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JP2000219450A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

Info

Publication number
JP2000219450A
JP2000219450A JP11023933A JP2393399A JP2000219450A JP 2000219450 A JP2000219450 A JP 2000219450A JP 11023933 A JP11023933 A JP 11023933A JP 2393399 A JP2393399 A JP 2393399A JP 2000219450 A JP2000219450 A JP 2000219450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
force
governor rope
lever
emergency stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11023933A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Takahashi
戡夫 高橋
Toru Kinoshita
透 木下
Kazuhiro Tanaka
和宏 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11023933A priority Critical patent/JP2000219450A/ja
Publication of JP2000219450A publication Critical patent/JP2000219450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、かごが異常速度で下降した場合に、
かごを緊急停止させる伝達装置を備え、信頼性および安
全性を向上させたエレベータ装置を提供する。 【解決手段】人が載るかご1に連結されるガバナロープ
5を有し、かごの昇降速度の検出をなすとともに、かご
の異常下降速度を検出した状態でガバナロープを引き上
げる調速機6と、この調速機のガバナロープが引き上げ
られた状態でかごを緊急停止させる、かごの左右両側に
設けられる一対の非常止め装置10,10と、ガバナロ
ープの引き上げ力を左右一対の非常止め装置に伝達し、
これら非常止め装置を同時に作動させる伝達装置9とを
具備し、ガバナロープの引き上げ力が所定値未満のとき
は伝達装置の作動を妨げる方向へ、かつ所定値以上にな
ったときに伝達装置を作動させる方向へ、それぞれ弾性
力を負荷する引張りばね13を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何らかの要因でか
ごが異常速度で下降する際に作動してかごを緊急停止さ
せるエレベータ装置に係わり、特にかごの左右両側に取
付けられる非常止め装置を同期して安定的に動作させる
伝達装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ装置は、人が載るかごに連結
されるガバナロープを有し、かごの昇降速度を検出して
異常下降速度を検出したときガバナロープを引き上げる
調速機(ガバナ)と、ガバナロープが引き上げられた状
態でかごを緊急停止させるかごの左右両側に一対設けら
れる非常止め装置と、ガバナロープの引き上げ力を両非
常止め装置に伝達して同期して作動させる伝達装置とか
ら構成される。
【0003】図8は、従来のエレベータ装置を構成する
伝達装置を示す。ガバナロープaに加えられた引き上げ
力は、レバーbを介してシャフトcに伝えられ、これを
時計回り方向に回動せしめる。シャフトcとともにレバ
ーdが回動してリフトロッドeが引き上げられる。
【0004】同時に、シャフトcとともにレバーfが回
動し、連結ロッドjを図の左方向へスイング移動させ
る。このことから、レバーhを介してシャフトiが反時
計回り方向に回動し、このシャフトiに設けられるレバ
ーgが回動してリフトロッドkが引き上げられる。
【0005】各リフトロッドe,kの下端部には図示し
ない非常止め装置が連結されていて、リフトロッドe,
kの上昇にともなって各非常止め装置は同時に作動し、
