容器である反応室を具備する半導体製造装置、
特に反応室の内部の温度を検出する温度検出部の改良に
関するものである。
等、真空容器である反応室を具備する半導体製造装置、
特に反応室の内部の温度を検出する温度検出部の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置の1つであるプラズマC
VD装置等の処理装置に於いては、真空容器である反応
室での処理中の温度を検出する必要がある。特に、前記
プラズマCVD装置では被処理基板を反応室内部に装入
し、反応性ガスを導入し更に加熱するか或はプラズマを
発生させることにより反応ガスを分離させ前記被処理基
板上に薄膜の生成処理等を行う。斯かる処理に於いて、
被処理基板温度が成膜速度等処理状態に大きく影響する
為、被処理基板が載置される基板載置台にヒータを埋設
し、該ヒータを利用し基板載置台を介して前記被処理基
板を温度制御している。
VD装置等の処理装置に於いては、真空容器である反応
室での処理中の温度を検出する必要がある。特に、前記
プラズマCVD装置では被処理基板を反応室内部に装入
し、反応性ガスを導入し更に加熱するか或はプラズマを
発生させることにより反応ガスを分離させ前記被処理基
板上に薄膜の生成処理等を行う。斯かる処理に於いて、
被処理基板温度が成膜速度等処理状態に大きく影響する
為、被処理基板が載置される基板載置台にヒータを埋設
し、該ヒータを利用し基板載置台を介して前記被処理基
板を温度制御している。
【0003】先ず図2に於いて、プラズマCVD装置の
概略を説明する。
概略を説明する。
【0004】真空容器1は真空容器本体2と該真空容器
本体2を気密に閉塞する天井蓋3で構成され、該天井蓋
3の下面には絶縁材4を介して上部ヒータ5、シャワー
プレートを兼ねる上部電極(カソード)6が設けられて
いる。前記天井蓋3、絶縁材4を貫通し前記上部ヒータ
5に達するプロセスガス導入口7が設けられ、該プロセ
スガス導入口7と前記天井蓋3とは絶縁材8により絶縁
されている。前記上部ヒータ5と前記上部電極6との間
にはガス溜め9が形成され、該ガス溜め9と前記プロセ
スガス導入口7とは連通孔10により連通され、前記ガ
ス溜め9と真空容器1内部とはシャワー孔11により連
通している。
本体2を気密に閉塞する天井蓋3で構成され、該天井蓋
3の下面には絶縁材4を介して上部ヒータ5、シャワー
プレートを兼ねる上部電極(カソード)6が設けられて
いる。前記天井蓋3、絶縁材4を貫通し前記上部ヒータ
5に達するプロセスガス導入口7が設けられ、該プロセ
スガス導入口7と前記天井蓋3とは絶縁材8により絶縁
されている。前記上部ヒータ5と前記上部電極6との間
にはガス溜め9が形成され、該ガス溜め9と前記プロセ
スガス導入口7とは連通孔10により連通され、前記ガ
ス溜め9と真空容器1内部とはシャワー孔11により連
通している。
【0005】前記真空容器本体2の底部を貫通して下部
電極ユニット13が昇降可能に設けられている。
電極ユニット13が昇降可能に設けられている。
【0006】図示しないシリンダ等により昇降座14が
昇降可能に支持され、該昇降座14に中空の支柱15が
立設され、該支柱15の上端に下部ヒータ16が固着さ
れ、該下部ヒータ16の上面に被処理基板の受載台を兼
ねる下部電極(アノード)17が固着されている。前記
昇降座14を熱電対18が気密に貫通し、該熱電対18
の上端が熱ブロック19を介して前記下部ヒータ16に
埋設されている。又、前記支柱15と真空容器本体2の
底面間にはベローズ20が設けられ、下部電極ユニット
13の貫通部は気密となっている。
昇降可能に支持され、該昇降座14に中空の支柱15が
立設され、該支柱15の上端に下部ヒータ16が固着さ
れ、該下部ヒータ16の上面に被処理基板の受載台を兼
ねる下部電極(アノード)17が固着されている。前記
昇降座14を熱電対18が気密に貫通し、該熱電対18
の上端が熱ブロック19を介して前記下部ヒータ16に
埋設されている。又、前記支柱15と真空容器本体2の
底面間にはベローズ20が設けられ、下部電極ユニット
13の貫通部は気密となっている。
【0007】上記プラズマCVD装置に於ける基板処理
について略述する。
について略述する。
【0008】前記上部ヒータ5、下部ヒータ16により
前記真空容器1内が所要温度に加熱され、図示しないゲ
ートバルブを介して被処理基板が搬入され前記下部電極
17に乗載されると、前記プロセスガス導入口7より反
