JP2000221246A - プリント基板のテストポイントの設計システム - Google Patents
プリント基板のテストポイントの設計システムInfo
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- JP2000221246A JP2000221246A JP11026215A JP2621599A JP2000221246A JP 2000221246 A JP2000221246 A JP 2000221246A JP 11026215 A JP11026215 A JP 11026215A JP 2621599 A JP2621599 A JP 2621599A JP 2000221246 A JP2000221246 A JP 2000221246A
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多層プリント基板の検査治具の作成にあたり
プローブピンの配置に必要なテストポイント座標データ
を自動生成することの可能なテストポイント設計用CA
Dシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 設計システムは、二次元回路図データに
基づいてテストポイントの要否を判断するテストポイン
ト処理部(3)と、テストポイントを自動生成するネッ
ト処理部(4)と、テストポイントをプリント基板上の
座標に配置するテストポイント配置部(5)と、テスト
ポイント座標データを出力するテストポイント座標デー
タ出力部(7)を有する。
プローブピンの配置に必要なテストポイント座標データ
を自動生成することの可能なテストポイント設計用CA
Dシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 設計システムは、二次元回路図データに
基づいてテストポイントの要否を判断するテストポイン
ト処理部(3)と、テストポイントを自動生成するネッ
ト処理部(4)と、テストポイントをプリント基板上の
座標に配置するテストポイント配置部(5)と、テスト
ポイント座標データを出力するテストポイント座標デー
タ出力部(7)を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD(コンピュ
ータ支援設計)システムを用いた多層プリント基板のテ
ストポイントの設計システムに関する。
ータ支援設計)システムを用いた多層プリント基板のテ
ストポイントの設計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】部品実装後の多層プリント基板は品質検
査に付される。このため、プリント基板上の配線パター
ンに夫々対応する多数のプローブピンを備えた検査治具
が使用される。この検査治具をプリント基板に押し当て
て、選ばれた対のプローブピン間の導通を順次にテスタ
ーで検査することによりプリント基板の検査が行われ
る。検査治具の各プローブピンをプリント基板の特定の
配線パターンに接触させるため、プリント基板の配線パ
ターン上にはプローブピンが当たる大きさのテストポイ
ントパッドが予め設けてある。検査治具はその各プロー
ブピンの位置がプリント基板上の各テストポイントパッ
ドの位置に合致するように製作される。
査に付される。このため、プリント基板上の配線パター
ンに夫々対応する多数のプローブピンを備えた検査治具
が使用される。この検査治具をプリント基板に押し当て
て、選ばれた対のプローブピン間の導通を順次にテスタ
ーで検査することによりプリント基板の検査が行われ
る。検査治具の各プローブピンをプリント基板の特定の
配線パターンに接触させるため、プリント基板の配線パ
ターン上にはプローブピンが当たる大きさのテストポイ
ントパッドが予め設けてある。検査治具はその各プロー
ブピンの位置がプリント基板上の各テストポイントパッ
ドの位置に合致するように製作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、プリント基板上
のテストポイントは、多層プリント基板の表面および裏
面において人手によって空きエリアを探し出し、この空
きエリアにテストポイントパッドを追加することにより
設定されている。そして、検査治具はプリント基板上の
テストポイントのパターンに合わせて製作されている。
従来のやり方の問題点は、検査治具の作成に時間がかか
る点である。その理由は、プリント基板と同一パターン
の検査治具を作成するため、プリント基板の製造が完了
するまでは検査治具の作成に着手できないからである。
従来方式の他の問題点は、プリント基板の論理ミスなど
に対処するため配線パターンを改版設計した場合に、検
査治具を全面的に作り直さなければならないということ
である。
のテストポイントは、多層プリント基板の表面および裏
面において人手によって空きエリアを探し出し、この空
きエリアにテストポイントパッドを追加することにより
設定されている。そして、検査治具はプリント基板上の
テストポイントのパターンに合わせて製作されている。
従来のやり方の問題点は、検査治具の作成に時間がかか
る点である。その理由は、プリント基板と同一パターン
の検査治具を作成するため、プリント基板の製造が完了
するまでは検査治具の作成に着手できないからである。
従来方式の他の問題点は、プリント基板の論理ミスなど
に対処するため配線パターンを改版設計した場合に、検
査治具を全面的に作り直さなければならないということ
である。
