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JP2000198240A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

Info

Publication number
JP2000198240A
JP2000198240A JP11175447A JP17544799A JP2000198240A JP 2000198240 A JP2000198240 A JP 2000198240A JP 11175447 A JP11175447 A JP 11175447A JP 17544799 A JP17544799 A JP 17544799A JP 2000198240 A JP2000198240 A JP 2000198240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
control section
cpu
asic
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11175447A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Maruyama
三千男 丸山
Toshimitsu Takagi
俊光 高木
Fumio Shioda
富美男 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11175447A priority Critical patent/JP2000198240A/ja
Publication of JP2000198240A publication Critical patent/JP2000198240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーレーザプリンタなどのデータ量の多い
印刷データを高速で処理可能な印刷装置を提供する。 【解決手段】 印刷データを受信する処理および印刷デ
ータを中間コードに変換して出力する処理までを制御す
る第1のCPU11と、中間コードから描画データを生
成する処理、色変換する処理および2値化する処理を制
御する第2のCPU31を設ける。プリンタにおけるデ
ータ処理は段階的に進んでいくので、中間コードなどの
いずれかの段階のデータで複数のCPUの間で処理を引
き継ぐことにより、CPU間の通信機能を設けたり、協
調制御用のOSを開発することなく、2つのCPUによ
り並行処理が可能であり、処理速度を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を印刷
可能な印刷装置およびその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ドキュメントのほとんどはパーソ
ナルコンピュータなど情報処理装置により処理され、プ
リンタを用いて出力されている。したがって、大量の書
類を高速で印刷するためにプリンタの印刷速度を向上す
ることが常に要求されている。また、パーソナルコンピ
ュータにおいてカラー画像の処理が容易に行われるよう
になっており、カラー表示を含んだ文書量が増大してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、カラー印刷
ができる様々な種類のプリンタが開発され、一般的に使
用されるようになっている。そして、カラープリンタに
対しても印刷速度を向上する要求が常にある。その一方
で、高速なカラープリンタを低コストで供給可能にする
要求も常にある。
【0004】印刷速度の速いカラープリンタとして、ペ
ージ印刷できるカラーレーザープリンタが知られてお
り、近年、プリント用のエンジン(印刷機構)の速度は
大幅に向上している。しかしながら、パーソナルコンピ
ュータで処理されるカラー画像の解像度も大幅に向上さ
れており、パーソナルコンピュータから印刷するために
送信されるカラー画像のデータ量は膨大となっている。
さらに、パーソナルコンピュータからプリンタに送信さ
れる言語は様々であり、プリンタは膨大なデータをそれ
ぞれの言語に従って処理する必要がある。また、プリン
タから出力されるカラープリントの品質は常に高いもの
が求められており、誤差分配などのカラー印刷用に特有
の処理が必要となっている。
【0005】したがって、パーソナルコンピュータから
印刷データを受信した後、印刷機構で印刷可能な2値化
されたデータに変換するまでの処理過程が複雑になって
おり、従来にもましてこの処理を短縮することがカラー
プリンタの高速化のために重要な課題となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、少なくとも2つのCPUにより、印刷データを受
信してから2値化されたデータを印刷機構の出力するま
での処理を並列処理し、カラープリンタをさらに高速化
するようにしている。
【0007】デジタルデータの処理速度を向上するに
は、CPUを高速なもの変えるか、あるいは、色変換な
どの処理に特化したハードウェアを開発し採用すること
が一般的である。高速のCPUを採用すれば、CPUの
処理時間は短縮できるが、クリティカルパスとなるであ
ろうデータ転送などの時間は短縮できない。したがっ
て、高価なCPUを採用しても画像処理の時間をそれほ
ど短縮できるものではない。色変換処理専用にフルカス
タマイズされたハードウェアを採用すれば、その処理自
体の速度は向上でき、全ての処理をカスタマイズされた
ハードウェアで行えば、さらに処理速度を向上できる。
しかしながら、やはりデータ転送などのクリティカルパ
スが生ずるので、それ自体を短縮することは難しい。ま
た、専用ハードウェアを開発するためはコストと時間が
かかる。さらに、専用ハードウェアを採用することによ
り汎用性がなくなるので、将来のバージョンアップ、あ
るいは処理内容の変更・追加などにも対処できなくな
る。
【0008】マルチプロセッサを用いた並行処理もデジ
タルデータの処理速度を向上する一般的な方法として知
られている。しかしながら、協調制御のためにプロセッ
サ相互間の通信機能を設けたり、マルチプロセッサ用の
OSを開発する必要があるなど、ソフトウェアおよびハ
ードウェアの開発に時間とコストがかかるので、プリン
タといった周辺機器には採用されていない。
【0009】これに対し、本願の発明者らは、プリンタ
における印刷データの処理が、中間コードへ変換する処
理、中間コードをRGB(赤、緑および青)各色の描画
データへ変換する処理、描画データをCMYK(シア
ン、マゼンダ、黄色および黒色)の印刷するための色デ
ータに変換する処理、および、色変換されたデータを印
刷機構に送るために2値化する処理と段階的に進み、さ
らに、各々の段階で変換データがバッファに書き込まれ
ることに着目した。そして、いずれかの段階のデータで
その後の処理を異なるCPUが引き継ぐことにより、複
数のCPUで印刷データの処理を並列処理できるように
している。
【0010】すなわち、本発明の第1の観点に従う印刷
装置は、印刷データを受信する処理、その印刷データか
ら中間段階のデータを作成する処理、および、この中間
段階のデータを出力する処理を制御する第1のCPUを
備えた第1の制御区画と、中間段階のデータを印刷機構
に出力可能な2値化データに変換する処理を制御する第
2のCPUを備えた第2の制御区画とを有する。
【0011】また、本発明の第2の観点に従う印刷装置
の制御方法は、印刷データを受信する処理、その印刷デ
ータから中間段階のデータを作成する処理、及びこの中
間段階のデータを出力する処理を第1のCPUで制御す
る第1の制御工程と、中間段階のデータを印刷機構に出
力可能な2値化データに変換する処理を第2のCPUで
制御する第2の制御工程とを有する。
【0012】本発明の印刷装置およびその制御方法で
は、第1のCPUは、たとえば、中間コードに変換する
までの処理の制御を行い、中間コードに変換された中間
段階のデータを1ページなどの作業単位で出力する。第
2のCPUは、1ページ分の中間段階のデータが出力さ
れると、それに続く処理から2値化データに変換して印
刷機構に送信するまでの処理を制御する。したがって、
中間段階のデータの受け渡しだけで2つのCPUを協調
制御することが可能である。このため、CPU相互間の
通信機能、あるいはマルチプロセッサを協調制御するた
めのOSなどを開発することなく、複数のCPUを用い
た並列処理を行い処理速度の速い印刷装置を提供でき
る。また、複数のCPUを採用して高速化を図ることに
より、CPU単独の速度をそれほど高速にする必要がな
くなる。したがって、低コストで速度の速い印刷装置が
実現できる。また、CPU方式を採用できるので、専用
ハードウェアに比較し、汎用性が高く、将来のバージョ
ンアップなどにも容易に対応できる。
【0013】さらに、第1および第2のCPUによる並
行処理により高速化を図ると同時に、第1および第2の
制御区画をほぼ独立したアーキテクチャで構成すること
により、クリティカルパスを短くしたり、クリティカル
パスが発生するのを抑制できる。すなわち、第1および
第2の制御区画には、第1および第2のRAM、第1お
よび第2のROMを設け、さらに、第1の制御区画で
は、第1のCPU、第1のRAMおよび第1のROMを
第1のバスまたは第1のASICで接続し、第2の制御
区画では、第2のCPU、第2のRAMおよび第2のR
OMを第2のバスまたは第2のASICで接続すること
が望ましい。これにより、バスあるいはASICが他の
制御区画のCPUあるいは他の制御区画の処理によって
占有されるのを防止できるので、個々の制御区画でクリ
ティカルパスが発生しないように、あるいはクリティカ
ルパスが最短になるように最適なプログラミングが行え
る。また、第1の制御区画と第2の制御区画をデータ交
換用のバスで接続することにより、中間段階のデータの
受け渡しは可能である。
【0014】もちろん、描画データ、色変換データなど
の各変換処理を制御する第3さらには第4のCPUを設
けることも可能である。しかしながら、CPUに付随す
るハードウェアも増加するので、3つ以上のCPUを採
用することは現状では印刷装置が大型で非常に高価なも
のになってしまう。さらに、本発明の印刷装置あるいは
制御方法においては、中間段階のデータとして、中間コ
ードに変換されたデータを採用すると、第1の制御区画
はモノクロあるいはカラーに共用の制御区画として設計
でき、また、第2の制御区画はカラー専用の制御区画と
して設計することができる。したがって、第1の制御区
画はモノクロ用のレーザにも共用することができる。ま
た、第2の制御区画はビットイメージで送信された画像
データを印刷するスリーク・プリンタ(ダムプリンタ)
にも共用できる。
【0015】中間コードを中間段階のデータとすること
により、上述したように第1および第2の制御区画の処
理範囲が明確になるので汎用性の高いシステムとなる。
また、中間コード以降が1ページ分などの作業単位で第
2の制御区画により連続処理され印刷機構から出力され
るので、メモリなどのハードウェアの利用効率も高く高
速出力が可能となる。しかしながら、作業単位(1ペー
ジ)のデータを描画データ、色変換データおよび2値化
データに変換する処理を第2の制御区画で一連で行うた
めに、印刷機構の処理速度が速いとその印刷速度に処理
速度が追いつかず、第2のCPUにより制御がクリティ
カルパスになってしまいオーバランが生ずる可能性があ
る。
【0016】したがって、そのような場合は、中間段階
のデータは、中間コードがさらにRGB各色に変換され
た描画データ、あるいは、描画データがさらにCMYK
各色に色変換した後のデータにすることが望ましい。こ
のような中間段階のデータ種別の変更は、第1および第
2の制御区画に含まれる変換用のハードウェアを変更す
ることで対処することも可能であり、あるいは、ハード
ウェアは変えずに、第1または第2のCPUにより制御
する範囲をソフトウェアで変更するようにしても良い。
【0017】本発明の第3の観点に従う印刷装置は、印
刷機構と、それぞれCPUを有して相互にデータを交換
可能な第1及び第2の制御区画を備える。そして、印刷
データの受信で始まり2値化データを前記印刷機構へ送
ることで終わる一連の複数段階から構成される印刷のた
めの制御処理を、その2つの制御区画が段階別に分担し
て実行する。
【0018】本発明の第4の観点に従う印刷装置の制御
方法は、印刷データの受信で始まり2値化データを前記
印刷機構へ送ることで終わる一連の複数段階から構成さ
れる印刷のための制御処理のうち、一部の所定の段階を
第1のCPUをもつ第1の制御区画が実行する制御工程
と、残りの所定の段階を第2のCPUをもつ第2の制御
区画が実行する制御工程とを有する。
【0019】一つの好適な実施形態では、第1の制御区
画に設けられたROMに、第1と第2のCPU双方のた
めの制御プログラムを格納しておき、そして、電源投入
時に、そのROMから第2の制御区画内のRAMに第2
のCPU用の制御プログラムをロードして、第2のCP
UがそのRAMにロードされた制御プログラムに従って
動作できるようにする。これにより、プログラムROM
が節約でき、制御区画の基板サイズも小さくできる。
【0020】好適な実施形態では、第1の制御区画に
は、第1のCPUの他に第1のRAMと第1のASIC
が搭載され、第2の制御区画には、第2のCPUだけで
なく第2のRAMと第2のASICが搭載される。そし
て、第1及び第2のCPUの各々が、第1のRAMと第
1のASICと第2のRAMと第2のASICにアクセ
ス可能である。そのため、第1の制御区画と第2の制御
区画にどの段階の処理を分担させ、その制御をどのCP
Uが行うかといった仕事の割り当てに関して大きい自由
度が得られ、結果として、印刷装置の仕様や印刷ジョブ
の性質に応じた最適な仕事割り当てが設定できる。
【0021】仕事割り当ての典型例は、第1の制御区画
が、印刷データを受信する段階と、印刷データから中間
段階のデータを作成する段階とを分担し、第2の制御区
画が、中間段階のデータから2値化データを作成する段
階と、2値化データを印刷エンジンへ送る段階とを分担
するというものである。
【0022】好適な実施形態では、第1の制御区画で
は、第1のASICが印刷データの受信を行い、第1の
CPUが、受信した印刷データを言語解釈して中間コー
ドを作成する。第2の制御区画では、第2のCPUが、
中間コードから中間コードと同じ表色系(例えばRG
B)のビットマップデータたる描画データを描画し、第
2のASICが、その描画データを色変換して印刷機構
と同じ表色系(例えばYMCK)のビットマップデータ
たる色変換データを作成し、その色変換データを2値化
して2値化データを作成する。この一連の制御処理にお
いて、印刷データ、中間コード及び描画データはそれぞ
れ、第1のRAMか又は第2のRAMに一時的に蓄積さ
れるようになっているが、それらのデータを第1のRA
Mに書き込んだり読み出したりする動作は第1のASI
CがDMAにより行い、また、それらのデータを第2の
RAMに書き込んだり読み出したりする動作は第2のA
SICがDMAにより行い、それにより、CPUの負担
を軽減している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明にかかるプリンタ
1の概略構成をブロック図を用いて示してある。本例の
プリンタ1は、カラーレーザプリンタであり、マルチカ
ラー印刷を行う印刷機構2と、この印刷機構2に2値化
されたデータを供給する制御部3とを備えている。制御
部3は、パーソナルコンピュータなどから印刷データφ
pを受信すると共に、その印刷データφpを幾つかのス
テップを経て印刷機構2で印刷可能な2値化データφo
に変換して出力する。
【0024】本例の印刷部3は、2つの制御区画5およ
び6に別れている。第1の制御区画5は、印刷データφ
pを受信する処理と、さらに中間コードφmに変換して
出力する処理を行う。第2の制御区画6は、中間コード
φmを描画データφcに変換する処理と、描画データφ
cを色変換して変換データφtにする処理と、さらに、
変換データφtを2値化して2値化データφoを出力す
る処理を行うことができる。
【0025】第1の制御区画5は、DMAコントローラ
としての機能を備えた第1のASIC10を中心に構成
されており、この第1のASIC10にCPUバス12
により第1のCPU11が接続されている。第1のAS
IC10は、さらに、RAMバス13によりSDRAM
14が接続され、ROMバス16によりROM17が接
続されている。RAMバス13には、増設用のRAMを
接続するスロット15が設けられており、また、ROM
バス16にはバッファ18を介して増設用のプログラム
カードを接続するスロット19が設けられている。第1
のASIC10には、また、外部バス20を介して入出
力モジュール21、高速シリアルインタフェース用のI
EEE1394モジュール22、ネットワークインタフ
ェースのイーサネットモジュール23が接続されてい
る。
【0026】入出力モジュール21には、さらに、オプ
ションカード用のバスTYPEB、セントロニクスなど
のパラレルインタフェースPIF、RS−232Cなど
のシリアルインタフェースSIF、エンジンインタフェ
ースEIF、パネルインタフェースPANEL、さらに
USB、IDE用のインタフェース、不揮発性ROMの
インタフェースEEPROMなどが設けられている。ま
た、第1のASIC10は、後述する第2の制御区画6
の中心となるASIC30とデータ交換用のバス25を
介して接続されている。
【0027】したがって、第1の制御区画5では、これ
らの外部インタフェースを介してパーソナルコンピュー
タなどから印刷データを受信し、SDRAM14などの
作業用のメモリに収納することができる。さらに、第1
のASIC10は、圧縮する機能(CMP)および伸長
する機能(DCMP)も備えているので、圧縮された状
態で受信した印刷データを伸長してSDRAM14に展
開することも可能である。それぞれのモジュール21、
22または23で受信された印刷データφpは、ASI
C10のDMA機能によりSDRAM14に転送され、
さらに、圧縮されている場合はDMAと同時に、あるい
は別のタイミングで伸長される。第1のCPU11によ
り、これらの印刷データφpの受信および伸長処理が制
御される。
【0028】CPU11は、さらに、SDRAM14に
ロードされた印刷データφpの記述言語を判断し、RO
M17に収納された言語処理プログラムにしたがって印
刷データφpを解釈し、本プリンタ1で処理可能な中間
コードφmを生成する。そして、生成した中間コードφ
mをデータ交換用のバス25を介して第2の制御区画6
に供給し、第2の制御区画6のDRAM32に書き込
む。中間コードφmのデータ量が多い場合は、ASIC
10の圧縮機能CMPを用いて圧縮して第2の制御区画
に供給する。
【0029】第2の制御区画6は、主にカラー処理を行
う制御区画であり、描画用のハードウェアであるIMA
35を備えた第2のASIC30を中心に構成されてい
る。第2のASIC30は、さらに、圧縮および伸長用
にデザインされたハードウェア機能DCMP36、色変
換用にデザインされたハードウェア機能CCNV37、
および2値化用にデザインされたハードウェア機能CP
GIX38を備えている。また、第2のASIC30に
は、これらのハードウェア機能を制御するための第2の
CPU31がCPUバス41により接続されている。さ
らに、第2のASIC30には、CPU31のプログラ
ムを記憶したROM33がROMバス43により接続さ
れ、作業領域となるDRAM32がRAMバス42によ
り接続されている。また、第2のASIC30には、第
1のASIC10とデータを交換するためのバス25が
接続されており、2値化されたデータφoを印刷機構2
に出力するためのバス7も接続されている。
【0030】第2の制御区画6は、第1の制御区画5に
よりDRAM32に対し1ページ分の中間コードφmが
書き込まれると、その中間コードφmで記述された1ペ
ージ分のデータを印刷機構2で印刷可能な2値化された
データφoに変換して出力するまでの処理を連続して行
う。まず、DRAM32に書き込まれた中間コードφm
を伸長機能DCMP36によって解凍しながらCPU3
1およびIMA35の機能を用いてRGB各色8ビット
の描画データφcに変換する。この描画データφcは再
び圧縮された状態でDRAM32に書き込まれる。
【0031】描画データφcは、その後、再びロードさ
れ、伸長された後に色変換用のハードウェア機能CCN
V37に供給され、RGB各色8ビットのデータから、
CMYK各色8ビットの色変換データφtに変換され
る。この色変換データφtは、さらに、2値化用のハー
ドウェア機能CPGIX38に供給され、2値化データ
φoに変換された後に印刷機構2に出力される。そし
て、印刷機構2によりカラー画像がページ毎に出力され
る。
【0032】図2に、以上の過程をフローチャートによ
り示してある。まず、第1の制御区画5では、ステップ
51で印刷データφpを受信しSDRAM14に蓄積す
る。1つのジョブを受信した後、あるいは受信途中の適
当なタイミングで、ステップ52において、印刷データ
φpをSDRAM14からロードし、伸長した後に中間
コードφmに変換し、さらに圧縮してSDRAM14に
蓄積する。適当な作業単位、例えば1ページ分の中間コ
ードφmが生成されると、ステップ53でASIC10
のDMA機能を用いてデータ交換用のバス25を介して
第2の制御区画6のASIC30に供給し、ASIC3
0を介してDRAM32に蓄積する。これらの各ステッ
プ51、52および53が第1のCPU11の制御の下
で行われ、ステップ53の処理が終了すると、次の1ペ
ージ分の印刷データφpの処理が開始される。
【0033】第2の制御区画6では、DRAM32に適
当な作業単位の中間コードφmが出力されると、カラー
印刷のための処理を行う。本例では、ページプリンタで
あるので、通常は1ページが単位となり、その単位の中
間コードφmが蓄積された段階で処理が開始される。ま
ず、ステップ54でDRAM32に蓄積された中間コー
ドφmがロードされ、解凍された後に、RGB各色の描
画データφcに変換される。そして、ステップ55でD
RAM32に再び圧縮されて出力される。この描画デー
タφcは、ステップ56で再びロードされて伸長され、
CMYKの各色のデータφtに色変換される。そして、
ステップ57で2値化用のハードウェア機能CPGIX
38に出力され、ステップ58で2値化処理が行われ
る。2値化されたデータφoはステップ59で印刷機構
2に出力されカラー印刷が行われる。これらの各ステッ
プ54ないし59は、第2のCPU31の制御の下で行
われる。
【0034】このように、本例のプリンタ1では、印刷
データφpを受信して中間コードφmで出力するまでの
処理(ステップ51から53)が第1の制御区画5にお
いて第1のCPU11の制御の下で繰り返される。ま
た、中間コードφmから2値化データφoに変換して出
力するまでの処理(ステップ54から59)が第2の制
御区画6において第2のCPU31の制御の下で繰り返
される。したがって、ステップ51から53までの処理
と、ステップ54から59までの処理が並列に処理され
るので、制御部3のスループットを大幅に向上できる。
このため、印刷速度の速いプリンタ1を提供することが
できる。
【0035】また、本例の制御システムを採用すること
により、印刷データを処理する上でクリティカルパスと
なりやすい第2の制御区画6の処理時間から第1の制御
区画5における処理を除くことが可能となる。第2の制
御区画6における処理時間を短縮することにより、その
処理時間が印刷機構2の印刷速度と略同等あるいは短な
れば、印刷機構2が1ページ分の印刷が終了した段階で
次のページの印刷が開始できる。したがって、印刷機構
2が1枚毎に停止することなく、カラープリントを連続
して出力可能なカラーページプリンタが提供可能とな
る。
【0036】さらに、第1の制御区画5においては、カ
ラー化の処理が第2の制御区画6で独立して行われるの
で、割り込みなどの特殊な処理を行って印刷処理を中断
しなくても印刷途中にパーソナルコンピュータとの通信
処理を随時行うことができる。カラーページプリンタ
は、モノクロのプリンタと比較するとコストが高く設置
面積も広くなるので、LANなどを介して共有化される
ことが多く、通信処理のために割かれる時間も多くな
る。本例のプリンタ1は、通信処理のための割り込み処
理が少なくなるので、割り込み及び復帰のためのレジス
タ待避などの余分な処理時間も節約することができ、印
刷速度も速く、通信したときの応答速度も速いプリンタ
を提供できる。
【0037】また、本例のプリンタ1の制御部3では、
第1の制御区画5から中間コードφmに変換されたデー
タを第2の制御区画6を提供することにより第1および
第2の制御区画の制御を協調させている。中間コードφ
m、描画データφc、色変換データφtさらに2値化デ
ータφoと段階的にデータ変換されているプロセスはプ
リンタに特有のものであり、各段階のデータが同時に参
照されるようなことはない。したがって、いずれかの段
階のデータで制御区画を移行することにより、制御区画
の密接な協調制御は不要である。
【0038】したがって、本例のプリンタの制御部3で
は、従来のマルチプロセッサーを用いた制御システムの
ように、CPU間の通信機能を設けたり、並列処理用の
OSを新たに開発する必要はなく、適当なタイミングで
中間コードφmを引き継ぐことにより2つの制御区画、
2つのCPU11および31による並行処理が実現され
ている。このため、ハードウェアあるいはソフトウェア
の開発に費用あるいは時間をそれほど費やすことなくマ
ルチプロセッサーによる並行処理が実現でき、高速処理
可能なプリンタを低コストで提供することができる。
【0039】さらに、本例のプリンタ1の制御部3は、
第1の制御区画5と第2の制御区画6がそれぞれ第1の
ASIC10あるいは第2のASIC30を中心とした
ほぼ独立したアーキテクチャで構成されている。このた
め、それぞれのCPU11あるいは31が命令をフェッ
チするタイミングを調整したり、RAMにアクセスする
タイミングを調整したり、さらには、DMAのためにバ
ス開放するタイミングを第1および第2の制御区画間で
調整するプロセスがほとんどいらない。単に、中間コー
ドφmが第1の制御区画5から第2の制御区画6に転送
するタイミングをいずれかの制御区画5または6の側で
制御するだけで良い。
【0040】したがって、印刷データφpを受信してか
ら中間コードφmに変換するまでの処理と、中間コード
φmから2値化データφoを出力するまでの処理を略完
全に独立して実行することができる。このため、それぞ
れの制御手順を最適化でき、各々の制御区画5および6
の処理時間を短縮することができる。したがって、印刷
装置1のトータルの処理時間を更に短縮できる。
【0041】このように、第1および第2の制御区画5
および6に独立したアーキテクチャを採用していると、
処理速度を向上できると共に、他のプリンタに対する汎
用性も向上する。例えば、本例の第1の制御区画5は、
第1のASIC10にモノクロ用の印刷データを圧縮お
よび伸長する機能を備えている。したがって、モノクロ
のレーザプリンタにおいては、本例の第1の制御区画5
を搭載した基板を装着することによりモノクロ用の印刷
データをパーソナルコンピュータから受信し、それを言
語処理した後に印刷することができる。一方、第2の制
御区画6は、圧縮伸長に加え、描画、色変換、さらに2
値化を行うカラープリントに必要な機能を備えている。
したがって、第2の制御区画6を搭載した基板を装着す
ることにより、言語処理の不要なビットマップ化された
データを受信してカラー印刷を行うスリックプリンタあ
るいはダムプリンタを提供できる。
【0042】さらに、このような2つのCPU11およ
び31を用いて高速化することにより、数100MHz
などの非常に高速で高価なCPUを採用したプリンタと
比較し低コストで高速化できる。また、ハードウェア化
を進めて高速化したプリンタよりもフレキシブルで汎用
性の高い制御システムが実現できることは先に説明した
通りである。本例のプリンタ1では、ROMを変えたり
増設することによりプリンタ言語のバージョンアップに
も柔軟に対応でき、またメモリカードを増設することに
より多階調あるいは高解像度のカラー画像の処理にも柔
軟に対応できる。
【0043】また、本例の制御部3は、2つのCPU1
1および31のプログラムを変更することにより、第1
のCPU11および第2のCPU31で制御する範囲を
変更することも可能である。たとえば、処理する印刷デ
ータφpの解像度が高いためにデータ量が多く、さら
に、印刷機構2の印刷速度が速いプリンタにおいては、
中間コードを描画データφcに変換し、色変換し、さら
に2値化する処理を第2のCPU31で制御するとその
処理時間が、印刷機構2のページ当たりの印刷時間より
も長くなり、第2のCPU31で制御する一連の処理が
クリティカルパスになる可能性がある。そのような場合
は、印刷機構2が1ページ印刷するたびに停止したり、
あるいはオーバーランを起こしてページの途中でデータ
が抜けた印刷が行われてしまう可能性がある。したがっ
て、第2のCPU31で制御する処理を減らすことによ
りクリティカルパスが印刷機構2の印刷時間となるよう
にすることが望ましい。
【0044】図3に、第1および第2のCPU11およ
び31で制御される処理範囲を変更した例をフローチャ
ートを用いて示してある。上述したように、プリンタで
は、中間コードφm、描画データφc、色変換したデー
タφtと処理が進むので、いずれかの段階のデータを第
1のCPU11から第2のCPU31に引き渡すことに
より2つのCPUで並列処理できる。このため、図3に
示した例では、描画データφcに変換し出力する処理ま
でを第1のCPU11で制御し、作業単位である1ペー
ジ分の描画データφcを第2の制御区画6のDRAM3
2に出力した段階で、第2のCPU31にその後のデー
タの処理を引き継ぎ、第2のCPU31による処理時間
を短縮するようにしている。
【0045】図3に示した各々のステップは図2に示し
たものと同様であるが、第1の制御区画5では、まずス
テップ51において、印刷データφpを受信しSDRA
M14に蓄積する。ステップ52において、印刷データ
φpをSDRAM14からロードし、伸長した後に中間
コードφmに変換する。中間コードφmをステップ53
で、SDRAM14または第2の制御区画のDRAM3
2に蓄積する。さらにステップ54で第2の制御区画の
ASIC30に設けられた描画用のハードウェアIMA
35を用いて中間コードφmを描画データφcに変換
し、SDRAM14に蓄積する。そして、適当な作業単
位、例えば1ページ分の描画データφcが生成される
と、ステップ55でASIC10のDMA機能を用いて
データ交換用のバス25を介して第2の制御区画6のD
RAM32に蓄積する。第1のCPU11は、これらの
処理を繰り返して行う。
【0046】第2のCPU31にデータの処理が引き継
がれると、描画データφcをステップ56で再びロード
し伸長してCMYKの各色のデータφtに色変換する。
このデータφtをステップ57で2値化用のハードウェ
ア機能CPGIX38に出力し、ステップ58で2値化
処理した後にそのデータφoをステップ59で印刷機構
2に出力してカラー印刷を行う。この制御方法では、第
2のCPU31で繰り返し連続的に制御されるのはステ
ップ56からステップ59の処理であり、第2のCPU
31の負荷を軽減できる。したがって、第2のCPU3
1における制御がクリティカルパスとなるのを防止で
き、印刷機構2により継続的にページ単位の印刷ができ
る。
【0047】また、オーバーランによる印刷品質の劣化
も防止できる。もちろん、第2のCPU31の負荷をさ
らに軽減することも可能であり、第1のCPU11が色
変換後のデータφtを出力する処理(ステップ57)ま
での処理を制御し、第2のCPU31で2値化する処理
以降を制御するようにしても良い。そして、このように
第1および第2のCPU11および31で制御する範囲
を変更することが各CPUのプログラムを変更するだけ
で行える。
【0048】しかしながら、上記の例では、描画データ
φcに変換するためのハードウェア機能35あるいは色
変換するハードウェア機能37は第2の制御区画6にあ
るものを用いている。このため、データ交換用のバス2
5のトラフィックが増加する。したがって、DRAMな
どのメモリやハードウェア機能の利用効率が低下する可
能性がある。しかしながら、データ処理のクリティカル
パスを短縮できるので、トータルの処理時間を短縮でき
る可能性がある。もちろん、描画用のハードウェア機能
35、あるいは色変換用のハードウェア機能37を第1
の制御区画5に移動したり、あるいは、第1の制御区画
5にも設けておくことも可能である。しかしながら、こ
のようにハードウェアを変更すると、各々の制御区画5
および6の汎用性が低くなったり、また、過剰設備とな
りコストおよびサイズが過大になる。したがって、上述
したように、各々のCPU11および31のソフトウェ
アを変更することにより対処することが望ましい。
【0049】さらに、現在、ハードウェア機能で処理を
行っている描画、色変換あるいは2値化処理もソフトウ
ェアで行うことも可能であり、このような場合は、それ
ぞれの機能も含めてソフトウェアで最適に割り振ること
ができるであろう。このような場合でも、各段階におけ
る変換後の中間段階のデータ(中間コードφm、描画デ
ータφcあるいは色変換データφt)でCPUを切り換
えることにより、2つのCPU11および31を極めて
簡単に協調制御することができ、並列処理を行って処理
速度を高めることができる。
【0050】また、上記では、各制御区画が、RAMバ
スおよびCPUバスがそれぞれ接続可能なASIC10
および30を中心に構成されている例で説明している
が、CPUバスにRAMおよびROMを接続する構成で
あっても良いことはもちろんである。しかしながら、R
AMおよびROMなどがCPUバスに接続された構成で
は、CPUがバス開放するタイミングとデータ転送する
タイミングのマッチングを取るなど、制御手順に制限が
生じる可能性があるので、処理速度は若干低下すること
になるであろう。
【0051】なお、上記では第1および第2の2つのC
PUを設置した制御部3を例に説明しているが、各々の
制御区画をマルチCPUで構成したり、第1および第2
の制御区画を複数も受けて並行処理を行うなど、さらに
多くのCPUを用いた構成ももちろん可能である。
【0052】図4は、本発明の別の実施形態にかかるプ
リンタの回路構成を示すブロック図である。
【0053】図4に示すように、プリンタ101は、第
1の制御区画103と第2の制御区画105と印刷機構
107を有する。第1制御区画103と第2制御区画1
05は、図示のように互いに対称的な構成を有してい
る。
【0054】すなわち、第1制御区画103は、第1C
PU111、第1ASIC113、第1DRAM115
及び第1ROM117を有する。第1ASIC113
は、ホスト装置109などに対するデータ入出力を行う
入出力ASIC121と、メモリ115、117のアク
セスやCPU111のバスの制御などを行うメモリAS
IC123とから構成される。第1ROM117には、
第1CPU111用のプログラムが格納されている。
【0055】第2制御区画105は、第2CPU13
1、第2ASIC133、第2DRAM135及び第2
ROM137を有する。第2ASIC133は、メモリ
135、137のアクセスやCPU121のバスの制御
などを行うメモリASIC141と、色変換や2値化や
階調補正やエッジスムージングなどの画像処理を行ない
それらの画像処理で得られた最終的ナYMCK2値化デ
ータを印刷機構107へ供給する画像処理ASIC14
3から構成される。第2ROM137には、第2CPU
131用のプログラムが格納されている。
【0056】第1制御区画103の第1CPU111
は、第1制御区画内103内のリソース(第1ASIC
113、第1DRAM115)だけでなく、第2御区画
内105内のリソース(第2ASIC123、第2DR
AM135)にもアクセスすることができる。同様に、
第2制御区画105の第2CPU131は、第2御区画
内105内のリソース(第2ASIC123、第2DR
AM135)だけでなく、第1制御区画内103内のリ
ソース(第1ASIC113、第1DRAM115)に
もアクセスすることができる。
【0057】なお、第1CPU111がDRAMコント
ローラを持つ場合には、第1メモリASIC123に第
1DRAM115を接続する代わりに(又は、それと共
に)、点線で示すように第1CPU111に第1DRA
M151を接続することもできる。第2CPU131が
DRAMコントローラを持つ場合には、第2メモリAS
IC133に第2DRAM135を接続する代わりに
(又は、それと共に)、点線で示すように第12PU1
31に第2DRAM153を接続することもできる。
【0058】図5は、図4に示したプリンタに若干の変
形を加えた構成をもつプリンタのブロック図である。
【0059】図4に示したプリンタ101では、各制御
区画103、105に、各CPU111、131用の制
御プログラムを格納したROM117、137が個別に
用意されている。しかし、実際のROMチップがもつ容
量の割には、制御プログラムのデータ量は小さいので、
ROM117、137内には使っていない無駄な記憶領
域がかなり多くある。また、特に2つの制御区画10
3、105を別の回路基板とし、両基板をコネクタなど
で接続する構成を採用する場合、許容される基板サイズ
に起因して搭載可能なデバイス数がより少なく制限され
る場合がある。
【0060】そこで、図5に示した構成では、第1のC
PU211用の制御プログラムと第2のCPU231用
の制御プログラムの双方が、第1の制御区画203内の
ROM217に纏めて格納されている。故に、第2の制
御区画205内にはプログラムROMは無く、第2の制
御区画205の基板サイズが削減される。第2制御区画
205内のメモリASIC241にはSRAM271が
内蔵されている。プリンタ201の電源投入時に、RO
M217内の第2CPU231用の制御プログラムがS
RAM271にロードされ、第2CPU231はSAM
271内の制御プログラムに従って動作する。
【0061】なお、第1CPU211がDRAMコント
ローラを持つ場合には、第1メモリASIC223に第
1DRAM215を接続する代わりに(又は、それと共
に)、点線で示すように第1CPU211に第1DRA
M251を接続することもできる。第2CPU231が
DRAMコントローラを持つ場合には、第2メモリAS
IC233に第2DRAM235を接続する代わりに
(又は、それと共に)、点線で示すように第2CPU1
31に第2DRAM253を接続することもできる。
【0062】図6及び図7は、図4及び図5に示したプ
リンタの電源投入時の動作開始タイミングをそれぞれ示
している。
【0063】図4に示したプリンタ101では、電源投
入時、リセット回路119がリセット信号161を第1
CPU111、第1ASIC113、第2CPU131
及び第2ASIC133に加えてそれらリセット状態と
し、一定時間後にリセット信号161を解除する。図6
のタイミングチャートに示すように、リセット解除と同
時に、第1CPU111、第1ASIC113、第2C
PU131及び第2ASIC133が一斉に有効にな
り、第1制御区画103と第2制御区画105は同時に
動作を開始する。
【0064】一方、図5のプリンタ201では、電源投
入時、第1リセット回路219がリセット信号261を
第1CPU111、第1ASIC113及び第2ASI
C133に加え、また、第2ASIC263に内蔵され
た第2リセット回路263がリセット信号265を第2
CPU231に加える。そして、一定時間後に第1リセ
ット回路219がリセット信号261を解除する。図7
のタイミングチャートに示すように、このリセット解除
と同時に第1CPU111と第1ASIC113が有効
となり、第1制御区画203は動作を開始するが、第2
制御区画205では、第2ASIC233は有効だが、
第2CPU231はまだリセット状態中であるため、第
2制御区画205全体としてはまだ待機状態である。そ
して、この待機状態のときに、第2メモリASIC内の
SRAM271にROM217内の第2CPU用プログ
ラムをロードする。ロード完了後、第1CPU211か
らの信号267で第2リセット回路263のリセット信
号265を解除し、それにより、第2CPU231が有
効となって第2制御区画205の動作が開始する。
【0065】図4又は図5に示したプリンタにおいて、
ホスト装置からの印刷データ受信から印刷機構への2値
化データ送出までの制御処理を第1と第2の制御区画に
対しどのように割り当てるかという点について、多くの
バリエーションが存在する。どの割り当て方が最適であ
るかは、第1CPU111と第2CPU211の性能の
違いや、印刷ジョブの性質などによっても異なる。図8
及び図9は、第1と第2の制御区画への仕事の割り当て
の代表的な例を示している。図8は、印刷データの受信
からRGBラスタデータ作成までの制御動作を示し、図
9は、RGBラスタデータに色変換及び2値化を行って
YMCK2値化データを作成して印刷機構へ送るまでの
制御動作を示している。
【0066】図8に示すように、ホスト装置301から
の印刷データを、第1制御区画300内の入出力ASI
C303が受信し(401)、受信した印刷データを第
1メモリASIC307がDMA(403)により、第
1DRAM309に書き込む。このとき、第1CPU3
05が、第1メモリASIC307が行うDMA(40
3)を制御する(407)。第1DRAM405に格納
された印刷データ405は、例えばPDL(ページ記述
言語)で記述されている。次に、第1CPU305が、
第1DRAM309からPDL印刷データ405を読み
込み、これを解釈して(409)、中間段階のデータ
(典型的には中間コード)を作成し、この中間コード4
11を第1DRAM309に書き込む。
【0067】次に、第1制御区画302の第2メモリA
SIC313が、DMA(413)により、第1DRA
M309内の中間コード411を第2DRAM315に
コピー(又は転送)する。このときのDMA(413)
は、第2CPU311が制御する(417)。次に、第
2CPU311が、第2DRAM315kら中間コード
415を読み込み、これに基づき完全なビットマップイ
メージデータを描画し(417)、そのビットマップイ
メージデータ(描画データ)419を第2DRAM31
5に書き込む。次に、第3メモリASIC313が、第
2DRAM315内の描画データ419を、DMA(4
21)により、第1DRAM309に転送する。このD
AM(421)は、第2CPU311が制御する(42
5)。
【0068】続いて、色変換や2値化などの画像処理が
図9に示す手順で行われる。第2メモリASIC313
がDMA(425)により、第1DRAM309内の描
画データ(通常は、RGBのビットマップイメージデー
タである)423を画像処理ASIC317へ送る。画
像処理ASIC317は、そのRGB描画データに色変
換や階調補正などの処理(427)を行って、YMCK
の描画データ(色変換データ)に変換する。そのYMC
K色変換データを、第2メモリASIC313がDMA
(429)により、第1DRAM309に書き込む。次
に、第2メモリASIC313がDMA(433)によ
り、第1DRAM309内のYMCK色変換データ43
1を画像処理ASIC317へ送る。画像処理ASIC
317は、そのYMCK色変換データに2値化の処理
(435)を行って(必要に応じてエッジスムージング
処理も行って)、YMCK2値化データに変換し、この
YMCK2値化データを印刷機構319に送る。上記の
過程で第2メモリASIC313が行うDMA(42
5、429、433)は、第1CPU305が制御す
る。
【0069】図8及び図9に示した制御手順は一例であ
り、別の手順を採用することもできる。例えば、図9に
示した手順において、第2CPUが充分に高い性能をも
つならば、点線441に示すように第2CPU311が
第2メモリASIC313のDMA(425、429、
433)を制御してもよい。また、第2DRAM315
の容量が充分に大きければ、点線439に示すように、
色変換後のYMCK色変換データを第2DRAM315
に格納するようにしてもよい。また、画像処理ASIC
317において、色変換(427)で得たYMCK色変
換データを、DRAMに一旦蓄えずに、点線443で示
すように直接的に2値化して(435)、その結果得ら
れたYMCK2値化データを印刷機構319へ送るよう
にしてもよい。
【0070】以上に説明した本発明に従うプリンタは、
複数のCPUを用いて印刷データを2値化したデータに
変換するまでの処理を制御するようにしている。そし
て、各々のCPUで制御する範囲を中間コード、描画デ
ータあるいは色変換データなどのいずれかの変換処理が
終了した中間段階のデータで引き継ぐことにより、CP
U間のデータ通信や協調制御用のOSを用いることなく
簡単な構成で複数CPUによる並列処理を実現してい
る。このため、本発明により、カラーレーザプリンタな
どの高画質のカラープリンタを出力するプリンタに最適
な、低コストで処理速度の速い印刷装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示すプリンタにおける制御過程をフロー
チャートで示す図である。
【図3】図2と異なる制御過程を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の別の実施形態にかかるプリンタの回路
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の更に別の実施形態にプリンタの構成を
示すブロック図である。
【図6】図4のプリンタの電源投入時のリセット解除動
作を示すタイミングチャートである。
【図7】図5のプリンタの電源投入時のリセット解除動
作を示すタイミングチャートである。
【図8】図4又は図5のプリンタの印刷データ受信から
RGBラスタデータ作成までの制御動作を示す説明図で
ある。
【図9】図4又は図5のプリンタの色変換及び2値化を
行うときの制御動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1、101、201 プリンタ 2、107、207、319 印刷機構 3 制御部 5、103、203、300 第1の制御区画 6、105、205、302 第2の制御区画 10、113、213 第1のASIC 11、111、211 第1のCPU 12 CPUバス 13 RAMバス 14 SDRAM 16 ROMバス 17 ROM 20 外部バス 21 入出力ユニット 30、133、233 第2のASIC 31、131、231 第2のCPU 41 CPUバス 32 DRAM 42 RAMバス 33 ROM 43 ROMバス 35 描画用ハードウェア機能 36 圧縮・伸長用ハードウェア機能 37 色変換用ハードウェア機能 38 2値化用ハードウェア 115、151、215、251、309 第1のDR
AM 135、153、235、253、315 第2のDR
AM 117 第1のROM 137 第2のROM 217 ROM 121、221、303 入出力ASIC 123、223、307 第1のメモリASIC 141、241、313 第2のメモリASIC 143、243、317 画像処理ASIC
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月22日(1999.6.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】デジタルデータの処理速度を向上するに
は、CPUを高速なものと変えるか、あるいは、色変換
などの処理に特化したハードウェアを開発し採用するこ
とが一般的である。高速のCPUを採用すれば、CPU
の処理時間は短縮できるが、クリティカルパスとなるで
あろうデータ転送などの時間は短縮できない。したがっ
て、高価なCPUを採用しても画像処理の時間をそれほ
ど短縮できるものではない。色変換処理専用にフルカス
タマイズされたハードウェアを採用すれば、その処理自
体の速度は向上でき、全ての処理をカスタマイズされた
ハードウェアで行えば、さらに処理速度を向上できる。
しかしながら、やはりデータ転送などのクリティカルパ
スが生ずるので、それ自体を短縮することは難しい。ま