応ガスが導入され、反応ガスは前記連通孔10、ガス溜
め9、シャワー孔11を介して前記真空容器1内に分散
導入される。
前記真空容器1内が所要温度に加熱され、図示しないゲ
ートバルブを介して被処理基板が搬入され前記下部電極
17に乗載されると、前記プロセスガス導入口7より反
応ガスが導入され、反応ガスは前記連通孔10、ガス溜
め9、シャワー孔11を介して前記真空容器1内に分散
導入される。
【0009】前記上部電極6と前記下部電極17間に高
周波電力が印加され、プラズマが生成され、前記被処理
基板に所要の薄膜が生成される。
周波電力が印加され、プラズマが生成され、前記被処理
基板に所要の薄膜が生成される。
【0010】成膜時の基板温度は成膜品質に強く影響す
るので、前記熱電対18により前記下部ヒータ16の温
度が検出され、前記下部電極17を介して被処理基板の
温度が検出される様になっており、前記熱電対18の検
出結果を基に図示しない温度制御器により、前記下部ヒ
ータ16の発熱状態が制御される。
るので、前記熱電対18により前記下部ヒータ16の温
度が検出され、前記下部電極17を介して被処理基板の
温度が検出される様になっており、前記熱電対18の検
出結果を基に図示しない温度制御器により、前記下部ヒ
ータ16の発熱状態が制御される。
【0011】図3に於いて、前記熱電対18の上端部、
前記昇降座14の貫通部を説明する。
前記昇降座14の貫通部を説明する。
【0012】前記熱電対18の上端はアルミ合金製の前
記熱ブロック19に圧入され、該熱ブロック19はアル
ミ合金製の前記下部ヒータ16にカシメ止されている。
前記熱電対18の昇降座14の貫通箇所下面にはシール
フランジ22が設けられ、該シールフランジ22にはシ
ールリング23が嵌設され、前記熱電対18を気密にシ
ールしている。而して、前記下部ヒータ16の熱は前記
熱ブロック19を介して前記熱電対18が感知する様に
なっている。
記熱ブロック19に圧入され、該熱ブロック19はアル
ミ合金製の前記下部ヒータ16にカシメ止されている。
前記熱電対18の昇降座14の貫通箇所下面にはシール
フランジ22が設けられ、該シールフランジ22にはシ
ールリング23が嵌設され、前記熱電対18を気密にシ
ールしている。而して、前記下部ヒータ16の熱は前記
熱ブロック19を介して前記熱電対18が感知する様に
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記熱電対18は上端
が前記熱ブロック19を介して前記下部ヒータ16に支
持され、又下端が前記シールリング23を介して前記シ
ールフランジ22に支持される2点支持である。この
為、前記熱電対18の取扱い時に容易に変形しない程度
の剛性が必要となり、前記熱電対18の直径は5mm前
後のものが使用されていた。
が前記熱ブロック19を介して前記下部ヒータ16に支
持され、又下端が前記シールリング23を介して前記シ
ールフランジ22に支持される2点支持である。この
為、前記熱電対18の取扱い時に容易に変形しない程度
の剛性が必要となり、前記熱電対18の直径は5mm前
後のものが使用されていた。
【0014】上記した様に前記下部ヒータ16、熱ブロ
ック19はアルミ合金製であるが、一方前記熱電対18
にはインコロイ[Ni(72%)、Fe(8%)、Mn
(1%)、C(0.15%)、Cr(16%)、Cu
(0.5%)、Si(0.5%)、S(0.015
%)]が使用されている。前記アルミ合金とインコロイ
とは熱膨張率が異なり、この為前記下部ヒータ16の昇
温降温を繰返すと、前記熱ブロック19と熱電対18間
に隙間を生じる。熱膨張率はアルミ合金>インコロイで
ある為、昇温時の熱ブロック19と熱電対18間の隙間
は前記熱電対18の直径が大きい程隙間は大きくなる。
この隙間は、加工によって零にすることはできない。隙
間の存在は、熱伝達に大きく影響し、隙間の増減により
熱伝達率が変化し、安定した温度測定が難しいという問
題があった。
ック19はアルミ合金製であるが、一方前記熱電対18
にはインコロイ[Ni(72%)、Fe(8%)、Mn
(1%)、C(0.15%)、Cr(16%)、Cu
(0.5%)、Si(0.5%)、S(0.015
%)]が使用されている。前記アルミ合金とインコロイ
とは熱膨張率が異なり、この為前記下部ヒータ16の昇
温降温を繰返すと、前記熱ブロック19と熱電対18間
に隙間を生じる。熱膨張率はアルミ合金>インコロイで