【0004】本発明の目的は、多層プリント基板のテス
トポイント位置を自動生成することの可能なCADシス
テムを用いたテストポイント設計システムを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、多層プリント基板の配
線パターンが改版設計されたときに、最初に設計された
テストポイント位置を変更することなく、変更部分に関
するテストポイント位置を自動生成することの可能なテ
ストポイント設計システムを提供することにある。
トポイント位置を自動生成することの可能なCADシス
テムを用いたテストポイント設計システムを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、多層プリント基板の配
線パターンが改版設計されたときに、最初に設計された
テストポイント位置を変更することなく、変更部分に関
するテストポイント位置を自動生成することの可能なテ
ストポイント設計システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテストポイント
設計システムは、回路図データに基づいてプリント基板
の配線パターンの各ネット毎にテストポイントの要否を
判断するテストポイント処理部と、前記テストポイント
処理部のデータに基づいてテストポイントを自動生成す
るネット処理部と、自動生成されたテストポイントをプ
リント基板上の座標に配置するテストポイント配置部
と、配置されたテストポイント座標データを出力するテ
ストポイント座標データ出力部とを備えている。
設計システムは、回路図データに基づいてプリント基板
の配線パターンの各ネット毎にテストポイントの要否を
判断するテストポイント処理部と、前記テストポイント
処理部のデータに基づいてテストポイントを自動生成す
るネット処理部と、自動生成されたテストポイントをプ
リント基板上の座標に配置するテストポイント配置部
と、配置されたテストポイント座標データを出力するテ
ストポイント座標データ出力部とを備えている。
【0006】本発明のテストポイント設計システムによ
れば、部品形状や部品高さを考慮してテストポイント位
置がCADシステムによって自動生成され、テストポイ
ント座標データが出力される。このデータに基づいて検
査治具が作成することができる。従って、検査治具を効
率良く作成することができる、作成費用を低減すること
ができる。
れば、部品形状や部品高さを考慮してテストポイント位
置がCADシステムによって自動生成され、テストポイ
ント座標データが出力される。このデータに基づいて検
査治具が作成することができる。従って、検査治具を効
率良く作成することができる、作成費用を低減すること
ができる。
【0007】好ましい実施態様においては、のテストポ
イント設計システムは、回路図が改版設計された時にネ
ット変更部分を検出するネット変更部分検出部と、変更
されたネットのテストポイントの座標データを出力する
変更テストポイント座標データ出力部とを更に備えてい
る。この実施態様によれば、変更箇所のデータが出力さ
れるので、最初に作成された検査治具を有効利用し、最
初に作成された検査治具をこのデータに基づいて修正す
ることにより、改版された検査治具を容易に製作するこ
とができる。従って、回路図の改版設計に応じて検査治
具を再作成する必要がなく、検査治具の作成費用の低減
と効率化を図ることができる。
イント設計システムは、回路図が改版設計された時にネ
ット変更部分を検出するネット変更部分検出部と、変更
されたネットのテストポイントの座標データを出力する
変更テストポイント座標データ出力部とを更に備えてい
る。この実施態様によれば、変更箇所のデータが出力さ
れるので、最初に作成された検査治具を有効利用し、最
初に作成された検査治具をこのデータに基づいて修正す
ることにより、改版された検査治具を容易に製作するこ
とができる。従って、回路図の改版設計に応じて検査治
具を再作成する必要がなく、検査治具の作成費用の低減
と効率化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、本発明のテス
トポイント設計システムは、レイアウトCADをインス
トールしたパーソナルコンピュータ上に実現されるもの
で、回路図作成CADで作成された二次元のプリント基
板回路図データ(テストポイントを追加するための部品
配置後のデータ)を格納したデータ記憶部1と、プリン
ト基板に実装される部品の外形情報や高さ情報を持った
CAD部品ライブラリ2と、テストポイントの要否を判
断するテストポイント処理部3と、自動生成されたテス
トポイントのネット情報を付加するネット処理部4と、
自動生成されたテストポイントを配置するテストポイン
ト配置部5と、各ネットを配線するための自動配線部6
と、検査治具作成に用いるテストポイント座標データを
出力するテストポイント座標データ出力部7と、改版設
計時にテストポイントが変更・追加された部分を示すテ
ストポイント変更箇所データを出力するテストポイント
変更箇所データ出力部8を有する。
トポイント設計システムは、レイアウトCADをインス
トールしたパーソナルコンピュータ上に実現されるもの
で、回路図作成CADで作成された二次元のプリント基
板回路図データ(テストポイントを追加するための部品
配置後のデータ)を格納したデータ記憶部1と、プリン
ト基板に実装される部品の外形情報や高さ情報を持った
CAD部品ライブラリ2と、テストポイントの要否を判
断するテストポイント処理部3と、自動生成されたテス
