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JP2000213252A - アルミニウムサッシの下枠構造 - Google Patents

アルミニウムサッシの下枠構造

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Publication number
JP2000213252A
JP2000213252A JP11015496A JP1549699A JP2000213252A JP 2000213252 A JP2000213252 A JP 2000213252A JP 11015496 A JP11015496 A JP 11015496A JP 1549699 A JP1549699 A JP 1549699A JP 2000213252 A JP2000213252 A JP 2000213252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower frame
groove
aluminum sash
drain
drain hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11015496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3477100B2 (ja
Inventor
Shinichiro Anzai
進一郎 安西
Kimihiro Sato
公啓 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP01549699A priority Critical patent/JP3477100B2/ja
Publication of JP2000213252A publication Critical patent/JP2000213252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477100B2 publication Critical patent/JP3477100B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベランダや玄関等の出入り口のアルミニウム
サッシの下枠内に溜まる雨水を排出させる構造におい
て、下枠内から排出した水を外側前面部に流さない処理
をするためにアルミニウムサッシの下枠に設けた排水孔
に接続した排水管はその維持・管理に問題がある。 【解決手段】 アルミニウムサッシの下枠本体の外側の
立ち上がり部に排水孔をあけ、その立ち上がり部を一方
の側壁とし、所定幅の底部を介して対向する他方の側壁
を形成して排水溝を下枠本体と一体に構成し、上記排水
孔をこの排水溝に開口させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベランダや玄関等
の出入口に取り付けるアルミニウムサッシの下枠構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】ベランダや玄関等の出入口は、アルミニ
ウムサッシによる障子や扉に吹き付けた雨水がアルミニ
ウムサッシの下枠にたまり、その水が出入口のベランダ
や玄関等の外側前面部に流れ出るために図4に示す如
く、アルミニウムサッシの下枠1の前方に溝2を形成
し、その溝2にアルミニウムサッシの下枠1から溢れた
水を流すようにし、その溝2の水はベランダ等のコンク
リートスラブ内に埋設した排水管3を介して集水孔4に
流出させるようにした構造が一般的であった。
【0003】ところが、出入口の外側前面部はコンクリ
ート製であり、そのコンクリートに溝を形成するのは作
業上手間がかかり、円滑に水が流れるようにし、しかも
外観上美しく仕上げるにはそれ相当の技術が要求され
る。そこで、そのような溝は水が溜まり、美観上好まし
くないということから、特開平9ー221946号の技
術が開発された。この技術は、アルミニウムサッシの下
枠の側壁の下部に排水孔を形成し、この排水孔を出入口
の外側前面部に埋設した排水管に連結して下枠に溜まっ
た水を排出するもので、排水構造は埋設されて外からは
一切見えないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の技術
によると、アルミニウムサッシの下枠の排水孔に接続し
た排水管は外側前面部のコンクリート内に勾配をつけて
埋設しなればならず、作業性が悪くしかもコストがかか
るという問題があると共に、ごみや枯れ葉が排水管内に
流れ込んで詰まってしまうとコンクリートを壊して排水
管を取り出してからでないと貫通作業ができないもの
で、維持・管理に問題がある。
【0005】また、上記両技術共に排水管等をコンクリ
ート内に埋設するために、コンクリート厚が非常に厚く
なってしまい、ベランダ等においては構造物全体をその
重量に対応した構造にしなければならないという問題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、アルミ
ニウムサッシの下枠本体の外側の立ち上がり部に排水孔
をあけ、その立ち上がり部を一方の側壁とし、所定幅の
底部を介して対向する他方の側壁を形成して排水溝を下
枠本体と一体に構成し、上記排水孔をこの排水溝に開口
させたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を障子
の場合で図面を用いて説明する。扉の場合でも細部は異
なるがその基本構造は同様である。図1は要部断面図、
図2は全体説明図であり、図において、5はアルミニウ
ムサッシの下枠本体であり、本実施の形態例は障子であ
るために、二本のレール6、7があり、それぞれに障子
8、9がはまっている。
【0008】下枠本体5の外側の障子8がはまっている
レール6の内側の溝10の所望個所、本実施の形態例で
は両側端部に排水孔11があけてあり、さらに、外側の
立ち上がり部12の所望個所、本実施の形態例では両側
端部にも排水孔13を形成し、上記排水孔11と連通し