かごに制動力をかけて緊急停止させるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このとき、左右の非常
止め装置を確実に同一のタイミングで制動をかける必要
がある。そのために伝達装置は、ガバナロープaからレ
バーbに伝えられた回転力を、リフトロッドeおよび連
結ロッドjを介してリフトロッドkに同期して伝達しな
ければならない。
【0007】これら一連の動作は、調速機から所定以上
の力(たとえば40Kgf以上)が加えられた状態で、
はじめて行われるものでなければならなず、動作の確実
性が要求されている。
【0008】上記伝達装置の動作を確実化するために、
レバーdの他端部にキャッチャMが備えられる。これ
は、図9(A)(B)に拡大して示すように、レバーd
の他端部にピンnを介して連結されるキャッチャシャフ
トpと、このキャッチャシャフトpの径方向に互いに対
向して設けられる一対のプラグq,rとから構成され
る。
【0009】上記キャッチャシャフトpの端部には径方
向に対向して一対のV字状溝s,sが設けられていて、
同一形状の上記プラグq,r先端部が掛合している。一
方のプラグqは支持台tに取付け固定されるが、他方の
プラグrは支持台tに圧縮ばねuを介して支持される。
【0010】すなわち、キャッチャシャフトpは一対の
プラグq,rによって位置が保持されていて、圧縮ばね
uの弾性力に打ち勝つ力がキャッチャシャフトpにかか
ることによって、はじめてシャフトcをはじめとする伝
達装置が非常止め装置を作動するようになっている。
【0011】このように従来のエレベータ装置において
は、ガバナロープaに一定力以上の力がかかってキャッ
チャMが動き始めたあとも、リフトロッドe,kを持ち
上げる力はガバナロープaに依存している。
【0012】このため、伝達装置内に何らかの異常負荷
が発生すると、たとえ一旦はキャッチャシャフトpが移
動してプラグq,r先端からV字状溝s,sが抜け出て
も、キャッチャシャフトpが所定量変位しない事態も危
惧される。
【0013】すなわち、一方のプラグrは圧縮ばねuに
よって常にキャッチャシャフトpを弾性的に押圧付勢し
ているから、たとえV字状溝s,sが上記プラグq,r
先端から抜け出ても、その直後にキャッチャシャフトp
の移動を阻止する虞れもあり、信頼性の面で完璧である
とは言い難い。
【0014】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、通常使用時において
は容易に誤動作せず、かごが異常速度で下降した場合に
は、左右両側の非常止め装置を瞬時に、かつ確実に作動
させてかごを緊急停止させる伝達装置を備え、信頼性お
よび安全性を向上させたエレベータ装置を提供しようと
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、本発明のエレベータ装置は、請求項1として、人を
載せるかごに連結されるガバナロープを有し、かごの昇
降速度の検出をなすとともに、かごの異常下降速度を検
出した状態で上記ガバナロープを引き上げる調速機と、
この調速機の上記ガバナロープが引き上げられた状態で
かごを緊急停止させる、かごの左右両側に設けられる一
対の非常止め装置と、上記ガバナロープの引き上げ力を
上記非常止め装置に伝達し、これら非常止め装置を作動
させる伝達装置とを具備したエレベータ装置において、
上記ガバナロープの引き上げ力が所定値未満のときは上
記伝達装置の作動を妨げる方向へ、かつガバナロープの
引き上げ力が所定値以上になったときに上記伝達装置を
作動させる方向へ、それぞれ弾性力を負荷することを特
徴とする。
【0016】請求項2として、請求項1記載のエレベー
タ装置において上記弾性力を負荷する手段として、トグ
ルばねを用いたことを特徴とする。
【0017】請求項3として、請求項1記載のエレベー
タ装置において上記弾性力を負荷する手段として、引張
りばねを用いたことを特徴とする。
【0018】請求項4として、請求項1記載のエレベー
タ装置において上記弾性力を負荷する手段として、トグ
ルばね作用をなす圧縮ばねを用いたことを特徴とする。
【0019】請求項5として、請求項1記載のエレベー
タ装置において上記弾性力を負荷する手段として、トグ
ルばね作用をなす曲り板ばねを用いたことを特徴とす
る。