ある為、昇温時の熱ブロック19と熱電対18間の隙間
は前記熱電対18の直径が大きい程隙間は大きくなる。
この隙間は、加工によって零にすることはできない。隙
間の存在は、熱伝達に大きく影響し、隙間の増減により
熱伝達率が変化し、安定した温度測定が難しいという問
題があった。
【0015】更に、真空容器1内は大気圧状態、減圧状
態と変化し、前記熱ブロック19と熱電対18間の隙間
に気体が存在する場合と存在しない場合があり、隙間に
気体の有無によっても熱伝達率は変化し、安定した温度
測定を難しくする要因の1つとなっていた。
態と変化し、前記熱ブロック19と熱電対18間の隙間
に気体が存在する場合と存在しない場合があり、隙間に
気体の有無によっても熱伝達率は変化し、安定した温度
測定を難しくする要因の1つとなっていた。
【0016】本発明は斯かる実情に鑑み、熱電対と熱ブ
ロック間に間隙の発生を抑制し、又熱電対と熱ブロック
間に介在する気体の影響を除去し、半導体製造装置の処
理室内に於ける安定した温度測定を可能とし、処理品質
の向上を図るものである。
ロック間に間隙の発生を抑制し、又熱電対と熱ブロック
間に介在する気体の影響を除去し、半導体製造装置の処
理室内に於ける安定した温度測定を可能とし、処理品質
の向上を図るものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、被温度検出体
に固着される熱ブロックに熱電対の先端部を埋設し、該
熱電対を保護パイプ内に収納し、該保護パイプの先端を
前記熱ブロックに気密に固着した温度検出装置を具備し
た半導体製造装置に係り、又被温度検出体が気密な反応
室に設けられ被処理基板を加熱する下部ヒータであり、
前記保護パイプは前記反応室外に突出し、反応室外と連
通する半導体製造装置に係り、又前記熱電対径は温度検
出に必要な最小径である半導体製造装置に係るものであ
り、更に又前記保護パイプ内を気密とした半導体製造装
置に係り、前記熱電対は保護パイプに補強されているの
で、強度剛性は必要なく、細径にし得る。従って、熱ブ
ロックと熱電対間で熱膨張率の違いがあっても間隙の発
生が抑制され、安定した温度検出が可能となる。
に固着される熱ブロックに熱電対の先端部を埋設し、該
熱電対を保護パイプ内に収納し、該保護パイプの先端を
前記熱ブロックに気密に固着した温度検出装置を具備し
た半導体製造装置に係り、又被温度検出体が気密な反応
室に設けられ被処理基板を加熱する下部ヒータであり、
前記保護パイプは前記反応室外に突出し、反応室外と連
通する半導体製造装置に係り、又前記熱電対径は温度検
出に必要な最小径である半導体製造装置に係るものであ
り、更に又前記保護パイプ内を気密とした半導体製造装
置に係り、前記熱電対は保護パイプに補強されているの
で、強度剛性は必要なく、細径にし得る。従って、熱ブ
ロックと熱電対間で熱膨張率の違いがあっても間隙の発
生が抑制され、安定した温度検出が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0019】図1は本実施の形態の要部を示しており、
図1中、図3中で示したものと同様のものには同符号を
付し説明を省略する。
図1中、図3中で示したものと同様のものには同符号を
付し説明を省略する。
【0020】熱ブロック19中に細径の熱電対25を鋳
込み、該熱電対25と同心に中空有底の保護パイプ26
を配設し、該保護パイプ26の上端を前記熱ブロック1
9の下面に溶接する。前記熱電対25は前記保護パイプ
26の底部を貫通しており、前記熱電対25と前記保護
パイプ26の底部とは溶接付されている。前記熱ブロッ
ク19は前記下部ヒータ16と同材質又は熱膨張率の近
い材質とし、前記下部ヒータ16に圧入等の手段により
密着固定されている。
込み、該熱電対25と同心に中空有底の保護パイプ26
を配設し、該保護パイプ26の上端を前記熱ブロック1
9の下面に溶接する。前記熱電対25は前記保護パイプ
26の底部を貫通しており、前記熱電対25と前記保護
パイプ26の底部とは溶接付されている。前記熱ブロッ
ク19は前記下部ヒータ16と同材質又は熱膨張率の近
い材質とし、前記下部ヒータ16に圧入等の手段により
密着固定されている。
【0021】前記昇降座14の下面に固着したシールフ
ランジ22に前記保護パイプ26を貫通し、前記シール
フランジ22に嵌装したシールリング23により、前記
保護パイプ26と前記シールフランジ22間を気密にシ
