JP2000203979A - 含水爆薬の製造方法 - Google Patents
含水爆薬の製造方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B21/00—Apparatus or methods for working-up explosives, e.g. forming, cutting, drying
- C06B21/0008—Compounding the ingredient
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B47/00—Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase
- C06B47/14—Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase comprising a solid component and an aqueous phase
- C06B47/145—Water in oil emulsion type explosives in which a carbonaceous fuel forms the continuous phase
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- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便に成分の均質化が図れる含水爆薬の製造
方法。 【解決手段】 酸化剤、水、燃料および乳化剤もしくは
増粘剤からなる組成物の乳化または混合を超音波を用い
て行う。 【効果】 短時間に成分が均質化し、安定した爆性を示
すエマルション爆薬が得られた。また、増粘剤の分散性
が改善し、安定した爆性を示すスラリ−爆薬が得られ
た。
方法。 【解決手段】 酸化剤、水、燃料および乳化剤もしくは
増粘剤からなる組成物の乳化または混合を超音波を用い
て行う。 【効果】 短時間に成分が均質化し、安定した爆性を示
すエマルション爆薬が得られた。また、増粘剤の分散性
が改善し、安定した爆性を示すスラリ−爆薬が得られ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用含水爆薬の製
造方法に関するものであり、より詳しくは、土木建設、
砕石、採鉱、採炭、トンネル掘削などの鉱工業;排水、
灌漑、開墾、抜根、伐採などの農林分野;海中の雑藻や
泥土除去等の海洋分野などにおける切断、発破、掘削な
どに利用される含水爆薬の製造方法に関する。
造方法に関するものであり、より詳しくは、土木建設、
砕石、採鉱、採炭、トンネル掘削などの鉱工業;排水、
灌漑、開墾、抜根、伐採などの農林分野;海中の雑藻や
泥土除去等の海洋分野などにおける切断、発破、掘削な
どに利用される含水爆薬の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の主要な産業用含水爆薬にはスラリ
−爆薬、エマルション爆薬がある。スラリ−爆薬の製造
方法としては、特開昭60−131890号公報の明細
書に記載されるような硝酸モノメチルアミン、水、硝
安、気泡剤を混合した30〜40℃の水溶液にグァ−ガ
ム等の粘調剤、硝酸ナトリウムを加え、次いで燃料及び
架橋剤を機械的な攪拌にて均一混合してスラリ−爆薬と
する方法が公知である。又、エマルション爆薬の製造方
法としては特開昭59−78994号公報に示されるよ
うに、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム及び水を約1
00℃近傍に加熱して作製した高温の酸化剤水溶液を、
乳化剤とワックスとの約100℃近傍の溶融混合物に除
々に添加しながら1000〜2000rpmの高速攪拌
にてW/Oエマルション爆薬とする方法が公知である。
−爆薬、エマルション爆薬がある。スラリ−爆薬の製造
方法としては、特開昭60−131890号公報の明細
書に記載されるような硝酸モノメチルアミン、水、硝
安、気泡剤を混合した30〜40℃の水溶液にグァ−ガ
ム等の粘調剤、硝酸ナトリウムを加え、次いで燃料及び
架橋剤を機械的な攪拌にて均一混合してスラリ−爆薬と
する方法が公知である。又、エマルション爆薬の製造方
法としては特開昭59−78994号公報に示されるよ
うに、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム及び水を約1
00℃近傍に加熱して作製した高温の酸化剤水溶液を、
乳化剤とワックスとの約100℃近傍の溶融混合物に除
々に添加しながら1000〜2000rpmの高速攪拌
にてW/Oエマルション爆薬とする方法が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スラリ
−爆薬やエマルション爆薬等にはダイナマイトに含まれ
るニトログリセリンのような鋭感剤が使用されないため
に、成分が不均一な状態で製品化されると、著しく性能
品質が低下するために、成分を均一に混合する攪拌方法
や装置の改善に多大の労力が費やされている。特に、硝
酸モノメチルアミン等の酸化剤の反応促進剤(鋭感度
剤)も含有せずに高濃度酸化剤水溶液とパラフィン等の
燃料と乳化剤とを約100℃近傍の高温下で高速攪拌さ
せて乳化混合して製造されるエマルション爆薬では乳化
・混合時の薬温度や攪拌速度等の攪拌方法や乳化剤の品
質によって性能品質が著しく変動する。このため、攪拌
方法等の製造条件や乳化剤の品質等が厳選されて適正領
域を外れることのないように管理されている。しかしな
がら、季節による温度変化や原料品質のバラツツキ等が
影響して、しばしば、攪拌方法や乳化剤の品質が適正領
域を外れて製造されるために、良質なエマルション構造
が形成されずに貯蔵中に、エマルション構造が壊れて、
高濃度酸化剤水溶液の一部より結晶が晶出して爆薬とし
ての起爆性能が低下し発破現場で不発残留が発生して発
破現場の安全性が損なわれると云った問題や、高濃度酸
化剤水溶液から結晶が晶出しない感度の高い状態の高温
度領域で油剤や乳化剤とを高速攪拌して乳化すると云っ
た極めて危険な製造方法を採らざるを得ないと云った問
題等の解決すべき課題が残されていた。
−爆薬やエマルション爆薬等にはダイナマイトに含まれ
るニトログリセリンのような鋭感剤が使用されないため
に、成分が不均一な状態で製品化されると、著しく性能
品質が低下するために、成分を均一に混合する攪拌方法
や装置の改善に多大の労力が費やされている。特に、硝
酸モノメチルアミン等の酸化剤の反応促進剤(鋭感度
剤)も含有せずに高濃度酸化剤水溶液とパラフィン等の