た、専用ハードウェアを開発することはコストと時間が
かかる。さらに、専用ハードウェアを採用することによ
り汎用性がなくなるので、将来のバージョンアップ、あ
るいは処理内容の変更・追加などにも対処できなくな
る。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを受信する処理、その印刷デ
    ータを中間段階のデータに変換する処理を制御する第1
    のCPUを備えた第1の制御区画と、 前記中間段階のデータを印刷機構に出力可能な2値化デ
    ータに変換する処理を制御する第2のCPUを備えた第
    2の制御区画とを備えた印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の制御区画は、第1のRAM、第1のROM及
    び第1のASICを更に有し、 第2の制御区画は、第2のRAM、第2のROM及び第
    2のASICを更に有し、 前記第1の制御区画から前記第2の制御区画に前記中間
    段階のデータを供給するためのデータ交換用のバスを更
    に備えた印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記中間段階のデー
    タは、前記印刷データを言語解釈して作られた中間コー
    ドのデータである印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記中間段階のデー
    タは、中間コードに基づいて描画されたRGBビットマ
    ップデータたる描画データである印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記中間段階のデー
    タは、RGBの描画データを色変換して作られたCMY
    Kのビットマップデータたる色変換データである印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 印刷データを受信する処理、その印刷デ
    ータを中間段階のデータに変換する処理を制御する第1
    の制御工程と、 前記中間段階のデータを印刷機構に出力可能な2値化デ
    ータに変換する処理を第2のCPUで制御する第2の制
    御工程とを有する印刷装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記中間段階のデー
    タは、前記印刷データを言語解釈することにより作られ
    る中間コードのデータである印刷装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記中間段階のデー
    タは、中間コードに基づいて描画されたRGBビットマ
    ップデータたる描画データである印刷装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記中間段階のデー
    タは、RGBの描画データを色変換して作られたCMY
    Kのビットマップデータたる色変換データである印刷装
    置の制御方法。
  10. 【請求項10】 印刷機構と、互いにデータを交換可能
    な第1の制御区画と第2の制御区画とを備え、 前記第1の制御区画は第1のCPUを有し、前記第2の
    制御区画は第2のCPUを有し、 前記第1と第2の制御区画が、印刷データの受信で始ま
    り2値化データを前記印刷機構へ送ることで終わる一連
    の複数段階から構成される印刷のための制御処理を、段
    階別に分担して実行する印刷装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記第1の制御区画は、前記第1及び第2のCPU用の
    制御プログラムを格納したROMを有し、 前記第2の制御区画は、前記ROMから前記第2のCP
    U用の制御プログラムがロードされるRAMを有し、 前記第2のCPUは、前記RAMにロードされた前記制
    御プログラムに従って動作する印刷装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記第1の制御区画は、第1のRAMと第1のASIC
    を含み、 前記第2の制御区画は、第2のRAMと第2のASIC
    を含み、前記第1及び第2のCPUの各々が、前記第1
    のRAMと前記第1のASICと前記第2のRAMと前
    記第2のASICにアクセス可能である印刷装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 前記第1の制御区画は、前記印刷データを受信する段階
    と、前記印刷データから中間段階のデータを作成する段
    階とを分担し、 前記第2の制御区画は、前記中間段階のデータから前記
    2値化データを作成する段階と、前記2値化データを前
    記印刷エンジンへ送る段階とを分担する印刷装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記第1の制御区画は、第1のRAMと第1のASIC
    とを有し、 前記第2の制御区画は、第2のRAMと第2のASIC
    とを有し、 前記第1のASICは、前記印刷データを受信する手段
    を有し、 前記第1のCPUは、受信した前記印刷データを言語解
    釈して中間コードを作成する手段を有し、 前記第2のCPUは、前記中間コードから前記中間コー
    ドと同じ表色系のビットマップデータたる描画データを
    描画する手段を有し、 前記第2のASICは、前記描画データを色変換して前
    記印刷機構と同じ表色系のビットマップデータたる色変
    換データを作成する手段と、前記色変換データを2値化
    して前記2値化データを作成する手段とを有する印刷装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記第1のASICは、前記印刷データ、中間コード及
    び描画データの何れかに関して、前記第1のRAMに対
    するDMAを行う手段を有し、 前記第2のASICは、前記印刷データ、中間コード及
    び描画データの何れかに関して、前記第2のRAMに対
    するDMAを行う手段を有する印刷装置。
  16. 【請求項16】 第1のCPUを有する第1の制御区画
    が、印刷データの受信で始まり2値化データを前記印刷
    機構へ送ることで終わる一連の複数段階から構成される
    印刷のための制御処理をのうちの、一部の所定の段階を
    実行する制御工程と、 第2のCPUを有する第2の制御区画が、前記一連の複
    数段階から構成される印刷のための制御処理をのうち
    の、残りの所定の段階を実行する制御工程とを有する印
    刷装置の制御方法。
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