【0020】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、かごが異常速度で下降した場合には、伝達
装置は左右の非常止め装置を瞬時に、かつ確実に動作さ
せて、かごを確実に緊急停止させる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1において、1は人が載
るかごであり、建物の最上部に配置される図示しない巻
き上げ機から垂下するメインロープ2の一端部に吊持さ
れる。上記メインロープ2の他端部には図示しないカウ
ンタウエイトが取付けられていて、かごおよび積載荷重
の総重量と釣り合いの取れる重量が選択される。
【0022】上記かご1の上下部で、かつ左右両側にガ
イドシュー3…が設けられていて、建物の最下部から最
上部に亘って設けられるガイドレール4,4を両側から
挟んで掛合している。かご1の種類によっては、上記ガ
イドシュー3の代わりにガイドローラが用いられること
もある。
【0023】巻き上げ機を回転駆動することにより、メ
インロープ2が昇降され人が載ったかご1はカウンタウ
エイトとバランスをとった状態で昇降させられる。ガイ
ドシュー3…はガイドレール4,4に常に掛合している
ところから、かご1は横ぶれなど生じることなく安定し
た姿勢を保持する。
【0024】上記メインロープ2と並行してガバナロー
プ5が張られている。このガバナロープ5は上記巻き上
げ機の近傍位置に配置される調速機(ガバナ)6と、基
礎床面に配置されるガバナテンション7にそれぞれ取付
けられるプーリ6a,7a相互間を無端走行自在に掛け
渡される。
【0025】上記ガバナロープ5の中間部に設けられる
ソケット8は、後述する伝達装置9を介して上記かご1
に連結される。すなわち、ガバナロープ5はかご1の昇
降移動と一体になって走行し、この走行速度であるかご
1の昇降速度を上記調速機6が検出する。
【0026】上記かご1の左右両側部下端には非常止め
装置10,10が設けられていて、上記伝達装置9はガ
バナロープ5の保持力を左右一対の非常止め装置10,
10に伝達し、これらを同期して作動させるようになっ
ている。
【0027】上記伝達装置9はかご1の上面部に載設さ
れていて、ガバナロープ5の保持力を直接上記非常止め
装置10,10に伝える左右一対の伝達機構11A,1
1Bと、これら伝達機構11A,11Bの動きを同期さ
せるための連結体12と、ガバナロープ5の保持力が一
定値以上になったときにはじめてこれら伝達機構11
A,11Bと連結体12を作動させる力制御機構13と
から構成される。
【0028】つぎに、図2にもとづいて、伝達装置9の
詳細を説明する。
【0029】図の左側の上記伝達機構11Aは、上枠1
4aと上枠14bの一側部に亘って支持されるシャフト
15Aと、このシャフト15Aに一端部が嵌着固定さ
れ、他端部が上記ガバナロープ5中間部のソケット8に
ピン16を介して回動自在に連結されるレバー17B
と、シャフト15Aに一端部が嵌着固定され他端部がリ
フトロッド18Aの上端部に連結固定されるレバー17
Cとから構成される。
【0030】上記リフトロッド18Aの下端部はかご1
の一側部に沿って垂下しており、かご1の下端部に配置
される一方の上記非常止め装置10に連結される。この
リフトロッド18Aが所定量だけ引き上げられたとき、
はじめて一方の非常止め装置10を作動するようになっ
ている。
【0031】図の右側の伝達機構11Bは、上記シャフ
ト15Aとは所定間隔を存して並行になるよう、上枠1
4aと上枠14bの他側部に亘って支持されるシャフト
15Bと、このシャフト15Bに一端部が嵌着固定さ
れ、他端部がリフトロッド18Bの上端部に連結固定さ
れるレバー17Fとから構成される。
【0032】上記リフトロッド18Bの下端部はかご1
の一側部に沿って垂下しており、かご1の下端部に配置
される他方の上記非常止め装置10に連結される。この
リフトロッド18Bが所定量だけ引き上げられたとき、
はじめて他方の非常止め装置10を作動するようになっ
ている。
【0033】上記連結体12は、伝達機構11Aと伝達
機構11Bを連結するものであり、シャフト15Aおよ
びシャフト15Bにそれぞれ一端部が嵌着固定されるレ
バー17Dおよびレバー17Eと、これらレバー17
D,17Eの他端部相互間に亘ってピンを介して設けら
れ、レバー17D,17Eを連結する連結ロッド19と
から構成される。
