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JP2000196197A - 成長基板が除去された窒化物レ―ザダイオ―ドの構造及び窒化物レ―ザダイオ―ドアレイ構造の製造方法 - Google Patents

成長基板が除去された窒化物レ―ザダイオ―ドの構造及び窒化物レ―ザダイオ―ドアレイ構造の製造方法

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Publication number
JP2000196197A
JP2000196197A JP11364118A JP36411899A JP2000196197A JP 2000196197 A JP2000196197 A JP 2000196197A JP 11364118 A JP11364118 A JP 11364118A JP 36411899 A JP36411899 A JP 36411899A JP 2000196197 A JP2000196197 A JP 2000196197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor film
substrate
laser diode
layer
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11364118A
Other languages
English (en)
Inventor
A Keyser Michael
エイ ケイセル ミカエル
P Bow David
ピー ボウ デビッド
Ping Mei
メイ ピン
T Romano Linda
ティ ロマノ リンダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/223,112 external-priority patent/US6744800B1/en
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2000196197A publication Critical patent/JP2000196197A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザダイオードアレイ構造の成長後にサフ
ァイア基板を除去して、レーザダイオードアレイへの電
気的コンタクトの形成の簡略化と特別な構造の使用の回
避、更に優れたヒートシンクのレーザダイオードアレイ
への取り付けを、可能にする。 【解決手段】 レーザダイオードアレイ構造を備えた半
導体膜の成長後に、半導体膜のサファイア基板側と反対
側に支持基板1105を取り付ける。その後、サファイ
ア基板を除去する。サファイア基板の除去後、熱伝導性
基板1138をサファイア基板があった側に取り付け
る。サファイア基板が除去されているので、レーザダイ
オードアレイへ電気的コンタクトを設けるのに特別な構
造が不必要となり、又、より効果的なヒートシンク効果
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザダイオードの
分野に関して、特に短波長窒化物レーザダイオードアレ
イの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】短波長の窒化物レーザダイオードは、レ
ーザ印刷操作及びその他の用途において、赤外(IR)
レーザダイオードに比べて、スポットサイズがより小さ
く且つ焦点深度がより良好である。シングルスポット窒
化物レーザダイオードは、光ストレジのような分野の用
途を有している。
【0003】高速レーザ印刷の用途に対しては、レーザ
ダイオードアレイが望ましい。高速及び高解像度での印
刷は、ポリゴンの回転速度、レーザのターンオン回数、
及びレーザパワーに関する基本的な制約のために、レー
ザダイオードアレイを必要とする。レーザダイオードア
レイは、以前は、赤色及び赤外レーザダイオード構造を
用いて使用されてきている。2重スポット赤色レーザ及
び4重スポット赤外レーザが、レーザ印刷のために使用
されてきている。
【0004】AlGaInNのような更に大きなバンド
ギャップの半導体化合物に基づくレーザダイオードが開
発されてきている。近紫外(near−UV)から紫色
(バイオレット;violet)にかけての周波数域で
の優れた半導体レーザ特性が、特に日本の日亜化学工業
によって確立されてきている。例えば、S.Nakam
ura及びG.Fasolの「青色レーザダイオード−
GaNをベースにした発光体及びレーザ(The Bl
ue Laser Diode − GaNbased
Light Emitters and Laser
s)」、Springer−Verlag社(199
7)を参照されたい。
【0005】2重スポットレーザを更に短い波長域へ拡
張することによって、より高解像度での印刷を可能にし
ている。短波長レーザダイオードアレイの構造は、窒化
物をベースにした窒化物レーザダイオードがアレイ中で
使用されるときには、異なったものになる必要がある。
これは、劈開の代わりにドライエッチングによってミラ
ーを形成する必要があること、及び、たいていの窒化物
デバイスはサファイアのような絶縁性基板の上に成長さ
れるからである。
【0006】カリフォルニア大学のグループが、UVエ
キシマレーザを使用して、サファイア基板からGaN膜
を分離する技術を開発している。カリフォルニア大学の
技術は、紫外エキシマレーザを使用して、サファイア基
板との界面でGaN層の薄い部分を分解する。エキシマ
レーザの光束(フラックス;flux)を適切に調節す
ることによって、界面のGaNが、最小限のダメージで
GaとNとに分解される。引き続いて、融点が30℃で
ある残存Gaメタルを膜−基板の界面でゆっくりと加熱
することで、GaN膜が除去される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】絶縁性基板を使用する
構造は、窒化物4重スポットダイオードレーザ及び面発
光型デュアル4重スポットレーザダイオードアレイの経
済的な形成を可能にする。現在のところ、最も進んだ窒
化物シングルレーザ構造は、絶縁性サファイア(Al2
3)基板の上に成長される。レーザダイオードアレイ
に対する絶縁性基板の使用は、レーザダイオードのため
の電気的コンタクトの形成にあたって、特別な問題を生
じさせる。導電性基板が使用されている場合とは対照的
に、絶縁性基板では、アレイ中の全レーザダイオードに
対して共通の裏面コンタクトを形成することができな
い。このため、絶縁性基板の上のレーザダイオードアレ
イに対して電気的コンタクトを設けるためには、特別な
構造を使用する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、窒化物
レーザダイオードアレイの構造であって、複数の活性層
を含み且つ第1の結晶面を有している半導体膜と、第2
の結晶面を有し且つ前記半導体膜を支持し、前記熱伝導
性基板と前記複数の活性層との間の熱的な結合を強化す
る熱圧着結合によって前記半導体膜に取り付けられてい
る熱伝導性基板と、前記半導体膜と前記熱伝導性基板と
の間に設けられたメタル層と、前記レーザダイオードア
レイを電気的にバイアスする複数の電極と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0009】また、第2の本発明は、窒化物レーザダイ
オードアレイ構造の製造方法であって、第1の側の上に
取り付けられた絶縁性基板を有する半導体膜を準備する
ステップと、前記半導体膜の第2の側に支持基板を取り
付けるステップと、前記半導体膜の前記第1の側から前