ールする。前記保護パイプ26の下端近傍に通孔27を
穿設し、前記保護パイプ26の内部と大気とを連通す
る。
ランジ22に前記保護パイプ26を貫通し、前記シール
フランジ22に嵌装したシールリング23により、前記
保護パイプ26と前記シールフランジ22間を気密にシ
ールする。前記保護パイプ26の下端近傍に通孔27を
穿設し、前記保護パイプ26の内部と大気とを連通す
る。
【0022】前記熱電対25は前記熱ブロック19に鋳
込まれているので、間隙は極めて少なく、又前記熱電対
25は上端部と下端部の2点が支持され、前記保護パイ
プ26が設けられ前記熱電対25を保護しているので、
該熱電対25自体には剛性、強度が要求されなく、又該
熱電対25の太さは測定に必要な最小径で充分である。
込まれているので、間隙は極めて少なく、又前記熱電対
25は上端部と下端部の2点が支持され、前記保護パイ
プ26が設けられ前記熱電対25を保護しているので、
該熱電対25自体には剛性、強度が要求されなく、又該
熱電対25の太さは測定に必要な最小径で充分である。
【0023】前述した様に、前記熱ブロック19と前記
熱電対25とは熱膨張率が異なり、前記下部ヒータ16
の昇温、降温で熱電対25と前記熱ブロック19間に間
隙が生じる可能性があるが、前記熱電対25は測定に必
要な最小限の太さとなっており、細径であり、発生する
間隙は小さい。
熱電対25とは熱膨張率が異なり、前記下部ヒータ16
の昇温、降温で熱電対25と前記熱ブロック19間に間
隙が生じる可能性があるが、前記熱電対25は測定に必
要な最小限の太さとなっており、細径であり、発生する
間隙は小さい。
【0024】更に、前記保護パイプ26の内部は外気に
通じて、前記保護パイプ26と真空容器1内部とは離隔
されているので、該真空容器1内部が真空、大気圧復帰
を繰返しても、前記保護パイプ26内部が大気圧状態で
あることは変わりない。而して、昇温時、降温時、真空
容器1内部が減圧時、大気圧のいずれも前記熱電対25
と熱ブロック19間に空気が介在する条件は変わりな
く、熱伝達の条件は一定になる。
通じて、前記保護パイプ26と真空容器1内部とは離隔
されているので、該真空容器1内部が真空、大気圧復帰
を繰返しても、前記保護パイプ26内部が大気圧状態で
あることは変わりない。而して、昇温時、降温時、真空
容器1内部が減圧時、大気圧のいずれも前記熱電対25
と熱ブロック19間に空気が介在する条件は変わりな
く、熱伝達の条件は一定になる。
【0025】而して、発生する間隙が小さく、更に熱ブ
ロック19と熱電対25間の熱伝達条件が変わらないの
で、昇温時、降温時に限らず、半導体製造装置の処理室
内に於ける安定した温度測定が可能となる。
ロック19と熱電対25間の熱伝達条件が変わらないの
で、昇温時、降温時に限らず、半導体製造装置の処理室
内に於ける安定した温度測定が可能となる。
【0026】尚、前記保護パイプ26は必ずしも有底の
パイプである必要はなく、要は熱電対25の下端部が前
記保護パイプ26に固定されていればよい。更に、前記
保護パイプ26内部に絶縁材を充填すれば、前記熱電対
25の下端を前記保護パイプ26に固定する必要がなく
なる。
パイプである必要はなく、要は熱電対25の下端部が前
記保護パイプ26に固定されていればよい。更に、前記
保護パイプ26内部に絶縁材を充填すれば、前記熱電対
25の下端を前記保護パイプ26に固定する必要がなく
なる。
【0027】更に、前記保護パイプ26内部を完全な気
密状態とすれば、前記通孔27は穿設する必要がなくな
る。
密状態とすれば、前記通孔27は穿設する必要がなくな
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、熱電対
を保護パイプにより補強するので、熱電対には強度、剛
性は必要なく、測定に必要な最小限な太さを有すればよ
いので、熱電対の太さを細くでき、前記熱ブロックと熱
電対間の熱膨張差により生じる間隙を抑制でき、昇温
時、降温時の熱伝達率の変化を抑制できるので、安定し
た温度測定を可能とし、基板の成膜処理等の処理品質の
向上を図ることができる。
を保護パイプにより補強するので、熱電対には強度、剛
性は必要なく、測定に必要な最小限な太さを有すればよ
いので、熱電対の太さを細くでき、前記熱ブロックと熱
電対間の熱膨張差により生じる間隙を抑制でき、昇温
時、降温時の熱伝達率の変化を抑制できるので、安定し