トポイントのネット情報を付加するネット処理部4と、
自動生成されたテストポイントを配置するテストポイン
ト配置部5と、各ネットを配線するための自動配線部6
と、検査治具作成に用いるテストポイント座標データを
出力するテストポイント座標データ出力部7と、改版設
計時にテストポイントが変更・追加された部分を示すテ
ストポイント変更箇所データを出力するテストポイント
変更箇所データ出力部8を有する。
【0009】部品ライブラリ2は、部品外形情報ライブ
ラリ21と部品高さ情報ライブラリ22と部品搭載パッ
ド情報ライブラリ23とを備えている。テストポイント
処理部3は、テストポイント検出部31と既テストポイ
ント位置記憶部32を備えている。ネット処理部4は、
テストポイントネット情報割付部41とネット変更部分
抽出部42とを備えている。テストポイント配置部5
は、テストポイントパッド自動配置部51と、テストポ
イント未配置検出部52と、エラー情報出力部53と、
テストポイント再配置処理54とを備えている。
ラリ21と部品高さ情報ライブラリ22と部品搭載パッ
ド情報ライブラリ23とを備えている。テストポイント
処理部3は、テストポイント検出部31と既テストポイ
ント位置記憶部32を備えている。ネット処理部4は、
テストポイントネット情報割付部41とネット変更部分
抽出部42とを備えている。テストポイント配置部5
は、テストポイントパッド自動配置部51と、テストポ
イント未配置検出部52と、エラー情報出力部53と、
テストポイント再配置処理54とを備えている。
【0010】図2から図6を併せて参照しながら、この
テストポイント設計システムの構成と動作の詳細を説明
する。
テストポイント設計システムの構成と動作の詳細を説明
する。
【0011】レイアウトCADシステムを立ち上げたな
らば、データ記憶部1から部品配置後のデータ(これは
回路図作成二次元CADで予め作成されたものである)
をテストポイント処理部3に取り込み、テストポイント
処理部3でネットリストの再構築を行う(図2のステッ
プA1)。例えば、図3の上部に示すように2つの表面
実装部品が互いに接続される場合において、表面実装部
品1と表面実装部品2に接続関係を持ったネットAおよ
びネットBが存在する場合には、このネット情報を二次
元回路図から取り込むことにより、ネットリストの再構
築が行われる。
らば、データ記憶部1から部品配置後のデータ(これは
回路図作成二次元CADで予め作成されたものである)
をテストポイント処理部3に取り込み、テストポイント
処理部3でネットリストの再構築を行う(図2のステッ
プA1)。例えば、図3の上部に示すように2つの表面
実装部品が互いに接続される場合において、表面実装部
品1と表面実装部品2に接続関係を持ったネットAおよ
びネットBが存在する場合には、このネット情報を二次
元回路図から取り込むことにより、ネットリストの再構
築が行われる。
【0012】テストポイント検出部31では、部品ライ
ブラリ2から部品の各種情報を読み込み、それらの情報
に基づいて各ネット毎にテストポイントの発生が必要か
どうかの判定を行う(図2のステップA2)。このテス
トポイントの発生の要否の判定は、各ネット単位に、一
つのネット上に1つ以上のスルーホール部品が存在する
かどうかをチェックすることにより行う。スルーホール
部品がある場合には、スルーホールを利用し、スルーホ
ールの導体にプローブピンを接触させることにより導通
テストをするので、特にテストポイントパッドを設ける
必要がないからである。従って、各ネット単位にスルー
ホール部品との接続が有るかどうかを確認し、接続関係
にスルーホール部品がある場合には『テストパッド不要
ネット群』に分類され(図2のステップA4)、スルー
ホール部品が無い場合には『テストパッド必要ネット
群』に分類される(図2のステップA3)。図3に示し
た表面実装部品の場合には、各ネットは互いにピンパッ
ドからの接続になるので、テストパッドの発生が必要で
あり、テストパッド要否の判定(図2のステップA2)
では、テストパッド必要ネット群としてデータが出力さ
れる。
ブラリ2から部品の各種情報を読み込み、それらの情報
に基づいて各ネット毎にテストポイントの発生が必要か
どうかの判定を行う(図2のステップA2)。このテス
トポイントの発生の要否の判定は、各ネット単位に、一
つのネット上に1つ以上のスルーホール部品が存在する
かどうかをチェックすることにより行う。スルーホール
部品がある場合には、スルーホールを利用し、スルーホ
ールの導体にプローブピンを接触させることにより導通
テストをするので、特にテストポイントパッドを設ける
必要がないからである。従って、各ネット単位にスルー
ホール部品との接続が有るかどうかを確認し、接続関係
にスルーホール部品がある場合には『テストパッド不要
ネット群』に分類され(図2のステップA4)、スルー
ホール部品が無い場合には『テストパッド必要ネット
群』に分類される(図2のステップA3)。図3に示し
た表面実装部品の場合には、各ネットは互いにピンパッ
ドからの接続になるので、テストパッドの発生が必要で
あり、テストパッド要否の判定(図2のステップA2)
では、テストパッド必要ネット群としてデータが出力さ
れる。
【0013】一つのネット上にスルーホール部品が存在
する場合には、テストポイントパッドの発生は不要であ
るので、『テストパッド不要ネット群』としてテストポ
イントパッドを発生させることなく自動配線部6におい
て自動配線処理(図2のステップA11)に付される。
一つのネット上にスルーホール部品が存在しない場合に