記絶縁性基板を除去するステップと、前記半導体膜の前
記第1の側の上にメタル層を配置するステップと、前記
半導体膜の前記第1の側に熱伝導性基板を取り付けるス
テップと、前記半導体膜の前記第2の側から前記支持基
板を除去するステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】また、第3の本発明は、窒化物レーザダイ
オードアレイ構造の製造方法であって、第1の結晶面を
有し、第1の側に取り付けられた絶縁性基板と第2の側
に取り付けられた複数の電極とを有する半導体膜を準備
するステップと、前記半導体膜の前記第2の側に支持基
板を取り付けるステップと、前記半導体膜の前記第1の
側から前記絶縁性基板を除去するステップと、前記半導
体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置するステップ
と、前記半導体膜の前記第1の側に、第2の結晶面を有
する熱伝導性基板を、前記第1及び第2の結晶面が整合
するように取り付けるステップと、前記半導体膜の前記
第2の側から前記支持基板を除去するステップと、を含
むことを特徴とする。
【0011】また、第4の本発明は、窒化物レーザダイ
オードアレイ構造の製造方法であって、第1の側の上に
取り付けられた絶縁性基板を有する半導体膜を準備する
ステップと、前記半導体膜の第2の側に熱導電性基板を
取り付けるステップと、前記半導体膜の前記第1の側か
ら前記絶縁性基板を除去するステップと、前記半導体膜
の前記第1の側の上にメタル層を配置するステップと、
を含むことを特徴とする。
【0012】また、第5の本発明は、窒化物レーザダイ
オードアレイ構造の製造方法であって、第1の結晶面を
有し、第1の側に取り付けられた絶縁性基板と第2の側
に取り付けられた複数の電極とを有する半導体膜を準備
するステップと、前記半導体膜の前記第1の側に、第2
の結晶面を有する熱伝導性基板を、前記第1及び第2の
結晶面が整合するように取り付けるステップと、前記半
導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去するス
テップと、前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層
を配置するステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】また、第6の本発明は、窒化物レーザダイ
オードアレイ構造の製造方法であって、第1の結晶面を
有し、第1の側に取り付けられた絶縁性基板と第2の側
に取り付けられた複数の電極とを有する半導体膜を準備
するステップと、前記半導体膜の前記第1の側に、第2
の結晶面を有する熱伝導性基板を、前記第1及び第2の
結晶面が整合するように取り付けるステップと、前記半
導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去するス
テップと、前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層
を配置するステップと、前記メタル層及び前記半導体膜
を2つの分離された部分に分けるトレンチを、前記メタ
ル層及び前記半導体膜を通ってエッチングするステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0014】レーザダイオードアレイ構造を成長させた
後に絶縁性基板を除去すれば、レーザダイオードアレイ
への電気的コンタクトの形成が簡略化されて、特別な構
造の使用が回避され、更に、優れたヒートシンクをレー
ザダイオードアレイに取り付けることが可能になる。レ
ーザダイオードアレイは、基板の除去の前後に、はんだ
付け、熱圧着結合、或いはその他の手段で、熱伝導性ウ
エハに取り付けられてもよい。絶縁性基板の除去後に熱
伝導性基板を取り付けるには、中間ステップとして支持
基板を取り付ける必要がある。絶縁性基板の除去前にレ
ーザダイオードアレイに熱伝導性ウエハを取り付けれ
ば、レーザダイオードアレイのレーザ活性層に近い側の
上で熱伝導性基板を位置決めすることができる。これに
より、絶縁性基板の除去後にレーザダイオードアレイを
熱伝導性基板に取り付ける場合に比べて、より効果的な
ヒートシンク効果を得ることができる。取り付けプロセ
ス中に窒化物レーザ膜を熱伝導性基板に適切に位置合わ
せすれば、劈開ミラー端面が形成され得る。エッチング
ではなく劈開によるミラー端面は、完全に並行且つ垂直
でスムースなミラー対を形成する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下で簡単に説明する図面は、一
定のスケールに従ってない。
【0016】以下の詳細な説明において、説明される実
施形態の様々な特徴に関する数値範囲が示されるが、こ
れらの言及された範囲は、例としてのみ取り扱われるべ
きものであり、その特許請求の範囲の内容を制限するこ
とを意図しているものではない。加えて、実施形態の様
々な端面に適する材料として数多くの材料が挙げられて
いるが、これらの言及された材料は、例としてのみ取り
扱われるべきものであり、その特許請求の範囲の内容を
制限することを意図しているものではない。
【0017】本発明に従ったある実施形態が、図1に示
されている。図1は、典型的にはAl23絶縁性基板2
15(図2を参照)の上に成長された4重スポットIn
GaAlNレーザダイオード構造100を示している。
この構造100は、n−メタルコンタクト120を共有
しているレーザダイオード145及び146と、n−メ
タルコンタクト125を共有しているレーザダイオード
147及び148とを示している。p−メタルコンタク
ト110はレーザダイオード145に接続し、同様に、
p−メタルコンタクト135、130、及び115は、
それぞれレーザダイオード146、147、及び148
に接続している。図1に示される隣接するレーザダイオ
ード間の横方向の間隔は、約25μmである。例えば、
レーザダイオード145と146との間の間隔は、約2
5μmである。レーザダイオード145、146、14
7、及び148の長さは、典型的には約500μmであ
る。分離絶縁層140は、誘電体材料、典型的には酸化
窒化シリコン、二酸化シリコン、窒化シリコン、或いは
ポリイミドから形成されている。p−メタルコンタクト
135及び130における切れ込み(ノッチ;notc
h)150及び155はそれぞれ、高反射性誘電体コー
ティング、例えばTiO2/SiO2を引き続いて蒸着す
るための開放空間(オープンスペース)を提供する。
【0018】図2は、4重スポットInGaAlNレー
ザダイオード構造100の断面図を示す。p−GaNキ
ャップ層220が、p−AlGaNクラッド層225の
上に位置している。活性層230は、多重量子井戸構造
を有するInGaN層であって、n−AlGaNクラッ
ド層235の上に位置している。層210はn−GaN
であって、典型的にはAl23の絶縁性基板であるサフ
ァイア基板215の上に位置している。
【0019】図3は、典型的にはAl23サファイア基
板215(図2を参照)の上に成長された、他の4重ス
ポットInGaAlNレーザダイオード構造300を示
している。4重スポットInGaAlNレーザダイオー
ド構造300は、図1に示した4重スポットInGaA
lNレーザダイオード構造100に類似しているが、レ
ーザダイオード145、146、147、及び148に
対して個別のn−メタルコンタクト310、315、3
20、及び325がそれぞれ設けられている点で異なっ
ている。各デバイスに対して個別のn−メタルコンタク
ト及びp−メタルコンタクトを設ければ、電気的及び熱
的なクロストークが最小化される。クロストークを更に
減少するためには、非常に深い分離溝340(図3を参