て溝10内に溜まった水を底板14を介して排出するよ
うにしてある。
【0009】レール6の外側の溝15を形成する上記外
側の立ち上がり部12の上部の所望個所、本実施の形態
例では両側端部にも排水孔16が形成してあり、溝15
内に溜まった水を排出するようにしてある。なお、上記
の説明は障子の場合で、レールを介して二本の溝がある
場合で説明を行ったが、扉等のように溝が一つの場合も
あり、その場合にはその一本の溝の所望個所に排水孔を
形成するか、その排水孔を形成せずに立ち上がり部に排
水孔を形成するだけで排水可能となる。
【0010】17は両側端が閉じた排水溝であり、下枠
本体5の上記立ち上がり部12を一方の側壁とし、所定
幅の底部18を介して他方の側壁19を形成して下枠本
体5に沿って一体に構成してある。したがって上記排水
孔13および排水孔16はこの排水溝17に開口するこ
とになる。他方の側壁19は外側前面部20のコンクリ
ート厚と同等の高さとなっている。21は埋設縁であ
る。
【0011】なお、上記の立ち上がり部12および側壁
19は、その高さをほぼ同じ高さにしておくとコンクリ
ート高さと立ち上がり部12がほぼ同じ高さとなり、出
入りの際の足元の障害とならず、車椅子の通過も可能と
なる。また、二本のレール6、7の高さも立ち上がり部
12および側壁19の高さとほぼ同じ高さにしておくと
一層使い勝手がよい。さらには、一番外側の側壁19か
ら立ち上がり部12、外側のレール6および内側のレー
ル7までの高さを順次合わせて外側に向けて滑らかな勾
配となるようにしてもよい。
【0012】22は逆止弁であり、排水孔11から風、
水および虫等が侵入しないようにするためのものであ
る。23は案内溝であり、必要に応じて設けるもので、
例えば外側前面部20がベランダ等の場合、排水溝17
の水を更に外側前面部20外の排水溝24に導くもの
で、排水溝17の両端およびその間に必要数設ける。こ
の案内溝23も図3に示す如く、その側壁の高さは外側
前面部20のコンクリート厚と同等の高さであり、底部
外側には埋設縁25が形成してあり、係止部を兼ねる。
【0013】このように構成された下枠構造によると、
下枠本体5に一体にした排水溝17が外側前面部20に
露出して形成され、この排水溝17に下枠本体5の溝1
0、15にたまる水を排出する排水孔13、16を開口
させたことにより、ベランダや玄関等の出入口のアルミ
ニウムサッシによる障子や扉に吹き付けた雨水は直ちに
排水溝17に排水されることになる。さらには、案内溝
23によって外側前面部20外の排水溝24に導いて排
出することができる。
【0014】また、排水溝17、案内溝23および外側
前面部20外の排水溝24は露出して形成されているた
めに、各溝内の清掃ができ、枯れ葉やごみで詰まった場
合には直ちに取り除くことができる。また、排水溝17
は下枠本体5にアルミニウムサッシとして一体に形成し
ているために、勾配および底部および側壁の流水面粗度
が正確な溝を形成することができ、確実な水の流れを確
保することができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、ア
ルミニウムサッシの下枠本体の外側の立ち上がり部に形
成した排水孔により下枠本体の溝内に溜まった水を排出
するようにし、下枠本体の上記立ち上がり部を一方の側
壁とし、所定幅の底部を介して対向する他方の側壁を形
成して排水溝を下枠本体と一体に構成したことにより、
溝は下枠本体に沿って露出して形成されることになり、
その存在が邪魔にならず、しかも溝内の清掃ができるた
めに、枯れ葉やごみで詰まった場合には直ちに取り除く
ことができる効果を有する。
【0016】さらに、排水溝は下枠本体にアルミニウム
サッシとして一体に形成されているために、勾配および
底部および側壁の流水面粗度が正確な溝を形成すること
ができ、確実な水の流れを確保することができる効果を
有する。また、排水溝は下枠本体にアルミニウムサッシ
として一体に形成し、しかも、露出して設置されるため
に、施工が容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例を示す要部断面図
【図2】全体説明図
【図3】案内溝の設置状態を示す断面図
【図4】従来例を示す説明図
【符号の説明】
5 アルミニウムサッシの下枠本体 6、7 レール 8、9 障子 10 溝 11 排水孔 12 立ち上がり部 13 排水孔 14 底板 15 溝 16 排水孔 17 排水溝 18 底部 19 側壁 20 外側前面部 22 逆止弁 23 案内溝 24 排水溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムサッシの下枠本体の外側の
    立ち上がり部に排水孔をあけ、その立ち上がり部を一方
    の側壁とし、所定幅の底部を介して対向する他方の側壁
    を形成して排水溝を下枠本体と一体に構成し、上記排水
    孔をこの排水溝に開口させたことを特徴とするアルミニ
    ウムサッシの下枠構造。
  2. 【請求項2】 アルミニウムサッシの下枠本体の溝の所
    望個所に排水孔をあけ、その排水孔を下枠本体の外側の
    立ち上がり部にあけた排水孔と連通させて溝内に溜まっ
    た水を排出するようにし、下枠本体の上記立ち上がり部
    を一方の側壁とし、所定幅の底部を介して対向する他方
    の側壁を形成して排水溝を下枠本体と一体に構成し、上
    記排水孔をこの排水溝に開口させたことを特徴とするア
    ルミニウムサッシの下枠構造。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2において、排水
    溝に案内溝を連結したことを特徴とするアルミニウムサ
    ッシの下枠構造。
JP01549699A 1999-01-25 1999-01-25 アルミニウムサッシの下枠構造 Expired - Fee Related JP3477100B2 (ja)

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