燃料と乳化剤とを約100℃近傍の高温下で高速攪拌さ
せて乳化混合して製造されるエマルション爆薬では乳化
・混合時の薬温度や攪拌速度等の攪拌方法や乳化剤の品
質によって性能品質が著しく変動する。このため、攪拌
方法等の製造条件や乳化剤の品質等が厳選されて適正領
域を外れることのないように管理されている。しかしな
がら、季節による温度変化や原料品質のバラツツキ等が
影響して、しばしば、攪拌方法や乳化剤の品質が適正領
域を外れて製造されるために、良質なエマルション構造
が形成されずに貯蔵中に、エマルション構造が壊れて、
高濃度酸化剤水溶液の一部より結晶が晶出して爆薬とし
ての起爆性能が低下し発破現場で不発残留が発生して発
破現場の安全性が損なわれると云った問題や、高濃度酸
化剤水溶液から結晶が晶出しない感度の高い状態の高温
度領域で油剤や乳化剤とを高速攪拌して乳化すると云っ
た極めて危険な製造方法を採らざるを得ないと云った問
題等の解決すべき課題が残されていた。
【0004】一方、スラリ−爆薬にもニトログリセリン
等の鋭感剤が使用されてないために、硝酸モノメチルア
ミンや酸化剤水溶液等と増粘剤をママコ(フィツュア
イ)が生じないように、均一に混合することが高品質な
爆薬を製造するのに不可欠である。しかし、機械攪拌で
は攪拌容器や攪拌羽根に付着すると云ったことや、添加
条件のバラツキにより、増粘剤が分散不良となりママコ
を生じて、組成の均一性が損なわれて爆薬の性能品質の
低下を誘発するために、製造温度や製造pHや攪拌条件
等が高度に管理されている。このために管理に要する製
造コストが増大すると云ったことや、しばしば管理限界
を外れる爆薬が製造されて起爆性能が低下して発破現場
で不発残留を誘発すると云った解決すべき課題が残され
ていた。
等の鋭感剤が使用されてないために、硝酸モノメチルア
ミンや酸化剤水溶液等と増粘剤をママコ(フィツュア
イ)が生じないように、均一に混合することが高品質な
爆薬を製造するのに不可欠である。しかし、機械攪拌で
は攪拌容器や攪拌羽根に付着すると云ったことや、添加
条件のバラツキにより、増粘剤が分散不良となりママコ
を生じて、組成の均一性が損なわれて爆薬の性能品質の
低下を誘発するために、製造温度や製造pHや攪拌条件
等が高度に管理されている。このために管理に要する製
造コストが増大すると云ったことや、しばしば管理限界
を外れる爆薬が製造されて起爆性能が低下して発破現場
で不発残留を誘発すると云った解決すべき課題が残され
ていた。
【0005】従って、本発明は前記の課題を解決した安
全性の高い、簡便な爆薬の製造方法を提供することを目
的とする。
全性の高い、簡便な爆薬の製造方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために鋭意研究した結果、超音波を利用する
と従来の機械的な攪拌方法よりも、簡便な装置や方法で
安全且つ、短時間に成分が均一に乳化又は混合される製
造方法を見い出し、本発明をなすに至った。即ち、本発
明は爆薬成分の混合や乳化に超音波を使用する下記の含
水爆薬製造方法に関するものである。
を解決するために鋭意研究した結果、超音波を利用する
と従来の機械的な攪拌方法よりも、簡便な装置や方法で
安全且つ、短時間に成分が均一に乳化又は混合される製
造方法を見い出し、本発明をなすに至った。即ち、本発
明は爆薬成分の混合や乳化に超音波を使用する下記の含
水爆薬製造方法に関するものである。
【0007】(1)酸化剤、水、燃料、乳化剤、又は酸
化剤、水、燃料、増粘剤からなる組成物を超音波を用い
て乳化又は混合する工程を有することを特徴とする前記
組成物からなる含水爆薬の製造方法。 (2)超音波の発振周波数が18〜33KHzであるこ
とを特徴とする請求項1記載の含水爆薬の製造方法。
化剤、水、燃料、増粘剤からなる組成物を超音波を用い
て乳化又は混合する工程を有することを特徴とする前記
組成物からなる含水爆薬の製造方法。 (2)超音波の発振周波数が18〜33KHzであるこ
とを特徴とする請求項1記載の含水爆薬の製造方法。
【0008】(3)燃料が液状であることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の含水爆薬の製造方法。 (4)組成物の乳化または混合を超音波照射により加温
して行うことを特徴とする(1)、(2)または(3)
の含水爆薬の製造方法。 本発明で特筆すべきは、超音波による製造(乳化や混
合)は、従来の攪拌羽根等による機械的な攪拌等を実質
的に必要としないで、原料の乳化や混合が行えるので従
来のように爆薬を攪拌羽根で高速に回転させずとも成分
を均一にでき、製造中に攪拌羽根等が外れると云った不
測の事態を心配することもなく、安全な製造が可能とな
ったことや、酸化剤水溶液や液状燃料等に含まれる少量
の液分に超音波を照射すると酸化剤水溶液や液体燃料等
が温度上昇を伴いながら溶解して、数分でエマルション
化して、実用的な性能を示す爆薬が製造できるので、従
来のエマルション爆薬製造に不可欠であった高度な技術
や酸化剤水溶液や燃料等の溶解槽等の設備等が縮小又は
不要となるばかりでなく、小型の超音波装置を数個組み
合わせることで従来の含水爆薬に採用されていたバッチ
方式から、少量連続製造方式への転換が可能になること
である。
請求項1または請求項2記載の含水爆薬の製造方法。 (4)組成物の乳化または混合を超音波照射により加温
して行うことを特徴とする(1)、(2)または(3)
の含水爆薬の製造方法。 本発明で特筆すべきは、超音波による製造(乳化や混
合)は、従来の攪拌羽根等による機械的な攪拌等を実質
的に必要としないで、原料の乳化や混合が行えるので従
来のように爆薬を攪拌羽根で高速に回転させずとも成分
を均一にでき、製造中に攪拌羽根等が外れると云った不
測の事態を心配することもなく、安全な製造が可能とな
ったことや、酸化剤水溶液や液状燃料等に含まれる少量
の液分に超音波を照射すると酸化剤水溶液や液体燃料等
が温度上昇を伴いながら溶解して、数分でエマルション
化して、実用的な性能を示す爆薬が製造できるので、従
来のエマルション爆薬製造に不可欠であった高度な技術
や酸化剤水溶液や燃料等の溶解槽等の設備等が縮小又は
不要となるばかりでなく、小型の超音波装置を数個組み
合わせることで従来の含水爆薬に採用されていたバッチ
方式から、少量連続製造方式への転換が可能になること
である。
【0009】更に、超音波照射条件や超音波照射による
液温上昇を工業用水等の外浴等で制御しながら製造した
エマルション爆薬は、従来の機械的な高速攪拌方式で得
られたものよりも、肌理が細かいことや性能品質の貯蔵
安定性に優れている傾向が見られることから、低コスト