た温度測定を可能とし、基板の成膜処理等の処理品質の
向上を図ることができる。
【0029】更に、前記保護パイプ内部を外気に連通す
ることで熱電対と熱ブロック間に介在する気体の影響を
除去することができる等の優れた効果を発揮する。
ることで熱電対と熱ブロック間に介在する気体の影響を
除去することができる等の優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の実施形態の要部を示す断面図である。
【図2】半導体製造装置の反応室の概略断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
14 昇降座 16 下部ヒータ 19 熱ブロック 22 シールフランジ 23 シールリング 26 保護パイプ 27 通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 CA12 FA03 JA10 KA17 KA18 KA39 5F045 DP03 EF05 EH05 EM02 EM10 GB05
Claims (3)
- 【請求項1】 被温度検出体に固着される熱ブロックに
熱電対の先端部を埋設し、該熱電対を保護パイプ内に収
納し、該保護パイプの先端を前記熱ブロックに気密に固
着した温度検出装置を具備したことを特徴とする半導体
製造装置。 - 【請求項2】 被温度検出体が気密な反応室に設けられ
被処理基板を加熱する下部ヒータであり、前記保護パイ
プは前記反応室外に突出し、反応室外と連通する請求項
1の半導体製造装置。 - 【請求項3】 前記保護パイプ内を気密とした請求項1
の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021708A JP2000223423A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021708A JP2000223423A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 半導体製造装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000223423A true JP2000223423A (ja) | 2000-08-11 |
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ID=12062570
Family Applications (1)
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JP11021708A Pending JP2000223423A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000223423A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181164A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Kobe Steel Ltd | 耐火物残厚評価方法 |
KR20120140629A (ko) * | 2011-06-21 | 2012-12-31 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 반도체 제조장치 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021708A patent/JP2000223423A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013004907A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Tokyo Electron Ltd | 半導体製造装置 |
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KR101893938B1 (ko) * | 2011-06-21 | 2018-08-31 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 반도체 제조장치 |
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