照)をエッチングで形成して、レーザダイオード145
をレーザダイオード146から、レーザダイオード14
6をレーザダイオード147から、及びレーザダイオー
ド147をレーザダイオード148から、それぞれ分離
すればよい。分離溝340は、サファイア基板215に
まで達していてもよい(図2を参照)が、最低限でも活
性層230の下まで到達しているべきである。これによ
り、活性層230の内部の注入キャリアの拡散によって
生じる光学的クロストーク及び電気的クロストークが取
り除かれる。
【0020】本発明に従ったある実施形態が、図4に示
されている。4重スポットInGaAlNレーザダイオ
ード構造400は、サファイア基板215の上に成長さ
れている。レーザダイオード145及び148は、それ
ぞれn−メタルコンタクト410、435及びp−メタ
ルコンタクト415、430を有し、これらは、レーザ
ダイオード146及び147からより明確に分離される
ように、ある角度で位置合わせされている。この角度
は、結果として得られる分離によって電気的、及び特に
熱的なクロストークが更に低減されるように選択され
る。レーザダイオード145は、n−メタルコンタクト
410及びp−メタルコンタクト415を使用して電気
的コンタクトを得ており、レーザダイオード148は、
n−メタルコンタクト435及びp−メタルコンタクト
430を使用して電気的コンタクトを得ている。レーザ
ダイオード146は、p−メタルコンタクト420及び
n−メタルコンタクト440を使用して電気的コンタク
トを得ている。n−メタルコンタクト440はレーザダ
イオード147と共有されており、このレーザダイオー
ド147は、別個のp−メタルコンタクト425を有し
ている。n−メタルコンタクト440を2つの別個のコ
ンタクトに分割して、レーザダイオード146及び14
7に対して別個のn−メタルコンタクトを提供し、電気
的及び熱的なクロストークを更に低減することもでき
る。
【0021】図5は、チャネル構造595の一方の側に
4重スポットレーザダイオード100を配置し、チャネ
ル構造595の他方の側に対応する鏡像のレーザダイオ
ード構造500を配置することによって得られる、デュ
アル4重スポットレーザダイオード構造501を示して
いる。構造500は、n−メタルコンタクト520を共
有しているレーザダイオード545及び546と、n−
メタルコンタクト525を共有しているレーザダイオー
ド547及び548とを示している。p−メタルコンタ
クト510はレーザダイオード545に接続し、同様
に、p−メタルコンタクト535、530、及び515
は、それぞれレーザダイオード546、547、及び5
48に接続している。図5に示される隣接するレーザダ
イオード間の横方向の間隔は、約25μmである。例え
ば、レーザダイオード545と546との間の間隔は、
約25μmである。レーザダイオード545、546、
547、及び548の長さは、典型的には約500μm
である。構造100は、図1及び図2を参照して先に説
明されている。
【0022】図6は、レーザダイオード147及び54
7とチャネル構造595とに沿ったデュアル4重スポッ
トレーザダイオード構造501の断面を示している。チ
ャネル構造595は、レーザダイオード145、14
6、147、148、545、546、547、及び5
48からの光を垂直方向に出力結合させるための傾斜ミ
ラー575(図6を参照)を含んでいる。アルミニウム
でコーティングされたミラー575は、例えば化学的に
アシストされたイオンビームエッチング(CAIBE)
を使用してドライエッチングされ、その傾斜角度は、エ
ッチングパラメータを変更することによって調節させる
ことができる。図6におけるミラー575の端面の適切
な傾斜角度は、45度である。図5及び図6に示された
構造によって、近接して間隔を隔てて配置されたデュア
ル4重スポットレーザダイオード構造が達成される。レ
ーザダイオード145と146との間或いは545と5
46との間のような隣接するレーザダイオードの間の間
隔は、典型的には25μmである。
【0023】図7は、有機金属化学的気相成長法(MO
CVD)によってサファイア基板215の上に成長され
たInGaAlNヘテロ構造ウエハ600を示してい
る。サファイア基板215は、典型的にはAl23であ
り、その厚さは、典型的には100μm〜400μmの
オーダの範囲にある。GaN:Mgキャップ層610は
厚さ0.1μmであり、Al0.08Ga0.92N:Mgクラ
ッド層620に隣接している。Al0.08Ga0.92N:M
gクラッド層620の典型的な厚さは、0.5〜1.0
μmの範囲である。p型導電型を生成するためにMgが
添加されていることに留意されたい。同じく厚さ0.1
μmである第2のGaN:Mgクラッド層630がクラ
ッド層620の下に位置しており、p−ドープ導波路と
して機能する。Al0.2Ga0.8N:Mgクラッド層64
0は典型的には厚さ20nmであり、トンネル障壁を生
成して、注入された電子の漏れを妨げるように機能す
る。GaN:Si層650は、活性層230に対するn
−ドープ導波路として機能する。n型導電型を生成する
ためにSiが添加されていることに留意されたい。Al
0.08Ga0.92N:Siクラッド層660は、典型的には
厚さ0.5〜1.5μmである。In0.03Ga0.97N:
Si層665は、典型的には厚さ50nmであり、欠陥
低減層として機能する。
【0024】典型的な厚さが4μmであるGaN:Si
層210がサファイア基板215の上に位置しており、
その後に行われる堆積のための良質な材料を確立すると
共に、横方向のコンタクト層を提供するように機能す
る。ひとたび構造600がMOCVDによって成長され
ると、(Al)GaN:Mg層610、620、63
0、及び640におけるMgのp−ドーピングの活性化
が行われる。ドーパントの活性化は、N2雰囲気中にお
ける850℃で5分間の急速熱アニールによって達成さ
れる。
【0025】図8〜図12は、本発明に従った4重スポ
ットリッジ導波路レーザダイオード構造に対する主要な
製造ステップを示す。層640及び665が図8〜図1
2では示されていない点に留意されたい。図8は、p−
メタルの堆積後のウエハ600を示している。p−メタ
ル層710は典型的にはニッケル−金(Ni−Au)で
あって、熱蒸着とN2雰囲気中での急速熱アニールとを
使用して堆積される。Ar/Cl2/BCl3ガス混合物
の中でのCAIBE或いは反応性イオンエッチング(R
IE)を使用したドライエッチングが行われて、図9に
示すメサ構造がエッチングされる。ミラー(図示され
ず)も、CAIBE或いはRIEプロセスを使用してド
ライエッチングされる。図10は、CAIBE或いはR
IEを使用したAr/Cl2/BCl3ガス混合物の中で
のリッジ導波路707及びトレンチ711のエッチング
後のウエハ600を示している。図11は、熱蒸着とN
2雰囲気中での急速熱アニールとを使用した、典型的に
はチタン−アルミニウム(Ti−Al)であるn−メタ
ル720の堆積の結果を示している。
【0026】次に、誘電体分離の堆積が、プラズマ強化
化学的気相成長法(PECVD)を使用して、誘電体と
して例えば酸化窒化シリコン、酸化シリコン、或いは窒
化シリコンを使用して、行われる。誘電体としては、ポ
リイミドも使用されることができる。誘電体分離層75
5に、CF4/O2雰囲気中での高周波(RF)プラズマ
エッチングを使用してコンタクト窓が開けられ、その後
に、熱蒸着を使用してチタン/金のp−メタルコンタク
トパッドが堆積される。図12は、p−メタルコンタク
トパッド730及びn−メタルコンタクトパッド720
の堆積後のウエハ600を示している。その後に、基板
215が機械的研磨によって薄くされて、ウエハ600
を劈開してレーザダイオードを個々のデバイスにするた
めの準備を行う。最終ステップでは、レーザダイオード
のミラー(図示せず)の正面側及び裏側に電子ビーム蒸
着を使用してSiO2/TiO2高反射率コーティングを
蒸着して、レーザ閾値電流を低減すると共にミラー表面
を保護する。
【0027】図13は、本発明に従った、GaN/Al
GaNを使用してサファイア基板215の上に形成され
た4重スポットレーザダイオード構造800のある実施
形態を示している。4重スポットレーザダイオード構造
800は、n−GaN埋込層885からp−GaN或い
はAlGaNブロック層890によって分離されたn−
GaN埋込層210を使用して、埋込電流チャネル85
0及び855を形成している。埋込電流チャネル850
及び855は、それぞれn−メタルコンタクト815及
び820から伸びて、レーザダイオード830及び83
6にコンタクトしている。埋込電流チャネル870及び
875は、それぞれn−メタルコンタクト810及び8
25から伸びて、p−GaN或いはAlGaNブロック
層890とサファイア基板215とに挟まれたn−Ga
N埋込層885を使用して、レーザダイオード832及
び834にそれぞれコンタクトしている。典型的には、
サファイア基板215はAl23で形成されている。レ
ーザダイオード830及び832、832及び834、
並びに834及び836のレーザダイオード対は、それ
ぞれ溝831、833、及び835によって、光学的且
つ電気的にお互いに分離されている。溝833は最下層
のGaN層885を通ってエッチングされているが、溝
831及び835はp−GaN層890のみを通ってエ
ッチングされており、それぞれ電流が内側のレーザダイ
オード832及び834へ流れるようにしている。Ga
N或いはAlGaN層890は、所望であれば絶縁層を
形成してもよい。
【0028】p−メタルコンタクトパッド816は、先
に図1〜図6に示されたように、多くの異なった様式で
配置されることができる。図13では、個々が独立して
アドレス可能なp−メタルコンタクトパッド816は、
p−AlGaNクラッド層225に形成された分離層
(図示せず)の窓(図示せず)を通って、レーザダイオ
ード830、832、834、及び836に接続されて
いる。本発明に従った代替的な実施形態が、図14に示
されている。図14に示される4重スポットレーザダイ
オード構造801は共通p−メタルコンタクト817を
有しており、この共通p−メタルコンタクト817は、
溝831、833、及び835とp−GaNコンタクト
層818を囲む領域と(図13を参照)をポリイミドの
ような絶縁体で埋めることによって、形成されている。
個々のレーザダイオード830、832、834、及び
836のアドレス可能性は、n−メタルコンタクト81
5、810、825、及び820によって、それぞれ確
保されている。共通p−メタルコンタクト構造は、4つ
よりも多くの近接して間隔を隔てて設けられたレーザダ
イオードに拡張されることができるが、そのためには、
図14に示されたレーザダイオード構造801に対して
レーザダイオード構造が2つ付加される毎に、1対のn
−及びp−GaN層を追加すればよい。
【0029】幾つかのレーザダイオードドライバ回路に
おいては、4重スポットレーザダイオード構造801に
対して共通n−メタルコンタクト構造を設ける方が便利
である。これは、4重スポットレーザダイオード構造8
01における全ての層の極性を逆転することによって
(図15を参照)、容易に達成される。これにより、電
流チャネル850、855、870、及び875がp型
チャネルになる。しかし、この配置は、現在のところは
窒化物レーザにとって望ましいものではない。なぜな
ら、p型GaNにおけるキャリア移動度と達成可能なド
ーピングレベルとが、n型GaNに比べて著しく低いか
らである。
【0030】本発明のある実施形態において、図15
は、サファイア基板215の上に有機金属化学的気相成
長法(MOCVD)によって成長されたInGaAlN
ヘテロ構造ウエハ900を示している。ウエハ900の
層構造は、典型的には厚さが数100nmのp−(A
l)GaN:Mg分離層890と典型的には厚さが少な
くとも1〜2μmの第2のn−GaN:Si層885と
が付加されている以外は、図7のウエハ600と同じで
ある。分離層890は、GaN層885をGaN層21
0から電気的に分離することを目的としているので、絶
縁体として成長させることもできる。n−GaN層88
5及びp−GaN分離層890の成長に引き続いて、ウ
エハ900が成長反応炉から取り出され、レーザダイオ
ード832及び834(図13を参照)が位置すること
になる領域から分離層890が選択的に除去される。分
離層890の選択的な除去の後に、エッチングされたウ
エハ900は成長反応炉に戻されて、GaN:Si層2
10、並びに図7及び図15に示すような引き続く層の
成長が行われる。この実施形態では、GaN:Si層2
10及び885は、電子濃度を1018/cm3オーダに
して高導電度を達成するようにドーピングされる。個々
のレーザダイオード830、832、834、及び83
6は、上述され且つ図8〜図12に示されるものと同様
に、エッチングされる。
【0031】n−メタルコンタクト810、815、8
20、及び825(図13及び図14を参照)は、より
上部の層を選択的に除去することによって形成される。
具体的には、n−メタルコンタクト815及び820を
形成するためには、n−GaN層210までの全ての層
を選択的に除去する必要があり、n−メタルコンタクト
810及び825を形成するためには、n−GaN層8
85までの全ての層を選択的に除去する必要がある。n
−メタルコンタクト810、815、820、及び82
5の堆積は、ウエハ900をマスクしてコンタクトメタ
ライゼーション及びリフトオフパターニングを行うこと
によって行われる。n−メタルコンタクト810、81
5、820、及び825は、典型的にはTi−Alであ
り、p−メタルコンタクトパッド816或いはパッド8
17は、典型的にはNi−Auである。
【0032】サファイア基板215の除去は、窒化物レ
ーザダイオードにとって有用である。なぜなら、基板2
15を除去することで、縦型の電気的コンタクト構造、
より良好なヒートシンク効果、及び劈開されたミラー端
面の実現を含む効果が得られるからである。
【0033】図16は、サファイア基板215の上に成
長された2重スポットInGaAlNレーザダイオード
構造1000の層構造の、サファイア基板215の除去
前の状態を示す。この層構造は、図7に示された層構造
に類似している。酸化窒化シリコン、二酸化シリコン、
或いは窒化シリコンであり得る分離体1016は、多重
量子井戸活性層230をお互いに分離すると共に、これ
らの活性層を図16に示される他の層から電気的に分離
する。2つのp−コンタクト1020は、2重スポット
レーザダイオード構造1000を形成する2つのレーザ
ダイオードへの個別の電気的コンタクトを提供する。端
面の劈開を可能にするために、活性層230の中のレー
ザ共振器は、GaN層210、665、660、65
0、640、630、620、610及び活性層230
の結晶面に垂直な方向に向けられる必要がある。2重ス
ポットレーザダイオード構造1000のためのプロセス
は、先に述べたレーザダイオード構造600のためのプ
ロセスに非常に類似している。
【0034】図17〜図22は、本発明のある実施形態
に従って、レーザリフトオフによりサファイア基板21
5を除去し、支持基板1105を使用して半導体膜(メ
ンブレム)1110を熱伝導性基板1138へ結合する
ステップを、模式的に示している。本発明のある実施形
態に従えば、半導体膜1110は、典型的にはInGa
AlN型の膜からできている。はじめに、サファイア基
板215の裏面1115を、非常にスムースな表面仕上
げになるまで研磨して、裏面1115からの光の散乱を
最小化する。研磨は、一連のダイアモンドパッドを使用
して、機械的に達成される。研磨プロセスの間に、ダイ
アモンドグリッドのサイズは、約30μmのグリッドサ
イズから0.1μmのグリッドサイズまで次第に減少す
る。研磨後の典型的な二乗平均(rms)粗さは、約2
0〜50オングストロームである。
【0035】図17では、2重スポットレーザダイオー
ド構造1000をワックス或いはエポキシ層1106を
使用して支持基板1105に搭載して、サファイア基板
215を除去してから基板1138を半導体膜1110
に結合するまでの半導体膜1110に対する支持体を得
る。図18では、サファイア基板215及び半導体膜1
110を紫外エキシマレーザ光1120に露光する。エ
キシマレーザ(図示せず)の適切な調節で、サファイア
基板215と半導体膜1110との間の界面に、薄いG
aN層1130を堆積させることができる。GaN層1
130は、GaメタルとN2とに分解する。308nm
で動作するXeClエキシマレーザについては、均質化
器(ホモジェナイザ;homogenizer)を通過
後のビームサイズ4mm×4mmのレーザエネルギー
は、約600〜750mJ/cm2の範囲であるべきで
ある。均質化器は、ガウス状レーザビームを平坦な台地
状レーザビームに変換して、ビームの均一性を改善す
る。レーザビームで領域表面をスキャンすることによっ
て、より大きい領域を露光させることができる。エキシ
マレーザは、典型的には5〜10Hzでパルス駆動さ
れ、典型的には1つのパルスで、GaN層1130の分
解を十分に達成できる。研磨された裏面1115によっ
て、GaN層1130が均一にエキシマレーザに露光さ
れる。
【0036】図19では、2重スポットレーザダイオー
ド構造1000をGaメタルの融点である約30℃まで
加熱することによって、サファイア基板215をその界
面で半導体膜1110から分離する。界面の半導体膜1
110の上に存在する残存Gaメタル層は、蒸留水と等
量の塩酸(HCl)液によって除去される。半導体膜1
110の上の界面における約0.5〜1μmのダメージ
膜は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物の中でのドライ
エッチングによって除去される。典型的には、CAIB
E或いはRIEがドライエッチングのために使用され
る。低エネルギー(約400eVよりも低い)Arイオ
ンスパッタリングがドライエッチング後に行われて、ド
ライエッチングによって生じた表面ダメージを低減す
る。
【0037】図20では、熱蒸着によるn−メタル層1
117、典型的にはチタン/アルミニウムを堆積する。
ワックス或いはエポキシ層1106を使用するとn−メ
タル層1117がアロイ化しないが、これは、ワックス
或いはエポキシの融点が、n−メタル層1117のアロ
イ化温度である約500℃よりも、典型的には十分に低
いからである。
【0038】図21を参照すると、典型的にはチタン/
金からなるメタルコンタクト層1121が、典型的には
シリコン、シリコンカーバイド、或いはダイアモンドで
ある基板1138の上に、熱蒸着或いは電子ビーム(e
−ビーム)蒸着によって堆積される。シリコンは、電気
的及び熱的に伝導性(室温で約1.5W/cmK及び1
00℃で約0.97W/cmK)の経済的な基板材料で
あり、ミラーの劈開及びシリコンドライバチップのレー
ザダイオードへの集積を可能にする。シリコンカーバイ
ドは高価な基板材料であって、電気的及び熱的に伝導性
(室温で約5W/cmK及び100℃で約3.2W/c
mK)であり、ミラーの劈開を可能にする。ダイアモン
ドは非常に高価な基板材料であって、最も良く知られた
熱伝導体(室温で約20W/cmK及び100℃で約1
5.5W/cmK)であり、メタライズされて導電性に
されることができ、且つミラーの劈開を可能にする。
【0039】他の可能な基板材料は銅であり、これは非
常に経済的で、また良好な熱伝導体である(約4W/c
mK)。銅基板材料ではミラーの劈開は不可能であり、
ミラーはエッチングされる必要がある。
【0040】典型的にはIn或いはPbSnであるはん
だ層1141が堆積されて、基板1138を半導体膜1
110に結合させる。はんだ層1141は、典型的に
は、基板1138への付着を更に良好にするためにTi
/Au層を有することができ、はんだ層1141の露出
表面の酸化を防ぐために、結合に先立って薄いAu膜が
形成されてもよい。メタルは、熱蒸着或いは電子ビーム
(e−ビーム)蒸着によって、典型的な膜厚1〜2μm
に堆積される。
【0041】図21に示されるフリップチップ結合に先
立って、半導体膜1110の垂直結晶面にシリコン、シ
リコンカーバイド、或いはダイアモンドの適切な結晶面
を整合させて、劈開を可能にする必要がある。図23
は、本発明のある実施形態に従った、劈開前の半導体膜
1110及び基板1138の関連する結晶面の望ましい
配置を示している。デバイスは、半導体膜1110の
{1−100}面及び基板1138の{111}面に沿
って劈開される。図24は、劈開後の半導体膜1110
及び基板1138の関連する結晶面を示している。劈開
された端面1295も、示されている。図25は、本発
明のある実施形態に従って、劈開前の半導体膜1110
及びシリコン基板1138の関連する結晶面の望ましい
配置を示している。図25において、シリコン基板11
38の{1−11}結晶面は、半導体膜1110の{1
−100}結晶面に並行である。この方向(オリエンテ
ーション;orientation)により、劈開後の
半導体膜1110及び基板1138の関連する結晶面を
示す図26に示されるように、シリコン基板1138の
容易な劈開が可能になる。
【0042】半導体膜1110及びシリコン基板113
8の関連する結晶面を適切に配置した後に、半導体膜1
110が基板1138に結合される。本発明のある実施
形態に従えば、はんだ層1141が結合のために使用さ
れる。はんだ層1141の組成に依存して、はんだ層1
141と基板1138とが適切な結合温度まで、酸化物
の形成を避けるためにフォーミングガス雰囲気中で加熱
される。はんだ層1141としてInが使用されるとき
には、約180℃の結合温度が典型的に使用される。は
んだ層1141の露出表面の上にPd或いはAu膜が堆
積されていなければ、加熱に先立ってフラックス或いは
塩酸液を使用して、はんだ層1141の露出表面の上に
存在している酸化物を除去してもよい。酸化物除去のた
めの他の既知の技術も、使用することができる。はんだ
層1141としてPbSnを使用するときには、約22
0℃の結合温度が典型的に使用される。はんだ層114
1の露出表面の上にAu膜が堆積されていなければ、先
述のように結合に先立って酸化物が除去されてもよい。
【0043】本発明のある実施形態に従えば、半導体膜
1110を基板1138に結合させるために、Au−A
u熱圧着結合を使用することもできる。Au−Au熱圧
着結合は、半導体膜1110と基板1138との間に、
より良好な熱的コンタクトを形成する。注意すべき点
は、Au−Au熱圧着結合を使用して基板1138を半
導体膜1110に結合させるときには、はんだ層114
1が存在しないことである。Au−Au熱圧着結合にお
ける典型的な結合温度は、約350℃である。
【0044】結合された構造1176(図22を参照)
は、結合負荷が印加された状態で約20℃まで冷却され
る。例えば、In或いはPbSnはんだと共に使用され
る結合負荷は、結合面積が25mm2であるときには約
0.2kg(約200g)である。Au−Au熱圧着結
合が使用されるときには、結合負荷は典型的には約1.