で高品質なエマルション爆薬の提供が可能となることで
ある。更に又、装置の小型化や製造の安全化により発破
現場においても硝安とワックスと乳化剤との混合物と水
との混合溶液に超音波を加えることによって極めて簡便
に高品質のエマルション爆薬の製造が可能となるばかり
でなく、エマルション爆薬の原料成分を収納する容器に
超音波を照射することにより、収納された原料がエマル
ション化して爆薬としての性能を持たせることが可能と
なることである。
液温上昇を工業用水等の外浴等で制御しながら製造した
エマルション爆薬は、従来の機械的な高速攪拌方式で得
られたものよりも、肌理が細かいことや性能品質の貯蔵
安定性に優れている傾向が見られることから、低コスト
で高品質なエマルション爆薬の提供が可能となることで
ある。更に又、装置の小型化や製造の安全化により発破
現場においても硝安とワックスと乳化剤との混合物と水
との混合溶液に超音波を加えることによって極めて簡便
に高品質のエマルション爆薬の製造が可能となるばかり
でなく、エマルション爆薬の原料成分を収納する容器に
超音波を照射することにより、収納された原料がエマル
ション化して爆薬としての性能を持たせることが可能と
なることである。
【0010】スラリ−爆薬において超音波を使用した効
果が顕著なのは、グア−ガム等の増粘剤の分散工程であ
り、これにより増粘剤の分散状態が飛躍的に改善され
て、製品の起爆性能等の品質が改善できることである。
本発明の超音波装置の発振周波数は何れの領域でも使用
できるので特に限定しないが、好ましくは、18〜33
KHzである。18KHz以下では良質なエマルション
の短時間製造が困難となり、33KHz以上では製造温
度の制御に要する設備がコスト高となる。
果が顕著なのは、グア−ガム等の増粘剤の分散工程であ
り、これにより増粘剤の分散状態が飛躍的に改善され
て、製品の起爆性能等の品質が改善できることである。
本発明の超音波装置の発振周波数は何れの領域でも使用
できるので特に限定しないが、好ましくは、18〜33
KHzである。18KHz以下では良質なエマルション
の短時間製造が困難となり、33KHz以上では製造温
度の制御に要する設備がコスト高となる。
【0011】本発明で用いる酸化剤は、火薬類の技術分
野で公知のものを用いることができ、例えば硝酸、塩素
酸、過塩素酸等無機酸のアンモニウム、アルカリ金属、
アルカリ土類金属等の塩であり、単独又は組合せを選択
することができる。なかでも硝酸アンモニウムは安価で
反応性に富む良好な酸化剤であり、硝酸アンモニウム単
独でも実用的な爆性を賦与できるが、硝酸ナトリウムを
併用すると安定した良好な雷管起爆性が得られ、硝酸カ
リウムや硫酸カリウム等を併用すると更に顕著に改善さ
れた起爆性が得られる。
野で公知のものを用いることができ、例えば硝酸、塩素
酸、過塩素酸等無機酸のアンモニウム、アルカリ金属、
アルカリ土類金属等の塩であり、単独又は組合せを選択
することができる。なかでも硝酸アンモニウムは安価で
反応性に富む良好な酸化剤であり、硝酸アンモニウム単
独でも実用的な爆性を賦与できるが、硝酸ナトリウムを
併用すると安定した良好な雷管起爆性が得られ、硝酸カ
リウムや硫酸カリウム等を併用すると更に顕著に改善さ
れた起爆性が得られる。
【0012】本発明に用いる水は、一般的な産業用水で
も使用できる。より好ましいのは不純物を除去したもの
が良い。本発明で用いる燃料は、火薬類の技術分野で公
知のものを使用する。例えば、パラフィン、流動パラフ
ィン、植物油、軽油、石炭粉、アスファルト、ギルソナ
イト、タイヤ粉末、イオウ、アルミ粉、小麦粉、蔗糖、
糖蜜、ブドウ糖、果糖、乳酸、乳酸ナトリウムグルコン
酸、グリシン、クエン酸、サッカリンナトリウム、チオ
尿素、尿素、樹脂微粒子等があり、これらのなかから単
独又は組合せて使用することができる。本発明のエマル
ション爆薬の製造には、常温にて液状あるいは、常温に
て固体であっても約50℃で液体となる燃料が好まし
い。スラリ−爆薬の場合は、容易に水に溶け易いものあ
るいは微粉状のものが好ましい。
も使用できる。より好ましいのは不純物を除去したもの
が良い。本発明で用いる燃料は、火薬類の技術分野で公
知のものを使用する。例えば、パラフィン、流動パラフ
ィン、植物油、軽油、石炭粉、アスファルト、ギルソナ
イト、タイヤ粉末、イオウ、アルミ粉、小麦粉、蔗糖、
糖蜜、ブドウ糖、果糖、乳酸、乳酸ナトリウムグルコン
酸、グリシン、クエン酸、サッカリンナトリウム、チオ
尿素、尿素、樹脂微粒子等があり、これらのなかから単
独又は組合せて使用することができる。本発明のエマル
ション爆薬の製造には、常温にて液状あるいは、常温に
て固体であっても約50℃で液体となる燃料が好まし
い。スラリ−爆薬の場合は、容易に水に溶け易いものあ
るいは微粉状のものが好ましい。
【0013】本発明の乳化剤は特に限定するものではな
く従来から知られているW/Oエマルションを形成する
すべての乳化剤を包含する。例えば、ソルビタン脂肪酸
エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
アルキレン脂肪酸エステル類、オキサゾリン誘導体、イ
ミダゾリン誘導体、リン酸エステル類、脂肪酸のアルカ
リ金属塩又はアルカリ土金属塩、一級、二級及び三級ア
ミン又は、一級、二級及び三級アミンの硝酸塩又は酢酸
塩等である。これらの乳化剤は1種又は2種以上の混合
物として用いられる。
く従来から知られているW/Oエマルションを形成する
すべての乳化剤を包含する。例えば、ソルビタン脂肪酸
エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
アルキレン脂肪酸エステル類、オキサゾリン誘導体、イ
ミダゾリン誘導体、リン酸エステル類、脂肪酸のアルカ
リ金属塩又はアルカリ土金属塩、一級、二級及び三級ア
ミン又は、一級、二級及び三級アミンの硝酸塩又は酢酸
塩等である。これらの乳化剤は1種又は2種以上の混合
物として用いられる。
【0014】本発明の増粘剤は従来より含水爆薬に使用
されている公知の増粘剤が包含される。例えば、グァ−
ガム、ロ−カストビ−ンガム、グァ−ガム誘導体、ロ−
カストビ−ンガム誘導体、ザンタンガム、ポリアクリル
アミド誘導体等の天然又は合成高分子化合物等である。
これらの増粘剤は1種又は2種以上を組合せて用いられ
る。又、増粘剤の架橋剤としてはアンチモン酸塩、クロ
ム酸塩、ホウ酸塩等が含まれる。
されている公知の増粘剤が包含される。例えば、グァ−
ガム、ロ−カストビ−ンガム、グァ−ガム誘導体、ロ−
カストビ−ンガム誘導体、ザンタンガム、ポリアクリル
アミド誘導体等の天然又は合成高分子化合物等である。