【0034】この連結ロッド19は、レバー17Dとレ
バー17Eに接続されるロッドがそれぞれ別体のもので
あり、かつロッド端部相互はターンバックル20を介し
て連結される。このターンバックル20のねじ部を回す
ことにより、連結ロッド19の有効長さを調整でき、そ
の結果、後述するように左右の伝達機構11A,11B
の動作タイミングを同期させるための調整を可能として
いる。
【0035】上記力制御機構13は、上記レバー17B
の中間部に設けられるピン21にその一端部が掛止さ
れ、他端部が上枠14aに適宜な手段で取付け固定され
る弾性体からなり、ここでは弾性体として引張りばねが
用いられる。以下、力制御機構を引張りばね13と呼
ぶ。
【0036】なお、上記非常止め装置10の詳細は図示
しないが、上記ガイドレール4の両側面に配置され、上
記リフトロッド18A,18Bのそれぞれ下端部に設け
られて常時はかご1と一体に昇降駆動されるくさびと、
これらくさびの外側に斜め一列になって設けられる複数
のローラとから構成される。上記複数のローラは、かご
1の下枠に支持されており、それ自体は支軸に回転自在
に軸支されるが、上記支軸は下枠に取付け固定される。
【0037】したがって、リフトロッド18A,18B
の上昇にともなってくさびが引き上げられると、このく
さびはガイドレールとローラ列との間に挿入して摩擦力
を受ける。ついには、くさびはガイドレールを両側から
締め付けて、かご1に制動力をかけるようになってい
る。
【0038】しかして、何らかの理由でかご1が設定速
度よりも極めて速い速度で下降すると、ガバナロープ5
を介して調速機6が検知しガバナロープ5を引き上げて
落下防止用の保持力を加える。
【0039】調速機6からガバナロープ5に加えられた
力は、レバー17Bを介しシャフト15Aに伝えられ、
これを時計回り方向に回動せしめる。シャフト15Aと
ともにレバー17Cが回動してリフトロッド18Aが引
き上げられる。
【0040】同時に、シャフト15Aとともにレバー1
7Dが回動し、連結ロッド19を所定方向にスイング移
動させる。このことから、レバー17Eを介してシャフ
ト15Bの回動するところとなり、このシャフト15B
に設けられるレバー17Fが回動してリフトロッド18
Bが引き上げられる。
【0041】各リフトロッド18A,18Bは非常止め
装置10を構成するくさびを引き上げてローラとガイド
レール4との間に挿入させ、よってかご1に緊急制動を
かけて安全に停止させられる。
【0042】なお、このとき左右の非常止め装置10,
10は左右のガイドレール4,4に同一のタイミングで
制動をかける必要がある。そのためには、ガバナロープ
5からレバー17Bに伝えられた回転力をリフトロッド
18Aと、連結体12を介してリフトロッド18Bに同
期して伝達しなければならない。
【0043】つぎに、各伝達機構11A,11Bを同期
して作動させるための力制御機構である引張りばね13
の作用について、図3と、図4の引張りばね13に対す
る荷重とたわみ変形の変化グラフとにもとづいて詳述す
る。
【0044】引張りばね13の固定端Bと固定端Aとを
結ぶ線である中心線CLaと、レバー17Bの中心線C
Lb間に所定角度θが形成される。引張りばね13は自
由長からたわみδ1を形成するよう引き延ばされ、全長
L1の状態で固定端Aと固定端Bとの間に張設される。
【0045】このときの引張りばね13の弾性反発力で
ある引張り力をPoとすると、レバー17Bの中心軸C
Lbに沿う分力Ptと、固定端Aの接線方向に分力Pr
が発生する。
【0046】レバー17Bはシャフト15Aを支点とし
て回動するが、はじめの状態から角度αだけ回動したと
ころで、この中心軸CLbと引張りばね13の中心軸C
Laが一致する。そして、ここで引張りばね13はさら
にδ2だけ伸張し、たわみ変形することになる。
【0047】上記レバー17Bにおいて、シャフト15
Aの軸支位置から引張りばね13の固定端Aである掛止
位置までの距離をLp、他端のガバナロープ5掛止位置
である点Qまでの距離をLfとしたとき、点Qにおいて
ガバナロープ5からの張力(引き上げ力)をFoとする
と、その分力Fr,Ftが形成される。なお、ここでF
oに対するFrのなす角度αが先に説明したαと同一に
なる。
【0048】そして、引張りばね13によりレバー17
Bをシャフト15Aを中心にして反時計回り方向に回動
させようとするモーメントMlは、 Ml=Pr×Lp=Po×sinθ×Lp …(1) 一方、ガバナロープ5からの張力Foによってレバー1
7Bが時計回り方向に回動させようとするモーメントM
rは、 Mr=Fr×Lf=Fo×cosα×Lf …(2) すなわち、 Ml < Mr …(3) の状態となれば、レバー17Bはシャフト15Aを中心
にして時計回り方向に回動を開始することになる。
【0049】また、引張りばね13によりレバー17B
を反時計回り方向に回動しようとする力は、引張りばね
13の中心軸CLaとレバー17Bの中心軸CLbとが
一致するθ=0の点で最小となり、 Ml=Ps×sinθ×Lp=0 …(4) となる。
【0050】θ=0の点を越えると、引張りばね13の
力はレバー17Bを時計回り方向に回動しようとする力
に反転する。したがって、両伝達機構11A,11Bを
同期して作動させるための荷重は、このMlの最大値に
設定する必要がある。
【0051】つぎに、引張りばね13によるレバー17
Bに対する具体的な作用について説明する。図5(A)
に示すように、通常は引張りばね13を伸張し固定端A
としてレバー17Bの中間部のピン21に掛止している
ところから、引張りばね13の弾性反発力が作用してレ
バー17Bをシャフト15Aを支点として反時計回り方
向に回動するよう作用する。
【0052】この引張りばね13には所定以上の力がか
かるまで収縮変形しない初期圧縮力がかけられることに
なり、かご1の昇降時に発生する縦揺れや、加速度によ
る張力もしくは故意にかご1を揺らすことによって生じ
るかご1の揺れ程度では少しの影響もないよう設定され
る。
【0053】何らかの理由でかご1が異常下降をなすと
調速機6はこれを検知してガバナロープ5に一定(引張
りばね13の初期張力)以上の力を作用する。ガバナロ
ーブ5と一体のレバー17Bがシャフト15Aを中心に
時計回り方向に回動する。
【0054】したがって、レバー17Bに設けられるピ
ン21が同方向に移動し、ここに一端が掛止された引張
りばね13が引き延ばされる。よって引張りばね13に
弾性反発力が作用してレバー17Bを反時計回り方向に
引き戻そうとする。
【0055】ガバナロープ5を引き上げる力が弱い場
合、たとえばかご1内の乗客が故意に飛び跳ねたりした
ときや、かご1が正常昇降速度と異常昇降速度との間を
出入りしているときなどは、引張りばね13の弾性反発
力が打ち勝ってレバー17Bを元の状態に戻す。
【0056】図5(B)に示すように、かご1が所定速
度を大幅に越えた異常昇降であれば、引張りばね13は
弾性反発力を作用する余裕がなく引き延ばされ、ついに
はレバー17Bの中心線CLbと引張りばね13の中心
線CLaとが一致する位置に到達する。ここではレバー
17Bを元の位置に引き戻そうとする引張りばね13の
力はゼロとなる。
【0057】図5(C)に示すように、レバー17Bの
回動位置がレバー17Bの中心線CLbと引張りばね1
3の中心線CLaとが一致する位置を通過した途端、引
張りばね13はいわゆるトグルばねとして弾性反発力が
レバー17Bを時計回り方向に回動させる力となって作
用する。
【0058】すなわち、レバー17Bは極く短時間、ほ
とんど瞬時に、確実に回動してシャフト15Aとシャフ
ト15Bを回動させ、したがって両非常止め装置10,
10が同期してかご1を緊急停止させる。
【0059】このように、部品点数が少なく簡素な構成
でありながら、より信頼性の高い力伝達機構13を備え
た伝達装置9が実現できる。
【0060】図6に、第2の実施の形態の力伝達機構1
3Aを備えた伝達装置9Bを示す。ここでは、ガバナロ
ープ5とシャフト15Aとを連結するレバー17Ba
は、シャフト15A側端部において終端となっている。
代わって、シャフト15Aに嵌着されるレバー17Ca
がシャフト15Aからリフトロッド18Aとは反対側に
延長され、この端部に力制御機構を構成する圧縮ばね1
3Aの一端部が掛止される。
【0061】このことを除く各伝達機構11A,11B
と連結体12の構成は先に説明した第1の実施の形態の
構成と同様であるので、同番号を付して新たな説明は省
略する。
【0062】上記圧縮ばね13Aはコイル状に形成され
ていて、その一端がレバー17Caに固定端Cとして取
付け固定され、他端が固定端Dとして上枠14bに適宜
な手段で取付け固定されている。したがって、上記圧縮
ばね13Aはシャフト15Aを中心としてレバー17C
aを反時計回り方向に回動するよう弾性的に押圧付勢し
ている。
【0063】かご1が何らかの理由で所定速度を越えて
下降すると、ガバナロープ5は一定の保持力で引き上げ
られ、レバー17Baはシャフト15Aを中心として時
計回り方向に回動しようとする。
【0064】レバー17Baの回動モーメントは、シャ
フト15Aを介してレバー17Caに伝達し、固定端C
−D間に取付けられる圧縮ばね13Aを圧縮するよう作
用する。
【0065】この圧縮ばね13Aには所定以上の力がか
かるまで収縮変形しない初期圧縮力がかけられていて、
かご1の昇降時に発生する縦揺れや、加速度による張力
もしくは故意にかごを揺らすことによって生じるかご1
の揺れ程度では少しの影響もないよう設定される。
【0066】上記ガバナロープ5に対する引き上げ力が
所定値以上になると、はじめて圧縮ばね13Aが圧縮さ
れてレバー17Caがシャフト15Aを中心に時計回り
方向に回動する。
【0067】レバー17Caの中心軸と圧縮ばね13A
の中心軸とがなす角度θが0になるまでは、圧縮ばね1
3Aの弾性反発力によってレバー17Caを元の位置に
押し戻そうとする力が働く。ところが、上記角度θが0
を過ぎれば、圧縮ばね13Aはレバー17Caをさらに
回転させる方向に弾性力を作用させる。
【0068】したがって、圧縮ばね13Aはトグルばね
作用をなし、レバー17Caはレバー17Baとともに
極く短時間、ほとんど瞬時に、確実に回動する。この回
動力は連結体12を介して他方の伝達機構11Bに伝達
するところとなり、両側の非常止め装置10,10を確
実に同期して作動させ、かご1は緊急停止する。
【0069】このように、部品点数が少なく簡素な構成
でありながら、より信頼性の高い力力制御機構13Aを
備えた伝達装置9Aが実現できる。
【0070】図7に、第3の実施の形態の力制御機構1
3Bを備えた伝達装置9Bを示す。先に説明したレバー
17Caの端部に力制御機構を構成する曲り板ばね13
Bの一端部が掛止される。
【0071】このことを除く各伝達機構11A,11B
と連結体12の構成は先に説明した第1の実施の形態の
構成と同様であるので、同番号を付して新たな説明は省
略する。
【0072】上記曲り板ばね13Bは両端部の相互間が
半円状に湾曲形成されていて、その一端がレバー17C
aに固定端Eとしてピンを介して回動自在に連結され、
他端が固定端Fとしてピンを介して上枠14bに適宜な
手段で連結されている。したがって、上記曲り板ばね1
3Bはシャフト15Aを中心としてレバー17Caを反
時計回り方向に回動するよう弾性的に押圧付勢してい
る。
【0073】かご1が何らかの理由で所定速度を越えて
下降すると、ガバナロープ5は一定の保持力で引き上げ
られ、レバー17Baはシャフト15Aを中心として時
計回り方向に回動しようとする。
【0074】レバー17Baの回動モーメントは、シャ
フト15Aを介してレバー17Caに伝達し、固定端E
−F間に取付けられる曲り板ばね13Bを圧縮するよう
作用する。
【0075】この曲り板ばね13Bには所定以上の力が
かかるまで収縮変形しない初期圧縮力がかけられてい
て、かご1の昇降時に発生する縦揺れや、加速度による
張力もしくは故意にかごを揺らすことによって生じるか
ごの揺れ程度では少しの影響もないよう設定される。
【0076】上記ガバナロープ5に対する引き上げ力が
所定値以上になると、はじめて曲り板ばね13Bが圧縮
されてレバー17Caがシャフト15Aを中心に時計回
り方向に回動する。
【0077】レバー17Caの中心軸と圧縮ばね13A
の中心軸とがなす角度θが0になるまでは、曲り板ばね
13Bの弾性反発力によってレバー17Caを元の位置
に押し戻そうとする力が働く。ところが、上記角度θが
0を過ぎれば、曲り板ばね13Bはレバー17Caをさ
らに回転させる方向に弾性力を作用させる。
【0078】したがって、曲り板ばね13Bはトグルば
ね作用をなし、レバー17Caはレバー17Baととも
に極く短時間、ほとんど瞬時に、確実に回動する。この
回動力は連結体12を介して他方の伝達機構11Bに伝
達するところとなり、両側の非常止め装置10,10を
確実に同期して作動させ、かご1は緊急停止する。
【0079】このように、部品点数が少なく簡素な構成
でありながら、より信頼性の高い力力制御機構13Bを
備えた伝達装置9Bが実現できる。
【0080】なお、以上述べた力伝達機構13,13
A,13Bは全てばねから構成されるものであるが、実
際にはこれに限定されるものではなく、要は、ガバナロ
ープ5の引き上げ力が所定値以上になったときに伝達機
構11A,11Bを作動させるための力の制御を単一の
弾性体で行う構成であることが好ましい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一の弾性体を用いた簡素な構成であり、かごが異常速度
で下降した場合には、左右両側の非常止め装置を同期し
て瞬時に、かつ確実に作動させてかごを緊急停止させ、
信頼性と安全性の向上を得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の、エレベータ装置を概略
的に示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる、力制御機
構を備えた伝達装置の一部省略した構成図。
【図3】同実施の形態に係わる、レバーBにかかる力を
説明する図。
【図4】同実施の形態に係わる、引張りばねの荷重に対
するたわみ変形の特性図。
【図5】同実施の形態に係わる、レバーBに対する引張
りばねの作用を説明する図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる、力制御機
構を備えた伝達装置の一部省略した構成図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係わる、力制御機
構を備えた伝達装置の一部省略した構成図。
【図8】従来の、力制御機構を備えた伝達装置の一部省
略した構成図。
【図9】同従来の、力制御機構の構成図。
【符号の説明】
1…かご、 5…ガバナロープ、 6…調速機、 10…非常止め装置、 9,9A,9B…伝達装置、 11A,11B…伝達機構、 12…連結体、 13…力制御機構(引張りばね)、 13A…圧縮ばね、 13B…曲り板ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 透 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 田中 和宏 東京都品川区北品川6丁目5番27号 東芝 エレベータ株式会社内 Fターム(参考) 3F304 CA13 DA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人を載せるかごに連結されるガバナロープ
    を有し、かごの昇降速度の検出をなすとともに、かごの
    異常下降速度を検出した状態で上記ガバナロープを引き
    上げる調速機と、 この調速機の上記ガバナロープが引き上げられた状態で
    かごを緊急停止させる、かごの左右両側に設けられる一
    対の非常止め装置と、 上記ガバナロープの引き上げ力を上記非常止め装置に伝
    達し、これら非常止め装置を作動させる伝達装置とを具
    備したエレベータ装置において、 上記ガバナロープの引き上げ力が所定値未満のときは上
    記伝達装置の作動を妨げる方向へ、かつガバナロープの
    引き上げ力が所定値以上になったときに上記伝達装置を
    作動させる方向へ、それぞれ弾性力を負荷することを特
    徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】上記弾性力を負荷する手段として、トグル
    ばねを用いたことを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タ装置。
  3. 【請求項3】上記弾性力を負荷する手段として、引張り
    ばねを用いたことを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タ装置。
  4. 【請求項4】上記弾性力を負荷する手段として、トグル
    ばね作用をなす圧縮ばねを用いたことを特徴とする請求
    項1記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】上記弾性力を負荷する手段として、トグル
    ばね作用をなす曲り板ばねを用いたことを特徴とする請
    求項1記載のエレベータ装置。
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