は、テストポイントパッドの発生が必要であるので、テ
ストポイントパッド生成(図2のステップA5)でテス
トポイントパッドが自動生成される。自動生成された各
テストポイントパッドは、ネット処理部4のテストポイ
ントネット情報割付部41へ情報が渡され、各テストポ
イントパッドに各ネット情報(同一ネット名)が割り付
けられる(図2のステップA6)。図3に示した表面実
装部品の場合には、テストパッドの発生が必要であるの
で、テストポイントパッドが生成され(図2のステップ
A5)、それぞれのネットに対応したネット名がテスト
ポイントパッドに割り付けられる(図2のステップA
6)。
する場合には、テストポイントパッドの発生は不要であ
るので、『テストパッド不要ネット群』としてテストポ
イントパッドを発生させることなく自動配線部6におい
て自動配線処理(図2のステップA11)に付される。
一つのネット上にスルーホール部品が存在しない場合に
は、テストポイントパッドの発生が必要であるので、テ
ストポイントパッド生成(図2のステップA5)でテス
トポイントパッドが自動生成される。自動生成された各
テストポイントパッドは、ネット処理部4のテストポイ
ントネット情報割付部41へ情報が渡され、各テストポ
イントパッドに各ネット情報(同一ネット名)が割り付
けられる(図2のステップA6)。図3に示した表面実
装部品の場合には、テストパッドの発生が必要であるの
で、テストポイントパッドが生成され(図2のステップ
A5)、それぞれのネットに対応したネット名がテスト
ポイントパッドに割り付けられる(図2のステップA
6)。
【0014】割付が完了したら、生成されネットが割り
付けられたテストポイントパッドを配置する(図2のス
テップA9)。ネット名が割り付けられたテストポイン
トパッドは、テストポイントパッド自動配置部51で配
線設計上最適な位置に配置され、その情報が自動配線部
6へ渡され自動配線処理を行う。即ち、ネット情報が割
り付けされたテストポイントパッドは、テストポイント
配置部5に渡され、部品ライブラリ2の情報(図2のス
テップA7)に基づいてテストポイントパッド自動配置
部51で配線しやすい部分かつ検査しやすい部分にテス
トポイントパッドの配置が行われる(図2のステップA
9)。その際、部品外形サイズ・部品高さ情報(ステッ
プA7)とパッド配置位置パラメータ(図2のステップ
A8)とから配置位置算出を行う。
付けられたテストポイントパッドを配置する(図2のス
テップA9)。ネット名が割り付けられたテストポイン
トパッドは、テストポイントパッド自動配置部51で配
線設計上最適な位置に配置され、その情報が自動配線部
6へ渡され自動配線処理を行う。即ち、ネット情報が割
り付けされたテストポイントパッドは、テストポイント
配置部5に渡され、部品ライブラリ2の情報(図2のス
テップA7)に基づいてテストポイントパッド自動配置
部51で配線しやすい部分かつ検査しやすい部分にテス
トポイントパッドの配置が行われる(図2のステップA
9)。その際、部品外形サイズ・部品高さ情報(ステッ
プA7)とパッド配置位置パラメータ(図2のステップ
A8)とから配置位置算出を行う。
【0015】このパッド配置位置パラメータには、各部
品の高さ情報22とリンクした情報が入っている。例え
ば、部品の高さが4mm未満の部品は部品外形サイズ2
1から10mm以上離した場所に、4mm以上10mm
未満の部品は部品外形サイズ21から15mm以上離し
た場所に、10mm以上の部品は部品外形サイズ21か
ら20mm以上離した場所にテストポイントパッドを配
置する等の情報が与えられている。この情報を部品外形
サイズ情報21に加算すること(ステップA7)によっ
て、#1部品のテストポイントパッド配置不可領域およ
び#2部品のテストポイントパッド配置不可領域(図3
参照)が発生する。また、ネットの接続情報から、配線
しやすい場所にテストポイントパッドが配置される。図
3の下部には、各ネット上に夫々のテストポイントパッ
ドを配置したところが示してある。
品の高さ情報22とリンクした情報が入っている。例え
ば、部品の高さが4mm未満の部品は部品外形サイズ2
1から10mm以上離した場所に、4mm以上10mm
未満の部品は部品外形サイズ21から15mm以上離し
た場所に、10mm以上の部品は部品外形サイズ21か
ら20mm以上離した場所にテストポイントパッドを配
置する等の情報が与えられている。この情報を部品外形
サイズ情報21に加算すること(ステップA7)によっ
て、#1部品のテストポイントパッド配置不可領域およ
び#2部品のテストポイントパッド配置不可領域(図3
参照)が発生する。また、ネットの接続情報から、配線
しやすい場所にテストポイントパッドが配置される。図
3の下部には、各ネット上に夫々のテストポイントパッ
ドを配置したところが示してある。
【0016】テストポイントパッド自動配置部51によ
るテストパッド配置処理(図2のステップA9)が完了
すると、すべてのテストポイントパッドが配置されてい
るかどうかの確認がテストポイント未配置検出部52で
行われる(図2のステップA10)。
るテストパッド配置処理(図2のステップA9)が完了
すると、すべてのテストポイントパッドが配置されてい
るかどうかの確認がテストポイント未配置検出部52で
行われる(図2のステップA10)。
【0017】未配置状態のテストポイントパッドが無け
れば、自動配線部6にデータが渡され、各ネットの自動
配線処理が行われる(図2のステップA11)。未配テ
ストポイントパッドが検出された場合には、エラー情報