これらの増粘剤は1種又は2種以上を組合せて用いられ
る。又、増粘剤の架橋剤としてはアンチモン酸塩、クロ
ム酸塩、ホウ酸塩等が含まれる。
【0015】本発明の気泡剤は従来のスラリ−爆薬やエ
マルション爆薬に使用されている公知の無機、有機の微
小中空体が使用される。例えば、無機微小中空体体とし
ては、パ−ライト、シラスバル−ン、ガラスマイクロバ
ル−ン等であり、有機微小中空体としは、熱可塑性を有
する塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、メチ
ルメタクリレ−ト−アクリルニトリル共重合体等に低沸
点炭化水素を内包させた微粒子を発泡させたものであ
る。
マルション爆薬に使用されている公知の無機、有機の微
小中空体が使用される。例えば、無機微小中空体体とし
ては、パ−ライト、シラスバル−ン、ガラスマイクロバ
ル−ン等であり、有機微小中空体としは、熱可塑性を有
する塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、メチ
ルメタクリレ−ト−アクリルニトリル共重合体等に低沸
点炭化水素を内包させた微粒子を発泡させたものであ
る。
【0016】又、本発明で用いる気泡剤の形状や粒径は
特に限定しないが、球の表面が粗くなったり、径が大き
くなると酸化剤、水からなる高濃度塩溶液の結晶成長を
助長し、経時性能に支障をきたす。好ましくは表面が水
に濡れる易いものや、平滑なものがよい。又、好ましい
粒径は1000ミクロン以下であり、より好ましくは1
00ミクロン以下のものが50重量%以上である。
特に限定しないが、球の表面が粗くなったり、径が大き
くなると酸化剤、水からなる高濃度塩溶液の結晶成長を
助長し、経時性能に支障をきたす。好ましくは表面が水
に濡れる易いものや、平滑なものがよい。又、好ましい
粒径は1000ミクロン以下であり、より好ましくは1
00ミクロン以下のものが50重量%以上である。
【0017】本発明の架橋剤はスラリ−爆薬に一般的に
使用されるピロアンチモン等の公知の架橋剤が使用され
る。本発明により製造される含水爆薬の組成の例として
は、エマルション爆薬にあっては、硝安40〜60重量
%、硝酸ナトリウム0〜18重量%、水2〜30重量
%、ワックス1〜6重量%、乳化剤0.5〜5重量%、
気泡剤0〜2であり、スラリ−爆薬としては、硝酸モノ
メチルアミン15〜40重量%、硝安35〜70重量
%、硝酸ナトリウム5〜15重量%、ピグメントアルミ
粉0〜3重量%、グァ−ガム0.5〜2重量%、気泡剤
0.5〜30重量%、架橋剤0.005〜0.02重量
%である。
使用されるピロアンチモン等の公知の架橋剤が使用され
る。本発明により製造される含水爆薬の組成の例として
は、エマルション爆薬にあっては、硝安40〜60重量
%、硝酸ナトリウム0〜18重量%、水2〜30重量
%、ワックス1〜6重量%、乳化剤0.5〜5重量%、
気泡剤0〜2であり、スラリ−爆薬としては、硝酸モノ
メチルアミン15〜40重量%、硝安35〜70重量
%、硝酸ナトリウム5〜15重量%、ピグメントアルミ
粉0〜3重量%、グァ−ガム0.5〜2重量%、気泡剤
0.5〜30重量%、架橋剤0.005〜0.02重量
%である。
【0018】具体的なエマルション爆薬の製造方法の例
としては、酸化剤水溶液を収納した容器を加温して酸
化剤を全溶解した酸化剤水溶液とする。ついで、燃料た
る油類と乳化剤の混合物を収納した容器を加温して固形
分のない液状とし、燃料等の収納容器内の液面下約15
mmに超音波装置の超音波発振部(以降はチップと略
称)を挿入し、超音波装置の発振周波数約20KHz、
400μAにて稼働させながら、酸化剤水溶液を燃料等
の収納容器内に注ぎ込み、約5分ほど超音波を照射し続
けて製造するエマルション爆薬の製造方法。固液状燃
料と乳化剤を収納する容器内の液面下約15mmに超音
波装置のチップを挿入し、発振周波数約30KHz、4
00μAにて稼働させて、超音波照射により発生する熱
で容器内の燃料等を溶解して、固形分のない状態とす
る。次いで、全容解した酸化剤水溶液を超音波照射中の
燃料等の収納容器内へ注ぎ込み、約7分稼働して製造す
るエマルション爆薬の製造方法。固液状の燃料と未溶
解分を含む酸化剤水溶液を冷却・加温が任意に行える外
浴装置付きの容器内に収納して、容器内の液面下に冷却
装置付き超音波装置のチップを約15mmほど挿入し、
容器内の液度を調整しながら発振周波数約20KHz、
400μAにて約10分ほど稼働させて製造するエマル
ション爆薬の製造方法。十分に液状となる温度に加温
した燃料と乳化剤の混合物と全容解した酸化剤水溶液を
別々の容器に準備する。ついで、酸化剤水溶液を収納す
る容器へ燃料等を添加したのちに、超音波装置のチップ
を前記の容器内の液面下約15mmほど挿入し、発振周
波数約20KHz、400μAにて約5分ほど稼働させ
て製造するエマルション爆薬の製造方法。未溶解塩を
含む酸化剤水溶液を収納する容器内の液面下15mmに
超音波装置のチップを挿入して発振周波数約20KH
z、400μAにて稼働させつつ、超音波照射で発生す
る熱で液温を高めて未溶解塩を溶解した後に、全溶解し
た燃料と乳化剤の混合物を酸化剤水溶液内に添加する。
その後、約5分ほど超音波装置を稼働させて製造するエ
マルションの製造方法。酸化剤水溶液を収納した容器
を加温して酸化剤を全溶解した酸化剤水溶液とする。つ
いで、燃料たる油類と乳化剤の混合物を収納した容器を
加温して固形分のない液状とし、燃料等の収納容器内の
液面下約15mmに超音波装置のチップを挿入し、発振
周波数約20KHZ、400μAにて稼働させながら、
酸化剤水溶液を燃料等の収納容器内に注ぎ込み、約3分
ほど超音波を照射し続けたのちに、低速による機械攪拌
を加えて製造するエマルション爆薬の製造方法。硝酸
モノメチルアミンと水と硝安と気泡剤とを約30〜40
℃に温調した混合溶液を収納する容器内の液面下15m
mに超音波装置のチップを挿入して発振周波数約20K
HZ、400μAにて稼働させつつ、硝酸ナトリウムと
増粘剤の混合物を添加して約5分ほど超音波装置を稼働
させて前記の混合溶液内に前記の混合物を均質に分散さ
せたのちに、アルミ粉等の残余成分を従来方法である機
械的攪拌により混合して製造するスラリ−爆薬の製造方
法。
としては、酸化剤水溶液を収納した容器を加温して酸
化剤を全溶解した酸化剤水溶液とする。ついで、燃料た
る油類と乳化剤の混合物を収納した容器を加温して固形
分のない液状とし、燃料等の収納容器内の液面下約15
mmに超音波装置の超音波発振部(以降はチップと略
称)を挿入し、超音波装置の発振周波数約20KHz、
400μAにて稼働させながら、酸化剤水溶液を燃料等
の収納容器内に注ぎ込み、約5分ほど超音波を照射し続
けて製造するエマルション爆薬の製造方法。固液状燃
料と乳化剤を収納する容器内の液面下約15mmに超音
波装置のチップを挿入し、発振周波数約30KHz、4
00μAにて稼働させて、超音波照射により発生する熱
で容器内の燃料等を溶解して、固形分のない状態とす
る。次いで、全容解した酸化剤水溶液を超音波照射中の
燃料等の収納容器内へ注ぎ込み、約7分稼働して製造す
るエマルション爆薬の製造方法。固液状の燃料と未溶
解分を含む酸化剤水溶液を冷却・加温が任意に行える外
浴装置付きの容器内に収納して、容器内の液面下に冷却
装置付き超音波装置のチップを約15mmほど挿入し、
容器内の液度を調整しながら発振周波数約20KHz、
400μAにて約10分ほど稼働させて製造するエマル
ション爆薬の製造方法。十分に液状となる温度に加温
した燃料と乳化剤の混合物と全容解した酸化剤水溶液を
別々の容器に準備する。ついで、酸化剤水溶液を収納す
る容器へ燃料等を添加したのちに、超音波装置のチップ
を前記の容器内の液面下約15mmほど挿入し、発振周
波数約20KHz、400μAにて約5分ほど稼働させ
て製造するエマルション爆薬の製造方法。未溶解塩を
含む酸化剤水溶液を収納する容器内の液面下15mmに
超音波装置のチップを挿入して発振周波数約20KH
z、400μAにて稼働させつつ、超音波照射で発生す
る熱で液温を高めて未溶解塩を溶解した後に、全溶解し
た燃料と乳化剤の混合物を酸化剤水溶液内に添加する。
その後、約5分ほど超音波装置を稼働させて製造するエ
マルションの製造方法。酸化剤水溶液を収納した容器
を加温して酸化剤を全溶解した酸化剤水溶液とする。つ
いで、燃料たる油類と乳化剤の混合物を収納した容器を
加温して固形分のない液状とし、燃料等の収納容器内の
液面下約15mmに超音波装置のチップを挿入し、発振
周波数約20KHZ、400μAにて稼働させながら、
酸化剤水溶液を燃料等の収納容器内に注ぎ込み、約3分
ほど超音波を照射し続けたのちに、低速による機械攪拌
を加えて製造するエマルション爆薬の製造方法。硝酸
モノメチルアミンと水と硝安と気泡剤とを約30〜40
℃に温調した混合溶液を収納する容器内の液面下15m
mに超音波装置のチップを挿入して発振周波数約20K
HZ、400μAにて稼働させつつ、硝酸ナトリウムと
増粘剤の混合物を添加して約5分ほど超音波装置を稼働
させて前記の混合溶液内に前記の混合物を均質に分散さ
せたのちに、アルミ粉等の残余成分を従来方法である機
械的攪拌により混合して製造するスラリ−爆薬の製造方
法。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明説明す
る。
る。
【0020】
【実施例1】固形パラフィン(和光純薬製商品名;パラ
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分に硝安(三菱化成製)55重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)8重量%、水(工業用水)30
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約
5分間、400μAで稼働させて、製造温度約50℃に
て比重1.20のエマルション爆薬を得た。その後、前
記のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管(管長
350mm)に密填し、ブ−スタ−30g(3桐ダイナ
マイト)、6号電気雷管にて起爆して、火薬学会規格E
S−41(2)の方法で爆速を測定し、4300m/s
の爆速値を得た。
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分に硝安(三菱化成製)55重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)8重量%、水(工業用水)30
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約
5分間、400μAで稼働させて、製造温度約50℃に
て比重1.20のエマルション爆薬を得た。その後、前
記のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管(管長
350mm)に密填し、ブ−スタ−30g(3桐ダイナ
マイト)、6号電気雷管にて起爆して、火薬学会規格E
S−41(2)の方法で爆速を測定し、4300m/s
の爆速値を得た。
【0021】
【実施例2】固形パラフィン(和光純薬製商品名;パラ
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分を溶解混合した燃料成分に超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATORM
ODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端を
液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を400μAで稼
働させながら、硝安(三菱化成製)55重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)8重量%、水(工業用水)30
重量%の未溶解塩を含む混合物を少量ずつ添加し、添加
終了より約7分後に、比重1.20のエマルション爆薬
を得た。その後、前記のエマルション爆薬をJIS G
3452鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−
30g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起爆し
て、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定
し、4500m/sの爆速値を得た。
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分を溶解混合した燃料成分に超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATORM
ODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端を
液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を400μAで稼
働させながら、硝安(三菱化成製)55重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)8重量%、水(工業用水)30
重量%の未溶解塩を含む混合物を少量ずつ添加し、添加
終了より約7分後に、比重1.20のエマルション爆薬
を得た。その後、前記のエマルション爆薬をJIS G
3452鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−
30g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起爆し
て、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定
し、4500m/sの爆速値を得た。
【0022】
【実施例3】固形パラフィン(和光純薬製商品名;パラ
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%、硝安(三
菱化成製)55重量%、硝酸ナトリウム(三菱化成製)
8重量%、水(工業用水)30重量%を収納密閉したポ
リエチラミネ−ト薬筒(薬筒径35mm、薬筒長330
mm)を約50℃水浴中に沈めたのちに超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATOR
MODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端
を前記の水浴液中に挿入し、前記ホモジナイザ−を40
0μAで稼働させながら、前記の薬筒に超音波を約20
分照射して、薬筒内にエマルション爆薬を製作する。そ
の後、前記のエマルション爆薬を収納する薬筒をJIS
G3452鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−ス
タ−30g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起
爆して、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を
測定し、4200m/sの爆速値を得た。
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%、硝安(三
菱化成製)55重量%、硝酸ナトリウム(三菱化成製)
8重量%、水(工業用水)30重量%を収納密閉したポ
リエチラミネ−ト薬筒(薬筒径35mm、薬筒長330
mm)を約50℃水浴中に沈めたのちに超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATOR
MODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端
を前記の水浴液中に挿入し、前記ホモジナイザ−を40
0μAで稼働させながら、前記の薬筒に超音波を約20
分照射して、薬筒内にエマルション爆薬を製作する。そ
の後、前記のエマルション爆薬を収納する薬筒をJIS
G3452鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−ス
タ−30g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起
爆して、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を
測定し、4200m/sの爆速値を得た。
【0023】
【実施例4】ワックス(日本精蝋製商品名;Hi−Hi
c1045)重量%、乳化剤(花王製商品名;エキセル
400)2重量%を溶解混合した燃料成分を溶解混合し
た燃料成分に硝安(三菱化成製)60重量%、硝酸ナト
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約
5分間、400μAで稼働させて製造温度約90℃にて
比重1.20のエマルション爆薬を得た。その後、前記
のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管(管長3
50mm)に密填し、6号電気雷管にて起爆して、火薬
学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定し、53
00m/sの爆速値を得た。
c1045)重量%、乳化剤(花王製商品名;エキセル
400)2重量%を溶解混合した燃料成分を溶解混合し
た燃料成分に硝安(三菱化成製)60重量%、硝酸ナト
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約
5分間、400μAで稼働させて製造温度約90℃にて
比重1.20のエマルション爆薬を得た。その後、前記
のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管(管長3
50mm)に密填し、6号電気雷管にて起爆して、火薬
学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定し、53
00m/sの爆速値を得た。
【0024】
【実施例5】ワックス(日本精蝋製商品名;Hi−Hi
c1045)5重量%、乳化剤(花王製商品名;エキセ
ル400)2重量%を溶解混合した燃料成分を溶解混合
した燃料成分に超音波ホモジナイザ−(ULTRASO
NIC GENERATORMODDEL−US;日本
精機製作所製)のチップ先端を液面下に挿入し、前記ホ
モジナイザ−を約400μAで稼働させてながら、前記
の燃料成分中に硝安(三菱化成製)73重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)15重量%、水(工業用水)5
重量%の少量の未溶解塩を含む混合物を少量ずつ添加
し、添加終了より約20分後に硬い薬質の粒状エマルシ
ョン爆薬を得た。その後、前記の爆薬をJIS G34
52鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−30
g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起爆して、
火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定し、
5500m/sの爆速を得た。
c1045)5重量%、乳化剤(花王製商品名;エキセ
ル400)2重量%を溶解混合した燃料成分を溶解混合
した燃料成分に超音波ホモジナイザ−(ULTRASO
NIC GENERATORMODDEL−US;日本
精機製作所製)のチップ先端を液面下に挿入し、前記ホ
モジナイザ−を約400μAで稼働させてながら、前記
の燃料成分中に硝安(三菱化成製)73重量%、硝酸ナ
トリウム(三菱化成製)15重量%、水(工業用水)5
重量%の少量の未溶解塩を含む混合物を少量ずつ添加
し、添加終了より約20分後に硬い薬質の粒状エマルシ
ョン爆薬を得た。その後、前記の爆薬をJIS G34
52鋼管(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−30
g(3桐ダイナマイト)、6号電気雷管にて起爆して、
火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆速を測定し、
5500m/sの爆速を得た。
【0025】
【実施例6】固形パラフィン(和光純薬製商品名;パラ
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分を溶解混合した燃料成分に超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATORM
ODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端を
液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約400μAで
稼働させてながら、前記の燃料成分中に硝安(三菱化成
製)75重量%、硝酸ナトリウム(三菱化成製)15重
量%、水(工業用水)3重量%の少量の未溶解塩を含む
混合物を少量ずつ添加し、添加終了より約25分後に硬
い薬質の粒状エマルション爆薬を得た。その後、前記の
爆薬をJIS G3452鋼管(管長350mm)に密
填し、ブ−スタ−30g(3桐ダイナマイト)、6号電
気雷管にて起爆し、火薬学会規格ES−41(2)の方
法で爆速を測定し、5200m/sの爆速値を得た。
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分を溶解混合した燃料成分に超音波ホモジナ
イザ−(ULTRASONIC GENERATORM
ODDEL−US;日本精機製作所製)のチップ先端を
液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を約400μAで
稼働させてながら、前記の燃料成分中に硝安(三菱化成
製)75重量%、硝酸ナトリウム(三菱化成製)15重
量%、水(工業用水)3重量%の少量の未溶解塩を含む
混合物を少量ずつ添加し、添加終了より約25分後に硬
い薬質の粒状エマルション爆薬を得た。その後、前記の
爆薬をJIS G3452鋼管(管長350mm)に密
填し、ブ−スタ−30g(3桐ダイナマイト)、6号電
気雷管にて起爆し、火薬学会規格ES−41(2)の方
法で爆速を測定し、5200m/sの爆速値を得た。
【0026】
【実施例7】硝安(三菱化成製)60重量%、硝酸ナト
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を4
00μAで稼働させながら、ワックス(日本精蝋製商品
名;Hi−Hic1045)5重量%、乳化剤(花王製
商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合した燃料
成分を前記の酸化剤水溶液に加えて、自然放冷下で約1
0分間稼働させて製造温度約90℃にて比重1.20の
エマルション爆薬を製作し、更に、前記のエマルション
爆薬に気泡剤(イヂチ化成商品名;MSD5021)外
割5重量%を添加混合し、比重1.13のエマルション
爆薬を得た。その後、前記の爆薬を紙筒(薬包径30m
m、薬長300mm)に密填したのちに、6号電気雷管
にて起爆し、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆
速を測定し、5300m/sの爆速値を得た。
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、超音
波ホモジナイザ−(ULTRASONIC GENER
ATOR MODDEL−US;日本精機製作所製)の
チップ先端を液面下に挿入し、前記ホモジナイザ−を4
00μAで稼働させながら、ワックス(日本精蝋製商品
名;Hi−Hic1045)5重量%、乳化剤(花王製
商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合した燃料
成分を前記の酸化剤水溶液に加えて、自然放冷下で約1
0分間稼働させて製造温度約90℃にて比重1.20の
エマルション爆薬を製作し、更に、前記のエマルション
爆薬に気泡剤(イヂチ化成商品名;MSD5021)外
割5重量%を添加混合し、比重1.13のエマルション
爆薬を得た。その後、前記の爆薬を紙筒(薬包径30m
m、薬長300mm)に密填したのちに、6号電気雷管
にて起爆し、火薬学会規格ES−41(2)の方法で爆
速を測定し、5300m/sの爆速値を得た。
【0027】
【比較例1】固形パラフィン(和光純薬製商品名;パラ
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分の液面下に、ホモジナイザ−(BIO M
IXERABM型;日本精機製作所製)のグ−リンセル
先端を挿入して約500〜1000rpmで稼働させな
がら、硝安(三菱化成製)55部、硝酸ナトリウム(三
菱化成製)8部、水(工業用水)30部の未溶解塩を含
む混合物を少量ずつ添加し、添加終了より約30分間攪
拌し、未溶解塩を含むエマルション爆薬を得た。その
後、前記のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管
(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−30g(3桐
ダイナマイト、6号電気雷管にて起爆し、火薬学会規格
ES−41(2)の方法で爆速を測定したが、エマルシ
ョン爆薬は爆発しなかった。従って、爆速値は測定でき
なかった。
フィン)4.5重量%、流動パラフィン(石津製薬製商
品名;流動パラフィン試薬1級)0.5重量%、乳化剤
(花王製商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合
した燃料成分の液面下に、ホモジナイザ−(BIO M
IXERABM型;日本精機製作所製)のグ−リンセル
先端を挿入して約500〜1000rpmで稼働させな
がら、硝安(三菱化成製)55部、硝酸ナトリウム(三
菱化成製)8部、水(工業用水)30部の未溶解塩を含
む混合物を少量ずつ添加し、添加終了より約30分間攪
拌し、未溶解塩を含むエマルション爆薬を得た。その
後、前記のエマルション爆薬をJIS G3452鋼管
(管長350mm)に密填し、ブ−スタ−30g(3桐
ダイナマイト、6号電気雷管にて起爆し、火薬学会規格
ES−41(2)の方法で爆速を測定したが、エマルシ
ョン爆薬は爆発しなかった。従って、爆速値は測定でき
なかった。
【0028】
【比較例2】硝安(三菱化成製)60重量%、硝酸ナト
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、モジ
ナイザ−(BIO MIXERABM型;日本精機製作
所製)のグ−リンセル先端を挿入して約500〜100
0rpmで稼働させながら、ワックス(日本精蝋製商品
名;Hi−Hic1045)5重量%、乳化剤(花王製
商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合した燃料
成分を前記の酸化剤水溶液に加えて、自然放冷下で約3
0分間稼働させて製造温度約70℃にて比重1.25の
エマルション爆薬を製作し、更に、前記のエマルション
爆薬に気泡剤(イヂチ化成商品名;MSD5021)外
割5重量%を添加混合し、比重1.15のエマルション
爆薬を得た。その後、前記の爆薬を薬包筒(薬包径30
mm、薬長300mm)に密填したのちに、6号電気雷
管にて起爆したが、エマルション爆薬は起爆しなかっ
た。このために爆速は測定できなかった。
リウム(三菱化成製)18重量%、水(工業用水)15
重量%の透明な酸化剤水溶液を加えた混合溶液に、モジ
ナイザ−(BIO MIXERABM型;日本精機製作
所製)のグ−リンセル先端を挿入して約500〜100
0rpmで稼働させながら、ワックス(日本精蝋製商品
名;Hi−Hic1045)5重量%、乳化剤(花王製
商品名;エキセル400)2重量%を溶解混合した燃料
成分を前記の酸化剤水溶液に加えて、自然放冷下で約3
0分間稼働させて製造温度約70℃にて比重1.25の
エマルション爆薬を製作し、更に、前記のエマルション
爆薬に気泡剤(イヂチ化成商品名;MSD5021)外
割5重量%を添加混合し、比重1.15のエマルション
爆薬を得た。その後、前記の爆薬を薬包筒(薬包径30
mm、薬長300mm)に密填したのちに、6号電気雷
管にて起爆したが、エマルション爆薬は起爆しなかっ
た。このために爆速は測定できなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明の製造方法は、従来の含水爆薬で
あるエマルション爆薬やスラリ−爆薬に採用されていた
機械的な高速攪拌を伴う成分混合方法とは異なり、超音
波を照射すると云った極めて簡便な方法で成分の均質化
が短時間で実現できるために、従来のエマルションやス
ラリ−爆薬に必要とされた高度な製造技術、大型の製造
設備が不用となるばかりでなく、製造作業の安全性も飛
躍的に改善し、且つ得られる性能品質も改善される。従
って、発破現場で発生していた含水爆薬の不発残留発生
頻度も低減し、発破作業の安全性も改善する。
あるエマルション爆薬やスラリ−爆薬に採用されていた
機械的な高速攪拌を伴う成分混合方法とは異なり、超音
波を照射すると云った極めて簡便な方法で成分の均質化
が短時間で実現できるために、従来のエマルションやス
ラリ−爆薬に必要とされた高度な製造技術、大型の製造
設備が不用となるばかりでなく、製造作業の安全性も飛
躍的に改善し、且つ得られる性能品質も改善される。従
って、発破現場で発生していた含水爆薬の不発残留発生
頻度も低減し、発破作業の安全性も改善する。
Claims (4)
- 【請求項1】 酸化剤、水、燃料、乳化剤、又は酸化
剤、水、燃料、増粘剤からなる組成物を超音波を用いて
乳化又は混合する工程を有することを特徴とする前記組
成物からなる含水爆薬の製造方法。 - 【請求項2】 超音波の発振周波数が18〜33KHz
であることを特徴とする請求項1記載の含水爆薬の製造
方法。 - 【請求項3】 燃料が液状であることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の含水爆薬の製造方法。 - 【請求項4】 組成物の乳化または混合を超音波照射に
より加温して行うことを特徴とする請求項1、2または
3記載の含水爆薬の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP870599A JP2000203979A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 含水爆薬の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP870599A JP2000203979A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 含水爆薬の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203979A true JP2000203979A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11700364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP870599A Withdrawn JP2000203979A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 含水爆薬の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000203979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104262066A (zh) * | 2014-10-09 | 2015-01-07 | 西安近代化学研究所 | 一种废弃高分子粘结炸药处理及再制备装置 |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP870599A patent/JP2000203979A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104262066A (zh) * | 2014-10-09 | 2015-01-07 | 西安近代化学研究所 | 一种废弃高分子粘结炸药处理及再制备装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20051227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070308 |