5kg/mm2(約1500g/mm2)である。図22
では、アセトン或いは他の適切な溶媒にワックス或いは
エポキシ層1106(図21を参照)を溶かすことによ
って、支持基板1105を除去している。
【0045】レーザダイオード端面1295(図24及
び図26を参照)の劈開は、シリコン、シリコンカーバ
イド、或いはダイアモンドの基板1138の端から劈開
を半導体膜1110の中に進行させることによって達成
される。或いは、レーザダイオード端面1295は、A
r/Cl2/BCl3ガス混合物の中で、CAIBEを使
用してドライエッチングされてもよい。レーザダイオー
ド端面1295は、電子ビーム(e−ビーム)蒸着を使
用してSiO2/TiO2高反射率コーティングを堆積す
ることによって、反射性にされる。
【0046】図27に示す本発明のある実施形態では、
サファイア基板215(図16を参照)が除去された4
重スポットレーザダイオード構造1000のレーザアレ
イ1350が、典型的にはシリコンをベースにしたドラ
イバチップである電子ドライバチップ1310の上に集
積されている。具体的には、図27は、レーザアレイ1
350及び電界効果トランジスタ1320の断面図を示
している。電界効果トランジスタ1320は、レーザダ
イオード構造1000への電流をスイッチングするため
に使用される。サファイア基板215(図19を参照)
の除去後に、半導体膜1110は、典型的にははんだに
よって、先述のようにドライバチップ1310に取り付
けられる。取り付けに先立って、電子ドライバチップ1
310の上には、既知の集積回路プロセス方法を使用し
てドライバ回路1325(図28を参照)が形成され
る。レーザアレイ1350をドライバ回路1325の近
くに配置することで、レーザダイオード1000の高速
変調が可能になって、多くのレーザチャネルが収納され
る。これより、本実施形態は、マルチビームレーザアレ
イ1350が使用されるプリンタ用途にて有用であり、
並列光通信の分野にも同様に適用可能である。
【0047】図29〜図34は、本発明に従って、共通
p−コンタクト1422を使用して半導体膜1110を
基板1138に結合させ、それに引き続いて、サファイ
ア基板215をレーザリフトオフを使用して除去して2
重スポットレーザ構造1400(図34を参照)を形成
するステップを、模式的に示している。基板1138
を、半導体膜1110のサファイア基板215が取り付
けられているのとは反対側へ結合させれば、優れたヒー
トシンク効果が得られる。これは、熱伝導性基板113
8が活性層230(図16を参照)から僅か1μmしか
離れていないためであり、図17〜図22に示される方
法及び構造においては、両者は4〜14μm離れてい
る。
【0048】先述のように、サファイア基板215を非
常にスムースな表面仕上げになるまで研磨して、散乱光
を最小限にする。共通p−コンタクト1422が基板1
138の上に蒸着され、その後に窒素雰囲気中で急速熱
アニールが行われる。図29は、基板1138の上の共
通p−コンタクト1422を示す。典型的には、p−コ
ンタクト1422はTi/Auである。
【0049】はんだ層1141、例えばIn或いはPb
Snが堆積されて、基板1138を半導体膜1110に
結合させる。Au−Au熱圧着結合を使用して基板11
38を半導体膜1110に結合させるときには、はんだ
層1141は使用されない。はんだ層1141は、典型
的には、基板1138への付着を更に良好にするために
Ti/Au膜を有することができて、この結果として、
はんだ層1141はTi/Au/In或いはTi/Au
/PbSnとなる。酸化を防ぐために、結合に先立って
薄いAu膜をはんだ層1141の露出表面に形成しても
よい。メタルは、熱蒸着或いは電子ビーム(e−ビー
ム)蒸着によって、典型的な膜厚1〜2μmに堆積され
る。
【0050】先述のように、半導体膜1110及びシリ
コン基板1138の関連する結晶面を適切に配置した後
に、半導体膜1110が基板1138に結合される。基
板1138は、典型的にはシリコン、シリコンカーバイ
ド、或いはダイアモンドである。はんだ層1141の組
成に依存して、はんだ層1141と基板1138とが適
切な結合温度まで、酸化物の形成を避けるためにフォー
ミングガス雰囲気中で加熱される。はんだ層1141と
してInが使用されるときには、約180℃の結合温度
が典型的に使用される。はんだ層1141の露出表面の
上にPd或いはAu膜が堆積されていなければ、加熱に
先立ってフラックス或いは塩酸液を使用して、はんだ層
1141の露出表面の上に存在している酸化物を除去し
てもよい。酸化物除去のための他の既知の技術も、使用
することができる。はんだ層1141としてPbSnを
使用するときには、約220℃の結合温度が典型的に使
用される。はんだ層1141の露出表面の上にAu膜が
堆積されていなければ、先述のように結合に先立って酸
化物が除去されてもよい。本発明のある実施形態に従っ
て、はんだ層1140に代えてAu−Au熱圧着結合を
使用するときには、典型的な結合温度は約350℃であ
る。
【0051】結合されたレーザ構造1410(図30を
参照)は、結合負荷が印加された状態で約20℃まで冷
却される。例えば、In或いはPbSnはんだと共に使
用される結合負荷は、結合面積が25mm2であるとき
には約0.2kg(約200g)である。Au−Au熱
圧着結合が使用されるときには、結合負荷は1.5kg
/mm2(1500g/mm2)である。結合の完了後
に、結合されたレーザ構造1410はエキシマレーザ光
1120に露光され、サファイア基板215と半導体膜
1110との間の界面で薄いGaN層1141が分解さ
れてGaメタルとN2とを形成する。エキシマレーザの
動作条件は、図18を参照して先に説明したものと同一
である。
【0052】図31は、結合されたレーザ構造1410
をGaメタルの融点である約30℃まで加熱することに
よる、サファイア基板215の半導体膜1110からの
リフトオフを示している。Gaメタルは、半導体膜11
10の表面から、塩酸(HCl)液(HCl:H2O=
1:1)を使用して除去される。半導体膜1110の上
の界面における約0.5〜1μmのダメージ膜は、Ar
/Cl2/BCl3ガス混合物の中でのドライエッチング
によって除去される。典型的には、CAIBE或いはR
IEがドライエッチングのために使用される。低エネル
ギー(約400eVよりも低い)Arイオンスパッタリ
ングがドライエッチング後に行われて、ドライエッチン
グによって生じた表面ダメージを低減する。
【0053】サファイア基板215のリフトオフ後に、
裏面ミラー端面1482(図34を参照)が、Ar/C
2/BCl3ガス混合物の中でCAIBE或いはRIE
を使用してドライエッチングされる。裏面ミラー端面1
482のエッチングにより、結合されたレーザ構造14
10がレーザ共振器長よりも長くなる。これは、短波長
レーザ共振器のために正面側及び裏面側の端面を両方と
も高い歩留まりで劈開することが困難であるときに、有
用である。レーザ構造1410の長さを増すことで熱抵
抗を低くすることもできるが、これは、レーザ共振器の
加熱を防ぐために効果的である。
【0054】図32は、堆積されたn−メタル層147
7を示している。n−メタル層1477は典型的にはT
i/Alであり、半導体膜1110の上に熱蒸着によっ
て堆積される。はんだ層1141が例えばIn、PbS
n、或いはAuSnであると、はんだ層1141の融点
はおよそ160〜300℃の範囲であって、これは、ア
ロイ化温度が約500℃であるn−メタル層1477の
アロイ化を防ぐ。n−メタルコンタクト1477をアロ
イ化させるために、はんだ結合に代えてAu−Au或い
はPdIn3結合を使用することもできる。n−メタル
層1477は、450〜500℃の範囲で約5分間の急
速熱アニールを使用してアロイ化される。アロイ化され
たn−メタル層1477は、アロイ化されていないn−
メタル層1477よりも接触抵抗が低い。アロイ化され
たn−メタル層1477を有するデバイスの動作電圧
は、典型的には、アロイ化されていないn−メタル層1
477を有するデバイスよりも1〜2V低い。引き続い
て、n−コンタクトパッド1478(図34を参照)、
典型的にはTi/Auが、n−メタル層1477の上に
熱蒸着によって堆積される。n−コンタクトパッド14
78のAu表面は、ワイヤボンディングのための結合表
面として機能し、n−コンタクトパッド1478のTi
底面は、付着を改善するために使用される。
【0055】図33は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合
物の中でCAIBE或いはRIEによるドライエッチン
グを使用した、n−メタル層1477及び半導体膜11
10を2つの部分に分離するトレンチ1433の形成を
示す。正面ミラー端面1481は、基板1138の端か
ら図34の線1498に沿って劈開を進行させることに
よって、劈開される。或いは、正面ミラー端面1481
は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物の中でのCAIB
E或いはRIEによるドライエッチングを使用して形成
されることもできる。裏面ミラー端面1482は、基板
1138の端から図34の線1499に沿って劈開を進
行させることによって、劈開される。裏面ミラー端面1
482を、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物の中でのC
AIBE或いはRIEによるドライエッチングを使用し
て形成してもよい。引き続いて、SiO2/TiO2高反
射率コーティングが、正面ミラー端面1481及び裏面
ミラー端面1482の上に電子ビーム(e−ビーム)蒸
着を使用して形成される。
【0056】図35〜図39は、本発明に従って、共通
n−コンタクトを使用して半導体膜1110を基板11
38に結合させ、サファイア基板215をレーザリフト
オフを使用して除去して2重スポットレーザ構造151
0(図39を参照)を形成するステップを、模式的に示
している。典型的には、基板1138はシリコン、シリ
コンカーバイド、或いはダイアモンドである。これらの
何れによっても、サファイア基板215によって得られ
るヒートシンク効果よりも優れたヒートシンク効果が得
られる。サファイアの熱伝導率は、室温で僅かに約0.
46W/cmKであり、100℃では約0.32W/c
mKまで低下する。前述のように、サファイア基板21
5の裏面1115を非常にスムースな表面仕上げになる
まで研磨して、散乱光を最小限にする。
【0057】図35は、デバイスのパッケージングの前
に基板1138の裏面側に堆積された、典型的にはTi
/Auであるメタル結合層1522を示している。誘電
体分離層1509が、例えばPECVDを使用して、基
板1138の正面側に堆積される。誘電体分離層150
9は、典型的には酸化窒化シリコン、二酸化シリコン、
或いは窒化シリコン材料から形成されている。基板11
38がダイアモンド或いは半絶縁性SiCのような絶縁
性材料でできていれば、誘電体分離層1509は必要な
い。メタルコンタクトパッド1530は誘電体分離層1
509の上に堆積されるが、基板1138が絶縁性であ
れば、基板1138の上に堆積される。メタルコンタク
トパッド1530は、典型的には、熱蒸着或いは電子ビ
ーム(e−ビーム)蒸着によって堆積されたTi/Au
膜であって、Ti膜は厚さ30nm(300オングスト
ローム)、Au膜は厚さ1〜2μmである。メタルコン
タクトパッド1530のパターニングにあたっては、半
導体膜1110の縦方向の結晶面が図36に示すアセン
ブリ上の基板1138の適当な結晶面(図23〜図26
を参照)に並行になって、劈開が可能になるように注意
する必要がある。
【0058】パターニングされたはんだ層1541がメ
タルコンタクトパッド1530の上に堆積されて、基板
1138を半導体膜1110に結合させる。Au−Au
熱圧着結合を使用して基板1138を半導体膜1110
に結合させるときには、はんだ層1541は使用されな
い。はんだ層1541は、典型的には、基板1138へ
の付着を更に良好にするためにTi/Au膜を有するこ
とができて、この結果として、層1541はTi/Au
/In或いはTi/Au/PbSnとなる。酸化を防ぐ
ために、結合に先立って薄いAu膜をはんだ層1541
の露出表面に形成してもよい。メタルは、熱蒸着或いは
電子ビーム(e−ビーム)蒸着によって、典型的な膜厚
1〜2μmに堆積される。
【0059】はんだ層1541の組成に依存して、はん
だ層1541と基板1138とが適切な結合温度まで、
酸化物の形成を避けるためにフォーミングガス雰囲気中
で加熱される。はんだ層1541としてInが使用され
るときには、約180℃の結合温度が典型的に使用され
る。はんだ層1541の露出表面の上にPd或いはAu
膜が堆積されていなければ、加熱に先立ってフラックス
或いは塩酸液を使用して、はんだ層1541の露出表面
の上に存在している酸化物を除去してもよい。酸化物除
去のための他の既知の技術も、使用することができる。
はんだ層1541としてPbSnを使用するときには、
約220℃の結合温度が典型的に使用される。Au−A
u熱圧着結合を使用するときには、典型的な結合温度は
約350℃である。はんだ層1541の露出表面の上に
Au膜が堆積されていなければ、先述のように結合に先
立って酸化物を除去してもよい。
【0060】結合されたレーザ構造1510(図36を
参照)は、結合負荷が印加された状態で約20℃まで冷
却される。例えば、In或いはPbSnはんだと共に使
用される結合負荷は、結合面積が25mm2であるとき
には約0.2kg(約200g)である。Au−Au熱
圧着結合が使用されるときには、結合負荷は典型的には
約1.5kg/mm2(約1500g/mm2)である。
Au−Au熱圧着結合は、はんだ結合よりも、非常に高
い結合負荷を必要とする。Au−Au熱圧着結合によれ
ば約3.18W/cmKの優れた熱伝導率が得られるの
に対して、Inはんだ及びPbSnはんだでは、それぞ
れ約0.87W/cmK及び約0.4W/cmKの熱伝
導率しか得られない。結合の完了後に、レーザ構造15
10はエキシマレーザ光1120に露光され、サファイ
ア基板215と半導体膜1110との間の界面で薄いG
aN層1141が分解されてGaメタルとN2とを形成
する。エキシマレーザの動作条件は、図18を参照して
先に説明したものと同一である。
【0061】図37は、レーザ構造1510(図36を
参照)をGaメタルの融点である約30℃まで加熱する
ことによる、サファイア基板215の半導体膜1110
からのリフトオフを示している。Gaメタルは、半導体
膜1110の表面から、塩酸(HCl)液(HCl:H
2O=1:1)を使用して除去される。半導体膜111
0の上の界面における約0.5〜1μmのダメージ膜
は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物の中でのドライエ
ッチングによって除去される。典型的には、CAIBE
或いはRIEがドライエッチングのために使用される。
低エネルギー(約400eVよりも低い)Arイオンス
パッタリングがドライエッチング後に行われて、ドライ
エッチングによって生じた表面ダメージを低減する。
【0062】サファイア基板215のリフトオフ後に、
裏面ミラー端面1582(図39を参照)を、Ar/C
2/BCl3ガス混合物の中でCAIBE或いはRIE
を使用してドライエッチングしてもよい。裏面ミラー端
面1582のエッチングにより、2重スポットレーザ構
造1510がレーザ共振器長よりも長くなる。これは、
短波長レーザ共振器のために正面側及び裏面側の端面を
両方とも高い歩留まりで劈開することが困難であるとき
に、有用である。レーザ構造1510をレーザ共振長よ
りも長くすることで熱抵抗を低くすることもできるが、
これは、レーザ共振器の過熱を防ぐために効果的であ
る。
【0063】図38は、熱蒸着による半導体膜1110
の上へのn−メタル層1577の堆積を示している。n
−メタル層1577は、典型的にはTi/Alである。
はんだ層1541がIn、PbSn、或いはAuSnで
あると、はんだ層1541の融点はおよそ160〜30
0℃の範囲であって、これは、アロイ化温度が約500
℃であるn−メタル層1577のアロイ化を防ぐ。n−
メタル層1577をアロイ化させるために、はんだ結合
に代えてAu−Au或いはPdIn3結合を使用するこ
ともできる。n−メタル層1577は、450〜500
℃の範囲で約5分間の急速熱アニールを使用してアロイ
化される。前述のように、アロイ化されたn−メタル層
1577は、アロイ化されていないn−メタル層157
7よりも接触抵抗が低い。引き続いて、n−コンタクト
パッド1578(図39を参照)、典型的にはTi/A
uが、n−メタル層1577の上に熱蒸着を使用して堆
積される。n−コンタクトパッド1578のAu表面
は、ワイヤボンディングのための結合表面として機能
し、n−コンタクトパッド1578のTi底面は、付着
を改善するために使用される。
【0064】図39は、個別の2重スポットレーザデバ
イスを形成するためのウエハの劈開に先立つ、2重スポ
ットレーザ構造1510の上面図を示す。正面ミラー端
面1581は、基板1138(図23〜図26及び図3
5を参照)の端から図39の線1598に沿って劈開を
進行させることによって、劈開される。或いは、正面ミ
ラー端面1581は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物
の中でのCAIBE或いはRIEによるドライエッチン
グを使用して形成されてもよい。裏面ミラー端面158
2は、基板1138(図23〜図26及び図35を参
照)の端から図39の線1599に沿って劈開を進行さ
せることによって、劈開される。或いは、裏面ミラー端
面1582は、Ar/Cl2/BCl3ガス混合物の中で
のCAIBE或いはRIEによるドライエッチングを使
用して形成されてもよい。引き続いて、SiO2/Ti
2高反射率コーティングが、正面ミラー端面1581
及び裏面ミラー端面1582の上に電子ビーム(e−ビ
ーム)蒸着を使用して形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造のレイアウトの上面図であ
る。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造のレイアウトの上面図であ
る。
【図4】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造のレイアウトの上面図であ
る。
【図5】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造のレイアウトの上面図であ
る。
【図6】 図5の断面図である。
【図7】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造の各層を示す断面図であ
る。
【図8】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造の製造ステップを示す断面
図である。
【図9】 本発明に従ったある実施形態における4重ス
ポットレーザダイオード構造の製造ステップを示す断面
図である。
【図10】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造の製造ステップを示す断
面図である。
【図11】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造の製造ステップを示す断
面図である。
【図12】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造の製造ステップを示す断
面図である。
【図13】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造を示す断面図である。
【図14】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造を示す断面図である。
【図15】 本発明に従ったある実施形態における4重
スポットレーザダイオード構造の各層を示す断面図であ
る。
【図16】 本発明に従ったある実施形態における2重
スポットレーザダイオード構造を示す断面図である。
【図17】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図18】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図19】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図20】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図21】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図22】 本発明に従ったある実施形態における、2
重スポットレーザ構造からのサファイア成長基板の除去
及び熱伝導性基板の付加ステップを示す断面図である。
【図23】 シリコン及びInGaAlN膜の結晶面を
示す図である。
【図24】 本発明に従ったある実施形態におけるIn
GaAlN膜の劈開端面を示す図である。
【図25】 シリコン及びInGaAlN膜の結晶面を
示す図である。
【図26】 本発明に従ったある実施形態におけるIn
GaAlN膜の劈開端面を示す図である。
【図27】 本発明に従ったある実施形態における、電
子ドライバチップ上への窒化物レーザアレイの集積を示
す断面図である。
【図28】 本発明に従ったある実施形態における、電
子ドライバチップ上に形成された回路を示す図である。
【図29】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図30】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図31】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す図である。
【図32】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図33】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図34】 本発明に従ったある実施形態における、共
通p−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す上面図である。
【図35】 本発明に従ったある実施形態における、共
通n−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図36】 本発明に従ったある実施形態における、共
通n−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図37】 本発明に従ったある実施形態における、共
通n−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図38】 本発明に従ったある実施形態における、共
通n−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【図39】 本発明に従ったある実施形態における、共
通n−コンタクトを有する2重スポットレーザ構造から
のサファイア基板の除去及び熱伝導性基板の付加ステッ
プを示す断面図である。
【符号の説明】
100 レーザダイオード構造、120,125 n−
メタルコンタクト、110,115,130,135
p−メタルコンタクト、145,146,147,14
8 レーザダイオード、150,155 切れ込み(ノ
ッチ)、215サファイア基板、230 活性層、10
20 p−コンタクト、1105 支持基板、1110
半導体膜、1138 基板、1117 メタル層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/277328 (32)優先日 平成11年3月26日(1999.3.26) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 デビッド ピー ボウ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 クパ ーチノ ベル エア コート 11092 (72)発明者 ピン メイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロ アルト ヴィルク ウェイ 4276 アパ ートメント ディー (72)発明者 リンダ ティ ロマノ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サニ ーベール ウェストチェスター ドライブ 1055

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化物レーザダイオードアレイの構造で
    あって、 複数の活性層を含み且つ第1の結晶面を有している半導
    体膜と、 第2の結晶面を有し且つ前記半導体膜を支持し、前記熱
    伝導性基板と前記複数の活性層との間の熱的な結合を強
    化する熱圧着結合によって前記半導体膜に取り付けられ
    ている熱伝導性基板と、 前記半導体膜と前記熱伝導性基板との間に設けられたメ
    タル層と、 前記レーザダイオードアレイを電気的にバイアスする複
    数の電極と、 を備えていることを特徴とする窒化物レーザダイオード
    アレイの構造。
  2. 【請求項2】 窒化物レーザダイオードアレイ構造の製
    造方法であって、 第1の側の上に取り付けられた絶縁性基板を有する半導
    体膜を準備するステップと、 前記半導体膜の第2の側に支持基板を取り付けるステッ
    プと、 前記半導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去
    するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置する
    ステップと、 前記半導体膜の前記第1の側に熱伝導性基板を取り付け
    るステップと、 前記半導体膜の前記第2の側から前記支持基板を除去す
    るステップと、を含むことを特徴とする窒化物レーザダ
    イオードアレイ構造の製造方法。
  3. 【請求項3】 窒化物レーザダイオードアレイ構造の製
    造方法であって、 第1の結晶面を有し、第1の側に取り付けられた絶縁性
    基板と第2の側に取り付けられた複数の電極とを有する
    半導体膜を準備するステップと、 前記半導体膜の前記第2の側に支持基板を取り付けるス
    テップと、 前記半導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去
    するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置する
    ステップと、 前記半導体膜の前記第1の側に、第2の結晶面を有する
    熱伝導性基板を、前記第1及び第2の結晶面が整合する
    ように取り付けるステップと、 前記半導体膜の前記第2の側から前記支持基板を除去す
    るステップと、を含むことを特徴とする窒化物レーザダ
    イオードアレイ構造の製造方法。
  4. 【請求項4】 窒化物レーザダイオードアレイ構造の製
    造方法であって、 第1の側の上に取り付けられた絶縁性基板を有する半導
    体膜を準備するステップと、 前記半導体膜の第2の側に熱導電性基板を取り付けるス
    テップと、 前記半導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去
    するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置する
    ステップと、を含むことを特徴とする窒化物レーザダイ
    オードアレイ構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 窒化物レーザダイオードアレイ構造の製
    造方法であって、 第1の結晶面を有し、第1の側に取り付けられた絶縁性
    基板と第2の側に取り付けられた複数の電極とを有する
    半導体膜を準備するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側に、第2の結晶面を有する
    熱伝導性基板を、前記第1及び第2の結晶面が整合する
    ように取り付けるステップと、 前記半導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去
    するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置する
    ステップと、を含むことを特徴とする窒化物レーザダイ
    オードアレイ構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 窒化物レーザダイオードアレイ構造の製
    造方法であって、 第1の結晶面を有し、第1の側に取り付けられた絶縁性
    基板と第2の側に取り付けられた複数の電極とを有する
    半導体膜を準備するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側に、第2の結晶面を有する
    熱伝導性基板を、前記第1及び第2の結晶面が整合する
    ように取り付けるステップと、 前記半導体膜の前記第1の側から前記絶縁性基板を除去
    するステップと、 前記半導体膜の前記第1の側の上にメタル層を配置する
    ステップと、 前記メタル層及び前記半導体膜を2つの分離された部分
    に分けるトレンチを、前記メタル層及び前記半導体膜を
    通ってエッチングするステップと、を含むことを特徴と
    する窒化物レーザダイオードアレイ構造の製造方法。
JP11364118A 1998-12-30 1999-12-22 成長基板が除去された窒化物レ―ザダイオ―ドの構造及び窒化物レ―ザダイオ―ドアレイ構造の製造方法 Pending JP2000196197A (ja)

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US09/223112 1999-03-26
US09/277328 1999-03-26
US09/276856 1999-03-26
US09/276913 1999-03-26
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