出力部53からエラー情報が出力され(図2のステップ
A12)、テストポイントパッド再配置処理部54でテ
ストポイントパッドの再配置を実施する(図2のステッ
プA13)。再配置のやり方としては、既に配置されて
いるテストポイントパッドの移動を行い、未配置になっ
ているテストポイントパッドを配置できるスペースの確
保を行う。再配置が完了したデータを自動配線部6へ渡
し、各ネットの配線処理が行われる(図2のステップA
11)。
れば、自動配線部6にデータが渡され、各ネットの自動
配線処理が行われる(図2のステップA11)。未配テ
ストポイントパッドが検出された場合には、エラー情報
出力部53からエラー情報が出力され(図2のステップ
A12)、テストポイントパッド再配置処理部54でテ
ストポイントパッドの再配置を実施する(図2のステッ
プA13)。再配置のやり方としては、既に配置されて
いるテストポイントパッドの移動を行い、未配置になっ
ているテストポイントパッドを配置できるスペースの確
保を行う。再配置が完了したデータを自動配線部6へ渡
し、各ネットの配線処理が行われる(図2のステップA
11)。
【0018】図4に自動配線処理(A11)が完了した
ところを示す。ネットAの配線は表面層のみの配線で結
線されており、ネットBの配線は表面層および裏面層を
用いた配線で結線されている。
ところを示す。ネットAの配線は表面層のみの配線で結
線されており、ネットBの配線は表面層および裏面層を
用いた配線で結線されている。
【0019】自動配線部6における自動配線処理(図2
のステップA11)が完了すると、配線処理で発生され
た各ネット毎のVIA(貫通スルーホール)数のカウン
ト(図2のステップA14)およびVIA位置の確認
(図2のステップA15)を行う。VIA数が0個でテ
ストポイントパッドのみの場合や、VIAの位置が部品
の下部にあった場合は、そのネット名とテストポイント
パッドの座標データがテストポイント座標データ出力部
7へ渡され、座標データが出力される(図2のステップ
A17)。この座標データに基づいて検査治具を作成す
ることができる。
のステップA11)が完了すると、配線処理で発生され
た各ネット毎のVIA(貫通スルーホール)数のカウン
ト(図2のステップA14)およびVIA位置の確認
(図2のステップA15)を行う。VIA数が0個でテ
ストポイントパッドのみの場合や、VIAの位置が部品
の下部にあった場合は、そのネット名とテストポイント
パッドの座標データがテストポイント座標データ出力部
7へ渡され、座標データが出力される(図2のステップ
A17)。この座標データに基づいて検査治具を作成す
ることができる。
【0020】VIA数が1個以上の場合で、かつそのV
IAの位置が部品の外部に1ヶ所以上あった場合は、そ
のVIA位置がパッド配置位置パラメータ(図2のステ
ップA8)に一致しているか確認を行う(図2のステッ
プA15)。一致している場合は、テストポイントパッ
ドの削除およびテストポイントパッドに割り付けられた
ネットの削除を行う(図2のステップA16)。図3お
よび図4に示した例では、ネットAは、VIA数0個で
あるので、自動生成されたテストポイントパッドの座標
情報が検査治具作成情報として出力され(図2のステッ
プA17)、検査治具作成データとなる。ネットBで
は、VIA数が2個となってVIA位置チェックにデー
タが渡され(ステップA15)、自動配線時に生成され
たVIAの位置が、部品下部か、部品外部かの確認を行
う。この場合、2ヶ所とも部品外部であるので、テスト
パッド削除にデータが渡され(図2のステップA1
6)、図5に示すように、ネットBの自動生成されたテ
ストポイントパッドが削除され、自動配線時に付加され
た貫通VIAのみになる。
IAの位置が部品の外部に1ヶ所以上あった場合は、そ
のVIA位置がパッド配置位置パラメータ(図2のステ
ップA8)に一致しているか確認を行う(図2のステッ
プA15)。一致している場合は、テストポイントパッ
ドの削除およびテストポイントパッドに割り付けられた
ネットの削除を行う(図2のステップA16)。図3お
よび図4に示した例では、ネットAは、VIA数0個で
あるので、自動生成されたテストポイントパッドの座標
情報が検査治具作成情報として出力され(図2のステッ
プA17)、検査治具作成データとなる。ネットBで
は、VIA数が2個となってVIA位置チェックにデー
タが渡され(ステップA15)、自動配線時に生成され
たVIAの位置が、部品下部か、部品外部かの確認を行
う。この場合、2ヶ所とも部品外部であるので、テスト
パッド削除にデータが渡され(図2のステップA1
6)、図5に示すように、ネットBの自動生成されたテ
ストポイントパッドが削除され、自動配線時に付加され
た貫通VIAのみになる。
【0021】そして、その部品の外部のVIAの1ヶ所
がテストポイントパッドとして割り当てられ、テストポ
イントパッドが削除された座標データがテストポイント
座標データ出力部7へ渡され、座標データが出力される
(図2のステップA17)。この座標データに基づいて
検査治具が作成される。
がテストポイントパッドとして割り当てられ、テストポ
イントパッドが削除された座標データがテストポイント
座標データ出力部7へ渡され、座標データが出力される
(図2のステップA17)。この座標データに基づいて
検査治具が作成される。
【0022】次に、多層プリント基板に実装される部品
の1つがスルーホール部品である場合を図6を参照にし
ながら説明する。図6の例では、表面実装部品とスルー
ホール部品に接続関係を持ったネットAおよびネットB
が存在する。このネット情報をテストポイント処理部3
に渡してネットリストの再構築が行われ(図2のステッ
プA1)、テストポイントパッドの要否の判定が行われ
る(図2のステップA2)。図6の例では、各ネットは
互いにスルーホール部品からの接続になるので、テスト
パッド要否の判定(図2のステップA2)では『テスト
パッド不要ネット群』にデータが渡される(図2のステ
ップA4)。そして、自動配線処理へデータが渡り(図
2のA11)、自動配線処理が行われる。ネット上にス
ルーホール部品がある場合は、部品の持つピンスルーホ
ールがテストポイントになり、このピンスルーホールの
座標の情報がテストポイント座標データ出力部7へ出力
され(図2のステップA17)、検査治具作成データと
なる。
の1つがスルーホール部品である場合を図6を参照にし
ながら説明する。図6の例では、表面実装部品とスルー
ホール部品に接続関係を持ったネットAおよびネットB
が存在する。このネット情報をテストポイント処理部3
に渡してネットリストの再構築が行われ(図2のステッ
プA1)、テストポイントパッドの要否の判定が行われ
る(図2のステップA2)。図6の例では、各ネットは
互いにスルーホール部品からの接続になるので、テスト
パッド要否の判定(図2のステップA2)では『テスト
パッド不要ネット群』にデータが渡される(図2のステ
ップA4)。そして、自動配線処理へデータが渡り(図
2のA11)、自動配線処理が行われる。ネット上にス
ルーホール部品がある場合は、部品の持つピンスルーホ
ールがテストポイントになり、このピンスルーホールの
座標の情報がテストポイント座標データ出力部7へ出力
され(図2のステップA17)、検査治具作成データと
なる。
【0023】次に、プリント基板の配線パターンの改版
設計時におけるこのテストポイント設計システムの動作
と使用態様について説明する。改版設計時には、既にテ
ストポイントパッドが発生されているので、そのテスト
ポイントパッド座標は既テストポイント位置記憶部32
で検出し記憶される。そして、テストポイントが新たに
必要になるネットについては、テストポイント位置記憶
部32でも新たなテストポイントパッドが自動生成され
る。
設計時におけるこのテストポイント設計システムの動作
と使用態様について説明する。改版設計時には、既にテ
ストポイントパッドが発生されているので、そのテスト
ポイントパッド座標は既テストポイント位置記憶部32
で検出し記憶される。そして、テストポイントが新たに
必要になるネットについては、テストポイント位置記憶
部32でも新たなテストポイントパッドが自動生成され
る。
【0024】より詳しくは、改版設計時には、既にテス
トポイントパッドが配置されているので、接続関係が変
更無いネットについては、テストポイントパッドの座標
を変更しないようにしなければならない。そこで、改版
時の設計データを既テストポイント位置記憶部32へ渡
し、ネットに変更がなかった分のテストポイントパッド
の位置を記憶させておく。記憶されたデータは、ネット
変更部分検出部42に渡され、変更になったネットの検
出およびそのテストポイントパッドの削除を行う。新た
に作成されたネットや、図7に示したように変更された
ネットについては、テストポイント処理部3でネットリ
ストの再構築を行う(図2のステップA1およびA
2)。
トポイントパッドが配置されているので、接続関係が変
更無いネットについては、テストポイントパッドの座標
を変更しないようにしなければならない。そこで、改版
時の設計データを既テストポイント位置記憶部32へ渡
し、ネットに変更がなかった分のテストポイントパッド
の位置を記憶させておく。記憶されたデータは、ネット
変更部分検出部42に渡され、変更になったネットの検
出およびそのテストポイントパッドの削除を行う。新た
に作成されたネットや、図7に示したように変更された
ネットについては、テストポイント処理部3でネットリ
ストの再構築を行う(図2のステップA1およびA
2)。
【0025】テストポイント検出部31では、新たに作
成されたネットや変更されたネットにテストポイントが
必要かどうかの確認を行う。確認方法としては、新たに
作成されたネットや変更されたネット単位にスルーホー
ル部品との接続が有るかどうかを確認し、接続関係にス
ルーホール部品がある場合には『テストパッド不要ネッ
ト群』に分類し(図2のステップA4)、スルーホール
部品が無い場合には『テストパッド必要ネット群』に分
類する(図2のステップA3)。
成されたネットや変更されたネットにテストポイントが
必要かどうかの確認を行う。確認方法としては、新たに
作成されたネットや変更されたネット単位にスルーホー
ル部品との接続が有るかどうかを確認し、接続関係にス
ルーホール部品がある場合には『テストパッド不要ネッ
ト群』に分類し(図2のステップA4)、スルーホール
部品が無い場合には『テストパッド必要ネット群』に分
類する(図2のステップA3)。
【0026】テストパッドが必要なネット群は、テスト
パッド生成でテストポイントパッドが自動生成される
(図2のステップA5)。ネット変更部分については、
ネット変更部分抽出部42で、接続情報が変更されるネ
ット部分のみテストポイントパッドが引き剥がされ、他
の変更無い部分は配置位置の変更がされないように移動
禁止情報および変更ネット名が出力される。出力された
移動禁止情報および変更ネット名情報がテストポイント
ネット情報割付部41へ渡され、変更されたネット割付
を行い、テストポイント配置部5へ渡され、新たに発生
されたテストポイントパッドを配置する。
パッド生成でテストポイントパッドが自動生成される
(図2のステップA5)。ネット変更部分については、
ネット変更部分抽出部42で、接続情報が変更されるネ
ット部分のみテストポイントパッドが引き剥がされ、他
の変更無い部分は配置位置の変更がされないように移動
禁止情報および変更ネット名が出力される。出力された
移動禁止情報および変更ネット名情報がテストポイント
ネット情報割付部41へ渡され、変更されたネット割付
を行い、テストポイント配置部5へ渡され、新たに発生
されたテストポイントパッドを配置する。
【0027】また、テストポイントパッド自動配置部5
1で配置できないテストポイントパッドがあった場合
は、テストポイント配置検出部52で検出され、未配置
エラー情報部53へ出力され、テストポイントパッド再
配置部54に渡され、他のテストポイントパッドの移動
を行いながら、未配置テストポイントパッドをなくす。
1で配置できないテストポイントパッドがあった場合
は、テストポイント配置検出部52で検出され、未配置
エラー情報部53へ出力され、テストポイントパッド再
配置部54に渡され、他のテストポイントパッドの移動
を行いながら、未配置テストポイントパッドをなくす。
【0028】より詳しくは、自動生成された各変更テス
トポイントパッドは、ネット処理部4のテストポイント
ネット情報割付部41へ情報が渡され、各テストポイン
トパッドに各ネット情報が割り付けられる(図2のステ
ップA6)。ネット情報が割り付けされた変更分テスト
ポイントパッドは、テストポイント配置部5に渡され、
部品ライブラリ2の情報(図2のステップA7)に基づ
いてテストポイントパッド自動配置部51(図2のステ
ップA9)で配線しやすい部分かつ検査しやすい部分に
テストポイントパッドの配置が行われる。その際、既テ
ストポイントパッドの移動等を行わない様に、既テスト
ポイント位置記憶部32で記憶された情報を基に変更分
テストポイントパッドの配置を行う。この変更分テスト
ポイントパッドについても、パッド配置位置パラメータ
(図2のステップA8)と部品外形サイズ情報21およ
び部品高さ情報22(図2のステップA7)から配置位
置算出を行う。
トポイントパッドは、ネット処理部4のテストポイント
ネット情報割付部41へ情報が渡され、各テストポイン
トパッドに各ネット情報が割り付けられる(図2のステ
ップA6)。ネット情報が割り付けされた変更分テスト
ポイントパッドは、テストポイント配置部5に渡され、
部品ライブラリ2の情報(図2のステップA7)に基づ
いてテストポイントパッド自動配置部51(図2のステ
ップA9)で配線しやすい部分かつ検査しやすい部分に
テストポイントパッドの配置が行われる。その際、既テ
ストポイントパッドの移動等を行わない様に、既テスト
ポイント位置記憶部32で記憶された情報を基に変更分
テストポイントパッドの配置を行う。この変更分テスト
ポイントパッドについても、パッド配置位置パラメータ
(図2のステップA8)と部品外形サイズ情報21およ
び部品高さ情報22(図2のステップA7)から配置位
置算出を行う。
【0029】未配置テストポイントパッドが無くなり、
変更分テストポイントパッドの配置が完了したら、自動
配線部6にデータが渡され(図2のステップA11)、
変更された部分のネットの自動配線処理を行う。夫々の
配線処理が完了したデータはテストポイント座標データ
出力部7へ渡され、検査治具作成用データが生成され
る。また、改版設計時には、テストポイントが変更・追
加された部分を示すため、テストポイント変更箇所デー
タ出力部8へデータが渡され、変更部分のテストポイン
ト座標情報が生成される。
変更分テストポイントパッドの配置が完了したら、自動
配線部6にデータが渡され(図2のステップA11)、
変更された部分のネットの自動配線処理を行う。夫々の
配線処理が完了したデータはテストポイント座標データ
出力部7へ渡され、検査治具作成用データが生成され
る。また、改版設計時には、テストポイントが変更・追
加された部分を示すため、テストポイント変更箇所デー
タ出力部8へデータが渡され、変更部分のテストポイン
ト座標情報が生成される。
【0030】より詳しくは、配線処理が完了したら、配
線処理で発生された各変更ネット毎のVIA数のカウン
ト(図2のステップA14)およびVIA位置の確認
(図2のステップA15)を行う。すなわち、VIA数
が0個でテストポイントパッドのみの場合や、VIAの
位置が部品の下部にあった場合は、その変更ネット名と
テストポイントパッドの座標データがテストポイント変
更箇所データ出力部8にデータが渡され、変更座標デー
タが出力され、検査治具作成に使用される。また、VI
A数が1個以上の場合で、かつそのVIAの位置が部品
の外部に1ヶ所以上あった場合は、そのVIA位置がパ
ッド配置位置パラメータに一致しているか確認を行う
(図2のステップA15)。一致している場合は、テス
トポイントパッド削除およびテストポイントパッドに割
り付けられたネットの削除を行う。そして、その部品の
外部のVIAの1ヶ所がテストポイントパッドとして、
割り当てられ、その座標データがテストポイント変更箇
所データ出力部8に送られ、座標データが出力され、検
査治具作成に使用される。
線処理で発生された各変更ネット毎のVIA数のカウン
ト(図2のステップA14)およびVIA位置の確認
(図2のステップA15)を行う。すなわち、VIA数
が0個でテストポイントパッドのみの場合や、VIAの
位置が部品の下部にあった場合は、その変更ネット名と
テストポイントパッドの座標データがテストポイント変
更箇所データ出力部8にデータが渡され、変更座標デー
タが出力され、検査治具作成に使用される。また、VI
A数が1個以上の場合で、かつそのVIAの位置が部品
の外部に1ヶ所以上あった場合は、そのVIA位置がパ
ッド配置位置パラメータに一致しているか確認を行う
(図2のステップA15)。一致している場合は、テス
トポイントパッド削除およびテストポイントパッドに割
り付けられたネットの削除を行う。そして、その部品の
外部のVIAの1ヶ所がテストポイントパッドとして、
割り当てられ、その座標データがテストポイント変更箇
所データ出力部8に送られ、座標データが出力され、検
査治具作成に使用される。
【0031】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、検査治具を容易
に作成できることである。何故ならば、多層プリント基
板のテストポイント位置がCADシステムによって自動
生成され、その座標データが出力されるからである。本
発明の他の効果は、多層プリント基板の配線パターンを
改版設計したときに既存の検査治具を容易に変更できる
ということである。その理由は、変更されていないネッ
トのテストポイントパッド位置は変更されず、変更され
たネットのテストポイントパッドの情報が自動生成され
出力されるからである。
に作成できることである。何故ならば、多層プリント基
板のテストポイント位置がCADシステムによって自動
生成され、その座標データが出力されるからである。本
発明の他の効果は、多層プリント基板の配線パターンを
改版設計したときに既存の検査治具を容易に変更できる
ということである。その理由は、変更されていないネッ
トのテストポイントパッド位置は変更されず、変更され
たネットのテストポイントパッドの情報が自動生成され
出力されるからである。
【図1】本発明のシステムの機能ブロック図である。
【図2】図1に示したシステムの動作を示す流れ図であ
る。
る。
【図3】図1に示したシステムの動作を示す模式図であ
る。
る。
【図4】図1に示したシステムの動作を示す模式図であ
る。
る。
【図5】図1に示したシステムの動作を示す模式図であ
る。
る。
【図6】図1に示したシステムの動作を示す模式図であ
る。
る。
【図7】図1に示したシステムの動作を示す模式図であ
る。
る。
2: 部品ライブラリ 3: テストポイント処理部 4: ネット処理部 5: テストポイント配置部 6: 自動配線部 7: テストポイント座標データ出力部 8: 変更テストポイント座標データ出力部 42: ネット変更部分検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 回路図データに基づいてプリント基板の
配線パターンの各ネット毎にテストポイントの要否を判
断するテストポイント処理部と、前記テストポイント処
理部のデータに基づいてテストポイントを自動生成する
ネット処理部と、自動生成されたテストポイントをプリ
ント基板上の座標に配置するテストポイント配置部と、
配置されたテストポイント座標データを出力するテスト
ポイント座標データ出力部とを備えていることを特徴と
するテストポイント設計システム。 - 【請求項2】 回路図が改版設計された時にネット変更
部分を検出するネット変更部分検出部と、変更されたネ
ットのテストポイントの座標データを出力する変更テス
トポイント座標データ出力部とを更に備えていることを
特徴とする請求項1に基づくテストポイント設計システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026215A JP2000221246A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | プリント基板のテストポイントの設計システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026215A JP2000221246A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | プリント基板のテストポイントの設計システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000221246A true JP2000221246A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12187202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11026215A Withdrawn JP2000221246A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | プリント基板のテストポイントの設計システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000221246A (ja) |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP11026215A patent/JP2000221246A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050406 |
|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |