JP2000215569A - 媒体装着手段及びディスク駆動装置 - Google Patents
媒体装着手段及びディスク駆動装置Info
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- JP2000215569A JP2000215569A JP11012814A JP1281499A JP2000215569A JP 2000215569 A JP2000215569 A JP 2000215569A JP 11012814 A JP11012814 A JP 11012814A JP 1281499 A JP1281499 A JP 1281499A JP 2000215569 A JP2000215569 A JP 2000215569A
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- fixed
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は薄型化に適しディスクを装着固定開
放することができる媒体装着方法、媒体装着手段、ディ
スク駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 開放固定手段40は,クランプ部材41
を回動中心孔42を挟んで互いに反対側に固定部43と
開放部45とを設けてほぼ三日月形状に形成し、複数の
クランプ部材41を回転台手段10に放射状に設け,回
動自在に軸着したものである。クランプ部材41を回動
させることによって、ディスクを回転台手段10に中心
合わせをして装着し、固定し、さらに、ディスクを開放
して回転台手段10の上に持ち上げることができる。よ
って、ディスクを所定位置へ搬送するだけで装着、固
定、および開放動作を行うことができ、薄型で取り扱い
の容易なディスク駆動装置を提供することができる。
放することができる媒体装着方法、媒体装着手段、ディ
スク駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 開放固定手段40は,クランプ部材41
を回動中心孔42を挟んで互いに反対側に固定部43と
開放部45とを設けてほぼ三日月形状に形成し、複数の
クランプ部材41を回転台手段10に放射状に設け,回
動自在に軸着したものである。クランプ部材41を回動
させることによって、ディスクを回転台手段10に中心
合わせをして装着し、固定し、さらに、ディスクを開放
して回転台手段10の上に持ち上げることができる。よ
って、ディスクを所定位置へ搬送するだけで装着、固
定、および開放動作を行うことができ、薄型で取り扱い
の容易なディスク駆動装置を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】ディスク記録媒体を回転駆動
して信号を再生するディスク駆動装置であって、特に、
着脱自在にディスクを装着開放することのできる媒体装
着方法並びに媒体装着手段及びディスク駆動装置に関す
るものである。
して信号を再生するディスク駆動装置であって、特に、
着脱自在にディスクを装着開放することのできる媒体装
着方法並びに媒体装着手段及びディスク駆動装置に関す
るものである。
【0002】より具体的には、ディスク記録媒体を回転
駆動するに当たり、その回転手段(具体的にはスピンド
ルモータ)に取り付けられたターンテーブル上にディス
ク記録媒体を保持する機構に関するものである。ここ
で、ディスク記録媒体とは中心孔を有する同心円盤状媒
体を指し、その例として、旧EPレコード盤をはじめ、
MO、PD、CD、CD−ROM、CD−R、CD−R
W、DVD−ROM、DVD−RAM等の記録媒体が含
まれる。これ等を包括する総称として単にディスクと表
記するものとする。
駆動するに当たり、その回転手段(具体的にはスピンド
ルモータ)に取り付けられたターンテーブル上にディス
ク記録媒体を保持する機構に関するものである。ここ
で、ディスク記録媒体とは中心孔を有する同心円盤状媒
体を指し、その例として、旧EPレコード盤をはじめ、
MO、PD、CD、CD−ROM、CD−R、CD−R
W、DVD−ROM、DVD−RAM等の記録媒体が含
まれる。これ等を包括する総称として単にディスクと表
記するものとする。
【0003】
【従来の技術】従来のディスク装着方法について説明す
る。ディスクを装着するにはディスクの中心孔を装着装
置の中心に合わせる装着過程と,その後回転手段に固定
する固定過程の少なくとも2段階を必要とする。その装
着および固定をする方法として、従来から採用されてい
るような次に例示する3種類が挙げられる。一つめとし
て、操作者が自ら装着し、固定するものである。例えば
特開平9−147479に開示されているように、ユー
ザが自らディスクをもち、光ピックアップの構成部品で
あるターンテーブルに直接ディスクを取り付けるディス
ク自己保持(クランプ方式)があげられる。
る。ディスクを装着するにはディスクの中心孔を装着装
置の中心に合わせる装着過程と,その後回転手段に固定
する固定過程の少なくとも2段階を必要とする。その装
着および固定をする方法として、従来から採用されてい
るような次に例示する3種類が挙げられる。一つめとし
て、操作者が自ら装着し、固定するものである。例えば
特開平9−147479に開示されているように、ユー
ザが自らディスクをもち、光ピックアップの構成部品で
あるターンテーブルに直接ディスクを取り付けるディス
ク自己保持(クランプ方式)があげられる。
【0004】二つめとして、搬送機構により装着し上下
挟み込み機構により固定するものである。例えば特開平
6−84255に開示されているように、ローディング
機構によって、ディスクをターンテーブルまで搬送しセ
ンターハブ上に載置した後ディスクの上方向からクラン
パと呼ばれる磁性体を用いた固定部材がその磁気力によ
りディスクをターンテーブルに固定する機構である。搬
送する場合にカートリッジを収納するホルダを用いる場
合や、ディスクを載置するトレイを用いる場合がある。
挟み込み機構により固定するものである。例えば特開平
6−84255に開示されているように、ローディング
機構によって、ディスクをターンテーブルまで搬送しセ
ンターハブ上に載置した後ディスクの上方向からクラン
パと呼ばれる磁性体を用いた固定部材がその磁気力によ
りディスクをターンテーブルに固定する機構である。搬
送する場合にカートリッジを収納するホルダを用いる場
合や、ディスクを載置するトレイを用いる場合がある。
【0005】三つめとして、搬送機構が搬送しつつ上下
移動して装着固定を行うものである。例えば、特開平9
−245411に開示されているように搬送機構自身が
搬送と垂直方向に移動して再生装置に装着するものであ
る。
移動して装着固定を行うものである。例えば、特開平9
−245411に開示されているように搬送機構自身が
搬送と垂直方向に移動して再生装置に装着するものであ
る。
【0006】以上の各装着方法はクランパや搬送機構が
ディスク搬送方向と垂直方向に移動するための上下移動
機構を必要とし、複雑な移動機構とその移動空間を必要
とした。また操作者が回転手段に装着するには、操作し
やすい位置まで回転手段を引き出すために移動させる必
要があり、やはり移動機構と移動空間を必要とした。
ディスク搬送方向と垂直方向に移動するための上下移動
機構を必要とし、複雑な移動機構とその移動空間を必要
とした。また操作者が回転手段に装着するには、操作し
やすい位置まで回転手段を引き出すために移動させる必
要があり、やはり移動機構と移動空間を必要とした。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータ装置は小型軽量化が進行し、コンピュータ装置の
外部記憶装置に使用されるディスク装置も、小型軽量
化、薄型化が要求されている。そのため、引き出し移動
機構や上下移動機構が薄型にする為の障害になって薄型
にするには限界があった。また、より快適なコンピュー
タの操作性を提供するために操作者による装着操作を必
要としないディスク駆動装置が要求されるようになって
きている。
ュータ装置は小型軽量化が進行し、コンピュータ装置の
外部記憶装置に使用されるディスク装置も、小型軽量
化、薄型化が要求されている。そのため、引き出し移動
機構や上下移動機構が薄型にする為の障害になって薄型
にするには限界があった。また、より快適なコンピュー
タの操作性を提供するために操作者による装着操作を必
要としないディスク駆動装置が要求されるようになって
きている。
【0008】本発明は小型軽量化、薄型化に適した構造
のディスク駆動装置であって、引き出し移動機構や上下
移動機構を不要にして装置全体を薄型に構成すると共
に、ディスクの自動装着および自動固定並びに自動開放
を可能にした媒体装着方法並びに媒体装着手段及びディ
スク駆動装置を提供することを目的とする。
のディスク駆動装置であって、引き出し移動機構や上下
移動機構を不要にして装置全体を薄型に構成すると共
に、ディスクの自動装着および自動固定並びに自動開放
を可能にした媒体装着方法並びに媒体装着手段及びディ
スク駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、円盤状媒体に設けら
れた中心孔に嵌合する突出部を有する回転台手段と、回
動中心孔を有し回動中心孔を挟んで互いに反対側に固定
部と開放部とを設けてほぼ三日月形状に形成した固定開
放手段とを有し、回転台手段の突出部の周囲に放射状に
固定開放手段を回動自在に軸支し、固定開放手段を回動
駆動する回動手段を回転台手段に収納し、固定開放手段
を所定方向に回動させて円盤状媒体を回転台手段に装着
し、固定し、および他の所定方向に回動させて円盤状媒
体を回転台手段から開放することを特徴とする媒体装着
手段およびこの媒体装着手段と円盤状媒体をその円盤面
の方向に搬送する搬送手段とを有するディスク駆動装置
である。
するためになされたものであって、円盤状媒体に設けら
れた中心孔に嵌合する突出部を有する回転台手段と、回
動中心孔を有し回動中心孔を挟んで互いに反対側に固定
部と開放部とを設けてほぼ三日月形状に形成した固定開
放手段とを有し、回転台手段の突出部の周囲に放射状に
固定開放手段を回動自在に軸支し、固定開放手段を回動
駆動する回動手段を回転台手段に収納し、固定開放手段
を所定方向に回動させて円盤状媒体を回転台手段に装着
し、固定し、および他の所定方向に回動させて円盤状媒
体を回転台手段から開放することを特徴とする媒体装着
手段およびこの媒体装着手段と円盤状媒体をその円盤面
の方向に搬送する搬送手段とを有するディスク駆動装置
である。
【0010】以上のように構成された固定開放手段を回
動動作させることによって、装着過程と固定過程とを一
度に同時に完了するように構成したものである。さらに
他の方向に回動動作させることによって、円盤状媒体を
回転台手段から開放するように構成したものである。し
たがって、回転台付近へ搬送されたディスクは中心合わ
せされて回転台に装着され、しかも続けて固定される。
さらに固定されたディスクを開放し搬送位置へ戻すこと
もできる。その結果、引き出し移動機構や上下移動機構
が不要となって薄型化小型化することができる。また、
操作者は自ら装着し、固定し、開放する必要が無くな
り、より快適な操作性を有するディスク駆動装置が得ら
れる。
動動作させることによって、装着過程と固定過程とを一
度に同時に完了するように構成したものである。さらに
他の方向に回動動作させることによって、円盤状媒体を
回転台手段から開放するように構成したものである。し
たがって、回転台付近へ搬送されたディスクは中心合わ
せされて回転台に装着され、しかも続けて固定される。
さらに固定されたディスクを開放し搬送位置へ戻すこと
もできる。その結果、引き出し移動機構や上下移動機構
が不要となって薄型化小型化することができる。また、
操作者は自ら装着し、固定し、開放する必要が無くな
り、より快適な操作性を有するディスク駆動装置が得ら
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1から請求項4に
記載の発明は、円盤状媒体に設けられた中心孔に嵌合す
る突出部を有する回転台手段と、回動中心孔を有し回動
中心孔を挟んで互いに反対側に固定部と開放部とを設け
てほぼ三日月形状に形成した固定開放手段とを有し、回
転台手段の突出部の周囲に放射状に固定開放手段を回動
自在に軸支し、固定開放手段を回動駆動する回動手段を
回転台手段に収納し、固定開放手段を所定方向に回動さ
せて円盤状媒体を回転台手段に装着し、固定し、および
他の所定方向に回動させて円盤状媒体を回転台手段から
開放し搬送位置へ戻すことを特徴とする媒体装着方法及
び媒体装着手段としたものである。
記載の発明は、円盤状媒体に設けられた中心孔に嵌合す
る突出部を有する回転台手段と、回動中心孔を有し回動
中心孔を挟んで互いに反対側に固定部と開放部とを設け
てほぼ三日月形状に形成した固定開放手段とを有し、回
転台手段の突出部の周囲に放射状に固定開放手段を回動
自在に軸支し、固定開放手段を回動駆動する回動手段を
回転台手段に収納し、固定開放手段を所定方向に回動さ
せて円盤状媒体を回転台手段に装着し、固定し、および
他の所定方向に回動させて円盤状媒体を回転台手段から
開放し搬送位置へ戻すことを特徴とする媒体装着方法及
び媒体装着手段としたものである。
【0012】固定開放手段を回動動作させることによっ
て、ディスクの装着,固定を一度に同時に完了すること
ができる。さらに他の方向に回動動作させることによっ
て、ディスクを開放し搬送位置へ戻すものである。
て、ディスクの装着,固定を一度に同時に完了すること
ができる。さらに他の方向に回動動作させることによっ
て、ディスクを開放し搬送位置へ戻すものである。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、固定開
放手段を回動させて円盤状媒体を回転台手段から開放さ
せたとき固定部は回転台手段に収納されていることを特
徴とする媒体装着手段であって、開放された後のディス
クの搬送の障害にならないと言う作用を有するものであ
る。
放手段を回動させて円盤状媒体を回転台手段から開放さ
せたとき固定部は回転台手段に収納されていることを特
徴とする媒体装着手段であって、開放された後のディス
クの搬送の障害にならないと言う作用を有するものであ
る。
【0014】本発明の請求項6から請求項7に記載の発
明は、円盤状媒体をその円盤面の方向に搬送する搬送手
段と、請求項2に記載の媒体装着手段とを有することを
特徴とするディスク駆動装置であって、特に、媒体装着
手段は回転台手段の回転中心の軸を含む面の断面の厚み
が11.5mm以下に構成されていることを特徴とする
ディスク駆動装置である。
明は、円盤状媒体をその円盤面の方向に搬送する搬送手
段と、請求項2に記載の媒体装着手段とを有することを
特徴とするディスク駆動装置であって、特に、媒体装着
手段は回転台手段の回転中心の軸を含む面の断面の厚み
が11.5mm以下に構成されていることを特徴とする
ディスク駆動装置である。
【0015】上述の請求項1から請求項5に記載の作用
を有すると共に、厚みが11.5mm以下の薄型に構成
されていることを特徴とするものである。
を有すると共に、厚みが11.5mm以下の薄型に構成
されていることを特徴とするものである。
【0016】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、図を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態1によるディスク装置の平面図であって、ターン
テーブルの平面図を表わす。図2は図1のX−X線断面
図である。図1と図2において、回転台手段10は,デ
ィスク1を載置するターンテーブル11とディスクの中
心孔に嵌合するセンターハブ12とを有する。ターンテ
ーブル11は快削鋼(表面メッキ)をNC旋盤などを用
いて真円度約10ミクロンの精度で精度良く加工されス
ピンドルモータ(回転手段)20によって回転される。
ターンテーブル11の中央にはセンターハブ12が突出
形成されその突出面はテーパーを付けた斜面に形成され
ている。センターハブ12はディスク1の中央に形成さ
れた中心孔2に嵌合し、ディスク1をシャフト21の中
心軸に合わせることができる。このセンターハブ12の
突出量はターンテーブル11上にディスク1を装着した
ときのディスク1の厚さ以下に制限する。センターハブ
12には後述するクランプ部材41が突出し収納される
クランパ孔13が放射状に開口している。14はスリッ
プシートであって、ディスク1がターンテーブル11の
加減速に追随するように滑り摩擦を増加させるために設
ける。回転台手段10はスピンドルモータ20のシャフ
ト21に嵌着される。図中X−X線は内部構造を詳述す
るために設けた仮想の回転断面線である。
態について、図を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態1によるディスク装置の平面図であって、ターン
テーブルの平面図を表わす。図2は図1のX−X線断面
図である。図1と図2において、回転台手段10は,デ
ィスク1を載置するターンテーブル11とディスクの中
心孔に嵌合するセンターハブ12とを有する。ターンテ
ーブル11は快削鋼(表面メッキ)をNC旋盤などを用
いて真円度約10ミクロンの精度で精度良く加工されス
ピンドルモータ(回転手段)20によって回転される。
ターンテーブル11の中央にはセンターハブ12が突出
形成されその突出面はテーパーを付けた斜面に形成され
ている。センターハブ12はディスク1の中央に形成さ
れた中心孔2に嵌合し、ディスク1をシャフト21の中
心軸に合わせることができる。このセンターハブ12の
突出量はターンテーブル11上にディスク1を装着した
ときのディスク1の厚さ以下に制限する。センターハブ
12には後述するクランプ部材41が突出し収納される
クランパ孔13が放射状に開口している。14はスリッ
プシートであって、ディスク1がターンテーブル11の
加減速に追随するように滑り摩擦を増加させるために設
ける。回転台手段10はスピンドルモータ20のシャフ
ト21に嵌着される。図中X−X線は内部構造を詳述す
るために設けた仮想の回転断面線である。
【0017】20は回転手段たるスピンドルモータであ
る。21はシャフトであって、高速回転するために高硬
度で、かつ高い面精度を実現できる素材(例えばステン
レス鋼(SUS420J2)等)が用いられる。シャフト21の
外周には、軸受け22が配置されている。シャフト21
は軸受け22に数ミクロンのクリアランスで回動可能に
軸支される。この軸受け22には、コストを考慮して一
般的に焼結メタル等が使われ、特に性能が求められる場
合にボール(ベアリング)が用いられることもある。ス
ラスト軸受け23はシャフト21のスラスト荷重を受け
る。スラスト軸受け23は高強度の樹脂PPS等の高強
度で且つ摺動性の良い金属や樹脂が用いられる。
る。21はシャフトであって、高速回転するために高硬
度で、かつ高い面精度を実現できる素材(例えばステン
レス鋼(SUS420J2)等)が用いられる。シャフト21の
外周には、軸受け22が配置されている。シャフト21
は軸受け22に数ミクロンのクリアランスで回動可能に
軸支される。この軸受け22には、コストを考慮して一
般的に焼結メタル等が使われ、特に性能が求められる場
合にボール(ベアリング)が用いられることもある。ス
ラスト軸受け23はシャフト21のスラスト荷重を受け
る。スラスト軸受け23は高強度の樹脂PPS等の高強
度で且つ摺動性の良い金属や樹脂が用いられる。
【0018】軸受け22の外周には軸受けハウジング2
4が配置される。軸受け22はこの軸受けハウジング2
4に圧入し、スラスト受け23は軸受けハウジング24
に取り付けられる。軸受けハウジング24は、一般にB
sBM(しんちゅう)を用いるが、強磁性体の金属一
般、例えば快削鋼を用いることもある。さらに、軸受け
ハウジング24はベース15に固定される。ベース15
はたとえばSECEなどの磁性材料を用いる。
4が配置される。軸受け22はこの軸受けハウジング2
4に圧入し、スラスト受け23は軸受けハウジング24
に取り付けられる。軸受けハウジング24は、一般にB
sBM(しんちゅう)を用いるが、強磁性体の金属一
般、例えば快削鋼を用いることもある。さらに、軸受け
ハウジング24はベース15に固定される。ベース15
はたとえばSECEなどの磁性材料を用いる。
【0019】スピンドルモータ20は面対向DCブラシ
レスモータの構造を有する。ターンテーブル11の外周
部にはロータマグネット26が取り付けられている。こ
のロータマグネット26は、約0.5〜2mm程度の厚
さで複数(例えば8あるいは12)のN/S極に分割さ
れている。ロータマグネット26と所定の間隔を隔てて
あけて基板27が配置される。エッチングにより積層さ
れたプリントコイルが基板27に複数個形成され、アー
マチュアコイル(ステータコイル)として機能する。こ
の基板27は、薄型モータを実現するために、約1mm
以下の厚さとなっている。さらに、基板27と所定の間
隔をあけて、下ロータ28が配置されている。下ロータ
28は強磁性体で形成されロータヨークを構成すると共
に、ロータマグネット26とともに基板27のアーマチ
ュアコイルを挟んで、スピンドルモータ20に電磁駆動
力を発生させる。このようにターンテーブル11がモー
タとして磁気回路を構成するロータマグネット26と一
体化されており、装置の薄型化および部品点数の削減が
図られている。
レスモータの構造を有する。ターンテーブル11の外周
部にはロータマグネット26が取り付けられている。こ
のロータマグネット26は、約0.5〜2mm程度の厚
さで複数(例えば8あるいは12)のN/S極に分割さ
れている。ロータマグネット26と所定の間隔を隔てて
あけて基板27が配置される。エッチングにより積層さ
れたプリントコイルが基板27に複数個形成され、アー
マチュアコイル(ステータコイル)として機能する。こ
の基板27は、薄型モータを実現するために、約1mm
以下の厚さとなっている。さらに、基板27と所定の間
隔をあけて、下ロータ28が配置されている。下ロータ
28は強磁性体で形成されロータヨークを構成すると共
に、ロータマグネット26とともに基板27のアーマチ
ュアコイルを挟んで、スピンドルモータ20に電磁駆動
力を発生させる。このようにターンテーブル11がモー
タとして磁気回路を構成するロータマグネット26と一
体化されており、装置の薄型化および部品点数の削減が
図られている。
【0020】さらに、後述するクランプ部材41を回動
動作させるための駆動機構である往復動手段30につい
て説明する。本実施の形態1では往復動手段にリニアモ
ータなどに利用されるボイスコイルモータ(VCM)を
用いたものである。図2において、31はスライダであ
って、軸受けハウジング24の外周面をシャフト21の
軸方向に摺動移動する。その材質はアルミ等の軽量且つ
剛性を持ちコイルボビンを収納可能な絶縁材料で形成さ
れる。32はスライダスプリングである。スライダスプ
リング32は軸受けハウジング24とスライダ31との
間に掛け渡され、スライダ31をシャフト21の軸方向
に押圧付勢する。スライダスプリング32は円錐形状に
巻回形成された圧縮コイルバネである。スライダスプリ
ング32を最も圧縮した時(図2参照)にそのコイル線
径の累積した長さによりスライダ31のボトム位置を妨
げないように形成されている。さらに、スライダ31の
ターンテーブル11側の端面にフランジ37を配置す
る。なお、加工組立に支障がなければスライダ31と一
体に構成しても良い。フランジ37の外周部分はクラン
プ部材41に当接し、クランプ部材41を回動させるト
ルクを与える。
動作させるための駆動機構である往復動手段30につい
て説明する。本実施の形態1では往復動手段にリニアモ
ータなどに利用されるボイスコイルモータ(VCM)を
用いたものである。図2において、31はスライダであ
って、軸受けハウジング24の外周面をシャフト21の
軸方向に摺動移動する。その材質はアルミ等の軽量且つ
剛性を持ちコイルボビンを収納可能な絶縁材料で形成さ
れる。32はスライダスプリングである。スライダスプ
リング32は軸受けハウジング24とスライダ31との
間に掛け渡され、スライダ31をシャフト21の軸方向
に押圧付勢する。スライダスプリング32は円錐形状に
巻回形成された圧縮コイルバネである。スライダスプリ
ング32を最も圧縮した時(図2参照)にそのコイル線
径の累積した長さによりスライダ31のボトム位置を妨
げないように形成されている。さらに、スライダ31の
ターンテーブル11側の端面にフランジ37を配置す
る。なお、加工組立に支障がなければスライダ31と一
体に構成しても良い。フランジ37の外周部分はクラン
プ部材41に当接し、クランプ部材41を回動させるト
ルクを与える。
【0021】33はストッパであって、スライダ31の
上昇位置を規制するとともに、ディスク1を固定した時
にフランジ37がクランプ部材41やセンターハブ12
に接触するのを防止する。34はリニアマグネットであ
って、強磁性体を円筒状に形成しコイル35及びスライ
ダ31の外周をシャフト21と同軸状に配置される。リ
ニアマグネット34はシャフト21の軸中心線に対して
直角な面(即ちスピンドルモータ20の半径方向)に磁
極が着磁されている。36はバックヨークであって、軸
受けハウジング24とリニアマグネット34との間の磁
束を効率よく発生させる機能を有する。以上の構成によ
り、コイル19に通電するとコイル電流が磁束を横切る
ことにより、スライダ31が軸受けハウジング24の外
周面を上下方向に移動し、フランジ37がクランプ部材
41に回動トルクを与える。以上に説明した本発明の実
施の形態1は、スライダ31がコイル35を伴って移動
することからムービングコイル型を構成する。
上昇位置を規制するとともに、ディスク1を固定した時
にフランジ37がクランプ部材41やセンターハブ12
に接触するのを防止する。34はリニアマグネットであ
って、強磁性体を円筒状に形成しコイル35及びスライ
ダ31の外周をシャフト21と同軸状に配置される。リ
ニアマグネット34はシャフト21の軸中心線に対して
直角な面(即ちスピンドルモータ20の半径方向)に磁
極が着磁されている。36はバックヨークであって、軸
受けハウジング24とリニアマグネット34との間の磁
束を効率よく発生させる機能を有する。以上の構成によ
り、コイル19に通電するとコイル電流が磁束を横切る
ことにより、スライダ31が軸受けハウジング24の外
周面を上下方向に移動し、フランジ37がクランプ部材
41に回動トルクを与える。以上に説明した本発明の実
施の形態1は、スライダ31がコイル35を伴って移動
することからムービングコイル型を構成する。
【0022】次にクランプ部材41を含む固定開放手段
40について説明する。図3は図2の要部拡大図であ
る。図2と図3において、ターンテーブル11の各クラ
ンパ孔13の裏面内部には回動軸15が設けられ、クラ
ンプ部材41の回動中心孔42が回動自在に軸支され
る。このクランプ部材41は、ディスク1の中心孔2の
縁部に係止してディスク1を固定する機能を有し、中心
孔2の縁部に係止する固定部43が形成されている。さ
らに、センターハブ12と相まって、ディスク1の中心
を整合させるために突起部44が設けられる。また、デ
ィスク1をセンターハブ12から開放してディスク表面
がセンターハブ12の上面を乗り越える位置(後述する
ディスク移動位置)まで持ち上げる機能を有し、開放部
45が形成される。このクランプ部材41は回動するこ
とによって、ディスク1の固定開放動作を行うから、固
定部43と開放部45とは回動中心孔42を挟んで互い
に反対側に形成される。したがって、クランプ部材41
はほぼ三日月形状に形成される。
40について説明する。図3は図2の要部拡大図であ
る。図2と図3において、ターンテーブル11の各クラ
ンパ孔13の裏面内部には回動軸15が設けられ、クラ
ンプ部材41の回動中心孔42が回動自在に軸支され
る。このクランプ部材41は、ディスク1の中心孔2の
縁部に係止してディスク1を固定する機能を有し、中心
孔2の縁部に係止する固定部43が形成されている。さ
らに、センターハブ12と相まって、ディスク1の中心
を整合させるために突起部44が設けられる。また、デ
ィスク1をセンターハブ12から開放してディスク表面
がセンターハブ12の上面を乗り越える位置(後述する
ディスク移動位置)まで持ち上げる機能を有し、開放部
45が形成される。このクランプ部材41は回動するこ
とによって、ディスク1の固定開放動作を行うから、固
定部43と開放部45とは回動中心孔42を挟んで互い
に反対側に形成される。したがって、クランプ部材41
はほぼ三日月形状に形成される。
【0023】さらに、クランプ部材41はフランジ37
に当接し、フランジ37によって回動動作が起動され
る。その当接する部分には当接面46が形成され効率良
く回動動作が起動される。また、回動動作が起動された
後はスライダ31の推力によらず回動動作が継続される
ようにカム面部47が形成され、カム面部47は押圧板
48によってシャフト21の軸方向に押圧付勢される。
さらに押圧板48は環状平板に形成され、ターンテーブ
ル11の裏面内周部に往復動自在に環装される。押圧板
48はカム面部47に当接し、押圧付勢力によるカム面
との当接角度により回動トルクを生じるように押圧板4
8のカム面部47への当接面は平面部48aと斜面部4
8bとに形成されている。この押圧板48は圧縮コイル
バネであるクランプスプリング49により矢印Aの方向
に押圧付勢される。クランプスプリング29は押圧板4
8とターンテーブル11の裏面との間に掛け渡される。
前述の図1に例示したように、クランプ部材41はター
ンテーブル11上にシャフト21と同心状に均等間隔に
3個配置する。3個により中心孔2の中心を確定するこ
とができるからである。勿論3個に限定するものでな
く、4個、6個など中心孔2の径と押圧固定力により適
宜設計されるものである。
に当接し、フランジ37によって回動動作が起動され
る。その当接する部分には当接面46が形成され効率良
く回動動作が起動される。また、回動動作が起動された
後はスライダ31の推力によらず回動動作が継続される
ようにカム面部47が形成され、カム面部47は押圧板
48によってシャフト21の軸方向に押圧付勢される。
さらに押圧板48は環状平板に形成され、ターンテーブ
ル11の裏面内周部に往復動自在に環装される。押圧板
48はカム面部47に当接し、押圧付勢力によるカム面
との当接角度により回動トルクを生じるように押圧板4
8のカム面部47への当接面は平面部48aと斜面部4
8bとに形成されている。この押圧板48は圧縮コイル
バネであるクランプスプリング49により矢印Aの方向
に押圧付勢される。クランプスプリング29は押圧板4
8とターンテーブル11の裏面との間に掛け渡される。
前述の図1に例示したように、クランプ部材41はター
ンテーブル11上にシャフト21と同心状に均等間隔に
3個配置する。3個により中心孔2の中心を確定するこ
とができるからである。勿論3個に限定するものでな
く、4個、6個など中心孔2の径と押圧固定力により適
宜設計されるものである。
【0024】次に、上述の回動動作の起動と継続につい
て詳述する。図4は固定方向の回動動作の起動から継続
に至る過程を表す図で、図4(a)は起動を開始して回
動死点47aを通過する瞬間を、図4(b)は回動動作
が継続し固定位置へ向かう状態をそれぞれ表す。図5は
開放方向の回動動作の起動から継続に至る過程を表す図
で、図5(a)は起動を開始して回動死点47aを通過
する瞬間を、図4(b)は回動動作が継続し開放位置へ
向かう状態をそれぞれ表す。
て詳述する。図4は固定方向の回動動作の起動から継続
に至る過程を表す図で、図4(a)は起動を開始して回
動死点47aを通過する瞬間を、図4(b)は回動動作
が継続し固定位置へ向かう状態をそれぞれ表す。図5は
開放方向の回動動作の起動から継続に至る過程を表す図
で、図5(a)は起動を開始して回動死点47aを通過
する瞬間を、図4(b)は回動動作が継続し開放位置へ
向かう状態をそれぞれ表す。
【0025】まず、固定方向の起動の様子を図4(a)
に基づき説明する。フランジ37が矢印A方向に移動を
開始する。当接面46がフランジ37に押されて、クラ
ンプ部材41は矢印B方向に回動を開始する。フランジ
37は矢印B方向に移動を続け、ついに回動死点47a
が平面部48aを回転しつつ通過する。ここで、クラン
プ部材41のカム面部47はその回動角度と押圧板48
の当接面に応じた回動死点47a(カム面部47と押圧
板48との接触点から押圧板48の付勢方向に延長した
作用線が回動中心孔42を通る接触点を意味する。クラ
ンプ部材41に回動モーメントが生じない中立点。以下
同様)を持ち、回動死点47aを越えて押圧板48で押
されると、矢印B方向に回動する。次の瞬間に図4
(b)の状態に移り、カム面部47が斜面部48bによ
ってさらにA方向に押される。この時押圧板48との接
点は回動死点47aを通過してクランプ部材41をB方
向に回動させるトルクを生じる。その結果、クランプ部
材41はもはやフランジ37の推力を借りずに押圧板4
8の付勢力によって矢印B方向に回動を続け,固定部4
3はディスク1の中心孔2をC方向(固定位置方向)へ
誘引する。
に基づき説明する。フランジ37が矢印A方向に移動を
開始する。当接面46がフランジ37に押されて、クラ
ンプ部材41は矢印B方向に回動を開始する。フランジ
37は矢印B方向に移動を続け、ついに回動死点47a
が平面部48aを回転しつつ通過する。ここで、クラン
プ部材41のカム面部47はその回動角度と押圧板48
の当接面に応じた回動死点47a(カム面部47と押圧
板48との接触点から押圧板48の付勢方向に延長した
作用線が回動中心孔42を通る接触点を意味する。クラ
ンプ部材41に回動モーメントが生じない中立点。以下
同様)を持ち、回動死点47aを越えて押圧板48で押
されると、矢印B方向に回動する。次の瞬間に図4
(b)の状態に移り、カム面部47が斜面部48bによ
ってさらにA方向に押される。この時押圧板48との接
点は回動死点47aを通過してクランプ部材41をB方
向に回動させるトルクを生じる。その結果、クランプ部
材41はもはやフランジ37の推力を借りずに押圧板4
8の付勢力によって矢印B方向に回動を続け,固定部4
3はディスク1の中心孔2をC方向(固定位置方向)へ
誘引する。
【0026】次に開放方向の起動の様子を図5(a)に
基づき説明する。フランジ37が矢印D方向に移動を開
始する。当接面46がフランジ37に押されて、クラン
プ部材41は矢印E方向に回動を開始する。フランジ3
7は矢印D方向に移動を続け、ついに回動死点47aが
平面部48aを回転しつつ通過する。この時の回動死点
47aの働きは前述の固定方向と回動する向きが異なる
だけで、同様の動作を行う。次の瞬間に図5(b)の状
態に移り、カム面部47が平面部48aによってさらに
矢印Dの逆方向(A方向)に押される。この時押圧板4
8との接点は回動死点47aを通過してクランプ部材4
1をE方向に回動させるトルクを生じる。その結果、ク
ランプ部材41はもはやフランジ37の推力を借りずに
押圧板48の付勢力によって矢印E方向に回動を続け,
開放部45はディスク1をF方向(開放位置方向)へ持
ち上げる。さらにE方向へ回動すると、固定部43が中
心孔2から離反する方向に回動してセンターハブ12内
に格納されると共に、開放部45がセンターハブ12面
までせり出して、ディスク表面がセンターハブ12の上
面を乗り越える位置まで持ち上げられる。
基づき説明する。フランジ37が矢印D方向に移動を開
始する。当接面46がフランジ37に押されて、クラン
プ部材41は矢印E方向に回動を開始する。フランジ3
7は矢印D方向に移動を続け、ついに回動死点47aが
平面部48aを回転しつつ通過する。この時の回動死点
47aの働きは前述の固定方向と回動する向きが異なる
だけで、同様の動作を行う。次の瞬間に図5(b)の状
態に移り、カム面部47が平面部48aによってさらに
矢印Dの逆方向(A方向)に押される。この時押圧板4
8との接点は回動死点47aを通過してクランプ部材4
1をE方向に回動させるトルクを生じる。その結果、ク
ランプ部材41はもはやフランジ37の推力を借りずに
押圧板48の付勢力によって矢印E方向に回動を続け,
開放部45はディスク1をF方向(開放位置方向)へ持
ち上げる。さらにE方向へ回動すると、固定部43が中
心孔2から離反する方向に回動してセンターハブ12内
に格納されると共に、開放部45がセンターハブ12面
までせり出して、ディスク表面がセンターハブ12の上
面を乗り越える位置まで持ち上げられる。
【0027】以上の固定動作ではカム面部47と斜面部
48bとの接点が回動中心孔42よりも内周側にあるた
めに、押圧板48とクランプスプリング49とからなる
付勢手段により常に固定方向(B方向)へ回動付勢され
る。また、開放動作ではカム面部47と平面部48aと
の接点が回動中心孔42よりも外周側にあるために、押
圧板48とクランプスプリング49とからなる付勢手段
により常に開放方向(E方向)へ回動付勢される。即
ち、押圧板48とクランプスプリング49とからなる付
勢手段は、フランジ37がクランプ部材41を回動させ
る機能を補助し、クランプ部材41が固定位置と開放位
置とを保つ機能を補助する。
48bとの接点が回動中心孔42よりも内周側にあるた
めに、押圧板48とクランプスプリング49とからなる
付勢手段により常に固定方向(B方向)へ回動付勢され
る。また、開放動作ではカム面部47と平面部48aと
の接点が回動中心孔42よりも外周側にあるために、押
圧板48とクランプスプリング49とからなる付勢手段
により常に開放方向(E方向)へ回動付勢される。即
ち、押圧板48とクランプスプリング49とからなる付
勢手段は、フランジ37がクランプ部材41を回動させ
る機能を補助し、クランプ部材41が固定位置と開放位
置とを保つ機能を補助する。
【0028】従って、クランプ部材41は多少の振動等
の外乱が生じても固定位置と開放位置とを保持すること
ができる。さらに、次のような特筆すべき効果が生まれ
る。即ち、クランプ部材41のカム面部47に設けられ
た回動死点47aを通過する期間だけスライダ31はク
ランプ部材41に押し上げ力または押し下げ力を加えれ
ばよく、クランプ部材41の位置変更のトリガ動作であ
ればよい。従って、トリガに必要な期間だけスライダ3
1に通電すればよく、大幅な省エネルギーを実現するこ
とができる。
の外乱が生じても固定位置と開放位置とを保持すること
ができる。さらに、次のような特筆すべき効果が生まれ
る。即ち、クランプ部材41のカム面部47に設けられ
た回動死点47aを通過する期間だけスライダ31はク
ランプ部材41に押し上げ力または押し下げ力を加えれ
ばよく、クランプ部材41の位置変更のトリガ動作であ
ればよい。従って、トリガに必要な期間だけスライダ3
1に通電すればよく、大幅な省エネルギーを実現するこ
とができる。
【0029】なお、実施の形態1では往復動手段にボイ
スコイルモータを用いてスピンドルモータに組み込んだ
例を使って説明した。しかしながら、固定開放手段を回
動させるには例示した往復動手段に限定するものではな
い。例えばボイスコイルモータの変わりに円筒形ソレノ
イドをスピンドルモータに組み込んでもよく、あるいは
超小型ソレノイドをセンターハブに組み込んでも良い、
さらには固定開放手段とクランパ孔にマグネットとコイ
ルとを組み込んで固定開放手段を直接回動させても良
い。本発明は固定開放手段を回動動作させるための一実
施の形態として往復動手段を例示したのであって、この
往復動手段と上述の代替手段を総称して回動手段と呼ん
でも良いものである。なお、これらの代替手段は本発明
の主題とするところではないので、代替手段の説明を割
愛する。
スコイルモータを用いてスピンドルモータに組み込んだ
例を使って説明した。しかしながら、固定開放手段を回
動させるには例示した往復動手段に限定するものではな
い。例えばボイスコイルモータの変わりに円筒形ソレノ
イドをスピンドルモータに組み込んでもよく、あるいは
超小型ソレノイドをセンターハブに組み込んでも良い、
さらには固定開放手段とクランパ孔にマグネットとコイ
ルとを組み込んで固定開放手段を直接回動させても良
い。本発明は固定開放手段を回動動作させるための一実
施の形態として往復動手段を例示したのであって、この
往復動手段と上述の代替手段を総称して回動手段と呼ん
でも良いものである。なお、これらの代替手段は本発明
の主題とするところではないので、代替手段の説明を割
愛する。
【0030】(実施の形態2)次に、以上のように構成
された固定開放手段40を用いたディスク駆動装置の動
作を説明する。図6は図2の固定開放手段40を用いた
ディスク駆動装置の待機状態を表す図である。ディスク
1が搬送手段(図示省略)によって、回転台手段10へ
搬送される。この時、固定開放手段40は待機状態にあ
って、クランプ部材41はセンターハブ12の内部に収
納されている。なお、図6中クランプ部材41の部分図
に示しように、ディスク1の進入に対して、可能な限り
抵抗や障害をなくすため、開放部45の外周部分をなだ
らかな傾斜面にして開放斜面部45aに形成することも
ある。
された固定開放手段40を用いたディスク駆動装置の動
作を説明する。図6は図2の固定開放手段40を用いた
ディスク駆動装置の待機状態を表す図である。ディスク
1が搬送手段(図示省略)によって、回転台手段10へ
搬送される。この時、固定開放手段40は待機状態にあ
って、クランプ部材41はセンターハブ12の内部に収
納されている。なお、図6中クランプ部材41の部分図
に示しように、ディスク1の進入に対して、可能な限り
抵抗や障害をなくすため、開放部45の外周部分をなだ
らかな傾斜面にして開放斜面部45aに形成することも
ある。
【0031】搬送手段(図示省略)はディスク1を操作
者の取り扱い位置から回転台手段10へ搬送するもので
あって、例えば、ベルト、ローラ、ガイド上をキャリア
で搬送するもの等が用いられる。本発明の特徴を活用す
るために、従来の技術に例示したようなディスク面と垂
直方向に搬送することは不要であって、ディスク面と同
一方向に搬送するものであれば十分に機能を満足する。
者の取り扱い位置から回転台手段10へ搬送するもので
あって、例えば、ベルト、ローラ、ガイド上をキャリア
で搬送するもの等が用いられる。本発明の特徴を活用す
るために、従来の技術に例示したようなディスク面と垂
直方向に搬送することは不要であって、ディスク面と同
一方向に搬送するものであれば十分に機能を満足する。
【0032】搬送動作を終了すると、図7に示す位置へ
ディスク1が搬送される。図7は固定動作を開始する状
態を表す図である。図7において、中心孔2はほぼセン
ターハブ12と中心合わせが一致している。この後、固
定動作は前述の図4(a)と図4(b)とに示す状態を
経て、固定を完了し固定位置に至る。
ディスク1が搬送される。図7は固定動作を開始する状
態を表す図である。図7において、中心孔2はほぼセン
ターハブ12と中心合わせが一致している。この後、固
定動作は前述の図4(a)と図4(b)とに示す状態を
経て、固定を完了し固定位置に至る。
【0033】図8はディスク1の中心合わせがずれてい
た場合の固定動作を表す図である。図8において、点線
で表す中心の一致したディスクに対し、実線のディスク
1は中心がずれていて、しかも傾斜してターンテーブル
11に載置されている。ところが、本発明の実施の形態
2における固定開放手段40は,図7から図8に至る過
程で、固定部43の回動軌跡は回動中心孔42を中心と
する円弧の点線Gを描く。したがって、図中左右の中心
孔2のいずれかが回動軌跡Gの内周部に存在する限り、
固定部43が中心孔2を捕捉して回動するから、ディス
ク1は中心合わせされてセンターハブ12に装着され、
しかも続けて固定される。
た場合の固定動作を表す図である。図8において、点線
で表す中心の一致したディスクに対し、実線のディスク
1は中心がずれていて、しかも傾斜してターンテーブル
11に載置されている。ところが、本発明の実施の形態
2における固定開放手段40は,図7から図8に至る過
程で、固定部43の回動軌跡は回動中心孔42を中心と
する円弧の点線Gを描く。したがって、図中左右の中心
孔2のいずれかが回動軌跡Gの内周部に存在する限り、
固定部43が中心孔2を捕捉して回動するから、ディス
ク1は中心合わせされてセンターハブ12に装着され、
しかも続けて固定される。
【0034】図9はクランプ部材41によるディスク1
の固定が完了した状態を表す図である。図4(b)で説
明したように、押圧板48とクランプスプリング49と
からなる付勢手段は、クランプ部材41が固定位置を保
つ機能を補助する。従って、クランプ部材41は多少の
振動等の外乱が生じても固定位置を保持することができ
る。なお、クランプ部材41の部分拡大図の示すよう
に、クランプ部材41の固定部43に続く平坦部に突起
部44を形成しても良い。この場合,固定部43の回動
トルクはディスク1をターンテーブル11に押しつける
力とディスク1を外周側へ押し出して中心合わせする力
とに分散されるのに対して、突起部44は直接中心孔2
を中心合わせする力を生じ、より効果的にディスク1の
中心合わせをすることができる。
の固定が完了した状態を表す図である。図4(b)で説
明したように、押圧板48とクランプスプリング49と
からなる付勢手段は、クランプ部材41が固定位置を保
つ機能を補助する。従って、クランプ部材41は多少の
振動等の外乱が生じても固定位置を保持することができ
る。なお、クランプ部材41の部分拡大図の示すよう
に、クランプ部材41の固定部43に続く平坦部に突起
部44を形成しても良い。この場合,固定部43の回動
トルクはディスク1をターンテーブル11に押しつける
力とディスク1を外周側へ押し出して中心合わせする力
とに分散されるのに対して、突起部44は直接中心孔2
を中心合わせする力を生じ、より効果的にディスク1の
中心合わせをすることができる。
【0035】次に開放動作を説明する。開放動作は図9
に示す状態から開始し、前述の図5(a)と図5(b)
とに示す状態を経て、開放動作を完了し開放位置に至
る。図10は開放動作を完了した状態を表す図である。
クランプ部材41の位置は前述の図6と異なるところは
ない。単に、ディスク1はセンターハブ12から開放さ
れて、開放部45によってセンターハブ12の面上に持
ち上げられて搬送位置で待機する。即ち、前述の搬送手
段によって運び去られるのを待機する。また、図5
(b)で説明したように、固定部43はセンターハブ1
2の内部に収納されるからセンターハブ12の面上に持
ち上げられたディスク1を搬送する障害にならない。さ
らにまた、押圧板48とクランプスプリング49とから
なる付勢手段は、クランプ部材41が開放位置を保つ機
能を補助する。従って、クランプ部材41は多少の振動
等の外乱が生じても開放位置を保持することができ、ク
ランプ部材41はセンターハブ12に収納された状態を
保つから、ディスク1の搬送を妨げることもなくなる。
に示す状態から開始し、前述の図5(a)と図5(b)
とに示す状態を経て、開放動作を完了し開放位置に至
る。図10は開放動作を完了した状態を表す図である。
クランプ部材41の位置は前述の図6と異なるところは
ない。単に、ディスク1はセンターハブ12から開放さ
れて、開放部45によってセンターハブ12の面上に持
ち上げられて搬送位置で待機する。即ち、前述の搬送手
段によって運び去られるのを待機する。また、図5
(b)で説明したように、固定部43はセンターハブ1
2の内部に収納されるからセンターハブ12の面上に持
ち上げられたディスク1を搬送する障害にならない。さ
らにまた、押圧板48とクランプスプリング49とから
なる付勢手段は、クランプ部材41が開放位置を保つ機
能を補助する。従って、クランプ部材41は多少の振動
等の外乱が生じても開放位置を保持することができ、ク
ランプ部材41はセンターハブ12に収納された状態を
保つから、ディスク1の搬送を妨げることもなくなる。
【0036】再び、図9において、4はジャケットを表
す。上述の説明では、ディスク1は全てディスク単体で
説明した。しかし,MDやPDに代表されるように、媒
体の保護を目的として、ジャケット4に収納する例も存
在する。これらの媒体では媒体の中心孔部分のジャケッ
ト4をくりぬいて開口部を設け、内部のディスク1を固
定できるようにジャケット4を形成してある。一方、本
発明のクランプ部材41はセンターハブ12の外形とほ
ぼ同じ外形に配置されているから、ジャケット4の開口
部から容易にディスクを装着、固定、開放することがで
きる。
す。上述の説明では、ディスク1は全てディスク単体で
説明した。しかし,MDやPDに代表されるように、媒
体の保護を目的として、ジャケット4に収納する例も存
在する。これらの媒体では媒体の中心孔部分のジャケッ
ト4をくりぬいて開口部を設け、内部のディスク1を固
定できるようにジャケット4を形成してある。一方、本
発明のクランプ部材41はセンターハブ12の外形とほ
ぼ同じ外形に配置されているから、ジャケット4の開口
部から容易にディスクを装着、固定、開放することがで
きる。
【0037】さらに本発明によれば、ディスクの垂直移
動機構や表裏挟み込み機構を必要としないから薄型に構
成することができる。図9において、回転台手段10,
スピンドルモータ20、往復動手段30、及び固定開放
手段40を同心円状に一体化しその厚みtを11.5m
m以下(図9参照、ベース25外形から計測してクラン
プ時のクランプ部材41の先端部までの厚み)に構成し
たので、ディスク1の搬送空間を含めたディスク装置全
体の厚みを12.7mm以下に構成することができる。
その結果、小型薄型を要求されるノートブック型のコン
ピュータにもディスク装置を搭載することが可能とな
り、操作者に利便性の高いディスク装置を提供すること
ができる。
動機構や表裏挟み込み機構を必要としないから薄型に構
成することができる。図9において、回転台手段10,
スピンドルモータ20、往復動手段30、及び固定開放
手段40を同心円状に一体化しその厚みtを11.5m
m以下(図9参照、ベース25外形から計測してクラン
プ時のクランプ部材41の先端部までの厚み)に構成し
たので、ディスク1の搬送空間を含めたディスク装置全
体の厚みを12.7mm以下に構成することができる。
その結果、小型薄型を要求されるノートブック型のコン
ピュータにもディスク装置を搭載することが可能とな
り、操作者に利便性の高いディスク装置を提供すること
ができる。
【0038】以上詳細に説明したように、本発明によれ
ば、開放固定手段を回動中心を挟んで互いに反対側に固
定部と開放部とを設けてほぼ三日月形状に形成し、この
複数の開放固定手段を回転台手段に放射状に設け,回動
自在に軸着したものである。そして、この開放固定手段
を回動させることによって、ディスクを回転台手段に中
心合わせをして装着し、固定し、さらに、ディスクを開
放して回転台手段の上に持ち上げることができる。
ば、開放固定手段を回動中心を挟んで互いに反対側に固
定部と開放部とを設けてほぼ三日月形状に形成し、この
複数の開放固定手段を回転台手段に放射状に設け,回動
自在に軸着したものである。そして、この開放固定手段
を回動させることによって、ディスクを回転台手段に中
心合わせをして装着し、固定し、さらに、ディスクを開
放して回転台手段の上に持ち上げることができる。
【0039】したがって、ディスク駆動装置に本発明の
開放固定手段を活用すれば、ディスクを所定位置へ搬送
するだけで装着、固定、および開放動作を行うことがで
きる。よって、ディスク面に垂直方向に移動させたりデ
ィスクを表裏両面から挟んだりする必要が無くなり、薄
型で部品点数が少なく、操作者にとって取り扱いの容易
なディスク装置を提供することができる。
開放固定手段を活用すれば、ディスクを所定位置へ搬送
するだけで装着、固定、および開放動作を行うことがで
きる。よって、ディスク面に垂直方向に移動させたりデ
ィスクを表裏両面から挟んだりする必要が無くなり、薄
型で部品点数が少なく、操作者にとって取り扱いの容易
なディスク装置を提供することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、引き出し移動
機構や上下移動機構を不要にして装置全体を薄型に構成
すると共に、ディスクの自動装着および自動固定並びに
自動開放を可能にした媒体装着方法並びに媒体装着手段
及びディスク駆動装置を提供することができる。
機構や上下移動機構を不要にして装置全体を薄型に構成
すると共に、ディスクの自動装着および自動固定並びに
自動開放を可能にした媒体装着方法並びに媒体装着手段
及びディスク駆動装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態1によるディスク装置の平
面図
面図
【図2】図1のX−X線断面図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】固定方向の回動動作の起動から継続に至る過程
を表す図
を表す図
【図5】開放方向の回動動作の起動から継続に至る過程
を表す図
を表す図
【図6】図2の固定開放手段を用いたディスク駆動装置
の待機状態を表す図
の待機状態を表す図
【図7】固定動作を開始する状態を表す図
【図8】ディスクの中心合わせがずれていた場合の固定
動作を表す図
動作を表す図
【図9】クランプ部材によるディスクの固定が完了した
状態を表す図
状態を表す図
【図10】開放動作を完了した状態を表す図
1 ディスク 2 中心孔 3 カートリッジ 4 ジャケット 10 回転台手段 11 ターンテーブル 12 センターハブ 13 クランパ孔 14 スリップシート 15 回動軸 20 スピンドルモータ(回転手段) 21 シャフト 22 軸受け 23 スラスト軸受け 24 軸受けハウジング 25 ベース 26 ロータマグネット 27 基板 28 下ロータ 30 往復動手段 31 スライダ 32 スライダスプリング 33 ストッパ 34 リニアマグネット 35 コイル 36 バックヨーク 37 フランジ 40 固定開放手段 41 クランプ部材 42 回動中心孔 43 固定部 44 突起部 45 開放部 45a 開放斜面部 46 当接面 47 カム面部 47a 回動死点 48 押圧板 48a 平面部 48b 斜面部 49 クランプスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 文信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D038 BA05 CA22 EA23
Claims (7)
- 【請求項1】円盤状媒体に設けられた中心孔に嵌合する
突出部を有する回転台手段と、前記回転台手段の突出部
の周囲に放射状に配置されて、回動中心孔を有し前記回
動中心孔を挟んで互いに反対側に固定部と開放部とを設
けてほぼ三日月形状に形成した固定開放手段とを有する
円盤状媒体の装着方法であって、 前記固定開放手段を予め定められた方向に回動させて円
盤状媒体を前記回転台手段に装着して固定する固定回動
ステップと、前記固定開放手段を予め定められた他の方
向に回動させて円盤状媒体を前記回転台手段から開放す
る開放回動ステップとを有し、前記固定回動手段の回動
動作により円盤状媒体を前記回転台手段に装着、固定、
及び開放することを特徴とする媒体装着方法。 - 【請求項2】円盤状媒体に設けられた中心孔に嵌合する
突出部を有する回転台手段と、 回動中心孔を有し前記回動中心孔を挟んで互いに反対側
に固定部と開放部とを設けてほぼ三日月形状に形成した
固定開放手段とを有し、 前記回転台手段の突出部の周囲に放射状に前記固定開放
手段を回動自在に軸支し、前記固定開放手段を回動駆動
する回動手段を前記回転台手段に収納したことを特徴と
する媒体装着手段。 - 【請求項3】前記固定開放手段を所定方向に回動させて
円盤状媒体を前記回転台手段に装着し、固定することを
特徴とする請求項2記載の媒体装着手段。 - 【請求項4】前記固定開放手段を他の所定方向に回動さ
せて円盤状媒体を前記回転台手段から開放し搬送位置へ
戻すことを特徴とする請求項2記載の媒体装着手段。 - 【請求項5】前記固定開放手段を回動させて円盤状媒体
を前記回転台手段から開放させたとき前記固定部は前記
回転台手段に収納されていることを特徴とする請求項2
記載の媒体装着手段。 - 【請求項6】円盤状媒体をその円盤面の方向に搬送する
搬送手段と、請求項2に記載の媒体装着手段とを有する
ことを特徴とするディスク駆動装置。 - 【請求項7】前記媒体装着手段は前記回転台手段の回転
中心の軸を含む面の断面の厚みが11.5mm以下に構
成されていることを特徴とする請求項6記載のディスク
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012814A JP2000215569A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 媒体装着手段及びディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012814A JP2000215569A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 媒体装着手段及びディスク駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000215569A true JP2000215569A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11815866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012814A Pending JP2000215569A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 媒体装着手段及びディスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000215569A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002343001A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 媒体装着装置及びディスク装置 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11012814A patent/JP2000215569A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002343001A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 媒体装着装置及びディスク装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |